JP2014035684A - 携帯情報端末および携帯情報端末のプログラム - Google Patents

携帯情報端末および携帯情報端末のプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の店舗から構成される多様な店舗群で利用可能な共通コンテンツが存在する場合であっても、各店舗の限定コンテンツと同様の仕組みでコンテンツを柔軟に管理、通知可能な携帯情報端末を提供する。
【解決手段】店舗情報は、店舗位置および識別情報を有し、データ保持部は、データ受信部がコンテンツデータを受信したとき、コンテンツデータを利用し得る店舗が1つしか存在しない場合、限定コンテンツデータとして保持し、コンテンツデータを共通に利用し得る複数の店舗から構成される店舗群が存在する場合、共通コンテンツデータとして保持し、制御部は、入力部が前記コンテンツデータの通知指令を受け付けたとき、ユーザ位置から予め定められた範囲内の店舗位置を有する店舗であって、かつ、ユーザが利用し得る限定コンテンツデータまたは共通コンテンツデータがデータ保持部に保持されている店舗の店舗情報を店舗情報通知部に通知させる。
【選択図】図2

Description

この発明は、携帯情報端末に関し、特に、複数の店舗から構成される店舗群で共通に利用可能なコンテンツデータを効率的に管理する携帯情報端末および携帯情報端末のプログラムに関する。
従来、特定の店舗において利用可能なクーポンをその商品の購入時に提示することにより、その商品の割引、優先購入または優先予約等をすることができるサービスが知られている。
このようなクーポンとしては、例えば、雑誌などに付属する紙媒体のクーポン券や電子メールに添付されて送信される電子クーポンなどが挙げられる。
紙媒体のクーポン券の場合、例えば、店舗名、住所、地図、電話番号、割引対象となる商品名またはその割引額などの情報が同じ紙媒体に記載される。この場合、ユーザがクーポン券の特典を受けるには、そのクーポン券の記載情報を手がかりとして、該当する店舗をユーザ自ら探し出し、その店舗において対象となる商品の購入時に当該クーポン券を提出することで割引を受けることができる。
一方、携帯情報端末の1つである携帯電話に電子クーポンが送信されてきた場合、電子クーポンと併せて店舗名等の情報も送信される。この場合、ユーザが電子クーポンの特典を受けるには、電子クーポンと併せて送信された情報を手がかりとして、該当する店舗をユーザ自ら探し出し、その店舗において対象となる商品の購入時に携帯情報端末の表示部に当該電子クーポンを表示させることにより、紙媒体のクーポン券と同様のサービスを受けることができる。
また、電子クーポンは、クーポン券を切りとって持ち歩く必要がないため、紙媒体のクーポン券よりもユーザの利便性が高い。また、種々のメディア形態(例えば、文字、図形、静止画、写真および動画など)を通じて提供できるため、紙媒体のクーポン券と比べ、電子クーポンをユーザに提供する機会や店舗への利用機会が増大するメリットもある。
このような電子クーポン等の電子的なコンテンツをユーザに提供する技術に関し、携帯情報端末の現在位置の近くの店舗で利用可能なコンテンツを効率的かつ効果的にユーザに通知することによって、当該コンテンツの利用機会を増大させる様々な技術が提案されている(例えば、特許文献1〜4を参照)。
特開2002−236769号公報 特開2005−316717号公報 特開2009−129002号公報 特開2007−200013号公報
ところで、電子的なコンテンツとして、各店舗でのみ利用可能なコンテンツだけでなく、ショッピングモールやデパート等の専門店街からなる地域的な店舗グループ、フランチャイズ契約を結んだ店舗グループまたは特定のブランド品を扱う店舗グループなど、複数の店舗から構成される店舗グループで共通に利用可能なコンテンツが多く見られるようになってきている。この場合、例えば、特定の店舗でのみ利用可能なクーポンの他に、当該店舗が属する店舗グループで共通に利用可能なクーポンも併せて発行されることがある。そこで、各店舗でのみ利用可能なコンテンツと同様に、複数の店舗から構成される店舗グループで共通に利用可能なコンテンツが存在する場合においても、効率的に管理できる新たな技術が望まれていた。
この発明は、このような事情に鑑み、各店舗でのみ利用可能な限定コンテンツだけでなく、各店舗が属する店舗グループで共通に利用可能な共通コンテンツも一括して効率的に管理できる携帯情報端末および携帯情報端末のプログラムを提供することにある。
この発明は、ユーザからの指令を受け付ける入力部と、現在のユーザ位置を検出する位置検出部と、ネットワークを介して配信され、少なくとも1つの店舗において利用可能なコンテンツデータを受信するデータ受信部と、前記コンテンツデータおよびその利用先の店舗情報を保持するデータ保持部と、前記店舗情報をユーザに通知する店舗情報通知部と、前記入力部、前記位置検出部、前記データ受信部、前記データ保持部および前記店舗情報通知部を制御する制御部とを備え、前記店舗情報は、少なくとも前記店舗の店舗位置および識別情報を有し、前記データ保持部は、前記データ受信部が前記コンテンツデータを受信したとき、前記コンテンツデータを利用し得る前記店舗が1つしか存在しない場合、前記コンテンツデータを前記店舗でのみ利用可能な限定コンテンツデータとして保持し、前記コンテンツデータを共通に利用し得る複数の前記店舗から構成される店舗群が存在する場合、前記コンテンツデータを前記店舗群で共通に利用可能な共通コンテンツデータとして保持し、前記制御部は、前記入力部が前記コンテンツデータの通知指令を受け付けたとき、前記ユーザ位置から予め定められた範囲内の前記店舗位置を有する前記店舗であって、かつ、ユーザが利用し得る前記限定コンテンツデータまたは前記共通コンテンツデータが前記データ保持部に保持されている前記店舗の店舗情報を前記店舗情報通知部に通知させることを特徴とする携帯情報端末を提供するものである。
