JP2014036001A - 電池ブロック及びそれを有する電池モジュール - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構成で複数の電池セルを配列方向に相対的に位置決めでき、冷媒の漏洩を抑止する電池ブロックと、この電池ブロックを用いた電池モジュールを得ること。
【解決手段】本発明の電池ブロック1は、複数の電池セル2が配列された電池ブロック1であって、複数の電池セル2の間にそれぞれ介在される複数のスペーサ3を有しており、複数のスペーサ3の互いに隣り合うスペーサ3の間にシール部15が設けられている。これにより、複数の電池セル2の間を流れる冷却空気がスペーサ3の外側に漏洩するのを抑止できる。
【選択図】図7A
【解決手段】本発明の電池ブロック1は、複数の電池セル2が配列された電池ブロック1であって、複数の電池セル2の間にそれぞれ介在される複数のスペーサ3を有しており、複数のスペーサ3の互いに隣り合うスペーサ3の間にシール部15が設けられている。これにより、複数の電池セル2の間を流れる冷却空気がスペーサ3の外側に漏洩するのを抑止できる。
【選択図】図7A
Description
本発明は、電池セルを複数個配列して連結した電池ブロック及びそれを有する電池モジュールに関する。
近年の多数の電池セルを配列して固定した電池ブロックは、各電池セルの間に電池ホルダを介在させて、各電池セルと電池ホルダを交互に積み重ね、電池ホルダにより確保された各電池セル同士の隙間に冷媒を流すことにより、各電池セルを冷却する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に示される技術では、2つの電池ホルダのシール部が接する部分に隙間が発生する可能性があり、セルの端部に冷媒が漏洩するおそれがある。したがって、冷媒を流す通路以外に冷媒が漏洩することにより冷却効率の劣化が懸念される。
また、特許文献1に示される技術では、電池ホルダ同士が接触する面は、電池ホルダ及びセルに圧力を加えて保持する方向に平行となっている。従って、電池ホルダ同士が接触する面には、セルを保持するときに加える圧力が加わらず、電池ホルダのセル保持部から外側に冷媒が漏洩するおそれがある。また、電池セルのガス放出弁から噴出されたガスが冷媒を流す空間に入り込むことが懸念される。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、簡単な構成で複数の電池セルを配列方向に相対的に位置決めでき、冷媒の漏洩を抑止する電池ブロックと、この電池ブロックを用いた電池モジュールを提供することにある。
上記課題を解決する本発明の電池ブロックは、複数の電池セルが配列された電池ブロックであって、前記複数の電池セルの間にそれぞれ介在される複数のスペーサを有し、前記複数のスペーサの互いに隣り合うスペーサの間をシールするシール部を設けたことを特徴としている。
本発明の電池ブロックによれば、互いに隣り合うスペーサの間をシールするので、複数の電池セルの間に冷却空気を通過させた場合に、スペーサの間から冷却空気が漏洩するのを抑止できる。
以下、本発明に係る電池モジュールの一実施形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係わる電池ブロックの外観斜視図、図2は、図1に示す電池ブロックの一部を分解した状態を示す斜視図である。
図1は、本実施形態に係わる電池ブロックの外観斜視図、図2は、図1に示す電池ブロックの一部を分解した状態を示す斜視図である。
電池ブロック1は、例えば図2に示すように、複数の電池セル2を配列させた構成を有している。そして、これら複数の電池セル2の間に個々に介在される複数のスペーサ3と、複数の電池セル2の配列方向に沿って延在して複数のスペーサ3と係合するブリッジバー4とを有している。
