JP6198113B2 - 対象物認識装置、機器制御システム、車両、対象物認識方法及び対象物認識用プログラム - Google Patents
対象物認識装置、機器制御システム、車両、対象物認識方法及び対象物認識用プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6198113B2 JP6198113B2 JP2013114968A JP2013114968A JP6198113B2 JP 6198113 B2 JP6198113 B2 JP 6198113B2 JP 2013114968 A JP2013114968 A JP 2013114968A JP 2013114968 A JP2013114968 A JP 2013114968A JP 6198113 B2 JP6198113 B2 JP 6198113B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recognition
- recognition candidate
- candidate area
- parallax
- image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06V—IMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
- G06V20/00—Scenes; Scene-specific elements
- G06V20/50—Context or environment of the image
- G06V20/56—Context or environment of the image exterior to a vehicle by using sensors mounted on the vehicle
- G06V20/58—Recognition of moving objects or obstacles, e.g. vehicles or pedestrians; Recognition of traffic objects, e.g. traffic signs, traffic lights or roads
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
- Image Analysis (AREA)
- Image Processing (AREA)
Description
図1に示す車載機器制御システムは、走行する自車両100の進行方向前方領域を撮像領域として撮像する撮像手段としての撮像ユニット101が設けられている。この撮像ユニット101は、例えば、自車両100のフロントガラス103のルームミラー(図示せず)付近に設置される。撮像ユニット101の撮像によって得られる撮像画像データ等の各種データは、画像処理手段としての画像解析ユニット102に入力される。画像解析ユニット102は、撮像ユニット101から送信されてくるデータを解析して、自車両100の前方に存在する他車両の位置、方角、距離を算出したり、撮像領域内に存在する路面上の白線等の車線境界線等を検出したりする。他車両の検出では、視差画像に基づいて路面上の対象物を車両として検出する。
撮像ユニット101は、2つの撮像部110A,110Bを備えたステレオカメラであり、2つの撮像部110A,110Bの構成は同一のものである。各撮像部110A,110Bは、それぞれ、撮像レンズ111A,111Bと、撮像素子が2次元配置された画像センサ112A,112Bと、画像センサ112A,112Bが設けられたセンサ基板113A,113Bと、センサ基板113A,113Bから出力されるアナログ電気信号(画像センサ112A,112B上の各受光素子が受光した受光量)をデジタル電気信号に変換した撮像画像データを生成して出力する信号処理部114A,114Bとから構成されている。撮像ユニット101からは、輝度画像データが出力される。
画像センサ112A,112Bは、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などを用いたイメージセンサであり、その撮像素子(受光素子)にはフォトダイオード112aを用いている。フォトダイオード112aは、撮像画素ごとに2次元的にアレイ配置されており、フォトダイオード112aの集光効率を上げるために、各フォトダイオード112aの入射側にはマイクロレンズ112bが設けられている。この画像センサ112A,112Bがワイヤボンディングなどの手法によりPWB(printed wiring board)に接合されてセンサ基板113A,113Bが形成されている。
