JP2014017860A - フレーム処理装置,光受信装置,光送受信装置,光伝送システムおよび制御方法 - Google Patents

フレーム処理装置,光受信装置,光送受信装置,光伝送システムおよび制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014017860A
JP2014017860A JP2013198102A JP2013198102A JP2014017860A JP 2014017860 A JP2014017860 A JP 2014017860A JP 2013198102 A JP2013198102 A JP 2013198102A JP 2013198102 A JP2013198102 A JP 2013198102A JP 2014017860 A JP2014017860 A JP 2014017860A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
error
error processing
optical
processing
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013198102A
Other languages
English (en)
Inventor
Goji Hoshida
剛司 星田
Katsumi Fukumitsu
勝巳 福▲満▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2013198102A priority Critical patent/JP2014017860A/ja
Publication of JP2014017860A publication Critical patent/JP2014017860A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】システム運用中において要求を満たす受信信号品質を確保しつつ、電力資源の利用につき効率化を図る。
【解決手段】指定された誤り処理モードで入力信号のフレーム処理を行なうフレーム処理部と、前記入力信号の信号品質に関連するモニタ結果を受け、前記受けたモニタ結果に基づいて、フレーム処理部での前記誤り処理モードの指定を切り換え制御する制御部と、をそなえる。フレーム処理部は、第1の誤り符号に基づく誤り処理を行なう第1誤り処理回路38iと、第1誤り処理回路38iからの出力について、第2の誤り符号に基づく誤り処理を行なう第2誤り処理回路38nと、をそなえる。
【選択図】図12

Description

本案件は、フレーム処理装置,光受信装置,光送受信装置,光伝送システムおよび制御方法に関するものである。
情報通信の高速化、伝送路の長距離化をサポートする技術として、誤り訂正符号を適用することにより、伝送路を伝送され受信端で受信した信号についてビット誤りを訂正する誤り訂正処理を行なうことが知られている。信号を受信する受信装置をなす素子性能が受信信号品質に影響することも、誤り訂正処理の必要性を高めている。近年においては、光通信により情報伝送の高速化、大容量化が推し進められていることに伴って、受信信号品質に対する要求も厳格になり、誤り訂正処理の訂正処理能力にも高性能化が求められている。
そして、このような誤り訂正処理を行なうLSI(Large Scale Integration)等の回路モジュールは、その訂正処理能力の高性能化に伴い、より複雑な演算を行なうことが求められる。このため、誤り訂正処理の回路モジュールは、ゲート規模が増大するとともに消費電力についても増大する傾向にある。
特開2006−332920号公報 特開平6−302085号公報
ところで、情報通信システムに適用される伝送路は、その運用中において伝送特性が変動する要因が存在し、しばしばその変動要因が受信信号品質に影響する。波長多重光信号を伝送する光伝送路も例外ではない。
