JP2014029273A - 組電池の検査方法および装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】組電池の電池容量を短時間に検査すること。
【解決手段】検査装置10は、検査対象となる組電池20の充放電の途中で平均セル電圧を測定し、平均セル電圧値と電池容量特性カーブとから組電池20の満充電容量を推定し、満充電容量に応じて合否を判定する。また、検査装置10は、容量の判定に合格した組電池20の各電池セル202の電圧バラツキを測定し、電圧バラツキが所定の判定ライン以下であるときは合格と判定する。このとき、検査の判定ラインは、検査を行う温度環境に応じて変更するようにしてもよい。
【選択図】図1

Description

本発明は、直列接続された複数の電池セルで構成される組電池の製造工程における検査方法および該検査方法を用いた装置に関する。
組電池の製造工程においては、組電池全体の性能(品質)の検査が行われ、一定の品質基準を満たす組電池のみが製品として出荷されている。組電池の性能を検査する指標の1つに組電池の電池容量が挙げられる。従来、組電池の電池容量を測定するには、一旦組電池を満充電状態にしてから空充電状態になるまで放電を行い、この間に放電された電流量に基づいて電池容量を測定したり、反対に一旦組電池を空充電状態にしてから満充電状態になるまで充電を行い、この間に充電された電流量に基づいて電池容量を測定したりする方法が採られていた。
また、下記特許文献1には、二次電池の充電状態である残存容量(SOC)を高精度および短時間に推定できる方法および装置が記載されている。
特開2005−106747号公報
しかしながら、上述した従来技術のように、一旦組電池を満充電状態(または空充電状態)にしてから空充電状態(または満充電状態)になるまで放電(または充電)を行う方法では、測定に多くの時間が必要となるという問題点がある。組電池の製造工程では、性能検査の後にも各種の工程を行う必要があり、なるべく短時間に検査を行えることが望ましい。
また、上述した特許文献1の技術は、組電池の残存容量を推定するにとどまっており、組電池の検査に用いることはできない。
本発明は、上述した従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、組電池の電池容量を短時間に検査することが可能な組電池の検査方法および検査装置を提供することを目的とする。
上述した問題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる組電池の検査方法は、直列接続された複数の電池セルで構成される組電池の検査方法であって、前記組電池の充放電工程と、前記充放電工程の途中で前記組電池の電圧を測定し、該測定電圧値をセル数で除した平均セル電圧値を求める平均セル電圧測定工程と、前記平均セル電圧値と前記電池セルの種類に応じた電池容量特性カーブとから前記組電池の満充電容量を推定する電池容量推定工程と、前記電池容量推定工程で推定した満充電容量に応じて合否を判定する容量判定工程と、を有することを特徴とする。
請求項2の発明にかかる組電池の検査方法は、前記容量判定工程において合格と判定された組電池の各電池セルの電圧バラツキを測定する電圧バラツキ測定工程と、前記電圧バラツキが所定の判定ライン以下であるときは合格と判定する電圧バラツキ判定工程とをさらに有し、前記所定の判定ラインは、前記電池容量特性カーブに基づいて定められることを特徴とする。
請求項3の発明にかかる組電池の検査方法は、前記所定の判定ラインは、検査を行う温度環境に応じて変更されることを特徴とする。
請求項4の発明にかかる組電池の検査装置は、直列接続された複数の電池セルで構成される組電池の検査装置であって、前記組電池の充放電手段と、前記充放電手段による充放電の途中で前記組電池の電圧を測定し、該測定電圧値をセル数で除した平均セル電圧値を求める平均セル電圧測定手段と、前記電池セルの種類に応じた電池容量特性カーブを記憶する記憶手段と、前記平均セル電圧値と前記記憶手段に記憶した前記電池容量特性カーブとから前記組電池の満充電容量を推定する電池容量推定手段と、前記電池容量推定手段で推定した満充電容量に応じて合否を判定する容量判定手段と、を有することを特徴とする。
請求項5の発明にかかる組電池の検査装置は、前記容量判定手段に合格と判定された組電池の各電池セルの電圧バラツキを測定する電圧バラツキ測定手段と、前記電圧バラツキが所定の判定ライン以下であるときは合格と判定する電圧バラツキ判定手段と、をさらに有し、前記所定の判定ラインは、前記電池容量特性カーブに基づいて定められことを特徴とする。
