JP2014039658A - 医用画像処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】外部読影医への医用画像の提供を迅速化する。
【解決手段】一実施形態の医用画像処理システムは医用画像データを生成する医用画像撮影装置、医用画像データの保存機能を提供するクラウド形の記憶部、端末装置とネットワークを介して通信接続され、データ格納部、判断部、保存処理部、データ提供部を含む。判断部は医用画像の撮影が緊急撮影か通常撮影かを判断する。保存処理部は判断部の判断結果に基づいて、医用画像撮影装置から受信した医用画像データを前記クラウド形の記憶部およびデータ格納部のいずれか一方あるいは双方に保存する。データ提供部は端末装置から医用画像データの提供が要求されたとき、前記保存処理部により前記クラウド形の記憶部および前記データ格納部のいずれかに保存された当該データを端末装置に提供する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、医用画像処理システムに関する。
近年、病院内で生成される医療データ、特にX線CT(Computed Tomography)装置やMRI(Magnetic Resonance Imaging)装置等のモダリティにより被検体を撮像することによって生成される医用画像データの容量増大に伴い、医療データを病院外のストレージに格納する取り組みが進んでいる。
病院外のストレージとしては、例えばクラウドストレージを利用することができる。ここに、クラウドストレージとは、クラウドに含まれるサーバマシンやネットワークインフラをクライアントに提供するIaaS(Infrastructure as a Service)と呼ばれる形態に属するクラウドシステムであり、主にデータの保存機能を提供する。
さて、医療の現場では、病院内に配置されたモダリティにて撮影された画像の読影を、病院外に所在する医師(外部読影医)に依頼することがある。特に、脳の障害等で救急搬送された患者の場合、手術是非の判断や手術方法の決定を逸早く行う必要があるため、外部読影医への迅速なデータ提供が重要である。
特開2006−260301号公報
本発明が解決しようとする課題は、外部読影医への医用画像の提供を迅速化することが可能な医用画像処理システムを提供することである。
一実施形態に係る医用画像処理システムは、患者を撮影して医用画像データを生成する医用画像撮影装置、上記医用画像データの保存機能を提供するクラウド形の記憶部、および上記医用画像データを閲覧する端末装置とネットワークを介して通信可能に接続され、データ格納部と、判断部と、保存処理部と、データ提供部とを含む。
上記判断部は、上記医用画像撮影装置による医用画像の撮影が緊急撮影であるか、緊急撮影ではない通常撮影であるかを判断する。上記保存処理部は、上記判断部の判断結果に基づいて、上記医用画像撮影装置から受信した医用画像データを上記クラウド形の記憶部および上記データ格納部のいずれか一方あるいは双方に保存する。上記データ提供部は、上記端末装置から医用画像データの提供が要求されたとき、上記保存処理部により上記クラウド形の記憶部および上記データ格納部のいずれかに保存された当該医用画像データを上記端末装置に提供する。
一実施形態に係るPACSシステムを説明するための概念図。 同システムを病院内に配置した状態を示す概念図。 同システムの構成を示すブロック図。 同システム等の概略動作を示すフローチャート。 同実施形態に係るモダリティに表示される入力画面の一例を示す図。 同実施形態に係る撮影設定情報の一例を示す図。 図4における通知処理のフローチャート。 同実施形態に係る提供先設定情報の一例を示す図。 同実施形態に係る提供先設定情報の一例を示す図。 同実施形態に係る提供先設定情報の一例を示す図。 図4における受信準備処理のフローチャート。 同実施形態に係るマッピングテーブルの一例を示す図。 図4における受信・格納処理のフローチャート。 図4におけるデータ提供処理のフローチャート。 図4における削除処理のフローチャート。 同実施形態に係る端末装置に表示される画面の遷移を示す図。 変形例に係るPACSシステムの構成を示すブロック図。 同実施形態において端末装置に表示される画面の遷移を示す図。
一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
本実施形態においては、医用画像処理システムの一例として、PACS(Picture Archiving and Communication System)システムを開示する。
図1は、本実施形態に係るPACSシステム1を説明するための概念図である。
PACSシステム1は、病院Aに配置された1又は複数のモダリティ2(医用画像撮影装置)、他の病院Bや医師の自宅に配置される1又は複数の端末装置3、1又は複数のサーバにて構成されるクラウド4に通信接続されている。
