JP2014023043A - 移動通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】移動局UEが、「extended PDCP-SN」に対応している無線基地局S-eNBとの間で通信している状態で、「extended PDCP-SN」に対応していない無線基地局T-eNBに対するハンドオーバ処理を行う場合であっても、通信を継続する。
【解決手段】本発明に係る移動通信方法は、無線基地局S-eNBが、移動局UEとの間で「extended PDCP-SN」を用いた第1ベアラが確立されている状態で「extended PDCP-SN」に対応していない無線基地局T-eNBに対する移動局UEのハンドオーバ処理を行うことを決定する工程と、無線基地局S-eNBが、第1ベアラの削除及び「従来のPDCP-SN」を用いた第2ベアラの追加を指示する「RRC connection reconfiguration」を生成して移動局UEに対して送信する工程とを有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、移動通信方法に関する。
LTE(Long Term Evolution)方式に対応する無線基地局eNB及び移動局UEは、図12に示すように、PHY(物理)レイヤと、MAC(Media Access Control)レイヤと、RLC(Radio Link Control)レイヤと、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)レイヤと、RRC(Radio Resource Control)レイヤとを有している。
PDCPレイヤは、秘匿処理や改竄検出処理やヘッダ圧縮処理を行うように構成されている。
ここで、秘匿処理及び改竄検出処理では、COUNT値が用いられる。図13に示すように、かかるCOUNT値は、HFN(Hyper Frame Number)とPDCP-SN(Sequnece Number)」とによって構成されている。
PDCP-SNは、12ビット又は7ビットで構成されており、PDCPレイヤによってRLCに対してパケットが送出される度にインクリメントされるように構成されている。
また、HFNは、20ビット又は25ビットで構成されており、PDCP-SNが周回する度にインクリメントされるように構成されている。
なお、送信側のPDCPレイヤと受信側のPDCPレイヤとの間で、COUNT値が同期していなければ、受信側のPDCPレイヤにおいて、正しく解匿処理を行うことができない。
具体的には、送信側のPDCPレイヤは、RRCレイヤから受け取ったパケット(PDCP-SDU)に対して、COUNT値を用いて、秘匿処理(ヘッダ圧縮処理及び改竄検出処理)を施し、ヘッダにPDCP-SNを付与することによって、PDCP-PDUとしてRLCレイヤに送出するように構成されている。
一方、受信側のPDCPレイヤは、受信ウィンドウを管理しており、図14に示すように、受信したパケット(PDCP-PDU)に付与されているPDCP-SNが受信ウィンドウ外のPDCP-SNであれば、かかるパケットを破棄するように構成されている。
なお、受信側のPDCPレイヤは、受信したパケット(PDCP-PDU)に付与されているPDCP-SNが受信ウィンドウ内のPDCP-SNであれば、現在の受信状態から、かかるパケットの解匿処理に用いるべきHFNを推測し、かかるパケットに対して、推測したHFNを用いて解匿処理を施すことによって得られたパケット(PDCP-SDU)を上位レイヤに送出し、受信ウィンドウを更新するように構成されている。
図15及び図16に示すように、ハンドオーバ処理が完了すると、送信側のPDCPレイヤは、RLCレイヤで送達確認がとれていないパケットの全てについての送信を開始する。
受信側のPDCPレイヤは、「out-of-sequence」状態であっても、上位に送出できるパケットについては全て上位レイヤに送出し、ハンドオーバ処理が完了した後に、再び受信ウィンドウ内での受信を試みる。
また、ハンドオーバ処理が完了した後に、受信側のPDCPレイヤは、「PDCP status report」により、「PDCP-SN」についての受信状況を報告可能であり、送信側のPDCPレイヤは、受信済みのパケットの再送をキャンセルすることも可能である。
図17及び図18に示すように、無線基地局S-eNBは、無線基地局T-eNBに対して、RLC-ACKが確認されていないPDCP-SDUを転送するが、例えば、大量のPDCP-PDUがRLC-PDUに多重されていると、無線基地局T-eNBと移動局UEとの間で「HFN mismatch」が発生し、受信側における解匿処理が失敗し、正常なパケットを抽出することができなくなるという問題点があった。
特に、1個のRLC-PDUに対して大量のPDCP-PDUが多重されるような場合には、RLC-ACKが受信されずに転送されるPDCP-PDUの数が多くなるため、「HFN mismatch」が発生する可能性が高くなる。
例えば、伝送レートが高い場合、或いは、PDCP-SDUのサイズが非常に小さいパケットが大量に発生する場合等に、「HFN mismatch」が発生する可能性が高くなる。
そこで、かかる「HFN mismatch」の発生を回避するために、PDCP-SN長を拡張すること、すなわち、「従来のPDCP-SN(図19(a)参照)」よりも長いシーケンス番号である「extended PDCP-SN(図19(b)参照)」を採用することが提案されている(非特許文献3)。
「extended PDCP-SN」を用いることで、PDCP-SNが一巡し難くなるため、「HFN mismatch」が発生しにくくなる。
なお、「extended PDCP-SN」を用いることについては、無線基地局eNBが、移動局UEに対して、RRCシグナリングを介して指定するように構成されている。
3GPP TS36.322 3GPP TS36.323 3GPP寄書 R2-122651