さらに、電池ブロック1は、複数の電池セル2の配列方向両端部に配置されて配列方向両側から挟み込む一対のエンドプレート5、5と、複数の電池セル2の配列方向途中位置に介在されて複数の電池セル2を配列方向一方側と他方側に区画するセクションプレート6と、複数の電池セル2のセル幅方向両端部に沿って配置されて配列方向一方端部から他方端部に亘って延在して、一対のエンドプレート5、5とセクションプレート6、及び、ブリッジバー4がそれぞれ固定される一対の接続プレート7を有している。各電池セル2のセル高さ方向上側には、シールシート8及び絶縁カバー9がセクションプレート6を境に各1つ被せてあり、絶縁カバー9の上に基板ユニット10が配置されている。
複数の電池セル2は、正極外部端子2aと負極外部端子2bとが配列方向に沿って交互に連続するように配置されて、互いに隣り合う電池セル2の正極外部端子2aと負極外部端子2bとの間が複数のバスバー11によってそれぞれ接続されている。各バスバー11は、基板ユニット10の接続端子10aに接続されている。基板ユニット10は、各電池セル2の電圧を測定する回路やヒューズ等を有している。そして、基板ユニット10のセル高さ方向上側には、絶縁カバー9に嵌合して各電池セル2の端子をカバーする端子キャップ12が設けられている。
図3は、複数の電池セルの間にスペーサを介在させた状態を示す斜視図、図4は、電池セルの斜視図、図5は、スペーサと電池セルの構成を説明する斜視図、図6は、図5に示すスペーサと電池セルの分解斜視図、図7Aは、シール部のシール構造を説明する平面図、図7Bは、シール部のシール構造を説明する模式図である。
電池セル2は、すべて同じ構成のリチウムイオン二次電池であり、図4に示すように、電力を入出力するための正極外部端子2a、負極外部端子2bを有する扁平箱形の角形電池である。
電池セル2は、詳細には説明しないが、アルミニウム等の金属箔から構成される正極金属箔とこの正極金属箔の表裏面に塗布された正極合剤層とから構成される正極と、銅等の金属薄膜から構成される負極金属箔とこの負極金属箔の表裏面に塗布された負極合剤層とから構成される負極とを、多孔質で絶縁性を有するセパレータを挟んで樹脂製の板状の芯の周囲に扁平に捲回することによって構成された電極群を有している。
そして、正極から突出する正極タブを正極集電板に超音波溶接し、正極集電板を正極外部端子2aに接続し、負極から突出する負極タブを負極集電板に超音波溶接し、負極集電板を負極外部端子2bに接続している。両外部端子2a,2bには、バスバー締結用のボルトが突設されており、バスバー11をナットで固定できる構成となっている。また、電池セル2は、前記の正極外部端子2aと負極外部端子2bとを備える電極群を扁平な角形容器2c内に収容し、電池蓋2dで封口している。電池蓋2dには注液口2eが形成され、注液口2eから非水電解液を角形容器2c内に注入している。角形容器2cは、平面視略矩形の底面PBと、底面PBの一対の長辺で折曲されて対峙する一対の幅広側面PWと、底面PBの一対の短辺で折曲されて対峙する一対の幅狭側面PNとを有する。
このように構成された電池セル2が高温の環境下に晒されたり、電極やセパレータの劣化、外部短絡、電池形状の変化等による内部短絡、外部電源による強制的な過大電流充電による急激な温度上昇、過大電圧による過充電がなされた場合、電解液が分解あるいは気化してガスが発生し、このガスが角形容器2c内に充満することで電池内圧力が上昇するため、電池蓋2dには角形容器2c内の内圧が所定値以上となったときに内部ガスを放出するガス放出弁2fが形成されている。
このガス放出弁2fは、内圧上昇時に破断しやすいように3方向に薄肉部が形成されている。このように、1つの電池セル2は、角形容器2cの上部開口を電池蓋2dで塞ぎ、電池蓋2dは、正極外部端子2aと負極外部端子2bとを有すると共に、電池蓋2dの中央部には注液口2eとガス放出弁2fとが形成されている。
スペーサ3は、二つを組み合わせることによって電池セル2を保持する構成を有している。スペーサ3は、二つの電池セル2の間に介在されるものであるが、複数の電池セル2の配列方向両端部には、端部用のスペーサ3A、3A(図2及び図3を参照)が設けられている。端部用のスペーサ3A、3Aは、配列方向両端部の電池セル2に対して、配列方向外側に配置されている。端部用のスペーサ3A、3Aは、スペーサ3を配列方向中央位置で配列方向一方側と他方側に半分に分割した形状を有している。以下では、スペーサ3の構成について説明し、端部用のスペーサ3A、3Aについては、同一の符号を付することでその詳細な説明を省略する。
