JP2014027458A - 電子機器システム - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯端末装置から据置機器へオーディオ再生などの動作をシームレスに引き継ぐことのできる電子機器システムを提供する。
【解決手段】携帯機器と据置機器とを有するシステムである。携帯機器および据置機器のそれぞれに、制御部および通信部を備える。携帯機器、据置機器の一方または両方に、携帯機器が据置機器の近傍に置かれた近接状態であることを検出する近接検出部を設ける。携帯機器の制御部は、近接状態が検出されたとき、その時点での動作状態を表す動作情報、そのときの機能設定状態を表す設定情報の一方または両方を据置装置に送信する。据置機器の制御部は、動作情報および/または設定情報を受信したとき、その受信した情報に基づいて動作を開始する。携帯機器の制御部は、据置装置に送信した情報に基づく動作を停止させる。
【選択図】図4

Description

この発明は、携帯機器と据置機器とを連携して動作させる電子機器システムに関する。
Bluetooth(登録商標)、NFC(Near Field Communication)等の近距離通信が実用化されており、携帯電話機などの携帯端末装置と据置機器とを近距離通信で接続して連携させるシステムも提案されている(たとえば特許文献1、2など)。
特許文献1には、近距離通信を用いて携帯電話機をリモコンのように機能させ、テレビなどの据置機器を制御するシステムが記載されている。また、特許文献2には、携帯電話機と据置機器(テレビ受像機)との間でビデオコンテンツを伝送するシステムが記載されている。
特開2010−087755号公報
特開2010−032941号公報
一方、携帯端末装置の多くはオーディオ再生機能やテレビ受像機能を自ら備えており、ユーザは、特に外出中は、携帯電話機等の携帯端末装置を用いてオーディオソースや映像ソースを楽しむことが多い。
上に述べたように、近距離通信を用いて携帯電話機等の携帯端末装置とテレビ受像機等の据置機器とを通信させることは、既に種々提案されているが、ユーザが携帯端末装置で楽しんでいたオーディオソース、映像ソースなどの再生動作をスムーズに据置機器に引き継がせることはできなかった。
たとえば、特許文献2に記載のように、携帯端末装置で再生中のオーディオソース、映像ソースを、そのままBluetoothで据置機器に転送することも考えられるが、伝送量が多く、通信の輻輳にもつながり好ましいことではない。
この発明は、携帯端末装置から据置機器へオーディオ再生などの動作をシームレスに引き継ぐことのできる電子機器システムを提供することを目的とする。
この発明の電子機器システムは、携帯可能な第1機器と据置の第2機器とを有するシステムであって、前記第1機器および第2機器は、制御部および近接通信部をそれぞれ備えるととともに、前記第1機器および第2機器の一方または両方に、前記第1機器が前記第2機器に設けられた載置部に載置された状態またはこれと同等の距離まで接近した状態である近接状態を検出する近接検出部を設け、前記第1機器の制御部は、前記近接状態が検出されたとき、その時点での動作状態を表す動作情報、そのときの機能設定状態を表す設定情報の一方または両方を前記第2装置に送信し、前記第2機器の制御部は、前記動作情報および/または設定情報を受信したとき、その受信した情報に基づいて動作を開始し、さらに、前記第1機器の制御部は、前記第2装置に送信した情報に基づく動作を停止させることを特徴とする。
前記第1機器および第2機器の通信部を、電磁波の相互誘導を用いて相互に近接した距離で通信を行う近接通信部で構成し、前記近接検出部を、前記第1機器の近接通信部と前記第2機器の近接通信部とが通信可能になったとき、前記第1機器が前記近接状態になったと判断させるようにしてもよい。
前記第2機器に、電源オン信号の入力に応じて機器への電源供給を開始する電源制御回路を備え、前記第2機器の通信部を、前記第1機器が発生した電磁波による電力によって起動し、この起動に応じて前記電源オン信号を前記電源制御回路に入力するものとしてもよい。
前記第2機器の制御部に、前記第1機器の個体認証情報を記憶させ、前記第1機器の制御部が、通信開始時に自己の個体認証情報を第2機器に対して送信し、前記第2機器の制御部において、受信した個体認証情報と記憶している個体認証情報とが一致したとき、前記動作情報および/または設定情報の送受信を開始するようにしてもよい。
前記第1機器および前記第2機器に、オーディオソース再生部をそれぞれ設け、前記動作情報を前記第1機器が再生中のオーディオソースに関する情報としてもよい。
