JP6179328B2 - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents
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請求項1の発明は、利用者の状況と該利用者が利用する文書を識別する情報である識別情報を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって受け付けられた利用者の状況に基づいて、該利用者の位置を特定する特定手段と、利用者と位置と役割との対応付けを記憶している第1の記憶手段から、前記利用者と前記特定手段によって特定された該利用者の位置に基づいて、該利用者の役割を決定する役割決定手段と、前記役割決定手段が役割を決定できなかった場合、前記第1の記憶手段内で前記利用者の位置と役割が類似する他の利用者の役割を、該利用者の役割として推定する役割推定手段と、役割と文書に対する権限との対応付けを記憶している第2の記憶手段から、前記役割決定手段によって決定された役割に基づいて、前記利用者の前記文書に対する権限を決定する権限決定手段を具備し、前記役割決定手段は、役割を決定できなかった場合、前記役割推定手段によって推定された役割を、前記利用者の役割として決定することを特徴とする情報処理装置である。
図1は、第1の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じて定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という意味を有する記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
文書アクセスモジュール115は、利用状況抽出モジュール120、文書管理装置150のアクセス権決定モジュール155と接続されている。文書アクセスモジュール115は、クライアント端末110のキーボード、マウス、タッチパネル等に対する利用者の操作に基づいて、文書に対する利用要求を受け付ける。また、利用状況抽出モジュール120から利用者の状況を受け付ける。そして、利用状況抽出モジュール120から渡された利用者の状況とその利用者が利用する文書を識別する情報である識別情報(以下、文書ID(IDentification))を文書管理装置150に送信する。ここで「利用者が利用する文書」とは、利用者がアクセスを要求する文書である。なお、文書とは、テキストデータ、場合によっては画像、動画、音声等の電子データ、又はこれらの組み合わせであり、記憶、編集及び検索等の対象となり、システム又は利用者間で個別の単位として交換できるものをいい、これらに類似するものを含む。具体的には、文書作成プログラムによって作成された文書、Webページ等を含む。
また、文書アクセスモジュール115は、文書の利用要求に先立って、文書管理装置150を利用するためのユーザー認証を行うための、ユーザーID、パスワードの入力を行う。
そして、文書アクセスモジュール115は、文書管理装置150から送信されてきた文書(アクセス要求した文書)を受け取り、クライアント端末110の液晶ディスプレイ等の表示装置に表示する。
また、利用状況抽出モジュール120は、利用者の状況として、通信経路、利用者の周囲の雑音の程度、その利用者の周囲の照度、その利用者の周囲にいる人の数のいずれか1つ以上を抽出するようにしてもよい。例えば、通信経路については、過去に文書管理装置150からの通信があった場合に、その通信の付帯情報として通信経路があるので、その通信経路を抽出しておき、文書管理装置150へ渡すようにしてもよい。また、通信経路については、利用状況抽出モジュール120で抽出、送信せずに、文書管理装置150側で抽出するようにしてもよい。クライアント端末110に内蔵されているマイクによって、利用者の周囲の雑音の程度(デシベル[dB]等の単位で表される値)を計測して、文書管理装置150へ渡すようにしてもよい。クライアント端末110に内蔵されているカメラによって、利用者の周囲の照度(ルクス[lx]等の単位で表される値)を計測して、文書管理装置150へ渡すようにしてもよい。また、その利用者の周囲にいる人の数については、クライアント端末110に内蔵されているカメラによって、利用者の周囲を撮影し、その撮影した画像を解析して人間の顔を抽出し、その数を計数して、文書管理装置150へ渡すようにしてもよい。また、そのカメラによって、利用者の周囲を撮影した画像を、そのまま文書管理装置150へ渡すようにしてもよい。また、カメラはクライアント端末110の表示装置を見ている者を撮影できるような方向に備え付けられていればよい。
ロール決定モジュール160は、アクセス権決定モジュール155、ユーザー管理モジュール170、ロール管理モジュール175と接続されている。ロール決定モジュール160は、アクセス権決定モジュール155によって受け付けられた利用者の状況に基づいて、その利用者の位置を特定する。そして、利用者と位置と役割(以下、ロールともいう)との対応付けを記憶しているロール管理モジュール175から、利用者と特定したその利用者の位置に基づいて、その利用者の役割を決定する。
