JP2014027542A - 照明装置、画像読取装置、画像形成装置 - Google Patents

照明装置、画像読取装置、画像形成装置 Download PDF

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淳 高浦
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一也 宮垣
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Abstract

【課題】 読取領域に載置される原稿からの正反射光に起因するハレーションの発生を抑制する。
【解決手段】 照射面12に平行な方向を出射方向として光を発する光源1と、光源1からの光を内部反射させて照射面12に照射する導光部材5と、を有してなる照明装置30であって、導光部材3は、光源1からの光が入射する入射面6と、入射面6から入射した光を内部反射させて出射方向に導光する導光部5と、導光部5内を内部反射した光が出射する出射面11と、導光部5内の光を出射面11に向ける配光制御部14と、を備え、出射面11が照射面12から光源1側に垂直に延びる領域より外方に位置する。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタル複写機やイメージスキャナ等の画像読取装置に使用される照明装置と、この照明装置を備える画像読取装置と、この画像読取装置を備えた画像形成装置に関するものである。
近年、白色発光ダイオード(Light Emitting
Diode:以下「LED」ともいう。)は、光源として多くの照明分野への応用が期待されている。
白色LEDを光源とした照明の一例としては、デジタル複写機やイメージスキャナのような画像読取装置用の照明装置がある。
また、白色LEDの発光スペクトルは、可視域の波長帯をカバーしている。そのため、白色LEDは、白黒画像読取装置に限らずカラー画像読取装置用の照明装置の光源にも使用することができる。
以上のような白色LEDを光源として用いた画像読取装置用の照明装置について、照射面に相当する読取領域に向けて出射するように導光板を配置し、導光板の出射面から読取領域に照射するものが知られている(例えば、特許文献1と特許文献2参照)。
しかし、導光板の出射面から読取領域に照射された光が、読取領域に載置される原稿により正反射し、この正反射光が読取光学系を介して撮像素子に到達すると、ハレーションが発生してしまう。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであって、読取領域に載置される原稿からの正反射光に起因するハレーションの発生を抑制できる照明装置と、この照明装置を備える画像読取装置と、この画像読取装置を備える画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明に係る照明装置は、照射面に平行な方向を出射方向として光を発する光源と、光源からの光を内部反射させて照射面に照射する導光部材と、を有してなる照明装置であって、導光部材は、光源からの光が入射する入射面と、入射面から入射した光を内部反射させて出射方向に導光する導光部と、導光部内を内部反射した光が出射する出射面と、導光部内の光を出射面に向ける配光制御部と、を備え、配光制御部が照射面から光源側に垂直に延びる領域より外方に位置することを特徴とする。
本発明によれば、読取領域に載置される原稿からの正反射光に起因するハレーションの発生を抑制できる。
本発明に係る照明装置の実施の形態を示す副走査方向の断面図である。 上記照明装置の光源の正面図である。 導光部と配光制御部により内部反射された光の光路を示す、上記照明装置の副走査方向の拡大断面図である。 全反射面によって導光部内を内部反射されて配光制御部により屈折された光の光路を示す、上記照明装置の副走査方向の拡大断面図である。 上記照明装置の導光部材から原稿台ガラス上に載置された原稿に出射された光の正反射光が読取光学系に入射する例を示す上記照明装置の副走査方向の断面図である。 上記照明装置の配光制御部から原稿台ガラス上に載置された原稿に出射された光の正反射光が読取光学系に入射しない例を示す上記照明装置の副走査方向の断面図である。 上記照明装置の配光制御部から原稿台ガラス上に載置された原稿に出射された光の正反射光が読取光学系に入射しない別の例を示す上記照明装置の副走査方向の断面図である。 光拡散部を有しない導光部材の構成を示す、上記照明装置の副走査方向の拡大断面図である。 光拡散部を有する導光部材の構成を示す、上記照明装置の副走査方向の拡大断面図である。 上記入射面に設けられる光拡散部の構成例を示す図である。 上記入射面に設けられる光拡散部の別の構成例を示す図である。 本発明に係る照明装置の別の実施の形態を示す副走査方向の断面図である。 本発明に係る照明装置のさらに別の実施の形態を示す副走査方向の断面図である。 本発明に係る画像読取装置の実施の形態を示す副走査方向の断面図である。 本発明に係る画像読取装置の別の実施の形態を示す副走査方向の断面図である。 本発明に係る画像形成装置の実施の形態を示す副走査方向の断面図である。