PACSシステム1、モダリティ2、端末装置3、およびクラウド4間の通信は、例えば各病院内のLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネットなどのネットワークを介して行われる。
PACSシステム1は、1又は複数のサーバやワークステーション等で構成される。PACSシステム1は、例えば図1に示すようにモダリティ2が設置された病院A外に設置されてもよいし、図2に示すように病院A内に設置されてもよい。
モダリティ2は、被検体を撮像して、例えばDICOM(Digital Imaging and COmmunication in Medicine)規格に準拠した医用画像データ(断層像、ボリュームデータ等)を生成する医用装置である。モダリティ2の例としては、X線診断装置、X線CT装置、MRI装置、超音波診断装置などが挙げられる。
端末装置3は、病院Bに配置されたワークステーション、医師の自宅に配置されたパーソナルコンピュータ、医師が携帯するノートブックタイプのパーソナルコンピュータやタブレット端末などであり、モダリティ2にて生成された医用画像データを閲覧するDICOM画像ビューア等の機能がインストールされている。
クラウド4は、医用画像データなどの医療データを保存するクラウドストレージ5(クラウド形の記憶部)をPACSシステム1に提供する。すなわち、クラウド4は、IaaSの形態に属するクラウドシステムである。
PACSシステム1は、モダリティ2にて撮影された医用画像データをクラウドストレージ5に保存する。また、PACSシステム1は、端末装置3からの要求に応じて、端末装置3に対して医用画像データを送信する。
図1,図2中の矢印P1は、通常時における医用画像データの流れを示す。一方、図1,図2中の矢印P2は、緊急時における医用画像データの流れを示す。ここに、緊急時とは、例えば救急搬送された患者に対する緊急の診断を行うケースを指し、通常時とは、緊急時を除く診断を行うケースを指す。
矢印P1から判るように、通常時には、モダリティ2にて生成された医用画像データが先ずPACSシステム1を介してクラウドストレージ5に保存される。その後、クラウドストレージ5に保存された医用画像データがPACSシステム1を介して端末装置3に提供される。
一方、矢印P2から判るように、緊急時には、モダリティ2にて生成された医用画像データがクラウドストレージ5を介さずに、PACSシステム1から端末装置3に直接提供される。
このような医用画像データの流れを実現するためのPACSシステム1の構成を、図3のブロック図に示す。PACSシステム1は、緊急撮影判断部10、アクセスキー発行部11、アクセスキー提供部12、緊急データID発行部13、データ受信部14、緊急データ格納部15、データ提供部16などを備える。データ受信部14は、本実施形態に係る保存処理部として機能する。
緊急撮影判断部10は、モダリティ2による医用画像撮影が緊急であるか非緊急であるかを判断する。アクセスキー発行部11は、モダリティ2により生成された医用画像データにアクセスするためのアクセスキーを発行する。アクセスキー提供部12は、アクセスキー発行部11が発行したアクセスキーを端末装置3に提供(送信)する。緊急データID発行部13は、モダリティ2による緊急撮影にて生成された医用画像データに付すための緊急データIDを発行する。
データ受信部14は、モダリティ2から医用画像データを受信し、受信した医用画像データが緊急撮影に係るものである場合には、当該データに緊急データID発行部13が発行した緊急データIDを付して緊急データ格納部15およびクラウドストレージ5の双方に保存する。一方、モダリティ2から受信した医用画像データが緊急撮影ではない通常撮影に係るものである場合、データ受信部14は、当該データをクラウドストレージ5にのみ保存する。
データ提供部16は、端末装置3からの要求に応じて、緊急データ格納部15やクラウドストレージ5に保存された医用画像データを端末装置3に提供(送信)する。
なお、各部10〜16は、それぞれがCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等のメモリ、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の補助記憶装置、LANやインターネット等と通信する通信ユニットを備えたハードウェアであってもよいし、1又は複数のプロセッサがコンピュータプログラムを実行することで実現されるソフトウェア機能であってもよい。
続いて、PACSシステム1の動作の詳細について説明する。
図4は、医用画像データの保存・提供に関しての病院Aにおける医師や技師の作業(“病院フロー”)、モダリティ2の動作(“モダリティフロー”)およびPACSシステム1の動作(“PACSシステムフロー”)の概略フローチャートである。このフローチャートに示す作業や処理は、緊急撮影に特化したものである。
