JP2014034844A - ブルドーザ - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の課題は、エンジン補機とエンジンとを接続する接続部材への負荷を軽減することができるブルドーザを提供することにある。
【解決手段】ブルドーザは、エンジンと、ポンプ組立体と、エンジン補機と、接続部材とを備える。エンジンは、前後方向に延びる出力軸を有する。ポンプ組立体は、複数の油圧ポンプを含む。複数の油圧ポンプは、エンジンの後方に配置され、互いに前後方向に並んで配置される。ポンプ組立体は、エンジンに接続される。エンジン補機は、エンジンの後方に配置され、エンジンにマウントされる。接続部材は、エンジンとエンジン補機とを接続する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ブルドーザに関する。
ブルドーザは、エンジンとエンジン補機とを備えている。エンジン補機は、配管或いはケーブルなどの接続部材を介してエンジンと接続される。例えば、特許文献1に開示されているブルドーザは、エンジン補機として燃料タンクを備えている。
特開平08−42351号公報
また、ブルドーザは、ポンプ組立体を備えている。ポンプ組立体は、エンジンの後方に配置されており、エンジンに接続される。ポンプ組立体は、ブルドーザの前後方向に並んで配置される複数の油圧ポンプを有する。このようなポンプ組立体がエンジンに接続される場合、エンジンとポンプ組立体とを含むエンジンユニットの重心は、エンジン単体の重心よりも後方に位置する。このため、エンジン補機がエンジンの前方に配置される場合には、エンジンユニットの重心とエンジン補機との間の距離が大きくなる。その結果、接続部材にかかる負荷がさらに増大してしまう。
本発明の課題は、エンジン補機とエンジンとを接続する接続部材への負荷を軽減することができるブルドーザを提供することにある。
本発明の第1の態様に係るブルドーザは、エンジンと、ポンプ組立体と、エンジン補機と、接続部材とを備える。エンジンは、前後方向に延びる出力軸を有する。ポンプ組立体は、複数の油圧ポンプを含む。複数の油圧ポンプは、エンジンの後方に配置され、互いに前後方向に並んで配置される。ポンプ組立体は、エンジンに接続される。エンジン補機は、エンジンの後方に配置され、エンジンにマウントされる。接続部材は、エンジンと前記エンジン補機とを接続する。
本発明の第2の態様に係るブルドーザは、第1の態様のブルドーザであって、エンジンは、フライホイールをさらに有する。フライホイールは、ポンプ組立体の前方に配置される。ポンプ組立体は、フライホイールを介してエンジンに接続されている。エンジン補機は、フライホイールの上方に配置される。
本発明の第3の態様に係るブルドーザは、第2の態様のブルドーザであって、ブラケットをさらに備える。ブラケットには、エンジン補機が取り付けられる。ブラケットは、フライホイールの上方に配置されており、フライホイールに取り付けられる。
本発明の第4の態様に係るブルドーザは、第3の態様のブルドーザであって、連結部材をさらに備える。連結部材は、ブラケットの上部とエンジンとを連結する。
本発明の第5の態様に係るブルドーザは、第3又は第4の態様のブルドーザであって、エンジン補機は、燃料フィルタと、クランクケース換気装置とを有する。燃料フィルタは、ブラケットの一方の側部に取り付けられる。クランクケース換気装置は、ブラケットの他方の側部に取り付けられる。
本発明の第6の態様に係るブルドーザは、第5の態様のブルドーザであって、エンジン補機は、エンジンコントロールユニットをさらに有する。エンジンコントロールユニットは、燃料フィルタとクランクケース換気装置との間においてブラケットに取り付けられる。
本発明の第7の態様に係るブルドーザは、第6の態様のブルドーザであって、ブラケットは、板部と、第1側面部と、第2側面部と、底面部とを有する。板部は、上下方向及び左右方向に延びている。板部には、エンジンコントロールユニットが取り付けられる。第1側面部は、板部の一方の側部に連結されている。第1側面部には、燃料フィルタが取り付けられる。第2側面部は、板部の他方の側部に連結されている。第2側面部には、クランクケース換気装置が取り付けられる。底面部は、フライホイールに取り付けられる。
本発明の第8の態様に係るブルドーザは、第1から第7の態様のいずれかのブルドーザであって、エンジンを覆うエンジンカバーをさらに備える。エンジンカバーの側面には点検窓が設けられている。エンジン補機は、点検窓に面して配置される。
本発明の第1の態様に係るブルドーザでは、エンジン補機がエンジンにマウントされる。このため、エンジン補機は、エンジンと同じ振動系に属する。また、エンジン補機はエンジンの後方に配置される。このため、エンジン補機がエンジンの前方に配置される場合と比べて、エンジンとポンプ組立体とを含めたエンジンユニットの重心とエンジン補機との間の距離が短くなる。これにより、エンジン補機とエンジンとを接続する接続部材への負荷を軽減することができる。
本発明の第2の態様に係るブルドーザでは、エンジン補機は、フライホイールの上方に配置される。これにより、エンジンとエンジン補機とフライホイールとをコンパクトに配置することができる。
本発明の第3の態様に係るブルドーザでは、エンジン補機をエンジンの後方に配置し、且つ、エンジン補機をエンジンにマウントする構造をブラケットによって容易に実現することができる。
本発明の第4の態様に係るブルドーザでは、連結部材によって接続部材への負荷をさらに軽減することができる。
本発明の第5の態様に係るブルドーザでは、燃料フィルタに接続される配管などの接続部材と、クランクケース換気装置に接続される配管などの接続部材とへの負荷を軽減することができる。
本発明の第6の態様に係るブルドーザでは、エンジンコントロールユニットに接続されるケーブルなどの接続部材への負荷を軽減することができる。
本発明の第7の態様に係るブルドーザでは、ブラケットによって、燃料フィルタとクランクケース換気装置とエンジンコントロールユニットとをコンパクトに配置することができる。
本発明の第8の態様に係るブルドーザでは、点検窓からエンジン補機に容易にアクセスすることができる。これにより、エンジン補機へのメンテナンス性が向上する。
本発明の実施形態に係るブルドーザの側面図。 ブルドーザのエンジンユニットの側面図。 エンジンユニットの上面図。 エンジン補機ユニットの背面図。 エンジン補機ユニットの上面図。 エンジン補機ユニットの左側面図。 エンジン補機ユニットの右側面図。 エンジンユニットの前部を拡大した左側面図 エンジンユニットの前部を拡大した右側面図
本発明の一実施形態に係るブルドーザ1の側面図を図1に示す。このブルドーザ1は、左右の走行装置2と車両本体3と作業機4とを備えている。走行装置2は、車両を走行させるための装置であり、履帯11を有している。履帯11が駆動されることによりブルドーザ1が走行する。なお、図1では、左右の走行装置のうち左側の走行装置2のみを図示している。