スペーサ3は、図5及び図6に示すように、電池セル2の幅広側面PWに対向する対向壁部21と、対向壁部21のセル幅方向両端部で対峙する一対の側壁部22と、これら一対の側壁部22の下端部間を連結する底壁部23を有している。
対向壁部21は、電池セル2の幅広側面PW全面に亘って対向する大きさを有しており、セル幅方向に亘って一定の高さ幅で切り欠かれて開口する切り欠き部24が複数設けられている。一対の側壁部22は、対向壁部21のセル幅方向両端部から配列方向一方側と他方側に向かって突出して一定幅でセル高さ方向に亘って延在し、対向壁部21を間に介して配列方向一方側と他方側に配置される各電池セル2の幅狭側面PNにそれぞれ対向する大きさを有する。
底壁部23は、対向壁部21のセル高さ方向下端部から配列方向一方側と他方側に向かって突出して一定幅でセル幅方向に亘って延在し、対向壁部21を間に介して配列方向一方側と他方側に配置される各電池セル2の底面PBにそれぞれ対向する大きさを有する。
一対の側壁部22には、対向壁部21の各切り欠き部24にそれぞれ連通する複数の開口部22aが設けられており、冷却媒体をセル幅方向一方側の側壁部22の開口部22aから対向壁部21の切り欠き部24内に流入させて、切り欠き部24内を通過した冷却媒体をセル幅方向他方側の側壁部22の開口部22aから流出させることができるようになっている。
一対の側壁部22及び底壁部23は、複数のスペーサ3を配列させた場合に、配列方向一方側と他方側の端部が、互いに隣り合うスペーサ3の配列方向一方側と他方側の端部に対向して、スペーサ3同士で配列方向に連続するようになっている。そして、互いに隣り合うスペーサ3によって電池セル2の幅広側面PW、幅狭側面PN、底面PBを覆って電池セル2を保持するセル保持部が構成される。
一対の側壁部22及び底壁部23の配列方向一方側と他方側の端部には、互いに隣り合うスペーサ3の配列方向一方側の端部と他方側の端部との間をシールするシール部15が設けられている。シール部15は、図7Aに示すように、一方のスペーサ3に凹設された溝部26と、他方のスペーサ3に凸設されて溝部26に嵌合する凸条部25によって構成される。凸条部25は、溝部26に挿入されて変形し、溝部26に密着する構成を有する。
凸条部25は、スペーサ3の配列方向一方側の端面に設けられており、溝部26は、スペーサ3の配列方向他方側の端面に設けられている。凸条部25及び溝部26は、それぞれ一対の側壁部22の端面及び底壁部23の端面に沿って連続して設けられており、セル高さ方向上側が開放された略コ字状を有している。そして、一対のスペーサ3の間に電池セル2を挟み込んで保持した場合に、配列方向一方側のスペーサ3の溝部26に、配列方向他方側のスペーサ3の凸条部25が嵌合するようになっている。
溝部26は、溝部26の底面に突出して形成された断面半円状の突起部26aを有しており、凸条部25は、凸条部25の先端に凹陥して形成された断面半円状でかつ突起部26aよりも小径の凹陥部25aを有している。
突起部26aは、半円状の凸断面を有し、凹陥部25aは、半円状の凹断面を有している。突起部26aの半径は、凹陥部25aの半径よりも少し大きい寸法形状に設定されている。そして、一対のスペーサ3の間に電池セル2を挟み込んで保持した場合に、図7Bに示すように、凹陥部25aが突起部26aに当接して凸条部25の先端が押し広げられるように弾性変形し、電池セル2の配列方向に沿って所定の押圧力で突起部26aに押圧されて密着する。したがって、スペーサ3のセル保持部側と外側との間の気密性を実現し、スペーサ3のセル保持部側の冷却空気が、スペーサ3の外側に漏洩するのを抑止できる。
