JP2014041110A - 変位センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】測定レンジを大きくとることができると共に、被測定対象物の対向する2つの面間の変位を複数方向で測定することができる静電容量式の変位センサを得る。
【解決手段】第1の基板21と、第1の基板21上のX軸方向にパターン生成されたX1センサ電極22、Y軸方向にパターン生成されたY1センサ電極23、X1,Y1センサ電極22,23夫々と重ならない位置に配置されたZ1センサ電極24を有する第1のセンサ部2と、第2の基板31と、第2の基板31上でX1センサ電極22の配置方向と同方向のX軸方向にパターン生成されたX2センサ電極32、Y1センサ電極23の配置方向と同方向のY軸方向にパターン生成されたY2センサ電極33と、X2,Y2センサ電極32,33夫々と重ならない位置で、かつZ1センサ電極24と対向する位置に配置されたZ2センサ電極34と、を有する第2のセンサ部3と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、対向する2面を有する被測定対象物における2面間の位置ずれを検出する静電容量式の変位センサに関する。
変位センサの方式として、光学式、静電容量式、磁気式等が知られている。光学式の変位センサは、例えば特許文献1に記載されており、静電容量式の変位センサは、例えば特許文献2に記載されている。また、磁気式の変位センサは、例えば特許文献3に記載されている。
静電容量式の変位センサには、図10に示すような2枚の電極を並行配置した並行平板型のものや、図11に示すようなプローブ型のものがよく知られている。図10に示す並行平板型では、対向配置された電極300,301間の距離pの変化によって生ずる静電容量の変化に応じた信号が得られる。図11に示すプローブ型では、測定対象物400とプローブと呼ばれる電極(以下、プローブと呼ぶ)302との間の距離dの変化によって生ずる静電容量の変化に応じた信号が得られる。
プローブ型の静電容量式変位センサにおいては、図12に示すように、測定対象物400とプローブ302との間の距離dの変化によって生ずる静電容量の変化に応じた信号が増幅器500で増幅されて信号Vとして出力される。
図13は、電極間の距離(又は測定対象物とプローブとの間の距離)dと静電容量Cとの関係(同図(a))と、電極間の距離(又は測定対象物とプローブとの間の距離)dと増幅器500の信号Vの出力との関係(同図(b))を示す図である。
静電容量式の変位センサは、その形状が各種あっても、センサ電極の静電容量は以下の式(1)によって表現することができる。
C=εS/d…(1)
但し、C:静電容量
ε:誘電率
S:電極の面積
d:電極間の距離、或いはプローブと測定対象物との間の距離
特開2007−232556号公報 特開平11−230704号公報 特開平06−241765号公報
しかしながら、上述した静電容量式の変位センサは、分解能が優れているものの、他の原理のセンサに比べ、測定空間に制約がある場合は、測定レンジを大きくとることができない。すなわち、C=εS/dの式から分かるように、測定レンジを大きくしようとすると電極の面積Sを大きくしなければならないからで、電極の面積を大きくすることで、センサそのものが大型化することになる。このようなことから、測定空間に制約がある場合には、測定レンジを大きくとることができない。
また、測定空間があった場合でも、1個の変位センサでは一方向の変位しか測定することができず、複数方向の変位を測定する場合には複数個のセンサを用意する必要があり、その分、コストが嵩んでしまう。
本発明は係る事情に鑑みてなされたものであり、測定レンジを大きくとることができるとともに、被測定対象物の対向する2つの面間の変位を複数方向で測定することができる静電容量式の変位センサを提供することを目的とする。
本発明の変位センサは、対向する2つの面を有する被測定対象物の前記2面間の変位を検出する変位センサであって、第1の基板と、前記第1の基板上のX軸方向に配置されたX1センサ電極と、前記第1の基板上のY軸方向に配置されたY1センサ電極と、前記第1の基板上で、前記X1センサ電極及び前記Y1センサ電極それぞれと重ならない位置に配置されたZ1センサ電極と、を有する第1のセンサ部と、第2の基板と、前記第2の基板上で、前記X1センサ電極の配置方向と同方向のX軸方向に配置されたX2センサ電極と、前記第2の基板上で、前記Y1センサ電極の配置方向と同方向のY軸方向に配置されたY2センサ電極と、前記第2の基板上で、前記X2センサ電極及び前記Y2センサ電極それぞれと重ならない位置で、かつ前記Z1センサ電極と対向する位置に配置されたZ2センサ電極と、を有する第2のセンサ部と、を備える。
