JP2014038306A - 表示装置 - Google Patents

Abstract

【課題】バックライトアセンブリでプリズムシートが省略されても、正面輝度が向上された表示装置
【解決手段】表示装置は光を発生するバックライトアセンブリ及び光を受信して映像を表示する表示パネルを含む。バックライトアセンブリは光を出射する光源及び導光板を含む。導光板は光源から光を入射面を通じて入射光として取り入れ、入射光を出射面を通じて出射光として出射する。また、導光板は第１光学パターン及び第２光学パターンを含む。第１光学パターンは出射面の第１領域に対応して位置し、第１光学パターンは入射光を集光する。第２光学パターンは第１領域を除外した出射面の残り領域に定義される第２領域に対応して位置し、第２光学パターンは出射光を集光する。
【選択図】図１

Description

本発明は表示装置に関し、より詳細には、バックライトアセンブリから光を受信して映像を表示する表示装置に関する。

液晶表示装置のように自体的に光を発生しない表示パネルを含む表示装置はその構成要素としてバックライトアセンブリを含み、表示パネルはバックライトアセンブリから発生される光を利用して映像を表示する。

表示装置の正面輝度を向上させるために、一般的に、バックライトアセンブリは集光機能を有するプリズムシートを含む。プリズムシートは傾いて入射される光を屈折させて，屈折された光の進行方向をプリズムシートと大略的に垂直になるようにする。したがって、上述したプリズムシートの光学特性によって表示パネルの正面輝度が向上され得る。

しかし、上述したようにプリズムシートは優れた光学特性を有するが，プリズムシートは高価の部品であり，製造コストやプリズムシートを用いた表示装置全体のコストを増加させる。そこで，表示装置の正面輝度を損なうことなく製造単価を減少させる方案が要求される。

韓国特許公開第１０−２０１１−００１２２２２号公報

本発明の目的は、バックライトアセンブリでプリズムシートが省略されても、正面輝度が向上された表示装置を提供することにある。

上記した課題を達成するために、本発明による表示装置は光を発生するバックライトアセンブリ及び光を受信して映像を表示する表示パネルを含む。

バックライトアセンブリは光を出射する光源及び導光板を含む。導光板は光源から光を入射面を通じて入射光として取り入れ、入射光を出射面を通じて出射光として出射する。

また、導光板は第１光学パターン及び第２光学パターンを含む。第１光学パターンは出射面の第１領域に対応して位置し、第１光学パターンは入射光を集光する。また，第２光学パターンは第１領域を除外した出射面の残り領域として定義される第２領域に対応して位置し、第２光学パターンは出射光を集光する。

本発明の実施形態によれば、導光板の第１光学パターンによって入射光を集光することができ、導光板の第２光学パターンによって出射光を集光することができる。また、第２光学パターンは入射光を屈折させて導光板の外部へ出射させるので、第２光学パターンは一般的な導光板に適用されて入射光を出射させるのに使用される印刷パターン及び凸凹パターンを代替することができる。

また、本発明の実施形態によれば、第２光学パターンが出射光を集光するので、第２光学パターンは一般的なバックライトアセンブリに適用されて出射光を集光するのに使用されるプリズムシートを代替することができる。したがって、本発明の実施形態では、バックライトアセンブリでプリズムシートを省略できるので、バックライトアセンブリの製造単価が減少され得る。

また、本発明の実施形態によれば、第１光学パターン及び第２光学パターンは導光板の一面上に一括的に形成される。したがって、導光板を製造するのにおいて、モールドを利用して導光板の一面を一括的に成形して第１及び第２光学パターンを形成できるので、導光板の製造がより容易になり得る。

