JP2014026187A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 装置本体に装着されたトナーコンテナ内のトナーが装置本体内のトナーに混合されることができない場合に所定の処理を実行することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 MFPの装置本体は、装置本体に装着されたトナーコンテナ40c内のトナーが装置本体内のトナーに混合されることができない場合に所定の処理を実行する混合不可時処理実行手段を備えており、混合不可時処理実行手段は、装置本体に装着されたトナーコンテナ40c内のトナーが装置本体内のトナーに混合されることができるか否かを、このトナーコンテナ40cのICチップ41上の混合可否テーブル41bと、記憶部上の本体内トナー情報とに基づいて判断することを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、記録媒体に画像を印刷する装置本体と、装置本体に着脱可能であって装置本体内に供給されるトナーを収納するトナーコンテナとを備えている画像形成装置に関する。
従来、記録媒体に画像を印刷する装置本体と、装置本体に着脱可能であって装置本体内に供給されるトナーを収納するトナーコンテナとを備えている画像形成装置として、トナーコンテナ内のトナーが指定トナーであるか否かという判定のための情報を記憶しているチップをトナーコンテナが備えている画像形成装置が知られている(特許文献1参照。)。この画像形成装置は、指定トナー以外のトナーを収納しているトナーユニットが装置本体に装着されているということをトナーコンテナのチップ上の情報に基づいて判断した場合、画像形成動作を停止する。したがって、この画像形成装置においては、予め指定されているトナーのみがトナーコンテナから装置本体内に供給される。
特開2003−263013号公報
しかしながら、特許文献1に記載された画像形成装置は、装置本体に装着されたトナーコンテナ内のトナーが、装置本体内のトナーに混合されることができない場合であっても、予め指定されているトナーであれば、トナーコンテナから装置本体内に供給されるという問題がある。
ここで、トナーは、画像形成装置の定着装置の制御における温度、速度、圧力などの各種の条件であって、画像形成装置において最適な印刷結果が得られるための条件が、トナー自身の性質によって決まっている。したがって、画像形成装置は、性質の異なるトナー同士が混合された場合に、最適な印刷結果を出力することができない場合がある。
そこで、本発明は、装置本体に装着されたトナーコンテナ内のトナーが装置本体内のトナーに混合されることができない場合に所定の処理を実行することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、記録媒体に画像を印刷する装置本体と、前記装置本体に着脱可能であって前記装置本体内に供給されるトナーを収納するトナーコンテナとを備えており、前記トナーコンテナは、前記トナーコンテナ内のトナーが何れのトナーに混合されることができるか否かの情報である混合可否情報を記憶している混合可否情報記憶部を備えており、前記装置本体は、前記装置本体内のトナーの情報である本体内トナー情報を記憶する本体内トナー情報記憶部と、前記装置本体に装着された前記トナーコンテナ内のトナーが前記装置本体内のトナーに混合されることができない場合に所定の処理を実行する混合不可時処理実行手段とを備えており、前記混合不可時処理実行手段は、前記装置本体に装着された前記トナーコンテナ内のトナーが前記装置本体内のトナーに混合されることができるか否かを、このトナーコンテナの前記混合可否情報記憶部上の前記混合可否情報と、前記本体内トナー情報記憶部上の前記本体内トナー情報とに基づいて判断することを特徴とする。
この構成により、本発明の画像形成装置は、装置本体に装着されたトナーコンテナ内のトナーが装置本体内のトナーに混合されることができるか否かを、このトナーコンテナの混合可否情報記憶部上の混合可否情報と、本体内トナー情報記憶部上の本体内トナー情報とに基づいて判断するので、装置本体に装着されたトナーコンテナ内のトナーが装置本体内のトナーに混合されることができない場合に所定の処理を実行することができる。
また、本発明の画像形成装置において、前記トナーコンテナは、前記トナーコンテナ内のトナーの情報であるコンテナ内トナー情報を記憶しているコンテナ内トナー情報記憶部を備えており、前記装置本体は、前記装置本体に装着された前記トナーコンテナの前記コンテナ内トナー情報記憶部上の前記コンテナ内トナー情報に基づいて前記本体内トナー情報記憶部上の前記本体内トナー情報を更新する本体内トナー情報更新手段を備えていても良い。
この構成により、本発明の画像形成装置は、装置本体に装着されたトナーコンテナのコンテナ内トナー情報記憶部上のコンテナ内トナー情報に基づいて本体内トナー情報記憶部上の本体内トナー情報を更新するので、装置本体に装着されたトナーコンテナ内のトナーの情報を利用者がタッチパネル、ボタンなどの操作部を介して手動で本体内トナー情報記憶部上の本体内トナー情報に書き込む構成と比較して、利便性を向上することができる。
また、本発明の画像形成装置において、前記本体内トナー情報更新手段は、前記装置本体に前記トナーコンテナが装着された後、このトナーコンテナ内のトナーが前記装置本体内に供給された場合に、このトナーコンテナの前記コンテナ内トナー情報に基づいて前記本体内トナー情報を更新しても良い。
