JP2014041417A - 非接触情報表示媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】非接触通信が可能であるとともに情報を表示する非接触情報表示媒体において、電波干渉を生じさせることなく、かつ、必要となる面積を大幅に増大させることなく、非接触通信と情報表示とで電力が不足することを回避する。
【解決手段】送受信部10にて取得された交流電流から、表示制御部40を駆動させるための電力を生成する電源生成部30と、送受信部10に対して電源生成部30と並列に接続され、送受信部10にて取得された交流電流から、送受信部10にて非接触通信によって受信された情報について処理を行うための電力を生成し、該電力を用いてその処理を行う通信情報処理部20とを有し、表示部50に情報を表示させる表示制御部40は、電源生成部30にて生成された電力によって駆動し、通信情報処理部20にて処理が行われた情報を表示部50に表示する。
【選択図】図2

Description

本発明は、非接触通信が可能であるとともに情報を表示する非接触情報表示媒体に関し、特に、情報を表示するために必要となる電力による弊害を回避する技術に関する。
近年、情報化社会の進展に伴って、情報をカードに記録し、該カードを用いた情報管理や決済等が行われている。このような情報管理や決済等に用いられるカードは、ICチップが内蔵されたICカードや、磁気により情報が書き込まれた磁気カード等があり、専用の装置を用いて情報の書き込みや読み出しが行われる。
さらに、ICカードにおいては、情報の書き込みや読み出しを専用の装置に接触させることにより行う接触型ICカードと、専用の装置に近接させるだけで情報の書き込みや読み出しを行うことができる非接触型ICカードとがある。これらのICカードは、磁気カードと比較してセキュリティ性が高いとともに書き込み可能な情報量が多く、また、1枚のカードを多目的に使用できるため、市場における普及度は増加の一途を辿っている。また、その中でも、非接触型ICカードにおいては、情報の書き込みや読み出しを行う際、カードを取り出して専用の装置に挿入する必要がなく取り扱いに便利なため、そのカード及び該カードに書き込まれた情報を読み取るための装置の急速な普及が進みつつある。
非接触型ICカードとしては、例えば、電磁誘導方式によってリーダ/ライタから電力を取得して非接触通信を行うものがあり、交通系カード等に用いられている。非接触型ICカードは、リーダ/ライタから送信された搬送波に乗せられた電力によって起動し、搬送波に乗せられた情報を受信して処理を行う。この際、搬送波に乗せられた電力を、整流回路及び定電圧制御回路等を介して安定した直流電源に変換し、この直流電源によって処理を行う。
近年、このような非接触型ICカードに情報表示機能を付加した非接触情報表示媒体が考えられており、例えば交通系カードにおいては、残額や取引履歴を表示させることが可能となる。非接触型ICカードに情報表示機能を付加した非接触情報表示媒体は、情報を受信して処理するための電力の他に、情報を表示するための電力が必要となる。そのため、リーダ/ライタから送信された搬送波に乗せられた電力を、上述したように整流回路及び定電圧制御回路等を介して安定した直流電源に変換した後、この直流電源を用いて、情報を処理するとともに情報を表示する構成が考えられている(例えば、特許文献1参照)。
ところが、そのような構成のものにおいては、情報を受信して処理するための電力と、情報を表示するための電力とのどちらか一方が多大なものである場合、多大な電力を必要とする方に全ての電力がとられてしまい、なおかつ、その全ての電力が、多大な電力を必要とする方にて必要となる電力に満たないと、情報を受信して処理することも情報を表示することもできなくなってしまうことになる。一般的には、情報を受信して処理するための電力よりも情報を表示するための電力の方が多大であるため、搬送波に乗せられた電力の全てが、情報を表示するための電力として用いられてしまい、情報を受信して処理することができなくなってしまう場合がある。
また、表示機能付きのICカードにおいて、電源を内蔵し、情報を表示するための電力をこの電源から得るものが考えられている(例えば、特許文献2参照)。このICカードでは、アンテナを介して受信した搬送波から通信用の電力を取り出す一方、表示用の電力を、内蔵した電源から得ることにより、上記のような弊害を回避することができる。ところが、このような構成のものにおいては、電源の寿命を考慮する必要が生じてしまう。
