JP2014041334A - 表示装置 - Google Patents

Abstract

【課題】表示パネルが変形することを防止できる表示装置用下部シャーシを具備する表示装置。
【解決手段】表示装置は光をガイドして出射させる導光板、及び前記導光板に光を供給する光源ユニットを含むバックライトユニット、前記バックライトユニットで光を受信して映像を表示する表示パネル、及び前記バックライトユニット及び前記表示パネルを収容する下部シャーシを含む。ここで、前記下部シャーシは前記バックライトユニット及び前記表示パネルが配置される底部、前記表示パネル側に前記底部から延長された複数の側面、及び前記側面の中で少なくとも１つから延長され、折曲された少なくとも１つのフランジを含み、前記底部は前記フランジへ加えられたストレスが前記表示パネルへ伝達されることを防止できるストレス解消部を具備する。
【選択図】図１

Description

本発明は平板表示装置に関し、より詳細には表示装置用下部シャーシを含みベンディング抵抗性を有する表示装置に関する。

液晶表示装置（Ｌｉｑｕｉｄ Ｃｒｙｓｔａｌ Ｄｉｓｐｌａｙ）、電氣泳動表示装置（Ｅｌｅｃｔｒｏ−Ｐｈｏｒｅｔｉｃ Ｄｉｓｐｌａｙ）、エレクトロ・ウェッティング表示装置（Ｅｌｅｃｔｒｏ Ｗｅｔｔｉｎｇ Ｄｉｓｐｌａｙ）、及び有機発光表示装置（Ｏｒｇａｎｉｃ ｌｉｇｈｔ−ｅｍｉｔｔｉｎｇ Ｄｉｓｐｌａｙ）のような平板表示装置は軽量、薄型、低消費電力駆動等の特徴を有し，その応用範囲はだんだん拡大されてきている。特に、平板表示装置は携帯電話、タブレット、及びノートパソコンのようなデータ処理機器に適用されている。

平板表示装置で画像を表示する表示パネルは下部シャーシと称される収納容器に収容及び固定される。下部シャーシは一側に配置されたフランジを通じてデータ処理機器のケースに固定される。

一方、フランジはその構造上に外部圧力を受けると、トルクが発生して回転運動するようになる。フランジの回転運動は下部シャーシのベンディングによって下部シャーシの他部分にトルクを伝達する。この場合，下部シャーシの一部分には平板表示パネルによって圧力が加えられる。圧力の大きさによって，平板表示パネルは変形が発生するか、或いは破壊されることもあり得る。

韓国特許公開第１０−２０１２−００１７７２０号公報

本発明の一目的はフランジに加えられる外部圧力によって、表示パネルが変形されることを防止できる表示装置用下部シャーシを具備する表示装置を提供することにある。

上述した本発明の一目的を達成するための表示装置は光をガイドして出射させる導光板及び導光板に光を供給する光源ユニットを含むバックライトユニット、バックライトユニットで光を受信して映像を表示する表示パネル、及びバックライトユニット及び表示パネルを収容する下部シャーシを含む。ここで、下部シャーシはバックライトユニット及び表示パネルが配置される底部、底部から延長されて表示パネル方向に折曲された複数の側面、及び側面の中で少なくとも１つから延長され、折曲された少なくとも１つのフランジを含み、底部はフランジに加えられるストレスが表示パネルへ伝達されることを防止できるストレス解消部を具備することができる。

