JP2014020433A - 貨物自動車のパワーユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】貨物自動車における、一または複数の貨物用駆動部のアクチュエータに作動油を供給するパワーユニットであって、ポンプ本体を有して作動油を該ポンプ本体の外部へ吐出するポンプと、ポンプの駆動に伴う脈動を抑制するための油溜め部18とを備え、油溜め部は油溜め部本体と、油溜め部本体に設けられた空間部を備え、空間部を一端部で開放した開放部180が、一つの貨物用駆動部のアクチュエータに作動油を供給するポートとして用いられる構成。
【選択図】図9
Description
なお、この車両Vには、前記屋根開閉装置及び荷受台昇降装置以外に、当該車両Vが備える前記各装置以外の可動部分を動作させる別種の貨物用駆動部を備えていてもよい。あるいは、前記屋根開閉装置に代えて別種の貨物用駆動部を備えていてもよい。
なお、本実施形態では、アクチュエータとして以下の説明ではシリンダを用いているが、供給された作動油の油圧を機械的な駆動力に変換できる機構であれば、他の機構(例えば油圧モータ等)を用いても良い(荷受台昇降装置も同様)。
この実施形態において、前記アクチュエータは油圧シリンダであり、前記動作用機器は、この油圧シリンダを動作させる油圧駆動装置(油圧回路)と、この油圧駆動装置の動作を制御する制御装置とからなる。
図2において、荷受台30は、基部荷受台31と、これに対して折り返し(折り畳み)又は展開可能に連結された先部荷受台32とを備えている。積荷作業時では、先部荷受台32は車両後方へ展開され、荷受台30の上面には、基部荷受台31から先部荷受台32へ略真っ直ぐに連続した荷受面が構成される。一方、荷受台30を、荷箱35の床下に格納する格納動作の際及び荷受台30が格納された状態では、先部荷受台32は基部荷受台31に対して前方へ折り返された状態にある。
前記制御装置7は、制御基板(図示せず)に実装されたCPU及びメモリ等を有するマイコンよりなる電気機器である。
吸込ポート33aは、ケーシング33の左右方向の一側面で開口するようにして形成されており、図7に示しているように、油圧ホースP1を介してオイルタンク141と繋がっている。吐出ポート33bはカバー部材160の合わせ面160bと接触する合わせ面142bで開口するようにして形成されている。
以上の構成により、モータ155の駆動により一対のギヤ34が噛み合った状態で回転すると、吐出ポート33bからカバー部材160へと作動油を吐出することができる。
そして流路25は、後述する油溜め部18(第1の油溜め部)において、その空間部である孔18aの長手方向途中部分に連通して形成されている。
また、箱本体部8の側壁部8b(図6参照)にバルブブロック150へ作動油を供給するためのポート部が設けられており、この側壁部8bが車両内側となる。
油溜め部18において、一方の突出部13bの側面から他方の突出部13c側に向かって、真っ直ぐ形成された空間部である有底の孔18aが形成されている。
孔18aの長手方向一端部は開放され、該長手方向一端部は、接続部13の外部と連通する開放部180とされている。なお、孔18aの長手方向他端部は閉じられている。すなわち、該長手方向他端部は、孔18aの底部である。孔18aの長手方向途中部には、前記流路25が交差して連通するように形成されている。
さらに、油溜め部18の幅方向の寸法は、カバー部材160の幅方向の寸法以下に設定されている。なお、カバー部材160の幅方向は、ギヤポンプ本体142aの軸線(モータ155の出力軸155aの軸線)に直交する水平方向であり、油溜め部18の幅方向は、カバー部材160の幅方向と平行な方向である。また、図例では、油溜め部18の幅方向の寸法は、孔18aの長さに相当する。
また、油溜め部18の奥行き方向の寸法は、カバー部材160の奥行き方向の寸法以下に設定されている。なお、カバー部材160の奥行き方向とは、ギヤポンプ本体142aの軸線(モータ155の出力軸155aの軸線)に平行となる水平方向であり、油溜め部18の奥行き方向は、カバー部材160の奥行き方向と平行な方向である。また、図例では、油溜め部18の奥行き方向の寸法は、孔18aの直径に相当する。
また、図7において、モータ155(モータ本体部155b)は、モータ本体部155bを底壁部8aに固定するための取付部155dを有している。取付部155dは、モータ本体部155bの左右両側部に設けられた脚部である。
さらに、図12の実施形態では、ギヤポンプ本体142aにおける吐出ポートを前記サブポート33c(図8参照)としている。つまり、吐出ポート33bは(カバー部材によって)閉じられている構成である。
孔18aの長手方向他端部は、蓋部材18bによって閉塞されている。また、孔18aの長手方向途中部分には、ギヤポンプ本体142aから吐出した作動油を流す流路25が連通されている。
Claims (4)
- 貨物自動車における、一または複数の貨物用駆動部のアクチュエータに作動油を供給するパワーユニットであって、
ポンプ本体を有して作動油を該ポンプ本体の外部へ吐出するポンプと、該ポンプの駆動に伴う脈動を抑制するための油溜め部とを備え、該油溜め部は油溜め部本体と、該油溜め部本体に設けられた空間部を備え、
該空間部を一端部で開放した開放部が、一つの貨物用駆動部のアクチュエータに作動油を供給するポートとして用いられることを特徴とするパワーユニット。 - 複数の貨物用駆動部にそれぞれアクチュエータを備えた貨物自動車における、前記それぞれのアクチュエータに作動油を供給するパワーユニットであって、
空間部は、複数の貨物用駆動部のうち、一つの貨物用駆動部以外の他の貨物用駆動部のアクチュエータに作動油を供給するポートとして用いられるよう、一端部で開放した開放部以外の部分で開放されていることを特徴とする請求項1記載のパワーユニット。 - 荷物を積み下ろしするための荷受台を動作させる荷受台昇降装置および、荷物を収納するための荷箱の屋根を開閉させる屋根開閉装置のそれぞれのアクチュエータに、作動油を供給するパワーユニットであって、
前記空間部を長手方向一端部で開放した開放部が、前記屋根開閉装置のアクチュエータに作動油を供給するポートとして用いられるとともに、空間部を長手方向途中部分で開放して油溜め部本体の外部と連通する流路が形成され、該流路が前記荷受台昇降装置のアクチュエータに作動油を供給するポートとして用いられる請求項2記載のパワーユニット。 - 貨物自動車に搭載されて荷物を積み下ろしするための荷受台を動作させる荷受台昇降装置であって、
一または複数の貨物用駆動部のアクチュエータに作動油を供給するパワーユニットを備え、
該パワーユニットは、ポンプ本体を有して作動油を該ポンプ本体の外部へ吐出するポンプと、該ポンプの駆動に伴う脈動を抑制するための油溜め部とを備え、該油溜め部は油溜め部本体と、該油溜め部本体に設けられた空間部を備え、
該空間部を一端部で開放した開放部が、一つの貨物用駆動部のアクチュエータに作動油を供給するポートとして用いられることを特徴とする荷受台昇降装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2012-07-17 JP JP2012158441A patent/JP6017209B2/ja active Active
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