たとえば、温度状態により波長分散特性が変動するため、受信端での受信信号品質にも影響を与えている。又、波長多重光信号においては、運用波長の配置によっては、一の波長の光信号が他波長の光信号との間で相互位相変調等の非線形効果の影響を受ける。更に、光信号を受信する光受信装置が据え置かれる室内の温度の変動も、受信信号品質に影響をもたらす。
そこで、本案件の目的の一つは、システム運用中において要求を満たす受信信号品質を確保しつつ、電力資源の利用につき効率化を図ることにある。
なお、前記目的に限らず、後述する発明を実施するための最良の形態に示す各構成又は作用により導かれる効果であって、従来の技術によっては得られない効果を奏することも本案件の他の目的として位置づけることができる。
たとえば、以下の手段を用いる。
(1)指定された誤り処理モードで入力信号のフレーム処理を行なうフレーム処理部と、前記入力信号の信号品質に関連するモニタ結果を受け、前記受けたモニタ結果に基づいて、該フレーム処理部での前記誤り処理モードの指定を切り換え制御する制御部と、をそなえ、該フレーム処理部は、第1の誤り符号に基づく誤り処理を行なう第1誤り処理回路と、該第1誤り処理回路からの出力について、第2の誤り符号に基づく誤り処理を行なう第2誤り処理回路と、をそなえたフレーム処理装置を用いることができる。
(2)入力される光信号を受信し電気信号として出力する光受信部と、該光受信部からの入力信号について、指定された誤り処理モードでフレーム処理を行なうフレーム処理部と、前記入力信号の信号品質に関連するモニタ結果を受け、該受けたモニタ結果に基づいて、該フレーム処理部での前記誤り処理モードの指定を切り換え制御する制御部と、をそなえ、該フレーム処理部は、第1の誤り符号に基づく誤り処理を行なう第1誤り処理回路と、該第1誤り処理回路からの出力について、第2の誤り符号に基づく誤り処理を行なう第2誤り処理回路と、をそなえた光受信装置を用いることができる。
(3)光信号を送信する光送信機と、光信号を受信する光受信機と、をそなえ、該光受信機は、入力される光信号を受信し電気信号として出力する光受信部と、該光受信部からの入力信号について、指定された誤り処理モードでフレーム処理を行なうフレーム処理部と、前記入力信号の信号品質に関連するモニタ結果を受け、該受けたモニタ結果に基づいて、該フレーム処理部での前記誤り処理モードの指定を切り換え制御する制御部と、をそなえ、該フレーム処理部は、第1の誤り符号に基づく誤り処理を行なう第1誤り処理回路と、該第1誤り処理回路からの出力について、第2の誤り符号に基づく誤り処理を行なう第2誤り処理回路と、をそなえた光送受信装置を用いることができる。
(4)入来するデータトラフィックについて指定された送信側誤り処理モードで送信側フレーム処理を行なう送信側フレーム処理部、および、該送信側フレーム処理部からの出力信号を光信号に変換して送信する光送信部をそなえた光送信機と、該光送信部から送信された光信号を受信する光受信機と、をそなえ、該光受信機は、入力される光信号を受信し電気信号として出力する光受信部と、該光受信部からの入力信号について、指定された受信側誤り処理モードで受信側フレーム処理を行なう受信側フレーム処理部と、前記入力信号の信号品質に関連するモニタ結果を受け、該受けたモニタ結果に基づいて、該受信側フレーム処理部での前記受信側誤り処理モードの指定を切り換え制御するとともに、前記受信側誤り処理モードの指定に関する制御情報を該光送信機に出力する受信制御部と、をそなえ、該受信側フレーム処理部は、第1の誤り符号に基づく誤り処理を行なう第1誤り処理回路と、該第1誤り処理回路からの出力について、第2の誤り符号に基づく誤り処理を行なう第2誤り処理回路と、をそなえ、該光送信機は、該受信制御部からの前記制御情報に基づいて、該送信側フレーム処理部における前記送信側フレーム処理の際の送信側誤り処理モードについて、前記指定を切り換え制御する送信制御部をそなえた光伝送システムを用いることができる。