この構成により、本発明の画像形成装置は、装置本体に装着されたトナーコンテナ内のトナーが実際に装置本体内に供給された場合に、このトナーコンテナのコンテナ内トナー情報に基づいて本体内トナー情報を更新するので、装置本体にトナーコンテナが装着された時点で、このトナーコンテナのコンテナ内トナー情報に基づいて本体内トナー情報を更新する構成と比較して、本体内トナー情報を適切に更新することができる。
また、本発明の画像形成装置は、記録媒体に画像を印刷する装置本体と、前記装置本体に着脱可能であって前記装置本体内に供給されるトナーを収納するトナーコンテナとを備えており、前記装置本体は、同時に複数の前記トナーコンテナが装着可能であり、前記トナーコンテナは、前記トナーコンテナ内のトナーが何れのトナーに混合されることができるか否かの情報である混合可否情報を記憶している混合可否情報記憶部と、前記トナーコンテナ内のトナーの情報であるコンテナ内トナー情報を記憶しているコンテナ内トナー情報記憶部とを備えており、前記装置本体は、前記装置本体に装着された前記トナーコンテナ内のトナーが前記装置本体内のトナーに混合されることができない場合に所定の処理を実行する混合不可時処理実行手段を備えており、前記混合不可時処理実行手段は、前記装置本体に装着された前記トナーコンテナ内のトナーが前記装置本体内のトナーに混合されることができるか否かを、このトナーコンテナの前記混合可否情報記憶部上の前記混合可否情報と、このトナーコンテナ以外のトナーコンテナの前記コンテナ内トナー情報記憶部上の前記コンテナ内トナー情報とに基づいて判断することを特徴とする。
この構成により、本発明の画像形成装置は、装置本体に装着されたトナーコンテナ内のトナーが装置本体内のトナーに混合されることができるか否かを、このトナーコンテナの混合可否情報記憶部上の混合可否情報と、このトナーコンテナ以外のトナーコンテナのコンテナ内トナー情報記憶部上のコンテナ内トナー情報とに基づいて判断するので、装置本体に装着されたトナーコンテナ内のトナーが装置本体内のトナーに混合されることができない場合に所定の処理を実行することができる。
また、本発明の画像形成装置において、前記トナーコンテナは、前記トナーコンテナ内のトナーが混合されることができないトナー毎に処理が対応付けられている情報である混合不可時処理情報を記憶している混合不可時処理情報記憶部を備えており、前記混合不可時処理実行手段は、前記装置本体に装着された前記トナーコンテナ内のトナーが前記装置本体内のトナーに混合されることができない場合に、このトナーコンテナ内のトナーが混合されることができないトナーに対して、このトナーコンテナの前記混合不可時処理情報記憶部上の前記混合不可時処理情報において対応付けられている処理を前記所定の処理として実行しても良い。
この構成により、本発明の画像形成装置は、装置本体に装着されたトナーコンテナ内のトナーが装置本体内のトナーに混合されることができない場合に、このトナーコンテナ内のトナーが混合されることができないトナーに対して、このトナーコンテナの混合不可時処理情報記憶部上の混合不可時処理情報において対応付けられている処理を所定の処理として実行するので、このトナーコンテナ内のトナーが混合されることができないトナーに応じた適切な処理を実行することができる。
本発明の画像形成装置は、装置本体に装着されたトナーコンテナ内のトナーが装置本体内のトナーに混合されることができない場合に所定の処理を実行することができる。
本発明の一実施の形態に係るMFPの模式図である。 図1に示す装置本体のブロック図である。 図2に示す本体内トナー情報の一例を示す図である。 図1に示すトナーコンテナのブロック図である。 図4に示すコンテナ内トナー情報の一例を示す図である。 図4に示す混合可否テーブルの一例を示す図である。 装置本体にトナーコンテナが装着された場合の図1に示すMFPの動作のフローチャートである。 図7に示す動作の続きの動作のフローチャートである。 装置本体に装着されたトナーコンテナ内のトナーが最初に装置本体内に供給された場合のMFPの動作のフローチャートである。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて説明する。
まず、本実施の形態に係る画像形成装置としてのMFP(Multifunction Peripheral)の構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係るMFP10の模式図である。
図1に示すように、MFP10は、用紙などの記録媒体90に画像を印刷する装置本体20と、装置本体20に着脱可能であって装置本体20内に供給されるシアンのトナーを収納するトナーコンテナ40cと、装置本体20に着脱可能であって装置本体20内に供給されるマゼンタのトナーを収納するトナーコンテナ40mと、装置本体20に着脱可能であって装置本体20内に供給されるイエローのトナーを収納するトナーコンテナ40yと、装置本体20に着脱可能であって装置本体20内に供給されるブラックのトナーを収納するトナーコンテナ40kとを備えている。
装置本体20は、シアンのトナーが付着させられる感光体ドラム21cと、マゼンタのトナーが付着させられる感光体ドラム21mと、イエローのトナーが付着させられる感光体ドラム21yと、ブラックのトナーが付着させられる感光体ドラム21kと、感光体ドラム21cの表面に形成された静電潜像にシアンのトナーを付着させる現像器22cと、感光体ドラム21mの表面に形成された静電潜像にマゼンタのトナーを付着させる現像器22mと、感光体ドラム21yの表面に形成された静電潜像にイエローのトナーを付着させる現像器22yと、感光体ドラム21kの表面に形成された静電潜像にブラックのトナーを付着させる現像器22kと、感光体ドラム21c、21m、21y、21k上にトナーによって形成された画像であるトナー像が感光体ドラム21c、21m、21y、21kから転写される中間転写ベルト23と、中間転写ベルト23上に転写されたトナー像を記録媒体90に転写させる転写ローラー24と、記録媒体90上に転写されたトナー像を熱および圧力によって記録媒体90に定着させる定着装置25とを備えている。
