JP2014039158A - 利用制御装置、利用制御システム、利用制御方法プログラム - Google Patents

利用制御装置、利用制御システム、利用制御方法プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】コンテンツデータの利用に関し、ライセンスの保護と利用者の利便性の向上とを両立させる。
【解決手段】位置比較部104が、承認者端末の位置と、あらかじめ設定されている位置情報が示す位置とを比較し、制御部109が、暗号化されたコンテンツデータを、通信部110を介して利用者端末へ送信し、位置比較部104における比較の結果に基づいて、暗号化されたコンテンツデータを復号化するための復号キーを、通信部110を介して利用者端末へ送信する。
【選択図】図2

Description

本発明は、サービスの利用を制御する利用制御装置、利用制御システム、利用制御方法プログラムに関する。
近年、利用者が所持する携帯端末等の通信装置へ、着メロ(登録商標)等の楽曲や、映像、クーポンなどのコンテンツデータを配信するサービスの提供が普及している。また、配信されるコンテンツデータは暗号化されており、コンテンツデータを受信した通信装置は、それを復号化するための復号キーを取得してコンテンツデータを復号化してから、当該コンテンツデータの再生、表示等を行うものもある。
また、利用されるコンテンツデータの著作権法に関する権利を保護するために、あらかじめ登録された通信装置のみにコンテンツデータを配信する技術や、所定の位置に存在する通信装置のみにコンテンツデータを配信する技術が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−209161号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたような技術においては、コンテンツデータを利用するには、利用者が所定の位置に存在しなければならなく、利用者にとって不便であるという問題点がある。
本発明の目的は、上述した課題を解決する利用制御装置、利用制御システム、利用制御方法プログラムを提供することである。
本発明の利用制御装置は、
コンテンツデータの利用の承認を行う第1の通信装置の第1の位置と、あらかじめ設定されている位置情報が示す第2の位置とを比較する位置比較部と、
暗号化された前記コンテンツデータを、該コンテンツデータを利用する第2の通信装置へ送信し、前記位置比較部における比較の結果に基づいて、前記暗号化されたコンテンツデータを復号化するための復号キーを前記第2の通信装置へ送信する制御部とを有する。
また、本発明の利用制御システムは、
コンテンツデータの利用の承認を行う第1の通信装置と、該コンテンツデータを利用する第2の通信装置と、利用制御装置とを有する利用制御システムであって、
前記利用制御装置は、
前記第1の通信装置の第1の位置と、あらかじめ設定されている位置情報が示す第2の位置とを比較する位置比較部と、
暗号化された前記コンテンツデータを、前記第2の通信装置へ送信し、前記位置比較部における比較の結果に基づいて、前記暗号化されたコンテンツデータを復号化するための復号キーを前記第2の通信装置へ送信する制御部とを有することを特徴とする。
また、本発明の利用制御方法は、
コンテンツデータの利用を制御する利用制御方法であって、
前記コンテンツデータの利用の承認を行う第1の通信装置の第1の位置と、あらかじめ設定されている位置情報が示す第2の位置とを比較する処理と、
暗号化された前記コンテンツデータを、前記コンテンツデータを利用する第2の通信装置へ送信する処理と、
前記比較の結果に基づいて、前記暗号化されたコンテンツデータを復号化するための復号キーを前記第2の通信装置へ送信する処理とを行う。
また、本発明のプログラムは、
コンピュータに実行させるためのプログラムであって、
コンテンツデータの利用の承認を行う第1の通信装置の第1の位置と、あらかじめ設定されている位置情報が示す第2の位置とを比較する手順と、
暗号化された前記コンテンツデータを、前記コンテンツデータを利用する第2の通信装置へ送信する手順と、
前記比較の結果に基づいて、前記暗号化されたコンテンツデータを復号化するための復号キーを前記第2の通信装置へ送信する手順とを実行させる。
以上説明したように、本発明においては、コンテンツデータの利用に関し、コンテンツデータのライセンスの保護と利用者の利便性の向上とを両立させることができる。
本発明の利用制御システムの実施の一形態を示す図である。 図1に示した利用制御装置の内部構成の一例を示す図である。 図2に示したライセンスデータベースに記憶されている承認情報の一例を示す図である。 図2に示したコンテンツデータベースに記憶されているコンテンツ情報の一例を示す図である。 図1に示した利用者端末の内部構成の一例を示す図である。 図1に示した承認者端末の内部構成の一例を示す図である。 図1に示した利用制御システムにおける利用制御方法のうち、コンテンツ一覧情報を送信する処理の一例を説明するためのシーケンス図である。 図1に示した利用制御システムにおける利用制御方法のうち、コンテンツデータを送信する処理の一例を説明するためのシーケンス図である。 図1に示した利用制御システムにおける利用制御方法のうち、復号キーを送信する処理の一例を説明するためのシーケンス図である。 図1に示した利用制御システムにおける利用制御方法のうち、復号キーを送信する処理の他の例を説明するためのシーケンス図である。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の利用制御システムの実施の一形態を示す図である。
本形態は図1に示すように、利用制御装置100と、利用者端末200と、承認者端末300とが、互いに通信ネットワーク400を介して接続されている形態である。ここで、利用者端末200および承認者端末300は、それぞれ複数であっても良い。また、利用制御装置100と、利用者端末200および承認者端末300との間では、HTTP(HyperText Transfer Protocol)のプロトコルなどを用いて通信が行われる。