特に、電池セル2は、その寸法公差により厚さ方向の寸法にばらつきを有しているので、一対のスペーサ3で挟み込んで保持した場合に、一対のスペーサ3の互いに対向する端部の間隙にばらつきを生じる。これに対して、本実施例では、凸条部25の先端が弾性変形することによって、間隔のばらつきを吸収することができ、密着状態を維持できる。図7Bの(1)と(2)は、配列方向一方側のスペーサ3と配列方向他方側のスペーサ3との間隔L1、L2が異なっている状態を示しているが、いずれの状態であっても凹陥部25aが突起部26aに当接して密着状態を維持している。
一対の側壁部22には、ブリッジバー4と係合する凸部27が設けられている。凸部27は、側壁部22の上端部と下端部において、配列方向一方側と他方側の端部にそれぞれ設けられている。そして、図5に示すように、二つのスペーサ3を配列方向に連結させた場合に、一方のスペーサ3の配列方向一方側の凸部27と、他方のスペーサ3の配列方向他方側の凸部27とが重なり合って一体化された一つの凸部28を形成する。
ブリッジバー4は、複数のスペーサ3の下端部に対向して取り付けられる一対の下ブリッジバー4L、4Lと、複数のスペーサ3の上端部に対向して取り付けられる一対の上ブリッジバー4U、4Uを有している。
下ブリッジバー4Lと上ブリッジバー4Uは、エンドプレート5とセクションプレート6との間に亘って延在する長さを有している。下ブリッジバー4Lと上ブリッジバー4Uには、互いに隣り合うスペーサ3によって形成された凸部28と係合する凹部14が設けられている。本実施の形態では、配列方向に所定間隔をおいて8個の凸部28が形成されているので、下ブリッジバー4Lと上ブリッジバー4Uには、合計で8個の凹部14がそれぞれ対応する位置に設けられている。下ブリッジバー4Lと上ブリッジバー4Uは、スペーサ3の側壁部22に沿って取り付けることにより、凹部14に凸部28が嵌合されて係合する。したがって、各スペーサ3の配列方向の間隔を規制して、配列方向に位置決めすることができる。
そして、電池セル2の配列方向に沿ってシール部15に押圧力を加えることができ、電池セル2の保持と同時にシール部の密着を実現でき、セルブロックの組立作業の容易化を図ることができる。
下ブリッジバー4Lは、断面が矩形の角柱部材からなり、スペーサ3の側壁部22の下端部に沿って取り付けられる。下ブリッジバー4Lは、スペーサ3の側壁部22に対向する対向面に凹部14が凹設されている。凹部14は、下ブリッジバー4Lの長手方向に沿って所定間隔をおいて8個が設けられている。
上ブリッジバー4Uは、断面がL字形状を有した棒状部材からなり、スペーサ3の側壁部22の上端部に沿って取り付けられる。上ブリッジバー4Uは、一片がスペーサ3の側壁部22に対向し、他片が電池セル2の電池蓋2dに対向する。上ブリッジバー4Uの一片には、凹部14が凹設されている。凹部14は、上ブリッジバー4Uの長手方向に沿って所定間隔をおいて8個が設けられている。
次に、図1に示す電池ブロック1を組み立てる方法について説明する。
まず、7個のスペーサ3を8個の電池セル2の間に介在させて配列させ、配列方向両側から端部用のスペーサ3Aをそれぞれ取り付ける。そして、各スペーサ3の一対の側壁部22の下端部に下ブリッジバー4Lをそれぞれ取り付けて、側壁部22の下端部に設けられている凸部28を、下ブリッジバー4Lの凹部14に係合させる。
まず、7個のスペーサ3を8個の電池セル2の間に介在させて配列させ、配列方向両側から端部用のスペーサ3Aをそれぞれ取り付ける。そして、各スペーサ3の一対の側壁部22の下端部に下ブリッジバー4Lをそれぞれ取り付けて、側壁部22の下端部に設けられている凸部28を、下ブリッジバー4Lの凹部14に係合させる。
それから、シールシート8、絶縁カバー9を間に挟み込むように、各電池セル2のセル高さ方向上側に一対の上ブリッジバー4Uをそれぞれ取り付けて、側壁部22の上端部に設けられている凸部28を、上ブリッジバー4Uの凹部14に係合させる。これにより、8個の電池セル2は、スペーサ3に保持された状態で一体に拘束された状態とされ、配列方向に分解されるのを防ぐことができる。その後、互いに隣り合う電池セル2の外部端子の間をバスバー11で接続し、基板ユニット10を取り付けて、端子キャップ12を被せることで一つの組電池とする。