車両本体3は、エンジンユニット10と、キャブ12と、エンジンカバー13と、冷却装置14とを含む。エンジンカバー13は、キャブ12の前方に配置されている。エンジンカバー13の上面は、前斜め下方に向かって傾斜している。冷却装置14は、キャブ12の後方に配置されている。冷却装置14は、例えば、エンジン5の冷却液を冷却するラジエータと、作動油を冷却するオイルクーラとを含む。
作業機4は、エンジンカバー13の前方に設けられている。作業機4は、ブレード15と油圧シリンダ16とを有する。ブレード15は、上下方向に揺動可能に設けられている。油圧シリンダ16は、ブレード15の姿勢を変える。
図2は、エンジンユニット10の側面図である。図3は、エンジンユニット10の上面図である。エンジンユニット10は、エンジン21と、ポンプ組立体22と、フライホイール23と、エンジン補機ユニット24とを有する。
エンジン21は、前後方向の延びる出力軸211を有している。エンジン21は、上述したエンジンカバー13内に配置されており、エンジンカバー13によって覆われている。フライホイール23は、ポンプ組立体22の前方に配置されている。ポンプ組立体22は、フライホイール23を介してエンジン21に接続されている。ポンプ組立体22は、エンジン21の後方に配置されている。ポンプ組立体22は、複数の油圧ポンプ221−223を含む。
複数の油圧ポンプ221−223は、エンジン21によって駆動される。複数の油圧ポンプ221−223は、HSTポンプ221と作業機ポンプ222とチャージポンプ223とを含む。HSTポンプ221は、走行装置2を駆動する。作業機ポンプ222は、作業機4の油圧シリンダ16を駆動する。チャージポンプ223は、走行装置2を駆動するための油圧回路に作動油を補充する。これらの油圧ポンプ221−223は、前後方向に並んで互いに接続されている。フライホイール23は、前後方向においてエンジン21とポンプ組立体22との間に配置されている。
なお、エンジン21には、前マウント部28が取り付けられている。フライホイール23には、後マウント部29が取り付けられている。エンジンユニット10は、前マウント部28及び後マウント部29を介して車体フレーム(図示せず)に支持される。
エンジン補機ユニット24は、エンジン21の後方に配置され、エンジン21にマウントされている。エンジン補機ユニット24は、フライホイール23の上方に配置されている。図4は、エンジン補機ユニット24の背面図である。図5は、エンジン補機ユニット24の上面図である。図6は、エンジン補機ユニット24の左側面図である。図7は、エンジン補機ユニット24の右側面図である。エンジン補機ユニット24は、燃料フィルタ31と、クランクケース換気装置(Crank Case Ventilation)32(以下、「CCV32」と呼ぶ)と、エンジンコントロールユニット(以下、「ECU33」と呼ぶ)と、ブラケット34とを有する。
図2及び図6に示すように、燃料フィルタ31は、第1燃料配管311を介して燃料タンク(図示せず)に接続されている。すなわち、第1燃料配管311は、エンジン21と燃料フィルタ31とを接続する接続部材の一例である。燃料フィルタ31は、第2燃料配管312を介してエンジン21の燃料供給装置に接続されている。燃料フィルタ31は、燃料タンクからエンジン21に送られる燃料をろ過する。
図3及び図5に示すように、CCV32は、ブローバイガス配管321を介してエンジン21のブローバイガス出口と接続されている。CCV32は、空気戻し配管322を介して、エンジン21の吸気管に接続されている。すなわち、ブローバイガス配管321及び空気戻し配管322は、エンジン21とCCV32とを接続する接続部材の一例である。エンジン21内のブローバイガスが、ブローバイガス配管321を通ってCCV32に流れる。CCV32は、ブローバイガスを、燃料及びオイルを含む液体と、空気とに分離する。CCV32において分離された空気は、空気戻し配管322を通って、エンジン21の吸気管に戻される。
ECU33は、CPUなどの演算装置と、RAM及びROMなどのメモリーとを含む。ECU33は、エンジン21を制御するためのプログラムやデータを記憶しており、エンジン21を制御する。ECU33は、図示しない第1電気ケーブルを介してエンジン21の燃料噴射装置と接続されている。第1電気ケーブルは、エンジン21とECU33とを接続する接続部材の一例である。また、ECU33は、油圧ポンプ221−223を制御するポンプコントローラ(図示せず)と図示しない第2電気ケーブルを介して接続されている。
燃料フィルタ31とCCV32とECU33とは、ブラケット34を介してエンジン21に取り付けられる。ブラケット34は、フライホイール23の上方に配置されている。ブラケット34は、フライホイール23に取り付けられている。ブラケット34は、板部341と、第1側面部342と、第2側面部343と、底面部345とを有する。
板部341は、上下方向及び左右方向に延びた形状を有する。第1側面部342は、板部341の一方の側部に連結されている。第2側面部343は、板部341の他方の側部に連結されている。具体的には、第1側面部342は、板部341の左側部に連結されている。第2側面部343は、板部341の右側部に連結されている。
燃料フィルタ31は、第1側面部342に取り付けられている。CCV32は、第2側面部343に取り付けられている。ECU33は、板部341に取り付けられている。ECU33は、燃料フィルタ31とCCV32との間においてブラケット34に取り付けられている。従って、燃料フィルタ31とECU33とCCV32とは、左右方向に並んで配置されている。なお、図4に示すように、ECU33は、弾性部材35を介して、板部341に取り付けられている。
底面部345は、板部341の下端に接続されている。底面部345は、左右方向及び前後方向に延びた形状を有する。図6及び図7に示すように、板部341及び底面部345は、板部341と底面部345との間で屈曲したL字状の形状を有している。底面部345は、フライホイール23の上面に沿って配置されており、フライホイール23に取り付けられている。
エンジン補機ユニット24は、連結部材36をさらに有する。連結部材36は、前後方向に延びた細長い形状を有する。連結部材36は、ブラケット34の上部とエンジン21とを連結している。具体的には、図7に示すように、板部341の前面には取付部346が設けられている。連結部材36の一端は、取付部346に取り付けられている。図2及び図3に示すように、連結部材36の他端は、排気処理装置25の支持部材251に取り付けられている。排気処理装置25及び支持部材251はエンジン21の前部の上方に配置されている。排気処理装置25は、支持部材251を介してエンジン21に取り付けられている。
図8は、エンジンユニット10の前部を拡大した左側面図である。図8では、エンジンカバー13の位置を二点鎖線で示している。図8に示すように、エンジンカバー13の左側面には、左点検窓131が設けられている。側面視において燃料フィルタ31は、左点検窓131に重なって配置されている。言い換えれば、燃料フィルタ31は、左点検窓131に面して配置されている。
