JP2014026866A - 光学レンズ及びそれを用いた照明器具 - Google Patents

光学レンズ及びそれを用いた照明器具 Download PDF

Info

Publication number
JP2014026866A
JP2014026866A JP2012167275A JP2012167275A JP2014026866A JP 2014026866 A JP2014026866 A JP 2014026866A JP 2012167275 A JP2012167275 A JP 2012167275A JP 2012167275 A JP2012167275 A JP 2012167275A JP 2014026866 A JP2014026866 A JP 2014026866A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
fresnel shape
fresnel
shape
optical lens
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012167275A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5914857B2 (ja
Inventor
Yuki Shirakawa
友樹 白川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2012167275A priority Critical patent/JP5914857B2/ja
Priority to CN201310320804.5A priority patent/CN103574504A/zh
Publication of JP2014026866A publication Critical patent/JP2014026866A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5914857B2 publication Critical patent/JP5914857B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Planar Illumination Modules (AREA)

Abstract

【課題】配光特性を維持しつつ成形性を向上させた光学レンズ及びそれを用いた照明器具を提供する。
【解決手段】光学レンズ1は、側面視の形状が弓なりに形成されたレンズ本体11を有し、レンズ本体11の入射面11bに形成された直線状の第1のフレネル形状14と、レンズ本体11の出射面11aに形成された直線状の第2のフレネル形状13とが互いに直交しており、また第2のフレネル形状13が凸レンズを構成し、第1のフレネル形状14が凹レンズを構成している。この光学レンズ1によれば、凹レンズを構成する第1のフレネル形状14により光源からの光を一方向において広角に配光でき、凸レンズを構成する第2のフレネル形状13により上記一方向と直交する方向において狭角に配光できる。また入射面11b及び出射面11aをフレネル形状にすることでレンズの薄型化が図れ、これにより低コスト化が図れるとともに大型レンズの成形が容易になる。
【選択図】図1