また、情報を受信して処理するための電力を得るためのアンテナと、情報を表示するための電力を得るためのアンテナとの2つのアンテナを設け、情報を受信して処理するための電力と、情報を表示するための電力とを、搬送波から別個に得るものが考えられている(例えば、特許文献3参照)。この技術を用いれば、上述したような電力の不足による弊害を回避することができるとともに、電源の寿命を考慮する必要がない。
特開2012−73294号公報 特開2012−118831号公報 特許第4854914号公報
しかしながら、情報を受信して処理するための電力を得るためのアンテナと、情報を表示するための電力を得るためのアンテナとの2つのアンテナを設ける構成においては、2つのアンテナ間にて電波干渉が生じ、通信距離が低下してしまう虞れがある。また、アンテナの大きさは通信距離に関係してくるが、通信距離を確保するための大きさのアンテナを2つ設けることにより、必要となる面積が大きくなり、カード自体が大きくなったり、カードの大きさが決められている場合は実現できないことにもなる。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、非接触通信が可能であるとともに情報を表示する非接触情報表示媒体において、電波干渉を生じさせることなく、かつ、必要となる面積を大幅に増大させることなく、非接触通信と情報表示とで電力が不足することを回避することができる非接触情報表示媒体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
非接触状態にて交流電流を取得して非接触通信を行うための1つの通信手段と、
前記非接触通信によって受信された情報を表示する表示手段と、
前記通信手段にて取得された交流電流から、前記表示手段を駆動させるための電力を生成する電源生成手段と、
前記通信手段に対して前記電源生成手段と並列に接続され、前記通信手段にて取得された交流電流から、前記非接触通信によって受信された情報について処理を行うための電力を生成し、該電力を用いて前記処理を行う通信情報処理手段とを有し、
前記表示手段は、前記電源生成手段にて生成された電力によって駆動し、前記通信情報処理手段にて処理が行われた情報を表示する。
上記のように構成された本発明においては、外部のリーダ/ライタから送信された交流からなる搬送波には、非接触情報表示媒体が起動するための電力と非接触通信のための情報とが乗せられている。1つの通信手段において、この搬送波が受信されることにより、非接触状態にて交流電流が取得されて非接触通信が行われる。通信手段にて交流電流が取得されると、電源生成手段において、通信手段にて取得された交流電流から表示手段を駆動させるための電力が生成され、また、通信手段に対して電源生成手段と並列に接続された通信情報処理手段において、通信手段にて取得された交流電流から非接触通信によって受信された情報について処理を行うための電力が生成される。そして、通信情報処理手段において、非接触通信によって受信された情報について、生成した電力を用いて処理が行われる。表示手段においては、電源生成手段にて生成された電力によって駆動し、通信情報処理手段にて処理が行われた情報が表示される。
このように、1つの通信手段にて取得された交流電流から、表示手段を駆動させるために必要となる電力と、非接触通信によって受信された情報について処理を行うために必要となる電力とが、通信手段に対して互いに並列に接続された電源生成手段と通信情報処理手段とにおいて個別に生成されるので、通信手段にて取得された交流電流に乗せられた電力の全てが非接触通信と情報表示との一方にとられてしまうことがなく、それぞれにおいて電力が不足することが回避され、また、通信手段が1つであることにより、電波干渉が生じることがなく、かつ、必要となる面積が大幅に増大することもない。
本発明によれば、1つの通信手段にて取得された交流電流から、表示手段を駆動させるために必要となる電力と、非接触通信によって受信された情報について処理を行うために必要となる電力とが個別に生成されるため、電波干渉を生じさせることなく、かつ、必要となる面積を大幅に増大させることなく、非接触通信と情報表示とで電力が不足することを回避することができる。