図9は、エンジンユニット10の前部を拡大した右側面図である。図9では、エンジンカバー13の位置を二点鎖線で示している。図9に示すように、エンジンカバー13の右側面には、右点検窓132が設けられている。側面視においてCCV32は、右点検窓132に重なって配置されている。言い換えれば、CCV32は、右点検窓132に面して配置されている。
本実施形態に係るブルドーザ1では、燃料フィルタ31とECU33とCCV32(以下、まとめて「エンジン補機31−33」と呼ぶ)がエンジン21にマウントされる。このため、エンジン補機31−33は、エンジン21と同じ振動系に属する。
また、エンジン21の後部には、ポンプ組立体22が接続されているため、図2に示すように、エンジンユニット10の重心G1は、エンジン21単体の重心G2よりも後方に位置する。ここで、本実施形態に係るブルドーザ1では、エンジン補機31−33はエンジン21の後方に配置される。このため、エンジン補機31−33がエンジン21の前方に配置される場合と比べて、エンジンユニット10の重心G1とエンジン補機31−33との間の距離が短くなる。これにより、エンジン21とエンジン補機31−33とを接続する接続部材への負荷を軽減することができる。すなわち、燃料フィルタ31とエンジン21とを接続する第1燃料配管311への負荷を軽減することができる。また、ECU33とエンジン21とを接続する第1電気ケーブルへの負荷を軽減することができる。また、CCV32とエンジン21とを接続するブローバイガス配管321と空気戻し配管322とへの負荷を軽減することができる。
エンジン補機31−33は、フライホイール23の上方に配置される。これにより、エンジン21とエンジン補機31−33とフライホイール23とをコンパクトに配置することができる。
エンジン補機31−33は、ブラケット34を介してエンジン21にマウントされている。このため、エンジン補機31−33をエンジン21の後方に配置し、且つ、エンジン補機31−33をエンジン21にマウントする構造をブラケット34によって容易に実現することができる。
ブラケット34の上部が、連結部材36によってエンジン21に接続されている。これにより、エンジン補機ユニット24とエンジン21との振動差がさ低減されるため、接続部材への負荷をさらに軽減することができる。
燃料フィルタ31が左点検窓131に面して配置されている。このため、左点検窓131から燃料フィルタ31に容易にアクセスすることができる。これにより、燃料フィルタ31へのメンテナンス性が向上する。
CCV32が右点検窓132に面して配置されている。このため、右点検窓132からCCV32に容易にアクセスすることができる。これにより、CCV32へのメンテナンス性が向上する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
エンジン補機は、燃料フィルタ31とECU33とCCV32に限られず、これらのうちの一部であってもよい。或いは、エンジン補機は、燃料フィルタ31とECU33とCCV32以外の装置を更に含んでもよい。或いは、エンジン補機は、燃料フィルタ31とECU33とCCV32と異なる装置であってもよい。
エンジン補機31−33は、ブラケット34によってユニット化されていなくてもよい。すなわち、複数のエンジン補機31−33のそれぞれが個別にエンジン21にマウントされてもよい。
エンジン補機ユニット24は、フライホイール23を介さずにエンジン21にマウントされてもよい。例えば、エンジン補機ユニット24は、エンジン21に直接取り付けられてもよい。或いは、エンジン補機ユニット24は、ポンプ組立体22に取り付けられてもよい。
ブラケット34の上部が連結部材36を介してエンジン21に接続されていなくてもよい。ただし、エンジン補機ユニット24とエンジン21との振動差をさらに低減するためには、上記の実施形態のように、ブラケット34の上部が連結部材36を介してエンジン21に接続されることが好ましい。
ブラケット34の形状は上記の実施形態の形状に限らず、適宜、変更されてもよい。
右点検窓132及び左点検窓131の少なくとも一方が省略されてもよい。ただし、CCV32は通常、定期的なメンテナンスを要するため、CCV32に面して点検窓が配置されることが好ましい。
本発明によれば、エンジン補機とエンジンとを接続する接続部材への負荷を軽減することができるブルドーザを提供することができる。
21 エンジン
22 ポンプ組立体
4 エンジン補機ユニット
23 フライホイール
34 ブラケット
36 連結部材
31 燃料フィルタ
32 クランクケース換気装置(CCV)
33 エンジンコントロールユニット(ECU)
341 板部
342 第1側面部
343 第2側面部
345 底面部
13 エンジンカバー
131 左点検窓
132 右点検窓

本発明は、ブルドーザに関する。
ブルドーザは、エンジンとエンジン補機とを備えている。エンジン補機は、配管或いはケーブルなどの接続部材を介してエンジンと接続される。例えば、特許文献1に開示されているブルドーザは、エンジン補機として燃料タンクを備えている。
特開平08−42351号公報
また、ブルドーザは、ポンプ組立体を備えている。ポンプ組立体は、エンジンの後方に配置されており、エンジンに接続される。ポンプ組立体は、ブルドーザの前後方向に並んで配置される複数の油圧ポンプを有する。このようなポンプ組立体がエンジンに接続される場合、エンジンとポンプ組立体とを含むエンジンユニットの重心は、エンジン単体の重心よりも後方に位置する。このため、エンジン補機がエンジンの前方に配置される場合には、エンジンユニットの重心とエンジン補機との間の距離が大きくなる。その結果、接続部材にかかる負荷がさらに増大してしまう。
本発明の課題は、エンジン補機とエンジンとを接続する接続部材への負荷を軽減することができるブルドーザを提供することにある。
本発明の第1の態様に係るブルドーザは、エンジンと、ポンプ組立体と、エンジン補機と、接続部材とを備える。エンジンは、前後方向に延びる出力軸を有する。ポンプ組立体は、複数の油圧ポンプを含む。複数の油圧ポンプは、エンジンの後方に配置され、互いに前後方向に並んで配置される。ポンプ組立体は、エンジンに接続される。エンジン補機は、燃料フィルタとクランクケース換気装置とを有し、エンジンの後方に配置され、エンジンにマウントされる。接続部材は、エンジンと前記エンジン補機とを接続する。
本発明の第2の態様に係るブルドーザは、第1の態様のブルドーザであって、エンジンは、フライホイールをさらに有する。フライホイールは、ポンプ組立体の前方に配置される。ポンプ組立体は、フライホイールを介してエンジンに接続されている。エンジン補機は、フライホイールの上方に配置される。
本発明の第3の態様に係るブルドーザは、第2の態様のブルドーザであって、ブラケットをさらに備える。ブラケットには、エンジン補機が取り付けられる。ブラケットは、フライホイールの上方に配置されており、フライホイールに取り付けられる。
本発明の第4の態様に係るブルドーザは、第3の態様のブルドーザであって、連結部材をさらに備える。連結部材は、ブラケットの上部とエンジンとを連結する。
