JP2014019382A - 船舶監視装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フェンダーの状態に関するより多くの情報を表示でき、さらには操船をさらに容易に行える表示が可能な船舶監視装置を提供する。
【解決手段】フェンダー通信部12を用いてコンピュータ11は、フェンダーの空気圧と温度の情報に加えて防舷材に外力が加わっていない状態におけるフェンダー初期情報と、フェンダーに外力が加わった状態におけるフェンダー情報を取得し、取得したフェンダー情報とフェンダー初期情報とを用いてフェンダーの変形度を算出し、フェンダー情報としてフェンダーの空気圧と温度に加えて変形度を表示する。これにより、フェンダーに関して従来よりも多くの情報を表示することができる。さらに本発明の船舶監視装置を使用することにより、接舷目標物に対して自船舶を接舷する際にフェンダーに過剰な負荷をかけることなく操船を従来よりもさらに容易に行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、岸壁等の接舷目標物に自船舶が接舷する際に双方の位置関係の情報さらには防舷材の状態の情報を操船者に提供する船舶監視装置に関するものである。
従来、船舶が接舷するときは、船舶の損傷を防ぐために操船者は多大な留意を払う必要がある。
周知のSTS(Ship-To-Ship)やFPSO(Floating Production Storage and Offloading)等において、原油タンカーなどの2つの船舶を洋上で接舷して船舶間で荷役を行う際には、船舶同士を近距離に近づけて係留しなければならない。このため、船舶間に配置する防舷材の設計及び操船者の操船技術が非常に重要視されている。また、岸壁に自船舶を接舷する際も同様に操船者の操船技術が非常に重要視されている。
例えば、天候が悪化した場合などには、操船者の技術をもってしても船舶同士或いは岸壁と船舶が接近しすぎてしまう。これにより、船舶間或いは岸壁と船舶との間に配置している防舷材が破壊され、船舶同士或いは岸壁と船舶が接触して損傷を被ることもあった。
また、特に、船舶同士を係留した後、夜間に当該荷役を行う場合には、係留索の状態や海面上に設置される防舷材は視認が困難であった。さらに、当該係留索や防舷材にどの程度の負荷が作用しているか、並びに、当該係留索や防舷材がどのような状態にあるかを把握することが困難であった。
このため、本発明者らは以前に操船および船舶係留支援方法並びにそのシステム(WO2008/053887号公報(特許文献1))を提案した。
これに類似した技術として特開2007-4428号公報(特許文献2)に開示される他船ターゲット表示装置、特開2010−175298号公報(特許文献3)に開示される空気式防舷材の空気圧監視装置及びその集中管理システム、WO99/20845号公報(特許文献4)に開示される防舷材及びその管理システムが知られている。
特許文献1に開示される操船および船舶係留支援方法並びにそのシステムは、船舶同士の接舷及び船舶の係留荷役を行う際に各船舶の位置関係さらには防舷材の状態を容易に把握することができるように2隻の船舶の位置関係の情報と防舷材の情報を表示するものである。
特許文献2に開示される他船ターゲット表示装置は、自船の周りの所定領域に存在するほぼ全ての船舶の位置および詳細情報をオペレーターに分かりやすく表示する装置である。
特許文献3に開示される空気式防舷材の空気圧監視装置及びその集中管理システムは、空気式防舷材に複数の圧力センサを備え、それぞれの圧力センサが空気圧検知信号を所定の間隔をおいて互いの送信状態が連続するように順に繰り返して送信するようにし、空気式防舷材の空気圧を常時監視することができるようにしている。
特許文献4に開示される防舷材及びその管理システムは、端末装置によって複数の防舷材のそれぞれに備えられたトランスポンダの情報記憶手段にアクセスし、情報記憶手段に記憶されている情報を読み出し、この読み出した情報を表示することにより各防舷材を管理するものである。
WO2008/053887号公報 特開2007-4428号公報 特開2010−175298号公報 WO99/20845号公報
岸壁等の接舷目標物に自船舶が接舷する際に双方の位置関係の情報および接舷時の緩衝材となる防舷材内部の空気圧の状態などの情報を操船者が知ることはとても重要なことである。2隻の船舶の接舷を容易に行えるようにするシステムに関しては特許文献1に詳しく開示されている。
しかしながら、本願発明者らがシステム開発を進めていく中、操船者に提供できる防舷材の状態に関する情報が不足しており、防舷材に過剰な負荷をかけてしまうことがあった。
本発明の目的は、防舷材の状態に関するより多くの情報を表示でき、さらには操船をさらに容易に行える表示が可能な船舶監視装置を提供することにある。
本発明は、上記の目的を達成するために、洋上を航行する自船舶の情報と接舷目標物の情報に基づき自船舶の位置と接舷目標物の位置をアニメーション表示することにより自船舶と接舷目標物の接舷状態を表示する表示部と、自船舶と接舷目標物との接舷時に自船舶と接舷目標物との間に配置されて緩衝材となる複数の防舷材の内部空気圧情報及び内部温度情報を含む防舷材情報を取得する防舷材情報取得部とを備えた船舶監視装置において、所定情報を記憶する記憶部と、前記防舷材に外力が加わっていない状態における前記防舷材情報を取得して防舷材初期情報として前記記憶部に記憶する手段と、前記防舷材に外力が加わった状態における前記防舷材情報を取得し、該取得した防舷材情報と前記防舷材初期情報とを用いて防舷材の変形度を算出する手段と、自船舶の位置情報を取得して前記記憶部に記憶する手段と、前記接舷目標物の位置情報を手動で入力する手段と、前記手動入力された前記接舷目標物の位置情報を前記記憶部に記憶する手段と、前記記憶手段に記憶されている情報に基づいて前記接舷目標物の位置と前記自船舶の位置を表示するとともに前記防舷材情報及び前記変形度を表示する手段とを備えている船舶監視装置を提案する。