アクセス権決定モジュール155は、役割と文書に対する権限(以下、アクセス権ともいう)との対応付けを記憶しているアクセス権管理モジュール165から、ロール決定モジュール160によって決定された役割に基づいて、利用者の対象としている文書に対する権限を決定する。
そして、アクセス権決定モジュール155は、利用者に対象としている文書に対する権限がある場合は、その利用者のクライアント端末110へその文書を渡す。権限がない場合は、その旨を示すメッセージをその利用者のクライアント端末110へ渡す。
例えば、アクセス権管理テーブル700の1行目は、文書IDがDocument1の文書に対して、ロールがDeveloperである場合は、権限としてRead/Write/Manageが付されることを示している。Read、Write、Manageは、例示であって、これら以外の権限であってもよい。
またロール管理モジュール175は、利用者と位置と役割と、さらに通信経路、利用者の周囲の雑音の程度、その利用者の周囲の照度、その利用者の周囲にいる人の数のいずれか1つ以上を対応付けて記憶していてもよい。例えば、ロール管理テーブル900を記憶している。図9は、ロール管理テーブル900のデータ構造例を示す説明図である。ロール管理テーブル900は、ユーザーID欄910、ロケーション欄920、ロケーション詳細欄930、VPN経由欄940、雑音欄950、照度欄960、ユーザー数欄970、ロール欄980を有している。図6に例示のロール管理テーブル600にVPN経由欄940、雑音欄950、照度欄960、ユーザー数欄970を付加したものである。ユーザーID欄910は、ユーザーIDを記憶している。ロケーション欄920は、ロケーションを記憶している。ロケーション詳細欄930は、ロケーション詳細を記憶している。VPN経由欄940は、VPN経由か否かを示す情報を記憶している。雑音欄950は、雑音の程度を示す情報を記憶している。この雑音の程度が予め定められた値よりも高い場合は、電車等の公共の場所にいる場合が多いので、ロールを本来のロールよりも低いもの(権限が少ないレベル、よりセキュリティを厳しくしたロール)にする。なお、本来のロールとは、ロール管理テーブル600におけるロールをいう。照度欄960は、照度を示す情報を記憶している。ユーザー数欄970は、ユーザー数を記憶している。ここでのユーザー数は、クライアント端末110の表示装置を一緒に閲覧している者の数である。このユーザー数が予め定められた値よりも多い場合は、ロールを本来のロールよりも低いものにする。ロール欄980は、ロールを記憶している。なお、ロール管理テーブル900には、VPN経由欄940、雑音欄950、照度欄960、ユーザー数欄970のうち、いずれか1つ以上があればよい。ユーザーID欄910、ロケーション欄920、ロケーション詳細欄930を条件とし、さらにVPN経由欄940、雑音欄950、照度欄960、ユーザー数欄970のいずれか1つ以上を条件として用い、その条件に合致するユーザーにロール欄980のロールを付与する。
そして、ロール決定モジュール160は、ロール管理モジュール175から、利用者と特定したその利用者の位置とアクセス権決定モジュール155が受け付けた通信経路、その利用者の周囲の雑音の程度、その利用者の周囲の照度、その利用者の周囲にいる人の数のいずれか1つ以上に基づいて、その利用者の役割を決定するようにしてもよい。
クライアント端末110a、クライアント端末110b等、通信装置294は、通信回線290を介して接続されている。
通信装置294は、通信回線290を介してクライアント端末110a等と接続されており、また、通信回線292を介して文書管理装置150、クライアント端末110w等と接続されている。通信装置294は、VPN(Virtual Private Network)の機能を有しており、文書管理装置150は、文書管理装置150への通信が、社内であるか社外からであるかを通信装置294を経由したか否かで判断可能である。具体的には、通信装置294を経由した場合は社外、通信装置294を経由していない場合は社内と判断する。
クライアント端末110w等、文書管理装置150、通信装置294は、通信回線292を介して接続されている。
ステップS302では、文書アクセスモジュール115が、ユーザーの操作によって文書を選択する。その文書に対してアクセス要求が発生したことになる。
ステップS304では、利用状況抽出モジュール120が、ユーザーの利用状況(クライアント端末110の位置)を抽出する。例えば、GPSによる位置の測定である。利用状況には、位置情報以外に、通信経路、利用者の周囲の雑音の程度、その利用者の周囲の照度、その利用者の周囲にいる人の数のいずれか1つ以上を含めてもよい。
ステップS306では、文書アクセスモジュール115が、文書管理装置150に対して、ユーザー情報、利用状況情報(位置情報等)、文書IDを送信する。
ステップS402では、アクセス権決定モジュール155が、ユーザー情報とともに送付された利用状況情報を取得する。