本発明の第5の態様に係るブルドーザは、第3又は第4の態様のブルドーザであって、燃料フィルタは、ブラケットの一方の側部に取り付けられる。クランクケース換気装置は、ブラケットの他方の側部に取り付けられる。
本発明の第6の態様に係るブルドーザは、第5の態様のブルドーザであって、エンジン補機は、エンジンコントロールユニットをさらに有する。エンジンコントロールユニットは、燃料フィルタとクランクケース換気装置との間においてブラケットに取り付けられる。
本発明の第7の態様に係るブルドーザは、第6の態様のブルドーザであって、ブラケットは、板部と、第1側面部と、第2側面部と、底面部とを有する。板部は、上下方向及び左右方向に延びている。板部には、エンジンコントロールユニットが取り付けられる。第1側面部は、板部の一方の側部に連結されている。第1側面部には、燃料フィルタが取り付けられる。第2側面部は、板部の他方の側部に連結されている。第2側面部には、クランクケース換気装置が取り付けられる。底面部は、フライホイールに取り付けられる。
本発明の第8の態様に係るブルドーザは、第1から第7の態様のいずれかのブルドーザであって、エンジンを覆うエンジンカバーをさらに備える。エンジンカバーの側面には点検窓が設けられている。エンジン補機は、点検窓に面して配置される。
本発明の第1の態様に係るブルドーザでは、エンジン補機がエンジンにマウントされる。このため、エンジン補機は、エンジンと同じ振動系に属する。また、エンジン補機はエンジンの後方に配置される。このため、エンジン補機がエンジンの前方に配置される場合と比べて、エンジンとポンプ組立体とを含めたエンジンユニットの重心とエンジン補機との間の距離が短くなる。これにより、エンジン補機とエンジンとを接続する接続部材への負荷を軽減することができる。
本発明の第2の態様に係るブルドーザでは、エンジン補機は、フライホイールの上方に配置される。これにより、エンジンとエンジン補機とフライホイールとをコンパクトに配置することができる。
本発明の第3の態様に係るブルドーザでは、エンジン補機をエンジンの後方に配置し、且つ、エンジン補機をエンジンにマウントする構造をブラケットによって容易に実現することができる。
本発明の第4の態様に係るブルドーザでは、連結部材によって接続部材への負荷をさらに軽減することができる。
本発明の第5の態様に係るブルドーザでは、燃料フィルタに接続される配管などの接続部材と、クランクケース換気装置に接続される配管などの接続部材とへの負荷を軽減することができる。
本発明の第6の態様に係るブルドーザでは、エンジンコントロールユニットに接続されるケーブルなどの接続部材への負荷を軽減することができる。
本発明の第7の態様に係るブルドーザでは、ブラケットによって、燃料フィルタとクランクケース換気装置とエンジンコントロールユニットとをコンパクトに配置することができる。
本発明の第8の態様に係るブルドーザでは、点検窓からエンジン補機に容易にアクセスすることができる。これにより、エンジン補機へのメンテナンス性が向上する。
本発明の実施形態に係るブルドーザの側面図。 ブルドーザのエンジンユニットの側面図。 エンジンユニットの上面図。 エンジン補機ユニットの背面図。 エンジン補機ユニットの上面図。 エンジン補機ユニットの左側面図。 エンジン補機ユニットの右側面図。 エンジンユニットの前部を拡大した左側面図 エンジンユニットの前部を拡大した右側面図
本発明の一実施形態に係るブルドーザ1の側面図を図1に示す。このブルドーザ1は、左右の走行装置2と車両本体3と作業機4とを備えている。走行装置2は、車両を走行させるための装置であり、履帯11を有している。履帯11が駆動されることによりブルドーザ1が走行する。なお、図1では、左右の走行装置のうち左側の走行装置2のみを図示している。
車両本体3は、エンジンユニット10と、キャブ12と、エンジンカバー13と、冷却装置14とを含む。エンジンカバー13は、キャブ12の前方に配置されている。エンジンカバー13の上面は、前斜め下方に向かって傾斜している。冷却装置14は、キャブ12の後方に配置されている。冷却装置14は、例えば、エンジン5の冷却液を冷却するラジエータと、作動油を冷却するオイルクーラとを含む。
作業機4は、エンジンカバー13の前方に設けられている。作業機4は、ブレード15と油圧シリンダ16とを有する。ブレード15は、上下方向に揺動可能に設けられている。油圧シリンダ16は、ブレード15の姿勢を変える。
図2は、エンジンユニット10の側面図である。図3は、エンジンユニット10の上面図である。エンジンユニット10は、エンジン21と、ポンプ組立体22と、フライホイール23と、エンジン補機ユニット24とを有する。
エンジン21は、前後方向の延びる出力軸211を有している。エンジン21は、上述したエンジンカバー13内に配置されており、エンジンカバー13によって覆われている。フライホイール23は、ポンプ組立体22の前方に配置されている。ポンプ組立体22は、フライホイール23を介してエンジン21に接続されている。ポンプ組立体22は、エンジン21の後方に配置されている。ポンプ組立体22は、複数の油圧ポンプ221−223を含む。
複数の油圧ポンプ221−223は、エンジン21によって駆動される。複数の油圧ポンプ221−223は、HSTポンプ221と作業機ポンプ222とチャージポンプ223とを含む。HSTポンプ221は、走行装置2を駆動する。作業機ポンプ222は、作業機4の油圧シリンダ16を駆動する。チャージポンプ223は、走行装置2を駆動するための油圧回路に作動油を補充する。これらの油圧ポンプ221−223は、前後方向に並んで互いに接続されている。フライホイール23は、前後方向においてエンジン21とポンプ組立体22との間に配置されている。
なお、エンジン21には、前マウント部28が取り付けられている。フライホイール23には、後マウント部29が取り付けられている。エンジンユニット10は、前マウント部28及び後マウント部29を介して車体フレーム(図示せず)に支持される。
エンジン補機ユニット24は、エンジン21の後方に配置され、エンジン21にマウントされている。エンジン補機ユニット24は、フライホイール23の上方に配置されている。図4は、エンジン補機ユニット24の背面図である。図5は、エンジン補機ユニット24の上面図である。図6は、エンジン補機ユニット24の左側面図である。図7は、エンジン補機ユニット24の右側面図である。エンジン補機ユニット24は、燃料フィルタ31と、クランクケース換気装置(Crank Case Ventilation)32(以下、「CCV32」と呼ぶ)と、エンジンコントロールユニット(以下、「ECU33」と呼ぶ)と、ブラケット34とを有する。
図2及び図6に示すように、燃料フィルタ31は、第1燃料配管311を介して燃料タンク(図示せず)に接続されている。すなわち、第1燃料配管311は、エンジン21と燃料フィルタ31とを接続する接続部材の一例である。燃料フィルタ31は、第2燃料配管312を介してエンジン21の燃料供給装置に接続されている。燃料フィルタ31は、燃料タンクからエンジン21に送られる燃料をろ過する。
