JP2014039985A - 研削装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】研削装置の装置コストを上昇させることなく、飛沫やミストの影響を受けずにウェーハの厚さ測定を可能とし、保持テーブルに対するウェーハのロード及び保持テーブルからのウェーハのアンロードを可能とする。
【解決手段】回転軸20を中心として回転する保持手段2に備えた保持プレート24に保持されたウェーハWとラップ定盤4とが接近及び離反する構成の研削装置1において、回転軸20と保持プレート24との間にエアバッグ23を配設し、ウェーハWの厚みの変位を測定する変位計33をエアバッグ23の内部に配設する。エアバッグ23にエアを供給することにより、ウェーハWの薄化によって減圧されるエアバッグ23の内部圧力を所定の圧力に維持しつつ、ウェーハWの薄化によりラップ定盤4に接近する方向に降下する保持プレート24の変位量を変位計33によって測定し、保持プレート24の変位量をウェーハの研削量として認識する。
【選択図】図1

Description

本発明は、板状のウェーハを研削する研削装置に関する。
半導体ウェーハ等の板状のウェーハを研削する研削装置では、厚さ測定器を用いて研削中にウェーハの厚さを測定しながら研削を行い、板状のウェーハが所望の厚みに達した時点で研削を終了することとしている(例えば特許文献1参照)。
特開2010−034462号公報
しかし、加工中は、ウェーハと定盤との間にノズル等から研削液が供給されるため、研削屑の飛沫やミスト状になった研削液が厚さ測定器に侵入して故障を引き起こすおそれがある。したがって、飛沫やミストが厚さ測定器に侵入しない装置構造や、飛沫やミストが測定精度に影響しないような測定原理が求められる。
また、ウェーハ上に厚さ測定器を位置させてウェーハの厚さを測定する場合には、ウェーハを保持する保持手段へのロード時及び保持手段からのウェーハのアンロード時に邪魔にならないように、保持手段から厚さ測定器を退避させる機構が必要となる。そして、これらの要求を満たそうとすると、使用できる厚さ測定器が限定されたり、装置構造が複雑化したりして、装置コストが上昇する要因となる。
本発明は、このような問題にかんがみなされたもので、研削装置の装置コストを上昇させることなく、飛沫やミストの影響を受けずにウェーハの厚さ測定を可能とし、保持テーブルに対するウェーハのロード及び保持テーブルからのウェーハのアンロードを可能とすることを目的とする。
本発明は、複数の吸引口を備えた保持面において板状のウェーハを吸引保持して回転可能な保持手段と、砥粒を用いてウェーハを加工するラップ定盤と、ラップ定盤と保持手段とを相対的に接近及び離反させる研削送り手段と、ラップ定盤と保持手段との相対的な位置を研削送り位置として検出する位置検出手段と、保持手段が保持するウェーハの所望研削量を指定する指定部と、を備え、一方の面が該保持手段に保持されて回転するウェーハの他方の面をラップ定盤に接触させて研削する研削装置に関し、保持手段には、保持面においてウェーハの一方の面を保持する保持プレートと、回転軸と保持プレートとの間に配設されるエアバッグと、回転軸を貫通して形成されエアバッグにエアを供給する供給源に連通する供給路と、エアバッグの内部圧力を測定する圧力計と、圧力計が測定したエアバッグの内部圧力を所定の圧力に維持する制御部と、回転軸を貫通して配設され保持プレートの吸引口と吸引源とを連通させる吸引路と、エアバッグの内部に配設され保持プレートの保持面の反対面の位置を測定する変位計と、を少なくとも備え、研削送り手段は、供給源よりエアバッグにエアを供給しエアバッグを膨張させた状態で、ウェーハを保持した保持手段をラップ定盤に接近させる方向に研削送りし、ウェーハがラップ定盤に接触した後の研削送り量が所望研削量よりも多くなるように研削送りを行った後に研削送りを停止し、停止時に位置検出手段が検出する研削送り位置である研削開始位置において研削加工を実施することによってウェーハを薄化し、ウェーハの薄化によって減圧されるエアバッグの内部圧力を制御部の制御によってエアバッグにエアを供給して所定の圧力に維持しつつ、ウェーハの薄化によりラップ定盤に接近する方向に降下する保持プレートの変位量を変位計によって測定し、保持プレートの変位量をウェーハの研削量として認識する。