利用制御装置100は、例えば、ルータ等を介して通信ネットワーク400と接続される装置である。また、利用制御装置100は、利用者端末200におけるコンテンツデータ(文書、画像、音楽等)の利用(表示、再生、編集等)を制御する。
図2は、図1に示した利用制御装置100の内部構成の一例を示す図である。
図1に示した利用制御装置100には図2に示すように、ライセンスデータベース101と、コンテンツデータベース102と、コンテンツ記憶部103と、位置比較部104と、暗号化部105と、コンテンツ送信履歴部106と、復号キー送信履歴部107と、課金処理部108と、制御部109と、通信部110とが設けられている。
ライセンスデータベース101は、コンテンツデータの承認情報を記憶する。
図3は、図2に示したライセンスデータベース101に記憶されている承認情報の一例を示す図である。
図2に示したライセンスデータベース101には図3に示すように、コンテンツIDと、位置情報と、承認者情報とが対応付けられて記憶されている。ここで、位置情報として、緯度および経度がライセンスデータベース101に記憶されている。また、承認者情報として、承認者のID、パスワードおよび連絡先情報がライセンスデータベース101に記憶されている。なお、図3には、ライセンスデータベース101が記憶している位置情報が、緯度および経度によって指定される1点を示す情報である場合を例に挙げて示したが、例えば、ライセンスデータベース101が、緯度として「35.620000〜35.620100」、経度として「139.730000〜139.730100」を記憶し、位置情報を所定の方形の範囲として指定できるものであっても良い。
コンテンツIDは、利用者端末200に配信(送信)するコンテンツデータを識別可能なコンテンツ識別情報である。位置情報は、緯度および経度を用いて位置を特定できる情報である。承認者情報は、承認者を識別可能なIDと、承認者を認証するためのパスワードと、その承認者端末の電子メールアドレスやIP(Internet Protocol)アドレス、電話番号等の連絡先である。これらの情報がコンテンツデータごとに対応付けられてライセンスデータベース101にあらかじめ記憶されている。また、これらの情報の使用方法については、後述する。
コンテンツデータベース102は、コンテンツデータのファイル名等、コンテンツデータに関するコンテンツ情報を記憶する。
図4は、図2に示したコンテンツデータベース102に記憶されているコンテンツ情報の一例を示す図である。
図2に示したコンテンツデータベース102には図4に示すように、コンテンツIDと、コンテンツファイル名と、復号キーと、属性情報と、アイコン画像とが対応付けられて記憶されている。
コンテンツIDは、図3を用いて説明したものと同じである。また、コンテンツファイル名は、コンテンツデータの実ファイル名である。復号キーは、暗号化されて記憶されているコンテンツデータを復号するためのキーである。属性情報は、例えば、曲名や、アーティスト名(歌手名)、アルバム名、映画のタイトル名、出演者名、クーポンが使える店舗名等の当該コンテンツに関する情報である。アイコン画像は、利用者端末200にて再生(表示)することで利用者がコンテンツデータを選択し易くする簡易情報である。例えば、アイコン画像は、コンテンツデータが画像である場合、その画像の一部分を縮小した画像であっても良いし、コンテンツデータが楽曲である場合は、その楽曲を収録したアルバムのジャケットの写真の一部分であっても良い。
また、コンテンツデータベース102は、暗号化されたコンテンツデータ自体を上述した情報と対応付けて記憶するものであっても良い。
コンテンツ記憶部103は、コンテンツデータを記憶する。このとき、コンテンツ記憶部103は、暗号化されたコンテンツデータを記憶している。この暗号化のアルゴリズムは、コンテンツデータベース102に記憶されている復号キーを用いて復号化できるものでなくてはならないことは言うまでもない。また、コンテンツ記憶部103は、コンテンツデータにコンテンツファイル名を付与して記憶する。
位置比較部104は、承認者端末300から送信されてきた位置情報が示す位置(以下、第1の位置と称する)と、ライセンスデータベース101に記憶されている位置情報が示す位置(以下、第2の位置と称する)とを比較する。位置比較部104は、例えば、第1の位置と第2の位置との間の距離が所定の範囲内であるかどうかを比較するものであっても良い。また、位置比較部104は、例えば、第2の位置を中心とした所定の円形の領域内に第1の位置が含まれるかどうかを判定するものであっても良い。また、ライセンスデータベース101に記憶されている第2の位置を示す位置情報が、方形の範囲(例えば、緯度:35.620000〜35.620100、経度:139.730000〜139.730100)を示すものである場合、位置比較部104は、その方形の範囲に第1の位置が含まれるかどうかを判定するものであっても良い。なお、承認者端末300から送信されてくる第1の位置を示す位置情報は、制御部109が、通信部110を介して承認者端末300へ送信したコンテンツの利用の承認の要求に対して承認者端末300から送信されてくる応答(承認通知)に含まれる。また、位置比較部104は、利用者端末200から送信されてきた位置情報が示す位置(以下、第3の位置と称する)と、ライセンスデータベース101に記憶されている第2の位置とを比較しても良い。
暗号化部105は、制御部109が通信部110を介して利用者端末200へ復号キーを送信する場合、その復号キーを暗号化する。このとき、暗号化部105は、利用者端末200から送信されてきた利用者端末IDを用いて、当該復号キーを暗号化する。なお、復号キーの送受信にHttps(HTTP over SSL/TLS)のプロトコルを用いる場合、暗号化部105は、復号キーを暗号化しない場合がある。