以下、本発明に係る照明装置と画像読取装置と画像形成装置との実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
●照明装置(1)●
まず、本発明に係る照明装置の実施の形態について説明をする。
●照明装置の構成
図1は、本発明に係る照明装置の実施の形態を示す副走査方向の断面図である。照明装置30は、原稿台ガラス4の読取光学系(不図示)の読取領域12を照射面として光を照射する。
照明装置30は、LEDチップやレーザーダイオード(Laser Diode:以下「LD」ともいう。)チップなどの半導体発光素子を用いる半導体発光装置やバルブ、あるいは蛍光管などにより構成される光源1と、光源1を載置する基板13と、光源1からの光を導光して、読取光学系の光軸Aを中心とした読取幅Wの読取領域12へ出射する導光部材3とを有する。
●光源の構成
図2は、照明装置の光源の正面図である。図2に示すように、光源1は発光面1bをZ軸方向に向けて基板13に複数配置される。ここで、個々の光源1は、所定の間隔で離間してライン状に配置される。
ここで、以下の説明において、光源1が配列されるX軸方向を主走査方向とし、主走査方向と直交し光源1からの光が照射されるZ軸方向を副走査方向とする。また、Y軸方向は、主走査方向と副走査方向とに直交する方向であり、原稿台ガラス4の法線方向である。
光源1は、半導体発光素子を発光源とする半導体発光装置を用いた場合、例えばLEDチップやLDチップからの光を第1の色の光として、この第1の光により励起される蛍光体からの光を第1の色の光とは異なる第2の光として、それぞれ出射する。光源1の構成例としては、青色LEDチップからの青色光と青色光により励起される黄色蛍光体からの黄色光との2色の光が混色して疑似的に白色光を生成する、いわゆる疑似白色LEDの発光装置が挙げられる。
光源1としては、様々なタイプの半導体発光装置を用いることができる。半導体発光装置として、いわゆるサイドビュータイプのものを用いると、基板13に対し図2に示すようにZ軸方向に発光面1bを向けて実装することで、図1に示したように導光部材3側に光を出射できる。
また、光源1をサイドビュータイプの半導体発光装置にすると、図2におけるY軸方向の発光面1bのサイズが1mmまたはそれ以下の寸法の導光部材を選択できる。そのため、導光部材3として用いる導光体シートの厚さが1mm前後のときにも、発光面サイズが導光部材3の厚さ方向(Y軸方向)の長さよりも大きくならない。そのため、光源1としてサイドビュータイプの半導体発光装置を用いると、光源1の出射光が導光部材3に入射する効率が高まる。
なお、光源1の基板13への配置間隔について、X軸方向の基板中央部における光源間距離よりも基板外方部のピッチを狭くすると、結像素子を介して撮像素子上に照射される際の主走査方向の照度の均一性を改善することができる。
●導光部材の構成(1)
図3は、導光部5と配光制御部14により内部反射された光の光路を示す、照明装置30の副走査方向の拡大断面図である。導光部材3について、図1と図3を参照して説明する。
導光部材3は、Y軸方向の厚さ1mm前後の略直方体の導光体であり、例えば薄い導光体シートである。導光部材3は、入射面6と導光部5と全反射面8,9と出射面11とを備える。導光部材3は、読取領域12と略平行に設けられる。
出射面11と反対側の全反射面9の一部には、複数の配光制御面20を有してなる配光制御部14が形成されている。
なお、導光部材3には、導光体シートよりも厚みのある一般の導光板を用いることもできる。
入射面6は、導光部5に光源1からの光が入射する面である。入射面6には、光源1のLEDチップ(不図示)からの青色光と第1の色の光に励起された黄色蛍光体(不図示)からの黄色光とが混色して発光面1bから照射された疑似白色光が入射する。
光源1の発光面1bと入射面6とは、例えば1mm以下の所定の間隔で配置されている。この理由は、光源1の実装の精度によって実装位置がZ軸方向(紙面左右方向)にずれることがあり、その場合でも光源1と導光部材3とが接触しないようにするためである。つまり、一部の光源1と導光部材3とが接触している場合には、導光部材3に何らかの振動が加わったときに、接触している光源1に衝撃が集中するおそれがある。そのとき、その光源1は、基板13から外れるなどの損傷が起こり得る。このために、発光面1bと入射面6との間には、間隔が設けられている。
導光部5は、入射面6から入射した光を出射面11に向けて伝播する。導光部5を伝播する光は、Y軸方向(紙面上下方向)の+Y軸方向(照射方向)側の全反射面8と−Y軸方向(照射方向の反対)側の全反射面9により全反射を繰り返しながら副走査方向に進行する。
導光部5を進む光は、導光部材3の入射面6の反対側(読取領域12側)に設けられている配光制御部14に到達する。
配光制御部14は、複数の配光制御面20により構成される。配光制御部14の表面形状を構成する配光制御面20は、導光部5を進む光の反射角を変えている。そのために、配光制御面20は、法線19aと全反射面9の法線19bとにより示されるように、Z軸方向に対して平行ではなく所定の傾き角を与えられている。
