JP3229833U - 回転磁気治療器 - Google Patents

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Abstract

【課題】磁気が当たる箇所を把握しやすい回転磁気治療器を提供する。【解決手段】回転磁気治療器100は、第1極性(S(又はN))を表面にし、第2極性を裏面にする第1磁石11と、第2極性(N(又はS))を表面にし、第1極性を裏面にする第2磁石12と、第1磁石11および第2磁石12を固定する円盤部材20と、円盤部材20を回転させる電気モータ35と、円盤部材20に接続されたファン22と、電気モータ35に電力を供給するバッテリ45が収納された筐体部40とを備えている。【選択図】図3

Description

本考案は、回転磁気治療器に関する。特に、装置構造が簡単でコストも安く、磁気が当たる箇所を把握しやすい回転式の磁気治療器(回転磁気治療器)に関する。
磁場は、人体、他の生物、水、化学剤などに影響を与えることが知られている。そして、磁場は、人体局部への磁場治療(磁気治療)に応用されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。特許文献1には、磁力線の漏れを防止し、磁力線の上方への放出高度および磁力線の強度が最大となる構造とすることで、磁気治療効果を高めることができる磁気治療器が開示されている。また、特許文献2には、広い範囲で変動磁場を生じさせることができるコンパクトな回転磁気治療器が開示されている。
特許文献1に開示された磁気治療器を図1に示す。図1に示した磁気治療器1000は、低速で回転する磁気治療器(低速回転磁気治療器)である。この磁気治療器1000は、2つ以上の偶数個の強磁性体101と、導磁回転アーム102とから構成されている。各強磁性体101は、導磁回転アーム102の同一面上に対称に装着固定されている。対称の2つの強磁性体101の自由面の磁極は異なったものとなっている(SとN)。強磁性体101の自由面の面積は、接続面の面積よりも大きい。また、強磁性体101の横断面は、角部がない幾何学形である。導磁回転アーム102および強磁性体101は、電動装置104によって回転される。
図1の磁気治療器1000では、強磁性体101の横断面が角部がない幾何学形であることにより、磁力線の漏れ及び強磁性体の使用量を低減させることができる。また、所定の方向への磁場強度が増強されるため、磁力線が他の電子製品に干渉するのが防止される。さらに、強磁性体101の自由面の面積が接続面の面積よりも大きいことにより、磁力線は、一方の強磁性体101の自由面から放出され、他方の強磁性体101の自由面から吸収される。そして、強磁性体内部の磁力線は、一方の強磁性体101から導磁回転アーム102を通過し、他方の強磁性体101に進入する。これにより、磁力線が集中し、磁場強度が最大となる。また、磁場の辺縁効果により、磁力線の上方への放出高度が高くなり、磁束密度が高くなるため、磁気治療効果を高めることができる。加えて、電動装置104により、導磁回転アーム102及び強磁性体101を低速回転させ、強磁場による磁気治療を行うことができる。
また、特許文献2に開示された磁気治療器を図2に示す。図2(a)は、特許文献2の磁気治療器1100の上面図であり、そして、図2(b)は、磁気治療器1100の断面図である。図2に示した磁気治療器1100は、人体の皮膚190に取り付けられて使用されるものである。磁気治療器1100は、筐体120を備えている。筐体120には、スイッチ110およびUSB端子130が設けられている。また、筐体120の内部には、バッテリ110が収納されている。筐体120は底面を有しており、底面は、磁気治療器1100が皮膚190に取り付けされたときに、皮膚190に直接または間接的に接触する部位である。また、筐体120には、治療用磁石部130が収納されており、治療用磁石部130は支持台140によって支持されている。支持台140は、回転駆動装置150によって、底面に対して略垂直に延びる回転軸160を中心に回転駆動される。
通常の貼付磁気治療器の場合、磁石が皮膚に対して特定位置に固定されて、磁場が固定されてしまうことで、いわゆる「なれが」生じて磁気治療効果が低減してしまう。また、回転磁気治療器具を使用者の皮膚に取り付けて使用するようなときは、使用者の皮膚に安定して回転磁気治療器を取り付けて動作させることが難しい。このような状況下で、図2の磁気治療器1100では、コンパクトな構成で、広い範囲で変動磁場を生じさせることができる。さらに説明すると、回転磁気治療器具1100を人体の皮膚190に取り付けたときに、支持台140が筐体120の底面に対して略平行な面内で回転することにより、皮膚190の広い範囲にわたって変動磁場を生じさせることができる。