前記第2機器の制御部は、前記第1機器に対して、その時点での動作状態を表す第2動作情報を適宜送信し、前記第1装置の制御部は、前記近接状態が検出されなくなったとき、それまで受信した前記第2動作情報に基づいて動作を再開し、前記第2機器の制御部は、前記近接状態が検出されなくなったとき、装置の動作を停止させるようにしてもよい。
この発明によれば、携帯可能な第1機器が据置の第2機器に近接したことを検出して、第2機器へ動作情報/設定情報が送信され、第1機器における動作が第2機器に引き継がれる。
この発明の実施形態であるオーディオシステムの構成図 オーディオシステムの携帯端末装置のブロック図 オーディオシステムの据置機器のブロック図 オーディオシステムの動作を示すフローチャート オーディオシステムの動作を示すフローチャート
図面を参照してこの発明の実施形態であるオーディオシステムについて説明する。
図1は、同携帯オーディオシステムのシステム構成を示す図である。携帯オーディオシステムは、携帯端末装置1および据置機器2を有している。携帯端末装置1としては、多機能携帯電話機(いわゆるスマートフォン)が好適である。また、据置機器2としては、いわゆるデスクトップオーディオと呼ばれるアンプ、スピーカ、チューナ、CDプレーヤを内蔵したオールインワンのオーディオ機器が好適である。
携帯端末装置1は、3G/4Gの携帯電話通信機能を備えるとともに、Wi−Fi、Bluetooth(登録商標)、NFC(Near Field Communication)など、複数の通信機能を備えている。ここで、Wi−Fiは、IEEE802.11に規定される無線LANの通信規格である。Bluetoothは、2.4GHz帯を用いて10〜100m程度の近距離通信を行う通信規格である。通信速度は最大2Mbps程度である。NFCは、10cm程度の極近接無線通信を行う通信規格であり、13.56MHzの電磁誘導を用いて200kbps程度の速度の通信が可能である。
NFCが本発明の近接通信に対応する。ただし、NFCは一例であり、同じ場所に複数の据置機器2が存在した場合でも、ユーザが意図して携帯端末装置1を近づけた据置機器2のみが通信を行うことができる程度の極近接通信方式であれば、NFCに限定されない。
携帯端末装置1は、NFCの通信コイル40、および、非接触電力伝送(WPC)の受電コイル41を筐体背面に内蔵している。ここで、非接触電力伝送とは、電磁誘導、電界結合、共振結合などの方式を用いて無接点で電力を伝送する技術であり、たとえば、電磁誘導方式の場合、100〜200kHz程度の周波数の電磁波を用いて、送電コイルから受電コイルへ12W程度の電力が伝送される。
また、携帯端末装置1は、基本機能として、アラーム機能、メール送受信機能、MP3などの音楽ファイルの再生機能、ラジオ(サイマル)放送の受信機能、TV(ワンセグ)放送の受信機能などを備えている。
一方、据置機器2は、携帯端末装置1と同様に、Wi−Fi、Bluetooth、NFCなどの複数の通信機能を備えている。また、据置機器2は、音楽ファイルの再生機能、ラジオ放送の受信機能、CDの再生機能などを備えている。
なお、この実施形態では、据置機器2として単体のオーディオ機器を例示しているが、単体である必要はなく、コンポーネント機器であってもよい。また、据置機器2が、HDMIなどのインタフェースを介してテレビ受像機、録画機器など他の機器と接続されていてもよい。
据置機器2は、その上面にテーブル状の天板2Aを有している。この天板2Aは、小物トレイ、特に、携帯端末装置1の置き場所として設けられたものである。すなわち、携帯端末装置1をポケットやバッグ等に入れて持ち歩いているユーザが、帰宅すると、ポケットやバッグ等から携帯端末装置1を取り出して据置機器2の天板2A上に置くことが想定されている。据置機器2は、この天板2Aの裏側(筐体内部)に、NFCの通信コイル63および非接触給電の送電コイル66を備えている。
携帯端末装置1が天板2A上に置かれることにより、携帯端末装置1と据置機器2は、NFCによる通信を開始する。この通信により、携帯端末装置1は、動作情報および設定情報を据置機器2に送信する。据置機器2は、この動作情報および設定情報を引き継いで動作を開始する。動作情報とは、再生中のオーディオソースに関する情報を含む携帯端末装置1の現在の動作状態を示す情報である。たとえば、再生中の音楽ファイルのファイル名、アルバム名(選曲リスト名)、再生中タイミング情報、または、受信中のラジオ局、テレビ局の情報などである。具体的には、現在再生中のアルバム(選曲リスト)の総トラック数、トータル時間、再生中トラック番号、再生中時刻情報などである。また、携帯端末装置1が放送を受信している場合、動作情報は、再生中のラジオ・テレビなどの放送局の局情報またはURL情報を含んでいてもよい。設定情報とは、アラーム時刻などの設定情報である。
