JP2014026060A - マルチディスプレイ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 メンテナンス作業を容易にするとともに、表示ムラを可及的に防止し、装置内で発生する熱を効率よく装置外へ放散できるマルチディスプレイ装置を提供する。
【解決手段】 マルチディスプレイ装置1は、少なくとも上下方向Yに並設される複数の画像表示装置10と、各画像表示装置10の表示部11の背後に設けられ、各画像表示装置10の上部15において開口する上部開口部31および各画像表示装置10の下部16において開口する下部開口部32を有し、上部開口部31および下部開口部32間にわたって流路33を形成する筒状のダクト21と、上下方向Yに隣接する一対の画像表示装置10のうちの上段の画像表示装置10の下部開口部32と、下段の画像表示装置10の上部開口部31とを連通させるとともに、上段の画像表示装置10の重量を下段の画像表示装置10に設けられるダクト21に伝達する接続構造部22とを含む。
【選択図】 図3

Description

本発明は、複数の画像表示装置を少なくとも上下方向に並設して構築されるマルチディスプレイ装置に関する。
近年、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイなどの画像表示装置を、マトリクス状にあるいは一列に配置して構築されるマルチディスプレイ装置が、インフォメーションディスプレイおよび業務用ディスプレイなどとして用いられるようになっている(たとえば、特許文献1参照)。
従来から、このようなマルチディスプレイ装置を公共の場所などに設置する際には、専用のスタンド装置が用いられている。図7は、スタンド装置110を用いて設置されたマルチディスプレイ装置100を背面側から見た図である。図8は、図7に示すマルチディスプレイ装置100を構成している画像表示装置120の背面図である。図9は、図7における切断面線IX−IXから見た断面を簡略化して示す画像表示装置120の断面図である。図10は、図7における切断面線X−Xから見た断面を簡略化して示すマルチディスプレイ装置100の断面図である。
従来技術に係るマルチディスプレイ装置100では、各画像表示装置120は、装置内部に設けられた基板121を背面側から被覆する背面キャビネット122に形成されたVESA(Video Electronics Standards Association)ホール123を利用して、取付金具111がビスなどの締結具112を用いて締結固定され、この取付金具111を介して、スタンド装置110に締結固定されている。
このような方法で設置されたマルチディスプレイ装置100では、画像表示装置120に不具合が発生した場合やメンテナンスを行う場合に、先ず、その画像表示装置120をスタンド装置110から取り外し、さらに、背面キャビネット122に固定されている取付金具111を取り外してから、背面キャビネット122を取り外して、基板121の交換などのメンテナンス作業を行っている。
このように、従来技術に係るマルチディスプレイ装置100では、画像表示装置120のメンテナンス作業を行う際に、スタンド装置110からの取り外し作業が必要となるため、メンテナンス作業に多大な時間と労力とを要しているという問題がある。特に、最下段に配置される画像表示装置120に対してメンテナンス作業を行う場合には、従来から用いられているスタンド装置110の構造上、当該画像表示装置120の上段に配置される全ての画像表示装置120を一旦取り外さなければならず、さらに多大な時間と労力とを要しているという問題がある。
また、前記のスタンド装置110を用いて設置されたマルチディスプレイ装置100では、各画像表示装置120は、その重心の位置が、スタンド装置110への取付位置に対して前方に大きく離間した状態で設置されているため、該画像表示装置120の自重による傾きやひずみなどに起因して、表示部124に表示される画面に表示ムラなどが発生しやすいという問題がある。
また、図9および図10に示すように、従来から、画像表示装置120には、装置内部で発生する熱を装置外へ効率よく放散するために、装置の背面部における上部において開口する開口部131および該背面部における下部において開口する開口部132を有し、各開口部131,132間にわたって延びる流路133であって、装置前側に設けられる表示部124と表示部124の背後に設けられる基板121との間を上下方向に延びる部分を有する流路133を形成する筒状の流路形成体134が設けられている。