実用新案登録第3176304号公報 特開2020−68884号公報
図1に示した磁気治療器1000は、比較的大型・中型なもの(例えば、椅子の形態)での使用を検討しているように思えるが(特許文献1の図6、図7参照)、小型のハンディータイプのもので気軽にどこでも使用したい場合もある。また、椅子用のような形態では、磁気(または磁力線)が向いている方向は比較的わかりやすいものがあるが、磁気は見えないものであるので、小型のハンディータイプの磁気治療器では、どの方向またはどの領域に磁気(磁力線、磁気の流れ)がでているかがすぐにはわからないことがある。言い換えると、使用者は、磁気を所定の部位(患部など)に当てたいのですが、そこに当たっているかどうか分かりにくいことが多い。本願考案者はそれがわかりやすいようなものにできないか鋭意検討していた。
また、図2に示した磁気治療器1100は、皮膚の特定位置に固定できるものであるが、磁気を当てたい部位に対して磁気を当てたいものの、その箇所で皮膚に磁気治療器1100を固定できるとは限らない。すなわち、図2に示した磁気治療器1100は、皮膚に固定できる部位でしか使用することができない。
そのような状況下で、本願考案者は、比較的コンパクトなもので、装置構成も比較的簡単であり、磁気が当たる箇所を把握しやすい回転磁気治療器をなんとか作れないかと鋭意検討して、本考案に至った。本考案はかかる点に鑑みてなされたものであり、その主な目的は、磁気が当たる箇所を把握しやすい回転磁気治療器を提供することにある。
本考案に係る回転磁気治療器は、第1極性を表面にし、第2極性を裏面にする第1磁石と、第2極性を表面にし、第1極性を裏面にする第2磁石と、前記第1磁石および第2磁石を固定する円盤部材と、前記円盤部材を回転させる電気モータと、前記円盤部材に接続されたファンと、前記電気モータに電力を供給するバッテリが収納された筐体部とを備えている。
ある好適な実施形態において、前記第1磁石および前記第2磁石は、円板形状のネオジム磁石である。前記第1磁石の前記裏面および前記第2磁石の前記裏面は、前記円盤部材の表面に固定されている。前記円盤部材の裏面側に、前記電気モータが設けられている。前記第1磁石は、前記円盤部材の中央部に配置されている。前記第2磁石は、前記円盤部材の前記中央部よりも外縁に配置されている。前記第1磁石の直径は、前記第2磁石の直径よりも小さい。前記第1磁石は1個設けられている。前記第2磁石は複数個設けられている。
ある好適な実施形態において、前記円盤部材の上において、前記複数個の前記第2磁石は、前記1個の前記第1磁石の外周に沿って等間隔で配置されている。前記筐体部は、使用者の手で把持できる円筒形状を有している。前記第1磁石の前記裏面から前記表面の側へ向かう方向は、前記電気モータの駆動によって回転している前記ファンの風が進む方向である。
ある好適な実施形態において、前記第2磁石は、前記1個の前記第1磁石の外周に沿って等間隔で4個配列されている。前記バッテリは、リチウムイオンバッテリである。前記筐体部は、使用者の手で把持できる円筒形状を有している。前記筐体部には、前記電気モータの駆動のオン・オフのスイッチ部が設けられている。前記筐体部には、前記リチウムイオンバッテリの充電用の端子が設けられている。
ある好適な実施形態において、前記第1磁石および前記第2磁石は、円板形状を有している前記第1磁石の前記裏面および前記第2磁石の前記裏面は、前記円盤部材の表面に固定されている。前記円盤部材の裏面側に、前記電気モータが設けられている。前記第1磁石および前記第2磁石は、前記円盤部材の中央部に近接して配置されている。前記第1磁石の直径と前記第2磁石の直径とは同じである。前記第1磁石および前記第2磁石はそれぞれ1個である。
ある好適な実施形態では、前記円盤部材の上において、前記第1磁石および前記第2磁石は互いに接触している。前記筐体部は、使用者の手で把持できる円筒形状を有している。前記第1磁石の前記裏面から前記表面の側へ向かう方向は、前記電気モータの駆動によって回転している前記ファンの風が進む方向である。
本考案に係る回転磁気治療器によれば、第1磁石および第2磁石が固定された円盤部材を電気モータで回転させて、円盤部材に接続されたファンを回転させることができるので、第1磁石および第2磁石が回転することによって変動磁場を生じさせることができるとともに、ファンの回転で生じる風によって変動磁場が当たる箇所に風を吹き付けることができる。その結果、磁気が当たる箇所を把握しやすい回転磁気治療器を実現することができる。