本発明の一実施形態による表示装置の分解斜視図である。 図１に図示された導光板の斜視図である。 図１のＩ−Ｉ’に沿って切断された面を示す断面図である。 図２ＡのＩＩ−ＩＩ’に沿って切断された部分を示す断面図である。 図２ＡのＩＩＩ−ＩＩＩ’に沿って切断された部分を示す断面図である。 本発明の他の実施形態による導光板の断面図である。 本発明の他の実施形態による導光板の断面図である。 本発明の他の実施形態による導光板の断面図である。 本発明の他の実施形態による導光板の断面図である。 本発明の他の実施形態による表示装置の断面図である。 本発明の他の実施形態による導光板の斜視図である。 図７のＩＶ−ＩＶ’に沿って切断された部分を示す断面図である。 図７のＶ−Ｖ’に沿って切断された部分を示す断面図である。 本発明の他の実施形態による表示装置の断面図である。 本発明の他の実施形態による表示装置の断面図である。

以下、添付した図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。上記した本発明の目的、特徴及び効果は図面に関連された実施形態を通じて容易に理解され得る。但し、本発明はここで説明される実施形態に限定されなく、多様な形態に応用されて変形されることもあり得る。むしろ後述される本発明の実施形態は本発明によって開示された技術思想をより明確にし、さらに本発明が属する分野で平均的な知識を有する当業者に本発明の技術思想が十分に伝達され得るように提供される。したがって、本発明の範囲が後述される実施形態によって限定されることとして解釈されてはならない。一方、下記の実施形態と図面上に同一の参照番号は同一の構成要素を示す。

図１は本発明の一実施形態による表示装置の分解斜視図であり、図２Ａは図１に図示された導光板の斜視図であり、図２Ｂは図１のＩ−Ｉ’に沿って切断された面を示す断面図である。

図１、図２Ａ及び図２Ｂを参照すれば、表示装置６００はバックライトアセンブリ５００及び表示パネル５２０を含む。バックライトアセンブリ５００は光を生成し表示装置６００側へ光を提供し、表示パネル５２０はバックライトアセンブリ５００からの光を利用して映像を表示する。

本発明の実施形態では、表示パネル５２０は液晶表示パネルであり、この場合に、表示パネル５２０は多数の画素電極を有する第１基板５２１、多数の画素電極と対向する共通電極を有する第２基板５２２、及び第１基板５２１と第２基板５２２との間に介在された液晶層（図示せず）を包含する。しかし、本発明が表示パネル５２０の種類に限定されることではなく、表示パネル５２０は、エレクトロ・ウェッティング表示パネル及びナノクリスタル表示パネルのように、自体的に光を発生しない他の種類の表示パネルであってもよい。

バックライトアセンブリ５００は光源１００、収納容器５８０、反射板５７０、導光板５５０、モールドフレーム５３０、多数のシート５４０、及びカバー部材５１０を含む。

光源１００は光を発生する。本発明の実施形態では、光源１００は多数のＬＥＤパッケージＬＧ及び印刷回路基板ＰＢを包含でき、光源１００は導光板５５０の入射面Ｓ１に隣接するように配置される。多数のＬＥＤパッケージＬＧは印刷回路基板ＰＢ上に実装され、印刷回路基板ＰＢを通じて提供される電源によって多数のＬＥＤパッケージＬＧが発光する。

収納容器５８０は底部５８５及び底部５８５から延長された複数の側壁５８１を具備して、バックライトアセンブリ５００の構成要素を収納する。本発明の実施形態では、複数の側壁５８１の中でいずれか１つの内側面上に光源１００が配置される。しかし、本発明がこれに限定されることではなく、光源１００がバックライトアセンブリ５００に多数提供され，収納容器５８０の少なくとも２つ以上の側壁５８１の内側面上に配置されてもよい。

導光板５５０は光源１００から発生された光を受光する。より詳細には、光源１００から発生された光は入射面Ｓ１を通じて導光板５５０の内部へ入射され、導光板５５０の内部へ入射された光は出射面Ｓ２を通じて導光板５５０の外部へ出射される。以下説明の便宜のために、導光板５５０の内部へ入射される光を入射光Ｌ１として定義し、導光板５５０の外部へ出射される光を出射光Ｌ２として定義する。

