JP2014034281A - ミラー自動調整システム - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成及び処理によって、運転者にとって好適な傾斜角度に車載ミラーの鏡面を自動調整可能なシステムの提供。
【解決手段】データベース22には、シート位置と第1ミラー角度と第2ミラー角度との好適な対応関係が、ミラー調整情報として予め記憶される。CPU制御部21は、座席位置認識装置27により検出されたシート位置とルームミラー角度認識装置29により検出されたルームミラー角度(第2ミラー角度)とに対応する左ドアミラーの傾斜角度(第1ミラー角度)を、データベース22に記憶されたミラー調整情報に従って特定し、特定した左ドアミラーの傾斜角度を左ドアミラーの目標角度として決定し、左ドアミラー角度認識装置25Lにより検出された左ドアミラーの鏡面の傾斜角度が目標角度となるように、左ドアミラー角度調整装置24Lを制御する。
【選択図】図2

Description

特許文献1には、運転者の姿勢や個人差によらず、ドアミラーを正確に調整することが可能な自動調整装置が記載されている。この装置では、ドアミラーに内蔵されたカメラによって運転者の眼球部を撮像し、カメラにより撮像された画像から運転者の瞳孔位置座標を検出し、検出された瞳孔の位置座標と設定された最適瞳孔位置座標との差が零になるようにドアミラーの位置を調整する。
特開平6−262982号公報
特許文献1の装置は、運転者の眼球部を撮像するためのカメラや、カメラの撮像画像から運転者の瞳孔位置座標を検出する手段が必要であり、装置の高コスト化及び処理の複雑化を招く。
本発明は、上記実状に鑑み、簡易な構成及び処理によって、運転者にとって好適な傾斜角度に車載ミラーの鏡面を自動調整可能なシステムの提供を目的とする。
上記目的を達成すべく、本発明のミラー自動調整システムは、シートと第1ミラーと第2ミラーとを備えた車両に搭載される。シートは、車体に対する位置を変更可能に車室内に支持される。第1ミラーは第1鏡面を有し、第1鏡面はシートよりも車両前方で車体に対して傾動自在に支持される。第2ミラーは第2鏡面を有し、第2鏡面は、シートよりも車両前方で車体に対して傾動自在に支持される。シートに着座した運転者は、第1鏡面に映る車両後方の鏡像と第2鏡面に映る車両後方の鏡像とを視認可能である。
本発明の第1の態様のミラー自動調整システムは、シート位置検出手段と第1ミラー駆動手段と第1ミラー角度検出手段と第2ミラー角度検出手段と記憶手段と第1ミラー駆動制御手段とを備える。
シート位置検出手段は、車体に対するシートの位置をシート位置情報として検出する。第1ミラー駆動手段は、第1鏡面を車体に対して傾動させる。第1ミラー角度検出手段は、第1鏡面の傾斜角度を第1ミラー角度情報として検出する。第2ミラー角度検出手段は、第2鏡面の傾斜角度を第2ミラー角度情報として検出する。
記憶手段には、シート位置情報と第1ミラー角度情報と第2ミラー角度情報との好適な対応関係が、ミラー調整情報として予め記憶される。目標角度決定手段は、シート位置検出手段により検出されたシート位置情報と第2ミラー角度検出手段により検出された第2ミラー角度情報とに対応する第1ミラー角度情報を、記憶手段に記憶されたミラー調整情報に従って特定し、特定した第1ミラー調整情報が示す傾斜角度を第1鏡面の目標角度として決定する。第1ミラー駆動制御手段は、第1ミラー角度検出手段により第1ミラー角度情報として検出された第1鏡面の傾斜角度が目標角度決定手段により決定された目標角度となるように、第1ミラー駆動手段を制御する。
ミラー調整情報として記憶されるシート位置情報と第1ミラー角度情報と第2ミラー角度情報との好適な対応関係とは、シートの位置を調整して着座した運転者が第2鏡面を後方視認に好適な傾斜角度に調整した場合、その運転者にとって後方視認に好適な第1鏡面の傾斜角度が、シートの位置と第2鏡面の傾斜角度とから特定されるように設定された対応関係である。シートの位置と、その位置でシートに着座した運転者にとって後方視認に好適な第2鏡面の傾斜角度との組み合わせは、シートに着座する運転者の体格に応じて一意的に定まる。従って、シート位置情報と第1ミラー角度情報と第2ミラー角度情報との好適な対応関係(シートの位置と第1鏡面の傾斜角度と第2鏡面の傾斜角度との組み合わせ)は、運転者の体格差が予め考慮された関係となる。
上記構成では、第1ミラーが自動調整の対象となる車載ミラーであり、第2ミラー(第2鏡面の傾斜角度)は運転者からの操作によって調整される。