トナーコンテナ40c内のシアンのトナーは、現像器22c内に供給される。トナーコンテナ40m内のマゼンタのトナーは、現像器22m内に供給される。トナーコンテナ40y内のイエローのトナーは、現像器22y内に供給される。トナーコンテナ40k内のブラックのトナーは、現像器22k内に供給される。
図2は、装置本体20のブロック図である。
図2に示すように、装置本体20は、利用者による種々の操作が入力されるタッチパネル、ボタンなどの入力デバイスである操作部31と、種々の情報を表示するLCD(Liquid Crystal Display)などの表示デバイスである表示部32と、記録媒体90に印刷を実行する印刷デバイスであるプリンター33と、原稿から画像を読み取る読取デバイスであるスキャナー34と、図示していない外部のファクシミリ装置と公衆電話回線などの通信回線経由でファックス通信を行うファックスデバイスであるファックス通信部35と、PC(Personal Computer)などの外部の装置とLAN(Local Area Network)などのネットワーク経由で通信を行うネットワーク通信デバイスであるネットワーク通信部36と、トナーコンテナ40c、40m、40y、40kと通信を行うコンテナ通信部37と、各種のデータを記憶しているEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)などの記憶デバイスである記憶部38と、装置本体20全体を制御する制御部39とを備えている。
プリンター33は、上述した感光体ドラム21c、21m、21y、21kと、現像器22c、22m、22y、22kと、中間転写ベルト23と、転写ローラー24と、定着装置25とを含んでいる。
記憶部38は、装置本体20の現像器22c、22m、22y、22k内のトナーの情報である本体内トナー情報38aを記憶しており、本発明の本体内トナー情報記憶部を構成している。
図3は、本体内トナー情報38aの一例を示す図である。
図3に示すように、本体内トナー情報38aは、現像器22c、22m、22y、22k毎に、現像器内のトナーの識別情報(以下「トナー識別情報」と言う。)が含まれている。例えば、図3に示す本体内トナー情報38aにおいては、現像器22c内のトナー、すなわち、シアンのトナーのトナー識別情報として「C01」が記憶されており、現像器22m内のトナー、すなわち、マゼンタのトナーのトナー識別情報として「M03」が記憶されており、現像器22y内のトナー、すなわち、イエローのトナーのトナー識別情報として「Y02」が記憶されており、現像器22k内のトナー、すなわち、ブラックのトナーのトナー識別情報として「K04」が記憶されている。
なお、本体内トナー情報38aのうち、現像器22c、22m、22y、22kのそれぞれに対応するトナー識別情報は、初期状態では何も記録されていない。
また、本体内トナー情報38aのうち、現像器22cに対応するトナー識別情報は、純正品ではないトナーコンテナなど、後述のコンテナ内トナー情報41aを記憶している後述のIC(Integrated Circuit)チップ41を備えていないトナーコンテナから現像器22c内にトナーが供給された場合、後述するように削除される。現像器22cに対応するトナー識別情報について説明したが、現像器22m、22y、22kのそれぞれに対応するトナー識別情報についても同様である。
図2に示す制御部39は、例えば、CPU(Central Processing Unit)と、プログラムおよび各種のデータを予め記憶しているROM(Read Only Memory)と、CPUの作業領域として用いられるRAM(Random Access Memory)とを備えている。CPUは、ROMまたは記憶部38に記憶されているプログラムを実行するようになっている。
制御部39は、記憶部38に記憶されているプログラムを実行することによって、装置本体20に装着されたトナーコンテナ40c、40m、40y、40k内のトナーが装置本体20内のトナーに混合されることができない場合に所定の処理を実行する混合不可時処理実行手段39a、および、装置本体20に装着されたトナーコンテナ40c、40m、40y、40kの後述のICチップ41上の後述のコンテナ内トナー情報41aに基づいて記憶部38上の本体内トナー情報38aを更新する本体内トナー情報更新手段39bとして機能する。
なお、トナーの種類には、例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックなどの通常カラーのトナー、ビビットマゼンタなどのビビットカラーのトナー、通常カラーのトナーと比較して製造時に二酸化炭素の排出量が少ないエコトナーなど、様々な種類のトナーが存在する。例えば、通常カラーのマゼンタのトナーにビビットマゼンタのトナーを混合させると、ビビットマゼンタに関して最適な印刷結果を出力することができない場合がある。
装置本体20において、トナーの混合は、現像器22c、22m、22y、22kまたは中間転写ベルト23において生じる。すなわち、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックなど、色の系統が同一であるトナー同士については、装置本体20内のトナー、すなわち、交換前のトナーコンテナから供給された現像器内のトナーと、交換後のトナーコンテナ内のトナーとが同一の現像器において混合される可能性がある。また、シアンとマゼンタ、イエローとブラックなど、色の系統が異なるトナー同士については、中間転写ベルト23上において混合される可能性がある。