底部は側面に隣接し、表示パネルの枠を支持する第１領域、及び第１領域によって、少なくとも部分的に露出された第２領域を包含することができる。

第２領域はオープン領域である。

ストレス解消部はストレス解消領域を含み、ストレス解消領域は第１領域内に形成された開口部である。

ストレス解消領域の幅はフランジの幅より大きくなり得る。

ストレス解消部はストレス解消領域をカバーするカバー部をさらに包含できる。

カバー部はストレス解消領域のコナーで第１領域に連結される。

ストレス解消部は表示パネルの下部で下部シャーシ内に具備される。

下部シャーシは弾性を有することができる。

また、本発明の一目的を達成するための表示装置は光をガイドして出射させる導光板及び導光板に光を供給する光源ユニットを含むバックライトユニット、バックライトユニットで光を受信して映像を表示する表示パネル、及びバックライトユニット及び表示パネルを収容する下部シャーシを包含する。ここで、下部シャーシはバックライトユニット及び表示パネルが配置される底部、底部から延長されて表示パネル方向に折曲された複数の側面、及び複数の側面のうち少なくとも１つに接続される少なくとも１つのフランジ、及びフランジと少なくとも１つの側面との間配置されるストレス解消部を具備することができる。ストレス解消部は少なくとも１つの側面にストレスが伝達されることを防止する。

ストレス解消部は側面の上部から延長されて側面が折曲された方向と反対方向に折曲された第１折曲部、及び第１折曲部から延長されて第１折曲部が折曲された方向と反対方向に折曲され、フランジに連結される第２折曲部を包含することができる。

上述したような表示装置に適用される下部シャーシはフランジに加えられる外部圧力をバックライトユニット及び表示パネルへ伝達しない。したがって、本発明の表示装置用下部シャーシを具備する表示装置は表示パネルが変形することを防止することができる。

本発明の一実施形態による表示装置を説明するための分解斜視図である。 図１のＩ−Ｉ’ラインに沿う断面図である。 図１に図示された下部シャーシを説明するための平面図である。 図３のＩＩ−ＩＩ’ラインに沿う断面図である。 図４の下部シャーシでストレスが解消されることを説明するための断面図である。 ストレス解消部を具備しない一般的な下部シャーシでフランジへ伝達される外部圧力が表示パネル及びバックライトユニットへ伝達されることを説明するための断面図である。 本発明の他の実施形態による表示装置に適用される下部シャーシを説明するための平面図である。 図７のＩＩＩ−ＩＩＩ’ラインに沿う断面図である。 図８の下部シャーシでストレスが解消されることを説明するための断面図である。

以下、添付した図面を参照して本発明の望ましい実施形態をより詳細に説明する。

図１は本発明の一実施形態による表示装置を説明するための分解斜視図であり、図２は図１のＩ−Ｉ’ラインに沿う断面図である。

図１及び図２を参照すれば、本発明の一実施形態による表示装置は映像を表示する表示パネル１００、表示パネル１００へ光を供給するバックライトユニット２００、モールドフレーム３００、及び下部シャーシ４００を含む。

表示パネル１００は映像を表示する表示領域を具備し、表示領域は光を利用して映像を表示する。表示パネル１００として液晶表示装置（ｌｉｑｕｉｄ ｃｒｙｓｔａｌ ｄｉｓｐｌａｙ ｐａｎｅｌ、ＬＣＤ）や電気泳動表示パネル（ｅｌｅｃｔｒｏｐｈｏｒｅｔｉｃ ｄｉｓｐｌａｙ ｐａｎｅｌ、ＥＤＰ）等の多様な表示パネルが使用されてよい。本実施形態では液晶表示パネルを例として説明する。

また、表示パネル１００は長辺と短辺を有する四角形の板状で設けられ、画像を表示する表示領域１３０、及び表示領域１３０周辺を囲む非表示領域１４０とに区分され得る。また、表示パネル１００はアレイ基板１１０、アレイ基板１１０に対向される対向基板１２０及びアレイ基板１１０と対向基板１２０との間に形成された液晶層（図示せず）を含む。

本発明の一実施形態によれば、アレイ基板１１０には第１方向に延長された多数のゲートライン（図示せず）、及び第１方向とほぼ直交する第２方向に延長されてゲートラインと絶縁されるように交差する多数のデータライン（図示せず）が配置される。また、アレイ基板１１０には多数の画素（図示せず）がマトリックス形態に具備され得る。各画素には薄膜トランジスタ（図示せず）及び画素電極（図示せず）が配置される。ここで、薄膜トランジスタのゲート電極は対応する１つのゲートラインと電気的に接続され、薄膜トランジスタのソース電極は対応する１つのデータラインと電気的に接続され、薄膜トランジスタのドレーン電極は画素電極と電気的に接続される。したがって、薄膜トランジスタは各画素を制御又は駆動するための信号を画素電極に印加するか否かを制御するスイッチングをする。

