JP2014026396A - 移動面境界線認識装置、移動面境界線認識装置を備えた移動体、移動面境界線認識方法及び移動面境界線認識用プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】撮像手段によって取得される視差画像に基づいて、撮像手段によって取得された画像を、自車両に近い路面上が映される画像領域の第1認識候補領域に設定するとともに自車両から遠い路面上が映される画像領域の第2認識候補領域に設定する。そして、第1認識候補領域では直線近似によって白線画像部を認識し、第2認識候補領域では直線の白線画像部が認識されないときに直線近似によって認識された直線の白線画像部の仮想の延長線に基づいて設定される探索範囲内の輝度画像のエッジを抽出する。抽出したエッジに対して曲線近似を行って画像上における曲線の白線画像部を認識する。
【選択図】図5
Description
本実施形態の車載機器制御システムは、走行する自車両100の進行方向前方領域を撮像領域として撮像する撮像手段としての撮像ユニット101が設けられている。この撮像ユニット101は、例えば、移動体である自車両100のフロントガラス105のルームミラー(図示せず)付近に設置される。撮像ユニット101の撮像によって得られる撮像画像データ等の各種データは、画像処理手段としての画像解析ユニット102に入力される。画像解析ユニット102は、撮像ユニット101から送信されてくるデータを解析して、自車両100の前方に存在する他車両の位置、方角、距離を算出したり、撮像領域内に存在する路面(移動面)上の白線等の車線境界線等を検出したりする。他車両の検出では、視差画像に基づいて路面上の対象物を車両として検出する。
撮像ユニット101は、2つの撮像部110A,110Bを備えたステレオカメラであり、2つの撮像部110A,110Bの構成は同一のものである。各撮像部110A,110Bは、それぞれ、撮像レンズ111A,111Bと、光学フィルタ112A,112Bと、画像センサ113A,113Bと、センサ基板114A,114Bと、信号処理部115A,115Bとから構成されている。センサ基板114A,114Bは撮像素子が2次元配置された画像センサ113A,113Bを含んでいる。信号処理部115A,115Bは、センサ基板114A,114Bから出力されるアナログ電気信号(画像センサ113A,113B上の各受光素子が受光した受光量)をデジタル電気信号に変換した撮像画像データを生成して出力する。本実施形態の撮像ユニット101からは、輝度画像データ、視差画像データが出力される。
画像センサ113A,113Bは、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などを用いたイメージセンサである。その撮像素子(受光素子)にはフォトダイオード113aを用いている。フォトダイオード113aは、撮像画素ごとに2次元的にアレイ配置されており、フォトダイオード113aの集光効率を上げるために、各フォトダイオード113aの入射側にはマイクロレンズ113bが設けられている。この画像センサ113A,113Bがワイヤボンディングなどの手法によりPWB(printed wiring board)に接合されてセンサ基板114A,114Bが形成されている。
光学フィルタ112A,112Bは、第1領域及び第2領域という2種類の領域が、画像センサ113A,113B上の1つのフォトダイオード113aに対応して配置されたものである。これにより、画像センサ113A,113B上の各フォトダイオード113aによって受光される受光量は、受光する光が透過した分光フィルタ層112bの領域の種類に応じて、分光情報として取得することができる。
