JP2014031939A - 振動抑制部材の挿入方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】隣り合う伝熱管の隙間に振動抑制部材を好適に挿入することができる振動抑制部材の挿入方法を提供する。
【解決手段】隣り合う伝熱管層5Aの隙間に第2振動抑制部材14Bを挿入する振動抑制部材の挿入方法であって、第2振動抑制部材14Bに振動発生装置を当接させて第2振動抑制部材14Bを振動させる部材振動工程と、第2振動抑制部材14Bを振動させた状態で、隙間に第2振動抑制部材14Bを挿入する部材挿入工程と、を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、隣り合う伝熱管の隙間に振動抑制部材を挿入する振動抑制部材の挿入方法に関するものである。
従来、内部に複数の伝熱管を設けた蒸気発生器が知られている(例えば、特許文献1参照)。蒸気発生器に設けられた各伝熱管は、U字形状に形成されており、伝熱管の内部を冷却材等の流体が流通する。流体が伝熱管の内部を流通すると、U字形の伝熱管の円弧部では、流体の流通による振動(流体励起振動)が発生する。このため、蒸気発生器には、円弧部となる伝熱管の隙間に振動抑制部材としての振れ止め金具が挿入される。
ここで、特許文献1に記載の振れ止め金具は、複数の伝熱管の隙間を拡張している。つまり、振れ止め金具は、伝熱管の隙間に挿入され、この後、振れ止め金具の幅を伝熱管の隙間よりも若干広く拡張させて、伝熱管に接触させた状態としている。
特開昭61−291896号公報
一方で、追設する振動抑制部材として棒状のものを用いる場合がある。この場合、振動抑制部材を伝熱管に接触させるためには、伝熱管の隙間とほぼ同じ厚さの振動抑制部材を挿入することが好ましい。しかしながら、各伝熱管のそれぞれの隙間は、円弧部における伝熱管扁平量のばらつき等による寸法公差に起因して、必ずしも一定にはなっていない。ここで、伝熱管扁平量とは、伝熱管の長手方向に直交する一断面における最大外径と最小外径との差をいう。このため、伝熱管の隙間は、振動抑制部材の厚さよりも狭くなる場合があり、この場合、振動抑制部材を伝熱管の隙間に挿入することが難しい。
そこで、本発明は、隣り合う伝熱管の隙間に振動抑制部材を好適に挿入することができる振動抑制部材の挿入方法を提供することを課題とする。
本発明の振動抑制部材の挿入方法は、隣り合う伝熱管の隙間に振動抑制部材を挿入する振動抑制部材の挿入方法であって、振動抑制部材を振動させる部材振動工程と、振動抑制部材を振動させた状態で、隙間に振動抑制部材を挿入する部材挿入工程と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、振動抑制部材を振動させながら、伝熱管の隙間に挿入することができる。このため、振動抑制部材は、挿入時に伝熱管から受ける摩擦を、振動により低減することができるため、伝熱管の隙間に振動抑制部材を容易に挿入することができる。
この場合、振動抑制部材は、隙間に複数設けられ、複数の振動抑制部材は、既設の第1振動抑制部材と、新たに追設される第2振動抑制部材とを含んでおり、部材振動工程では、第2振動抑制部材を振動させ、部材挿入工程では、隙間に第2振動抑制部材を挿入することが好ましい。
この構成によれば、新たに追設される第2振動抑制部材を、伝熱管の隙間に振動させながら挿入することができるため、挿入時における伝熱管との摩擦を低減でき、容易に挿入することができる。
この場合、第2振動抑制部材は、隣り合う伝熱管が対向する方向である幅方向における長さが、第1振動抑制部材に比して長いことが好ましい。
この構成によれば、第2振動抑制部材を、伝熱管の隙間に振動させながら挿入することで、第1振動抑制部材よりも幅広の第2振動抑制部材を挿入することが可能となる。そして、伝熱管の隙間に第1振動抑制部材と第2振動抑制部材とが配設されると、第2振動抑制部材は、第1振動抑制部材に比して隙間を押し広げる、つまり、第1振動抑制部材に比して伝熱管を押圧することが可能となる。このため、新たに追設される第2振動抑制部材により、伝熱管を積極的に押圧することができるため、各伝熱管の振動を好適に抑制することが可能となる。