請求項6の発明にかかる組電池の検査装置は、前記所定の判定ラインは、検査を行う温度環境に応じて変更されることを特徴とする。
請求項1および請求項4の発明によれば、組電池を構成する電池セルの平均セル電圧値と、当該電池セルの種類に応じた電池容量特性カーブとから組電池の満充電容量を推定し、合否を判定する。これにより、組電池を満充電状態または空充電状態となるまで充放電させる従来の性能検査方法と比較して、短時間に組電池の性能検査を行うことができる。
請求項2および請求項5の発明によれば、組電池の満充電容量が合格(所定容量以上)であり、かつ各電池セルの電圧バラツキが所定の判定ライン以下である場合に合格と判定する。このように、満充電容量の推定とともに電圧バラツキの検査を行うことによって、短時間の測定でも検査の信頼性を向上させることができる。
請求項3および請求項6の発明によれば、検査の判定ラインを検査を行う環境の温度に応じて変更する。電池の充放電特性は温度によって変化することが知られており、このような温度による変更(補正)を行うことによって、検査の信頼性をさらに向上させることができる。
実施の形態にかかる組電池の検査装置10の構成を示すブロック図である。 電池容量特性カーブの一例を示すグラフである。 電圧バラツキの判定ラインの一例を示す説明図である。 温度による判定ラインの変更を説明するための説明図である。 検査装置10の検査処理手順を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる組電池の検査装置および検査方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
図1は、実施の形態にかかる組電池の検査装置10の構成を示すブロック図である。実施の形態にかかる検査装置10は、直列接続された複数の電池セル202で構成される組電池20の電池容量が所定の基準容量以上であるか否かを検査(容量性能検査)する。検査装置10は、組電池20の製造工程において、たとえば複数の電池セル202を直列接続させてパッケージングした後、出荷前に一定の品質基準を満たすか否かをテストする際に用いられる。
検査装置10では、一般的な容量性能検査方法(一旦組電池を満充電状態(または空充電状態)にしてから空充電状態(または満充電状態)になるまで放電(または充電)を行う方法)と比較して、短時間で検査を行うことができる。以下、検査装置10で行う容量性能検査を「時短検査」、一般的な方法で行う容量性能検査を「通常検査」という。
なお、本実施の形態において、組電池20に用いられている複数の電池セル202は、すべて同じ種類(型番等が同一)であり、均一な電池性能を有するものとする。本実施の形態において、電池セル202の仕様容量は、50Ahであるものとする。
検査装置10において、組電池20の各電池セル202には、それぞれ電圧計102が接続されている。電圧計102は、電池セル202の正極側出力端子と負極側出力端子とへパラレルに接続されており、電池セル202の電池電圧を検出する。電圧計102によって検出された電池セル202の電池電圧は、後述する処理部120へ出力される。
スイッチ回路108と電流制限回路106とは直列接続され、スイッチ回路108と電流制限回路106との直列回路は充電用電源104に直列に接続されている。そして、充電用電源104の正極側出力端子がスイッチ回路108と電流制限回路106との直列回路を介して、複数の電池セル202から構成される組電池20の正極側出力端子へ接続され、また充電用電源104の負極側出力端子が組電池20の負極側出力端子へ接続されている。スイッチ回路108と電流制限回路106との直列回路は、組電池20に対して充電用電源104により充電を行う充電回路を構成している。
一方、スイッチ回路112と負荷抵抗回路110とは直列に接続され、組電池20の放電回路を構成する。スイッチ回路112の負荷抵抗回路110と接続されていない他方の端子は組電池20の正極側出力端子へ接続され、また、負荷抵抗回路110のスイッチ回路112と接続されていない他方の端子は組電池20の負極側出力端子へ接続されている。
スイッチ回路108,112は、処理部120から出力される制御信号をもとに閉成される常開接点によって構成されている。また、電流制限回路106および負荷抵抗回路110は、処理部120から出力される制御信号をもとに抵抗値が可変される可変抵抗回路によって構成されている。