また、この発明は、ユーザからの指令を受け付ける入力部としての機能と、現在のユーザ位置を検出する位置検出部としての機能と、ネットワークを介して配信され、少なくとも1つの店舗において利用可能なコンテンツデータを受信するデータ受信部としての機能と、前記コンテンツデータおよびその利用先の店舗情報を保持するデータ保持部としての機能と、前記店舗情報をユーザに通知する店舗情報通知部としての機能と、前記入力部、前記位置検出部、前記データ受信部、前記データ保持部および前記店舗情報通知部を制御する制御部としての機能とをコンピュータに実現させ、前記店舗情報は、少なくとも前記店舗の店舗位置および識別情報を有し、前記データ保持部は、前記データ受信部によって前記コンテンツデータが受信されたとき、前記コンテンツデータを利用し得る前記店舗が1つしか存在しない場合、前記コンテンツデータを前記店舗でのみ利用可能な限定コンテンツデータとして保持し、前記コンテンツデータを共通に利用し得る複数の前記店舗から構成される店舗群が存在する場合、前記コンテンツデータを前記店舗群で共通に利用可能な共通コンテンツデータとして保持し、前記入力部によって前記コンテンツデータの通知指令が受け付けられたとき、前記ユーザ位置から予め定められた範囲内の前記店舗位置を有する前記店舗であって、かつ、ユーザが利用し得る前記限定コンテンツデータまたは前記共通コンテンツデータが前記データ保持部によって保持されている前記店舗の店舗情報を前記店舗情報通知部によって通知させることを特徴とする携帯情報端末のプログラムを提供するものである。
この発明によれば、各店舗で利用可能な限定コンテンツと同様に、各店舗が属する店舗群で利用可能な共通コンテンツを1つのデータとして一括管理することが可能となるため、携帯情報端末の限られたデータ容量を効率的に利用できる。
また、各店舗でのみ利用可能な限定コンテンツと併せて、当該店舗が属する店舗群で共通に利用可能な共通コンテンツが存在する場合であっても、限定コンテンツと同様に、共通コンテンツを柔軟に管理、通知可能な携帯情報端末および携帯情報端末のプログラムを実現できる。
さらに、携帯情報端末が取得したコンテンツのうち、ユーザの現在位置から予め定められた範囲内の店舗に限定して店舗情報を通知するため、店舗情報の効率的な通知が可能となる。また、コンテンツの取得後、ユーザが一度も利用していない店舗も通知の対象となるため、当該コンテンツを再取得することなく、既に取得済みのコンテンツを有効利用できる。
この発明の第1実施形態に係る携帯情報端末の概略構成のブロック図である。 図1に示す記憶部のデータ構成の一例を示すブロック図である。 この発明の第1実施形態に係る携帯情報端末における設定情報の登録および受信データの処理のフローチャートである。 この発明の第1実施形態に係る携帯情報端末の店舗リスト通知の処理のフローチャートである。 この発明の第1実施形態に係る携帯情報端末の店舗リストの決定処理のフローチャートである。 この発明の第1実施形態に係る携帯情報端末および店舗の位置関係を示す地図である。
この発明は、ユーザからの指令を受け付ける入力部と、現在のユーザ位置を検出する位置検出部と、ネットワークを介して配信され、少なくとも1つの店舗において利用可能なコンテンツデータを受信するデータ受信部と、前記コンテンツデータおよびその利用先の店舗情報を保持するデータ保持部と、前記店舗情報をユーザに通知する店舗情報通知部と、前記入力部、前記位置検出部、前記データ受信部、前記データ保持部および前記店舗情報通知部を制御する制御部とを備え、前記店舗情報は、少なくとも前記店舗の店舗位置および識別情報を有し、前記データ保持部は、前記データ受信部が前記コンテンツデータを受信したとき、前記コンテンツデータを利用し得る前記店舗が1つしか存在しない場合、前記コンテンツデータを前記店舗でのみ利用可能な限定コンテンツデータとして保持し、前記コンテンツデータを共通に利用し得る複数の前記店舗から構成される店舗群が存在する場合、前記コンテンツデータを前記店舗群で共通に利用可能な共通コンテンツデータとして保持し、前記制御部は、前記入力部が前記コンテンツデータの通知指令を受け付けたとき、前記ユーザ位置から予め定められた範囲内の前記店舗位置を有する前記店舗であって、かつ、ユーザが利用し得る前記限定コンテンツデータまたは前記共通コンテンツデータが前記データ保持部に保持されている前記店舗の店舗情報を前記店舗情報通知部に通知させることを特徴とする携帯情報端末を提供するものである。
