JP2014021905A - 入力支援プログラム、入力支援方法および入力支援装置 - Google Patents

入力支援プログラム、入力支援方法および入力支援装置 Download PDF

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Abstract

【課題】文字入力時のユーザの利便性の向上を図ること。
【解決手段】入力領域112が選択され文字入力を受け付ける状態になると、入力支援装置100は、入力領域112の周辺文字列を検出する。入力支援装置100は、周辺文字列から入力領域112の項目名を特定する。ユーザから入力領域112への文字入力を受け付けると、入力支援装置100は、項目名と文例とを対応付けて記憶する文例DB130を用いて、文例の検索を行う。例えば、入力支援装置100は、入力文字列「S」の変換候補として、特定した項目名が「Name」の場合に「Sakura Taro」といった名前の変換候補を表示し、特定した項目名が「Section」の場合に「Sales Department」といった部署の変換候補を表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、入力支援プログラム、入力支援方法および入力支援装置に関する。
従来、入力された文字列の変換候補を表示する技術がある。例えば、例文と例文に用いられている単語とを対応付けて記憶しておき、入力された単語に対応付けられた例文を検索して候補を一覧表示し、さらに追加単語の入力を受け付けて一覧表示の中から追加単語に対応付けられた例文の候補を表示する技術がある。また、携帯端末にて、文書を撮影した画像から注目単語と周辺の単語を認識し、サーバにて、携帯端末が出力する注目単語と周辺の単語から文書中の注目単語の位置を特定し、注目単語に対応する関連情報の検索を行い、得られた情報を携帯端末に表示する技術がある。
特開2005−316947号公報 特開2006−146627号公報
しかしながら、従来技術では、ユーザが入力した文字列に対して一覧表示される変換候補の中からユーザが所望の変換候補を選択するのに時間や手間がかかる場合がある。例えば、変換候補が複数存在する場合に、ユーザが望む変換候補が変換候補一覧の上位に表示されていないと、変換候補一覧の中から所望の変換候補を探すのに時間や手間がかかる場合がある。
1つの側面では、本発明は、文字入力時のユーザの利便性の向上を図ることができる入力支援プログラム、入力支援方法および入力支援装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面によれば、画面に表示される画像上の選択された入力領域から所定範囲内の領域に含まれる1文字以上の周辺文字列を検出し、前記入力領域に1文字以上の文字列が入力された場合、入力項目を表す項目名と前記入力項目に対応する文例とが対応付けて記憶されたデータベースの中から、検出した前記周辺文字列に対応する項目名に対応付けられ、前記文字列に対応する文例を検索し、検索した前記文例を前記文字列の変換候補として出力する入力支援プログラム、入力支援方法および入力支援装置が提案される。
本発明の一態様によれば、文字入力時のユーザの利便性の向上を図ることができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態にかかる入力支援方法の一実施例を示す説明図である。 図2は、入力支援装置100のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図3は、文例DB130の記憶内容の一例を示す説明図である。 図4は、判定用項目名ファイル400の記憶内容の一例を示す説明図である。 図5は、項目名バッファ500の記憶内容の一例を示す説明図である。 図6は、入力文字列バッファ600の記憶内容の一例を示す説明図である。 図7は、確定文字列バッファ700の記憶内容の一例を示す説明図である。 図8は、入力支援装置100の機能的構成を示すブロック図である。 図9は、氏名欄の入力領域に文字が入力された際の変換候補の表示画面の一例を示す説明図である。 図10は、所属欄の入力領域に文字が入力された際の変換候補の表示画面の一例を示す説明図である。 図11は、領域画像データの取得の一例を示す説明図である。 図12は、入力支援装置100の入力支援処理手順の一例を示すフローチャートである。 図13は、入力支援装置100の項目名判定処理手順の一例を示すフローチャート(その1)である。 図14は、入力支援装置100の項目名判定処理手順の一例を示すフローチャート(その2)である。 図15は、入力支援装置100の文例表示処理手順の一例を示すフローチャートである。 図16は、入力支援装置100の文例登録処理手順の一例を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる入力支援プログラム、入力支援方法および入力支援装置の実施の形態を詳細に説明する。
(入力支援方法の一実施例)
図1は、実施の形態にかかる入力支援方法の一実施例を示す説明図である。図1において、入力支援装置100は、ユーザによる文字の入力操作を支援するコンピュータである。具体的には、例えば、入力支援装置100は、ワープロソフト、テキストエディタ、IME(Input Method Editor)などがインストールされたPC(パーソナル・コンピュータ)、ノートPC、携帯電話機、スマートフォンなどである。
入力支援装置100は、表示画面110と入力デバイス120とを有している。表示画面110は、各種情報を表示する。入力デバイス120は、例えば、キーボードやマウスなどを有している。具体的には、例えば、表示画面110には、GUI(グラフィカルインタフェース)により、キーボードから入力された文字が表示されたり、マウス操作にしたがって移動するカーソルなどが表示される。
ここで、表示画面110に表示される入力画面例について説明する。入力画面111は、文字の入力を受け付ける画面であり、例えば、入力項目ごとに文字が入力される入力領域112を含む。入力領域112には、例えば、入力項目に対応する1文字以上の文字列が入力される。
図1の例では、入力領域112の左側に、入力領域112の入力項目を表す項目名が表示されている。項目名としては、例えば、氏名、部署、住所、役職、勤務地などがある。例えば、入力領域112の入力項目が「氏名」の場合、ユーザは、入力デバイス120を用いて、自分の氏名を入力領域112に入力する。
GUIにおいてカーソル113は、例えば、矢印の形をしており、カーソル113が位置する場所に応じて、すなわち、カーソル113と重なる画像に応じて表示形態が変化する。例えば、GUIにおいてカーソル113は、ワープロソフトやテキストエディタなどにより文字の入力位置を表す際には、例えば、キャレット114と呼ばれる棒形状に表示形態が変化し、文字間の入力位置を表す。キャレット114は、文字入力を受け付ける状態において、例えば点滅表示する。
以下の説明では、文字入力を受け付ける際のカーソルを「キャレット(例えば、キャレット114)」と表記し、キャレットを除くカーソルを「マウスポインタ」と表記する場合がある。また、入力領域(例えば、入力領域112)に入力された1文字以上の文字列を「入力文字列」と表記する場合がある。
入力領域112には、キャレット114の位置に入力仕様の設定に応じた文字が入力される。具体的には、例えば、入力領域112には、読み仮名入力の設定となっている場合には読み仮名が入力され、直接入力の設定となっている場合にはアルファベットが入力される。読み仮名入力とは、例えば日本語入力の場合に用いられ、入力された読み仮名を漢字などの他の文字に変換して入力する手法である。直接入力とは、入力された文字を他の文字に変換することなくそのまま入力する手法である。
ここで、既存のIMEの動作を例に挙げて、入力領域112に入力された入力文字列の変換候補を表示する場合の動作例について説明する。既存のIMEでは、例えば、入力領域112がクリックされるとIMEが起動し、キャレット114の位置に文字が入力されると、入力文字列を先頭に含む文例が変換候補として表示される。この際、文例が複数存在する場合は、例えば、各文例の選択頻度や選択履歴等をもとに、最も選択された回数が多い、または直近に選択された文例が変換候補一覧の上位に表示される。
ところが、例えば、入力領域112に対してユーザが自分の氏名を入力しようとしている場合、氏名以外の文例(例えば、部署の文例)は、たとえ選択頻度が高くてもユーザによって選択される可能性は低い。また、ユーザが望む文例が変換候補一覧の上位に表示されていないと、変換候補一覧の中からユーザが望む文例を探すのに時間や手間がかかる。すなわち、文例の選択頻度や選択履歴等をもとに変換候補一覧を表示すると、ユーザが望む変換候補(文例)が変換候補一覧の上位に表示されず、変換候補を選択するユーザの操作入力に手間がかかる場合がある。
そこで、実施の形態では、入力支援装置100は、入力領域112に入力された入力文字列の変換候補となる文例のうち、入力領域112の周辺の文字列から特定される入力領域112の項目名に対応する文例を検索する。これにより、ユーザに対して提示する変換候補を入力画面111上の入力場所に合わせて絞り込むことができ、変換候補一覧の中からユーザが所望の変換候補を選択し易くさせる。以下、入力画面111上の入力領域112に文字を入力する入力操作を支援する場合を例に挙げて、入力支援装置100の入力支援処理の一実施例について説明する。