従来の磁気治療器(低速回転磁気治療器)1000の構成を示す斜視図である。 (a)及び(b)は、それぞれ、従来の磁気治療器1100の構成を示す上面図及び断面図である。 本考案の実施形態に係る回転磁気治療器100の構成を示す正面図である。 本考案の実施形態に係る回転磁気治療器100の構成を示す背面図である。 本考案の実施形態に係る回転磁気治療器100の構成を示す側面図である。 本考案の実施形態に係る回転磁気治療器100の構成を示す斜視図である。 従来の磁気治療器1000の動作を説明するための模式図である。 回転磁気治療器100の動作を説明するための模式図である。 回転磁気治療器100の改変例の構成を示す正面図である。 回転磁気治療器100の改変例の構成を示す正面図である。 第1磁石11および第2磁石12の配置の一例を示す図である。 第1磁石11および第2磁石12の配置の一例を示す図である。 第1磁石11(10)の配置の一例を示す図である。 第1磁石11(10)の配置の一例を示す図である。 第1磁石11(10)の配置の一例を示す図である。 本考案の他の実施形態に係る磁気治療器(振動型磁気治療器)200の構成を示す正面図である。 磁気治療器200の構成を示す側面図である。 磁気治療器200の動作を説明するための模式図である。 本考案の他の実施形態に係る磁気治療器(振動型磁気治療器)210の構成を示す正面図である。 磁気治療器210の構成を示す側面図である。
以下、図面を参照しながら、本考案の好適な実施形態を説明する。以下の図面においては、説明の簡潔化のために、同じ作用を奏する部材、部位には同じ符号を付し、重複する説明は省略または簡略化することがある。また、各図における寸法関係(長さ、幅、厚さ等)は、基本的にその寸法関係を満たすようにしたが、必ずしも実際の寸法関係を正確に反映していない場合がある。
また、本明細書において特に言及している事項以外の事柄であって本考案の実施に必要な事項は、当該分野における従来技術に基づく当業者の設計事項として把握され得る。本考案は、本明細書及び図面によって開示されている内容と当該分野における技術常識とに基づいて実施することができる。加えて、本考案は、以下の実施形態に限定されるものではない。
図3は、本考案の実施形態に係る回転磁気治療器100の構成を示す正面図である。図4は、それぞれ、本実施形態の回転磁気治療器100の構成を示す背面図である。図5および図6は、手で回転磁気治療器100を持った状態の側面図および斜視図である。
図3に示すように、本実施形態の回転磁気治療器100は、複数の磁石(永久磁石)10(11、12)を備えており、複数の永久磁石10(11、12)を回転させることにより、変動磁場を発生させる機構を備えている。そして、本実施形態の回転磁気治療器100は、複数の磁石10(11、12)と、磁石10(11、12)を固定する円盤部材20と、円盤部材20を回転させる電気モータ35と、円盤部材20に接続されたファン22と、電気モータ35に電力を供給するバッテリ(45)が収納された筐体部40とから構成されている。
本実施形態の回転磁気治療器100では、複数の磁石10は、第1磁石11および第2磁石12であり、円盤部材20の上に配置されている。第1磁石11は、第1極性(ここでは、S極)を表面にし、第2極性(ここでは、N極)を裏面にする永久磁石である。第2磁石12は、第2極性(ここでは、N極)を表面にし、第1極性(ここでは、S極)を裏面にする永久磁石である。図示したものとは逆に、第1極性をN極にして、第2極性をS極にしても構わない。
本実施形態の磁石10(11、12)は、希土類永久磁石(例えば、ネオジム磁石、または、サマコバ磁石)を使用することができる。本実施形態の第1磁石11、第2磁石は、例えば、200ミリテスラ(磁束密度:mT)から510ミリテスラ(mT)のものを使用することができる。図示した例では、第1磁石11、第2磁石は、ネオジム磁石である。また、本実施形態の磁石10(11、12)として、発生させたい変動磁場の大きさにもよるが、希土類永久磁石以外の磁石(例えば、フェライト磁石)を使用することも可能である。なお、フェライト磁石よりも、希土類永久磁石(例えば、ネオジム磁石)の方が、磁束密度の上限を挙げることができる(例えば、500mTまたはそれ以上のネオジム磁石)。本実施形態の好適な一例では、第1磁石11は、直径10mmで、厚さ5mmで、416mTの円盤状のネオジム磁石である。そして、第2磁石12は、直径20mmで、厚さ5mmで、261mTの円盤状のネオジム磁石(または、直径15mmで、厚さ5mmで、315mTの円盤状のネオジム磁石)である。
第1磁石11および第2磁石12を固定する円盤部材20は、樹脂から構成されている。なお、円盤部材20を他の材料(例えば、木材、セラミックなど)から構築しても構わないが、樹脂から構成すると軽くて、割れにくい(または、安価で大量生産に向いている)等の特徴があり便利である。本実施形態の円盤部材20は、例えば、直径2cmから5cm(図示したものは3cm)であるが、それ以外の寸法のものであっても構わない。第1磁石11の裏面および第2磁石12の裏面は、円盤部材20の表面に固定されている。本実施形態では、第1磁石11および第2磁石12は、接着剤で円盤部材20に固定(接着)されている。なお、円盤部材20への第1磁石11および第2磁石12の固定は、接着剤以外の方法(例えば、嵌合、ネジ留め、テープ貼り付け等)であっても構わない。