この場合、部材振動工程では、振動抑制部材に振動発生装置を当接させることで振動抑制部材を振動させており、振動抑制部材の挿入方向と直交する方向から振動発生装置を当接させることが好ましい。
この構成によれば、振動発生装置により発生させた振動を、振動抑制部材の挿入方向へ進む横波の振動とすることができる。
この場合、部材振動工程では、振動抑制部材に振動発生装置を当接させることで振動抑制部材を振動させており、振動抑制部材の挿入方向と同方向から振動発生装置を当接させることが好ましい。
この構成によれば、振動抑制部材において、振動発生装置により発生させた振動の振動方向を、挿入方向へ進む縦波の振動とすることができる。
この場合、振動発生装置は、振動抑制部材を挿入方向に押し込み可能となっており、部材挿入工程では、振動発生装置により振動抑制部材を振動させながら挿入方向に押し込むことが好ましい。
この構成によれば、振動発生装置により振動抑制部材を振動させながら、伝熱管の隙間に押し込むことができるため、振動抑制部材をより簡易に挿入することができる。
この場合、部材挿入工程における振動抑制部材の挿入時に、振動抑制部材に潤滑材を塗布する潤滑材塗布工程をさらに備えることが好ましい。
この構成によれば、振動抑制部材は、潤滑材により挿入時に伝熱管から受ける摩擦をより低減することができるため、伝熱管の隙間に振動抑制部材をより容易に挿入することができる。
図1は、実施例1の振動抑制部材の挿入方法が実施される蒸気発生器の側断面概略図である。 図2は、伝熱管群の平面視概略図である。 図3は、図2のA−A断面図である。 図4は、伝熱管群の斜視概略図である。 図5は、実施例1の振動抑制部材の挿入方法を示す説明図である。 図6は、実施例2の振動抑制部材の挿入方法を示す説明図である。 図7は、実施例3の振動抑制部材の挿入方法を示す説明図である。 図8は、振動抑制部材の挿入方法に関するフローチャートである。
以下に、本発明に係る実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
図1は、実施例1の振動抑制部材の挿入方法が実施される蒸気発生器の側断面概略図である。内部に複数の伝熱管を有するものとして、例えば、加圧水型原子炉(PWR:Pressurized Water Reactor)に用いられる蒸気発生器1がある。この蒸気発生器1には、原子炉内を流通する原子炉冷却材及び中性子減速材としての一次冷却材(例えば、軽水)と、タービン内を流通する二次冷却材とが流入する。そして、蒸気発生器1では、高温高圧となった一次冷却材を、二次冷却材と熱交換させることにより、二次冷却材を蒸発させて蒸気を発生させ、かつ高温高圧となった一次冷却材を冷却している。
蒸気発生器1は、上下方向に延在し、かつ密閉された中空円筒形状となっている。蒸気発生器1は、上半部に対して下半部が若干小径とされた胴部2を有している。胴部2は、その下半部内に、該胴部2の内壁面と所定間隔をもって配置された円筒形状を成す管群外筒3が設けられている。この管群外筒3は、その下端部が、胴部2の下半部内の下方に配置された管板4近傍まで延設されている。管群外筒3内には、伝熱管群51が設けられている。伝熱管群51は、逆U字形状をなす複数の伝熱管5から成る。各伝熱管5は、U字形状の円弧部が上方側に凸となるように配置され、下方側の両端部が管板4に支持されているとともに、中間部が複数の管支持板6を介して管群外筒3に支持されている。管支持板6には、多数の貫通孔(図示せず)が形成されており、この貫通孔内に各伝熱管5が挿通されている。