処理部120は、CPU、制御プログラムなどを格納・記憶するROM、制御プログラムの作動領域としてのRAM、各種データを書き換え可能に保持するEEPROM、周辺回路等とのインターフェースを取るインターフェース部などを含んで構成される。処理部120は、上記CPUが上記制御プログラムを実行することによって、記憶手段122、充放電手段124、平均セル電圧測定手段126、電池容量推定手段128、容量判定手段130、電圧バラツキ測定手段132、電圧バラツキ判定手段134を実現する。
記憶手段122は、組電池20を構成する電池セル202の種類に応じた電池容量特性カーブを記憶する。電池容量特性カーブとは、当該種類の電池セル202における電池容量と電圧との標準的な関係を示す電圧―電池容量カーブである。図2は、電池容量特性カーブの一例を示すグラフである。図2において、縦軸は電池電圧(インデックス値)、横軸は残存容量(SOC)を示す。図2に示すように、電池セル202の電池電圧とSOCとは相関関係があり、残存容量が多いほど電池電圧が高くなる。記憶手段122に記録される電池容量特性カーブは、検査装置10における検査対象となる組電池20に用いられる電池セル202において、標準的な(仕様性能を満たす)電池容量特性カーブである。
電池容量特性カーブの求め方の一例としては、たとえば、組電池状態での完全放電および満充電をくり返す際に、各電池セル202の電圧値の変化を測定する。この電圧値の変化を連続的に記録することによって図2に示すような電池容量特性カーブが得られる。記憶手段122に記録される電池容量特性カーブは、たとえば検査装置10において、標準的な電池セル202を用いて前記のような方法であらかじめ測定したものであってもよいし、電池セル202の製造者から提供されたデータ(電池容量特性カーブ)であってもよい。
充放電手段124は、スイッチ回路108、電流制限回路106および充電用電源104によって構成される充電回路、またはスイッチ回路112および負荷抵抗回路110によって構成される放電回路を制御して、組電池20に充電または放電(充放電)させる。
平均セル電圧測定手段126は、充放電手段124による充放電の途中で組電池20の電圧を測定し、該測定電圧値をセル数で除した平均セル電圧値を求める。平均セル電圧測定手段126は、たとえば組電池20の満容量よりも少ない第1の所定量の電流を組電池20に充電または放電させて、当該充電または放電の前後における電池セル202の平均電圧の変化を測定する。なお、本実施の形態において、平均値とは、算術平均、中央値、最頻値のいずれであってよい。
平均セル電圧測定手段126において充電または放電させる電流量(第1の所定量)は、組電池20の満容量よりも少なくする。これは、第1の所定量を組電池20の満容量とすると、通常検査と同等の時間がかかるためである。第1の所定量の決め方は任意であるが、たとえば、充電または放電の前後における電池セル202の平均電圧の変化が識別できる程度であればよい。
図2を用いて具体的に説明すると、上述のように電池セル202の仕様容量は50Ahであり、たとえば電池セル202から5Ah放電させると、SOCを10%低減させることができる。たとえば検査時における電池セル202の平均電圧が2.75であるとすると、電池セル202のSOCは50%であると推定できる。この状態から5Ah放電させると、電池セル202のSOCは40%となり、電圧はおよそ2.70(−0.05)となることが推定される。
電圧計102の測定精度が、この電圧変化(−0.05)を識別可能であれば、第1の所定量を5Ahとすることが可能である。なお、図2に示すように、電池容量特性カーブは均一ではないため、たとえば検査時における電池セル202の平均電圧(SOC)から、電池セル202の平均電圧の変化が識別できるだけの充放電量(第1の所定量)を決定すればよい。
図1の説明に戻り、電池容量推定手段128は、平均セル電圧値と記憶手段122に記憶した電池容量特性カーブとから組電池20の満充電容量を推定する。より詳細に電池容量推定手段128における処理について説明する。上述のように、電池セル202の仕様容量は50Ahであるが、電池セル202の個体差により、それぞれの電池セル202の実際の電池容量は50Ah付近に離散的に分布していると考えられる。以下では、電池セル202の仕様容量を満たしている電池容量50Ah以上の電池セル202を「正常電池セル」、電池セル202の仕様容量を満たしていない電池容量50Ah未満の電池セル202を「劣化電池セル」という。