また、この発明は、ユーザからの指令を受け付ける入力部としての機能と、現在のユーザ位置を検出する位置検出部としての機能と、ネットワークを介して配信され、少なくとも1つの店舗において利用可能なコンテンツデータを受信するデータ受信部としての機能と、前記コンテンツデータおよびその利用先の店舗情報を保持するデータ保持部としての機能と、前記店舗情報をユーザに通知する店舗情報通知部としての機能と、前記入力部、前記位置検出部、前記データ受信部、前記データ保持部および前記店舗情報通知部を制御する制御部としての機能とをコンピュータに実現させ、前記店舗情報は、少なくとも前記店舗の店舗位置および識別情報を有し、前記データ保持部は、前記データ受信部によって前記コンテンツデータが受信されたとき、前記コンテンツデータを利用し得る前記店舗が1つしか存在しない場合、前記コンテンツデータを前記店舗でのみ利用可能な限定コンテンツデータとして保持し、前記コンテンツデータを共通に利用し得る複数の前記店舗から構成される店舗群が存在する場合、前記コンテンツデータを前記店舗群で共通に利用可能な共通コンテンツデータとして保持し、前記入力部によって前記コンテンツデータの通知指令が受け付けられたとき、前記ユーザ位置から予め定められた範囲内の前記店舗位置を有する前記店舗であって、かつ、ユーザが利用し得る前記限定コンテンツデータまたは前記共通コンテンツデータが前記データ保持部によって保持されている前記店舗の店舗情報を前記店舗情報通知部によって通知させることを特徴とする携帯情報端末のプログラムを提供するものである。
この発明による携帯情報端末において、「店舗群」とは、複数の店舗から構成される店舗グループである。例えば、ショッピングモールやデパート等の専門店街からなる地域的な店舗グループだけでなく、フランチャイズ契約を結んだ店舗グループや特定のブランド品を扱う店舗グループであってもよい。
「限定コンテンツデータ」とは、各店舗でのみ利用可能なコンテンツの電子データである。当該店舗において商品の購入時またはサービスの利用時に、携帯情報端末の表示部に表示させることにより、商品またはサービスの割引などに利用できる限定クーポン等の電子データなどが挙げられる。
「共通コンテンツデータ」とは、複数の店舗から構成される店舗群で共通に利用可能なコンテンツの電子データである。例えば、全国のデパートで共通に利用可能なデパート共通クーポンや、特定のブランドを扱う店舗でのみ利用可能なブランド共通クーポンおよび特定の加盟店で共通に利用可能な共通クーポンなどが挙げられる。
この発明による携帯情報端末において、前記データ保持部は、前記入力部から設定可能な設定情報を保持する設定情報保持部をさらに有し、前記設定情報は、前記限定コンテンツデータおよび前記共通コンテンツデータのそれぞれについての前記店舗情報の通知の有無、有効期限および前記範囲を有し、前記制御部は、前記設定情報に基づいて前記店舗情報を通知すべきか否かを決定するものであってもよい。
このようにすれば、各コンテンツデータについて、当該コンテンツデータが利用可能な店舗情報の通知の有無、有効期限および通知範囲を予め設定することにより、ユーザが必要とする店舗情報のみ通知することが可能となり、ユーザに最適な店舗案内を実現する。
この発明による携帯情報端末において、前記コンテンツデータは、前記店舗において利用可能なクーポンコンテンツデータを含むものであってもよい。
このようにすれば、単一店舗で利用可能な店舗だけでなく、複数の店舗からなる店舗群で共通に利用可能なクーポンの管理が実現できる。
〔第1実施形態〕
<携帯情報端末の構成>
以下、図1〜図6に基づき、この発明の第1実施形態に係る携帯情報端末1の構成を説明する。
図1は、この発明の第1実施形態に係る携帯情報端末の概略構成のブロック図である。
図2は、図1に示す記憶部のデータ構成の一例を示すブロック図である。図3は、この発明の第1実施形態に係る携帯情報端末における設定情報の登録および受信データの処理のフローチャートである。図4は、この発明の第1実施形態に係る携帯情報端末の店舗リスト通知の処理のフローチャートである。図5は、この発明の第1実施形態に係る携帯情報端末の店舗リストの決定処理のフローチャートである。図6は、この発明の第1実施形態に係る携帯情報端末および店舗の位置関係を示す地図である。
図1に示すように、この発明の携帯情報端末1は、制御部10、通信部11、入力部12、位置検出部13、通知部14および記憶部15を備える。
第1実施形態において、この発明のデータ受信部は、制御部10および通信部11の協働によって実現する。この発明のデータ保持部は、制御部10および記憶部15の協働によって実現する。この発明の店舗情報通知部は、制御部10、位置検出部13、通知部14および記憶部15の協働によって実現する。
以下、図1に示す各構成要素を説明する。
携帯情報端末1は、各種の情報を受信可能な通信機能を有する携帯端末であり、例えば、携帯電話、PHS、PDA、タブレット端末、ノートパソコン、携帯型ナビゲーション装置などの携帯型端末を利用することができる。
ネットワーク2としては、LAN、インターネットなどの広域ネットワーク(WAN)、専用の通信回線などいずれのネットワークを利用してもよい。
外部装置3としては、例えば、図示しないパソコン(PC)、携帯端末(TE)、サーバ(SV)などがある。
制御部10は、携帯情報端末1の各構成要素の動作を制御する部分であり、主として、CPU、ROM、RAM、I/Oコントローラ、タイマー等からなるマイクロコンピュータによって実現される。
CPUは、ROM等に予め格納された制御プログラムに基づいて、各ハードウェアを有機的に動作させて、後述するようなこの発明の動作処理を実行する。
通信部11は、ネットワーク2を介して、外部装置3と通信する部分である。すなわち、携帯情報端末1以外の外部装置3に対して、種々の情報を送信する部分であり、また、その外部装置3から動作要求等のデータを受信する部分である。