(1)入力支援装置100は、入力画面111上の入力領域112の周辺文字列を検出する。ここで、周辺文字列は、入力領域112から所定範囲内の領域に含まれる1文字以上の文字列、すなわち、入力領域112の周辺に位置している文字列である。具体的には、例えば、入力デバイス120を用いたユーザの操作入力により、入力領域112にマウスポインタが位置した状態で入力領域112が選択されると、キャレット114が点滅して、文字の入力を受け付ける状態になる。この場合に、入力支援装置100は、選択された入力領域112の周辺文字列を検出する。
周辺文字列は、入力領域112から所定範囲内の領域の画像データを解析することによって検出される。所定範囲は、入力領域112の周辺の限られた領域を特定するための範囲である。所定範囲内の領域は、例えば、入力領域112の左側や上側に並列する特定の領域であってもよく、また、入力画面111上の領域全体であってもよい。
なお、入力領域112から所定範囲内の領域を特定するための範囲情報は予め設定されている。また、この範囲情報は、例えば、使用中のアプリケーションソフトウェア(以下「アプリケーション」という)に応じて設定されるものとしてもよい。
(2)入力支援装置100は、選択された入力領域112に対する文字の入力を受け付ける。具体的には、例えば、入力支援装置100は、入力デバイス120を用いたユーザの操作入力により、入力領域112に対する1文字以上の文字列の入力を受け付ける。
(3)入力支援装置100は、入力領域112に文字が入力された場合、文例DB(データベース)130の中から、検出した周辺文字列に対応する項目名と対応付けて記憶され、入力領域112に入力された入力文字列に対応する文例を検索する。入力文字列に対応する文例とは、例えば入力文字列を先頭に含む文例である。ここで、文例DB130は、入力項目を表す項目名と入力項目の入力領域112に入力される文例とを対応付けて記憶するデータベースである。
周辺文字列に対応する項目名とは、文例DB130に記憶されている項目名のうち、例えば、周辺文字列と文字列が一致するものであってもよく、また、周辺文字列の一部または全部を含むものであってもよい。文例は、入力領域112に入力される文の一例であり、1文字以上の文字列を有する単語または文章である。文例は、入力文字列の変換候補として表示され、ユーザの操作入力により選択されると入力領域112に入力される。
例えば、文例DB130は、項目名「Name」と対応付けて名前(Name)の一例である文例「Sakura Taro」を記憶している。また、例えば、文例DB130は、項目名「Section」と対応付けて部署(Section)の一例である文例「Sales Department」を記憶している。
ここで、周辺文字列として「Name」が検出され、直接入力により入力領域112に「S」の文字が入力された場合を想定する。
(3−1)この場合、入力支援装置100は、文例DB130の中から、周辺文字列に対応する項目名「Name」と対応付けて記憶され、入力文字列「S」を先頭に含む文例を検索する。図1の例では、例えば、入力文字列「S」を先頭に含む文例「Sakura Taro」、「Sakura Jiro」および「Sakura Hanako」が検索される。
(4−1)入力支援装置100は、検索した文例を、入力文字列「S」の変換候補として出力する。図1の例では、入力文字列「S」の変換候補として、「Sakura Taro」、「Sakura Jiro」および「Sakura Hanako」を含む変換候補一覧140が表示画面110に表示されている。
つぎに、周辺文字列として「Section」が検出され、直接入力により入力領域112に「S」の文字が入力された場合を想定する。
(3−2)この場合、入力支援装置100は、文例DB130の中から、周辺文字列に対応する項目名「Section」と対応付けて記憶され、入力文字列「S」を先頭に含む文例を検索する。図1の例では、例えば、入力文字列「S」を先頭に含む文例「Sales Department」および「Secretary Section」が検索される。
(4−2)入力支援装置100は、検索した文例を、入力文字列「S」の変換候補として出力する。図1の例では、入力文字列「S」の変換候補として、「Sales Department」および「Secretary Section」を含む変換候補一覧150が表示画面110に表示されている。
なお、入力領域112の周辺文字列が複数検出された場合は、入力支援装置100は、検出した周辺文字列ごとに、文例DB130の中から、周辺文字列に対応する項目名と対応付けて記憶され、入力文字列を先頭に含む文例を検索することにしてもよい。あるいは、入力支援装置100は、複数検出した周辺文字列のうち、入力領域112の最も近傍に表示されている周辺文字列に対応する項目名と対応付けて記憶され、入力文字列を先頭に含む文例を検索することにしてもよい。
このように、実施の形態にかかる入力支援装置100によれば、入力領域112の周辺文字列を検出し、検出した周辺文字列から入力領域112の項目名を特定することができる。また、入力支援装置100によれば、文例DB130の中から、入力領域112の項目名と対応付けて記憶され、入力領域112に入力された入力文字列を先頭に含む文例を検索することができる。
これにより、ユーザに対して提示する変換候補を入力画面111上の入力場所に合わせて絞り込むことができる。具体的には、例えば、入力領域112に対して名前を入力中なのか、部署名を入力中なのかといった入力シーンに合った文例を、入力文字列の変換候補としてユーザに提示することができる。
この結果、選択頻度や選択履歴等をもとに並べられた変換候補を一覧表示する場合に比べて、変換候補一覧の中からユーザが所望の変換候補、すなわち、入力領域112に入力する文例を選択し易くなり、文字入力時のユーザの利便性の向上を図ることができる。
また、入力支援装置100によれば、使用中のアプリケーションに依存することなく、入力領域112の周辺文字列と入力文字列とから文例を検索することができる。このため、上述した入力支援装置100の入力支援処理を実施するにあたって、アプリケーションのコード変更や設定変更を行う必要がなく、また、新たな項目名の追加といった変更に合わせてアプリケーションのメンテナンスを行う必要がない。
なお、図1の例では、文例DB130には、項目名と文例のみが対応付けて記憶されている場合について説明したが、これに限らない。例えば、文例DB130は、読み仮名入力からの変換候補を表示させるために、読み仮名と項目名と漢字の文例とを対応付けて記憶することにしてもよい。具体的には、例えば、文例DB130は、読み仮名「さくらたろう」と項目名「Name」と文例「桜太郎」とを対応付けて記憶してもよい。この場合、例えば、周辺文字列が「Name」の場合に、読み仮名入力により「さ」の文字が入力されると、入力支援装置100は、文例DB130の中から、項目名「Name」と対応付けて記憶され、入力文字列「さ」の読みを先頭に含む「桜太郎」の文例を検索する。
また、入力支援装置100は、PC、携帯電話、スマートフォン等と通信可能なサーバであってもよい。例えば、PCやスマートフォンへの文字入力において、文字入力の都度サーバと通信し、サーバにて変換候補の検索を行って、PCやスマートフォンのディスプレイ上に、サーバから受信した変換候補を表示させるようにしてもよい。
具体的には、例えば、PCやスマートフォンは、入力領域112の周辺文字列の情報および入力文字列の情報をサーバに送信する。サーバは、PCやスマートフォンから受信した周辺文字列の情報から入力領域112の項目名を特定して、この項目名と対応付けられた入力文字列を先頭に含む文例を検索して、検索結果をPCやスマートフォンに送信する。PCやスマートフォンは、サーバから受信した検索結果をディスプレイ206(図2参照)に表示する。これにより、ユーザが望む変換候補を提示することができる。
(入力支援装置100のハードウェア構成例)
つぎに、入力支援装置100のハードウェア構成例について説明する。図2は、入力支援装置100のハードウェア構成例を示すブロック図である。図2において、入力支援装置100は、CPU201と、ROM202と、RAM203と、磁気ディスクドライブ204と、磁気ディスク205と、ディスプレイ206と、I/F207と、キーボード208と、マウス209と、スキャナ210と、プリンタ211と、を有している。また、各構成部はバス200によってそれぞれ接続されている。
ここで、CPU201は、入力支援装置100の全体の制御を司る。ROM202は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAM203は、CPU201のワークエリアとして使用される。磁気ディスクドライブ204は、CPU201の制御にしたがって磁気ディスク205に対するデータのリード/ライトを制御する。磁気ディスク205は、磁気ディスクドライブ204の制御で書き込まれたデータを記憶する。