Description

本発明は、光学レンズ及びそれを用いた照明器具に関するものである。
従来より、光源の前方に配置されて光源から放射される光の配光を制御する光学レンズが提供されている(例えば特許文献1参照)。この光学レンズは、それぞれ樋状に形成された光の入射面と、扁平・回転楕円体面から形成された光の出射面を有し、光源の光軸に対して対称に配置された同じ形状の一対のレンズユニットから構成される。また、各レンズユニットは、長軸と短軸からなる楕円の長軸を回転軸として得られる回転体を所定の高さに扁平化した形状である。この光学レンズを用いて道路用の照明器具を構成する場合は、各レンズユニットを形成する扁平・回転楕円体の各長軸の交点に1個のLEDを配置する。そして、この光学レンズの長手方向が道路の長手方向となるように照明器具を配置することで、道路の長手方向の広い範囲を効率良く照明することができる。
特開2010−177028号公報
上述の特許文献1に示した光学レンズでは、その長手方向が道路の長手方向となるように照明器具を配置することで、道路の長手方向の広い範囲を効率良く照明することができるものの、肉厚形状であるため成形性が悪く、特に大型レンズの成形が困難であった。
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、配光特性を維持しつつ成形性を向上させた光学レンズ及びそれを用いた照明器具を提供することにある。
本発明の光学レンズは、光源の前方に配置されて光源から放射される光の配光を制御する。この光学レンズは、入射面に形成された直線状の第1のフレネル形状と、出射面に形成された直線状の第2のフレネル形状とが互いに直交し、第1のフレネル形状及び第2のフレネル形状の一方が凸レンズを構成し、他方が凹レンズを構成することを特徴とする。
この光学レンズにおいて、第1のフレネル形状が凹レンズを構成し、第2のフレネル形状が凸レンズを構成するのが好ましい。
また、この光学レンズにおいて、第1のフレネル形状及び第2のフレネル形状のうち凸レンズを構成するフレネル形状の溝方向に沿って光源側に湾曲しているのも好ましい。
さらに、この光学レンズにおいて、第1のフレネル形状及び第2のフレネル形状のうち凹レンズを構成するフレネル形状が形成された面には、光源の光軸の周りに凹レンズを構成するフレネル形状が形成され、光軸から離れた両端部に凸レンズを構成するフレネル形状が形成されているのも好ましい。
本発明の照明器具は、上記の光学レンズと、光源から放射される光の一部を前方に反射させる反射板とを備え、反射板は、第1のフレネル形状及び第2のフレネル形状のうち凸レンズを構成するフレネル形状と直交し且つ光源の光軸と直交する方向において光学レンズと横並びに配置されていることを特徴とする。
入射面に形成された第1のフレネル形状と、出射面に形成された第2のフレネル形状とを互いに直交させるとともに、第1のフレネル形状及び第2のフレネル形状の一方が凸レンズを構成し、他方が凹レンズを構成しているので、光源から放射される光を一方向において広角に配光することができ、且つ上記一方向と直交する方向において狭角に配光することができるという効果がある。また、入射面及び出射面をフレネル形状にすることでレンズの薄型化が図れ、これにより低コスト化が図れるとともに大型レンズの成形が容易になるという効果もある。
本実施形態の光学レンズのレンズ本体の一例を示し、(a)は上側から見た斜視図、(b)は下側から見た斜視図、(c)は長手方向に沿った断面図、(d)は短手方向に沿った断面図である。 同上を用いた照明器具の一例を示し、(a)は斜視図、(b)はカバーを取り外した状態の斜視図である。 同上を用いた照明器具の断面図である。 同上及び反射板の一例を示し、(a)は斜視図、(b)は正面図、(c)は上面図である。 同上を用いた照明器具の施工例である。 同上を用いた照明器具の他の施工例である。 同上のレンズ本体の他の例を示し、(a)は上側から見た斜視図、(b)は下側から見た斜視図、(c)は短手方向に沿った断面図、(d)は長手方向に沿った断面図である。 同上のレンズ本体のさらに他の例を示し、(a)は上側から見た斜視図、(b)は下側から見た斜視図、(c)は長手方向に沿った断面図、(d)は短手方向に沿った断面図である。
以下に、光学レンズ及び照明器具の実施形態を図1〜図8を参照して説明する。本実施形態の照明器具Aは、図5及び図6に示すように、例えば道路R1に沿って立設されたポール100の先端側に取り付けられ、道路R1を照らすための道路灯として用いられる。なお、以下の説明では特に断りがない限り、図4(b)中の上下方向を前後方向、図4(b)中の左右方向を左右方向、図4(c)中の上下方向を上下方向と規定して説明を行う。
本実施形態の照明器具Aは、図2及び図3に示すように、光源部3と、光源部3の前方に配置される光学レンズ1と、光学レンズ1の左右両側にそれぞれ配置される反射板2と、光源部3に点灯電力を供給する電源ユニット6とを備える。また、本実施形態の照明器具Aは、光学レンズ1、反射板2、光源部3及び電源ユニット6が収納される器具本体4と、器具本体4の前面開口に取り付けられる透光パネル5と、器具本体4の後面側に取り付けられる放熱ユニット7とを備える。
光学レンズ1は、図1(a)〜図1(d)に示すように、側面視の形状が弓なりに形成されたレンズ本体11を有し、レンズ本体11の上下方向における両端部には取付部12,12がそれぞれ対角位置に設けられている(図4(a)〜図4(c)参照)。各取付部12には、固定ねじ8が挿通される挿通孔12aがそれぞれ設けられており、各挿通孔12aに挿通させた固定ねじ8をそれぞれ器具本体4のボディ41の底部に固定することで、光学レンズ1が器具本体4に取り付けられる。
レンズ本体11の前面、すなわち出射面11aには、図1(a)及び図1(c)に示すように、前面側に湾曲する複数の凸レンズ面13aからなる第2のフレネル形状13が形成されており、この第2のフレネル形状13は、上下方向(長手方向)に沿う断面視の形状が鋸歯形状であって且つ光源部3の光軸P1に対して左右方向(幅方向)に対称形状となっている。また、各凸レンズ面13aは、レンズ本体11の長手方向に沿って直線状に設けられており、さらに隣接する凸レンズ面13a間には、レンズ本体11の長手方向に沿って伸びる溝部13bがそれぞれ設けられている。