図3及び図5に示すように、CCV32は、ブローバイガス配管321を介してエンジン21のブローバイガス出口と接続されている。CCV32は、空気戻し配管322を介して、エンジン21の吸気管に接続されている。すなわち、ブローバイガス配管321及び空気戻し配管322は、エンジン21とCCV32とを接続する接続部材の一例である。エンジン21内のブローバイガスが、ブローバイガス配管321を通ってCCV32に流れる。CCV32は、ブローバイガスを、燃料及びオイルを含む液体と、空気とに分離する。CCV32において分離された空気は、空気戻し配管322を通って、エンジン21の吸気管に戻される。
ECU33は、CPUなどの演算装置と、RAM及びROMなどのメモリーとを含む。ECU33は、エンジン21を制御するためのプログラムやデータを記憶しており、エンジン21を制御する。ECU33は、図示しない第1電気ケーブルを介してエンジン21の燃料噴射装置と接続されている。第1電気ケーブルは、エンジン21とECU33とを接続する接続部材の一例である。また、ECU33は、油圧ポンプ221−223を制御するポンプコントローラ(図示せず)と図示しない第2電気ケーブルを介して接続されている。
燃料フィルタ31とCCV32とECU33とは、ブラケット34を介してエンジン21に取り付けられる。ブラケット34は、フライホイール23の上方に配置されている。ブラケット34は、フライホイール23に取り付けられている。ブラケット34は、板部341と、第1側面部342と、第2側面部343と、底面部345とを有する。
板部341は、上下方向及び左右方向に延びた形状を有する。第1側面部342は、板部341の一方の側部に連結されている。第2側面部343は、板部341の他方の側部に連結されている。具体的には、第1側面部342は、板部341の左側部に連結されている。第2側面部343は、板部341の右側部に連結されている。
燃料フィルタ31は、第1側面部342に取り付けられている。CCV32は、第2側面部343に取り付けられている。ECU33は、板部341に取り付けられている。ECU33は、燃料フィルタ31とCCV32との間においてブラケット34に取り付けられている。従って、燃料フィルタ31とECU33とCCV32とは、左右方向に並んで配置されている。なお、図4に示すように、ECU33は、弾性部材35を介して、板部341に取り付けられている。
底面部345は、板部341の下端に接続されている。底面部345は、左右方向及び前後方向に延びた形状を有する。図6及び図7に示すように、板部341及び底面部345は、板部341と底面部345との間で屈曲したL字状の形状を有している。底面部345は、フライホイール23の上面に沿って配置されており、フライホイール23に取り付けられている。
エンジン補機ユニット24は、連結部材36をさらに有する。連結部材36は、前後方向に延びた細長い形状を有する。連結部材36は、ブラケット34の上部とエンジン21とを連結している。具体的には、図7に示すように、板部341の前面には取付部346が設けられている。連結部材36の一端は、取付部346に取り付けられている。図2及び図3に示すように、連結部材36の他端は、排気処理装置25の支持部材251に取り付けられている。排気処理装置25及び支持部材251はエンジン21の前部の上方に配置されている。排気処理装置25は、支持部材251を介してエンジン21に取り付けられている。
図8は、エンジンユニット10の前部を拡大した左側面図である。図8では、エンジンカバー13の位置を二点鎖線で示している。図8に示すように、エンジンカバー13の左側面には、左点検窓131が設けられている。側面視において燃料フィルタ31は、左点検窓131に重なって配置されている。言い換えれば、燃料フィルタ31は、左点検窓131に面して配置されている。
図9は、エンジンユニット10の前部を拡大した右側面図である。図9では、エンジンカバー13の位置を二点鎖線で示している。図9に示すように、エンジンカバー13の右側面には、右点検窓132が設けられている。側面視においてCCV32は、右点検窓132に重なって配置されている。言い換えれば、CCV32は、右点検窓132に面して配置されている。
本実施形態に係るブルドーザ1では、燃料フィルタ31とECU33とCCV32(以下、まとめて「エンジン補機31−33」と呼ぶ)がエンジン21にマウントされる。このため、エンジン補機31−33は、エンジン21と同じ振動系に属する。
また、エンジン21の後部には、ポンプ組立体22が接続されているため、図2に示すように、エンジンユニット10の重心G1は、エンジン21単体の重心G2よりも後方に位置する。ここで、本実施形態に係るブルドーザ1では、エンジン補機31−33はエンジン21の後方に配置される。このため、エンジン補機31−33がエンジン21の前方に配置される場合と比べて、エンジンユニット10の重心G1とエンジン補機31−33との間の距離が短くなる。これにより、エンジン21とエンジン補機31−33とを接続する接続部材への負荷を軽減することができる。すなわち、燃料フィルタ31とエンジン21とを接続する第1燃料配管311への負荷を軽減することができる。また、ECU33とエンジン21とを接続する第1電気ケーブルへの負荷を軽減することができる。また、CCV32とエンジン21とを接続するブローバイガス配管321と空気戻し配管322とへの負荷を軽減することができる。
エンジン補機31−33は、フライホイール23の上方に配置される。これにより、エンジン21とエンジン補機31−33とフライホイール23とをコンパクトに配置することができる。
エンジン補機31−33は、ブラケット34を介してエンジン21にマウントされている。このため、エンジン補機31−33をエンジン21の後方に配置し、且つ、エンジン補機31−33をエンジン21にマウントする構造をブラケット34によって容易に実現することができる。
ブラケット34の上部が、連結部材36によってエンジン21に接続されている。これにより、エンジン補機ユニット24とエンジン21との振動差がさ低減されるため、接続部材への負荷をさらに軽減することができる。
燃料フィルタ31が左点検窓131に面して配置されている。このため、左点検窓131から燃料フィルタ31に容易にアクセスすることができる。これにより、燃料フィルタ31へのメンテナンス性が向上する。
CCV32が右点検窓132に面して配置されている。このため、右点検窓132からCCV32に容易にアクセスすることができる。これにより、CCV32へのメンテナンス性が向上する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
エンジン補機は、燃料フィルタ31とECU33とCCV32に限られず、これらのうちの一部であってもよい。或いは、エンジン補機は、燃料フィルタ31とECU33とCCV32以外の装置を更に含んでもよい。或いは、エンジン補機は、燃料フィルタ31とECU33とCCV32と異なる装置であってもよい。
