JP2014042450A - 回生ブレーキ装置及びこれを備えた電動アシスト車 - Google Patents

回生ブレーキ装置及びこれを備えた電動アシスト車 Download PDF

Info

Publication number
JP2014042450A
JP2014042450A JP2013215399A JP2013215399A JP2014042450A JP 2014042450 A JP2014042450 A JP 2014042450A JP 2013215399 A JP2013215399 A JP 2013215399A JP 2013215399 A JP2013215399 A JP 2013215399A JP 2014042450 A JP2014042450 A JP 2014042450A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake
regenerative
sensor
manual
lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013215399A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5651224B2 (ja
Inventor
Yasuo Hosaka
康夫 保坂
Kazuo Asanuma
和夫 浅沼
Toshiyuki Kagawa
俊之 賀川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taiyo Yuden Co Ltd filed Critical Taiyo Yuden Co Ltd
Priority to JP2013215399A priority Critical patent/JP5651224B2/ja
Publication of JP2014042450A publication Critical patent/JP2014042450A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5651224B2 publication Critical patent/JP5651224B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • Y02T10/7005

Landscapes

  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】人力ブレーキの機能に支障をきたすことなく、使用者のレバー操作量に対応して調整された適度な回生ブレーキをかけて効率的にエネルギーを回収し、車両の走行距離の延長,バッテリの長寿命化を図る。
【解決手段】使用者がブレーキレバー142を操作すると、その操作量に応じたブレーキセンサの出力信号がブレーキセンサ500から制御回路に入力され、入力ブレーキセンサの出力信号は変換グラフに示すような予め測定して求めた変換データ値に従って回生ブレーキ力要求値にリニアに変換され、変換後の回生ブレーキ力要求値に対応する回生動作が行なわれる。すると、電動アシスト自転車100は、ブレーキレバー142の遊び区間において、回生動作による回生ブレーキ力によって徐々に減速する。
【選択図】図1