なお、各配光制御面20の傾きとピッチを変えることで、配光制御部14が照射する光の向きを調整することができる。
なお、導光部5を全反射して進行する光の反射角は、入射面6からの入射角の相違などにより一様ではない。そのため、配光制御面20の傾き角などは、導光部5内の光が原稿台ガラス4に向かうように光線追跡を行って定めることができる。
全反射面8,9と異なる傾き角を与えられた配光制御面20により、配光制御面20で反射した光は反射角が変わる。ここで、配光制御面20の傾き角は、法線19aの向きを法線19bの向きよりも光源1が配置される側に与えられる。このように配光制御面20の傾き角を設定することで、導光部5内での反射角が変わる。
そして、導光部5を伝播する光は、導光部材3の+Y軸方向側の全反射面8への入射角が全反射角よりも小さくなる。そのため、導光部5を伝播する光は、全反射することができなくなり導光部材3の出射面11を屈折透過する。出射面11を屈折透過する光は、出射面11より副走査方向の原稿台ガラス4の上部にある読取領域12を照射する。
以上説明したように、配光制御部14は、読取領域12の読取幅Wに対して、副走査方向について光源1側にずれた位置にあり、副走査方向に向けて強い配光を形成するように光を照射している。この点は、例えば液晶ディスプレイのバックライト照明のように、Y軸方向(出射面11の鉛直方向)に強い配光を形成するものとは異なる。そのため、配光制御部14から読取領域12までの光路は、Y軸に平行な方向での出射面11から原稿台ガラス4までの距離に比べて長い。
ここで、出射面11から照射される光は、副走査方向と主走査方向に所定の角度の拡散角で照射される。つまり、主走査方向に複数並べて配置された光源1からの光は、配光制御部14で反射して読取領域12に到達するまでに主走査方向に広がり、読取領域12には互いに重畳して照射される。そのため、配光制御部14によれば、出射面11の鉛直方向から読取領域12を照射した場合と比較すると、主走査方向に均一な照度分布を得ることができる。
また、配光制御部14によれば、主走査方向に光が広がりやすいため、主走査方向に光を意図的に拡散させるための構造を省くこともできる。つまり、配光制御部14は、容易に作成可能な形状であるため、製造コストを下げることができる。
●導光部材の構成(2)●
次に、導光部材の構成について、以上説明した構成と相違する点について説明する。
図4は、全反射面8,9により導光部5内を内部反射されて配光制御部14により屈折された光の光路を示す、照明装置30の副走査方向の拡大断面図である。
図4に示すように、配光制御部14は、先に説明した導光部材3の配光制御面20による反射面と異なり、導光部材3xの出射面11に屈折面として配光制御面16が設けられている。
屈折面として設ける場合にも、配光制御部14は、副走査方向の断面において全反射面8と傾きが異なる配光制御面16を、副走査方向に複数設ける。このように構成することで、配光制御部14は、全反射面9を反射した光の一部を屈折透過により導光部材3xの外部に出射させ、屈折に伴う偏向作用により出射光を読取領域12の方向に導く。
なお、副走査方向に隣接する各配光制御面16の間に、配光制御面15を設けてもよい。配光制御面15は、図7において破線で示すように光を内部反射する。
●出射面の配置(1)
次に、読取領域12や読取光学系などに対する出射面11の位置関係(配置)について説明する。
出射面11の位置を副走査方向にある読取光学系の光軸Aに近づけると、照明装置30からの照射光により、読み取った画像にいわゆるハレーションが発生する。
ここで、照明装置30の照射光によりハレーションが発生する原因について説明する。
図5は、照明装置30の導光部材3から原稿台ガラス4上に載置された原稿に出射された光の正反射光が読取光学系に入射する例を示す照明装置30の副走査方向の断面図である。
図5に示すように、配光制御部14から出射面11を経て読取領域12に到達した光は、原稿台ガラス4を透過して原稿の原稿面61で反射される。ここで、原稿面61により生じる反射には、所定の角度により反射光の強度が強くなる正反射光Rと、それ以外の拡散反射光(不図示)がある。
図5のように、例えば、原稿面61の傾きがψである場合には、読取領域12に2ψの入射角で入射する光は、原稿面61には角度ψで入射することになる。つまり、原稿面61に入射する光は、原稿面61に角度ψで入射し、角度ψで正反射すると光軸Aに平行な方向の正反射光Rとなる。
正反射光Rが読取光学系の読取レンズ41(または不図示の読取ミラー)を介して撮像素子(不図示)にまで到達した場合、正反射光Rの光強度は拡散反射光の光強度に対して強いため、ハレーションが発生してしまう。その結果、正反射光Rが照射した位置が白抜けした画像となってしまう。このようなハレーションを生じる正反射光Rは、冊子状の原稿のように原稿面61の一部が傾いて上述のように原稿台ガラス4に対して角度がついたときに発生する。