エンジン補機31−33は、ブラケット34によってユニット化されていなくてもよい。すなわち、複数のエンジン補機31−33のそれぞれが個別にエンジン21にマウントされてもよい。
エンジン補機ユニット24は、フライホイール23を介さずにエンジン21にマウントされてもよい。例えば、エンジン補機ユニット24は、エンジン21に直接取り付けられてもよい。或いは、エンジン補機ユニット24は、ポンプ組立体22に取り付けられてもよい。
ブラケット34の上部が連結部材36を介してエンジン21に接続されていなくてもよい。ただし、エンジン補機ユニット24とエンジン21との振動差をさらに低減するためには、上記の実施形態のように、ブラケット34の上部が連結部材36を介してエンジン21に接続されることが好ましい。
ブラケット34の形状は上記の実施形態の形状に限らず、適宜、変更されてもよい。
右点検窓132及び左点検窓131の少なくとも一方が省略されてもよい。ただし、CCV32は通常、定期的なメンテナンスを要するため、CCV32に面して点検窓が配置されることが好ましい。
本発明によれば、エンジン補機とエンジンとを接続する接続部材への負荷を軽減することができるブルドーザを提供することができる。
21 エンジン
22 ポンプ組立体
4 エンジン補機ユニット
23 フライホイール
34 ブラケット
36 連結部材
31 燃料フィルタ
32 クランクケース換気装置(CCV)
33 エンジンコントロールユニット(ECU)
341 板部
342 第1側面部
343 第2側面部
345 底面部
13 エンジンカバー
131 左点検窓
132 右点検窓
本発明は、ブルドーザに関する。
ブルドーザは、エンジンとエンジン補機とを備えている。エンジン補機は、配管或いはケーブルなどの接続部材を介してエンジンと接続される。例えば、特許文献1に開示されているブルドーザは、エンジン補機として燃料タンクを備えている。
特開平08−42351号公報
また、ブルドーザは、ポンプ組立体を備えている。ポンプ組立体は、エンジンの後方に配置されており、エンジンに接続される。ポンプ組立体は、ブルドーザの前後方向に並んで配置される複数の油圧ポンプを有する。このようなポンプ組立体がエンジンに接続される場合、エンジンとポンプ組立体とを含むエンジンユニットの重心は、エンジン単体の重心よりも後方に位置する。このため、エンジン補機がエンジンの前方に配置される場合には、エンジンユニットの重心とエンジン補機との間の距離が大きくなる。その結果、接続部材にかかる負荷がさらに増大してしまう。
本発明の課題は、エンジン補機とエンジンとを接続する接続部材への負荷を軽減することができるブルドーザを提供することにある。
本発明の第1の態様に係るブルドーザは、エンジンと、ポンプ組立体と、エンジン補機と、接続部材と、ブラケットと、を備える。エンジンは、前後方向に延びる出力軸を有する。ポンプ組立体は、複数の油圧ポンプを含む。複数の油圧ポンプは、エンジンの後方に配置され、互いに前後方向に並んで配置される。ポンプ組立体は、エンジンに接続される。エンジン補機は、燃料フィルタとクランクケース換気装置とを有し、エンジンの後方に配置され、エンジンにマウントされる。接続部材は、エンジンと前記エンジン補機とを接続する。ブラケットには、エンジン補機が取り付けられる。エンジンは、フライホイールをさらに有する。フライホイールは、ポンプ組立体の前方に配置される。ポンプ組立体は、フライホイールを介してエンジンに接続されている。エンジン補機は、フライホイールの上方に配置される。ブラケットは、フライホイールの上方に配置されており、フライホイールに取り付けられる。燃料フィルタは、ブラケットの一方の側部に取り付けられる。クランクケース換気装置は、ブラケットの他方の側部に取り付けられる。
本発明の第の態様に係るブルドーザは、第の態様のブルドーザであって、連結部材をさらに備える。連結部材は、ブラケットの上部とエンジンとを連結する。
本発明の第の態様に係るブルドーザは、第1又は第2の態様のブルドーザであって、エンジン補機は、エンジンコントロールユニットをさらに有する。エンジンコントロールユニットは、燃料フィルタとクランクケース換気装置との間においてブラケットに取り付けられる。
本発明の第の態様に係るブルドーザは、第の態様のブルドーザであって、ブラケットは、板部と、第1側面部と、第2側面部と、底面部とを有する。板部は、上下方向及び左右方向に延びている。板部には、エンジンコントロールユニットが取り付けられる。第1側面部は、板部の一方の側部に連結されている。第1側面部には、燃料フィルタが取り付けられる。第2側面部は、板部の他方の側部に連結されている。第2側面部には、クランクケース換気装置が取り付けられる。底面部は、フライホイールに取り付けられる。
本発明の第の態様に係るブルドーザは、第1から第の態様のいずれかのブルドーザであって、エンジンを覆うエンジンカバーをさらに備える。エンジンカバーの側面には点検窓が設けられている。エンジン補機は、点検窓に面して配置される。
本発明の第1の態様に係るブルドーザでは、エンジン補機がエンジンにマウントされる。このため、エンジン補機は、エンジンと同じ振動系に属する。また、エンジン補機はエンジンの後方に配置される。このため、エンジン補機がエンジンの前方に配置される場合と比べて、エンジンとポンプ組立体とを含めたエンジンユニットの重心とエンジン補機との間の距離が短くなる。これにより、エンジン補機とエンジンとを接続する接続部材への負荷を軽減することができる。また、エンジン補機は、フライホイールの上方に配置される。これにより、エンジンとエンジン補機とフライホイールとをコンパクトに配置することができる。また、エンジン補機をエンジンの後方に配置し、且つ、エンジン補機をエンジンにマウントする構造をブラケットによって容易に実現することができる。また、燃料フィルタに接続される配管などの接続部材と、クランクケース換気装置に接続される配管などの接続部材とへの負荷を軽減することができる。
本発明の第の態様に係るブルドーザでは、連結部材によって接続部材への負荷をさらに軽減することができる。
本発明の第の態様に係るブルドーザでは、エンジンコントロールユニットに接続されるケーブルなどの接続部材への負荷を軽減することができる。
本発明の第の態様に係るブルドーザでは、ブラケットによって、燃料フィルタとクランクケース換気装置とエンジンコントロールユニットとをコンパクトに配置することができる。
本発明の第の態様に係るブルドーザでは、点検窓からエンジン補機に容易にアクセスすることができる。これにより、エンジン補機へのメンテナンス性が向上する。
本発明の実施形態に係るブルドーザの側面図。 ブルドーザのエンジンユニットの側面図。 エンジンユニットの上面図。 エンジン補機ユニットの背面図。 エンジン補機ユニットの上面図。 エンジン補機ユニットの左側面図。 エンジン補機ユニットの右側面図。 エンジンユニットの前部を拡大した左側面図 エンジンユニットの前部を拡大した右側面図