コンテンツ送信履歴部106は、制御部109が通信部110を介してコンテンツデータを利用者端末200へ送信した履歴を記憶する。具体的には、コンテンツ送信履歴部106は、どのコンテンツデータを誰にいつ送信したかを、当該コンテンツデータのコンテンツIDと、利用者端末IDと、送信日時を示す日時情報とを対応付けて記憶する。
復号キー送信履歴部107は、制御部109が通信部110を介して復号キーを利用者端末200へ送信した履歴を記憶する。具体的には、復号キー送信履歴部107は、どのコンテンツデータに対する復号キーを誰にいつ送信したかを、当該復号キーを用いて復号化するコンテンツデータのコンテンツIDと、利用者端末IDと、送信日時を示す日時情報と、復号キーの送信の可否の判定に用いた承認者IDとを対応付けて記憶する。
課金処理部108は、復号キー送信履歴部107が記憶している履歴に応じた課金処理を行う。この課金処理は、送信回数や、あらかじめ設定されたコンテンツデータごとの単価、コンテンツデータの容量等に基づいた金額を算出して行うような一般的なもので良く、ここでは特に規定しない。
制御部109は、利用者端末200からコンテンツIDを指定してコンテンツデータを要求された場合、暗号化されたコンテンツデータをコンテンツ記憶部103から読み出して通信部110を介して利用者端末200へ送信する。また、制御部109は、暗号化されたコンテンツデータを送信した後、利用者端末200から復号キーの要求があると、通信部110を介して承認者端末300へ利用者端末200の利用者端末IDを送信してコンテンツデータの利用の承認を要求する。また、制御部109は、承認の要求に対して承認者端末300から応答(承認通知)が送信されてきた場合、位置比較部104における比較の結果に基づいて(第1の位置と第2の位置との間の距離が所定の範囲内である場合や、第2の位置の範囲に囲まれた所定の方形の領域内に第1の位置が含まれる場合等)、利用者端末200から要求された復号キーをコンテンツデータベース102から読み出す。また、制御部109は、コンテンツデータベース102から読み出した復号キーと、利用者端末200からの要求の信号に含まれている利用者端末IDとを暗号化部105へ出力する。また、制御部109は、暗号化部105にて暗号化された復号キーを通信部110を介して利用者端末200へ送信する。
通信部110は、通信ネットワーク400を介して利用者端末200および承認者端末300との間で通信を行うための通信インタフェースを持つ。
なお、ライセンスデータベース101、コンテンツデータベース102およびコンテンツ記憶部103は、利用制御装置100と通信可能な外部の装置に設けられているものであっても良い。
利用者端末200は、コンテンツデータを利用する利用者が所持する従来型の携帯端末やスマートフォン等の通信装置(第2の通信装置)である。また、利用者端末200と通信ネットワーク400との接続は、携帯電話網を用いた無線基地局を介した接続や、無線LAN(Local Area Network)を用いた無線ルータを介した接続が考えられる。
図5は、図1に示した利用者端末200の内部構成の一例を示す図である。
図1に示した利用者端末200には図5に示すように、位置情報取得部201と、通信部202と、操作部203と、カメラ204と、表示部205と、スピーカ206と、記憶部207と、制御部208とが設けられている。
位置情報取得部201は、利用者端末200の位置を示す位置情報を取得する。例えば、位置情報取得部201は、GPS(Global Positioning System)衛星から、利用者端末200の位置情報を取得するものであっても良い。
通信部202は、通信ネットワーク400を介した通信を行うためのインタフェース機能を持つ。
操作部203は、利用者が操作することで、利用者端末200に情報を入力するボタンキーや、タッチパネル等である。
カメラ204は、被写体(物体や、二次元コード等のコード情報)を撮影する。
表示部205は、情報(テキストや画像)を表示するディスプレイである。
スピーカ206は、音を出力する。
記憶部207は、情報を記憶する記憶媒体である。記憶部207には、例えば、SIM(Subscriber Identity Module)カードが含まれ、SIMカードに利用者端末200を識別可能な利用者端末IDが記憶されている。
制御部208は、これらの構成要素を制御する。また、制御部208は、記憶部207に記憶されたプログラムを実行する。
承認者端末300は、コンテンツデータの利用を承認する承認者が所持する通信装置(第1の通信装置)である。承認者端末300は、例えば、従来型の携帯端末やスマートフォン等の通信装置であっても良い。また、承認者端末300と通信ネットワーク400との接続は、携帯電話網を用いた無線基地局を介した接続や、無線LANを用いた無線ルータを介した接続が考えられる。
図6は、図1に示した承認者端末300の内部構成の一例を示す図である。
図1に示した承認者端末300には図6に示すように、位置情報取得部301と、通信部302と、操作部303と、カメラ304と、表示部305と、スピーカ306と、記憶部307と、制御部308とが設けられている。
位置情報取得部301は、承認者端末300の位置を示す位置情報を取得する。例えば、位置情報取得部301は、GPS衛星から、承認者端末300の位置情報を取得するものであっても良い。
通信部302は、通信ネットワーク400を介した通信を行うためのインタフェース機能を持つ。
操作部303は、承認者が操作することで、承認者端末300に情報を入力するボタンキーや、タッチパネル等である。
カメラ304は、被写体(物体や二次元コード等のコード情報)を撮影する。
表示部305は、情報(テキストや画像)を表示するディスプレイである。
スピーカ306は、楽曲等の音を出力する。
記憶部307は、情報を記憶する記憶媒体である。記憶部307には、例えば、SIMカードが含まれ、SIMカードに承認者端末300を識別可能な承認者端末IDが記憶されている。
制御部308は、これらの構成要素を制御する。また、制御部308は、記憶部307に記憶されたプログラムを実行する。
以下に、図1に示した利用制御システムにおける利用制御方法について説明する。
