JP2014035195A - 使用済み燃料プール冷却システムおよび使用済み燃料プール冷却方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】非常時においても使用済み燃料の冷却を継続でき、サイズを大型化させることなく冷却システムの駆動に必要な電力を小さく抑えた使用済み燃料プール冷却システムを提供する。
【解決手段】第1の使用済み燃料プール冷却システム10Aは、使用済み燃料2を貯蔵する使用済み燃料プール3からの熱を伝える流体を循環させる冷媒循環ライン13の一部区間を構成する冷媒流路19が空気流路18の内部に配設される空冷熱交換器12と、空気流路18の出口から内部空間に流入する熱交換後の空気を上部に設けられた空気排出口17から大気中へ放出する煙突14Aと、を具備する。
【選択図】 図1
【解決手段】第1の使用済み燃料プール冷却システム10Aは、使用済み燃料2を貯蔵する使用済み燃料プール3からの熱を伝える流体を循環させる冷媒循環ライン13の一部区間を構成する冷媒流路19が空気流路18の内部に配設される空冷熱交換器12と、空気流路18の出口から内部空間に流入する熱交換後の空気を上部に設けられた空気排出口17から大気中へ放出する煙突14Aと、を具備する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、使用済み燃料プール冷却システムおよび使用済み燃料プール冷却方法に関する。
原子力発電プラントにおいて使用された燃料(以下、「使用済み燃料」と称する。)は、原子炉建屋の内部に設けられた使用済み燃料プールに蓄えられる水中に沈められて保管されている。使用済み燃料プールには、プール水を冷却する使用済み燃料プール冷却システムが設置されており、使用済み燃料プール内に保管される使用済み燃料の崩壊熱を除去するとともにプール水の水温が規定温度以下に維持される。
このような使用済み燃料プール冷却システムの例として、例えば、二つの熱交換器を介してプール水の熱を最終的には海水へ放熱する使用済み燃料プール冷却システムが特開2008−232880号公報(特許文献1)に記載されている。
また、熱交換器の故障や水を循環させる機器を駆動させる電源の喪失等に起因して海水に使用済み燃料の崩壊熱を放出する冷却システムが停止する非常時においても、使用済み燃料の崩壊熱の除去を継続可能なように、通常時に稼働する冷却システムとは別の冷却システムとして空冷熱交換器を備え、当該空冷熱交換器を介して使用済み燃料の崩壊熱を大気へ放出する使用済み燃料プール冷却システムが特開2008−203023号公報(特許文献2)に記載されている。
しかしながら、上述した特許文献2に記載される従来の使用済み燃料プール冷却システムで採用される非常時の冷却系である空冷式熱交換器は、水冷式熱交換器よりも熱交換の効率が悪く、水冷式熱交換器と同じ冷却効果を得るためには、水冷式熱交換器の伝熱面積に対して10倍以上の伝熱面積が必要となるため、空冷式熱交換器が大型化して装置全体も大型化する傾向にある。
その一方で、熱交換器内の伝熱管を小径化し、稠密に配置することによって、熱交換器のサイズを抑制しつつ伝熱面積の拡大を図ることも可能ではあるが、小径の伝熱管を稠密に配置すると、伝熱管内部の流体、外部の流体の両方の圧力損失が増大し、冷却システムの駆動に必要な電力が大きくなってしまうという課題がある。
本発明は上記課題を考慮してなされたものであり、冷却システムへ供給される電源が喪失した等の非常時においても使用済み燃料の冷却を継続でき、サイズを大型化させることなく冷却システムの駆動に必要な電力を小さく抑えた使用済み燃料プール冷却システムおよび使用済み燃料プール冷却方法を提供するものである。
本発明の実施形態に係る使用済み燃料プール冷却システムは、上述した課題を解決するため、使用済み燃料を貯蔵するプールからの熱を伝える流体を循環させる配管の一部区間が空気流路の内部に配設される空冷熱交換器と、前記空気流路の出口から内部空間に流入する熱交換後の空気を上部に設けられた空気排出口から大気中へ放出する煙突と、を具備することを特徴とする。