上記構成によれば、対向する2つの面を有する被測定対象物の一方の面に第1のセンサ部を配置し、他方の面に第2のセンサ部を配置することで、第1のセンサ部のX1センサ電極と第2のセンサ部のX2センサ電極とにより、被測定対象物におけるX軸方向の変位を検出できる。また、第1のセンサ部のY1センサ電極と第2のセンサ部のY2センサ電極とにより、被測定対象物におけるY軸方向の変位を検出できる。さらに、第1のセンサ部のZ1センサ電極と第2のセンサ部のZ2センサ電極とにより、被測定対象物における対向する2つの面間の方向であるZ軸方向の変位を検出できる。このように、1個の変位センサで、被測定対象物の2面間の変位を複数方向で検出することができる。
上記構成において、前記X1センサ電極と前記X2センサ電極の配置方向の幅が異なるとともに、前記Y1センサ電極と前記Y2センサ電極の配置方向の幅が異なる。
上記構成によれば、第1のセンサ部又は第2のセンサ部がX軸方向にずれた場合、そのずれ方向によって、X1,X2センサ電極より得られるセンサ出力の変化する方向が変わり、+X軸方向のずれと、−X軸方向のずれを知ることができる。また、第1のセンサ部又は第2のセンサ部がY軸方向にずれた場合、そのずれ方向によって、Y1,Y2センサ電極より得られるセンサ出力の変化する方向が変わり、+Y軸方向のずれと、−Y軸方向のずれを知ることができる。
上記構成において、前記X1センサ電極、前記Y1センサ電極、前記X2センサ電極及び前記Y2センサ電極それぞれの形状が櫛形である。
上記構成によれば、X1センサ電極とX2センサ電極の形状を櫛形にしたことで、X1センサ電極とX2センサ電極の間のずれによるセンサ電極面積の変化を大きくとることができる。即ち、ずれた分に対応するX1センサ電極とX2センサ電極の間の静電容量を大きくとることができる。言い換えれば、感度を高めることができる。同様に、Y1センサ電極とY2センサ電極の形状を櫛形にしたことで、Y1センサ電極とY2センサ電極の間のずれによるセンサ電極面積の変化を大きくとることができる。
上記構成において、前記X1センサ電極及び前記X2センサ電極のうちのいずれか一方の櫛歯が、他方の櫛歯の一方の側辺側に位置し、前記他方の櫛歯よりも短寸で、かつ側辺が櫛歯の根元に接続されており、前記Y1センサ電極及び前記Y2センサ電極のうちのいずれか一方の櫛歯が、他方の櫛歯の一方の側辺側に位置し、前記他方の櫛歯よりも短寸で、かつ側辺が櫛歯の根元に接続されている。
上記構成によれば、X1センサ電極及びX2センサ電極においては、Y軸方向のずれの影響を受けなくすることができ、Y1センサ電極及びY2センサ電極においては、X軸方向のずれの影響を受けなくすることができるので、X軸方向のずれとY軸方向のずれを高精度で検出することができる。
上記構成において、前記Z1センサ電極の大きさと前記Z2センサ電極の大きさが異なる。
上記構成によれば、Z1センサ電極とZ2センサ電極の大きさを違えることで、Z軸方向のずれがX軸方向とY軸方向のずれに影響されないようにできる。つまり、Z1センサ電極とZ2センサ電極の大きさを同じにすると、X軸方向又はY軸方向のずれが生じた場合に、Z1センサ電極とZ2センサ電極の重なる部分が変化し、Z1,Z2センサ電極間の静電容量が変化してしまうが、Z1センサ電極とZ2センサ電極の大きさを違えると、X軸方向又はY軸方向のずれが生じても、センサ電極の大きさを違えた範囲内であれば、X軸方向又はY軸方向のずれ量を吸収することができ、Z1,Z2センサ電極間の静電容量が変化することがない。
上記構成において、前記第1の基板及び前記第2の基板は、それぞれ、ガラス繊維強化プラスチックからなる。
上記構成によれば、被測定対象物から圧力が加わっても変形することがなく、高精度なずれ検出が可能となる。
上記構成において、前記第1の基板及び前記第2の基板は、それぞれ、少なくとも2枚の基板からなる多層基板である。
上記構成によれば、多層基板構造とすることで、変形や歪みに強くでき、精度向上が図れる。