入力支援装置100は、光ディスクドライブと、光ディスクと、を有していてもよい。光ディスクドライブは、CPU201の制御にしたがって光ディスクに対するデータのリード/ライトを制御する。光ディスクは、光ディスクドライブの制御で書き込まれたデータを記憶したり、光ディスクに記憶されたデータをコンピュータに読み取らせたりする。
ディスプレイ206は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する。ディスプレイ206としては、例えば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。ディスプレイ206は、図1に示した表示画面110に相当する。
I/F207は、通信回線を通じてネットワーク240に接続され、ネットワーク240を介して他の装置に接続される。そして、I/F207は、ネットワーク240と内部のインターフェースを司り、外部装置からのデータの入出力を制御する。I/F207には、例えば、モデムやLANアダプタなどを採用することができる。
キーボード208は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを有し、データの入力を行う。また、タッチパネル式の入力パッドやテンキーなどであってもよい。マウス209は、カーソルの移動や範囲選択、あるいはウィンドウの移動やサイズの変更などを行う。ポインティングデバイスとして同様に機能を有するものであれば、トラックボールやジョイスティックなどであってもよい。キーボード208およびマウス209は、図1に示した入力デバイス120に相当する。
スキャナ210は、画像を光学的に読み取り、入力支援装置100内に画像データを取り込む。なお、スキャナ210は、OCR(Optical Character Reader)機能を持たせてもよい。また、プリンタ211は、画像データや文書データを印刷する。プリンタ211には、例えば、レーザプリンタやインクジェットプリンタを採用することができる。なお、入力支援装置100は、上述した構成部のうち、例えば、スキャナ210やプリンタ211を有さないことにしてもよい。
(文例DB130の記憶内容)
つぎに、入力支援装置100が有する判定用項目名ファイル400(図4参照)の記憶内容の一例について説明する。文例DB130は、例えば、図2に示したRAM203、磁気ディスク205などの記憶装置により実現される。
図3は、文例DB130の記憶内容の一例を示す説明図である。図3において、文例DB130は、読み仮名フィールド、文例フィールドおよび項目名フィールドを有する。これらのフィールドに情報を設定することにより、文例DB130には、読み仮名と、文例と、項目名との組み合わせごとの文例データ300−1〜300−16がレコードとして記憶される。
読み仮名は、ユーザが入力した仮名入力による文字列を表す。文例は、仮名入力された文字列から漢字等の他の文字列に変換された確定した文字列を表す。項目名は、例えば、氏名、部署、住所、役職、勤務地、文章といった入力領域に入力される入力文字列の入力項目を表す。
例えば、文例データ300−1は、読み仮名の「さくらたろう」と、文例の「桜太郎」と、項目名の「氏名」とを対応付けたデータである。また、例えば、文例データ300−4は、読み仮名の「さくらだいいちしすてむ」と、文例の「桜第1システム」と、項目名の「所属」とを対応付けたデータである。文例DB130には、文例データ300−1〜300−16が記憶されている。
また、文例データ300−1〜300−16には、不図示であるが、各文例がユーザによって選択された回数、頻度、時期といった履歴情報も対応付けて記憶されている。履歴情報は、具体的には、例えば、対象となる文例が最初に登録された日時、対象となる文例が登録後にユーザによって選択された回数や頻度や日時などの情報である。回数とは、対象となる文例がユーザによって選択された過去の累積回数である。頻度とは、対象となる文例が例えば直近1月間にユーザによって選択された累積回数である。日時とは、対象となる文例がユーザによって選択された日付や時間である。
文例DB130に登録されていない文例がある場合、入力支援装置100は、確定された文例と、入力された読み仮名と、検出した項目名とを対応付けた文例データ300を文例DB130に記憶させる。文例DB130に登録されている文例がある場合、入力支援装置100は、文例データに対応付けられる履歴情報を更新する。
なお、実施の形態では、対象とする言語を日本語としているため、文例DB130には読み仮名フィールドを設定しているが、対象とする言語に応じて読み仮名フィールドを設けない文例データ300としてもよい。例えば、英語など、直接入力により入力され、読み仮名のない言語を対象とする場合、読み仮名フィールドを設けずに、項目名と文例とを対応付けた文例データ300とすればよい。
また、中国語をローマ字表記したピンイン表記の場合、読み仮名フィールドに対応する中国語の読みフィールドを設け、この読み仮名フィールドに、例えば「Beijing」を記憶するとともに、文例に「北京」を記憶した文例データ300とすればよい。
また、読み仮名フィールドには、必ずしも全ての読み仮名を記憶する必要はなく、例えば先頭から予め設定した文字数(例えば10文字)などとしてもよい。例えば、文例データ300−4の読み仮名「さくらだいいちしすてむ」は11文字からなるが、最後の「む」を除く10文字としてもよい。これによりデータ量を削減することができる。
(判定用項目名ファイル400の記憶内容)
つぎに、入力支援装置100が有する判定用項目名ファイル400の記憶内容の一例について説明する。判定用項目名ファイル400は、例えば、図2に示したROM202、RAM203、磁気ディスク205などの記憶装置に記憶されている。
図4は、判定用項目名ファイル400の記憶内容の一例を示す説明図である。図4において、判定用項目名ファイル400は、アプリIDフィールドと、判定用項目名フィールドを有する。これらのフィールドに情報を設定することにより、判定用項目名ファイル400には、アプリIDと、判定用項目名との組み合わせごとの判定用項目名データ401−1〜400−5がレコードとして記憶される。
判定用項目名ファイル400は、例えば、製造段階等において予め作成されるものである。判定用項目名ファイル400は、検出した周辺文字列から項目名の絞り込みを行うために用いられる。具体的には、周辺文字列としては表示中の種々の文字列が検出されることが想定されるが、検出された文字列の中から項目名の対象となるものを検出するために判定用項目名ファイル400が用いられる。
判定用項目名ファイル400において、アプリIDは、実行中のアプリケーションを識別する情報である。なお、本実施の形態でいう実行中のアプリケーションとは、例えば複数あるウィンドウ画面の中で最前面に表示されている所謂アクティブウィンドウとなっているアプリケーションとする。
判定用項目名は、例えば、氏名、部署、住所、役職、勤務地、文章といった入力項目を表し、検出した周辺文字列の絞り込みの判定を行うために用いられる。例えば、アプリID「001」には、判定用項目名として「氏名」、「所属」、「役職」が対応付けられている。つまり、アプリID「001」のアプリケーションにおいて表示される入力領域の項目名としては「氏名」、「所属」、「役職」のみが含まれることを表している。
(項目名バッファ500の記憶内容)
つぎに、入力支援装置100が有する項目名バッファ500の記憶内容の一例について説明する。項目名バッファ500は、例えば、図2に示したRAM203、磁気ディスク205などの記憶装置により実現される。
図5は、項目名バッファ500の記憶内容の一例を示す説明図である。図5において、ディスプレイ206上の表示画面510には、周辺文字列511と、入力領域512と、マウスポインタ513とが表示されている。表示画面510では、入力領域512への文字入力が行われないようになっている。入力領域512への文字入力が行われていないときには、項目名バッファ500には、項目名データ501が格納されていない状態となっている。
ユーザがマウス209を操作して、入力領域512にマウスポインタ513が位置した状態でクリックすると、日本語入力をサポートするソフトウェアである日本語IMEがONになり、キャレット514が点滅する。そして、文字入力を受け付ける表示画面520に遷移する。入力支援装置100は、入力領域512の周辺文字列511を検出する。周辺文字列511は、入力領域512の左側の所定領域515を画像解析することによって検出される。検出された周辺文字列511は、項目名バッファ500に項目名データ501として格納される。
なお、入力支援装置100は、図4の判定用項目名ファイル400を参照して、検出した周辺文字列511が実行中のアプリIDに対応する判定用項目名に合致する場合に、検出した周辺文字列511を項目名データ501として項目名バッファ500に格納させる。例えば、アプリID「001」の実行中に、周辺文字列511として、例えば「氏名」、「月日」、「電話番号」の3つの文字列が検出されたとする。この場合、アプリID「001」の判定用項目名に該当するのは「氏名」のみであることから、他の周辺文字列を除外し、「氏名」のみを項目名バッファ500に格納することができる。
項目名データ501の項目名バッファ500への格納は、図13または図14を用いて後述する項目名判定処理において行われる。本実施の形態では、項目名データ501の項目名バッファ500への格納は、表示画面520上のキャレット514が点滅したときに行うが、これに限らず、キャレット514が点滅していないときに行ってもよい。例えば、表示画面510に示すように、入力領域512が画像表示された際に、入力領域512および所定領域515を画像解析して周辺文字列511を検出し、項目名バッファ500に項目名データ501として格納してもよい。
また、入力領域512が画像表示されないバックグラウンドで、入力領域512および所定領域515を画像解析して周辺文字列511を検出し、項目名バッファ500に項目名データ501として格納してもよい。これにより、文字入力が行われる前段階で予め項目名データ501を格納しておくことができるため、キャレット514の点滅と同時に文字入力が行われた場合における処理の負荷を軽減することができる。
また、項目名データ501の項目名バッファ500への格納は、文字入力されたときに行ってもよい。具体的には、文字が入力された際に、入力領域512および所定領域515を画像解析して周辺文字列511を検出し、項目名バッファ500に項目名データ501として格納してもよい。
(入力文字列バッファ600の記憶内容)
つぎに、入力支援装置100が有する入力文字列バッファ600の記憶内容の一例について説明する。入力文字列バッファ600は、例えば、図2に示したRAM203、磁気ディスク205などの記憶装置により実現される。
図6は、入力文字列バッファ600の記憶内容の一例を示す説明図である。図6において、ディスプレイ206上の表示画面610には、周辺文字列511と、入力領域512と、キャレット514とが表示されている。入力領域512のキャレット514は点滅しており、入力領域512への文字の入力を受け付ける待機状態を表している。入力領域512への文字入力が行われていないときには、入力文字列バッファ600には、入力文字列データ601が格納されていない状態となっている。
ユーザがキーボード208を操作して、入力領域512に入力文字列621が入力されると表示画面620に遷移する。そして、入力文字列バッファ600には、入力文字列621が入力文字列データ601として格納される。例えば、「さ」が入力されたとすると、入力された「さ」が平仮名の「さ」であるか、またはそれ以外の「サ」や「差」などの文字列であるかの確定を待たずして、入力文字列バッファ600には「さ」が入力される。なお、「サ」や「差」が確定されて入力された場合には、入力文字列バッファ600には「サ」や「差」が入力される。入力文字列データ601の入力文字列バッファ600への格納は、図15を用いて後述する文例表示処理において行われる。
(確定文字列バッファ700の記憶内容)
つぎに、入力支援装置100が有する確定文字列バッファ700の記憶内容の一例について説明する。確定文字列バッファ700は、例えば、図2に示したRAM203、磁気ディスク205などの記憶装置により実現される。
図7は、確定文字列バッファ700の記憶内容の一例を示す説明図である。図7において、ディスプレイ206上の表示画面710には、周辺文字列511と、入力領域512と、キャレット514と、入力文字列621と、変換候補711とが表示されている。変換候補711は、文例DB130の中から、入力文字列621の「さ」に該当する文例のうち「氏名」の項目名に該当する文例が検索されたものである。
具体的には、変換候補711には、「さ」の読み仮名を先頭に含む読み仮名と対応付けられている、「桜 太郎」、「桜 次郎」、「桜 花子」の文例が表示されている。入力支援装置100は、過去の選択履歴を参照して、選択された回数が多いものを上位にして、変換候補711を表示する。具体的には、「桜 太郎」、「桜 次郎」、「桜 花子」の順で、過去に選択された回数が多いことを表している。変換候補711に表示される文例のうち、一の文例がユーザに選択されていないときには、確定文字列バッファ700には、確定文字列データ701が格納されていない状態となっている。
ユーザがキーボード208またはマウス209を操作して、変換候補711に表示される複数の文例のうち、「桜 太郎」を選択すると、表示画面720に遷移し、入力領域512に「桜 太郎」の文例が確定して入力される。そして、確定文字列バッファ700には、確定された文例が確定文字列データ701として格納される。確定文字列データ701の確定文字列バッファ700への格納は、図12を用いて後述する入力支援処理において行われる。
(入力支援装置100の機能的構成例)
図8は、入力支援装置100の機能的構成を示すブロック図である。図8において、入力支援装置100は、取得部801と、検出部802と、検索部803と、決定部804と、出力部805と、登録部806と、文例DB130とを含む構成である。取得部801〜登録部806は制御部となる機能であり、具体的には、例えば、図2に示したROM202、RAM203、磁気ディスク205などの記憶装置に記憶されたプログラムをCPU201に実行させることにより、または、I/F207により、その機能を実現する。また、各機能部の処理結果は、例えば、RAM203、磁気ディスク205などの記憶装置に記憶される。
取得部801は、画面に表示される画像データ上の入力領域から所定範囲内の領域の領域画像データを取得する。所定範囲とは、例えば、入力領域と同じ行の付近であり入力領域の左側の領域である。所定範囲は、アプリケーションごとに入力領域からの範囲が異なるように設定したものとしてもよく、具体的には、アプリケーションごとに周辺文字列の表示位置を想定して設定したものとしてもよい。
画像が表示されている場合、取得部801は、VRAM(Video RAM)に記憶されている表示中の画像データの中から、領域画像データを取得すればよい。画像が表示されていない場合、すなわちVRAMに画像データが記憶されていない場合、取得部801は、画像ブラウザに対して非表示の画像データのうちの領域画像データを要求し、画像ブラウザから要求に応じた領域画像データを取得すればよい。なお、領域画像データについては、図11を用いて詳述する。
検出部802は、取得部801によって取得された領域画像データを画像解析することにより、所定範囲内の領域に含まれる1文字以上の周辺文字列を検出する。例えば、検出部802は、画像を光学的に読み込むOCR(Optical Character Reader)機能により、画像の中から周辺文字列を検出する。検出部802は、周辺文字列の検出に際して、例えば入力領域の左側に何バイトといった、予め設定した文字数を検出するようにしてもよい。
なお、明細書において、ここでは、領域画像データを画像解析することにより、周辺文字列を検出するようにしているが、これに限らない。例えば、実行中のアプリケーションに周辺文字列を問い合わせ、その結果、アプリケーションから周辺文字列を検出してもよい。これにより、画像解析を行わずに済むため、処理負担を軽減することができる。
また、実行中のアプリケーションに周辺文字列を問い合わせた結果、周辺文字列を取得することができない場合に、領域画像データを取得して周辺文字列を検出するようにしてもよい。これにより、周辺文字列を検出することができない場合にのみ、領域画像データを画像解析することができる。
文例DB130は、入力項目を表す項目名と入力項目の入力領域に入力される文例とを対応付けて記憶する。文例とは、1文字以上の単語や文章である。項目名は、氏名、部署、住所、役職、勤務地、文章などの入力項目である。
検索部803は、入力領域に1文字以上の入力文字列が入力された場合、文例DB130の中から、検出部802によって検出された周辺文字列に対応する項目名と対応付けて記憶される文例であり、かつ、入力文字列を先頭に含む文例を検索する。検索部803は、項目名に該当する文例を先に検索し、その中から入力文字列を先頭に含む文例を検索してもよいし、入力文字列を先頭に含む文例を先に検索して、その中から項目名に該当する文例を検索してもよい。
出力部805は、検索部803によって検索された文例を入力文字列の変換候補として出力する。出力部805によって出力された変換候補は、ディスプレイ206に表示される。出力部805によって入力文字列の変換候補が出力された結果、ユーザの操作入力により文例が選択された場合、不図示の入力部は、入力領域に選択された文例を入力する。
また、明細書において、文例DB130は、入力項目を表す項目名と入力項目の入力領域に入力される文例と文例の読み仮名とを対応付けて記憶したものとしている。検索部803は、文例DB130の中から、検出部802によって検出された周辺文字列に対応する項目名と対応付けて記憶される文例であり、かつ、入力文字列を先頭に含む読み仮名と対応付けて記憶されている文例を検索する。これにより、読み仮名入力された場合に、入力文字列に対応させて変換候補を出力することができる。
登録部806は、入力領域に対する入力文字列の入力が確定した場合、検出部802によって検出された周辺文字列を項目名として、周辺文字列と確定した入力文字列とを対応付けて文例DB130に登録する。確定した入力文字列は、文例であり、読み仮名を含む。これにより、確定した入力文字列と周辺文字列と対応付けて新規に文例DB130に登録することができる。