据置機器2が引き継ぐ動作とは、たとえば以下のようなものである。
携帯端末装置1が音楽ファイルを再生中であった場合、据置機器2が同じ音楽ファイルの再生を開始する。この場合、携帯端末装置1の再生と同期したタイミングから再生を開始する。
携帯端末装置1がラジオ放送またはテレビ放送を受信中であった場合、据置機器2が同じ放送の受信再生を開始する。テレビ放送の受信機能を備えていない据置機器2がHDMI等でテレビ受像機と接続されている場合、そのテレビ受像機をHDMI/CECで制御して同じ放送の視聴を開始させてもよい。
携帯端末装置1にアラームが設定されている場合、据置機器2が同様のアラームを自装置に設定し、設定時刻になったときアラームを鳴動させる、または、テレビ、ラジオの受信をスタートさせる。
携帯端末装置1が携帯電話機である場合、電話の着信、メールの受信を据置機器2に通知し、据置機器2が着信音、メール受信音を発生する。これにより、携帯端末装置(携帯電話機)1がマナーモードのままでもユーザに着信、メール受信を知らせることができる。
以下、ブロック図を参照して、携帯端末装置1および据置機器2の構成について説明する。
図2は、携帯端末装置1のブロック図である。上述したように、この実施形態において、携帯端末装置1は多機能携帯電話機(スマートフォン)である。携帯端末装置1では、制御部であるMCU21に、3G/4G通信回路22、Wi−Fi通信回路23、Bluetooth通信回路24、NFC通信回路25、充電回路26、TV(ワンセグ)チューナ27、音声プロセッサ28、画像プロセッサ29、メディアインタフェース30および操作部31が接続されている。
また、MCU21はメモリ21Aを内蔵している。メモリ21Aには、この携帯端末装置1を識別する個体識別情報が記憶されている。個体識別情報としては、この携帯端末装置1に割り当てられたユニークな番号(シリアル番号等)、電話番号、ユーザの氏名を番号化したもの、ユーザの生年月日、ユーザが任意に設定した数値や文字列などがある。
3G/4G通信回路22は、第3世代/第4世代移動通信網を用いて音声通話およびデータ通信を行う回路である。Wi−Fi通信回路23は、IEEE802.11規格の無線LANの通信を行う。Wi−Fi通信回路23は、複数のWi−Fi機器がネットワークを統括する無線アクセスポイントを介して通信し、互いに直接通信しないインフラストラクチャーモード(infrastructure mode)、および、複数のWi−Fi機器が互いに直接通信をする形態のアドホック・モード(ad−hoc mode)の両モードで通信を行う。Bluetooth通信回路24は、Bluetooth(IEEE802.15.1)で、予め設定された通信相手とPNPの通信を行う通信回路である。Bluetoothは、主として相手装置との文字情報やデジタル音声信号などの伝送に用いられる。
NFC通信回路25は、13.56MHzの高周波電流による磁束を生じさせるための通信用コイル40を備えている。NFCでは、通信する2台の通信コイルを対向させ、送信側のコイルに信号で変調された13.56MHzのキャリア電流を流すことにより、受信側のコイルに信号で変調された相互誘導電流を生じさせる。また、送信側のコイルに強い電流を流すことにより、受信側のコイルに電力を送ることも可能である。この電力で受信側の通信回路を起動することにより、受信側のNFC通信回路を待機電力無しで待機させることが可能になる。
NFC通信回路25は、カードエミュレーションモード、リーダ/ライターモード、および、P2Pモードの3つのモードでの動作が可能である。NFC通信回路25は、モードスイッチを内蔵しており、情況に応じて動作モードを上の3つのモードのいずれかに切り換える。
カードエミュレーションモードは、非接触ICカードとして機能するモードであり、非接触ICカードのリーダ・ライタとの通信が可能である。リーダ/ライタモードは、非接触ICカードへのデータの読み込み・書き込みを実現するモードである。カードエミュレーションモードのNFC機器とリーダ/ライタモードのNFC機器とが接近した場合、リーダ/ライタモードのNFC機器がカードエミュレーションモードのNFC機器を検出して通信を開始する。