上記構成において、前記X1センサ電極と前記X2センサ電極の間の静電容量を検出する第1の静電容量検出器と、前記Y1センサ電極と前記Y2センサ電極の間の静電容量を検出する第2の静電容量検出器と、前記Z1センサ電極と前記Z2センサ電極の間の静電容量を検出する第3の静電容量検出器と、を備える。
上記構成において、前記第1の静電容量検出器、前記第2の静電容量検出器及び前記第3の静電容量検出器それぞれの静電容量検出値を無線信号に変換して送信する送信回路を備える。
上記構成において、前記第1の静電容量検出器、前記第2の静電容量検出器、前記第3の静電容量検出器及び前記送信回路それぞれに電源を供給する電源回路を備える。
上記構成において、前記電源回路は、電池を有する。
本発明は、測定レンジを大きくとることができるとともに、被測定対象物の対向する2つの面間の変位を複数方向で測定することができる。
本発明の実施の形態1に係る変位センサの概略構成を示す図 図1の変位センサの被測定対象物に対する取り付け例を示す断面図 被測定対象物の対向する2面がX軸方向にずれたときのX1センサ電極とX2センサ電極のずれの一例を示す図 図1の変位センサの第1のセンサ部と第2のセンサ部の間の電気的接続を行う接続部材を示す図 図1の変位センサの被測定対象物に対する他の取り付け例を示す断面図 本発明の実施の形態2に係る変位センサのX1,X2センサ電極の一部分を拡大した図 図6の変位センサのX1,X2センサ電極間で得られるセンサ出力を示す図 本発明の実施の形態3に係る変位センサのX1,X2センサ電極の一部分を拡大した図 本発明の実施の形態4に係る変位センサの概略構成を示すブロック図 2枚の電極を並行配置した並行平板型の静電容量式の変位センサの概略構成を示す図 プローブ型の静電容量式の変位センサの概略構成を示す図 プローブ型の静電容量式の変位センサを用いた変位センサ装置の概略構成を示す図 電極間の距離と静電容量との関係と、電極間の距離と増幅器の信号の出力との関係を示す図
以下、本発明を実施するための好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る変位センサの概略構成を示す図である。同図において、本実施の形態に係る変位センサ1は、板状体の第1のセンサ部2及び第2のセンサ部3を備える静電容量式の変位センサである。同図の(a)は第1のセンサ部2の正面視図、同図の(b)は第2のセンサ部3の背面視図である。
第1のセンサ部2は、第1の基板21と、第1の基板21の一方の面上のX軸方向にパターン生成されたX1センサ電極22と、第1の基板21の一方の面上のY軸方向にパターン生成されたY1センサ電極23と、第1の基板21の一方の面上で、X1センサ電極22及びY1センサ電極23それぞれと重ならない位置にパターン生成されたZ1センサ電極24と、を有する。
第2のセンサ部3は、第2の基板31と、第2の基板31の一方の面上で、X1センサ電極22の配置方向と同方向のX軸方向にパターン生成されたX2センサ電極32と、第2の基板31の一方の面上で、Y1センサ電極23の配置方向と同方向のY軸方向にパターン生成されたY2センサ電極33と、第2の基板31の一方の面上で、X2センサ電極32及びY2センサ電極33それぞれと重ならない位置にパターン生成されたZ2センサ電極34と、を有する。
第1のセンサ部2のX1センサ電極22及びY1センサ電極23は、それぞれ櫛形に形成され、互いに直角となる向きで配置される。第2のセンサ部2のX2センサ電極32及びY2センサ電極33のそれぞれも櫛形に形成され、互いに直角となる方向に配置される。第1のセンサ部2のX1センサ電極22の向きと第2のセンサ部3のX2センサ電極32の向きが逆(180度)になっている。同様に、第1のセンサ部2のY1センサ電極23の向きと第2のセンサ部3のY2センサ電極33の向きも逆(180度)になっている。Z1センサ電極24及びZ2センサ電極34は、それぞれ四角形状で、第1のセンサ部2と第2のセンサ部3を対向配置したときに重なる位置に形成される。Z2センサ電極34は、Z1センサ電極24より小さく形成される。
X1センサ電極22及びX2センサ電極32それぞれの形状を櫛形にしたことで、X1センサ電極22とX2センサ電極32の間のずれによるセンサ電極面積の変化を大きくとることができる。即ち、ずれた分に対応するX1,X2センサ電極22,23間の静電容量を大きくとることができる。即ち、僅かなずれでも大きな静電容量が得られるので、高感度化が図れる。Y1,Y2センサ電極23,33においても、X1,X2センサ電極22,23と同様に、それぞれの形状を櫛形とすることで、Y1,Y2センサ電極23,33間のずれによるセンサ電極面積の変化を大きくとることができる。即ち、僅かなずれでも大きな静電容量が得られるので、高感度化が図れる。