(5)入力信号の誤り処理を含むフレーム処理を行なうフレーム処理の制御方法であって、前記入力信号の信号品質に関連するモニタ結果を受け、前記受けたビット誤りの数に関連するモニタ結果に基づいて、前記誤り処理における誤り処理の動作モードを切り換え制御し、該切り換え制御は、第1の誤り符号に基づく誤り処理を行なう第1誤り処理回路と、該第1誤り処理回路からの出力について、第2の誤り符号に基づく誤り処理を行なう第2誤り処理回路と、の双方又はいずれか一方に対する動作源の供給を制御することにより行なわれるフレーム処理制御方法を用いることができる。
開示の技術によれば、システム運用中において要求を満たす受信信号品質を確保しつつ、電力資源の利用につき効率化を図ることができる。
第1実施形態における光受信装置を示す図である。 図1に示す光受信装置が適用される光伝送システムの一例を示す図である。 第1実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。 第1実施形態の作用機能を説明するための図である。 第2実施形態における光受信装置を示す図である。 第2実施形態の作用機能を説明するための図である。 第3実施形態における光伝送システムを示す図である。 第3実施形態の作用機能を説明するための図である。 第3実施形態における光送信機の送信側フレーム処理部の一例を示す図である。 第3実施形態における光受信機の受信側フレーム処理部の一例を示す図である。 第3実施形態における光送信機の送信側フレーム処理部の他の例を示す図である。 第3実施形態における光受信機の受信側フレーム処理部の他の例を示す図である。 第4実施形態における光受信装置を示す図である。
以下、図面を参照して実施の形態を説明する。但し、以下に説明する実施形態は、あくまでも例示であり、以下に明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図は無い。即ち、本実施形態は、その趣旨に逸脱しない範囲において種々変形して実施することができる。
〔A〕第1実施形態の説明
図1は第1実施形態における光受信装置10を示す図である。この図1に示す光受信装置10は、例えば図2に示すような光伝送システム1における光送受信装置8A,8Bをなす光受信機5に適用できる。ここで、図2に示す光伝送システム1においては、伝送路ファイバ2a及び光中継増幅器2bが相互に接続されるとともに、光分岐挿入又は波長クロスコネクトを行なう光伝送装置3が伝送路ファイバ2a上に介装される。
光送受信機8A,8Bはそれぞれ光送信機4および光受信機5をそなえ、光伝送装置3に接続されて、上述の光伝送装置3,伝送路ファイバ2a及び光中継増幅器2bを介して、光信号を双方向で送信、受信する。以下においては、特に光送受信装置8Aの光送信機4から光送受信装置8Bの光受信機5への光信号の伝送に着目するが、反対方向の光信号伝送についても同様の説明が可能である。
なお、光送信機4から送信される光信号は、波長多重をなす1チャンネルの割り当て光波長λiを有し、例えば他チャンネルの光信号とともに波長多重器6で波長多重されて、光伝送装置3を通じて伝送路ファイバ2aを伝送される。又、例えば波長分離器7に光伝送装置3から波長多重光信号が入力されると、この波長分離器7でチャンネル毎の光信号に分離される。図2中の光受信機5は、割り当て光波長λiの光信号を受信する。これにより、光送信機4からの光信号を光受信機5で受信することができる。
ここで、光送信機4は、送信側フレーム処理装置4aおよび光送信器4bをそなえる。送信側フレーム処理装置4aは、送信用データストリームについて誤り訂正符号で符号化する等の送信側フレーム処理を行なう。又、光送信器4bは、送信側フレーム処理装置4aでの送信側フレーム処理において符号化された信号について光信号に変換し、変換後の光信号を光受信機5に宛てて送信する。
一方、光受信機5は、光受信器5aおよび受信側フレーム処理装置5bをそなえる。光受信器5aは、光送信機4からの光信号λiを受信し電気信号に変換して出力する。又、受信側フレーム処理装置5bは、光受信器5aからの受信電気信号について、フレーム同期処理やフレーム内処理としての誤り訂正処理等を含む受信側フレーム処理を行なう。この受信側フレーム処理装置5bでの誤り訂正処理により、光信号の伝送過程において生じたビット誤りが訂正される。