入力部12は、ユーザが携帯情報端末1への指令を入力する部分であり、携帯情報端末1の表面に、操作パネル、あるいは操作ボタンとして設けられる。
あるいは、タッチパネル機能により、表示部141を介して入力するものであってもよい。
位置検出部13は、無線通信によって送信される位置特定のための電波を受信する機能を有し、受信した電波から携帯情報端末1の現在位置を算出する。
例えば、いわゆるGPS(Global Positioning System)による位置測定機能を備えるものであってもよい。
また、都市内の多数の特定地点に設置された位置情報送信装置から送信される無線信号を受信して携帯情報端末1の現在位置を特定するような位置取得機能を備えてもよい。
特に、GPSで利用する衛星からの電波を受信できないような場所(例えば、ビル内、地下街など)にユーザがいるときに、現在位置を特定するためにこのような位置取得機能を有することが好ましい。
通知部14は、携帯情報端末1のユーザに対して各種情報を通知する。通知部14は、表示部141および音声出力部142を備える。
また、ユーザへの表示や音声出力に限らず、バイブの振動等による触感を通じてユーザへの通知を行うものであってもよい。
表示部141は、携帯情報端末1のユーザに対して店舗情報(店舗名および店舗位置等)の表示を行う。
音声出力部142は、携帯情報端末1のユーザに対して音を出力する部分であり、スピーカが利用される。
記憶部15は、携帯情報端末1の各種機能を実現するために必要な情報や、プログラムを記憶する部分であり、RAMやROM等の半導体素子、ハードディスク、フラッシュメモリ等の記憶媒体が用いられる。
記憶部15は、コンテンツ記憶部151、店舗情報記憶部152を備える。
コンテンツ記憶部151は、限定コンテンツデータおよび共通コンテンツデータを保持する。
限定コンテンツデータは、各店舗でのみ利用可能なコンテンツデータである。
共通コンテンツデータは、複数の店舗が属するグループで共通に利用可能なコンテンツデータである。例えば、全国のデパートで共通に利用可能なデパート共通クーポンや特定のブランドを扱う店舗でのみ利用可能なブランド共通クーポンなどが挙げられる。
コンテンツの種類の具体例として、クーポンを例に挙げると、特定の店舗限定で利用可能なクーポン、単一企業あるいは特定ブランドの店舗で利用可能な共通クーポン(単一企業によって発行されるもの)、グループ企業で利用可能な共通クーポン(複数企業によって発行されるもの)、参加加盟店において共通に利用可能なクーポン(デパート共通クーポン、参加加盟店共通クーポンなど)、特定地域内で共通利用可能なクーポンなどが挙げられる。
店舗情報記憶部152は、店舗名、店舗位置およびリンク情報などの店舗情報を保持する。
店舗名および店舗位置はそれぞれ、各店舗の名称および位置を示す情報である。位置情報としては、例えば、店舗の住所、地図上の座標(緯度および経度)等が挙げられる。
リンク情報は、コンテンツ記憶部への参照先を表すデータ(アドレス等の数値)である。
<記憶部の構成>
第1実施形態において、記憶部15は、図2のように構成される。
記憶部15は、コンテンツ記憶部151および店舗情報記憶部152から構成される。
図2において、コンテンツ記憶部151は、データフォルダ1511〜1519を有し、各データフォルダ1511〜1519は、コンテンツ(クーポン)データをその種類に応じて分類保持する。
第1実施形態において、店舗情報記憶部152は、予め定められた分類(図2の例においては、デパート、ショッピングモールおよび飲食店)に対応するデータフォルダ1521,1522および1523を有する。各データフォルダ1521,1522および1523は、さらに下位にデータフォルダを有するものであってもよい。例えば、図2において、デパートのデータフォルダ1521は、予め定められた分類に従い、各デパート(Fデパート1521a、Tデパート1521bおよびMデパート1521c)のデータフォルダを有する。Fデパートのデータフォルダ1521aはさらに、八丁堀本店、広島駅前店および西条店の各店舗のデータファイルを有する。
データフォルダは、新規クーポンを入手した際や新規店舗を利用した際に追加されるが、ユーザが任意に追加してもよい。また、データファイルは随時更新され、店舗の最新情報(店舗名、住所等)が常に保持される。
最下層のデータフォルダは、各店舗のデータファイルを有し、各店舗のデータファイルは、各店舗の位置情報(P)および対応するコンテンツデータへのリンク情報(L)を保持する。
表1は、各店舗のデータファイルの設定の一例である。
表1に示すように、店舗データは、店舗IDごとに分類され、店舗情報は、店舗名(Fデパート西条店)および位置(広島市西条…)を含む。また、店舗データには、店舗が属するグループの情報も記載され、当該店舗および当該店舗が属する店舗グループに関するコンテンツデータへの識別コードが含まれる。表1の例では、店舗IDは「003」、店舗情報は、「店舗名:Fデパート西条店」、「位置:広島市西条…」であり、当該店舗は、3つのグループ、デパート(グループ1)、Fデパート(グループ2)、Cブランド(グループ3)に属している。また、3行目には、各店舗およびグループの識別コードがCFDN(Fデパート西条店)、CD(デパート)、CFD(Fデパート)、CCB(Cブランド)とあり、当該識別コードによって、対応するコンテンツデータを参照できる。