また、Z1センサ電極24とZ2センサ電極34の大きさを違えたことで、Z軸方向のずれがX軸方向とY軸方向のずれに影響されないようにすることができる。つまり、Z1センサ電極24とZ2センサ電極34の大きさを同じにすると、X軸方向又はY軸方向のずれが生じた場合に、Z1センサ電極24とZ2センサ電極34の重なる部分が変化して、Z1,Z2センサ電極24,34間の静電容量が変化してしまうが、Z1センサ電極24とZ2センサ電極34の大きさを違えると、X軸方向とY軸方向のずれが生じても、大きさを違えた範囲内であればずれを吸収することができるので、Z1,Z2センサ電極24,34間の静電容量が変化することがない。したがって、Z軸方向のずれがX軸方向とY軸方向のずれに影響されることがなく、Z軸方向のずれを高精度で検出することができる。
第1の基板21と第2の基板31には、ガラス繊維強化プラスチック(GRFF)等の硬質な基板材料が用いられる。基板材料に硬質のものを使用することで、被測定対象物から圧力が加わっても変形することがなく、高精度なずれ検出が可能となる。特に、多層基板(具体的には6層〜8層の多層基板)構造とすることで、変形や歪みにいっそう強くなり、さらなる精度向上が図れる。
図2は、変位センサ1の被測定対象物100に対する取り付け例を示す断面図である。同図に示すように、被測定対象物100の対向する2面101,102の一方の面101に第1のセンサ部2が取り付けられ、他方の面102に第2のセンサ部3が取り付けられる。この場合、第1のセンサ部2と第2のセンサ部3が対向するように配置する。
図3は、被測定対象物100の対向する2面がX軸方向にずれたときのX1センサ電極22とX2センサ電極32の変位のずれの一例を示す図である。同図において、被測定対象物100の対向する2面がX軸方向にずれると、X1センサ電極22とX2センサ電極32の重なりあった部分7の面積が小さくなり、X1センサ電極22とX2センサ電極32の間の静電容量が小さくなる。このときの静電容量からX軸方向のずれを検出することができる。
Y軸方向のずれにおいても同様に、被測定対象物100の対向する2面がY軸方向にずれると、Y1センサ電極23とY2センサ電極33の重なりあった部分の面積が小さくなり、Y1センサ電極23とY2センサ電極33の間の静電容量が小さくなる。このときの静電容量からY軸方向のずれを検出することができる。
ところで、X1,X2センサ電極22,32間の静電容量の変化と、Y1,Y2センサ電極23,33間の静電容量の変化は、X1センサ電極22とX2センサ電極32の重なり合う面積の変化と、Y1センサ電極23とY2センサ電極33の重なり合う面積の変化のみならず、X1,X2センサ電極22,32の間隔(Z軸方向の距離)の変化と、Y1,Y2センサ電極23,33の間隔(Z軸方向の距離)の変化によっても生ずる。
ここで、Z軸方向のずれは、以下の式(2),(3)より導出できる。
Cz=εSz/d)…(2)
d=εAz/Cz…(3)
Cz:Z1,Z2センサ電極24,34間の静電容量
ε:誘電率
Az:Z1,Z2センサ電極24,34それぞれの面積(変化しない)
d:電極間の距離(Z1,Z2センサ電極24,34間の距離)
また、X軸方向のずれを計るX1,X2センサ電極22,32の間の静電容量Cxは、以下の式(4)より導出できる。
Cx=εAx/d…(4)
また、X軸方向のずれを計るX1,X2センサ電極22,32の位置Wxは、以下の式(5),(6)より導出できる。
Cx=εAx/d=ε・Lx・Wx/d=ε・Lx・Wx・Cz/εAz…(5)
故に、
Wx=Cx・Az/(Cz・Lx)=(Cx/Cz)・K1・K2…(6)
K1,K2は比例係数
K1=1/(ε・Lx)
K2=ε・Az
したがって、例えば、第1のセンサ部2が第2のセンサ部3に対してX軸方向にWx0からWx1に移動したとき、第1のセンサ部2の変位△Wxは、以下の式(7)より導出できる。
△Wx=Wx1−Wx2=K1・K2・(Cx1/Cz1−Cx2/Cz2)…(7)
Wx0:第1のセンサ部2の最初の位置
Wx1:第1のセンサ部2の新しい位置
Cx0:最初の位置でのX1,X2センサ電極22,32間の静電容量
Cx1:新しい位置でのX1,X2センサ電極22,32間の静電容量