したがって、正反射光Rによるハレーションの発生を回避するためには、出射面11の位置を光軸Aから光源1寄りに離した位置(光軸Aより−Z軸方向寄りの位置)に設けることが好ましい。つまり、出射面11は、ハレーションが発生しないように留意する観点から、本実施形態における照射面である読取領域12から光源1(照明装置30)側に垂直に延びる領域(図5における破線内の領域)より外方に位置させることが好ましい。
図6は、照明装置30の配光制御部14から原稿台ガラス4上に載置された原稿に出射された光の正反射光が読取光学系に入射しない例を示す照明装置30の副走査方向の断面図である。
図6において、以上説明した角度ψで傾いた原稿面61による図5で説明した正反射光Rが読取レンズ41に入射してしまうような光の仮想線(図6における一点鎖線)をハレーションラインHLとする。
配光制御部14は、その端部20aがハレーションラインHLよりも、副走査方向に光軸Aから光源1方向に離れた位置にあれば、配光制御部14から出射面11を経て読取領域12に到達するいかなる光も、読取領域12への入射角度が2ψよりも大きな角度(角度ψで傾いた原稿面61への入射角がψよりも大きな角度)となる。
そのため、以上説明した出射面11の配置によれば、原稿面61での正反射光Rが光軸Aと平行な方向に反射してハレーションが発生することを防止することができる。
●出射面の配置(2)
次に、読取領域12や読取光学系などに対する出射面11の位置関係(配置)の別の例について説明する。
図7は、照明装置30の出射面11から原稿台ガラス4上に載置された原稿に出射された光の正反射光Rが読取光学系に入射しない別の例を示す照明装置30の副走査方向の断面図である。
読取レンズ41の瞳の半径(以下「瞳径」ともいう。)rの影響を考慮してハレーションの発生を防止するように出射面11を配置する場合には、原稿面から読取レンズ41の瞳までの距離Lと瞳径rから、Lとrより定まる角度ωを
ω=arctan(r/L)
とする。
このとき、正反射光Rと光軸Aのなす角度がωよりも大きければ、正反射光Rは読取レンズ41の瞳には入らない。そのため、正反射光Rは、撮像素子に到達しないため、ハレーションが発生しない。
以上の条件を満たすには、図7において、読取領域12に対する入射角が2ψ+ωとなる光の仮想線(図7における一点鎖線)をハレーションラインHLと考えればよい。
そして、ハレーションラインHLよりも副走査方向に光軸Aから離れた位置に、導光部材3の配光制御部14の端部20aがあれば、配光制御部14から読取領域12に到達するいかなる光も、読取領域12への入射角度が2ψ+ωよりも大きな角度となる。
そのため、以上説明した出射面11の配置によれば、読取レンズ41の瞳径r内に正反射光Rが入射しなくなるため、ハレーションの発生を防止することができる。
なお、以上説明した図4〜図7とその説明においては、説明を簡略にするために、原稿台ガラス4や導光部材3の界面における光の屈折は無視しているが、これらについても考慮することが好ましい。
また、出射面11の配置について、光軸Aの位置が変化することで、正反射光Rによるハレーションが発生する範囲が変化する点に留意することが好ましい。この場合に、光軸Aの位置が変化する要因としては、部品の組み付け誤差や部品の寸法誤差、あるいはスキャニング動作時の振動により副走査方向に生じるズレなどが挙げられる。
さらに、出射面11の配置について、画像上に発生するハレーションをどの程度許容できるかについても留意して設定することが好ましい。
●実施の形態に係る作用・効果
以上説明した実施の形態によれば、導光部材3が、導光部5内の光を出射面11に向ける配光制御部14を備え、出射面11が照射面(読取領域12)から光源側垂直に延びる領域より外方に位置する。このため、読取領域12上にある原稿面61で生じる正反射光Rが読取レンズ41などの読取光学系に入射することがない。つまり、読取領域12に載置される原稿に起因するハレーションの発生を抑制することができる。
また、以上説明した実施の形態によれば、配光制御部14のうち光源1と出射方向反対側の端部20aが、端部20aから出射面11に向けられた正反射光Rが照射面である原稿面61で反射された反射光の光路上にある読取レンズ41に入射しない範囲に位置する。このため、読取領域12に載置される原稿に起因するハレーションの発生を抑制することができる。
また、以上説明した実施の形態によれば、配光制御部14は、読取領域12とは反対側の面に設けられる反射面であるため、反射作用により容易に出射方向と配光を制御することができる。
また、以上説明した実施の形態によれば、配光制御部14を出射面11に設けられる屈折面とすることで、屈折作用により容易に出射方向と配光を制御することができる。
また、以上説明した実施の形態によれば、導光部材3は、導光部5と原稿台ガラス4とが略平行となるように設けられるため、照明装置30のY軸方向の寸法を小型化することができる。
さらに、以上説明した実施の形態によれば、導光部材3は、シート状の導光体であるため、照明装置30のY軸方向の寸法を小型化することができる。
●照明装置(2)●
次に、本発明に係る照明装置の別の実施の形態について、先に説明した実施の形態との相違点を中心に説明する。
