JP2014023033A

JP2014023033A - 移動通信方法

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Publication number: JP2014023033A
Application number: JP2012161528A
Authority: JP
Inventors: Yasushi Morioka; 康史森岡; Toru Uchino; 徹内野; Wuri Andarmawanti Hapsari; アンダルマワンティハプサリウリ; Atsushi Ueki; 敦史植木; Kenichiro Aoyanagi; 健一郎青柳; Hideaki Takahashi; 秀明高橋
Original assignee: NTT Docomo Inc
Current assignee: NTT Docomo Inc
Priority date: 2012-07-20
Filing date: 2012-07-20
Publication date: 2014-02-03
Anticipated expiration: 2032-07-20
Also published as: US20150131476A1; CN106851753A; EP2816830A4; EP2816830A1; KR20140116561A; CN106851753B; RU2015103774A; CN104137586A; CA2865765A1; HUE033659T2; KR101471005B1; JP5395229B1; CA2865765C; EP2816830B1; WO2014013919A1

Abstract

【課題】適切に「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信の設定を行う。
【解決手段】移動局ＵＥのアタッチ処理が行われる際に、無線基地局ｅＮＢ或いは移動管理ノードＭＭＥが、移動局ＵＥに対して、無線基地局ｅＮＢで用いる移動局ＵＥ用のパラメータの変更を促す「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信の可否を示す情報要素を送信する工程と、移動局ＵＥが、かかる情報要素に基づいて、無線基地局ｅＮＢに対する「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信の可否を決定する工程とを有する。
【選択図】図５

Description

本発明は、移動通信方法に関する。

ＬＴＥ-Ａｄｖａｎｃｅｄ方式の仕様を策定する会合において、移動局ＵＥが「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」を送信するための設定方法が合意された（非特許文献１参照）。

ここで、「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」は、無線基地局ｅＮＢで用いる移動局ＵＥ用のパラメータの変更を促す移動局支援情報である。

具体的には、移動局ＵＥは、無線基地局ｅＮＢからの設定指示信号（Ｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎ）を受けた場合に、無線基地局ｅＮＢに対して、「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」を送信するように構成されている。

なお、移動局ＵＥは、無線基地局ｅＮＢからの設定指示信号を受けない限り、無線基地局ｅＮＢに対して、「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」を送信しないように構成されている。

現在、かかる「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」としては、「ＵＥｐｏｗｅｒｐｒｅｆｅｒｅｎｃｅ」及び「ＵＥｍｏｂｉｌｉｔｙｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の２種類が規定されている。

「ＵＥｐｏｗｅｒｐｒｅｆｅｒｅｎｃｅ」は、移動局ＵＥが、「ＰｏｗｅｒＳａｖｉｎｇ（バッテリ使用可能時間）」及び「Ｐｅｒｆｏｒｍａｎｃｅ（サービス確立までの遅延時間）」のどちらを優先させたいかについて示すものである。

また、「ＵＥｍｏｂｉｌｉｔｙｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」は、移動局ＵＥがＲＲＣ_ＩＤＬＥ状態である場合のモビリティに関する情報を示すものである。

３ＧＰＰ寄書Ｒ２-１２３１６０

しかしながら、現在合意されているＬＴＥ-Ａｄｖａｎｃｅｄ方式の仕様では、移動局ＵＥが「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」を送信するための設定を行う契機及び具体的なシーケンスについて規定されていないという問題点があった。

また、現在合意されているＬＴＥ-Ａｄｖａｎｃｅｄ方式の仕様では、移動局ＵＥが「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」を送信する能力を具備しているか及び無線基地局ｅＮＢが「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」を受け付ける能力を具備しているかについて考慮されていないという問題点があった。

そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、適切に「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信の設定を行うことができる移動通信方法を提供することを目的とする。

本発明の第１の特徴は、移動通信方法であって、移動局のアタッチ処理が行われる際に、無線基地局或いは移動管理ノードが、該移動局に対して、該無線基地局で用いる該移動局用のパラメータの変更を促す移動局支援情報の送信の可否を示す情報要素を送信する工程と、前記移動局が、前記情報要素に基づいて、前記無線基地局に対する前記移動局支援情報の送信の可否を決定する工程とを有することを要旨とする。

本発明の第２の特徴は、移動通信方法であって、移動局と無線基地局との間のコネクションの確立処理が行われる際に、該無線基地局が、該移動局に対して、該無線基地局で用いる該移動局用のパラメータの変更を促す移動局支援情報の送信の可否を示す情報要素を送信する工程と、前記移動局が、前記情報要素に基づいて、前記無線基地局に対する前記移動局支援情報の送信の可否を決定する工程とを有することを要旨とする。