この実施形態では、携帯端末装置1のNFC通信回路25は、リーダ/ライタモードにデフォルト設定される。また、後述の据置機器2のNFC通信回路62は、カードエミュレーションモードにデフォルト設定される。これにより、携帯端末装置1が据置機器2の天板2A上に置かれたとき、NFC通信回路25がNFC通信回路62を検出して通信を開始する。なお、NFC通信回路25とNFC通信回路62のデフォルト設定は逆であってもよい。
また、P2Pモードは、NFC機器間のピアツーピア通信を実現するモードである。P2Pモードにより、NFC機器間で直接、各種の情報を交換することが可能になる。
充電回路26は、内蔵のバッテリ46を充電する回路である。充電回路26は、非接触電力伝送によって電力の供給を受けるため、受電コイル41を備えている。受電コイル41は、筐体の背面側に、通信用コイル40と中心軸を共通にして設けられている。非接触電力伝送の代表的な規格であるWPCは、100〜200KHz程度の周波数の電磁波を用いて12W程度の電力伝送が可能である。
TVチューナ27は、テレビ(ワンセグ)放送を受信する。受信した映像および音声は、音声プロセッサ28および映像プロセッサ29に入力される。
音声プロセッサ28は、圧縮されたデジタルの音声信号を伸長してビットストリームの音声信号に変換する処理部である。音声プロセッサ28は、テレビ放送の音声処理のほか、通話音声、デジタルの音楽ファイルの再生などの処理を行う。音声プロセッサ28は、再生した音声信号をアンプ42に入力する。アンプ42は、入力された音声信号を増幅し、スピーカ43およびイヤホン端子44に出力する。
画像プロセッサ29は、圧縮されたテレビ放送の動画や画像ファイルなどをディスプレイサイズの画像に展開する。展開された画像は表示部45に出力される。表示部45は、携帯端末装置1前面に設けられたディスプレイ45Aを含み、画像プロセッサ29から入力された画像をディスプレイ45Aに表示する。
操作部31は、ディスプレイ45A表面に形成されたタッチパネルを含み、ユーザによる操作を検出してMCU21に伝達する。メディアインタフェース30は、メモリカードスロットを有し、メモリカード5が接続される。メモリカード5は、たとえばマイクロSDカードなどであり、前述の音声プロセッサ28に出力する圧縮されたデジタルの音声信号である複数の音楽ファイルなどを記憶している。
次に図3のブロック図を参照して据置機器2について説明する。据置機器2では、制御部であるMCU51に、音声プロセッサ52、アンプ53、FMチューナ56、CDドライブ57、メディアインタフェース58、表示部59、操作部60、Bluetooth通信回路61、NFC通信回路62、電源制御回路64、および、送電回路65が接続されている。
また、MCU51はメモリ51Aを内蔵している。メモリ51Aには、通信相手である携帯端末装置1を認証するため、携帯端末装置1の個体識別情報が記憶されている。上述したように、個体識別情報としては、この携帯端末装置1に割り当てられたユニークな番号(シリアル番号等)、電話番号、ユーザの氏名を番号化したもの、ユーザの生年月日、ユーザが任意に設定した数値や文字列などがあるが、これらの全てを記憶してもよく、その一部のみを記憶してもよい。携帯端末装置1の個体識別情報は、事前に行われるペアリング処理によってメモリ51Aに書き込まれる。
据置機器2は、いわゆるデスクトップオーディオ機器であり、音声プロセッサ52で処理された音声をアンプ53で増幅してスピーカ54から放音することを主たる機能としている。音声プロセッサ52は、デジタルの音声信号をビットストリームの音声信号に変換する処理部である。音声プロセッサ52には、CDドライブ57が接続されている。また、音声プロセッサ52には、メディアインタフェース58を介してメモリーカード6から読み出された音楽ファイルのデジタルオーディオ信号も入力される。メディアインタフェース58には、たとえば、SDカードやUSBメモリなどの半導体メディアであるメモリーカード6が接続される。メモリーカード6には、携帯端末装置1のメモリーカード5同様MP3などで圧縮された複数の音楽ファイルが記憶されている。ここで、据置機器2のメモリーカード6には、携帯端末装置1のメモリーカード5に記憶されている音楽ファイルを包含する音楽ファイルが記憶されているものとする。これらメモリカード5,6に記憶される音楽ファイルが、何らかの手順で同期されるようにしてもよい。
また、アンプ53には、音声プロセッサ52のほかFMチューナ56からの音声も入力される。アンプ53は入力されたオーディオ信号をMCU51から指示されたボリューム値で増幅する。増幅された音声信号はスピーカ54に出力される。
表示部59は正面パネルに設けられた液晶ディスプレイを含み、現在時刻や再生中の曲名などを表示する。操作部60は、各種ボタンやボリュームつまみなどを含み、ユーザの操作をMCU51に伝達する。
