JP2014043706A - 間仕切システム - Google Patents

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Abstract

【課題】遮音性能及び耐火性能が優れた間仕切システムを提供する。
【解決手段】壁(50)及び開口された開口部(60)が間に形成される互いに隣接した一対の部屋において開口部を塞ぐための間仕切システム(100)は、周囲に遮音パッキン(111)を有し開口部を塞ぐための仕切パネル(110)と、壁に設置され仕切パネルを収納する収納部(140)と、不燃材料により形成され開口部の一方の部屋側の周囲の少なくとも一部に配置され開口部が仕切パネルにより塞がれる際に仕切パネルがはめ込まれる枠部(130)と、を有し、仕切パネルが壁に平行に収納部から引き出されさらに一方の部屋側に動かされることにより枠部にはめ込まれて開口部を塞ぎ、仕切パネルが開口部にはめ込まれたときに枠部が部屋から見えなくなるように遮音パッキンを覆い、遮音パッキンが開口部の周囲又は枠部に接することにより開口部を塞いで一対の部屋を互いに遮音する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ホテルやオフィスの室内を仕切る移動式の間仕切システムに関し、特に、遮音性能及び防火性能に優れた間仕切システムに関する。
ホテル等では、ビジネス客が多い時期には一人用の部屋が多く必要であり、長期休暇の時期には家族連れのため多人数が宿泊できる大きな部屋が多く必要となる。そこで、2つの部屋が廊下側でなく、隣接する壁が開口されて形成される開口部でつながった部屋が形成される場合がある。特許文献1は、開口部を仕切パネルで塞ぐことによりこれらの部屋を2つの部屋として使用することができ、また、開口部から仕切パネルを外すことによりこれらの部屋を1つの部屋として使用することができる旨を開示している。また、仕切パネルの周りに遮音パッキンを形成することにより、開口部を仕切パネルで塞いだときの遮音性能を上げる旨を示している。
実用新案登録第3170713号
しかし、特許文献1の仕切パネルにおいても遮音性能が不十分な場合があり、さらに遮音性能を向上させたい要望がある。また、火に弱い遮音パッキンが部屋側に露出することにより、仕切パネルの耐火性能が落ちる場合がある。
本発明では、遮音性能及び耐火性能に優れた間仕切システムを提供することを目的とする。
第1観点の間仕切システムは、壁及び開口された開口部が間に形成される互いに隣接した一対の部屋において開口部を塞ぐための間仕切システムであって、周囲に遮音パッキンを有し開口部を塞ぐための仕切パネルと、壁に設置され仕切パネルを収納する収納部と、不燃材料により形成され開口部の一方の部屋側の周囲の少なくとも一部に配置され開口部が仕切パネルにより塞がれる際に仕切パネルがはめ込まれる枠部と、を有し、仕切パネルが壁に平行に収納部から引き出されさらに一方の部屋側に動かされることにより枠部にはめ込まれて開口部を塞ぎ、仕切パネルが開口部にはめ込まれたときに枠部が部屋から見えなくなるように遮音パッキンを覆い、遮音パッキンが開口部の周囲又は枠部に接することにより開口部を塞いで一対の部屋を互いに遮音する。
第2観点の間仕切システムは、第1観点において、枠部が開口部の周りを囲むように形成されている。
第3観点の間仕切システムは、第1観点から第2観点において、2枚の仕切パネルを有し、壁が一対の部屋を仕切るように開口部の両側にそれぞれ形成され、各仕切パネルを収納する収納部が各壁にそれぞれ形成され、各仕切パネルが壁に平行に連結された後に開口部を塞ぐ。
第4観点の間仕切システムは、第1観点から第2観点において、2枚の仕切パネルを有し、壁が一対の部屋を仕切るように開口部の両側にそれぞれ形成され、各仕切パネルを収納する収納部が各壁にそれぞれ形成され、枠部が開口部の他方の部屋側の周囲の少なくとも一部にも配置され、各仕切パネルが各枠部にそれぞれはめ込まれることにより開口部を塞ぐ。
第5観点の間仕切システムは、第1観点から第4観点において、遮音パッキンの一部が仕切パネルの上面及び下面に形成されて上下方向に移動し、仕切パネルが開口部を塞ぐ際に上面及び下面に形成された遮音パッキンをそれぞれ上方及び下方に移動して仕切パネルを固定する。
第6観点の間仕切システムは、第1観点から第5観点において、仕切パネルが、仕切パネルの部屋に面しない側面に形成されて壁に平行に移動するスライド部を有し、遮音パッキンの一部がスライド部に形成され、仕切パネルが開口部を塞ぐ際にスライド部を移動させて遮音パッキンを枠部に接触させて仕切パネルを固定する。
第7観点の間仕切システムは、第2観点において、遮音パッキンが仕切パネルの一方の部屋側の面の周囲に形成され、遮音パッキンが枠部に密着することにより開口部が塞がれる。
第8観点の間仕切システムは、第1観点から第7観点において、開口部を塞ぐ仕切パネルの各部屋側にそれぞれ配置され、枠部及び仕切パネルを隠すための化粧パネルを有する。
第9観点の間仕切システムは、第8観点において、化粧パネルが、引き戸、開き戸、折戸、又はこれらの機能を組み合わせたパネルである。
本発明の間仕切システムによれば、遮音性能及び耐火性能を向上させることができる。