第1実施形態における光受信装置10は上述した図2に示す光受信機5に適用可能であって、光受信器11,フレーム処理部12および制御部13をそなえている。光受信器11は、図2に示す光受信器5aに相当し、入力される光信号を受信し電気信号として出力する光受信部の一例である。更に、フレーム処理部12およびフレーム処理部12を制御する制御部13は図2に示す受信側フレーム処理装置5bに相当し、これらが協働して、入力信号に対するフレーム処理を、指定された誤り処理モードにより実現している。
また、フレーム処理部(受信側フレーム処理部)12は、制御部13と協働して図2に示す受信側フレーム処理装置5bに対応し、光受信器11からの受信電気信号について受信側フレーム処理を行なう。このフレーム処理部12としては、供給されるクロック信号に同期して信号処理を行なう同期回路モジュールとすることができる。
ここで、第1実施形態の光受信機10におけるフレーム処理部12は、以下の制御部13からの制御を受けて、指定された誤り処理モードで、光受信器11からの入力信号である受信電気信号のフレーム処理を行なう。具体的には、フレーム処理部12においては、フレーム処理の際の動作モードとして、制御部13からの制御を通じて、誤り訂正能力の異なる複数の誤り処理モードのいずれかで誤り処理を含むフレーム処理を行なう。誤り処理は、誤り訂正自体は行なわずに誤り検出を行なう処理と、誤り検出とともに誤り訂正を行なう処理と、を含む。
また、フレーム処理部12では、上述のフレーム処理の際に検出又は誤り訂正したビット誤り数に関する情報を制御部13に出力している。制御部13は、フレーム処理部12に入力される入力信号についての信号品質に関連するモニタ結果を受け、受けたモニタ結果に基づいて、フレーム処理部12での誤り処理モードの指定を切り換え制御する制御部の一例である。
すなわち、制御部13は、信号品質に関連するモニタ結果として、フレーム処理部12でのフレーム処理の際に検出又は訂正されるビット誤りの数に関連するモニタ結果を当該フレーム処理部12から受け、このビット誤りの数に関連するモニタ結果に基づいて、フレーム処理部12での誤り処理モードの指定を切り換え制御する。
誤り処理モードの指定としては、複数の誤り処理モードのうちのいずれか一つを指定することができる。そして、指定可能な複数の誤り処理モードには、誤り訂正能力の異なった誤り訂正処理を行なう複数の処理モードを含めることができ、更に、誤り訂正を行なわずに誤り検出のみを行なう処理モードを含めることもできる。
一例として、第1実施形態におけるフレーム処理部12においては、上述したビット誤りの数に関連するモニタ結果としてビット誤りの数を制御部13に供給する。この他、ビット誤りの数に関連するモニタ結果としては、ビット誤り率、符号誤り率、Q値、単位時間当たりの平均ビット誤り数、単位時間当たりの平均ビット誤り率、単位時間当たりの平均符号誤り率などを制御部13に供給するようにしてもよい。
このようにしても、制御部13は、上述のごときビット誤りに関連するモニタ結果を受け、受けたモニタ結果に基づいて、フレーム処理部12での誤り処理モードの指定を切り換え制御することができる。
なお、第1実施形態における制御部13では、フレーム処理部12から入力されるビット誤りの数から、単位測定時間での誤り発生率を導出する。又、誤り発生率を導出するための単位測定時間については、例えば受信信号特性の変動に結びつく要因である、伝送路光ファイバ(図2の符号2a参照)の温度変動を捕捉できるような測定時間とすることができる。制御部13においては、このように導出した誤り発生率に基づいて、複数の誤り処理モードのうちのいずれかを指定制御することができる。
図3は制御部13における誤り処理モードの指定切り換え制御の一例を説明するフローチャートである。制御部13ではフレーム処理部12を制御し、デフォルトの誤り処理モード(誤り訂正方式)を指定する(ステップA1)。フレーム処理部12は、デフォルトの誤り処理モードとしては、複数種類の誤り処理モードのうちで最も強力な(誤り訂正能力の最も高い)誤り訂正処理を行なう処理モードとすることができる。