図5は、本実施形態の路面白線認識処理に関わる機能ブロック図である。同図において、本実施形態の路面白線認識装置200は、ステレオ画像入力部201、輝度画像入力部202及び視差画像計算部203を有している。更には、認識候補領域設定部204、路面白線直線部認識部205、路面白線曲線部認識部206、路面白線合成処理部207及び路面白線認識結果出力部208を含んで構成されている。そして、ステレオ画像入力部201には、左右のカメラレンズとセンサとを有するステレオカメラ(不図示)からステレオ画像が入力される。輝度画像入力部202はステレオ画像の左画像又は右画像から輝度画像を入力する。入力されたステレオ画像及び輝度画像は、ステレオカメラのメモリ領域に保存される。視差画像計算部203は、図6に示すように、ステレオ画像入力部201に入力されたステレオ画像を用いて撮影対象が左右画像での結像位置の差である視差値を計算し、その視差値を含む視差画像を算出する。認識候補領域設定部204では、輝度画像入力部202によって入力された輝度画像と視差画像計算部203で計算された視差値を含む視差画像とを用いて、自車両の位置から所定の距離に相当する画面の水平ラインを区画線として2つの認識候補領域に分割して設定する。図7に示すように、1つの認識候補領域は、自車両の位置手前側の、路面白線の直線部がある可能性が高い画像領域である直線部認識候補領域401である。他の認識候補領域は、境界線の曲線部がある可能性が高い画像領域である曲線部認識候補領域402である。
図5のステレオ画像入力部201でステレオ画像を入力する(ステップS101)。具体的には左右のカメラレンズとセンサから2枚のステレオ画像を入力する。図11に示すように左右レンズLとRは、2枚のステレオ画像を入力する。左右レンズにより同じ被写体が左右センサでの結像位置は異なる。そして、図5の輝度画像入力部202はステレオ画像の左画像もしくは右画像から輝度画像を入力する(ステップS102)。入力したステレオ画像や輝度画像はステレオカメラのメモリ領域に保存される。視差画像計算部203はステレオ画像入力部201から入力した図7のようなステレオ画像から、対象画像における左右画像の各結像位置の差である視差値を計算する(ステップS103)。
(態様1)
輝度画像取得手段によって取得した輝度画像と視差計算手段によって計算された視差から取得される視差画像とに基づいて、移動体の位置から所定の距離に相当する画面の水平ラインを区画線として、移動体から近い路面部分が映される画像領域を第1認識候補領域と設定するとともに移動体から遠い路面部分が映される画像領域を第2認識候補領域と設定する認識候補領域設定手段と、抽出したエッジに対して直線近似を行って境界線画像部を認識する第1境界線画像部認識手段と、抽出したエッジに対して曲線近似を行って境界線画像部を認識する第2境界線画像部認識手段と、第1境界線画像部認識手段によって認識された境界線画像部に続く仮想の延長線を基準にして境界線画像部の候補画像部を探索する探索範囲を設定する探索範囲設定手段と、第1境界線画像部認識手段によって認識された境界線画像部と、第2境界線画像部認識手段によって認識された境界線画像部とを連結し、連結した全体の線を境界線画像部として出力する境界線画像部出力手段とを有し、認識候補領域設定手段によって設定される第1認識候補領域では、第1認識候補領域内の輝度画像のエッジを抽出し、抽出したエッジに対して第1境界線画像部認識手段によって直線近似を行って境界線画像部を認識し、認識候補領域設定手段によって設定される第2認識候補領域では、第2認識候補領域内の輝度画像のエッジを抽出し、第1境界線画像部認識手段によって抽出したエッジに対して直線近似を行った結果、境界線画像部を認識できなかったときは、探索範囲設定手段によって設定された探索範囲内の輝度画像のエッジを抽出し、抽出したエッジに対して第2境界線画像部認識手段によって曲線近似を行って境界線画像部を認識する。これによれば、上記実施形態について説明したように、移動面の境界線を認識する際に、自車両に近い路面が映される画像領域の直線部認識候補領域401において白線直線部候補領域403、404での境界線は略直線部とみなせる。このため直線部認識候補領域401において白線直線部候補領域403、404においては、境界線の直線近似によって境界線の直線部を認識できる。一方、自車両から遠い路面が映される画像領域の曲線部認識候補領域402においては、認識されている直線部の仮想の延長線を基準にした探索範囲内でエッジ抽出処理で抽出して曲線近似を行うことで、境界線の曲線部を認識できる。そして、認識された画像上における境界線の直線部と、認識された画像上における境界線の曲線部とを連結し、連結した全体の線を画像上における境界線の認識結果として出力する。これにより、境界線画像と認識結果の境界線画像部とのズレが小さくでき、移動面上の境界線の認識精度を向上させることができる。