運転者がシートの位置を調整して着座し、第2ミラーの第2鏡面を後方視認に好適な傾斜角度に調整すると、シート位置検出手段は、シートの位置(シート位置情報)を検出し、第2ミラー角度検出手段は、第2鏡面の傾斜角度(第2ミラー角度情報)を検出する。目標角度決定手段は、シート位置検出手段により検出されたシート位置情報と第2ミラー角度検出手段により検出された第2ミラー角度情報とに対応する第1ミラー角度情報(第1鏡面の傾斜角度)を、記憶手段に記憶されたミラー調整情報に従って特定し、特定した第1鏡面の傾斜角度を第1鏡面の目標角度として決定する。第1ミラー駆動制御手段は、第1ミラー角度検出手段により検出された第1鏡面の傾斜角度が目標角度決定手段により決定された目標角度となるように、第1ミラー駆動手段を制御する。従って、第1ミラー(第1鏡面)を、運転者の着座位置や体格差に応じた好適な傾斜角度に自動調整することができる。
また、記憶手段にミラー調整情報を予め記憶させておけばよいので、複雑な処理や構成が不要であり、構成及び処理の簡素化が可能である。
本発明の第2の態様は、第1の態様のミラー自動調整システムであって、第1鏡面と第2鏡面とは、上下方向の回転軸を中心として水平方向に傾動自在で且つ車幅方向の回転軸を中心として上下方向に傾動自在にそれぞれ支持される。第1ミラー角度情報は、第1鏡面の水平方向の傾斜角度と、第1鏡面の上下方向の傾斜角度とを含む。第2ミラー角度情報は、第2鏡面の水平方向の傾斜角度と、第2鏡面の上下方向の傾斜角度とを含む。
本発明の第3の態様は、第1又は第2の態様のミラー自動調整システムであって、シートは、運転者の臀部を下方から支持するシートクッションと、運転者の背部を後方から支持するシートバックとを有する。シートクッションは、車両前後方向に移動自在に車体に対して支持される。シートバックは、シートクッションに対して傾動自在に支持される。シート位置情報は、シートクッションの車両前後方向の位置と、シートバックの傾斜角度とを含む。
上記第2及び第3の態様では、シート位置情報と第1ミラー角度情報と第2ミラー角度情報との対応関係が多様化するので、第1ミラー(第1鏡面)をさらに好適な傾斜角度に自動調整することができる。
本発明によれば、簡易な構成及び処理によって、運転者にとって好適な傾斜角度に車載ミラーの鏡面を自動調整することができる。
本発明の第1実施形態のミラー自動調整システムが搭載される車両を模式的に示す平面図である。 第1実施形態のミラー自動調整システムの機能ブロック図である。 図3のデータベースに記憶されるミラー調整用テーブルを説明する図である。 第1実施形態のミラー自動調整処理を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態のミラー自動調整処理を示すフローチャートである。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態について、図面を参照して説明する。本実施形態では、ミラー自動調整システム3が搭載される車両1がトラック(商用車)の場合を説明するが、本発明のミラー自動調整システム3は、乗用車など様々な種類の車両に搭載可能である。また、以下の説明において、前後方向は車両の前後方向であり、左右方向は車両前方を向いた状態での左右方向である。
図1に示すように、車両1のキャブ2の左右の側部前端には、車室外に配置されて車両1の側後方を映す左右のドアミラー(バックミラー・サイドミラー)4L,4Rがそれぞれ設けられている。左ドアミラー4L及び右ドアミラー4Rの各鏡面(左鏡面5L、右鏡面5R)は、上下方向に沿った回転軸(図示省略)を中心として水平方向に傾動自在で、且つ左右方向に沿った回転軸を中心として上下方向に傾動自在に、キャブ2側にそれぞれ支持されている。左右のドアミラー4L,4R(左鏡面5L,右鏡面5R)の水平方向及び上下方向の傾動は、ドアミラー4,4Rに内蔵された左ドアミラー角度調整装置24L及び右ドアミラー角度調整装置24R(図2参照)の各ステッピングモータ(図示省略)によって実行され、CPU制御部21(図2参照)は、各ステッピングモータを制御してドアミラー4L,4Rの鏡面5L,5Rの傾斜角度を調節する。なお、車両が乗用車やピックアップトラックなどの場合、ドアミラーやフェンダーミラーがバックミラーとなる。
キャブ2の車室内6には、シートクッション8とシートバック9とを有するシート7が設けられている。シートクッション8は、車両前後方向に移動自在にキャブ2の床面(車体)11に支持され、運転者Dの臀部を下方から支持する。シートバック9は、シートクッション8に対して車両前後方向に傾動自在に支持され、運転者Dの背部を後方から支持する。シートクッション8の車両前後方向の移動とシートバック9の傾動とは、座席位置調整装置26(図2参照)の各ステッピングモータ(図示省略)によって実行され、CPU制御部21(図2参照)は、各ステッピングモータを制御してシートクッション8の移動とシートバック9の傾動とを調節する。なお、座席位置調整装置26を省略し、運転者Dが手動操作によってシートクッション8の移動及びシートバック9の傾動を行ってもよい。