このように、第1のセンサ部2の変位△Wxは、Z軸方向のずれを考慮した形で求めることができる。なお、第1のセンサ部2の変位△Wyも同様にしてZ軸方向のずれを考慮した形で求めることができる。
而して、被測定対象物100の対向する2面101,102の一方に第1のセンサ部2を、他方に第2のセンサ部3をそれぞれ取り付けることで、被測定対象物100の対向する2面間のずれを検出することができる。そして、このとき、被測定対象物100の対向する2面のずれの方向がX軸方向であれば、X1,X2センサ電極22,32間の静電容量が変化し、Y軸方向であれば、Y1,Y2センサ電極23,33間の静電容量が変化する。また、被測定対象物100の対向する2面間のずれの方向がX軸方向とY軸方向の各成分を含む場合、X1センサ電極22とX2センサ電極32間の静電容量が変化するとともに、Y1センサ電極23とY2センサ電極33間の静電容量も変化する。また、被測定対象物100の対向する2面のずれの方向がZ軸方向であれば、Z1,Z2センサ電極24,34間の静電容量が変化する。
なお、第1のセンサ部2の第1の基板21には、X1センサ電極22、Y1センサ電極23及びZ1センサ電極24のそれぞれと接続する配線パターン(図示略)が生成されている。第2のセンサ部3にも同様に、第2の基板31には、X2センサ電極32、Y2センサ電極33及びZ2センサ電極34のそれぞれと接続する配線パターン(図示略)が生成されている。そして、第1のセンサ部2と第2のセンサ部3の間の電気的接続は、例えば図4に示すような接続部材39で行われる。接続部材39は、先端部分39aが上方へ突出するようにバネ等の弾性部材(図示略)で付勢されており、第1のセンサ部2と第2のセンサ部3の電気的接続を確実にしている。
このように、本実施の形態に係る変位センサ1によれば、第1の基板21と、第1の基板21上のX軸方向にパターン生成されたX1センサ電極22と、第1の基板21上のY軸方向にパターン生成されたY1センサ電極23と、第1の基板21上で、X1センサ電極22及びY1センサ電極23それぞれと重ならない位置に配置されたZ1センサ電極24と、を有する第1のセンサ部2と、第2の基板31と、第2の基板31上で、X1センサ電極22の配置方向と同方向のX軸方向にパターン生成されたX2センサ電極32と、第2の基板31上で、Y1センサ電極23の配置方向と同方向のY軸方向にパターン生成されたY2センサ電極33と、第2の基板31上で、X2センサ電極32及びY2センサ電極33それぞれと重ならない位置で、かつZ1センサ電極24と対向する位置に配置されたZ2センサ電極34と、を有する第2のセンサ部3と、を備えたので、第1のセンサ部2を、被測定対象物100の一方の面101に配置し、第2のセンサ部3を、被測定対象物100の他方の面102に配置することで、1つの変位センサ1で、被測定対象物100の2面101,102間の変位を複数方向で検出することができる。
また、本実施の形態に係る変位センサ1によれば、X1センサ電極22、Y1センサ電極23、X2センサ電極32及びY2センサ電極33それぞれの形状を櫛形としたので、X1,X2センサ電極22,32においては、これらの電極間のずれによるセンサ電極面積の変化を大きくとることができ、Y1,Y2センサ電極23,33においては、これらの電極間のずれによるセンサ電極面積の変化を大きくとることができる。即ち、ずれた分に対応するX1,X2センサ電極22,32間の静電容量及びY1,Y2センサ電極23,33間の静電容量のそれぞれを大きくとることができ、高感度化が図れる。
また、本実施の形態に係る変位センサ1によれば、Z1センサ電極24とZ2センサ電極34の大きさを違えるようにしたので、Z軸方向のずれがX軸方向とY軸方向のずれに影響されないようにすることができ、Z軸方向のずれを高精度で検出することができる。
なお、本実施の形態に係る変位センサ1では、第1,第2のセンサ部2,3のX,Yの各センサ電極22,23,32,33の形状を櫛形にしたが、この形状に限定されるものではなく、様々な形状を採ることができる。
また、本実施の形態に係る変位センサ1では、第1,第2のセンサ部2,3を被測定対象物100の2面101,102上に設けたが、被測定対象物100の2面の一方の面101に第1のセンサ部2が嵌合する第1の溝を形成し、被測定対象物100の2面の他方の面102に第2のセンサ部3が嵌合する第2の溝を形成し、第1の溝に第1のセンサ部2を収容し、第2の溝に第2のセンサ部3を収容するようにしても良い。図5は、そのような場合の取り付け例を示す断面図である。このように取り付けることで、被測定対象物100の測定空間が殆ど無いか、あるいは全く無い場合でも2面101,102間のずれを検出することが可能となる。