本発明の第３の特徴は、移動通信方法であって、移動局と無線基地局との間のコネクションの解放処理が行われる際に、該無線基地局が、該移動局に対して、該無線基地局で用いる該移動局用のパラメータの変更を促す移動局支援情報の送信の可否を示す情報要素を送信する工程と、前記移動局が、前記情報要素に基づいて、前記無線基地局に対する前記移動局支援情報の送信の可否を決定する工程とを有することを要旨とする。

本発明の第４の特徴は、移動通信方法であって、移動局のハンドオーバ処理が行われる際に、ハンドオーバ先無線基地局が、ハンドオーバ元無線基地局に対して、該ハンドオーバ先無線基地局で用いる該移動局用のパラメータの変更を促す移動局支援情報の送信の可否を示す情報要素を送信する工程と、該ハンドオーバ元無線基地局が、該移動局に対して、該ハンドオーバ先無線基地局で用いる該移動局用のパラメータの変更を促す移動局支援情報の送信の可否を示す情報要素を送信する工程と、前記移動局が、前記情報要素に基づいて、前記無線基地局に対する前記移動局支援情報の送信の可否を決定する工程とを有することを要旨とする。

本発明の第５の特徴は、移動通信方法であって、無線基地局が、報知情報を用いて、移動局に対して、該無線基地局で用いる該移動局用のパラメータの変更を促す移動局支援情報の送信の可否を示す情報要素を送信する工程と、前記移動局が、前記情報要素に基づいて、前記無線基地局に対する前記移動局支援情報の送信の可否を決定する工程とを有することを要旨とする。

本発明の第６の特徴は、移動通信方法であって、移動局が、無線基地局に対して、該無線基地局で用いる該移動局用のパラメータの変更を促す移動局支援情報を送信することができるか否かについて示す移動局能力情報を送信する工程と、前記無線基地局が、前記移動局支援情報を受け付けることができるか否かについて示す無線基地局能力情報と前記移動局能力情報とに基づいて、前記移動局に対して、該移動局支援情報の送信の可否を示す情報要素を送信する工程と、前記移動局が、前記情報要素に基づいて、前記無線基地局に対する前記移動局支援情報の送信の可否を決定する工程とを有することを要旨とする。

本発明の第７の特徴は、移動通信方法であって、無線基地局が、移動局に対して、該無線基地局で用いる該移動局用のパラメータの変更を促す前記移動局支援情報を受け付けることができるか否かについて示す無線基地局能力情報を送信する工程と、前記移動局が、前記移動局支援情報を送信することができるか否かについて示す移動局能力情報と前記無線基地局能力情報とに基づいて、前記無線基地局に対する該移動局支援情報の送信の可否を決定する工程とを有することを要旨とする。

以上説明したように、本発明によれば、適切に「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信の設定を行うことができる移動通信方法を提供することができる。

本発明の第１の実施形態に係る移動通信システムの全体構成図である。本発明の第１の実施形態に係る無線基地局の機能ブロック図である。本発明の第１の実施形態に係る移動管理ノードの機能ブロック図である。本発明の第１の実施形態に係る移動局の機能ブロック図である。本発明の第１の実施形態に係る移動通信システムの動作を示すシーケンス図である。本発明の第１の実施形態に係る移動通信システムの動作を示すシーケンス図である。本発明の第１の実施形態に係る移動通信システムの動作を示すシーケンス図である。本発明の第１の実施形態に係る移動通信システムの動作を示すシーケンス図である。本発明の第１の実施形態に係る移動通信システムの動作を示すシーケンス図である。本発明の変更例１に係る移動通信システムの動作を示すシーケンス図である。本発明の変更例２に係る移動通信システムの動作を示すシーケンス図である。

（本発明の第１の実施形態に係る移動通信システム）
図１乃至図９を参照して、本発明の第１の実施形態に係る移動通信システムについて説明する。

本実施形態では、ＬＴＥ-Ａｄｖａｎｃｅｄ方式の移動通信システムを例に挙げて説明するが、本発明は、かかる移動通信システムに限定されず、他の方式の移動通信システムにも適用可能である。

図１に示すように、本実施形態に係る移動通信システムは、移動管理ノードＭＭＥ（ＭｏｂｉｌｉｔｙＭａｎａｇｅｍｅｎｔＥｎｔｉｔｙ）と、サービングゲートウェイ装置Ｓ-ＧＷと、無線基地局ｅＮＢと、移動局ＵＥとを具備している。

図２に示すように、無線基地局ｅＮＢは、送信部１１と、受信部１２と、決定部１３とを具備している。

送信部１１は、移動局ＵＥ及び移動管理ノードＭＭＥに対して各種信号を送信するように構成されており、受信部１２は、移動局ＵＥ及び移動管理ノードＭＭＥから各種信号を受信するように構成されている。

例えば、送信部１１は、移動局ＵＥのアタッチ処理が行われる際に、移動局ＵＥに対して、無線基地局ｅＮＢで用いる移動局ＵＥ用のパラメータの変更を促す「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信の可否を示す情報要素を送信するように構成されていてもよい。