また、登録部806は、入力領域に入力された入力文字列が文例DB130に未登録の場合に、周辺文字列と確定した入力文字列とを対応付けて文例DB130に登録する。これにより、確定した入力文字列が文例DB130に未登録の場合に周辺文字列と入力文字列とを対応付けて文例DB130に登録することができる。一方で、確定した入力文字列が文例DB130に既に登録済みである場合には、再度登録を行わないようにすることができる。
また、決定部804は、検索部803によって複数の文例が検索された場合、履歴情報に応じた表示順序を決定する。履歴情報とは、変換候補として表示された文例のうち、ユーザによって選択された選択履歴を表したものであり、項目名および文例に対応付けて記憶される。履歴情報は、対象となる文例がユーザによって選択された回数や頻度や日時などの情報である。決定部804は、例えば、過去に選択された回数の多い文例ほど、上位となる表示順序を決定する。
出力部805は、決定部804によって決定された表示順序と、入力文字列の変換候補とを含む入力支援情報を出力する。出力部805によって出力される入力支援情報は、ディスプレイ206に表示される。
(変換候補の表示画面の一例)
つぎに、図9および図10を用いて、ディスプレイ206に表示される変換候補の表示画面の一例について説明する。図9は、氏名欄の入力領域に文字が入力された際の変換候補の表示画面の一例を示す説明図である。図9において、入力画面900には、周辺文字列901と、入力領域902と、キャレット903と、入力文字列904と、変換候補905とが表示されている。
ユーザがマウス209を操作して、入力領域902aにマウスポインタが位置した状態でクリックすると、IMEがONになり、キャレット903が点滅して文字入力を受け付ける状態となる。そして、入力支援装置100は、入力領域902aの周辺の領域を画像解析することにより周辺文字列901aを検出する。検出により周辺文字列は「氏名」であるとする。
ユーザがキーボード208を操作して、入力領域902aに入力文字列904として「さく」が入力されると、入力支援装置100は、文例DB130の中から「氏名」の項目名のうち、「さく」を先頭に含む読み仮名と対応付けられる、「桜 太郎」、「桜 次郎」、「桜 花子」の文例を検索する。入力支援装置100は、ユーザによる選択履歴を参照して、選択された回数が多いものを上位にして、変換候補905を表示する。ユーザがキーボード208またはマウス209を操作して、変換候補905のうち、いずれか一つを選択すると、入力領域902aには選択された文例が入力される。
これにより、氏名欄への入力時には、氏名の変換候補を表示することができ、ユーザが望む変換候補を表示することができる。
図10は、所属欄の入力領域に文字が入力された際の変換候補の表示画面の一例を示す説明図である。図10において、入力画面1000には、周辺文字列901と、入力領域902と、キャレット903と、入力文字列904と、変換候補1001とが表示されている。
ユーザがマウス209を操作して、入力領域902bにマウスポインタが位置した状態でクリックすると、IMEがONになり、キャレット903が点滅して文字入力を受け付ける状態となる。そして、入力支援装置100は、入力領域902bの周辺の領域を画像解析することにより周辺文字列901bを検出する。検出により周辺文字列は「所属」であるとする。
ユーザがキーボード208を操作して、入力領域902bに入力文字列904として「さく」が入力されると、入力支援装置100は、文例DB130の中から「所属」の項目名のうち、「さく」を先頭に含む読み仮名と対応付けられる、「桜第1システム」、「桜第2システム」、「桜第3システム」の文例を検索する。入力支援装置100は、ユーザによる選択履歴を参照して、選択された回数が多いものを上位にして、変換候補1001を表示する。ユーザがキーボード208またはマウス209を操作して、変換候補1001のうち、いずれか一つを選択すると、入力領域902bには選択された文例が入力される。
これにより、所属欄への入力時には、所属の変換候補を表示することができ、ユーザが望む変換候補を表示することができる。
(領域画像データの取得の一例)
つぎに、図11を用いて、領域画像データの取得の一例について説明する。図11は、領域画像データの取得の一例を示す説明図である。図11において、入力画面1100には、実行中のアプリケーション1101と、周辺文字列1102と、入力領域1103と、キャレット1104と、他の文字列1105とが表示されている。
入力画面において、入力領域1103内にはキャレット1104が点滅しており、文字入力を受け付ける状態となっている。文字入力を受け付ける状態において、入力支援装置100は、入力領域1103の周辺文字列1102を検出する。周辺文字列1102は、所定範囲1110内の文字列を画像解析することによって検出される。所定範囲1110は、説明の便宜上、点線で表記しているが、実際の画面では点線で表記されない。
所定範囲1110は、入力領域1103の左端となる基準点1120を基準にして、設定される範囲である。例えば、所定範囲1110は、基準点1120を基準にして、入力領域1103の左側の領域としている。画像解析により、入力領域1103の左側の領域には、「氏名」の他にも、例えば、他の文字列1105aに示すように「以下の空欄」といった文字列が検出されることもある。この場合、「以下の空欄」についても、周辺文字列としてもよいし、アプリケーションごとに予め設定される判定用項目名(図4参照)に合致しないものを周辺文字列から除くようにしてもよい。
また、例えば、所定範囲1110を、入力領域1103の位置に対して、同等の行の左側の領域としてもよい。また、周辺文字列の検出に際しては、入力領域1103の位置に対して、同等の行の左側の領域のうち、基準点1120から最も近くに表示される文字列としてもよい。なお、基準点1120は、入力領域1103の左端に限らず、入力領域1103の中央や右端などとすることも可能である。また、縦書きの場合には、所定範囲1110を入力領域1103の上側の領域とすればよい。
(入力支援装置100の入力支援処理手順)
つぎに、入力支援装置100の入力支援処理手順について説明する。図12は、入力支援装置100の入力支援処理手順の一例を示すフローチャートである。図12のフローチャートにおいて、入力支援装置100は、入力に関するイベントを検出したか否かを判断する(ステップS1201)。入力に関するイベントとは、マウスポインタの移動やIMEのONやOFF、文字入力の有無などである。入力支援装置100は、入力に関するイベントを検出するまで待機する(ステップS1201:No)。
入力に関するイベントを検出した場合(ステップS1201:Yes)、入力支援装置100は、終了イベントであるか否かを判断する(ステップS1202)。終了イベントとは、IMEがOFFの状態となるイベントであり、具体的には、例えば、矢印のマウスポインタが表示されてキャレットが点滅しなくなるイベントである。
終了イベントである場合(ステップS1202:Yes)、入力支援装置100は、本フローチャートによる一連の処理を終了する。終了イベントではない場合(ステップS1202:No)、入力領域が選択されているか否かを判断する(ステップS1203)。入力領域が選択されている場合とは、IMEがONとなり、キャレットが点滅している状態である。
入力領域が選択されていない場合(ステップS1203:No)、すなわち、入力に関するイベントがマウスポインタの移動などである場合、入力支援装置100は、ステップS1201の処理に移行させる。入力領域が選択されている場合(ステップS1203:Yes)、入力支援装置100は、入力領域周辺の周辺文字列の解析を行う項目名判定処理を実行する(ステップS1204)。項目名判定処理の詳細については、図13および図14を用いて後述する。
そして、入力に関するイベントを検出したか否かを判断する(ステップS1205)。入力支援装置100は、入力に関するイベントを検出するまで待機する(ステップS1205:No)。入力に関するイベントを検出すると(ステップS1205:Yes)、入力支援装置100は、文字入力が行われた文字入力イベントであるか否かを判断する(ステップS1206)。
文字入力イベントである場合(ステップS1206:Yes)、入力支援装置100は、入力された文字の変換候補を表示する文例表示処理を実行し(ステップS1207)、ステップS1205の処理に移行させる。文例表示処理の詳細については、図15を用いて後述する。
ステップS1206において、文字入力イベントではない場合(ステップS1206:No)、入力支援装置100は、文字が確定されたことを表す文字確定イベントであるか否かを判断する(ステップS1208)。文字確定イベントである場合(ステップS1208:Yes)、入力支援装置100は、確定された文字列を確定文字列バッファ700に追加する(ステップS1209)。そして、入力支援装置100は、入力文字列バッファ600をクリアにし(ステップS1210)、ステップS1205に移行させる。