また、本実施の形態に係る変位センサ1では、X1センサ電極22とY1センサ電極23を第1の基板21を基準として配置方向を決めたが、そのようにしなくても良く、予め決めた方向に配置するようにしても良い。この場合、X2センサ電極32とY2センサ電極33においては、X1センサ電極22とY1センサ電極23に従って配置することになる。即ち、X2センサ電極32においては、X1センサ電極22の新たな配置方向に対して180度反対向きに配置し、Yセンサ電極33においては、Y1センサ電極23の新たな配置方向に対して180度反対向きに配置する。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係る変位センサは、前述した実施の形態1に係る変位センサ1と同様の構成を採るが、X1センサ電極22の櫛歯の幅とX2センサ電極32の櫛歯の幅を違えるとともに、Y1センサ電極23の櫛歯の幅とY2センサ電極33の櫛歯の幅を違えている。X1センサ電極22の櫛歯の幅とX2センサ電極32の櫛歯の幅を違えることで、X軸方向におけるずれの方向を検出可能となる。同様に、Y1センサ電極23の櫛歯の幅とY2センサ電極33の櫛歯の幅を違えることで、Y軸方向におけるずれの方向を検出可能となる。なお、本実施の形態に係る変位センサには、符号1Aを付与することとする。
X軸方向のX1,X2センサ電極22,32を例に挙げて説明する。
図6は、本実施の形態に係る変位センサ1AのX1,X2センサ電極22,32の一部分を拡大した図である。また、図7は、本実施の形態に係る変位センサ1AのX1,X2センサ電極22,32間で得られるセンサ出力を示す図である。図6において、X1センサ電極22の櫛歯221の幅をW1とし、X2センサ電極32の櫛歯321の幅をW2とし、X2センサ電極32の櫛歯間の長さをW3とする。このときのW1〜W3の大小関係をW1<W2<W3−W2とする。X1センサ電極22の櫛歯221の幅W1とX2センサ電極32の櫛歯321の幅W2を違えることにより、図6に示すように、X1センサ電極22が矢印40の方向(図面に向かって右方向)ずれて行くと、センサ出力は、図7に示すように変化し、先端平坦部が短い台形状の波形となる。
即ち、X1センサ電極22の櫛歯221がX2センサ電極32の櫛歯321と完全に重なるまでは、センサ出力は徐々に増加する。そして、櫛歯221と櫛歯321が完全に重なると、センサ出力は一定となる。その後は、重なりが少なくなって行っていくので、櫛歯221と櫛歯321が完全に重ならなくなるまでの間、センサ出力が徐々に減少して行く。そして、櫛歯221と櫛歯321が重ならなくなったときから、櫛歯221が次の櫛歯(右隣の櫛歯)321と重なるまでの間、センサ出力はゼロの状態を続ける。ここで、矢印40(図6参照)の方向を+X軸方向、その逆を−X軸方向とすると、センサ出力波形を観測することで、X1センサ電極22の櫛歯221の+X軸方向のずれと、−X軸方向のずれを検出することができる。
Y軸方向のY1,Y2センサ電極23,33においても同様の結果が得られ、Y1センサ電極23又はY2センサ電極33のずれ方向によって、Y1,Y2センサ電極23,33より得られるセンサ出力の変化する方向が変わり、+Y軸方向のずれと、−Y軸方向のずれを検出することができる。
なお、感度を高めるには(即ち、僅かなずれで大きな静電容量の変化を得るには)、X1センサ電極22の櫛歯221の幅W1を大きくすれば良い。但し、静電容量の大きさはある範囲内になければならないので、X1センサ電極22の櫛歯221の幅W1を大きくした場合は、その分、X1センサ電極22の櫛歯221とX2センサ電極32の櫛歯321とのZ軸方向で重なる部分の長さhを短くする必要がある。