Bluetooth通信回路61は、Bluetooth(IEEE802.15.1)で通信する通信回路である。NFC通信回路62は、NFC通信を行う通信回路である。NFC通信回路62は、通信コイル63を有している。上述したように、NFC通信回路62は、カードエミュレーションモードにデフォルト設定される。
NFC通信回路62には電源制御回路64が接続されている。電源制御回路64は、据置機器2の電源のオン/オフを切り換える回路である。電源制御回路64は、NFC通信回路64、電源スイッチ70およびMCU51から入力されるオン信号/オフ信号に基づいて据置機器2の電源をオン/オフする。
なお、NFC通信回路62は、電源制御回路64を介して供給される電源によって動作するが、相手装置である携帯端末装置1のNFC通信回路25から電磁波(キャリア)によって供給される電力でも動作する。
NFC通信回路62は、携帯端末装置1のNFC通信回路25から供給された電力で起動し、NFC通信回路25との通信を確立すると、据置機器2の電源をオンするよう、電源制御回路64に対してオン信号を入力する。電源がオンされると、NFC通信回路62も電源回路70から供給される電力で動作する。このように、据置機器2は携帯端末装置1からの給電によって起動するため、待機電力を殆ど0にすることができる。また、NFC通信回路62が内部電源で動作するようになったとき、携帯端末装置1のNFC通信回路25は発生する電磁波を弱くして電力の消費を抑えるようにしてもよい。
送電回路65は、100〜200kHzの非接触電力伝送の電流を発生させる回路であり、送電コイル66を有している。送電コイル66は、通信回路63と同軸に天板2Aの裏側に設けられている。
この実施形態では、通信コイル40、63と送電コイル66、受電コイル41とを別々に設けているが、NFCの周波数で電力伝送(充電)を行う場合には、1つのコイルでも構わない。
図4のフローチャートを参照して、携帯端末装置1から据置機器2への引継動作について説明する。この動作は、たとえば以下のような場面を想定している。ユーザが、携帯端末装置1で音楽を聴きながら帰宅する。帰宅後、携帯端末装置1を据置機器2の点板2A上に置く。そうすると、据置機器2がユーザが聴いていた音楽の再生を引き継ぎ、携帯端末装置1は音楽の再生を自動停止する。この動作により、ユーザは、移動中の携帯端末装置1から自宅の据置機器2に、特段の操作無しで、シームレスに音楽の再生を引き継がせることができる。
図4のフローチャートでは、MP3等の音楽ファイルの再生を移行する場合を例にあげて説明しているが、他のソースの再生、例えばラジオ放送、テレビ放送の受信を移行する場合にも同様に適用可能である。
図4(A)は携帯端末装置1の動作を示すフローチャートである。図4(B)は据置機器2の動作を示すフローチャートである。図4(A)のS1〜S3は、携帯端末装置1がユーザに携帯されているときの動作である。ユーザの操作によりメモリーカード5などに記憶された複数の音楽ファイルの中から、再生する曲(音楽ファイル)が選択される(S1)。この曲の選択は、1つの音楽ファイルの選択、アルバムの選択、ユーザが作成した選曲リストの選択等を含む。ユーザによって曲が選択されると、この選択操作によって選択された音楽ファイルをメモリーカード5から読み出して(S2)、そのデジタルオーディオ信号を再生する(S3)。また、携帯端末装置1は、NFC通信装置25をリーダ/ライタモードに設定し、ポーリングを行わせて通信の相手となるNFC機器の出現を監視している(S4)。なお、この監視動作はS4のタイミングのみならず常時行われている。また、S4のタイミングでは通信の相手となるNFC機器が出現するまで繰り返し監視している。
NFC通信回路25は、他のNFC機器を発見すると、その機器に対して給電し、NFCレベルでの通信を確立する(S5)。NFCレベルでの通信が確立されると、MCU21は、メモリ21Aに記憶している個体識別情報を相手機器である据置機器2に送信して、据置装置2に個体認証を行わせる(S6)。個体認証とは、一方の機器が相手機器に自己の個体識別情報を送信し、相手機器がその受信した個体識別情報が予め登録されている(ペアリングされている)機器のものであることを認証する処理である。据置機器2による個体認証により、相互にペアリングされている機器同士であることが確認されると、据置機器2に動作情報および設定情報を送信する(S7、S8)。動作情報は、上述したように、再生中のオーディオソースに関する情報であり、例えば、どの音楽ファイルの何分何秒の位置を再生中である旨や、どのアルバムのどの音楽ファイルのどの位置(何分何秒)を再生中である旨の情報である。設定情報は、アラーム時刻などの動作設定の情報である。そして、音楽ファイルの再生をフェードアウトして停止する(s9)。そして、設定情報に基づく動作(たとえばアラームなど)を停止する(S10)。
