JP2014018873A - ドライバーホルダー及びロボット装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ビット部の取り外し作業を容易に行うことができるドライバーホルダー及びロボット装置を提供すること。
【解決手段】ビット部を着脱可能なグリップ部と、前記グリップ部に設けられ、前記ビット部の軸方向に移動可能であり、前記軸方向への移動によって前記ビット部のロックを切り替え可能なロック部とを備えるドライバーを保持するドライバーホルダーであって、前記ビット部を収容する収容部と、前記収容部に設けられ、前記ビット部の収容状態に応じて前記ロック部を把持可能な押圧部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ドライバーホルダー及びロボット装置に関する。
ビット部とグリップ部とが着脱可能なドライバーが知られている(例えば、特許文献1参照)。このようなドライバーにおいては、ビット部をグリップ部に固定させるためのロック部が設けられている。ロック部としては、例えばグリップ部に対して離れる方向に引っ張ることでロックを解除するタイプが知られている。
特開昭63−245337号公報
しかしながら、上記のロック部は、ビット部を着脱させる毎に引っ張り動作を行う必要があるため、ビット部の取り外し作業が煩雑になってしまうという問題がある。
以上のような事情に鑑み、本発明は、ビット部の取り外し作業を容易に行うことができるドライバーホルダー及びロボット装置を提供することを目的とする。
本発明に係るドライバーホルダーは、ネジのヘッドに係合される先端部を有すると共に所定のロック部を介してグリップ部にロックされた状態で装着されるビット部、を挿入する挿入部が前記ビット部の軸方向に平行となる第一方向に掘り込まれた収容部と、前記収容部に設けられ、前記ビット部が前記挿入部に挿入された状態において前記第一方向に交差する第二方向に移動して前記ロック部を押圧する押圧部とを備える。
本発明によれば、ビット部を収容する収容部において、ビット部が挿入部に挿入された状態において第一方向に交差する第二方向に移動してロック部を押圧することが可能であるため、押圧部とロック部との間に第一方向に摩擦力を生じさせ、ロック部の第一方向への移動を規制することができる。この場合、例えばグリップ部とロック部とを第一方向に相対的に移動させることロックが解除される構成のドライバーに対して、ロック部の第一方向への移動を規制した状態でグリップ部を別途移動させることにより、ビット部のロックを解除し、ビット部を取り外すことが可能となる。これにより、ビット部の取り外し作業を容易に行うことができる。
上記のドライバーホルダーにおいて、前記押圧部は、前記ロック部を挟んで把持する把持部を有することが好ましい。
本発明によれば、押圧部がロック部を挟んで把持した状態で軸方向のうちビット部のロックを解除する方向に移動可能であるため、ビット部を収容部に収容させた場合に自動的にビット部が取り外されることになる。これにより、ビット部の取り外し作業に要する手間を削減することができる。
上記のドライバーホルダーにおいて、漏斗状の形状を有し、前記ビット部を前記挿入部に案内するガイド部を更に備えることが好ましい。
本発明によれば、漏斗状の形状を有し、ビット部を挿入部に案内するガイド部を更に備えるので、ビット部をより確実に収容部の所定の収用位置に収容することができる。
上記のドライバーホルダーにおいて、前記収容部は、前記ビット部の前記収容状態を検出する第一検出部を有し、前記第一検出部の第一検出結果に応じて、前記押圧部の前記第二方向についての移動を制御する制御部を更に備えることが好ましい。
本発明によれば、収容部がビット部の収容状態を検出する第一検出部を有し、第一検出部の第一検出結果に応じて押圧部の第二方向についての移動を制御する制御部を更に備えるので、ビット部の収容状態をリアルタイムに検出し、検出結果に応じて押圧部を第二方向に移動させることができる。
上記のドライバーホルダーにおいて、前記制御部は、前記ビット部が前記収容部に収容されたと判断した場合に、前記押圧部を前記第二方向に移動させて前記ロック部を押圧させることが好ましい。
本発明によれば、ビット部が収容部に収容されたと判断した場合に、制御部が押圧部を第二方向に移動させてロック部を押圧させるので、確実にロック部を押圧することができる。
上記のドライバーホルダーは、前記収容部のうち前記第一方向の先端部に設けられ、前記ビット部を引き付ける磁場を発生する磁場発生部を更に備えることが好ましい。
本発明によれば、収容部のうち第一方向の先端部に設けられ、ビット部を引き付ける磁場を発生する磁場発生部を更に備えるので、ビット部に対して磁場発生部側へ引き寄せる磁力を作用させることができる。これにより、ビット部をグリップ部から引っ張ることができる。