しかしながら、前記のスタンド装置110を用いて設置されたマルチディスプレイ装置100では、背面側にスタンド装置110が設けられるため、そのスタンド装置110の存在により空気の滞留などが生じ、画像表示装置120内で発生した熱を効率よく放散することができていないという問題がある。
特開2012−79194号公報
本発明の目的は、複数の画像表示装置を少なくとも上下方向に並設して構築されるマルチディスプレイ装置であって、各画像表示装置のメンテナンス作業を容易にするとともに、各画像表示装置の傾きやひずみに起因する表示ムラを可及的に防止し、各画像表示装置内で発生する熱を効率よく装置外へ放散することができるマルチディスプレイ装置を提供することである。
本発明は、画像を表示可能な表示パネルを有する複数の画像表示装置であって、少なくとも上下方向に並設される複数の画像表示装置と、
前記各画像表示装置の表示パネルの背後に設けられ、各画像表示装置の上部において開口する上部開口部および各画像表示装置の下部において開口する下部開口部を有し、上部開口部および下部開口部間にわたって流路を形成する筒状の流路形成体と、
前記上下方向に隣接する一対の画像表示装置のうちの上側に配置される上段の画像表示装置の流路形成体の下部開口部と、下側に配置される下段の画像表示装置の流路形成体の上部開口部とを連通させるとともに、上段の画像表示装置の重量を下段の画像表示装置に設けられる流路形成体に伝達する接続構造部と、を含むことを特徴とするマルチディスプレイ装置である。
また本発明は、前記接続構造部は、上段の画像表示装置の流路形成体の下部開口部に一体的に形成される下部嵌合部と、下段の画像表示装置の流路形成体の上部開口部に一体的に形成され、前記下部嵌合部に嵌合可能な上部嵌合部とによって構成されることを特徴とする。
また本発明は、前記接続構造部は、上段の画像表示装置の流路形成体の下部開口部に接続可能な下部接続部と、下段の画像表示装置の流路形成体の上部開口部に接続可能な上部接続部とを有する接続部材から成ることを特徴とする。
また本発明は、前記流路形成体は、前記上下方向に垂直な仮想一平面で切断したときの流路の形状がL字状であることを特徴とする。
本発明によれば、各画像表示装置のメンテナンス作業が容易となり、各画像表示装置の傾きやひずみに起因して表示ムラが発生することが可及的に防止され、各画像表示装置内で発生する熱を効率よく装置外へ放散することができる。
本発明の一実施形態に係るマルチディスプレイ装置1の正面図である。 本発明の一実施形態に係るマルチディスプレイ装置1において、上下方向Yに隣接する一対の画像表示装置10を拡大して示す背面図である。 図1における切断面線III−IIIから見た断面図である。 図1における切断面線IV−IVから見た断面図である。 本発明の他の実施形態に係るマルチディスプレイ装置を構成する画像表示装置10Aを、上下方向Yに垂直な仮想一平面で切断したときの断面図である。 本発明の他の実施形態に係るマルチディスプレイ装置1Bを、左右方向Xに垂直な仮想一平面で切断したときの断面図である。 スタンド装置110を用いて設置されたマルチディスプレイ装置100を背面側から見た図である。 図7に示すマルチディスプレイ装置100を構成している画像表示装置120の背面図である。 図7における切断面線IX−IXから見た断面を簡略化して示す画像表示装置120の断面図である。 図7における切断面線X−Xから見た断面を簡略化して示すマルチディスプレイ装置100の断面図である。
図1は、本発明の一実施形態に係るマルチディスプレイ装置1の正面図である。図2は、本発明の一実施形態に係るマルチディスプレイ装置1において、上下方向Yに隣接する一対の画像表示装置10を拡大して示す背面図である。図3は、図1における切断面線III−IIIから見た断面図である。図4は、図1における切断面線IV−IVから見た断面図である。
マルチディスプレイ装置1は、画像を表示可能な画像表示装置10を、互いに直交する上下方向Yおよび左右方向Xに沿って、少なくとも上下方向Yに複数並設されるように配置して構築される。上下方向Yは、たとえば鉛直方向であり、左右方向Xは、たとえば水平方向である。
本実施形態では、図1に示すように、4台の画像表示装置10を、縦横2×2のマトリクス状に配置することによって構築されたマルチディスプレイ装置1を例に挙げて説明する。なお、マルチディスプレイ装置1を構成する各画像表示装置10は、それぞれ同一に構成されているものとする。
画像表示装置10は、画像を表示可能な矩形板状の表示パネル14を有する表示部11と、表示部11の背後に設けられ、表示パネル14を駆動するための複数の回路基板12と、複数の回路基板12を表示部11の背後から被覆するように設けられ、表示部11に着脱可能に固定される背面キャビネット13とを含んで構成される。
画像表示装置10は、たとえば液晶表示装置、プラズマディスプレイ装置、および有機EL(Electroluminescence)ディスプレイ装置などのフラットパネルディスプレイ装置によって実現される。
たとえば画像表示装置10が液晶表示装置によって実現される場合、表示部11は、表示パネル14に相当する液晶パネルと、液晶パネルの背後に設けられるバックライトユニットとによって構成され、また、複数の回路基板12は、液晶表示装置の全体的な動作を制御するとともに、外部から入力される映像信号に対してスケーリング処理など所定の処理を行うメインインタフェース基板、液晶表示装置内部の各部に電源を供給する電源回路基板、バックライトユニットに搭載されるLED(Light Emitting Diode)などの光源を駆動する光源駆動基板、液晶パネルの駆動を制御するLCD−TCON(Liquid Crystal Display - Timing Controller)基板などを含んで構成される。
本実施形態に係るマルチディスプレイ装置1は、各画像表示装置10の表示部11の背後に設けられ、各画像表示装置10の上部15において開口する上部開口部31および各画像表示装置10の下部16において開口する下部開口部32を有し、上部開口部31および下部開口部32間にわたって流路33を形成する筒状のダクト21(流路形成体)と、上下方向Yに隣接する一対の画像表示装置10のうちの上側に配置される上段の画像表示装置10の下部開口部32と、下側に配置される下段の画像表示装置10の上部開口部31とを連通させるとともに、上段の画像表示装置10の重量を下段の画像表示装置10に設けられるダクト21に伝達する接続構造部22とを含んで構成される。
各ダクト21は、熱伝導率の高い、たとえばアルミニウムなどの金属材料から成り、本実施形態では、それぞれ同一の形状に形成され、図4に示すように、四角筒状に形成されている。詳細には、各ダクト21は、その軸線に垂直な仮想一平面で切断したときの流路33の形状が、横長の矩形状を成すように形成されている。このように形成される各ダクト21は、その軸線が、上下方向Yに一致するように、画像表示装置10に設けられる。
また、本実施形態では、図2および図4に示すように、ダクト21は、1つの画像表示装置10において4つ設けられている。より詳細には、1つの画像表示装置10において4つのダクト21は、左右方向Xに沿って、互いに間隔をあけて並設されている。
なお、4つのダクト21は、各画像表示装置10においてそれぞれ同一の位置に設けられる。換言すれば、マルチディスプレイ装置1を構築するために画像表示装置10を上下方向Yに並設したとき、上段の画像表示装置10に設けられる4つのダクト21の下側の各端面と、下段の画像表示装置10に設けられる4つのダクト21の上側の各端面とは、それぞれ対向して配置される。
1つの画像表示装置10において4つのダクト21は、流路33を規定する4つの側壁部のうちの一方の幅広の側壁部が、表示部11の背面部に面接触するように、表示部11に固定して設けられる。また、他方の幅広の側壁部には、各回路基板12が固定される。
このとき、ダクト21と表示部11は、熱伝導可能に接合されているものとする。ここで、熱伝導可能に接合されるとは、接合される部材間に断熱効果のあるプラスチックやゴムなどの断熱材が介在されず、接合される部材同士が密着して接合されて、接合される部材間で熱が自由に伝達されるという意味である。
したがって、画像表示装置10を単独で動作させたとき、換言すれば表示パネル14に画像が表示されているときに、表示部11で発生した熱は、これらに熱伝導可能に接合されたダクト21に伝わり、ダクト21内の流路33における空気を暖める。そして、暖められた空気は、周囲の空気よりも比重が軽くなるので、ダクト21内を上昇し、ダクト21の上部開口部31から外部へ排出される。
暖められた空気が外部へ排出されると、ダクト21内の気圧が下がるため、ダクト21の内外で気圧差が生じ、ダクト21の下部開口部32から外部の空気を引き込み、空気の自然対流が生じる。このようにダクト21内に空気の自然対流が発生することによって、表示部11で発生した熱が、外部へ放散され、回路基板12への影響を少なくすることができる。
