JP2014023291A - 低慣性ロータを有する回転機のマグネット固定構造及び方法 - Google Patents

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Seiji Kajiyama
誠司 梶山
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Abstract

【課題】ロータヨークの重量を大幅に軽量化し、低慣性化を達成する。
【解決手段】回転軸6に形成され大径部6a及び小径部6bと、両端に第1、第2円柱状凹部7a,7bを有し、前記小径部6bに嵌合されて無垢材からなるロータヨーク7と、ロータヨーク7の外周に設けられたマグネット固定体と、各マグネット固定体22間に設けられたマグネット10とよりなる構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、低慣性ロータを有する回転機のマグネット固定構造及び方法に関し、特に、無垢のロータヨークの両端に一対の円柱状凹部を形成し、マグネットをマグネット固定板を介してロータヨークの外周に取り付け、低慣性とするための新規な改良に関する。
従来、用いられていたモータとしては、例えば、特許文献1の構成を挙げることができるが、このような従来構成のモータにおいて低慣性ロータを用いる場合には、図6及び図7の構成が採用されていた。
すなわち、図6において符号1で示されるものはケースであり、このケース1は、前蓋2及び後蓋3と一体状に接続されることによって前記ケース1が構成されている。
前記前蓋2及び後蓋3に設けられた一対の軸受4,5間には、回転軸6が回転自在に設けられ、この回転軸6の外周には積層型のロータヨーク7が設けられ、このロータヨーク7には、軸方向に貫通する複数の貫通孔8が形成されることによって、ロータヨーク7自体の低慣性化が達成されている。
前記ロータヨーク7の外周には、所定角度間隔でマグネット用の位置決め突条からなるマグネット固定体22が軸方向に沿って長手状に形成され、各位置決め突条9間には、弧状をなすマグネット10が貼着等によって設けられている。
前記回転軸6の先端には、エンコーダ等からなる回転検出器11が設けられている。
国際公開第2006/120975号公報
従来のモータは、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、無垢材の回転軸の外周に積層型のロータヨークを嵌合させているため、ロータヨーク自体の軽量化には貫通孔を形成させることしかできず、これ以上の低慣性化は困難であった。
本発明による低慣性ロータを有する回転機のマグネット固定構造は、ステータを有するケースを形成する前蓋及び後蓋に設けられた一対の軸受間に回転自在に設けられた回転軸と、前記回転軸に形成され大径部及び前記大径部より小径の小径部と、前記小径部の外周に嵌合されその軸方向に沿う両端に第1、第2円柱状凹部を有すると共に無垢材からなるロータヨークと、前記ロータヨークの外周に所定角度間隔で軸方向に設けられた長手状のマグネット固定体と、前記各マグネット固定体間に設置されたマグネット構造とからなる。
前記第1円柱状凹部は前記大径部に対応し、前記第2円柱状凹部は前記小径部に対応している構成であり、また、
前記各マグネット固定体は、前記ロータヨークの外周に形成された孔又はねじ孔に螺入されたねじによって前記ロータヨークの外周に固定されている構成であり、また、本発明による低慣性ロータを有する回転機のマグネット固定方法は、ステータを有するケースを形成する前蓋及び後蓋に設けられた一対の軸受間に回転自在に設けられた回転軸と、前記回転軸に形成され大径部及び前記大径部より小径の小径部と、前記小径部の外周に嵌合されその軸方向に沿う両端に第1、第2円柱状凹部を有すると共に無垢材からなるロータヨークと、前記ロータヨークの外周に所定角度間隔で軸方向に設けられた長手状のマグネット固定体と、前記各マグネット固定体間に設けられたマグネット構造とからなる。
前記第1円柱状凹部は前記大径部に対応し、前記第2円柱状凹部は前記小径部に対応している方法であり、また、前記各マグネット固定体は、前記ロータヨークの外周に形成された孔又はねじ孔に螺入されたねじによって前記ロータヨークの外周に固定されている方法である。
本発明による低慣性ロータを有する回転機のマグネット固定構造及び方法は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、ステータを有するケースを形成する前蓋及び後蓋に設けられた一対の軸受間に回転自在に設けられた回転軸と、前記回転軸に形成され大径部及び前記大径部より小径の小径部と、前記小径部の外周に嵌合されその軸方向に沿う両端に第1、第2円柱状凹部を有すると共に無垢材からなるロータヨークと、前記ロータヨークの外周に所定角度間隔で軸方向に設けられた長手状のマグネット固定体と、前記各マグネット固定体間に設けられたマグネットと、よりなり、前記第1円柱状凹部は前記大径部に対応し、前記第2円柱状凹部は前記小径部に対応していることにより、ロータヨークに一対の大型の円柱状凹部を形成することにより、ロータヨークの重量を従来よりも大幅に軽量化した低慣性化されたロータを得ることができ、ロータの位置決め後のチャタリングを大幅に小さくすることができる。
また、前記各マグネット固定体は、前記ロータヨークの外周に形成された孔又はねじ孔に螺入されたねじによって前記ロータヨークの外周に固定されていることにより、無垢材のロータヨークの外周を切削することなく、後付けのマグネット固定体によって簡単にマグネットをロータヨークの外周に貼着することができる。
本発明による低慣性ロータを有する回転機のマグネット固定構造を示す断面図である。 図1のロータヨークの断面図である。 図1のロータを示す平面図である。 図1のロータヨークの拡大断面図である。 図4のマグネット固定体の平面図である。 従来のモータの断面図である。 図6の断面図である。
本発明は、ロータヨークの両端に一対の円柱状凹部を形成し、マグネットをマグネット固定板を介して無垢材からなるロータヨークの外周に取り付け、低慣性ロータを有する回転機のマグネット固定構造及び方法を提供するとを目的とする。
以下、図面と共に本発明による低慣性ロータを有する回転機のマグネット固定構造及び方法の好適な実施の形態について説明する。
尚、従来例と同一又は同等部分には、同一符号を付して説明する。
図1において、符号1で示されるものはケースであり、このケース1は前蓋2及び後蓋3と一体状に形成されて構成されている。
前記前蓋2及び後蓋3には一対の軸受4,5が設けられ、各軸受4,5間には無垢材の回転軸6が回転自在に設けられ、この回転軸6は、外周の切削によって大径部6a及びこの大径部6aよりも小径の小径部6bによって構成されている。
前記回転軸6の小径部6b側からは筒状で無垢材からなるロータヨーク7が挿入されて嵌合されており、このロータヨーク7の両端には、円柱状をなす第1、第2円柱状凹部7a,7bが形成されている。
尚、前記回転軸6及びロータヨーク7によりロータ25が構成されている。
前記ロータヨーク7が回転軸6の小径部6bに嵌合されていることにより、前記各円柱状凹部7a,7bは円柱状の形状が輪状の形状となるように構成されている。
前記ロータヨーク7は、断面形状でみると、両端の肉薄部7Aと中央の肉厚部7Bによって構成され、前記肉厚部7Bが前記大径部6aに当接することによって回転軸6上のロータヨーク7の位置決めが行われるように構成されている。
前記ロータヨークの外周にはマグネット10が貼り付け等によって設けられ、前記ケース1の内側に設けられたステータ20が前記マグネット10に対応することができるように構成されている。
前記回転軸6の小径部6bの先端側にはエンコーダ等からなる回転検出器11が設けられている。
前記ロータヨーク7の外周には、図2の断面図で示されるように、所定角度間隔で孔(又はねじ孔)21が形成され、このロータヨーク7を平面的にみると、図3のように、前記孔(又はねじ孔)21が回転軸6の軸方向に沿って直線状に配設されている。
前記ロータヨーク7の外周には、無垢のロータヨーク7の外周に突条を形成するにはコスト上不明であるため、直線状に配置された孔(又はねじ孔)21をガイドとして、図5に示される別体の長手状をなすマグネット固定体22がピン又はねじ23で取り付けられ、図4で示されるように、各マグネット固定体22間の前記ロータヨーク7の外周にマグネット10を取り付けることができる。
本発明による低慣性ロータを有する回転機のマグネット固定構造は、無垢材からなるロータヨークに一対の円柱状凹部を形成してもマグネットを設けることができ、ロータ自体の低慣性化を達成することができる。
1 ケース
2 前蓋
3 後蓋
4、5 軸受
6 回転軸
6a 大径部
6b 小径部
7 ロータヨーク
7a 第1円柱状凹部
7b 第2円柱状凹部
7A 肉薄部
7B 肉厚部
10 マグネット
20 ステータ
21 孔(又はねじ孔)
22 マグネット固定体
23 ピン又はねじ

Claims (4)

  1. ステータ(20)を有するケース(1)を形成する前蓋(2)及び後蓋(3)に設けられた一対の軸受(4,5)間に回転自在に設けられた回転軸(6)と、前記回転軸(6)に形成され大径部(6a)及び前記大径部(6a)より小径の小径部(6b)と、前記小径部(6b)の外周に嵌合されその軸方向に沿う両端に第1、第2円柱状凹部(7a,7b)を有すると共に無垢材からなるロータヨーク(7)と、前記ロータヨーク(7)の外周に所定角度間隔で軸方向に設けられた長手状のマグネット固定体(22)と、前記各マグネット固定体(22)間に設けられたマグネット(10)と、よりなり、
    前記第1円柱状凹部(7a)は前記大径部(6a)に対応し、前記第2円柱状凹部(7b)は前記小径部(6b)に対応していることを特徴とする低慣性ロータを有する回転機のマグネット固定構造。
  2. 前記各マグネット固定体(22)は、前記ロータヨーク(7)の外周に形成された孔(又はねじ孔)(21)に螺入されたピン又はねじ(23)によって前記ロータヨーク(7)の外周に固定されていることを特徴とする請求項1記載の低慣性ロータを有する回転機のマグネット固定構造。
  3. ステータ(20)を有するケース(1)を形成する前蓋(2)及び後蓋(3)に設けられた一対の軸受(4,5)間に回転自在に設けられた回転軸(6)と、前記回転軸(6)に形成され大径部(6a)及び前記大径部(6a)より小径の小径部(6b)と、前記小径部(6b)の外周に嵌合されその軸方向に沿う両端に第1、第2円柱状凹部(7a,7b)を有すると共に無垢材からなるロータヨーク(7)と、前記ロータヨーク(7)の外周に所定角度間隔で軸方向に設けられた長手状のマグネット固定体(22)と、前記各マグネット固定体(22)間に設けられたマグネット(10)と、よりなり、
    前記第1円柱状凹部(7a)は前記大径部(6a)に対応し、前記第2円柱状凹部(7b)は前記小径部(6b)に対応していることを特徴とする低慣性ロータを有する回転機のマグネット固定方法。
  4. 前記各マグネット固定体(22)は、前記ロータヨーク(7)の外周に形成された孔(又はねじ孔)(21)に螺入されたねじによって前記ロータヨーク(7)の外周に固定されていることを特徴とする請求項3記載の低慣性ロータを有する回転機のマグネット固定方法。
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