レンズ本体11の後面、すなわち入射面11bには、図1(b)及び図1(d)に示すように、前面側に湾曲する複数の凹レンズ面14aからなる第1のフレネル形状14が形成されており、この第1のフレネル形状14は、左右方向(幅方向)に沿う断面視の形状が鋸歯形状であって且つ光源部3の光軸P1に対して上下方向(長手方向)に対称形状となっている。また、各凹レンズ面14aは、レンズ本体11の幅方向に沿って直線状に設けられており、さらに隣接する凹レンズ面14a間には、レンズ本体11の幅方向に沿って伸びる溝部14bがそれぞれ設けられている。
ここにおいて、レンズ本体11の入射面11bに形成された第1のフレネル形状14はレンズ本体11の幅方向に沿って設けられており、また出射面11aに形成された第2のフレネル形状13はレンズ本体11の長手方向に沿って設けられている。すなわち、本例の光学レンズ1では、第1のフレネル形状14と第2のフレネル形状13とが互いに直交しており、さらに第1のフレネル形状14により凹レンズが構成され、第2のフレネル形状13により凸レンズが構成されている。また、本例の光学レンズ1では、凸レンズを構成する第2のフレネル形状13の溝13bの方向に沿ってレンズ本体11の両側を光源部3側(図4(b)中の下側)に湾曲させている。
反射板2は、図4(a)〜図4(c)に示すように、上下方向に長い矩形板状に形成された反射部21を有し、反射部21の上下方向における両端部にはL字状の取付部22がそれぞれ設けられている。各取付部22には、固定ねじ8が挿通される挿通孔22aがそれぞれ設けられており、各挿通孔22aに挿通させた固定ねじ8をそれぞれ器具本体4のボディ41の底部に固定することで、反射板2が器具本体4に取り付けられる。また、反射板2の反射部21は、図4(b)に示すように、取付部22の先端部(前端部)より延出し、前後方向(図4(b)中の上下方向)に対して角度θ1だけ傾斜している。これにより、光源部3から放射される光のうち側方に向かう光を前方に反射させることができる。
光源部3は、図3及び図4(b)に示すように実装基板31を有し、実装基板31の前面(図4(b)中の上面)にはLEDチップ32が実装されており、電源ユニット6から供給される電力によってLEDチップ32が所定の照度で点灯する。
器具本体4は、熱伝導性の高い材料(例えばアルミニウムやアルミニウム合金など)により形成され、一面(図2(b)中の下面)が開口する矩形箱状に形成されたボディ41と、ボディ41の前面開口を閉塞するようにしてボディ41に取り付けられるカバー42とで構成される。ボディ41の凹部41a内には、図2(b)及び図3に示すように、ボディ41の長手方向において2個、ボディ41の幅方向において2個、合計で4個の光学レンズ1が、それぞれ光源部3を覆うようにして配置されている。また、各光学レンズ1は、その長手方向がボディ41の幅方向となるように向きが設定されている。さらに、各光学レンズ1の左右方向における両側には、反射部21の長手方向とレンズ本体11の長手方向とが平行になるように反射板2がそれぞれ配置されている。また、ボディ41の凹部41aの基端側(図3中の左側)には、電源ユニット6が配置されており、電源ユニット6と各光源部3との間が電源線(図示せず)により電気的に接続されている。
カバー42は、ボディ41に取り付けた状態で光学レンズ1及び反射板2に対応する部位に矩形状の開口部42aが設けられており、この開口部42aには矩形板状に形成された透光パネル5(例えばガラス板など)が適宜の取付方法により取り付けられている。そして、光源部3から放射された光は光学レンズ1を透過した後、透光パネル5を透過して外部に照射される。なお、この器具本体4は、図2(a)及び図2(b)に示すように、器具本体4の基端側(図2(a)中の左側)の部位によりポール100に取り付けられる。
放熱ユニット7は、熱伝導性の高い材料(例えばアルミニウムやアルミニウム合金など)により形成された複数の放熱フィン71を有し、器具本体4のボディ41の後面(図2(a)中の上面)に取り付けられる。この放熱ユニット7によれば、光源部3で発生した熱がボディ41を介して各放熱フィン71に伝熱され、各放熱フィン71からそれぞれ外部に放熱される。
上述した照明器具Aは、図5及び図6に示すように、例えば道路R1に沿って立設されたポール100の先端側に取り付けられるが、照明器具Aをポール100に取り付けた状態では、各光学レンズ1の上下方向(長手方向)が道路R1の長手方向に沿うようにして配置される。そのため、光源部3から放射された光は、光学レンズ1のレンズ本体11の入射面11bに形成された第1のフレネル形状14によって外向きに拡散され、道路R1の長手方向における広範囲を照らすことができる。
また、道路R1の幅方向においては、光源部3から放射された光は、光学レンズ1のレンズ本体11の出射面11aに形成された第2のフレネル形状13によって内向きに集光され、さらに側方(外側)に向かって放射された光は光学レンズ1の両側に配置された反射板2によって内向きに反射される。その結果、道路R1の幅方向に照射される光は、外側に向かって拡がらないため、図5及び図6に示すように、道路R1に光を集中させることができる。なお、図5及び図6中の領域a1は各照明器具Aの照明範囲であり、図6中の領域a2は隣接する照明器具Aの照明範囲の重複範囲であり、このように照明範囲を重複させることで隣接する照明器具A間の非照明領域を無くすことができる。
図7(a)〜図7(d)は光学レンズ1のレンズ本体11の他の例を示し、レンズ本体11は側面視の形状が弓なりに形成されている。レンズ本体11の前面、すなわち出射面11aには、図7(a)及び図7(c)に示すように、後面側に湾曲する複数の凹レンズ面15aからなる第2のフレネル形状15が形成されており、この第2のフレネル形状15は、左右方向(幅方向)に沿う断面視の形状が鋸歯形状であって且つ光源部3の光軸P2に対して上下方向(長手方向)に対称形状となっている。また、各凹レンズ面15aは、レンズ本体11の幅方向に沿って直線状に設けられており、さらに隣接する凹レンズ面15a間には、レンズ本体11の幅方向に沿って伸びる溝部15bがそれぞれ設けられている。また、レンズ本体11の出射面11aにおいて光軸P2から離れた両端部には、前面側に湾曲する凸レンズ面17(フレネル形状)がそれぞれ設けられている。