(態様2)
(態様1)において、認識候補領域設定手段は、ステレオ撮像手段によって取得したステレオ画像のいずれか一方の撮像画像から抽出した境界線のエッジの部分と境界線を抽出するために近似した境界線の直線部との差分に基づいて第1認識候補領域と第2認識候補領域とに設定する。これによれば、上記実施形態について説明したように、直線部認識候補領域401と曲線部認識候補領域402とに設定することで路面白線の直線部、曲線部を精度高く認識することができる。
(態様3)
(態様1)又は(態様2)において、ステレオ撮像手段によって取得したステレオ画像のいずれか一方の撮像画像から抽出した境界線のエッジの部分と境界線を抽出するために近似した境界線の直線部との差分に基づいた閾値を記憶する記憶手段を有し、認識候補領域設定手段は、記憶手段によって記憶された閾値に基づいて第1認識候補領域と第2認識候補領域とに設定する。これによれば、上記実施形態について説明したように、直線部認識候補領域401と曲線部認識候補領域402とに設定することで路面白線の直線部、曲線部を精度高く認識することができる。
(態様4)
(態様3)において、記憶手段は、ステレオ撮像手段によって取得したステレオ画像のいずれ一方の複数の画像の各々から境界線を抽出するために近似した複数の直線部に基づいた第1認識候補領域に含まれる移動面候補領域を示す情報を記憶し、境界線直線部認識手段は、記憶手段によって記憶された情報によって示される移動面候補領域内において直線部の近似による前記境界線の認識を行う。これによれば、上記実施形態について説明したように、直線部認識候補領域401と曲線部認識候補領域402とに設定することで路面白線の直線部、曲線部を精度高く認識することができる。
(態様5)
(態様1)〜(態様4)のいずれかの移動面境界線認識装置を、移動体が備えている。これによれば、上記実施形態について説明したように、路面白線を精度良く認識して路面白線を越えて走行車線からの逸脱防止を支援する機能などの様々な機能を実現できる。
(態様6)
輝度画像取得工程によって取得した輝度画像と視差計算工程によって計算された視差から取得される視差画像とに基づいて、移動体の位置から所定の距離に相当する画面の水平ラインを区画線として、移動体から近い路面部分が映される画像領域を第1認識候補領域と設定するとともに移動体から遠い路面部分が映される画像領域を第2認識候補領域と設定する認識候補領域設定工程と、抽出したエッジに対して直線近似を行って境界線画像部を認識する第1境界線画像部認識工程と、抽出したエッジに対して曲線近似を行って境界線画像部を認識する第2境界線画像部認識工程と、第1境界線画像部認識工程によって認識された境界線画像部に続く仮想の延長線を基準にして境界線画像部の候補画像部を探索する探索範囲を設定する探索範囲設定工程と、第1境界線画像部認識工程によって認識された境界線画像部と、第2境界線画像部認識工程によって認識された境界線画像部とを連結し、連結した全体の線を境界線画像部として出力する境界線画像部出力工程とを有し、認識候補領域設定工程によって設定される第1認識候補領域では、第1認識候補領域内の輝度画像のエッジを抽出し、抽出したエッジに対して第1境界線画像部認識工程によって直線近似を行って境界線画像部を認識し、認識候補領域設定工程によって設定される第2認識候補領域では、第2認識候補領域内の輝度画像のエッジを抽出し、第1境界線画像部認識工程によって抽出したエッジに対して直線近似を行った結果、境界線画像部を認識できなかったときは、探索範囲設定工程によって設定された探索範囲内の輝度画像のエッジを抽出し、抽出したエッジに対して第2境界線画像部認識工程によって曲線近似を行って境界線画像部を認識する。これによれば、上記実施形態について説明したように、境界線画像と認識結果の境界線画像部とのズレが小さくでき、移動面上の境界線の認識精度を向上させることができる。