本実施形態の構成では、第1磁石11は、円盤部材20の中央部(回転中心点の周辺)に配置されている。そして、第2磁石12は、円盤部材20の中央部よりも外縁に配置されている。本実施形態の構成において、第1磁石11は1個設けられており、そして、第2磁石12は複数個設けられている。図示した例では、第2磁石12は2個設けられている。また、第1磁石11の直径は、第2磁石12の直径よりも小さい。外周に位置する第2磁石12の寸法(直径)よりも、中心に配置された第1磁石11の寸法(直径)を小さくすることで、全体をコンパクトに配列させることができるという効果を得ることができる。
また、本実施形態の第1磁石11の直径は、0.5cm〜2cm(図示したものは1cm)、第1磁石11の直径は、0.5cm〜3cm(図示したものは1.5cm)であるが、それ以外の寸法のものであっても構わない。本実施形態の構成例では、第1磁石11の直径よりも、第2磁石12の直径を1.5倍(またはそれ以上)のものにしている。また、第1磁石11の外縁(側面)に、第2磁石12の外縁(側面)が密着するように配置されている。この密着は磁力(さらには、接着剤)によって行われている。なお、第1磁石11と第2磁石12との間に隙間ができるような配置の構成を採用しても構わない。本実施形態の構成例では、第2磁石12の一部(外側の部位)が、円盤部材20からはみ出るように配置されている。
図3から図5に示すように、円盤部材20の裏面側に、電気モータ(電動モータ)35が設けられている。電気モータ35は、コイルに電気(直流電流、電力)が供給されることによって回転するものである。電気モータ35の回転出力軸は、円盤部材20に接続されており、それゆえに、電気モータ35が回転することによって、第1磁石11及び第2磁石12が固定された円盤部材20が回転する。円盤部材20(又はファン22)の回転数は、例えば、2000回/分以上、または、7000回/分以下で、好適な一例では、2200〜6710回/分である。回転数は、例えば、非接触タコメータ(ユニティ(UNI-T)社製のミニ非接触タコメータUT373)を用いて計測することができる。
本実施形態の構成では、電気モータ35に電力を供給するバッテリ45は、筐体部40内に収納されている。本実施形態のバッテリ45は、充電可能な二次電池であり、具体的には、リチウムイオンバッテリ(充電式リチウムイオン電池)である。この例のリチウムイオンバッテリ45は、3.7V、1200mAh、4.44Whの特性を持つものである。なお、本実施形態のバッテリ45は、二次電池でなく、一次電池(乾電池)であってもよい。
本実施形態の構成では、円盤部材20にファン(羽根部)22が接続されている。図示した構成例では、円盤部材20の側面にファン22が延びるように形成されている。この例では、ファン22の羽根の枚数は、6枚であるが、羽根の枚数はこの数に限定されない。本実施形態の構成においては、円盤部材20とファン22とは一体成形された部品であり、同一種類の樹脂材料から構成されている。なお、円盤部材20とファン22とを別体で作製して、それを接続したものであっても構わないが、一体成形された部品の方が、製造コストおよび強度などの面で有利である。
さらに、本実施形態では、ファン22を覆う上部カバー30が設けられている。図示した例では、上部カバー30には、ファン22の回転から指などを保護する保護部材32が形成されている。図示した例では、保護部材32は、複数の短冊状の部材であり、等間隔で配列されている。なお、本実施形態の構成では、保護部材32は外周部に配置されているが、円盤部材20(または、中央部)まで覆うように延ばした構成にしてもよい。
図4に示すように、本実施形態の筐体部40は、連結部34(上下部材連結部)を通して、上部カバー30の背面部33に接続されている。本実施形態の構成では、筐体部40を構成する筐体本体部42は、筒型形状(ここでは、円筒形状)を有している。そして、筐体本体部42から連結部34が延びており、背面部33に接続されている。また、本実施形態の構成では、背面部33から保護部材32が延びている。そして、背面部33の前方側には、電気モータ35が配置されている。言い換えると、背面部33と円盤部材20との間に電気モータ35が位置している。