レンズ本体11の後面、すなわち入射面11bには、図7(b)及び図7(d)に示すように、後面側に湾曲する複数の凸レンズ面16aからなる第1のフレネル形状16が形成されており、この第1のフレネル形状16は、上下方向(長手方向)に沿う断面視の形状が鋸歯形状であって且つ光源部3の光軸P2に対して左右方向(幅方向)に対称形状となっている。また、各凸レンズ面16aは、レンズ本体11の長手方向に沿って直線状に設けられており、さらに隣接する凸レンズ面16a間には、レンズ本体11の長手方向に沿って伸びる溝部16bがそれぞれ設けられている。
ここにおいて、レンズ本体11の入射面11bに形成された第1のフレネル形状16はレンズ本体11の上下方向(長手方向)に沿って設けられており、また出射面11aに形成された第2のフレネル形状15はレンズ本体11の左右方向(幅方向)に沿って設けられている。すなわち、本例の光学レンズ1では、第1のフレネル形状16と第2のフレネル形状15とが互いに直交しており、さらに第1のフレネル形状16により凸レンズが構成され、第2のフレネル形状15により凹レンズが構成されている。また、本例の光学レンズ1では、凸レンズを構成する第1のフレネル形状16の溝16bの方向に沿ってレンズ本体11の両側を光源部3側(図7(c)中の下側)に湾曲させている。
そして、この光学レンズ1は、図1(a)〜図1(d)に示した光学レンズ1と同様に、その長手方向が器具本体4のボディ41の幅方向となるようにして、ボディ41に取り付けられる。
図8(a)〜図8(d)は光学レンズ1のレンズ本体11のさらに他の例を示し、レンズ本体11は略矩形板状に形成されている。レンズ本体11の前面、すなわち出射面11aには、図8(a)及び図8(c)に示すように、前面側に湾曲する複数の凸レンズ面18aからなる第2のフレネル形状18が形成されており、この第2のフレネル形状18は、上下方向(長手方向)に沿う断面視の形状が鋸歯形状であって且つ光源部3の光軸P3に対して左右方向(幅方向)に対称形状となっている。また、各凸レンズ面18aは、レンズ本体11の長手方向に沿って直線状に設けられており、さらに隣接する凸レンズ面18a間には、レンズ本体11の長手方向に沿って伸びる溝部18bがそれぞれ設けられている。
レンズ本体11の後面、すなわち入射面11bには、図8(b)及び図8(d)に示すように、前面側に湾曲する複数の凹レンズ面19aからなる第1のフレネル形状19が形成されており、この第1のフレネル形状19は、左右方向(幅方向)に沿う断面視の形状が鋸歯形状であって且つ光源部3の光軸P3に対して上下方向(長手方向)に対称形状となっている。また、各凹レンズ面19aは、レンズ本体11の幅方向に沿って直線状に設けられており、さらに隣接する凹レンズ面19a間には、レンズ本体11の幅方向に沿って伸びる溝部19bがそれぞれ設けられている。
ここにおいて、レンズ本体11の入射面11bに形成された第1のフレネル形状19はレンズ本体11の左右方向(幅方向)に沿って設けられており、また出射面11aに形成された第2のフレネル形状18はレンズ本体11の上下方向(長手方向)に沿って設けられている。すなわち、本例の光学レンズ1では、第1のフレネル形状19と第2のフレネル形状18とが互いに直交しており、さらに第1のフレネル形状19により凹レンズが構成され、第2のフレネル形状18により凸レンズが構成されている。
そして、この光学レンズ1は、図1(a)〜図1(d)に示した光学レンズ1と同様に、その長手方向が器具本体4のボディ41の幅方向となるようにして、ボディ41に取り付けられる。
而して本実施形態によれば、レンズ本体11の入射面11bに形成された第1のフレネル形状14,16,19と、出射面11aに形成された第2のフレネル形状13,15,18とを互いに直交させるとともに、第1のフレネル形状14,16,19及び第2のフレネル形状13,15,18の一方で凸レンズを構成し、他方で凹レンズを構成しているので、光源部3から放射される光を一方向において広角に配光することができ、且つ上記一方向と直交する方向において狭角に配光することができる。そして、この照明器具Aを道路灯として用いた場合には、図5及び図6に示すように、道路R1の長手方向においては広範囲を照明することができ、道路R1の幅方向においては道路R1に光を集中させることができるので、従来の光学レンズによる配光特性を維持することができる。また、入射面11b及び出射面11aをフレネル形状にすることでレンズの薄型化が図れ、これにより低コスト化が図れるとともに大型レンズの成形が容易になるという利点もある。
また、図1及び図7に示すように、凸レンズを構成するフレネル形状13,16の溝13b,16bの方向に沿ってレンズ本体11の両側を光源部3側に湾曲させることで、湾曲させた部分に放射される光の分だけ前面側への照射光量を増加させることができる。さらに、図7に示すように、凹レンズを構成する第2のフレネル形状15が形成された出射面11aにおいて、光源部3の光軸P2から離れた両端部に凸レンズ面17を形成することで、上記両端部に向かう光を内向きに集光することができ、これにより所定の照明範囲における照射光量を増加させることができる。
また、本実施形態のように、凸レンズを構成するフレネル形状13,16,18と直交し且つ光源部3の光軸と直交する方向、つまり光学レンズ1のレンズ本体11の左右方向(幅方向)において光学レンズ1の両側に反射板2を配置した場合には、光学レンズ1を通過せずに側方に向かう光源部3からの光を反射板2により内向きに反射することができ、これにより前方への照射光量を増加させることができる。
なお、本実施形態で説明した光学レンズ1は一例であり、入射面に形成された第1のフレネル形状と出射面に形成された第2のフレネル形状とが互いに直交し、且つ、第1のフレネル形状及び第2のフレネル形状の一方が凸レンズを構成し、他方が凹レンズを構成していれば他のものでもよい。また本実施形態では、照明器具Aを道路灯として用いた場合を例に説明したが、照明器具の用途は道路灯に限定されるものではなく、例えば街路灯や公園灯などに用いてもよい。
1 光学レンズ
11 レンズ本体
11a 出射面
11b 入射面
13 第2のフレネル形状
14 第1のフレネル形状

