JP2014034648A - 太陽電池セル固定用テープ - Google Patents
太陽電池セル固定用テープ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014034648A JP2014034648A JP2012176923A JP2012176923A JP2014034648A JP 2014034648 A JP2014034648 A JP 2014034648A JP 2012176923 A JP2012176923 A JP 2012176923A JP 2012176923 A JP2012176923 A JP 2012176923A JP 2014034648 A JP2014034648 A JP 2014034648A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- solar cell
- fixing
- release
- sealing material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
Landscapes
- Adhesive Tapes (AREA)
- Photovoltaic Devices (AREA)
Abstract
【解決手段】本発明の太陽電池セル固定用テープ10は、離型テープ11と、離型テープ11の少なくとも一部に積層された粘着テープ12とからなり、粘着テープ12は、非離型性基材12aと、非離型性基材12aの片面に設けられた粘着剤層12bと有し、粘着剤層12bが、離型テープ11に剥離可能に貼着されている。本発明の太陽電池セル固定用テープ10は、離型テープ11に粘着テープ12が積層されていない開口部が、離型テープ11の長手方向に所定間隔で形成されていることが好ましい。
【選択図】図1
Description
上記太陽電池モジュールは、通常、ガラス板に、封止材、太陽電池セル、封止材、バックシートを順次積層して製造される。太陽電池セルは一対の封止材の間に複数並べられており、互いに隣接する太陽電池セル同士はその間隔を一定にするために、基材の一方の面に粘着剤層が設けられた粘着テープで固定されている(特許文献2,3)。
しかしながら、上記のように巻き回された粘着テープを用いて太陽電池セルを固定した場合には、太陽電池モジュール作製時のラミネート工程にて、テープと封止材との間にガスが溜まって膨張することがあった(以下、その膨張のことを「インフレーション」という。)。インフレーションが起こると、太陽電池モジュールの外観が損なわれ、また、封止材による封止性が低下する傾向にある。
本発明は、太陽電池モジュール作製時のインフレーションを防止できる太陽電池セル固定用テープを提供することを目的とする。
すなわち、本発明の太陽電池セル固定用テープは、離型テープと、該離型テープの少なくとも一部に積層された粘着テープとからなり、前記粘着テープは、非離型性基材と、該非離型性基材の片面に設けられた粘着剤層と有し、該粘着剤層が、前記離型テープに剥離可能に貼着されていることを特徴とする。
本発明の太陽電池セル固定用テープは、離型テープに粘着テープが積層されていない開口部が、離型テープの長手方向に所定間隔で形成されていることが好ましい。
本発明の太陽電池セル固定用テープ(以下、「固定用テープ」と略す。)の第1の実施形態について説明する。
図1に、本実施形態の固定用テープを示す。本実施形態の固定用テープ10は、離型テープ11と、離型テープ11に積層された粘着テープ12とからなるものである。
あるいは、離型テープ11上に粘着剤を塗布して粘着剤層12bを形成し、その粘着剤層12bに非離型性基材12aを貼り合せることによって製造することができる。
粘着テープ12で太陽電池セル30を固定した後には、図3に示すように、第1の封止材20と第2の封止材40とで、粘着テープ12および太陽電池セル30を挟み込んで封止する。
従来の粘着テープのように基材の粘着剤層が設けられていない面が離型処理されている場合には、基材と第2の封止材との接着性が低く、太陽電池モジュール作製の際に封止材の一部が分解して発生したガスが、基材と第2の封止材との間に溜まって、インフレーションを引き起こしやすくなっていた。これに対し、本実施形態では、離型テープ11を用いているため、粘着テープ12の基材として、粘着剤層12bが設けられていない面が離型処理されていない非離型性基材12aを用いることができる。第1の封止材20と第2の封止材40とで太陽電池セル30および固定用テープ10を挟んだ際には、粘着テープ12の非離型性基材12aの表面に第2の封止材40が容易に貼着するため、非離型性基材12aと第2の封止材40との間に隙間が形成しにくい。そのため、封止材20,40の分解によりガスが発生しても、非離型性基材12aと第2の封止材40との間に入り込んで溜まることを防止できる。
したがって、本実施形態の固定用テープ10によれば、太陽電池モジュール作製時のインフレーションを防止できるため、太陽電池モジュールの外観を損なうことを防止でき、また、封止性が低下することを防ぐことができる。
本発明の太陽電池セル固定用テープ(以下、「固定用テープ」と略す。)の第2の実施形態について説明する。
図4,5に、本実施形態の固定用テープを示す。本実施形態の固定用テープ50は、離型テープ51に粘着テープ52が積層されていない部分が、離型テープ51の長手方向に所定間隔で形成されていること以外は、第1の実施形態における粘着テープ12と同様であり、離型テープ51と、離型テープ51に積層された粘着テープ52とからなっている。