本発明の非接触情報表示媒体の実施の一形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は内部構造を示す図である。 図1に示したICカードの機能ブロック図である。 図1及び図2に示したICカードが非接触通信を行う状態を示す図である。 図1及び図2に示したICカードの動作を説明するためのフローチャートである。 図1及び図2に示したICカードにて表示部に表示される情報の更新時の動作を説明するためのフローチャートである。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の非接触情報表示媒体の実施の一形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は内部構造を示す図である。
本形態は図1に示すように、情報が表示される情報表示領域2を有するICカード1である。ICカード1は、ベース基材上にアンテナ3が形成されるとともにICチップ4がアンテナ3に接続されて搭載されている。また、アンテナ3には、ICチップ4と並列に表示電源部6も接続されており、表示電源部6にはCPU8を介して表示ドライバ7が接続され、情報表示領域2にて情報を表示するための情報表示部5を駆動する。
アンテナ3は、ベース基材上にコイル状に形成されており、外部に設けられたリーダ/ライタから送信された13.56MHz帯の交流からなる搬送波を受信することによって交流電流を取得し、この搬送波に乗せられた電力によって電流が流れ、この電流がICチップ4及び表示電源部6に供給される。なお、アンテナ3としては、このようなコイル状のものではなく、マイクロ波や極超短波帯(UHF)等のものであってもよい。
ICチップ4は、アンテナ3を介してリーダ/ライタとの間にて非接触通信が可能なものであって、非接触通信によって情報の書き込みや読み出しが行われる。
情報表示部5は、情報表示領域2における表示パターン“00”〜“199”に応じたセグメント形状の表示電極と透明導電膜基板との間に、これら表示電極と透明導電膜基板との電位差によって表示色が変化する情報表示層が挟み込まれて構成されている。透明導電膜基板としては、例えば、ガラスや透明フィルム等からなる透明基板の一方の面にITOが形成されたものが考えられる。また、情報表示層としては、例えば、電気泳動タイプや電子粉粒タイプ、エレクトロクロミック等が挙げられる。
表示電源部6は、アンテナ3から供給された電流を用いて表示ドライバ7及び情報表示部5を駆動するための電力を生成する。
CPU8は、表示電源部6にて生成された電力によって駆動し、ICチップ4にて処理された情報を情報表示部5に表示させるために表示ドライバ7を制御する。
表示ドライバ7は、表示電源部6にて生成された電力によって駆動し、CPU8の制御によって、情報表示部5に電圧を供給する。
図2は、図1に示したICカード1の機能ブロック図である。
図1に示したICカード1は、その機能として、通信手段となる送受信部10と、通信情報処理部20と、電源生成部30と、表示手段となる表示制御部40及び表示部50とを有している。
送受信部10は、図1に示したアンテナ3を構成するものである。送受信部10は、リーダ/ライタから送信された交流からなる搬送波を受信することにより、非接触状態にて交流電流を取得し、搬送波に乗せられた情報を受信したり、情報を搬送波に乗せて送信したりして非接触通信を行う。
通信情報処理部20は、図1に示したICチップ4を構成するものであって、送受信部10に対して電源生成部30と並列に接続され、変復調回路21と、整流回路22と、定電圧制御回路23と、処理部24と、記憶部25とを有している。
変復調回路21は、送受信部10にて受信された搬送波に情報が乗っている場合は、その情報を取り出し、処理部24にて処理可能なデジタル値に復調する。また、処理部24にて処理されたデジタル値による情報を、送受信部10において搬送波に乗せて送信可能なアナログ値に変調する。
整流回路22は、送受信部10にて取得された交流電流から、処理部24にて処理を行うために必要となる電力に応じた電流を取り出し、この電流を直流電流に変換する。
定電圧制御回路23は、整流回路22にて直流に変換された電流から安定した電圧を有する電源を生成し、それにより、処理部24にて処理を行うために必要となる電力を生成する。