胴部2は、その下端部に水室7が設けられている。水室7は、内部が隔壁8により入室71と出室72とに区画されている。入室71は、各伝熱管5の一端部が連通され、出室72は、各伝熱管5の他端部が連通されている。また、入室71は、胴部2の外部に通じる入口ノズル74が形成され、出室72は、胴部2の外部に通じる出口ノズル75が形成されている。そして、入口ノズル74は、加圧水型原子炉から一次冷却材が送られる冷却水配管(図示せず)が連結され、出口ノズル75は、熱交換された後の一次冷却材を加圧水型原子炉に送る冷却水配管(図示せず)が連結される。
胴部2は、その上半部内に、熱交換後の二次冷却材を蒸気(気相)と熱水(液相)とに分離する気水分離器9、および分離された蒸気の湿分を除去して乾き蒸気に近い状態とする湿分分離器10が設けられている。気水分離器9と伝熱管群51との間には、外部から胴部2内に二次冷却材の給水を行う給水管11が挿入されている。さらに、胴部2は、その上端部に、蒸気排出口12が形成されている。また、胴部2は、その下半部内に、給水管11からこの胴部2内に給水された二次冷却材を、胴部2と管群外筒3との間を流下させて管板4にて折り返させ、伝熱管群51に沿って上昇させる給水路13が形成されている。なお、蒸気排出口12は、タービンに蒸気を送る冷却水配管(図示せず)が連結され、給水管11は、タービンで使用された蒸気が復水器(図示せず)で冷却された二次冷却材を供給するための冷却水配管(図示せず)が連結される。
このような蒸気発生器1において、加圧水型原子炉で加熱された一次冷却材は、入室71に送られ、多数の伝熱管5内を通って循環して出室72に至る。一方、復水器で冷却された二次冷却材は、給水管11に送られ、胴部2内の給水路13を通って伝熱管群51に沿って上昇する。このとき、胴部2内で、高圧高温の一次冷却材と二次冷却材との間で熱交換が行われる。そして、冷却された一次冷却材は、出室72から加圧水型原子炉に戻される。一方、高圧高温の一次冷却材と熱交換を行った二次冷却材は、胴部2内を上昇し、気水分離器9で蒸気と熱水とに分離される。そして、分離された蒸気は、湿分分離器10で湿分が除去されてからタービンに送られる。
このように構成された蒸気発生器1では、一次冷却材が各伝熱管5内を通過する際、逆U字形状の円弧部にて流体励起振動が発生する。そこで、伝熱管5の円弧部には、伝熱管5の振動を抑制する複数の振動抑制部材14が設けられている。
図2は、伝熱管群の平面視概略図である。図3は、図2のA−A断面図である。図4は、伝熱管群の斜視概略図である。なお、図4は、既設の蒸気発生器1に関する図であり、新たに追設される第2振動抑制部材14Bの図示は省略されている。
伝熱管群51の上端部は、逆U字形状となる複数の伝熱管5の円弧部が配置されることで、半球形状に形成されている。つまり、図3に示すように、各伝熱管5は、面内において所定の曲率半径で曲げられている。このため、伝熱管5は、その円弧部の中央となる頂点と曲率半径の中心とを通る伝熱管5の軸断面である中心面Cを挟んで、左右対称に形成される。そして、複数の伝熱管5は、各面内において曲率半径の径方向外側に向かうにつれて曲率半径が大きくなるように設けられると共に、軸方向が平行となるように並べて設けられることで伝熱管層5Aとなる。
また、図2に示すように、伝熱管層5Aは、その面内方向に直交する面外方向に所定の隙間を空けて平行に並べて設けられている。この複数の伝熱管層5Aでは、面内において曲率半径の径方向の最外側にあるそれぞれの伝熱管5が、面外方向の外側に向かうにつれて曲率半径が小さくなっている。このように複数の伝熱管5が並べられることで、伝熱管群51の上端部は半球形状に形成される。
図4に示すように、複数の振動抑制部材14は、平行に並んだ複数の伝熱管層5Aの間にそれぞれ挿入される。各振動抑制部材14は、例えば、ステンレス等の金属材で構成されている。複数の振動抑制部材14は、上記したように、既設(既存)の複数の第1振動抑制部材14Aと、追設される複数の第2振動抑制部材14Bとを有している。なお、図4では、追設される第2振動抑制部材14Bの一部を例示したものであり、図4に示す配置に限定されない。