また、本実施形態の筐体部40は、使用者の手で把持(又は保持)することができる形状(筐体本体部42)を有している。筐体部40(筐体本体部42)には、電気モータ35の駆動のオン・オフのスイッチ部41が設けられている。本実施形態のスイッチ部41は、電気モータ35のオン・オフの他、回転の強度を多段階(例えば、弱・中・強)で変更することができる仕様となっている。具体的には、スイッチ部41を押すことにより、電気モータ35をオフからオン(弱)→中→強→オフに変えることができるようになっている。例えば、弱(低速)の回転数は、約2200〜2400回/分であり、中(中速)の回転数は、約2400〜4600回/分であり、強(高速)の回転数は、約3100〜6800回/分である。
また、筐体部40(筐体本体部42)には、バッテリ(リチウムイオンバッテリ)45の充電用の端子43が設けられている。図示した例では、充電用の端子43はUSB端子であり、そのUSB端子43に、充電用のケーブル(USBケーブル)46の端子を接続することができる。充電用のケーブル(USBケーブル)46を他の電源に接続すれば、本実施形態のバッテリ45の充電を行ったり、その電源の電力で、本実施形態の回転磁気治療器100(又は、電気モータ35)を駆動することができる。
また、筐体部40(筐体本体部42)の内部には、バッテリ45(内部電源)の充電、電気モータ35の駆動の制御回路(回路基板)が配置されている。また、バッテリ45(又は制御回路)からの配線は、連結部34(上下部材連結部)の内部を通って電気モータ35に電気的に接続されている。本実施形態の筐体部40(筐体本体部42)は、樹脂から構成されているが、それ以外の材料から構成しても構わない。なお、筐体部40(筐体本体部42)の一部には、脱着防止用のストラップ48が設けられている。
図5および図6に示すように、磁石10(11、12)が配置された円盤部材20の前方方向(矢印90)が、円盤部材20が回転することで生じる変動磁場(磁石10(11、12)の回転による変動磁場)が向かう方向であり、そして、ファン22からの風が向かう方向である。すなわち、図示した例では、第1磁石11の裏面(N極)から表面(S極)の側へ向かう方向が、矢印99の方向(前方方向)となる。
図7および図8を参照しながら、図1に示した磁気治療器1000および本実施形態の回転磁気治療器100について説明する。図7は、図1に示した磁気治療器1000の動作を説明する模式図であり、図8は、本実施形態の回転磁気治療器100の動作を説明する模式図である。
図7に示すように、磁気治療器1000の場合、導磁回転アーム102に支持された強磁性体101が回転(S)することにより、変動磁場が生じて、それが人体の皮膚190に当たって影響を及ぼす(具体的には、患部箇所を治療する)。本実施形態の回転磁気治療器100の場合、磁石10(11、12)が回転(S)することにより、変動磁場が生じて、それが人体の皮膚190に当たって影響を及ぼすとともに(矢印90)、ファン22が回転(S)してその風(W)が皮膚190に当たる。したがって、変動磁場の影響によって患部箇所(190)を治療することができるとともに、風(W)によって患部に変動磁場が当たっているかどうかがすぐにわかることができる。
このように、本実施形態の回転磁気治療器100によれば、第1磁石11および第2磁石12が固定された円盤部材20を電気モータ35で回転させながら、円盤部材20に接続されたファン22を回転させることができる。したがって、第1磁石11および第2磁石12が回転することによって変動磁場を生じさせることができるとともに、ファン22の回転で生じる風(W)によって変動磁場が当たる箇所(患部(又は磁気照射部)190)に風(W)を吹き付けることができる。その結果、磁気が当たる箇所(190)を把握しやすい回転磁気治療器100を実現することができる。加えて、本実施形態の回転磁気治療器100は、コンパクトであり、使用者(または施術者)が手で持って好きな箇所(190)に発生した磁気(変動磁気)を当てることが容易である。この点、皮膚に貼る(接触する)ことができるしか使用できない回転式磁気治療器具1100(図2参照)とも顕著に異なる。
本実施形態の回転磁気治療器100では、円盤部材20(回転子)に磁石10(11、12)を固定して回転させることで、磁石10の前方に磁束が形成され、当該形成された磁束及び磁束変動に伴う変位電流が患部190の治癒に働く。本実施形態の回転磁気治療器100の場合、皮膚に貼り付けるタイプのものと比較して、遠くまで磁束を送ることができ、また、磁束の変動が大きく、風と磁束が方向(矢印90)と同じであるので、磁束を患部に合わせることが容易となる。ハンディータイプの扇風機(ミニ扇風機)の装置を利用できるので、製造コストを減らすことができるとともに、回転数の調節(弱、中、強)も簡単であり、そして、手の振動が静かという利点もあり、加えて、本実施形態の回転磁気治療器100の扱いは簡単である。
