JP2014026001A - アタッチメント光学系 - Google Patents

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Abstract

【課題】広い画角に対して左右の像のクロストークの発生を抑えつつ、容易に、既成の2次元画像撮影用カメラを3次元画像撮影用カメラにすることのできるアタッチメント光学系を提供する。
【解決手段】第1レンズ群と、第2レンズ群と、第1レンズ群と第2レンズ群の間に設けられた瞳分割部材と、を備え、第2レンズ群は、第1レンズ群からの光を集光して像を形成し、瞳分割部材は第1レンズ群の後側焦点位置に配置され、第1の光軸と第2の光軸が、瞳分割部材によって規定され、第1の光軸と第2の光軸は、共に屈曲しており、屈曲の前後の第1の光軸と、屈曲の前後の第2の光軸は、第1レンズ群の光軸を挟んで互いに対向している。
【選択図】図1

Description

本発明は、ステレオ画像撮影のためのアタッチメント光学系に関する。
従来のステレオ撮影用の撮像装置として、例えば、特許文献1記載の撮像装置が提案されている。この撮像装置においては、単眼の撮影レンズを用いてステレオ撮影が可能である。また、この撮像装置では、左右のそれぞれの像が近接して形成されるので、1つの撮像素子で左右の像が取得可能である。この撮像装置の撮影原理としては、撮影レンズの内部又は近傍に2つのプリズムを配置し、撮影レンズの入射瞳の左側及び右側を通った光束がこれらのプリズムでそれぞれ分割され、1つの撮像素子上に左右それぞれの視差像が結像し、これによってステレオ画像を取得できる。特許文献1に記載の撮像装置を用いると、撮像素子が1つのため、左右2つの撮像素子を用いた場合に発生する、2つの撮像素子間の電気的特性のキャリブレーションという煩雑な校正作業を行なわずにすむ。
特開2011−182041号公報
しかしながら、特許文献1に記載の撮像装置は、レンズの内部に、又は、レンズに非常に近接して、光束分割のためのプリズムが設置されているため、既存の交換レンズにこれを適用して撮影しようとすると、以下のような問題がある。
既成の交換用撮影レンズの多くは、その内部に絞りがある。これに対して、特許文献1に記載の撮像装置では、プリズムを絞りに近接させて配置した場合のみ、全画角でステレオ画像を取得することができる。しかし、既成の交換用撮影レンズの内部にはプリズムを配置することができないため、レンズの外側にプリズムを配置することになる。この場合、画角が広くなると、左右の像のクロストークが大きくなり、結果として画角の中心部しかステレオ画像を取得することができない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、既成の交換用撮影レンズ内にプリズムを配置することなく、広い画角に対して左右の像のクロストークの発生を抑えつつ、容易に、既成の2次元画像撮影用カメラ(2Dカメラ)を3次元画像撮影用カメラ(3Dカメラ)にすることのできるアタッチメント光学系を提供することを目的としている。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るアタッチメント光学系は、第1レンズ群と、第2レンズ群と、第1レンズ群と第2レンズ群の間に設けられた瞳分割部材と、を備え、第2レンズ群は、第1レンズ群からの光を集光して像を形成し、瞳分割部材は第1レンズ群の後側焦点位置に配置され、第1の光軸と第2の光軸が、瞳分割部材によって規定され、第1の光軸と第2の光軸は、共に屈曲しており、屈曲の前後の第1の光軸と、屈曲の前後の第2の光軸は、第1レンズ群の光軸を挟んで互いに対向していることを特徴としている。
本発明に係るアタッチメント光学系において、第1レンズ群の光軸と、第1の光軸と、第2の光軸と、は同一平面内にあり、第1の光軸と、第2の光軸と、は第1レンズ群の光軸に関して対称であることが好ましい。
本発明に係るアタッチメント光学系において、第2レンズ群は、第1レンズ成分と、第2レンズ成分と、を有し、第1レンズ成分は、屈曲後の第1の光軸に対して共軸となるように配置され、第2レンズ成分は、屈曲後の第2の光軸に対して共軸となるように配置されていることが好ましい。
本発明に係るアタッチメント光学系において、第1レンズ群の光軸に対して、第1の光軸と第2の光軸が、視差方向と垂直な方向に分割されることが好ましい。
本発明に係るアタッチメント光学系において、第1レンズ群の光軸に対して、第1の光軸と第2の光軸が、視差方向に分割されることが好ましい。
本発明に係るアタッチメント光学系において、瞳分割部材は、互いに隣接し、第1レンズ群の光軸に対して異なった角度で設置された、第1平行平面ガラス板及び第2平行平面ガラス板を有することが好ましい。
本発明に係るアタッチメント光学系において、瞳分割部材は、互いに隣接し、第1レンズ群の光軸に対して異なった角度で設置された、第1ミラー対及び第2ミラー対を有することが好ましい。
本発明に係るアタッチメント光学系において、瞳分割部材は、互いに隣接し、第1レンズ群の光軸に対して異なった角度で設置された、第1プリズム及び第2プリズムを有することが好ましい。
本発明に係るアタッチメント光学系において、第1レンズ群は、光の入射側から順に、光の入射側に凹面を向けた負の屈折力を有する単レンズからなる第1レンズ成分、正の屈折力を有するレンズ群からなる第2レンズ成分、及び、正の屈折力を有するレンズ群からなる第3レンズ成分を備え、第2レンズ群は、正の屈折力を有することが好ましい。
本発明に係るアタッチメント光学系は、既成の交換用撮影レンズ内にプリズムを配置することなく、広い画角に対して左右の像のクロストークの発生を抑えつつ、容易に、既成の2次元画像撮影用カメラを3次元画像撮影用カメラにすることができる、という効果を奏する。
第1実施形態に係るアタッチメント光学系を撮影レンズとカメラに取り付けたときの内部構造を模式的に描いた上面図である。 第1実施形態に係るアタッチメント光学系、撮影レンズ、及びカメラの構造を模式的に描いた分解斜視図である。 第1実施形態に係るアタッチメント光学系の構成を示す分解斜視図である。 第1実施形態における撮像素子の受光領域に結像された物体像の例を示す図である。 第1実施形態における撮影レンズ及び第1レンズ群を通る光束を模式的に示す、第1レンズ群の光軸Axを含む断面図である。 第1実施形態における開口絞りの構成を示す平面図である。 第1実施形態における撮影レンズの絞りの2つの領域を示す、第1レンズ群の光軸Axに直交する断面図である。 第1実施形態に係るアタッチメント光学系の実施例1の無限遠物点合焦時の光学構成を示す、第1レンズ群の光軸Axに沿う断面図である。 第1実施形態におけるガラス板ユニットの構成を示す断面図である。 第1実施形態の実施例1に係るアタッチメント光学系の無限遠物点合焦時における収差図である。 第1実施形態における第2レンズ群ユニットの構成を示す、第1レンズ群の光軸Axに直交する断面図である。 第2実施形態に係るアタッチメント光学系の実施例2の無限遠物点合焦時の光学構成を示す、第1レンズ群の光軸Axに沿う断面図である。 第2実施形態におけるガラス板ユニットの構成を示す断面図である。 第2実施形態の実施例2に係るアタッチメント光学系の無限遠物点合焦時における収差図である。 第3実施形態に係るアタッチメント光学系の構成を示す分解斜視図である。 第3実施形態において撮像素子の受光領域に結像された物体像の例を示す図である。 第3実施形態に係るアタッチメント光学系の実施例3の無限遠物点合焦時の光学構成を示す断面図である。 第3実施形態に係るアタッチメント光学系の実施例3の無限遠物点合焦時の光学構成を示す断面図である。 第3実施形態におけるアタッチメント光学系の構成を示す断面図である。 第3実施形態の実施例3に係るアタッチメント光学系の無限遠物点合焦時における収差図である。 第3実施形態における第2レンズ群ユニットの構成を示す、第1レンズ群の光軸Axに直交する断面図である。 変形例1における第2レンズ群ユニットの構成を示す、第1レンズ群の光軸Axに直交する断面図である。 変形例2における第1レンズ群、ミラー群、及び第2レンズ群ユニットの構成を示す断面図である。 変形例3における第1レンズ群、プリズム群、及び第2レンズ群ユニットの構成を示す断面図である。 変形例4に係る回転絞りの構成を示す平面図である。
