JP2014030563A - 美容方法及び美容器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】電磁誘導作用を利用して効率的に細胞の活性化を促進することができる美容方法及び美容器具を提供する。
【解決手段】皮膚7表面で、磁石を有するヘッド部3を振動させて、電磁誘導により電流を発生させることによって、皮膚7の中で電子を振動させ細胞のまわりの栄養と老廃物をスムーズに流して、細胞でエネルギーを生成する能力を高める。
【選択図】図4
【解決手段】皮膚7表面で、磁石を有するヘッド部3を振動させて、電磁誘導により電流を発生させることによって、皮膚7の中で電子を振動させ細胞のまわりの栄養と老廃物をスムーズに流して、細胞でエネルギーを生成する能力を高める。
【選択図】図4
Description
本発明は、電磁誘導作用を利用した肌の美容方法及び美容器具に関する。
従来から、皮膚に物理的な刺激を与えて皮膚の活性化を促すための美容方法や美容器具が様々提案されている。従来の美容器具としては、例えば、ゲルマニウムを付着したローラ部を柄部に設けた回転支軸に回転自在に取り付けた美容器具等が開示されている(例えば、特許文献1参照)。このような美容器具では、ゲルマニウムを付着させたローラ部を皮膚に当て回転させることにより、イオン化したゲルマニウムを皮膚へ浸透させて血流の流れを促進し老化を抑制するとともに皮膚の活性化を促している。
また、表面周囲にゲルマニウム層が被覆された円柱状のフェライト磁石から構成されるローラが回転軸に回転自在に取り付けられている美容器具が開示されている(例えば、特許文献2参照)。この美容器具では、ローラの周面前面に磁界が形成されるため、皮膚に常時磁界を作用させることができる。
しかしながら、特許文献1のような美容器具では、ゲルマニウムのイオン作用を得ることはできるが、皮膚に有効な電磁誘導作用を得ることはできない。また、特許文献2の美容器具でも、磁界による作用を受けることはできるが、ローラを回転させて使用するため、皮膚に有効な電磁誘導作用を得ることはできず、必ずしも効率良く細胞を活性化することはできないという問題がある。
本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものであって、電磁誘導作用を利用して効率的に細胞の活性化を促進することができる美容方法及び美容器具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の美容方法は、皮膚表面で、磁石を有するヘッド部を振動させて、電磁誘導により電流を発生させることを特徴としている。
請求項2記載の美容方法は、前記皮膚表面に接触する前記ヘッド部の接触部には、トルマリンが含まれていることを特徴としている。
請求項3記載の美容器具は、長尺に形成される柄部の先端にヘッド部が設けられる本体部と、前記柄部を介して前記ヘッド部を振動させるために、前記柄部に着脱自在に取り付けられる振動装置とを備える美容器具であって、前記ヘッド部は、磁石を有することを特徴としている。
請求項1記載の美容方法によれば、皮膚表面で、磁石を有するヘッド部を振動させて、電磁誘導により電流を発生させているので、肌の中で電子が振動し細胞のまわりの栄養と老廃物をスムーズに流して、細胞でエネルギーを生成する能力を高めることができる。これにより、血液とリンパの循環を改善することができると共に細胞を活性化させ、しわやたるみ等を改善することができる。
請求項2記載の美容方法によれば、皮膚に接触する接触部にトルマリンが含まれているので、トルマリンからマイナスイオン(電子)が皮膚へと伝わる。これにより、活性酸素などの肌の老化物質を還元することができるので、老化を抑制することができる。また、美容液を用いた場合には、イオン導入作用により美容液の浸透を高めることができる。
請求項3記載の美容器具によれば、柄部の先端に設けられるヘッド部は磁石を有しており、このヘッド部は振動装置によって柄部を介して振動する。従って、皮膚表面にヘッド部を接触させた状態で、ヘッド部を振動させて電磁誘導により電流を発生させることによって、肌の中で電子が振動し細胞のまわりの栄養と老廃物をスムーズに流して、細胞でエネルギーを生成する能力を高めることができる。これにより、血液とリンパの循環を改善することができると共に細胞を活性化させ、しわやたるみ等を改善することができる。
以下、本発明の実施形態に係る美容器具1について、図面を参照しつつ説明する。本発明に係る美容器具1は、図1及び図2に示すように、柄部2の先端にヘッド部3が設けられる本体部4と、柄部2の後端側に着脱自在に取り付けられる振動装置5とを備えている。
柄部2は、例えば、ABS樹脂等の合成樹脂材料によって長尺に形成されている。柄部2の先端には、外観が略円柱状のヘッド部3が設けられている。このヘッド部3は、後述する磁石6を収納するケース部31と、美容器具1を使用する際に皮膚表面に接触する接触部32とを備えている。
ケース部31と柄部2は、一体として形成されており、ケース部31も柄部2と同様にABS樹脂等の合成樹脂材料によって形成されている。また、ケース部31は、図3に示すように、内部に磁石6を収納するための円筒状の収納部31aが形成されている。
ケース部31に収納する磁石6としては、例えば、磁力性能及びコストを考慮して、フェライト磁石等を好適に用いることができる。尚、磁石6には、フェライト磁石以外にも、強い磁力を有するアルニコ磁石、サマリウム・コバルト磁石、ネオジウム・鉄・ボロン磁石等を用いても良い。
磁石6の形状としては、ケース部31の収納部31aに効率的に収まるような円柱状のものを用いることが好ましいが特に限定されるものではなく、収納部31aに収まるものであれば良い。また、磁石6を収納部31aに収納する際には、磁石6のN極側が接触部32側、つまり、美容器具1を使用する際に皮膚表面と対向する側に位置するように配置する。これにより、美容器具1を使用した際に、磁石6による磁界の向きは、図4に示すように、皮膚7に対して直交するようになる。
接触部32は、図3に示すように、磁石6を収納する収納部31aの開口を閉じるようにケース部31に取り付けられる。この接触部32は、美容器具1を使用する際に皮膚表面接触する部分であって、例えば、シリコンゴム等によって形成される。