処理部24は、定電圧制御回路23にて生成された電力によって、変復調回路21にて復調された情報について処理を行う。例えば、変復調回路21にて復調された情報を記憶部25に記憶したり、記憶部25に記憶された情報を表示制御部40とやりとりしたりするための処理を行う。また、記憶部25に記憶された情報を変復調回路21に出力し、リーダ/ライタに対して送信するための処理を行う。これらの処理は、処理部24に記憶されたプログラムに従って行われたり、リーダ/ライタからのコマンドに従って行われたりする。
記憶部25は、処理部24にて処理された情報を記憶する。
電源生成部30は、図1に示した表示電源部6を構成するものであって、送受信部10に対して通信情報処理部20と並列に接続され、整流回路31と、定電圧制御回路32とを有している。
整流回路31は、送受信部10にて取得された交流電流から、表示制御部40を駆動させるために必要となる電力に応じた電流を取り出し、この電力を直流電流に変換する。
定電圧制御回路32は、整流回路31にて直流に変換された電流から安定した電圧を有する電源を生成し、それにより、表示制御部40を駆動させるために必要となる電力を生成する。
表示制御部40は、図1に示した表示ドライバ7及びCPU8を構成するものであって、電源生成部30にて生成された電力によって駆動し、処理部24にて処理された情報を表示部50に表示させる。
表示部50は、図1に示した情報表示部5を構成するものであって、表示制御部40の制御によって情報を表示する。
以下に、上記のように構成されたICカード1の動作について説明する。
図3は、図1及び図2に示したICカード1が非接触通信を行う状態を示す図である。図4は、図1及び図2に示したICカード1の動作を説明するためのフローチャートである。なお、以下の説明においては、図1及び図2のうち図2に示した構成要素を用いてICカード1の動作を説明する。
図1及び図2に示したICカード1は、図3に示すように、外部に設けられたリーダ/ライタ70との間にて非接触通信を行う。
リーダ/ライタ70は、制御部71と送受信部72とを有している。
ICカード1をリーダ/ライタ70に近接させ、リーダ/ライタ70の送受信部72から送信された搬送波が送受信部10にて受信されると(ステップ1)、送受信部10において、受信した搬送波による交流電流が取得される。リーダ/ライタ70から送信された搬送波には、ICカード1が動作するための電力が乗せられており、リーダ/ライタ70の制御部71は、搬送波に乗せる電力や情報を制御している。また、制御部71は、情報の送信タイミングやICカード1から受信した情報に応じた処理を行う。
すると、電源生成部30の整流回路31において、送受信部10にて取得された交流電流から、表示制御部40を駆動させるために必要となる電力に応じた電流が取り出され、この電流が整流されて直流電流に変換される。そして、定電圧制御回路32において、整流回路31にて直流に変換された電流から安定した電圧を有する電源が生成される(ステップ2)。
また、通信情報処理部20の整流回路22において、送受信部10にて取得された交流電流から、処理部24にて処理を行うために必要となる電力に応じた電流が取り出され、この電流が整流されて直流電流に変換される。そして、定電圧制御回路23において、整流回路22にて直流に変換された電流から安定した電圧を有する電源が生成される(ステップ3)。ここで、処理部24にて処理を行うために必要となる電力は、表示制御部40を駆動させるために必要となる電力よりも少ないため、リーダ/ライタ70から送信された搬送波に乗せられた電力が、表示制御部40を駆動させるために必要となる電力よりも少ない場合であっても、処理部24にて処理を行うために必要となる電力のみを確保することができる。
また、送受信部10にて受信された搬送波に情報が乗せられている場合は、変復調回路21において、送受信部10にて受信された搬送波から情報が取り出され、処理部24にて処理可能なデジタル値に復調される(ステップ4)。デジタル値に復調された情報は処理部24に送られる。
処理部24は、定電圧制御回路23にて生成された電源によって駆動しており、変復調回路21にて復調された情報について処理が行われる(ステップ5)。本形態においては、復調された情報を表示部50に表示するための処理を行うものとする。
復調された情報を表示部50に表示する場合は、変復調回路21にて復調された情報は、記憶部25に一旦記憶される(ステップ6)。
その後、表示制御部40において、記憶部25に記憶された情報が読み出され(ステップ7)、読み出された情報が、表示制御部40の制御によって表示部50に表示される(ステップ8)。この際、表示制御部40は、定電圧制御回路32にて生成された電源によって駆動する。