図4は、図2における処理ハードウェア部120及び画像解析ユニット102によって実現される本実施形態の対象物認識装置の構成を示すブロック図である。同図において、本実施形態の対象物認識装置200は、ステレオ画像入力部201、輝度画像入力部202、視差画像演算部203、認識候補領域検出部204、認識用辞書205、対象物認識部206及び対象物認識結果出力部207を含んで構成されている。ステレオ画像入力部201には、撮像レンズ及び画像センサを有する撮像部を左右それぞれに備えるステレオカメラ(不図示)からステレオ画像が入力される。輝度画像入力部202には、ステレオ画像の左画像又は右画像である輝度画像がステレオ画像入力部201から入力される。入力されたステレオ画像や輝度画像はステレオカメラのメモリ130に保存される。視差画像演算部203は、ステレオ画像入力部201に入力されたステレオ画像を用いて、撮影対象が左右画像での結像位置の差である視差を計算する。認識候補領域検出部204は、輝度画像入力部202に入力された輝度画像を用いて、前方の撮像画角方向に存在する認識対象物の認識候補領域を検出する。認識用辞書205は、SVM(Support Vector Machine)などの機械学習方法で、事前に対象物認識の画像サンプル学習データを用いて作成される。この認識用辞書205は、認識対象物毎に別々に作成される。対象物認識部206は、認識処理を行う。対象物認識部206は、対象物候補を認識するとき、認識用辞書を用いて認識を行う。対象物認識結果出力部207は認識対象物の認識結果を出力する。
図4のステレオ画像入力部201に、ステレオ画像が入力される(ステップS101)。具体的には、ステレオカメラからステレオ画像を入力する。図6はステレオ画像の例を示す。ステレオ画像においての同じ被写体が左右の画像センサで異なる結像位置に結像されている。そして、図4の輝度画像入力部202によってステレオ画像のうち、左画像もしくは右画像のいずれかの輝度画像を入力する(ステップS102)。入力されたステレオ画像や輝度画像はステレオカメラのメモリに保存される。視差画像演算部203は、ステレオ画像入力部201に入力されたステレオ画像を用いて、対象画像における左右画像の各結像位置の差である視差値を計算する(ステップS103)。具体的には、左右の撮像レンズによって結像されたステレオ画像の同じ部分について、ブロックマッチング法によって視差値を画素値とした視差画像を計算する。ブロックマッチング法とは、左右画像をブロックで分割し、左右画像でのブロックの類似度が一番大きいとき、ブロックがマッチングした部分から視差値を求める方法である。例えば、1280×960画素の画像に対して5×5サイズのブロックで分割する。そして、各ブロックを用いて視差値を求める。ブロックサイズの最適値は実験で調整して設定する。図7に示す例において、被写体上にあるO点に対する左右画像での結像位置は、結像中心からの距離はΔ1とΔ2である。このため、その視差Δは、Δ=Δ1+Δ2として計算される。認識候補領域検出部204は、輝度画像入力部202に入力された輝度画像を用いて、車や歩行者などの認識対象物の認識候補領域を検出する(ステップS104)。対象物認識部206は、輝度画像から検出された認識候補領域の視差平均値を計算する(ステップS105)。対象物認識部206は、視差平均値から認識候補領域とステレオカメラとの距離を計算する(ステップS106)。対象物認識部206は、ステレオカメラからの距離と認識候補領域の画面上の大きさとを用いて、認識候補領域の実の大きさを計算する(ステップS107)。対象物認識部206は、認識候補領域の実の大きさと、認識候補領域に対応するサイズ閾値範囲とを比較する(ステップS108)。対象物認識部206は、認識候補領域の実の大きさがサイズ閾値範囲内であれば(ステップS108:YES)、輝度画像による認識処理を行い、対象物認識結果を出力する(ステップS109)。対象物認識部206は、認識候補領域の実の大きさがサイズ閾値範囲内でなければ(ステップS108:NO)、認識候補領域を、誤検出の認識候補領域として検出した認識候補領域のリスト中から削除する(ステップS110)。
はじめに、認識対象物の認識を行うために、図8に示すように、撮像画像において対象物の画像に合わせて矩形ブロックを設定する。矩形の左上の座標(Xs,Ys)と右下の座標(Xe,Ye)とによって、矩形ブロックの撮像画像での位置及び矩形ブロックの大きさが定まる。そして、サイズの大きい矩形ブロック1を用いて撮像画面を走査して矩形ブロック1の大きさと対象物の画像の大きさとがほぼ合う対象物の画像を抽出し、その抽出した各対象物の画像に矩形ブロック1をそれぞれ設定する。その設定が終わったら次に小さい矩形ブロック2を用いて撮像画面を走査して矩形ブロック2の大きさと対象物の画像の大きさとがほぼ合う対象物の画像を抽出し、その抽出した各対象物の画像に矩形ブロック2をそれぞれ設定する。このようにして、対象物の画像に合わせて矩形ブロックが設定される。この矩形ブロックは認識候補領域に相当するものである。