上記のドライバーホルダーにおいて、前記収容部は、前記ビット部の着脱状態を検出する第二検出部を有し、前記第二検出部の検出結果に応じて前記磁場発生部の動作を制御する第二制御部を更に備えることが好ましい。
本発明によれば、収容部がビット部の着脱状態を検出する第二検出部を有し、第二検出部の検出結果に応じて磁場発生部の動作を制御する第二制御部とを更に備えるので、例えばビット部がグリップ部から取り外された場合に磁場発生部から磁場を発生させることができる。これにより、磁場発生に要するエネルギーを節約することができる。
上記のドライバーホルダーにおいて、前記第二制御部は、前記ビット部が前記グリップ部から取り外されたと判断した場合に、前記磁場発生部によって前記磁場を発生させることが好ましい。
本発明によれば、ビット部がグリップ部から取り外されたと判断した場合に、第二制御部が磁場発生部によって磁場を発生させることとしたので、磁場発生に要するエネルギーを節約することができる。
上記のドライバーホルダーにおいて、前記磁場発生部は、前記ビット部を通過させる貫通部が設けられた電磁石を有することが好ましい。
本発明によれば、グリップ部から取り外されたビット部に貫通部を貫通させることで、グリップ部からより離れた位置に移動させることができる。
上記のドライバーホルダーにおいて、前記貫通部を貫通した前記ビット部を受ける受部を更に備えることが好ましい。
本発明によれば、貫通部を貫通したビット部を受ける受部を更に備えるので、ビット部の管理効率が向上する。
上記のドライバーホルダーにおいて、前記押圧部は、前記挿入部の軸周りに複数設けられ、複数の前記押圧部のうち隣り合う前記押圧部は、前記挿入部の軸回り方向に互いに重なるように配置され、複数の前記押圧部は、前記ビット部の径方向に移動可能に設けられていることが好ましい。
本発明によれば、押圧部が挿入部の軸周りに複数設けられ、複数の押圧部のうち隣り合う押圧部が挿入部の軸回り方向に互いに重なるように配置され、複数の押圧部がビット部の径方向に移動可能に設けられているので、ビット部に対して径方向の複数の方向から押圧することができる。これにより、確実にロック部を押圧することができる。
本発明に係るロボット装置は、上記のドライバーホルダーを備える。
本発明によれば、ビット部の取り外し作業を容易に行うことができるドライバーホルダーを備えるので、効率的な動作を行うことができる。
本発明の実施の形態に係るドライバーホルダーの構成を示す斜視図。 本実施形態に係るドライバーホルダーの構成を示す図。 本実施形態に係るドライバーホルダーの動作の一態様を示す断面図。 本実施形態に係るドライバーホルダーの動作の一態様を示す断面図。 本実施形態に係るドライバーホルダーの動作の一態様を示す断面図。 本実施形態に係るドライバーホルダーの動作の一態様を示す断面図。 本実施形態に係るドライバーホルダーの動作の一態様を示す断面図。 本実施形態に係るドライバーホルダーの動作の一態様を示す断面図。 本発明の変形例に係るドライバーホルダーの構成を示す断面図。 本発明の変形例に係るドライバーホルダー動作の一態様を示す断面図。 本発明の変形例に係るドライバーホルダーの構成を示す断面図。 本発明の変形例に係るドライバーホルダーの構成を示す断面図。 本発明に係るロボット装置の構成を示す模式図。 本発明の変形例に係るドライバーホルダーの構成を示す平面図。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本実施形態に係るドライバーホルダー100の構成を示す斜視図である。
図1に示すドライバーホルダー100は、ドライバー200を保持する。
ドライバー200は、ビット部201と、グリップ部202と、ロック部203とを有する。ビット部201は、例えば磁性体を含む材料を用いて形成されており、先端部201a及び軸部201bを有する。先端部201aは、ネジの溝部に挿入される形状(例、−形状、+形状など)に形成されている。軸部201bは、軸方向(第一方向)に長手に形成されている。グリップ部202は、ビット部201の軸部201bを着脱可能である。
ロック部203は、グリップ部202に設けられ、ビット部201の軸方向に移動可能である。ロック部203は、軸方向への移動によってビット部201のロックを切り替え可能である。
具体的には、ビット部201がグリップ部202に装着された状態で、ロック部203をビット部201の先端側へ移動させると、ビット部201のロックが解除され、ビット部201が取り外し可能となる。また、ロック部203をグリップ部202側へ移動させることで、ビット部201のロックが施され、ビット部201がグリップ部202に保持され、取り外しが規制される。