Claims (5)

  1. 光源の前方に配置されて前記光源から放射される光の配光を制御する光学レンズであって、
    入射面に形成された直線状の第1のフレネル形状と、出射面に形成された直線状の第2のフレネル形状とが互いに直交し、
    前記第1のフレネル形状及び前記第2のフレネル形状の一方が凸レンズを構成し、他方が凹レンズを構成することを特徴とする光学レンズ。
  2. 前記第1のフレネル形状が凹レンズを構成し、前記第2のフレネル形状が凸レンズを構成することを特徴とする請求項1記載の光学レンズ。
  3. 前記第1のフレネル形状及び前記第2のフレネル形状のうち凸レンズを構成するフレネル形状の溝方向に沿って前記光源側に湾曲していることを特徴とする請求項1又は2記載の光学レンズ。
  4. 前記第1のフレネル形状及び前記第2のフレネル形状のうち凹レンズを構成するフレネル形状が形成された面には、前記光源の光軸の周りに前記凹レンズを構成するフレネル形状が形成され、前記光軸から離れた両端部に凸レンズを構成するフレネル形状が形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の光学レンズ。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載の光学レンズと、前記光源から放射される光の一部を前方に反射させる反射板とを備え、
    前記反射板は、前記第1のフレネル形状及び前記第2のフレネル形状のうち凸レンズを構成するフレネル形状と直交し且つ前記光源の光軸と直交する方向において前記光学レンズと横並びに配置されていることを特徴とする照明器具。
JP2012167275A 2012-07-27 2012-07-27 照明器具 Active JP5914857B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012167275A JP5914857B2 (ja) 2012-07-27 2012-07-27 照明器具
CN201310320804.5A CN103574504A (zh) 2012-07-27 2013-07-26 光学透镜及使用该光学透镜的照明器材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012167275A JP5914857B2 (ja) 2012-07-27 2012-07-27 照明器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014026866A true JP2014026866A (ja) 2014-02-06
JP5914857B2 JP5914857B2 (ja) 2016-05-11