制御部13では、選択している誤り処理モードについて受信信号品質を要求されるレベルに保つことが可能な誤り率の範囲の情報(即ち上限誤り率BER_UB及び下限誤り率BER_LBの値)を図示しない配下の記憶部等から取得する(ステップA2)。ここで、上限誤り率BER_UBは、例えば、要求する受信信号品質を確保するため誤り訂正能力をより高いものに切り換えることが必要となる閾値に対応づけられ、下限誤り率BER_LBは、例えば、誤り訂正能力をより低いものに切り換えても要求される受信信号品質を確保できる閾値に対応づけられる。
なお、制御部13では、上述したように、図示しない配下の記憶部等を用いて、訂正能力に応じた複数種類の誤り処理モードごとに上限誤り率BER_UB及び下限誤り率BER_LBの値を管理しておく。図4は、3種類の誤り処理モード(誤り訂正方式)に応じた上限誤り率BER_UB及び下限誤り率BER_LBの値の一例である。尚、図4中、処理モードの「訂正なし」、「訂正方式1」、「訂正方式2」の順に従って、訂正能力が高められるようになっている。
図3に示すように、フレーム処理部12では上述のごとくデフォルトで指定された誤り処理モードに基づいて当該誤り訂正処理を含むフレーム処理に入る。このとき、制御部13では、累積誤り数の値が初期化された上で(B_total=0)、誤り率観測ループに入る(ステップA3,A4)。
すなわち、制御部13では、フレーム処理部12でのフレーム処理の際に検出又は誤り訂正された単位測定時間あたりのビット誤り数Biに関する情報を当該フレーム処理部12から取得する(ステップA5)。制御部13では、フレーム処理部12から受けたビット誤り数Biを用いて上述の単位測定時間での誤り発生率(瞬時誤り率)BERiを導出する(ステップA6)。
制御部13では、このように導出された誤り発生率BERiが、上限誤り率BER_UBよりも大きい場合には、一段階高い訂正能力を有する誤り処理モードに指定を切り換える(ステップA7のYESルートからステップA8)。又、BERiが上限誤り率BER_UB以下である場合には、当該時点までの累積誤り数B_totalを、取得したBiを加算して更新する(B_total=B_total+Bi、ステップA7のNOルートからステップA9)。そして、更新された累積誤り数B_totalの値から当該時点までの累積誤り率BER_totalを算出する(ステップA10)。
つぎに、このように算出される累積誤り率BER_totalについて、下限誤り率BER_LBとの大小を比較する(ステップA11)。ここで、累積誤り率BER_totalが下限誤り率BER_LB以上である場合には、誤り処理モードはそのままにフレーム処理部12からの誤り数を受ける処理に戻る(ステップA11のNOルートからステップA13,A5)。
一方、累積誤り率BER_totalが下限誤り率BER_LBよりも小さい場合には、一段階訂正能力の低い誤り処理モードに指定を切り換える(ステップA11のYESルートからステップA12)。即ち、誤り訂正能力が低くなる別の誤り処理モードに指定を切り換えたとしても、十分に要求される受信信号品質が得られる場合には、誤り処理モードを訂正処理能力の低いものに切り換える。訂正処理能力が低い動作モードの場合は、訂正処理能力の高い動作モードの場合よりも、演算処理負荷が軽くなる傾向があることから、回路モジュールにおいて使用されるゲート数を少なくさせて、消費電力を抑制させることに結びつけられる。
なお、上述のごとく誤り処理モードを高いものか又は低いものに変更した場合には(ステップA8,A12)、変更された誤り処理モードに該当する誤り率の範囲の情報(即ち上限誤り率BER_UB及び下限誤り率BER_LBの値)を同様に取得する(ステップA2)。以降、制御部13では同様の誤り率の観測を継続して行なうことができる。