図4(B)は、据置機器2の動作を示すフローチャートである。スタンバイ状態では電源制御回路64のみアクティブであり、他の回路は全て電源オフ状態である。なお、NFC通信回路62はカードエミュレーションモードであるが、パッシブ通信モードで電源が供給されていない。
携帯端末装置1から給電を受けることにより、据置機器2のNFC通信回路62が起動すると(S21)、NFC通信回路62は、携帯端末装置1のNFC通信回路25との間でNFCレベルでの通信を確立する(S22)。そして、NFC通信回路62は、電源制御回路64にオン信号を出力し、本体の電源がオンされる(S23)。本体の電源がオンされると、MCU51により、NFC通信回路62がP2Pモードに切り換えられ(これに同期してNFC通信回路25もP2Pモードに切り換えられる)、NFCを介して相手装置(携帯端末装置1)から個体識別情報を受信して個体認証を行う(S24)。個体認証が完了すると、携帯端末装置1から送信されてくる動作情報および設定情報を受信して記憶する(S25、S26)。そして、受信した動作情報で指定される音楽ファイルをメモリーカード6などから読み出し(S27)、動作情報で指定された再生タイミングから再生を開始してフェードインさせる(S28)。そして、受信した設定情報に従ってアラームなどの設定を行う(S29)。
なお、上のフローチャートには記載していないが、携帯端末装置1の認証が完了した時点(S24)で、充電回路65がオンされ、非接触電力伝送による携帯端末装置1のバッテリ46の充電が開始される。
以上の処理動作により、携帯端末装置1が据置機器2の天板2A上に載置されたとき、ユーザの何らの操作なしで、携帯端末装置1から据置機器2への動作の引き継ぎが可能になる。以後、据置機器2で音楽ファイルなどオーディオソースの再生が行われ、この後、携帯端末装置1が天板2Aから取り上げられると、再生動作は再び携帯端末装置1に引き継がれる。
以下、携帯端末装置1が天板2Aから取り上げられた場合の、据置機器2から携帯端末装置1への動作移行処理について説明する。
携帯端末装置1が天板2Aから取り上げられたことは、相互のNFC通信が切断されることによって判明するため、取り上げられたことが判明したのちにNFC通信を用いて動作情報を転送することはできない。そこで、据置機器2は、オーディオソースの再生に変更が生じた場合ごとに、携帯端末装置1へその変更情報を送信する。オーディオソースの再生に変更が生じるとは、再生する音楽ファイルが変わる(次の曲の再生を開始する)場合、ユーザが早送り、巻き戻し、スキップ等の操作をした場合、再生するオーディオソースを(たとえばラジオ放送に)変更した場合など、時間経過のみでは追尾できない事象が生じた場合である。たとえば、ボリュームの上下は、オーディオソースの再生に変更を生じさせる操作に含まれない。
そして、携帯端末装置1がユーザによって取り上げられると、携帯端末装置1は、それまでに取得した変更情報に基づいて、据置機器2における現在の動作状態を推定し、この動作状態に同期するように、自装置の再生動作をスタートさせる。こののち、据置機器2は、再生を停止して電源オフする。
なお、据置機器2は携帯端末装置1が取り上げられたとき即座に再生動作を停止してもよいが、ユーザが携帯端末装置1を取り上げ、イヤホンを耳に差し込み、再生される音楽を聴けるようになるまで、若干の時間が掛かるため、据置機器2は、携帯端末装置1が天板2Aから取り上げられたのち(NFC通信が切断されたのち)、10秒程度経過したのちに楽曲の再生を停止し、自己の電源をオフする。
図5は、携帯端末装置1が据置機器2の天板2A上に載置されているときおよび取り上げられたときの動作を示すフローチャートである。
図5(A)は据置機器2の再生監視ルーチンを示すフローチャートである。このルーチンは、携帯端末装置1との間でNFC通信が確立されているとき、定期的に(たとえば100m秒に1回)実行される。この監視ルーチンでは、ユーザによるオーディオソースの再生を変更する操作があったか(S51)、曲(音楽ファイル)が終了したか(S52)、または、携帯端末装置1とのNFC通信が切断されたか(S53)を監視する。
オーディオソースの再生を変更する操作があった場合には(S51でYES)、この操作に対応する動作を行うとともに(S55)、この操作を示す変更情報を、NFC通信を介して携帯端末装置1に送信する(S56)。