キャブ2の車室内6の前上方の車幅方向の略中央には、車両1の後方を映すルームミラー12が設けられている。ルームミラー12の鏡面13は、上下方向に沿った回転軸(図示省略)を中心として水平方向に傾動自在で、且つ左右方向に沿った回転軸を中心として上下方向に傾動自在に、キャブ2側に支持されている。ルームミラー12(鏡面13)の水平方向及び上下方向の傾動は、ルームミラー12に内蔵されたルームミラー角度調整装置28(図2参照)の各ステッピングモータ(図示省略)によって実行され、CPU制御部21(図2参照)は、各ステッピングモータを制御してルームミラー12の鏡面13の傾斜角度を調節する。なお、ルームミラー角度調整装置28を省略し、運転者Dが手動操作によってルームミラー12の鏡面13を傾動してもよい。
ドアミラー4L,4Rの鏡面5L,5Rとルームミラー12の鏡面13とは、シートよりも車両前方に配置され、シート7に着座した運転者Dは、各鏡面5L,5R,13に映る車両後方の各鏡像を視認可能である。
[ミラー自動調整の概要]
シート1に着座した運転者Dが、自己の後方視認に好適な傾斜角度にドアミラー4L,4R(第1ミラー)の鏡面5L,5R(第1鏡面)とルームミラー(第2ミラー)12の鏡面(第2鏡面)13とをそれぞれ調整した場合、そのシート1の位置におけるドアミラー4L,4Rの鏡面5L,5Rの傾斜角度とルームミラー12の鏡面13の傾斜角度とは、同じ体格を有する他の運転者にとっても好適な傾斜角度であると推定される。すなわち、このようなシート7の位置とドアミラー4L,4Rの鏡面5L,5Rの傾斜角度とルームミラー12の鏡面13の傾斜角度との組み合わせは、当該組み合わせに適合した体格を有する運転者にとって、後方視認に好適な組み合わせとなる。また、シート1に着座した運転者Dにとって後方視認に好適なルームミラー12の鏡面13の傾斜角度は、運転者Dの体格に応じて変動する。すなわち、シート7の位置と当該位置のシート7に着座した運転者Dにとって好適なルームミラー12の鏡面13の傾斜角度との組み合わせは、運転者Dの体格に応じて一意的に定まる。従って、シート7の位置とドアミラー4L,4Rの鏡面5L,5Rとルームミラー12の鏡面13との好適な組み合わせ(シート位置情報と第1ミラー角度情報と第2ミラー角度情報との好適な対応関係)は、運転者の体格差が予め考慮された組み合わせ(関係)となる。
本実施形態のミラー自動調整システム3では、上記関係に着目し、想定される様々な体格を有する運転者が、シート1の可動範囲の各位置で着座した場合において、その運転者にとって後方視認に好適なドアミラー4L,4Rの鏡面5L,5Rの傾斜角度とルームミラー12の鏡面13の傾斜角度とを、実験やシミュレーションや演算などによって予め求める。そして、各場合のシート1の位置とドアミラー4L,4Rの鏡面5L,5Rの傾斜角度とルームミラー12の鏡面13の傾斜角度との組み合わせを、シート位置情報と第1ミラー角度情報(ドアミラー角度情報)と第2ミラー角度情報(ルームミラー角度情報)との好適な対応関係を示すミラー調整情報として予め記憶する。運転者Dが自己にとって好適な位置及び傾斜角度にシート7及びルームミラー12の鏡面13を調整した際に、調整されたシート7の位置とルームミラー12の鏡面13の傾斜角度との組み合わせをミラー調整情報から抽出する。抽出された組み合わせに含まれるドアミラー4L,4Rの鏡面5L,5Rの傾斜角度は、上記運転者Dにとって後方視認に好適な傾斜角度となる。従って、その傾斜角度を目標角度として鏡面5L,5Rの傾斜角度を調整することにより、運転者の体格差に因らず、ドアミラー4L,4Rの鏡面5L,5Rを好適な傾斜角度に調整することが可能となる。
[ミラー自動調整システム3の構成]
車両1に搭載されるミラー自動調整システム3は、図2に示すように、ミラー制御装置20と、左ドアミラー角度調整装置24Lと、右ドアミラー角度調整装置24Rと、左ミラー角度認識装置25Lと、右ミラー角度認識装置25Rと、座席位置調整装置26と、座席位置認識装置(シート位置検出手段)27と、ルームミラー角度調整装置28と、ルームミラー角度認識装置29と、ミラー選択ボタン31と、ミラー調整ボタン32と、座席調整ボタン33とを備える。