なお、かかる情報要素は、「ＵＥｐｏｗｅｒｐｒｅｆｅｒｅｎｃｅ」及び「ＵＥｍｏｂｉｌｉｔｙｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」のそれぞれについての送信の可否を示すように構成されていてもよいし、「ＵＥｐｏｗｅｒｐｒｅｆｅｒｅｎｃｅ」及び「ＵＥｍｏｂｉｌｉｔｙｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」を区別することなく送信の可否を示すように構成されていていてもよい。

前者の場合、かかる情報要素は、２ビットによって構成されることができ、後者の場合、かかる情報要素は、１ビットによって構成されることができる。

また、送信部１１は、移動局ＵＥと無線基地局ｅＮＢとの間のＲＲＣ（ＲａｄｉｏＲｅｓｏｕｒｃｅＣｏｎｔｒｏｌ）コネクションの確立処理が行われる際に、移動局ＵＥに対して、「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信の可否を示す情報要素を送信するように構成されていてもよい。

また、送信部１１は、移動局ＵＥと無線基地局ｅＮＢとの間のＲＲＣコネクションの解放処理が行われる際に、移動局ＵＥに対して、「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信の可否を示す情報要素を送信するように構成されていてもよい。

また、送信部１１は、移動局ＵＥのハンドオーバ処理が行われる際に、移動局ＵＥに対して、「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信の可否を示す情報要素を送信するように構成されていてもよい。

さらに、送信部１１は、ＳＩＢ１（ＳｙｓｔｅｍＩｎｆｏｒｍａｔｉｏｎＢｌｏｃｋＴｙｐｅ-１）を用いて、移動局ＵＥに対して、「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信の可否を示す情報要素を送信するように構成されていてもよい。

また、受信部１２は、移動局ＵＥから、「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」を受信するように構成されている。

決定部１３は、各移動局ＵＥにおける「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信の可否を決定するように構成されている。

図３に示すように、移動管理ノードＭＭＥは、送信部２１と、受信部２２と、決定部２３とを具備している。

送信部２１は、移動局ＵＥ及び無線基地局ｅＮＢに対して各種信号を送信するように構成されており、受信部２２は、移動局ＵＥ及び無線基地局ｅＮＢから各種信号を受信するように構成されている。

例えば、送信部２１は、移動局ＵＥのアタッチ処理が行われる際に、移動局ＵＥに対して、「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信の可否を示す情報要素を送信するように構成されていてもよい。

決定部２３は、各移動局ＵＥにおける「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信の可否を決定するように構成されている。

図４に示すように、移動局ＵＥは、受信部３１と、送信部３２とを具備している。

受信部３１は、移動管理ノードＭＭＥ及び無線基地局ｅＮＢから各種信号を受信するように構成されており、送信部３２は、移動管理ノードＭＭＥ及び無線基地局ｅＮＢに対して各種信号を送信するように構成されている。

例えば、受信部３１は、移動局ＵＥのアタッチ処理が行われる際に、移動管理ノードＭＭＥ又は無線基地局ｅＮＢから、「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信の可否を示す情報要素を受信するように構成されている。

また、受信部３１は、移動局ＵＥと無線基地局ｅＮＢとの間のＲＲＣコネクションの確立処理が行われる際に、無線基地局ｅＮＢから、「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信の可否を示す情報要素を受信するように構成されていてもよい。

また、受信部３１は、移動局ＵＥと無線基地局ｅＮＢとの間のＲＲＣコネクションの解放処理が行われる際に、無線基地局ｅＮＢから、「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信の可否を示す情報要素を受信するように構成されていてもよい。

また、受信部３１は、移動局ＵＥのハンドオーバ処理が行われる際に、無線基地局ｅＮＢから、「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信の可否を示す情報要素を受信するように構成されていてもよい。

さらに、受信部３１は、ＳＩＢ１を介して、無線基地局ｅＮＢから、「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信の可否を示す情報要素を受信するように構成されていてもよい。

送信部３２は、受信部３１によって受信された情報要素に基づいて、無線基地局ｅＮＢに対して、「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信の可否を決定するように構成されている。

以下、図５乃至図９を参照して、本実施形態に係る移動通信システムの動作について説明する。

第１に、図５を参照して、本実施形態に係る移動通信システムにおけるアタッチ処理（或いは、位置登録処理/ＴＡＵ処理）について説明する。

図５に示すように、ステップＳ１００１において、移動局ＵＥが、無線基地局ｅＮＢに対して、「ＲＲＣｃｏｎｎｅｃｔｉｏｎｒｅｑｕｅｓｔ」を送信する。

ステップＳ１００２において、無線基地局ｅＮＢが、移動局ＵＥに対して、「ＲＲＣｃｏｎｎｅｃｔｉｏｎｓｅｔｕｐ」を送信する。

ここで、無線基地局ｅＮＢは、かかる「ＲＲＣｃｏｎｎｅｃｔｉｏｎｓｅｔｕｐ」を用いて、移動局ＵＥに対して、上述の「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信の可否を示す情報要素を通知してもよい。