対向基板１２０はその一面上に光を利用して所定の色を具現するＲＧＢカラーフィルター（図示せず）及びＲＧＢカラーフィルター上に形成されて画素電極と対向する共通電極（図示せず）を具備することができる。ここで、ＲＧＢカラーフィルターは薄膜工程を通じて形成され得る。一方、本発明では対向基板１２０にカラーフィルターが形成されたことを例として説明したが、これに限定されることはない。例えば、カラーフィルターはアレイ基板１１０上に形成されることもあり得ることは当業者に明らかな事実である。

液晶層は，バックライトユニット２００から提供される光の透過度を調節するために，画素電極及び共通電極へ印加される電圧によって、特定方向に配列されてもよい。このようにして，表示パネル１００が映像を表示できるようにする。

一方、表示パネル１００の一面若しくは両面、即ち、アレイ基板１１０及び対向基板１２０各々の外部面には偏光フィルム（図示せず）が付着されることもあり得る。

バックライトユニット２００は表示パネル１００の一面に対向するように、例えば、アレイ基板１１０の外部（以下、“下部”と称する）方向面に対向するように配置されて表示パネル１００へ光を供給する。また、表示パネル１００へ供給された光は表示パネル１００の他面、例えば、対向基板１２０の外部（以下、“上部”と称する）方向へ出射されて映像を表現する。ここで、バックライトユニット２００は光をガイドして放出する導光板２１０、導光板２１０へ光を供給する光源ユニット２２０、光学部材２３０、及び反射シート２４０を含む。

導光板２１０は表示パネル１００の形状に対応した長方形の板状であり、光を屈折させることができる透明な物質からなる。導光板２１０はポリカーボネート（ｐｏｌｙｃａｒｂｏｎａｔｅ）やポリメチルメタクリラート（ｐｏｌｙｍｅｔｈｙｌ ｍｅｔｈａｃｒｙｌａｔｅ）等の透明な高分子樹脂から形成されてもよい。また、導光板２１０は表示パネル１００の下部に位置し、光源ユニット２２０から放出される光をガイドして表示パネル１００方向へ出射させる。また、導光板２１０は少なくとも表示パネル１００の表示領域と重畳する。ここで、導光板２１０は上面、上面に対向する下面、及び上面及び下面を連結する複数の側面を具備する。ここで、側面の中の少なくとも１つは光源ユニット２２０から出射された光が入射する入光面であり、上面は光をガイドして表示パネル方向へ出射させ、表示パネル１００と対向する出射面であり得る。

光源ユニット２２０は少なくとも１つの光源２２１及び光源２２１をいずれか一面に実装し、前記光源２２１へ電源を印加できる回路基板２２２を含む。ここで、光源２２１は発光ダイオード（ｌｉｇｈｔ ｅｍｉｔｔｉｎｇ ｄｉｏｄｅ：ＬＥＤ）が使用され得る。また、回路基板２２２の光源２２１が実装された面の反対方向面には光源２２１から発生する熱を放出するための放熱部材（図示せず）が配置される。また、光源ユニット２２０は導光板２１０のいずれか一側面に対向するように配置されて導光板２１０へ光を供給する。

光学部材２３０は導光板２１０及び表示パネル１００の間へ提供される。光学部材２３０は光源ユニット２２０から提供されて導光板２１０を通じて出射される光を制御する役割を遂行する。また、光学部材２３０は順次的に
積層された拡散シート２３２、プリズムシート２３４、及び保護シート２３６を含む。