本発明によれば、接舷目標物と自船舶の位置がアニメーション表示されると共に防舷材情報として防舷材の空気圧と温度に加えて変形度が表示される。
本発明の船舶監視装置は、接舷目標物と自船舶の位置がアニメーション表示されると共に防舷材情報として防舷材の空気圧と温度に加えて変形度が表示されるので、防舷材に関して従来よりも多くの情報を表示することができる。さらに本発明の船舶監視装置を使用することにより、接舷目標物に対して自船舶を接舷する際に防舷材に過剰な負荷をかけることなく操船を従来よりもさらに容易に行うことができる。
本発明の一実施形態における船舶監視装置を示すブロック図 洋上における接舷目標物と自船舶の状態を示す図 本発明の一実施形態におけるメイン画面を示す図 本発明の一実施形態におけるFender Communication画面を示す図 本発明の一実施形態におけるAIS Settings画面を示す図 本発明の一実施形態におけるGPS Settings画面を示す図 本発明の一実施形態におけるGyro Settings画面を示す図 本発明の一実施形態におけるSender Radio Waves Settings画面を示す図 本発明の一実施形態におけるReceiver Radio Waves Settings画面を示す図 本発明の一実施形態におけるFender Setting画面を示す図 本発明の一実施形態におけるSerial Confirmation画面を示す図 本発明の一実施形態におけるFender Watch Initial Internal Pressure Measurement画面を示す図 本発明の一実施形態におけるAIS Communication画面を示す図 本発明の一実施形態におけるAIS Communication画面を示す図 本発明の一実施形態におけるSetting Ships画面を示す図 本発明の一実施形態におけるSetting Ships画面を示す図 本発明の一実施形態におけるFENDER Watch Monitoring画面を示す図 本発明の一実施形態におけるShip and Fender Monitoring画面を示す図 本発明の一実施形態における自船舶と接舷目標物の位置情報再表示を説明する図
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。
図1は本発明の一実施形態における船舶監視装置を示すブロック図である。図において、1は船舶監視装置で、コンピュータ11、フェンダー通信部12、AIS通信部13、GNSS通信部14、ジャイロ通信部15、無線通信部16、表示部17、操作部18から構成されている。この船舶監視装置1は船舶の操舵室に設置される。
コンピュータ11は、周知のコンピュータ本体、キーボード、マウス、記憶装置、表示装置などから構成され、コンピュータ11の記憶装置には予め船舶監視プログラムが記憶され、コンピュータ11は船舶監視プログラムによって動作する。また、コンピュータ11は、フェンダー通信部12、AIS通信部13、GNSS通信部14、ジャイロ通信部15、無線通信部16のそれぞれから取得した情報をコンピュータ11に備わる記憶装置に時刻歴で記憶し、これら取得した複数の情報に基づいて自船舶と接舷目標物となる他船舶或いは岸壁の位置情報を実時間でアニメーション表示すると共に各フェンダー(防舷材)の内部空気圧及び内部温度を含む情報を表示部17に実時間で表示する。さらに、コンピュータ11は、取得した複数の情報を表示部17に表示すると共に操作部18から入力された操作指示を実行する。
さらに、コンピュータ11は、フェンダーに外力が加わっていない状態においてフェンダーから受信した情報をフェンダー状態初期情報として記憶装置に記憶すると共に、フェンダーに外力が加わった状態においてフェンダーから受信した情報(防舷材状態情報)を時刻歴で記憶部に記憶し、さらにフェンダーから受信した情報と上記フェンダー状態初期情報とを用いて各フェンダーの変形度を算出し、この変形度の情報も時刻歴で記憶部に記憶すると共に表示部17に表示する。なお、フェンダーの変形度は初期内部空気圧と初期内部温度と計測時の内部空気圧と内部温度を用いて算出される。
フェンダー通信部12は、コンピュータ11とフェンダーに設けられたトランスポンダ(送受信機)との間の通信を行い、フェンダー内部の空気圧や温度などの情報を取得して、取得した情報をデジタルデータでコンピュータ11に出力する。通常、岸壁或いは船舶には接舷用に4つのフェンダーが装備されている。これらのフェンダーにはセンサを含むトランスポンダが備えられ、センサによってフェンダー内部の空気圧や温度を検出し、その検出結果をトランスポンダによって送信する。また、トランスポンダは、検出結果の空気圧や温度の情報に加えてセンサのシリアル番号を送信する。
AIS(Automatic Identification System:船舶自動識別装置)通信部13は、周知のように自船舶の識別符号、船名、位置、針路、速力、目的地などのAIS情報をデジタルデータで送信すると共に周囲の船舶(他船舶)から送信されたAIS情報を受信して、受信したデータをコンピュータ11に出力する。