Description

本発明は、回生ブレーキ装置に関し、具体的には、人力の他に電動補助力を有する場合に好適な回生ブレーキ装置及びこれを備えた電動アシスト車に関する。
最近、環境と健康上の観点から、乗用車で移動していた人たちが電動アシストを装備する自転車に注目するようになってきた。このような電動アシスト自転車等の電動補助力を活用した電動車両は、下記特許文献1に一例を示すように、人力(ペダルを踏む力)を検出するトルクセンサを用い、その検出信号に応じて電動補助力を調整(アシスト制御)するような仕組みになっている。
このような電動アシストを装備する車両においては、搭載するバッテリに対する一度の充電で、より長い距離を走行できることが求められている。かかる観点から、下記特許文献2に一例を示すように、ブレーキ等の減速時にモータを発電機として動作させ、エネルギー回収(回生)を行なってバッテリを充電するようにしている。
特許第2623419号公報 特許第3317096号公報
ところで、現在市販されている電動アシスト自転車の回生ブレーキ装置は、図8(A)に示すような回生ブレーキスイッチを使用している。すなわち、ブレーキワイヤ900に磁石片902が設けられており、一方、その近傍にリードスイッチ904が配置されている。減速の際に自転車の使用者がブレーキレバー906を矢印FP方向に操作すると、ブレーキワイヤ900が矢印FQ方向に移動する。すると、磁石片902がリードスイッチ904に接近し、リードスイッチ904がONとなる。これにより、回生動作がONとなり、アシスト用のモータが回生駆動されて、回生ブレーキがかかるようになる。使用者がブレーキレバー906を更に操作すると、アクチュエータ910のブレーキパッド912が車輪のリム914を両側から締め付けるようになり、摩擦力によって機械的な減速が行われるようになる。
図8(B)及び(C)には、回生ブレーキと人力ブレーキ(摩擦によるブレーキ)との対応関係の一例が示されている。同図中、横軸はブレーキレバー906の矢印FP方向の操作量である。同図(B)に示すように、最初は遊びがあるため、ブレーキレバー906を操作してもブレーキパッド912がリム914に接触せず、人力ブレーキは全くかからない。ブレーキパッド912がリム914に接触するようになると、点PQで人力ブレーキが強くかかるようになる。なお、以下点PQを人力ブレーキ印加点という。
これに対し、回生ブレーキは、同図(C)に示すように、リードスイッチ904がONとなった時点でかかるようになり、ブレーキレバー906の操作量に対応して回生ブレーキ力が調整されることはない。なお、左右のブレーキレバーにそれぞれ回生ブレーキスイッチを設け、片方のブレーキレバーの操作時は弱回生ブレーキ力とし、両方のブレーキレバーの操作時は強回生ブレーキ力となるように制御を行うものもあるが、強弱の2段階に切り換えられるだけで、ブレーキレバーの操作量に対応したリニアな回生ブレーキ力の調整が行なわれるわけではない。
走行中の車両が有する運動エネルギーないし位置エネルギーを有効に回収するためには、相応の回生ブレーキ力が必要である。回生ブレーキ力が不足すると、ブレーキ(制動)が不足するため、使用者は更に強くブレーキレバーを操作する。このため、人力ブレーキが制動力を発生させ、貴重なエネルギーをブレーキパッドとリムの摩擦により、熱損失として捨ててしまうことになる。一方、回生ブレーキ力が強すぎると、スイッチON時に急激にブレーキがかかるようになり、慣れないとブレーキ操作を上手に行なうことが困難である。このような観点からすると、回生ブレーキ力を、ブレーキレバーの操作量に応じて適度に調整することが重要である。
しかし、急停止などの必要性からすると、従来の人力ブレーキをそのまま残すことがフェールセーフなブレーキシステムであり、必要なシステムとなる。このため、回生ブレーキは人力ブレーキと共存できるようにすることが望ましい。更に、車両組み立て時における取り付け性がよく、様々なタイプの車両に適合できると好都合である。
本発明は、以上の点に着目したもので、その目的は、使用者のレバー操作量に対応して調整された適度な回生ブレーキをかけることである。他の目的は、人力ブレーキの機能に支障をきたすことなく、良好に回生ブレーキをかけることである。更に他の目的は、十分なエネルギーの回収を行なって、1回のバッテリ充電による車両の走行距離を延ばすことである。更に他の目的は、様々なタイプの車両に適合して取り付けることができる回生ブレーキ装置を提供することである。
前記目的を達成するため、本発明の回生ブレーキ装置は、人力によってブレーキレバーを操作して車輪を制動させる車両用の人力ブレーキと、バッテリの電力で駆動するモータと、前記モータの起電力で前記バッテリを充電する車両用の回生ブレーキと、前記ブレーキレバーの操作量から人力ブレーキがかかるようになる人力ブレーキ印加点を検出するブレーキセンサと、前記ブレーキレバーの操作量に対応し、回生ブレーキが生ずるように、前記ブレーキセンサの検出出力の信号に基づいて、前記モータの起電力で前記バッテリを充電する際の回生電力制御を行う電力制御手段と、を備え、前記電力制御手段は、前記ブレーキレバーの操作開始から回生ブレーキ力要求値を徐々に増加し、前記人力ブレーキ印加点が検出された時点の前記回生ブレーキ力要求値が最大値近傍となるような制御を行う
ことを特徴とする。
主要な形態の一つは、前記電力制御手段は、前記回生ブレーキ力要求値を前記人力ブレーキ印加点で最大値となるように制御を行うことを特徴とする。あるいは、前記電力制御手段は、前記回生ブレーキ力要求値を、前記人力ブレーキ印加点後に最大値となるように制御を行うことを特徴とする。