Family

ID=50046870

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012167275A Active JP5914857B2 (ja) 2012-07-27 2012-07-27 照明器具

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5914857B2 (ja)
CN (1) CN103574504A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT17285U1 (de) * 2015-03-16 2021-11-15 Zumtobel Lighting Gmbh Optisches Element zur Beeinflussung der Lichtabgabe von Leuchtmitteln

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI575190B (zh) * 2016-03-04 2017-03-21 光寶電子(廣州)有限公司 透鏡及具有該透鏡的光學單元
CN109764303A (zh) * 2018-12-19 2019-05-17 深圳市九洲光电科技有限公司 一种双透镜led灯

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2773172A (en) * 1951-08-25 1956-12-04 Westinghouse Electric Corp Lighting unit
JPS63285802A (ja) * 1987-05-07 1988-11-22 ヴァレオ ヴイジョン 自動車用の高能率信号燈
US20090225543A1 (en) * 2008-03-05 2009-09-10 Cree, Inc. Optical system for batwing distribution

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2889731B1 (fr) * 2005-08-11 2008-03-07 Thorn Europhane Sa Dispositif d'eclairage a ouverture variable du faisceau lumineux
JP2008084696A (ja) * 2006-09-27 2008-04-10 Toshiba Corp 照明用レンズ及び照明装置
CN101458345A (zh) * 2007-12-13 2009-06-17 精碟科技股份有限公司 可重整光型的光学元件及其光源模组
DE102008020171B4 (de) * 2008-04-22 2010-08-05 Trw Automotive Electronics & Components Gmbh Optische Sensorvorrichtung
CN201273524Y (zh) * 2008-09-19 2009-07-15 一品光学工业股份有限公司 凸面菲涅尔发光二极管光学镜片及其构成发光二极管组件

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2773172A (en) * 1951-08-25 1956-12-04 Westinghouse Electric Corp Lighting unit
JPS63285802A (ja) * 1987-05-07 1988-11-22 ヴァレオ ヴイジョン 自動車用の高能率信号燈
US20090225543A1 (en) * 2008-03-05 2009-09-10 Cree, Inc. Optical system for batwing distribution

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT17285U1 (de) * 2015-03-16 2021-11-15 Zumtobel Lighting Gmbh Optisches Element zur Beeinflussung der Lichtabgabe von Leuchtmitteln

Also Published As

Publication number Publication date
CN103574504A (zh) 2014-02-12
JP5914857B2 (ja) 2016-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6864633B2 (ja) 車両用灯具及び基板
TWI422055B (zh) Led前燈系統
JP5227674B2 (ja) 車両用灯具
TWI452548B (zh) 具有均勻光分佈之燈箱之照明用之led燈元件
JP2010170836A (ja) プロジェクタ型車両用前照灯
JP2010238604A (ja) 発光素子モジュール化部材および灯具ユニット
JP2007220572A (ja) 照明装置
JP4698549B2 (ja) 車両用灯具
JP2012145904A (ja) 光学レンズ及びそれを用いたレンズユニット並びに照明器具
US9539931B2 (en) Automotive lamp
JP2007258114A (ja) 照明装置
JP2014078384A (ja) 道路照明用レンズおよび道路照明装置
JP2010140878A (ja) 車両用灯具
JP2014089868A (ja) 灯具
JP2010277818A (ja) 車両用照明灯具
JP5914857B2 (ja) 照明器具
JP2013247049A (ja) 車両用前照灯
US8403537B2 (en) Lighting apparatus
JP6655807B2 (ja) レンズユニット及び照明器具
JP6322931B2 (ja) 車両用灯具
TWI694934B (zh) 微型化光線投射裝置
TWI582335B (zh) Lights
JP6277604B2 (ja) 照明器具
JP5842092B2 (ja) 屋外用照明器具
TWI386592B (zh) Led日光燈

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20141003

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151020

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160119

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160212

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5914857

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151