以下に、本発明に係るアタッチメント光学系の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係るアタッチメント光学系100を撮影レンズ50とカメラ60に取り付けたときの内部構造を模式的に描いた上面図である。図2は、アタッチメント光学系100、撮影レンズ50、及びカメラ60の構造を模式的に描いた分解斜視図である。図3は、アタッチメント光学系100の構成を示す分解斜視図である。
カメラ60で2次元画像を撮影する場合には、撮影レンズ50をカメラ60のマウント60mに直接取り付ける。これに対して、カメラ60で3次元画像を撮影する場合には、アタッチメント光学系100をカメラ60のマウント60mに取り付けるとともに、撮影レンズ50をアタッチメント光学系100の取り付け部100mに取り付ける(図2)。これにより、3D撮影が可能なイメージャを搭載していないカメラに対して、3D撮影の機能を追加することができ、視差画像の取得が可能となる。ここで、以下の実施形態及び変形例における視差方向はx方向である。
アタッチメント光学系100は、第1レンズ群120の光軸Axに沿って、物体側から順に、視野絞り110と、第1レンズ群120と、開口絞り130と、ガラス板ユニット150と、第2レンズ群ユニット160と、を備える。瞳分割部材は開口絞り130とガラス板ユニット150を備える。
視野絞り110は、開口部111を備え、撮影レンズ50の予定焦点面FP1(予定結像面)(図5)に配置される。視野絞り110は、撮影レンズ50により形成された空間像の広がりを制限する。
第1レンズ群120は、光軸Axを有し、撮影レンズ50により形成された空間像を無限遠に投影する。すなわち、第1レンズ群120は、撮影レンズ50からの入射光をコリメートする。
第1レンズ群120から平行光が入射する開口絞り130は、円形の2つの開口131、132がx軸方向に並んだ構成を備える。開口131、132は、第1レンズ群120の光軸Axに関して略対称に配置されている。
ガラス板ユニット150は、第1レンズ群120の光軸Axに関して略対称に配置された、左右の平行平面ガラス板151、152からなる。別言すると、平行平面ガラス板151、152は、第1レンズ群120の光軸Axに対して、異なる角度(符号が逆の同一角度)をなすように配置され、光軸Axに沿って互いに接合されている。図1に示すように、ガラス板ユニット150は、第1レンズ群120の後側焦点位置BF1に配置されている。
平行平面ガラス板151、152は、第1レンズ群120の光軸Axを中心にして、左側と右側の光束が互いにx軸方向に離れるように平行移動させる。
開口絞り130及び平行平面ガラス板151、152は、2つの光軸Ax161、Ax162をそれぞれ規定する。これらの光軸Ax161、Ax162は、第1レンズ群120の光軸Axを挟んで互いに対向し、平行平面ガラス板151、152と外部との境界で屈曲している。屈曲後の光軸Ax161、Ax162は、第1レンズ群120の光軸Axに平行であり、かつ、第1レンズ群120の光軸Axに関して対称である。さらに、屈曲後の光軸Ax161、Ax162は、第2レンズ群ユニット160の左右の第2レンズ群161、162の光軸とそれぞれ共軸である。
開口絞り130とガラス板ユニット150の間には、第1レンズ群120の光軸Axに沿って遮光板140が配置されている。遮光板140は、開口131及び平行平面ガラス板151と、開口132及び平行平面ガラス板152と、の間の光束の通過を遮る。したがって、開口131からの射出光は平行平面ガラス板151に入射し、開口132からの射出光は平行平面ガラス板152に入射する。
第2レンズ群ユニット160は、第1レンズ群120の光軸Axに関して略対称に配置された、左右の第2レンズ群161、162からなる。第2レンズ群161、162は、第1レンズ群120の光軸Axに沿って互いに接合されている。ここで、第2レンズ群161は第1成分であり、第2レンズ群162は第2成分である。
左右の第2レンズ群161、162は光学諸元の等しい光学系が2つ平行して配置されている。左右の平行平面ガラス板151、152でそれぞれ平行移動された光束は、対応する第2レンズ群161、162にそれぞれ入射する。左右それぞれの第2レンズ群161、162は、その予定焦点位置(不図示)に、それぞれ像を結像する。ここで、3D画像撮影時には、第2レンズ群ユニット160の予定焦点位置(結像面)にカメラ60のセンサ70(撮像素子)(図1)が配置される。このとき、センサ70の中心は第1レンズ群120の光軸Axの延長線上に設置されている。
視野絞り110の開口部111の寸法は、例えば、幅17.8mm×高さ13.3mmである。この場合、撮影レンズ50で形成された像がアタッチメント光学系100によりセンサ70上に結像する倍率は、左右とも−0.472倍である。したがって、撮影レンズ50の予定焦点面FP1に配置されている視野絞り110はセンサ70上では、幅8.4mm×高さ6.3mmの大きさとなる。
図4は、センサ70の受光領域71に結像された物体像の例を示す図である。
図4に示す像のうち、受光領域71上の左側の物体像OB1aは第2レンズ群161によって結像された像であり、受光領域71上の右側の像OB1bは第2レンズ群162によって結像された像である。ここで、左側の物体像OB1aの中心OB1acと右側の物体像OB1bの中心OB1bcは、第1レンズ群120の光軸Axの延長線からそれぞれx軸方向に4.71mm離れている。
次に、アタッチメント光学系100を用いてステレオ撮影が可能となる仕組みを説明する。図5は、撮影レンズ50と第1レンズ群120を通る光束を模式的に示す、第1レンズ群120の光軸Axを含む断面図である。図6は、開口絞り130の構成を示す平面図である。図7は、撮影レンズ50の絞り51の2つの領域52、53を示す、第1レンズ群120の光軸Axに直交する断面図である。
物体OBJから発し、撮影レンズ50を通った光束は、撮影レンズ50の予定焦点面FP1で結像したあと、第1レンズ群120に入射する。第1レンズ群120を射出した光束は、左右2つの開口131、132を持つ開口絞り130を通る。開口絞り130は、撮影レンズ50の射出瞳と光学的に共役の位置にある。このため、開口絞り130の左右2つの開口131、132が撮影レンズ50の入射瞳にあるのと等価となる。
図5からわかるように、物体OBJから発し、撮影レンズ50の絞り51の絞り面上の一方の領域52を通った光束は、開口絞り130の開口131に達し、開口131で制限され、一部の光束が通過する。同様に、撮影レンズ50の絞り51の絞り面上の他方の領域53を通った光束は、開口132に達し、開口132で制限され、一部の光束が通過する。