「店舗ID」は、記憶部15に登録された各店舗の識別(または登録)番号である。「店舗名」は、各店舗の名称であり、「住所」は店舗の住所、「グループ」は、店舗が所属するグループである。表1に示すように、所属グループは1つに限られず、複数の所属グループ(グループ1、グループ2およびグループ3等)を記載してもよい。
「リンク情報」は、例えば、位置検出部13により各店舗の住所を特定するために必要な座標(北緯、東経)の情報や、コンテンツ記憶部151に保持されたコンテンツデータの参照に必要な識別コード(CFDN,CD,CFDおよびCCB)の情報である。データフォルダの各階層(末端フォルダを含む)は、コンテンツデータへのリンク情報を有するものであってもよい。
なお、表1の識別コードは参考例であり、ユーザが任意に設定してもよい。また、座標情報はGPSにより特定可能な情報であってもよいし、ジオコーディングサービス等を利用して住所または地図から検索によって特定するものであってもよい。
店舗情報記憶部152の最上層から中間階層の各データフォルダは、各店舗が所属する多様な形態の「店舗グループ」にも対応する。「店舗グループ」としては、例えば、デパート−Fデパート、飲食店−Mチェーン、商店街−ショッピングモール等の上位概念−下位概念からなるグループ構成や、共通のコンテンツ(クーポン)データを提供するグループなどが挙げられる。コンテンツデータの種類としては、各店舗の限定コンテンツデータ、各店舗の所属グループの共通コンテンツデータの他、各店舗のテナントとなっているブランド共通コンテンツデータなど、多様なグループ形態に対応したコンテンツデータの管理が可能となる。
表2は、コンテンツデータの付加情報の設定の一例である。
表2において、コンテンツデータの付加情報は、「識別コード」、「コンテンツ名」、「通知設定」、「第2通知距離」および「有効期限」を有するが、他の設定を有するものであってもよい。
このように、記憶部15は、受信したコンテンツ(クーポン)データを保持するコンテンツ記憶部151と、階層化された店舗情報記憶部152という構成に大きく分けられ、コンテンツ記憶部151にコンテンツ(クーポン)データを保持し、その一方で店舗情報記憶部152に店舗の位置情報を保持させる。そして、店舗情報記憶部152の最下層に各店舗のデータファイルを保持させ、各データファイルは、各店舗の名称、位置情報およびリンク情報を保持し、リンク情報は、対応するコンテンツデータと店舗ファイルとを互いに関連付ける。
このようにして、コンテンツデータを特定の店舗だけでなく、複数の店舗からなるグループごとに一括管理することが可能となり、効率的なコンテンツの管理が実現する。
また、コンテンツデータの内容を改変することなく、店舗情報(リンク情報)のみを随時更新することにより、グループに所属する各店舗の構成を変更できるため、コンテンツデータの管理が容易になる。
<設定情報の登録および受信データの処理の具体例>
次に、設定情報の登録および受信データ処理の具体例について説明する。
最初に、ステップS1において、制御部10は、設定情報の登録または変更の指令があったか否かを判定する(ステップS1)。設定情報の登録または変更の指令があった場合(ステップS1の判定がYesの場合)、制御部10は、ステップS2へ進む。一方、設定情報の登録または変更の指令がない場合(ステップS1の判定がNoの場合)、制御部10は、ステップS3へ進む。
ステップS2において、設定情報の登録または変更の処理を行う(ステップS2)。
設定情報としては、各コンテンツデータの識別コード、コンテンツ名、通知設定、第1通知距離、第2通知距離および有効期限などの付加情報等が挙げられる。これらの設定情報は、コンテンツデータの保存時に設定してもよく、ユーザ自ら設定する他、コンテンツデータの提供元などが設定してもよい。
「第1通知距離」は、コンテンツの種類によらず一律に設定される値であり、例えば、第1通知距離が250mに設定された場合、携帯情報端末1から250m圏内の店舗がチェック対象となる。このように、携帯情報端末1から一定距離内の店舗にチェック対象を絞り込むことで処理を効率化できる。
「第2通知距離」は、コンテンツごとに個別に設定される。第2通知距離を設定した場合、携帯情報端末1から第1および第2通知距離の両方の距離内にある店舗がチェック対象となる。第1通知距離を設定せず、第2通知距離のみを設定してもよい。
例えば、第1通知距離が250mに設定され、第2通知距離がコンテンツAについて200m、コンテンツBについて50mに設定され、コンテンツCについては第2通知距離が未設定の場合、コンテンツAについては、携帯情報端末1から200m圏内の店舗が、コンテンツBについては、携帯情報端末1から50m圏内の店舗が、コンテンツCについては、携帯情報端末1から250m圏内の店舗がそれぞれチェック対象となる。
表3は、第1および第2通知距離の設定と店舗をチェックすべき携帯情報端末1からの距離の最大値(以下、チェック距離とする)との関係を示す。
設定情報の登録または変更の後、制御部10は、ステップS3へ進む。
次に、ステップS3において、制御部10は、通信部11がネットワーク2を通じて外部装置3から店舗データを受信したか否かを判定する(ステップS3)。