GNSS(Global Navigation Satellite System:全世界的航法衛星システム)通信部14は、GPS(Global Positioning System:全地球測位システム)受信機を有し、周知のように複数の航法衛星から送信された電波を受信して自船の位置情報、速度情報、姿勢情報などの情報を取得し、これらの情報をデジタルデータでコンピュータ11に出力する。
ジャイロ通信部15は、周知のジャイロスコープを有し、自船舶の角度や角速度を検出して、この検出した情報をデジタルデータでコンピュータ11に出力する。
無線通信部16は、コンピュータ11の指示に基づき自船舶に関する情報を所定周波数の電波で送信すると共に、他船舶から送信された他船舶に関する情報を受信し、受信した情報をデジタルデータでコンピュータ11に出力する。自船舶に関する情報としては、船舶の位置(緯度、経度)の情報、速度(速度、速度方向)の情報、船首方向の情報、船舶の形状(長さ、幅)の情報、船舶の重心位置の情報、マニホールド位置及び右側接舷或いは左側接舷を含む接舷位置の情報、フェンダー形状の情報、各フェンダーの内部空気圧の情報、GPS受信アンテナの設置位置の情報等である。また、他船舶から送信される他船舶に関する情報も上記と同様の情報であり、自船舶と接舷目標物となる他船舶との間で無線通信部16を介してこれらの情報を共有することにより接舷する際に自船舶及び他船舶の位置情報を正確に実時間で表示部17に表示するとともにフェンダー内の空気圧の変化を正確に実時間で表示部17に表示することができる。
表示部17は、液晶ディスプレイなどの周知の表示器を有し、コンピュータ11から送出された情報に基づいて画像や文字を表示する。
操作部18は、表示部17の表示器に装着されたタッチパネルやマウス、キーボードからなり、これらのタッチパネル、マウス、キーボードはコンピュータ11に接続されており、それぞれオペレータの操作指示及び入力情報をデジタルデータでコンピュータ11に出力する。
次に、図2乃至図19を参照して本実施形態における船舶監視装置の動作を説明する。本実施形態では、図2に示すように、自船舶SP1が岸壁QSに接舷する場合について説明する。また、岸壁QSには4つのフェンダー2A〜2Dが装備され、各フェンダー2A〜2Dにはトランスポンダ3A〜3Dが設けられている。
船舶監視装置1を起動するとコンピュータ11によって表示部17の表示器に図3に示すメイン画面100が表示される。メイン画面100には、使用機器通信関連設定領域101、初期設定領域102、監視モード選択領域103、使用機器選択領域104、終了ボタン105が表示される。初期起動時には、使用機器通信関連設定領域101、初期設定領域102、使用機器選択領域104のボタンを操作して初期設定を行った後、監視モード選択領域103のボタンを操作して監視モードの選択を行い監視画面を表示する。これにより、監視画面を見ながら接舷時における操船を極めて容易に行うことができる。
使用機器通信関連設定領域101には、「Fender com.」ボタン101a、「AIS com.」ボタン101b、「GNSS com.」ボタン101c、「Gyro com.」ボタン101d、「Sender Waves com.」ボタン101e、「Receiver Waves com.」ボタン101fが表示されている。
「Fender com.」ボタン101aは、フェンダー通信部12との間で行う通信に関する設定を入力する際に操作する。「Fender com.」ボタン101aをタッチパネルで押す或いはマウスでクリックする或いはキーボード操作で押す(以下、これら全ての操作を総称して「押す」と称する)とコンピュータ11によって図4に示すFender Communication画面111が表示される。このFender Communication画面111では、フェンダー通信部12との通信に使用するCOMポート番号の入力を行うとともに、データの送信レート、データビットのビット数、パリティの種別、ストップビットのビット数が表示される。
「AIS com.」ボタン101bは、AIS通信部13との間で行う通信に関する設定を入力する際に操作する。「AIS com.」ボタン101bを押すとコンピュータ11によって図5に示すAIS Settings画面112が表示される。AIS Settings画面112では、AIS通信部13との間で行う通信に使用するCOMポートの番号、ボーレート、パリティの有無及び種別、データビットのビット数、ストップビットのビット数を設定する。
「GNSS com.」ボタン101cは、GNSS通信部14との間で行う通信に関する設定を入力する際に操作する。「GNSS com.」ボタン101cを押すとコンピュータ11によって図6に示すGPS Settings画面113が表示される。このGPS Settings画面113では、GNSS通信部14との間で行う通信に使用するCOMポートの番号、ボーレート、パリティの有無及び種別、データビットのビット数、ストップビットのビット数を設定する。
「Gyro com.」ボタン101dは、ジャイロ通信部15との間で行う通信に関する設定を入力する際に操作する。「Gyro com.」ボタン101dを押すとコンピュータ11によって図7に示すGyro Settings画面114が表示される。このGyro Settings画面114では、ジャイロ通信部15との間で行う通信に使用するCOMポートの番号、ボーレート、パリティの有無及び種別、データビットのビット数、ストップビットのビット数を設定する。