上記研削装置においては、研削送り手段が研削開始位置から研削送りを行いつつ、制御部の制御によってエアバッグの内部圧力を所定の圧力に維持し、位置検出手段と変位計とによって検知・算出される保持プレートの研削開始位置からの変位量を、ウェーハの研削量とすることができる。エアバッグの内部圧力は、機械的な調圧スプリングおよびリリーフポートを用いて圧力を一定に維持する機能を有するエアレギュレータにより所定の圧力に維持されることが望ましい。
本発明に係る研削装置では、保持手段を構成する回転軸と保持プレートとの間にエアバッグを配設し、ウェーハの厚みの変位を測定する変位計をエアバッグの内部に配設したため、飛沫やミストが変位計に侵入するおそれがなく、ウェーハのロード時及びアンロード時に邪魔になることもない。したがって、変位計の選択肢が広がり、高精度化及び低コスト化を測ることが可能となる。また、エアバッグにエアを供給することにより、ウェーハWの薄化によって減圧されるエアバッグの内部圧力を所定の圧力に維持しつつ、ウェーハWの薄化によりラップ定盤に接近する方向に降下する保持プレートの変位量を変位計によって測定することで、保持プレートの変位量をウェーハの研削量として認識することができる。
研削装置の構成を示す正面図である。 ウェーハを研削する状態を示す正面図である。 研削送り量と保持プレートの変位量と研削量との関係を示すグラフである。
図1に示す研削装置1は、保持手段2によって保持された板状のウェーハWにラップ定盤4を接触させて研削加工を行う装置である。
保持手段2は、ハウジング21によって回転可能に支持された回転軸20を備えており、回転軸20には、マウント22を介してエアバッグ23が取り付けられている、エアバッグ23の下部には、ウェーハWの一方の面を吸引保持する保持プレート24が装着されている。保持プレート24の下面は、ウェーハWを吸引保持する保持面24aであり、保持プレート24には、保持面24aにおいて開口する複数の吸引口240が形成されている。一方、保持面24aの反対面は、エアバッグ23に固定された被固定面24bとなっている。ハウジング21の内部には、回転軸20を回転させる図示しないモータを備えている。
回転軸20には、その内部を貫通し、エアの供給元となる供給源25に連通する供給路200が形成されており、供給源25から供給路200を経てエアバッグ23にエアが供給される構成となっている。
研削装置1には、エアバッグ23の内部の圧力を測定する圧力計26を備えている。圧力計26は、回転軸20の内部に形成された供給路200を介してエアバッグ23の内部に通じており、エアバッグ23の内部の圧力をリアルタイムに認識することができる。
供給路200には、機械的な調圧スプリング及びリリーフポートを用いてエアバッグ23の内部の圧力を一定に維持する機能を有するエアレギュレータ27が圧力計26と並列に接続されており、さらに、エアの流量を調整する調整バルブ28がエアレギュレータ27と直列に接続されている。調整バルブ28には、エアの供給元となる供給源25が接続されている。
圧力計26は、制御部29に接続されている。制御部29は、圧力計26が測定したエアバッグ23の内部圧力を読み出し、その値に応じて例えばエアレギュレータ27又は調整バルブ28を制御することにより、エアバッグ23の内部圧力を指定された一定の圧力に維持する機能を有する。
制御部29には、保持プレート24において保持するウェーハWの所望研削量を指定して入力するための指定部30が接続されており、指定部30から入力された値は、制御部29に備えたメモリ等の記憶素子に記憶される。