後述される第２光学パターンＯＰ２の構造によって入射光Ｌ１の大部分が第２光学パターンＯＰ２を通じて導光板５５０の外部へ出射されるが、入射光Ｌ１の一部は第２光学パターンＯＰ２と隣接する第１光学パターンＯＰ１を通じて導光板５５０の外部へ出射する。したがって、本発明の実施形態では、出射面Ｓ２を第２光学パターンＯＰ２の表面に限定すべきではない。すなわち，出射面Ｓ２は，第１及び第２光学パターンＯＰ１、ＯＰ２を含む、第１及び第２光学パターンＯＰ１、ＯＰ２が形成された導光板５５０の全面でありうる。

導光板５５０は第１光学パターンＯＰ１、多数のドット部ＤＰ及び第２光学パターンＯＰ２を含む。第１光学パターンＯＰ１は出射面Ｓ２の第１領域Ａ１に配置されて入射光Ｌ１を集光する。この実施形態において、第１光学パターンＯＰ１は，横断面図からみたとき導光板５５０の上面上から延びており，プリズムの形状を有する第１突出部（図３ＡのＰ１）を含み、第１突出部の各々は入射面Ｓ１と実質的に垂直である第１方向Ｄ１へ延長された形状を有する。

したがって、導光板５５０の中に入射する入射光Ｌ１が入射面Ｓ１と対向する対向面Ｓ５に向かって進行する過程で、第１光学パターンＯＰ１によって入射光Ｌ１の直進性が向上される。その結果、入射光Ｌ１が第１側面Ｓ３及び第２側面Ｓ４を通じて外部へ漏洩されることを最小化または効果的に防止できる。

多数のドット部ＤＰの各々は第１領域Ａ１を除外した出射面Ｓ２の残り領域である第２領域Ａ２に配置され、第２光学パターンＯＰ２は多数のドット部ＤＰの上部面に配置される。第２光学パターンＯＰ２は第１光学パターンＯＰ１と異なる方向性を有して出射光Ｌ２を集光する。

この実施形態において、第２光学パターンＯＰ２は横断面図からみたとき導光板５５０の基準面上から延びており，プリズムの形状を有する多数の第２突出部（図３ＢのＰ２）を含み、第２突出部の各々は第１方向Ｄ１と実質的に垂直である第２方向Ｄ２へ延長された形状を有する。

したがって、図２Ｂに示したように、表示パネル５２０に対して傾いて進行する入射光Ｌ１は第２光学パターンＯＰ２によって屈折されてその進行方向が表示パネル５２０と実質的に垂直に近くなるように変更され、これによって、表示パネル５２０の正面輝度が向上される。

図３Ａ及び３Ｂに記載された導光板５５０において，第１領域Ａ１の出射面Ｓ２と第２領域Ａ２の出射面Ｓ２は異なる平面にある。第２領域Ａ２の出射面Ｓ２の平面は，第１領域Ａ１の出射面Ｓ２の平面より底面ＢＳ（図２Ａ参照）からの距離が長いが，本発明はこれに限定されない。

また、上述したように、入射光Ｌ１の大部分は第２光学パターンＯＰ２によって屈折されて導光板５５０の外部へ出射される出射光Ｌ２に変換されるので、本発明の実施形態では、第２光学パターンＯＰ２は出射光Ｌ２を集光するのと同時に入射光Ｌ１を外部へ出射させる。

反射板５７０はポリエチレンテレフタレート（ｐｏｌｙｅｔｈｙｌｅｎｅ ｔｅｒｅｐｈｔｈａｌａｔｅ、ＰＥＴ）及びアルミニウムのような光を反射する物質を含んで収納容器５８０の底部５８５及び導光板５５０の間に配置される。したがって、光源１００から発生して導光板５５０側へ入射されなかった光は反射板５７０によって反射された後、導光板５５０へ入射される。

モールドフレーム５３０は収納容器５８０に結合されて，導光板５５０の縁を覆い，導光板５５０の位置を収納容器５８０の底部５８５に支持する。モールドフレーム５３０の一部分は底部５８５と並行に延長されてモールドフレーム５３０の一部分上に多数のシート５４０及び表示パネル５２０が配置される。

多数のシート５４０は導光板５５０及び表示パネル５２０の間に配置される。本発明の実施形態では、多数のシート５４０は光を拡散する拡散シート５４３及び表示パネル５２０の背面を保護する保護シート５４１を包含する。したがって、出射光Ｌ２が多数のシート５４０を透過して表示パネル５２０へ提供されるとき、出射光Ｌ２は多数のシート５４０によって拡散される。