病院Aに患者が救急搬送されると、医師や技師がモダリティ2による緊急撮影の準備作業を行う。この準備作業において、モダリティ2のオペレータである医師や技師は、モダリティ2のディスプレイに表示された入力画面を介して撮影のための諸条件を入力する。
入力画面の一例を、図5に示す。この入力画面60は、検査種類(撮像対象部位等)を予め用意された選択肢の中から指定するためのリストボックス61、患者情報(患者のID、氏名、生年月日、身長、体重、血液型等)を入力するための入力エリアが設けられた患者情報エリア62、撮影モードを緊急撮影モードと通常撮影モードの間で切り替える切替ボタン63、撮影の開始を指示する開始ボタン64等を含む。
通常撮影時において、オペレータは、検査の種類をリストボックス61にて選択し、患者情報を患者情報エリア62に入力した後に開始ボタン64を操作することにより、通常撮影モードでの撮影を開始する。一方、緊急撮影時において、オペレータは、検査の種類をリストボックス61にて選択し、切替ボタン63を操作して撮影モードを緊急撮影モードに切り替えた後に開始ボタン64を操作することにより、緊急撮影モードでの撮影を開始する。緊急撮影モードでの撮影においては、患者情報の入力を省略することができる。
開始ボタン64が操作されると、モダリティ2は、PACSシステム1に撮影の開始を知らせる開始通知を送信する。この開始通知は、撮影モードが通常撮影モードと緊急撮影モードのいずれであるかを示す識別情報や、リストボックス61にて選択された検査種類を示す検査種別情報等を含む。さらに、通常撮影モードに係る開始通知は、患者情報エリア62に入力された患者情報を含む。
PACSシステム1は、モダリティ2から開始通知を受信すると、当該撮影が緊急撮影か通常撮影かを判断する緊急撮影判断処理を実行する(ステップS1)。
緊急撮影である場合、PACSシステム1は、外部読影医に緊急撮影の開始を知らせる通知処理を実行する(ステップS2)。さらに、PACSシステム1は、モダリティ2からの医用画像データの受信準備処理を実行する(ステップS3)。
モダリティ2のオペレータがモダリティ2の操作パネル等を介して撮影開始を指示すると、モダリティ2はリストボックス61にて選択された検査種類に応じた撮影処理を開始し、患者の断層像等の医用画像データを生成する。やがてオペレータがモダリティ2を操作するなどして撮影終了を指示すると、モダリティ2は撮影を終了し、当該撮影にて生成した医用画像データをPACSシステム1に送信する。
PACSシステム1は、ステップS3の後、モダリティ2から送信される医用画像データを受信するとともに、受信した当該医用画像データを緊急データ格納部15やクラウドストレージ5に保存する受信・格納処理を実行する(ステップS4)。
ステップS4の後、PACSシステム1は、ステップS4にて保存した医用画像データを外部読影医に提供するデータ提供処理を実行する(ステップS5)。
ステップS5の後、PACSシステム1は、ステップS4にて緊急データ格納部15に保存した医用画像データの削除処理を実行する(ステップS6)。
外部読影医は、ステップS5にて提供されて端末装置3のディスプレイに表示された医用画像データを読影し、そのレポートを病院Aに返す。
以下、ステップS1〜S6の各処理の詳細につき、図5〜図16を用いて説明する。なお、図16は、DICOM画像ビューアによって端末装置3のディスプレイに表示される画面の遷移を示している。
[ステップS1:緊急撮影判断処理]
緊急撮影判断処理は、主に緊急撮影判断部10が実行する。モダリティ2による撮影が緊急撮影か通常撮影かの判断は、例えばモダリティ2からの開始通知に基づいて行う。
すなわち、緊急撮影判断部10は、開始通知に含まれる撮影モードの識別情報が通常撮影モードを示すならばモダリティ2による撮影が通常撮影であると判断し、当該識別情報が緊急撮影モードを示すならばモダリティ2による撮影が緊急撮影であると判断する。
また、緊急撮影か通常撮影かの判断は、撮影対象部位に基づいて行ってもよい。この場合、例えば図6に示すような撮影設定情報70をPACSシステム1が備えるメモリに記憶させておく。この撮影設定情報70は、撮影対象部位(頭部、胸部、腹部等)に対して、緊急撮影有無(有り/無し)を定めたものである。緊急撮影判断部10は、開始通知に含まれる検査種別情報にて示される撮影対象部位が、撮影設定情報70において緊急撮影“無し”に設定された部位である場合、モダリティ2による撮影が通常撮影であると判断する。一方、緊急撮影判断部10は、開始通知に含まれる検査種別情報にて示される撮影対象部位が、撮影設定情報70において緊急撮影“有り”に設定された部位である場合、モダリティ2による撮影が緊急撮影であると判断する。
[ステップS2:外部読影医への通知処理]