曲が終了すると(S52でYES)、再生を予約されている次の曲があるか否かを判断する(S57)。次の曲がある場合には(S57でYES)、その次の曲の音楽ファイルを読み出して再生をスタートする(S58)。そして、その旨(次の曲の曲名(ファイル名)およびその再生をスタートした旨)を変更情報として携帯端末装置1に送信する(S59)。一方、次の曲がない場合には(S57でNO)、何もしないで再生監視ルーチンを終了する。今回以後に実行されるこの再生監視ルーチンにおけるS51の動作で、たとえば新たな曲を選曲する操作やソースをラジオ放送に切り換える操作などを検出するまで、オーディオの再生は行われない。
また、NFC通信が切断されたことを検出した場合には(S53でYES)、携帯端末装置1が取り上げられたと判断し、10秒間だけ現在の再生状態を継続し、10秒が経過すると再生を停止して電源をオフする(S60)。再生停止時は、ボリュームをフェードアウトさせてもよい。なお、この10秒間は、ユーザによる「オーディオソースの再生に変更を生じさせる操作」を受け付けないようにしてもよい。また、電源オフの操作以外の操作を受け付けないようにしてもよい。また、上記電源オフまでの時間(10秒)を、ユーザによって選択・設定可能にしても良い
図5(B)は、携帯端末装置1の据置機器監視ルーチンを示すフローチャートである。このルーチンは、据置機器2との間でNFC通信が確立されているとき、定期的に(たとえば100m秒に1回)実行される。このルーチンでは、据置機器2から送られてきた変更情報を受信したか(S70)、据置機器2とのNFC通信が切断されたか(S71)を監視している。
変更情報を受信すると(S70でYES)、この制御情報を記憶するとともに(S72)、その受信時刻をこの制御情報に対応づけて記憶する(S73)。一方、NFC通信が切断されたことを検出すると(S71でYES)、記憶している変更情報および変更情報の受信時刻に基づいて、据置機器2が、現在どの曲のどのタイミングを再生しているかを推定し(S74)、その曲の音楽ファイルを読み出して、その推定された箇所から再生を開始する(S75)。
以上の動作により、据置機器2から携帯端末装置1へのオーディオ再生の引き継ぎがシームレスに行われる。
以上は、MP3等の音楽ファイルの再生を移行する場合を例にあげて説明したが、他のソースの再生、例えばラジオ放送、テレビ放送の受信を移行する場合にも同様に適用可能である。たとえば、携帯端末装置1でラジオ放送(サイマルラジオ)を聴いていた場合には、S7で受信中の放送局の情報を動作情報として送信し、据置機器2ではS27でその放送局を受信するようFMチューナ56を制御するようにすればよい。
また、シームレスな動作の引き継ぎは、オーディオの再生に限定されない。アラームの設定情報を移行した場合、アラーム時刻になると据置機器2がアラーム音を鳴動させる。携帯端末装置1は、据置機器2とNFC通信が確立されている間は、アラーム音を停止させればよい。
また、電話の着信があった場合、メールを受信した場合、携帯端末装置1はその旨を据置機器2に通知し、据置機器2が着信音、メール受信音を発生させる。ユーザは電話に応答するため、または、メールを見るために、携帯端末装置1を据置機器2から取り上げるが、この場合は、図5のS53→S60、および、S71→S74、S75に示すNFC切断時の動作は行わない。
また、この実施形態では、携帯端末装置1が取り上げられたときのために、据置機器2においてオーディオソースの再生に変更が生じた場合に、NFC通信でその変更情報を携帯端末装置1に送信するようにしているが、オーディオソースの再生に変更が生じた場合のみならず、定期的に動作状態を転送するようにしてもよい。
また、事前に動作情報を転送することなく、NFC通信の切断によって携帯端末装置1の取り上げが検出されたのち、BluetoothやWi−Fi等の近距離通信を用いて据置機器2の現在の動作情報を携帯端末装置1に転送するようにしてもよい。また、携帯端末装置1から据置機器2への動作の引き継ぎ時の動作情報、設定情報の転送もBluetoothやWi−Fi等の近距離通信を用いてもよい。
また、NFC通信の開始/切断以外の方式(たとえば、リミットスイッチ、光センサ、静電センサなど)を用いて、携帯端末装置1が、据置機器2の天板2Aなどの載置部に載置されたこと、および、携帯端末装置1が載置部から取り上げられたことを検出するようにしてもよい。