この組電池を二組作り、間にセクションプレート6を挟んで配列方向に並べ、配列方向両側にそれぞれエンドプレート5を配置する。そして、一対の接続プレート7をセル幅方向両側から接近させて、エンドプレート5とセクションプレート6を固定し、かつ、下ブリッジバー4L及び上ブリッジバー4Uを固定する。固定は、ネジを締結することによって行われる。
上記構成を有する電池ブロック1によれば、下ブリッジバー4L及び上ブリッジバー4Uを取り付けることによって、複数のスペーサ3をそれぞれ配列方向に位置決めして配置することができる。したがって、充放電により各電池セル2が膨張した場合に、各電池セル2の膨張度合いの相違によって各電池セル2の配列方向における相対的な位置が変化するのを防ぐことができ、複数の電池セル2を配列方向に相対的に位置決めすることができる。したがって、各電池セル2の間を連結するバスバー11等の寸法を精度良く決定することができ、電池ブロック1の組立作業の容易化を図ることができる。
図8は、電池ブロックの他の実施例を示す斜視図、図9は、図8に示す電池ブロックを用いた電池モジュールの一実施例を示す斜視図、図10は、図9の分解斜視図、図11は、図9の電池モジュールをスペーサの中心位置で切断した断面図、図12は、図9の電池モジュールを互いに対向する2つのスペーサの間の位置で切断した断面図である。
図8に示す電池ブロック1は、4個の組電池を直列に配列して、電池セル2の総数量を32個としたものである。8個の電池セル2ごとにセクションプレート6を配置して、合計で3枚のセクションプレート6を用いて構成されている。
電池モジュール30は、図9及び図10に示すように、電池セル2の外部端子2a、2b側が側面となるように電池ブロック1を横向きで2列に配置し、筐体31に収容したものである。筐体31は、断面コ字形を有して互いに最中合わせされる下カバー32及び上カバー34と、長辺方向両端部を閉塞するサイドプレート33、33とを有する。
下カバー32と上カバー34には、電池ブロック1のエンドプレート5、5とセクションプレート6が固定される。下カバー32の長辺方向一方側の端部には、冷却空気入口32aが開口形成されている。そして、下カバー32の底面には、各電池ブロック1のセル幅方向一方側の側面との間に空間を形成する凹溝32bが電池セル2の配列方向に沿って設けられている。各電池ブロック1と下カバー32との接触部分には、冷却空気が他の部分に漏れないようにシールが介在されている。
上カバー34の長辺方向他方側の端部には、冷却空気出口34aが開口形成されている。そして、上カバー34の上面には、各電池ブロック1のセル幅方向他方側の側面との間に空間を形成する凹溝34bが電池セル2の配列方向に沿って設けられている。各電池ブロック1と上カバー34との接触部分には、冷却空気が他の部分に漏れないようにシールが介在されている。
下カバー32の凹溝32b及び上カバー34の凹溝34bによって下カバー32と電池ブロック1との間、及び、上カバー34と電池ブロック1との間に形成される空間は、電池セル2の温度調整のための冷却空気が流れる流体通路35、36を構成する。上カバー34と電池ブロック1の上部の間に冷却空気を流すように設けた空間(流体通路35)と、下カバー32と電池ブロック1の下部の間で冷却空気を流すように設けた空間(流体通路36)は、複数の電池セル2の間、すなわち、スペーサ3の対向壁部21の切り欠き部24と側壁部22の開口部22aを通じて連通している。
したがって、冷却空気入口32aから筐体31内に冷却空気を導入し、下カバー32と電池ブロック1との間の流体通路35を電池セル2の配列方向一方側から他方側に向かって流通させることができる。そして、図11に示すように、スペーサ3のセル幅方向一方側の側壁部22の開口部22aから対向壁部21の切り欠き部24内に流入させて、切り欠き部24と電池セル2との間に形成されたセル間冷却通路内を通過した冷却空気をセル幅方向他方側の側壁部22の開口部22aから流出させることができる。そして、上カバー34と電池ブロック1との間の流体通路36に流入させて、流体通路36を電池セル2の配列方向一方側から他方側に向かって流通させ、冷却空気出口34aから筐体31の外部に排出できる。冷却空気が各電池セル2の間に設けた隙間を通る際に、電池セル2と冷却空気の温度差により熱交換され電池セル2の温度が調節される。