(a)は、開口部60が開口されている間仕切システム100の概略図である。 (b)は、図1(a)の水平方向の断面図である。 (c)は、部屋20側から見た図1(a)における間仕切システム100の概略図である。 (a)は、開口部60が仕切パネル110で塞がれた間仕切システム100の概略図である。 (b)は、図2(a)の水平方向の断面図である。 (c)は、部屋20側から見た図2(a)における間仕切システム100の概略図である。 (a)は、図1(b)のA−A断面図である。 (b)は、図2(b)のB−B断面図である。 (a)は、開口部60が化粧パネル120で塞がれた間仕切システム100の概略図である。 (b)は、図4(a)の水平方向の断面図である。 (c)は、部屋20側から見た図4(a)における間仕切システム100の概略図である。 (a)は、枠部130及び仕切パネル210の部分断面図である。 (b)は、遮音パッキン211が枠部130に押し当てられた状態の枠部130及び仕切パネル210の部分断面図である。 (a)は、枠部130及び仕切パネル210aの部分断面図である。 (b)は、遮音パッキン211aが枠部130に押し当てられた状態の枠部130及び仕切パネル210aの部分断面図である。 (c)は、枠部130及び仕切パネル210bの部分断面図である。 (d)は、遮音パッキン211bが枠部130に押し当てられた状態の枠部130及び仕切パネル210bの部分断面図である。 (a)は、枠部130及び仕切パネル210cの部分断面図である。 (b)は、遮音パッキン211cが枠部130に押し当てられた状態の枠部130及び仕切パネル210cの部分断面図である。 (c)は、仕切パネル210cの上部の部分断面図である。 (d)は、仕切パネル210cの下部の部分断面図である。 (a)は、部屋20側から見た間仕切システム300の概略図である。 (b)は、間仕切システム300の垂直方向の断面図である。 (a)は、間仕切システム400の水平方向の断面図である。 (b)は、図9(a)のC−C断面図である。 (a)は、開口部60が開口された状態の間仕切システム500の水平方向の断面図である。 (b)は、開口部60が塞がれた状態の間仕切システム500の水平方向の断面図である。 (a)は、開口部660が開口された状態の間仕切システム600の水平方向の断面図である。 (b)は、開口部660が塞がれた状態の間仕切システム600の水平方向の断面図である。 (a)は、仕切パネル610aの+X軸側端部及び仕切パネル610bの−X軸側端部の部分断面図である。 (b)は、図11(b)の点線77の部分断面図である。 (a)は、開口部60が開口した状態の間仕切システム700の水平方向の概略断面図である。 (b)は、開口部60が塞がれた間仕切システム700の水平方向の概略断面図である。 (a)は、開口部60が開口している間仕切システム800の水平方向の概略断面図である。 (b)は、開口部60が塞がれた間仕切システム800の水平方向の概略断面図である。 (a)は、開口部60が開口している間仕切システム900の水平方向の概略断面図である。 (b)は、化粧パネル920が開く途中の間仕切システム900の水平方向の概略断面図である。 (c)は、開口部60が塞がれた間仕切システム900の水平方向の概略断面図である。
以下、本発明の好適な実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明の範囲は以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
(第1実施形態)
<間仕切システム100の構成>
図1(a)は、開口部60が開口されている間仕切システム100の概略図である。図1(a)では、右側手前に床面30及び天井面40を有する部屋10が示され、左側の奥に部屋20が示されている。部屋10と部屋20とは隣接した一対の部屋となっている。部屋10と部屋20との間には、壁50(図1(b)参照)及び部屋10と部屋20との間に形成され互いの部屋を往来するために開口されている開口部60が形成されている。間仕切システム100は、開口部60を塞ぐことにより互いに隣接する2つの部屋の間を仕切り、又は開口部60を開口することにより互いに隣接する2つの部屋の間を繋げて1つの部屋として使用するためのシステムである。図1(a)では、開口部60が開口されている状態が示されている。また、図1(a)には、壁50(図1(b)参照)に沿って配置され、間仕切システム100の一部である化粧パネル120が示されている。以下の説明では、床面30から天井面40に向かう方向を+Z軸方向、部屋20から部屋10へ向かう方向を+Y軸方向、化粧パネル120に平行な方向でありY軸方向及びZ軸方向に垂直な方向をX軸方向として説明する。
図1(b)は、図1(a)の水平方向の断面図である。図1(b)には、部屋10と部屋20との間に形成されている壁50、及び壁50の一部が開口されることにより形成される開口部60が示されている。また、開口部60の−X軸側の壁50に沿って、仕切パネル110及び化粧パネル120が配置されている。仕切パネル110は壁50の間に形成される収納部140に収納されており、化粧パネル120は壁50の部屋10側及び部屋20側にそれぞれ配置されている。また、開口部60の部屋20側には、枠部130が形成されている。間仕切システム100は、仕切パネル110と、化粧パネル120と、枠部130と、を含んで形成されている。仕切パネル110は、収納部140に収納された状態から+X軸方向に引き出され(矢印70)、その後、部屋20側に動かされて(矢印71)枠部130にはめ込まれることにより、開口部60を塞ぐ。