図4は、トナーコンテナ40cのブロック図である。
図4に示すように、トナーコンテナ40cは、各種の情報を記憶することができるICチップ41と、装置本体20のコンテナ通信部37と通信を行う本体通信部42とを備えている。
ICチップ41は、トナーコンテナ40c内のトナーの情報であるコンテナ内トナー情報41aを記憶しており、本発明のコンテナ内トナー情報記憶部を構成している。また、ICチップ41は、トナーコンテナ40c内のトナーが何れのトナーに混合されることができるか否かの情報を含んでいる混合可否テーブル41bを記憶している。
図5は、コンテナ内トナー情報41aの一例を示す図である。
例えば、図5に示すコンテナ内トナー情報41aにおいては、トナーコンテナ40c内のトナー、すなわち、シアンのトナーのトナー識別情報として「C02」が記憶されている。
図6は、混合可否テーブル41bの一例を示す図である。
図6に示すように、混合可否テーブル41bは、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各トナーのトナー識別情報と、そのトナー識別情報に対応付けられた「〇」または「×」の情報が含まれている。ここで、「〇」は、トナーコンテナ40c内のトナーが、そのトナー識別情報に対応するトナーに混合されることができることを示している。また、「×」は、トナーコンテナ40c内のトナーが、そのトナー識別情報に対応するトナーに混合されることができないことを示している。すなわち、混合可否テーブル41bは、トナーコンテナ40c内のトナーが何れのトナーに混合されることができるか否かの情報である混合可否情報を含んでいる。したがって、ICチップ41は、本発明の混合可否情報記憶部を構成している。例えば、図6に示す混合可否テーブル41bにおいて、トナーコンテナ40c内のトナーは、トナー識別情報が「C02」、「C04」であるシアンのトナー、トナー識別情報が「M02」、「M04」であるマゼンタのトナー、トナー識別情報が「Y02」、「Y04」であるイエローのトナー、トナー識別情報が「K02」、「K03」、「K04」であるブラックのトナーに混合されることができる。一方、図6に示す混合可否テーブル41bにおいて、トナーコンテナ40c内のトナーは、トナー識別情報が「C01」、「C03」であるシアンのトナー、トナー識別情報が「M01」、「M03」であるマゼンタのトナー、トナー識別情報が「Y01」、「Y03」であるイエローのトナー、トナー識別情報が「K01」であるブラックのトナーに混合されることができない。
また、混合可否テーブル41bは、「×」の情報に対応付けられた「1」または「2」の情報が含まれている。ここで、「1」は、MFP10の動作を強制的に停止させる処理である強制停止処理を示している。強制停止処理は、例えばトナーの混合によって装置本体20が故障する可能性が高い場合に有効な処理である。また、「2」は、トナーの混合によって最適な印刷結果を得ることができない旨を通知するトナー不適合通知処理を示している。トナー不適合通知処理は、例えばトナーの混合によって装置本体20が故障する可能性が高くはないが、最適な印刷結果を得ることができない場合に有効な処理である。すなわち、混合可否テーブル41bは、トナーコンテナ40c内のトナーが混合されることができないトナー毎に処理が対応付けられている情報である混合不可時処理情報を含んでいる。したがって、ICチップ41は、本発明の混合不可時処理情報記憶部を構成している。例えば、図6に示す混合可否テーブル41bにおいて、トナー識別情報が「C01」、「M01」、「Y01」、「K01」であるトナーに対応付けられている処理は強制停止処理であり、トナー識別情報が「C03」、「M03」、「Y03」であるトナーに対応付けられている処理はトナー不適合通知処理である。
図4に示すICチップ41および本体通信部42は、RFID(Radio Frequency Identification)として実現されていても良い。ICチップ41および本体通信部42がRFIDとして実現されている場合、装置本体20のコンテナ通信部37は、非接触型のICのリーダーライターである。なお、装置本体20のコンテナ通信部37と、トナーコンテナ40cの本体通信部42とは、接触型の通信部であっても良い。
以上においては、トナーコンテナ40cの構成について説明している。しかしながら、トナーコンテナ40m、40y、40kも、トナーコンテナ40cと同様に、ICチップ41および本体通信部42を備えている。
次に、MFP10の動作について説明する。
まず、装置本体20にトナーコンテナ40cが装着された場合のMFP10の動作について説明する。
図7は、装置本体20にトナーコンテナ40cが装着された場合のMFP10の動作のフローチャートである。図8は、図7に示す動作の続きの動作のフローチャートである。
装置本体20の制御部39は、装置本体20にトナーコンテナ40cが装着されたことが図示していないセンサーによって検出されると、図7および図8に示す動作を実行する。
図7および図8に示すように、制御部39の混合不可時処理実行手段39aは、対象のトナーコンテナであるトナーコンテナ40cからコンテナ通信部37を介して混合可否テーブル41bを取得する(S101)。