本発明の実施形態に係る使用済み燃料プール冷却方法は、使用済み燃料を貯蔵するプールからの熱を伝える流体を循環させる配管の一部区間が空気流路の内部に配設される空冷熱交換器と、前記空気流路の出口から内部空間に流入する熱交換後の空気を上部に設けられた空気排出口から大気中へ放出する煙突と、を具備する使用済み燃料プール冷却システムを用いて行う使用済み燃料プール冷却方法であって、前記配管を流れる流体を介して前記プールからの熱を前記空冷熱交換器の前記空気流路を流れる空気に伝え、前記プールからの熱が伝えられた空気を前記煙突から大気中へ放出することを特徴とする。
本発明によれば、冷却システムへ供給される電源が喪失した等の非常時においても使用済み燃料の冷却を継続でき、サイズを大型化させることなく冷却システムの駆動に必要な電力を小さく抑えることができる。
以下、本発明の実施形態に係る使用済み燃料プール冷却システムおよび使用済み燃料プール冷却方法について、図面を参照して説明する。
なお、図面において、例えば図1,3等に示される実線矢印は空気の流れを示し、図4に示される破線矢印は空冷熱交換器の内部の空気(気体)を冷却する冷媒の流れを示している。
なお、図面において、例えば図1,3等に示される実線矢印は空気の流れを示し、図4に示される破線矢印は空冷熱交換器の内部の空気(気体)を冷却する冷媒の流れを示している。
[第1の実施形態]
図1は第1の実施形態に係る使用済み燃料プール冷却システムの一例である第1の使用済み燃料プール冷却システム10Aの構成を示す概略図であり、図2は第1の使用済み燃料プール冷却システム10Aにおける空冷熱交換器12が配設される煙突14Aの斜視図である。また、図3および図4は、それぞれ、第1の使用済み燃料プール冷却システム10Aにおける空冷熱交換器12の空気流路18および冷媒流路19と煙突14Aの概略図である。
図1は第1の実施形態に係る使用済み燃料プール冷却システムの一例である第1の使用済み燃料プール冷却システム10Aの構成を示す概略図であり、図2は第1の使用済み燃料プール冷却システム10Aにおける空冷熱交換器12が配設される煙突14Aの斜視図である。また、図3および図4は、それぞれ、第1の使用済み燃料プール冷却システム10Aにおける空冷熱交換器12の空気流路18および冷媒流路19と煙突14Aの概略図である。
第1の使用済み燃料プール冷却システム10Aは、原子炉建屋1の内部に設けられる使用済み燃料2を保管する使用済み燃料プール3に蓄えられるプール水を冷却するシステムである。
第1の使用済み燃料プール冷却システム10Aは、例えば、プール内熱交換器11と、空冷熱交換器12と、を具備する。プール内熱交換器11と空冷熱交換器12とは、冷媒が循環供給される配管である冷媒循環ライン13を介して接続される。
プール内熱交換器11は、使用済み燃料プール3内に配設される。使用済み燃料プール3からの熱は冷媒循環ライン13を循環する冷媒に伝わり、冷媒循環ライン13を介して接続される空冷熱交換器12へ送られる。
第1の使用済み燃料プール冷却システム10Aでは、大気に開口する大気開口部が下部と上部に設けられる煙突14Aの内部には空冷熱交換器12が配設される。ここで、符号15は煙突14Aの架台、符号16は空気吸入口、符号17は大気開口部である空気排出口である。
空冷熱交換器12では、煙突14Aの下部に設けられる大気開口部である空気吸入口16から煙突14Aの内部空間に流入する空気を空冷熱交換器12の内部に導いて熱交換後の空気を空冷熱交換器12の外部へ放出する空気流路18が設けられ、例えば、空気流路18の出口は煙突14Aの内部空間に接続される。また、空冷熱交換器12では、冷媒循環ライン13の一部区間を構成する冷媒流路19が設けられる。
空冷熱交換器12内の空気流路18および冷媒流路19は、例えば、熱交換効率を高める観点、すなわち、熱交換を行なう表面積を大きくする観点から微細な流路(空気用微細流路および冷媒用微細流路)として構成され、熱伝導の良好な材料を介して熱が伝わるように多数が接続もしくは接合されている。