なお、図５の例では、かかる情報要素は、「ＵＥｐｏｗｅｒｐｒｅｆｅｒｅｎｃｅ」についての送信を禁止し「ＵＥｍｏｂｉｌｉｔｙｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」についての送信を許可することを示している。

ステップＳ１００３において、移動局ＵＥが、無線基地局ｅＮＢに対して、「ＲＲＣｃｏｎｎｅｃｔｉｏｎｓｅｔｕｐｃｏｍｐｌｅｔｅ」を送信する。

ステップＳ１００４において、移動局ＵＥと移動管理ノードＭＭＥとの間で、「ＮＡＳａｔｔａｃｈｒｅｑｕｅｓｔ」の送受信や「Ａｕｔｈｅｎｔｉｃａｔｉｏｎ」や「Ｓｅｃｕｒｉｔｙｓｅｔｕｐ」が行われる。

ステップＳ１００５において、無線基地局ｅＮＢと移動管理ノードＭＭＥとの間で、「Ｉｎｔｉｔｉａｌｃｏｎｔｅｘｔｓｅｔｕｐ」が行われる。

ステップＳ１００６において、無線基地局ｅＮＢが、移動局ＵＥに対して、「ＲＲＣｃｏｎｎｅｃｔｉｏｎｒｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎ」を送信する。

ここで、無線基地局ｅＮＢは、かかる「ＲＲＣｃｏｎｎｅｃｔｉｏｎｒｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎ」を用いて、移動局ＵＥに対して、上述の「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信の可否を示す情報要素を通知してもよい。

ステップＳ１００７において、移動管理ノードＭＭＥが、移動局ＵＥに対して、「ＮＡＳａｔｔａｃｈａｃｃｅｐｔ」を送信する。

ここで、無線基地局ｅＮＢは、かかる「ＮＡＳａｔｔａｃｈａｃｃｅｐｔ」を用いて、移動局ＵＥに対して、上述の「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信の可否を示す情報要素を通知してもよい。

ステップＳ１００８において、移動局ＵＥが、無線基地局ｅＮＢに対して、「ＲＲＣｃｏｎｎｅｃｔｉｏｎｒｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎｃｏｍｐｌｅｔｅ」を送信する。

ステップＳ１００９において、移動局ＵＥにおける「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信の設定が適用される。

第２に、図６を参照して、本実施形態に係る移動通信システムにおける移動局ＵＥと無線基地局ｅＮＢとの間のＲＲＣコネクションの確立処理（ＳｅｒｖｉｃｅＲｅｑｕｅｓｔ送信処理）について説明する。

図６に示すように、ステップＳ２００１において、移動局ＵＥが、無線基地局ｅＮＢに対して、「ＲＲＣｃｏｎｎｅｃｔｉｏｎｒｅｑｕｅｓｔ」を送信する。

ステップＳ２００２において、無線基地局ｅＮＢが、移動局ＵＥに対して、「ＲＲＣｃｏｎｎｅｃｔｉｏｎｓｅｔｕｐ」を送信する。

なお、図６の例では、かかる情報要素は、「ＵＥｐｏｗｅｒｐｒｅｆｅｒｅｎｃｅ」についての送信を禁止し「ＵＥｍｏｂｉｌｉｔｙｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」についての送信を許可することを示している。

ステップＳ２００３において、移動局ＵＥが、無線基地局ｅＮＢに対して、「ＲＲＣｃｏｎｎｅｃｔｉｏｎｓｅｔｕｐｃｏｍｐｌｅｔｅ」を送信する。

ステップＳ２００４において、無線基地局ｅＮＢと移動管理ノードＭＭＥとの間で、「ＮＡＳＳｅｒｖｉｃｅＲｅｑｕｅｓｔ」の送受信や「Ｉｎｔｉｔｉａｌｃｏｎｔｅｘｔｓｅｔｕｐ」が行われる。

ステップＳ２００５において、無線基地局ｅＮＢが、移動局ＵＥに対して、「ＲＲＣｃｏｎｎｅｃｔｉｏｎｒｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎ」を送信する。

ステップＳ２００６において、移動局ＵＥが、無線基地局ｅＮＢに対して、「ＲＲＣｃｏｎｎｅｃｔｉｏｎｒｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎｃｏｍｐｌｅｔｅ」を送信する。

ステップＳ２００７において、移動局ＵＥにおける「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信の設定が適用される。

第３に、図７を参照して、本実施形態に係る移動通信システムにおける移動局ＵＥのハンドオーバ処理について説明する。

ステップＳ３００１において、無線基地局ＳｏｕｒｃｅｅＮＢ（ハンドオーバ基無線基地局）と無線基地局ＴａｒｇｅｔｅＮＢ（ハンドオーバ先無線基地局）との間で、「ＨａｎｄｏｖｅｒＲｅｑｕｅｓｔ」の送受信が行われる。