図7は、図1に示した利用制御システムにおける利用制御方法のうち、コンテンツ一覧情報を送信する処理の一例を説明するためのシーケンス図である。
まず、利用者が操作部203を操作して、利用者端末200のカメラ204が、パンフレット等に掲載されているコード情報(例えば、二次元コード)を撮影して読み取る(ステップS1)。すると、制御部208は、読み取ったコード情報をURL(Uniform Resource Locator)へ変換し、通信部202が当該URLを用いて通信ネットワーク400を介して利用制御装置100へアクセスする(ステップS2)。
すると、利用制御装置100の制御部109は、配信可能なコンテンツデータの一覧を示すコンテンツ一覧情報を、通信部110を介して利用者端末200へ送信する(ステップS3)。このコンテンツ一覧情報には、コンテンツID、属性情報およびアイコン画像が含まれる。
利用制御装置100から送信されたコンテンツ一覧情報を利用者端末200の通信部202が受信すると、受信したコンテンツ一覧情報に基づいて、表示部205がコンテンツデータの一覧を表示する(ステップS4)。表示部205が表示するコンテンツデータの一覧には、利用者が配信を希望するコンテンツデータを当該一覧から選択し易くするように、属性情報に含まれるコンテンツデータの名称(曲名や画像名)およびアイコン画像が表示される。
図8は、図1に示した利用制御システムにおける利用制御方法のうち、コンテンツデータを送信する処理の一例を説明するためのシーケンス図である。
上述したステップS4の処理によってコンテンツデータの一覧が表示部205に表示されている状態で、利用者が操作部203を操作して、当該一覧の中から所望のコンテンツデータが指定(選択)されると(ステップS11)、通信部202から当該コンテンツデータを要求する要求信号が利用制御装置100へ送信される(ステップS12)。この要求信号には、指定されたコンテンツデータのコンテンツIDと、記憶部207に記憶された利用者端末IDとが含まれる。
利用者端末200から送信されたコンテンツの要求信号を、通信部110を介して制御部109が受信すると、制御部109は、要求信号に含まれるコンテンツIDを検索キーとして、コンテンツファイル名をコンテンツデータベース102から特定する。そして、制御部109は、特定したコンテンツファイル名のコンテンツデータをコンテンツ記憶部103から読み出す(ステップS13)。
続いて、制御部109は、読み出したコンテンツデータを、通信部110を介して利用者端末200へ送信する(ステップS14)。また、制御部109は、要求信号に含まれるコンテンツIDおよび利用者端末IDと、当該コンテンツデータを送信した日時を示す日時情報とを対応付けてコンテンツ送信履歴部106に書き込む(記憶させる)(ステップS15)。
一方、利用制御装置100から送信されたコンテンツデータを通信部202が受信すると、当該コンテンツデータを記憶部207が記憶する(ステップS16)。なお、このコンテンツデータは、上述したように、暗号化されているものである。このとき、記憶部207は、コンテンツデータとコンテンツIDとを対応付けて記憶する。
図9は、図1に示した利用制御システムにおける利用制御方法のうち、復号キーを送信する処理の一例を説明するためのシーケンス図である。
まず、利用者が操作部203を操作して、記憶部207が記憶しているコンテンツデータのうち、利用(再生、表示等)を要求するコンテンツデータが指定されると(ステップS21)、制御部208は、指定されたコンテンツデータのコンテンツIDと利用者端末IDとを記憶部207から読み出す。すると、通信部202は、制御部208が読み出したコンテンツIDと利用者端末IDとを含む復号キー要求信号を利用制御装置100へ送信することで、当該コンテンツデータを復号するための復号キーを要求する(ステップS22)。
制御部109が通信部110を介して復号キー要求信号を受信すると、受信した復号キー要求信号に含まれるコンテンツIDを検索キーとして、承認者の連絡先情報をライセンスデータベース101から特定する。そして、制御部109は、通信部110を介して、連絡先情報が示す宛先の承認者端末300へ、コンテンツIDに対応するコンテンツデータを、受信した復号キー要求信号に含まれる利用者端末IDに対応する利用者端末200にて利用させることの承認を依頼する承認依頼メールを送信する(ステップS23)。この承認依頼メールには、利用の可否を選択・入力するための承認画面を取得するためのアクセス先であるURLが付加されている。
利用制御装置100から送信された承認依頼メールを、承認者端末300の通信部302が受信すると、表示部305が当該承認依頼メールの内容を表示する。その表示には、付加されたURLが含まれており、承認者が操作部303を操作することで当該URLが選択されると、通信部302が、そのURLを用いて、利用制御装置100にアクセスする。すると、制御部109は、承認者IDとパスワードとの入力欄を含む承認画面を、通信部110を介して承認者端末300へ送信する。利用制御装置100から送信された承認画面を通信部302が受信すると、受信した承認画面を表示部305が表示する(ステップS24)。
表示部305に表示された承認画面にしたがって、承認者が操作部303を操作することで承認者IDとパスワードとが入力されると、通信部302が、入力された承認者IDとパスワードとを利用制御装置100へ送信する。
承認者端末300から送信された承認者IDとパスワードとを制御部109が通信部110を介して受信すると、制御部109は、受信した承認者IDおよびパスワードと、ライセンスデータベース101に記憶されている承認者IDおよびパスワードと照合する。照合の結果、それぞれが一致すれば、制御部109は、利用の承認を依頼するコンテンツID(コンテンツ名でも良い)と利用者端末IDと承認ボタンとが記載された承認画面データを、通信部110を介して承認者端末300へ送信する。利用制御装置100から送信された承認画面データを通信部302が受信すると、表示部305が承認画面データに基づいて承認画面を表示する。