図1(c)は、部屋20側から見た図1(a)における間仕切システム100の概略図である。枠部130は、開口部60の部屋20側の側面及び上部に沿って開口部60を囲むように形成されている。また、枠部130は不燃材料により形成されている。
図2(a)は、開口部60が仕切パネル110で塞がれた間仕切システム100の概略図である。間仕切システム100により開口部60を塞ぐ場合には、まず、仕切パネル110により開口部60が塞がれる。図2(a)では、仕切パネル110が収納部140より引き出されて開口部60が塞がれた状態が示されている。
図2(b)は、図2(a)の水平方向の断面図である。仕切パネル110は、図1(b)の矢印70及び矢印71に従って動かされて枠部130にはめ込まれる。仕切パネル110の+X軸側及び−X軸側の側面には遮音パッキン111が形成されており、仕切パネル110の遮音パッキン111が枠部130に接して枠部130にはめ込まれることで仕切パネル110が枠部130に固定され、部屋10と部屋20との間の遮音性能が向上される。仕切パネル110は、例えば炭素鋼、ステンレス鋼、合金鋼を含む鉄鋼材料、又はアルミニウム、真鍮などの金属材料等の不燃材料により形成される。また、仕切パネル110は、不燃材料により形成されなくとも、表面を不燃材料により覆って使用しても良い。
図2(c)は、部屋20側から見た図2(a)における間仕切システム100の概略図である。枠部130にはめ込まれた仕切パネル110は、遮音パッキン111及び仕切パネル110の上面に形成される遮音パッキン114(図3(b)参照)が部屋20側から見えないように覆われる。遮音パッキンは、例えば樹脂又は天然ゴム等の火に弱い素材により形成されることが多い。しかし、図2(c)に示されるように、火に弱い遮音パッキン111及び遮音パッキン114が枠部130により隠されることで、間仕切システム100の耐火性能が向上する。
図3(a)は、図1(b)のA−A断面図である。仕切パネル110は壁50に挟まれた収納部140に収納されている。仕切パネル110の上面には仕切パネル110をスライドさせるためのランナー116が配置されており、ランナー116は天井面40に取り付けられたガイドレール151に保持されている。また、仕切パネル110の上面及び下面には遮音パッキン114が配置されている。仕切パネル110が収納部140に収納されているときには、仕切パネル110の移動の妨げにならないように、遮音パッキン114は床面30及び天井面40に接触していない。また、化粧パネル120の上面にはランナー121が配置されており、ランナー121はガイドレール152に保持されている。化粧パネル120の下面にはガイドローラ122が配置されており、ガイドローラ122は化粧パネル120の移動を補助している。
図3(b)は、図2(b)のB−B断面図である。図3(b)に示される仕切パネル110は、枠部130にはめ込まれた状態になっている。仕切パネル110は仕切パネル110が枠部130に収まった後に、仕切パネル110の上面及び下面に配置された遮音パッキン114をそれぞれ上方及び下方に動かして遮音パッキン114をそれぞれ天井面40及び床面30に接触させる。これにより、仕切パネル110の+Z軸側及び−Z軸側における隙間が遮音パッキン114で塞がれるため、部屋10と部屋20との間の遮音性能が向上される。また、枠部130が、仕切パネル110の上面に取り付けられた遮音パッキン114を部屋20側に対して隠すように形成されている。このような遮音パッキン114は、例えば、仕切パネル110の内部に形成される駆動軸115に繋がって形成される。駆動軸115は上下固定部118に繋げられており、仕切パネル110の側面に取り付けられているパネルカバー117を取り外し、上下固定部118をスパナ等の工具を使用して回転させ駆動軸115を上下に動かすことで、遮音パッキン114を上下に移動させることができるようにすることができる。また、遮音パッキン114は、仕切パネル110にハンドル(不図示)を取り付けてハンドルを回転させることにより、遮音パッキン114を上下に移動させるように形成されても良い。
図4(a)は、開口部60が化粧パネル120で塞がれた間仕切システム100の概略図である。化粧パネル120は、仕切パネル110、枠部130、及び収納部140等の間仕切システム100の一部を隠すためのパネルである。仕切パネル110、枠部130、及び収納部140等が見えている状態では室内の美観が損なわれる。また、仕切パネル110が見えている状態では隣室と通じていることが明らかとなるため、隣室の宿泊者が気になり、部屋の居心地が悪くなる場合がある。化粧パネル120には、仕切パネル110、枠部130、及び収納部140等を隠すことにより、隣室との間に開口部60が形成されていることを宿泊客に認識させないようにすることで部屋の居住性を向上させることを目的としている。図4(a)では、化粧パネル120により仕切パネル110が部屋10から見えないように隠された状態が示されている。
図4(b)は、図4(a)の水平方向の断面図である。化粧パネル120は引き戸であり、図2(b)の位置から+X軸方向に引かれて移動させられることにより、仕切パネル110の部屋10側及び部屋20側にそれぞれ配置される。これにより、部屋10側及び部屋20側から仕切パネル110が隠されることになる。