他の形態によれば、前記ブレーキセンサは、前記人力ブレーキレバーの操作量を検出する第1のブレーキセンサと、前記人力ブレーキレバーの操作によって生じる力を検出する第2のブレーキセンサと、を具備し、これら第1及び第2のブレーキセンサの検出信号の変化から、人力ブレーキ印加点を検出することを特徴とする。あるいは、前記ブレーキセンサは、前記人力ブレーキのアクチュエータと前記ブレーキレバーを結ぶブレーキワイヤの移動量を検出する第1のブレーキセンサと、前記人力ブレーキのアクチュエータと前記ブレーキレバーを結ぶブレーキワイヤの伸びを検出する第2のブレーキセンサと、を具備し、これら第1及び第2のブレーキセンサの検出信号の変化から、人力ブレーキ印加点を検出することを特徴とする。
本発明の電動アシスト車は、前記いずれかの回生ブレーキ装置を備えたことを特徴とする。本発明の前記及び他の目的,特徴,利点は、以下の詳細な説明及び添付図面から明瞭にした。
本発明によれば、ブレーキレバーの操作量を検出し、ブレーキレバーの遊び区間において、その操作量(握りの深さ)に対応した回生ブレーキをかけるので、電動アシスト車の使用者の要求に応じた制動力を違和感無く得ることができる。また、人力ブレーキによる発熱が生ずる前に回生ブレーキがかかるので、人力ブレーキによるエネルギー損失を低減して良好にエネルギーを回収でき、1回のバッテリ充電による電動アシスト車の走行距離が延びる。別言すれば、バッテリを車両から離脱させて充電する回数が低減し、バッテリの寿命を延ばすことができる。更に、人力ブレーキの機能を損なうことがないので安全であり、既存の電動アシスト車にも取り付けることができるという効果が得られる。
本発明を適用した電動アシスト自転車の例を示す図である。 本発明の実施例における電気的な構成を示す回路ブロック図である。 前記例におけるブレーキセンサを示す概略図である。(A)は配置を示す図,(B)は構成の一例を示す図,(C)は出力特性を示す説明グラフである。 前記例における三相ブリッジインバータ回路の基本的な動作を示す回路図である。(A)はスイッチング素子QUAがONとなった場合、(B)はスイッチング素子QUBがONとなった場合である。 本発明の実施例1における回生ブレーキ動作を示す図である。(A)は動作手順を示すフローチャート,(B)はブレーキセンサの出力信号と回生ブレーキ力要求値との変換を行なうための説明グラフ,(C)はブレーキ量の変化を示す説明グラフである。 本発明の実施例2における回生ブレーキ動作の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例4におけるブレーキレバー操作量センサの一例を示す図である。 従来の回生ブレーキセンサを示す図である。(A)は配置を示す概略図,(B)はブレーキレバー操作量と人力ブレーキ力との関係を示す説明グラフ,(C)はブレーキレバー操作量と回生ブレーキ力との関係を示す説明グラフである。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、実施例に基づいて詳細に説明する。
最初に、図1〜図5を参照しながら本発明の実施例1を説明する。図1には、本実施例の車両の全体構成が示されている。同図の例は、本発明を電動アシスト自転車に適用したものである。同図において、電動アシスト自転車100の前輪110には、そのハブ112の周囲にモータ200が設けられており、後輪120の荷台付近にはバッテリ(二次電池)300が設けられている。また、ペダル130のクランク軸132の周囲にはトルクセンサ400が設けられており、ハンドル140のブレーキレバー142付近にはブレーキセンサ500が設けられている。更に、ハンドルポスト150の前籠側には、コントローラ600が設けられている。モータ200,バッテリ300,トルクセンサ400,ブレーキセンサ500は、パイプやホークに沿った配線によって、コントローラ600に接続されている。アラーム700及びブレーキレバー操作量センサ800については後述する実施例で説明する。
図2には、以上のように構成された電動アシスト自転車100の電気的な構成が示されている。同図において、モータ200は、例えば周知の三相直流ブラシレスモータによって構成されており、ロータ側が電動アシスト自転車100の前輪110に連結している。バッテリ300としては、例えば、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池のような公知の充電可能な電池が用いられる。トルクセンサ400は、ペダル130の踏み込む力(踏力)を検出するためのもので、機械式,磁歪式など各種のものが公知である。
ブレーキセンサ500は、図3(A)に示すように、ブレーキレバー142の近傍に設けられており、アクチュエータ146に接続されているブレーキワイヤ144の伸び量を検出するセンサである。電動アシスト自転車100の使用者がブレーキレバー142を操作すると、その操作量に応じてブレーキワイヤ144は伸びる。従って、ブレーキワイヤ144の伸び量を検出することにより、ブレーキレバー142の操作量、更には使用者が所望するブレーキ量を検出することができる。
ブレーキセンサ500としては、公知の各種の変位センサなどを利用することができる。例えば、図3(B)に示すように、ブレーキワイヤ144の2点を、ネジなどの固定具502,504を利用してホールドし、該2点間の距離をセンサ506で測定することで、ブレーキワイヤ144の伸び量を検出する。例えば、光変位センサによってブレーキワイヤ144の微小な張力ないし変位を検出することができる。
図3(C)には、ブレーキレバー操作量とブレーキセンサ出力との関係の一例が示されている。ブレーキレバー142を操作しても、最初の遊びがある領域BAではブレーキワイヤ144はまったく伸びず、従ってブレーキセンサ500の検出信号出力はゼロである。次に、領域BPでは、アクチュエータ146のバネ148に抗してブレーキレバー142が操作されるため、多少であるがブレーキワイヤ144が伸び、ブレーキセンサ500から対応する検出信号が出力される。更にブレーキレバー142を操作して、人力ブレーキ印加点PQに達するとブレーキワイヤ144は急激に伸びるようになり、領域BQではブレーキセンサ500の信号出力も増大することとなる。