一方、先に上述したように、第２光学パターンＯＰ２が出射光Ｌ２を集光する。これによって、本発明の実施形態では、第２光学パターンＯＰ２が多数のシート５４０から省略されたプリズムシートを代替することができる。

カバー部材５１０は表示パネル５２０の表示領域が露出されるようにその一部が開口され、表示パネル５２０の枠をカバーして収納容器５８０に結合される。カバー部材５１０が収納容器５８０に結合されることによって、収納容器５８０の内部にバックライトアセンブリ５００の構成要素が安定的に収納される。

図３Ａは図２ＡのＩＩ−ＩＩ’に沿って切断された部分を示す断面図であり、図３Ｂは図２のＩＩＩ−ＩＩＩ’に沿って切断された部分を示す断面図である。

先ず、図２Ａ及び図３Ａを参照すれば、第１光学パターンＯＰ１は出射面Ｓ２の第１領域Ａ１に対応して配置され、第１光学パターンＯＰ１は多数の第１突出部Ｐ１を含む。

本発明の実施形態では、横断面図からみたとき，多数の第１突出部Ｐ１の各々はプリズムの形状を有して，図３の低い水平な点線に示す導光板５５０の基準面から第１方向Ｄ１へ延長される。第１突出部Ｐ１は、互いに重なったり離隔されることなく、連続的に配列される。また、第１突出部Ｐ１のプリズムの上側角（頂点）の第１角度Ｇ１は８０°乃至１４５°に設定される。第１角度Ｇ１がこの範囲の場合、先に説明した第１光学パターンＯＰ１によって集光される入射光（図２ＢのＬ１）の直進性を確保できる。

図２Ａ及び図３Ｂを参照すれば、出射面Ｓ２の第２領域Ａ２に対応してドット部ＤＰが配置される。ドット部ＤＰは複数配置され，それらは互に離隔されて配置されてもよい。一例として、多数に提供されたドット部ＤＰは互に離隔されて行と列を有するマトリックス形状に配列されてもよいが，これに限定されるわけではない。

本発明の実施形態では、平面上でドット部ＤＰは円形状を有してもよい。しかし、本発明がこれに限定されるわけではない。例えば、ドット部ＤＰのそれぞれは三角形及び四角形のような多角形の形状を有したり、だ円形の形状を有してもよい。

複数のドット部ＤＰに対応して第２光学パターンＯＰ２が配置され、第２光学パターンＯＰ２は多数の第２突出部Ｐ２を含む。本発明の実施形態では、横断面図からみたとき，例えば，第２突出部Ｐ２の各々は，延びてプリズムの形状を有し，図３Ｂの上側の水平な点線に示す導光板５５０の基準面から第２方向Ｄ２へ延長される。この場合に、プリズムの上側角が形成する第２角度Ｇ２は８０°乃至１４５°に設定され、この場合に、先に説明した第２光学パターンＯＰ２によって出射光（図２ＢのＬ２）が集光される効果を確保できる。

図３Ｂを参照すると，本発明の実施形態では、ドット部ＤＰの幅ＤＴ１は１０μｍ乃至８００μｍである。幅ＤＴ１が１０μｍ未満である場合には、ドット部ＤＰが小さすぎるためドット部ＤＰの製造が容易でない。また、幅ＤＴ１が８００μｍを超過する場合に、ドット部ＤＰが大きすぎる、ドット部ＤＰが表示パネル５２０の表示領域で視認されてしまう。

また、本発明の実施形態では、互に隣接する２つのドット部ＤＰの中心の間の長さをピッチＰＴとして定義すれば、ピッチＰＴは様々な変数によって変更できる。例えば、表示パネル５２０の大きさにしたがってピッチＰＴが変更され、幅ＤＴ１の大きさにしたがってピッチＰＴが変更されてもよい。