ここで、狙いの認識対象物を認識するための認識用辞書について説明する。図9に示すように、矩形ブロック300内にある、白色の画素のみで構成されている矩形領域301と、図中斜線で示した黒色の画素のみで構成されている矩形領域302に基づいて、評価対象の矩形ブロック内の特徴量を計算する。矩形ブロック300内にある矩形領域301の白画素値と矩形領域302の黒画素値との、評価対象の矩形ブロック内の画素との差分を求め、その絶対値の合計値を矩形ブロック領域内の特徴量h(x)とする。図9に示す、A、B、C、Dの4つの特徴パターンは、ほぼあらゆる物体の特徴に相当するパターンである。Aの特徴パターンは、矩形領域301と矩形領域302とが左右に隣り合って位置し、かつ、矩形ブロック300の中心からみて左上に位置している。Bの特徴パターンは、矩形領域301と矩形領域302とが上下に隣り合って位置し、かつ、矩形ブロック300の中心からみて右上に位置している。Cの特徴パターンは、矩形領域302が2つの矩形領域301で隣り合って挟持されて位置し、かつ、矩形ブロック300の中心からみて上側に位置している。そして、Dの特徴パターンは、2つの矩形領域301と2つの矩形領域302とがそれぞれ対角に位置し、かつ、矩形ブロック300の中心からみて左側に位置している。そして、下記の式(1)に示すような評価関数により、各認識候補領域における重付け評価値f(x)を計算する。矩形ブロックt(=1〜T(Tは評価に用いるパターンの数))内の特徴量ht(x)を計算して、矩形ブロック毎に付された重み係数αtを乗算して特徴量の重付け評価値f(x)を計算する。ここで、特徴量ht(x)と重み係数αtは、認識対象物の画像に対して、学習データを集め、その学習データによって学習させて求める。上述の特徴パターンA〜Dに対して重付け評価値を計算して、計算した重付け評価値に基づいて特徴パターンと重み係数の組を認識用辞書に記憶しておく。
Δ:f=D:Z (2)
Z=D*f/Δ (3)
S:Z=s:f (4)
S=s*Z/f (5)
Wmin<Ws<Wmax (6)
Hmin<Hs<Hmax (7)
(態様1)
前方を撮像手段によって撮像した撮像画像に基づいて前方に存在する認識対象物を認識する対象物認識装置において、ステレオ撮像手段によって撮像した前方のステレオ画像の左右いずれか一方の撮像画像の輝度画像に基づいて認識候補領域を検出する認識候補領域検出手段と、該認識候補領域検出手段によって検出された認識候補領域の視差をステレオ画像の左右両方の画像に基づいて計算する視差計算手段と、該視差計算手段によって計算された認識候補領域の視差に基づいて、予め記憶されている認識候補領域の特徴の閾値範囲内である認識候補領域を、認識候補領域検出手段によって検出された認識候補領域の中から抽出し、抽出した認識候補領域に含まれている認識対象物を認識する対象物認識手段とを有する。これによれば、上記実施形態について説明したように、認識候補領域検出部204によって、ステレオカメラから得られた輝度画像を用いて物体が存在する認識候補領域を検出する。視差画像演算部203によってステレオ画像の左右両方の画像に基づいて認識候補領域の視差を計算する。認識候補領域の視差が計算できれば、既知のステレオ撮像手段の焦点距離及び左右のレンズ間の距離により、認識候補領域の位置とステレオ撮像手段との間の距離が計算できる。そして、認識候補領域の位置とステレオ撮像手段との間の距離が計算できれば、認識候補領域の大きさを測定して認識候補領域の実の大きさが計算できる。この認識候補領域の実の大きさに基づいて、認識候補領域に含まれている対象物が障害物にならないものであれば、当該認識候補領域は認識対象から排除できる。そして、対象物認識部206によって、残った認識候補領域の認識対象物を認識する。この結果、自車両走行に対するまさに障害物になる認識対象物の認識処理が遅れることが減る。また、抽出した認識候補領域に含まれている認識対象物に対して認識対象物の認識を行う。この結果、類似する認識対象物以外の対象物を予め排除していることにより、誤認識の発生を抑制できる。
(態様2)
(態様1)において、対象物認識手段は、視差計算手段によって計算された認識候補領域の視差の平均値を算出し、算出した視差平均値を用いてステレオ撮像手段から認識候補領域検出手段によって検出された認識候補領域までの距離及び当該認識候補領域の大きさを算出し、距離に対応する認識候補領域の実の大きさが予め記憶されている認識候補領域の特徴の閾値範囲内である認識候補領域を、認識候補領域検出手段によって検出された認識候補領域の中から抽出する。これによれば、上記実施形態について説明したように、認識候補領域の視差の平均を計算する。認識候補領域の視差平均値が計算できれば、既知のステレオ撮像手段の焦点距離及び左右のレンズ間の距離により、認識候補領域の位置とステレオ撮像手段との間の距離が計算できる。そして、認識候補領域の位置とステレオ撮像手段との間の距離が計算できれば、認識候補領域の大きさを測定して認識候補領域の実の大きさが計算できる。計算できた認識候補領域の実の大きさに基づいて、認識候補領域に含まれている対象物が障害物にならないものであれば、当該認識候補領域は認識対象から排除できる。そして、対象物認識部206によって、残った認識候補領域の認識対象物を認識する。この結果、自車両走行に対するまさに障害物になる認識対象物の認識処理が遅れることが減る。また、抽出した認識候補領域に含まれている認識対象物に対して認識対象物の認識を行う。この結果、類似する認識対象物以外の対象物を予め排除していることにより、誤認識の発生を抑制できる。