また、この接触部32のシリコンゴムには、マイナスイオン(電子)を放出する物質であるトルマリンをミクロの粉状にしたものを練り込んでいる。トルマリンは、物理学上のエネルギーを与えることによって、より多くのマイナスイオン(電子)を放出するという性質を有している。従って、このトルマリンを接触部32に使用することにより、ヘッド部3が振動した際には、発生作用を効率的に得ることができる。これにより、トルマリンからマイナスイオン(電子)が皮膚へと伝わり、活性酸素などの肌の老化物質を還元することができるので、老化を抑制することができる。
振動装置5は、柄部2を介してヘッド部3を振動させるためのものであって、図1及び2に示すように、略直方体形状のホルダー本体51と、柄部2を着脱自在に固定するための固定部52とを備えている。
ホルダー本体51には、詳しくは図示しないが、柄部2の後端側を挿入することができる円筒状に形成された挿入部を有している。柄部2は、この挿入部に後端側が挿入された状態で固定部52を締めることにより振動装置5に固定される。また、柄部2を振動装置5から取り外す場合には、固定部52を弛めることにより取り外すことができる。
また、ホルダー本体51の内部には、機械的振動を発生するための駆動モータ、該駆動モータを制御するためのモータ制御用基板、駆動モータを駆動させるための電池等の電源部等が内蔵されている。ホルダー本体51の外面には、図1及び2に示すように、振動モータのオン/オフを切り替えるための電源スイッチ53が設けられており、この電源スイッチ53を入れることにより、モータ制御用基板から駆動モータに制御信号が送られ駆動モータが動作する。そして、駆動モータは、不図示の回転軸に固着した偏心状の偏心板を回転させて振動を発生させ、ここで発生した振動が柄部2を介してヘッド部3へと伝えられる。
この振動装置による振動数は特に限定されるものではないが、電子マッサージ効果とともに、皮膚に電磁誘導により電流を作用させるために、1分間に約1〜4万回程度の振動数を与えられることが好ましい。尚、振動装置5は、本実施形態に限定されるものではなく、ヘッド部3を振動させることができるものであれば、従来公知の他の振動装置を用いても良い。
以下、本発明に係る美容器具1の使用方法の一例について、図1〜4を参照しつつ説明する。まず、図4に示すように、美容器具1を用いる場合には、美容器具1のイオン導入作用をより有効にするために、予め美容液8等を皮膚7表面につけた状態で使用することが好ましい。尚、肩や腰等に対して美容器具1を用いる場合には、美容液8の代わりに水を用いても良い。
このように美容液8等を皮膚7表面につけた状態で、接触部32を皮膚7表面に軽く押し当てる。この際、図4に示すように、ヘッド部3に内蔵されている磁石6によって皮膚7表面に対して直交する方向に磁界が生じている。この状態で、振動装置5の電源53を入れることにより駆動モータを動作させ、柄部2を介してヘッド部3を振動させる。
ヘッド部3が振動すると、それに伴ってヘッド部3に内蔵されている磁石6にも力(振動)が加わることになる。磁石6が振動すると、磁界から物理学上の力が加わり、電磁誘導作用によって図4に示すように電流が発生する。これにより、皮膚の中で電子が振動し細胞のまわりの栄養と老廃物をスムーズに流して、細胞でエネルギーを生成する能力を高め、細胞を活性化させることができる。
また、このヘッド部3の振動によって接触部32に含まれるトルマリンから、多くのマイナスイオン(電子)が放出される。これにより、マイナスイオン(電子)が皮膚7へと伝わって、活性酸素などの肌の老化物質を還元することができるので、老化を抑制することができる。また、イオン導入作用により美容液8の浸透を高めることができる。
尚、本実施形態では、振動装置5を設けた美容器具1を用いた場合を例に説明しているが、振動装置5を設けることなく、ユーザが本体部4の柄部2を把持した状態で、自ら手動で振動させるようにしても良い。
また、本発明の実施の形態は上述の形態に限るものではなく、本発明の思想の範囲を逸脱しない範囲で適宜変更することができる。
1 美容器具
2 柄部
3 ヘッド部
32 接触部
5 振動装置
6 磁石
7 皮膚
2 柄部
3 ヘッド部
32 接触部
5 振動装置
6 磁石
7 皮膚
Claims (3)
- 皮膚表面で、磁石を有するヘッド部を振動させて、電磁誘導により電流を発生させることを特徴とする美容方法。
- 前記皮膚表面に接触する前記ヘッド部の接触部には、トルマリンが含まれていることを特徴とする請求項1に記載の美容方法。
- 長尺に形成される柄部の先端にヘッド部が設けられる本体部と、
前記柄部を介して前記ヘッド部を振動させるために、前記柄部に着脱自在に取り付けられる振動装置とを備える美容器具であって、
前記ヘッド部は、磁石を有することを特徴とする美容器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012172538A JP2014030563A (ja) | 2012-08-03 | 2012-08-03 | 美容方法及び美容器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012172538A JP2014030563A (ja) | 2012-08-03 | 2012-08-03 | 美容方法及び美容器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014030563A true JP2014030563A (ja) | 2014-02-20 |
Family
ID=50280879
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012172538A Pending JP2014030563A (ja) | 2012-08-03 | 2012-08-03 | 美容方法及び美容器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014030563A (ja) |
-
2012
- 2012-08-03 JP JP2012172538A patent/JP2014030563A/ja active Pending
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