図2に戻って、コントローラ600は、コンデンサ610と、制御回路620と、三相ブリッジインバータ回路630とによって構成されている。これらのうち、コンデンサ610は、バッテリ300側に設けられており、バッテリ300の両端の電圧を安定化するためのものであると同時に、バッテリ300の電圧変動を吸収するためのものである。制御回路620は、トルクセンサ400及びブレーキセンサ500の検出結果や、バッテリ電圧の値に基づいて、三相ブリッジインバータ回路630の駆動制御を行う機能を備えている。
これらのうち、制御回路620は、予め用意されている制御プログラムに基づいて動作するCPUを中心に構成されており、前記プログラムや各種のデータを記憶するメモリも備えている。具体的には、前輪の直径又は半径などの走行速度の算出に必要な値と走行速度を求めるための計算式,トルクセンサ400からの入力信号に基づいて踏力を算出するために必要な計算式,モータ200が発電機として動作した際にモータ200の回転数からモータ200の出力電圧を算出するために必要な計算式,後述するブレーキセンサ出力と回生ブレーキ要求値との変換を行なうための変換データ又は計算式,回生ブレーキ要求値から回生デューティ比(デューティ量)を求める計算式,検出した踏力からアシスト駆動を行うための駆動ディーティ比を求める計算式,後述するフローチャートで示す処理を行なうためのプログラムなどである。
三相ブリッジインバータ回路630は、駆動回路632と、複数のスイッチング素子(電界効果トランジスタ)によって構成されている周知のインバータ回路とによって構成されており、U,V,Wの相毎に2個のスイッチング素子QUAとQUB,QVAとQVB,QWAとQWBがそれぞれ直列接続されている。駆動回路632によって各スイッチング素子QUA〜QWBがスイッチング動作し、アシスト動作時はバッテリ300からモータ200への駆動電力を調整してアシスト量を制御し、回生動作時はモータ200からバッテリ300への回生電力を調整して回生量を制御する。
スイッチング素子QUA,QUBについて示すと、図4のようになる。スイッチング素子QUA,QUBのON期間を、PWM(パルス幅変調)制御する場合、三相ブリッジインバータ回路630の出力Voutは、バッテリ300の出力をVbatt,PWM変調のデューティ比をDとすると、Vout=Vbatt×Dとなる。モータ200の回転で生じる逆起電力をVmotorとしたとき、Vout=Vmotorとなるようにデューティ比Dを決めればアシストも回生もしないモーターフリーの状態となる。例えば、速度12km/hでモータ電圧が12Vになるような設計の場合、バッテリ電圧が24Vであれば、デューティ比を50%にすることでアシストも回生もしないフリーの状態になる。
このフリーの状態から、スイッチング素子QUAのON期間を長くするとともに、スイッチング素子QUBのON期間を短くして、デューティ比Dを大きくすると、Vout=Vbatt×Dの関係から三相ブリッジインバータ回路630の出力Voutが大きくなる。これにより、モータ200の逆起電力Vmotorに対してVout>Vmotorとなると、モータ200が回転駆動され、アシスト動作が行われる。このときの電流の方向は、図4に実線の矢印で示す方向となる。
逆に、前記フリー状態から、スイッチング素子QUAのON期間を短くするとともに、スイッチング素子QUBのON期間を長くして、デューティ比Dを小さくすると、Vout=Vbatt×Dの関係から三相ブリッジインバータ回路630の出力Voutが小さくなる。これにより、モータ200の逆起電力Vmotorに対して、Vout<Vmotorとなると、モータ200が発電機として作用し、回生動作が行われる。このときの電流の方向は、図4に点線の矢印で示す方向となる。
次に、本実施例の全体動作のうち、アシスト動作について説明する。この動作は、公知の電動アシスト自転車と同様であり、走行開始時において使用者がペダル130をこぎ始めると、それがトルクセンサ400によって検出され、検出信号が制御回路620に対して出力される。制御回路620は、駆動回路632に対してモータ200を回転駆動し、アシスト動作が行なわれる。
次に、回生動作を説明する。図5(A)には、回生動作の手順が示されている。使用者が電動アシスト自転車100を減速するためにブレーキレバー142を操作すると、その操作量に応じたブレーキセンサの出力信号がブレーキセンサ500から制御回路620に入力される(図5(A)のステップS10参照)。すると、制御回路620では、入力されたブレーキセンサの検出出力である信号を、図5(B)に示すグラフに従って、回生ブレーキ力要求値に変換し(ステップS12)、その変換後の回生ブレーキ力要求値に対応するブレーキ力を発生できる回生動作を行なうための回生デューティ比を計算する(ステップS14)。なお、図5(B)において、人力ブレーキ印加点PQまではグラフの傾きが大きく、PQ以降はグラフの傾きが小さくなっている。また、PR点で最大値となる。PR点は回生ブレーキ力を最大にする点で、実際に人力ブレーキが働くPQ点と一致するのが望ましい。図5(B)では初期設定ばらつき等により若干PQ点とPR点がずれている場合を表現している。
次に、制御回路620は、出力デューティ比=基本デューティ比−回生デューティ比の演算を行なう(ステップS16)。ここで、基本デューティ比は、アシストも回生もしないモーターフリーの状態における三相ブリッジインバータ回路630への出力デューティ比である。この基本デューティ比から回生デューティ比を減算した値が出力デューティ比となるように、制御回路620は駆動回路632を制御する。これにより、三相ブリッジインバータ回路630では、基本デューティ比から回生デューティ比分減少した回生動作が行なわれるようになり、モータ200から出力された電力によってバッテリ300が充電されるようになる。以上の動作は、ブレーキセンサの検出出力の信号の入力毎に繰り返し行なわれる。