(態様3)
前方を撮像手段によって撮像した撮像画像に基づいて前方に存在する認識対象物を認識する対象物認識方法において、ステレオ撮像手段によって撮像した前方のステレオ画像の左右いずれか一方の撮像画像の輝度画像に基づいて認識候補領域を検出する認識候補領域検出工程と、該認識候補領域検出工程によって検出された認識候補領域の視差をステレオ画像の左右両方の画像に基づいて計算する視差計算工程と、該視差計算工程によって計算された認識候補領域の視差に基づいて、予め記憶されている認識候補領域の特徴の閾値範囲内である認識候補領域を、認識候補領域検出工程によって検出された認識候補領域の中から抽出し、抽出した認識候補領域に含まれている認識対象物を認識する対象物認識工程とを有する。これによれば、上記実施形態について説明したように、障害物になる認識対象物の認識処理を早くすることができ、誤認識の発生を抑制できる。
(態様4)
(態様3)において、対象物認識工程は、視差計算工程によって計算された認識候補領域の視差の平均値を算出し、算出した視差平均値を用いてステレオ撮像手段から対象物までの距離及び対象物の大きさを算出し、距離に対応する対象物の大きさが閾値範囲内であるか否かによって認識対象物に対応する認識候補領域を検出する。これによれば、上記実施形態について説明したように、認識候補領域の視差の平均を計算する。認識候補領域の視差平均値が計算できれば、既知のステレオ撮像手段の焦点距離及び左右のレンズ間の距離により、認識候補領域の位置とステレオ撮像手段との間の距離が計算できる。そして、認識候補領域の位置とステレオ撮像手段との間の距離が計算できれば、認識候補領域の大きさを測定して認識候補領域の実の大きさが計算できる。計算できた認識候補領域の実の大きさに基づいて、認識候補領域に含まれている対象物が障害物にならないものであれば、当該認識候補領域は認識対象から排除できる。そして、対象物認識部206によって、残った認識候補領域の認識対象物を認識する。この結果、自車両走行に対するまさに障害物になる認識対象物の認識処理が遅れることが減る。また、抽出した認識候補領域に含まれている認識対象物に対して認識対象物の認識を行う。この結果、類似する認識対象物以外の対象物を予め排除していることにより、誤認識の発生を抑制できる。
(態様5)
前方を撮像手段によって撮像した撮像画像に基づいて前方に存在する対象物を認識する工程をコンピュータによって実行させるための対象物認識用プログラムにおいて、ステレオ撮像手段によって撮像した前方のステレオ画像の左右いずれか一方の撮像画像の輝度画像に基づいて認識候補領域を検出する認識候補領域検出工程と、該認識候補領域検出工程によって検出された認識候補領域を示す画像の視差をステレオ画像の左右両方の画像に基づいて計算する視差計算工程と、該視差計算工程によって計算された認識候補領域を示す画像の視差を含む視差画像に基づいて、予め記憶されている認識候補領域の特徴の閾値範囲内である認識候補領域を、認識候補領域検出工程によって検出された認識候補領域の中から抽出し、抽出した認識候補領域に含まれている認識対象物を認識する対象物認識工程とをコンピュータに実行させる。これによれば、上記実施形態について説明したように、障害物になる認識対象物の認識処理を早くすることができ、誤認識の発生を抑制できる。このプログラムは、CD−ROM等の記録媒体に記録された状態で配布したり、入手したりすることができる。また、このプログラムを乗せ、所定の送信装置により送信された信号を、公衆電話回線や専用線、その他の通信網等の伝送媒体を介して配信したり、受信したりすることでも、配布、入手が可能である。この配信の際、伝送媒体中には、コンピュータプログラムの少なくとも一部が伝送されていればよい。すなわち、コンピュータプログラムを構成するすべてのデータが、一時に伝送媒体上に存在している必要はない。このプログラムを乗せた信号とは、コンピュータプログラムを含む所定の搬送波に具現化されたコンピュータデータ信号である。また、所定の送信装置からコンピュータプログラムを送信する送信方法には、プログラムを構成するデータを連続的に送信する場合も、断続的に送信する場合も含まれる。
101 撮像ユニット
102 画像解析ユニット
103 フロントガラス
104 車両走行制御ユニット
200 対象物認識装置
201 ステレオ画像入力部
202 輝度画像入力部
203 視差画像演算部
204 認識候補領域検出部
205 認識用辞書
206 対象物認識部
207 対象物認識結果出力部
Claims (7)
- 撮像手段によって撮像した撮像画像に基づいて認識対象物を認識する対象物認識装置において、
ステレオ撮像手段によって撮像したステレオ画像の左右いずれか一方の撮像画像の輝度画像に基づいて矩形の認識候補領域を検出する認識候補領域検出手段と、
該認識候補領域検出手段によって検出された矩形の認識候補領域の視差を前記ステレオ画像の左右両方の画像に基づいて計算する視差計算手段と、