また、本発明の実施形態では、導光板５５０、ドット部ＤＰ、第１光学パターンＯＰ１及び第２光学パターンＯＰ２は一体的に形成される。それゆえ，導光板５５０は単一で一元的な不可分の部材である。より詳細には、ドット部ＤＰ、第１及び第２光学パターンＯＰ１、ＯＰ２に対応する陰刻パターンが形成されたモールドを利用する場合、モールドを利用する１回のモールディング工程でドット部ＤＰ、第１及び第２光学パターンＯＰ１、ＯＰ２を一括的に成形して導光板５５０を製造することができる。したがって、本発明の実施形態による導光板５５０の製造はより容易になる。

図４Ａ及び図４Ｂは本発明の他の実施形態による導光板の断面図である。この実施形態において、導光板５５１は、第１突出部Ｐ１＿１及び第２突出部Ｐ２＿１を除外すれば、先に図３Ａ及び図３Ｂを参照して説明した導光板（図３Ａ及び図３Ｂの５５０）と同一な構造を有する。したがって、図４Ａ及び図４Ｂを説明するにおいて、第１突出部Ｐ１＿１及び第２突出部Ｐ２＿１を除外した構成要素については図面符号を併記し、構成要素について重複する説明は省略する。

先ず図４Ａを参照すれば、図３ＡのＩＩ−ＩＩ’切断線のように、図４Ａでは多数の第１突出部Ｐ１＿１が延長された方向と垂直である方向に切断された導光板５５１の断面が図示される。この実施形態において、多数の第１突出部Ｐ１＿１の各々は，第一基準面から延びており，上側角Ｇ３がカーブしたプリズムの形状を有する。上側角Ｇ３から第１基準面におけるプリズム形状の底辺へ延びるプリズム形状の側面は，図４Ａに示したように直線上であってもよいが，これに限定されるわけではない。この場合に、上側角Ｇ３を通じて出射される出射光は分散され、これによって、表示パネル（図１の５２０）の表示領域の一部領域に出射光が局部的に集中されることによって発生される輝線を防止することができる。また、この実施形態において、上側角Ｇ３の曲率半径は１μｍ乃至１０μｍに設定されるか、或いはプリズムの底辺の長さ及び高さの長さの比は１０：１乃至１０：６に設定されることによって出射光が分散される効果を確保できる。底辺は第１基準面に沿ったプリズム形状の側面の間の距離をいい，高さは底辺から底辺に対して垂直な上側角Ｇ３までの最大の長さをいう。

図４Ｂを参照すれば、図３ＢのＩＩＩ−ＩＩＩ’切断線のように、図４Ｂでは多数の第２突出部Ｐ２＿１が延長された方向と垂直である方向に切断された導光板５５１の断面が図示される。この実施形態において、第２突出部Ｐ２＿１のそれぞれは、第１突出部Ｐ１＿１のように、第２基準面から延びており，上側角Ｇ４がカーブしたプリズムの形状を有する。上側角Ｇ４から第２基準面におけるプリズム形状の底辺へ延びるプリズム形状の側面は，図４Ｂに示したように直線であってもよいが，これに限定されるわけではない。第１基準面及び第２基準面は互いに異なる。

この場合に、先に説明されたように、上側角Ｇ４を通じて出射される出射光が分散される。また、この実施形態において、上側角Ｇ４の曲率半径を１μｍ乃至２０μｍに設定すると効果的に出射光が分散される。

図５Ａ及び図５Ｂの各々は本発明の他の実施形態による導光板の断面図である。

図５Ａ及び図５Ｂを参照すれば、導光板５５２の第１光学パターンＯＰ１＿２は多数の第１突出部Ｐ１＿２を含み、断面からみたとき，多数の第１突出部Ｐ１＿２の各々は第１基準面から延びてレンズ形状（ｌｅｎｔｉｃｕｌａｒ ｓｈａｐｅ）を有してもよい。また、導光板５５２の第２光学パターンＯＰ２＿２は多数の第２突出部Ｐ２＿２を含み、断面からみたとき，多数の第２突出部Ｐ２＿２の各々は第２基準面から延びてレンズ形状を有することができる。この実施形態において、レンズの曲率半径は１μｍ乃至１００μｍに設定されるが、本発明はこれに限定されることではない。