図3に示すように、第1振動抑制部材14Aは、矩形断面をなす棒体をほぼV字形状に折り曲げて形成されている。第1振動抑制部材14Aは、折り曲げられた屈曲部が伝熱管5の曲率半径における径方向の中心側(内側)に位置するように配置され、その両端部が径方向の外側に位置するように配置される。第1振動抑制部材14Aの両端部は、曲率半径の径方向の最外側にある伝熱管5から外側に突出している。
また、図3に示すように、複数の第1振動抑制部材14Aは、V字形状の大きい第1振動抑制部材14Aと、V字形状の小さい第1振動抑制部材14Aとを含んでいる。そして、V字形状の大きい第1振動抑制部材14Aの内側には、V字形状の小さい第1振動抑制部材14Aが配置されることで対を成している。対を成した第1振動抑制部材14Aは、面外方向に隣り合う(積層される)2層の伝熱管層5Aの隙間において、例えば3組配設される。3組の対となる第1振動抑制部材14Aは、曲率半径の周方向に沿って設けられる。つまり、3組のうち、1組の対となる第1振動抑制部材14Aは、その屈曲部が中心面C上に位置するように中央に設けられ、中央の対となる第1振動抑制部材14Aの両側に、2組の対となる第1振動抑制部材14Aがそれぞれ設けられる。
上記のように、複数の第1振動抑制部材14Aが配設されることで、図4に示すように、複数の第1振動抑制部材14Aの端部は、伝熱管群51の半球形状の円弧に沿って伝熱管層5Aの面外方向に一列に並んで配置される。また、一列となる第1振動抑制部材14Aの端部は、伝熱管群51の半球形状の円弧に沿って伝熱管層5Aの面内方向に沿って所定の間隔を空けて複数列配設される。つまり、複数の第1振動抑制部材14Aの端部は、格子状に配置される。
そして、複数の第1振動抑制部材14Aの端部が格子状に配置されることにより、伝熱管層5Aの隙間は、伝熱管層5Aの面内方向に複数に区画されると共に、伝熱管層5Aの面外方向に複数に区画される。つまり、伝熱管層5Aの隙間は、複数の第1振動抑制部材14Aの端部によって、格子状となるように複数に区画される。このため、伝熱管層5Aの隙間は、第1振動抑制部材14Aによって規定される。
各第1振動抑制部材14Aの両端部には、接合部材15Aがそれぞれ設けられている。この接合部材15Aは、図2から図4に示すように、後述する保持部材16Aに接合される。なお、接合部材15Aは、例えば、ステンレス等の金属材で構成されている。
保持部材16Aは、図2及び図4に示すように、伝熱管群51の半球状の外周に沿って円弧状に形成された棒体である。この保持部材16Aは、伝熱管群51の半球形状の円弧に沿って一列に並んだ各第1振動抑制部材14Aの端部を繋ぐように配置される。そして、この保持部材16Aには、各第1振動抑制部材14Aの端部に設けられた接合部材15Aが溶接等により接合される。また、この保持部材16Aには、後述する取付部材17が溶接等により接合される。
取付部材17は、ほぼコ字形状に形成され、曲率半径の径方向の最外側にある伝熱管5と、その内側の伝熱管5との間に挿入されている。そして、取付部材17の両端部が溶接等により保持部材16Aに接合されることで、保持部材16Aが伝熱管群51に取り付けられる。
なお、第1振動抑制部材14Aは、V字形状のものを用いたが、直方体形状(直線形状)のものを用いたり、あるいは、V字形状のものと直方体形状のものとを混在して用いたりしてもよく、特に限定されない。
図3に示すように、第2振動抑制部材14Bは、矩形断面をなす直方体形状(直線形状)の棒体となっている。第2振動抑制部材14Bは、その長手方向が曲率半径の径方向と同方向となるように配置される。つまり、第2振動抑制部材14Bは、その長手方向の一端部が伝熱管5の曲率半径における径方向の中心側(内側)に位置するように配置され、その長手方向の他端部が径方向の外側に位置するように配置される。このため、第2振動抑制部材14Bは、一端部側から伝熱管5の隙間に挿入される。また、第2振動抑制部材14Bの他端部は、曲率半径の径方向の最外側にある伝熱管5から外側に突出している。