このように、本実施の形態に係る変位センサ1Aによれば、第1のセンサ部2のX1センサ電極22の配置方向の幅と第2のセンサ部3のX2センサ電極32の配置方向の幅を違えるとともに、第1のセンサ部2のY1センサ電極23の配置方向の幅と第2のセンサ部3のY2センサ電極33の配置方向の幅を違えるようにしたので、X1,X2センサ電極22,23より得られるセンサ出力から、+X軸方向のずれと、−X軸方向のずれを知ることができ、またY1,Y2センサ電極23,33より得られるセンサ出力から、+Y軸方向のずれと、−Y軸方向のずれを知ることができる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3に係る変位センサは、前述した実施の形態1に係る変位センサ1と同様の構成を採るが、X1,X2センサ電極22,23のY軸方向のずれの影響を受けなくするとともに、Y1,Y2センサ電極23,33のX軸方向のずれの影響を受けなくするようにして、検出精度を向上させたものである。なお、本実施の形態に係る変位センサには、符号1Bを付与することとする。
本実施の形態に係る変位センサ1Bでは、センサ電極の形状に特徴を持たせることで、検出精度の向上を図っている。
X軸方向を例に挙げて説明する。図8は、本実施の形態に係る変位センサ1BのX1,X2センサ電極22A,32の一部分を拡大した図である。同図に示すように、X1センサ電極22Aは、櫛歯221Aが、X2センサ電極32の櫛歯321の一方の側辺側(図面に向かって左側)に位置し、X2センサ電極32の櫛歯321よりも短寸で、かつ側辺221ASから櫛歯221Aの根元222に接続されている。X1センサ電極22Aの櫛歯221AをX2センサ電極32の櫛歯321より短寸とし、側辺221ASから櫛歯221Aの根元222に接続することで、X1センサ電極22AがY軸方向にずれても、櫛歯221Aの上端とX2センサ電極32の櫛歯321の根元322との間のクリアランスC1と、櫛歯221Aの下端とX2センサ電極32の櫛歯321の先端との間のクリアランスC2があるので、これらのクリアランスC1,C2の範囲内でX1センサ電極22AのY軸方向のずれを吸収することができる。これにより、X1センサ電極22AのY軸方向のずれの影響を受けなくすることができ、検出精度の向上が図れる。
Y1,Y2センサ電極23,33においても同様に、例えばY1センサ電極23の形状をX1センサ電極22Aと同様にすることで、同じ効果を得ることができる。なお、図示しないが、X1センサ電極22Aと同様の形状にしたY1センサ電極を示す符号に23Aを使用する。
このように、本実施の形態に係る変位センサ1Bによれば、X1,X2センサ電極22A,32においては、Y軸方向のずれの影響を受けなくすることができ、Y1,Y2センサ電極23A,33においては、X軸方向のずれの影響を受けなくすることができるので、X軸方向のずれとY軸方向のずれを高精度で検出することができる。
(実施の形態4)
図9は、本発明の実施の形態4に係る変位センサの概略構成を示すブロック図である。同図において、本実施の形態に係る変位センサ1Cは、実施の形態1の変位センサ1に、3つの静電容量検出器250〜252、送信回路253及び電源回路254を設けたものである。なお、静電容量検出器250〜252、送信回路253及び電源回路254は、第1のセンサ部2及び第2のセンサ部3のいずれか一方の基板に実装される。
静電容量検出器(第1の静電容量検出器)250は、X1,X2センサ電極22,32間の静電容量を検出し、その値をディジタル変換して送信回路253に出力する。静電容量検出器(第2の静電容量検出器)251は、Y1,Y2センサ電極23,33間の静電容量を検出し、その値をディジタル変換して送信回路253に出力する。静電容量検出器(第3の静電容量検出器)252は、Z1,Z2センサ電極24,34間の静電容量を検出し、その値をディジタル変換して送信回路253に出力する。送信回路253は、静電容量検出器250〜252のそれぞれから出力された静電容量検出値を無線周波数に変換して送信する。この送信に用いる通信方法としては、NFC(Near Field Communication)やブルートゥース等の近距離無線通信が好適である。電源回路254は、一次電池又は二次電池を有し、静電容量検出器250〜252と送信回路253に動作用の電源を供給する。
このように、本実施の形態に係る変位センサ1Cによれば、実施の形態1の変位センサ1に、3つの静電容量検出器250〜252、送信回路253及び電源回路254を設けた構成としたので、被測定対象物100から離れた場所で、被測定対象物100の2面101,102間のずれを検出することができる。
なお、本実施の形態に係る変位センサ1Cは、実施の形態1の変位センサ1を利用したものであったが、実施の形態2の変位センサ1A又は実施の形態3の変位センサ1Bを利用しても良いことは述べるまでもない。