(態様7)
輝度画像取得工程によって取得した輝度画像と視差計算工程によって計算された視差から取得される視差画像とに基づいて、移動体の位置から所定の距離に相当する画面の水平ラインを区画線として、移動体から近い路面部分が映される画像領域を第1認識候補領域と設定するとともに移動体から遠い路面部分が映される画像領域を第2認識候補領域と設定する認識候補領域設定工程と、抽出したエッジに対して直線近似を行って境界線画像部を認識する第1境界線画像部認識工程と、抽出したエッジに対して曲線近似を行って境界線画像部を認識する第2境界線画像部認識工程と、第1境界線画像部認識工程によって認識された境界線画像部に続く仮想の延長線を基準にして境界線画像部の候補画像部を探索する探索範囲を設定する探索範囲設定工程と、第1境界線画像部認識工程によって認識された境界線画像部と、第2境界線画像部認識工程によって認識された境界線画像部とを連結し、連結した全体の線を境界線画像部として出力する境界線画像部出力工程とを有し、認識候補領域設定工程によって設定される第1認識候補領域では、第1認識候補領域内の輝度画像のエッジを抽出し、抽出したエッジに対して第1境界線画像部認識工程によって直線近似を行って境界線画像部を認識し、認識候補領域設定工程によって設定される第2認識候補領域では、第2認識候補領域内の輝度画像のエッジを抽出し、第1境界線画像部認識工程によって抽出したエッジに対して直線近似を行った結果、境界線画像部を認識できなかったときは、探索範囲設定工程によって設定された探索範囲内の輝度画像のエッジを抽出し、抽出したエッジに対して第2境界線画像部認識工程によって曲線近似を行って境界線画像部を認識することをコンピュータによって実行させる。これによれば、上記実施形態について説明したように、境界線画像と認識結果の境界線画像部とのズレが小さくでき、移動面上の境界線の認識精度を向上させることができる。このプログラムは、CD−ROM等の記録媒体に記録された状態で配布したり、入手したりすることができる。また、このプログラムを乗せ、所定の送信装置により送信された信号を、公衆電話回線や専用線、その他の通信網等の伝送媒体を介して配信したり、受信したりすることでも、配布、入手が可能である。この配信の際、伝送媒体中には、コンピュータプログラムの少なくとも一部が伝送されていればよい。すなわち、コンピュータプログラムを構成するすべてのデータが、一時に伝送媒体上に存在している必要はない。このプログラムを乗せた信号とは、コンピュータプログラムを含む所定の搬送波に具現化されたコンピュータデータ信号である。また、所定の送信装置からコンピュータプログラムを送信する送信方法には、プログラムを構成するデータを連続的に送信する場合も、断続的に送信する場合も含まれる。
201 ステレオ画像入力部
202 輝度画像入力部
203 視差画像計算部
204 認識候補領域設定部
205 路面白線直線部認識部
206 路面白線曲線部認識部
207 路面白線合成処理部
208 路面白線認識結果出力部
401 直線部認識候補領域
402 曲線部認識候補領域
403 白線候補領域
404 白線候補領域
405 白線直線部
406 白線直線部
407 延長線
408 延長線
409 探索範囲
410 探索範囲
411 探索範囲
412 探索範囲
413 白線曲線部
414 白線曲線部
Claims (7)
- 移動面上を移動する移動体に搭載されたステレオ撮像手段によって取得される前記移動体の前方の画像から、前記移動体が移動する移動面上の境界線に対応する境界線画像部の認識を行う移動面境界線認識装置であって、前記ステレオ撮像手段により前記移動体の前方のステレオ画像のいずれか一方の撮像画像から輝度画像を取得する輝度画像取得手段と、前記ステレオ画像に基づいて視差を計算する視差計算手段とを備える移動面境界線認識装置において、