そして、本実施形態の回転磁気治療器(変位電流発生器)100を使用することで、患部(160)に変位電流を生じさせて、そこにエネルギーを供給することができる。本実施形態の回転磁気治療器(変位電流発生器)100は、捻挫、肩凝りなどの治療に特に効果がある。また、疲労の後、疲労回復には、自然の疲労回復が期待されるが、変位電流はそれ自体が回復の力を持つものであるので、補助的な回復装置として効果があり、捻挫などで生じる痛みの回復に有効である。怪我などで変形した体形も、時間をかけて使用することで、回復の補助に役立てることができ、そして、手術後のリハビリにも補助的に使用できる。鍼灸と同じような効果を持たせることもできる。加えて、変動磁場は体内を通過するので、体内の患部も治癒可能である。変動場によって生じる変位電流(発生する電気)であるので、バクテリア、癌に対しても有効である可能性を秘めている。また、糖尿病(2型)の治療、白内障の治療の補助としても期待される。
本実施形態の回転磁気治療器(変位電流発生器)100では、強力な磁石10(ネオジム磁石)を使用することにより、簡便な構成な装置であっても、実用的なレベルまで変位電流を発生されることができる。そして、簡便な構成な装置であっても適切な回転数を発生させることができ、磁束の変動が十分得られて、実用的なレベルまで変位電流が得られる。かくして、当該形成された磁束及び磁束変動に伴う変位電流で患部190の治癒(または治癒のサポート)に働くものである。
本実施形態の回転磁気治療器(変位電流発生器)100は、次のように改変することができる。図9および図10は、本実施形態の回転磁気治療器100の改変例を示している。
本実施形態の改変例では、第2磁石12は、中心の第1磁石11の外周に沿って等間隔で複数個配列している。図9に示した構成では、第2磁石12は3個(12a、12b、12c)配列されている。このように第2磁石12を2個ではなく、3個(またはそれ以上)配列させてもよい。図9に示した例では、等間隔になるように(正三角形になるように)配置したが、少しずれた形で配置しても治療の効果に影響がないのであれば、それを採用しても構わない。なお、図9に示した構成では、(図3に示した構成例とは逆にして)第1磁石11の表面をS極として、第2磁石12の表面をN極とした例を示している。
また、図10に示した構成では、第2磁石12は4個(12a、12b、12c、12d)配列されている。図10に示した構成例の方が、第2磁石12を十字に整列させるため、第2磁石12の配列を行うことが容易であるという利点がある。
他にも次のような改変例を構築することができる。なお、N極とS極は交換可能であり、一方の極の場合を示している。
(1)磁石10を3個1列にならべて、N極、S極、N極となるように配列する(図3に示したものの類似例。一列に配列させた構成例)。
(2)磁石10を4個並べる。中央に1個(S極)、周りに3個(N極)となるように配列(図9に示したものに類似)。
(3)磁石10を5個並べる。中央に1個(S極)、周りに4個(N極)となるように配列(図10に示したものに類似)。
また、本実施形態の回転磁気治療器(変位電流発生器)100が人体の患部(190)に近い場合に使用するときは、図11に示すような改変をしてもよい。
図11は、本実施形態の改変例の回転磁気治療器100における磁石10(11、12)の配置例を示している。人体の患部(190)に近い場合に使用するときは、広い範囲の使用でなく、ピンポイントでの照射(変動磁場を当てること)のことが多いことから、図11に示すように、円盤部材20の中央部に第1磁石11および第2磁石12を隣接して配置することができる。図11では、同じサイズ(同じ種類)の磁石(ネオジム磁石)10を使用している。なお、図3、図9、図10に示した構成例でも、同じサイズ(同じ種類)の磁石(ネオジム磁石)10を使用しても構わない。
図11に示した構成例よりも、広い範囲での磁場を当てたいときは、図12に示す構成例のように、第1磁石11および第2磁石12を離して配置してもよい。図11に示した例では、円盤部材20の中心軸(C)から対称となる位置に第1磁石11および第2磁石12を配列している。
さらに、図13から図15に示すように、一つの磁石11(10)を用いた回転磁気治療器100にしてもよい。図13は、円盤部材20の中心軸(C)に磁石11(10)の中心が位置するように配置した例である。図14は、円盤部材20の中心軸(C)に、磁石11(10)の一部(または、外縁)が位置するように配置した例である(言い換えると、円盤部材20の中心軸(C)と、磁石10の中心がズレた例である)。図15は、円盤部材20の中心軸(C)の領域に、磁石11(10)が位置しないように配置した例である。