図2に示した電池容量特性カーブは、当該電池セル202の容量にかかわらず共通である。すなわち、当該電池セル202が正常電池セルおよび劣化電池セルのいずれであっても変化することがない。しかしながら、電池セル202の電池容量が異なると、同じ量の電流を充電または放電させても、充放電させた電流量の電池容量に占める割合が異なるため、充放電後のSOC、すなわち電池電圧が異なることとなる。
具体的には、たとえば電池容量が50Ahの正常電池セルがSOC100%の状態(電圧値3の状態)から25Ahの電流を放電させたとすると、SOCは50%となり、電圧は約2.75に変化する。一方、電池容量が40Ahの劣化電池セルがSOC100%の状態(電圧値3の状態)から25Ahの電流を放電させたとすると、SOCは30%となり、電圧は約2.63に変化する。
このように、充放電前後の平均電圧の変化を電池容量特性カーブと比較することによって、電池セル202の平均電池容量を推定することができる。そして、この平均電池容量から、組電池20の満充電容量を推定することができる。具体的には、たとえば電池セル202の平均電池容量に、組電池20内の電池セル202の数を掛け合わせる(電池セル202の平均電池容量×セル数)ことで、組電池20の満充電容量推定することができる。
なお、本発明の実施例では、電池容量推定手段128は平均セル電圧の変化を用いて組電池容量を推定したが、たとえば、最低セル電圧の変化と電池容量特性カーブを比較する、または最高セル電圧の変化と電池容量特性カーブを比較して組電池の容量を推定する手段であっても良い。
容量判定手段130は、電池容量推定手段128で推定した満充電容量に応じて合否を判定する。容量判定手段130は、たとえば、推定した満充電容量が所定容量以上であるか否かを判断し、所定容量以上である場合には合格、所定容量未満である場合には不合格とする。所定容量とは、たとえば組電池20の仕様電池容量、または電池セル202の仕様電池容量(本実施の形態では50Ah)×電池セル202の数、とすることができる。また、後述のように、所定容量を温度によって変更してもよい。
電圧バラツキ測定手段132は、容量判定手段130に合格と判定された組電池の各電池セルの電圧バラツキを測定する。電圧バラツキ測定手段132は、たとえば、組電池20の満容量よりも少ない第2の所定量の電流を組電池20に充電または放電させて、充電後または放電後におけるそれぞれの電池セル202の電圧値の差分(電圧バラツキ)を測定する。より詳細には、電圧バラツキ測定手段132は、スイッチ回路108、電流制限回路106および充電用電源104によって構成される充電回路、またはスイッチ回路112および負荷抵抗回路110によって構成される放電回路を制御して、組電池20に充電または放電させるとともに、充電後または放電後におけるそれぞれの電池セル202の電圧値の差分を測定する。
それぞれの電池セル202の電圧値の差分とは、複数の電池セル202のそれぞれの電圧値のうち、最大電圧値と最小電圧値との差分であってもよいし、電池セル202の電圧値の平均値(平均電圧)と最小電圧値(または最大電圧値)との差分であってもよい。さらには、各電池セルの電圧値から標準偏差を求め該標準偏差からの差分であってもよいし、各電池セルの電圧値から中央値を求め該中央値からの差分であっても良い。以下の説明において、電池セル202の電圧値の差分は、絶対値をとるなどによって正の数として表わすものとする。
電圧バラツキ測定手段132における充電または放電させる電流量(第2の所定量)は、平均セル電圧測定手段126における第1の所定量と同様に決めればよい。第1の所定量と第2の所定量とは、異なる量であってもよいし、同一の量であってもよい。
なお、平均セル電圧測定手段126による測定または電圧バラツキ測定手段132による測定の少なくともいずれかは、電池容量特性カーブの傾きが相対的に大きい箇所に対応する電池状態において、平均電圧または電圧値の差分の測定を行うようにしてもよい。図2を用いて具体的に説明すると、図2の電池容量特性カーブにおいては、SOCが低いとき(たとえばSOC0%〜10%付近)は、SOCが高いとき(たとえばSOC60%〜100%付近)と比較して、電池容量特性カーブの傾きが相対的に大きい。このため、SOC0%〜10%付近で測定を行うと、SOC60%〜100%付近で測定を行った場合と比較して、同じ充放電量でも充放電前後における電圧の変化が大きくなる。このため、たとえば電圧測定時に測定誤差が場合に、当該測定誤差の影響を小さくすることができる。