外部読影医への通知処理は、主にアクセスキー発行部11およびアクセスキー提供部12が実行する。図7は、当該通知処理のフローチャートである。当該通知処理は、緊急撮影判断部10が緊急撮影であると判断した場合に開始される。
先ず、アクセスキー発行部11が緊急データアクセスキーを発行する(ステップS21)。緊急データアクセスキーは、当該緊急撮影にて生成される医用画像データに端末装置3からアクセスするためのキーである。本実施形態における緊急データアクセスキーは、例えば“1234”のような4桁の数字列とする。但し、緊急データアクセスキーは緊急データ格納部15に保存されている医用画像データの間で重複しない文字列であれば、どのようなフォーマットであってもよい。
緊急データアクセスキーが発行された後、アクセスキー提供部12が当該アクセスキーと撮影の開始を知らせるメッセージとを読影依頼先の医師の端末装置3に提供(送信)する(ステップS22)。
提供先の端末装置3は、例えば図8に示すような提供先設定情報80に基づいて決定する。提供先設定情報80は、医用画像データの読影者の候補である医師(医師D1〜D3)と、各医師に対応する端末装置3のアドレス(アドレスAD1〜AD3)とを関連付けたものである。アクセスキー提供部12は、このような提供先設定情報80に含まれる各医師の端末装置3のアドレスに対して緊急データアクセスキーを送信する。
また、例えば図9に示すような提供先設定情報81に基づいて提供先の端末装置3を決定してもよい。この提供先設定情報81は、医用画像データの読影者の候補である医師(医師D1〜D3)と、各医師の状態(所在)と、各医師に対応する端末装置3のアドレス(アドレスAD1〜AD3)とを関連付けたものである。各医師の状態は、医師が病院A内に所在することを示す“病院内”、医師が他の病院に所在することを示す“病院・・・”(図9においては“病院B”)、医師が自宅に所在することを示す“自宅”などである。このような各医師の状態は、病院Aに勤務する医師の出退勤や外出先を管理する管理システムから把握できる。PACSシステム1は、この管理システムから適宜のタイミングで各医師の状態を把握し、提供先設定情報81を更新する。アクセスキー提供部12は、このような提供先設定情報81において、状態がモダリティ2の設置された医療施設(病院A)以外を示す医師、すなわち状態が“病院内”ではない医師D2と医師D3の端末装置3のアドレスに対して緊急データアクセスキーを送信する。
また、例えば図10に示すような提供先設定情報82に基づいて提供先の端末装置3を決定してもよい。この提供先設定情報82は、医用画像データの読影者の候補である医師(医師D1〜D3)と、各医師の専門分野(脳外科、内科、麻酔科等)と、各医師に対応する端末装置3のアドレス(アドレスAD1〜AD3)とを関連付けたものである。アクセスキー提供部12は、モダリティ2から受信した開始通知に含まれる検査種別情報と提供先設定情報82に含まれる各医師の専門分野とに基づいて読影に適した医師を決定し、この医師の端末装置3のアドレスに対して緊急データアクセスキーを送信する。例えば、撮影対象部位が脳である場合、アクセスキー提供部12は、脳外科が専門分野である医師D1の端末装置3のアドレスに対して緊急データアクセスキーを送信する。
ステップS22を以って、図7のフローチャートに示す処理が終了となる。
緊急データアクセスキー等を受信した端末装置3は、自装置のディスプレイに図16(a)に示すようなポップアップ100を表示する。このポップアップ100は、「撮影が開始されました・・・・」のように緊急撮影を知らせるメッセージと、受信した緊急データアクセスキーに基づいて生成されるURLとを含む。このURLは、“http://toshiba-pacs-viewer/”がインターネット等のネットワークにおけるPACSシステム1のアドレスを示し、“12%235&35%1234”がPACSシステム1において医用画像データが保存されるアドレスを示す。この例では、特にURLの下4桁がアクセスキーを示している。
[ステップS3:医用画像データの受信準備処理]
医用画像データの受信準備処理は、主に緊急データID発行部13が実行する。図11は、当該受信準備処理のフローチャートである。このフローチャートに示す処理は、緊急撮影判断部10が緊急撮影であると判断した場合に開始される。
先ず、緊急データID発行部13は、緊急データIDを発行する(ステップS31)。緊急データIDは、当該緊急撮影にて生成される医用画像データに付す識別子である。本実施形態における緊急データIDは、例えば“ABCD”のような4桁の文字列とする。但し、緊急データIDは緊急データ格納部15に保存されている医用画像データの間で重複しない文字列であれば、どのようなフォーマットであってもよい。