図1に示すように、ドライバーホルダー100は、ビット部201を収容する収容部10と、ロック部203を把持可能な押圧部20と、ビット部201を案内するガイド部30と、磁場を発生させる磁場発生部40と、ドライバーホルダー100の各部を統括的に制御する制御部CONTとを有する。
図2(a)は、ドライバーホルダー100の断面構成を示す図である。
図2(a)に示すように、収容部10は、円筒状に形成されており、ビット部201を軸方向に沿って挿入可能な挿入穴10aを有する。また、収容部10には、ビット部201の収容状態を検出する第一検出部11と、ビット部201の着脱状態を検出する第二検出部12とが設けられている。第一検出部11及び第二検出部12としては、赤外線センサや磁気センサ、CCDカメラなど、各種センサを用いることができる。
第一検出部11は、挿入穴10aに挿入された場合にビット部201の先端部201aが位置する第一検出位置P1において、当該先端部201aの有無を検出する。したがって、第一検出部11が先端部201aを検出することにより、ビット部201が挿入穴10aに挿入されたことが判別できる。
第二検出部12は、第一検出部11の第一検出位置P1に対して挿入口側とは反対側に離れた第二検出位置P2において、ビット部201の有無を検出する。第二検出位置P2は、ビット部201がグリップ部202から取り外され、挿入穴10aを移動することで到達可能な位置とする。したがって、第二検出部12がビット部201を検出することにより、ビット部201がグリップ部202から取り外されたことが判別できる。
第一検出部11及び第二検出部12の検出結果は、それぞれ制御部CONTに送信されるようになっている。
押圧部20は、収容部10のうち挿入穴10aを囲う内壁10bと収容部10の外枠を構成する外壁10cとの間の空間Kに収容されている。押圧部20は、移動可能な移動部材21及び移動部材22を有する。
図2(b)は、押圧部20の構成を示す図である。図2(b)では、押圧部20を第一方向に見たときの状態を示している。図2(b)においては、押圧部20とロック部203との位置関係を判別しやすくするため、一部の構成を省略している。
図2(b)に示すように、移動部材21及び移動部材22は、挿入穴10aを中心に当該挿入穴10aを第二方向に挟む位置に配置されている。なお、第二方向は、第一方向に交差する方向(本実施形態では、一例として直交する方向)である。移動部材21及び移動部材22は、第二方向について互いに近づく方向及び互いに遠ざかる方向に移動可能である。移動部材21及び移動部材22の移動は、制御部CONTによって制御される。
ガイド部30は、ドライバー200のビット部201を外部から収容部10に収容させる際にビット部201を挿入穴10aに案内する。ガイド部30は、例えば漏斗状に形成されており、中心部が挿入穴10aに接続されている。ガイド部30は、内壁10b及び外壁10cの図中上端を塞ぐように配置されている。
ガイド部30には、開口部30a及び開口部30bが設けられている。開口部30a及び開口部30bは、空間Kの内外を連通するように設けられている。開口部30a及び開口部30bは、挿入穴10aを中心として当該挿入穴10aを挟む位置に配置されている。
開口部30aは、移動部材21の移動経路上に配置されており、移動部材21を通過可能な程度の寸法に形成されている。したがって、移動部材21は、開口部30aを介して空間Kの内外を移動可能である。
また、開口部30bは、移動部材22の移動経路上に配置されており、移動部材22を通過可能な程度の寸法に形成されている。したがって、移動部材22は、開口部30bを介して空間Kの内外を移動可能である。
ガイド部30には、開口部30aを塞ぐように開閉部31が設けられている。開閉部31は、例えば板状に形成されており、ヒンジ部31aを介してガイド部30に接続されている。開閉部31は、ヒンジ部31aを中心として回動可能であり、当該回動によって開口部30aを開閉させる。
また、ガイド部30には、開口部30bを塞ぐように開閉部32が設けられている。開閉部32は、例えば板状に形成されており、ヒンジ部32aを介してガイド部30に接続されている。開閉部32は、ヒンジ部32aを中心として回動可能であり、当該回動によって開口部30bを開閉させる。
開閉部31及び開閉部32の開閉動作は、例えば制御部CONTによって制御されるようになっている。
磁場発生部40は、挿入穴10aの図中下端に配置されている。磁場発生部40は、制御部CONTの制御によって磁場を発生させる。磁場発生部40としては、例えば電磁石などが用いられる。