ステップS3において、通信部11が店舗データを受信した場合(ステップS3の判定がYesの場合)、制御部10は、ステップS4へ進み、受信した店舗データに基づき、店舗情報記憶部152に店舗データを作成し、店舗名および店舗の位置情報を記録する(ステップS4)。
続くステップS5において、制御部10は、コンテンツ記憶部151に当該店舗およびその所属グループに対応するコンテンツデータフォルダを作成する(ステップS5)。一方、ステップS3において、通信部11が店舗データを受信しない場合(ステップS3の判定がNoの場合)、制御部10は、ステップS6へ進む。
次に、ステップS6において、制御部10は、通信部11がネットワーク2を通じて外部装置3からコンテンツデータを受信したか否かを判定する(ステップS6)。
ステップS6において、通信部11がコンテンツデータを受信した場合(ステップS6の判定がYesの場合)、制御部10は、ステップS7へ進み、該当するコンテンツデータフォルダにコンテンツデータを格納する(ステップS7)。その後、制御部10は、ステップS1に戻り、同様の処理を繰り返す。
一方、ステップS6において、通信部11がコンテンツデータを受信しない場合(ステップS6の判定がNoの場合)、制御部10は、ステップS1に戻り、ステップS1,S3およびS6の判定を繰り返す(ステップS1,S3およびS6)。
<携帯情報端末のクーポン通知処理の具体例>
次に、図4に基づき、携帯情報端末1の店舗リスト通知の処理の具体例について説明する。
最初に、ステップS11において、制御部10は、ユーザより店舗リストを通知すべき指令を受けたか否かを判定する(ステップS11)。
店舗リストを通知すべき指令を受けた場合(ステップS11の判定がYesの場合)、制御部10は、ステップS12へ進み、位置検出部13に携帯情報端末1の現在位置を随時検出させる(ステップS12)。
一方、店舗リストを通知すべき指令を受けない場合、制御部10は、ステップS11の判定を繰り返す。
次に、ステップS13において、制御部10は、携帯情報端末1の現在位置に基づき、通知すべき店舗の決定処理を行う(ステップS13)。当該決定処理の詳細については、図5の説明において後述する。
続くステップS14において、制御部10は、ステップS13において決定した店舗のリストを通知部14に通知させる(ステップS14)。
次に、ステップS15において、制御部10は、店舗リスト通知の終了指令があるか判定を行う(ステップS15)。店舗リスト通知の終了指令がある場合(ステップS15の判定がYesの場合)、制御部10は、ステップS16へ進み、通知した店舗のリストを消去して、店舗リストの通知処理を終了する(ステップS16)。
一方、ステップS15において、店舗リスト通知の終了指令を受けない場合(ステップS15の判定がNoの場合)、制御部10は、ステップS12〜S14の処理を反復する。
<店舗リストの決定の具体例>
次に、図5に基づき、店舗リストの決定処理の具体例について説明する。
最初に、ステップS21において、制御部10は、店舗情報記憶部152に保持された店舗数をカウントするカウンタi(iは自然数)を1にセットする(ステップS21)。
続くステップS22において、制御部10は、位置検出部13により検出された携帯情報端末1の現在位置P0と、店舗情報記憶部152に保持されたi番目の店舗の位置Piとの間の距離diを算出する(ステップS22)。
距離diの算出例としては、例えば、携帯情報端末1の現在位置P0の座標を(X0,Y0)、i番目の店舗の位置Piの座標を(Xi,Yi)としたとき、距離diは、以下の計算式により求められる。
なお、店舗の位置Piを地名や住所等で表し、緯度および経度の座標値に変換するジオコーディングサービスなどを利用して座標(Xi,Yi)に変換した後、距離diを算出してもよい。このようにすれば、地名を入力して地図上の位置を特定することが可能となるため、ユーザの利便性が向上する。
次に、ステップS23において、制御部10は、距離diを算出した後、距離diが予め設定された第1通知距離以下か否かを判定する(ステップS23)。
距離diが第1通知距離以下の場合(ステップS23の判定がYesの場合)、制御部10は、ステップS24へ進む。一方、距離diが第1通知距離以下でない場合(ステップS303の判定がNoの場合)、制御部10は、ステップS31へ進む。
ステップS24において、制御部10は、店舗情報記憶部152に保持されたi番目の店舗のコンテンツ数をカウントするカウンタj(jは自然数)を1にセットする(ステップS24)。
続いて、ステップS25において、制御部10は、コンテンツCijの通知設定が“ON”になっているか否かを判定する(ステップS25)。
コンテンツCijの通知設定が“ON”になっている場合(ステップS25の判定がYesの場合)、制御部10は、ステップS26へ進む。コンテンツCijの通知設定が“ON”になっていない場合(ステップS25の判定がNoの場合)、制御部10は、ステップS29へ進む。
次に、ステップS26において、制御部10は、距離diが予め定められた第2通知距離以下か否かを判定する(ステップS26)。
距離diが第2通知距離以下の場合(ステップS26の判定がYesの場合)、制御部10は、ステップS27へ進む。一方、距離diが第2通知距離以下でない場合(ステップS26の判定がNoの場合)、制御部10は、ステップS29へ進む。
次に、ステップS27において、制御部10は、コンテンツCijが有効期限内か否かを判定する(ステップS27)。