拡散シート２３２は導光板２１０から出射された光を拡散する役割を遂行する。プリズムシート２３４は拡散シート２３２で拡散された光を表示パネル１００の平面と垂直になる方向に集光する。プリズムシート２３４を通過した光の大部分は表示パネル１００に入射される。保護シート２３６はプリズムシート２３４上に位置する。保護シート２３６はプリズムシート２３４を外部の衝撃から保護する。

本実施形態では光学部材２３０が拡散シート２３２、プリズムシート２３４、及び保護シート２３６が１枚ずつ具備されることを例としたが、これに限定されない。光学部材２３０は拡散シート２３２、プリズムシート２３４、及び保護シート２３６の中で少なくともいずれか１つを複数枚重ねて使用でき、必要に応じて、少なくともいずれか１つのシートを省略することもできる。

導光板２１０の下部には表示パネル１００方向に提供されずに漏洩した光を反射させて表示パネル１００方向に光の経路を変更させるための反射シート２４０が配置される。反射シート２４０は光を反射する物質を含む。反射シート２４０は下部シャーシ４００上に具備されて光源ユニット２２０から出射された光を反射させる。その結果、反射シート２４０は表示パネル１００側へ提供される光の量を増加させる。

モールドフレーム３００は四角形の環形状（例えば、１つ又はそれ以上の側壁から内側に延長されたフランジを有する正方形又は長方形のフレーム）を有し、その内部に表示パネル１００及びバックライトユニット２００を収容し支持する。モールドフレーム３００は図面のように一つで形成できるが、必要に応じて、複数のモールドフレームが提供されてもよい。

下部シャーシ４００はバックライトユニット２００の下部に配置され、表示パネル１００、バックライトユニット２００、及びモールドフレーム３００を収納する。下部シャーシ４００は弾性を有する材質から形成される。したがって，下部シャーシ４００は弾性を有する。また、下部シャーシ４００は表示パネル１００及びバックライトユニット２００の形状に対応する底部４１０、底部４１０から延長されて上部に折曲された複数の側面４２０、及び側面４２０の中で少なくとも１つから延長され、底部４１０とほぼ平行になるように折曲された少なくとも１つのフランジ４３０を含む。下部シャーシ４００には，このような底部４１０及び側面４２０によって、表示パネル１００、バックライトユニット２００、及びモールドフレーム３００を収容できる空間が設けられる。

底部４１０はフランジ４３０に外部圧力が加えられる場合に生じるストレスを解消させることができるストレス解消部４１１を包含してもよい。ストレス解消部４１１は表示パネル１００に対応する底部４１０に配置され得る。

また、フランジ４３０には下部シャーシ４００がデータ処理機器のケース５００の一部と結合して固定されることができるようにする結合部材６００、例えばスクリューのような結合部材６００が装着できる少なくとも１つの結合ホール４３１が設けられる。

図３は図１に図示された下部シャーシを説明するための平面図であり、図４は図３のＩＩ−ＩＩ’ラインに沿う断面図であり、図５は図４の下部シャーシでストレスが解消されることを説明するための断面図であり、図６はストレス解消部を具備しない一般的な下部シャーシでフランジへ伝達される外部圧力が表示パネル及びバックライトユニットへ伝達されることを説明するための断面図である。

図５及び図６を参照して、ストレス解消部４１１の有無による、フランジ４３０に加えられる外部圧力への影響を説明する。

図３乃至図６を参照すれば、下部シャーシ４００は表示パネル１００、バックライトユニット２００、及びモールドフレーム３００を収納してもよい。下部シャーシ４００は底部４１０、底部４１０から延長されて上部に折曲された複数の側面４２０、及び複数の側面４２０のうちの少なくとも１つから延長され、底部と平行になるように折曲された少なくとも１つのフランジ４３０を含む。底部４１０及び側面４２０によって、形成された空間に表示パネル１００、バックライトユニット２００、及びモールドフレーム３００が収容され得る。