次に、上記のように構成されたドライバーホルダー100の動作を説明する。本実施形態では、例えば台上に載置されたドライバーホルダー100に対して、ロボットハンドRH(図3等参照)によって把持されたドライバー200を挿入する場合を例に挙げて説明する。
まず、ロボットハンドRHは、ドライバー200を把持した状態でドライバーホルダー100に近接させ、ビット部201をガイド部30の一部に当接させる。この状態で、ロボットハンドRHは、ドライバー200を重力方向の下方に移動させると、ビット部201の先端部201aがガイド部30に案内され、図3に示すように、当該先端部201aが挿入穴10aに挿入される。
次に、ロボットハンドRHは、ドライバー200を更に重力方向の下方に移動させ、図4に示すように、ビット部201を軸部201bまで挿入穴10aに挿入させる。この動作により、ビット部201の先端部201aが第一検出部11の第一検出位置P1に到達する。また、ロック部203が重力方向において開口部30a及び開口部30b(開閉部31及び開閉部32)とほぼ等しい高さ位置に配置される。
ビット部201の先端部201aが第一検出位置P1に到達すると、第一検出部11は、第一検出位置P1におけるビット部201の先端部201aの存在を検出し、制御部CONTに送信する。制御部CONTは、第一検出部11の検出結果により、ビット部201が挿入穴10aに挿入された(収容部10に収容された)と判断する。
ビット部201が収容部10に収容されたと判断した制御部CONTは、図5に示すように、開閉部31及び開閉部32を回動させて開口部30a及び開口部30bを開いた状態にすると共に、移動部材21及び移動部材22を互いに近接する方向に水平に移動させる。この動作により、移動部材21及び移動部材22はロック部203に当接される。制御部CONTは、更に移動部材21及び移動部材22をロック部203側へ押圧させる。この動作により、ロック部203は、移動部材21及び移動部材22によって挟まれた状態で保持される。
また、制御部CONTは、移動部材21及び移動部材22の移動や開閉部31及び開閉部32の回動と同時に、磁場発生部40を起動させ、所定の磁場を発生させる。なお、磁場を発生させることにより、ビット部201には、当該磁場による磁力と、重力と、ロック部203による保持力とが働いている状態となる。ビット部201は、ロック部203によってロックされているため、重力及び磁力の合力は保持力よりも小さく、ビット部201はグリップ部202に装着されたままとなる。
この状態で、図6に示すように、ロボットハンドRHがドライバー200を重力方向の上方に移動させると、ロック部203の重力方向の位置が固定されたままグリップ部202が重力方向の上方に移動する。このため、ロック部203が相対的にグリップ部202から離れる方向に移動する。この動作により、ビット部201のロックが解除される。
ビット部201のロックが解除されると、ビット部201にはロック部203の保持力が働かなくなり、ビット部201に対して働く力は、重力及び磁場発生部40による磁力のみとなる。したがって、ビット部201は、図7に示すように、重力及び磁力により、重力方向の下方(磁場発生部40に近づく方向)へ移動する。
この動作により、ビット部201の先端部201aが第二検出部12の第二検出位置P2に到達する。ビット部201の先端部201aが第二検出位置P2に到達すると、第二検出部12は、第二検出位置P2におけるビット部201の先端部201aの存在を検出し、制御部CONTに送信する。制御部CONTは、第二検出部12の検出結果により、ビット部201がグリップ部202から取り外されたと判断する。
ビット部201がグリップ部202から取り外されたと判断した制御部CONTは、図8に示すように、移動部材21及び移動部材22を互いに遠ざかる方向に水平に移動させると共に、開閉部31及び開閉部32を回動させて開口部30a及び開口部30bを閉じたとする。この動作により、ロック部203に作用する重力方向への引っ張り力が解消され、ロック部203が元の位置に復帰する。また、移動部材21及び移動部材22が空間Kに収容される。また、制御部CONTは、移動部材21及び移動部材22の移動や開閉部31及び開閉部32の回動と同時に、磁場発生部40の起動を停止させ、所定の磁場を解消させる。
以上のように、本実施形態によれば、ビット部201を収容する収容部10において、ビット部201が収容されたと判断される場合にロック部203が移動部材21及び移動部材22によって把持されるため、この状態からドライバー200のグリップ部202とロック部203とをビット部201の軸方向に相対的に移動させることにより、ビット部201のロックを解除し、ビット部201を取り外すことが可能となる。これにより、ビット部201の取り外し作業を容易に行うことができる。