コンテンツCijの有効期限内の場合(ステップS27の判定がYesの場合)、制御部10は、ステップS28へ進み、コンテンツCijをユーザに通知すべきコンテンツのリストに追加する。一方、距離diが第2通知距離以下でない場合(ステップS27の判定がNoの場合)、制御部10は、ステップS29へ進む。
ステップS29において、制御部10は、カウンタjがi番目の店舗のコンテンツ数の最大値ijmaxであるか否かを判定する(ステップS29)。カウンタjがi番目の店舗のコンテンツ数の最大値ijmaxの場合(ステップS29の判定がYesの場合)、制御部10は、ステップS31へ進む。カウンタjがi番目の店舗のコンテンツ数の最大値ijmaxでない場合(ステップS29の判定がNoの場合)、制御部10は、ステップS30へ進み、カウンタjをj+1に設定する(ステップS30)。その後、制御部10は、コンテンツCij+1について、ステップS25〜S28のステップを反復する。
ステップS31において、制御部10は、カウンタiが登録された店舗の最大数imaxか否かを判定する(ステップS31)。カウンタiが登録された店舗の最大数imaxの場合(ステップS31の判定がYesの場合)、制御部10は、処理を終了させる。カウンタiが登録された店舗の最大数imaxでない場合(ステップS31の判定がNoの場合)、制御部10は、ステップS32へ進み、カウンタiをi+1に設定する(ステップS32)。その後、制御部10は、i+1番目の店舗について、ステップS22以降のステップを反復する。
<店舗通知の具体例>
次に、図6に基づき、ユーザに店舗リストを通知する処理の具体例を説明する。
例として、第1通知距離を250mと設定した場合において、2012年7月1日に、図6に示すように、携帯情報端末1を有するユーザがFデパート西条店の遠方から190mの地点まで近づく場合を想定する。
ユーザが携帯情報端末1の通知アプリを起動させると、携帯情報端末1のGPS機能で取得している現在位置P0と、携帯情報端末1に登録された店舗情報記憶部152に保持された各店舗の位置情報Piとの距離diを一定時間おきにチェックし、距離diが第1通知距離内の店舗および当該店舗が属するグループ(各種店舗グループ)で有効な各種クーポン(通知を有効に設定しているクーポンのみ)に関して、ユーザへの通知を行うようにする。
最初に、ユーザがFデパート西条店から250mの地点に近づいた場合を考える。このとき、Fデパート西条店の位置が携帯情報端末1から第1通知距離(250m)内にあるため、携帯情報端末1は、携帯情報端末1の現在位置(P0)と各店舗IDの店舗情報の位置情報(Pi)を参照する。その結果、携帯情報端末1から250m圏内にある店舗(Fデパート西条店)の店舗IDが通知対象候補として検出される。
ここで、実際に検出された店舗(Fデパート西条店)だけでなく、当該店舗が属するグループ(Fデパート、デパート、Cブランド)の識別コード(CFD,CDおよびCCB)も同時に参照され、これらの識別コードを通じて、コンテンツ記憶部151に保持された各コンテンツデータも参照される。
表4は、各識別コードに対応するコンテンツデータの設定情報である。表4に示すように、識別コード(CFDN,CFD,CDおよびCCB)ごとに対応するコンテンツ名(それぞれFデパート西条店、Fデパート、デパートおよびCブランド)、通知設定(ONまたはOFF)、第2通知距離(それぞれ100m,50m,200mおよび200m)、有効期限(それぞれ2012/8/31,2012/7/31,2012/10/31および2012/3/31)等が設定される。
次に、対象となる識別コードについて通知設定のチェックが行われ、通知対象(ON)になっていないコンテンツ(Fデパート)が通知対象から除外される。
続いて、残った3つのコンテンツ(Fデパート西条店、デパートおよびCブランド)のうち、第2通知距離のチェックが行われる。その結果、いずれも第2通知距離が距離250mより小さい(100m,200mおよび200m)ため、3つのコンテンツ(Fデパート西条店、デパートおよびCブランド)はいずれも通知対象から除外される。この場合、店舗のリストは作成されず、ユーザに店舗リストが通知されることはない。
次に、ユーザがFデパート西条店の位置から190mの地点まで近づいた場合を考える。この場合、Fデパート(50m)は通知対象から除外されるが、デパート(200m)およびCブランド(200m)は、通知対象の候補として残る。
続いて、残った2つのコンテンツ(デパートおよびCブランド)について、コンテンツの有効期限のチェックが行われる。2012年7月1日の時点でCブランドの有効期限(2012/3/31)が経過しており、Cブランドについては通知対象から除外される。一方、デパートの有効期限は(2012/7/31)であり、2012年7月1日の時点で経過していないため、デパートが通知すべき店舗となり、当該店舗グループの情報が携帯情報端末1に通知される。
なお、有効期限が過ぎたコンテンツデータに関しては、ユーザ操作や定期処理により、コンテンツ記憶部から削除または移動され、そのクーポンに対する店舗フォルダ内のリンクも削除してもよい。
続いて、ユーザがFデパート西条店まで100m圏内に入った場合、通知距離チェックで対象外であったFデパート西条店が通知対象となるため、デパートおよびFデパート西条店の両方の情報が、携帯情報端末1に通知される。