底部４１０は側面４２０に隣接して表示パネル１００を支持する第１領域４１０Ａ、及び第１領域４１０Ａによって囲まれた残りの領域である第２領域４１０Ｂを含む。ここで、第２領域４１０Ｂはオープン領域（例えば、第１領域４１０Ａの内側の縁に位置するオープン領域）である。

第１領域４１０Ａにはストレス解消部４１１が配置され得る。ストレス解消部４１１は第１領域４１０Ａの一部が除去されてオープンされた形状を有するストレス解消領域４１１Ａ、及び側面４２０が折曲された方向と反対方向でストレス解消領域４１１Ａをカバーするカバー部４１１Ｂを含む。

ストレス解消領域４１１Ａはフランジ４３０に加えられる外部圧力が底部４１０へ伝達されてバックライトユニット２００の各種シート及び表示パネル１００に圧力を加えることを防止する。ストレス解消領域４１１Ａは正方形や長方形であってもよい。

一方、ストレス解消領域４１１Ａの幅Ｗ２はフランジ４３０の幅Ｗ１より大きくする。ストレス解消領域４１１Ａの幅Ｗ２がフランジ４３０の幅Ｗ１より小さい場合、フランジ４３０から伝達されるストレスを解消できず、第１領域４１０Ａを通じてバックライトユニット２００及び表示パネル１００へストレスを伝達してしまう。

カバー部４１１Ｂはストレス解消領域４１１Ａの角で第１領域４１０Ａに接続されて、ストレス解消領域４１１Ａの周辺の第１領域４１０Ａを支持する。したがって、カバー部４１１Ｂはストレス解消領域４１１Ａの角にストレスが集中されて第１領域４１０Ａへクラックが発生することを防止することができる。

一方、フランジ４３０には下部シャーシ４００がデータ処理機器のケース５００と結合して固定できるようにする結合部材６００、例えば、スクリューのような結合部材６００が装着できる少なくとも１つの結合ホール４３１が設けられている。図面上には図示しないが、結合部材６００がスクリューである場合には結合ホール４３１の内部面にはネジ山を形成してもよい。

下記のでは図５を参照して、ストレス解消部４１１を具備する下部シャーシ４００の動作を説明する。一方、説明を簡単にするために、図６を参照して、ストレス解消部４１１を具備する下部シャーシ４００の動作を共に説明する。

先ず、図５に示したように、フランジ４３０に外部圧力が加えられれば、フランジ４３０には矢印方向にトルクが作用するようになる。トルクによって、フランジ４３０、側面４２０、及び第１領域４１０Ａのうち側面４２０とストレス解消部４１１との間の領域は下側方向に変形され得る。ここで、トルクの支持点Ｐ１は，底部４１０及びカバー部４１１Ｂが接続する部分のうち，側面４２０に隣接する側の部分である。

一方、フランジ４３０に作用するトルクはフランジ４３０、側面４２０、及び第１領域４１０Ａのうち側面４２０とストレス解消部４１１との間の領域に回転動作を与える。すなわち，トルクは第１領域４１０Ａから第２領域４１０Ｂとストレス解消部４１１との間の領域へは伝達されない。したがって、フランジ４３０に加えられる外部圧力はバックライトユニット２００及び表示パネル１００へ伝達されない。即ち、フランジ４３０へ流入されたストレスはストレス解消部４１１によって除去され側面４２０へ伝達されない。

また、下部シャーシ４００は弾性を有する材質からなる。したがって、フランジ４３０に加えられる外部圧力が除去されれば、フランジ４３０、側面４２０、及び第１領域４１０Ａのうち側面４２０とストレス解消部４１１との間の領域は元の位置及び形状に戻ることができる。

一方、図６に示したように、底部４１０がストレス解消部４１１を包含しない場合には，トルクによって、フランジ４３０、側面４２０、及び底部４１０は，側面４２０及び底部４１０が接続する地点をトルクの支持点Ｐ２として，変形される。したがって、底部４１０の第１領域４１０Ａの終端はバックライトユニット２００の方に上側へ圧力を加えられる。圧力及びストレスによって、バックライトユニット２００及び表示パネル１００は変形されるか、或いは破壊されてしまう。