開口絞り130の開口131を通過した光束は、平行平面ガラス板151を通り、第2レンズ群161に入射する。同様に、開口絞り130の開口132を通過した光束は、平行平面ガラス板152を通り、第2レンズ群162に入射する。開口絞り130とガラス板ユニット150の間には遮光板140が設けられているため、第2レンズ群161には開口131を通った光束のみが入射し、第2レンズ群162には開口132を通った光束のみが入射する。第2レンズ群161は、センサ70の受光領域71において左側の物体像OB1aを形成し、第2レンズ群162は、受光領域71において右側の物体像OB1bを形成する。
開口絞り130は撮影レンズ50の絞り51と光学的に共役であることから、開口131、132により光束が制限されることは、撮影レンズ50の絞り51で制限されるのと等価である。すなわち、撮影レンズ50の絞り51の絞り面において、内周54の内側に、開口絞り130と相似形の開口として、領域52、53を設けたのと同様の効果がある。図7において、領域52が開口131に、領域53が開口132に対応する。したがって、図7において、撮影レンズ50の正面から見て右側の領域52と左側の領域53に物体OBJから発して入射した光束がそれぞれ別々の像、物体像OB1aと物体像OB1bを形成するのと等価である。これら2つの像を合成することにより、ステレオ画像を得ることができる。
ここで、基線長について説明する。
左右別々の撮影レンズを有するステレオ撮影装置では、基線長は左右の撮影レンズ50の光軸間の距離である。これに対して、撮影レンズが1つである単眼の撮影装置による撮影の場合は、左右それぞれの入射瞳の重心間の距離が基線長となる。
以下、第1実施形態に係るアタッチメント光学系100に焦点距離25mm、開放FNO.2の撮影レンズ50を装着した場合の基線長を算出する。
開口絞り130の開口131、132の重心は、第1レンズ群120の光軸Axからそれぞれx軸方向に6.5mm離れている。開口絞り130の開口131、132のそれぞれの重心を通る光線は、第1レンズ群120に入射する際の光線の傾きにすると、開口数NAが0.09のレンズを通った光線に相当する。この開口数は、撮影レンズ50の像側の開口数0.09と同じであるから、「光線高さ=焦点距離×NA」の式に対応する数値を代入すると、撮影レンズ50の入射瞳における光線高さは、25mm×0.09=2.25から、2.25mmとなる。さらに、光線高さの2倍が基線長となることから、基線長は2.25mm×2=4.5から、4.5mmとなる。
なお、第1実施形態に係るアタッチメント光学系100が許容する開口数0.18より撮影レンズ50の像側の開口数が大きい場合は、上記の計算にて基線長が求められる。しかし、撮影レンズ50の像側の開口数が開口数0.18より小さい場合は、開口131、132を十分に満たす光束が到達しないため、同じ焦点距離の撮影レンズ50を用いても基線長が短くなる。
次に、第1実施形態のアタッチメント光学系100の実施例1について説明する。図8は実施例1に係るアタッチメント光学系100の無限遠物点合焦時の光学構成を示す、第1レンズ群120の光軸Axに沿う断面図である。図8においては、撮影レンズ50の予定焦点面FP1(空間像面)から第18面(r18)までは、第1レンズ群120の光軸を含むyz断面であり、第21面以降は第2レンズ群161の光軸を含むyz断面を描いている。
図9は、ガラス板ユニット150の構成を示す断面図である。図9は、第19面(r19、r19’)と第20面(r20、r20’)、すなわち、平行平面ガラス板151、152の部分のxz断面図を示している。なお、平行平面ガラス板152と第2レンズ群162の曲率半径番号、面間隔番号には´を付けたが、これらの諸元は、平行平面ガラス板151と第2レンズ群161の対応する曲率半径番号、面間隔番号の諸元に対応している。
図10は実施例1に係るアタッチメント光学系100の無限遠物点合焦時における球面収差(SA)(図10(a)、単位mm)、非点収差(AS)(図10(b)、単位mm)、歪曲収差(DT)(図10(c)、単位%)を示す図である。また、NAは開口数を、FIYは像高を、それぞれ示している。なお、収差図における記号は、後述の実施例においても共通である。図10は、撮影レンズ50の予定焦点面FP1から像面までの収差を示している。図10(a)において、スペクトル線のC線(波長656.27nm)、d線(波長587.56nm)、e線(波長546.07nm)、F線(波長486.13nm)、g線(波長435.84nm)を示している。図10(b)において、s、mはそれぞれサジタル、メリジオナル方向を表している。これらの表示は後述の実施例についても同様である。
図11は第2レンズ群ユニット160の構成を示す、第1レンズ群120の光軸Axに直交する断面図であり、第2レンズ群161、162を正面から見た図である。第2レンズ群161、162は、所謂Dカット加工されて、x方向に沿って左右に配置されている。
実施例1のアタッチメント光学系100は、図8に示すように、物体側より順に、第1レンズ群120と、明るさ(開口)絞りSと、平行平面ガラス板151、152と、第2レンズ群ユニット160と、で構成されており、全体で負の屈折力を有する。
なお、以下全ての実施例において、レンズ断面図中、CGはカバーガラス、Iはセンサ70(電子撮像素子)の撮像面を示している。
第1レンズ群120は、物体側より順に、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1と、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL2と、両凸正レンズL3と、両凸正レンズL4と、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL5と両凹負レンズL6の接合レンズと、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL7と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL8と、両凸正レンズL9と、からなる。
平行平面ガラス板151は、平行平板L10であって、第1レンズ群120の光軸Axにおいて、同一の光学諸元の平行平面ガラス板152と接合されている。左右の平行平面ガラス板151、152は、互いに隣接するとともに、第1レンズ群120の光軸Axに対して異なった角度(絶対値が同一で符号が反対の角度)で設定されている。
第2レンズ群161は、物体側より順に、両凹負レンズL11と両凸正レンズL12の接合レンズと、両凸正レンズL13と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL14と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL15と、からなる。
第2レンズ群162は、第2レンズ群161と同一の光学諸元を有し、第1レンズ群120の光軸Axにおいて第2レンズ群161と接合されている。
以下に、上記実施例1の数値データを示す。記号は上記の外、r、r’は各レンズ面の曲率半径、d、d’は各レンズ面間の間隔、ndは各レンズのd線の屈折率、νdは各レンズのアッベ数である。
なお、数値データにおける記号は、後述の実施例においても共通である。
数値実施例1
単位:mm