緊急データIDを発行した後、緊急データID発行部13は、当該緊急データIDと、ステップS21にてアクセスキー発行部11が発行した緊急データアクセスキーとをマッピングする(ステップS32)。具体的には、緊急データID発行部13は、図12に示すようなマッピングテーブル90に、ステップS31にて発行した緊急データIDと、ステップS21にてアクセスキー発行部11が発行した緊急データアクセスキーとを関連付けて書き込む。
ステップS32を以って、図11のフローチャートに示す処理が終了となる。
[ステップS4:医用画像データの受信・格納処理]
医用画像データの受信・格納処理は、主にデータ受信部14が実行する。図13は、当該受信・格納処理のフローチャートである。このフローチャートに関しては、緊急撮影判断部10が緊急撮影であると判断した場合と、通常撮影であると判断した場合の双方における処理の流れを示している。
先ずデータ受信部14は、モダリティ2からの医用画像データの受信を待つ(ステップS41)。医用画像データを受信したならば、データ受信部14は、緊急データID発行部13により緊急データIDが発行されているか否かを判定する(ステップS42)。
ステップS31を経て緊急データIDが発行されているならば、データ受信部14の処理は緊急撮影に対応する処理に移る。すなわち、データ受信部14は、受信した医用画像データに当該緊急データIDを付加して、緊急データ格納部15に格納する(ステップS43)。その後、データ受信部14は、受信した医用画像データと、モダリティ2から受信した開始通知に含まれる患者情報や検査種別情報とを関連付けてクラウドストレージ5に格納する(ステップS44)。ステップS44を以って、図13のフローチャートに示す処理が終了となる。
一方、緊急データIDが発行されていないならば、データ受信部14の処理は通常撮影に対応する処理に移る。すなわち、データ受信部14は、受信した医用画像データと、モダリティ2から受信した開始通知に含まれる患者情報や検査種別情報とを関連付けてクラウドストレージ5に格納する(ステップS45)。ステップS45を以って、図13のフローチャートに示す処理が終了となる。
[ステップS5:外部読影医へのデータ提供処理]
外部読影医へのデータ提供処理は、主にデータ提供部16が実行する。端末装置3のオペレータである読影医が、図16(a)に示したポップアップ100内のURLをマウス等により操作すると、端末装置3は当該URLにて示される医用画像データへのアクセスを試行する。端末装置3からのアクセスを受けると、データ提供部16は、図14のフローチャートに示す処理を開始する。
先ずデータ提供部16は、端末装置3がアクセスしようとしているURLに含まれる緊急データアクセスキー(例えばURLの下4桁)がマッピングテーブル90にマッピングされているか否かを判定する(ステップS51)。
マッピングされているならば(ステップS51のYes)、データ提供部16は、当該緊急データアクセスキーに対応する緊急データIDが付された医用画像データが緊急データ格納部15に格納済みであるか否かを判定する(ステップS52)。
ステップS43が完了しており、医用画像データが緊急データ格納部15に格納済みならば(ステップS52のYes)、データ提供部16は、アクセスを試行している端末装置3に当該医用画像データを提供(送信)する(ステップS53)。
一方、医用画像データが緊急データ格納部15に格納済みでないならば(ステップS52のNo)、データ提供部16は、医用画像データが緊急データ格納部15に格納されるまで待機する(ステップS54)。このとき、データ提供部16は、データ格納の進捗状況を端末装置3に通知する。この進捗状況は、例えば医用画像データの全体サイズに対する格納済みサイズを百分率表記した数値とする。端末装置3は、図16(b)に示すようなビューア画面101を自装置のディスプレイに表示し、PACSシステム1から通知された進捗状況を報知する。やがて緊急データ格納部15への医用画像データの格納が完了すると、データ提供部16は、当該医用画像データを端末装置3に送信する(ステップS53)。
ステップS53を以って、図14のフローチャートに示す処理が終了となる。
ステップS53において送信された医用画像データを受信した端末装置3は、図16(c)に示すように当該医用画像データに基づく医用画像を含むビューア画面102を自装置のディスプレイに表示する。読影医は、ビューア画面102に表示された医用画像を読影してレポートを作成し、病院Aにフィードバックする。このフィードバックは、例えば端末装置3からPACSシステム1を介してレポートを送信することにより行われてもよいし、端末装置3から病院Aに電子メール等にて直接送信することにより行われてもよい。
ステップS51において、URLに含まれる緊急データアクセスキーがマッピングテーブル90にマッピングされていないならば(ステップS51のNo)、データ提供部16は、端末装置3からのアクセスを拒否する旨の通知を、端末装置3に送信する(ステップS55)。この通知を受けた端末装置3は、例えばアクセスできない旨のメッセージを自装置のディスプレイに表示する。この場合、ステップS55を以って、図14のフローチャートに示す処理が終了となる。