一方、電動アシスト自転車100は、ブレーキレバー142の操作による人力ブレーキ力と、回生動作による回生ブレーキ力によって減速する。すなわち、図8(B)に示した人力ブレーキ力と、図5(B)に示したブレーキセンサの検出出力である信号に対応する回生ブレーキ力との総計によってブレーキがかかるようになる。図5(C)には、ブレーキレバー操作量とブレーキ量との関係が示されており、最初の遊びの領域BAでは、人力ブレーキ及び回生ブレーキのいずれもかからない。次の領域BPでは、人力ブレーキはかからないものの、回生ブレーキはかかるようになる。そして、人力ブレーキ印加点PQ以降の領域BQでは、人力ブレーキと回生ブレーキの両方がかかるようになる。なお、回生ブレーキは、PR時点で最大となる。すなわち、回生ブレーキが図8(C)に示したように急激にかかることはなく、ブレーキレバー操作量に応じて徐々にかかるようになる。ブレーキレバー142の操作量は、やがて最大に達するとともに、電動アシスト自転車100は減速するので、回生動作によるバッテリ300の充電も終息する。
加えて、本実施例では、図5(B)に示すように、人力ブレーキが作用する直後の段階で、最も強い回生ブレーキがかかるようになっている。場合によっては、人力ブレーキが作用する点を直前の段階で最も強い回生ブレーキがかかるようにしても良い。そして、この回生ブレーキ力を自転車が停止する近辺まで保持する。このため、人力ブレーキよりも先に回生ブレーキがかかって電力の回収が行なわれるようになり、PQ以降に生ずる人力ブレーキによる熱損失がより低減されるようになる。
以上のように、本実施例によれば、次のような効果が得られる。
(1)ブレーキレバーを操作したときに生ずるブレーキワイヤの変化を検出し、ブレーキレバーの遊び区間において、その操作量(握りの深さ)に対応する回生ブレーキをかけることとしたので、電動アシスト自転車の使用者の要求に応じた制動力を違和感無く得ることができる。
(2)人力ブレーキによる発熱が生ずる前に回生ブレーキがかかるので、人力ブレーキによるエネルギー損失を低減することができ、良好にエネルギーを回収できる。従って、1回のバッテリ充電による電動アシスト自転車の走行距離が延びる。また、バッテリの充電回数が低減し、バッテリの寿命が延びる。
(3)人力ブレーキの機能を損なうことがないので、安全である。また、既存の電動アシスト自転車に取り付けることができ、広範な応用が可能である。
次に、図6も参照しながら、本発明の実施例2について説明する。回生ブレーキをリニアにかける領域は、図5(C)に示したBA,BPの領域である。これらの領域は、ブレーキレバー142を操作しているにもかかわらず、人力ブレーキがかからない遊び区間である。ここで、安全性を考慮して人力ブレーキがかかる領域BQを充分に確保しようとすると、遊び区間BA,BPは必然的に狭くなる。すると、ブレーキレバー操作量の狭い操作帯域内で図5(B)の変換グラフに示すような予め測定したデータ値に従ってリニアに回生デューティ比を制御しなければならず、高精度で、且つ、ばらつきの少ない高価なブレーキセンサ500を使う必要がある。
また、仮に遊び区間BA,BPが十分確保されている場合でも、自転車の使用者がメンテナンス等で遊び区間BA,BPを狭くしてしまうことも充分考えられる。この場合も、同様に操作帯域が狭くなり、結果として充分な回生動作を行なうことができない恐れがある。
本実施例は、以上のような点に着目したもので、制御回路620では、図5(B)のような変換グラフを使用することなく、ブレーキセンサの出力信号の増減,別言すればブレーキレバー操作の方向のみを判定して、回生デューティ比を設定している。
図6には、動作のフローチャートが示されている。制御回路620では、ブレーキセンサ500からブレーキセンサの出力信号の入力があると(ステップS30のYes)、ブレーキセンサの出力信号の前回の値と、今回の値とが比較される。その結果、前回値≦今回値の場合は(ステップS32のYes)、使用者がより強くブレーキをかけていると判断されるため、回生デューティ比を徐々に増加する(ステップS34)。すなわち、前回のブレーキセンサの出力信号に相当する回生デューティ比に対して所定量増やした回生デューティ比とする。逆に、前回値>今回値の場合は(ステップS32のNo)、使用者がブレーキを弱めていると判断されるため、回生デューティ比を徐々に減少する(ステップS36)。すなわち、前回のブレーキセンサの出力信号に相当する回生デューティ比に対して所定量減らした回生デューティ比とする。また、今回のブレーキセンサの出力信号入力がないときは(ステップS30のNo)、使用者はブレーキを全くかけていないと判断されるため、回生デューティ比=0とする(ステップS38)。
次に、制御回路620は、前記図5(A)と同様に、出力デューティ比=基本デューティ比−回生デューティ比の演算を行ない(ステップS16)、基本デューティ比から回生デューティ比を減算した値が出力デューティ比となるように駆動回路632を制御する。これにより、三相ブリッジインバータ回路630では、基本デューティ比から回生デューティ比分減少した回生動作が行なわれるようになり、モータ200からバッテリ300から出力された電力によってバッテリ300が充電されるようになる。以上の動作は、ブレーキセンサの出力信号の入力毎に繰り返し行なわれる。
このように、本実施例によれば、ブレーキ操作の方向のみを判定することができれば、ブレーキレバー142の遊び区間BA,BPが狭くなったとしても、良好に回生デューティ比を設定して回生動作を行なうことができる。なお、本実施例において、図6のステップS34,S36における回生デューティ比の1回の増減量の値を、ブレーキセンサの出力信号が、増加から減少に切り換ったとき、あるいは、ゼロから増加したときなどは、微分要素的に多めに回生デューティ比を増加又は減少させるようにしてもよい。このようにすることで、自転車使用者からのブレーキ(制動)要求に対して迅速に反応するといった効果が得られる。