次いで、混合不可時処理実行手段39aは、装置本体20に装着されたトナーコンテナ40c内のトナーが装置本体20内のシアンのトナーに混合されることができるか否かを、S101において取得した混合可否テーブル41bと、記憶部38上の本体内トナー情報38aとに基づいて、判断する(S102)。すなわち、混合不可時処理実行手段39aは、本体内トナー情報38aに含まれているシアンのトナー識別情報が混合可否テーブル41bにおいて「〇」に対応付けられている場合、このトナーについては、トナーコンテナ40c内のトナーが混合されることができると判断する。一方、混合不可時処理実行手段39aは、本体内トナー情報38aに含まれているシアンのトナー識別情報が混合可否テーブル41bにおいて「×」に対応付けられている場合、このトナーについては、トナーコンテナ40c内のトナーが混合されることができないと判断する。なお、混合不可時処理実行手段39aは、シアンのトナー識別情報が本体内トナー情報38aに含まれていない場合、トナーコンテナ40c内のトナーが混合されることができると判断する。
混合不可時処理実行手段39aは、トナーコンテナ40c内のトナーが混合されることができるとS102において判断すると、装置本体20に装着されたトナーコンテナ40c内のトナーが装置本体20内のマゼンタのトナーに混合されることができるか否かを、S101において取得した混合可否テーブル41bと、記憶部38上の本体内トナー情報38aとに基づいて、判断する(S103)。すなわち、混合不可時処理実行手段39aは、本体内トナー情報38aに含まれているマゼンタのトナー識別情報が混合可否テーブル41bにおいて「〇」に対応付けられている場合、このトナーについては、トナーコンテナ40c内のトナーが混合されることができると判断する。一方、混合不可時処理実行手段39aは、本体内トナー情報38aに含まれているマゼンタのトナー識別情報が混合可否テーブル41bにおいて「×」に対応付けられている場合、このトナーについては、トナーコンテナ40c内のトナーが混合されることができないと判断する。なお、混合不可時処理実行手段39aは、マゼンタのトナー識別情報が本体内トナー情報38aに含まれていない場合、トナーコンテナ40c内のトナーが混合されることができると判断する。
混合不可時処理実行手段39aは、トナーコンテナ40c内のトナーが混合されることができるとS103において判断すると、装置本体20に装着されたトナーコンテナ40c内のトナーが装置本体20内のイエローのトナーに混合されることができるか否かを、S101において取得した混合可否テーブル41bと、記憶部38上の本体内トナー情報38aとに基づいて、判断する(S104)。すなわち、混合不可時処理実行手段39aは、本体内トナー情報38aに含まれているイエローのトナー識別情報が混合可否テーブル41bにおいて「〇」に対応付けられている場合、このトナーについては、トナーコンテナ40c内のトナーが混合されることができると判断する。一方、混合不可時処理実行手段39aは、本体内トナー情報38aに含まれているイエローのトナー識別情報が混合可否テーブル41bにおいて「×」に対応付けられている場合、このトナーについては、トナーコンテナ40c内のトナーが混合されることができないと判断する。なお、混合不可時処理実行手段39aは、イエローのトナー識別情報が本体内トナー情報38aに含まれていない場合、トナーコンテナ40c内のトナーが混合されることができると判断する。
混合不可時処理実行手段39aは、トナーコンテナ40c内のトナーが混合されることができるとS104において判断すると、装置本体20に装着されたトナーコンテナ40c内のトナーが装置本体20内のブラックのトナーに混合されることができるか否かを、S101において取得した混合可否テーブル41bと、記憶部38上の本体内トナー情報38aとに基づいて、判断する(S105)。すなわち、混合不可時処理実行手段39aは、本体内トナー情報38aに含まれているブラックのトナー識別情報が混合可否テーブル41bにおいて「〇」に対応付けられている場合、このトナーについては、トナーコンテナ40c内のトナーが混合されることができると判断する。一方、混合不可時処理実行手段39aは、本体内トナー情報38aに含まれているブラックのトナー識別情報が混合可否テーブル41bにおいて「×」に対応付けられている場合、このトナーについては、トナーコンテナ40c内のトナーが混合されることができないと判断する。なお、混合不可時処理実行手段39aは、ブラックのトナー識別情報が本体内トナー情報38aに含まれていない場合、トナーコンテナ40c内のトナーが混合されることができると判断する。
混合不可時処理実行手段39aは、トナーコンテナ40c内のトナーが混合されることができないとS102、S103、S104またはS105において判断すると、S102の処理と同様に、装置本体20に装着されたトナーコンテナ40c内のトナーが装置本体20内のシアンのトナーに混合されることができるか否かを判断する(S106)。
混合不可時処理実行手段39aは、トナーコンテナ40c内のトナーが混合されることができないとS106において判断すると、装置本体20内のシアンのトナーに対して、S101において取得した混合可否テーブル41bにおいて強制停止処理が対応付けられているか否かを判断する(S107)。すなわち、混合不可時処理実行手段39aは、本体内トナー情報38aに含まれているシアンのトナーのトナー識別情報が混合可否テーブル41bにおいて「1」に対応付けられている場合、このトナーについては、強制停止処理が対応付けられていると判断する。一方、混合不可時処理実行手段39aは、本体内トナー情報38aに含まれているシアンのトナーのトナー識別情報が混合可否テーブル41bにおいて「2」に対応付けられている場合、このトナーについては、強制停止処理が対応付けられていないと判断する。
混合不可時処理実行手段39aは、トナーコンテナ40c内のトナーが混合されることができるとS106において判断するか、強制停止処理が対応付けられていないとS107において判断すると、S103の処理と同様に、装置本体20に装着されたトナーコンテナ40c内のトナーが装置本体20内のマゼンタのトナーに混合されることができるか否かを判断する(S108)。