ここでいう熱伝導の良好な材料としては、いわゆるヒートシンク材であり、例えば、金、銀、銅、アルミニウム等の金属材料の他、窒化アルミニウム、窒化ケイ素、窒化ホウ素等の高い熱伝導率を有する非金属材料等が状況に応じて適宜選択できる。
空冷熱交換器12では、空気流路18を流れる空気(例えば、図3に示される実線矢印の方向に移動)と冷媒流路19を流れる冷媒(例えば、図4に示される破線矢印の方向に移動)との間で熱交換が行われ、空気流路18を流れる空気は冷媒流路19を流れる冷媒から熱を奪って加熱される一方、冷媒流路19を流れる冷媒は、熱が奪われて冷却される。空冷熱交換器12で加熱された空気は、空気流路18から煙突14Aの内部空間に導かれ、煙突14Aの上部に設けられた大気開口部である空気排出口17から煙突14Aの外へ排気される。一方、空冷熱交換器12で冷却された冷媒は、空冷熱交換器12から再びプール内熱交換器11へ送られる。
このように構成される第1の使用済み燃料プール冷却システム10Aでは、使用済み燃料プール3におけるプール水の温度が上昇すると、プール内熱交換器11内の冷媒の温度が上昇し、冷媒の密度が小さくなる。プール内熱交換器11内の冷媒の密度が小さくなる結果、冷媒循環ライン13では、プール内熱交換器11内の冷媒とその他の箇所の冷媒との間で密度差が生じ、当該密度差に起因した浮力がプール内熱交換器11内の冷媒に生じる。
プール内熱交換器11内の冷媒に生じた浮力によって、プール内熱交換器11内の冷媒は上方、すなわち、空冷熱交換器12側へ移動を開始し、空冷熱交換器12側の冷媒はプール内熱交換器11側へ移動することによって冷媒循環ライン13における冷媒の循環が自動的に開始される(自然循環)。
プール内熱交換器11側から空冷熱交換器12に流入する冷媒は、空冷熱交換器12内の冷媒流路19に流入し、空気流路18を流れる空気によって冷却される。その一方で、空気流路18を流れる空気は、冷媒流路19を流れる冷媒によって加熱される。
加熱され温度が上昇した空気流路18を流れる空気は、密度が小さくなって浮力を生じ、空気流路18から排出されるとともに空気流路18の入口周囲から新たな空気を吸い込む。煙突14Aの内部空間では、空気吸入口16から空気が流入し、空気吸入口16よりも上方に配設される空冷熱交換器12(空気流路18)を通過し、さらに上部に設けられる空気排出口17から排気される。
第1の使用済み燃料プール冷却システム10Aによれば、煙突14Aの内部空間に生じる空気の流れにより、冷媒流路19を流れる冷媒の冷却が継続され、冷却された冷媒によって使用済み燃料プール3の水温を所定温度以下に保つことができる。
また、空冷熱交換器12の空気流路18が、流路(空気吸入口16から空気排出口17)がより長い煙突14Aに接続されることにより、密度差と流路の入口と出口の高さの差の積で表される浮力を大きくすることができるので、空気吸入口16から吸い込む空気の量を増大させることができる。従って、第1の使用済み燃料プール冷却システム10Aの冷却性能がさらに高まり、使用済み燃料プール3のプール水を冷却する効果をより高めることができる。
故に、第1の使用済み燃料プール冷却システム10Aによれば、電力の供給がなくても冷媒循環ライン13の冷媒の循環を継続でき、サイズを大型化させることなく使用済み燃料プール3の水温上昇を防ぐ使用済み燃料プール冷却システムおよび使用済み燃料プール冷却方法を提供することができる。
なお、第1の使用済み燃料プール冷却システム10Aにおいて、冷媒循環ライン13の冷媒の駆動力が不足する場合には、冷媒循環ライン13にポンプを補助的に追設しても良く、空冷熱交換器12の冷却性能が不足する場合には空気吸入口16や煙突14Aにファンを補助的に追設しても良い。この場合、設置するポンプやファンの分だけ消費電力が増加することになるが、プール水を循環させるポンプと、冷媒(大気圧の水)を循環させるポンプと、海水を取水するポンプとを備える従来の使用済み燃料プール冷却システムと比較すれば、冷却システムの駆動に必要な電力を十分小さく抑えることができる。