図4(c)は、部屋20側から見た図4(a)における間仕切システム100の概略図である。部屋20においても化粧パネル120により、枠部130及び仕切パネル110が隠されている。化粧パネル120は鍵(不図示)がかけられるなどすることにより、容易に動かないように固定されることが望ましい。また、化粧パネル120の部屋側の側面にハンガー、フックを設ける等のことにより、化粧パネル120がより機能的に利用されても良い。
間仕切システム100は、上記のように、隣接した部屋の間に開口部60を形成して2つの部屋を1つの部屋として使用することができる(図1(a)参照)。また、開口部60を仕切パネル110及び化粧パネル120により塞いで仕切ることにより、隣接した部屋をそれぞれ異なる宿泊客に使用させることができる(図3(a)参照)。このとき、仕切パネル110により隣接した部屋は仕切パネル110及び遮音パッキン111、114により互いに遮音される。また、仕切パネル110の上面及び下面に形成される遮音パッキン114が天井面30及び床面40に強く押し当てられ、仕切パネル110が枠部130にきっちりとはめ込まれて遮音パッキン111が枠部130に強く押し当てられる場合には、部屋10と部屋20との間の隙間がより多く塞がれるため遮音性能が向上する。また仕切パネル110は音と共に煙も通しにくい。そのため、仕切パネル110及び枠部130を不燃材料により構成する、又は表面を不燃材料により覆うこと等により仕切パネル110を防煙壁とすることができる。
一方、間仕切システム100では、火に弱い遮音パッキン111、114が枠部130で隠されている。そのため、遮音パッキン111、114が隠されている部屋20で火災等が発生した場合でも、遮音パッキン111、114が枠部130で守られているため、部屋20から部屋10への火災の延焼の時間を遅らせることができる。すなわち、間仕切システム100では防火性能が向上されている。
(第2実施形態)
間仕切システムでは、仕切パネルの遮音パッキンを枠部等に強く押し当てることで開口部60の隙間をさらに無くし、遮音性能を向上させることができる。以下に遮音性能が向上された間仕切システム200について説明する。また、以下の説明では、第1実施形態と同じ部分に関しては同じ記号を付してその説明を省略する。
<間仕切システム200の構成>
図5(a)は、枠部130及び仕切パネル210の部分断面図である。図5(a)は、図2(b)の点線72に相当する箇所の間仕切システム200における断面図である。間仕切システム200は、仕切パネル210と、化粧パネル120と、枠部130と、を含んでいる。仕切パネル210の+X軸側及び−X軸側の側面にはX軸方向に可動のスライド部212が形成されている。スライド部212はZ軸方向に仕切パネル210と同じ長さに形成されており、その側面には遮音パッキン211が形成されている。仕切パネル210は、図1(b)に示された仕切パネル110と同様に、収納部140から+X軸方向に引き出され(矢印70)、−Y軸方向に移動させられる(矢印71)ことにより枠部130にはめ込まれる。仕切パネル210が枠部130にはめ込まれた時点では、スライド部212の側面に形成される遮音パッキン211が枠部130に接触しない。そのため、仕切パネル210を容易に枠部130にはめ込むことができる。
図5(b)は、遮音パッキン211が枠部130に押し当てられた状態の枠部130及び仕切パネル210の部分断面図である。図5(b)では、仕切パネル210の−X軸側のスライド部212が−X軸方向に動かされることにより遮音パッキン211が枠部130に押し当てられている。また、仕切パネル210の+X軸側のスライド部212(不図示)も+X軸方向に動かされることにより遮音パッキン211が枠部130に押し当てられる。これらのスライド部212は、仕切パネル210の内部に形成される駆動軸213に接続されている。図3(b)の駆動軸115と同様に、駆動軸213をスパナ等の工具を使用して、又はハンドルを取り付けるなどしてX軸方向に駆動させることにより、スライド部213を動かすことができる。
間仕切システム200では、遮音パッキン211を枠部130に強く押し当てて仕切パネル210を保持することによって、開口部60をより密封するように塞ぐことができる。そのため、仕切パネル210による遮音性能が向上される。
<仕切パネル210a、仕切パネル210bの構成>
仕切パネル210では、スライド部と仕切パネルの本体との間の隙間が密閉されることにより、さらに仕切パネルの遮音性能を向上することができる。以下に、スライド部と仕切パネルの本体との間の隙間が密閉される仕切パネル210a及び仕切パネル210bについて説明する。
図6(a)は、枠部130及び仕切パネル210aの部分断面図である。図6(a)に示される仕切パネル210aは、図5(a)に示される仕切パネル210と同様の部分の断面図が示されている。仕切パネル210aは、X軸方向に可動のスライド部212aを有している。スライド部212aには、枠部130に押し当てられるための遮音パッキン211aが形成されている。また、仕切パネル210aの本体には遮音パッキン214が形成され、スライド部212aには遮音パッキン215が形成されている。遮音パッキン214及び遮音パッキン215はともに仕切パネル210aの本体内部に配置されており、遮音パッキン211aが枠部130に接していない場合には、遮音パッキン214と遮音パッキン215とは互いに接していない。