このように、1つの送受信部10にて取得された交流電流から、表示制御部40を駆動させるために必要となる電力と、非接触通信によって受信された情報について通信情報処理部20にて処理を行うために必要となる電力とが、送受信部10に対して互いに並列に接続された電源生成部30と通信情報処理部20とにおいて個別に生成されるため、送受信部10にて取得された交流電流に乗せられた電力の全てが非接触通信と情報表示との一方にとられてしまうことがなくなり、電波干渉を生じさせることなく、かつ、必要となる面積を大幅に増大させることなく、非接触通信と情報表示とで電力が不足することを回避することができる。
ここで、表示部50に表示される情報の更新時の動作について詳細に説明する。
図5は、図1及び図2に示したICカード1にて表示部50に表示される情報の更新時の動作を説明するためのフローチャートである。なお、以下の説明においては、図1及び図2のうち図2に示した構成要素を用いてICカード1の動作を説明する。
リーダ/ライタ70(図3参照)から、表示部50に表示すべき情報を搬送波に乗せて送信する場合は、まず、記憶部25に記憶された表示用情報をリセットするためのコマンドがリーダ/ライタ70から送信される。
このコマンドが送受信部10にて受信されると、処理部24において、記憶部25に記憶された表示用情報に付与されたフラグが“0”に設定され、表示用情報がリセットされる(ステップ11)。記憶部25においては、表示用情報が記憶された番地とは別の番地に、その表示用情報が既に表示されたかどうかを示すフラグが設定可能となっている。
そして、上述した処理によって、リーダ/ライタ70から送信された搬送波に乗せられた表示用情報が受信され(ステップ12)、受信された表示用情報が処理部24によって記憶部25に記憶される(ステップ13)。
その際、処理部24の制御によって、記憶部25に記憶された表示用情報がまだ表示されていないことを示すために、記憶部25に記憶された情報に対応するフラグが“1”に設定される(ステップ14)。
フラグが“1”に設定されると、処理部24から割り込み信号が表示制御部40に送信される。
表示制御部40においては、処理部24から送信された割り込み信号が受信されると(ステップ15)、フラグが“1”に設定された表示情報が取り出され、表示制御部40の制御によってその表示情報が表示部50に表示される(ステップ16)。
その後、表示制御部40において、表示部50に表示した表示情報に対応するフラグが“0”にリセットされる(ステップ17)。このフラグをリーダ/ライタ70にて読み取ることにより、ICカード1に送信した情報が表示されたことを確認することができる。
なお、表示部50としては、有機EL素子を用いたものやLEDを用いたもの等も考えられるが、上述したように、電気泳動タイプや電子粉粒タイプ、エレクトロクロミック等のものを用いることで、表示部50にて情報を更新する際には電源が必要となるものの、情報を更新せずに表示し続ける場合に電源を不要とすることができる。
1 ICカード
2 情報表示領域
3 アンテナ
4 ICチップ
5 情報表示部
6 表示電源部
7 表示ドライバ
8 CPU
10,72 送受信部
20 通信情報処理部
21 変復調回路
22,31 整流回路
23,32 定電圧制御回路
24 処理部
25 記憶部
30 電源生成部
40 表示制御部
50 表示部
70 リーダ/ライタ
71 制御部

Claims (1)

  1. 非接触状態にて交流電流を取得して非接触通信を行うための1つの通信手段と、
    前記非接触通信によって受信された情報を表示する表示手段と、
    前記通信手段にて取得された交流電流から、前記表示手段を駆動させるための電力を生成する電源生成手段と、
    前記通信手段に対して前記電源生成手段と並列に接続され、前記通信手段にて取得された交流電流から、前記非接触通信によって受信された情報について処理を行うための電力を生成し、該電力を用いて前記処理を行う通信情報処理手段とを有し、
    前記表示手段は、前記電源生成手段にて生成された電力によって駆動し、前記通信情報処理手段にて処理が行われた情報を表示する非接触情報表示媒体。
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