しかしながら、図20及び図21に示すように、移動局UEが、「extended PDCP-SN」に対応している無線基地局S-eNBとの間で通信している状態で、「extended PDCP-SN」に対応している無線基地局T-eNBに対するハンドオーバ処理を行う場合には、移動局UEと無線基地局T-eNBとの間で使用するPDCP-SN長が異なるため、通信を継続することができないという問題点があった。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、移動局UEが、「extended PDCP-SN」に対応している無線基地局S-eNBとの間で通信している状態で、「extended PDCP-SN」に対応していない無線基地局T-eNBに対するハンドオーバ処理を行う場合であっても、通信を継続することができる移動通信方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、移動通信方法であって、第1無線基地局が、移動局との間で、PDCPレイヤにおけるシーケンス番号として拡張シーケンス番号を用いた第1ベアラが確立されている状態で、該拡張シーケンス番号に対応していない第2無線基地局に対する該移動局のハンドオーバ処理を行うことを決定する工程と、前記第1無線基地局が、前記第1ベアラの削除及び前記拡張シーケンス番号よりも短いシーケンス番号である通常シーケンス番号を用いた第2ベアラの追加を指示するコネクション再設定信号を生成して、前記移動局に対して送信する工程とを有することを要旨とする。
本発明の第2の特徴は、移動通信方法であって、第1無線基地局が、移動局との間で、PDCPレイヤにおけるシーケンス番号として拡張シーケンス番号を用いた第1ベアラが確立されている状態で、該拡張シーケンス番号に対応していない第2無線基地局に対する該移動局のハンドオーバ処理を行うことを決定する工程と、前記第2無線基地局が、前記第1ベアラの削除及び前記移動局と該第2無線基地局との間の第2ベアラの追加を指示するハンドオーバ指示信号を生成して、前記第1無線基地局に対して送信する工程とを有することを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、移動通信方法であって、第1無線基地局が、移動局との間で、PDCPレイヤにおけるシーケンス番号として拡張シーケンス番号を用いた第1ベアラが確立されている状態で、該拡張シーケンス番号に対応していない第2無線基地局に対する該移動局のハンドオーバ処理を行うことを決定する工程と、前記第1無線基地局が、前記第1ベアラの削除及び前記第2無線基地局との間の第2ベアラの追加を指示するハンドオーバ指示信号を生成して、前記移動局に対して送信する工程とを有することを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、移動通信方法であって、第1無線基地局が、移動局との間で、PDCPレイヤにおけるシーケンス番号として拡張シーケンス番号を用いた第1ベアラが確立されている状態で、該拡張シーケンス番号に対応していない第2無線基地局に対する該移動局のハンドオーバ処理を行うことを決定する工程と、前記第2無線基地局が、全てのベアラの削除及び前記移動局と該第2無線基地局との間の第2ベアラの追加を指示するハンドオーバ指示信号を生成して、前記第1無線基地局に対して送信する工程とを有することを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、移動通信方法であって、第1無線基地局が、移動局との間で、PDCPレイヤにおけるシーケンス番号として拡張シーケンス番号を用いた第1ベアラが確立されている状態で、該拡張シーケンス番号に対応していない第2無線基地局に対する該移動局のハンドオーバ処理を行うことを決定する工程と、前記第1無線基地局が、前記第1ベアラにおける前記拡張シーケンス番号の設定をリセットすることを指示するコネクション再設定信号を生成して、前記移動局に対して送信する工程とを有することを要旨とする。
本発明の第6の特徴は、移動通信方法であって、第1無線基地局が、移動局との間で、PDCPレイヤにおけるシーケンス番号として拡張シーケンス番号を用いた第1ベアラが確立されている状態で、該拡張シーケンス番号に対応していない第2無線基地局に対する該移動局のハンドオーバ処理を行うことを決定する工程と、前記第1無線基地局が、前記第1ベアラにおける前記拡張シーケンス番号の設定をリセットすること及び該第1ベアラの接続先を前記第2無線基地局に切り替えることを指示するハンドオーバ指示信号を生成して、前記移動局に対して送信する工程とを有することを要旨とする。
本発明の第7の特徴は、移動通信方法であって、第1無線基地局が、移動局との間で、PDCPレイヤにおけるシーケンス番号として拡張シーケンス番号を用いた第1ベアラが確立されている状態で、該拡張シーケンス番号に対応していない第2無線基地局に対する該移動局のハンドオーバ処理を行うことを決定する工程と、前記移動局が、受信したハンドオーバ指示信号に前記拡張シーケンス番号を用いる旨の指示が含まれていない場合、前記第1ベアラにおける前記拡張シーケンス番号の設定をリセットし、該第1ベアラの接続先を前記第2無線基地局に切り替える工程とを有することを要旨とする。
本発明の第8の特徴は、移動通信方法であって、第1無線基地局が、移動局との間で、PDCPレイヤにおけるシーケンス番号として拡張シーケンス番号を用いた第1ベアラが確立されている状態で、第2無線基地局が該拡張シーケンス番号に対応していないことを検出すると、該第2無線基地局に対する該移動局のハンドオーバ処理を行わないことを決定する工程と、前記移動局が、前記第2無線基地局との間で、再接続処理を行うことによって、前記拡張シーケンス番号よりも短いシーケンス番号である通常シーケンス番号を用いた第2ベアラを確立する工程とを有することを要旨とする。