図６は本発明の他の実施形態による表示装置の断面図である。この実施形態による表示装置６０１は、収納容器５８０内に導光板５５０が配置されることを除外すれば、図２Ｂに図示された表示装置（図２Ｂの６００）と同一な構造を有する。したがって、図６を説明するにおいて、収納容器５８０内での導光板５５０の配置について説明し、先に実施形態で説明された構成要素に対しては図面符号を併記し、構成要素に対する重複した説明は省略される。

図６を参照すれば、表示装置６０１の底部５８５と側壁５８１を有する収納容器５８０に導光板５５０が収納される。この実施形態で、第１光学パターンＯＰ１及び第２光学パターンＯＰ２が反射板５７０及び底部５８５を向かうように導光板５５０が収納容器に収納される。即ち、この実施形態を図２Ｂに図示された実施形態と比較する時、導光板５５０の底面ＢＳが上方を向かうように導光板５５０が収納容器の内部に収納される。導光板５５０の底面ＢＳは，第１光学パターンＯＰ１及び第２光学パターンＯＰ２よりも表示パネル５２０に近く配置される。図６に示した導光板５５０の第１光学パターンＯＰ１及び第２光学パターンＯＰ２はこれに限定されることなく，図３Ａや図５Ｂに示したものであってもよい。

この場合に、導光板５５０内で全反射される入射光Ｌ１は第２光学パターンＯＰ２によって散乱されて導光板５５０から最初出射された後、反射板５７０で反射されて再び導光板５５０を通過する。その結果、導光板５５０から最終出射される出射光Ｌ２は底面ＢＳを経由する。

導光板５５０から出射されて拡散シート５４３に到達するまでの光経路の長さを光学距離として定義すれば、この実施形態によれば、光学距離が反射板５７０及び導光板５５０を経由する光経路の長さによって長くなる。したがって、拡散シート５４３は出射光Ｌ２を拡散させるのに必要である光学距離を十分に確保できる。

図７は本発明の他の実施形態による導光板５５４の斜視図であり、図８Ａは図７のＩＶ−ＩＶ’に沿って切断された部分を示す断面図であり、図８Ｂは図７のＶ−Ｖ’に沿って切断された部分を示す断面図である。図７、図８Ａ及び図８Ｂを説明するにおいて、先に実施形態で説明された構成要素に対しては図面符号を併記し、構成要素に対する重複した説明は省略する。

図７、図８Ａ及び図８Ｂを参照すれば、導光板５５４は所定の深さに除去された複数のドット溝ＤＨを有する。第２光学パターンＯＰ２はドット溝ＤＨの内部に配置される。即ち、この実施形態では、先に実施形態で説明された導光板のドット部（図３Ａ及び図３ＢのＤＰ）がドット溝ＤＨで代替される。一例として，ドット溝ＤＨは第２領域Ａ２の導光板５５４の除去部によって形成されてもよい。

ドット溝ＤＨは多数に提供されて互に離隔される。一例として、多数に提供されたドット溝ＤＨは互に離隔されて行と列を有するマトリックス形状に配列されてもよいが，これに限定されるわけではない。また、他の例として，平面上でドット溝ＤＨは円形状を有してもよいが、これに限定されるわけではない。例えば、ドット溝ＤＨは三角形及び四角形のような多角形の形状を有してもよく、楕円形の形状を有してもよい。

また、本発明の実施形態では、それぞれのドット溝ＤＨの幅Ｗ１は１０μｍ乃至８００μｍである。幅Ｗ１が１０μｍ未満である場合には、ドット溝ＤＨが小さすぎるので、ドット溝ＤＨの製造が容易でない。また、幅Ｗ１が８００μｍを超過する場合には、ドット溝ＤＨが大きすぎるので、ドット溝ＤＨが表示パネル５２０の表示領域で視認されてしまう。

図８Ａ及び図８Ｂに示した導光板５５４において，第１領域Ａ１の出射面Ｓ２と第２領域Ａ２の出射面Ｓ２は異なる平面である。第２領域Ａ２の出射面Ｓ２は，第１領域Ａ１の出射面Ｓ２よりも導光板５５４の底面ＢＳ（図２Ａ参照）に近いが，これに限定されるわけではない。