図6(b)は、遮音パッキン211aが枠部130に押し当てられた状態の枠部130及び仕切パネル210aの部分断面図である。仕切パネル210aが枠部130にはめ込まれた状態で、スライド部212aが駆動軸213により仕切パネル210aのX軸方向外側に押し出される。これにより、遮音パッキン211aが枠部130に強く押し当てられる。これと同時に、遮音パッキン214と遮音パッキン215とが互いに強く押し当てられる。遮音パッキン214と遮音パッキン215とが互いに強く押し当てられることによりスライド部212aと仕切パネル210aの本体との間が密封されるため、仕切パネル210aの遮音性能が向上される。
図6(c)は、枠部130及び仕切パネル210bの部分断面図である。仕切パネル210bは、X軸方向に可動のスライド部212b、スライド部212bに形成され枠部130に押し当てられるための遮音パッキン211b、及びスライド部212bと仕切パネル210bの本体との間に配置される遮音パッキン216を有している。遮音パッキン216はZ軸方向に長く伸びる円筒状の形状を有している。
図6(d)は、遮音パッキン211bが枠部130に押し当てられた状態の枠部130及び仕切パネル210bの部分断面図である。スライド部212bが駆動軸213により仕切パネル210bのX軸方向外側に押し出される過程では、遮音パッキン216はスライド部212bの移動に従って回転する。これにより、仕切パネル210bの本体とスライド部212bとの間は常に遮音パッキン216により密閉された状態が保持されるため、仕切パネル210bの遮音性能が向上される。
<仕切パネル210cの構成>
仕切パネルでは、枠部130に押し当てられる遮音パッキンの両側に、外部からの熱等を防ぐための防火シールドを形成しても良い。以下に、防火シールドを有する仕切パネル210cについて説明する。
図7(a)は、枠部130及び仕切パネル210cの部分断面図である。仕切パネル210cは、Z軸方向に伸びるスライド部212cを有している。スライド部212cには、枠部130に押し当てられるための遮音パッキン211c、及び遮音パッキン211cを保護するための防火シールド217が取り付けられている。遮音パッキン211c及び防火シールド217はスライド部212cに沿ってZ軸方向に伸びるように形成されている。防火シールド217はバネ218を介して遮音パッキン211cの+Y軸側及び−Y軸側に取り付けられている。また、図7(a)において、防火シールド217の−X軸側の先端は、遮音パッキン211cの先端よりも−X軸側になるように配置されている。
図7(b)は、遮音パッキン211cが枠部130に押し当てられた状態の枠部130及び仕切パネル210cの部分断面図である。スライド部212cが駆動軸213により仕切パネル210cのX軸方向外側に押し出される過程では、はじめに防火シールド217の先端が枠部130に接触する。スライド部212cがさらに押し出されることにより、バネ218が縮み防火シールド217の先端が枠部130に強く押し当てられる。また、これと同時に、遮音パッキン211cが枠部130に強く押し当てられる。
図7(c)は、仕切パネル210cの上部の部分断面図である。仕切パネル210cの上面には遮音パッキン114が形成されている。仕切パネル210cでは、この上面に形成される遮音パッキン114の+Y軸側及び−Y軸側にもバネ218を介して防火シールド217が形成されている。防火シールド217は、遮音パッキン114が天井面40に接触していないときには防火シールド217の+Z軸側の先端が遮音パッキン114よりも+Z軸側になるように配置され、遮音パッキン114が天井面40に押し当てられたときには図7(c)に示されるように防火シールド217もバネ218により天井面40に押し当てられる。
図7(d)は、仕切パネル210cの下部の部分断面図である。仕切パネル210cの
下面には遮音パッキン114が形成されている。仕切パネル210cでは、この下面に形成される遮音パッキン114の+Y軸側及び−Y軸側にもバネ218を介して防火シールド217が形成されている。防火シールド217は、遮音パッキン114が床面30に接触していないときには防火シールド217の−Z軸側の先端が遮音パッキン114よりも−Z軸側になるように配置され、遮音パッキン114が床面30に押し当てられたときには図7(d)に示されるように防火シールド217もバネ218により床面30に押し当てられる。
仕切パネル210cでは、仕切パネル210cが枠部130にはめ込まれたときに、火等の熱に弱い遮音パッキン211c及び遮音パッキン114が防火シールド217により外部からの熱などから保護される。そのため、仕切パネル210cの耐火性能が向上されている。
(第3実施形態)
枠部は、底面に形成されていても良い。以下に枠部が底面にも形成された間仕切システム300及び間仕切システム400に関して説明する。また、以下の説明では、第1実施形態及び第2実施形態と同じ部分に関しては同じ記号を付してその説明を省略する。
<間仕切システム300の構成>
図8(a)は、部屋20側から見た間仕切システム300の概略図である。間仕切システム300は、仕切パネル110と、化粧パネル120と、枠部330と、を含んでいる。枠部330は、開口部60の周りを囲むように、開口部60の部屋20側の側面、上部、及び下部に形成されている。