このように、比較的低いものから比較的高い訂正能力を有する誤り処理モードに切り換える場合には、伝送路状況の変動による受信信号品質の影響を排除するため、導出された誤り率に対する処理モードの切り換え応答は比較的高速である。これに対し、比較的高いものから比較的低い訂正能力を有する誤り処理モードに切り換える場合には、安定的な回路動作とともに受信信号品質を維持する観点からは導出された誤り率に対する処理モードの切り換え応答は比較的低速としてもよい。
また、一例として、フレーム処理部12において第1又は第2の誤り処理モードの2種類のうちのいずれかでフレーム処理を行なう場合を考える。ここで、第1の誤り処理モードとしては、光送信機4の送信側フレーム処理装置4aにおいて用いられる特定の誤り訂正符号に基づく誤り訂正処理を行なうモードとすることができる。又、第2の誤り処理モードとしては、誤り検出のみ行ない誤り訂正処理は行なわないモード(誤り訂正処理をディセーブルとするモード)とすることができる。
この場合においては、デフォルトにおいて第1の誤り処理モードでフレーム処理を行なう。制御部13では、第1の誤り処理モードでフレーム処理を行なっているときに受けた誤り数から単位測定時間での誤り率(BERi)を導出する。導出された誤り率から得られる累積BERiが、第2の誤り処理モードに指定を切り換えても、要求する受信信号品質が得られる程度に良好な受信信号品質に相当する値である場合には、フレーム処理部12での動作モードを第2の誤り処理モードに切り換える。
これにより、フレーム処理部12においては、入力信号についてのフレーム処理が、第1の誤り処理モードから第2の誤り処理モードに切り換えられる。尚、光送信機4(図2参照)側において、ブロック符号を用いて誤り訂正符号化を行なっている場合には、第2の誤り処理モードにおいては、上述の符号化に伴う冗長ビットに対する演算を単にスキップすることとしてもよい。即ち、誤り訂正のための冗長ビット(オーバヘッド)に対する演算を行なわずにペイロードをそのまま出力するようにしてもよい。これにより、良好な信号品質が得られる光伝送路の状況の場合において、消費電力の増大を抑制させることができるようになる。
なお、制御部13においては、単位測定時間で測定された誤り率BERiの推移から、誤り率の変動動向を導出するようにしてもよい。このようにすれば、誤り率が上昇する傾向にある場合においては低い誤り訂正能力を有する動作モードから高い誤り訂正能力を有する動作モードに迅速に切り換えることが可能である。
また、フレーム処理部12で検出すべき誤り数については、送信側における誤り訂正符号化処理に基づく情報を用いて検出しても良いし、他の方式を用いて検出しても良い。例えばSynchronous Digital Hiererchy;SDH、Synchronous Optical Network;SONET、Optical Transport Network;OTN等のプロトコルで規定されているパリティチェック方式を用いてビット誤り数を検出することとしてもよい。
このように、第1実施形態によれば、システム運用中において、受信信号の誤り率(信号品質)に応じて誤り処理モードを切り換えることができ、要求を満たす受信信号品質を確保しつつ、電力資源の利用につき効率化を図ることが可能になる。
〔B〕第2実施形態
図5は第2実施形態における光受信装置20である。この図5に示す光受信装置20についても、前述の図2に示すような光伝送システム1における光受信機5に適用できる。ここで、光受信装置20は、前述の第1実施形態(図1参照)の場合と同様の光受信器11及び制御部13をそなえるとともに、フレーム処理部22をそなえている。第2実施形態のフレーム処理装置(図2の符号5b参照)は、制御部13およびフレーム処理部22をそなえている。
また、フレーム処理部22は、前述の第1実施形態におけるフレーム処理部12の一態様に相当し、フレーム同期処理や、制御部13による動作モードの設定に基づく誤り訂正処理等のフレーム内処理を含む受信側フレーム処理を行なう。尚、図5中においては、フレーム処理の一部の要素として、分岐部22a,第1バッファ22b,第1誤り処理部22c,第2誤り処理部22d,第2バッファ22eおよびスイッチ22fについて図示している。