本実施形態では、左右のドアミラー4L,4Rが自動調整の対象となる第1ミラーに対応し、ルームミラー13が運転者Dによって手動調整される第2ミラーに対応する。
ミラー制御装置20は、CPU(Central Processing Unit)制御部21、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えた電算処理装置である。CPU制御部21は、ROMに記憶された運転支援プログラムに従って処理を実行することにより、目標角度決定手段及び第1ミラー駆動制御手段として機能する。ROM又はRAMはデータベース(記憶手段)22として機能し、データベース22にはミラー調整情報が予め記憶される。RAMはメモリ23として機能し、メモリ23には各処理で取得したデータが一時的に記憶される。
左ドアミラー4Lの鏡面5Lは、左ドアミラー角度調整装置24Lの2つのステッピングモータ(図示省略)によって、所定ステップを制御単位として水平方向及び上下方向にそれぞれ独立して傾動される。左ドアミラー角度認識装置25Lは、左ドアミラー4Lの鏡面5Lの水平方向の傾斜角度θLaと上下方向の傾斜角度θLbとを左ドアミラー検出角度として所定時間毎に検出し、その検出結果θLa,θLbをミラー制御装置20へ送信する。すなわち、左ドアミラー角度調整装置24Lは、鏡面5Lを傾動させる第1ミラー駆動手段を構成し、左ドアミラー角度認識装置25Lは、鏡面5Lの傾斜角度θLa,θLbを第1ミラー角度情報として検出する第1角度検出手段を構成する。
右ドアミラー4Rの鏡面5Rは、右ドアミラー角度調整装置24Rの2つのステッピングモータ(図示省略)によって、所定ステップを制御単位として水平方向及び上下方向にそれぞれ独立して傾動される。右ドアミラー角度認識装置25Rは、右ドアミラー4Rの鏡面5Rの水平方向の傾斜角度θRaと上下方向の傾斜角度θRbとを右ドアミラー検出角度として所定時間毎に検出し、その検出結果θRa,θRbをミラー制御装置20へ送信する。すなわち、右ドアミラー角度調整装置24Rは、鏡面5Rを傾動させる第1ミラー駆動手段を構成し、右ドアミラー角度認識装置25Rは、鏡面5Rの傾斜角度θRa,θRbを第1ミラー角度情報として検出する第1角度検出手段を構成する。
ルームミラー12の鏡面13は、ルームミラー角度調整装置28の2つのステッピングモータ(図示省略)によって、所定ステップを制御単位として水平方向及び上下方向にそれぞれ独立して傾動される。ルームミラー角度認識装置29は、ルームミラー12の鏡面13の水平方向の傾斜角度θIaと上下方向の傾斜角度θIbとをルームミラー情報として所定時間毎に検出し、その検出結果θIa,θIbをミラー制御装置20へ送信する。すなわち、ルームミラー角度認識装置29は、鏡面13の傾斜角度θIa,θIbを第2ミラー角度情報として検出する第2角度検出手段を構成する。
シートクッション8は、座席位置調整装置26のステッピングモータ(図示省略)によって、所定ステップを制御単位として車両前後方向にスライド移動される。シートバック9は、座席位置調整装置26の他のステッピングモータ(図示省略)によって、所定ステップを制御単位として車両前後方向に傾動される。座席位置認識装置27は、シートクッション8の車両前後方向における位置(シートクッション位置)xとシートバック9の傾斜角度(シートバック角度)θsとを座席情報として所定時間毎に検出し、その検出結果x,θsをミラー制御装置20へ送信する。すなわち、座席位置認識装置27は、シート7の位置をシート位置情報として検出するシート位置検出手段を構成する。
ミラー選択ボタン31とミラー調整ボタン32と座席調整ボタン33とは、車室内6の運転者Dが操作可能な所定位置に配置される。
ミラー選択ボタン31は、左ドアミラー4L、右ドアミラー4R及びルームミラー12のうち、何れか1つのミラーを選択する指示を運転者Dから受け付ける。ミラー調整ボタン32は、水平方向の傾動指示及び上下方向の傾動指示を運転者Dから選択的に受け付ける。運転者が、ミラー選択ボタン31によって手動調整の対象とするミラーを選択してミラー調整ボタン32を操作すると、CPU制御部21は、選択されたミラーの角度調整装置を制御して、その鏡面をミラー調整ボタン32の操作に応じて傾動させる。
座席調整ボタン33は、シートクッション8の移動指示とシートバック9の傾動指示とを運転者Dから受け付ける。CPU制御部21は、座席位置調整装置26を制御して、シートクッション8の移動やシートバック9の傾動を座席調整ボタン33の操作に応じて実行させる。
なお、自動調整モードの設定指示及び解除指示を運転者Dから受け付けるモード設定ボタン(図示省略)を車室内6に設け、モード設定ボタン34の操作によって自動調整モードが設定されることを条件として、CPU制御部21が後述するミラー自動調整処理を実行するように構成してもよい。