該視差計算手段によって計算された認識候補領域の視差に基づいて、実の高さ及び幅が予め記憶されている認識候補領域の特徴の閾値範囲内である認識候補領域を、前記認識候補領域検出手段によって検出された矩形の認識候補領域の中から抽出し、抽出した矩形の認識候補領域に含まれている認識対象物を認識する対象物認識手段と
を有することを特徴とする対象物認識装置。 - 請求項1記載の対象物認識装置において、
前記対象物認識手段は、前記視差計算手段によって計算された認識候補領域の視差の平均値を算出し、算出した視差平均値を用いて前記ステレオ撮像手段から前記認識候補領域検出手段によって検出された矩形の認識候補領域までの距離及び当該認識候補領域の大きさを算出し、距離に対応する矩形の認識候補領域の実の大きさが予め記憶されている認識候補領域の特徴の閾値範囲内である認識候補領域を、前記認識候補領域検出手段によって検出された矩形の認識候補領域の中から抽出することを特徴とする対象物認識装置。 - 請求項1または2に記載の対象物認識装置を備えることを特徴とする機器制御システム。
- 請求項1または2に記載の対象物認識装置を備えることを特徴とする車両。
- 撮像手段によって撮像した撮像画像に基づいて認識対象物を認識する対象物認識方法において、
ステレオ撮像手段によって撮像したステレオ画像の左右いずれか一方の撮像画像の輝度画像に基づいて矩形の認識候補領域を検出する認識候補領域検出工程と、
該認識候補領域検出工程によって検出された矩形の認識候補領域の視差を前記ステレオ画像の左右両方の画像に基づいて計算する視差計算工程と、
該視差計算工程によって計算された認識候補領域の視差に基づいて、実の高さ及び幅が予め記憶されている認識候補領域の特徴の閾値範囲内である認識候補領域を、前記認識候補領域検出工程によって検出された矩形の認識候補領域の中から抽出し、抽出した矩形の認識候補領域に含まれている認識対象物を認識する対象物認識工程と
を有することを特徴とする対象物認識方法。 - 請求項5記載の対象物認識方法において、
前記対象物認識工程は、前記視差計算工程によって計算された認識候補領域の視差の平均値を算出し、算出した視差平均値を用いて前記ステレオ撮像手段から前記認識候補領域検出工程によって検出された矩形の認識候補領域までの距離及び当該認識候補領域の大きさを算出し、距離に対応する矩形の認識候補領域の実の大きさが予め記憶されている認識候補領域の特徴の閾値範囲内である認識候補領域を、前記認識候補領域検出工程によって検出された矩形の認識候補領域の中から抽出することを特徴とする対象物認識方法。 - 撮像手段によって撮像した撮像画像に基づいて認識対象物を認識する工程をコンピュータによって実行させるための対象物認識用プログラムにおいて、
ステレオ撮像手段によって撮像したステレオ画像の左右いずれか一方の撮像画像の輝度画像に基づいて矩形の認識候補領域を検出する認識候補領域検出工程と、
該認識候補領域検出工程によって検出された矩形の認識候補領域の視差を前記ステレオ画像の左右両方の画像に基づいて計算する視差計算工程と、
該視差計算工程によって計算された認識候補領域の視差に基づいて、実の高さ及び幅が予め記憶されている認識候補領域の特徴の閾値範囲内である認識候補領域を、前記認識候補領域検出工程によって検出された矩形の認識候補領域の中から抽出し、抽出した矩形の認識候補領域に含まれている認識対象物を認識する対象物認識工程と
を前記コンピュータに実行させることを特徴とする対象物認識用プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013114968A JP6198113B2 (ja) | 2012-06-01 | 2013-05-31 | 対象物認識装置、機器制御システム、車両、対象物認識方法及び対象物認識用プログラム |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012126416 | 2012-06-01 | ||
JP2012126416 | 2012-06-01 | ||
JP2013076963 | 2013-04-02 | ||
JP2013076963 | 2013-04-02 | ||
JP2013114968A JP6198113B2 (ja) | 2012-06-01 | 2013-05-31 | 対象物認識装置、機器制御システム、車両、対象物認識方法及び対象物認識用プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014211854A JP2014211854A (ja) | 2014-11-13 |
JP6198113B2 true JP6198113B2 (ja) | 2017-09-20 |
Family