なお、この実施形態では、動作を引き継ぐ据置機器2の天板2Aを携帯端末装置1の置き場所(トレイ)としているが、携帯端末装置1を置くトレイを据置機器2と別体で設けてもよい。この場合、据置機器2とそのトレイとは有線(有線LAN、PLC(Power Line Communication))、または、無線(Wi−Fi,Bluetooth、)で接続すればよい。
また、携帯端末装置1を載置する載置部は、トレイに限定されない。たとえば、引っ掛けるフック、立て掛けるスタンドなどの形態であってもよい。また、本発明における近接はこれら載置部に載置された状態を指すのみならず、載置されていなくてもNFC通信が可能な程度に近接した状態をも含むものとする。
また、ラジオ放送は、デジタルラジオ放送(DAB:Digital Audio Broadcast)であってもよい。
また、携帯端末装置1でテレビ放送の録画予約を入力し、携帯端末装置1が据置機器2に置かれたとき、この録画予約情報をHDMIなどを介して録画装置に送信して録画予約を設定するようにしてもよい。この場合、携帯端末装置1が取り上げられても、設定が停止(録画予約が取消)になることはない。
また、携帯端末装置1は、多機能電話機(スマートフォン)に限らず、携帯オーディオプレーヤ、タブレット端末、携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistant)などであってもよい。
1 携帯端末装置(第1機器)
2 据置機器(第2機器)
2A 天板(トレイ、載置部)
25 NFC通信回路
40 通信コイル
62 NFC通信回路
63 通信コイル

Claims (6)

  1. 携帯可能な第1機器と据置の第2機器とを有するシステムであって、
    前記第1機器および第2機器は、制御部および通信部をそれぞれ備えるととともに、
    前記第1機器および第2機器の一方または両方に、前記第1機器が前記第2機器に設けられた載置部に載置された状態またはこれと同等の距離まで接近した状態である近接状態を検出する近接検出部を設け、
    前記第1機器の制御部は、前記近接状態が検出されたとき、その時点での動作状態を表す動作情報、そのときの機能設定状態を表す設定情報の一方または両方を前記第2装置に送信し、
    前記第2機器の制御部は、前記動作情報および/または設定情報を受信したとき、その受信した情報に基づいて動作を開始し、
    さらに、前記第1機器の制御部は、前記第2装置に送信した情報に基づく動作を停止させる
    電子機器システム。
  2. 前記第1機器および第2機器の通信部は、電磁波の相互誘導を用いて相互に近接した距離で通信を行う近接通信部であり、
    前記近接検出部は、前記第1機器の通信部と前記第2機器の通信部とが通信可能になったとき、前記近接状態になったと判断する請求項1に記載の電子機器システム。
  3. 前記第2機器は、電源オン信号が入力されたことに応じて機器への電源供給を開始する電源制御回路を備え、
    前記第2機器の通信部は、前記第1機器が発生した電磁波による電力によって起動し、この起動に応じて前記電源オン信号を前記電源制御回路に入力する
    請求項2に記載の電子機器システム。
  4. 前記第2機器の制御部は、前記第1機器の個体認証情報を記憶し、
    前記第1機器の制御部は、通信開始時に自己の個体認証情報を第2機器に対して送信し、
    前記第2機器の制御部において、受信した個体認証情報と記憶している個体認証情報とが一致したとき、前記動作情報および/または設定情報の送受信を開始する請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の電子機器システム。
  5. 前記第1機器および前記第2機器は、オーディオソース再生部をそれぞれ備え、
    前記動作情報は、前記第1機器が再生中のオーディオソースに関する情報である
    請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の電子機器システム。
  6. 前記第2機器の制御部は、前記第1機器に対して、その時点での動作状態を表す第2動作情報を適宜送信し、
    前記第1装置の制御部は、前記近接状態が検出されなくなったとき、それまで受信した前記第2動作情報に基づいて動作を再開し、
    前記第2機器の制御部は、前記近接状態が検出されなくなったとき、装置の動作を停止させる
    請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の電子機器システム。
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