分岐部22aは、光受信器11からの入力信号(受信電気信号)を2つに分岐する。光受信器11からの入力信号がパラレル信号である場合は、分岐部22aにおいては各パラレル信号系列を2分岐するようになっている。
また、第1バッファ22bは、分岐部22aと第1誤り処理部22cとの間に介装されて、分岐部22aで分岐された一方の信号を後述する第1保持時間保持して第1誤り処理部22cに出力する。換言すれば、第1バッファ22bは、分岐部22aで分岐された一方の信号について導入する入力側バッファである。
第1誤り処理部22cは、第1バッファ22bからの信号が出力される経路に接続され、後述の第2誤り処理部22dとは異なる誤り訂正能力を有する誤り処理モードで誤り処理を行なう。ここでは、第1誤り処理部22cは、分岐部22aで分岐された一方の信号についてビット誤りの検出とともに誤り訂正処理を行なう誤り訂正回路(誤り訂正部)である。
さらに、第2誤り処理部22dは、分岐部22aで分岐された他方の信号についてビット誤りを検出する誤り検出回路である。尚、第2誤り処理部22dにおいては、入力される信号についてのビット誤りは検出するが、検出されるビット誤りは訂正されずに信号が出力されるようになっている。第2誤り処理部22dは、第1誤り処理部22cと同一の誤り処理モードで動作してもよいが、可能な場合は誤り訂正能力が最も低い誤り処理モードで誤り処理を行なってもよい。そうすることにより、さらに消費電力を低減できる可能性がある。
また、第2バッファ22eは、第2誤り処理部22dと後段のスイッチ22fとの間にそなえられ、第2誤り処理部22dからの信号、即ち誤り訂正が施されていない分岐信号を入力されて、後述する第2保持時間保持してスイッチ22fに出力する。スイッチ22fは、第1誤り処理部22cから出力される(誤り訂正された)信号と、第2バッファ22eからの(誤りが未訂正の)信号と、のいずれか一方を選択的に出力する。
制御部13は、第1,第2誤り処理部22c,22dに対するイネーブル/ディセーブルとともに、スイッチ22fで出力する信号方路を制御する。即ち、第1又は第2誤り処理部22c,22dのうちのイネーブル状態の誤り処理部で検出又は誤り訂正処理を行なったビット誤りの数に関連するモニタ結果に基づき、第1,第2誤り処理部22c,22dのうちのいずれか一方をイネーブルとする制御を行なう一方、他方をディセーブルとする制御を行なう。更には、スイッチ22fで出力する信号を上述のイネーブルと制御された側からの信号とする切り換え制御を行なう。
たとえば、第1誤り処理部22cがイネーブル制御、第2誤り処理部22dがディセーブル制御されている場合においては、制御部13からの制御を受けるスイッチ22fでは、第1誤り処理部22cにて誤り訂正が行なわれた信号を出力する。このとき、制御部13においては、イネーブルとしている第1誤り処理部22cにおいて検出又は誤り訂正したビット誤り数に関する情報を第1誤り処理部22cから受ける。
制御部13では、第1実施形態の場合と同様に、受けたビット誤りに関する情報から誤り率(誤り発生率)を導出(算出)する。そして、導出した誤り率が、誤り訂正を行なわずとも要求する受信信号品質を確保できる程度の誤り率である場合には、誤り処理モードの指定を第2の誤り処理モードに切り替え制御する。
すなわち、イネーブルとしている第1誤り処理部22cをディセーブルに切り換える一方、ディセーブルとしている第2誤り処理部22dをイネーブルに切り換える制御を行なう。誤り訂正処理を行なう第1誤り処理部22cよりも、誤り訂正処理を行なわない第2誤り処理部22dは消費電力が少ない。このため、伝送路特性等が良好で誤り訂正が不要な状況においては第2誤り処理部22dによる誤り処理を行なうことで電力資源を効率的に利用する。
一方、導出した誤り率が、要求する受信信号品質の確保のためには誤り訂正処理が必要な程度のものである場合には、誤り処理モードの指定を第1の誤り処理モードに切り換え制御する。即ち、第1誤り処理部22cをイネーブルとしていた場合には当該イネーブル状態を継続するとともに、第2誤り処理部22dについてはディセーブルに切り換える制御を行なう。