[ステップ6:医用画像データの削除処理]
医用画像データの削除処理は、主にデータ提供部16が実行する。端末装置3のオペレータである読影医は、読影が完了した際に、端末装置3を介して読影の完了通知をPACSシステム1に送信する。この完了通知を受信すると、データ提供部16は、図15のフローチャートに示す処理を開始する。
先ずデータ提供部16は、当該完了通知の送信元である端末装置3に提供した医用画像データのクラウドストレージ5への格納が完了しているか否かを判定する(ステップS61)。
格納が完了している場合(ステップS61のYes)、データ提供部16は、緊急データ格納部15に格納した当該医用画像データを削除する(ステップS62)。さらに、データ提供部16は、マッピングテーブル90から当該医用画像データに係る緊急データアクセスキーと緊急データIDとを削除する(ステップ63)。
一方、医用画像データのクラウドストレージ5への格納が完了していない場合(ステップS61のNo)、データ提供部16は、当該医用画像データがクラウドストレージ5に反映(格納)されるまで待機する(ステップS64)。やがて、受信・格納処理におけるステップS45が完了すると、当該医用画像データのクラウドストレージ5への格納が完了する。このとき、データ提供部16は、緊急データ格納部15に格納した当該医用画像データを削除し(ステップS62)、マッピングテーブル90から当該医用画像データに係る緊急データアクセスキーと緊急データIDとを削除する(ステップ63)。
ステップS63を以って、図15のフローチャートに示す処理が終了となる。
端末装置3から上記完了通知を受信していなくても、当該端末装置3に医用画像データを提供してから所定時間が経過した場合には、緊急データ格納部15から当該医用画像データを削除するようにしてもよい。
なお、通常撮影の場合においては、例えば外部読影医が端末装置3を操作して診断対象の患者の患者IDや医用画像の種別(検査種別)をPACSシステム1に送信する。PACSシステム1においては、データ提供部16が端末装置3から受信した患者IDや検査種別が関連付けられた医用画像データをクラウドストレージ5から読み出し、端末装置3に返信する。外部読影医は、このように返信された医用画像データを端末装置3のディスプレイにて閲覧し、レポートを作成して病院Aに送信する。
本実施形態に係る構成の作用について説明する。
通常の撮影に際しては、モダリティ2にて生成された医用画像データがPACSシステム1を介してクラウドストレージ5に格納され、この医用画像データがPACSシステム1を介して端末装置3に提供される。このようにクラウドストレージ5に医用画像データを保存すれば、PACSシステム1に大規模な記憶装置を設ける必要がないので、同システム1の小型化(省ハードウェア化)を実現できる。但し、クラウドストレージ5は複数のサーバのメモリを使用して構成されることもあるので、データのアップロードの速度が遅く、医用画像データを読み出せることができるようになるまでに多大な時間を要する可能性がある。
一方、緊急の撮影に際しては、モダリティ2にて生成された医用画像データがPACSシステム1の緊急データ格納部15から端末装置3に直接提供される。このような流れであれば、上述の通常時の流れに比べて迅速に端末装置3に医用画像データを提供できる。
また、緊急データ格納部15に格納される医用画像データは、外部読影医による読影が完了するとデータ削除処理により削除される。したがって、緊急データ格納部15の容量は小さくて済み、書き込み/読み出しの速度が速い高価な記憶装置を利用したとしても、大幅なコスト上昇にはならない。
さらに、緊急データ格納部15に格納された医用画像データはクラウドストレージ5にも格納されるので、外部読影医による読影が完了した後であっても、この医用画像データを閲覧等することができる。
また、従来は電子メールに医用画像データを添付して外部読影医に送信することもあった。しかしながら、電子メールに添付可能なデータサイズには制限があるため、大サイズの画像は送信できないとの問題も生じていた。本実施形態の構成であれば、外部読影医に読影を依頼する医用画像データのサイズを気にする必要もない。
これらの他にも、本実施形態に開示した構成からは種々の好適な効果が得られる。
(変形例)
上記実施形態に開示した構成は、種々の態様に変形実施できる。
例えば、緊急撮影対象の患者の患者IDが既知であり、当該患者に関して過去に撮影された医用画像データが存在する場合には、当該医用画像データを参考画像として緊急撮影に係る医用画像データとともに端末装置3に提供してもよい。
この変形例の詳細につき、図17,図18を参照して説明する。