ID=48578799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013114968A Active JP6198113B2 (ja) | 2012-06-01 | 2013-05-31 | 対象物認識装置、機器制御システム、車両、対象物認識方法及び対象物認識用プログラム |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8977006B2 (ja) |
EP (1) | EP2669846B1 (ja) |
JP (1) | JP6198113B2 (ja) |
CN (1) | CN103448650B (ja) |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6467776B2 (ja) * | 2014-03-13 | 2019-02-13 | 株式会社リコー | 測距システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
JP6313646B2 (ja) | 2014-04-24 | 2018-04-18 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 外界認識装置 |
JP6459443B2 (ja) | 2014-11-28 | 2019-01-30 | 株式会社リコー | 検知装置、検知システム、検知方法及びプログラム |
JP6434834B2 (ja) * | 2015-03-19 | 2018-12-05 | 株式会社日立ソリューションズ | 検査対象物抽出装置、及び検査対象物抽出方法 |
CN106483577B (zh) * | 2015-09-01 | 2019-03-12 | 中国航天科工集团第四研究院指挥自动化技术研发与应用中心 | 一种光学探测装置 |
CN108473985A (zh) * | 2015-11-17 | 2018-08-31 | 柏尔科学公司 | 用于减少接头-二聚体形成的方法和试剂盒 |
CN105427315B (zh) * | 2015-11-24 | 2020-03-20 | 上海伟世通汽车电子系统有限公司 | 数字仪表图像位置测试方法及装置 |
EP3422289A4 (en) | 2016-02-23 | 2019-02-27 | Ricoh Company, Ltd. | IMAGE PROCESSING DEVICE, IMAGING DEVICE, MOBILE ENTITY DEVICE CONTROL SYSTEM, IMAGE PROCESSING METHOD, AND PROGRAM |
JP6512164B2 (ja) * | 2016-04-22 | 2019-05-15 | 株式会社デンソー | 物体検出装置、物体検出方法 |
WO2017206152A1 (zh) * | 2016-06-02 | 2017-12-07 | 深圳市锐明技术股份有限公司 | 车辆人员的统计方法及装置 |
JP2018136803A (ja) * | 2017-02-23 | 2018-08-30 | 株式会社日立製作所 | 画像認識システム |
US11107231B2 (en) | 2017-03-22 | 2021-08-31 | Nec Corporation | Object detection device, object detection method, and object detection program |
CN110678872A (zh) * | 2017-04-04 | 2020-01-10 | 罗伯特·博世有限公司 | 通过使用神经网络图像处理的、作为3d限界框的直接载具检测 |
KR102545105B1 (ko) * | 2018-10-10 | 2023-06-19 | 현대자동차주식회사 | 차량용 허위 타겟 판별 장치 및 그의 허위 타겟 판별 방법과 그를 포함하는 차량 |
US10817777B2 (en) * | 2019-01-31 | 2020-10-27 | StradVision, Inc. | Learning method and learning device for integrating object detection information acquired through V2V communication from other autonomous vehicle with object detection information generated by present autonomous vehicle, and testing method and testing device using the same |
CN110008951B (zh) * | 2019-03-14 | 2020-12-15 | 深兰科技(上海)有限公司 | 一种目标检测方法及装置 |
Family Cites Families (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4100823B2 (ja) * | 1999-05-27 | 2008-06-11 | 本田技研工業株式会社 | 物体判定装置 |