本発明の一実施形態に係るブルドーザ1の側面図を図1に示す。このブルドーザ1は、左右の走行装置2と車両本体3と作業機4とを備えている。走行装置2は、車両を走行させるための装置であり、履帯11を有している。履帯11が駆動されることによりブルドーザ1が走行する。なお、図1では、左右の走行装置のうち左側の走行装置2のみを図示している。
車両本体3は、エンジンユニット10と、キャブ12と、エンジンカバー13と、冷却装置14とを含む。エンジンカバー13は、キャブ12の前方に配置されている。エンジンカバー13の上面は、前斜め下方に向かって傾斜している。冷却装置14は、キャブ12の後方に配置されている。冷却装置14は、例えば、エンジン5の冷却液を冷却するラジエータと、作動油を冷却するオイルクーラとを含む。
作業機4は、エンジンカバー13の前方に設けられている。作業機4は、ブレード15と油圧シリンダ16とを有する。ブレード15は、上下方向に揺動可能に設けられている。油圧シリンダ16は、ブレード15の姿勢を変える。
図2は、エンジンユニット10の側面図である。図3は、エンジンユニット10の上面図である。エンジンユニット10は、エンジン21と、ポンプ組立体22と、フライホイール23と、エンジン補機ユニット24とを有する。
エンジン21は、前後方向の延びる出力軸211を有している。エンジン21は、上述したエンジンカバー13内に配置されており、エンジンカバー13によって覆われている。フライホイール23は、ポンプ組立体22の前方に配置されている。ポンプ組立体22は、フライホイール23を介してエンジン21に接続されている。ポンプ組立体22は、エンジン21の後方に配置されている。ポンプ組立体22は、複数の油圧ポンプ221−223を含む。
複数の油圧ポンプ221−223は、エンジン21によって駆動される。複数の油圧ポンプ221−223は、HSTポンプ221と作業機ポンプ222とチャージポンプ223とを含む。HSTポンプ221は、走行装置2を駆動する。作業機ポンプ222は、作業機4の油圧シリンダ16を駆動する。チャージポンプ223は、走行装置2を駆動するための油圧回路に作動油を補充する。これらの油圧ポンプ221−223は、前後方向に並んで互いに接続されている。フライホイール23は、前後方向においてエンジン21とポンプ組立体22との間に配置されている。
なお、エンジン21には、前マウント部28が取り付けられている。フライホイール23には、後マウント部29が取り付けられている。エンジンユニット10は、前マウント部28及び後マウント部29を介して車体フレーム(図示せず)に支持される。
エンジン補機ユニット24は、エンジン21の後方に配置され、エンジン21にマウントされている。エンジン補機ユニット24は、フライホイール23の上方に配置されている。図4は、エンジン補機ユニット24の背面図である。図5は、エンジン補機ユニット24の上面図である。図6は、エンジン補機ユニット24の左側面図である。図7は、エンジン補機ユニット24の右側面図である。エンジン補機ユニット24は、燃料フィルタ31と、クランクケース換気装置(Crank Case Ventilation)32(以下、「CCV32」と呼ぶ)と、エンジンコントロールユニット(以下、「ECU33」と呼ぶ)と、ブラケット34とを有する。
図2及び図6に示すように、燃料フィルタ31は、第1燃料配管311を介して燃料タンク(図示せず)に接続されている。すなわち、第1燃料配管311は、エンジン21と燃料フィルタ31とを接続する接続部材の一例である。燃料フィルタ31は、第2燃料配管312を介してエンジン21の燃料供給装置に接続されている。燃料フィルタ31は、燃料タンクからエンジン21に送られる燃料をろ過する。
図3及び図5に示すように、CCV32は、ブローバイガス配管321を介してエンジン21のブローバイガス出口と接続されている。CCV32は、空気戻し配管322を介して、エンジン21の吸気管に接続されている。すなわち、ブローバイガス配管321及び空気戻し配管322は、エンジン21とCCV32とを接続する接続部材の一例である。エンジン21内のブローバイガスが、ブローバイガス配管321を通ってCCV32に流れる。CCV32は、ブローバイガスを、燃料及びオイルを含む液体と、空気とに分離する。CCV32において分離された空気は、空気戻し配管322を通って、エンジン21の吸気管に戻される。
ECU33は、CPUなどの演算装置と、RAM及びROMなどのメモリーとを含む。ECU33は、エンジン21を制御するためのプログラムやデータを記憶しており、エンジン21を制御する。ECU33は、図示しない第1電気ケーブルを介してエンジン21の燃料噴射装置と接続されている。第1電気ケーブルは、エンジン21とECU33とを接続する接続部材の一例である。また、ECU33は、油圧ポンプ221−223を制御するポンプコントローラ(図示せず)と図示しない第2電気ケーブルを介して接続されている。
燃料フィルタ31とCCV32とECU33とは、ブラケット34を介してエンジン21に取り付けられる。ブラケット34は、フライホイール23の上方に配置されている。ブラケット34は、フライホイール23に取り付けられている。ブラケット34は、板部341と、第1側面部342と、第2側面部343と、底面部345とを有する。
板部341は、上下方向及び左右方向に延びた形状を有する。第1側面部342は、板部341の一方の側部に連結されている。第2側面部343は、板部341の他方の側部に連結されている。具体的には、第1側面部342は、板部341の左側部に連結されている。第2側面部343は、板部341の右側部に連結されている。
燃料フィルタ31は、第1側面部342に取り付けられている。CCV32は、第2側面部343に取り付けられている。ECU33は、板部341に取り付けられている。ECU33は、燃料フィルタ31とCCV32との間においてブラケット34に取り付けられている。従って、燃料フィルタ31とECU33とCCV32とは、左右方向に並んで配置されている。なお、図4に示すように、ECU33は、弾性部材35を介して、板部341に取り付けられている。
底面部345は、板部341の下端に接続されている。底面部345は、左右方向及び前後方向に延びた形状を有する。図6及び図7に示すように、板部341及び底面部345は、板部341と底面部345との間で屈曲したL字状の形状を有している。底面部345は、フライホイール23の上面に沿って配置されており、フライホイール23に取り付けられている。
エンジン補機ユニット24は、連結部材36をさらに有する。連結部材36は、前後方向に延びた細長い形状を有する。連結部材36は、ブラケット34の上部とエンジン21とを連結している。具体的には、図7に示すように、板部341の前面には取付部346が設けられている。連結部材36の一端は、取付部346に取り付けられている。図2及び図3に示すように、連結部材36の他端は、排気処理装置25の支持部材251に取り付けられている。排気処理装置25及び支持部材251はエンジン21の前部の上方に配置されている。排気処理装置25は、支持部材251を介してエンジン21に取り付けられている。