ここで、無線基地局ＴａｒｇｅｔｅＮＢは、かかる「ＨａｎｄｏｖｅｒＲｅｑｕｅｓｔ」を用いて、無線基地局ＳｏｕｒｃｅｅＮＢに対して、無線基地局ＴａｒｇｅｔｅＮＢに対する上述の「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信の可否を示す情報要素を通知してもよい。

ステップＳ３００２において、無線基地局ＳｏｕｒｃｅｅＮＢが、移動局ＵＥに対して、「ＲＲＣｃｏｎｎｅｃｔｉｏｎｒｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎ」を送信する。

ここで、無線基地局ＳｏｕｒｃｅｅＮＢは、かかる「ＲＲＣｃｏｎｎｅｃｔｉｏｎｒｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎ」を用いて、移動局ＵＥに対して、上述の無線基地局ＴａｒｇｅｔｅＮＢに対する「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信の可否を示す情報要素を通知してもよい。

なお、図７の例では、かかる情報要素は、「ＵＥｐｏｗｅｒｐｒｅｆｅｒｅｎｃｅ」についての送信を禁止し「ＵＥｍｏｂｉｌｉｔｙｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」についての送信を許可することを示している。

ステップＳ３００３において、移動局ＵＥにおける「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信の設定が適用される。

ステップＳ３００４において、移動局ＵＥと無線基地局ＴａｒｇｅｔｅＮＢとの間で、同期処理が行われ、ステップＳ３００５において、移動局ＵＥが、無線基地局ＴａｒｇｅｔｅＮＢに対して、「ＲＲＣｃｏｎｎｅｃｔｉｏｎｒｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎｃｏｍｐｌｅｔｅ」を送信する。

第４に、図８を参照して、本実施形態に係る移動通信システムにおける移動局ＵＥと無線基地局ｅＮＢとの間のＲＲＣコネクションの解放処理について説明する。

無線基地局ｅＮＢは、ステップＳ４００１において、移動局ＵＥと無線基地局ｅＮＢとの間のＲＲＣコネクションの解放処理を行うことを決定すると、ステップＳ４００２において、移動局ＵＥに対して、「ＲＲＣｃｏｎｎｅｃｔｉｏｎｒｅｌｅａｓｅ」を送信する。

ここで、無線基地局ｅＮＢは、かかる「ＲＲＣｃｏｎｎｅｃｔｉｏｎｒｅｌｅａｓｅ」を用いて、移動局ＵＥに対して、上述の「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信の可否を示す情報要素を通知してもよい。

なお、図８の例では、かかる情報要素は、「ＵＥｐｏｗｅｒｐｒｅｆｅｒｅｎｃｅ」についての送信を禁止し「ＵＥｍｏｂｉｌｉｔｙｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」についての送信を許可することを示している。

ステップＳ４００３において、移動局ＵＥにおける「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信の設定が適用される。

ステップＳ４００４において、移動局ＵＥと無線基地局ｅＮＢとの間で、ＲＲＣコネクションの再設定処理が行われる。

第５に、図９を参照して、本実施形態に係る移動通信システムにおけるＳＩＢ１の送信処理について説明する。

ステップＳ５００１/Ｓ５００３/Ｓ５００５において、無線基地局ｅＮＢは、所定周期（ＳＩＢ１周期）で、ＳＩＢ１を繰り返し報知する。

ここで、無線基地局ｅＮＢは、かかるＳＩＢ１を用いて、移動局ＵＥに対して、上述の「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信の可否を示す情報要素を通知してもよい。

なお、図９の例では、かかる情報要素は、「ＵＥｐｏｗｅｒｐｒｅｆｅｒｅｎｃｅ」についての送信を禁止し「ＵＥｍｏｂｉｌｉｔｙｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」についての送信を許可することを示している。

ステップＳ５００２/Ｓ５００４/Ｓ５００６の各々において、移動局ＵＥにおける「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信の設定が適用される。

ステップＳ５００７において、移動局ＵＥと無線基地局ｅＮＢとの間で、ＲＲＣコネクション設定処理が行われる。

本実施形態に係る移動通信システムによれば、図５乃至図９に示すように、移動局ＵＥが「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」を送信するための設定を行う契機及び具体的なシーケンスを規定することができる。

（変更例１）
図１０を参照して、本発明の変更例１に係る移動通信システムについて、上述の第１の実施形態に係る移動通信システムとの相違点に着目して説明する。

本変更例１に係る移動通信システムでは、無線基地局ｅＮＢの決定部１３が、各移動局ＵＥから取得された「ＵＥｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」と「ＮＷｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」とに基づいて、各移動局ＵＥにおける「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信の可否を決定するように構成されている。