面番号 r(r') d(d') nd νd
空間像面 ∞ 10.00
1 -17.9659 2.50 1.647689 33.8
2 -55.7800 1.86
3 -44.6405 8.38 1.743997 44.8
4 -25.4048 0.20
5 218.3488 10.22 1.743997 44.8
6 -48.2010 0.20
7 95.6110 7.10 1.743997 44.8
8 -174.4421 21.14
9 -57.8301 4.44 1.496999 81.5
10 -24.3971 1.85 1.755199 27.5
11 20.6611 4.45
12 -29.5904 12.50 1.620411 60.3
13 -35.9483 1.43
14 33.1439 12.50 1.755199 27.5
15 31.8428 4.93
16 87.8823 7.36 1.620411 60.3
17 -40.4242 0.75
18(絞り) ∞ 14
19 ∞ 12.3 1.696797 55.5
20 ∞ 10.5
21 -33.6633 2.50 1.698947 30.1
22 80.5044 11.44 1.496999 81.5
23 -34.7100 0.20
24 107.5144 7.87 1.620411 60.3
25 -107.5144 0.20
26 38.8361 8.77 1.620411 60.3
27 145.6891 0.20
28 40.2039 10.00 1.743997 44.8
29 50.0809 22.54
30 ∞ 4.11 1.516330 64.1
31 ∞ 1.55
像面 ∞
(撮像面)