図９及び図１０は本発明の他の実施形態による表示装置の断面図である。図９及び図１０を説明するにおいて、前述した構成要素に対しては図面符号を併記し、構成要素に対する重複した説明は省略する。

先ず、図９を参照すれば、表示装置６０２は、先に図７、図８Ａ及び図８Ｂを参照して説明された導光板５５４を含む。より詳細には、図９では、図２Ｂに図示された表示装置（図２Ｂの６００）に似ており、導光板５５４の出射面Ｓ２より底面（ＢＳ）の方が収納容器の底部５８５及び反射板５７０に隣接するように収納容器に収納される。

図１０を参照すれば、表示装置６０３は先に図７、図８Ａ及び図８Ｂを参照して説明された導光板５５４を含む。導光板５５４の底面ＢＳより出射面Ｓ２の方が収納容器の底部５８５及び反射板５７０に隣接するように収納容器に収納される。この場合、第１及び第２光学パターンＯＰ１、ＯＰ２が反射板５７０に向かうように導光板５５４が収納容器に収納される。これによって、先に図６を参照して説明したように、光学距離が長くなるので、拡散シート５４３は導光板５５４から出射された光を拡散させるのに必要である光学距離を十分に確保できる。

以上では本発明の望ましい実施形態を参照して説明したが、該当技術分野の熟練された当業者又は該当技術分野の通常の知識を有する者であれば、後述される特許請求の範囲に記載された本発明のマッピング及び技術領域から逸脱しない範囲内で本発明を多様に修正及び変形できる。したがって、本発明の技術的範囲は明細書の詳細な説明に記載された内容に限定されず、特許請求の範囲によって定められなければならない。

１００・・・光源
５５０・・・導光板
５２０・・・表示パネル
５４０・・・多数のシート
５７０・・・反射板
５８０・・・収納容器
５００・・・バックライトアセンブリ
６００・・・表示装置
ＯＰ１・・・第１光学パターン
ＯＰ２・・・第２光学パターン

Claims (10)

1. 光を発生するバックライトアセンブリと、
   バックライトアセンブリから発生した光を受信して光を用いて映像を表示する表示パネルと、を含み、
   バックライトアセンブリは、
   光を出射する光源と、
   光源から出射された光を入射面を通じて入射光として受信し、入射光を出射面を通じて出射光として出射する導光板と、を含み、
   導光板は、
   出射面の第１領域に対応して位置し、入射光を集光する第１光学パターンと、
   第１領域を除外した出射面の残り領域である第２領域に対応して位置し、出射光を集光する第２光学パターンを含む表示装置。
2. 入射光は第２光学パターンによって屈折されて出射面を通じて出射されることを特徴とする請求項１に記載の表示装置。
3. 第１光学パターンは少なくとも１つの第１突出部を含み、
   第２光学パターンは少なくとも１つの第２突出部を含むことを特徴とする請求項２に記載の表示装置。
4. 第１突出部は導光版の入射面と垂直である第１方向へ延長され、第２突出部は導光版の入射面と平行である第２方向へ延長されることを特徴とする請求項３に記載の表示装置。
5. 導光板は、
   第２領域に対応して配置される少なくとも１つのドット部をさらに含み、
   第２光学パターンはドット部の上部面に配置されたことを特徴とする請求項３に記載の表示装置。
6. ドット部の幅は１０μｍ乃至８００μｍであることを特徴とする請求項５に記載の表示装置。
7. ドット部、第１光学パターン、及び第２光学パターンは導光板の一面上に一体的に形成されることを特徴とする請求項５に記載の表示装置。
8. ドット部は多数提供され、多数に提供されたドット部は互いに離隔されることを特徴とする請求項５に記載の表示装置。
9. 第２領域に対応して導光板は所定の深さに除去された少なくとも１つのドット溝を含み、第２光学パターンはドット溝の内部に配置されることを特徴とする請求項３に記載の表示装置。
10. ドット溝の幅は１０μｍ乃至８００μｍであることを特徴とする請求項９に記載の表示装置。

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