以上説明したように、本発明によれば、移動局UEが、「extended PDCP-SN」に対応している無線基地局S-eNBとの間で通信している状態で、「extended PDCP-SN」に対応していない無線基地局T-eNBに対するハンドオーバ処理を行う場合であっても、通信を継続することができる移動通信方法を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの全体構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る無線基地局の機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る移動局の機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの動作を示すシーケンス図である。 本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの動作を示すシーケンス図である。 本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの動作を示すシーケンス図である。 本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの動作を示すシーケンス図である。 本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの動作を示すシーケンス図である。 本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの動作を示すシーケンス図である。 本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの動作を示すシーケンス図である。 本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの動作を示すシーケンス図である。 従来の移動通信システムについて説明するための図である。 従来の移動通信システムについて説明するための図である。 従来の移動通信システムについて説明するための図である。 従来の移動通信システムについて説明するための図である。 従来の移動通信システムについて説明するための図である。 従来の移動通信システムについて説明するための図である。 従来の移動通信システムについて説明するための図である。 従来の移動通信システムについて説明するための図である。 従来の移動通信システムについて説明するための図である。 従来の移動通信システムについて説明するための図である。
(本発明の第1の実施形態に係る移動通信システム)
図1乃至図11を参照して、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムについて説明する。
本実施形態では、LTE方式の移動通信システムを例に挙げて説明するが、本発明は、かかる移動通信システムに限定されず、他の方式の移動通信システムにも適用可能である。
図1に示すように、本実施形態に係る移動通信システムは、「extended PDCP-SN」に対応している無線基地局S-eNBと、「extended PDCP-SN」に対応していない、すなわち、「従来のPDCP-SN」にのみ対応している無線基地局T-eNBとを具備している。
図2に示すように、本実施形態に係る無線基地局eNBは、ハンドオーバ処理部11を具備している。ハンドオーバ処理部11は、移動局UEのハンドオーバ処理を実現するために必要な処理(図4乃至図11参照)を行うように構成されている。
図3に示すように、本実施形態に係る移動局UEは、移動局UEは、ハンドオーバ処理部21を具備している。ハンドオーバ処理部21は、移動局UEのハンドオーバ処理を実現するために必要な処理(図4乃至図11参照)を行うように構成されている。
以下、図4乃至図11を参照して、本実施形態に係る移動通信システムの動作例について説明する。
第1に、図4を参照して、本実施形態に係る移動通信システムの動作例1について説明する。
図4に示すように、ステップS1001において、無線基地局S-eNBとの間で「extended PDCP-SN」を用いた第1ベアラが確立されている状態の移動局UEが、無線基地局S-eNBに対して、「Measurement report」を送信する。
無線基地局S-eNBは、かかる「Measurement report」に基づいて、無線基地局T-eNBに対する移動局UEのハンドオーバ処理を行うことを決定する。
ここで、無線基地局S-eNBは、局情報等に基づいて、無線基地局T-eNBが「extended PDCP-SN」に対応していないことを把握することができるものとする。
ステップS1002において、無線基地局S-eNBは、無線基地局T-eNBに対して、上述のハンドオーバ処理を行うように指示する「HO request」を送信する。
ここで、無線基地局S-eNBは、無線基地局T-eNBが「Full configuration機能」を実行しないように、「HO request」内の情報要素の中から、無線基地局T-eNBによって解釈することができない情報要素を削除する。
なお、無線基地局T-eNBは、「Full configuration機能」を実行すると、移動局UEに対して、C-RNTI(Cell-Radio Network Temporary Identity)以外の全ての設定(ベアラを含む)を削除して再設定するように指示する。
ステップS1003において、無線基地局T-eNBは、無線基地局S-eNBに対して、「HO reauest ack」を送信する。
ステップS1004において、無線基地局S-eNBは、上述の第1ベアラの削除及び「従来のPDCP-SN」を用いた第2ベアラの追加を指示する「RRC connection reconfiguration」を生成して移動局UEに対して送信する。
ステップS1005において、移動局UEは、上述の第1ベアラを削除し、無線基地局S-eNBとの間で「従来のPDCP-SN」を用いた第2ベアラを設定し、無線基地局S-eNBに対して、「RRC connection reconfiguration complete」を送信する。
この結果、無線基地局S-eNBは、一旦、上述の第1ベアラを削除し、移動局UEとの間で「従来のPDCP-SN」を用いた第2ベアラを設定することができる。
なお、ステップS1004及びS1005の動作は、ステップS1002の前に行われてもよい。
ステップS1006において、無線基地局S-eNBは、移動局UEに対して、受信した「HO reauest ack」に含まれていた「HO command」を送信する。
無線基地局S-eNBは、無線基地局T-eNBに対して、ステップS1007において、「SN status transfer」を送信し、ステップS1008において、データ転送を行う。
ステップS1009において、移動局UEは、無線基地局T-eNBに対して、「RA preamble」を送信し、ステップS1010において、無線基地局T-eNBは、移動局UEに対して、「RA response」を送信し、ステップS1011において、移動局UEは、無線基地局T-eNBに対して、「RRC connection reconfiguration complete」を送信する。