また、本実施の形態に係る変位センサ1Cでは、電源回路254に一次電池又は二次電池を持たせたが、この一次又は二次の電池による電源を外部より取得するようにしても良い。即ち、内部電源と外部電源のどちらを採用しても構わない。
本発明は、測定レンジを大きくとることができるとともに、被測定対象物の対向する2つの面間の変位を複数方向で測定することができるといった効果を有し、静電容量式の変位センサとして使用することができる。
1,1A,1B,1C 変位センサ
2 第1のセンサ部
3 第2のセンサ部
21 第1の基板
31 第2の基板
22,22A X1センサ電極
23 Y1センサ電極
24 Z1センサ電極
32 X2センサ電極
33 Y2センサ電極
34 Z2センサ電極
39 接続部材
100 被測定対象物
221,221A,321 櫛歯
221AS 側辺
222,322 櫛歯の根元
250,251,252 静電容量検出器
253 送信回路
254 電源回路

Claims (11)

  1. 対向する2つの面を有する被測定対象物の前記2面間の変位を検出する変位センサであって、
    第1の基板と、前記第1の基板上のX軸方向に配置されたX1センサ電極と、前記第1の基板上のY軸方向に配置されたY1センサ電極と、前記第1の基板上で、前記X1センサ電極及び前記Y1センサ電極それぞれと重ならない位置に配置されたZ1センサ電極と、を有する第1のセンサ部と、
    第2の基板と、前記第2の基板上で、前記X1センサ電極の配置方向と同方向のX軸方向に配置されたX2センサ電極と、前記第2の基板上で、前記Y1センサ電極の配置方向と同方向のY軸方向に配置されたY2センサ電極と、前記第2の基板上で、前記X2センサ電極及び前記Y2センサ電極それぞれと重ならない位置で、かつ前記Z1センサ電極と対向する位置に配置されたZ2センサ電極と、を有する第2のセンサ部と、
    を備える変位センサ。
  2. 前記X1センサ電極と前記X2センサ電極の配置方向の幅が異なるとともに、前記Y1センサ電極と前記Y2センサ電極の配置方向の幅が異なる請求項1に記載の変位センサ。
  3. 前記X1センサ電極、前記Y1センサ電極、前記X2センサ電極及び前記Y2センサ電極それぞれの形状が櫛形である請求項1又は請求項2に記載の変位センサ。
  4. 前記X1センサ電極及び前記X2センサ電極のうちのいずれか一方の櫛歯が、他方の櫛歯の一方の側辺側に位置し、前記他方の櫛歯よりも短寸で、かつ側辺が櫛歯の根元に接続されており、
    前記Y1センサ電極及び前記Y2センサ電極のうちのいずれか一方の櫛歯が、他方の櫛歯の一方の側辺側に位置し、前記他方の櫛歯よりも短寸で、かつ側辺が櫛歯の根元に接続されている請求項3に記載の変位センサ。
  5. 前記Z1センサ電極の大きさと前記Z2センサ電極の大きさが異なる請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の変位センサ。
  6. 前記第1の基板及び前記第2の基板は、それぞれ、ガラス繊維強化プラスチックからなる請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の変位センサ。
  7. 前記第1の基板及び前記第2の基板は、それぞれ、少なくとも2枚の基板からなる多層基板である請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の変位センサ。
  8. 前記X1センサ電極と前記X2センサ電極の間の静電容量を検出する第1の静電容量検出器と、
    前記Y1センサ電極と前記Y2センサ電極の間の静電容量を検出する第2の静電容量検出器と、
    前記Z1センサ電極と前記Z2センサ電極の間の静電容量を検出する第3の静電容量検出器と、
    を備える請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の変位センサ。
  9. 前記第1の静電容量検出器、前記第2の静電容量検出器及び前記第3の静電容量検出器それぞれの静電容量検出値を無線信号に変換して送信する送信回路を備える請求項8に記載の変位センサ。
  10. 前記第1の静電容量検出器、前記第2の静電容量検出器、前記第3の静電容量検出器及び前記送信回路それぞれに電源を供給する電源回路を備える請求項9に記載の変位センサ。
  11. 前記電源回路は、電池を有する請求項10に記載の変位センサ。
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