データベース22には、シート位置情報(シートクッション位置x、シートバック角度θs)と、第1ミラー角度情報(左ドアミラー4Lの鏡面5Lの傾斜角度θLa,θLb、右ドアミラー4Rの鏡面5Rの傾斜角度θRa,θRb)と、第2ミラー角度情報(ルームミラー12の鏡面13の傾斜角度θIa,θIb)との好適な対応関係が、ミラー調整情報として予め記憶される。
ミラー調整情報は、例えば図3に示すように、ルームミラー12の鏡面13の傾斜角度θIa,θIbと、シートクッション位置x及びシートバック角度θsと、左ドアミラー4Lの鏡面5Lの傾斜角度θLa,θLbと、右ドアミラー4Rの鏡面5Rの傾斜角度θRa,θRb)とが対応付けられたテーブル35として記憶される。なお、ミラー調整情報をマップや所定の演算式などによって記憶させてもよい。
ミラー調整情報として記憶されるシート位置情報と第1ミラー角度情報と第2ミラー角度情報との好適な対応関係とは、シート7の位置を調整して着座した運転者Dが第2鏡面(本実施形態ではルームミラー12の鏡面13)を後方視認に好適な傾斜角度に調整した場合、その運転者Dにとって後方視認に好適な第1鏡面(本実施形態ではドアミラー4L,4Rの鏡面5L,5R)の傾斜角度が、シート7の位置と第2鏡面の傾斜角度とから特定されるように設定された対応関係である。シート7の位置と、その位置でシート7に着座した運転者Dにとって後方視認に好適な第2鏡面の傾斜角度との組み合わせは、シート7に着座する運転者Dの体格に応じて一意的に定まる。従って、シート位置情報と第1ミラー角度情報と第2ミラー角度情報との好適な対応関係は、運転者の体格差が予め考慮された関係となる。
例えば、調整後のシート7の座席位置が(x2、θs2)であり、調整後のルームミラー12の鏡面13の傾斜角度が(θIa2、θIb2)である場合、図3に示すテーブル35を参照すると、その運転者Dにとって後方視認に好適な左ドアミラー4Lの鏡面5Lの傾斜角度は(θLa2、θLb2)となり、右ドアミラー4Rの鏡面5Rの傾斜角度は(θRa2、θRb2)となる。
CPU制御部21は、座席位置認識装置27により検出されたシート位置情報(x、θs)とルームミラー角度認識装置29により検出された第2ミラー角度情報(θIa、θIb)との組み合わせに対応する第1ミラー角度情報(θLa2、θLb2)及び(θRa2、θRb2)を、テーブル35を検索して抽出(特定)し、抽出した傾斜角度(θLa2、θLb2)及び(θRa2、θRb2)を左右のドアミラー4L,4Rの各鏡面5L,5Rの目標角度(左ミラー奨励角度(θLaT、θLbT)、右ミラー奨励角度(θRaT、θRbT))として決定する。CPU制御部21は、左ドアミラー角度認識装置25Lにより検出された左ドアミラー4Lの鏡面5Lの傾斜角度が上記決定された左ミラー奨励角度(θLaT、θLbT)となるように、左ドアミラー角度調整装置24Lを制御する。また、CPU制御部21は、右ドアミラー角度認識装置25Rにより検出された右ドアミラー4Rの鏡面5Rの傾斜角度が上記決定された右ミラー奨励角度(θRaT、θRbT)となるように、右ドアミラー角度調整装置24Rを制御する。
[ミラー自動調整処理]
次に、ミラー制御装置20が実行するミラー自動制御処理について、図4のフローチャートを参照して説明する。本処理は、運転者がエンジンを始動することによって開始され、所定時間毎に繰り返して実行される。
図4に示すように、本処理を開始すると、運転者Dからの手動調整によるシート7の移動又は傾動(座席調整)が実行されたか否かを判定し(ステップS1)、座席調整が実行された場合は(ステップS1:Yes)、ステップS3へ移行して座席位置認識装置27が検出した座席情報(x、θs)とルームミラー角度認識装置29が検出したルームミラー情報(θI、θI)を取得する。
座席調整が実行されていない場合は(ステップS1:NO)、運転者Dからの手動調整によるルームミラー12の鏡面13の調整(ルームミラー調整)が実行されたか否かを判定し(ステップS2)、ルームミラー調整が実行された場合は(ステップS2:Yes)、ステップS3へ移行して座席位置認識装置27が検出した座席情報(x、θs)とルームミラー角度認識装置29が検出したルームミラー情報(θI、θI)を取得する。ルームミラー調整が実行されていない場合は(ステップS2:NO)、本処理を終了する。