この結果、上述の第2ベアラの接続先は、無線基地局S-eNBから無線基地局T-eNBに切り替わる。
第2に、図5を参照して、本実施形態に係る移動通信システムの動作例2について説明する。
図5に示すように、ステップS2001において、無線基地局S-eNBとの間で「extended PDCP-SN」を用いた第1ベアラが確立されている状態の移動局UEが、無線基地局S-eNBに対して、「Measurement report」を送信する。
無線基地局S-eNBは、かかる「Measurement report」に基づいて、無線基地局T-eNBに対する移動局UEのハンドオーバ処理を行うことを決定する。
ここで、無線基地局S-eNBは、局情報等に基づいて、無線基地局T-eNBが「extended PDCP-SN」に対応していないことを把握することができるものとする。
ステップS2002において、無線基地局S-eNBは、無線基地局T-eNBに対して、上述のハンドオーバ処理を行うように指示する「HO request」を送信する。
ここで、無線基地局S-eNBは、無線基地局T-eNBが「Full configuration機能」を実行しないように、「HO request」内の情報要素の中から、無線基地局T-eNBによって解釈することができない情報要素を削除する。
また、無線基地局S-eNBは、上述の「HO request」内の情報要素(新たに定義する)によって、無線基地局T-eNBに対して、第1ベアラの削除及び移動局UEと無線基地局T-eNBとの間の第2ベアラの追加を行うように要求する。
ステップS2003において、無線基地局T-eNBは、上述の「HO request」に基づいて、第1ベアラの削除及び移動局UEと無線基地局T-eNBとの間の第2ベアラの追加を指示する「HO command」を生成して、かかる「HO command」を含む「HO request ack」を無線基地局S-eNBに対して送信する。
ステップS2004において、無線基地局S-eNBは、移動局UEに対して、受信した「HO reauest ack」に含まれていた「HO command」を送信する。
ここで、移動局UEは、かかる「HO command」に応じて、上述の第1ベアラを削除する。
なお、かかるハンドオーバ処理において、一旦、第1ベアラが削除されるため、無線基地局S-eNBから無線基地局T-eNBに対するデータ転送は行われない(ステップS2005)。
ステップS2006において、移動局UEは、無線基地局T-eNBに対して、「RA preamble」を送信し、ステップS2007において、無線基地局T-eNBは、移動局UEに対して、「RA response」を送信し、ステップS2008において、移動局UEは、無線基地局T-eNBに対して、「RRC connection reconfiguration complete」を送信する。
この結果、移動局UEと無線基地局T-eNBとの間で「従来のPDCP-SN」を用いた第2ベアラが設定される。
第3に、図6を参照して、本実施形態に係る移動通信システムの動作例3について説明する。
図6に示すように、ステップS3001において、無線基地局S-eNBとの間で「extended PDCP-SN」を用いた第1ベアラが確立されている状態の移動局UEが、無線基地局S-eNBに対して、「Measurement report」を送信する。
無線基地局S-eNBは、かかる「Measurement report」に基づいて、無線基地局T-eNBに対する移動局UEのハンドオーバ処理を行うことを決定する。
ここで、無線基地局S-eNBは、局情報等に基づいて、無線基地局T-eNBが「extended PDCP-SN」に対応していないことを把握することができるものとする。
ステップS3002において、無線基地局S-eNBは、無線基地局T-eNBに対して、上述のハンドオーバ処理を行うように指示する「HO request」を送信する。
ここで、無線基地局S-eNBは、無線基地局T-eNBが「Full configuration機能」を実行しないように、「HO request」内の情報要素の中から、無線基地局T-eNBによって解釈することができない情報要素を削除する。
また、無線基地局S-eNBは、上述の「HO request」内の情報要素(新たに定義する)によって、無線基地局T-eNBに対して、第1ベアラの削除及び移動局UEと無線基地局T-eNBとの間の第2ベアラの追加を行うように要求してもよい。
ステップS3003において、無線基地局T-eNBは、上述の「HO request」に基づいて、「HO command」を生成して、かかる「HO command」を含む「HO request ack」を無線基地局S-eNBに対して送信する。
ステップS3004において、無線基地局S-eNBは、受信した「HO reauest ack」に含まれていた「HO command」に対して、第1ベアラの削除及び移動局UEと無線基地局T-eNBとの間の第2ベアラの追加の指示を含めて移動局UEに対して送信する。
ここで、移動局UEは、かかる「HO command」に応じて、上述の第1ベアラを削除する。
なお、かかるハンドオーバ処理において、一旦、第1ベアラが削除されるため、無線基地局S-eNBから無線基地局T-eNBに対するデータ転送は行われない(ステップS3005)。
ステップS3006において、移動局UEは、無線基地局T-eNBに対して、「RA preamble」を送信し、ステップS3007において、無線基地局T-eNBは、移動局UEに対して、「RA response」を送信し、ステップS3008において、移動局UEは、無線基地局T-eNBに対して、「RRC connection reconfiguration complete」を送信する。
この結果、移動局UEと無線基地局T-eNBとの間で「従来のPDCP-SN」を用いた第2ベアラが設定される。
第4に、図7を参照して、本実施形態に係る移動通信システムの動作例4について説明する。
図7に示すように、ステップS4001において、無線基地局S-eNBとの間で「extended PDCP-SN」を用いた第1ベアラが確立されている状態の移動局UEが、無線基地局S-eNBに対して、「Measurement report」を送信する。