混合不可時処理実行手段39aは、トナーコンテナ40c内のトナーが混合されることができないとS108において判断すると、装置本体20内のマゼンタのトナーに対して、S101において取得した混合可否テーブル41bにおいて強制停止処理が対応付けられているか否かを判断する(S109)。すなわち、混合不可時処理実行手段39aは、本体内トナー情報38aに含まれているマゼンタのトナーのトナー識別情報が混合可否テーブル41bにおいて「1」に対応付けられている場合、このトナーについては、強制停止処理が対応付けられていると判断する。一方、混合不可時処理実行手段39aは、本体内トナー情報38aに含まれているマゼンタのトナーのトナー識別情報が混合可否テーブル41bにおいて「2」に対応付けられている場合、このトナーについては、強制停止処理が対応付けられていないと判断する。
混合不可時処理実行手段39aは、トナーコンテナ40c内のトナーが混合されることができるとS108において判断するか、強制停止処理が対応付けられていないとS109において判断すると、S104の処理と同様に、装置本体20に装着されたトナーコンテナ40c内のトナーが装置本体20内のイエローのトナーに混合されることができるか否かを判断する(S110)。
混合不可時処理実行手段39aは、トナーコンテナ40c内のトナーが混合されることができないとS110において判断すると、装置本体20内のイエローのトナーに対して、S101において取得した混合可否テーブル41bにおいて強制停止処理が対応付けられているか否かを判断する(S111)。すなわち、混合不可時処理実行手段39aは、本体内トナー情報38aに含まれているイエローのトナーのトナー識別情報が混合可否テーブル41bにおいて「1」に対応付けられている場合、このトナーについては、強制停止処理が対応付けられていると判断する。一方、混合不可時処理実行手段39aは、本体内トナー情報38aに含まれているイエローのトナーのトナー識別情報が混合可否テーブル41bにおいて「2」に対応付けられている場合、このトナーについては、強制停止処理が対応付けられていないと判断する。
混合不可時処理実行手段39aは、トナーコンテナ40c内のトナーが混合されることができるとS110において判断するか、強制停止処理が対応付けられていないとS111において判断すると、S105の処理と同様に、装置本体20に装着されたトナーコンテナ40c内のトナーが装置本体20内のブラックのトナーに混合されることができるか否かを判断する(S112)。
混合不可時処理実行手段39aは、トナーコンテナ40c内のトナーが混合されることができないとS112において判断すると、装置本体20内のブラックのトナーに対して、S101において取得した混合可否テーブル41bにおいて強制停止処理が対応付けられているか否かを判断する(S113)。すなわち、混合不可時処理実行手段39aは、本体内トナー情報38aに含まれているブラックのトナーのトナー識別情報が混合可否テーブル41bにおいて「1」に対応付けられている場合、このトナーについては、強制停止処理が対応付けられていると判断する。一方、混合不可時処理実行手段39aは、本体内トナー情報38aに含まれているブラックのトナーのトナー識別情報が混合可否テーブル41bにおいて「2」に対応付けられている場合、このトナーについては、強制停止処理が対応付けられていないと判断する。
混合不可時処理実行手段39aは、強制停止処理が対応付けられているとS107、S109、S111またはS113において判断すると、所定の処理として強制停止処理を実行して(S114)、図7および図8に示す処理を終了する。すなわち、混合不可時処理実行手段39aは、トナーの混合によって最適な印刷結果を得ることができない旨と、画像形成動作を停止する旨とを表示部32への表示によって通知するとともに、MFP10の動作を強制的に停止させる。したがって、利用者は、MFP10に印刷を実行させるために、装置本体20に現在装着されているトナーコンテナ40cを装置本体20から取り外して代わりのトナーコンテナ40cを装置本体20に装着する必要がある。
混合不可時処理実行手段39aは、トナーコンテナ40c内のトナーが混合されることができるとS112において判断するか、強制停止処理が対応付けられていないとS113において判断すると、所定の処理としてトナー不適合通知処理を実行して(S115)、図7および図8に示す処理を終了する。すなわち、混合不可時処理実行手段39aは、トナーの混合によって最適な印刷結果を得ることができない旨を表示部32への表示によって通知する。したがって、利用者は、装置本体20に現在装着されているトナーコンテナ40cを装置本体20から取り外して代わりのトナーコンテナ40cを装置本体20に装着することもできるし、装置本体20に現在装着されているトナーコンテナ40cを使用して印刷を実行することもできる。
混合不可時処理実行手段39aは、トナーコンテナ40c内のトナーが混合されることができるとS105において判断すると、強制停止処理およびトナー不適合通知処理の何れも実行せずに、図7および図8に示す処理を終了する。すなわち、混合不可時処理実行手段39aは、トナーコンテナ40c内のトナーが混合されることができると判断した場合に、強制停止処理およびトナー不適合通知処理の何れも実行しない。
以上においては、装置本体20にトナーコンテナ40cが装着された場合のMFP10の動作について説明している。しかしながら、装置本体20にトナーコンテナ40m、40y、40kが装着された場合のMFP10の動作も、装置本体20にトナーコンテナ40cが装着された場合のMFP10の動作と同様である。