座席情報(x、θs)とルームミラー情報(θI、θI)とを取得すると(ステップS3)、取得した座席情報(x、θs)及びルームミラー情報(θI、θI)に対応する右ミラー奨励角度(θRaT、θRbT)及び左ミラー奨励角度(θLaT、θLbT)を、データベース22(テーブル35)を検索して取得する(ステップS4)。
次に、右ドアミラー角度認識装置25Rが検出した右ドアミラー検出角度を取得し(ステップS5)、右ドアミラー検出角度が右ミラー奨励角度(θRaT、θRbT)と一致しているか否かを判定する(ステップS6)。右ドアミラー検出角度が右ミラー奨励角度(θRaT、θRbT)と一致していない場合(ステップS6:NO)、右ドアミラー角度調整装置24Rを制御して右ドアミラー4Rの鏡面5Rの傾斜角度を調整し(ステップS7)、ステップS5へ戻り、右ドアミラー検出角度が右ミラー奨励角度(θRaT、θRbT)と一致するまで鏡面5Rの傾斜角度の調整(ステップS7)を繰り返す。
右ドアミラー検出角度が右ミラー奨励角度(θRaT、θRbT)と一致している場合(ステップS6:YES)、左ドアミラー角度認識装置25Lが検出した左ドアミラー検出角度を取得し(ステップS8)、左ドアミラー検出角度が左ミラー奨励角度(θLaT、θLbT)と一致しているか否かを判定する(ステップS9)。左ドアミラー検出角度が左ミラー奨励角度(θLaT、θLbT)と一致していない場合(ステップS9:NO)、左ドアミラー角度調整装置24Lを制御して左ドアミラー4Lの鏡面5Lの傾斜角度を調整し(ステップS10)、ステップS8へ戻り、左ドアミラー検出角度が左ミラー奨励角度(θLaT、θLbT)と一致するまで鏡面5Lの傾斜角度の調整(ステップS10)を繰り返す。
左ドアミラー検出角度が左ミラー奨励角度(θLaT、θLbT)と一致している場合(ステップS10:YES)、本処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態では、左右のドアミラー4L,4Rが自動調整の対象となる車載ミラーであり、ルームミラー12の鏡面13は運転者Dからの操作によって調整される。
運転者Dがシート7の位置を調整して着座し、ルームミラー12の鏡面13を後方視認に好適な傾斜角度に調整すると、ミラー制御装置20は、座席位置認識装置27により検出されたシート位置情報(x、θs)とルームミラー角度認識装置29により検出された第2ミラー角度情報(θIa、θIb)との組み合わせに対応する左ミラー奨励角度(θLaT、θLbT)及び右ミラー奨励角度(θRaT、θRbT)を、データベース22(テーブル35)を検索して抽出(決定)し、左右のドアミラー4L,4Rの鏡面5L,5Rの各傾斜角度が上記決定された左ミラー奨励角度(θLaT、θLbT)及び右ミラー奨励角度(θRaT、θRbT)となるように、左ドアミラー角度調整装置24L及び右ドアミラー角度調整装置24Rを制御する。
従って、運転者Dによるシート7の位置調整やルームミラー12の角度調整を契機として、左右のドアミラー4L,4Rの鏡面5L,5Rを運転者Dの着座位置や体格差に応じた好適な傾斜角度に自動調整することができる。
ミラー調整情報(テーブル35)を予め記憶させておけばよいので、複雑な処理や構成が不要であり、構成及び処理の簡素化が可能である。
シート位置情報はシートクッション位置xとシートバック角度θsを含み、第1ミラー角度情報は、左ドアミラー4Lの鏡面5Lの水平方向の傾斜角度θLaと上下方向の傾斜角度θLb、及び右ドアミラー4Rの鏡面5Rの水平方向の傾斜角度θRaと上下方向の傾斜角度θRbを含み、第2ミラー角度情報は、ルームミラー12の鏡面13の水平方向の傾斜角度θIaと上下方向の傾斜角度θIbとを含むので、シート位置情報と第1ミラー角度情報と第2ミラー角度情報との対応関係が多様化する。従って、左右のドアミラー4L,4R(鏡面5L,5R)をさらに好適な傾斜角度に自動調整することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について、図5のフローチャートを参照して説明する。
第1実施形態は、左右のドアミラー4L,4Rを自動調整の対象となる第1ミラーとし、ルームミラー13を運転者Dによって手動調整される第2ミラーとしたが、第2実施形態は、左右のドアミラー4L,4Rのうち任意の一方を自動調整の対象となる第1ミラーとし、他方を運転者Dによって手動調整される第2ミラーとしている点で第1実施形態と相違する。すなわち、第2実施形態は、ミラー制御装置20が実行するミラー自動調整処理が第1実施形態と相違し、基本的な構成は第1実施形態と共通する。このため、本実施形態の構成についての詳しい説明は省略する。
