JP2014022128A - 電極支持装置及びこれを備えた直接抵抗加熱装置 - Google Patents

電極支持装置及びこれを備えた直接抵抗加熱装置 Download PDF

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Abstract

【課題】金属軸材における軸線方向端面が軸線に対して傾斜している場合であっても、該端面に対して電極全体を長期に亘って均一に圧接させて電気的に接続し、金属軸材を安定的に加熱する。
【解決手段】第1加圧部材(29)による第1可動盤(23)の移動に伴って第1搖動盤(33)を第1弾性部材(35)の弾性力に抗して第1可動盤(23)側へ移動しながら金属軸材の上記端面に追従して搖動すると共に第1搖動盤(33)に当接する第1可動盤(23)により電極(5)を端面へ第1加圧部材(29)による所要の圧力で均一に圧接する。
【選択図】図4

Description

本発明は、電極により挟持された金属軸材に電流を印加して発生するジュール熱により加熱する直接抵抗加熱装置、詳しくは金属軸材の軸線方向端面が軸線に対して傾斜している場合であっても、上記端面の傾斜に追従して電極を搖動し、端面に対して電極全体を均一に電気的接続する電極支持構造及びこれを備えた直接抵抗加熱装置に関する。
高強度が要求される部品を製造するため、該部品素材である金属軸材を焼入れしたり、焼鈍したりするため、金属軸材の軸線方向両端部に電極を電気的接続して所要の電流を印加し、該金属軸材が有する固有電気抵抗により発生するジュール熱により所要の温度に加熱する直接抵抗加熱装置が知られている。この直接抵抗加熱装置にあっては、焼入れや焼鈍の品質を安定化するため、金属軸材の軸線方向端面に対して電極全体を均一な荷重で圧接させて金属軸材に印加される電流を一定化させる必要がある。
しかし、金属軸材の軸線方向端面は、軸線に対して必ずしも鉛直面ではなく、傾斜している場合がある。このような金属軸材の上記端面に対して電極を所要の荷重で押し付けただけでは、金属軸材の端面に対して電極全体を均一に電気的接続することができず、金属軸材に印加される電流が不安定化するため、金属軸材を安定的に加熱できない問題を有している。
上記問題を解決するため、例えば特許文献1に示す「電極支持構造及びそれを有する通電加熱装置」が提案されている。該通電加熱装置の電極支持構造は、電極が固定される第1部材と、該第1部材からの荷重を受け又は該第1部材を荷重手段に接続する第2部材の少なくとも2つの部材を電極に対する荷重方向に沿って直列配列すると共に該2つの部材間に電気的絶縁特性を有したゴム及び樹脂の弾性材を設けて結合して構成される。
上記した電極支持構造にあっては、金属軸材の軸線方向両端部に電極を押し付けた際に、金属軸材の押し付け面に追従して弾性部材が弾性変形して電極全体を均一に圧接させることができる。しかし、上記電極支持構造にあっては、金属軸材へ所要の電流を印加した際に、電極が圧接する箇所の発熱量が多く、伝導熱により弾性部材が劣化し易くなり、金属軸材に対して電極全体を確実、かつ安定的に電気的接続することが困難になる問題を有している。
特開2009−142853号公報
解決しようとする問題点は、第1部材及び第2部材の間に弾性材を設けた電極支持構造にあっては、電極が圧接する箇所からの伝導熱により弾性部材が劣化し易くなり、金属軸材に対して電極全体を確実、かつ安定的に電気的接続することが困難になる点にある。また、金属軸材に印加される電流が不安定化し、金属軸材を安定的に加熱できない点にある。
本発明は、金属軸材の軸線方向両端の各端面に相対して配置され、上記各端面に対してそれぞれの電極を所要の圧力で圧接させて通電可能にする一対の電極支持手段にあって、一方の電極支持手段は、架台に対して上記軸線方向へ移動可能に支持される第1可動盤と、該第1可動盤に設けられた少なくとも3本の支持ロッドに遊嵌されて上記軸線方向へ移動可能で、かつ上記軸線方向と直交する方向に対して傾動可能に設けられ、対向する上記端面側に電極が取り付けられる第1電極取付け盤が電気的絶縁状態で設けられる第1搖動盤と、上記第1可動盤に対して第1搖動盤を遠ざかる方向へ付勢する第1弾性部材と、上記可動盤及び第1搖動盤を所要の圧力で上記端面方向へ移動して上記端面に対して電極を圧接させる第1加圧部材と、上記支持ロッドに遊嵌された第1搖動盤を抜け止めすると共に支持ロッドに対して第1搖動盤を摺動可能に支持して搖動可能にする第1搖動支持手段とを備え、上記第1加圧部材による第1可動盤の移動に伴って第1搖動盤を第1弾性部材の弾性力に抗して可動盤側へ移動しながら金属軸材の上記端面に追従して搖動すると共に第1搖動盤に当接する第1可動盤により上記電極を端面へ第1加圧部材による所要の圧力で均一に圧接可能にすることを最も主要な特徴とする。
本発明は、金属軸材における軸線方向端面が軸線に対して傾斜している場合であっても、該端面に対して電極全体を長期に亘って均一に圧接させて電気的に接続し、金属軸材を安定的に加熱することができる。
直接抵抗加熱装置の概略を示す略体正面図である。 直接抵抗加熱装置の中央から一方の電極支持手段を視た略体側面図である。 一方の電極支持手段の分解斜視図である。 図2に示すA−A線に対応する電極支持手段の断面図である。 金属軸材を芯出し支持部材により支持した状態を示す説明図である。 金属軸材における軸線方向各端面に対する電極の当接状態を示す説明図である。 搖動盤に対する押圧部材の当接状態を示す説明図である。 電極により挟持された金属軸材の外周面を放熱規制カバーで覆った状態を示す説明図である。 加熱処理された金属軸材の排出状態を示す説明図である。 軸線方向の各端面が軸線に対して鉛直面でない金属軸材を支持した状態で各電極を当接した状態を示す説明図である。 金属軸材の傾斜端面に電極が圧接した際の搖動盤の搖動状態を示す説明図である。 搖動盤の搖動支持構造の変更例を示す説明図である。
第1加圧部材による第1可動盤の移動に伴って第1搖動盤を第1弾性部材の弾性力に抗して可動盤側へ移動しながら金属軸材における軸線方向の一方端面に追従して搖動すると共に第1搖動盤に当接する第1可動盤により上記電極を端面へ第1加圧部材による所要の圧力で均一に圧接可能にすることを最適の実施形態とする。
以下、本発明の実施例を図に従って説明する。
図1乃至図4に示すように、直接抵抗加熱装置1は、架台3の図示する右側及び左側にて電極5・7がそれぞれ取り付けられる電極支持装置を構成する一対の電極支持手段9・11と、両電極支持手段9・11間の中間部に応じた架台3に設けられ、金属軸材13を芯出しして支持する芯出し支持部材15と、軸線方向の両端面が相対する電極5・7により挟持された金属軸材13の外周面を覆って直接抵抗加熱時における放熱を抑制する放熱規制手段17を備えている。直接抵抗加熱装置1により抵抗加熱される金属軸材13は、軸線方向が上記した両電極支持手段9・11間の幅より短い長さの軸状で、それ自体、固有電気抵抗を有している。
芯出し支持部材15は、金属軸材13の軸線方向端側に配置され、上下方向へ作動するシリンダ等からなる左右一対の上下作動部材15aと、各上下作動部材15aの作動軸に固定され、上部が開口した側面V字形の溝にて金属軸材13の軸線方向端部側を支持する芯出しブロック15bにより構成される。該芯出し支持部材15は、上下作動部材15aの作動により一対の芯出しブロック15bが上方の芯出し位置へ移動した際に、金属軸材13の下部外周面を支持してその軸心と電極5・7の中心が一致するように芯出しする。
また、上記架台3には、上記各芯出しブロック15b間で上記芯出しブロック15bに支持された金属軸材13の交差する位置から架台3の前側へ下降傾斜する左右一対のシュータ16が設けられる。該シュータ16は、金属軸材13を支持する各芯出しブロック15bが下方へ移動される際に加熱された金属軸材13が移載されて架台3の前方へ排出させる。
上記放熱規制手段17は、上記電極5・7により挟持された金属軸材13の上部外周面及び下部外周面に対して微小の隙間を設けてそれぞれ相対する中空部を有した半割円筒状のセラミック等からなる上部放熱規制カバー17a及下部放熱規制カバー17bにより構成される。上記上部放熱規制カバー17aは、電極5・7により挟持された金属軸材13の上部外周面を軸線方向のほぼ全体に亘って覆う水平長さで、連結されたシリンダ等の上部作動部材17cにより金属軸材13の上部外周面に近づく位置と上方へ離間した位置の間で昇降される。また、下部放熱規制カバー17bは、上記左右一対のシュータ16間に位置する水平長さで、連結されたシリンダ等の下部作動部材17dにより金属軸材13の下部外周面に近づく位置と下方へ離間した位置の間で昇降される。
図示左方に設けられる一方の電極支持手段9における第1可動盤23は、水平方向へ軸線を有して架台3に軸線方向へ摺動可能に軸支されるガイドロッド25に固定され、該第1可動盤23には、上記架台3に固定されたシリンダ等の第1加圧部材29の作動軸29aが連結される。該第1可動盤23は、第1加圧部材29の作動により図示する左右方向へ往復移動される。
上記第1可動盤23の各角部には、水平方向に軸線を有した支持ロッド31の基端部がそれぞれ固定され、各支持ロッド31の先端側には、第1搖動盤33が軸線方向へ移動可能に遊嵌される。そして第1可動盤23と第1搖動盤33の間の各支持ロッド31周りには、第1搖動盤33を第1可動盤23から離間する方向へ付勢するコイルスプリング等の第1弾性部材35がそれぞれ設けられる。
第1搖動盤33における各支持ロッド31先端部の支持箇所には、支持ロッド31の外径より大きい内径の挿通孔33aに連通する凹所33bがそれぞれ形成され、各凹所33b内には、底中心部に上記挿通孔33aに連通する支持孔34aが形成されると共に底側の内周面が半円状の湾曲面からなる摺動面34bが形成された第1搖動支持手段の一部を構成する受け部材34が挿嵌固定される。
なお、上記受け部材34は、第1搖動盤に対して上記支持孔34a及び摺動面34bを有するように一体に形成してもよい。
上記各支持孔34aは、上記挿通孔33aと同様に支持ロッド31の外径より大きい内径で、支持ロッド31に遊嵌された第1搖動盤33を搖動可能にさせる。そして各支持孔34a内を挿通して受け部材34内に突出した支持ロッド31の先端部には、上記摺動面34bに相対する半球状の湾曲面からなる摺接面37aが形成され、第1搖動盤33に対する支持ロッド31の抜け止めを兼ねた第1搖動支持手段の一部を構成する駒部材37が固定ねじ38により固定される。
上記第1搖動盤33の図示する右面には、第1電極取付け盤39が固定ねじ40により固定され、該第1電極取付け盤39の中心部には、電源装置及び開閉回路等に接続された一方の電極5が、その中心を上記芯出し支持部材15により芯出しされた金属軸材13の軸線と中心に一致させた状態で、かつ電気絶縁板41を設けて取り付けられる。
上記第1可動盤23の中心部には、押圧部材43が上記第1搖動盤33に対して所要の間隔をおいて取り付けられる。該押圧部材43は、先端面が球面状に形成され、第1加圧部材29の作動により第1可動盤23が図示する右方へ移動されて第1搖動盤33の電極5が金属軸材13の端面に当接した状態で弾性部材35が弾性変形して縮小した際に、第1搖動盤33の背面に当接して第1加圧部材の加圧力を第1搖動盤33へ伝達すると共に上記端面に圧接する電極5に追従して第1搖動盤33の搖動を可能にさせる。
図示右方に設けられる他方の電極支持手段11は、一方の電極支持手段9とは、該電極支持手段9における第1可動盤33に代わって固定盤45を架台3に固定すると共に第1加圧部材29に相当する部材を欠如する構造においてのみ相違し、他の構成である第2搖動盤、第2弾性部材、第2搖動支持手段、第2電極取付け盤等に付いては、一方における電極支持手段9と同様であるため、図に同一符号を付して詳細な説明を省略する。
上記のように構成された電極支持装置及び直接抵抗加熱装置1の作用を説明する。
先ず、軸線方向各端面が軸線に対して鉛直面に形成された金属軸材13を通電加熱する際の作用を説明すると、上下作動部材15aの作動により芯出し位置へ上昇した左右一対の芯出しブロック15bに対し、産業ロボット(図示せず)や作業員等によりワーク供給装置に水平方向に軸線を有した金属軸材13を移載して支持させる。このとき、図5に示すように芯出しブロック15b上に移載された金属軸材13は、軸線方向各端面における軸心が対向するそれぞれの電極5・7の中心に一致するように芯出しされる。
次に、上記状態にて第1加圧部材29を作動して第1可動盤23が図示する右方へ移動されると、第1搖動盤33は、第1可動盤23と共に図示する右方へ移動して一方の電極5を金属軸材13における軸線方向の一方端面(図示する左端面)に当接させながら金属軸材13を図示する右方へ移動して軸線方向の他方端面(図示する右端面)に他方の電極7を当接させる。(図6参照)
そして第1可動盤23が更に図示する右方へ移動して金属軸材13における軸線方向の一方端面に一方の電極5を、また軸線方向の他方端面に他方の電極7をそれぞれ圧接し、各端面に対する圧接力が第1弾性部材35の弾性力以上になると、一方の電極支持手段9における第1搖動盤33は、第1弾性部材35の弾性力に抗して第1可動盤23側へ、また他方の電極支持手段11における第2搖動盤は、第2弾性部材の弾性力に抗して固定盤45側へそれぞれ移動し、それぞれの背面に押圧部材43が当接して移動が規制される。(図7参照)
上記状態にて上下作動部材15aを復動して芯出しブロック15bを下降して金属軸材13の支持を解除した後に、上記第1加圧部材29による加圧が進展されると、金属軸材13における軸線方向の一方端面に対し、押圧部材43を介して作用する第1加圧部材29の作動力で加圧される第1搖動盤33により電極7が第1加圧部材29の作動力に応じた圧力で圧接されると共に金属軸材13における軸線方向の他方端面に対し、押圧部材43により移動が規制された第2搖動盤により電極7が第1加圧部材29の作動力による反力で圧接して挟持される。
これにより金属軸材13における軸線方向の両端面に対し、第1加圧部材29の作動圧で電極5・7全体を均一に圧接して電気的に接続させる。このとき、金属軸材3における軸線方向の各端面が軸線に対して鉛直面に形成されているため、第1及び第2搖動盤33は、搖動することなく、金属軸材13における軸線方向各端面に対して各電極5・7全体を均一に圧接させる。
上記動作後に上部作動部材17cを作動して上部放熱規制カバー17aを下方へ、下部作動部材17dを作動して下部放熱規制カバー17bを上方へそれぞれ移動して重ね合わせると、金属軸体13は、その上部外周面が上部放熱規制カバー17aにより、また下部外周面が下部放熱規制カバー17bにより微小間隙の空気層による電気的絶縁状態で覆われる。(図8参照)
そして上記状態にて金属軸体13に対し、軸線方向各端面に圧接する電極5・7を介して所要の電流が所要の時間、印加されると、該金属軸体13は、固有電気抵抗と印加された電流値の二乗と印加時間に応じて発生するジュール熱により所要の温度に加熱されることにより熱処理される。なお、上記した通電加熱時においては、上記したように金属軸体13の外周面が上部放熱規制カバー17a及び下部放熱規制カバー17bにより覆われるため、金属軸体13からの放熱量を低減して通電加熱を効率化する。
そして所要の印加時間が経過して通電が遮断されると、上下作動部材15aを作動して芯出しブロック15bを上昇して通電加熱された金属軸材13を支持すると共に同様に上部作動部材17c及び下部復動部材21をそれぞれ復動して上部放熱規制カバー17a及び下部放熱規制カバー17bを原位置へ戻すと共に第1加圧部材29を復動して一方の電極支持手段9における第1可動盤23を原位置へ戻して電極5・7による金属軸材13の挟持を解除させる。(図5参照)