次に、装置本体20に装着されたトナーコンテナ40c内のトナーが最初に装置本体20内に供給された場合のMFP10の動作について説明する。
図9は、装置本体20に装着されたトナーコンテナ40c内のトナーが最初に装置本体20内に供給された場合のMFP10の動作のフローチャートである。
装置本体20の制御部39は、装置本体20に装着されたトナーコンテナ40c内のトナーが最初に装置本体20内、すなわち、現像器22c内に供給されたことが図示していないセンサーによって検出されると、図9に示す動作を実行する。
図9に示すように、制御部39の本体内トナー情報更新手段39bは、対象のトナーコンテナであるトナーコンテナ40cからコンテナ通信部37を介してコンテナ内トナー情報41aを取得する(S121)。
次いで、本体内トナー情報更新手段39bは、トナーコンテナ40cからコンテナ内トナー情報41aを取得することができたか否かを判断する(S122)。例えば、トナーコンテナ40cが純正品ではない場合、トナーコンテナ40cのICチップ41にコンテナ内トナー情報41aが記憶されていないか、トナーコンテナ40cがICチップ41自体を備えていないので、本体内トナー情報更新手段39bは、トナーコンテナ40cからコンテナ内トナー情報41aを取得することができない。
本体内トナー情報更新手段39bは、トナーコンテナ40cからコンテナ内トナー情報41aを取得することができたとS122において判断すると、記憶部38上の本体内トナー情報38aのうち、対象のトナーコンテナであるトナーコンテナ40cに対応する情報、すなわち、シアンのトナーのトナー識別情報を、S121において取得したコンテナ内トナー情報41aに書き替えて(S123)、図9に示す動作を終了する。
一方、本体内トナー情報更新手段39bは、トナーコンテナ40cからコンテナ内トナー情報41aを取得することができなかったとS122において判断すると、記憶部38上の本体内トナー情報38aのうち、対象のトナーコンテナであるトナーコンテナ40cに対応する情報、すなわち、シアンのトナーのトナー識別情報を削除して(S124)、図9に示す動作を終了する。
以上においては、装置本体20に装着されたトナーコンテナ40c内のトナーが最初に装置本体20内に供給された場合のMFP10の動作について説明している。しかしながら、装置本体20に装着されたトナーコンテナ40m、40y、40k内のトナーが最初に装置本体20内に供給された場合のMFP10の動作も、装置本体20に装着されたトナーコンテナ40c内のトナーが最初に装置本体20内に供給された場合のMFP10の動作と同様である。
以上に説明したように、MFP10は、装置本体20に装着されたトナーコンテナ内のトナーが装置本体20内のトナーに混合されることができるか否かを、このトナーコンテナのICチップ41上の混合可否テーブル41bと、装置本体20の記憶部38上の本体内トナー情報38aとに基づいて判断する(S102〜S105)ので、装置本体20に装着されたトナーコンテナ内のトナーが装置本体20内のトナーに混合されることができない場合(S102でNO、S103でNO、S104でNO、S105でNO)に所定の処理を実行する(S114、S115)ことができる。
また、MFP10は、装置本体20に装着されたトナーコンテナ内のトナーが装置本体20内のトナーに混合されることができない場合(S102でNO、S103でNO、S104でNO、S105でNO)に、このトナーコンテナ内のトナーが混合されることができないトナーに対して、このトナーコンテナのICチップ41上の混合可否テーブル41bにおいて対応付けられている(S106〜S113)処理を所定の処理として実行する(S114、S115)ので、このトナーコンテナ内のトナーが混合されることができないトナーに応じた適切な処理を実行することができる。
また、MFP10は、装置本体20に装着されたトナーコンテナのICチップ41上のコンテナ内トナー情報41aに基づいて装置本体20の記憶部38上の本体内トナー情報38aを更新する(S123)ので、装置本体20に装着されたトナーコンテナ内のトナーの情報を利用者がタッチパネル、ボタンなどの操作部31を介して手動で装置本体20の記憶部38上の本体内トナー情報38aに書き込む構成と比較して、利便性を向上することができる。
また、MFP10は、装置本体20に装着されたトナーコンテナ内のトナーが実際に装置本体20内に供給された場合に、このトナーコンテナのコンテナ内トナー情報41aに基づいて本体内トナー情報38aを更新する(S123)ので、装置本体20にトナーコンテナが装着された時点で、このトナーコンテナのコンテナ内トナー情報41aに基づいて本体内トナー情報38aを更新する構成と比較して、本体内トナー情報38aを適切に更新することができる。
また、MFP10は、装置本体20に装着されたトナーコンテナ内のトナーが実際に装置本体20内に供給された場合に、このトナーコンテナのコンテナ内トナー情報41aに基づいて本体内トナー情報38aを更新する(S123)ので、利用者によって間違って装置本体20に装着されて未だ装置本体20の現像器内にトナーを供給していないトナーコンテナのコンテナ内トナー情報41aに基づいて本体内トナー情報38aを更新することを防止することができる。
また、MFP10は、混合可否テーブル41bをトナーコンテナのICチップ41に記憶しているので、新たに開発されたトナーに対応する場合に、このトナーを収納しているトナーコンテナが製造されるだけで良く、装置本体20の構成を変更する必要がない。