このような方法を採る場合、電池容量特性カーブの傾きが相対的に大きい箇所に対応する電池状態(図2の例ではSOC0%〜10%付近)となるまで、組電池20を充電または放電させてから平均セル電圧測定手段126による測定または電圧バラツキ測定手段132による測定を行うこととなる。
電圧バラツキ判定手段134は、電圧バラツキ測定手段132によって測定された電圧バラツキが所定の判定ライン以下であるときは合格と判定する。本来、電池セル202の電池容量が仕様電池容量を満たしていれば、仕様電池容量付近で各電池セル202の電圧差は0となるはずである。しかしながら、実際には各種の要因によって電池セル202の電圧にはバラツキが許容される。
ここで、組電池20の充電および放電は、いずれかの電池セル202が所定の上限電圧または下限電圧になると終了する。このため、電池セル202の電圧にバラツキがあると、電池セル202に対する充放電をフルに行うことができずに、組電池全体としてその性能を最大限利用することができない可能性がある。このため、電圧バラツキ判定手段134は、電圧バラツキ測定手段132によって測定された電圧バラツキが大きい場合には、当該組電池20を不合格と判定する。不合格と判定された組電池20は、基準外品として出荷停止となったり、通常検査による再検査を行って品質基準を満たしているかが確認される。
図3は、電圧バラツキの判定ラインの一例を示す説明図である。図3のグラフにおいて、縦軸は電圧バラツキ(インデックス値)であり、横軸は満充電容量の推定値(Ah)である。図3は、所定の判定ライン(満充電容量の検査基準値)を50Ahとした場合を例にしている。満充電容量が50Ah未満の場合は、電圧バラツキの大きさに関わらず、時短検査は不合格(NG)としている。時短検査が不合格とされた組電池20は、基準外品として検査され製品としての出荷が見合されるか、または通常検査(再検査)を受けることとなる。
満充電容量が50Ah以上の場合、図3の例では、満充電容量が大きくなるほど、電圧バラツキの許容上限値が大きくなる。たとえば、満充電容量が50Ahの場合、電圧0.01までの差分が許容される(OK)。また、満充電容量が52Ahの場合、電圧0.015の差分が許容される。なお、図3に示した電圧バラツキの判定ラインは一例であり、図3に示したような直線のみならず、曲線や一定値などとなる可能性もある。
また、電圧バラツキの判定ライン、または所定容量(満充電容量の検査基準値)の少なくともいずれかを検査を行う温度環境応じて変更するようにしてもよい。組電池20をはじめとする電池は、温度によってその性能が変化することが知られている。組電池20の量産工場では、測定環境の温度を均一にするには時間やコストがかかり、効率が低下するため、このような温度による判定ラインの補正は、時短検査の精度向上に有効である。具体的には、高温になるほど充放電特性が向上する。このため、たとえば図4に示すように、高温になるほど判定ライン(所定容量や所定値)を上げて検査を行うようにしてもよい。
なお、本実施の形態においては、検査対象となる組電池20を一定温度(たとえば25℃)の空調室に所定時間(たとえば10時間)設置し、組電池20内の温度が所定の範囲(たとえば20℃〜30℃)になるように調整してから容量性能検査を行うものとする。この場合であっても、組電池20内の温度は一定ではなく所定の範囲(たとえば20℃〜30℃)をもつため、温度による判定ラインの補正は有効である。
図4は、温度による判定ラインの変更を説明するための説明図である。図4(a)は20℃における判定ライン、図4(b)は25℃における判定ライン、図4(c)は30℃における判定ラインを示す。また、図4のグラフにおいて、縦軸は電圧バラツキ(インデックス値)であり、横軸は満充電容量の推定値(Ah)である。
図4(a)〜(c)では、組電池20の温度が高いほど、満充電容量の検査基準値および電圧バラツキの許容上限値が大きくなっている。これにより、温度による電池の特性変化を補正して、検査の精度を向上させることができる。なお、図4では満充電容量の検査基準値および電圧バラツキの許容上限値のいずれも温度によって変更することとしたが、これらのいずれかのみを温度によって変更してもよい。
なお、図3および図4に示すような検査の判定ライン(所定容量や所定値)は、電池セル202の特性(電池容量特性カーブ)に基づいて、検査の実施者などによってあらかじめ定めておく。