本実施形態の回転磁気治療器(変位電流発生器)100の構成においては回転数が変動磁場の強さに影響を与える。本願考案者が回転数を測定したところ、次のような結果になった。図13に示した構成例で、第1磁石11が直径15mmのとき、弱(低速)の回転数は、2401回/分であり、中(中速)の回転数は、3002回/分であり、強(高速)の回転数は、3303回/分である。図3に示した構成例で、第1磁石11が直径10mmで第2磁石12が直径15mmのとき、弱(低速)の回転数は、2421回/分であり、中(中速)の回転数は、2676回/分であり、強(高速)の回転数は、3180回/分である。図9に示した構成例で、第1磁石11が直径10mmで第2磁石12が直径15mmのとき、弱(低速)の回転数は、2218回/分であり、中(中速)の回転数は、2456回/分であり、強(高速)の回転数は、2710回/分である。図10に示した構成例で、第1磁石11が直径10mmで第2磁石12が直径15mmのとき、弱(低速)の回転数は、2236回/分であり、中(中速)の回転数は、4611回/分であり、強(高速)の回転数は、6710回/分である。図10に示した構成例が、磁石10(11、12)のレイアウトが回転に上手く寄与し、一番良い回転数を示した。そして、その高い回転数によって変動磁場の強さを大きくすることができる。言い換えると、同じモータであっても、磁石のレイアウトによって回転数は変化し、それに伴って発生する変動磁場も変化するものである。
図16は、本考案に係る他の実施形態の磁気治療器(変位電流発生器)200の構成を示す正面図である。図17は、磁気治療器200の構成を示す側面図である。本実施形態の磁気治療器200は、図3に示した構成の回転式ではなく、振動型の変動磁場発生装置である。
本実施形態の磁気治療器200は、振動型の電動歯ブラシの構造を利用したものである。磁気治療器200は、両端に磁石15(15a、15b)が固定された水平連結部(左右連結部)50と、水平連結部(左右連結部)50を固定する上下連結部55と、上下連結部55を支持する筐体部40とから構成されている。
上下連結部55の先端部分に、水平連結部50の中央部が接続されている。上下連結部55と水平連結部50との接続は、接着剤で行うことができるが、他の手段(例えば、嵌合、ビス留め、融着、テープ固定など)で行ってもよい。また、上下連結部55と水平連結部50とを一体成形した部材を用いることも可能である。水平連結部50の両端には、内側がS極で外側がN極の第1磁石15aと、内側がN極で外側がS極の第2磁石15bが設けられている。なお、S極とN極とを逆にしても構わない。水平連結部50の両端への磁石10(15a、15b)の接続は、接着剤で行うことができるが、他の手段(例えば、嵌合、テープ固定など)で行ってもよい。
筐体部40の内部には、振動発生装置(振動を発生させる電気モータ、または、圧電型振動子)およびバッテリ(乾電池(一次電池)、または、二次電池)内蔵されている。なお、筐体部40の内部にバッテリが内蔵されておらず、コンセントで電気(電力)を供給する方式のものでもよい。振動発生装置は、例えば、200〜300Hzの振動数(音波振動)を発生させることができる。この振動によって、水平連結部50および水平連結部50が振動し、水平連結部50に固定された磁石10(15a、15b)が振動して、変動磁場が発生する。
筐体部40を構成する筐体本体部42は、筒状形状(略円筒形状)をしており、手で把持(保持)することができる。筐体本体部42には、振動をオン・オフすることができるスイッチ部41が設けられている。スイッチ部41の動作(押す動作)によって、強・(中)・弱のような振動数が変化するように構成することも可能である。
図18は、本実施形態の振動式磁気治療器200の動作を説明する模式図である。水平連結部50’が振動することにより、第1磁石15aと第2磁石15bとが振動して、それにより、変位磁場が生じる。その変位磁場を患部190’に当てることにより、その患部190’において変位電流が生じて、当該変位電流による治療(または治療の補助)が実行される。この構成例(T字型の振動磁気治療器200)の振動数は、例えば、360RPM(一分間あたりの振動数)である。
図19は、本考案に係る他の実施形態の磁気治療器(変位電流発生器)210の構成を示す正面図であり、図20は、磁気治療器210の構成を示す側面図である。本実施形態の磁気治療器210も、図16に示したものと同様に振動型の変動磁場発生装置であり、図16に示したものと比べて磁石15(10)が一つである点が異なる。磁気治療器(変位電流発生器)210でも、磁石15(10)が振動して、それにより、変位磁場が生じる。その変位磁場を患部190’に当てることにより、その患部190’において変位電流が生じて、当該変位電流による治療(または治療の補助)が実行される。この構成例(振動磁気治療器210)の振動数は、例えば、1365RPM(一分間あたりの振動数)である。