ステップS404では、ロール決定モジュール160が、受け取った利用状況情報(位置情報)から、ロケーション及びロケーション詳細を特定する。ロール決定モジュール160は、例えば、位置情報テーブル800を照合して、ユーザーの場所を特定する。図8は、位置情報テーブル800のデータ構造例を示す説明図である。位置情報テーブル800は、経度欄810、緯度欄820、高度欄830、ロケーション欄840、ロケーション詳細欄850を記憶している。経度欄810は、経度を記憶している。緯度欄820は、緯度を記憶している。高度欄830は、高度を記憶している。ロケーション欄840は、ロケーションを記憶している。ロケーション詳細欄850は、ロケーション詳細を記憶している。つまり、位置情報テーブル800を用いて、位置情報である経度、緯度、高度(経度欄810、緯度欄820、高度欄830)に該当するロケーション、ロケーション詳細(ロケーション欄840、ロケーション詳細欄850)を特定する。
ステップS408では、アクセス権決定モジュール155が、アクセス権管理テーブル700を参照し、文書へのアクセス権を決定する。図7に例示のアクセス権管理テーブル700の文書ID欄710、ロール欄720を条件として、権限欄730の権限を特定する。
ステップS412では、文書を送信する。文書を受け取ったクライアント端末110では、そのアクセス権にしたがって文書に閲覧、編集等ができる。
ステップS414では、その利用状況においては、文書にアクセス権がない旨を提示する。
文書管理装置150は、アクセス権決定モジュール155、ロール決定モジュール160、アクセス権管理モジュール165、ユーザー管理モジュール170、ロール管理モジュール175、文書管理モジュール180、ロール類推モジュール1085を有している。
ロール決定モジュール160は、アクセス権決定モジュール155、ユーザー管理モジュール170、ロール管理モジュール175、ロール類推モジュール1085と接続されている。
ユーザー管理モジュール170は、アクセス権決定モジュール155、ロール決定モジュール160、文書管理モジュール180、ロール類推モジュール1085と接続されている。
ロール管理モジュール175は、ロール決定モジュール160、文書管理モジュール180、ロール類推モジュール1085と接続されている。
そして、ロール決定モジュール160は、役割を決定できなかった場合、ロール類推モジュール1085によって推定された役割を、対象としている利用者の役割として決定する。
ステップS1102では、アクセス権決定モジュール155が、ユーザー情報とともに送付された利用状況情報を取得する。
ステップS1104では、ロール決定モジュール160が、受け取った利用状況情報(位置情報)から、ロケーション及びロケーション詳細を特定する。
ステップS1106では、ロール決定モジュール160が、ロール管理テーブル600又はロール管理テーブル900のユーザー及び利用状況がマッチするレコードを抽出し、ロールを決定する。
ステップS1110では、ロール類推モジュール1085が、類似のロールから該当するロールを類推する。なお、ステップS1110の処理の詳細については、図12を用いて後述する。
ステップS1112では、ロール決定モジュール160が、アクセス権管理テーブル700を参照し、文書へのアクセス権を決定する。
ステップS1114では、対象としている文書にアクセス権はあるか否かを判断し、ある場合はステップS1116へ進み、それ以外の場合はステップS1118へ進む。
ステップS1116では、文書を送信する。
ステップS1118では、その利用状況においては、文書にアクセス権がない旨を提示する。
ステップS1202では、ロール管理テーブル600又はロール管理テーブル900から、アクセスしたユーザーのレコード群を抽出する。
ステップS1204では、全てのユーザーについて以下(ステップS1206、S1208)を繰り返す。
ステップS1206では、アクセスしたユーザーと、繰り返し対象のユーザーの適合度を算出する。適合度の算出は、例えば、以下の式を用いる。
(ロール管理テーブル600を用いた適合度)=(「ロケーション」、「ロケーション詳細」及び「ロール」が合致するロール管理テーブル600内のレコード数)
(ロール管理テーブル900を用いた適合度)=((「ロケーション」、「ロケーション詳細」、「ロール」)及び(「VPN経由したか否か」、「雑音の程度」、「照度の程度」、「ユーザー数」のいずれか1つ以上)が合致するロール管理テーブル900内のレコード数)
なお、ロール管理テーブル900を用いた適合度において、「雑音の程度」、「照度の程度」、「ユーザー数」が合致するとは、一致することの他に、両者の差が予め定められた値以下である場合も合致としてよい。
さらに、適合度として、ユーザーの属性(ユーザー管理テーブル500のユーザー属性1欄530等)が合致することを条件として加えてもよい。
ステップS1208では、全てのユーザーの処理が完了したか否かを判断し、完了した場合はステップS1210へ進み、それ以外の場合はステップS1204へ戻る。
ステップS1212では、適合度は閾値以上であるか否かを判断し、閾値以上である場合はステップS1214へ進み、それ以外の場合は処理を終了する(ステップS1299)。
ステップS1214では、抽出したユーザーのロール定義から、利用状況情報(位置情報等)が適合するロールを決定する。
ステップS1216では、決定したロールをロール管理テーブル600又はロール管理テーブル900に登録する。これによって、次回以降で同じ利用状況である場合は、ロール管理テーブル600又はロール管理テーブル900を照合することによって、ロールを決定することができる。