図8は、エンジンユニット10の前部を拡大した左側面図である。図8では、エンジンカバー13の位置を二点鎖線で示している。図8に示すように、エンジンカバー13の左側面には、左点検窓131が設けられている。側面視において燃料フィルタ31は、左点検窓131に重なって配置されている。言い換えれば、燃料フィルタ31は、左点検窓131に面して配置されている。
図9は、エンジンユニット10の前部を拡大した右側面図である。図9では、エンジンカバー13の位置を二点鎖線で示している。図9に示すように、エンジンカバー13の右側面には、右点検窓132が設けられている。側面視においてCCV32は、右点検窓132に重なって配置されている。言い換えれば、CCV32は、右点検窓132に面して配置されている。
本実施形態に係るブルドーザ1では、燃料フィルタ31とECU33とCCV32(以下、まとめて「エンジン補機31−33」と呼ぶ)がエンジン21にマウントされる。このため、エンジン補機31−33は、エンジン21と同じ振動系に属する。
また、エンジン21の後部には、ポンプ組立体22が接続されているため、図2に示すように、エンジンユニット10の重心G1は、エンジン21単体の重心G2よりも後方に位置する。ここで、本実施形態に係るブルドーザ1では、エンジン補機31−33はエンジン21の後方に配置される。このため、エンジン補機31−33がエンジン21の前方に配置される場合と比べて、エンジンユニット10の重心G1とエンジン補機31−33との間の距離が短くなる。これにより、エンジン21とエンジン補機31−33とを接続する接続部材への負荷を軽減することができる。すなわち、燃料フィルタ31とエンジン21とを接続する第1燃料配管311への負荷を軽減することができる。また、ECU33とエンジン21とを接続する第1電気ケーブルへの負荷を軽減することができる。また、CCV32とエンジン21とを接続するブローバイガス配管321と空気戻し配管322とへの負荷を軽減することができる。
エンジン補機31−33は、フライホイール23の上方に配置される。これにより、エンジン21とエンジン補機31−33とフライホイール23とをコンパクトに配置することができる。
エンジン補機31−33は、ブラケット34を介してエンジン21にマウントされている。このため、エンジン補機31−33をエンジン21の後方に配置し、且つ、エンジン補機31−33をエンジン21にマウントする構造をブラケット34によって容易に実現することができる。
ブラケット34の上部が、連結部材36によってエンジン21に接続されている。これにより、エンジン補機ユニット24とエンジン21との振動差がさ低減されるため、接続部材への負荷をさらに軽減することができる。
燃料フィルタ31が左点検窓131に面して配置されている。このため、左点検窓131から燃料フィルタ31に容易にアクセスすることができる。これにより、燃料フィルタ31へのメンテナンス性が向上する。
CCV32が右点検窓132に面して配置されている。このため、右点検窓132からCCV32に容易にアクセスすることができる。これにより、CCV32へのメンテナンス性が向上する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
エンジン補機は、燃料フィルタ31とECU33とCCV32に限られず、これらのうちの一部であってもよい。或いは、エンジン補機は、燃料フィルタ31とECU33とCCV32以外の装置を更に含んでもよい。
ブラケット34の上部が連結部材36を介してエンジン21に接続されていなくてもよい。ただし、エンジン補機ユニット24とエンジン21との振動差をさらに低減するためには、上記の実施形態のように、ブラケット34の上部が連結部材36を介してエンジン21に接続されることが好ましい。
ブラケット34の形状は上記の実施形態の形状に限らず、適宜、変更されてもよい。
右点検窓132及び左点検窓131の少なくとも一方が省略されてもよい。ただし、CCV32は通常、定期的なメンテナンスを要するため、CCV32に面して点検窓が配置されることが好ましい。
本発明によれば、エンジン補機とエンジンとを接続する接続部材への負荷を軽減することができるブルドーザを提供することができる。
21 エンジン
22 ポンプ組立体
4 エンジン補機ユニット
23 フライホイール
34 ブラケット
36 連結部材
31 燃料フィルタ
32 クランクケース換気装置(CCV)
33 エンジンコントロールユニット(ECU)
341 板部
342 第1側面部
343 第2側面部
345 底面部
13 エンジンカバー
131 左点検窓
132 右点検窓

Claims (8)

  1. 前後方向に延びる出力軸を有するエンジンと、
    前記エンジンの後方に配置され互いに前後方向に並んで配置された複数の油圧ポンプを含み、前記エンジンに接続されるポンプ組立体と、
    前記エンジンの後方に配置され、前記エンジンにマウントされるエンジン補機と、
    前記エンジンと前記エンジン補機とを接続する接続部材と、
    を備えるブルドーザ。
  2. 前記エンジンは、前記ポンプ組立体の前方に配置されるフライホイールをさらに有し、
    前記ポンプ組立体は、前記フライホイールを介して前記エンジンに接続されており、
    前記エンジン補機は、前記フライホイールの上方に配置される、
    請求項1に記載のブルドーザ。
  3. 前記エンジン補機が取り付けられるブラケットをさらに備え、
    前記ブラケットは、前記フライホイールの上方に配置されており、前記フライホイールに取り付けられる、
    請求項2に記載のブルドーザ。
  4. 前記ブラケットの上部と前記エンジンとを連結する連結部材をさらに備える、
    請求項3に記載のブルドーザ。
  5. 前記エンジン補機は、前記ブラケットの一方の側部に取り付けられる燃料フィルタと、前記ブラケットの他方の側部に取り付けられるクランクケース換気装置と、を有する、
    請求項3又は4に記載のブルドーザ。
  6. 前記エンジン補機は、前記燃料フィルタと前記クランクケース換気装置との間において前記ブラケットに取り付けられるエンジンコントロールユニットをさらに有する、
    請求項5に記載のブルドーザ。
  7. 前記ブラケットは、
    上下方向及び左右方向に延びており、前記エンジンコントロールユニットが取り付けられる板部と、
    前記板部の一方の側部に連結されており、前記燃料フィルタが取り付けられる第1側面部と、
    前記板部の他方の側部に連結されており、前記クランクケース換気装置が取り付けられる第2側面部と、
    前記フライホイールに取り付けられる底面部と、
    を有する、
    請求項6に記載のブルドーザ。
  8. 前記エンジンを覆うエンジンカバーをさらに備え、
    前記エンジンカバーの側面には点検窓が設けられており、
    前記エンジン補機は、前記点検窓に面して配置される、
    請求項1から7のいずれかに記載のブルドーザ。
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