次に、本発明の実施例3について説明する。本実施例では、図2に示すように、制御回路620にアラーム700が接続されている。アラーム700としては、発光ダイオードなどによる発光手段,圧電素子やスピーカなどによる発音手段など、適宜のものが使用される。制御回路620において、ブレーキセンサ500からの検出信号からブレーキワイヤ144の変位が増大し、人力ブレーキの発動を認知したときは、アラーム700を駆動し、その旨を使用者に通知する。図5(B)で示すと、人力ブレーキ印加点PQよりも大きなブレーキセンサの出力信号が検出された時点でアラーム700を駆動する。なお、人力ブレーキ印加点PQは、図2の制御回路620のメモリ内に予め図5(B)のPQのブレーキ出力値を記憶しておくことにより判定できる。すなわち、所定値よりブレーキセンサの出力信号が大きくなったときにアラーム700が駆動するように制御する。
これにより、電動アシスト自転車100の使用者は、回生ブレーキのみならず、人力ブレーキもかかっていること,別言すれば人力ブレーキによって摩擦によるエネルギーの損失が発生していることを知ることができる。すなわち、アラーム700が駆動されないようにすることで、不要な人力ブレーキの発動を抑制でき、エネルギー損失を抑制した省エネ運転が可能になる。つまり、最近の自動車には燃費計が設けられており、この燃費計を見ることでドライバーが省エネ運転を心がけるようになるのと同様の効果が得られる。更に、人力ブレーキの発動ポイントを記録・記憶しておくことにより、人力ブレーキの発動ポイントの変化(ブレーキパッドの摩耗等)を認知して使用者に警告することができる。これにより、ブレーキ力劣化による危険等を回避することが可能となる。
次に、図2及び図7を参照しながら、本発明の実施例4について説明する。本実施例は、図3(C)に示した人力ブレーキ印加点PQの検出手法に関するものである。図2のように、電動アシスト自転車100の使用者によるブレーキレバー142の操作量を検出するブレーキレバー操作量センサ(ワイヤ移動量センサ)800が制御回路620に接続された構成となっている。
図7に、ブレーキレバー操作量センサ800の一例を示した。ブレーキワイヤ144に可変抵抗器802を取り付け、この可変抵抗器802の可動子を電動アシスト自転車100のフレームなどに固定した構成となっている。使用者がブレーキレバー142を操作すると、ブレーキワイヤ144が図7(A)の状態から同図の矢印で示す方向に移動する。すると、可変抵抗器802も移動して、その可動子の位置が変化し、抵抗値Rvが変化する。従って、この抵抗値Rvの変化を検出することで、使用者によるブレーキレバー142操作時のワイヤ移動量を知ることができる。なお、可変抵抗器802を電動アシスト自転車100のフレームなどに固定し、その可動子をブレーキワイヤ144に取り付けるようにしてもよい。
次に、本実施例の動作を説明する。図2に示したように、制御回路620には、ブレーキセンサ500からの検出信号と、ブレーキレバー操作量センサ800の検出信号がそれぞれ入力されている。ここで、ブレーキセンサ500の出力=Vとし、ブレーキレバー142の操作量=ブレーキワイヤ144の移動量=yとすると、図3(C)のグラフの傾きdV/dyを検出することによって、その変化点である人力ブレーキ印加点PQを検出することができる。すなわち、(領域BPのdV/dy)<(領域BPのdV/dy)の関係が成り立つので、dV/dyの値を監視していれば、人力ブレーキ印加点PQでdV/dyの値が大きくなるので、人力ブレーキ印加点PQを検出できる。このようなdV/dyの演算と監視が、制御回路620で行なわれる。
上述した実施例3に示した制御回路620のメモリ内に予め人力ブレーキ印加点PQのブレーキ出力値を記憶するといった手法では、機械ブレーキ部分の取り付け時のばらつきやブレーキパッド912の磨耗等によって、ブレーキセンサ出力にばらつきが発生する。本実施例によれば、それらのようなばらつきの影響を少なくすることができ、精度よく人力ブレーキ印加点PQを検出することができ、回生ブレーキ制御をより適切にかけることができる。
なお、本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることができる。例えば、以下のものも含まれる。
(1)前記実施例で示した回路構成や機械構成は一例であり、各種の公知のものが適用可能である。例えば、インバータ回路や人力ブレーキとして各種のものが知られており、それらを適用してよい。
(2)本発明は、回生ブレーキに関係するものであり、電動アシストをどのように行なうかは任意であって、公知の各種の方法を適用してよい。
(3)本発明は、電動アシスト自転車が最も好適な適用例であるが、電動アシスト車椅子など、各種のものに適用してよい。
本発明によれば、ブレーキレバーの操作量に対応して回生ブレーキをかけることができるので、使用者の要求に応じた制動が可能となるとともに、エネルギーも効率的に回収できるので、電動アシスト自転車や電動アシスト車椅子などに好適である。
100:電動アシスト自転車
110:前輪
112:ハブ
120:後輪
130:ペダル
132:クランク軸
140:ハンドル
142:ブレーキレバー
144:ブレーキワイヤ
146:アクチュエータ
148:バネ
150:ハンドルポスト
200:モータ
300:バッテリ
400:トルクセンサ
500:ブレーキセンサ
502,504:固定具
506:センサ
600:コントローラ
610:コンデンサ
620:制御回路
630:三相ブリッジインバータ回路
632:駆動回路
700:アラーム
800:ブレーキレバー操作量センサ
802:可変抵抗器
900:ブレーキワイヤ
902:磁石片
904:リードスイッチ
906:ブレーキレバー
910:アクチュエータ
912:ブレーキパッド
914:リム
BA,BP,BQ:領域
PQ:人力ブレーキ印加点
QUA,QUB,QVA,QVB,QWA,QWB:スイッチング素子