無線基地局S-eNBは、かかる「Measurement report」に基づいて、無線基地局T-eNBに対する移動局UEのハンドオーバ処理を行うことを決定する。
ステップS4002において、無線基地局S-eNBは、無線基地局T-eNBに対して、上述のハンドオーバ処理を行うように指示する「HO request」を送信する。
ここで、無線基地局S-eNBは、局情報等に基づいて、無線基地局T-eNBが「extended PDCP-SN」に対応していないことを把握していた場合であっても、無線基地局T-eNBが「Full configuration機能」を実行しないように、「HO request」内の情報要素の中から、無線基地局T-eNBによって解釈することができない情報要素を削除するという措置を施さないものとする。
無線基地局T-eNBは、「HO request」内の情報要素の少なくとも一部について解釈することができない場合、或いは、「extended PDCP-SN」に対応していない場合、「Full configuration機能」を実行する。
その結果、ステップS4003において、無線基地局T-eNBは、全てのベアラの削除及び移動局UEと無線基地局T-eNBとの間の第2ベアラの追加を指示する「HO command(Full configuration)」を生成して、かかる「HO command(Full configuration)」を含む「HO request ack」を無線基地局S-eNBに対して送信する。
ステップS4004において、無線基地局S-eNBは、移動局UEに対して、受信した「HO reauest ack」に含まれていた「HO command(Full configuration)」を送信する。
ここで、移動局UEは、かかる「HO command(Full configuration)」に応じて、第1ベアラを含む全てのベアラを削除する。
なお、かかるハンドオーバ処理において、一旦、全てのベアラが削除されるため、無線基地局S-eNBから無線基地局T-eNBに対するデータ転送は行われない(ステップS4005)。また、かかる場合、全てのベアラにおいてデータロスが発生する。
ステップS4006において、移動局UEは、無線基地局T-eNBに対して、「RA preamble」を送信し、ステップS4007において、無線基地局T-eNBは、移動局UEに対して、「RA response」を送信し、ステップS4008において、移動局UEは、無線基地局T-eNBに対して、「RRC connection reconfiguration complete」を送信する。
この結果、移動局UEと無線基地局T-eNBとの間で「従来のPDCP-SN」を用いた第2ベアラが設定される。
第5に、図8を参照して、本実施形態に係る移動通信システムの動作例5について説明する。
図8に示すように、ステップS5001において、無線基地局S-eNBとの間で「extended PDCP-SN」を用いた第1ベアラが確立されている状態の移動局UEが、無線基地局S-eNBに対して、「Measurement report」を送信する。
無線基地局S-eNBは、かかる「Measurement report」に基づいて、無線基地局T-eNBに対する移動局UEのハンドオーバ処理を行うことを決定する。
ここで、無線基地局S-eNBは、局情報等に基づいて、無線基地局T-eNBが「extended PDCP-SN」に対応していないことを把握することができるものとする。
ステップS5002において、無線基地局S-eNBは、無線基地局T-eNBに対して、上述のハンドオーバ処理を行うように指示する「HO request」を送信する。
ここで、無線基地局S-eNBは、無線基地局T-eNBが「Full configuration機能」を実行しないように、「HO request」内の情報要素の中から、無線基地局T-eNBによって解釈することができない情報要素を削除する。
ステップS5003において、無線基地局T-eNBは、無線基地局S-eNBに対して、「HO reauest ack」を送信する。
ステップS5004において、無線基地局S-eNBは、「extended PDCP-SN」の設定(COUNT値を含む)をリセットすることを指示する「RRC connection reconfiguration」を生成して移動局UEに対して送信する。
ここで、無線基地局S-eNBは、一旦、第1ベアラにおける「extended PDCP-SN」の設定(COUNT値を含む)をリセットする。
ステップS5005において、移動局UEは、第1ベアラにおける「extended PDCP-SN」の設定(COUNT値を含む)をリセットし、無線基地局S-eNBに対して、「RRC connection reconfiguration complete」を送信する。以降、第1ベアラでは、「従来のPDCP-SN」が用いられる。
なお、ステップS5004及びS5005の動作は、ステップS5002の前に行われてもよい。
ステップS5006において、無線基地局S-eNBは、移動局UEに対して、受信した「HO reauest ack」に含まれていた「HO command」を送信する。
無線基地局S-eNBは、無線基地局T-eNBに対して、ステップS5007において、「SN status transfer」を送信し、ステップS5008において、データ転送を行う。
ステップS5009において、移動局UEは、無線基地局T-eNBに対して、「RA preamble」を送信し、ステップS5010において、無線基地局T-eNBは、移動局UEに対して、「RA response」を送信し、ステップS5011において、移動局UEは、無線基地局T-eNBに対して、「RRC connection reconfiguration complete」を送信する。
この結果、上述の第1ベアラの接続先が、無線基地局S-eNBから無線基地局T-eNBに切り替わる。
第6に、図9を参照して、本実施形態に係る移動通信システムの動作例6について説明する。
図9に示すように、ステップS6001において、無線基地局S-eNBとの間で「extended PDCP-SN」を用いた第1ベアラが確立されている状態の移動局UEが、無線基地局S-eNBに対して、「Measurement report」を送信する。