ステップS1208において、文字確定イベントではない場合(ステップS1208:No)、入力支援装置100は、文字列解析イベントであるか否かを判断する(ステップS1211)。文字列解析イベントとは、例えば、Enterキーの押下による改行や、Tabキーの押下による他の入力領域へのキャレットの移動などである。
文字列解析イベントではない場合(ステップS1211:No)、入力支援装置100は、終了イベントであるか否かを判定する(ステップS1212)。終了イベントである場合(ステップS1212:Yes)、入力支援装置100は、本フローチャートによる一連の処理を終了する。終了イベントではない場合(ステップS1212:No)、すなわち、マウスポインタの移動などのイベントである場合、入力支援装置100は、ステップS1205の処理に移行させる。
ステップS1211において、文字列解析イベントである場合(ステップS1211:Yes)、入力支援装置100は、文例の登録を行う文例登録処理を実行する(ステップS1213)。文例登録処理の詳細については、図16を用いて後述する。そして、入力支援装置100は、入力領域が選択されているか否かを判断する(ステップS1214)。
入力領域が選択されている場合(ステップS1214:Yes)、入力支援装置100は、ステップS1204の処理に移行させる。入力領域が選択されていない場合(ステップS1214:No)、入力支援装置100は、バッファクリア処理を実行し(ステップS1215)、本フローチャートによる一連の処理を終了する。バッファクリア処理は、項目名バッファ500、入力文字列バッファ600および確定文字列バッファ700をクリアにする処理である。
(入力支援装置100の項目名判定処理手順)
つぎに、図12のステップS1204に示した入力支援装置100の項目名判定処理手順について説明する。図13は、入力支援装置100の項目名判定処理手順の一例を示すフローチャート(その1)である。図13のフローチャートにおいて、入力支援装置100は、項目名バッファ500、入力文字列バッファ600および確定文字列バッファ700をクリアにするバッファクリア処理を実行する(ステップS1301)。
そして、入力支援装置100は、入力領域から所定範囲の領域を画像化する指定領域画像化処理を実行する(ステップS1302)。入力領域から所定範囲とは、入力領域と同等の行であり入力領域の左側の領域である。つぎに、入力支援装置100は、画像化した指定領域を画像解析する画像解析処理を実行する(ステップS1303)。そして、入力支援装置100は、周辺文字列を検出したか否かを判断する(ステップS1304)。周辺文字列を検出しない場合(ステップS1304:No)、入力支援装置100は、本フローチャートによる一連の処理を終了する。
周辺文字列を検出した場合(ステップS1304:Yes)、入力支援装置100は、周辺文字列を複数検出したか否かを判断する(ステップS1305)。周辺文字列を複数検出していない場合(ステップS1305:No)、入力支援装置100は、ステップS1307の処理に移行させる。周辺文字列を複数検出した場合(ステップS1305:Yes)、入力支援装置100は、基準点1120(図11参照)から最も近い周辺文字列を選択する(ステップS1306)。
そして、入力支援装置100は、図4に示した判定用項目名ファイル400を参照し、実行中のアプリケーションの識別情報を表すアプリIDが登録されているか否かを判断する(ステップS1307)。アプリIDが登録されていない場合(ステップS1307:No)、入力支援装置100は、本フローチャートによる一連の処理を終了する。アプリIDが登録されている場合(ステップS1307:Yes)、入力支援装置100は、図4に示した判定用項目名ファイル400から判定用項目名の読込みを行う(ステップS1308)。
そして、入力支援装置100は、周辺文字列の中に判定用項目名が含まれるか否かを判断する(ステップS1309)。周辺文字列の中に判定用項目名が含まれない場合(ステップS1309:No)、入力支援装置100は、本フローチャートによる一連の処理を終了する。周辺文字列の中に判定用項目名が含まれる場合(ステップS1309:Yes)、入力支援装置100は、周辺文字列に含まれる判定用項目名を項目名バッファ500に格納し(ステップS1310)、本フローチャートによる一連の処理を終了する。
上述した処理により、複数の周辺文字列が検出された場合、基準点1120から最も近い周辺文字列を含む一の判定用項目名を項目名バッファに格納することができる。これにより、後述する文例表示処理において、実行中のアプリケーションに応じた項目名の絞り込みを行うことができるため、入力文字列および項目名に応じた文例の検索を迅速に行うことができる。
つぎに、入力支援装置100の項目名判定処理手順(その2)について説明する。図13に示した項目名判定処理手順(その1)では、複数の周辺文字列が検出された場合に一の判定用項目名を項目名バッファ500に格納させるようにした。図14に示す項目名判定処理手順(その2)では、複数の周辺文字列が検出された場合に複数の判定用項目名を項目名バッファ500に格納させるようにする。
図14は、入力支援装置100の項目名判定処理手順の一例を示すフローチャート(その2)である。図14のフローチャートにおいて、入力支援装置100は、項目名バッファ500、入力文字列バッファ600および確定文字列バッファ700をクリアにするバッファクリア処理を実行する(ステップS1401)。
そして、入力支援装置100は、入力領域から所定範囲の領域を画像化する指定領域画像化処理を実行する(ステップS1402)。入力領域から所定範囲とは、入力領域と同等の行であり入力領域の左側の領域である。つぎに、入力支援装置100は、画像化した指定領域を画像解析する画像解析処理を実行する(ステップS1403)。そして、入力支援装置100は、周辺文字列を検出したか否かを判断する(ステップS1404)。周辺文字列を検出しない場合(ステップS1404:No)、入力支援装置100は、本フローチャートによる一連の処理を終了する。
周辺文字列を検出した場合(ステップS1404:Yes)、入力支援装置100は、図4に示した判定用項目名ファイル400を参照し、実行中のアプリケーションの識別情報を表すアプリIDが登録されているか否かを判断する(ステップS1405)。アプリIDが登録されていない場合(ステップS1405:No)、入力支援装置100は、本フローチャートによる一連の処理を終了する。アプリIDが登録されている場合(ステップS1405:Yes)、入力支援装置100は、図4に示した判定用項目名ファイル400から判定用項目名の読込みを行う(ステップS1406)。
そして、検出した周辺文字列「X1」〜「Xn」のうち「1〜n」の値を示す「i」に「1」を設定する(ステップS1407)。そして、入力支援装置100は、周辺文字列Xiを選択する(ステップS1408)。つぎに、入力支援装置100は、周辺文字列Xiの中に判定用項目名が含まれるか否かを判断する(ステップS1409)。周辺文字列Xiの中に判定用項目名が含まれない場合(ステップS1409:No)、入力支援装置100は、ステップS1411の処理に移行させる。
周辺文字列Xiの中に判定用項目名が含まれる場合(ステップS1409:Yes)、入力支援装置100は、周辺文字列Xiに含まれる判定用項目名を項目名バッファ500に格納する(ステップS1410)。そして、入力支援装置100は、「i」に「1」を加算する(ステップS1411)。
そして、入力支援装置100は、「i」が「n」より大きいか否かを判断する(ステップS1412)。「i」が「n」以下の場合(ステップS1412:No)、入力支援装置100は、ステップS1408の処理に移行させる。「i」が「n」より大きい場合(ステップS1412:Yes)、入力支援装置100は、本フローチャートによる一連の処理を終了する。
上述した処理により、複数の周辺文字列が検出された場合に、アプリケーションごとに周辺文字列に含まれる判定用項目名を項目名バッファ500に格納することができる。例えば、アプリID「001」のアプリケーションにおいて、周辺文字列として「氏名」、「所属」、「役職」以外の他の周辺文字列が検出された場合、他の周辺文字列を除外して、「氏名」、「所属」、「役職」のみを項目名バッファ500に格納することができる。これにより、後述する文例表示処理において、実行中のアプリケーションに応じた項目名の絞り込みを行うことができるため、入力文字列および項目名に応じた文例を検索することができる。
(入力支援装置100の文例表示処理手順)
つぎに、図12のステップS1207に示した入力支援装置100の文例表示処理手順について説明する。図15は、入力支援装置100の文例表示処理手順の一例を示すフローチャートである。図15のフローチャートにおいて、入力支援装置100は、入力された文字を入力文字列バッファ600に格納する(ステップS1501)。そして、入力支援装置100は、入力文字列バッファ600に格納されている入力文字列を先頭に含む文例を検索する(ステップS1502)。入力文字列を先頭に含む文例とは、入力文字列を先頭に含む読み仮名と対応付けて記憶されている文例も含む。