Claims (6)

  1. 人力によってブレーキレバーを操作して車輪を制動させる車両用の人力ブレーキと、
    バッテリの電力で駆動するモータと、
    前記モータの起電力で前記バッテリを充電する車両用の回生ブレーキと、
    前記ブレーキレバーの操作量から人力ブレーキがかかるようになる人力ブレーキ印加点を検出するブレーキセンサと、
    前記ブレーキレバーの操作量に対応し、回生ブレーキが生ずるように、前記ブレーキセンサの検出出力の信号に基づいて、前記モータの起電力で前記バッテリを充電する際の回生電力制御を行う電力制御手段と、
    を備え、
    前記電力制御手段は、
    前記ブレーキレバーの操作開始から回生ブレーキ力要求値を徐々に増加し、前記人力ブレーキ印加点が検出された時点の前記回生ブレーキ力要求値が最大値近傍となるような制御を行うことを特徴とする回生ブレーキ装置。
  2. 前記電力制御手段は、
    前記回生ブレーキ力要求値を前記人力ブレーキ印加点で最大値となるように制御を行うことを特徴とする請求項1記載の回生ブレーキ装置。
  3. 前記電力制御手段は、
    前記回生ブレーキ力要求値を、前記人力ブレーキ印加点後に最大値となるように制御を行うことを特徴とする請求項1記載の回生ブレーキ装置。
  4. 前記ブレーキセンサは、
    前記人力ブレーキレバーの操作量を検出する第1のブレーキセンサと、
    前記人力ブレーキレバーの操作によって生じる力を検出する第2のブレーキセンサと、
    を具備し、
    これら第1及び第2のブレーキセンサの検出信号の変化から、人力ブレーキ印加点を検出することを特徴とする請求項1記載の回生ブレーキ装置。
  5. 前記ブレーキセンサは、
    前記人力ブレーキのアクチュエータと前記ブレーキレバーを結ぶブレーキワイヤの移動量を検出する第1のブレーキセンサと、
    前記人力ブレーキのアクチュエータと前記ブレーキレバーを結ぶブレーキワイヤの伸びを検出する第2のブレーキセンサと、
    を具備し、
    これら第1及び第2のブレーキセンサの検出信号の変化から、人力ブレーキ印加点を検出することを特徴とする請求項1記載の回生ブレーキ装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の回生ブレーキ装置を備えたことを特徴とする電動アシスト車。
JP2013215399A 2013-10-16 2013-10-16 回生ブレーキ装置及びこれを備えた電動アシスト車 Active JP5651224B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013215399A JP5651224B2 (ja) 2013-10-16 2013-10-16 回生ブレーキ装置及びこれを備えた電動アシスト車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013215399A JP5651224B2 (ja) 2013-10-16 2013-10-16 回生ブレーキ装置及びこれを備えた電動アシスト車