また、冷媒循環ライン13を循環させる冷媒として、例えば、冷媒循環ライン13を大気圧よりも低く保った場合の水等の60℃程度で沸騰する物質を用いても良い。このように、60℃程度で沸騰する物質を用いることで、例えば、冷媒循環ライン13を大気圧の水(100℃で沸騰)で循環させる場合よりも、冷却性能をさらに向上させることができる。
さらに、図1に示される第1の使用済み燃料プール冷却システム10Aは、プール内熱交換器11を具備する構成であるが、プール内熱交換器11を省略して、空冷熱交換器12と使用済み燃料プール3との間でプール水を循環させる構造でも良い。
[第2の実施形態]
図5は第2の実施形態に係る使用済み燃料プール冷却システムの一例である第2の使用済み燃料プール冷却システム10Bの構成を示す概略図であり、図6は第2の使用済み燃料プール冷却システム10Bにおいて煙突14Bの外周部に配設される空冷熱交換器23の構成を煙突14Bと共に示した概略図である。
図5は第2の実施形態に係る使用済み燃料プール冷却システムの一例である第2の使用済み燃料プール冷却システム10Bの構成を示す概略図であり、図6は第2の使用済み燃料プール冷却システム10Bにおいて煙突14Bの外周部に配設される空冷熱交換器23の構成を煙突14Bと共に示した概略図である。
第2の使用済み燃料プール冷却システム10Bは、第1の使用済み燃料プール冷却システム10Aに対して、空冷熱交換器12に代えて空冷熱交換器23を設置した点で相違するが、その他の点では実質的に相違しない。そこで、以下の説明では、第1の使用済み燃料プール冷却システム10Aと実質的に相違しない構成要素については同じ符号を付して説明を省略する。
第2の使用済み燃料プール冷却システム10Bでは、第1の使用済み燃料プール冷却システム10Aの煙突14Aの内部空間に配設される空冷熱交換器12に代えて、煙突14Bの外周部に空冷熱交換器23が設置される構成である。
空冷熱交換器23には、煙突14Bの外側の大気に開口する開口部を流路入口24aとする一方、煙突14Bの内部空間に開口する開口部を流路出口24bとする空気流路25が形成される。この空気流路25は、空気流路18と同様に熱交換を行なう表面積を大きくする観点から、例えば微細な流路(空気用微細流路)として構成される。
空気流路25を形成する流路壁26は、冷媒循環ライン13を構成する配管で構成され、良好な熱伝導性(熱交換効率)を確保する観点から、空気流路18と同様に熱伝導の良好な材料で構成される。
冷媒循環ライン13を循環する冷媒は、プール内熱交換器11から空冷熱交換器23の内部に導かれ、煙突14Bの外表面に沿う方向に周回した後、空冷熱交換器23の内部から外部へ導かれ、プール内熱交換器11へ戻る。
このように構成される第2の使用済み燃料プール冷却システム10Bでは、使用済み燃料プール3におけるプール水の温度上昇に伴い、プール水によって加熱された高温の冷媒が空冷熱交換器23に流入する。
流路入口24aから空冷熱交換器23に流入した空気は、空気流路25の内部において、流路壁26を介して冷媒循環ライン13を循環する冷媒と熱交換される。すなわち、空冷熱交換器23に流入した空気は加熱される一方で冷媒循環ライン13を循環する冷媒は冷却される。空気流路25の内部で加熱された空気は流路出口24bから煙突14Bの内部空間に導かれる。
煙突14Bの内部空間に導かれた空気は、温度上昇に起因して生じた浮力によって煙突14Bの内部空間を上向きに流れる。煙突14Bの内部空間を上向きに流れる空気の流れにより、空気流路25の内部の空気よりも温度が低い大気(空気)が流路入口24aから吸い込まれることにより、冷媒循環ライン13を循環する冷媒の冷却が継続し、冷却された冷媒によって、使用済み燃料プール3の水温を所定温度以下に保つ。
第2の使用済み燃料プール冷却システム10Bによれば、空冷熱交換器23によって使用済み燃料プール3のプール水の熱を除熱できるため、第1の使用済み燃料プール冷却システム10Aと同様の効果を得ることができる。
なお、上述した第2の使用済み燃料プール冷却システム10Bは、第1の使用済み燃料プール冷却システム10Aに対して、空冷熱交換器12の代わりに空冷熱交換器23を設置する構成であるが、空冷熱交換器23は空冷熱交換器12と供に設置することもできる。すなわち、本発明の実施例として、第1の使用済み燃料プール冷却システム10Aと第2の使用済み燃料プール冷却システム10Bとを組み合わせることもできる。