そして、入力支援装置100は、項目名バッファ500に判定用項目名が格納されているか否かを判断する(ステップS1503)。項目名バッファ500に判定用項目名が格納されている場合(ステップS1503:Yes)、入力支援装置100は、ステップS1502にて検索した文例の中から、項目名バッファ500に格納されている項目名に対応する文例を検索する(ステップS1504)。
項目名バッファ500に判定用項目名が格納されていない場合(ステップS1503:No)、入力支援装置100は、ステップS1505の処理に移行させる。なお、項目名バッファ500に判定用項目名が格納されていない場合は、判定用項目名に対応する文例の検索を行うことなく、すなわち、判定用項目名の絞り込みを行わず、通常どおりの文例の検索処理となる。
そして、入力支援装置100は、文例が検索されたか否かを判断する(ステップS1505)。文例が検索されなかった場合(ステップS1505:No)、入力支援装置100は、本フローチャートによる一連の処理を終了する。文例が検索された場合(ステップS1505:Yes)、入力支援装置100は、各文例の履歴情報に基づいて文例候補一覧を作成する(ステップS1506)。そして、入力支援装置100は、ディスプレイ206に、作成した文例候補一覧を表示し(ステップS1507)、本フローチャートによる一連の処理を終了する。
本フローチャートについて補足すると、例えば、ローマ字から読み仮名に変換されるローマ字入力の場合、子音および母音の2文字の入力がある度に一連の処理が行われる。具体的には、例えば、「さ」が入力される場合、「s」+「a」の入力があると一連の処理が行われ、「さ」を先頭に含む読み仮名に対応付けられる文例が表示される。また、「さ」のつぎに、「k」+「u」により「く」の入力があると、再度一連の処理が行われ、「さ」に「く」を追加した「さく」を先頭に含む読み仮名に対応付けられる文例が表示される。
直接入力の場合は、例えばアルファベット1文字の入力があると一連の処理が行われる。具体的には、例えば、「s」の入力があると一連の処理が行われ、「s」を先頭に含む文例が表示される。また、「s」のつぎに「a」の入力があると、再度一連の処理が行われ、「s」に「a」を追加した「sa」を先頭に含む文例が表示される。
上述した処理により、文字が入力される度に変換候補を検索する所謂インクリメンタルサーチを行うことができる。また、入力文字列および項目名に応じた文例を検索することができ、ユーザが所望する文例を表示することができる。
また、ステップS1504に示したように、項目名バッファ500に格納されている判定用項目名に対応する文例を検索するので、文例の絞り込みを行うことができ、迅速な検索や精度の高い検索を行うことができる。
なお、上述したフローチャートでは、ステップS1502において入力文字列を先頭に含む文例を先に検索し、その後に、ステップS1504において項目名に対応する文例を検索するようにしたが、これらの処理の順番は逆でもよい。具体的には、ステップS1503、ステップS1504の処理を、ステップS1502の処理よりも前に行うようにしてもよい。
(入力支援装置100の文例登録処理手順)
つぎに、図12のステップS1213に示した入力支援装置100の文例登録処理手順について説明する。図16は、入力支援装置100の文例登録処理手順の一例を示すフローチャートである。図16のフローチャートにおいて、入力支援装置100は、確定文字列バッファ700に格納されている文字列を解析して文字パターンを抽出する(ステップS1601)。文字パターンの抽出は、例えば、文字列の文言のうち、文法上の変化および活用しない部分を最小単位の「素」とし、「素」ごとに文字列を分解する形態素解析を行った後に文例を組み合わせることによって行われる。
そして、入力支援装置100は、再利用性のある有効な文例が抽出されたか否かを判断する(ステップS1602)。有効な文例とは、例えば文例の末尾が句点であることなどである。有効な文例が抽出されない場合(ステップS1602:No)、入力支援装置100は、本フローチャートによる一連の処理を終了する。有効な文例が抽出された場合(ステップS1602:Yes)、入力支援装置100は、文例DB130を参照し、抽出された文例が項目名と対応付けて登録されているか否かを判断する(ステップS1603)。
文例DB130内に、抽出された文例が項目名と対応付けて登録されている場合(ステップS1603:Yes)、入力支援装置100は、本フローチャートによる一連の処理を終了する。なお、不図示であるが、入力支援装置100は、ステップS1603:Yesの後に、文例が選択された回数などの履歴情報を更新する。
文例DB130内に、抽出された文例が項目名と対応付けて登録されていない場合(ステップS1603:No)、入力支援装置100は、項目名バッファ500に判定用項目名が格納されているか否かを判断する(ステップS1604)。項目名バッファ500に判定用項目名が格納されている場合(ステップS1604:Yes)、入力支援装置100は、文例DB130に、判定用項目名の項目名および入力文字列に対応付けて文例を登録する(ステップS1605)。そして、入力支援装置100は、本フローチャートによる一連の処理を終了する。
なお、入力文字列は、例えば読み仮名の「さくらたろう」であり、文例は、確定された文字列の「桜 太郎」である。また、直接入力の場合、入力文字列と文例とは同じ文字列であり、ステップS1605の処理では、文例DB130に項目名と文例とを対応付けて登録すればよい。
項目名バッファ500に判定用項目名が格納されていない場合(ステップS1604:No)、入力支援装置100は、文例DB130に、入力文字列に対応付けて文例を登録し(ステップS1606)、本フローチャートによる一連の処理を終了する。
上述した処理によれば、再利用性のある文例について、項目名バッファ500に判定用項目名が格納されている場合には、判定用項目名の項目名と入力文字列と文例とを対応付けて文例DB130に登録することができる。また、項目名バッファ500に項目名が格納されていない場合には、入力文字列と文例とを対応付けて文例DB130に登録することができる。
以上説明した実施の形態にかかる入力支援装置100によれば、周辺文字列を用いて入力領域の項目名を特定し、項目名と対応付けられ入力文字列を先頭に含む文例を検索することができる。これにより、入力文字列を先頭に含む文例のうち、入力領域の項目名に対応する文例を入力文字列の変換候補として提示することができ、変換候補一覧の中から所望の文例を選択し易くさせて、文字入力時のユーザの利便性を向上させることができる。
また、入力支援装置100によれば、キャレットが点滅した状態になると入力領域を特定し、入力領域周辺の周辺文字列を検出して入力文字列を含む文例を検索することができる。具体的には、例えば、入力支援装置100によれば、入力領域から所定範囲内の領域の領域画像データを取得し、取得した領域画像データを画像解析することにより、周辺文字列を検出することができる。これにより、アプリケーションのコード変更や設定変更を行うことなく、すなわち、アプリケーションに依存することなく入力支援処理を実現することができる。
また、入力支援装置100によれば、確定した入力文字列が文例DB130に未登録の場合に、周辺文字列と確定した入力文字列とを対応付けて文例DB130に登録することができる。なお、確定した入力文字列は、文例であり、読み仮名を含む。これにより、以降において入力文字列が入力された場合に、新たに登録した文例(確定した入力文字列)を、入力文字列の変換候補として提示することができる。また、確定した入力文字列が文例DB130に既に登録済みの場合には、確定した入力文字列の登録は行われないため、文例の重複登録を防いで文例DB130の記憶容量の増大化を抑制することができる。
また、入力支援装置100によれば、文例DB130の中から、周辺文字列に対応する項目名と対応付けて記憶され、入力文字列を先頭に含む読み仮名と対応付けて記憶されている文例を検索することができる。これにより、日本語などのように、入力された読み仮名などの文字列を漢字など他の文字列に変換する場合についても、読み仮名の入力文字列の変換候補としてユーザが望む漢字の文例を提示することができる。また、英語等のように読み仮名と文例とが同じアルファベットである場合、文字列の先頭の数文字に対する文例を出力すればよい。
また、入力支援装置100によれば、検索した文例を入力文字列の変換候補として出力した結果、ユーザの操作入力により文例が選択された場合に、選択された文例を入力領域に入力することができる。これにより、ユーザの選択によって所望の文例を入力領域に入力することができる。また、ユーザが選択した文例を履歴情報として文例DB130に記憶させることができる。
また、入力支援装置100によれば、入力領域への文例の入力の履歴を表す履歴情報に応じた表示順序を決定し、決定した表示順序にて検索結果を表示することができる。これにより、ユーザが選択する可能性の高いものを上位に表示させることができ、迅速かつ容易に文字入力を行わせることができる。
なお、実施の形態で説明した入力支援方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。本入力支援プログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また、本入力支援プログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布してもよい。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)コンピュータに、