表5は、ユーザがFデパート西条店まで100m圏内に入った場合のユーザへの通知内容の例である。左端の列は、コンテンツ(クーポン)の提供元を、真ん中の列は、現在利用可能なクーポンを、右端の列は、具体的なクーポンの内容を表す。
表5において、Fデパート西条店およびデパートのそれぞれについて現在利用可能なクーポンおよびクーポン内容の情報が提示されている。なお、(地図)を選択すると、提供元の位置を示す地図が表示されるようにしてもよい。
このようにして、複数の店舗から構成される多様な店舗群で利用可能な共通コンテンツが存在する場合であっても、各店舗の限定コンテンツと同様の仕組みでコンテンツを柔軟に管理、通知可能な携帯情報端末が実現する。
なお、上に挙げた処理はあくまで一例であり、この発明の携帯情報端末1の処理を限定するものではない。
1:携帯情報端末
2:ネットワーク
3:外部装置
10:制御部
11:通信部
12:入力部
13:位置検出部
14:通知部
15:記憶部
141:表示部
142:音声出力部
151:コンテンツ記憶部
152:店舗情報記憶部
1511〜1519:コンテンツデータ
1521,1521a,1521b,1521c,1522,1522a,1523,1523a,1523b,1523c:店舗グループ
A,B,C:コンテンツ
CCB,CD,CFD,CFDN:識別コード
Cij:i番目の店舗のj番目のコンテンツ
di:携帯情報端末の現在位置とi番目の店舗との間の距離
i,j:カウンタ
ijmax:i番目の店舗のコンテンツ数の最大値
P0:携帯情報端末の現在位置
Pi:i番目の店舗の位置
X0,Y0:携帯情報端末の現在位置の座標
Xi,Yi:i番目の店舗の位置Piの座標

Claims (4)

  1. ユーザからの指令を受け付ける入力部と、現在のユーザ位置を検出する位置検出部と、ネットワークを介して配信され、少なくとも1つの店舗において利用可能なコンテンツデータを受信するデータ受信部と、前記コンテンツデータおよびその利用先の店舗情報を保持するデータ保持部と、前記店舗情報をユーザに通知する店舗情報通知部と、前記入力部、前記位置検出部、前記データ受信部、前記データ保持部および前記店舗情報通知部を制御する制御部とを備え、
    前記店舗情報は、少なくとも前記店舗の店舗位置および識別情報を有し、
    前記データ保持部は、前記データ受信部が前記コンテンツデータを受信したとき、前記コンテンツデータを利用し得る前記店舗が1つしか存在しない場合、前記コンテンツデータを前記店舗でのみ利用可能な限定コンテンツデータとして保持し、前記コンテンツデータを共通に利用し得る複数の前記店舗から構成される店舗群が存在する場合、前記コンテンツデータを前記店舗群で共通に利用可能な共通コンテンツデータとして保持し、
    前記制御部は、前記入力部が前記コンテンツデータの通知指令を受け付けたとき、前記ユーザ位置から予め定められた範囲内の前記店舗位置を有する前記店舗であって、かつ、ユーザが利用し得る前記限定コンテンツデータまたは前記共通コンテンツデータが前記データ保持部に保持されている前記店舗の店舗情報を前記店舗情報通知部に通知させることを特徴とする携帯情報端末。
  2. 前記データ保持部は、前記入力部から設定可能な設定情報を保持する設定情報保持部をさらに有し、
    前記設定情報は、前記限定コンテンツデータおよび前記共通コンテンツデータのそれぞれについての前記店舗情報の通知の有無、有効期限および前記範囲を有し、
    前記制御部は、前記設定情報に基づいて前記店舗情報を通知すべきか否かを決定する請求項1に記載の携帯情報端末。
  3. 前記コンテンツデータは、前記店舗において利用可能なクーポンコンテンツデータを含む請求項1または2に記載の携帯情報端末。
  4. ユーザからの指令を受け付ける入力部としての機能と、現在のユーザ位置を検出する位置検出部としての機能と、ネットワークを介して配信され、少なくとも1つの店舗において利用可能なコンテンツデータを受信するデータ受信部としての機能と、前記コンテンツデータおよびその利用先の店舗情報を保持するデータ保持部としての機能と、前記店舗情報をユーザに通知する店舗情報通知部としての機能と、前記入力部、前記位置検出部、前記データ受信部、前記データ保持部および前記店舗情報通知部を制御する制御部としての機能とをコンピュータに実現させ、
    前記店舗情報は、少なくとも前記店舗の店舗位置および識別情報を有し、
    前記データ保持部は、前記データ受信部によって前記コンテンツデータが受信されたとき、前記コンテンツデータを利用し得る前記店舗が1つしか存在しない場合、前記コンテンツデータを前記店舗でのみ利用可能な限定コンテンツデータとして保持し、前記コンテンツデータを共通に利用し得る複数の前記店舗から構成される店舗群が存在する場合、前記コンテンツデータを前記店舗群で共通に利用可能な共通コンテンツデータとして保持し、
    前記入力部によって前記コンテンツデータの通知指令が受け付けられたとき、前記ユーザ位置から予め定められた範囲内の前記店舗位置を有する前記店舗であって、かつ、ユーザが利用し得る前記限定コンテンツデータまたは前記共通コンテンツデータが前記データ保持部によって保持されている前記店舗の店舗情報を前記店舗情報通知部によって通知させることを特徴とする携帯情報端末のプログラム。
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