[第3の実施形態]
図7は、第3の実施形態に係る使用済み燃料プール冷却システムの一例である第3の使用済み燃料プール冷却システム10Cの空冷熱交換器12の空気流路18および空冷熱交換器12が配設される煙突14Cの概略図である。
図7は、第3の実施形態に係る使用済み燃料プール冷却システムの一例である第3の使用済み燃料プール冷却システム10Cの空冷熱交換器12の空気流路18および空冷熱交換器12が配設される煙突14Cの概略図である。
第3の使用済み燃料プール冷却システム10Cは、第1の使用済み燃料プール冷却システム10Aに対して、空冷熱交換器12が煙突14Aの代わりに煙突14Cに配設される点で相違するが、その他の点では実質的に相違しない。そこで、以下の説明では、第1の使用済み燃料プール冷却システム10Aと実質的に相違しない構成要素については同じ符号を付して説明を省略する。
第3の使用済み燃料プール冷却システム10Cでは、空冷熱交換器12が煙突14Cに配設され、煙突14Cは煙突14Aに対して、空冷熱交換器12の空気流路18の出口側、すなわち、煙突14Cの内部であって空冷熱交換器12の上方の空間に煙突14Cの上下方向に延在する仕切り21が配設される。この仕切り21は、煙突14Cの内部であって空冷熱交換器12の上方の空間における空気の流れを煙突14Cの上下方向に案内して、空気排出口17へ導く。
このように構成される第3の使用済み燃料プール冷却システム10Cでは、煙突14Cの内部空間が上下方向の仕切り21で仕切られていることにより、空冷熱交換器12(空気流路18)から煙突14Cの内部空間に導かれた空気の横方向の流れが抑制され、浮力による上向きの流れが促進される。従って、第1の使用済み燃料プール冷却システム10Aよりもさらに空冷熱交換器12に流入する空気量が増大し、使用済み燃料プール3の冷却能力が向上する。
第3の使用済み燃料プール冷却システム10Cによれば、第1の使用済み燃料プール冷却システム10Aと同様の効果を得ることができるのに加えて、さらに、仕切り21による空冷熱交換器12(空気流路18)から煙突14Cの内部空間に導かれた空気の横方向の流れを抑制して浮力による上向きの流れを促進することができる。従って、第3の使用済み燃料プール冷却システム10Cでは、第1の使用済み燃料プール冷却システム10Aよりもさらに空冷熱交換器12に流入する空気量を増大させて、使用済み燃料プール3の冷却能力を向上させることができる。
なお、上述した第3の使用済み燃料プール冷却システム10Cは、第1の使用済み燃料プール冷却システム10Aにおける煙突14Aの内部であって空冷熱交換器12の上方の空間に煙突14Cの上下方向に延在する仕切り21が配設される煙突14Cを適用した例であるが、煙突14Aの代わりに第2の使用済み燃料プール冷却システム10Bにおける煙突14Bに仕切り21を配設しても良い。
また、第3の使用済み燃料プール冷却システム10Cにおいて、図7に示される煙突14Cには、仕切り21が配設されているが、仕切り21の代わりに、格子状の構造体を複数設けても良い。格子状の構造体を複数設けた場合にも仕切り21を配設した場合と同様の効果を得ることができる。
さらに、第3の使用済み燃料プール冷却システム10Cにおいて、仕切り21同士の間隙を上方に向かって徐々に減少(漸減)させるように配置することもできる。当該配置によって、仕切り21同士の間隙の下側(入口側)よりも上側(出口側)での流速が増し、空気が加速されるため、空冷熱交換器12に流入する空気の量が増大し、冷却性能をさらに向上させることができる。
[第4の実施形態]
図8は第4の実施形態に係る使用済み燃料プール冷却システムの一例である第4の使用済み燃料プール冷却システム10Dの構成を示す概略図である。
図8は第4の実施形態に係る使用済み燃料プール冷却システムの一例である第4の使用済み燃料プール冷却システム10Dの構成を示す概略図である。