「Sender Waves com.」ボタン101eは、無線通信部16を介して送信する情報に関する設定を入力する際に操作する。「Sender Waves com.」ボタン101eを押すとコンピュータ11によって図8に示すSender Radio Waves Settings画面115が表示される。このSender Radio Waves Settings画面115では、送信するデータとしてGPSデータ、Gyroデータ、AISデータ、Fenderデータの何れを選択するか、さらに、送信に使用するシリアルポート番号を入力する。さらに、Sender Radio Waves Settings画面115には、シリアル通信速度、パリティの有無及び種別、データビットのビット数、ストップビットのビット数、通信ケーブルの種別(ストレートケーブル又はクロス(リバース)ケーブル)が表示される。
「Receiver Waves com.」ボタン101fは、無線通信部16を介して受信する情報に関する設定を入力する際に操作する。「Receiver Waves com.」ボタン101fを押すとコンピュータ11によって図9に示すReceiver Radio Waves Settings画面116が表示される。このReceiver Radio Waves Settings画面116では、受信するデータとしてGPSデータ、Gyroデータ、AISデータ、Fenderデータの何れを選択するか、さらに、受信に使用するシリアルポート番号を入力する。さらに、Receiver Radio Waves Settings画面116には、シリアル通信速度、パリティの有無及び種別、データビットのビット数、ストップビットのビット数、通信ケーブルの種別(ストレートケーブル又はクロス(リバース)ケーブル)が表示される。
また、初期設定領域102には、「Fender Information」ボタン102a、「Fender Selection」ボタン102b、「Fender Initial Pressure」ボタン102c、「Ship Selection」ボタン102d、「Ship Information」ボタン102eが表示されている。
「Fender Information」ボタン102aは、空気圧の監視対象となるフェンダーに関する情報を設定する際に操作する。「Fender Information」ボタン102aを押すと、コンピュータ11によって図10に示すFender Setting画面117が表示される。このFender Setting画面117では、監視対象となるフェンダーの数(Fender Number)、各フェンダーの名称(Fender Name)、各フェンダーにおけるセンサの使用個数(Transponder Number)、センサのシリアル番号(Transponder Serial)、各フェンダーの形状としての直径と長さ(Fender Spec.)、初期警告圧力(Intiatory Warning)、警告圧力(Warning)、初期圧力(Internal Pressure)、これらのデータを記憶しておくデータフォルダー(Data File Folder)の設定を行う。なお、接舷対象となる岸壁に設置されているフェンダーの名称及びセンサのシリアル番号等の情報は予め港の管理局に問い合わせて取得し、この取得した情報をFender Setting画面117において設定する。なお、空気圧の監視対象となるフェンダーに関する上記の情報は、テキスト形式で作成された設定ファイルからの入力及び編集も可能であり、テキストファイルの入力及び編集ソフトにより設定することも可能である。
「Fender Selection」ボタン102bは、空気圧の監視対象となるフェンダーを選択する際に操作する。「Fender Selection」ボタン102bを押すと、コンピュータ11によって図11に示すSerial Confirmation画面118が表示される。このSerial Confirmation画面118には、センサのシリアル番号(Serial)、選択の有無のチェックボックス(Set)、通信回数(Count)、フェンダーの名称(Fender Name)が表示される。また、画面下部には「Start」ボタン118a、「Finish」ボタン118b、「Serial Sort」ボタン118c、「Set Serial and Return」ボタン118d、「Cancel and Return」ボタン118eが表示される。「Start」ボタン118aを押すと自動的に各フェンダーのトランスポンダから送信されているセンサのシリアル番号を取得し、取得したセンサのシリアル番号が画面に表示される。「Finish」ボタン118bを押すと各センサのシリアル番号の取得処理が停止される。「Serial Sort」ボタン118cを押すと、コンピュータ11によって表示されているシリアル番号が昇順或いは降順になるように表示が変更される。また、監視対象とするセンサにフェンダー名称を設定後、センサの欄のチェックボックスをクリックし、チェックマークを付けた後に「Set Serial and Return」118dボタンを押すと、コンピュータ11によって、チェックマークが付けられたセンサ及びフェンダーが監視対象として選択された後、フェンダーの選択処理が終了されてメイン画面100が表示される。これにより前述した図11に示すSerial Confirmation画面118には選択されたフェンダーの名称とセンサのシリアル番号が自動的に表示される。「Cancel and Return」ボタン118eを押すと、コンピュータ11によってフェンダーの選択処理が中止されてメイン画面100が表示される。