複数の第2振動抑制部材14Bは、複数の第1振動抑制部材14Aの端部によって区画された格子状となる伝熱管層5Aの複数の隙間に適宜設けられている。例えば、複数の第2振動抑制部材14Bは、1組の対となる第1振動抑制部材14Aに対してそれぞれ3つ設けられ、また、3組の対となる第1振動抑制部材14Aの間に2つ設けられてもよい。1組の対となる第1振動抑制部材14Aに対して設けられた3つの第2振動抑制部材14Bは、その1つがV字形状の小さい第1振動抑制部材14Aの内側に設けられている。残りの2つの第2振動抑制部材14Bは、V字形状の小さい第1振動抑制部材14Aの両端部とV字形状の大きい第1振動抑制部材14Aの両端部との間にそれぞれ設けられる。また、3組の対となる第1振動抑制部材14Aの間に設けられた2つの第2振動抑制部材14Bは、中央に設けられた1組の対となる第1振動抑制部材14Aとその両側に設けられた2組の対となる第1振動抑制部材14Aとの間にそれぞれ設けられる。なお、第2振動抑制部材14Bは、断面矩形状に形成され、各伝熱管5は、丸管であることから、第2振動抑制部材14Bと伝熱管5とは線接触となる。
上記のように、複数の第2振動抑制部材14Bが配設されることで、図示は省略するが、第1振動抑制部材14Aと同様に、複数の第2振動抑制部材14Bの端部は、伝熱管群51の半球形状の円弧に沿って伝熱管層5Aの面外方向に一列に並んで配置される。また、一列となる第2振動抑制部材14Bの端部は、伝熱管群51の半球形状の円弧に沿って伝熱管層5Aの面内方向に沿って所定の間隔を空けて複数列配設される。
このとき、第2振動抑制部材14Bは、隣り合う伝熱管5が対向する方向である幅方向における長さ、つまり、面外方向における長さが、第1振動抑制部材14Aの幅方向における長さに比して長く形成されている。つまり、第2振動抑制部材14Bは、第1振動抑制部材14Aに比して幅広に形成される。
各第2振動抑制部材14Bの他端部(径方向の外側の端部)には、接合部材15Bがそれぞれ設けられている。この接合部材15Bは、図2及び図3に示すように、後述する保持部材16Bに接合される。なお、接合部材15Bは、例えば、ステンレス等の金属材で構成されている。
保持部材16Bは、図2に示すように、保持部材16Aとほぼ同様となっており、伝熱管群51の半球状の外周に沿って円弧状に形成された棒体である。この保持部材16Bは、伝熱管群51の半球形状の円弧に沿って一列に並んだ各第2振動抑制部材14Bの端部を繋ぐように配置される。このため、保持部材16Bは、隣接する保持部材16Aの間に配置される。そして、この保持部材16Bに、各第2振動抑制部材14Bの他端部に設けられた接合部材15Bが溶接等により接合される。
次に、図5及び図8を参照して、第2振動抑制部材14Bを伝熱管層5Aの隙間に挿入する挿入方法について説明する。図5は、実施例1の振動抑制部材の挿入方法を示す説明図である。図8は、振動抑制部材の挿入方法に関するフローチャートである。図5は、中心面Cにおける伝熱管群の軸断面図となっている。図5に示すように、中心面Cにおいて、積層された伝熱管層5Aは、面内方向の上下に位置を異ならせて配置されている。このため、複数の伝熱管5は、中心面Cにおいて千鳥状に配置されている。そして、図5に示すように、第2振動抑制部材14Bは、隣り合う伝熱管層5Aの隙間に挿入される。挿入される第2振動抑制部材14Bには、振動発生装置80が当接している。
振動発生装置80は、装置本体81と、装置本体81により振動させられる振動子82とを有している。振動子82は、装置本体81から突出して配設されており、突出方向の先端に、第2振動抑制部材14Bが当接される。装置本体81は、振動子82を突出方向の前後に振動させており、例えば、振動子82を超音波振動させている。
この振動発生装置80は、振動子82の突出方向が、第2振動抑制部材14Bの挿入方向(長手方向)に対して直交する方向となるように、振動子82の先端が第2振動抑制部材14Bに当接される。このため、振動発生装置80により発生させた振動は、第2振動抑制部材14Bの挿入方向へ進む横波の振動となる。