第4の使用済み燃料プール冷却システム10Dは、第1の使用済み燃料プール冷却システム10Aに対して、煙突14Dの内部であって空冷熱交換器12の空気吸入側に位置する空間である空冷熱交換器吸気側空間31および煙突14Dの内部であって空冷熱交換器12の空気排出側に位置する空間である空冷熱交換器排気側空間32の少なくとも一方の空間に、例えば、原子炉建屋1の換気空調系を構成する給気ファンや排気ファン等の第4の使用済み燃料プール冷却システム10Dの外部に設置される装置(以下、単に「外部装置」と称する。)からの排気(送気)をさらに導く点で相違するが、その他の点では実質的に相違しない。そこで、以下の説明では、第1の使用済み燃料プール冷却システム10Aと実質的に相違しない構成要素については同じ符号を付して説明を省略する。
第4の使用済み燃料プール冷却システム10Dは、第1の使用済み燃料プール冷却システム10Aに対して、空冷熱交換器吸気側空間31および空冷熱交換器排気側空間32の少なくとも一方の空間に外部装置からの排気を導く排気ライン27が追設される。煙突14Dは、煙突14Aに対して、さらに、排気ライン27を構成する配管を空冷熱交換器吸気側空間31および空冷熱交換器排気側空間32の少なくとも一方の空間まで導いた構成である。
図8に示される第4の使用済み燃料プール冷却システム10Dでは、排気ライン27を構成する配管が、例えば三方弁である切替弁28を介して、それぞれ空冷熱交換器吸気側空間31および空冷熱交換器排気側空間32まで導かれている。
空冷熱交換器吸気側空間31では、排気ライン27からの排気が空冷熱交換器12の空気吸入側から吸気されやすいように、排気ライン27の排出口を空冷熱交換器12の空気吸入口の近傍に配設する。また、空冷熱交換器排気側空間32では、煙突14Dの内部における空気の上昇を促進させる観点から排気ライン27からの排出口を上方へ向けて配設する。
切替弁28を介して、空冷熱交換器吸気側空間31および空冷熱交換器排気側空間32の両空間に排気ライン27を構成する配管が導かれる第4の使用済み燃料プール冷却システム10Dでは、切替弁28の開閉状態を切り替えることで、外部装置からの排気の供給先が空冷熱交換器吸気側空間31、空冷熱交換器排気側空間32、または空冷熱交換器吸気側空間31および空冷熱交換器排気側空間32の両空間に切り替えられる。
排気の供給先の切り替えは、排気ライン27から排出する気体の温度が気温と同じか低い場合には、空冷熱交換器吸気側空間31へ導くように切替弁28の開閉を操作する。排気ライン27からの排気を空冷熱交換器吸気側空間31へ導くことで、空冷熱交換器12を流れる空気の流量が増大し、熱交換の性能をより高めることができる。
逆に、排気ライン27から排出される気体の温度が気温よりも高い場合には、空冷熱交換器排気側空間32へ導くように切替弁28の開閉を操作する。排気ライン27からの排気を空冷熱交換器排気側空間32へ導くことで、煙突14Dの内部空間である空冷熱交換器排気側空間32における気体の温度を上昇、すなわち、浮力を増大させて、上向きの流れを促進させる。この結果、空冷熱交換器12の排気側で空気の流出が促進され、空冷熱交換器12に流入する空気の流量が増大し、熱交換の性能をより高めることができる。
第4の使用済み燃料プール冷却システム10Dによれば、第1の使用済み燃料プール冷却システム10Aと同様の効果が得られるのに加え、第1の使用済み燃料プール冷却システム10Aに対して、さらに、空冷熱交換器12に流入する空気量を増大させることができるので、第1の使用済み燃料プール冷却システム10Aよりも冷却性能をさらに向上させることができる。
なお、第4の使用済み燃料プール冷却システム10Dにおいて、排気ライン27からの排気を空冷熱交換器排気側空間32へ導く配管の出口近傍にノズル34(図9)を追設し、ノズル34から排気ライン27からの排気を空冷熱交換器排気側空間32へ噴出するようにしても良い。
図9は第4の使用済み燃料プール冷却システム10Dの空冷熱交換器12の空気流路および空冷熱交換器12が配設される煙突14Dの概略図である。