一方、電池セル2のガス放出弁2fが開弁してガス放出弁2fからガスが噴出した場合、その噴出ガスは、上カバー34及び下カバー32の側面に向かって吹き付けられて、上カバー34及び下カバー32の側面と電池ブロック1との間の空間部37に流入し、筐体31内に溜まり、図示していないガス排出口から筐体31の外部に排出される。下カバー32と電池ブロック1との間、及び、上カバー34と電池ブロック1との間にはシールが設けられており、凹溝32b、34bにより形成される空間は、筐体31内において隔離されているので、筐体31内に噴出したガスが、冷却空気の流体通路35、36に流れ込むのを防ぐことができ、冷却空気の流体通路35、36と電池セル2から放出されたガスとを分離して別々に排出することができる。
2列の電池ブロック1では、各電池ブロック1のスペーサ3のシール部15は、図12に示すように、互いに離反する方向に向かって開放されるように背中合わせに配置されており、一対の側壁部22や底壁部23等を通過して電池セル2のセル保持部から外側に冷却空気が漏洩するのを抑制できる。
そして、上カバー34及び下カバー32の側面と電池ブロック1との間に形成される空間部は、シールシート8によってシールされており、冷却空気の流体通路から隔絶されている。したがって、電池セル2のガス放出弁2fから放出されたガスが冷却空気の流体通路35、36に流入するのを防ぐことができる。
図13に示す電池モジュール40は、図8に示す電池ブロック1を3個並列に並べて筐体41内に配置した構成を有する。筐体41は、略矩形の底面部と底面部の一対の長辺部でそれぞれ上方に向かって折曲されて対峙する一対の側面部とを有する断面コ字状のベース42と、ベース42の長辺方向一方側の端部間と、長辺方向他方側の端部間をそれぞれ閉塞するサイドプレート43、43と、ベース42とサイドプレート43により形成された上部開口を閉塞するカバー44とを有する。
電池ブロック1は、筐体41内において、エンドプレート5及びセクションプレート6のセル幅方向一方側の端部がベース42に締結され、かつ、セル幅方向他方側の端部がカバー44に締結されて固定されている。
筐体41の内部には、図示していないバッテリーマネージメントシステム(BMS)が収容されており、筐体41の側面には、そのバッテリーマネージメントシステム(BMS)に接続するための通信コネクタ17が設けられている。また、筐体41内の電池セル2の入出力を行うための電池入出力線16が筐体41の側面から突出している。
筐体41の下面でかつ長手方向一方端部には、冷却媒体である冷却空気を筐体41内に導入するための冷却空気入口が開口形成されており、冷却空気を供給するダクト45が接続されている。筐体41の上面でかつ長手方向他方端部には、冷却空気を筐体41から導出するための冷却空気出口46が開口形成されている。
電池モジュール40は、ダクト45を介して冷却空気を電池ブロック1のセル幅方向一方側(図中では下側)から電池ブロック1内に流入させることができる。そして、冷却空気を各電池セル2の間にセル幅方向に沿って通過させて各電池セル2を冷却し、冷却後の空気を電池ブロック1のセル幅方向他方側(図中では上側)から流出させて、筐体41内の上部を通過させ、冷却空気出口46から排出させることができる。
図14は、電池モジュールの他の実施例を示す斜視図、図15は、図14に示す電池モジュールの分解斜視図、図16は、図14に示す電池モジュール内における冷却媒体の流路を説明する図である。