粘着テープ52における開口率([全開口面積/粘着テープ全体面積]×100%)は30〜70%であることが好ましく、40〜60%であることがより好ましい。開口率が前記下限値以上であれば、インフレーションを充分に防止でき、前記上限値以下であれば、互いに隣接する太陽電池セル同士を確実に固定できる。
また、互いに隣接する開口部A,A同士の最短距離は0.5〜3.0mmであることが好ましく、1.0〜2.0mmであることがより好ましい。互いに隣接する開口部A,A同士の最短距離が前記下限値以上であれば、互いに隣接する太陽電池セル同士を確実に固定でき、前記上限値以下であれば、インフレーションを充分に防止できる。
粘着テープ52で太陽電池セル30を固定した後には、図3に示すように、第1の封止材20と第2の封止材40とで、粘着テープ52および太陽電池セル30を挟み込んで封止する。
本実施形態では、離型テープ51を用いているため、粘着テープ52の基材として、粘着剤層12bが設けられていない面が離型処理されていない非離型性基材12aを用いることができる。第1の封止材20と第2の封止材40とで太陽電池セル30および固定用テープ10を挟んだ際には、粘着テープ52の非離型性基材12aの表面に第2の封止材40が容易に貼着する上に、粘着テープ52に形成された開口部Aにて、第1の封止材20と第2の封止材40とが接触し、さらには接着する。そのため、非離型性基材12aと第2の封止材40との間に隙間が形成しにくく、封止材20,40の分解によりガスが発生しても、非離型性基材12aと第2の封止材40との間に入り込んで溜まることを防止できる。
したがって、本実施形態の固定用テープ50によれば、太陽電池モジュール作製時のインフレーションを防止できる。これにより、太陽電池モジュールの外観を損なうことを防止でき、また、封止性が低下することを防ぐことができる。
例えば、第2の実施形態における粘着テープに形成された開口部は矩形状でなくてもよく、例えば、円形状、楕円形状であってもよい。
また、離型テープの幅方向の端部に粘着テープがない形態、例えば、図6に示すように、離型テープ51の幅方向に沿った細長の粘着テープ52が、離型テープ51の長手方向に一定間隔で設けられた形態であってもよい。この場合も、離型テープに粘着テープが積層されていない部分が形成される。
11,51 離型テープ
12,52 粘着テープ
12a 非離型性基材
12b 粘着剤層
20 第1の封止材
30 太陽電池セル
40 第2の封止材
A 開口部
Claims (2)
- 離型テープと、該離型テープの少なくとも一部に積層された粘着テープとからなり、前記粘着テープは、非離型性基材と、該非離型性基材の片面に設けられた粘着剤層と有し、該粘着剤層が、前記離型テープに剥離可能に貼着されていることを特徴とする太陽電池セル固定用テープ。
- 離型テープに粘着テープが積層されていない開口部が、離型テープの長手方向に所定間隔で形成されている請求項1に記載の太陽電池セル固定用テープ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012176923A JP5997972B2 (ja) | 2012-08-09 | 2012-08-09 | 太陽電池セル固定用テープ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012176923A JP5997972B2 (ja) | 2012-08-09 | 2012-08-09 | 太陽電池セル固定用テープ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014034648A true JP2014034648A (ja) | 2014-02-24 |
JP5997972B2 JP5997972B2 (ja) | 2016-09-28 |
Family
ID=50283833
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012176923A Expired - Fee Related JP5997972B2 (ja) | 2012-08-09 | 2012-08-09 | 太陽電池セル固定用テープ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5997972B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020233301A1 (zh) * | 2019-05-17 | 2020-11-26 | 苏州赛伍应用技术股份有限公司 | 光伏组件背板用修补胶带及其贴合工艺及应用 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5848971A (ja) * | 1981-09-18 | 1983-03-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 太陽電池モジユ−ル |
JP2003324211A (ja) * | 2002-02-27 | 2003-11-14 | Bridgestone Corp | 太陽電池モジュール及びそのための仮止め用テープ |
WO2009119515A1 (ja) * | 2008-03-26 | 2009-10-01 | リンテック株式会社 | 粘着シート |
JP2011032449A (ja) * | 2009-07-29 | 2011-02-17 | Dengiken:Kk | 粘着テープ及びそれを用いた太陽電池モジュール |