保持プレート24に形成された吸引口240は、回転軸20及びマウント22の内部を貫通する吸引路31を介して吸引源32に連通しており、吸引源32から生じる吸引力を保持プレート24の保持面24aに作用させてウェーハWを吸引保持することができる。
エアバッグ23の内部には、変位計33が収容されている。変位計33は、保持プレート24の被固定面24bの鉛直方向の位置を測定することができる。測定により得られた情報は、制御部29において読み取ることができる。変位計33としては、接触式、非接触式のいずれのタイプのものも使用することができる。接触式としては、デジタルゲージ、非接触式としては、レーザ変位計、渦電流式変位計、差動トランス方式変位計、静電容量方式変位計等、各種の方式のものを使用可能である。なお、変位計33は、被固定面24b以外の部分の鉛直方向の位置に基づいて保持プレート24の変位を認識できるように構成してもよい。
ラップ定盤4は、上面40が研削面となっている。ラップ定盤4の近傍には、上面40に向けて遊離砥粒を含むスラリーを噴出するノズル41が配設されている。なお、ラップ定盤4の上面40に固定砥粒を含有する固定砥粒定盤を用いることもできる。その場合は、砥粒を含まない研削液をノズル41から噴出する。
保持手段2は、研削送り手段6によって駆動されて鉛直方向に昇降可能となっている。研削送り手段6は、鉛直方向の軸心を有するボールネジ60と、ボールネジ60と平行に配設されたガイドレール61と、ボールネジ60を回転させるモータ62と、ボールネジ60に螺合するナット構造を有するとともにガイドレール61に摺接する昇降部材63とを備えており、モータ62によって駆動されてボールネジ60が回転することによって昇降部材63がガイドレール61にガイドされて昇降する構成となっている。
昇降部材63は、保持手段2を構成するハウジング21に固定されており、昇降部材63の昇降にともない保持手段2も昇降し、保持手段2とラップ定盤4とが相対的に接近及び離反する構成となっている。
また、ボールネジ60と平行にリニアスケール64が配設されており、昇降部材63にはリニアスケール64の目盛りを指すヘッド630を備え、リニアスケール64にはヘッド630によりポイントされた目盛りを研削送り位置として読み取る位置検出手段65が接続されている。なお、位置検出手段65は、リニアスケール64の目盛りを読み取るものには限定されない。例えば、研削送り手段6を構成するモータに送出するパルス数に基づいて昇降部材63の鉛直方向の位置を認識することもできる。
保持手段2とラップ定盤4とは、相対的に接近及び離反可能な構成であればよく、保持手段2が固定され、ラップ定盤4が昇降する構成としてもよい。この場合における研削送り手段は、ラップ定盤を昇降させる機構となり、位置検出手段は、ラップ定盤の鉛直方向の位置を研削送り位置として認識し、その位置情報を制御手段29に通知することができる。さらに、保持手段2とラップ定盤4の双方が昇降する構成としてもよい。
このように構成される研削装置1を用いてウェーハWの研削を行う場合は、図1に示したように、保持プレート24によってウェーハWを保持する。また、オペレータは、予め指定部30からエアバッグ23の内部圧力の所定の値とウェーハの所望研削量とを入力して制御部29に記憶させておく。
図1に示すように、ウェーハWが定盤4から離間している状態で、供給源25よりエアバッグ23にエアを供給してエアバッグ23を膨張させ、一定の圧力を維持する。そして、回転軸20を回転させてウェーハWを保持した保持手段2を回転させるとともに、研削送り手段6は、保持手段2をラップ定盤4に接近する方向に研削送りする。ラップ定盤4も回転させる。
かかる研削送りにより、図2(a)に示すように、ウェーハWの下面W1が、ラップ定盤4の上面40に接触する。位置検出手段65は、この時のリニアスケール64の目盛りの値を検出し、接触位置情報として制御部29がその値を記憶する。