図17に示すように、当該変形例に係るPACSシステム1は、過去データ取得部17をさらに含む。過去データ取得部17は、CPU等のプロセッサ、ROMやRAM等のメモリ、LANやインターネット等と通信する通信ユニットを備えたハードウェアであってもよいし、1又は複数のプロセッサがコンピュータプログラムを実行することで実現されるソフトウェア機能であってもよい。
モダリティ2のオペレータは、緊急撮影に際して図5の入力画面60中の患者情報エリア62に患者ID等の患者情報を入力する。さらにオペレータは、検査の種類をリストボックス61にて選択し、切替ボタン63を操作して撮影モードを緊急撮影モードに切り替えた後に開始ボタン64を操作する。この操作をトリガとして、モダリティ2からPACSシステム1に患者情報、検査種別情報、緊急撮影モードを示す識別情報を含む開始通知が送られる。
この開始通知を受信したPACSシステム1においては、過去データ取得部17が当該開始通知に含まれる患者情報や検査種別情報に基づき、当該患者に関して過去に撮影された医用画像データ(以下、過去データ)をクラウドストレージ5から取得し、緊急データID発行部13がステップS31にて発行する緊急データIDを付して緊急データ格納部15に格納する。過去データ取得部17がクラウドストレージ5から取得する過去データは、例えば当該患者情報に含まれる患者IDと一致する患者IDと、当該検査種別情報にて示される検査種別と同一種別の検査種別情報が付された医用画像データである。
また、アクセスキー提供部12は、ステップS22において、当該緊急撮影に係る医用画像データにアクセスするための緊急データアクセスキーと、撮影の開始を知らせるメッセージと、モダリティ2から受信した開始通知に含まれる患者情報とを、読影依頼先の医師の端末装置3に送信する。緊急データアクセスキー等を受信した端末装置3は、自装置のディスプレイに図18(a)に示すようなポップアップ200を表示する。このポップアップ200は、図16(a)に示したポップアップ100に対し、さらにアクセスキー提供部12から受信した患者情報(患者氏名)を加えたものである。
ポップアップ200内のURLの操作時には、端末装置3が当該URLにて示される医用画像データへのアクセスを試行する。端末装置3からのアクセスを受けると、データ提供部16は、当該URLに含まれる緊急データアクセスキー(例えばURLの下4桁)がマッピングテーブル90にマッピングされていることを確認した後、当該緊急データアクセスキーに対応する緊急データIDが付された過去データを緊急データ格納部15から読み出して端末装置3に送信する。特に、医用画像データが緊急データ格納部15に格納されるまで待機する間(ステップS54)、端末装置3は、自装置のディスプレイに図18(b)に示すようなビューア画面201を表示する。このビューア画面201は、図16(b)に示したビューア画面101に対し、さらにアクセスキー提供部12から受信した患者情報(患者氏名)やデータ提供部16から受信した過去データに基づく医用画像を加えたものである。
やがて、緊急撮影に係る医用画像データを受信すると、端末装置3は、自装置のディスプレイに図18(c)に示すようなビューア画面202を表示する。このビューア画面202は、図16(c)に示したビューア画面102に対し、さらにアクセスキー提供部12から受信した患者情報(患者氏名)やデータ提供部16から受信した過去データに基づく医用画像を加えたものである。
また、削除処理において、データ提供部16は、緊急撮影に係る医用画像データとともに、当該医用画像データと同一の緊急データIDが付された過去データを削除する。
本変形例のように、緊急撮影に係る医用画像データとともに過去データが端末装置3に提供されれば、外部読影医は、両画像を対比しながら当該医用画像データを読影することができる。その他、上記実施形態と同様の作用が得られることは言うまでもない。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…PACSシステム、2…モダリティ、3…端末装置、4…クラウド、5…クラウドストレージ、10…緊急撮影判断部、11…アクセスキー発行部、12…アクセスキー提供部、13…緊急データID発行部、14…データ受信部、15…緊急データ格納部、16…データ提供部、17…過去データ取得部、70…撮影設定情報、80〜81…提供先設定情報、90…マッピングテーブル、100…ポップアップ、101…ビューア画面、102…ビューア画面。

Claims (11)

  1. 患者を撮影して医用画像データを生成する医用画像撮影装置、前記医用画像データの保存機能を提供するクラウド形の記憶部、および前記医用画像データを閲覧する端末装置とネットワークを介して通信可能に接続される医用画像処理システムであって、
    医用画像データを保存するためのデータ格納部と、
    前記医用画像撮影装置による医用画像の撮影が緊急撮影であるか、緊急撮影ではない通常撮影であるかを判断する判断部と、