続いて、第2振動抑制部材14Bを挿入する挿入方法について説明する。先ず、伝熱管層5Aの隙間に第2振動抑制部材14Bを挿入する場合、振動発生装置80の振動子82の突出方向と、第2振動抑制部材14Bの挿入方向とが直交するように、振動子82の先端を第2振動抑制部材14Bに接触させる。これにより、振動発生装置80により第2振動抑制部材14Bを振動させる(部材振動工程:図8のステップS1)。
この後、第2振動抑制部材14Bは、振動発生装置80により振動させた状態で、手動または装置等により、伝熱管5の曲率半径における径方向の中心側へ向けて挿入される(部材挿入工程:図8のステップS2)。
以上のように、実施例1の構成によれば、新たに追設される第2振動抑制部材14Bを振動させながら、伝熱管5の隙間に挿入することができる。このため、第2振動抑制部材14Bは、挿入時に伝熱管5から受ける摩擦を、振動により低減することができるため、伝熱管5の隙間に第2振動抑制部材14Bを容易に挿入することができる。
また、実施例1の構成によれば、第2振動抑制部材14Bを、伝熱管5の隙間に振動させながら挿入することで、第1振動抑制部材14Aよりも幅広の第2振動抑制部材14Bを挿入することが可能となる。そして、伝熱管5の隙間に第1振動抑制部材14Aと第2振動抑制部材14Bとが配設されると、第2振動抑制部材14Bは、第1振動抑制部材14Aに比して隙間を押し広げる、つまり、第1振動抑制部材14Aに比して伝熱管5を押圧することが可能となる。このため、新たに追設される第2振動抑制部材14Bにより、伝熱管5を積極的に押圧することができるため、各伝熱管5の振動を好適に抑制することが可能となる。
また、実施例1の構成によれば、第2振動抑制部材14Bの挿入方向と振動発生装置80の振動子82の突出方向とを直交させることで、振動発生装置80により発生させた振動を、第2振動抑制部材14Bの挿入方向へ進む横波の振動とすることができる。このため、第2振動抑制部材14Bを好適に振動させることができるため、伝熱管5との摩擦を好適に低減させることができる。
次に、図6及び図8を参照して、実施例2に係る振動抑制部材の挿入方法について説明する。なお、実施例2では、実施例1と重複する記載を避けるべく、実施例1と異なる部分についてのみ言及する。図6は、実施例2の振動抑制部材の挿入方法を示す説明図である。実施例1の振動抑制部材の挿入方法では、第2振動抑制部材14Bの挿入方向と振動発生装置80の振動子82の突出方向とを直交させたが、実施例2の振動抑制部材の挿入方法では、第2振動抑制部材14Bの挿入方向と振動発生装置90の振動子92の突出方向とを同方向にしている。図6を参照して、実施例2の振動抑制部材の挿入方法について説明する。
図6に示すように、振動発生装置90は、装置本体91と、装置本体91により振動させられる振動子92とを有している。振動子92は、装置本体91から突出して配設されており、突出方向の先端に、第2振動抑制部材14Bが当接される。装置本体91は、振動子92を突出方向の前後に振動させており、例えば、振動子92を超音波振動させている。また、装置本体91は、振動子92の突出方向に所定の周期で荷重を与えている。
この振動発生装置90は、振動子92の突出方向が、第2振動抑制部材14Bの挿入方向(長手方向)に対して同方向となるように、振動子92の先端が第2振動抑制部材14Bの挿入方向の後端部に当接される。このため、振動発生装置90により発生させた振動は、第2振動抑制部材14Bの挿入方向へ進む縦波の振動となる。
続いて、第2振動抑制部材14Bを挿入する挿入方法について説明する。先ず、伝熱管層5Aの隙間に第2振動抑制部材14Bを挿入する場合、振動発生装置90の振動子92の突出方向と、第2振動抑制部材14Bの挿入方向とが同方向となるように、振動子92の先端を第2振動抑制部材14Bの挿入方向の後端部に接触させる。このとき、振動発生装置90は、第2振動抑制部材14Bの上方側に位置しており、第2振動抑制部材14Bには、振動発生装置90の荷重が加わった状態となっている。そして、振動発生装置90により第2振動抑制部材14Bを振動させる(部材振動工程:図8のステップS1)。