したがって、下部シャーシ４００はフランジ４３０へ外部圧力が加えられても外部圧力が下部シャーシ４００を通じてバックライトユニット２００及び表示パネル１００に作用することを防止することができる。したがって、下部シャーシ４００を具備する表示装置は，表示装置に外部圧力が加わってもバックライトユニット２００及び表示パネル１００が曲がったり、或いは破壊されることを防止することができる。

以下、図７乃至図９を通じて本発明の他の実施形態を説明する。図７乃至図９において、図１乃至図６に図示された構成要素に対する具体的な説明は省略する。また、図７乃至図９では重複された説明を避けるために図１乃至図６との差異点を主に説明する。

図７は本発明の他の実施形態による表示装置に適用される下部シャーシを説明するための平面図であり、図８は図７のＩＩＩ−ＩＩＩ’ラインに沿う断面図であり、図９は図８の下部シャーシでストレスが解消されることを説明するための断面図である。

図７乃至図９を参照すれば、下部シャーシ４００’は底部４１０’、底部４１０’から延長されて上部に折曲された複数の側面４２０’、側面４２０の少なくとも１つに接続された少なくとも１つのフランジ４３０’、及びフランジ４３０’及び側面４２０’の間に配置されるストレス解消部４３２を含む。底部４１０’及び側面４２０’によって、形成された空間には表示パネル、バックライトユニット、及びモールドフレームが収容され得る。

底部４１０’は側面４２０’に隣接して表示パネルを支持する第１領域４１０Ａ’、及び第１領域４１０Ａ’のうちの残りの部分である第２領域４１０Ｂ’を含む。ここで、第２領域４１０Ｂ’はオープン領域であり得る。

フランジ４３０は底部と平行な方向へ延長される。また、フランジ４３０には下部シャーシ４００’がデータ処理機器のケースの一部と結合して固定できるようにする結合部材が装着できる少なくとも１つの結合ホール４３１’が形成される。

ストレス解消部４３２は第１折曲部４３２Ａ及び第２折曲部４３２Ｂを含む。第１折曲部４３２Ａは側面４２０’の上部から延長されて側面４２０’が折曲された方向と反対方向に折曲される。第２折曲部４３２Ｂは第１折曲部４３２Ａから延長されて第１折曲部４３２Ａが折曲された方向と反対方向に折曲される。ここで、第２折曲部４３２Ｂの一端はフランジ４３０’に接続される。第１及び第２折曲部４３２Ａ、４３２Ｂは互いに接続されて断面から見た時、Ｕ字の形状を形成する。

下記ではストレス解消部４３２を具備する下部シャーシ４００’がフランジ４３０’に加えられる外部圧力によるストレスをバックライトユニット及び表示パネルへ伝達されることを防止できることを説明する。

フランジ４３０’に外部圧力が加えられれば、外部圧力によって、フランジ４３０’にはトルクが作用する。トルクによって、フランジ４３０’及び第２折曲部４３２Ｂはレバーの原理（ｐｒｉｎｃｉｐｌｅ ｏｆ ｌｅｖｅｒ）によって、下方向に変形される。ここで、トルクの支持点Ｐ３は第１折曲部４３２Ａ及び第２折曲部４３２Ｂの接続地点である。

一方、フランジ４３０に作用するトルクはフランジ４３０’及び第２折曲部４３２Ｂを変形させるのに大部分使用されて、第１折曲部４３２Ａ、側面４２０及び底部４１０’へ伝達されない。したがって、フランジ４３０に加えられる外部圧力はストレス解消部４３２によって、バックライトユニット２００及び表示パネル１００へ伝達されない。

また、下部シャーシ４００’は弾性を有する材質からなる。したがって、フランジ４３０’に加えられる外部圧力が除去されれば、フランジ４３０’、及び第２折曲部４３２Ｂは元の位置及び形状に戻ることができる。