図14に示す電池モジュール50は、図1に示す電池ブロック1を並列に3個並べて、さらに配列方向に2つに分かれて配置した構成を有しており、合計で6個の電池ブロック1を有している。電池ブロック1は、電池セル2の端子2a、2bと反対側の面同士を対向させて背中合わせとしたものが2組と、パーティション板58を挟んでパーティション板58側と反対側に電池セル2の端子2a、2bが位置するように2組が配置されている。 各電池ブロック1は、エンドプレート5及びセクションプレート6を筐体51のベース52とカバー53に締結することによって筐体51内に固定される。
筐体51は、図14及び図15に示すように、断面コ字形を有して互いに最中合わせされるベース52及びカバー53と、長辺方向両端部を閉塞するサイドプレート54、54とを有する。筐体51内の長辺方向中央位置には、バッテリーマネージメントシステム(BMS)55と、ジャンクションボックス56と、切断スイッチ57が収容されており、その長辺方向両側に分かれて電池ブロック1が配置されている。バッテリーマネージメントシステム(BMS)55とジャンクションボックス56は、ベース52の底面に直接締結固定され、切断スイッチ57はベース52に形成されたステップの上に締結固定されている。ベース52の側面には、コネクタが設けられている。
ベース52の底面略中央位置には、冷却空気入口52aが開口形成されている。そして、ベース52の底面には、各電池ブロック1のセル幅方向一方側の側面との間に空間を形成する凹溝52aが電池セル2の配列方向に沿って設けられている。各電池ブロック1とベース52との接触部分には、冷却空気が他の部分に漏れないようにシールが介在されている。
カバー53の長辺方向両端部には、冷却空気出口53aが開口形成されている。そして、カバー53の上面には、各電池ブロック1のセル幅方向他方側の側面との間に空間を形成する凹溝53bが電池セル2の配列方向に沿って設けられている。各電池ブロック1とカバー53との接触部分には、冷却空気が他の部分に漏れないようにシールが介在されている。
ベース52の凹溝52b及びカバー53の凹溝53bによってベース52と電池ブロック1との間、及び、カバー53と電池ブロック1との間に形成される空間は、電池セル2の温度調整のための流体通路61、62である。
図16に示すように、冷却空気入口52aから筐体51内に冷却空気を導入し、ベース52の凹溝52aを通過させて、電池ブロック1のセル幅方向一方側から各電池セル2の間に流入させることができる。そして、各電池セル2の間から電池ブロック1のセル幅方向他方側に流出させて、凹溝53aに通過させ、冷却空気出口53aから筐体51の外部に排出できるようになっている。冷却空気が各電池セル2の間に設けた隙間を通る際に、電池セル2と冷却空気の温度差により熱交換され電池セル2の温度が調節される。
一方、電池セル2のガス放出弁2fが開弁してガス放出弁2fからガスが噴出した場合、その噴出ガスは、カバー53の側面もしくはパーティション板58に吹き付けられて、筐体51内に溜まり、図示していないガス排出口から筐体51の外部に排出される。
ベース52と電池ブロック1との間、及び、カバー53と電池ブロック1との間にはシールが設けられており、凹溝52a、53aにより形成される空間は、筐体51内において隔離されているので、筐体51内に噴出したガスが流体通路に流れ込むのを防ぐことができ、冷却空気の流体通路と電池セル2から放出されたガスとを分離して別々に排出することができる。
また、本実施例によれば、3列の電池ブロック1のうち、中央の電池ブロック1と、パーティション板58を間に介して対向する一方側の電池ブロック1とは、中央の電池ブロック1が有する電池セル2のガス噴出弁が、パーティション板58を介して一方側の電池ブロック1のスペーサ3の底壁部23に対向して配置されている。したがって、ガス放出弁2fから噴出された噴出ガスがパーティション板58に当接した後、パーティション板58を迂回して、一方側の電池ブロック1まで到達する可能性がある。
これに対し、本実施の形態では、シール部15がスペーサ3の一対の側壁部22及び底壁部23の端面に沿って連続して設けられており、互いに隣り合うスペーサ3の間をシールしている。したがって、中央の電池ブロック1から噴出された噴出ガスが一方側の電池ブロック1に到達した場合に、スペーサ52の間からセル保持部内に噴出ガスが侵入するのをシール部15で防ぐことができ、セル保持部内を通過する冷却空気に噴出ガスが混入するのを抑制できる。