JP2001101415A (ja) * | 1999-09-29 | 2001-04-13 | Fujitsu Ten Ltd | 画像認識装置および画像処理装置 |
JP2001338302A (ja) * | 2000-05-29 | 2001-12-07 | Nikon Corp | 監視装置 |
JP4460782B2 (ja) * | 2001-01-10 | 2010-05-12 | セコム株式会社 | 侵入監視装置 |
JP3764086B2 (ja) * | 2001-10-29 | 2006-04-05 | 本田技研工業株式会社 | 車両用情報提供装置 |
US20030118230A1 (en) * | 2001-12-22 | 2003-06-26 | Haoshi Song | Coiled tubing inspection system using image pattern recognition |
JP3756452B2 (ja) * | 2002-01-18 | 2006-03-15 | 本田技研工業株式会社 | 赤外線画像処理装置 |
JP4041678B2 (ja) * | 2002-02-22 | 2008-01-30 | 東日本旅客鉄道株式会社 | ホーム転落者検知方法及び装置 |
JP3895238B2 (ja) * | 2002-08-28 | 2007-03-22 | 株式会社東芝 | 障害物検出装置及びその方法 |
US7248794B2 (en) * | 2003-06-12 | 2007-07-24 | Imagesat International N.V. | Remote platform multiple capture image formation method and apparatus |
JP4456086B2 (ja) * | 2006-03-09 | 2010-04-28 | 本田技研工業株式会社 | 車両周辺監視装置 |
JP4203512B2 (ja) * | 2006-06-16 | 2009-01-07 | 本田技研工業株式会社 | 車両周辺監視装置 |
JP4670805B2 (ja) | 2006-12-13 | 2011-04-13 | 株式会社豊田中央研究所 | 運転支援装置、及びプログラム |
DE102007014735A1 (de) * | 2007-03-24 | 2008-09-25 | Massen Machine Vision Systems Gmbh | Überwachung des Farbeindrucks von mehrfarbig gemusterten Flächen |
JP4470067B2 (ja) * | 2007-08-07 | 2010-06-02 | 本田技研工業株式会社 | 対象物種別判定装置、車両 |
JP5404263B2 (ja) * | 2009-09-07 | 2014-01-29 | パナソニック株式会社 | 視差算出方法、および視差算出装置 |
CN102402680B (zh) * | 2010-09-13 | 2014-07-30 | 株式会社理光 | 人机交互系统中手部、指示点定位方法和手势确定方法 |
JP5895448B2 (ja) | 2011-10-27 | 2016-03-30 | 株式会社リコー | 車両認識装置、車両認識方法、プログラム |
-
2013
- 2013-05-29 EP EP13169630.4A patent/EP2669846B1/en active Active
- 2013-05-30 US US13/905,214 patent/US8977006B2/en active Active
- 2013-05-31 JP JP2013114968A patent/JP6198113B2/ja active Active
- 2013-05-31 CN CN201310213107.XA patent/CN103448650B/zh active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US8977006B2 (en) | 2015-03-10 |
EP2669846B1 (en) | 2017-11-01 |
EP2669846A2 (en) | 2013-12-04 |
US20130322691A1 (en) | 2013-12-05 |
EP2669846A3 (en) | 2014-12-03 |
CN103448650A (zh) | 2013-12-18 |
JP2014211854A (ja) | 2014-11-13 |
CN103448650B (zh) | 2015-12-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6198113B2 (ja) | 対象物認識装置、機器制御システム、車両、対象物認識方法及び対象物認識用プログラム | |