例えば、図9に示される煙突14Dでは、空冷熱交換器排気側空間32において、排気ライン27からの排出口が上方へ向けて配設されるとともに、配管の出口近傍にノズル34が配設されている。ノズル34は、排気ライン27から供給される排気を空冷熱交換器排気側空間32における空冷熱交換器12からの排気の上昇速度よりも速い流速で噴出する。
このような煙突14Dにおける空冷熱交換器排気側空間32では、ノズル34から噴出される周囲よりも流速の速い排気が、周囲に存在する空冷熱交換器12からの排気を引きずるように加速させるため、空冷熱交換器12からの排気を上昇させる効果が高まり、空冷熱交換器12に流入する空気量が増大して冷却性能をさらに向上させることができる。
また、煙突14Dの上部の断面積が下部の断面積よりも徐々に減少(漸減)させるように煙突14Dを構成することで、空冷熱交換器12からの排気を上昇させる効果をさらに高めることができる。さらに、煙突14Dの上部の断面積が下部の断面積よりも徐々に減少するように構成される煙突14Dにおいて、ノズル34の噴出口を断面積が小さい部分に配置することでノズル34の周囲に存在する空冷熱交換器12からの排気を加速させる効果をさらに高めることができる。
以上、第1〜4の使用済み燃料プール冷却システム10A〜10Dおよび第1〜4の使用済み燃料プール冷却システム10A〜10Dを用いて行なう使用済み燃料プール冷却方法によれば、使用済み燃料プール3におけるプール水の温度が上昇すると、冷媒循環ライン13における冷媒が自然循環を開始するので、冷却システムへ供給される電源が喪失した等の非常時においても使用済み燃料の冷却を継続でき、サイズを大型化させることなく冷却システムの駆動に必要な電力を小さく抑えることができる。
また、第1〜4の使用済み燃料プール冷却システム10A〜10Dおよび第1〜4の使用済み燃料プール冷却システム10A〜10Dを用いて行なう使用済み燃料プール冷却方法によれば、空冷熱交換器12の空気流路18が、流路(空気吸入口16から空気排出口17)がより長い煙突14A〜14Dに接続されることにより、浮力を大きくすることができるので、空気吸入口16から吸い込む空気の量、すなわち、空冷熱交換器12に流入する空気の量を増大させることができ、使用済み燃料プール3のプール水を冷却する効果をより高めることができる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階では、上述した実施例以外にも様々な形態で実施することが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、追加、置き換え、変更を行なうことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…原子炉建屋、2…使用済み燃料、3…使用済み燃料プール、10A〜10D…第1〜4の使用済み燃料プール冷却システム、11…プール内熱交換器、12…空冷熱交換器、13…冷媒循環ライン、14A〜14D…煙突、15…架台、16…空気吸入口、17…空気排出口、18…空気流路、19…冷媒流路、21…仕切り、23…空冷熱交換器、24a…流路入口、24b…流路出口、25…空気流路、26…流路壁、27…排気ライン、28…切替弁、31…空冷熱交換器吸気側空間、32…空冷熱交換器排気側空間、34…ノズル。
Claims (11)
- 使用済み燃料を貯蔵するプールからの熱を伝える流体を循環させる配管の一部区間が空気流路の内部に配設される空冷熱交換器と、
前記空気流路の出口から内部空間に流入する熱交換後の空気を上部に設けられた空気排出口から大気中へ放出する煙突と、を具備することを特徴とする使用済み燃料プール冷却システム。 - 前記空冷熱交換器は、前記煙突の内部空間のうち、前記煙突の下部に設けられる空気吸入口よりも上方かつ前記空気排出口よりも下方の位置に取り付けられる第1の空冷熱交換器および前記煙突の外表面に取り付けられ空気流路入口が前記煙突の外部に開口し、空気流路出口が前記煙突の内部に開口している第2の空冷熱交換器の少なくとも一方であることを特徴とする請求項1に記載の使用済み燃料プール冷却システム。
- 前記プール内に熱交換器を配設したことを特徴とする請求項1又は2に記載の使用済み燃料プール冷却システム。