このように、検査装置10は、容量判定手段130によって組電池20の満充電容量が所定容量以上であり、かつ電圧バラツキ判定手段134によって電圧バラツキが所定値以下である場合、組電池20の電池容量が基準容量以上であると検査する。電池容量が基準容量以上であると検査された組電池20は、時短検査による容量性能検査に合格したものとして、組電池20の製造工程のつぎのステップに移される。
また、検査装置10は、組電池20の満充電容量が所定容量より小さい一定容量以下の場合、または電圧バラツキが所定量より大きい一定値以上の場合、当該組電池20を基準外品として検査する。基準外品と検査された組電池20は出荷が停止される。これは、検査対象となる組電池20が明らかに品質基準を満たしておらず、出荷することができないことによる。
また、検査装置10は、組電池20の満充電容量が所定容量未満かつ一定容量以上である場合、または電圧バラツキが所定量より大きく一定値未満の場合、当該組電池20に対して通常検査(再検査)を行うように評価する。これは、時短検査は検査の精度を確保するため、通常検査よりも検査判定ラインを高くしており、時短検査で不合格だった組電池20も通常検査を行えば容量性能検査に合格できる可能性があるためである。通常検査において電池容量が基準容量以上であると評価された組電池20は、容量性能検査に合格したものとして、組電池20の製造工程のつぎのステップに移される。また、通常検査でも基準外品と評価された組電池20は出荷が停止される。
図5は、検査装置10の検査処理手順を示すフローチャートである。図5のフローチャートでは、判断の閾値となる数値(たとえば所定容量、所定値など)を容量X、値Nなどと表記している。なお、上述のように、検査装置10による検査に先立って、検査対象となる組電池20を一定温度の空調室に所定時間設置し、組電池20内の温度が所定の範囲(たとえば20℃〜30℃)になるように調整しておく。
図5のフローチャートにおいて、検査装置10は、組電池20の検査の開始が指示されると(ステップS501:Yes)、まず、充放電手段124によって、電池セル202の満充電容量を推定するための充放電(充電または放電)を行う(ステップS502)。つぎに、平均セル電圧測定手段126は、充電または放電の前後における電池セル202の平均電圧の変化を測定する(ステップS503)。
つづいて、電池容量推定手段128は、平均セル電圧測定手段126によって測定された平均電圧の変化から組電池20の満充電容量を推定する(ステップS504)。組電池20の満充電容量は、たとえば電池セル202の平均電池容量に、組電池20内の電池セル202の数を掛け合わせる(電池セル202の平均電池容量×セル数)ことで推定することができる。
容量判定手段130は、組電池20の満充電容量が所定容量(容量X)以上であるか否かを判断する(ステップS505)。電池セル202の満充電容量が所定容量(容量X)未満の場合(ステップS505:No)、容量判定手段130は、満充電容量が所定容量より小さい一定容量(容量Z)以下であるか否かを判断する(ステップS506)。満充電容量が一定容量(容量Z)以下である場合(ステップS506:Yes)、容量判定手段130は、ステップS511に移行して、検査対象の組電池20は基準外品であると評価して(ステップS511)、本フローチャートによる処理を終了する。また、満充電容量が一定容量(容量Z)より大きい場合(ステップS506:No)、容量判定手段130は、ステップS512に移行して、検査対象の組電池20に対して通常検査を行うよう評価して(ステップS512)、本フローチャートによる処理を終了する。
一方、ステップS505において、電池セル202の満充電容量が所定容量(容量X)以上である場合(ステップS505:Yes)、電圧バラツキ測定手段132によって、組電池20の各電池セル202の電圧バラツキ(電圧値の差分)を測定する(ステップS507)。
つづいて、電圧バラツキ判定手段134は、電圧バラツキ測定手段132によって測定された電圧バラツキが所定値(値N)以下であるか否かを判断する(ステップS508)。電圧バラツキが所定値(値N)以下である場合(ステップS508:Yes)、電圧バラツキ判定手段134は、組電池の容量性能は品質基準を満たす(合格)と評価して(ステップS509)、本フローチャートの処理を終了する。