なお、接舷対象となる岸壁に設置されているフェンダーの名称及びセンサのシリアル番号等の情報は予め港の管理局に問い合わせて取得し、この取得した情報に基づいて表示対象とするフェンダーを選択する。
「Fender Initial Pressure」ボタン102cは、監視対象のフェンダーの情報を表示する際に操作する。「Fender Initial Pressure」ボタン102cを押すと、コンピュータ11によって図12に示すFender Watch Initial Internal Pressure Measurement画面119が表示される。このFender Watch Initial Internal Pressure Measurement画面119には、図10に示すFender Setting画面117において設定された4つのフェンダーの名称(Fender)、センサのシリアル番号(Transponder)、フェンダーのタイプ(Type)、通信によるデータの取得回数(Counter)、測定したフェンダー内部の空気圧(P(kPa))、測定したフェンダー内部の空気温度(Temp(℃))、電波の受信強弱値(RSSI)、フェンダーの平均内部空気圧(Internal Pressure)、フェンダーの内部空気圧値の直接入力部(Direct Entry Counter)が表示される。さらに、Fender Watch Initial Internal Pressure Measurement画面119の下部には、「Start」ボタン119aと、「Return」ボタン119bが表示される。「Start」ボタン119aを押すとボタンを押した時点における情報(各センサで測定された圧力及び温度)が取得されて表示され、必要に応じて各フェンダーの圧力(初期圧力)を測定することができる。「Return」ボタン119bを押すと、メイン画面100が表示される。
「Ship Selection」ボタン102dは、自船舶と接舷目標となる他船舶或いは岸壁を選択する際に操作する。「Ship Selection」ボタン102dを押すと、コンピュータ11によって図13或いは図14に示すAIS Communication画面120が表示される。
図13は、接舷目標が船舶の場合であり、チェックボタン120eを「Ship」にしたときに表示される。図14は、接舷目標が岸壁の場合であり、チェックボタン120eを「Shore」にしたときに表示される。この図13のAIS Communication画面120には、自船舶の選択領域(Own)、接舷目標となる船舶(Target)、自船舶の近海に存在する他船舶の海上移動業務識別(MMSI: Maritime Mobile Service Identity)、船舶名(Ship Name)、コールサイン(Call Sign)、国際海事機関船舶識別番号(International Maritime Organization Ship identification number)(IMO)、船舶の航行速度(Speed)、船舶の位置する経度(Longitude)、船舶の位置する緯度(Latitude)、及び各船舶毎に「Delete」ボタンが表示される。図14のAIS Communication画面120には、自船舶の選択領域(Own)、自船舶の近海に存在する他船舶の海上移動業務識別(MMSI:Maritime Mobile Service Identity)、船舶名(Ship Name)、コールサイン(Call Sign)、国際海事機関船舶識別番号(International Maritime Organization Ship identification number)(IMO)、船舶の航行速度(Speed)、船舶の位置する経度(Longitude)、船舶の位置する緯度(Latitude)、及び各船舶毎に「Delete」ボタンが表示される。なお、自船舶に関する情報は最上段に表示される。なお、「Delete」ボタンを押すことによりこれに対応する欄の他船舶の情報を非表示とすることができる。
また、図13及び図14のAIS Communication画面120の下部には、「Data Reset」ボタン120a、「Sort」ボタン120b、「Set and Return」ボタン120c、「Cancel」ボタン120dが表示される。「Data Reset」ボタン120aを押すと自船舶の情報及びAIS通信部13によって取得した全ての他船舶の情報を初期化し、再度データの取得が開始され、再取得データが表示される。「Sort」ボタン120bを押すと自船舶の経度及び緯度の情報並びに他船舶の経度及び緯度の情報に基づいて自船舶から他船舶までの距離を算出しこの距離の短い順に或いは長い順に他船舶の表示順序を変更する。「Sort」ボタン120bを押す度に、表示が、距離の短い順或いは長い順に交互に変更される。接舷目標が船舶の場合の図13では、自船舶と他船舶を選択して「Set and Return」ボタン120cを押すとコンピュータ11によって自船舶と他船舶が設定された後にメイン画面100が表示される。接舷目標が岸壁の場合の図14では、自船舶(監視対象船舶)を選択して「Set and Return」ボタン120cを押すとコンピュータ11によって監視対象船舶が設定された後にメイン画面100が表示される。なお、表示されている情報はオペレータが手動入力することにより追加及び変更が可能である。また、岸壁に自船舶を接舷する際には図14のように他船舶の情報が全て非表示となる。「Cancel」ボタン120dを押すとコンピュータ11によって処理が中断されてメイン画面100が表示される。