この後、第2振動抑制部材14Bに振動発生装置90の荷重を与えた状態で、振動発生装置90により振動させつつ、第2振動抑制部材14Bの後端部に周期的に荷重を与えながら、第2振動抑制部材14Bを、伝熱管5の曲率半径における径方向の中心側へ向けて押し込む(部材挿入工程:図8のステップS2)。
以上のように、実施例2の構成によれば、第2振動抑制部材14Bの挿入方向と振動発生装置90の振動子92の突出方向とを同方向にすることで、振動発生装置90により発生させた振動を、第2振動抑制部材14Bの挿入方向へ進む縦波の振動とすることができる。このため、第2振動抑制部材14Bの挿入方向に直交する面内において、第2振動抑制部材14Bを周期的に伸縮させることができるため、伝熱管5との摩擦を好適に低減させることができる。
また、実施例2の構成によれば、第2振動抑制部材14Bに振動発生装置90の荷重を与えた状態で、振動発生装置90により第2振動抑制部材14Bの後端部に周期的に荷重を与えることができるため、第2振動抑制部材14Bを伝熱管5の隙間に容易に押し込むことができ、第2振動抑制部材14Bの挿入作業が平易なものとなる。
次に、図7及び図8を参照して、実施例3に係る振動抑制部材の挿入方法について説明する。なお、実施例3でも、実施例1と重複する記載を避けるべく、実施例1と異なる部分についてのみ言及する。図7は、実施例3の振動抑制部材の挿入方法を示す説明図である。実施例3の振動抑制部材の挿入方法では、第2振動抑制部材14Bに潤滑材を塗布している。図7を参照して、実施例3の振動抑制部材の挿入方法について説明する。
図7に示すように、振動発生装置100は、装置本体101と、装置本体101により振動させられる振動子102とを有している。振動子102は、装置本体101から突出して配設されており、突出方向の先端に、第2振動抑制部材14Bが当接される。装置本体101は、振動子102を突出方向の前後に振動させており、例えば、振動子102を超音波振動させている。また、装置本体101は、伝熱管5が接触する第2振動抑制部材14Bの接触面に、潤滑材を塗布する潤滑材塗布機構103が設けられている。潤滑材としては、例えば、水が用いられるが、これに限らず、グリースまたは潤滑油等を用いてもよく、伝熱管5との摩擦を低減可能な潤滑材であれば、特に限定されない。なお、潤滑材塗布機構103は、第2振動抑制部材14Bの接触面に対し、塗布ローラ等を接触させながら塗布してもよいし、スプレイ等により潤滑材を噴霧して非接触により塗布してもよい。
この振動発生装置100は、振動子102の突出方向が、第2振動抑制部材14Bの挿入方向(長手方向)に対して直交する方向となるように、振動子102の先端が第2振動抑制部材14Bの挿入方向の後端部に当接される。このため、振動発生装置100により発生させた振動は、第2振動抑制部材14Bの挿入方向へ進む横波の振動となる。
続いて、第2振動抑制部材14Bを挿入する挿入方法について説明する。先ず、伝熱管層5Aの隙間に第2振動抑制部材14Bを挿入する場合、振動発生装置100の振動子102の突出方向と、第2振動抑制部材14Bの挿入方向とが直交する方向となるように、振動子102の先端を第2振動抑制部材14Bに接触させる。そして、振動発生装置100により第2振動抑制部材14Bを振動させる(部材振動工程:図8のステップS1)。
この後、振動発生装置100は、潤滑材塗布機構103により第2振動抑制部材14Bの接触面に潤滑材を塗布する(潤滑材塗布工程:図8において点線で図示したステップS3)。そして、第2振動抑制部材14Bを、振動発生装置100により振動させつつ、伝熱管5の曲率半径における径方向の中心側へ向けて押し込む(部材挿入工程:図8のステップS2)。なお、潤滑材塗布工程S3は、部材挿入工程S2と同時に行ってもよい。