JP6156733B2 (ja) | 対象物認識装置、機器制御システム、車両、対象物認識方法及び対象物認識用プログラム | |
JP6344638B2 (ja) | 物体検出装置、移動体機器制御システム及び物体検出用プログラム | |
CN108139484B (zh) | 测距装置和测距装置的控制方法 | |
JP6376429B2 (ja) | 対象地点到達検知装置、対象地点到達検知用プログラム、移動体機器制御システム及び移動体 | |
JP6270102B2 (ja) | 移動面境界線認識装置、これを用いた移動体機器制御システム、移動面境界線認識方法及び移動面境界線認識用プログラム | |
EP2889641B1 (en) | Image processing apparatus, image processing method, program and image processing system | |
KR101650266B1 (ko) | 노면 경사 인식 장치, 노면 경사 인식 방법, 및 컴퓨터가 노면 경사 인식을 실행하기 위한 컴퓨터 프로그램 | |
US20180336701A1 (en) | Image processing device, object recognizing device, device control system, moving object, image processing method, and computer-readable medium | |
JP6743882B2 (ja) | 画像処理装置、機器制御システム、撮像装置、画像処理方法及びプログラム | |
JP7206583B2 (ja) | 情報処理装置、撮像装置、機器制御システム、移動体、情報処理方法およびプログラム | |
JP2014115978A (ja) | 移動物体認識装置及びこれを用いた報知装置及びその移動物体認識装置に用いる移動物体認識用プログラム及び移動物体認識装置を備えた移動体 | |
JP6315308B2 (ja) | 制御用対象物識別装置、移動体機器制御システム及び制御用対象物認識用プログラム | |
JP2013250907A (ja) | 視差算出装置、視差算出方法及び視差算出用プログラム | |
JP2015148887A (ja) | 画像処理装置、物体認識装置、移動体機器制御システム及び物体認識用プログラム | |
JP6733302B2 (ja) | 画像処理装置、撮像装置、移動体機器制御システム、画像処理方法、及びプログラム | |
JP2006318060A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、および画像処理用プログラム | |
JP6992356B2 (ja) | 情報処理装置、撮像装置、機器制御システム、移動体、情報処理方法およびプログラム | |
JP2014026396A (ja) | 移動面境界線認識装置、移動面境界線認識装置を備えた移動体、移動面境界線認識方法及び移動面境界線認識用プログラム | |
JP6701905B2 (ja) | 検出装置、視差値導出装置、物体認識装置、機器制御システム、およびプログラム | |
JP2018092608A (ja) | 情報処理装置、撮像装置、機器制御システム、移動体、情報処理方法およびプログラム | |
JP7052265B2 (ja) | 情報処理装置、撮像装置、機器制御システム、移動体、情報処理方法、及び、情報処理プログラム | |
JP4788399B2 (ja) | 歩行者検出方法、装置、およびプログラム | |
JP6943092B2 (ja) | 情報処理装置、撮像装置、機器制御システム、移動体、情報処理方法、及び、情報処理プログラム | |
JP2009187066A (ja) | 画像認識装置、及び移動体制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160419 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170120 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170315 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170512 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170711 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170728 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170810 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6198113 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |