JP2010142057A5 - - Google Patents
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Description
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したものである。
請求項1に記載の発明は、固定部と、回転部を備え、前記固定部は、固定子コ
アと、前記固定子コアに取り付けられた固定子コイルを備えた固定子と、前記固定子の軸方向両側に配置された負荷側軸受支持部および負荷側軸受と反負荷側軸受支持部および反負荷側軸受とを有し、前記回転部は、前記固定部の負荷側軸受支持部および反負荷側軸受支持部に、負荷側軸受および反負荷側軸受を介して回転軸が回転自在に支持された回転子を有し、前記負荷側軸受支持部および前記反負荷側軸受支持部のうち、一方の軸受支持部には、ウェーブワッシャーを備え、
前記ウェーブワッシャーは、前記両軸受に予圧を付加する弾性を有して、前記一方の軸受支持部に支持される一方の軸受の外部側の軸方向傍らに配置されている回転電機において、前記一方の軸受の外輪と前記ウェーブワッシャーとの間に、前記一方の軸受支持部の内径よりも外径が大きいシムリングを配置し、前記一方の軸受の外輪の外周面と接する前記一方の軸受支持部の内周面の、前記シムリングと対応する面に、前記シムリングの外径よりも大きい内径のシムリング装着溝を形成し、前記シムリングを、前記シムリング装着溝に装着したことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の回転電機において、前記ウェーブワッシャーの外径を、前記一方の軸受支持部の内周面の内径以下にしたことを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明は、固定部と、回転部を備え、前記固定部は、固定子コ
アと、前記固定子コアに取り付けられた固定子コイルを備えた固定子と、前記固定子の軸方向両側に配置された負荷側軸受支持部および負荷側軸受と反負荷側軸受支持部および反負荷側軸受とを有し、前記回転部は、前記固定部の負荷側軸受支持部および反負荷側軸受支持部に、負荷側軸受および反負荷側軸受を介して回転軸が回転自在に支持された回転子を有し、前記負荷側軸受支持部および前記反負荷側軸受支持部のうち、一方の軸受支持部には、ウェーブワッシャーを備え、
前記ウェーブワッシャーは、前記両軸受に予圧を付加する弾性を有して、前記一方の軸受支持部に支持される一方の軸受の外部側の軸方向傍らに配置されている回転電機において、前記一方の軸受の外輪と前記ウェーブワッシャーとの間に、前記一方の軸受支持部の内径よりも外径が大きいシムリングを配置し、前記一方の軸受の外輪の外周面と接する前記一方の軸受支持部の内周面の、前記シムリングと対応する面に、前記シムリングの外径よりも大きい内径のシムリング装着溝を形成し、前記シムリングを、前記シムリング装着溝に装着したことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の回転電機において、前記ウェーブワッシャーの外径を、前記一方の軸受支持部の内周面の内径以下にしたことを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2記載の回転電機において、前記シムリング装着溝の反軸受側の端部に、反軸受側に向かって径が小さくなるテーパを形成したことを特徴とするものである。
本発明によれば、次のような効果がある。
請求項1および2に記載の発明によると、一方の軸受支持部にシムリング装着
溝を設けるとともに、前記シムリングを、前記シムリング装着溝に、このシムリング装着溝から脱落しないように取付けているので、前記一方の軸受支持部の開口部とは反対側に配置されたウェーブワッシャーが、前記一方の軸受支持部の開口部から脱落することを防ぐことができる。これにより、前記一方の軸受支持部の開口部を下にして回転子を組立てなければならない時においても、前記一方の軸受支持部内から前記ウェーブワッシャーが脱落することなく、回転電機の組立てを容易に行なうことができる。
請求項1および2に記載の発明によると、一方の軸受支持部にシムリング装着
溝を設けるとともに、前記シムリングを、前記シムリング装着溝に、このシムリング装着溝から脱落しないように取付けているので、前記一方の軸受支持部の開口部とは反対側に配置されたウェーブワッシャーが、前記一方の軸受支持部の開口部から脱落することを防ぐことができる。これにより、前記一方の軸受支持部の開口部を下にして回転子を組立てなければならない時においても、前記一方の軸受支持部内から前記ウェーブワッシャーが脱落することなく、回転電機の組立てを容易に行なうことができる。
請求項3に記載の発明によると、前記シムリング装着溝の反軸受側の端部に、
反軸受側に向かって径が小さくなるテーパを形成しているので、前記シムリング装着溝に落ち込んでいる前記ウェーブワッシャーが、反負荷側軸受支持部内を挿入されてきた反負荷側軸受に押されて、前記シムリング挿入溝から出される際に、前記シムリング装着溝から逃げやすくなるとともに、前記ウェーブワッシャーが、シムリング装着溝内で回転軸の回転中心と偏心していても、前記ウェーブワッシャーの中心を、前記回転軸の中心に合わせやすくなる。これにより、前記ウェーブワッシャーの中心と前記軸受の外輪の回転中心とが一致して、軸受に均等な予圧を付加することができる。
反軸受側に向かって径が小さくなるテーパを形成しているので、前記シムリング装着溝に落ち込んでいる前記ウェーブワッシャーが、反負荷側軸受支持部内を挿入されてきた反負荷側軸受に押されて、前記シムリング挿入溝から出される際に、前記シムリング装着溝から逃げやすくなるとともに、前記ウェーブワッシャーが、シムリング装着溝内で回転軸の回転中心と偏心していても、前記ウェーブワッシャーの中心を、前記回転軸の中心に合わせやすくなる。これにより、前記ウェーブワッシャーの中心と前記軸受の外輪の回転中心とが一致して、軸受に均等な予圧を付加することができる。
Claims (3)
- 固定部と、回転部を備え、
前記固定部は、固定子コアと、前記固定子コアに取り付けられた固定子コイル
を備えた固定子と、前記固定子の軸方向両側に配置された負荷側軸受支持部および負荷側軸受と反負荷側軸受支持部および反負荷側軸受とを有し、
前記回転部は、前記固定部の負荷側軸受支持部および反負荷側軸受支持部に、負荷側軸受および反負荷側軸受を介して回転軸が回転自在に支持された回転子を有し、
前記負荷側軸受支持部および前記反負荷側軸受支持部のうち、一方の軸受支持部には、ウェーブワッシャーを備え、
前記ウェーブワッシャーは、前記両軸受に予圧を付加する弾性を有して、前記一方の軸受支持部に支持される一方の軸受の外部側の軸方向傍らに配置されている回転電機において、
前記一方の軸受の外輪と前記ウェーブワッシャーとの間に、前記一方の軸受支持部の内径よりも外径が大きいシムリングを配置し、
前記一方の軸受の外輪の外周面と接する前記一方の軸受支持部の内周面の、前記シムリングと対応する面に、前記シムリングの外径よりも大きい内径のシムリング装着溝を形成し、前記シムリングを、前記シムリング装着溝に装着したことを特徴とする回転電機。 - 前記ウェーブワッシャーの外径を、前記一方の軸受支持部の内周面の内径以下にしたことを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
- 前記シムリング装着溝の反軸受側の端部に、反軸受側に向かって径が小さくなるテーパを形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の回転電機
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008317801A JP2010142057A (ja) | 2008-12-15 | 2008-12-15 | 回転電機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008317801A JP2010142057A (ja) | 2008-12-15 | 2008-12-15 | 回転電機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010142057A JP2010142057A (ja) | 2010-06-24 |
JP2010142057A5 true JP2010142057A5 (ja) | 2012-03-08 |
Family
ID=42351670
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008317801A Pending JP2010142057A (ja) | 2008-12-15 | 2008-12-15 | 回転電機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010142057A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP7158432B2 (ja) * | 2020-04-09 | 2022-10-21 | 三菱電機株式会社 | 回転電機 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS61203841A (ja) * | 1985-03-01 | 1986-09-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 回転電機の軸受装置 |
JPH0644370U (ja) * | 1992-11-17 | 1994-06-10 | 国産電機株式会社 | 電動機 |
JP2003074549A (ja) * | 2001-08-30 | 2003-03-12 | Asmo Co Ltd | 軸受装置および該軸受装置を用いたモータ |
JP2003097551A (ja) * | 2001-09-21 | 2003-04-03 | Yaskawa Electric Corp | 軸受の予圧構造 |
JP5214294B2 (ja) * | 2008-03-21 | 2013-06-19 | 株式会社マキタ | 打撃工具 |
-
2008
- 2008-12-15 JP JP2008317801A patent/JP2010142057A/ja active Pending
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