その後、承認者が操作部303を操作することで、表示部305に表示されている承認ボタンが選択されると(ステップS25)、承認画面に表示されているコンテンツIDと、位置情報取得部301が取得した承認者端末300の位置情報とを、利用を承認する旨を示す承認通知に含めて、通信部302が利用制御装置100へ送信する(ステップS26)。ここで、位置情報取得部301が位置情報を取得するタイミングは特に規定しないが、位置情報を取得してから承認通知を送信するまでの時間が短い方が好ましい。
承認者端末300から送信された承認通知を制御部109が通信部110を介して受信すると、位置比較部104は、承認通知に含まれる位置情報が示す第1の位置と、ライセンスデータベース101にて当該コンテンツIDと対応付けられて記憶されている位置情報が示す第2の位置とを比較する。具体的には、上述したように、位置比較部104は、第1の位置が第2の位置から所定の範囲内(第2の位置の経度緯度から半径500m以内の範囲内など)、または、第1の位置が第2の位置の範囲内(経度=35.620000〜35.620100、緯度=139.730000〜139.730100に囲まれた方形の領域内など)であるかどうかを判定する(ステップS27)。
位置比較部104が、第1の位置が第2の位置に基づく所定の範囲内であると判定した場合、つまり、第1の位置が第2の位置から所定の範囲内である、または、第1の位置が第2の位置の範囲内であると判定した場合、制御部109は、承認通知に含まれるコンテンツIDを検索キーとして、コンテンツデータベース102から復号キーを読み出す。続いて、暗号化部105は、復号キー要求信号に含まれる利用者端末IDを用いて、復号キーを暗号化する。制御部109は、暗号化された復号キーを、通信部110を介して利用者端末200へ送信する(ステップS28)。また、制御部109は、コンテンツIDと、承認者IDと、利用者端末IDと、復号キーを送信した復号キー送信日時を示す情報とを対応付けて、復号キー送信履歴部107に書き込む(記憶させる)(ステップS29)。
このように復号キー送信履歴部107に記憶された情報に応じて、課金処理部108が、課金処理を行っても良い。また、承認者が承認した場合は、承認者に課金するようにしても良い。
また、利用制御装置100から送信された復号キーを通信部202が受信すると、制御部208は、受信した復号キーを記憶部207に書き込む(記憶させる)。その後、制御部208は、記憶部207に記憶されている利用者端末IDを用いて、記憶部207に記憶されている復号キーを復号化し、復号化された復号キーを用いて、記憶部207に記憶されているコンテンツデータを利用(再生)する。コンテンツデータが音楽データである場合、制御部208が当該音楽データを復号キーで順次復号化しながら、再生し、スピーカ206が音を出力する。
一方、ステップS25にて、承認ボタンが選択されなかった(承認しないボタンが選択された)場合は、承認されなかった旨を示す通知(非承認通知)を通信部302が利用制御装置100へ送信する(ステップS30)。承認者端末300から送信された非承認通知を制御部109が通信部110を介して受信すると、制御部109は、復号キーを送信することができない旨を示す通知を、通信部110を介して利用者端末200へ送信する(ステップS31)。
また、ステップS27にて、位置比較部104が、第1の位置が第2の位置に基づく所定の範囲内ではないと判定した場合、つまり、第1の位置が第2の位置から所定の範囲内ではない、または、第1の位置が第2の位置の範囲内ではないと判定した場合は、ステップS31にて、制御部109は、復号キーを送信することができない旨を示す通知を、通信部110を介して利用者端末200へ送信する。
また、上述した利用制御に加えて、利用者端末200の位置に応じた利用制御を行うものであっても良い。
図10は、図1に示した利用制御システムにおける利用制御方法のうち、復号キーを送信する処理の他の例を説明するためのシーケンス図である。
まず、利用者が操作部203を操作して、記憶部207が記憶しているコンテンツデータのうち、利用(再生、表示等)を要求するコンテンツデータが指定されると(ステップS41)、制御部208は、指定されたコンテンツデータのコンテンツIDと利用者端末IDとを記憶部207から読み出す。すると、通信部202は、制御部208が読み出したコンテンツIDおよび利用者端末IDと、位置情報取得部201が取得した位置情報とを含む復号キー要求信号を利用制御装置100へ送信することで、当該コンテンツデータを復号するための復号キーを要求する(ステップS42)。ここで、位置情報取得部201が位置情報を取得するタイミングは特に規定しないが、位置情報を取得してから復号キー要求信号を送信するまでの時間が短い方が好ましい。
制御部109が通信部110を介して復号キー要求信号を受信すると、制御部109は、受信した復号キー要求信号に位置情報が含まれているかどうかを判定する(ステップS43)。受信した復号キー要求信号に位置情報が含まれている判定された場合、位置比較部104は、当該位置情報が示す第3の位置と、受信した復号キー要求信号に含まれているコンテンツIDと対応付けられてライセンスデータベース101に記憶されている位置情報が示す第2の位置とを比較する。具体的には、位置比較部104は、第3の位置が第2の位置から所定の範囲内(第2の位置の経度緯度から半径500m以内の範囲内など)、または、第3の位置が第2の位置の範囲内(経度=35.620000〜35.620100、緯度=139.730000〜139.730100に囲まれた方形の領域内など)であるかどうかを判定する(ステップS44)。
位置比較部104が、第3の位置が第2の位置に基づく所定の範囲内ではないと判定した場合、つまり、第3の位置が第2の位置から所定の範囲内ではない、または、第3の位置が第2の位置の範囲内ではないと判定した場合、制御部109は、受信した復号キー要求信号に含まれるコンテンツIDを検索キーとして、承認者の連絡先情報をライセンスデータベース101から特定する。また、ステップS43にて、復号キー要求信号に位置情報が含まれていないと判定された場合も、制御部109は、受信した復号キー要求信号に含まれるコンテンツIDを検索キーとして、承認者の連絡先情報をライセンスデータベース101から特定する。そして、制御部109は、通信部110を介して、連絡先情報が示す宛先の承認者端末300へ、コンテンツIDに対応するコンテンツデータを、受信した復号キー要求信号に含まれる利用者端末IDに対応する利用者端末200にて利用させることの承認を依頼する承認依頼メールを送信する(ステップS45)。この承認依頼メールには、利用の可否を選択・入力するための承認画面を取得するためのアクセス先であるURLが付加されている。
利用制御装置100から送信された承認依頼メールを、承認者端末300の通信部302が受信すると、表示部305が当該承認依頼メールの内容を表示する。その表示には、付加されたURLが含まれており、承認者が操作部303を操作することで当該URLが選択されると、通信部302が、そのURLを用いて、利用制御装置100にアクセスする。すると、制御部109は、承認者IDとパスワードとの入力欄を含む承認画面を、通信部110を介して承認者端末300へ送信する。利用制御装置100から送信された承認画面を通信部302が受信すると、受信した承認画面を表示部305が表示する(ステップS46)。
表示部305に表示された承認画面にしたがって、承認者が操作部303を操作することで承認者IDとパスワードとが入力されると、通信部302が、入力された承認者IDとパスワードとを利用制御装置100へ送信する。
承認者端末300から送信された承認者IDとパスワードとを制御部109が通信部110を介して受信すると、制御部109は、受信した承認者IDおよびパスワードと、ライセンスデータベース101に記憶されている承認者IDおよびパスワードと照合する。照合の結果、それぞれが一致すれば、制御部109は、利用の承認を依頼するコンテンツID(コンテンツ名でも良い)と利用者端末IDと承認ボタンとが記載された承認画面データを、通信部110を介して承認者端末300へ送信する。利用制御装置100から送信された承認画面データを通信部302が受信すると、表示部305が承認画面データに基づいて承認画面を表示する。
その後、承認者が操作部303を操作することで、表示部305に表示されている承認ボタンが選択されると(ステップS47)、承認画面に表示されているコンテンツIDと、位置情報取得部301が取得した承認者端末300の位置情報とを、利用を承認する旨を示す承認通知に含めて、通信部302が利用制御装置100へ送信する(ステップS48)。ここで、位置情報取得部301が位置情報を取得するタイミングは特に規定しないが、位置情報を取得してから承認通知を送信するまでの時間が短い方が好ましい。
承認者端末300から送信された承認通知を制御部109が通信部110を介して受信すると、位置比較部104は、承認通知に含まれる位置情報が示す第1の位置と、ライセンスデータベース101にて当該コンテンツIDと対応付けられて記憶されている位置情報が示す第2の位置とを比較する。具体的には、上述したように、位置比較部104は、第1の位置が第2の位置から所定の範囲内(第2の位置の経度緯度から半径500m以内の範囲内など)、または、第1の位置が第2の位置の範囲内(経度=35.620000〜35.620100、緯度=139.730000〜139.730100に囲まれた方形の領域内など)であるかどうかを判定する(ステップS49)。
位置比較部104が、第1の位置が第2の位置に基づく所定の範囲内であると判定した場合、つまり、第1の位置が第2の位置から所定の範囲内である、または、第1の位置が第2の位置の範囲内であると判定した場合、制御部109は、承認通知に含まれるコンテンツIDを検索キーとして、コンテンツデータベース102から復号キーを読み出す。また、ステップS44にて、位置比較部104が、第3の位置が第2の位置に基づく所定の範囲内であると判定した場合、つまり、第3の位置が第2の位置から所定の範囲内である、または、第3の位置が第2の位置の範囲内であると判定した場合も、制御部109は、承認通知に含まれるコンテンツIDを検索キーとして、コンテンツデータベース102から復号キーを読み出す。続いて、暗号化部105は、復号キー要求信号に含まれる利用者端末IDを用いて、復号キーを暗号化する。制御部109は、暗号化された復号キーを、通信部110を介して利用者端末200へ送信する(ステップS50)。また、制御部109は、コンテンツIDと、承認者IDと、利用者端末IDと、復号キーを送信した復号キー送信日時を示す情報とを対応付けて、復号キー送信履歴部107に書き込む(記憶させる)(ステップS51)。
このように復号キー送信履歴部107に記憶された情報に応じて、課金処理部108が、課金処理を行っても良い。また、承認者が承認した場合は、承認者に課金するようにしても良い。
また、利用制御装置100から送信された復号キーを通信部202が受信すると、制御部208は、受信した復号キーを記憶部207に書き込む(記憶させる)。その後、制御部208は、記憶部207に記憶されている利用者端末IDを用いて、記憶部207に記憶されている復号キーを復号化し、復号化された復号キーを用いて、記憶部207に記憶されているコンテンツデータを利用(再生)する。コンテンツデータが音楽データである場合、制御部208が当該音楽データを復号キーで順次復号化しながら、再生し、スピーカ206が音を出力する。
一方、ステップS47にて、承認ボタンが選択されなかった(承認しないボタンが選択された)場合は、承認されなかった旨を示す通知(非承認通知)を通信部302が利用制御装置100へ送信する(ステップS52)。承認者端末300から送信された非承認通知を制御部109が通信部110を介して受信すると、制御部109は、復号キーを送信することができない旨を示す通知を、通信部110を介して利用者端末200へ送信する(ステップS53)。
また、ステップS49にて、位置比較部104が、第1の位置が第2の位置に基づく所定の範囲内ではないと判定した場合、つまり、第1の位置が第2の位置から所定の範囲内ではない、または、第1の位置が第2の位置の範囲内ではないと判定した場合は、ステップS53にて、制御部109は、復号キーを送信することができない旨を示す通知を、通信部110を介して利用者端末200へ送信する。
なお、利用者端末200においてコンテンツデータを利用するために、復号キーを付与するのではなく、表示権や、再生権、編集権等の権限を付与するものであっても良い。
上述したような本発明は、下記に示すような場面で利用することができる。
例えば、ファンミーティング等で、アーティストに会ったファンに対してのみ、その場所にいるアーティストの承認のもと、特典コンテンツデータを利用可能とする。また、旅行客がインターネットから暗号化クーポンをダウンロードし、その場所にいる旅行主催者や現地店舗が、そのツアーに参加した旅行客だけにクーポンが有効になるように承認する。また、第三者と契約するアプリケーションで、所定の公的な場所にいる承認者に会って承認をもらった場合のみ、当該アプリケーションを有効とする。
このように、本発明においては、コンテンツデータの利用に関し、位置情報を用いてコンテンツデータのライセンスの保護と利用者の利便性の向上とを両立させることができる。
上述した利用制御装置100に設けられた各構成要素が行う処理は、目的に応じてそれぞれ作製された論理回路で行うようにしても良い。また、処理内容を手順として記述したコンピュータプログラム(以下、プログラムと称する)を利用制御装置100にて読取可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムを利用制御装置100に読み込ませ、実行するものであっても良い。利用制御装置100にて読取可能な記録媒体とは、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク、DVD、CDなどの移設可能な記録媒体の他、利用制御装置100に内蔵されたROM、RAM等のメモリやHDD等を指す。この記録媒体に記録されたプログラムは、利用制御装置100に設けられた制御部109にて読み込まれ、制御部109の制御によって、上述したものと同様の処理が行われる。ここで、制御部109は、プログラムが記録された記録媒体から読み込まれたプログラムを実行するコンピュータとして動作するものである。
上記の実施の形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)コンテンツデータの利用の承認を行う第1の通信装置の第1の位置と、あらかじめ設定されている位置情報が示す第2の位置とを比較する位置比較部と、
暗号化された前記コンテンツデータを、該コンテンツデータを利用する第2の通信装置へ送信し、前記位置比較部における比較の結果に基づいて、前記暗号化されたコンテンツデータを復号化するための復号キーを前記第2の通信装置へ送信する制御部とを有する利用制御装置。
(付記2)前記第2の通信装置から送信されてきた該第2の通信装置の装置識別情報を用いて、前記復号キーを暗号化する暗号化部を有し、
前記制御部は、前記暗号化部が暗号化した復号キーを前記第2の通信装置へ送信することを特徴とする、付記1に記載の利用制御装置。
(付記3)前記制御部は、前記暗号化されたコンテンツデータを送信した後、前記第2の通信装置から前記復号キーの要求があると、前記第1の通信装置へ前記承認を要求し、
前記位置比較部は、前記要求に対して前記第1の通信装置から送信されてきた応答に含まれる位置情報が示す前記第1の位置と前記第2の位置とを比較することを特徴とする、付記1または付記2に記載の利用制御装置。
(付記4)前記位置比較部は、前記第2の通信装置の第3の位置が、前記第2の位置に基づく所定の範囲内であるかどうかを判定し、
前記制御部は、前記第3の位置が前記第2の位置に基づく所定の範囲内ではない場合、前記第1の通信装置へ前記承認を要求することを特徴とする、付記3に記載の利用制御装置。
(付記5)前記位置比較部は、前記第1の位置が前記第2の位置に基づく所定の範囲内であるかどうかを判定し、
前記制御部は、前記第1の位置が前記第2の位置に基づく所定の範囲内である場合、前記復号キーを前記第2の通信装置へ送信することを特徴とする、付記1から4のいずれか1項に記載の利用制御装置。
(付記6)前記復号キーを送信した履歴を記憶する復号キー送信履歴部と、
前記復号キー送信履歴部が記憶している履歴に応じた課金処理を行う課金処理部とを有することを特徴とする、付記1から5のいずれか1項に記載の利用制御装置。
(付記7)複数の前記暗号化されたコンテンツデータと該暗号化されたコンテンツデータをそれぞれ復号化する複数の前記復号キーとを対応付けて記憶するコンテンツデータベースを有し、
前記制御部は、前記第2の通信装置へ送信した前記暗号化された前記コンテンツデータと対応付けられた復号キーを前記コンテンツデータベースから読み出して、該読み出した復号キーを前記第2の通信装置へ送信することを特徴とする、付記1から6のいずれか1項に記載の利用制御装置。
(付記8)コンテンツデータの利用の承認を行う第1の通信装置と、該コンテンツデータを利用する第2の通信装置と、利用制御装置とを有する利用制御システムにおいて、
前記利用制御装置は、
前記第1の通信装置の第1の位置と、あらかじめ設定されている位置情報が示す第2の位置とを比較する位置比較部と、
暗号化された前記コンテンツデータを、前記第2の通信装置へ送信し、前記位置比較部における比較の結果に基づいて、前記暗号化されたコンテンツデータを復号化するための復号キーを前記第2の通信装置へ送信する制御部とを有することを特徴とする利用制御システム。
(付記9)コンテンツデータの利用を制御する利用制御方法であって、
前記コンテンツデータの利用の承認を行う第1の通信装置の第1の位置と、あらかじめ設定されている位置情報が示す第2の位置とを比較する処理と、
暗号化された前記コンテンツデータを、前記コンテンツデータを利用する第2の通信装置へ送信する処理と、
前記比較の結果に基づいて、前記暗号化されたコンテンツデータを復号化するための復号キーを前記第2の通信装置へ送信する処理とを行う利用制御方法。
(付記10)コンピュータに、
コンテンツデータの利用の承認を行う第1の通信装置の第1の位置と、あらかじめ設定されている位置情報が示す第2の位置とを比較する手順と、
暗号化された前記コンテンツデータを、前記コンテンツデータを利用する第2の通信装置へ送信する手順と、
前記比較の結果に基づいて、前記暗号化されたコンテンツデータを復号化するための復号キーを前記第2の通信装置へ送信する手順とを実行させるためのプログラム。
100 利用制御装置
101 ライセンスデータベース
102 コンテンツデータベース
103 コンテンツ記憶部
104 位置比較部
105 暗号化部
106 コンテンツ送信履歴部
107 復号キー送信履歴部
108 課金処理部
109 制御部
110 通信部
200 利用者端末
201,301 位置情報取得部
202,302 通信部
203,303 操作部
204,304 カメラ
205,305 表示部
206,306 スピーカ
207,307 記憶部
208,308 制御部
300 承認者端末
400 通信ネットワーク

Claims (10)

  1. コンテンツデータの利用の承認を行う第1の通信装置の第1の位置と、あらかじめ設定されている位置情報が示す第2の位置とを比較する位置比較部と、
    暗号化された前記コンテンツデータを、該コンテンツデータを利用する第2の通信装置へ送信し、前記位置比較部における比較の結果に基づいて、前記暗号化されたコンテンツデータを復号化するための復号キーを前記第2の通信装置へ送信する制御部とを有する利用制御装置。
  2. 請求項1に記載の利用制御装置において、
    前記第2の通信装置から送信されてきた該第2の通信装置の装置識別情報を用いて、前記復号キーを暗号化する暗号化部を有し、
    前記制御部は、前記暗号化部が暗号化した復号キーを前記第2の通信装置へ送信することを特徴とする利用制御装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の利用制御装置において、
    前記制御部は、前記暗号化されたコンテンツデータを送信した後、前記第2の通信装置から前記復号キーの要求があると、前記第1の通信装置へ前記承認を要求し、
    前記位置比較部は、前記要求に対して前記第1の通信装置から送信されてきた応答に含まれる位置情報が示す前記第1の位置と前記第2の位置とを比較することを特徴とする利用制御装置。
  4. 請求項3に記載の利用制御装置において、
    前記位置比較部は、前記第2の通信装置の第3の位置が、前記第2の位置に基づく所定の範囲内であるかどうかを判定し、
    前記制御部は、前記第3の位置が前記第2の位置に基づく所定の範囲内ではない場合、前記第1の通信装置へ前記承認を要求することを特徴とする利用制御装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の利用制御装置において、
    前記位置比較部は、前記第1の位置が前記第2の位置に基づく所定の範囲内であるかどうかを判定し、
    前記制御部は、前記第1の位置が前記第2の位置に基づく所定の範囲内である場合、前記復号キーを前記第2の通信装置へ送信することを特徴とする利用制御装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の利用制御装置において、
    前記復号キーを送信した履歴を記憶する復号キー送信履歴部と、
    前記復号キー送信履歴部が記憶している履歴に応じた課金処理を行う課金処理部とを有することを特徴とする利用制御装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の利用制御装置において、
    複数の前記暗号化されたコンテンツデータと該暗号化されたコンテンツデータをそれぞれ復号化する複数の前記復号キーとを対応付けて記憶するコンテンツデータベースを有し、
    前記制御部は、前記第2の通信装置へ送信した前記暗号化された前記コンテンツデータと対応付けられた復号キーを前記コンテンツデータベースから読み出して、該読み出した復号キーを前記第2の通信装置へ送信することを特徴とする利用制御装置。
  8. コンテンツデータの利用の承認を行う第1の通信装置と、該コンテンツデータを利用する第2の通信装置と、利用制御装置とを有する利用制御システムにおいて、
    前記利用制御装置は、
    前記第1の通信装置の第1の位置と、あらかじめ設定されている位置情報が示す第2の位置とを比較する位置比較部と、
    暗号化された前記コンテンツデータを、前記第2の通信装置へ送信し、前記位置比較部における比較の結果に基づいて、前記暗号化されたコンテンツデータを復号化するための復号キーを前記第2の通信装置へ送信する制御部とを有することを特徴とする利用制御システム。
  9. コンテンツデータの利用を制御する利用制御方法であって、
    前記コンテンツデータの利用の承認を行う第1の通信装置の第1の位置と、あらかじめ設定されている位置情報が示す第2の位置とを比較する処理と、
    暗号化された前記コンテンツデータを、前記コンテンツデータを利用する第2の通信装置へ送信する処理と、
    前記比較の結果に基づいて、前記暗号化されたコンテンツデータを復号化するための復号キーを前記第2の通信装置へ送信する処理とを行う利用制御方法。
  10. コンピュータに、
    コンテンツデータの利用の承認を行う第1の通信装置の第1の位置と、あらかじめ設定されている位置情報が示す第2の位置とを比較する手順と、
    暗号化された前記コンテンツデータを、前記コンテンツデータを利用する第2の通信装置へ送信する手順と、
    前記比較の結果に基づいて、前記暗号化されたコンテンツデータを復号化するための復号キーを前記第2の通信装置へ送信する手順とを実行させるためのプログラム。
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