研削送り手段6は、ウェーハWの下面W1がラップ定盤4の上面40に接触した後も、さらに研削送りを行い、上記接触位置を基準とする研削送り量が所望研削量よりも多くなるように研削送りを行う。例えば、ウェーハWの所望研削量が5mmである場合に、上記接触位置を基準とする研削送り量を7mmとし、制御部29に記憶させた接触位置から7mm降下した位置まで保持手段2を降下させる。そうすると、図2(b)に示すように、エアバッグ23が圧縮される。図2(a)に示すように、ウェーハWの下面W1がラップ定盤4の上面40に接触した時点においてエアバッグ23の厚みをA、図2(b)に示すように、研削開始位置においてエアバッグ23が圧縮された状態におけるエアバッグ23の厚みをBとすると、C=A−Bは、研削送り量である。
このようにして、研削送り量を7mmとした場合は、上記制御部29に記憶させた接触位置から7mm降下したことを位置検出手段65が検出した時の研削送り位置を研削開始位置とし、その位置で研削送りを停止すると、その位置においてウェーハWが研削され、ウェーハWが薄化されていく。研削中は、ノズル41からウェーハWと定盤4との接触部分にスラリーが供給される。
ウェーハWが薄化されると、エアバッグ23の内部圧力が徐々に減圧されるため、かかる減圧を防ぐために、制御部29による制御の下で供給源25からエアバッグ23に対してエアを供給することにより、エアバッグ23の内部圧力を一定の値に維持する。具体的には、圧力計26がエアバッグ23の内部圧力を検知し、その値を制御部29が読み取る。制御部29は、圧力計26が検知する内部圧力が一定となるように、エアレギュレータ27及び調整バルブ28を制御する。
このようにしてエアバッグ23の内部圧力が所定の値に維持されると、ウェーハWが薄化されるに従い保持プレート24も降下する。そして、研削開始位置を基準とする保持プレート24の被固定面24bの変位量を変位計33が測定する。変位計33によって測定された変位量は、ウェーハWの研削量となる。
このようにして測定された研削量は、制御部29によって認識され、認識された研削量が指定部30によって指定された所望研削量に達すると、制御部29による制御の下で、研削送り手段6が保持手段2を上昇させ、研削を終了する。
研削中は、ノズル41からウェーハWと定盤4との接触部分にスラリーが供給され、それがミストとなって飛散する。また、研削により生じる研削屑も飛散する。しかし、変位計は、エアバッグ23の内部に配設されているため、飛散するミストや研削屑の影響を受けずに保持プレート24の被固定面24bの変位を正確に測定することができる。したがって、ウェーハWを高精度に所望量研削することができる。
また、研削が終了して保持手段2を上昇させると、変位計33を収容したエアバッグ23も上昇するため、保持手段2に対するウェーハのロード及びアンロードの際に変位計33が邪魔になることもない。
上記研削例では、研削送りを停止した状態で所望量研削することとしたが、研削送りをしながら所望量研削を行うこともできる。
例えば、図3に、ウェーハWの下面W1がラップ定盤4の上面40に接触した時を研削開始時間として、研削送り手段6が所定の研削送り速度で研削送りを行うとともに、エアバッグ23の内部圧力を指定された一定の圧力に維持することにより、ウェーハWの下面W1を研削する方法を説明する。ここでは説明のため、図2に示すように保持手段2が昇降する鉛直方向をZ軸とし、Z軸の原点(0点)をラップ定盤4の上面40よりも下に設定し、その原点から上方に向く方向を正の方向とする。
エアバッグ23の内部圧力は、指定した一定の圧力に維持しているため、研削開始前のマウント22の下面22aと被固定面24bの距離L33は一定である。ウェーハWと上面40とが接触した後(研削開始後)は、下面22aのZ軸方向の位置Z22aが、所定の研削送り速度で下降するが、仮にウェーハWが削れない場合を想定すると被固定面24bの下降量は0となる。