以上では本発明の望ましい実施形態を示し説明したに過ぎず、前述したように本発明は本明細書に開示された発明の概念の範囲、前述した開示内容と均等な範囲，当業界の技術又は知識の範囲内で多様に変更又は修正が可能である。したがって、以上の発明の詳細な説明は開示された実施状態に本発明を制限しようとするものではない。また、添付された請求の範囲は他の実施状態をも含むものとして解釈されなければならない。

１００・・・表示パネル
１１０・・・アレイ基板
１２０・・・対向基板
１３０・・・表示領域
１４０・・・非表示領域
２００・・・バックライトユニット
２１０・・・導光板
２２０・・・光源ユニット
２２１・・・光源
２２２・・・回路基板
２３０・・・光学部材
２３２・・・拡散シート
２３４・・・プリズムシート
２３６・・・保護シート
２４０・・・反射シート
３００・・・モールドフレーム
４００、４００’・・・下部シャーシ
４１０、４１０’・・・底部
４１０Ａ、４１０Ａ’・・・第１領域
４１０Ｂ、４１０Ｂ’・・・第２領域
４１１、４３２・・・ストレス解消部
４１１Ａ・・・ストレス解消領域
４１１Ｂ・・・カバー部
４２０、４２０’・・・側面
４３０、４３０’・・・フランジ
４３１、４３１’・・・結合ホール
４３２Ａ・・・第１折曲部
４３２Ｂ・・・第２折曲部

Claims (10)

1. 光をガイドして出射させる導光板及び前記導光板に前記光を供給する光源ユニットを含むバックライトユニットと、
   前記バックライトユニットから前記光を受信して映像を表示する表示パネルと、
   前記バックライトユニット及び前記表示パネルを収容する下部シャーシと、を含み、
   前記下部シャーシは、
   前記バックライトユニット及び前記表示パネルが配置される底部と、
   前記表示パネル側に前記底部から延長された複数の側面と、
   前記側面の中で少なくとも１つから延長され、折曲された少なくとも１つのフランジと、を含み、
   前記底部は前記フランジへ加えられたストレスが前記表示パネルへ伝達されることを防止するストレス解消部を具備する表示装置。
2. 前記底部は前記側面に隣接し、前記表示パネルを支持する第１領域、及び前記第１領域によって少なくとも部分的に露出された第２領域を含む請求項１に記載の表示装置。
3. 前記第２領域は開口されている請求項２に記載の表示装置。
4. 前記ストレス解消部は前記第１領域に形成された開口部であるストレス解消領域を含む請求項２に記載の表示装置。
5. 前記ストレス解消領域の幅は前記フランジの幅より大きい請求項４に記載の表示装置。
6. 前記ストレス解消部は前記ストレス解消領域をカバーするカバー部をさらに含む請求項４に記載の表示装置。
7. 前記カバー部は前記ストレス解消領域の角で前記第１領域に接続される請求項６に記載の表示装置。
8. ストレス解消部は前記表示パネル下側の前記底部に配置される請求項１に記載の表示装置。
9. 前記下部シャーシは弾性を有する請求項１に記載の表示装置。
10. 光をガイドして出射させる導光板及び前記導光板に前記光を供給する光源ユニットを含むバックライトユニットと、
    前記バックライトユニットで前記光を受信して映像を表示する表示パネルと、
    前記バックライトユニット及び前記表示パネルを収容する下部シャーシと、を含み、
    前記下部シャーシは、
    前記バックライトユニット及び前記表示パネルが配置される底部と、
    前記表示パネル側に前記底部から延長された複数の側面と、
    前記側面の少なくとも１つに接続される少なくとも１つのフランジと、
    前記フランジ及び前記側面の少なくとも１つの間に配置されて前記フランジへ加えられたストレスが前記側面の少なくとも１つへ伝達されることを防止するストレス解消部と、を具備する表示装置。

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