「Ship Information」ボタン102eは、自船舶と接舷目標となる他船舶或いは岸壁の情報を表示する際及び情報を設定する際に操作する。「Ship Information」ボタン102eを押すと、コンピュータ11によって接舷目標が船舶の場合は図15、接舷目標が岸壁の場合は図16に示すSetting Ships画面121が表示される。このSetting Ships画面121には、接舷目標が船舶の場合の図15では接舷目標となる他船舶が「Ship A」として表示され、自船舶が「Ship B」として表示される。「Ship A」に関する情報としては、海上移動業務識別(MMSI)、船舶名称(Ship Name)、船舶の長さ、船舶の幅、船舶の先端からGPS装置までの距離、船舶の左側壁からGPS装置までの距離、マニホールドの位置が表示される。「Ship B」に関する情報としては、海上移動業務識別(MMSI)、船舶名称(Ship Name)、船舶の長さ、船舶の幅、船舶の先端からGPS装置までの距離、船舶の左側壁からGPS装置までの距離、船舶の先端から重心位置までの距離、マニホールドの位置が表示される。その他にフェンダーの情報(Fender)として、フェンダーの数(Number)、フェンダーの直径(Diameter)が表示される。これらの情報のうち設定されていない情報がある場合はその表示欄は空白となって表示される。なお、空白の欄の情報及び表示されている情報はオペレータが手動入力することにより追加及び変更が可能である。また、岸壁に自船舶を接舷する際の図16では、岸壁の情報として、接舷位置の緯度及び経度と岸壁の方向の入力欄が表示され、情報を設定する。
また、Setting Ships画面121の下部には「SET」ボタン121aと「CANCEL」ボタン121bが表示される。「SET」ボタン121aを押すと表示されている情報がコンピュータ11によって自船舶の情報及び接舷目標の他船舶或いは岸壁の情報として設定された後にメイン画面100が表示される。「CANCEL」ボタン121bを押すとコンピュータ11によって処理が中断されてメイン画面100が表示される。
使用機器選択領域104には、AIS通信部13に対応する「AIS UNIT」、GNSS通信部14に対応する「GNSS UNIT」、ジャイロ通信部15に対応する「Gyro UNIT」、無線通信部16の送信機に対応する「Waves Sender」、無線通信部16の受信機に対応する「Waves Receiver」、フェンダー通信部12に対応する「Fender Unit」のチェックボックスが表示され、使用する機器のチェックボックスにチェックを入れる。なお、接舷対象が岸壁などのように船舶監視装置1を備えていない場合は、使用機器選択領域104の無線通信部16の送信機に対応する「Waves Sender」と無線通信部16の受信機に対応する「Waves Receiver」のチェックを外しておく。
監視モード選択領域103には「Fender Monitoring」ボタン103aと「Ship and Fender Monitoring」ボタン103bが表示される。
「Fender Monitoring」ボタン103aはフェンダーの詳細情報を表示させるとともにフェンダーの状態を監視する際に操作される。「Fender Monitoring」ボタン103aを押すと、コンピュータ11によって図17に示すFENDER Watch Monitoring画面122が表示される。このFENDER Watch Monitoring画面122には、Setting画面117において設定された4つのフェンダーの名称(Fender)、センサのシリアル番号(Transponder)、フェンダー内部の初期空気圧(Initial P(kPa))、測定したフェンダー内部の空気圧(P(kPa))、フェンダーの変形度(%)(DefP(%))、フェンダーの変形度(mm)(Def(mm))、フェンダーのエネルギー(E(kN-m))、フェンダーの反力(R(kN))、測定したフェンダー内部の空気温度(Temp(℃))、通信によるデータの取得回数(Counter)が表示される。
また、FENDER Watch Monitoring画面122の下部には、測定したフェンダー内部の空気圧(Pressure(kPa))、フェンダーの変形度(DefP(%))、フェンダーのエネルギー(E(kN-m))、フェンダーの反力(R(kN))のそれぞれがフェンダー毎に棒グラフによって実時間で表示される。なお、内部空気圧の棒グラフは通常においては黄色で表示されているが、フェンダーの内部空気圧が図10に示すFender Setting画面117で設定した初期警告圧力に達したときに赤色で表示され、フェンダーの内部空気圧が警告圧力に達したときに音によって警報が発せられる。
さらに、FENDER Watch Monitoring画面122の右上部には、「Start」ボタン、「Pause」ボタン、「Return」ボタン、「Restart」ボタンが表示される。「Start」ボタンを押すとコンピュータ11によって表示処理が開始され、「Pause」ボタンを押すと表示処理が中断される。「Pause」ボタンを押して表示処理が中断されているときに「Restart」ボタンを押すとコンピュータ11によって表示処理が再開される。また、「Return」ボタンを押すとコンピュータ11による表示処理が終了されてメイン画面100が表示される。