無線基地局S-eNBは、かかる「Measurement report」に基づいて、無線基地局T-eNBに対する移動局UEのハンドオーバ処理を行うことを決定する。
ここで、無線基地局S-eNBは、局情報等に基づいて、無線基地局T-eNBが「extended PDCP-SN」に対応していないことを把握することができるものとする。
ステップS6002において、無線基地局S-eNBは、無線基地局T-eNBに対して、上述のハンドオーバ処理を行うように指示する「HO request」を送信する。
ここで、無線基地局S-eNBは、無線基地局T-eNBが「Full configuration機能」を実行しないように、「HO request」内の情報要素の中から、無線基地局T-eNBによって解釈することができない情報要素を削除する。
ステップS6003において、無線基地局T-eNBは、無線基地局S-eNBに対して、「HO reauest ack」を送信する。
ステップS6004において、無線基地局S-eNBは、第1ベアラにおける「extended PDCP-SN」の設定(COUNT値を含む)をリセットすること及び第1ベアラの接続先を無線基地局T-eNBに切り替えることを指示する「HO command」を生成して移動局UEに対して送信する。
ここで、移動局UEは、第1ベアラにおける「extended PDCP-SN」の設定(COUNT値を含む)をリセットする。以降、第1ベアラでは「従来のPDCP-SN」が用いられる。
無線基地局S-eNBは、無線基地局T-eNBに対して、ステップS6005において、「SN status transfer」を送信し、ステップS6006において、データ転送を行う。
ステップS6007において、移動局UEは、無線基地局T-eNBに対して、「RA preamble」を送信し、ステップS6008において、無線基地局T-eNBは、移動局UEに対して、「RA response」を送信し、ステップS6009において、移動局UEは、無線基地局T-eNBに対して、「RRC connection reconfiguration complete」を送信する。
この結果、上述の第1ベアラの接続先が、無線基地局S-eNBから無線基地局T-eNBに切り替わる。
第7に、図10を参照して、本実施形態に係る移動通信システムの動作例7について説明する。
図10に示すように、ステップS7001において、無線基地局S-eNBとの間で「extended PDCP-SN」を用いた第1ベアラが確立されている状態の移動局UEが、無線基地局S-eNBに対して、「Measurement report」を送信する。
無線基地局S-eNBは、かかる「Measurement report」に基づいて、無線基地局T-eNBに対する移動局UEのハンドオーバ処理を行うことを決定する。
ここで、無線基地局S-eNBは、局情報等に基づいて、無線基地局T-eNBが「extended PDCP-SN」に対応していないことを把握することができるものとする。
ステップS7002において、無線基地局S-eNBは、無線基地局T-eNBに対して、上述のハンドオーバ処理を行うように指示する「HO request」を送信する。
ここで、無線基地局S-eNBは、無線基地局T-eNBが「Full configuration機能」を実行しないように、「HO request」内の情報要素の中から、無線基地局T-eNBによって解釈することができない情報要素を削除する。
ステップS7003において、無線基地局T-eNBは、無線基地局S-eNBに対して、第1ベアラの接続先を無線基地局T-eNBに切り替えることを指示する「HO command」を含む「HO request ack」を送信する。
ステップS7004において、無線基地局S-eNBは、移動局UEに対して、第1ベアラの接続先を無線基地局T-eNBに切り替えることを指示する「HO command」を生成して送信する。
ここで、無線基地局S-eNBは、「extended PDCP-SN」の設定(COUNT値を含む)をリセットする。
移動局UEは、受信した「HO command」に「extended PDCP-SN」を用いる旨の指示が含まれていない場合、第1ベアラにおける「extended PDCP-SN」の設定(COUNT値を含む)をリセットする。以降、第1ベアラでは「従来のPDCP-SN」が用いられる。
無線基地局S-eNBは、無線基地局T-eNBに対して、ステップS7005において、「SN status transfer」を送信し、ステップS7006において、データ転送を行う。
ステップS7007において、移動局UEは、無線基地局T-eNBに対して、「RA preamble」を送信し、ステップS7008において、無線基地局T-eNBは、移動局UEに対して、「RA response」を送信し、ステップS7009において、移動局UEは、無線基地局T-eNBに対して、「RRC connection reconfiguration complete」を送信する。
この結果、上述の第1ベアラの接続先が、無線基地局S-eNBから無線基地局T-eNBに切り替わる。
第8に、図11を参照して、本実施形態に係る移動通信システムの動作例8について説明する。
図11に示すように、ステップS8001において、無線基地局S-eNBとの間で「extended PDCP-SN」を用いた第1ベアラが確立されている状態の移動局UEが、無線基地局S-eNBに対して、「Measurement report」を送信する。
ステップS8002において、無線基地局S-eNBは、「Measurement report」に基づいて、ハンドオーバ先候補として無線基地局T-eNBを選択した場合、局情報等に基づいて、無線基地局T-eNBが「extended PDCP-SN」に対応していないことを検出すると、無線基地局T-eNBに対する移動局UEのハンドオーバ処理を行わないことを決定する。
ここで、無線基地局S-eNBは、上述の「Measurement report」を破棄する。
ステップS8003において、移動局UEは、無線基地局T-eNB配下のセル#2に遷移する。
ステップS8004において、移動局UEは、無線基地局T-eNBに対して、「RA preamble」を送信し、ステップS8005において、無線基地局T-eNBは、移動局UEに対して、「RA response」を送信する。