以上のように、実施例3の構成によれば、第2振動抑制部材14Bの挿入時に、第2振動抑制部材14Bに潤滑材を塗布することができるため、第2振動抑制部材14Bは、挿入時に伝熱管から受ける摩擦を、潤滑材によって低減することができ、第2振動抑制部材14Bを伝熱管の隙間に挿入し易くすることができる。
なお、実施例1から実施例3では、振動発生装置80,90,100は、第2振動抑制部材14Bを超音波振動させていたが、この構成に限らず、伝熱管5との摩擦を低減可能な振動であれば、いずれの振動であってもよい。また、実施例1から実施例3では、新たに追設する第2振動抑制部材14Bを振動させたが、伝熱管5の隙間に挿入する振動抑制部材であれば、いずれであってもよい。
1 蒸気発生器
2 胴部
3 管群外筒
4 管板
5 伝熱管
5A 伝熱管層
6 管支持板
7 水室
8 隔壁
9 気水分離器
10 湿分分離器
11 給水管
12 蒸気排出口
14 振動抑制部材
14A 第1振動抑制部材
14B 第2振動抑制部材
15A 接合部材
15B 接合部材
16A 保持部材
16B 保持部材
17 取付部材
51 伝熱管群
71 入室
72 出室
74 入口ノズル
75 出口ノズル
80 振動発生装置(実施例1)
81 装置本体(実施例1)
82 振動子(実施例1)
90 振動発生装置(実施例2)
91 装置本体(実施例2)
92 振動子(実施例2)
100 振動発生装置(実施例3)
101 装置本体(実施例3)
102 振動子(実施例3)
103 潤滑材塗布機構

Claims (7)

  1. 隣り合う伝熱管の隙間に振動抑制部材を挿入する振動抑制部材の挿入方法であって、
    前記振動抑制部材を振動させる部材振動工程と、
    前記振動抑制部材を振動させながら、前記隙間に前記振動抑制部材を挿入する部材挿入工程と、を備えることを特徴とする振動抑制部材の挿入方法。
  2. 前記振動抑制部材は、前記隙間に複数設けられ、
    複数の前記振動抑制部材は、既設の第1振動抑制部材と、新たに追設される第2振動抑制部材とを含んでおり、
    前記部材振動工程では、前記第2振動抑制部材を振動させ、
    前記部材挿入工程では、前記隙間に前記第2振動抑制部材を挿入することを特徴とする請求項1に記載の振動抑制部材の挿入方法。
  3. 前記第2振動抑制部材は、隣り合う前記伝熱管が対向する方向である幅方向における長さが、前記第1振動抑制部材に比して長いことを特徴とする請求項2に記載の振動抑制部材の挿入方法。
  4. 前記部材振動工程では、前記振動抑制部材に振動発生装置を当接させることで前記振動抑制部材を振動させており、前記振動抑制部材の挿入方向と直交する方向から前記振動発生装置を当接させることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の振動抑制部材の挿入方法。
  5. 前記部材振動工程では、前記振動抑制部材に振動発生装置を当接させることで前記振動抑制部材を振動させており、前記振動抑制部材の挿入方向と同方向から前記振動発生装置を当接させることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の振動抑制部材の挿入方法。
  6. 前記振動発生装置は、前記振動抑制部材を挿入方向に押し込み可能となっており、
    前記部材挿入工程では、前記振動発生装置により前記振動抑制部材を振動させながら挿入方向に押し込むことを特徴とする請求項5に記載の振動抑制部材の挿入方法。
  7. 前記部材挿入工程における前記振動抑制部材の挿入時に、前記振動抑制部材に潤滑材を塗布する潤滑材塗布工程をさらに備えることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の振動抑制部材の挿入方法。
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