前記輝度画像取得手段によって取得した輝度画像と前記視差計算手段によって計算された視差から取得される視差画像とに基づいて、前記移動体の位置から所定の距離に相当する画面の水平ラインを区画線として、前記移動体から近い路面部分が映される画像領域を第1認識候補領域と設定するとともに前記移動体から遠い路面部分が映される画像領域を第2認識候補領域と設定する認識候補領域設定手段と、
抽出したエッジに対して直線近似を行って前記境界線画像部を認識する第1境界線画像部認識手段と、
抽出したエッジに対して曲線近似を行って前記境界線画像部を認識する第2境界線画像部認識手段と、
前記第1境界線画像部認識手段によって認識された前記境界線画像部に続く仮想の延長線を基準にして前記境界線画像部の候補画像部を探索する探索範囲を設定する探索範囲設定手段と、
前記第1境界線画像部認識手段によって認識された前記境界線画像部と、前記第2境界線画像部認識手段によって認識された前記境界線画像部とを連結し、連結した全体の線を前記境界線画像部として出力する境界線画像部出力手段とを有し、
前記認識候補領域設定手段によって設定される前記第1認識候補領域では、前記第1認識候補領域内の輝度画像のエッジを抽出し、抽出したエッジに対して前記第1境界線画像部認識手段によって直線近似を行って前記境界線画像部を認識し、
前記認識候補領域設定手段によって設定される前記第2認識候補領域では、前記第2認識候補領域内の輝度画像のエッジを抽出し、前記第1境界線画像部認識手段によって抽出したエッジに対して直線近似を行った結果、前記境界線画像部を認識できなかったときは、前記探索範囲設定手段によって設定された前記探索範囲内の輝度画像のエッジを抽出し、抽出したエッジに対して前記第2境界線画像部認識手段によって曲線近似を行って前記境界線画像部を認識することを特徴とする移動面境界線認識装置。 - 請求項1記載の移動面境界線認識装置において、
前記認識候補領域設定手段は、前記ステレオ撮像手段によって取得したステレオ画像のいずれか一方の撮像画像から抽出した前記境界線のエッジの部分と前記境界線を抽出するために近似した直線の前記境界線画像部との差分に基づいて前記第1認識候補領域と前記第2認識候補領域とに設定することを特徴とする移動面領域境界線認識装置。 - 請求項1又は2に記載の移動面境界線認識装置において、
前記ステレオ撮像手段によって取得したステレオ画像のいずれか一方の撮像画像から抽出した前記境界線のエッジの部分と前記境界線を抽出するために近似した直線の前記境界線画像部との差分に基づいた閾値を記憶する記憶手段を有し、前記認識候補領域設定手段は、前記記憶手段によって記憶された前記閾値に基づいて前記第1認識候補領域と前記第2認識候補領域とに設定することを特徴とする移動面境界線認識装置。 - 請求項3記載の移動面境界線認識装置において、
前記記憶手段は、前記ステレオ撮像手段によって取得したステレオ画像のいずれか一方の複数の画像の各々から前記境界線を抽出するために近似した複数の直線の前記境界線画像部に基づいた前記第1認識候補領域に含まれる移動面候補領域を示す情報を記憶し、前記境界線直線部認識手段は、前記記憶手段によって記憶された情報によって示される前記移動面候補領域内において直線近似による前記境界線画像部の認識を行うことを特徴とする移動面境界線認識装置。 - 請求項1〜4のいずれかに記載の移動面境界線認識装置を備えたことを特徴とする移動体。
- 移動面上を移動する移動体に搭載されたステレオ撮像手段によって取得される前記移動体の前方の画像から、前記移動体が移動する移動面上の境界線に対応する境界線画像部の認識を行う移動面境界線認識方法であって、前記ステレオ撮像手段により前記移動体の前方のステレオ画像のいずれか一方の撮像画像から輝度画像を取得する輝度画像取得工程と、前記ステレオ画像に基づいて視差を計算する視差計算工程とを有する移動面境界線認識方法において、
前記輝度画像取得工程によって取得した輝度画像と前記視差計算工程によって計算された視差から取得される視差画像とに基づいて、前記移動体の位置から所定の距離に相当する画面の水平ラインを区画線として、前記移動体から近い路面部分が映される画像領域を第1認識候補領域と設定するとともに前記移動体から遠い路面部分が映される画像領域を第2認識候補領域と設定する認識候補領域設定工程と、