画面に表示される画像上の選択された入力領域から所定範囲内の領域に含まれる1文字以上の周辺文字列を検出し、
前記入力領域に1文字以上の文字列が入力された場合、入力項目を表す項目名と前記入力項目に対応する文例とが対応付けて記憶されたデータベースの中から、検出した前記周辺文字列に対応する項目名に対応付けられ、前記文字列に対応する文例を検索し、
検索した前記文例を前記文字列の変換候補として出力する、
処理を実行させることを特徴とする入力支援プログラム。
(付記2)前記コンピュータに、
前記入力領域に対する文字列の入力が確定した場合、検出した前記周辺文字列を前記項目名として、前記周辺文字列と前記入力領域に入力された文字列とを対応付けて前記データベースに登録する、
処理を実行させることを特徴とする付記1に記載の入力支援プログラム。
(付記3)前記登録する処理は、
前記入力領域に入力された文字列が前記データベースに未登録の場合に、前記周辺文字列と前記入力領域に入力された文字列とを対応付けて前記データベースに登録することを特徴とする付記2に記載の入力支援プログラム。
(付記4)前記コンピュータに、
前記画面に表示される画像上の前記入力領域から所定範囲内の領域の領域画像データを取得する、処理を実行させ、
前記検出する処理は、
取得した前記領域画像データを画像解析することにより、前記所定範囲内の領域に含まれる1文字以上の周辺文字列を検出することを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の入力支援プログラム。
(付記5)前記データベースは、入力項目を表す項目名と前記入力項目の入力領域に入力される文例と前記文例の読み仮名とを対応付けて記憶しており、
前記検索する処理は、
前記データベースの中から、検出した前記周辺文字列に対応する項目名と対応付けられ、前記文字列を先頭に含む読み仮名と対応付けて記憶されている文例を検索することを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載の入力支援プログラム。
(付記6)前記コンピュータに、
検索した前記文例を前記文字列の変換候補として出力した結果、ユーザの操作入力により、前記文例が選択された場合、前記入力領域に前記文例を入力する処理を実行させることを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の入力支援プログラム。
(付記7)前記コンピュータに、
複数の前記文例を検索した場合、ユーザの操作入力により前記文例が選択された履歴を表す履歴情報に応じた表示順序を決定する処理を実行させ、
前記出力する処理は、決定した前記表示順序と、前記文字列の変換候補とを含む入力支援情報を出力することを特徴とする付記6に記載の入力支援プログラム。
(付記8)コンピュータが、
画面に表示される画像上の選択された入力領域から所定範囲内の領域に含まれる1文字以上の周辺文字列を検出し、
前記入力領域に1文字以上の文字列が入力された場合、入力項目を表す項目名と前記入力項目に対応する文例とが対応付けて記憶されたデータベースの中から、検出した前記周辺文字列に対応する項目名に対応付けられ、前記文字列に対応する文例を検索し、
検索した前記文例を前記文字列の変換候補として出力する、
処理を実行することを特徴とする入力支援方法。
(付記9)画面に表示される画像上の選択された入力領域から所定範囲内の領域に含まれる1文字以上の周辺文字列を検出する検出部と、
前記入力領域に1文字以上の文字列が入力された場合、入力項目を表す項目名と前記入力項目に対応する文例とが対応付けて記憶されたデータベースの中から、前記検出部によって検出された前記周辺文字列に対応する項目名に対応付けられ、前記文字列に対応する文例を検索する検索部と、
前記検索部によって検索された前記文例を前記文字列の変換候補として出力する出力部と、
を有することを特徴とする入力支援装置。
(付記10)コンピュータに、
画面に表示される画像上の選択された入力領域から所定範囲内の領域に含まれる1文字以上の周辺文字列を検出し、
前記入力領域に1文字以上の文字列が入力された場合、入力項目を表す項目名と前記入力項目に対応する文例とが対応付けて記憶されたデータベースの中から、検出した前記周辺文字列に対応する項目名に対応付けられ、前記文字列に対応する文例を検索し、
検索した前記文例を前記文字列の変換候補として出力する、
処理を実行させる入力支援プログラムを記録したことを特徴とする前記コンピュータに読取可能な記録媒体。
(付記11)画面に表示される画像上の選択された入力領域から所定範囲内の領域に含まれる1文字以上の周辺文字列を検出する検出部と、
前記入力領域に1文字以上の文字列が入力された場合、入力項目を表す項目名と前記入力項目に対応する文例とが対応付けて記憶されたデータベースの中から、前記検出部によって検出された前記周辺文字列に対応する項目名に対応付けられ、前記文字列に対応する文例を検索する検索部と、
前記検索部によって検索された前記文例を前記文字列の変換候補として出力する出力部と、
を有するコンピュータを含むことを特徴とする入力支援装置。
100 入力支援装置
110 表示画面
120 入力デバイス
130 文例DB
400 判定用項目名ファイル
500 項目名バッファ
600 入力文字列バッファ
700 確定文字列バッファ
801 取得部
802 検出部
803 検索部
804 決定部
805 出力部
806 登録部

Claims (7)

  1. コンピュータに、
    画面に表示される画像上の選択された入力領域から所定範囲内の領域に含まれる1文字以上の周辺文字列を検出し、
    前記入力領域に1文字以上の文字列が入力された場合、入力項目を表す項目名と前記入力項目に対応する文例とが対応付けて記憶されたデータベースの中から、検出した前記周辺文字列に対応する項目名に対応付けられ、前記文字列に対応する文例を検索し、
    検索した前記文例を前記文字列の変換候補として出力する、
    処理を実行させることを特徴とする入力支援プログラム。
  2. 前記コンピュータに、
    前記入力領域に対する文字列の入力が確定した場合、検出した前記周辺文字列を前記項目名として、前記周辺文字列と前記入力領域に入力された文字列とを対応付けて前記データベースに登録する、
    処理を実行させることを特徴とする請求項1に記載の入力支援プログラム。
  3. 前記登録する処理は、
    前記入力領域に入力された文字列が前記データベースに未登録の場合に、前記周辺文字列と前記入力領域に入力された文字列とを対応付けて前記データベースに登録することを特徴とする請求項2に記載の入力支援プログラム。
  4. 前記コンピュータに、
    前記画面に表示される画像上の前記入力領域から所定範囲内の領域の領域画像データを取得する、処理を実行させ、
    前記検出する処理は、
    取得した前記領域画像データを画像解析することにより、前記所定範囲内の領域に含まれる1文字以上の周辺文字列を検出することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の入力支援プログラム。
  5. 前記データベースは、入力項目を表す項目名と前記入力項目の入力領域に入力される文例と前記文例の読み仮名とを対応付けて記憶しており、
    前記検索する処理は、
    前記データベースの中から、検出した前記周辺文字列に対応する項目名と対応付けられ、前記文字列を先頭に含む読み仮名と対応付けて記憶されている文例を検索することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の入力支援プログラム。
  6. コンピュータが、
    画面に表示される画像上の選択された入力領域から所定範囲内の領域に含まれる1文字以上の周辺文字列を検出し、
    前記入力領域に1文字以上の文字列が入力された場合、入力項目を表す項目名と前記入力項目に対応する文例とが対応付けて記憶されたデータベースの中から、検出した前記周辺文字列に対応する項目名に対応付けられ、前記文字列に対応する文例を検索し、
    検索した前記文例を前記文字列の変換候補として出力する、
    処理を実行することを特徴とする入力支援方法。
  7. 画面に表示される画像上の選択された入力領域から所定範囲内の領域に含まれる1文字以上の周辺文字列を検出する検出部と、
    前記入力領域に1文字以上の文字列が入力された場合、入力項目を表す項目名と前記入力項目に対応する文例とが対応付けて記憶されたデータベースの中から、前記検出部によって検出された前記周辺文字列に対応する項目名に対応付けられ、前記文字列に対応する文例を検索する検索部と、
    前記検索部によって検索された前記文例を前記文字列の変換候補として出力する出力部と、
    を有することを特徴とする入力支援装置。
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