ここで、「ＵＥｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」は、移動局ＵＥにおいて「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」を送信することができるか否かについて示す情報であり、「ＮＷｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」は、無線基地局ｅＮＢにおいて「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」を受け付けることができるか否かについて示す情報である。

なお、かかる「ＵＥｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」及び「ＮＷｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」は、「ＵＥｐｏｗｅｒｐｒｅｆｅｒｅｎｃｅ」及び「ＵＥｍｏｂｉｌｉｔｙｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」のそれぞれについての送信の可否を示すように構成されていてもよいし、「ＵＥｐｏｗｅｒｐｒｅｆｅｒｅｎｃｅ」及び「ＵＥｍｏｂｉｌｉｔｙｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」を区別することなく送信の可否を示すように構成されていていてもよい。

前者の場合、かかる「ＵＥｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」及び「ＮＷｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」は、２ビットによって構成されることができ、後者の場合、かかる「ＵＥｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」及び「ＮＷｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」は、１ビットによって構成されることができる。

以下、図１０を参照して、本変更例１に係る移動通信システムの動作について説明する。

図１０に示すように、ステップＳ６００１において、無線基地局ｅＮＢが、移動局ＵＥに対して、「ＲＲＣＵＥｃａｐａｂｉｌｉｔｙＥｎｑｕｉｒｙ」を送信する。

移動局ＵＥは、ステップＳ６００２において、「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」を送信することができるか否かについて確認し、ステップＳ６００３において、無線基地局ｅＮＢに対して、かかる確認結果を示す「ＵＥｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」を含む「ＲＲＣＵＥｃａｐａｂｉｌｉｔｙＩｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」を送信する。

ステップＳ６００４において、無線基地局ｅＮＢが、各移動局ＵＥから取得された「ＵＥｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」と「ＮＷｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」とに基づいて、各移動局ＵＥにおける「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信の可否を決定する。

図１０の例では、「ＵＥｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」が、「ＵＥｐｏｗｅｒｐｒｅｆｅｒｅｎｃｅ」及び「ＵＥｍｏｂｉｌｉｔｙｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」を送信することができると示しており、「ＮＷｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」が、「ＵＥｐｏｗｅｒｐｒｅｆｅｒｅｎｃｅ」を受け付けることができず、「ＵＥｍｏｂｉｌｉｔｙｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」を受け付けることができると示している。

したがって、ステップＳ６００５において、無線基地局ｅＮＢは、移動局ＵＥに対して、「ＵＥｐｏｗｅｒｐｒｅｆｅｒｅｎｃｅ」の送信禁止を示し「ＵＥｍｏｂｉｌｉｔｙｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信許可を示す情報要素を通知する。

ここで、無線基地局ｅＮＢは、上述の図５乃至図９に示すいずれかの方法を用いて、かかる情報要素を通知することができる。

ステップＳ６００６において、移動局ＵＥにおける「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信の設定（「ＵＥｍｏｂｉｌｉｔｙｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」のみ送信可能）が適用される。

本変更例１に係る移動通信システムによれば、無線基地局ｅＮＢが、「ＵＥｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」と「ＮＷｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」とに基づいて、すなわち、各移動局の能力及び無線基地局ｅＮＢの能力を考慮して、各移動局ＵＥにおける「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信の可否を決定することができる。

（変更例２）
図１１を参照して、本発明の変更例２に係る移動通信システムについて、上述の第１の実施形態及び変更例１に係る移動通信システムとの相違点に着目して説明する。

本変更例２に係る移動通信システムでは、移動局ＵＥの送信部３２が、無線基地局ｅＮＢから取得された「ＮＷｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」と「ＵＥｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」とに基づいて、自身における「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信の可否を決定するように構成されている。

以下、図１１を参照して、本変更例２に係る移動通信システムの動作について説明する。

図１１に示すように、無線基地局ｅＮＢは、ステップＳ７００１において、「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」を受け付けることができるか否かについて確認し、ステップＳ７００２において、無線基地局ｅＮＢは、移動局ＵＥに対して、かかる確認結果を示す「ＮＷｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」を含む情報要素を通知する。

ステップＳ７００３において、移動局ＵＥが、無線基地局ｅＮＢから取得された「ＮＷｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」と「ＵＥｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」とに基づいて、自身における「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信の可否を決定する。

図１１の例では、「ＵＥｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」が、「ＵＥｐｏｗｅｒｐｒｅｆｅｒｅｎｃｅ」及び「ＵＥｍｏｂｉｌｉｔｙｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」を送信することができると示しており、「ＮＷｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」が、「ＵＥｐｏｗｅｒｐｒｅｆｅｒｅｎｃｅ」を受け付けることができず、「ＵＥｍｏｂｉｌｉｔｙｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」を受け付けることができると示している。