図8は、光拡散部を有しない導光部材3の構成を示す照明装置30の副走査方向の拡大断面図である。なお、配光制御部14は、図示を省略してある。
光源1としてLEDを用いた場合、発光面1bから放射される光の強度分布は、いわゆるランバート分布であり、発光面1bの中心から法線方向の光強度が最も強い。また、光源1としてLDを用いた場合、発光面1bから放射される光の強度分布は、いわゆるガウシアン分布であり、発光面1bの中心から法線方向の光強度が最も強い。
そのため、図8に示すように、入射面6に光拡散部を有しない照明装置30では、光源1からの光は入射面6に入射し、導光部5で内部反射することなく入射面6の反対側の端部にある第2出射面7から出射してしまう。
以上のような光源1がLEDなどの半導体発光装置である場合の発光特性を考慮すると、入射面6において入射強度が最も高い位置は、発光面1bの中心からの法線が入射面6と交わる入射位置18である。そして、LEDとLDのいずれの光源の場合にも、光源1の光の発光強度は、入射位置18を中心として円径方向に減衰する。
図9は、光拡散部17を有する導光部材の構成を示す、照明装置30aの副走査方向の拡大断面図である。なお、配光制御部14は、図示を省略してある。
照明装置30aは、入射面6に光拡散部17を有する点が図1に示す照明装置30と異なる。
図9に示すように、入射面6の入射位置18を中心とした範囲に光拡散部17を設けることにより、導光部5内を伝播する光は様々な方向に拡散する。
そして、第2出射面7から出射する光の強度分布は、入射位置18付近の分布が低下して全体的に拡散する。
一方、発光面1bの法線に対する放射角度が大きい光は、導光部5に対して入射角度が大きく、発光強度も比較的低い。このような放射角度が大きい光を拡散させてしまうと、導光部5の外部に抜ける光が増えてしまうので、照明の効率は下がってしまう。つまり、眩惑光にならない成分に対しては光拡散部17に入射させないように構成した方がよい。
光拡散部17は、例えば導光部5の入射面6に射出成型することで得られる。このように、光拡散部17は、入射面の全面を拡散面にする場合よりも拡散領域の面積が小さいので、射出成型時の成型圧のムラが少なくなるため、品質のばらつきが少ない拡散面を得ることができる。
図10は、入射面6に設けられる光拡散部17の構成例を示す図である。
図10に示すように、入射位置18を中心として円形の領域に光拡散部17を設ける。このようにすることで、光拡散部17は、必要最小限の面積で眩惑光となってしまう光強度の高い光の成分に対してのみ選択的に拡散させて、光源1の発光強度を減衰させることができる。
入射面6における光源1の放射光の像を観察したとき、例えば光源1がLEDの場合にはその光の強度分布の発光中心から、発光強度が発光中心の半分の値になるいわゆる半値角付近の領域までに対して拡散作用を与えるように拡散領域を設けてもよい。このように構成された光拡散部17によれば、半値角内の光強度ピークを減衰させることができる。つまり、光拡散部17を設けることで、第2出射面7から出射する光のエネルギーを減衰させて眩惑光を低減することができる。
なお、光源1が主走査方向に複数設けられる場合、光源1の数に対応して入射位置18も主走査方向に離間して複数存在する。この場合には、図10に示すように入射位置18の数と位置に対応して光拡散部17を設けてもよい。
図11は、入射面6に設けられる光拡散部17の別の構成例を示す図である。主走査方向の光源1の配置間隔は、等間隔に限られず、例えば主走査方向の両端側の間隔を狭めて配置することがある。そのような場合には、図11に示すように、光拡散部17も光源の配置間隔に合わせて配置してもよい。
●実施の形態に係る作用・効果
以上説明した実施の形態によれば、光源1が半導体発光装置であり、入射面6に光拡散性を有する光拡散部17を備えるため、出射面11から読取領域12に出射される光を拡散させて原稿台ガラス4上の原稿面61による正反射光Rの発生を低減することができる。
また、以上説明した実施の形態によれば、光拡散部17が、入射面6のうち光源1の発光中心からの入射光の入射位置18に対応した領域を中心とした範囲に設けられるため、発光強度の強い光を効率よく減衰することができる。
さらに、以上説明した実施の形態によれば、光拡散部17が、入射面6のうち光源1からの光の強度分布の半値角範囲内相当の入射領域に対応した領域に設けられるため、発光強度の強い光を効率よく減衰することができる。
●照明装置(3)●
次に、本発明に係る照明装置のさらに別の実施の形態について、先に説明した実施の形態との相違点を中心に説明する。
図12は、本発明に係る照明装置の別の実施の形態を示す副走査方向の断面図である。本実施の形態における照明装置30bは、先に説明した実施の形態における照明装置30とは、反射面10を備える点で相違する。
光源1から導光部材3に入射する光には、入射角の小さい光が含まれる。入射角の小さい光の一部は、導光部5内で全反射することなく入射面6の反対側の第2出射面7から抜ける。