ステップS8006において、移動局UEは、無線基地局T-eNBに対して、「RRC connection re-establishment request」を送信し、ステップS8007において、無線基地局T-eNBは、移動局UEに対して、「RRC connection re-establishment」を送信し、ステップS8008において、移動局UEは、無線基地局T-eNBに対して、「RRC connection re-establishment complete」を送信する。
上述のように、移動局UEは、無線基地局T-eNBとの間で、再接続処理を行うことによって、「従来のPDCP-SN」を用いた第2ベアラを確立することができる。
本実施形態に係る移動通信システムによれば、図4乃至図11に示す動作によって、移動局UEが、「extended PDCP-SN」に対応している無線基地局S-eNBとの間で通信している状態で、「extended PDCP-SN」に対応していない無線基地局T-eNBに対するハンドオーバ処理を行う場合であっても、通信を継続することができる。
以上に述べた本実施形態の特徴は、以下のように表現されていてもよい。
本実施形態の第1の特徴は、移動通信方法であって、無線基地局S-eNB(第1無線基地局)が、移動局UEとの間で、PDCPレイヤにおけるシーケンス番号として「extended PDCP-SN(拡張シーケンス番号)」を用いた第1ベアラが確立されている状態で、「extended PDCP-SN」に対応していない無線基地局T-eNB(第2無線基地局)に対する移動局UEのハンドオーバ処理を行うことを決定する工程と、無線基地局S-eNBが、第1ベアラの削除及び「従来のPDCP-SN」を用いた第2ベアラの追加を指示する「RRC connection reconfiguration(コネクション再設定信号)」を生成して、移動局UEに対して送信する工程とを有することを要旨とする。
本実施形態の第2の特徴は、移動通信方法であって、無線基地局S-eNBが、移動局UEとの間で、「extended PDCP-SN」を用いた第1ベアラが確立されている状態で、「extended PDCP-SN」に対応していない無線基地局T-eNBに対する移動局UEのハンドオーバ処理を行うことを決定する工程と、無線基地局T-eNBが、第1ベアラの削除及び移動局UEと無線基地局T-eNBとの間の第2ベアラの追加を指示する「HO command(ハンドオーバ指示信号)」を生成して、無線基地局S-eNBに対して送信する工程とを有することを要旨とする。
本実施形態の第3の特徴は、移動通信方法であって、無線基地局S-eNBが、移動局UEとの間で、「extended PDCP-SN」を用いた第1ベアラが確立されている状態で、「extended PDCP-SN」に対応していない無線基地局T-eNBに対する移動局UEのハンドオーバ処理を行うことを決定する工程と、無線基地局S-eNBが、第1ベアラの削除及び無線基地局T-eNBとの間の第2ベアラの追加を指示する「HO command」を生成して、移動局UEに対して送信する工程とを有することを要旨とする。
本実施形態の第4の特徴は、移動通信方法であって、無線基地局S-eNBが、移動局UEとの間で、「extended PDCP-SN」を用いた第1ベアラが確立されている状態で、「extended PDCP-SN」に対応していない無線基地局T-eNBに対する移動局UEのハンドオーバ処理を行うことを決定する工程と、無線基地局T-eNBが、全てのベアラの削除及び移動局UEと無線基地局T-eNBとの間の第2ベアラの追加を指示する「HO command」を生成して、無線基地局S-eNBに対して送信する工程とを有することを要旨とする。
本実施形態の第5の特徴は、移動通信方法であって、無線基地局S-eNBが、移動局UEとの間で、「extended PDCP-SN」を用いた第1ベアラが確立されている状態で、「extended PDCP-SN」に対応していない無線基地局T-eNBに対する移動局UEのハンドオーバ処理を行うことを決定する工程と、無線基地局S-eNBが、第1ベアラにおける「extended PDCP-SN」の設定をリセットすることを指示する「RRC connection reconfiguration」を生成して、移動局UEに対して送信する工程とを有することを要旨とする。
本実施形態の第6の特徴は、移動通信方法であって、無線基地局S-eNBが、移動局UEとの間で、「extended PDCP-SN」を用いた第1ベアラが確立されている状態で、「extended PDCP-SN」に対応していない無線基地局T-eNBに対する移動局UEのハンドオーバ処理を行うことを決定する工程と、無線基地局S-eNBが、第1ベアラにおける「extended PDCP-SN」の設定をリセットすること及び第1ベアラの接続先を無線基地局T-eNBに切り替えることを指示する「HO command」を生成して、移動局UEに対して送信する工程とを有することを要旨とする。
本実施形態の第7の特徴は、移動通信方法であって、無線基地局S-eNBが、移動局UEとの間で、「extended PDCP-SN」を用いた第1ベアラが確立されている状態で、「extended PDCP-SN」に対応していない無線基地局T-eNBに対する移動局UEのハンドオーバ処理を行うことを決定する工程と、移動局UEが、受信した「HO command」に「extended PDCP-SN」を用いる旨の指示が含まれていない場合、第1ベアラにおける「extended PDCP-SN」の設定をリセットし、第1ベアラの接続先を無線基地局T-eNBに切り替える工程とを有することを要旨とする。
本実施形態の第8の特徴は、移動通信方法であって、無線基地局S-eNBが、移動局UEとの間で、「extended PDCP-SN」を用いた第1ベアラが確立されている状態で、無線基地局T-eNBが「extended PDCP-SN」に対応していないことを検出すると、無線基地局T-eNBに対する移動局UEのハンドオーバ処理を行わないことを決定する工程と、移動局UEが、無線基地局T-eNBとの間で、再接続処理を行うことによって、「従来のPDCP-SN」を用いた第2ベアラを確立する工程とを有することを要旨とする。