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009231908A Division JP5395603B2 (ja) 2009-10-05 2009-10-05 回生ブレーキ装置及びこれを備えた電動アシスト車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014042450A true JP2014042450A (ja) 2014-03-06
JP5651224B2 JP5651224B2 (ja) 2015-01-07

Family

ID=50394232

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013215399A Active JP5651224B2 (ja) 2013-10-16 2013-10-16 回生ブレーキ装置及びこれを備えた電動アシスト車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5651224B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113840760A (zh) * 2018-12-27 2021-12-24 尼尔·齐木 可调节制动杆传感器系统

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02123902A (ja) * 1988-10-31 1990-05-11 Toyota Motor Corp 電気自動車の制動装置
JPH052502U (ja) * 1991-06-19 1993-01-14 三菱自動車エンジニアリング株式会社 電気自動車の回生ブレーキ制御装置
JPH0624302U (ja) * 1992-08-21 1994-03-29 日産車体株式会社 電気自動車の回生制動装置
JPH09254861A (ja) * 1996-03-26 1997-09-30 Yazaki Corp 電動補助動力自転車
JPH11227668A (ja) * 1998-02-13 1999-08-24 Aichi Steel Works Ltd トルク補助自転車及びその製造方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02123902A (ja) * 1988-10-31 1990-05-11 Toyota Motor Corp 電気自動車の制動装置
JPH052502U (ja) * 1991-06-19 1993-01-14 三菱自動車エンジニアリング株式会社 電気自動車の回生ブレーキ制御装置
JPH0624302U (ja) * 1992-08-21 1994-03-29 日産車体株式会社 電気自動車の回生制動装置
JPH09254861A (ja) * 1996-03-26 1997-09-30 Yazaki Corp 電動補助動力自転車
JPH11227668A (ja) * 1998-02-13 1999-08-24 Aichi Steel Works Ltd トルク補助自転車及びその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113840760A (zh) * 2018-12-27 2021-12-24 尼尔·齐木 可调节制动杆传感器系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP5651224B2 (ja) 2015-01-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5395603B2 (ja) 回生ブレーキ装置及びこれを備えた電動アシスト車
EP1886913B1 (en) Electrically assisted bicycle
US8634979B2 (en) Drive device and drive control method for electric bicycle
TWI615318B (zh) 電動機之再生控制裝置、電動機之再生驅動裝置、及電動輔助車輛
US8725340B1 (en) Motor drive controller and electric power-assisted vehicle
JP5279390B2 (ja) 電動自転車
TWI693169B (zh) 馬達驅動控制裝置、電動輔助車及能量回收控制方法
JP5211181B2 (ja) 電動補助自転車
JP2006015887A (ja) 電動補助自転車
JPH11227668A (ja) トルク補助自転車及びその製造方法
JP2014128994A (ja) 電動補助自転車
JP5651224B2 (ja) 回生ブレーキ装置及びこれを備えた電動アシスト車
EP3424769B1 (en) Control method and braking device
JP5251319B2 (ja) 電動ブレーキ装置
JP5873001B2 (ja) 電動補助自転車
JP2019077329A (ja) ブレーキシステム
JP5537994B2 (ja) 電動補助自転車
JP2011030355A (ja) 電動駆動装置および電池パック
JP3835200B2 (ja) 電動アシスト式自転車の盗難防止方法
JP3161543B2 (ja) 電動モータ付き自転車
TW201605667A (zh) 具電能回充功能的電動自行車與電能回充方法
WO2023053518A1 (ja) 電動アシスト車の衝突抑制のための制御装置及び当該制御装置を備える電動アシスト車
JP6639362B2 (ja) 電動機付自転車
TWM498908U (zh) 具電能回充功能的電動自行車

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140729

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140731

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140926

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141021

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141114

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5651224

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250