-
2012
- 2012-08-09 JP JP2012176923A patent/JP5997972B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5848971A (ja) * | 1981-09-18 | 1983-03-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 太陽電池モジユ−ル |
JP2003324211A (ja) * | 2002-02-27 | 2003-11-14 | Bridgestone Corp | 太陽電池モジュール及びそのための仮止め用テープ |
WO2009119515A1 (ja) * | 2008-03-26 | 2009-10-01 | リンテック株式会社 | 粘着シート |
JP2011032449A (ja) * | 2009-07-29 | 2011-02-17 | Dengiken:Kk | 粘着テープ及びそれを用いた太陽電池モジュール |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020233301A1 (zh) * | 2019-05-17 | 2020-11-26 | 苏州赛伍应用技术股份有限公司 | 光伏组件背板用修补胶带及其贴合工艺及应用 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5997972B2 (ja) | 2016-09-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5820762B2 (ja) | 透明導電性フィルム用表面保護フィルム及びそれを用いた透明導電性フィルム | |
JP3141815U (ja) | 粘着セパレータ付き保護フィルム | |
WO2006087921A1 (ja) | 積層シート、積層シートの巻取体およびそれらの製造方法 | |
EP3122156A1 (en) | Laminated sheet for sealing electronic elements and production method for electronic device | |
CN202415430U (zh) | 晶片加工用胶带 | |
CN103614088B (zh) | 用于薄膜光伏组件边缘保护的耐老化胶带及其制备方法 | |
JP6407472B2 (ja) | 接着シートおよびその使用方法 | |
JP7075893B2 (ja) | 両面粘着シートおよび半導体装置の製造方法 | |
JP6454587B2 (ja) | グラファイトシート積層体の製造方法、グラファイトシート積層体の個片化物の製造方法、グラファイトシート積層体の個片化物封止粘着シートの製造方法およびグラファイトシート積層体封止粘着シートの個片化物の製造方法 | |
JP2016139533A5 (ja) | ||
JP2008260540A (ja) | シート状光学フィルム包装体 | |
JP5997972B2 (ja) | 太陽電池セル固定用テープ | |
JP5938539B2 (ja) | 電子部材固定構造 | |
CN104465528B (zh) | 柔性基板的制备方法和柔性基板预制组件 | |
JP2010215900A (ja) | 粘着シート及びその製造方法 | |
JP5957336B2 (ja) | 太陽電池セル固定用粘着テープ | |
JP2009221380A (ja) | 粘着シート及びそれを用いた剥離シート付粘着シート | |
JP2010278183A (ja) | 電解コンデンサ及び電解コンデンサ用巻き止めテープ | |
JP2010076178A (ja) | 保護フィルム | |
JP2010092731A (ja) | 燃料電池用電極の製造方法 | |
JP6377224B1 (ja) | ウェブ材固定用両面粘着テープ及び両面セパレータ付き粘着テープ | |
JP5968151B2 (ja) | 複合フィルム、およびデバイスの製造方法 | |
KR101148455B1 (ko) | 층상구조 기판을 이용한 플라스틱 태양전지 제조방법, 이에 따라 제조된 플라스틱 태양전지 | |
KR102259220B1 (ko) | 태양광 패널 에지 밀봉용 점착 테이프 및 그 제조 방법 | |
KR102085486B1 (ko) | 점착 시트 및 그 제조 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150702 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160512 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160524 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160712 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160802 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160829 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5997972 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |