JP2014021926A - 認証方法、認証システム、携帯端末装置、認証サーバ装置およびプログラム - Google Patents

認証方法、認証システム、携帯端末装置、認証サーバ装置およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 携帯端末装置によって、家電製品の代わりに容易に認証サーバ装置に家電製品を認証させることができる認証方法、認証システム、携帯端末装置、認証サーバ装置およびプログラムを提供する。
【解決手段】 携帯端末装置1から認証サーバ装置2に対してワンタイムパスワードの発行を要求し、発行されたワンタイムパスワードを認証させたい電子機器である自律型掃除機3に送信する。自律型掃除機3は、認証サーバ装置2に、受信したワンタイムパスワードを送信して認証を求める。認証サーバ装置2は、携帯端末装置1に対して自律型掃除機3の認証を許可するかの確認を求め、携帯端末装置1が許可すれば自律型掃除機3の認証を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯端末装置および電子機器からの要求に応じて、認証サーバ装置が携帯端末装置および電子機器の認証を行う認証方法、認証システム、携帯端末装置、認証サーバ装置およびプログラムに関する。
タッチパネルなどの入力インターフェイスや、大容量かつ小型化された記録メディアの開発が進み、無線通信技術の向上、無線通信設備の整備などにより、スマートフォンやタブレットPC(パーソナルコンピュータ)などの携帯端末装置によって実現できる機能が大幅に向上し、普及率も高いものとなっている。
このような携帯端末装置向けに提供されるサービスも動画や楽曲、電子書籍などの各種コンテンツを配信するコンテンツ配信サービスなど多種多様なものがある。携帯端末装置で各種サービスを受けるためには、サービスを提供する提供者が管理するサーバ装置に携帯端末装置を接続し、コンテンツデータなどをサーバ装置から受信する必要がある。携帯端末装置でサービスの提供を受けるためには、予め携帯端末装置を認証サーバ装置に登録し、必要に応じて認証サーバ装置からの認証を受けて各種データの送受信を行う。
認証サーバ装置による携帯端末装置の認証は、たとえば、携帯端末装置を識別可能な固有の識別情報と、認証パスワードとを予め関連付けて登録しておき、認証が必要な時には、携帯端末装置から識別情報と認証パスワードとを認証サーバ装置に送信し、登録されているものと一致すれば、認証サーバ装置が携帯端末装置を認証する。
認証された携帯端末装置は、サービス提供用のサーバ装置などとデータ通信可能に接続された状態となり、コンテンツデータのダウンロードや共有データのアップロードなどを行うことができる。
サービスの利用性を向上させるには、特定の携帯端末装置のみならず、同じユーザが操作するのであれば他の携帯端末装置であっても認証可能とすることが望ましい。
特許文献1記載のユーザ認証システムは、ユーザ所有機器であれば機器から入力されたパスワードとユーザ認証情報とによりユーザ認証し、ユーザ非所有機器であれば機器から入力されたユーザIDおよび一時的パスワードとユーザ認証情報とによりユーザ認証している。
特開2009−181396号公報
テレビジョン受像機(テレビ)、ハードディスクレコーダなどの家庭用電化製品(家電製品)もデータ通信可能なものが多くあり、サービスの提供を受ける装置としては、携帯端末装置だけでなく、これらの家電製品も利用することができる。
家電製品の場合も、携帯端末装置と同じく、識別情報と認証パスワードとを認証サーバ装置に送信して認証する。識別情報としては、たとえばユーザIDなどを用いるが、同じサービスの提供を受ける場合には、携帯端末装置の認証も家電装置の認証も同じユーザIDを用いることができる。パスワードについて携帯端末装置と家電装置とで共通のパスワードとすることも可能であるが、一般的に家電装置については、ユーザ以外の他人が操作する可能性が携帯端末装置よりも高いので、セキュリティ性を高めるために、一時的パスワード(ワンタイムパスワード)を用いる場合が多い。
一時的パスワードの利用は、セキュリティ性が高まる反面、サービスを受けたいときにその都度一時的パスワードを発行して入力しなければならないので利便性は低下する。
テレビやハードディスクレコーダなどの装置は、一時的パスワードを入力するための入力手段または入力機能を備えているので、一時的パスワードの入力操作自体に大きな困難性はない。
掃除機、冷蔵庫、照明装置または空気調和装置などの家電装置もデータ通信が可能となっており、主に遠隔制御を受け付けるために遠隔制御サーバ装置に接続し、遠隔制御サーバ装置から受信した遠隔制御コマンドに基づいて動作する。
このような場合に、家電装置が認証サーバ装置に対して認証を要求し、一時的パスワードを送信して認証を受けたのちに、改めて遠隔制御サーバ装置に接続して遠隔制御コマンドを受け付けることになる。
しかしながら、家電製品の中には、掃除機、冷蔵庫、照明装置または空気調和装置のように、任意の文字列を入力するための入力手段または入力機能を備えていない製品があり、このような製品では、一時的パスワードを入力することが困難である。
また、家電製品の中には表示手段を備えていないもの、備えていても特定の内容しか表示できないものなどがある。家電製品と携帯端末装置とで無線通信を行い、家電製品を認証サーバ装置に認証させようとした場合に、表示手段を備えていない家電製品、表示手段を備えていても表示内容が制限された家電製品では、実際にどの家電製品を認証させようとしているのか、携帯端末装置のユーザは確認することができず、誤った家電製品を認証させてしまうおそれがある。
本発明の目的は、携帯端末装置によって、家電製品の代わりに容易に認証サーバ装置に家電製品を認証させることができる認証方法、認証システム、携帯端末装置、認証サーバ装置およびプログラムを提供することである。
本発明の他の目的は、認証させたい家電製品を正しく認証させることができる認証方法、認証システム、携帯端末装置、認証サーバ装置およびプログラムを提供することである。
本発明は、携帯端末装置と、認証サーバ装置と、電子機器とが互いにデータ通信可能に構成される認証システムにおける、携帯端末装置および電子機器からの要求に応じて、認証サーバ装置が携帯端末装置および電子機器の認証を行う認証方法であって、
(a)認証サーバ装置によってすでに認証された携帯端末装置が、認証サーバ装置に対して、電子機器を認証させるための認証パスワードの発行を要求するパスワード要求ステップと、
(b)認証サーバ装置が、携帯端末装置から認証パスワードの発行の要求を受けると、認証パスワードを発行し、発行した認証パスワードを、認証パスワードの発行を要求した携帯端末装置に対して送信するパスワード発行ステップと、
(c)携帯端末装置が、認証サーバ装置から認証パスワードを受信すると、受信した認証パスワードを、認証させようとする電子機器に対して送信する送信ステップと、
(d)電子機器が、携帯端末装置から認証パスワードを受信すると、受信した認証パスワードを発行した認証サーバに対して、受信した認証パスワードを送信するとともに、認証を要求し、認証を要求したことをユーザに報知する認証要求ステップと、
(e)認証サーバ装置が、電子機器から認証パスワードを受信し、認証の要求を受けると、受信した認証パスワードの発行をパスワード要求ステップで要求した携帯端末装置に対して、電子機器の認証を許可するかどうかを確認する確認ステップと、
(f)携帯端末装置が、認証サーバ装置からの確認に対して電子機器の認証を許可するとの確認結果または許可しないとの確認結果を、認証サーバ装置に送信する確認結果送信ステップと、
(g)認証サーバ装置が、携帯端末装置から確認結果を受信し、受信した確認結果が、電子機器の認証を許可しないとの確認結果であれば、認証を要求した電子機器を認証せず、電子機器の認証を許可するとの確認結果であれば、認証を要求した電子機器を認証する機器認証ステップと、を有することを特徴とする認証方法である。
また本発明は、(d)認証要求ステップで、電子機器に認証を継続して許可する期間の有効期限が設定されていることを特徴とする。
また本発明は、前記有効期限は、(c)送信ステップで、携帯端末装置が設定することを特徴とする。
また本発明は、電子機器は、文字列を入力する入力手段を備えていないことを特徴とする。
また本発明は、電子機器は、掃除機、冷蔵庫、照明装置または空気調和装置であることを特徴とする。
また本発明は、携帯端末装置と、認証サーバ装置と、電子機器とからなり、これらが互いにデータ通信可能に構成され、携帯端末装置および電子機器からの要求に応じて、認証サーバ装置が携帯端末装置および電子機器の認証を行う認証システムであって、
携帯端末装置は、
認証サーバ装置によってすでに認証された状態で、認証サーバ装置に対して、電子機器を認証させるための認証パスワードの発行を要求するパスワード要求手段と、
認証サーバ装置から認証パスワードを受信すると、受信した認証パスワードを、認証させようとする電子機器に対して送信する送信手段と、
認証サーバ装置からの確認に対して電子機器の認証を許可するとの確認結果または許可しないとの確認結果を認証サーバ装置に送信する確認結果送信手段と、を備え、
電子機器は、
携帯端末装置から認証パスワードを受信すると、受信した認証パスワードを発行した認証サーバに対して、受信した認証パスワードを送信するとともに、認証を要求する認証要求手段と、
認証要求手段が、認証サーバに対して自機の認証を要求すると、認証を要求したことをユーザに報知する報知手段と、を備え、
認証サーバ装置は、
携帯端末装置から認証パスワードの発行の要求を受けると、認証パスワードを発行し、発行した認証パスワードを、認証パスワードの発行を要求した携帯端末装置に対して送信するパスワード発行手段と、
電子機器から認証パスワードを受信し、認証の要求を受けると、受信した認証パスワードの発行を要求した携帯端末装置に対して、電子機器の認証を許可するかどうかを確認する確認手段と、
携帯端末装置から確認結果を受信し、受信した確認結果が、電子機器の認証を許可しないとの確認結果であれば、認証を要求した電子機器を認証せず、電子機器の認証を許可するとの確認結果であれば、認証を要求した電子機器を認証する機器認証手段と、を備えることを特徴とする認証システムである。
また本発明は、電子機器の認証を許可する場合には、認証を継続して許可する期間である認証期間の有効期限が設定されていることを特徴とする。
また本発明は、携帯端末装置は、前記有効期限を設定する有効期限設定手段をさらに備えることを特徴とする。
また本発明は、報知手段は、発光することで報知する発光装置または音声を出力することで報知する音声出力装置であることを特徴とする。
また本発明は、電子機器は、文字列を入力する入力手段を備えていないことを特徴とする。
また本発明は、電子機器は、掃除機、冷蔵庫、照明装置または空気調和装置であることを特徴とする。
また本発明は、携帯端末装置と、認証サーバ装置と、電子機器とからなり、これらが互いにデータ通信可能に構成され、携帯端末装置および電子機器からの要求に応じて、認証サーバ装置が携帯端末装置および電子機器の認証を行う認証システムを構成する携帯端末装置であって、
携帯端末装置は、
認証サーバ装置によってすでに認証された状態で、認証サーバ装置に対して、電子機器を認証させるための認証パスワードの発行を要求するパスワード要求手段と、
認証サーバ装置から認証パスワードを受信すると、受信した認証パスワードを、認証させようとする電子機器に対して送信する送信手段と、
認証サーバ装置からの確認に対して電子機器の認証を許可するとの確認結果または許可しないとの確認結果を認証サーバ装置に送信する確認結果送信手段と、を備え、
電子機器は、
携帯端末装置から認証パスワードを受信すると、受信した認証パスワードを発行した認証サーバに対して、受信した認証パスワードを送信するとともに、認証を要求する認証要求手段と、
認証要求手段が、認証サーバに対して自機の認証を要求すると、認証を要求したことをユーザに報知する報知手段と、を備え、
認証サーバ装置は、
携帯端末装置から認証パスワードの発行の要求を受けると、認証パスワードを発行し、発行した認証パスワードを、認証パスワードの発行を要求した携帯端末装置に対して送信するパスワード発行手段と、
電子機器から認証パスワードを受信し、認証の要求を受けると、受信した認証パスワードの発行を要求した携帯端末装置に対して、電子機器の認証を許可するかどうかを確認する確認手段と、
携帯端末装置から確認結果を受信し、受信した確認結果が、電子機器の認証を許可しないとの確認結果であれば、認証を要求した電子機器を認証せず、電子機器の認証を許可するとの確認結果であれば、認証を要求した電子機器を認証する機器認証手段と、を備えていることを特徴とする携帯端末装置である。
また本発明は、携帯端末装置と、認証サーバ装置と、電子機器とからなり、これらが互いにデータ通信可能に構成され、携帯端末装置および電子機器からの要求に応じて、認証サーバ装置が携帯端末装置および電子機器の認証を行う認証システムを構成する認証サーバ装置であって、
携帯端末装置は、
認証サーバ装置によってすでに認証された状態で、認証サーバ装置に対して、電子機器を認証させるための認証パスワードの発行を要求するパスワード要求手段と、
認証サーバ装置から認証パスワードを受信すると、受信した認証パスワードを、認証させようとする電子機器に対して送信する送信手段と、
認証サーバ装置からの確認に対して電子機器の認証を許可するとの確認結果または許可しないとの確認結果を認証サーバ装置に送信する確認結果送信手段と、を備えており、
電子機器は、
携帯端末装置から認証パスワードを受信すると、受信した認証パスワードを発行した認証サーバに対して、受信した認証パスワードを送信するとともに、認証を要求する認証要求手段と、
認証要求手段が、認証サーバに対して自機の認証を要求すると、認証を要求したことをユーザに報知する報知手段と、を備え、
認証サーバ装置は、
携帯端末装置から認証パスワードの発行の要求を受けると、認証パスワードを発行し、発行した認証パスワードを、認証パスワードの発行を要求した携帯端末装置に対して送信するパスワード発行手段と、
電子機器から認証パスワードを受信し、認証の要求を受けると、受信した認証パスワードの発行を要求した携帯端末装置に対して、電子機器の認証を許可するかどうかを確認する確認手段と、
携帯端末装置から確認結果を受信し、受信した確認結果が、電子機器の認証を許可しないとの確認結果であれば、認証を要求した電子機器を認証せず、電子機器の認証を許可するとの確認結果であれば、認証を要求した電子機器を認証する機器認証手段と、を備えることを特徴とする認証サーバ装置である。
また本発明は、コンピュータを、上記の携帯端末装置として機能させるためのプログラムである。
また本発明は、コンピュータを、上記の認証サーバ装置として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、携帯端末装置と、認証サーバ装置と、電子機器とが互いにデータ通信可能に構成される認証システムにおいて行われる認証方法であって、携帯端末装置および電子機器からの要求に応じて、認証サーバ装置が携帯端末装置および電子機器の認証を行う認証方法である。
(a)パスワード要求ステップでは、認証サーバ装置によってすでに認証された携帯端末装置が、認証サーバ装置に対して、電子機器を認証させるための認証パスワードの発行を要求すると、
(b)パスワード発行ステップでは、認証サーバ装置が、携帯端末装置から認証パスワードの発行の要求を受けると、認証パスワードを発行し、発行した認証パスワードを、認証パスワードの発行を要求した携帯端末装置に対して送信する。
(c)送信ステップでは、携帯端末装置が、認証サーバ装置から認証パスワードを受信すると、受信した認証パスワードを、認証させようとする電子機器に対して送信すると、
(d)認証要求ステップで、電子機器が、携帯端末装置から認証パスワードを受信すると、受信した認証パスワードを発行した認証サーバに対して、受信した認証パスワードを送信するとともに、認証を要求する。さらに、認証サーバに認証を要求したことをユーザに報知する。
(e)確認ステップでは、認証サーバ装置が、電子機器から認証パスワードを受信し、認証の要求を受けると、受信した認証パスワードの発行をパスワード要求ステップで要求した携帯端末装置に対して、電子機器の認証を許可するかどうかを確認し、
(f)確認結果送信ステップで、携帯端末装置が、認証サーバ装置からの確認に対して電子機器の認証を許可するとの確認結果または許可しないとの確認結果を送信する。
(g)機器認証ステップでは、認証サーバ装置が、携帯端末装置から確認結果を受信し、受信した確認結果が、電子機器の認証を許可しないとの確認結果であれば、認証を要求した電子機器を認証せず、電子機器の認証を許可するとの確認結果であれば、認証を要求した電子機器を認証する。
このような方法により、携帯端末装置によって、家電製品の代わりに容易に認証サーバ装置に家電製品を認証させることができる。また、携帯端末装置のユーザは、認証を要求した電子機器を容易に確認し、認証させたい家電製品を正しく認証させることができる。
また本発明によれば、(d)認証要求ステップで、電子機器に認証を継続して許可する期間の有効期限が設定されている。電子機器は、ユーザ以外の他人が操作する可能性が高いので、認証パスワードに有効期限を設定することで、セキュリティ性を高めることができる。
また本発明によれば、前記有効期限は、(c)送信ステップで、携帯端末装置が設定するので、携帯端末装置を操作することで、ユーザが所望の有効期限を設定することができる。
また本発明によれば、文字列を入力する入力手段を備えていない電子機器であっても、認証サーバ装置に電子機器を認証させることができる。
また本発明によれば、電子機器として、掃除機、冷蔵庫、照明装置または空気調和装置を認証させることができる。
また本発明によれば、携帯端末装置と、認証サーバ装置と、電子機器とからなり、これらが互いにデータ通信可能に構成され、携帯端末装置および電子機器からの要求に応じて、認証サーバ装置が携帯端末装置および電子機器の認証を行う認証システムである。
認証サーバ装置によってすでに認証された状態で、携帯端末装置のパスワード要求手段が、認証サーバ装置に対して、電子機器を認証させるための認証パスワードの発行を要求すると、認証サーバ装置のパスワード発行手段が、携帯端末装置から認証パスワードの発行の要求を受けると、認証パスワードを発行し、発行した認証パスワードを、認証パスワードの発行を要求した携帯端末装置に対して送信する。
認証サーバ装置から認証パスワードを受信すると、受信した認証パスワードを、携帯端末装置の送信手段が、認証させようとする電子機器に対して送信する。
携帯端末装置から認証パスワードを受信すると、電子機器の認証要求手段は、受信した認証パスワードを発行した認証サーバに対して、受信した認証パスワードを送信するとともに、認証を要求する。報知手段は、認証要求手段が、認証サーバに対して自機の認証を要求すると、認証を要求したことをユーザに報知する。
電子機器から認証パスワードを受信し、認証の要求を受けると、認証サーバ装置の確認手段は、受信した認証パスワードの発行を要求した携帯端末装置に対して、電子機器の認証を許可するかどうかを確認する。
携帯端末装置の確認結果送信手段は、認証サーバ装置からの確認に対して電子機器の認証を許可するとの確認結果または許可しないとの確認結果を認証サーバ装置に送信する。
認証サーバ装置の機器認証手段は、携帯端末装置から確認結果を受信し、受信した確認結果が、電子機器の認証を許可しないとの確認結果であれば、認証を要求した電子機器を認証せず、電子機器の認証を許可するとの確認結果であれば、認証を要求した電子機器を認証する。
このような認証システムにより、携帯端末装置によって、家電製品の代わりに容易に認証サーバ装置に家電製品を認証させることができる。また、携帯端末装置のユーザは、認証を要求した電子機器を容易に確認し、認証させたい家電製品を正しく認証させることができる。
また本発明によれば、電子機器の認証を許可する場合には、認証を継続して許可する期間である認証期間の有効期限が設定されている。電子機器は、ユーザ以外の他人が操作する可能性が高いので、認証期間に有効期限を設定することで、セキュリティ性を高めることができる。
また本発明によれば、前記有効期限は、携帯端末装置の有効期限設定手段が設定するので、携帯端末装置を操作することで、ユーザが所望の有効期限を設定することができる。
また本発明によれば、報知手段は、発光することで報知する発光装置または音声を出力することで報知する音声出力装置である。
これにより、携帯端末装置のユーザは、認証を要求した電子機器を容易に確認することができる。
また本発明によれば、文字列を入力する入力手段を備えていない電子機器であっても、認証サーバ装置に電子機器を認証させることができる。
また本発明によれば、電子機器として、掃除機、冷蔵庫、照明装置または空気調和装置を認証させることができる。
また本発明によれば、携帯端末装置と、認証サーバ装置と、電子機器とからなり、これらが互いにデータ通信可能に構成され、携帯端末装置および電子機器からの要求に応じて、認証サーバ装置が携帯端末装置および電子機器の認証を行う認証システムを構成する携帯端末装置である。
認証サーバ装置によってすでに認証された状態で、携帯端末装置のパスワード要求手段が、認証サーバ装置に対して、電子機器を認証させるための認証パスワードの発行を要求すると、認証サーバ装置のパスワード発行手段が、携帯端末装置から認証パスワードの発行の要求を受けると、認証パスワードを発行し、発行した認証パスワードを、認証パスワードの発行を要求した携帯端末装置に対して送信する。
認証サーバ装置から認証パスワードを受信すると、受信した認証パスワードを、携帯端末装置の送信手段が、認証させようとする電子機器に対して送信する。
携帯端末装置から認証パスワードを受信すると、電子機器の認証要求手段は、受信した認証パスワードを発行した認証サーバに対して、受信した認証パスワードを送信するとともに、認証を要求する。報知手段は、認証要求手段が、認証サーバに対して自機の認証を要求すると、認証を要求したことをユーザに報知する。
電子機器から認証パスワードを受信し、認証の要求を受けると、認証サーバ装置の確認手段は、受信した認証パスワードの発行を要求した携帯端末装置に対して、電子機器の認証を許可するかどうかを確認する。
携帯端末装置の確認結果送信手段は、認証サーバ装置からの確認に対して電子機器の認証を許可するとの確認結果または許可しないとの確認結果を認証サーバ装置に送信する。
認証サーバ装置の機器認証手段は、携帯端末装置から確認結果を受信し、受信した確認結果が、電子機器の認証を許可しないとの確認結果であれば、認証を要求した電子機器を認証せず、電子機器の認証を許可するとの確認結果であれば、認証を要求した電子機器を認証する。
このような携帯端末装置によって、家電製品の代わりに容易に認証サーバ装置に家電製品を認証させることができる。また、携帯端末装置のユーザは、認証を要求した電子機器を容易に確認し、認証させたい家電製品を正しく認証させることができる。
また本発明によれば、携帯端末装置と、認証サーバ装置と、電子機器とからなり、これらが互いにデータ通信可能に構成され、携帯端末装置および電子機器からの要求に応じて、認証サーバ装置が携帯端末装置および電子機器の認証を行う認証システムを構成する認証サーバ装置である。
認証サーバ装置によってすでに認証された状態で、携帯端末装置のパスワード要求手段が、認証サーバ装置に対して、電子機器を認証させるための認証パスワードの発行を要求すると、認証サーバ装置のパスワード発行手段が、携帯端末装置から認証パスワードの発行の要求を受けると、認証パスワードを発行し、発行した認証パスワードを、認証パスワードの発行を要求した携帯端末装置に対して送信する。
認証サーバ装置から認証パスワードを受信すると、受信した認証パスワードを、携帯端末装置の送信手段が、認証させようとする電子機器に対して送信する。
携帯端末装置から認証パスワードを受信すると、電子機器の認証要求手段は、受信した認証パスワードを発行した認証サーバに対して、受信した認証パスワードを送信するとともに、認証を要求する。報知手段は、認証要求手段が、認証サーバに対して自機の認証を要求すると、認証を要求したことをユーザに報知する。
電子機器から認証パスワードを受信し、認証の要求を受けると、認証サーバ装置の確認手段は、受信した認証パスワードの発行を要求した携帯端末装置に対して、電子機器の認証を許可するかどうかを確認する。
携帯端末装置の確認結果送信手段は、認証サーバ装置からの確認に対して電子機器の認証を許可するとの確認結果または許可しないとの確認結果を認証サーバ装置に送信する。
認証サーバ装置の機器認証手段は、携帯端末装置から確認結果を受信し、受信した確認結果が、電子機器の認証を許可しないとの確認結果であれば、認証を要求した電子機器を認証せず、電子機器の認証を許可するとの確認結果であれば、認証を要求した電子機器を認証する。
このような認証サーバ装置によって、携帯端末装置と通信することで、容易に家電製品を認証することができる。また、携帯端末装置のユーザは、認証を要求した電子機器を容易に確認し、認証させたい家電製品を正しく認証させることができる。
また本発明によれば、コンピュータを、上記の携帯端末装置として機能させるためのプログラムおよびコンピュータを、上記の認証サーバ装置として機能させるためのプログラムを提供することができる。
本発明の実施形態である認証システムAの構成を示す概略図である。 認証サーバ装置2の構成を示すブロック図である。 携帯端末装置1の構成を示すブロック図である。 自律型掃除機3の構成を示すブロック図である。 認証システムAにおける認証処理を示すシーケンス図である。 認証システムAにおける認証処理を示すシーケンス図である。 認証処理における携帯端末装置1の表示部16に表示される画面例を示す図である。
図1は、本発明の実施形態である認証システムAの構成を示す概略図である。
認証システムAは、携帯端末装置1と、認証サーバ装置2と、自律型掃除機3と、冷蔵庫4と含み、認証サーバ装置2と携帯端末装置1、自律型掃除機3および冷蔵庫4とは、移動体通信網、公衆電話回線網およびインターネットなどの各種ネットワークNを介して接続される。
携帯端末装置1と自律型掃除機3および冷蔵庫4とは、近距離無線通信が可能であり、たとえばWi−Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)あるいはZigbee(登録商標)などの通信方式で無線通信を行う。
携帯端末装置1は、たとえばスマートフォン、タブレットPCなどで実現される。以下では、携帯端末装置1がスマートフォンである場合を例にして説明する。
自律型掃除機3は、いわゆる掃除ロボットであり、予め定める走行ルートか、障害物を避けながら走行する走行ルートに沿って自走し、床面上のごみを吸引して除去する電子機器である。
冷蔵庫4は、冷蔵室、冷凍室、野菜室などの複数の収容空間を持ち、飲食物などを冷蔵保管または冷蔵保管する電子機器である。
図2は、認証サーバ装置2の構成を示すブロック図である。認証サーバ装置2は、通信部21、CPU22、一時記憶部23および記憶部24を含んで構成される。通信部21は、ネットワークNと接続するためのインターフェイスである。CPU(中央演算処理装置)22は、認証サーバ装置2全体の動作を制御する。一時記憶部23は、書き込み速度および読み出し速度が記憶部24よりも高速で揮発性の記憶装置、たとえばDRAMなどの半導体メモリによって構成され、CPU22がプログラムを実行するために必要な情報を一時的に記憶するワークメモリである。記憶部24は、不揮発性の大容量の記憶装置、たとえばSSDあるいはフラッシュメモリカードなどの半導体メモリ、またはHDDなどによって構成される。記憶部24は、CPU22によって実行される各種プログラムを記憶するプログラム記憶領域24aおよびCPU22が各種プログラムを実行するために必要なデータを記憶するデータ記憶領域24bを有する。
図3は、携帯端末装置1の構成を示すブロック図である。携帯端末装置1は、通信部11、CPU12、一時記憶部13、記憶部14、操作部15および表示部16を含んで構成される。
通信部11は、ネットワークNおよび電子機器である自律型掃除機3および冷蔵庫4と接続するためのインターフェイスであり、無線通信によって接続するためのアンテナ11aを有する。CPU12は、携帯端末装置1全体の動作を制御する。一時記憶部13は、書き込み速度および読み出し速度が記憶部14よりも高速で揮発性の記憶装置、たとえばDRAMなどの半導体メモリによって構成され、CPU12がプログラムを実行するために必要な情報を一時的に記憶するワークメモリである。記憶部14は、不揮発性の大容量の記憶装置、たとえばSSDあるいはフラッシュメモリカードなどの半導体メモリ、またはHDDなどによって構成される。記憶部14は、CPU12によって実行される各種プログラムを記憶するプログラム記憶領域14aおよびCPU12が各種プログラムを実行するために必要なデータを記憶するデータ記憶領域14bを有する。
操作部15は、文字、数字および記号などの情報などを入力するための複数のキーによって構成される。操作部15は、操作されたキーに対応付けられている情報をCPU12に送る。操作部15は、メカニカルキーであってもよく、ソフトキーであってもよく、ソフトキーを実現するためのタッチパネルを備えることが好ましい。表示部16は、たとえば液晶パネルなどの表示装置によって構成され、CPU12が生成する画像データに基づいて画像を表示する。図示していないが、携帯端末装置1は、携帯電話装置としての機能を有し、通話音声を出力するためのスピーカ、通話音声を入力するためのマイクなどの電話通信に必要な構成を備えている。
図4は、自律型掃除機3の構成を示すブロック図である。自律型掃除機3は、通信部31、CPU32、一時記憶部33、記憶部34、吸引部35、走行部36および発光部37を含んで構成される。
通信部31は、ネットワークNおよび携帯端末装置1と接続するためのインターフェイスであり、無線通信によって接続するためのアンテナ31aを有する。CPU32は、自律型掃除機3全体の動作を制御する。一時記憶部33は、書き込み速度および読み出し速度が記憶部34よりも高速で揮発性の記憶装置、たとえばDRAMなどの半導体メモリによって構成され、CPU32がプログラムを実行するために必要な情報を一時的に記憶するワークメモリである。記憶部34は、不揮発性の大容量の記憶装置、たとえばSSDあるいはフラッシュメモリカードなどの半導体メモリ、またはHDDなどによって構成される。記憶部34は、CPU32によって実行される各種プログラムを記憶するプログラム記憶領域34aおよびCPU32が各種プログラムを実行するために必要なデータを記憶するデータ記憶領域34bを有する。
吸引部35は、送風機、吸引ノズル、エアフィルタなどからなり、送風機で起こした風により負圧を発生させ、吸引ノズルから塵とともに空気を取込、エアフィルタで塵を捕捉して空気を排出する。走行部36は、駆動用モータと、駆動輪、自在輪などからなり、駆動用モータにより駆動輪を回転駆動させ、自在輪の向きを変化させて操舵することにより、走行ルートに従って自律型掃除機3を走行させる。
発光部37は、たとえばLEDなどの発光装置によって実現され、点灯、点滅などすることによって、認証処理中に携帯端末装置1からの認証の確認を待っている待機状態であることをユーザに報知する。ユーザは、自律型掃除機3の発光部37が発光することで、認証させようとする機器が正しく待機状態にあることを確認することができる。また、報知手段は、発光部に限らず、報知音声を出力する音声出力部を備えていてもよい。いずれにしても、ユーザが待機状態を確認することができるのであれば、報知の手段はどのようなものでも用いることができる。上記以外にたとえば、機器が振動機能を有していれば、振動することで報知してもよく、自走機能を有していれば、走行することで報知してもよく、動作可能な部位を有していれば、その部位を動作させることで報知してもよく、表示機能を有していれば、報知画面を表示してもよい。
図5Aおよび図5Bは、認証システムAにおける認証処理を示すシーケンス図である。図6は、認証処理における携帯端末装置1の表示部16に表示される画面例を示す図である。
まず、携帯端末装置1が認証サーバ装置2にログインするために、ステップA1で認証サーバ装置2に対して認証情報を送信する。送信する認証情報は、ユーザID、装置IDなどの識別情報と、認証パスワードである。
認証情報を受信した認証サーバ装置2は、ステップB1で記憶部24に予め登録された認証情報と照合し、一致すれば携帯端末装置1を認証してログインを受け付ける。認証が成功してログインが完了すると携帯端末装置1の表示部16には、ログイン完了を示す画面が表示される(図6(a))。
ユーザが自律型掃除機3を認証させたい場合には、ログインした状態でIDの共有を行う。IDの共有を行う場合、携帯端末装置1の表示部16に、ID共有画面が表示されるので、たとえば「共有する」と表示されたソフトキー40をユーザがタップすると、携帯端末装置1は、ステップA2で認証サーバ装置2に対してIDの共有を要求する。具体的には、携帯端末装置1が、自律型掃除機3を認証させるための認証パスワードの発行を認証サーバ装置2に対して要求する。ここで、認証パスワードは、携帯端末装置1の認証のためのパスワードとは異なり、一時的に発行されるワンタイムパスワードである。
ステップB2で、認証サーバ装置2が、携帯端末装置1からID共有の要求を受けると、ステップB3で、ID共有を要求してきた携帯端末装置1に対して、認証サーバ装置2がID共有情報を送信する。具体的には、自律型掃除機3を認証するためのワンタイムパスワードを発行するとともに、自律型掃除機3が認証サーバ装置2にアクセスするために必要な認証サーバ装置2のURL(サーバURL)を、ワンタイムパスワードと併せて携帯端末装置1に送信する。
携帯端末装置1が、ステップA3でID共有情報として、認証サーバ2装置からワンタイムパスワードとサーバURLとを受信すると、ステップA4で、携帯端末装置1が認証させたい電子機器を選択する。
携帯端末装置1は、近距離無線通信によって、自律型掃除機3以外に冷蔵庫4や図示しない空気調和装置(エアコン)、照明装置(シーリングライト)などとも接続可能であり。ID共有を要求する前に予め、これら複数の電子機器と無線接続による接続状態を確立している。なお、ステップA4において、無線接続による接続状態を確立するようにしてもよい。いすれにしても、複数の電子機器との接続状態が確立した状態で、IDを共有したい、すなわち認証させたい電子機器を1つ選択する。
携帯端末装置1の表示部16に、携帯端末装置1と、現在無線接続による接続状態が確立している電子機器を表示し(図6(c))、表示された電子機器の中から1つの電子機器、本例では自律型掃除機3を選択する。電子機器の選択は、たとえば、「掃除機」ソフトキー41、「冷蔵庫」ソフトキー42、「エアコン」ソフトキー43から1つのソフトキーをユーザがタップすることで選択することができる。以下では、ステップA4で、「掃除機」ソフトキー41がタップされ、自律型掃除機3が選択されたとして説明する。
ステップA5では、選択された自律型掃除機3に対して、携帯端末装置1が、認証サーバ装置2から受信したID共有情報であるワンタイムパスワードとサーバURLとを、接続が確立されている無線通信によって送信する。
自律型掃除機3は、ステップC1で、無線通信によって携帯端末装置1からID共有情報であるワンタイムパスワードとサーバURLとを受信する。自律型掃除機3は、ユーザからの入力を受け付ける入力手段を持たないので、ワンタイムパスワードとサーバURLを受信した自律型掃除機3は、無条件でサーバURLに基づいて認証サーバ装置2にアクセスし、ワンタイムパスワードを送信して自機の認証を要求する。
認証サーバ装置2は、ステップB4で、自律型掃除機3から認証の要求を受け、ワンタイムパスワードを受信すると、ステップB5で受信したID共有情報であるワンタイムパスワードを記憶部24に登録されている、発行済みのワンタイムパスワードと照合し、一致すれば、ステップB6で、認証を要求してきた自律型掃除機3に対して、認証のための動作を待機させるための待機信号を送信する。
ここで、ワンタイムパスワードが一致したとしても即座に自律型掃除機3を認証するのではなく、一旦認証のための動作を待機させる。上記のように、携帯端末装置1は、近距離無線通信によって、広範囲に存在する多くの電子機器と無線接続を確立することができるため、ステップA4で選択した1つの電子機器が、ユーザが本来認証させたい電子機器とは一致していない可能性がある。
認証サーバ装置2から待機信号を受信した自律型掃除機3は、ステップC3で待機動作を行う。待機動作とは、自律型掃除機3が認証サーバ装置2との接続状態を維持したまま、現在認証を受けようとして待機している電子機器が、自機であることをユーザに対して報知する。具体的には、発光部37を発光させることでユーザに対して待機状態であることを報知する。
ユーザは、発光部37の発光を見て、ステップA4で選択した電子機器である掃除機が、自分が認証させたい自律型掃除機3であることを確認することができる。
認証サーバ装置2は、ステップB6で自律型掃除機3に待機信号を送信した一方で、携帯端末装置1に対しては、ステップB7で、ID共有確認画面を送信する。これにより、認証サーバ装置2から、携帯端末装置1に対して自律型掃除機3の認証を許可するかどうかを確認することになる。
携帯端末装置1は、ステップA6で、認証サーバ装置2からID共有確認画面を受信すると、表示部16に、ID共有確認画面を表示する。ID共有確認画面は、たとえば図6(d)に示すような認証期間の有効期限の設定画面を兼ねている。ID共有確認画面には、複数のラジオボタン44が表示され、有効期限となる「2時間」、「5時間」、「無制限」のうち1つを選択することができる。有効期限を選択して設定することは、すなわち認証を許可することと同義であるので、ステップA7で認証の確認操作として、ユーザが「2時間」に対応するラジオボタン44を選択して、「確認」ソフトキー45をタップすると、ステップA8で、携帯端末装置1から認証サーバ装置2に対して、自律型掃除機3の認証を許可するとの確認結果を送信する。このとき、選択した有効期限も確認結果と併せて認証サーバ装置2へと送信する。
また、ユーザが「確認」ソフトキー45ではなく「キャンセル」ソフトキー46をタップすると、ステップA8で、携帯端末装置1から認証サーバ装置2に対して、自律型掃除機3の認証を許可しないとの確認結果を送信する。
ユーザは、上記のように、発光部37の発光などによって認証待機状態となっている電子機器を確認し、ユーザが認証させようとしている電子機器と、待機状態となっている電子機器とが一致していれば、「確認」ソフトキー45をタップすればよく、一致していなければ、ステップA4で間違った電子機器を選択してしまったものとして「キャンセル」ソフトキー46をタップすればよい。
認証サーバ装置2は、ステップB8で、携帯端末装置1から確認結果を受信すると、ステップB9で、確認結果が、自律型掃除機3の認証を許可するとの結果であるか認証を許可しないとの結果であるかを判断する。携帯端末装置1から受信した確認結果が、自律型掃除機3の認証を許可するとの結果であればステップB10で認証完了信号を、自律型掃除機3に対して送信し、ステップB11で認証完了画面を携帯端末装置1に対して送信する。携帯端末装置1から受信した確認結果が、自律型掃除機3の認証を許可しないとの結果であればステップB12で認証失敗信号を、自律型掃除機3に対して送信する。
自律型掃除機3は、ステップC4で、認証サーバ装置2から認証結果を受信する。受信する認証結果は、認証完了信号か認証失敗信号のいずれかである。自律型掃除機3は、ステップC5で、認証結果が認証完了であったか認証失敗であったかを判断し、認証完了であれば、ステップC6で認証完了動作を行い、認証失敗であれば、ステップC7で認証失敗動作を行う。自律型掃除機3の認証が完了したのちは、強制的に認証を中断するなどのユーザ操作または認証サーバ装置2により認証を中断するような処理が実行されない限り、ステップA8で有効期限として送信された認証期間内は、認証サーバ装置2による自律型掃除機3の認証が継続される。
認証完了動作は、たとえば、携帯端末装置1が、認証サーバ装置2へのログイン状態を維持して、サービスの提供を受ける。認証失敗動作は、たとえば、携帯端末装置1が、認証サーバ装置2との接続を切断して、通常の動作状態に復帰する。
携帯端末装置1は、ステップA9で送信した確認結果が、自律型掃除機3の認証を許可するとの確認結果であったか、認証を許可しないとの確認結果であったかを判断し、認証を許可するとの確認結果であれば、ステップA10で、認証サーバ装置2がステップB11で送信した認証完了画面を受信し、受信した認証完了画面をステップA11で表示部16に表示する。認証完了画面は、たとえば図6(e)に示すように、「IDを共有しました」など、自律型掃除機3の認証が完了したことをユーザに知らせることができる文字列を表示すればよい。認証を許可しないとの確認結果であれば、携帯端末装置1は、ステップA12で認証キャンセル動作を行う。たとえば、表示部16に、「認証をキャンセルしました」など自律型掃除機3の認証をキャンセルしたことをユーザに知らせることができる文字列を表示すればよい。
なお、上記では認証させようとする電子機器として自律型掃除機3を例として説明したが、通信機能を備えている電子機器であれば、冷蔵庫4や空気調和装置(エアコン)、照明装置(シーリングライト)などその他の家電製品に対しても同様に認証システムに組み込むことができる。
本発明は、特に家電製品のうち、外部からパスワードを入力するための入力手段を有していない家電製品であっても、携帯端末装置1が家電製品の代わりとなって、認証サーバ装置2に家電製品を認証させることができる。
1 携帯端末装置
2 認証サーバ装置
3 自律型掃除機
4 冷蔵庫
11 通信部
11a アンテナ
12 CPU
13 一時記憶部
14 記憶部
14a プログラム記憶領域
14b データ記憶領域
15 操作部
16 表示部
21 通信部
22 CPU
23 一時記憶部
24 記憶部
24a プログラム記憶領域
24b データ記憶領域
31 通信部
31a アンテナ
32 CPU
33 一時記憶部
34 記憶部
34a プログラム記憶領域
34b データ記憶領域
35 吸引部
36 走行部
37 発光部
A 認証システム

Claims (15)

  1. 携帯端末装置と、認証サーバ装置と、電子機器とが互いにデータ通信可能に構成される認証システムにおける、携帯端末装置および電子機器からの要求に応じて、認証サーバ装置が携帯端末装置および電子機器の認証を行う認証方法であって、
    (a)認証サーバ装置によってすでに認証された携帯端末装置が、認証サーバ装置に対して、電子機器を認証させるための認証パスワードの発行を要求するパスワード要求ステップと、
    (b)認証サーバ装置が、携帯端末装置から認証パスワードの発行の要求を受けると、認証パスワードを発行し、発行した認証パスワードを、認証パスワードの発行を要求した携帯端末装置に対して送信するパスワード発行ステップと、
    (c)携帯端末装置が、認証サーバ装置から認証パスワードを受信すると、受信した認証パスワードを、認証させようとする電子機器に対して送信する送信ステップと、
    (d)電子機器が、携帯端末装置から認証パスワードを受信すると、受信した認証パスワードを発行した認証サーバに対して、受信した認証パスワードを送信するとともに、認証を要求し、認証を要求したことをユーザに報知する認証要求ステップと、
    (e)認証サーバ装置が、電子機器から認証パスワードを受信し、認証の要求を受けると、受信した認証パスワードの発行をパスワード要求ステップで要求した携帯端末装置に対して、電子機器の認証を許可するかどうかを確認する確認ステップと、
    (f)携帯端末装置が、認証サーバ装置からの確認に対して電子機器の認証を許可するとの確認結果または許可しないとの確認結果を、認証サーバ装置に送信する確認結果送信ステップと、
    (g)認証サーバ装置が、携帯端末装置から確認結果を受信し、受信した確認結果が、電子機器の認証を許可しないとの確認結果であれば、認証を要求した電子機器を認証せず、電子機器の認証を許可するとの確認結果であれば、認証を要求した電子機器を認証する機器認証ステップと、を有することを特徴とする認証方法。
  2. (d)認証要求ステップで、電子機器に認証を継続して許可する期間の有効期限が設定されていることを特徴とする請求項1記載の認証方法。
  3. 前記有効期限は、(c)送信ステップで、携帯端末装置が設定することを特徴とする請求項2記載の認証方法。
  4. 電子機器は、文字列を入力する入力手段を備えていないことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の認証方法。
  5. 電子機器は、掃除機、冷蔵庫、照明装置または空気調和装置であることを特徴とする請求項4に記載の認証方法。
  6. 携帯端末装置と、認証サーバ装置と、電子機器とからなり、これらが互いにデータ通信可能に構成され、携帯端末装置および電子機器からの要求に応じて、認証サーバ装置が携帯端末装置および電子機器の認証を行う認証システムであって、
    携帯端末装置は、
    認証サーバ装置によってすでに認証された状態で、認証サーバ装置に対して、電子機器を認証させるための認証パスワードの発行を要求するパスワード要求手段と、
    認証サーバ装置から認証パスワードを受信すると、受信した認証パスワードを、認証させようとする電子機器に対して送信する送信手段と、
    認証サーバ装置からの確認に対して電子機器の認証を許可するとの確認結果または許可しないとの確認結果を認証サーバ装置に送信する確認結果送信手段と、を備え、
    電子機器は、
    携帯端末装置から認証パスワードを受信すると、受信した認証パスワードを発行した認証サーバに対して、受信した認証パスワードを送信するとともに、認証を要求する認証要求手段と、
    認証要求手段が、認証サーバに対して自機の認証を要求すると、認証を要求したことをユーザに報知する報知手段と、を備え、
    認証サーバ装置は、
    携帯端末装置から認証パスワードの発行の要求を受けると、認証パスワードを発行し、発行した認証パスワードを、認証パスワードの発行を要求した携帯端末装置に対して送信するパスワード発行手段と、
    電子機器から認証パスワードを受信し、認証の要求を受けると、受信した認証パスワードの発行を要求した携帯端末装置に対して、電子機器の認証を許可するかどうかを確認する確認手段と、
    携帯端末装置から確認結果を受信し、受信した確認結果が、電子機器の認証を許可しないとの確認結果であれば、認証を要求した電子機器を認証せず、電子機器の認証を許可するとの確認結果であれば、認証を要求した電子機器を認証する機器認証手段と、を備えることを特徴とする認証システム。
  7. 電子機器の認証を許可する場合には、認証を継続して許可する期間である認証期間の有効期限が設定されていることを特徴とする請求項6記載の認証システム。
  8. 携帯端末装置は、前記有効期限を設定する有効期限設定手段をさらに備えることを特徴とする請求項7記載の認証システム。
  9. 報知手段は、発光することで報知する発光装置または音声を出力することで報知する音声出力装置であることを特徴とする請求項6〜8のいずれか1つに記載の認証システム。
  10. 電子機器は、文字列を入力する入力手段を備えていないことを特徴とする請求項6〜9のいずれか1つに記載の認証システム。
  11. 電子機器は、掃除機、冷蔵庫、照明装置または空気調和装置であることを特徴とする請求項6〜10のいずれか1つに記載の認証システム。
  12. 携帯端末装置と、認証サーバ装置と、電子機器とからなり、これらが互いにデータ通信可能に構成され、携帯端末装置および電子機器からの要求に応じて、認証サーバ装置が携帯端末装置および電子機器の認証を行う認証システムを構成する携帯端末装置であって、
    携帯端末装置は、
    認証サーバ装置によってすでに認証された状態で、認証サーバ装置に対して、電子機器を認証させるための認証パスワードの発行を要求するパスワード要求手段と、
    認証サーバ装置から認証パスワードを受信すると、受信した認証パスワードを、認証させようとする電子機器に対して送信する送信手段と、
    認証サーバ装置からの確認に対して電子機器の認証を許可するとの確認結果または許可しないとの確認結果を認証サーバ装置に送信する確認結果送信手段と、を備え、
    電子機器は、
    携帯端末装置から認証パスワードを受信すると、受信した認証パスワードを発行した認証サーバに対して、受信した認証パスワードを送信するとともに、認証を要求する認証要求手段と、
    認証要求手段が、認証サーバに対して自機の認証を要求すると、認証を要求したことをユーザに報知する報知手段と、を備え、
    認証サーバ装置は、
    携帯端末装置から認証パスワードの発行の要求を受けると、認証パスワードを発行し、発行した認証パスワードを、認証パスワードの発行を要求した携帯端末装置に対して送信するパスワード発行手段と、
    電子機器から認証パスワードを受信し、認証の要求を受けると、受信した認証パスワードの発行を要求した携帯端末装置に対して、電子機器の認証を許可するかどうかを確認する確認手段と、
    携帯端末装置から確認結果を受信し、受信した確認結果が、電子機器の認証を許可しないとの確認結果であれば、認証を要求した電子機器を認証せず、電子機器の認証を許可するとの確認結果であれば、認証を要求した電子機器を認証する機器認証手段と、を備えていることを特徴とする携帯端末装置。
  13. 携帯端末装置と、認証サーバ装置と、電子機器とからなり、これらが互いにデータ通信可能に構成され、携帯端末装置および電子機器からの要求に応じて、認証サーバ装置が携帯端末装置および電子機器の認証を行う認証システムを構成する認証サーバ装置であって、
    携帯端末装置は、
    認証サーバ装置によってすでに認証された状態で、認証サーバ装置に対して、電子機器を認証させるための認証パスワードの発行を要求するパスワード要求手段と、
    認証サーバ装置から認証パスワードを受信すると、受信した認証パスワードを、認証させようとする電子機器に対して送信する送信手段と、
    認証サーバ装置からの確認に対して電子機器の認証を許可するとの確認結果または許可しないとの確認結果を認証サーバ装置に送信する確認結果送信手段と、を備えており、
    電子機器は、
    携帯端末装置から認証パスワードを受信すると、受信した認証パスワードを発行した認証サーバに対して、受信した認証パスワードを送信するとともに、認証を要求する認証要求手段と、
    認証要求手段が、認証サーバに対して自機の認証を要求すると、認証を要求したことをユーザに報知する報知手段と、を備え、
    認証サーバ装置は、
    携帯端末装置から認証パスワードの発行の要求を受けると、認証パスワードを発行し、発行した認証パスワードを、認証パスワードの発行を要求した携帯端末装置に対して送信するパスワード発行手段と、
    電子機器から認証パスワードを受信し、認証の要求を受けると、受信した認証パスワードの発行を要求した携帯端末装置に対して、電子機器の認証を許可するかどうかを確認する確認手段と、
    携帯端末装置から確認結果を受信し、受信した確認結果が、電子機器の認証を許可しないとの確認結果であれば、認証を要求した電子機器を認証せず、電子機器の認証を許可するとの確認結果であれば、認証を要求した電子機器を認証する機器認証手段と、を備えることを特徴とする認証サーバ装置。
  14. コンピュータを、請求項12記載の携帯端末装置として機能させるためのプログラム。
  15. コンピュータを、請求項13記載の認証サーバ装置として機能させるためのプログラム。
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