本実施形態では、左右のドアミラー4L,4Rのうち任意の一方を自動調整の対象となる第1ミラーとし、他方を運転者Dによって手動調整される第2ミラーとしているため、ミラー調整情報として記憶されるシート位置情報と第1ミラー角度情報と第2ミラー角度情報との好適な対応関係は、シート7の位置を調整して着座した運転者Dが第2鏡面(左右のドアミラー4L,4Rの他方)を後方視認に好適な傾斜角度に調整した場合、その運転者Dにとって後方視認に好適な第1鏡面(左右のドアミラー4L,4Rの他方)の傾斜角度が、シート7の位置と第2鏡面の傾斜角度とから特定されるように設定された対応関係となる。すなわち、図3に示すテーブル35に設定されるデータのうち、ルームミラー12の鏡面13の傾斜角度(θIa、θIb)のデータは省略可能である。
左ドアミラー4Lが第1ミラーとなり、右ドアミラー4Rが第2ミラーとなる処理では、左ドアミラー角度調整手段24Lが第1ミラー駆動手段を構成し、左ドアミラー角度認識装置25Lが第1ミラー角度検出手段を構成し、右ドアミラー角度認識装置25Rが第2ミラー角度検出手段を構成する。また、右ドアミラー4Rが第1ミラーとなり、左ドアミラー4Lが第2ミラーとなる処理では、右ドアミラー角度調整手段24Rが第1ミラー駆動手段を構成し、右ドアミラー角度認識装置25Rが第1ミラー角度検出手段を構成し、左ドアミラー角度認識装置25Lが第2ミラー角度検出手段を構成する。
図5に示すように、本処理を開始すると、運転者Dからの手動調整による左ドアミラー4Lの鏡面5Lの傾動(左ドアミラー調整)が実行されたか否かを判定し(ステップS21)、左ドアミラー調整が実行された場合は(ステップS21:Yes)、座席位置認識装置27が検出した座席情報(x、θs)と左ドアミラー角度認識装置25Lが検出した左ドアミラー検出角度(θLa、θLb)を取得し(ステップS22)、取得した座席情報(x、θs)及び左ドアミラー検出角度(θLa、θLb)に対応する右ミラー奨励角度(θRaT、θRbT)を、データベース22(テーブル35)を検索して取得する(ステップS23)。
次に、右ドアミラー角度認識装置25Rが検出した右ドアミラー検出角度を取得し(ステップS24)、右ドアミラー検出角度が右ミラー奨励角度(θRaT、θRbT)と一致しているか否かを判定する(ステップS25)。右ドアミラー検出角度が右ミラー奨励角度(θRaT、θRbT)と一致していない場合(ステップS25:NO)、右ドアミラー角度調整装置24Rを制御して右ドアミラー4Rの鏡面5Rの傾斜角度を調整し(ステップS26)、ステップS24へ戻り、右ドアミラー検出角度が右ミラー奨励角度(θRaT、θRbT)と一致するまで鏡面5Rの傾斜角度の調整(ステップS26)を繰り返す。
右ドアミラー検出角度が右ミラー奨励角度(θRaT、θRbT)と一致している場合(ステップS25:YES)、本処理を終了する。
一方、左ドアミラー調整が実行されていない場合は(ステップS21:NO)、運転者Dからの手動調整による右ドアミラー4Rの鏡面5Rの傾動(右ドアミラー調整)が実行されたか否かを判定し(ステップS27)、右ドアミラー調整が実行された場合は(ステップS27:Yes)、座席位置認識装置27が検出した座席情報(x、θs)と右ドアミラー角度認識装置25Rが検出した右ドアミラー検出角度(θRa、θRb)を取得し(ステップS28)、取得した座席情報(x、θs)及び右ドアミラー検出角度(θRa、θRb)に対応する左ミラー奨励角度(θLaT、θLbT)を、データベース22(テーブル35)を検索して取得する(ステップS29)。
次に、左ドアミラー角度認識装置25Lが検出した左ドアミラー検出角度を取得し(ステップS30)、左ドアミラー検出角度が左ミラー奨励角度(θLaT、θLbT)と一致しているか否かを判定する(ステップS31)。左ドアミラー検出角度が左ミラー奨励角度(θLaT、θLbT)と一致していない場合(ステップS31:NO)、左ドアミラー角度調整装置24Lを制御して左ドアミラー4Lの鏡面5Lの傾斜角度を調整し(ステップS32)、ステップS30へ戻り、左ドアミラー検出角度が左ミラー奨励角度(θLaT、θLbT)と一致するまで鏡面5Lの傾斜角度の調整(ステップS32)を繰り返す。
左ドアミラー検出角度が左ミラー奨励角度(θLaT、θLbT)と一致している場合(ステップS31:YES)、本処理を終了する。
また、左ドアミラー調整及び右ドアミラー調整がともに実行されていない場合は(ステップS21:NO、ステップS22:NO)、本処理を終了する。
なお、上述の実施形態は本発明の一例である。このため、本発明は上述の実施形態に限定されることはなく、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、上述の実施形態以外であっても種々の変更が可能であることは勿論である。