接続構造部22は、本実施形態では、上段の画像表示装置10に設けられるダクト21の下部開口部32に接続可能な下部接続部41と、下段の画像表示装置10に設けられるダクト21の上部開口部31に接続可能な上部接続部42とを有する接続部材43から成る。
接続部材43は、金属材料によって大略的に四角筒状に形成された部材であり、その軸線方向の一方に下部接続部41が形成され、軸線方向の他方に、上部接続部42が形成される。
下部接続部41とダクト21の下部開口部32とは嵌め合い構造を成し、下部接続部41は、ダクト21の下部開口部32内に挿込み可能に形成されている。同様に、上部接続部42とダクト21の上部開口部31とは嵌め合い構造を成し、上部接続部42は、ダクト21の上部開口部31内に挿込み可能に形成されている。
また、接続部材43には、その軸線方向において下部接続部41と上部接続部42との間において、四角筒状の外周面から外方に突出し、その軸線に垂直な仮想一平面に平行に延びるフランジ部44が設けられている。
本実施形態に係るマルチディスプレイ装置1において、上下方向Yに隣接する一対の画像表示装置10は、下側に配置される下段の画像表示装置10に設けられる各ダクト21の上部開口部31に、4つの接続部材43の各上部接続部42をそれぞれ挿込み、さらに、下段の画像表示装置10の上部15から突出する各下部接続部41を、上側に配置される上段の画像表示装置10の下部開口部32にそれぞれ挿込み、上部開口部31と上部接続部42とを締結具45を用いて締結固定するとともに、下部開口部32と下部接続部41とを締結具45を用いて締結固定することによって互いに連結され、このように連結することによって、上段の画像表示装置10は、下段の画像表示装置10によって支持される。すなわち、接続部材43は、上段の画像表示装置10の重量を、下段の画像表示装置10に設けられるダクト21に伝達するように機能する。
また、接続部材43におけるフランジ部44は、下段の画像表示装置10の上部15と、上段の画像表示装置10の下部16との間に配置されて、スペーサとして機能する。
接続部材43は、ダクト21と同一の材料であってもよいが、上段の画像表示装置10の重量を、下段の画像表示装置10に設けられるダクト21に伝達して、上段の画像表示装置10を下段の画像表示装置10に支持されるようにすることを考慮すると、ダクト21よりも高剛性の金属材料によって形成されてもよく、ダクト21の厚みよりも肉厚に形成してもよい。
以上のように、本実施形態によれば、マルチディスプレイ装置1において、上下方向Yに隣接する一対の画像表示装置10は、画像表示装置10の内部で発生する熱を外部へ放散するために画像表示装置10を上下方向Yに貫通して設けられたダクト21同士が、互いの流路33が連通するように、接続部材43を用いて連結される。これにより、連結されたダクト21を、上下方向Yに延びる支柱として機能させる。
したがって、図7に示すような専用のスタンド装置を用いることなくマルチディスプレイ装置1を設置することができるので、設置費用を低減することができるとともに、設置スペースも低減することができる。
また、本実施形態によれば、マルチディスプレイ装置1を構成する画像表示装置10に対してメンテナンス作業を行う際には、その画像表示装置10が段組みされている状態で、背面キャビネット13を取り外して、回路基板12の交換などのメンテナンス作業を行うことができる。このように、画像表示装置10をスタンド装置から取り外す作業を省略することができるので、画像表示装置10のメンテナンス作業が容易となる。
また、本実施形態によれば、専用のスタンド装置を用いてマルチディスプレイ装置を設置する場合に比べて、画像表示装置10の重心の位置と、下段の画像表示装置10への連結位置との、表示部11の厚み方向における距離を小さくすることができる。したがって、画像表示装置10の自重による傾きやひずみなどに起因した表示ムラを可及的に防止することができる。なお、接続部材43に設けられるフランジ部44を、画像表示装置10の重心の位置よりも前方まで延びるような大きさに形成することによって、画像表示装置10の自重による傾きやひずみなどに起因した表示ムラを確実に防止することができる。