図8(b)は、間仕切システム300の垂直方向の断面図である。図8(b)には、図2(b)のB−B断面に相当する断面の断面図が示されている。間仕切システム300の枠部330は、開口部60の上部及び下部に形成されている。これにより、仕切パネル110の上部及び下部の遮音パッキン114と部屋20との間に枠部330が形成されることになり、上部及び下部の遮音パッキン114が部屋20側からの熱などから保護される。そのため、間仕切システム300の耐火性能が向上される。
<間仕切システム400の構成>
図9(a)は、間仕切システム400の水平方向の断面図である。間仕切システム400は、仕切パネル410と、化粧パネル120と、枠部330と、を含んでいる。仕切パネル410の−Y軸側の面には、仕切パネル410の周りを囲うように遮音パッキン411が形成されている。仕切パネル410は、遮音パッキン411が枠部330に押し当てられた状態で枠部330にはめ込まれる。また、枠部330には仕切パネル410を枠部330に固定するための錠部331が形成されていても良い。錠部331は例えばクレセント錠等により形成することができ、錠部331により仕切パネル410を枠部330に固定することで仕切パネル410の枠部330への密着度を高め、遮音性能及び防煙性能を高めることができる。
図9(b)は、図9(a)のC−C断面図である。仕切パネル410の上部及び下部に形成されている遮音パッキン311も枠部330に押し当てられる。これにより、枠部330の周り全体が遮音パッキン311で塞がれるため、遮音性能及び防煙性能が向上される。
(第4実施形態)
間仕切システムは、2枚の仕切パネルを含んでいても良い。以下に2枚の仕切パネルを有する間仕切システム500及び間仕切システム600について説明する。また、以下の説明では、第1実施形態から第3実施形態と同じ部分に関しては同じ記号を用いてその説明を省略する。
<間仕切システム500の構成>
図10(a)は、開口部60が開口された状態の間仕切システム500の水平方向の断面図である。間仕切システム500は、仕切パネル110及び仕切パネル510と、2枚の化粧パネル120と、開口部60の周りに形成される枠部130及び枠部530と、を有している。開口部60の−X軸側の壁50には収納部140が形成されて仕切パネル110が配置され、開口部60の+X軸側の壁50には収納部540が形成されて仕切パネル510が配置されている。仕切パネル110と仕切パネル510とは同形状に形成されており、仕切パネル110に形成される遮音パッキン111と仕切パネル510に形成される遮音パッキン511も同形状である。また、枠部530が開口部60の部屋10側の側面及び上部に沿って形成されている。枠部530は枠部130に対して面対称になるように形成されている。仕切パネル110は、収納部140に収納された状態から+X軸方向に引き出され(矢印70)、その後、部屋20側に動かされて(矢印71)枠部130にはめ込まれる。また、仕切パネル510が、収納部140に収納された状態から−X軸方向に引き出され(矢印73)、その後、部屋10側に動かされて(矢印74)枠部530にはめ込まれる。さらに、化粧パネル120が開口部60を塞ぐように移動させられることにより、開口部60が塞がれる。
図10(b)は、開口部60が塞がれた状態の間仕切システム500の水平方向の断面図である。仕切パネル110の遮音パッキン111が枠部130により部屋20側に対して保護されるのと同様に、仕切パネル510の遮音パッキン511が枠部530により部屋10側に対して保護されている。間仕切システム500では、開口部60を仕切パネル110及び仕切パネル510の2枚の仕切パネルにより2重に塞ぐことにより、間仕切システム500全体の遮音性能及び防火性能を向上させている。
<間仕切システム600の構成>
図11(a)は、開口部660が開口された状態の間仕切システム600の水平方向の断面図である。間仕切システム600は、2枚の仕切パネルをX軸方向に連結して部屋10と部屋20との間に形成される開口部660を塞ぐためのシステムである。間仕切システム600は、仕切パネル610a及び仕切パネル610bと、4枚の化粧パネル120と、開口部660の部屋20側の周りに形成される枠部630と、を有している。開口部660の−X軸側及び+X軸側にはそれぞれ収納部640a及び収納部640bが形成されており、各収納部にはそれぞれ仕切パネル610a及び仕切パネル610bが収納されている。仕切パネル610aの−X軸側の側面、及び仕切パネル610bの+X軸側及び−X軸側の側面には遮音パッキン611が形成されている。また、開口部660の+X軸側及び−X軸側の壁50の部屋10側及び部屋20側の側面には、それぞれ化粧パネル120が配置されている。開口部660を塞ぐ場合には、まず、仕切パネル610a及び仕切パネル610bをそれぞれ開口部660側に引き出す(矢印75a及び矢印75b)。そして2枚の仕切パネルを連結させた後に−Y軸方向に移動させて、仕切パネルを枠部630にはめ込む(矢印76)。最後に、開口部660を塞ぐように化粧パネル120を開口部660側に引き出す。
図11(b)は、開口部660が塞がれた状態の間仕切システム600の水平方向の断面図である。図11(b)では、開口部660が、X軸方向に互いに連結された仕切パネル610a及び仕切パネル610bの遮音パッキン611が枠部630に接触することにより塞がれている。また、枠部630に接触する遮音パッキン611は、枠部630により覆われることで保護されている。開口部は広く形成される場合があり、又は図1のように1枚の仕切パネルを収納する収納部を形成するための十分なスペースがない場合がある。間仕切システム660は、このような場合でも、図11(b)に示されるように遮音性能及び防火性能を備えた状態で開口部660を塞ぐことができる。
図12(a)は、仕切パネル610aの+X軸側端部及び仕切パネル610bの−X軸側端部の部分断面図である。仕切パネル610bの−X軸側の側面には遮音パッキン611が形成されている。また、仕切パネル610aの+X軸側の側面には仕切パネル610bの遮音パッキン611を受けるための受板612が形成されている。
図12(b)は、図11(b)の点線77の部分断面図である。仕切パネル610aと仕切パネル610bとの連結では、仕切パネル610bの−X軸側の側面の遮音パッキン611が、仕切パネル610aの+X軸側の側面の受板612に接触する。これにより、仕切パネル610aと仕切パネル610bとが連結する部分である連結部613における遮音性能及び防煙性能が向上している。また、仕切パネル610aと仕切パネル610bとが連結したときに遮音パッキン611が仕切パネル610aの内部に収納される。これにより、遮音パッキン611が外部からの熱等から保護されるため、間仕切システム600の耐火性能が向上されている。
(第5実施形態)
開口部を塞いでいないときの化粧パネルは、様々な状態及び形態で配置されることができる。以下に、化粧パネルの変形例について説明する。また、以下の説明では、第1実施形態から第4実施形態と同じ部分に関しては同じ記号を用いてその説明を省略する。
<間仕切システム700の構成>
図13(a)は、開口部60が開口した状態の間仕切システム700の水平方向の概略断面図である。間仕切システム700は、仕切パネル110と、一対の化粧パネル720と、枠部130と、を有している。また、図13(a)では、開口部60の+X軸側の壁750がY軸方向に伸びるように形成されている。一対の化粧パネル720は、開口部60の+X軸側の壁750に沿ってそれぞれ開口部60の部屋10側及び部屋20側に配置されている。各化粧パネル720は開き戸であり、開口部60側の端部が回転可能に固定されている。開口部60を塞ぐ場合は、まず、仕切パネル110が+X軸側に引き出され(矢印70)、さらに−Y軸側に移動させられて(矢印71)枠部130にはめ込まれる。その後、各化粧パネル720を回転させて(矢印78)、開口部60を塞ぐ。
図13(b)は、開口部60が塞がれた間仕切システム700の水平方向の概略断面図である。開口部60は、間仕切システム100と同様の状態で、間仕切システム700により塞がれる。そのため、間仕切システム700は間仕切システム100と同様の遮音性能、防煙性能、及び耐火性能を有する。
<間仕切システム800の構成>
図14(a)は、開口部60が開口している間仕切システム800の水平方向の概略断面図である。間仕切システム800は、仕切パネル110と、一対の化粧パネル820と、枠部130と、を有している。また、図14(a)では、開口部60の+X軸側にX軸方向に伸びる壁50が形成されており、さらにその+X軸側にY軸方向に伸びる壁750が形成されている。一対の化粧パネル820は開き戸及び引き戸の機能が組み合わされたパネルであり、壁750に沿ってそれぞれ部屋10側及び部屋20側に配置されている。開口部60を塞ぐ場合は、まず、仕切パネル110が+X軸側に引き出されて(矢印70)−Y軸側に移動され(矢印71)、枠部130にはめ込まれる。その後、各化粧パネル820を壁50に沿うように回転させ(矢印78)、さらに−X軸方向にスライドさせて(矢印79)開口部60を塞ぐ。
図14(b)は、開口部60が塞がれた間仕切システム800の水平方向の概略断面図である。開口部60は、間仕切システム100と同様の状態で、間仕切システム800により塞がれる。そのため、間仕切システム800は間仕切システム100と同様の遮音性能、防煙性能、及び耐火性能を有する。
<間仕切システム900の構成>
図15(a)は、開口部60が開口している間仕切システム900の水平方向の概略断面図である。間仕切システム900は、仕切パネル110と、一対の化粧パネル920と、枠部130と、を有している。また、図15(a)では、開口部60の+X軸側の壁750がY軸方向に伸びるように形成されている。一対の化粧パネル920は折戸であり、開口部60の+X軸側の壁750に沿ってそれぞれ開口部60の部屋10側及び部屋20側に2つに折り畳まれた状態で配置されている。開口部60を塞ぐ場合は、まず、仕切パネル110が+X軸側に引き出されて(矢印70)−Y軸側に移動され(矢印71)、枠部130にはめ込まれる。
図15(b)は、化粧パネル920が開く途中の間仕切システム900の水平方向の概略断面図である。仕切パネル110が枠部130にはめ込まれた後に、各化粧パネル920が開口部60を塞ぐように動かされる。各化粧パネル920は、2枚の板により構成され、互いの板は蝶番等でつながれており、一方の板が動かされると、それに連動して他方の板も動かされる。そのため、化粧パネル920の−X軸側の端部を−X軸方向に動かすことにより化粧パネル920が開く(矢印80)。
図15(c)は、開口部60が塞がれた間仕切システム900の水平方向の概略断面図である。各化粧パネル920が開ききることにより、開口部60の+Y軸側及び−Y軸側が化粧パネル920で塞がれる。開口部60は、間仕切システム100と同様の状態で塞がれるため、間仕切システム800は間仕切システム100と同様の遮音性能、防煙性能、及び耐火性能を有する。
以上、本発明の最適な実施形態について詳細に説明したが、当業者に明らかなように、本発明はその技術的範囲内において実施形態に様々な変更・変形を加えて実施することができる。また、以上の第1実施形態から第5実施形態はそれぞれ組み合わされて使用されることができる。
10、20 … 部屋
30 … 床面
40 … 天井面
50、750 … 壁
60、660 … 開口部
100、200、300、400、500、600、700、800、900 … 間仕切システム
110、210、210a、210b、210c、410、510、610a、610b … 仕切パネル
111、114、211、211a、211b、211c、214、215、216、411、511、611 … 遮音パッキン
115、213 … 駆動軸
116、121 … ランナー
117 … パネルカバー
118 … 上下固定部
120、720、820、920 … 化粧パネル
122 … ガイドローラ
130、330、530、630 … 枠部
140、540、640a、640b … 収納部
151、152 … ガイドレール
212、212a、212b、212c … スライド部
217 … 防火シールド
218 … バネ
331 … 錠部
612 … 受板
613 … 連結部

Claims (9)

  1. 壁及び開口された開口部が間に形成される互いに隣接した一対の部屋において、前記開口部を塞ぐための間仕切システムであって、
    周囲に遮音パッキンを有し、前記開口部を塞ぐための仕切パネルと、
    前記壁に設置され、前記仕切パネルを収納する収納部と、
    不燃材料により形成され、前記開口部の一方の前記部屋側の周囲の少なくとも一部に配置され、前記開口部が前記仕切パネルにより塞がれる際に前記仕切パネルがはめ込まれる枠部と、を有し、
    前記仕切パネルは、前記壁に平行に前記収納部から引き出され、さらに前記一方の部屋側に動かされることにより前記枠部にはめ込まれて前記開口部を塞ぎ、
    前記仕切パネルが前記開口部にはめ込まれたときに、前記枠部が前記部屋から見えなくなるように前記遮音パッキンを覆い、前記遮音パッキンが前記開口部の周囲又は前記枠部に接することにより前記開口部を塞いで前記一対の部屋を互いに遮音する間仕切システム。
  2. 前記枠部は、前記開口部の周りを囲むように形成されている請求項1に記載の間仕切システム。
  3. 2枚の前記仕切パネルを有し、
    前記壁が前記一対の部屋を仕切るように前記開口部の両側にそれぞれ形成され、
    前記各仕切パネルを収納する前記収納部が前記各壁にそれぞれ形成され、
    前記各仕切パネルは前記壁に平行に連結された後に前記開口部を塞ぐ請求項1又は請求項2に記載の間仕切システム。
  4. 2枚の前記仕切パネルを有し、
    前記壁が前記一対の部屋を仕切るように前記開口部の両側にそれぞれ形成され、
    前記各仕切パネルを収納する前記収納部が前記各壁にそれぞれ形成され、
    前記枠部が前記開口部の他方の前記部屋側の周囲の少なくとも一部にも配置され、
    前記各仕切パネルが、前記各枠部にそれぞれはめ込まれることにより前記開口部を塞ぐ請求項1又は請求項2に記載の間仕切システム。
  5. 前記遮音パッキンの一部は前記仕切パネルの上面及び下面に形成されて上下方向に移動し、
    前記仕切パネルが前記開口部を塞ぐ際に前記上面及び下面に形成された前記遮音パッキンをそれぞれ上方及び下方に移動して前記仕切パネルを固定する請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の間仕切システム。
  6. 前記仕切パネルが、前記仕切パネルの前記部屋に面しない側面に形成されて前記壁に平行に移動するスライド部を有し、
    前記遮音パッキンの一部が前記スライド部に形成され、
    前記仕切パネルが前記開口部を塞ぐ際に前記スライド部を移動させて前記遮音パッキンを前記枠部に接触させて前記仕切パネルを固定する請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の間仕切システム。
  7. 前記遮音パッキンが前記仕切パネルの前記一方の部屋側の面の周囲に形成され、前記遮音パッキンが前記枠部に密着することにより前記開口部が塞がれる請求項2に記載の間仕切りステム
  8. 前記開口部を塞ぐ前記仕切パネルの前記各部屋側にそれぞれ配置され、前記枠部及び前記仕切パネルを隠すための化粧パネルを有する請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の間仕切システム。
  9. 前記化粧パネルは、引き戸、開き戸、折戸、又はこれらの機能を組み合わせたパネルである請求項8に記載の間仕切システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102448683B1 (ko) * 2022-03-11 2022-10-04 주식회사 광명엔지니어링건축사사무소 유독가스 차단 기능을 갖는 건축물용 방화문

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