したがって、ステップＳ７００３において、移動局ＵＥは、無線基地局ｅＮＢに対して、「ＵＥｐｏｗｅｒｐｒｅｆｅｒｅｎｃｅ」を送信せず、「ＵＥｍｏｂｉｌｉｔｙｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」のみ送信することを決定する。

本変更例２に係る移動通信システムによれば、移動局ＵＥが、「ＵＥｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」と「ＮＷｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」とに基づいて、すなわち、自身の能力及び無線基地局ｅＮＢの能力を考慮して、自身における「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信の可否を決定することができる。

以上に述べた本実施形態の特徴は、以下のように表現されていてもよい。

本実施形態の第１の特徴は、移動通信方法であって、移動局ＵＥのアタッチ処理が行われる際に、無線基地局ｅＮＢ或いは移動管理ノードＭＭＥが、移動局ＵＥに対して、無線基地局ｅＮＢで用いる移動局ＵＥ用のパラメータの変更を促す「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ（移動局支援情報）」の送信の可否を示す情報要素を送信する工程と、移動局ＵＥが、かかる情報要素に基づいて、無線基地局ｅＮＢに対する「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信の可否を決定する工程とを有することを要旨とする。

本実施形態の第２の特徴は、移動通信方法であって、移動局ＵＥと無線基地局ｅＮＢとの間のＲＲＣコネクションの確立処理が行われる際に、無線基地局ｅＮＢが、移動局ＵＥに対して、「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信の可否を示す情報要素を送信する工程と、移動局ＵＥが、かかる情報要素に基づいて、無線基地局ＵＥに対する「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信の可否を決定する工程とを有することを要旨とする。

本実施形態の第３の特徴は、移動通信方法であって、移動局ＵＥと無線基地局ｅＮＢとの間のＲＲＣコネクションの解放処理が行われる際に、無線基地局ｅＮＢが、移動局ＵＥに対して、「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信の可否を示す情報要素を送信する工程と、移動局ＵＥが、かかる情報要素に基づいて、無線基地局ｅＮＢに対する「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信の可否を決定する工程とを有することを要旨とする。

本実施形態の第４の特徴は、移動通信方法であって、移動局ＵＥのハンドオーバ処理が行われる際に、ハンドオーバ先無線基地局ＴａｒｇｅｔｅＮＢが、ハンドオーバ元無線基地局ＳｏｕｒｃｅｅＮＢに対して、ハンドオーバ先無線基地局ＴａｒｇｅｔｅＮＢで用いる移動局ＵＥ用のパラメータの変更を促す「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信の可否を示す情報要素を送信する工程と、ハンドオーバ元無線基地局ＳｏｕｒｃｅｅＮＢが、移動局ＵＥに対して、ハンドオーバ先無線基地局ＴａｒｇｅｔｅＮＢで用いる移動局ＵＥ用のパラメータの変更を促す「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信の可否を示す情報要素を送信する工程と、移動局ＵＥが、かかる情報要素に基づいて、無線基地局ｅＮＢに対する「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信の可否を決定する工程とを有することを要旨とする。

本実施形態の第５の特徴は、移動通信方法であって、無線基地局ｅＮＢが、ＳＩＢ１（報知情報）を用いて、移動局ＵＥに対して、「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信の可否を示す情報要素を送信する工程と、移動局ＵＥが、かかる情報要素に基づいて、無線基地局ｅＮＢに対する「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信の可否を決定する工程とを有することを要旨とする。

本実施形態の第６の特徴は、移動通信方法であって、移動局ＵＥが、無線基地局ｅＮＢに対して、「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」を送信することができるか否かについて示す「ＵＥｃａｐａｂｉｌｉｔｙ（移動局能力情報）」を送信する工程と、無線基地局ｅＮＢが、「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」を受け付けることができるか否かについて示す「ＮＷｃａｐａｂｉｌｉｔｙ（無線基地局能力情報）」と「ＵＥｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」とに基づいて、移動局ＵＥに対して、「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信の可否を示す情報要素を送信する工程と、移動局ＵＥが、かかる情報要素に基づいて、無線基地局ｅＮＢに対する「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信の可否を決定する工程とを有することを要旨とする。

本実施形態の第７の特徴は、移動通信方法であって、無線基地局ｅＮＢが、移動局ＵＥに対して、「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」を受け付けることができるか否かについて示す「ＮＷｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」を送信する工程と、移動局ＵＥが、「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」を送信することができるか否かについて示す「ＵＥｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」と「ＮＷｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」とに基づいて、無線基地局ｅＮＢに対する「ＵＥａｓｓｉｓｔａｎｃｅｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ」の送信の可否を決定する工程とを有することを要旨とする。

なお、上述の移動局ＵＥや無線基地局ｅＮＢや移動管理ノードＭＭＥの動作は、ハードウェアによって実施されてもよいし、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールによって実施されてもよいし、両者の組み合わせによって実施されてもよい。