抽出したエッジに対して直線近似を行って前記境界線画像部を認識する第1境界線画像部認識工程と、
抽出したエッジに対して曲線近似を行って前記境界線画像部を認識する第2境界線画像部認識工程と、
前記第1境界線画像部認識工程によって認識された前記境界線画像部に続く仮想の延長線を基準にして前記境界線画像部の候補画像部を探索する探索範囲を設定する探索範囲設定工程と、
前記第1境界線画像部認識工程によって認識された前記境界線画像部と、前記第2境界線画像部認識工程によって認識された前記境界線画像部とを連結し、連結した全体の線を前記境界線画像部として出力する境界線画像部出力工程とを有し、
前記認識候補領域設定工程によって設定される前記第1認識候補領域では、前記第1認識候補領域内の輝度画像のエッジを抽出し、抽出したエッジに対して前記第1境界線画像部認識工程によって直線近似を行って前記境界線画像部を認識し、
前記認識候補領域設定工程によって設定される前記第2認識候補領域では、前記第2認識候補領域内の輝度画像のエッジを抽出し、前記第1境界線画像部認識工程によって抽出したエッジに対して直線近似を行った結果、前記境界線画像部を認識できなかったときは、前記探索範囲設定工程によって設定された前記探索範囲内の輝度画像のエッジを抽出し、抽出したエッジに対して前記第2境界線画像部認識工程によって曲線近似を行って前記境界線画像部を認識することを特徴とする移動面境界線認識方法。 - 移動面上を移動する移動体に搭載されたステレオ撮像手段によって取得される前記移動体の前方の画像から、前記移動体が移動する移動面上の境界線に対応する境界線画像部の認識を行い、前記ステレオ撮像手段により前記移動体の前方のステレオ画像のいずれか一方の撮像画像から輝度画像を取得する輝度画像取得工程と、前記ステレオ画像に基づいて視差を計算する視差計算工程とをコンピュータによって実行させるための移動面境界線認識用プログラムにおいて、
前記輝度画像取得工程によって取得した輝度画像と前記視差計算工程によって計算された視差から取得される視差画像とに基づいて、前記移動体の位置から所定の距離に相当する画面の水平ラインを区画線として、前記移動体から近い路面部分が映される画像領域を第1認識候補領域と設定するとともに前記移動体から遠い路面部分が映される画像領域を第2認識候補領域と設定する認識候補領域設定工程と、
抽出したエッジに対して直線近似を行って前記境界線画像部を認識する第1境界線画像部認識工程と、
抽出したエッジに対して曲線近似を行って前記境界線画像部を認識する第2境界線画像部認識工程と、
前記第1境界線画像部認識工程によって認識された前記境界線画像部に続く仮想の延長線を基準にして前記境界線画像部の候補画像部を探索する探索範囲を設定する探索範囲設定工程と、
前記第1境界線画像部認識工程によって認識された前記境界線画像部と、前記第2境界線画像部認識工程によって認識された前記境界線画像部とを連結し、連結した全体の線を前記境界線画像部として出力する境界線画像部出力工程とを有し、
前記認識候補領域設定工程によって設定される前記第1認識候補領域では、前記第1認識候補領域内の輝度画像のエッジを抽出し、抽出したエッジに対して前記第1境界線画像部認識工程によって直線近似を行って前記境界線画像部を認識し、
前記認識候補領域設定工程によって設定される前記第2認識候補領域では、前記第2認識候補領域内の輝度画像のエッジを抽出し、前記第1境界線画像部認識工程によって抽出したエッジに対して直線近似を行った結果、前記境界線画像部を認識できなかったときは、前記探索範囲設定工程によって設定された前記探索範囲内の輝度画像のエッジを抽出し、抽出したエッジに対して前記第2境界線画像部認識工程によって曲線近似を行って前記境界線画像部を認識することをコンピュータによって実行させることを特徴とする移動面境界線認識用プログラム。
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