例えば、傾動可能な鏡面を有するミラーが車両1に複数設けられている場合、その複数のミラーの任意の1つ又は複数のミラーを、自動調整の対象となる第1ミラーとし、他の1つ又は複数のミラーを、運転者Dによって手動調整される第2ミラーとすることができる。
また、上記実施形態では、シート位置情報はシートクッション位置xとシートバック角度θsを含み、第1ミラー角度情報は、左ドアミラー4Lの鏡面5Lの水平方向の傾斜角度θLaと上下方向の傾斜角度θLb、及び右ドアミラー4Rの鏡面5Rの水平方向の傾斜角度θRaと上下方向の傾斜角度θRbを含み、第2ミラー角度情報は、ルームミラー12の鏡面13の水平方向の傾斜角度θIaと上下方向の傾斜角度θIbとを含むように構成したが、各情報は、何れか一方の情報のみを含む(例えばシート位置情報はシートクッション位置xのみを含む)ように構成してもよい。
本発明は、ミラー自動調整システムとして種々の車両に搭載することができる。
1:車両
3:ミラー自動調整システム
4L,4R:ドアミラー
5L,5R:ドアミラーの鏡面
7:シート
8:シートクッション
9:シートバック
12:ルームミラー
13:ルームミラーの鏡面
20:ミラー制御装置
21:CPU制御部(目標角度決定手段、第1ミラー駆動制御手段)
22:データベース(記憶手段)
24L:左ドアミラー角度調整装置
24R:右ドアミラー角度調整装置
25L:左ミラー角度認識装置
25R:右ミラー角度認識装置
26:座席位置調整装置
27:座席位置認識装置(シート位置検出手段)
28:ルームミラー角度調整装置
29:ルームミラー角度認識装置

Claims (3)

  1. 車体に対する位置を変更可能に車室内に支持されるシートと、前記シートよりも車両前方で前記車体に対して傾動自在に支持される第1鏡面を有する第1ミラーと、前記シートよりも車両前方で前記車体に対して傾動自在に支持される第2鏡面を有する第2ミラーとを備え、前記シートに着座した運転者が前記第1鏡面に映る車両後方の鏡像と前記第2鏡面に映る車両後方の鏡像とを視認可能な車両に搭載されるミラー自動調整システムであって、
    前記車体に対する前記シートの位置をシート位置情報として検出するシート位置検出手段と、
    前記第1鏡面を前記車体に対して傾動させる第1ミラー駆動手段と、
    前記第1鏡面の傾斜角度を第1ミラー角度情報として検出する第1ミラー角度検出手段と、
    前記第2鏡面の傾斜角度を第2ミラー角度情報として検出する第2ミラー角度検出手段と、
    前記シート位置情報と前記第1ミラー角度情報と前記第2ミラー角度情報との好適な対応関係を、ミラー調整情報として予め記憶する記憶手段と、
    前記検出されたシート位置情報と前記検出された第2ミラー角度情報とに対応する第1ミラー角度情報を、前記記憶されたミラー調整情報に従って特定し、特定した第1ミラー調整情報が示す傾斜角度を前記第1鏡面の目標角度として決定する目標角度決定手段と、
    前記第1ミラー角度情報として検出された前記第1鏡面の傾斜角度が前記決定された目標角度となるように、前記第1ミラー駆動手段を制御する第1ミラー駆動制御手段と、を備えた
    ことを特徴とするミラー自動調整システム。
  2. 請求項1に記載のミラー自動調整システムであって、
    前記第1鏡面と前記第2鏡面とは、上下方向の回転軸を中心として水平方向に傾動自在で且つ車幅方向の回転軸を中心として上下方向に傾動自在にそれぞれ支持され、
    前記第1ミラー角度情報は、前記第1鏡面の水平方向の傾斜角度と、前記第1鏡面の上下方向の傾斜角度とを含み、
    前記第2ミラー角度情報は、前記第2鏡面の水平方向の傾斜角度と、前記第2鏡面の上下方向の傾斜角度とを含む
    ことを特徴とするミラー自動調整システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のミラー自動調整システムであって、
    前記シートは、運転者の臀部を下方から支持するシートクッションと、運転者の背部を後方から支持するシートバックとを有し、
    前記シートクッションは、車両前後方向に移動自在に前記車体に対して支持され、
    前記シートバックは、前記シートクッションに対して傾動自在に支持され、
    前記シート位置情報は、前記シートクッションの車両前後方向の位置と、前記シートバックの傾斜角度とを含む
    ことを特徴とするミラー自動調整システム。
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