なお、MFP10は、装置本体20に装着されたトナーコンテナ内のトナーが装置本体20内のトナーに混合されることができるか否かを、このトナーコンテナのICチップ41の混合可否テーブル41bと、装置本体20の記憶部38上の本体内トナー情報38aとに基づいて、判断するようになっている。しかしながら、MFP10は、装置本体20に装着されたトナーコンテナ内のトナーが装置本体20内のトナーに混合されることができるか否かを、このトナーコンテナ内のトナーと色の系統が異なるトナーに関しては、このトナーコンテナのICチップ41の混合可否テーブル41bと、このトナーコンテナ以外のトナーコンテナのICチップ41のコンテナ内トナー情報41aとに基づいて判断するようになっていても良い。
本発明の画像形成装置は、本実施の形態において、装置本体に同時に4つのトナーコンテナが装着可能であるが、装置本体に同時に装着可能であるトナーコンテナの個数が4つ以外の個数であっても良い。
本発明の画像形成装置は、本実施の形態において、記録媒体にカラー画像を印刷することができる装置であるが、記録媒体にモノクロ画像のみを印刷することができる装置であっても良い。
本発明の画像形成装置は、本実施の形態においてMFPであるが、プリンター専用機、コピー専用機、ファックス専用機など、MFP以外の画像形成装置であっても良い。
10 MFP(画像形成装置)
20 装置本体
38 記憶部(本体内トナー情報記憶部)
38a 本体内トナー情報
39a 混合不可時処理実行手段
39b 本体内トナー情報更新手段
40c、40m、40y、40k トナーコンテナ
41 ICチップ(混合可否情報記憶部、コンテナ内トナー情報記憶部、混合不可時処理情報記憶部)
41a コンテナ内トナー情報
41b 混合可否テーブル(混合可否情報、混合不可時処理情報)
90 記録媒体

Claims (5)

  1. 記録媒体に画像を印刷する装置本体と、前記装置本体に着脱可能であって前記装置本体内に供給されるトナーを収納するトナーコンテナとを備えており、
    前記トナーコンテナは、前記トナーコンテナ内のトナーが何れのトナーに混合されることができるか否かの情報である混合可否情報を記憶している混合可否情報記憶部を備えており、
    前記装置本体は、前記装置本体内のトナーの情報である本体内トナー情報を記憶する本体内トナー情報記憶部と、前記装置本体に装着された前記トナーコンテナ内のトナーが前記装置本体内のトナーに混合されることができない場合に所定の処理を実行する混合不可時処理実行手段とを備えており、
    前記混合不可時処理実行手段は、前記装置本体に装着された前記トナーコンテナ内のトナーが前記装置本体内のトナーに混合されることができるか否かを、このトナーコンテナの前記混合可否情報記憶部上の前記混合可否情報と、前記本体内トナー情報記憶部上の前記本体内トナー情報とに基づいて判断することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記トナーコンテナは、前記トナーコンテナ内のトナーの情報であるコンテナ内トナー情報を記憶しているコンテナ内トナー情報記憶部を備えており、
    前記装置本体は、前記装置本体に装着された前記トナーコンテナの前記コンテナ内トナー情報記憶部上の前記コンテナ内トナー情報に基づいて前記本体内トナー情報記憶部上の前記本体内トナー情報を更新する本体内トナー情報更新手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記本体内トナー情報更新手段は、前記装置本体に前記トナーコンテナが装着された後、このトナーコンテナ内のトナーが前記装置本体内に供給された場合に、このトナーコンテナの前記コンテナ内トナー情報に基づいて前記本体内トナー情報を更新することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 記録媒体に画像を印刷する装置本体と、前記装置本体に着脱可能であって前記装置本体内に供給されるトナーを収納するトナーコンテナとを備えており、
    前記装置本体は、同時に複数の前記トナーコンテナが装着可能であり、
    前記トナーコンテナは、前記トナーコンテナ内のトナーが何れのトナーに混合されることができるか否かの情報である混合可否情報を記憶している混合可否情報記憶部と、前記トナーコンテナ内のトナーの情報であるコンテナ内トナー情報を記憶しているコンテナ内トナー情報記憶部とを備えており、
    前記装置本体は、前記装置本体に装着された前記トナーコンテナ内のトナーが前記装置本体内のトナーに混合されることができない場合に所定の処理を実行する混合不可時処理実行手段を備えており、
    前記混合不可時処理実行手段は、前記装置本体に装着された前記トナーコンテナ内のトナーが前記装置本体内のトナーに混合されることができるか否かを、このトナーコンテナの前記混合可否情報記憶部上の前記混合可否情報と、このトナーコンテナ以外のトナーコンテナの前記コンテナ内トナー情報記憶部上の前記コンテナ内トナー情報とに基づいて判断することを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記トナーコンテナは、前記トナーコンテナ内のトナーが混合されることができないトナー毎に処理が対応付けられている情報である混合不可時処理情報を記憶している混合不可時処理情報記憶部を備えており、
    前記混合不可時処理実行手段は、前記装置本体に装着された前記トナーコンテナ内のトナーが前記装置本体内のトナーに混合されることができない場合に、このトナーコンテナ内のトナーが混合されることができないトナーに対して、このトナーコンテナの前記混合不可時処理情報記憶部上の前記混合不可時処理情報において対応付けられている処理を前記所定の処理として実行することを特徴とする請求項1から請求項4までの何れかに記載の画像形成装置。
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