なお、図13に示すハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図13に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えばASIC等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続しているような形態でもよく、さらに図13に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、情報家電、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などに組み込まれていてもよい。
また、前述の実施の形態の説明において、予め定められた値との比較において、「以上」、「以下」、「より大きい」、「より小さい(未満)」としたものは、その組み合わせに矛盾が生じない限り、それぞれ「より大きい」、「より小さい(未満)」、「以上」、「以下」としてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読み出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読み出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読み出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して
記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化など、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
115…文書アクセスモジュール
120…利用状況抽出モジュール
150…文書管理装置
155…アクセス権決定モジュール
160…ロール決定モジュール
165…アクセス権管理モジュール
170…ユーザー管理モジュール
175…ロール管理モジュール
180…文書管理モジュール
500…ユーザー管理テーブル
1085…ロール類推モジュール
Claims (3)
- 利用者の状況と該利用者が利用する文書を識別する情報である識別情報を受け付ける受付手段と、
前記受付手段によって受け付けられた利用者の状況に基づいて、該利用者の位置を特定する特定手段と、
利用者と位置と役割との対応付けを記憶している第1の記憶手段から、前記利用者と前記特定手段によって特定された該利用者の位置に基づいて、該利用者の役割を決定する役割決定手段と、
前記役割決定手段が役割を決定できなかった場合、前記第1の記憶手段内で前記利用者の位置と役割が類似する他の利用者の役割を、該利用者の役割として推定する役割推定手段と、
役割と文書に対する権限との対応付けを記憶している第2の記憶手段から、前記役割決定手段によって決定された役割に基づいて、前記利用者の前記文書に対する権限を決定する権限決定手段
を具備し、
前記役割決定手段は、役割を決定できなかった場合、前記役割推定手段によって推定された役割を、前記利用者の役割として決定する
ことを特徴とする情報処理装置。 - 前記受付手段が受け付ける利用者の状況として、通信経路、前記利用者の周囲の雑音の程度、該利用者の周囲にいる人の数のいずれか1つ以上を受け付け、
前記第1の記憶手段は、利用者と位置と役割と、さらに通信経路、前記利用者の周囲の雑音の程度、該利用者の周囲の照度、該利用者の周囲にいる人の数のいずれか1つ以上を対応付けて記憶しており、
前記役割決定手段は、前記第1の記憶手段から、前記利用者と前記特定手段によって特定された該利用者の位置と前記受付手段が受け付けた通信経路、該利用者の周囲の雑音の程度、該利用者の周囲にいる人の数のいずれか1つ以上に基づいて、該利用者の役割を決定する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - コンピュータを、
利用者の状況と該利用者が利用する文書を識別する情報である識別情報を受け付ける受付手段と、
前記受付手段によって受け付けられた利用者の状況に基づいて、該利用者の位置を特定する特定手段と、
利用者と位置と役割との対応付けを記憶している第1の記憶手段から、前記利用者と前記特定手段によって特定された該利用者の位置に基づいて、該利用者の役割を決定する役割決定手段と、
前記役割決定手段が役割を決定できなかった場合、前記第1の記憶手段内で前記利用者の位置と役割が類似する他の利用者の役割を、該利用者の役割として推定する役割推定手段と、
役割と文書に対する権限との対応付けを記憶している第2の記憶手段から、前記役割決定手段によって決定された役割に基づいて、前記利用者の前記文書に対する権限を決定する権限決定手段
として機能させ、
前記役割決定手段は、役割を決定できなかった場合、前記役割推定手段によって推定された役割を、前記利用者の役割として決定する
ことを特徴とする情報処理プログラム。
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