    前記判断部の判断結果に基づいて、前記医用画像撮影装置から受信した医用画像データを前記クラウド形の記憶部および前記データ格納部のいずれか一方あるいは双方に保存する保存処理部と、
    前記端末装置から医用画像データの提供が要求されたとき、前記保存処理部により前記クラウド形の記憶部および前記データ格納部のいずれかに保存された当該医用画像データを前記端末装置に提供するデータ提供部と、
    を含むことを特徴とする医用画像処理システム。
  2. 前記保存処理部は、前記判断部が緊急撮影でないと判断したとき、前記医用画像撮影装置から受信した医用画像データを前記クラウド形の記憶部に保存し、前記判断部が緊急撮影であると判断したとき、前記医用画像撮影装置から受信した医用画像データを前記データ格納部に保存し、
    前記データ提供部は、前記端末装置から通常撮影に係る医用画像データの提供が要求されたとき、前記クラウド形の記憶部に保存された当該医用画像データを前記端末装置に提供し、前記端末装置から緊急撮影に係る医用画像データの提供が要求されたとき、前記データ格納部に保存された当該医用画像データを前記端末装置に提供することを特徴とする請求項1に記載の医用画像処理システム。
  3. 前記データ提供部は、前記データ格納部に保存された医用画像データを前記端末装置に提供した後、前記データ格納部に保存された当該医用画像データを削除することを特徴とする請求項2に記載の医用画像処理システム。
  4. 前記判断部が緊急撮影であると判断したとき、前記保存処理部は、前記医用画像撮影装置から受信した医用画像データを前記データ格納部に保存するとともに、前記クラウド形の記憶部にも保存することを特徴とする請求項2又は3に記載の医用画像処理システム。
  5. 前記判断部は、前記医用画像撮影装置から医用画像の撮影が緊急撮影あるいは通常撮影のいずれであるかを示す識別情報を受信し、受信した識別情報に基づいて当該撮影が緊急撮影あるいは通常撮影のいずれであるかを判断することを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか1に記載の医用画像処理システム。
  6. 前記判断部は、前記医用画像撮影装置から医用画像の撮影対象となる患者の部位を示す情報を受信し、この情報にて示される部位が予め定められた緊急撮影対象の部位である場合に、当該医用画像の撮影が緊急撮影であると判断することを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか1に記載の医用画像処理システム。
  7. 前記判断部によって前記医用画像撮影装置による医用画像の撮影が緊急撮影であると判断されたとき、前記端末装置が当該緊急撮影に係る医用画像データにアクセスするためのアクセスキーを発行するアクセスキー発行部と、
    前記アクセスキー発行部が発行したアクセスキーを前記端末装置に提供するアクセスキー提供部と、
    をさらに含み、
    前記データ提供部は、前記アクセスキーを用いてアクセスを試行する端末装置に対し、前記データ格納部に保存された当該アクセスキーに対応する医用画像データを提供することを特徴とする請求項1乃至6のうちいずれか1に記載の医用画像処理システム。
  8. 前記アクセスキー提供部は、医用画像を読影する候補者に対応する端末装置を定めた設定情報を参照し、この設定情報に定められた端末装置に対して前記アクセスキーを提供することを特徴とする請求項7に記載の医用画像処理システム。
  9. 前記アクセスキー提供部は、医用画像を読影する候補者の所在と、各候補者に対応する端末装置とを定めた設定情報を参照し、この設定情報に定められた端末装置のうち、前記医用画像撮影装置が設置された医療施設以外の場所に所在する候補者に対応する端末装置に対して前記アクセスキーを提供することを特徴とする請求項7に記載の医用画像処理システム。
  10. 前記アクセスキー提供部は、医用画像を読影する候補者の専門分野と、各候補者に対応する端末装置とを定めた設定情報を参照し、この設定情報に定められた端末装置のうち、緊急撮影に係る医用画像データの読影に適した専門分野の候補者に対応する端末装置に対して前記アクセスキーを提供することを特徴とする請求項7に記載の医用画像処理システム。
  11. 前記データ提供部は、前記端末装置から緊急撮影に係る医用画像データの提供が要求されたとき、前記データ格納部に保存された当該医用画像データを前記端末装置に提供するとともに、前記クラウド形の記憶部に保存された当該緊急撮影に係る患者に関して過去に撮影された医用画像データを前記端末装置に提供することを特徴とする請求項1乃至9のうちいずれか1に記載の医用画像処理システム。
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