金属軸材13の電極5・7による挟持解除後に、上下作動部材15aを復動して芯出しブロック15bが下降されると、図9に示すように芯出しブロック15bの下降途中において交差するシュータ16に対して加熱状態の金属軸材13が移載され、架台33の前方へ排出される。なお、架台3の前方へ排出された加熱状態の金属軸材13は、図示しない産業ロボット等や作業員により取り出されて次工程等へ移送される。
次に、軸線方向の各端面が軸線に対して鉛直面でなく、傾斜した金属軸材13の各端面に電極5・7を圧接させる際の作用を説明すると、上記と同様に第1加圧部材29を作動して第1可動盤23が図示する右方へ移動されると、第1搖動盤33は、第1可動盤23と共に図示する右方へ移動して一方の電極5を金属軸材13における軸線方向の一方端面に当接して金属軸材13を図示する右方へ移動し、軸線方向右端面に他方の電極7を当接させる。(図10参照)
そして第1可動盤23が図示する右方へ更に移動されると、金属軸材13における軸線方向の一方端面に一方の電極5が、また軸線方向右端面に他方の電極7が圧接し、各端面に対する電極5・7の圧接力が第1弾性部材35の弾性力以上になると、一方の電極支持手段9における第1搖動盤33は、第1弾性部材35の弾性力に抗して第1可動盤23側へ、また他方の電極支持手段11における第2搖動盤は、第2弾性部材の弾性力に抗して固定盤45側へそれぞれ移動される。
第1可動盤23側及び固定盤45に対する第1及び第2搖動盤33の移動時においては、上記したように金属軸材13における軸線方向の各端面が軸線直交方向に対して傾斜しているため、各搖動盤33は、支持された4本の支持ロッド31の内、少なくとも1本の支持ロッド31の軸心を中心に各端面の傾斜角度に対応してそれぞれ搖動し、対応する電極5・7における接触面を各端面の傾斜に追従させる。(図11参照)
各搖動盤33が支持ロッド31の軸心を中心に搖動する際、駒部材37における半球状の摺接面37aに対する受け部材34における半球状の摺動面34bの当接状態が維持されるため、各搖動盤33の搖動に伴って金属軸材13の軸線が大きく位置ずれするのを抑制する。
これにより金属軸材13の軸線方向各端面に対して電極5・7全体を均一な加圧力で圧接させて電気的に接続することができ、各端面に対して電極5・7から所要の電流が印加された際には、金属軸材13の各端面に印加される電流を均一化して加熱むらを低減し、加熱品質を良好化する。
なお、一対の電極5・7により挟持された金属軸材13に対して所要の電流を印加する際には、上記と同様に上部作動部材17c及び下部作動部材17dをそれぞれ作動して下降する上部放熱規制カバー17aにより金属軸体13の上部外周面を、また上昇する下部放熱規制カバー17bにより下部外周面を微小間隙の空気層による電気的絶縁状態で覆い、放熱量を低減して通電加熱時間を短縮させることを可能にする。また、通電加熱後の加熱された金属軸材13の排出作用に付いては、上記と同様であるため、詳細な説明を省略する。
上記説明は、第1及び第2搖動盤33の凹所33b内に挿嵌される受け部材34に形成される摺動面34bを半円状の湾曲面とすると共に上記受け部材34内に遊嵌される支持ロッド31の先端部にねじ止めされる駒部材37の摺接面37aを半球状の湾曲面に形成して各搖動盤33の搖動時に受け部材34の摺動面34bに対する駒部材37の摺接面37aの摺接状態を保つ構成としたが、図12(図12は一方の電極支持手段9を示すが、他方の電極支持手段11に付いても同様であるため、図示を省略する。)に示すように受け部材121の摺動面121a及び駒部材123の摺接面123aをそれぞれ截頭円錐面に形成し、各搖動盤33の搖動時に摺動面121aに対する摺接面123aの摺接状態を保つ構成としてもよい。
また、上記説明は、他方の電極支持手段11を、一方の電極支持手段9に相対して架台3に固定された固定盤45に設ける構造としたが、一方の電極支持手段9と同様に架台3に対して固定盤45の代わりに第2可動盤を金属軸材13の軸線方向へ移動可能に支持すると共に該第2可動盤に第2加圧部材を連結して移動可能にし、該第2可動盤に設けられた少なくとも3本の支持ロッドの先端部に第2搖動盤を受け部材及び駒部材を設けて軸線方向へ移動するように設けると共に第2可動盤及び第2搖動盤間に設けられた第2弾性部材により第2搖動盤を第2可動盤から離間する方向へ付勢する構造としてもよい。
1 直接抵抗加熱装置
3 架台
5・7 電極
9・11 電極支持装置としての電極支持手段
13 金属軸材
15 芯出し支持部材
15a 上下作動部材
15b 芯出しブロック
16 シュータ
17 放熱規制手段
17a 上部放熱規制カバー
17b 下部放熱規制カバー
17c 上部作動部材
17d 下部作動部材
23 第1可動盤
25 ガイドロッド
29 第1加圧部材
29a 作動軸
31 支持ロッド
33 第1搖動盤
33a 挿通孔
33b 凹所
34 第1搖動支持手段の一部を構成する受け部材
34a 支持孔
34b 摺動面
35 弾性部材
37 第1搖動支持手段の一部を構成する駒部材
37a 摺接面
38 固定ねじ
39 第1電極取付け盤
40 固定ねじ
41 電気絶縁板
43 押圧部材
45 固定盤

Claims (8)

  1. 金属軸材の軸線方向両端の各端面に相対して配置され、上記各端面に対してそれぞれの電極を所要の圧力で圧接させて通電可能にする一対の電極支持手段にあって、
    一方の電極支持手段は、
    架台に対して上記軸線方向へ移動可能に支持される第1可動盤と、
    該第1可動盤に設けられた少なくとも3本の支持ロッドに遊嵌されて上記軸線方向へ移動可能で、かつ上記軸線方向と直交する方向に対して傾動可能に設けられ、対向する上記端面側に電極が取り付けられる第1電極取付け盤が電気的絶縁状態で設けられる第1搖動盤と、
    上記第1可動盤に対して第1搖動盤を遠ざかる方向へ付勢する第1弾性部材と、
    上記可動盤及び第1搖動盤を所要の圧力で上記端面方向へ移動して上記端面に対して電極を圧接させる第1加圧部材と、
    上記支持ロッドに遊嵌された第1搖動盤を抜け止めすると共に支持ロッドに対して第1搖動盤を摺動可能に支持して搖動可能にする第1搖動支持手段と、
    を備え、
    上記第1加圧部材による第1可動盤の移動に伴って第1搖動盤を第1弾性部材の弾性力に抗して可動盤側へ移動しながら金属軸材の上記端面に追従して搖動すると共に第1搖動盤に当接する第1可動盤により上記電極を端面へ第1加圧部材による所要の圧力で均一に圧接可能にする電極支持装置。
  2. 請求項1において、
    他方の電極支持手段は、
    架台に固定された固定盤に設けられた少なくとも3本の支持ロッドに遊嵌されて上記軸線方向へ移動可能で、かつ上記軸線方向と直交する方向に対して傾動可能に設けられ、対向する上記端面側に電極が取り付けられる第2電極取付け盤が電気的絶縁状態で設けられる第2搖動盤と、
    上記固定盤に対して搖動盤を遠ざかる方向へ付勢する第2弾性部材と、
    上記支持ロッドに遊嵌された第2搖動盤を抜け止めすると共に支持ロッドに対して第2搖動盤を摺動可能に支持して搖動可能にする第2搖動支持手段と、
    を備え、
    一方の電極支持手段における第1加圧部材による第1可動盤の移動に伴って一方端面に当接する電極により軸線方向へ移動する金属軸材の他方端面に他方の電極支持手段における電極が当接した状態で上記第1可動盤の移動に伴って第1及び第2搖動盤がそれぞれの弾性部材の弾性力に抗して第1可動盤側及び固定盤側へ移動しながら金属軸材における軸線方向端面に追従して搖動すると共に第1及び第2搖動盤にそれぞれ当接する第1可動盤及び固定盤により各電極をそれぞれの端面へ第1加圧部材による所要の圧力で均一に圧接可能にする電極支持装置。
  3. 請求項1において、
    他方の電極支持手段は、
    架台に対して上記軸線方向へ移動可能に支持される第2可動盤と、
    該第2可動盤に設けられた少なくとも3本の支持ロッドに遊嵌されて上記軸線方向へ移動可能で、かつ上記軸線方向と直交する方向に対して傾動可能に設けられ、対向する上記端面側に電極が取り付けられる電極取付け盤が電気的絶縁状態で設けられる第2搖動盤と、
    上記第2可動盤に対して第2搖動盤を遠ざかる方向へ付勢する第2弾性部材と、
    上記第2可動盤及び第2搖動盤を所要の圧力で上記端面方向へ移動して上記端面に対して電極を圧接させる第2加圧部材と、
    上記支持ロッドに遊嵌された第1及び第2搖動盤をそれぞれ抜け止めすると共に支持ロッドに対して第1及び第2搖動盤を摺動可能に支持して搖動可能にする第2搖動支持手段と、
    を備え、
    一方の電極支持手段及び他方の電極支持手段における第1及び第2加圧部材による第1及び第2可動盤の移動に伴って金属軸材の軸線方向各端面へそれぞれの電極が当接した状態で第1及び第2可動盤の移動に伴って第1及び第2搖動盤がそれぞれの弾性部材の弾性力に抗して第1及び第2可動盤側へ移動しながら金属軸材における軸線方向各端面に追従して搖動すると共に第1及び第2搖動盤にそれぞれ当接する第1及び第2可動盤により各電極をそれぞれの端面へ第1及び第2加圧部材による所要の圧力で均一に圧接可能にする電極支持装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかにおいて、
    第1及び第2搖動支持手段は、各支持ロッドの遊嵌箇所に応じた第1及び第2搖動盤にそれぞれ設けられ、中心部に支持ロッドが遊嵌される支持孔及び支持孔周縁の底面に半球状の摺動面が形成された受け部材と、該受け部材の支持孔に遊嵌された支持ロッドの軸端に固定されて支持ロッドを抜け止めすると共に上記摺動面に摺接する半球状の摺接面が形成された駒部材とからなる電極支持装置。
  5. 請求項1乃至3のいずれかにおいて、
    第1及び第2搖動支持手段は、各支持ロッドの遊嵌箇所に応じた第1及び第2搖動盤にそれぞれ設けられ、中心部に支持ロッドが遊嵌される支持孔及び支持孔周縁の底面に截頭円錐状の摺動面が形成された受け部材と、該受け部材の支持孔に遊嵌された支持ロッドの軸端に固定されて支持ロッドを抜け止めすると共に上記摺動面に摺接する截頭円錐状の摺接面が形成された駒部材とからなる電極支持装置。
  6. 軸線方向各端面に圧接する一対の電極により挟持された金属軸材に対して所要の電流を印加して金属軸材の電気的固有抵抗により発生するジュール熱により所要の温度に加熱する直接抵抗加熱装置において、
    両電極間に供給される金属軸材を、両電極中心と軸線が一致する芯出し状態で支持する芯出し支持部材と、
    請求項1乃至5のいずれかに規定する電極支持装置と、
    軸線方向両端部に圧接する電極により挟持された金属軸材の上部外周面及び下部外周面を、外周面に対して所要の間隔を設けてそれぞれ覆う放熱規制手段と、
    上記放熱規制手段を電極により挟持された金属軸材の上部外周面及び下部外周面に近づく位置と遠ざかる位置の間で移動する作動部材と、
    を備えた直接抵抗加熱装置。
  7. 請求項6において、
    上記芯出し支持部材は、電極間に供給された金属軸材を芯出しする芯出し位置と、下方へ離間した下方位置の間で昇降可能に設けられた直接抵抗加熱装置。
  8. 請求項7において、
    芯出し支持部材に支持されて下降する金属軸材に対する交差位置には、下降傾斜する排出面を有したシュータを設け、該シュータは、交差位置にて芯出し支持部材から移載された金属軸材を一対の電極間から離間する位置を排出する直接抵抗加熱装置。
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