焦点距離:−84.4mm
倍率:−0.472倍
開口数:0.18
像高:11.5mm
入射瞳位置:−347.0mm
射出瞳位置:86.5mm

各群の焦点距離:
第1レンズ群の第1レンズ成分(負メニスカスレンズL1):−42.0mm
第1レンズ群の第2レンズ成分(正メニスカスレンズL2):22.5mm
第1レンズ群の第3レンズ成分(両凸正レンズL3、両凸正レンズL4、正メニスカスレンズL5と両凹負レンズL6の接合レンズ、負メニスカスレンズL7、負メニスカスレンズL8、及び両凸正レンズL9):1050.7mm
第2レンズ群:33.3mm
ここで、第1〜17面(r1〜r17)は第1レンズ群120に対応する。第18面は、開口131及び開口132を有する開口絞り130に対応する。開口131、132の有効半径はそれぞれ6.5mmである。
第19〜20面は、平行平面ガラス板151、152に対応し、平行平面ガラス板151、152は、第1レンズ群120の光軸Axに対してy軸を中心にそれぞれ45度傾いている。
このような平行平面ガラス板151、152の構成により、第1の光軸Ax161と第2の光軸Ax162が規定される(図1)。第1の光軸Ax161と第2の光軸Ax162は、ともに屈曲しており、第1レンズ群120の光軸Axを挟んで互いに対向する。また、第1の光軸Ax161と第2の光軸Ax162は、屈曲後は、第1レンズ群120の光軸Axに対して平行である。したがって、第1レンズ群120の光軸Axは、平行平面ガラス板151により、−x方向に4.71mm平行移動したことになり、これが屈曲後の第1の光軸Ax161となる。
同様に、平行平面ガラス板152により、第1レンズ群120の光軸Axは+x方向に4.71mm平行移動し、これが屈曲後の第2の光軸Ax162となる。
第21〜31面は、第2レンズ群161に対応する。第2レンズ群161、162の光学諸元は同じである。
なお、アタッチメント光学系100と組み合わせて用いる撮影レンズ50は、射出瞳位置が予定焦点面FP1から撮影レンズ50の方向へ向かって357mmにあることが望ましい。これは第1実施形態のアタッチメント光学系100の入射瞳位置がr1の頂点から−347mmであり、光学系の物体距離が10mmであることから、
−347−10mm=−357mm
だからである。
(第2実施形態)
第2実施形態に係るアタッチメント光学系200は、第1レンズ群220の光軸Axに沿って、物体側から順に、視野絞り210と、第1レンズ群220と、開口絞り230と、ガラス板ユニット250と、第2レンズ群ユニット260と、を備える。第2実施形態の視野絞り210、第1レンズ群220、開口絞り230、ガラス板ユニット250、及び第2レンズ群ユニット260は、第1実施形態の視野絞り110、第1レンズ群120、開口絞り130、ガラス板ユニット150、及び第2レンズ群ユニット160にそれぞれ対応する。瞳分割部材は開口絞り230とガラス板ユニット250を備える。
以下に述べるように、第2実施形態に係るアタッチメント光学系200は、第1実施形態に係るアタッチメント光学系100と諸元が異なる。
第2実施形態のアタッチメント光学系200の実施例2について説明する。図12は実施例2に係るアタッチメント光学系200の無限遠物点合焦時の光学構成を示す、第1レンズ群220の光軸Axに沿う断面図である。図12においては、撮影レンズ50の予定焦点面FP2(空間像面)から第14面(r14)までは、第1レンズ群220の光軸を含むyz断面であり、第17面以降は第2レンズ群261の光軸を含むyz断面を描いている。
図13は、ガラス板ユニット250の構成を示す断面図である。図13は、第15面(r15、r15’)と第16面(r16、r16’)、すなわち、平行平面ガラス板251、252の部分のxz断面図を示している。なお、平行平面ガラス板252と第2レンズ群262の曲率半径番号、面間隔番号には´を付けたが、これらの諸元は、平行平面ガラス板151と第2レンズ群161の対応する曲率半径番号、面間隔番号の諸元に対応している。
図14は実施例2に係るアタッチメント光学系200の無限遠物点合焦時における球面収差(SA)(図14(a))、非点収差(AS)(図14(b))、歪曲収差(DT)(図14(c))を示す図である。
実施例2のアタッチメント光学系200は、図12に示すように、物体側より順に、第1レンズ群220と、明るさ(開口)絞りSと、平行平面ガラス板251、252と、260と、で構成されており、全体で負の屈折力を有する。
第1レンズ群220は、物体側より順に、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1と、両凸正レンズL2と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3と、両凸正レンズL4と両凹負レンズL5の接合レンズと、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL6と、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL7と、からなる。
平行平面ガラス板251は、平行平板L8であって、第1レンズ群220の光軸Axにおいて、同一の光学諸元の平行平面ガラス板252と接合されている。平行平面ガラス板251と平行平面ガラス板252は、互いに隣接するとともに、第1レンズ群220の光軸Axに対して異なった角度(絶対値が同一で符号が反対の角度)で設定されている。
図13に示すように、ガラス板ユニット250は、第1レンズ群220の後側焦点位置BF2に配置されている。
第2レンズ群261は、物体側より順に、両凹負レンズL9と両凸正レンズL10の接合レンズと、両凸正レンズL11と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL12と、両凸正レンズL13と、からなる。第2レンズ群262は、第2レンズ群261と同一の光学諸元を有し、第1レンズ群220の光軸Axに沿って第2レンズ群261と接合されている。
非球面は、負メニスカスレンズL1の両面と、負メニスカスレンズL6の像側の面と、両凸正レンズL13の物体側の面と、の4面に設けられている。
また、各非球面形状は、各実施例における各非球面係数を用いて、以下の式(I)で表される。
但し、光軸方向の座標をZ、光軸と垂直な方向の座標をYとする。
Z=(Y/r)/[1+{1−(1+k)・(Y/r)1/2]+A×Y+A×Y+A×Y+A10×Y10+A12×Y12 (I)
ここで、
rは近軸曲率半径、
kは円錐係数、
4、A6、A8、A10、A12はそれぞれ4次、6次、8次、10次、12次の非球面係数である。
また、非球面係数において、「E−n」(nは整数)は、「10−n」を示している。
以下に、上記実施例2の数値データを示す。
数値実施例2
単位:mm

面番号 r(r') d(d') nd νd
空間像面 ∞ 8.36
1* -13.8414 4.58 1.487490 70.2
2* -22.1716 6.35
3 211.0923 8.72 1.743997 44.8
4 -37.7063 8.61
5 24.3253 4.74 1.755199 27.5
6 52.2204 0.20
7 18.6174 9.75 1.496999 81.6
8 -53.6956 3.01 1.728250 28.5
9 9.4056 9.77
10 -10.1326 8.78 1.739998 28.3
11* -21.2822 0.37
12 -119.3871 5.55 1.583126 59.4
13 -17.8035 0.50
14(絞り) ∞ 12.00
15 ∞ 12.30 1.696796 55.5
16 ∞ 9.50
17 -37.6983 1.56 1.739998 28.3
18 40.5529 6.56 1.620411 60.3
19 -55.2967 0.28
20 55.9769 9.10 1.620411 60.3
21 -109.1432 1.16
22 28.1795 5.44 1.583126 59.4
23 52.4267 0.60
24* 40.1999 5.35 1.612716 58.7
25 -197.976 19.52
26 ∞ 4.11 1.516330 64.2
27 ∞ 1.55
像面 ∞
(撮像面)

非球面データ
第1面
K=0.
A2=0.00000E+00,A4=-8.27821E-005,A6=2.66667E-006,A8=-2.02493E-008,
A10=6.90339E-011

第2面
K=0.
A2=0.00000E+00,A4=-1.76924E-005,A6=7.77139E-007,A8=-5.71745E-009,
A10=1.93974E-011,A12=-2.53841E-014

第11面
K=0.
A2=0.00000E+00,A4=7.43077E-006,A6=2.66966E-008,A8=1.17633E-010,
A10=6.06412E-014

第24面
K=0.
A2=0.00000E+00,A4=-7.39323E-006,A6=-6.53588E-009,A8=2.25244E-012,
A10=2.23416E-015

焦点距離:−97.2mm
倍率:−0.472倍
開口数:0.18
像高:11.5mm
入射瞳位置:−0.11×10mm
射出瞳位置:36.0mm

各群の焦点距離:
第1レンズ群の第1レンズ成分(負メニスカスレンズL1):−92.2mm
第1レンズ群の第2レンズ成分(両凸正レンズL2):25.9mm
第1レンズ群の第3レンズ成分(正メニスカスレンズL3、両凸正レンズL4と両凹負レンズL5の接合レンズ、負メニスカスレンズL6、及び正メニスカスレンズL7):60.0mm
第2レンズ群:26.7mm
ここで、第1〜13面(r1〜r13)は第1レンズ群120に対応する。第14面は、開口131及び開口132を有する開口絞り130に対応する。開口131、132の有効半径はそれぞれ6.5mmである。
第15〜16面は、平行平面ガラス板251、252に対応し、平行平面ガラス板251、252は、第1レンズ群220の光軸Axに対してy軸を中心に45度傾いている。
このような平行平面ガラス板251、252の構成により、第1実施形態の第1の光軸Ax161と第2の光軸Ax162と同様の第1の光軸及び第2の光軸が規定される。
平行平面ガラス板251により、第1レンズ群220の光軸Axは−x方向に4.71mm平行移動し、これが第2レンズ群161の光軸となる。同様に、平行平面ガラス板252により、第1レンズ群220の光軸Axは+x方向に4.71mm平行移動し、それが第2レンズ群162の光軸となる。
第17〜27面は、第2レンズ群261に対応する。第2レンズ群261、262の光学諸元は同じである。
なお、第2実施形態と組み合わせて用いる撮影レンズ50は、像側テレセンであることが望ましい。これは、第2実施形態の光学系の入射瞳位置が−0.1118×10mmであり、ほぼ物体側テレセンであるからである。
なお、その他の構成、作用、効果については、第1実施形態と同様である。
(第3実施形態)
図15は、第3実施形態に係るアタッチメント光学系300の構成を示す分解斜視図である。第3実施形態に係るアタッチメント光学系300は、第1レンズ群320の光軸Axに沿って、物体側から順に、視野絞り310と、第1レンズ群320と、開口絞り330と、遮光板340と、ガラス板ユニット350と、第2レンズ群ユニット360と、を備える。第3実施形態の視野絞り310、視野絞り310の開口部311、第1レンズ群320、開口絞り330、開口絞り330の開口331、332、及び、遮光板340は、第1実施形態の視野絞り110、視野絞り110の開口部111、第1レンズ群120、開口絞り130、開口絞り130の開口131、132、及び、遮光板140にそれぞれ対応する。瞳分割部材は開口絞り330とガラス板ユニット350を備える。
ガラス板ユニット350は、第1レンズ群320の後側焦点位置BF3に配置され、互いに接合された左右の平行平面ガラス板351、352からなる。これらの平行平面ガラス板351、352は、第1レンズ群320の光軸Axに対して、異なる角度(符号が逆の同一角度)をなすように配置され、それぞれz方向に傾斜している。これにより、平行平面ガラス板351、352は、第1レンズ群320の光軸Axを中心にして、左側と右側の光束が互いにy軸方向に離れるように平行移動させる。
平行平面ガラス板351、352は、第1実施形態の平行平面ガラス板151、152と同様に、2つの光軸Ax361、Ax362を規定する。これらの光軸Ax361、Ax362は、第1実施形態のAx161、Ax162と同様に、第1レンズ群320の光軸Axを挟んで互いに対向し、平行平面ガラス板351、352と外部との境界で屈曲している。屈曲後の光軸Ax361、Ax362は、第1レンズ群320の光軸Axに平行であり、かつ、第1レンズ群320の光軸Axに関して対称である。さらに、屈曲後の光軸Ax361、Ax362は、第2レンズ群ユニット360の左右の第2レンズ群361、362の光軸とそれぞれ一致する。
第2レンズ群ユニット360は、第1レンズ群320の光軸Axに関して略対称に配置された、左右の第2レンズ群361、362からなる。第2レンズ群361、362は、第1レンズ群320の光軸Axに沿って互いに接合されている。ここで、第2レンズ群361は第1成分であり、第2レンズ群362は第2成分である。
左右の第2レンズ群361、362は光学諸元の等しい光学系が2つ平行して配置されている。左右の平行平面ガラス板351、352でそれぞれ平行移動された光束は、対応する第2レンズ群361、362にそれぞれ入射する。左右それぞれの第2レンズ群361、362は、その予定焦点位置(不図示)に、それぞれ像を結像する。ここで、3D画像撮影時には、第2レンズ群ユニット360の予定焦点位置(結像面)にカメラ60のセンサ70(撮像素子)(図1)が配置される。このとき、センサ70の中心は第1レンズ群320の光軸Axの延長線上に設置されている。
視野絞り301の開口部の寸法は、例えば、幅17.8mm×高さ13.3mmである。この場合、撮影レンズ50で形成された像がアタッチメント光学系300によりセンサ70上に結像する倍率は、左右とも−0.6倍である。したがって、撮影レンズ50の予定焦点面FP1に配置されている視野絞り301はセンサ70上では、幅10.7mm×高さ8.0mmの大きさとなる。
図16は、センサ70の受光領域71に結像された物体像の例を示す図である。
図16に示す像のうち、受光領域71上の上側の物体像OB3aは第2レンズ群361によって結像された像であり、受光領域71上の下側の像OB3bは第2レンズ群362によって結像された像である。ここで、上側の物体像OB3aの中心OB3acと下側の物体像OB3bの中心OB3bcは、第1レンズ群320の光軸Axの延長線からそれぞれy軸方向に3.2mm離れている。
アタッチメント光学系300を用いてステレオ撮影が可能となる仕組みは第1実施形態の場合と同様である。第1実施形態のアタッチメント光学系100と異なるのは、ガラス板ユニット350によって開口331と開口332を通った光束が、それぞれ上下方向(y軸方向)に平行移動することである。
次に、基線長について説明する。第1実施形態の場合と共通する説明は省略する。
第3実施形態に係るアタッチメント光学系300に焦点距離25mm、開放FNO.2の撮影レンズ50を装着した場合の基線長を算出する。
開口絞り330の開口331、332の重心は、第1レンズ群320の光軸Axからそれぞれx軸方向に6.66mm離れている。開口絞り330の開口331、332のそれぞれの重心を通る光線は、第1レンズ群320に入射する際の光線の傾きにすると、開口数NAが0.09のレンズを通った光線に相当する。この開口数は、撮影レンズ50の像側の開口数0.09と同じであるから、「光線高さ=焦点距離×NA」の式に対応する数値を代入すると、撮影レンズ50の入射瞳における光線高さは、25mm×0.09=2.25から、2.25mmとなる。さらに、光線高さの2倍が基線長となることから、基線長は2.25mm×2=4.5から、4.5mmとなる。
なお、第3実施形態に係るアタッチメント光学系300が許容する開口数0.18より撮影レンズ50の像側の開口数が大きい場合は、上記の計算にて基線長が求められる。しかし、撮影レンズ50の像側の開口数が小さくなると、開口331、332を十分に満たす光束が到達せず、同じ焦点距離の撮影レンズ50を用いても基線長が短くなる。
第3実施形態のアタッチメント光学系300の実施例3について説明する。図17〜図19は実施例3に係るアタッチメント光学系300の無限遠物点合焦時の光学構成を示す断面図である。図17は、平行平面ガラス板351及び第2レンズ群361側の構成を示し、図18は、平行平面ガラス板352及び第2レンズ群362側の構成を示している。図17及び図18において、撮影レンズ50の予定焦点面FP3(空間像面)から第18面(r18)までは、第1レンズ群320の光軸を含むyz断面である。図17において、第22面以降は第2レンズ群361の光軸を含むyz断面を描いている。図18において、第22’面以降は第2レンズ群362の光軸を含むyz断面を描いている。図19においては、撮影レンズ50の予定焦点面FP3(空間像面)から第18面(r18)までは、第1レンズ群320の光軸を含むzx断面であり、第22面・第22’面以降は第1レンズ群320の光軸Axの延長線を含むzx断面を描いている。
図20は実施例3に係るアタッチメント光学系300の無限遠物点合焦時における球面収差(SA)(図20(a))、非点収差(AS)(図20(b))、歪曲収差(DT)(図20(c))を示す図である。
図21は第2レンズ群ユニット360の構成を示す、第1レンズ群320の光軸Axに直交する断面図であり、第2レンズ群361、362を正面から見た図である。第2レンズ群361、362は、所謂Dカット加工されて、y方向にずらしてx方向に沿って左右に配置されている。
実施例3のアタッチメント光学系300は、図17〜図19に示すように、物体側より順に、第1レンズ群320と、明るさ(開口)絞りSと、平行平面ガラス板351、352と、第2レンズ群ユニット360と、で構成されており、全体で正の屈折力を有する。
第1レンズ群320は、物体側より順に、両凹負レンズL1と、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL2と、両凸正レンズL3と、両凸正レンズL4と、両凹負レンズL5と、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL6と、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL7と、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL8と、両凸正レンズL9と、からなる。
平行平面ガラス板351は、平行平板L10であって、第1レンズ群320の光軸Axにおいて、同一の光学諸元の平行平面ガラス板352と接合されている。平行平面ガラス板351、352は、互いに隣接するとともに、第1レンズ群320の光軸Axに対して異なった角度(絶対値が同一で符号が反対の角度)で設定されている。
第2レンズ群361は、物体側より順に、両凸正レンズL11と、両凹負レンズL12と、両凸正レンズL13と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL14と、からなる。
第2レンズ群362は、第2レンズ群361と同一の光学諸元を有し、第1レンズ群320の光軸Axに沿って、上下方向(y方向)にずらして、第2レンズ群361と接合されている。
次に第3実施形態の光学諸元を示す。
数値実施例3

面番号 r(r') d(d') nd νd
空間像面 ∞ 10.00
1 -20.8920 1.40 1.589130 61.1
2 1701.2844 3.80
3 -45.0000 9.50 1.846660 23.8
4 -35.0000 1.70
5 407.4354 8.00 1.784723 25.7
6 -49.8444 0.10
7 129.1559 5.70 1.784723 25.7
8 -129.1559 37.70
9 -27.1640 1.40 1.784723 25.3
10 39.6622 2.75
11 -83.7393 4.50 1.618000 63.3
12 -21.6066 2.50
13 -16.6973 2.70 1.784723 25.7
14 -148.4451 0.10
15 -202.9499 8.50 1.618000 63.3
16 -24.4700 0.10
17 279.8839 5.30 1.496999 81.5
18 -32.8566 0.75
19(絞り) ∞ 12.00
20 ∞ 8.36 1.696797 55.5
21 ∞ 12.50
22 35.6231 13.00 1.496999 81.5
23 -57.9247 3.50
24 -46.5599 6.50 1.698947 30.1
25 41.3590 7.80
26 83.0830 5.40 1.846660 23.8
27 -123.2387 0.10
28 35.5557 10.20 1.846660 23.8
29 91.2618 22.64
30 ∞ 4.11 1.516330 64.1
31 ∞ 1.55
像面 ∞
(撮像面)