- 前記プールからの熱を伝える流体として、大気圧よりも低い圧力に維持した水を用いることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の使用済み燃料プール冷却システム。
- 前記煙突の内部において、前記煙突の内部の空気の流れを上下方向に案内する仕切りを配設したことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の使用済み燃料プール冷却システム。
- 前記仕切りは、その間隙が下側から上側に向かって徐々に狭くなるように配設されることを特徴とする請求項5に記載の使用済み燃料プール冷却システム。
- 前記煙突の内部において、格子状の仕切りを複数配設したことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の使用済み燃料プール冷却システム。
- 他の装置からの排気を前記第1の空冷熱交換器の空気流路入口に導く排気ラインを設けたことを特徴とする請求項1から7の何れか1項に記載の使用済み燃料プール冷却システム。
- 他の装置からの排気を前記第1の空冷熱交換器の空気流路出口に導く排気ラインを設けることを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の使用済み燃料プール冷却システム。
- 前記煙突の上部に断面積が小さい領域を設け、当該領域の下方から上昇してくる気流よりも速い速度で他の装置からの排気を上方へ噴出させるノズルを当該領域に配設することを特徴とする請求項1から9の何れか1項に記載の使用済み燃料プール冷却システム。
- 使用済み燃料を貯蔵するプールからの熱を伝える流体を循環させる配管の一部区間が空気流路の内部に配設される空冷熱交換器と、前記空気流路の出口から内部空間に流入する熱交換後の空気を上部に設けられた空気排出口から大気中へ放出する煙突と、を具備する使用済み燃料プール冷却システムを用いて行う使用済み燃料プール冷却方法であって、
前記配管を流れる流体を介して前記プールからの熱を前記空冷熱交換器の前記空気流路を流れる空気に伝え、前記プールからの熱が伝えられた空気を前記煙突から大気中へ放出することを特徴とする使用済み燃料プール冷却方法。
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JP2012174831A JP2014035195A (ja) | 2012-08-07 | 2012-08-07 | 使用済み燃料プール冷却システムおよび使用済み燃料プール冷却方法 |
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JP2012174831A Pending JP2014035195A (ja) | 2012-08-07 | 2012-08-07 | 使用済み燃料プール冷却システムおよび使用済み燃料プール冷却方法 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101494372B1 (ko) * | 2014-04-14 | 2015-02-24 | (주)네모파트너즈엔이씨 | 피동형 스마트 히트파이프모듈을 통한 사용후연료 저장조 냉각 장치 |
CN106169314A (zh) * | 2016-08-10 | 2016-11-30 | 宜兴市万向防火门有限公司 | 一种乏燃料水池及其使用方法 |
CN114220568A (zh) * | 2021-11-02 | 2022-03-22 | 中国核电工程有限公司 | 一种非能动及能动乏燃料水池空冷系统 |
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2012
- 2012-08-07 JP JP2012174831A patent/JP2014035195A/ja active Pending
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