以上、本考案を好適な実施形態により説明してきたが、こうした記述は限定事項ではなく、勿論、種々の改変が可能である。例えば、本実施形態の構成では、磁石10(11、12)を支持する円盤部材20を、円形のもので説明したが、磁石10(11、12)を回転できるのであれば、必ずしも幾何学的な意味での円形でなく、円盤部材20は、例えば正多面体(正六角形、正八角形のような形状)のような形状のものでもよい。ただし、回転体であるので、円盤部材20は、きれいな円形の方が好ましい。加えて、磁石10を円形(円板状)の構造のもので説明したが、矩形、長方形のものでも構わない。ただし、円盤部材20の上で回転させるものであるので、角などがない、円形の方が好ましい場合が多い。さらに、円盤部材20の側面からファン22が延びた形態を示したが、円盤部材20と別体でファン22を構築した形態でもよい(例えば、図8に示したような構成)。また、円盤部材20の裏面側に電気モータ35を配置したが、それ以外の場所に電気モータ35を配置して、電気モータ35の回転力を、円盤部材20および/またはファン22に伝えるような構造にしても構わない。また、上述の各実施形態および改変例の特徴などは相互に適用可能であり、さらに、当業者であれば自明の範囲で思いつく変更(改変)を加えることが可能である。
本考案によれば、磁気が当たる箇所を把握しやすい回転磁気治療器を提供することができる。
10 磁石(ネオジム磁石)
11 第1磁石
12 第2磁石
15 磁石
20 円盤部材
22 ファン
30 上部カバー
32 保護部材
33 背面部
34 連結部
35 電気モータ
40 筐体部
41 スイッチ部
42 筐体本体部
43 USB端子(充電用端子)
45 バッテリ(リチウムイオンバッテリ)
46 ケーブル(USBケーブル)
48 ストラップ
50 水平連結部(左右連結部)
55 上下連結部
100 回転磁気治療器(変位電流発生器)
190 皮膚(患部)
200 磁気治療器(振動型磁気治療器)
1000 磁気治療器
1100 磁気治療器

Claims (6)

  1. 回転磁気治療器であって、
    第1極性を表面にし、第2極性を裏面にする第1磁石と、
    第2極性を表面にし、第1極性を裏面にする第2磁石と、
    前記第1磁石および第2磁石を固定する円盤部材と、
    前記円盤部材を回転させる電気モータと、
    前記円盤部材に接続されたファンと、
    前記電気モータに電力を供給するバッテリが収納された筐体部と
    を備えている、回転磁気治療器。
  2. 前記第1磁石および前記第2磁石は、円板形状のネオジム磁石であり、
    前記第1磁石の前記裏面および前記第2磁石の前記裏面は、前記円盤部材の表面に固定されており、
    前記円盤部材の裏面側に、前記電気モータが設けられており、
    前記第1磁石は、前記円盤部材の中央部に配置されており、
    前記第2磁石は、前記円盤部材の前記中央部よりも外縁に配置されており、
    前記第1磁石の直径は、前記第2磁石の直径よりも小さく、
    前記第1磁石は1個設けられており、
    前記第2磁石は複数個設けられている、請求項1に記載の回転磁気治療器。
  3. 前記円盤部材の上において、前記複数個の前記第2磁石は、前記1個の前記第1磁石の外周に沿って等間隔で配置されており、
    前記筐体部は、使用者の手で把持できる円筒形状を有しており、
    前記第1磁石の前記裏面から前記表面の側へ向かう方向は、前記電気モータの駆動によって回転している前記ファンの風が進む方向である、請求項2に記載の回転磁気治療器。
  4. 前記第2磁石は、前記1個の前記第1磁石の外周に沿って等間隔で4個配列されており、
    前記バッテリは、リチウムイオンバッテリであり、
    前記筐体部は、使用者の手で把持できる円筒形状を有しており、
    前記筐体部には、前記電気モータの駆動のオン・オフのスイッチ部が設けられており、
    前記筐体部には、前記リチウムイオンバッテリの充電用の端子が設けられている、請求項3に記載の回転磁気治療器。
  5. 前記第1磁石および前記第2磁石は、円板形状を有しており、
    前記第1磁石の前記裏面および前記第2磁石の前記裏面は、前記円盤部材の表面に固定されており、
    前記円盤部材の裏面側に、前記電気モータが設けられており、
    前記第1磁石および前記第2磁石は、前記円盤部材の中央部に近接して配置されており、
    前記第1磁石の直径と前記第2磁石の直径とは同じであり、
    前記第1磁石および前記第2磁石はそれぞれ1個である、請求項1に記載の回転磁気治療器。
  6. 前記円盤部材の上において、前記第1磁石および前記第2磁石は互いに接触しており、
    前記筐体部は、使用者の手で把持できる円筒形状を有しており、
    前記第1磁石の前記裏面から前記表面の側へ向かう方向は、前記電気モータの駆動によって回転している前記ファンの風が進む方向である、請求項5に記載の回転磁気治療器。
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