上記構成を有する電池モジュール50によれば、エンドプレート5とセクションプレート6を筐体51のベース52とカバー53に直接固定しているので、構造を単純化しながら、各電池セル2を強固に固定でき、全体を小型軽量化できる。また、電池セル2の数や、電池ブロック1の数を増減して電圧や容量等の要求に対して迅速かつ容易に答えることができる。
なお、上述の実施の形態では、複数の電池セルとしてリチウムイオン二次電池の例を示したが、これに限られるものでなく、ニッケル水素電池等の他の電池や二次電池の電池セルを複数個配列して構成したものでもよいことは勿論である。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、前記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の設計変更を行うことができるものである。例えば、前記した実施の形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施の形態の構成の一部を他の実施の形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施の形態の構成に他の実施の形態の構成を加えることも可能である。さらに、各実施の形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1 電池ブロック
2 電池セル
3 スペーサ
4 ブリッジバー
5 エンドプレート
6 セクションプレート
7 接続プレート
15 シール部
25 凸条部
25a 凹陥部
26 溝部
26a 突起部
30、40、50 電池モジュール
31、41、51 筐体
2 電池セル
3 スペーサ
4 ブリッジバー
5 エンドプレート
6 セクションプレート
7 接続プレート
15 シール部
25 凸条部
25a 凹陥部
26 溝部
26a 突起部
30、40、50 電池モジュール
31、41、51 筐体
Claims (6)
- 複数の電池セルが配列された電池ブロックであって、
前記複数の電池セルの間にそれぞれ介在される複数のスペーサを有し、
前記複数のスペーサの互いに隣り合うスペーサの間をシールするシール部を設けたことを特徴とする電池ブロック。 - 前記シール部は、一方のスペーサに凹設された溝部と、他方のスペーサに凸設されて前記溝部に嵌合して変形することによって前記溝部に密着する凸条部と、を有することを特徴とする請求項1に記載の電池ブロック。
- 前記溝部は、該溝部の底面に突出して形成された断面半円状の突起部を有し、
前記凸条部は、該凸条部の先端に凹陥して形成された断面半円状でかつ前記突起部よりも小径の凹陥部を有することを特徴とする請求項2に記載の電池ブロック。 - 前記複数の電池セルの配列方向両端部に配置される一対のエンドプレートと、
前記複数の電池セルの配列方向途中位置に介在されて前記複数の電池セルを配列方向一方側と他方側に区画する少なくとも一つのセクションプレートと、を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電池ブロック。 - 前記複数の電池セルのセル幅方向両端部に沿って配置されて、該複数の電池セルの配列方向一方端部から他方端部に亘って延在し、前記一対のエンドプレートと前記セクションプレートと前記ブリッジバーがそれぞれ固定される一対の接続プレートを有することを特徴とする請求項4に記載の電池ブロック。
- 請求項4または5に記載の電池ブロックを備える電池モジュールであって、
前記電池ブロックを収容する筐体を有し、前記筐体には、前記一対のエンドプレートと前記セクションプレートが固定されていることを特徴とする電池モジュール。
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