そこで、第2出射面7を抜けた光を偏向反射させて読取領域12に導くために、照明装置30bには、反射面(反射ミラー)10が設けられている。
反射面10は、副走査方向断面において、読取領域12の光軸Aに関して、光源1や導光部材3が設けられる側とは反対の側に設けられる。反射面10のサイズや傾き角は、読取領域12の照明効率が高くなるように調整される。
反射面10を設けることで、照明装置30bは、光源1からの光の利用効率が向上する。また、反射面10を設けることで、照明装置30bは、出射面11からの光とは異なる角度から読取領域12を照射(対向照射)することができる。
なお、照明装置30bの入射面6に、先の実施の形態で説明した図9に示すような光拡散部17を設けることもできる。光拡散部17を設けることで、第2出射面7からの光が所望の拡散度合いの広がりを持った配光となって読取領域12に到達するため、読取領域12全体を均一に照射することができる。
また、出射面11や第2出射面7に光拡散部を設けることもできる。この場合には、導光部5内を通過する間に光が広がっている。このため、光拡散部を設ける範囲について、光源1の発光強度を考慮する必要はなく、出射面11や第2出射面7全体に一様に設けてもよい。
また、反射面10の形状は、全反射面8により反射されて第2出射面7から出射された光を効率よく読取領域12に導くために、図12に示す副走査方向断面内で直線的な1枚の平面以外の様々な形状でもよい。反射面の形状は、例えば、複数の反射面を互いの反射面の法線が交差するように配置してもよい。また、反射面の形状は、例えば、凹面鏡にしてもよい。
●実施の形態の作用・効果
以上説明した実施の形態によれば、導光部材3の入射面とは反対側の端面に第2出射面7が設けられ、第2出射面7から出射する光を読取領域12方向に反射させる反射面10を設ける。このようにすることで、有効に利用することが困難であった光源1からの眩惑光となり得る成分を読取領域12の方向に導くことができるため、光源1からの光の利用効率を高めることができる。
また、以上説明した実施の形態によれば、反射面10を設けることで、照明装置30bは、原稿台ガラス4上の原稿に浮きや段差があるような場合においてもそのエリアに影が生じにくい、いわゆる対向照明をすることができる。そのため、照明装置30bを備える画像読取装置は、原稿を読み取る際に画像上に黒筋が生じにくくすることができる。
●照明装置(4)●
次に、本発明に係る照明装置のさらに別の実施の形態について、先に説明した実施の形態との相違点を中心に説明する。
図13は、本発明に係る照明装置の別の実施の形態を示す副走査方向の断面図である。本実施の形態では、先に説明した実施の形態における照明装置30の光軸Aを挟んで反対側に、第2照明装置30cを有する。
以上説明した実施の形態によれば、読取領域12の光軸Aを挟んで両側から照明装置30と第2照明装置30cとからの光が読取領域12を照射するため、原稿台ガラス4上の原稿に浮きや段差があるような場合においてもそのエリアに影が生じにくくすることができる。そのため、照明装置30と第2照明装置30cを備える画像読取装置は、原稿を読み取る際に画像上に黒筋が生じにくくすることができる。
●画像読取装置●
次に、本発明に係る画像読取装置の実施の形態について説明する。
図14は、本発明に係る画像読取装置の実施の形態を示す副走査方向の断面図である。
画像読取装置100は、照明装置30と、第1の反射ミラー21と、第2の反射ミラー22と、第3の反射ミラー23と、結像素子40と、撮像素子(CCD)46とを有してなる。第1の反射ミラー21、第2の反射ミラー22、第3の反射ミラー23、結像素子40は、読取光学系を構成する。
照明装置30は、原稿台ガラス4上の原稿60をライン状に照明する。第1の反射ミラー21、第2の反射ミラー22、第3の反射ミラー23は、原稿反射光を結像素子40に導き、原稿60の像を撮像素子46上に結像する。
照明装置30と第1の反射ミラー21とは走査速度Vで走査される。また、第2の反射ミラー22と第3の反射ミラー23は走査速度V/2で走査される。
そして、照明装置30と第1の反射ミラー21と第2の反射ミラー22と第3の反射ミラー23は、原稿面50全体をスキャンして読み取る。
図15は、本発明に係る画像読取装置の別の実施の形態を示す副走査方向の断面図である。画像読取装置200は、照明装置30と、反射ミラー27、結像素子40、撮像素子46が一つの筐体210内に一体化されている。反射ミラー27、結像素子40は、読取光学系を構成する。
筐体210は走査速度Vで副走査方向に原稿台ガラス4を走査して、原稿60をスキャンして読み取る。画像読取装置200は、図14で示した画像読取装置よりも走査機構が簡略化されているので、装置をY軸方向に薄型化できる。
以上説明した実施の形態によれば、読取領域上にある原稿面で生じる正反射光が読取レンズなどの読取光学系に入射することがない。つまり、読取領域に載置される原稿に起因するハレーションの発生を抑制することができる。
さらに、以上説明した実施の形態によれば、読取光学系と撮像素子が一体となる筐体を用いることにより、走査駆動の動的振動に伴う副走査方向の原稿読み取り位置の誤差が小さくなる。そのため、誤差を見込んで読み取りに必要な照明領域を副走査方向に広くしなくてもよい。