「Ship and Fender Monitoring」ボタン103bは、自船舶と接舷目標となる他船舶或いは岸壁の位置関係を実時間でアニメーション表示するとともにフェンダーの状態を実時間で監視する際に操作される。「Ship and Fender Monitoring」ボタン103bを押すとコンピュータ11によって図18に示すShip and Fender Monitoring画面123が表示される。つまり、自船舶が他船舶に接舷する際にはこのShip and Fender Monitoring画面123を表示することにより接舷時における操船を容易に行うことができる。
Ship and Fender Monitoring画面123の左半分には、自船舶SP1と接舷目標の他船舶或いは岸壁QSがアニメーション表示され、その上部にはアニメーション表示の上方向が北(NORTH)であるか船首(HEADING)であるかを選択する領域(UP)が表示されている。
また、アニメーション表示領域の左側には相対値表示領域(Relative)が表示され、この相対値表示領域(Relative)には自船舶SP1の船首部(BOW SIDE)と船舶中心部(CENTER)と船尾部(STERN SIDE)のそれぞれにおける他船舶或いは岸壁に対する相対速度と相対方向と相対距離が表示されている。相対速度表示の単位はノット(kt)或いは毎秒何m(m/s)を選択できるようになっている。また、相対方向は矢印で表示され、相対距離はm単位で表示される。
また、アニメーション表示領域の下側には自船舶と他船舶或いは岸壁の情報及び到達予測時間(ETA)が表示される。接舷対象の他船舶の情報としては、他船舶の名称、他船舶の海上移動業務識別(Target)、船首方向(HEADING)、速度(SPEED)が表示される。なお、他船舶の速度(SPEED)の表示単位はノット(kt)或いは毎秒何m(m/s)を選択できるようになっている。また、接舷対象の岸壁の情報としては岸壁の名称、岸壁の延びる方向(HEADING)が表示される。自船舶の情報としては、自船舶の名称、自船舶の海上移動業務識別(Own Ship)、船首方向(HEADING)、速度(SPEED)、自船舶から他船舶までの横方向距離(DEVIATION)、自船舶と他船舶と船舶間距離(DIST)が表示される。なお、自船舶の速度(SPEED)の表示単位はノット(kt)或いは毎秒何m(m/s)を選択できるようになっている。また、自船舶及び他船舶の船首方向(HEADING)、速度(SPEED)、自船舶から他船舶或いは岸壁までの横方向距離(DEVIATION)、自船舶と他船舶或いは岸壁と船舶間距離(DIST)、及び到達予測時間(ETA)は実時間で表示される。
Ship and Fender Monitoring画面123の右半分には、フェンダーに関する情報が表示される。フェンダーに関する情報としては、Setting画面117において設定された4つのフェンダーの名称(Fender)、測定したフェンダー内部の空気圧(Pressure(kPa))、フェンダーの変形度(%)(DefP(%))が表示される。また、その下部には、測定したフェンダー内部の空気圧(Pressure(kPa))、フェンダーの変形度(DefP(%))のそれぞれがフェンダー毎に棒グラフによって実時間で表示される。
さらにコンピュータ11は、起動直後から取得した自船舶の位置情報と接舷目標船舶或いは接舷目標岸壁の位置情報並びにフェンダー情報をコンピュータ11に備わる記憶装置に時刻歴で記録している。この時刻歴で記憶された自船舶及び接舷目標船舶或いは接舷目標岸壁の位置情報並びにフェンダー情報に基づいて、図19に示すように自船舶と接舷目標船舶或いは接舷目標岸壁の位置並びにフェンダー情報を時間経過に沿って再表示することができる。なお、船舶の位置情報とともに時刻情報も記憶されているので、何時から何時までの情報と指定して再表示することも可能である。
また、通常AIS情報は船舶の移動速度によって情報送信間隔が異なる。例えば、停泊している船舶の情報は3分間隔で送信され、移動している船舶においても速度が速いもので2秒間隔で船舶情報が送信され、速度が遅いもので12秒間隔で船舶情報が送信される。このため、AIS情報のみを使用すると正確な船舶情報を実時間で取得することはできない。本実施形態の船舶監視装置1ではAIS通信部13に加えてGNSS通信部14及びジャイロ通信部15並びに無線通信部16を設けている。GNSS通信部14では2Hz以上の高周波数でデータを取得することができ、ジャイロ通信部15においても2Hz以上の高周波数でデータを取得することができる。さらに、本実施形態の船舶監視装置1は無線通信部16を備えているので、AIS情報に含まれない情報を自船舶から接舷目標船舶に対して供給することができると共に接舷目標船舶からもAIS情報に含まれない接舷目標船舶の情報を取得することができる。したがって、本実施形態の船舶監視装置1は、これら取得した全ての情報に基づいて自船舶と他船舶や岸壁などの接舷目標物の位置情報及びフェンダーに関する情報を表示しているので、防舷材の状態に関するより多くの情報を表示できるとともに、本実施形態の船舶監視装置1を使用することにより、接舷目標物に対して自船舶を接舷する際に操船を従来よりもさらに容易に行うことができる。