また、本実施形態によれば、専用のスタンド装置を用いる必要がなくなるので、マルチディスプレイ装置1の背面側における空気の滞留を防ぐことができる。また、上下方向Yに隣接する一対の画像表示装置10において、上段の画像表示装置10に設けられる各ダクト21内の流路33と、下段の画像表示装置10に設けられる各ダクト21の流路33とが、接続部材43を介して互いに連通されるので、前記一対の画像表示装置10を上下方向Yに貫くように流路が形成される。このように上下方向Yに延びる空気の流路では、一般に上段の画像表示装置10に設けられる各ダクト21の上部開口部31における気圧が、下段の画像表示装置10に設けられる各ダクト21の下部開口部32における気圧に比べて低いため、該下部開口部32における空気が自然に上方へ流れる煙突現象を生じる。そのため、各ダクト21内の空気は、強制的に上段の画像表示装置10に設けられる各ダクト21の上部開口部31へ送られ、該上部開口部31から外部に放出されるので、このような煙突現象によっても、画像表示装置10内で発生した熱を効率よく放散することができる。
なお、図1および図3に示すように、マルチディスプレイ装置1を床面に設置するための台座部60を、最下段に配置される画像表示装置10に連結することによって、マルチディスプレイ装置1が構成される場合には、内部に流路33が形成された台座部60を用い、台座部60の流路33と、最下段に配置される画像表示装置10に設けられるダクト21内の流路33とが互いに連通するように構成するのが好ましい。
図5は、本発明の他の実施形態に係るマルチディスプレイ装置を構成する画像表示装置10Aを、上下方向Yに垂直な仮想一平面で切断したときの断面図である。本実施形態に係るマルチディスプレイ装置は、各画像表示装置10Aにおいて左右方向Xの両端に設けられるダクト21Aの形状が、上記の実施形態に係るマルチディスプレイ装置1を構成する画像表示装置10と異なっている。
図5に示すように、上下方向Yに垂直な仮想一平面で切断したときの流路33Aの形状がL字状となるように、ダクト21Aを形成することによって、ダクト21Aの剛性を向上させ、支柱としての機能を増強することができる。
図6は、本発明の他の実施形態に係るマルチディスプレイ装置1Bを、左右方向Xに垂直な仮想一平面で切断したときの断面図である。本実施形態に係るマルチディスプレイ装置1Bは、上記の実施形態に係るマルチディスプレイ装置1と比べて、接続構造部22Bの構造が異なっている。
本実施形態では、接続構造部22Bは、上段の画像表示装置10のダクト21の下部開口部32に一体的に形成される下部嵌合部51と、下段の画像表示装置10のダクト21の上部開口部31に一体的に形成され、前記下部嵌合部51に嵌合可能な上部嵌合部52とによって構成されている。本実施形態においても、上記の実施形態と同様の効果が達成される。
1 マルチディスプレイ装置
10 画像表示装置
11 表示部
12 回路基板
13 背面キャビネット
14 表示パネル
21 ダクト
22 接続構造部
31 上部開口部
32 下部開口部
33 流路
41 下部接続部
42 上部接続部
43 接続部材
44 フランジ部

Claims (4)

  1. 画像を表示可能な表示パネルを有する複数の画像表示装置であって、少なくとも上下方向に並設される複数の画像表示装置と、
    前記各画像表示装置の表示パネルの背後に設けられ、各画像表示装置の上部において開口する上部開口部および各画像表示装置の下部において開口する下部開口部を有し、上部開口部および下部開口部間にわたって流路を形成する筒状の流路形成体と、
    前記上下方向に隣接する一対の画像表示装置のうちの上側に配置される上段の画像表示装置の流路形成体の下部開口部と、下側に配置される下段の画像表示装置の流路形成体の上部開口部とを連通させるとともに、上段の画像表示装置の重量を下段の画像表示装置に設けられる流路形成体に伝達する接続構造部と、を含むことを特徴とするマルチディスプレイ装置。
  2. 前記接続構造部は、上段の画像表示装置の流路形成体の下部開口部に一体的に形成される下部嵌合部と、下段の画像表示装置の流路形成体の上部開口部に一体的に形成され、前記下部嵌合部に嵌合可能な上部嵌合部とによって構成されることを特徴とする請求項1に記載のマルチディスプレイ装置。
  3. 前記接続構造部は、上段の画像表示装置の流路形成体の下部開口部に接続可能な下部接続部と、下段の画像表示装置の流路形成体の上部開口部に接続可能な上部接続部とを有する接続部材から成ることを特徴とする請求項1に記載のマルチディスプレイ装置。
  4. 前記流路形成体は、前記上下方向に垂直な仮想一平面で切断したときの流路の形状がL字状であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のマルチディスプレイ装置。
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