焦点距離:405.3mm
倍率:−0.6倍
開口数:0.18
像高:6.9mm
入射瞳位置:308.7mm
射出瞳位置:218.4mm

各群の焦点距離を下に示す。
第1レンズ群320の第1レンズ成分(両凹負レンズL1):−35.0mm
第1レンズ群320の第2レンズ成分(正メニスカスレンズL2、両凸正レンズL3、及び両凸正レンズL4):26.2mm
第1レンズ群320の第3レンズ成分(両凹負レンズL5、正メニスカスレンズL6、負メニスカスレンズL7、正メニスカスレンズL8、及び両凸正レンズL9):510.4mm
第2レンズ群ユニット360:44.0mm
ここで、第1〜18面(r1〜r18)は第1レンズ群320に対応する。第19面は、開口331及び開口332を有する開口絞り330に対応する。開口331、332の有効半径はそれぞれ6.66mmである。
第20〜21面は、平行平面ガラス板351、352に対応し、平行平面ガラス板351、352は、第1レンズ群320の光軸Axに対してx軸を中心に45度傾いている。これにより、以降の光軸Ax361、Ax362がy軸方向に平行移動する。
平行平面ガラス板351により、光軸Ax361は+y方向に3.2mm平行移動し、これが屈曲後の第1の光軸Ax361となる。
同様に、平行平面ガラス板352により、光軸Ax362は−y方向に3.2mm平行移動し、それが屈曲後の第2の光軸Ax362となる。
第22〜29面は、第2レンズ群361に対応する。第22’〜29’面は、第2レンズ群362に対応する。
なお、アタッチメント光学系300と組み合わせて用いる撮影レンズ50は、像側テレセンであることが望ましい。これは、アタッチメント光学系300の入射瞳位置が308.7mmであり、ほぼ物体側テレセンであるからである。
なお、その他の構成、作用、効果については、第1実施形態と同様である。
(変形例1)
図22は、変形例1における第2レンズ群ユニット460の構成を示す、第1レンズ群の光軸Axに直交する断面図である。
第3実施形態においては、第2レンズ群ユニット360を構成する左右の第2レンズ群361、362を上下方向(y方向)にずらしていたが、図22に示す第2レンズ群ユニット460のように、y方向及びx方向に対して45度傾斜した方向に左右の第2レンズ群461、462をずらして配置してもよい。この場合、ガラス板ユニット350によって規定される光軸は、第1の光軸Ax461と第2の光軸Ax462となり、この2つの軸はy方向に並ぶ。ここで、第2レンズ群461は第1成分であり、第2レンズ群462は第2成分である。
第2レンズ群461、462をこのように配置すると、ヴィネッティングを減らし、像に達する光量を増やすことができる。
(変形例2)
図23は、変形例2における第1レンズ群120、ミラー群550、及び第2レンズ群ユニット160の構成を示す断面図である。
第1〜第3実施形態では、第2レンズ群の光軸を第1レンズ群に対して平行移動するために、平行平面ガラス板を用いていたが、これに代えて複数のミラー551、552、553、554からなるミラー群550を第1レンズ群の後側焦点位置BF5に設けても良い。瞳分割部材は開口絞り130とミラー群550を備える。
図23に示す例では、物体像がx軸方向に2つ並ぶ場合に対応して、それぞれ2枚のミラーの対、すなわち、ミラー551、552の第1ミラー対と、ミラー553、554の第2ミラー対と、を用いて光軸をそれぞれx方向に平行移動させている。これにより、ミラー群550は、第1の光軸Ax561と第2の光軸Ax562を規定している。
(変形例3)
図24は、変形例3における第1レンズ群120、プリズム群650、及び第2レンズ群ユニット160の構成を示す断面図である。
第1〜第3実施形態では、第2レンズ群の光軸を第1レンズ群に対して平行移動するために、平行平面ガラス板を用いていたが、これに代えて、複数のプリズム(第1プリズム651と第2プリズム652)からなるプリズム群650を第1レンズ群の後側焦点位置BF6に設けても良い。瞳分割部材は開口絞り130とプリズム群650を備える。
図24に示す例では、物体像がx軸方向に2つ並ぶ場合に対応して、それぞれ2つのプリズム651、652を用いて光軸をそれぞれx方向に平行移動させている。これにより、プリズム群650は、第1の光軸Ax661と第2の光軸Ax662を規定している。
(変形例4)
図25は、変形例4に係る回転絞りの構成を示す平面図である。
図25に示す開口絞りは、第1実施形態の開口絞り130の近傍に2つの回転絞り171、172を配置している。2つの回転絞り171、172は、z方向からみて円形であって、その中心171c、172cの回りを回転する。また、2つの回転絞り171、172は、内径の異なる複数の開口を中心171c、172cの回りに略等角度間隔に配置している。瞳分割部材は開口絞り130、回転絞り171、172、ガラス板ユニット150を備える。
回転絞り171及び/又は回転絞り172を回転し、所望の径の開口部を、開口絞り130の開口131、開口132の位置に合わせることによって、開口絞り130及び回転絞り171、172の全体として、開口の径を小さくすることができる。
これによって、撮影レンズ50の絞りを使用せず、基線長を変化させずに、絞りを絞った効果が得られる。絞りを絞った効果とは、明るさを暗くすることと、焦点深度を深くすることである。
以上のように、本発明に係るアタッチメント光学系は、既成の2次元画像撮影用カメラを容易に3次元画像撮影用カメラにすることに適している。
50 撮影レンズ
51 絞り
52、53 領域
60 カメラ
70 センサ(撮像素子)
71 受光領域
100 アタッチメント光学系
110 視野絞り
111 開口部
120 第1レンズ群
130 開口絞り(瞳分割部材)
131、132 開口
140 遮光板
150 ガラス板ユニット(瞳分割部材)
151、152 平行平面ガラス板
160 第2レンズ群ユニット
161、162 第2レンズ群
171、172 回転絞り
200 アタッチメント光学系
210 視野絞り
220 第1レンズ群
230 開口絞り(瞳分割部材)
250 ガラス板ユニット(瞳分割部材)
251、252 平行平面ガラス板
260 第2レンズ群ユニット
261、262 第2レンズ群
300 アタッチメント光学系
310 視野絞り
320 第1レンズ群
330 開口絞り(瞳分割部材)
340 遮光板
350 ガラス板ユニット(瞳分割部材)
351、352 平行平面ガラス板
360 第2レンズ群ユニット
361、362 第2レンズ群
460 第2レンズ群ユニット
461、462 第2レンズ群
550 ミラー群(瞳分割部材)
551、552、553、554 ミラー
650 プリズム群(瞳分割部材)
651 第1プリズム
652 第2プリズム
Ax161、Ax361、Ax461 第1の光軸
Ax162、Ax362、Ax462 第2の光軸

Claims (9)

  1. 第1レンズ群と、第2レンズ群と、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群の間に設けられた瞳分割部材と、を備え、
    前記第2レンズ群は、前記第1レンズ群からの光を集光して像を形成し、
    前記瞳分割部材は前記第1レンズ群の後側焦点位置に配置され、
    第1の光軸と第2の光軸が、前記瞳分割部材によって規定され、
    前記第1の光軸と前記第2の光軸は、共に屈曲しており、
    屈曲の前後の前記第1の光軸と、屈曲の前後の前記第2の光軸は、前記第1レンズ群の光軸を挟んで互いに対向していることを特徴とするアタッチメント光学系。
  2. 前記第1レンズ群の光軸と、前記第1の光軸と、前記第2の光軸と、は同一平面内にあり、
    前記第1の光軸と、前記第2の光軸と、は前記第1レンズ群の光軸に関して対称であることを特徴とする請求項1に記載のアタッチメント光学系。
  3. 前記第2レンズ群は、第1レンズ成分と、第2レンズ成分と、を有し、
    前記第1レンズ成分は、屈曲後の前記第1の光軸に対して共軸となるように配置され、
    前記第2レンズ成分は、屈曲後の前記第2の光軸に対して共軸となるように配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のアタッチメント光学系。
  4. 前記第1レンズ群の光軸に対して、前記第1の光軸と前記第2の光軸が、視差方向と垂直な方向に分割されることを特徴とする請求項2に記載のアタッチメント光学系。
  5. 前記第1レンズ群の光軸に対して、前記第1の光軸と前記第2の光軸が、視差方向に分割されることを特徴とする請求項2に記載のアタッチメント光学系。
  6. 前記瞳分割部材は、互いに隣接し、前記第1レンズ群の光軸に対して異なった角度で設置された、第1平行平面ガラス板及び第2平行平面ガラス板を有することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のアタッチメント光学系。
  7. 前記瞳分割部材は、互いに隣接し、前記第1レンズ群の光軸に対して異なった角度で設置された、第1ミラー対及び第2ミラー対を有することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のアタッチメント光学系。
  8. 前記瞳分割部材は、互いに隣接し、前記第1レンズ群の光軸に対して異なった角度で設置された、第1プリズム及び第2プリズムを有することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のアタッチメント光学系。
  9. 前記第1レンズ群は、光の入射側から順に、光の入射側に凹面を向けた負の屈折力を有する単レンズからなる第1レンズ成分、正の屈折力を有するレンズ群からなる第2レンズ成分、及び、正の屈折力を有するレンズ群からなる第3レンズ成分を備え、
    前記第2レンズ群は、正の屈折力を有することを特徴とする請求項3に記載のアタッチメント光学系。
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