防舷材の状態に関するより多くの情報を表示できるとともに、常に最新の接舷目標物の位置情報に基づいて、自船舶と接舷目標物の位置をアニメーション表示することができるので、正確な情報を実時間で表示することができる。さらに本発明の船舶監視装置を使用することにより、接舷目標物に対して自船舶を接舷する際に操船を従来よりもさらに容易に行うことができる。
1…船舶監視装置、11…コンピュータ、12…フェンダー通信部、13…AIS通信部、14…GNSS通信部、15…ジャイロ通信部、16…無線通信部、17…表示部、18…操作部、2A〜2D…フェンダー、3A〜3D…トランスポンダ、SP1…自船舶、QS…岸壁、100…メイン画面、101…使用機器通信関連設定領域、101a…「Fender com.」ボタン、101b…「AIS com.」ボタン、101c…「GNSS com.」ボタン、101d…「Gyro com.」ボタン、101e…「Sender Waves com.」ボタン、101f…「Receiver Waves com.」ボタン、102…初期設定領域、103…監視モード選択領域、104…使用機器選択領域、105…終了ボタン、111…Fender Communication画面、112…AIS Settings画面、113…GPS Settings画面、114…Gyro Settings画面、115…Sender Radio Waves Settings画面、116…Receiver Radio Waves Settings画面、117…Fender Setting画面、118…Serial Confirmation画面、119…Fender Watch Initial Internal Pressure Measurement画面、119a…「Start」ボタン、119b…「Return」ボタン、120…AIS Communication画面、120a…「Data Reset」ボタン、120b…「Sort」ボタン、120c…「Set and Return」ボタン、120d…「Cancel」ボタン、121…Setting Ships画面、121a…「SET」ボタン、121b…「CANCEL」ボタン、122…FENDER Watch Monitoring画面、123…Ship and Fender Monitoring画面。

Claims (7)

  1. 洋上を航行する自船舶の情報と接舷目標物の情報に基づき自船舶の位置と接舷目標物の位置をアニメーション表示することにより自船舶と接舷目標物の接舷状態を表示する表示部と、自船舶と接舷目標物との接舷時に自船舶と接舷目標物との間に配置されて緩衝材となる複数の防舷材の内部空気圧情報及び内部温度情報を含む防舷材情報を取得する防舷材情報取得部とを備えた船舶監視装置において、
    所定情報を記憶する記憶部と、
    前記防舷材に外力が加わっていない状態における前記防舷材情報を取得して防舷材初期情報として前記記憶部に記憶する手段と、
    前記防舷材に外力が加わった状態における前記防舷材情報を取得し、該取得した防舷材情報と前記防舷材初期情報とを用いて防舷材の変形度を算出する手段と、
    自船舶の位置情報を取得して前記記憶部に記憶する手段と、
    前記接舷目標物の位置情報を手動で入力する手段と、
    前記手動入力された前記接舷目標物の位置情報を前記記憶部に記憶する手段と、
    前記記憶手段に記憶されている情報に基づいて前記接舷目標物の位置と前記自船舶の位置を表示するとともに前記防舷材情報及び前記変形度を表示する手段とを備えている
    ことを特徴とする船舶監視装置。
  2. 自船舶と接舷目標物の位置関係を実時間でアニメーション表示すると同時に各防舷材の内部空気圧の値及び変形度を実時間で棒グラフで表示する手段を備えている
    ことを特徴とする請求項1に記載の船舶監視装置。
  3. 前記接舷目標物に対する自船舶の相対速度と相対距離及び自船舶と接舷目標物が接舷するまでの到達予想時間を実時間で表示する手段を備えている
    ことを特徴とする請求項2に記載の船舶監視装置。
  4. 船舶の情報を取得するためのジャイロセンサと全世界的航法衛星システム(GNSS)の電波を受信する受信装置とを備えている
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の船舶監視装置。
  5. 防舷材が破壊される可能性がある内部空気圧値範囲の最小値以下の所定空気圧値を警告空気圧値として設定する手段と、
    前記防舷材の内部空気圧値が前記警告空気圧値に達したときに警報を発する手段とを備えている
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の船舶監視装置。
  6. 取得した自船舶の位置情報及び接舷目標物の位置情報並びに各防舷材の防舷材情報及び変形度を時刻歴で記録する手段を備えている
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の船舶監視装置。
  7. 前記時刻歴で記録された自船舶の位置情報及び接舷目標物の位置情報並びに各防舷材の防舷材情報及び変形度に基づいて時系列で自船舶及び接舷目標物の位置をアニメーション表示すると共に各防舷材の防舷材情報及び変形度を時系列で表示する手段を備えている
    ことを特徴とする請求項6に記載の船舶監視装置。
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