本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。
例えば、上記実施形態においては、移動部材21及び移動部材22がロック部203を把持するのみであったが、これに限られることは無い。例えば、図9及び図10に示すように、開閉部31及び開閉部32の重力方向についての開閉領域を上記実施形態に比べて大きくし、移動部材21及び移動部材22によってロック部203を把持した後にこれら移動部材21及び移動部材22を重力方向の下方に移動可能な構成としても良い。
この構成により、ロック部203を把持した状態でグリップ部202からはなれる方向に引っ張ることができるため、ロボットハンドRHによってグリップ部202を重力方向の上方に引っ張らなくても、ビット部201のロックを解除することができる。これにより、ビット部201を挿入穴10aに挿入した後には、自動的にビット部201のロックが解除されることになる。このため、より効率的にビット部201の取り外し作業を行うことができる。
また、例えば図11に示すように、磁場発生部40が中央部に貫通孔40aを有する構成であっても良い。この場合、ビット部201のロックを解除させることで、ビット部201が貫通孔40aを通過して重力方向の下方へ移動することになる。そこで、例えば磁場発生部40の重力方向の下方側に、ビット部201を受ける受部50を配置させるようにしても良い。また、図11に示すように、受部50をベルトコンベアー300上に配置させることにより、貫通孔40aを通過して受部50に配置されたビット部201を搬送することができる。
また、上記実施形態においては、ビット部201の取り外しを目的としてドライバーホルダー100を用いる構成としたが、これに限られることは無い。
例えば図12に示すように、磁場発生部40を用いて磁性体を含むネジ204などを取り外すことを目的としてドライバーホルダー100を用いることも可能である。
また、上記のドライバーホルダー100は、例えばロボット装置802に搭載することが可能である。図13は、ロボット装置802の概略の外観図である。
図13に示すように、ロボット装置802は、ロボット本体860と、撮影装置861と、把持部862と、ロボット制御装置820と、ケーブル863とを含んで構成される。
ロボット本体860は、具体的には、地面に対して可動に設置された本体860aと、旋回可能に本体860aに連結された首部860bと、首部860bに対して固定された頭部860cと、旋回可能および屈伸可能に頭部860cに連結された第一アーム部860dと、旋回可能および屈伸可能に頭部860cに連結された第二アーム部860eと、ロボット本体860の設置面に対してロボット本体860を移動可能に本体860aに取り付けられた搬送部860fとを含んで構成される。
第一アーム部860d及び第二アーム部860eの開放端であるハンドには、把持部862が取り付けられている。
搬送部860fは、ロボット本体860の設置面に対して、ロボット本体860を一定方向または方向自在に移動可能に支持する。搬送部860fは、四組の車輪、四組のキャスター、一対の無限軌道等により実現される。
把持部862は、本発明の爪部を備える。なお、図13では、把持部862を、その機能を示すために模式的に示してある。ケーブル863は、ロボット制御装置820が出力するロボット制御命令をロボット本体860に供給したり、ロボット本体860が出力するロボット制御応答をロボット制御装置820に供給したりする。ロボット制御命令は、ロボット本体860の各可動部を駆動制御する制御命令である。ロボット制御応答は、例えば、ロボット本体860がロボット制御装置820に対して通知する、ロボット制御命令に対する応答を含む。ケーブル863は、例えば、シリアル通信線等のケーブルやコンピューターネットワークである。
ロボット本体860は、例えば、2系統のアームを備えた垂直多関節ロボット(双腕ロボット)である。ロボット本体860は、ロボット制御装置820から供給されるロボット制御命令を取り込み、このロボット制御命令による駆動制御によって、把持部862それぞれの位置および姿勢を三次元空間内で所望に変更し、また把持部862の爪部を開閉させる。なお、例えば第一アーム部860dの把持部862には、上記実施形態に記載のドライバー200が把持されている。また、第二アーム部860eの把持部862には、上記実施形態に記載のドライバーホルダー100が把持されている。この場合、第一アーム部860dに把持されるドライバー200のビット部201を、第二アーム部860eに把持されるドライバーホルダー100の収容部10に収容することで、上記実施形態に記載のように、ビット部201の取り外し動作を行うことができる。なお、ドライバーホルダー100及びドライバー200には、把持部862によって把持しやすいように係合部(不図示)などを設けておくことができる。