ソフトウェアモジュールは、ＲＡＭ（ＲａｎｄｏｍＡｃｃｅｓｓＭｅｍｏｒｙ）や、フラッシュメモリや、ＲＯＭ（ＲｅａｄＯｎｌｙＭｅｍｏｒｙ）や、ＥＰＲＯＭ（ＥｒａｓａｂｌｅＰｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅＲＯＭ）や、ＥＥＰＲＯＭ（ＥｌｅｃｔｒｏｎｉｃａｌｌｙＥｒａｓａｂｌｅａｎｄＰｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅＲＯＭ）や、レジスタや、ハードディスクや、リムーバブルディスクや、ＣＤ-ＲＯＭといった任意形式の記憶媒体内に設けられていてもよい。

かかる記憶媒体は、プロセッサが当該記憶媒体に情報を読み書きできるように、当該プロセッサに接続されている。また、かかる記憶媒体は、プロセッサに集積されていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ＡＳＩＣ内に設けられていてもよい。かかるＡＳＩＣは、移動局ＵＥや無線基地局ｅＮＢや移動管理ノードＭＭＥ内に設けられていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ディスクリートコンポーネントとして移動局ＵＥや無線基地局ｅＮＢや移動管理ノードＭＭＥ内に設けられていてもよい。

以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。

ｅＮＢ…無線基地局
ＭＭＥ…移動管理ノード
ＵＥ…移動局
１１、２１、３２…送信部
１２、２２、３１…受信部
１３、２３…決定部

Claims

移動局のアタッチ処理が行われる際に、無線基地局或いは移動管理ノードが、該移動局に対して、該無線基地局で用いる該移動局用のパラメータの変更を促す移動局支援情報の送信の可否を示す情報要素を送信する工程と、
前記移動局が、前記情報要素に基づいて、前記無線基地局に対する前記移動局支援情報の送信の可否を決定する工程とを有することを特徴とする移動通信方法。
移動局と無線基地局との間のコネクションの確立処理が行われる際に、該無線基地局が、該移動局に対して、該無線基地局で用いる該移動局用のパラメータの変更を促す移動局支援情報の送信の可否を示す情報要素を送信する工程と、
前記移動局が、前記情報要素に基づいて、前記無線基地局に対する前記移動局支援情報の送信の可否を決定する工程とを有することを特徴とする移動通信方法。
移動局と無線基地局との間のコネクションの解放処理が行われる際に、該無線基地局が、該移動局に対して、該無線基地局で用いる該移動局用のパラメータの変更を促す移動局支援情報の送信の可否を示す情報要素を送信する工程と、
前記移動局が、前記情報要素に基づいて、前記無線基地局に対する前記移動局支援情報の送信の可否を決定する工程とを有することを特徴とする移動通信方法。
移動局のハンドオーバ処理が行われる際に、ハンドオーバ先無線基地局が、ハンドオーバ元無線基地局に対して、該ハンドオーバ先無線基地局で用いる該移動局用のパラメータの変更を促す移動局支援情報の送信の可否を示す情報要素を送信する工程と、
該ハンドオーバ元無線基地局が、該移動局に対して、該ハンドオーバ先無線基地局で用いる該移動局用のパラメータの変更を促す移動局支援情報の送信の可否を示す情報要素を送信する工程と、
前記移動局が、前記情報要素に基づいて、前記無線基地局に対する前記移動局支援情報の送信の可否を決定する工程とを有することを特徴とする移動通信方法。
無線基地局が、報知情報を用いて、移動局に対して、該無線基地局で用いる該移動局用のパラメータの変更を促す移動局支援情報の送信の可否を示す情報要素を送信する工程と、
前記移動局が、前記情報要素に基づいて、前記無線基地局に対する前記移動局支援情報の送信の可否を決定する工程とを有することを特徴とする移動通信方法。
移動局が、無線基地局に対して、該無線基地局で用いる該移動局用のパラメータの変更を促す移動局支援情報を送信することができるか否かについて示す移動局能力情報を送信する工程と、
前記無線基地局が、前記移動局支援情報を受け付けることができるか否かについて示す無線基地局能力情報と前記移動局能力情報とに基づいて、前記移動局に対して、該移動局支援情報の送信の可否を示す情報要素を送信する工程と、
前記移動局が、前記情報要素に基づいて、前記無線基地局に対する前記移動局支援情報の送信の可否を決定する工程とを有することを特徴とする移動通信方法。
無線基地局が、移動局に対して、該無線基地局で用いる該移動局用のパラメータの変更を促す前記移動局支援情報を受け付けることができるか否かについて示す無線基地局能力情報を送信する工程と、
前記移動局が、前記移動局支援情報を送信することができるか否かについて示す移動局能力情報と前記無線基地局能力情報とに基づいて、前記無線基地局に対する該移動局支援情報の送信の可否を決定する工程とを有することを特徴とする移動通信方法。