実際にはウェーハWが削れるため、ウェーハWの研削量と同じ量だけ被固定面24bが下降する。この下降量、すなわちウェーハWの研削量を、リニアスケール64と変位計33の検出値とから制御部29で下記の式により算出する。なお、下記の式において、Zstartは、研削開始時の被固定面24bのZ軸方向の位置である。
研削量=Zstart−(Z22a−L33)
この研削量が所望研削量に達すると、制御部29による制御の下で、研削送り手段6が保持手段2を上昇させ、研削を終了する。
1:研削装置
2:保持手段
20:回転軸 200:吸引路
21:ハウジング 22:マウント 23:エアバッグ
24:保持プレート 24a:保持面 24b:被固定面 240:吸引口
25:吸引源 26:圧力計 27:エアレギュレータ 28:調整バルブ
29:制御部 30指定部 31:吸引路 32:吸引源 33:変位計
4:ラップ定盤 40:上面 41:ノズル
6:研削送り手段 60:ボールネジ 61:ガイドレール 62:モータ
63:昇降部材 630:ヘッド
64:リニアスケール 65:位置検出手段

Claims (3)

  1. 複数の吸引口を備えた保持面において板状のウェーハを吸引保持して回転可能な保持手段と、
    砥粒を用いて該ウェーハを加工するラップ定盤と、
    該ラップ定盤と該保持手段とを相対的に接近及び離反させる研削送り手段と、
    該ラップ定盤と該保持手段との相対的な位置を研削送り位置として検出する位置検出手段と、
    該保持手段が保持するウェーハの所望研削量を指定する指定部と、を備え、
    一方の面が該保持手段に保持されて回転するウェーハの他方の面をラップ定盤に接触させて研削する研削装置において、
    該保持手段には、
    該保持面においてウェーハの一方の面を保持する保持プレートと、
    該回転軸と該保持プレートとの間に配設されるエアバッグと、
    該回転軸を貫通して形成され、該エアバッグにエアを供給する供給源に連通する供給路と、
    該エアバッグの内部圧力を測定する圧力計と、
    該圧力計が測定した該エアバッグの内部圧力を所定の圧力に維持する制御部と、
    該回転軸を貫通して配設され該保持プレートの該吸引口と吸引源とを連通させる吸引路と、
    該エアバッグの内部に配設され該保持プレートの該保持面の反対面の位置を測定する変位計と、
    を少なくとも備え、
    該研削送り手段は、該供給源より該エアバッグにエアを供給し該エアバッグを膨張させた状態で、ウェーハを保持した該保持手段を該ラップ定盤に接近させる方向に研削送りし、該ウェーハが該ラップ定盤に接触した後の研削送り量が該所望研削量よりも多くなるように研削送りを行った後に研削送りを停止し、該停止時に該位置検出手段が検出する研削送り位置である研削開始位置において研削加工を実施することによってウェーハを薄化し、該ウェーハの薄化によって減圧される該エアバッグの内部圧力を該制御部の制御によって該エアバッグにエアを供給して所定の圧力に維持しつつ、該ウェーハの薄化により該ラップ定盤に接近する方向に降下する該保持プレートの変位量を該変位計によって測定し、該保持プレートの変位量を該ウェーハの研削量として認識する研削装置。
  2. 前記研削送り手段が前記研削開始位置から研削送りを行いつつ、前記制御部の制御によって前記エアバッグの内部圧力を所定の圧力に維持し、
    前記位置検出手段と前記変位計とによって検知・算出される前記保持プレートの該研削開始位置からの変位量を、前記ウェーハの研削量とする
    請求項1に記載の研削装置。
  3. 前記エアバッグの内部圧力は、機械的な調圧スプリングおよびリリーフポートを用いて圧力を一定に維持する機能を有するエアレギュレータにより所定の圧力に維持される請求項1または2に記載の研削装置。
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