また、以上説明した実施の形態(画像読取装置200)によれば、走査機構の一体化により走査機構を駆動するエネルギーが低減されるから、図14に示した画像読取装置100より省エネルギー化できる。
●画像形成装置●
次に、本発明に係る画像形成装置の実施の形態について説明する。
図16は、本発明に係る画像形成装置の実施の形態を示す副走査方向の断面図である。図16には、照明装置30、画像読取装置200または画像読取装置300を備えた画像形成装置の一形態としてのフルカラーの複写機400の構成を示す。
複写機400の装置本体402内の中央部には、カラー画像を形成するための画像形成部403が設けられている。
画像形成部403は、等間隔に離間させて水平向きに並列に配設された4つのドラム状の感光体404、感光体404の外周面を一様に帯電する帯電ローラ405を備える。
また、画像形成部403は、帯電ローラ405により帯電された各感光体404の外周面を画像データに応じて露光することにより静電潜像を形成する露光装置406、静電潜像にトナーを供給することにより静電潜像をトナー像として顕像化する現像装置407を備える。
また、画像形成部403は、感光体404上のトナー像が順次転写される中間転写ベルト408、中間転写ベルト408上へのトナー像の転写後に感光体404上に残留したトナーを除去するクリーニング装置409を備える。
さらに、画像形成部403は、中間転写ベルト408上に転写されたトナー像を記録媒体Sに転写させる転写ローラ410等により構成されている。
なお、4つの感光体404上にはそれぞれ異なる色のトナー像(Y;イエロー、M;マゼンタ、C;シアン、K;ブラック)が形成される。これらの各色のトナー像が中間転写ベルト408上に転写されることにより、中間転写ベルト408上ではカラーのトナー像が形成され、このカラーのトナー像が記録媒体Sに転写される。
装置本体402の上部には、後述する照明装置による照明対象物である原稿を自動送りするADF411と、後述する照明装置による照明対象物である原稿が載置されるコンタクトガラス412と、ADF411で自動送りされた原稿またはコンタクトガラス412上に載置された原稿を読み取る画像読取装置413とが配置されている。
画像読取装置413は、コンタクトガラス412と平行に2:1の速度で走行可能な第1走行体414と第2走行体415、レンズ416、画像読み取り素子であるCCD417等により構成されている。
第1走行体414には、コンタクトガラス412上に載置された原稿、または、ADF411で搬送される原稿の原稿面を照明するための照明装置30と、原稿面で反射されて読取光軸に沿って進行する読取光を反射させる第1ミラー419とが搭載されている。
第2走行体415には、第1ミラー419で反射された光をさらに反射させる第2ミラー420と第3ミラー421とが搭載されている。第1〜第3ミラー419、420、421で順次反射された読取光の進行方向前方には、レンズ416とCCD417とが配置されている。
装置本体402の下部には、記録媒体Sを収納する複数段、例えば4段の用紙カセット424が設けられている。これらの用紙カセット424内に収納された記録媒体Sはピックアップローラ425とフィードローラ426とにより一枚ずつ分離給紙され、分離給紙された記録媒体Sは装置本体402内に設けられた用紙搬送路427に沿って搬送される。
用紙搬送路427上には、レジストローラ428、転写ローラ410、定着装置429、排紙ローラ430等が配置されている。
このような構成において、画像読取装置413での読み取り結果に応じて露光装置406の半導体レーザから各色(イエローY、マゼンタM、シアンC、ブラックK)の画像データに応じたレーザ光が出射される。そのレーザ光が帯電ローラ405により一様に帯電された各感光体404の外周面を露光することにより静電潜像が形成される。この静電潜像に対して各現像装置407から各色のトナーが供給されることにより、各色のトナー像が形成される。各感光体404上のトナー像は、感光体404と同期して移動する中間転写ベルト408上に順次転写され、中間転写ベルト408上にはカラートナー像が形成される。
一方、画像形成部403での画像形成動作開始に合わせ、用紙カセット424内からは、記録媒体Sの分離給紙が開始され、分離給紙されて用紙搬送路427上を搬送された記録媒体Sは間欠的に回転駆動するレジストローラ対428により、中間転写ベルト408と転写ローラ410との間の転写位置へ送り込まれる。
次にレジストローラ対428が回転駆動され、記録媒体Sが中間転写ベルト408と転写ローラ410との間に送り込まれることにより、中間転写ベルト408上のカラートナー像が記録媒体S上に転写される。記録媒体S上に転写されたカラートナー像は、記録媒体Sが定着装置429を通過する過程で記録媒体Sに定着され、カラートナー像が定着された記録媒体Sは排紙ローラ対430によって排紙トレイ431上に排紙される。