また、上記実施形態では、押圧部20が移動部材21及び移動部材22を有し、当該移動部材21及び移動部材22が第二方向にロック部203を挟む位置に配置される構成を例に挙げて説明したが、これに限られることは無い。例えば、図14(a)に示すように、押圧部20は、挿入穴10aの軸周りに複数設けられた移動部材121を有し、当該複数の移動部材121のうち隣り合う移動部材121同士が互いに重なるように配置された構成であっても良い。この構成においては、例えば図14(b)に示すように、複数の移動部材121が回転軸121aを中心に回転することにより、湾曲部121bが挿入穴10aの径方向に移動可能な構成であっても良い。この場合、湾曲部121bがロック部203を押圧することになる。この構成によれば、ロック部203が軸周りの複数の部分から押圧を受けるので、より確実にロック部203を保持することができる。
K 空間
10 収容部
10a 挿入穴
10b 内壁
10c 外壁
11 第一検出部
12 第二検出部
20 押圧部
21 移動部材
22 移動部材
30 ガイド部
30a 開口部
30b 開口部
31 開閉部
31a ヒンジ部
32 開閉部
32a ヒンジ部
40 磁場発生部
40a 貫通孔
50 受部
P1 第一検出位置
P2 第二検出位置
RH ロボットハンド
100 ドライバーホルダー
200 ドライバー
201 ビット部
201a 先端部
201b 軸部
202 グリップ部
203 ロック部
204 ネジ
300 ベルトコンベアー
802 ロボット装置
862 押圧部
CONT 制御部

Claims (12)

  1. ネジのヘッドに係合される先端部を有すると共に所定のロック部を介してグリップ部にロックされた状態で装着されるビット部、を挿入する挿入部が前記ビット部の軸方向に平行となる第一方向に掘り込まれた収容部と、
    前記収容部に設けられ、前記ビット部が前記挿入部に挿入された状態において前記第一方向に交差する第二方向に移動して前記ロック部を押圧する押圧部と
    を備えるドライバーホルダー。
  2. 前記押圧部は、前記ロック部を挟んで把持する把持部を有する
    請求項1に記載のドライバーホルダー。
  3. 漏斗状の形状を有し、前記ビット部を前記挿入部に案内するガイド部を更に備える
    請求項1又は請求項2に記載のドライバーホルダー。
  4. 前記収容部は、前記ビット部の前記収容状態を検出する第一検出部を有し、
    前記第一検出部の第一検出結果に応じて、前記押圧部の前記第二方向についての移動を制御する制御部を更に備える
    請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載のドライバーホルダー。
  5. 前記制御部は、前記ビット部が前記収容部に収容されたと判断した場合に、前記押圧部を前記第二方向に移動させて前記ロック部を押圧させる
    請求項4に記載のドライバーホルダー。
  6. 前記収容部のうち前記第一方向の先端部に設けられ、前記ビット部を引き付ける磁場を発生する磁場発生部を更に備える
    請求項1から請求項5のうちいずれか一項に記載のドライバーホルダー。
  7. 前記収容部は、前記ビット部の着脱状態を検出する第二検出部を有し、
    前記第二検出部の検出結果に応じて前記磁場発生部の動作を制御する第二制御部を更に備える
    請求項6に記載のドライバーホルダー。
  8. 前記第二制御部は、前記ビット部が前記グリップ部から取り外されたと判断した場合に、前記磁場発生部によって前記磁場を発生させる
    請求項7に記載のドライバーホルダー。
  9. 前記磁場発生部は、前記ビット部を通過させる貫通部が設けられた電磁石を有する
    請求項7又は請求項8に記載のドライバーホルダー。
  10. 前記貫通部を貫通した前記ビット部を受ける受部を更に備える
    請求項9に記載のドライバーホルダー。
  11. 前記押圧部は、前記挿入部の軸周りに複数設けられ、
    複数の前記押圧部のうち隣り合う前記押圧部は、前記挿入部の軸回り方向に互いに重なるように配置され、
    複数の前記押圧部は、前記ビット部の径方向に移動可能に設けられている
    請求項1から請求項10のうちいずれか一項に記載のドライバーホルダー。
  12. 請求項1から請求項11のうちいずれか一項に記載のドライバーホルダーを備える
    ロボット装置。
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