なお、上述の移動局UEや無線基地局eNBの動作は、ハードウェアによって実施されてもよいし、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールによって実施されてもよいし、両者の組み合わせによって実施されてもよい。
ソフトウェアモジュールは、RAM(Random Access Memory)や、フラッシュメモリや、ROM(Read Only Memory)や、EPROM(Erasable Programmable ROM)や、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)や、レジスタや、ハードディスクや、リムーバブルディスクや、CD-ROMといった任意形式の記憶媒体内に設けられていてもよい。
かかる記憶媒体は、プロセッサが当該記憶媒体に情報を読み書きできるように、当該プロセッサに接続されている。また、かかる記憶媒体は、プロセッサに集積されていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ASIC内に設けられていてもよい。かかるASICは、移動局UEや無線基地局eNB内に設けられていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ディスクリートコンポーネントとして移動局UEや無線基地局eNB内に設けられていてもよい。
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
eNB…無線基地局
UE…移動局
11、21…ハンドオーバ処理部

Claims (8)

  1. 第1無線基地局が、移動局との間で、PDCPレイヤにおけるシーケンス番号として拡張シーケンス番号を用いた第1ベアラが確立されている状態で、該拡張シーケンス番号に対応していない第2無線基地局に対する該移動局のハンドオーバ処理を行うことを決定する工程と、
    前記第1無線基地局が、前記第1ベアラの削除及び前記拡張シーケンス番号よりも短いシーケンス番号である通常シーケンス番号を用いた第2ベアラの追加を指示するコネクション再設定信号を生成して、前記移動局に対して送信する工程とを有することを特徴とする移動通信方法。
  2. 第1無線基地局が、移動局との間で、PDCPレイヤにおけるシーケンス番号として拡張シーケンス番号を用いた第1ベアラが確立されている状態で、該拡張シーケンス番号に対応していない第2無線基地局に対する該移動局のハンドオーバ処理を行うことを決定する工程と、
    前記第2無線基地局が、前記第1ベアラの削除及び前記移動局と該第2無線基地局との間の第2ベアラの追加を指示するハンドオーバ指示信号を生成して、前記第1無線基地局に対して送信する工程とを有することを特徴とする移動通信方法。
  3. 第1無線基地局が、移動局との間で、PDCPレイヤにおけるシーケンス番号として拡張シーケンス番号を用いた第1ベアラが確立されている状態で、該拡張シーケンス番号に対応していない第2無線基地局に対する該移動局のハンドオーバ処理を行うことを決定する工程と、
    前記第1無線基地局が、前記第1ベアラの削除及び前記第2無線基地局との間の第2ベアラの追加を指示するハンドオーバ指示信号を生成して、前記移動局に対して送信する工程とを有することを特徴とする移動通信方法。
  4. 第1無線基地局が、移動局との間で、PDCPレイヤにおけるシーケンス番号として拡張シーケンス番号を用いた第1ベアラが確立されている状態で、該拡張シーケンス番号に対応していない第2無線基地局に対する該移動局のハンドオーバ処理を行うことを決定する工程と、
    前記第2無線基地局が、全てのベアラの削除及び前記移動局と該第2無線基地局との間の第2ベアラの追加を指示するハンドオーバ指示信号を生成して、前記第1無線基地局に対して送信する工程とを有することを特徴とする移動通信方法。
  5. 第1無線基地局が、移動局との間で、PDCPレイヤにおけるシーケンス番号として拡張シーケンス番号を用いた第1ベアラが確立されている状態で、該拡張シーケンス番号に対応していない第2無線基地局に対する該移動局のハンドオーバ処理を行うことを決定する工程と、
    前記第1無線基地局が、前記第1ベアラにおける前記拡張シーケンス番号の設定をリセットすることを指示するコネクション再設定信号を生成して、前記移動局に対して送信する工程とを有することを特徴とする移動通信方法。
  6. 第1無線基地局が、移動局との間で、PDCPレイヤにおけるシーケンス番号として拡張シーケンス番号を用いた第1ベアラが確立されている状態で、該拡張シーケンス番号に対応していない第2無線基地局に対する該移動局のハンドオーバ処理を行うことを決定する工程と、
    前記第1無線基地局が、前記第1ベアラにおける前記拡張シーケンス番号の設定をリセットすること及び該第1ベアラの接続先を前記第2無線基地局に切り替えることを指示するハンドオーバ指示信号を生成して、前記移動局に対して送信する工程とを有することを特徴とする移動通信方法。
  7. 第1無線基地局が、移動局との間で、PDCPレイヤにおけるシーケンス番号として拡張シーケンス番号を用いた第1ベアラが確立されている状態で、該拡張シーケンス番号に対応していない第2無線基地局に対する該移動局のハンドオーバ処理を行うことを決定する工程と、
    前記移動局が、受信したハンドオーバ指示信号に前記拡張シーケンス番号を用いる旨の指示が含まれていない場合、前記第1ベアラにおける前記拡張シーケンス番号の設定をリセットし、該第1ベアラの接続先を前記第2無線基地局に切り替える工程とを有することを特徴とする移動通信方法。
  8. 第1無線基地局が、移動局との間で、PDCPレイヤにおけるシーケンス番号として拡張シーケンス番号を用いた第1ベアラが確立されている状態で、第2無線基地局が該拡張シーケンス番号に対応していないことを検出すると、該第2無線基地局に対する該移動局のハンドオーバ処理を行わないことを決定する工程と、
    前記移動局が、前記第2無線基地局との間で、再接続処理を行うことによって、前記拡張シーケンス番号よりも短いシーケンス番号である通常シーケンス番号を用いた第2ベアラを確立する工程とを有することを特徴とする移動通信方法。
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