一方、電圧バラツキが所定値(値N)より大きい場合(ステップS508:No)、電圧バラツキ判定手段134は、電圧バラツキが所定値より大きい一定値(値M)以上であるか否かを判断する(ステップS510)。電圧バラツキが一定値(値M)以上である場合(ステップS510:Yes)、電圧バラツキ判定手段134は、検査対象の組電池20は基準外品であると評価して(ステップS511)、本フローチャートによる処理を終了する。また、電圧バラツキが一定値(値M)より小さい場合(ステップS510:No)、電圧バラツキ判定手段134は、検査対象の組電池20に対して通常検査を行うよう評価して(ステップS512)、本フローチャートによる処理を終了する。
以上説明したように、実施の形態にかかる検査装置10によれば、組電池20を構成する電池セル202の平均セル電圧値と、当該電池セル202の種類に応じた電池容量特性カーブとから組電池20の満充電容量を推定し、合否を判定する。これにより、組電池20を満充電状態または空充電状態となるまで充放電させる従来の性能検査方法と比較して、短時間に組電池20の性能検査を行うことができる。
また、検査装置10によれば、組電池20の満充電容量が合格(所定容量以上)であり、かつ各電池セル202の電圧バラツキが所定の判定ライン以下である場合に合格と判定する。このように、満充電容量の推定とともに電圧バラツキの検査を行うことによって、短時間の測定でも検査の信頼性を向上させることができる。
また、検査装置10によれば、検査の判定ラインを検査を行う環境の温度に応じて変更する。電池の充放電特性は温度によって変化することが知られており、このような温度による変更(補正)を行うことによって、検査装置10による検査の信頼性をさらに向上させることができる。
10……電池性能検査装置、20……組電池、102……電圧計、104……充電用電源、106……電流制限回路、108……スイッチ回路、110……負荷抵抗回路、112……スイッチ回路、120……処理部、122……記憶手段、124……充放電手段、126……平均セル電圧測定手段、128……電池容量推定手段、130……容量判定手段、132……電圧バラツキ測定手段、134……電圧バラツキ判定手段、202……電池セル。

Claims (6)

  1. 直列接続された複数の電池セルで構成される組電池の検査方法であって、
    前記組電池の充放電工程と、
    前記充放電工程の途中で前記組電池の電圧を測定し、該測定電圧値をセル数で除した平均セル電圧値を求める平均セル電圧測定工程と、
    前記平均セル電圧値と前記電池セルの種類に応じた電池容量特性カーブとから前記組電池の満充電容量を推定する電池容量推定工程と、
    前記電池容量推定工程で推定した満充電容量に応じて合否を判定する容量判定工程と、
    を有することを特徴とする組電池の検査方法。
  2. 前記容量判定工程において合格と判定された組電池の各電池セルの電圧バラツキを測定する電圧バラツキ測定工程と、
    前記電圧バラツキの値が所定の判定値以下であるか否かに応じて合否を判定する電圧バラツキ判定工程とをさらに有し、
    前記所定の判定ラインは、前記電池容量特性カーブに基づいて定められることを特徴とする請求項1の組電池の検査方法。
  3. 前記所定の判定ラインは、検査を行う温度環境に応じて変更されることを特徴とする請求項1または2の組電池の検査方法。
  4. 直列接続された複数の電池セルで構成される組電池の検査装置であって、
    前記組電池の充放電手段と、
    前記充放電手段による充放電の途中で前記組電池の電圧を測定し、該測定電圧値をセル数で除した平均セル電圧値を求める平均セル電圧測定手段と、
    前記電池セルの種類に応じた電池容量特性カーブを記憶する記憶手段と、
    前記平均セル電圧値と前記記憶手段に記憶した前記電池容量特性カーブとから前記組電池の満充電容量を推定する電池容量推定手段と、
    前記電池容量推定手段で推定した満充電容量に応じて合否を判定する容量判定手段と、
    を有することを特徴とする組電池の検査装置。
  5. 前記容量判定手段に合格と判定された組電池の各電池セルの電圧バラツキを測定する電圧バラツキ測定手段と、
    前記電圧バラツキが所定の判定ライン以下であるときは合格と判定する電圧バラツキ判定手段と、をさらに有し、
    前記所定の判定ラインは、前記電池容量特性カーブに基づいて定められことを特徴とする請求項4の組電池の検査装置。
  6. 前記所定の判定ラインは、検査を行う温度環境に応じて変更されることを特徴とする請求項4または5の組電池の検査装置。
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