複写機400を構成する照明装置30は上述した本発明に係る照明装置であり、画像読取装置413には、上述した本発明に係る画像読取装置100または200を搭載している。
以上説明した実施の形態によれば、読取領域上にある原稿面で生じる正反射光が読取レンズなどの読取光学系に入射することがない。つまり、読取領域に載置される原稿に起因するハレーションの発生を抑制することができる。
なお、画像読取装置413はスキャナ装置として独立に動作させることも可能である。
1 :光源
1b :発光面
3 :導光部材
4 :原稿台ガラス
5 :導光部
6 :入射面
7 :第2出射面
8 :全反射面
9 :全反射面
10 :反射面
11 :出射面
12 :読取領域
13 :基板
14 :配光制御部
15 :配光制御面
16 :配光制御面
17 :光拡散部
18 :入射位置
20 :配光制御面
20a :端部
21 :第1の反射ミラー
22 :第2の反射ミラー
23 :第3の反射ミラー
27 :反射ミラー
30 :照明装置
40 :結像素子
41 :読取レンズ
46 :撮像素子
50 :原稿面
60 :原稿
61 :原稿面
100 :画像読取装置
200 :画像読取装置
210 :筐体
300 :画像読取装置
400 :複写機
特開2010−252340号公報 特開2010−191397号公報

Claims (13)

  1. 照射面を照射する照明装置であって、
    前記照射面に平行な方向を出射方向として光を発する光源と、
    前記光源からの前記光を内部反射させて前記照射面に照射する導光部材と、
    を有し、
    前記導光部材は、
    前記光源からの前記光が入射する入射面と、
    前記入射面から入射した前記光を内部反射させて前記出射方向に導光する導光部と、
    前記導光部内を内部反射した前記光が出射する出射面と、
    前記導光部内の前記光を前記出射面に向ける配光制御部と、
    を備え、
    前記出射面が前記照射面から前記光源側に垂直に延びる領域より外方に位置することを特徴とする照明装置。
  2. 前記配光制御部のうち前記出射方向において前記光源反対側の端部は、前記端部から前記出射面に向けられ前記照射面で正反射した光が、前記照射面で反射された反射光の光路上にある読取光学系に入射しない範囲に位置する、
    請求項1記載の照明装置。
  3. 前記出射面は、前記導光部の前記照射面に対向する側の面に設けられ、
    前記配光制御部は、前記導光部の前記出射面とは反対側の面に設けられる、
    請求項1または2に記載の照明装置。
  4. 前記出射面は、前記導光部の前記照射面に対向する側の面に設けられ、
    前記配光制御部は、前記出射面に設けられる、
    請求項1乃至3のいずれかに記載の照明装置。
  5. 前記光源は、半導体発光装置であり、
    前記入射面と前記出射面の少なくともいずれか一方は、光拡散性を有する拡散部を備える、
    請求項1乃至4のいずれかに記載の照明装置。
  6. 前記拡散部は、前記入射面のうち前記光源の発光中心からの入射光の入射領域に対応した領域を中心とした範囲に設けられる、
    請求項5記載の照明装置。
  7. 前記拡散部は、前記入射面のうち前記光源からの前記光の強度分布の半値角範囲内相当の入射領域に対応した領域に設けられる、
    請求項5記載の照明装置。
  8. 前記導光部材は、前記導光部と前記照射面とが略平行となるように設けられる、
    請求項1乃至7のいずれかに記載の照明装置。
  9. 前記導光部材の前記入射面とは反対側の端面には、第2出射面が設けられ、
    前記第2出射面からの光の出射方向には、前記第2出射面から出射する光を前記照射面方向に反射させる反射部材が設けられている、
    請求項1乃至8のいずれかに記載の照明装置。
  10. 前記第2出射面は、光拡散性を有する拡散部を備える、
    請求項9記載の照明装置。
  11. 前記導光部材は、シート状の導光体である、
    請求項1乃至10のいずれかに記載の照明装置。
  12. 照射面を照射する照明装置と、
    前記照明装置から出射されて前記照射面で反射された光の光路上に配置された読取光学系と、
    前記読取光学系を介して光が入射する撮像素子と、
    を有してなる画像読取装置であって、
    前記照明装置は、請求項1乃至11のいずれかに記載の照明装置である、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  13. 画像読取装置と、
    前記画像読取装置で読み取られた画像情報に基づいて記録媒体上に画像を形成する本体装置と、
    を有してなる画像形成装置であって、
    前記画像読取装置は、請求項12記載の画像読取装置である、
    ことを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017190957A (ja) * 2016-04-11 2017-10-19 住友電気工業株式会社 光学測定装置

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