一方、伝送路特性の状況の変動によって、誤り訂正を不要としていた受信信号が誤り訂正を要するようになることも考えられる。この場合においては、制御部13による切り替え制御に基づいて、ディセーブルとしていた第1誤り処理部22cをイネーブルとし、イネーブルとしていた第2誤り処理部22dをディセーブルに切り換える制御を行なう。
なお、上述の第1又は第2誤り処理部22c,22dに対するディセーブルの制御としては、例えば該当の第1又は第2誤り処理部22c,22dに供給するクロック信号を停止したり、電源供給を停止したりすることで、回路機能の全部又は一部について停止制御を行なう態様とすることができる。
なお、第1バッファ22bで保持する第1保持時間は、第2誤り処理部22dに信号が入力されてからビット誤りが検出されて、制御部13からのイネーブル/ディセーブルの制御が及ぶまでの時間とすることができる。即ち、イネーブル制御下の第2誤り処理部22dで誤り検出を行なったフレーム信号に相当する信号が第1バッファ22bで保持されて、第1誤り処理部22cがイネーブルに切り替わった後で入力されるようにする。これにより、フレーム処理部22の出力信号としての瞬断を防止することができる。
また、第2バッファ22eで保持する第2保持時間は、分岐部22aで2分岐された信号がスイッチ22fに到達するまでの時間が実質的に同等となるような遅延時間が設定される。従って、第1誤り処理部22cおよび第2誤り処理部22d間に処理時間差がある場合には、第2保持時間は、第1バッファ22bでの第1保持時間とは異なることになる。
図6は第2実施形態における光受信装置20をなすフレーム処理部22での処理の一例の説明図である。この図6においては、分岐部22aにおいては入力されるFECフレーム(♯1〜♯4,...)を第1バッファ22bおよび第2誤り処理部22dに出力している。
FECフレーム♯1,♯2に関しては、イネーブル状態の誤り処理部(ここでは第2誤り処理部22d)から受けた誤り率が、誤り訂正処理を省略しても要求される受信信号品質を満たす程度である。この場合には、制御部13においては第2誤り処理部22d及びスイッチ22fを制御することで、第2誤り処理部22dからのFECフレーム♯1,♯2を第2バッファ22eおよびスイッチ22fを介して出力する制御を行なう。このとき、ディセーブル状態の第1誤り処理部22cにおいては、第1バッファ22bを介して入力されるFECフレーム♯1,♯2については廃却する。
FECフレーム♯3が第2誤り処理部22dに入力されたときにおいても、イネーブル状態の第2誤り処理部22dで検出されるFECフレーム♯3の誤り数が制御部13に出力される。制御部13においては、FECフレーム♯3について検出される誤り数から導出される誤り率が、誤り訂正処理を必要とする程度であるため、誤り処理部22c,22dのイネーブル/ディセーブルおよびスイッチ22fの選択を切り換え制御している。
これにより、検出される誤り数(誤り率)が増大(図6のA参照)したことに基づいて、制御部13からの上述の切り換え制御を受けた第1誤り処理部22cでは、動作状態をイネーブルに切り換える(図6のB参照)。更に、制御部13からの切り換え制御を受けたスイッチ22fについては、FECフレーム♯3についての選択出力タイミングにおいて第1誤り処理部22c側から誤り訂正処理を受けた信号を選択出力している(図6のC参照)。尚、このとき、ディセーブル状態の第2誤り処理部22cでは、制御部13からのディセーブル制御に基づき、分岐部22aから入力されるFECフレーム♯3については廃却する。
FECフレーム♯4においても、上述のFECフレーム♯3と同様に、イネーブル状態の第1誤り処理部22c側から誤り訂正処理を受けた信号がスイッチ22fから選択出力される。
上述のごとくFECフレームについて検出又は訂正される誤り数に基づいて誤り処理部22c,22dの誤り処理モードを切り換えている。この切り替えの際においては、検出した誤り数に由来する当該FECフレームについて、切り換え後の誤り処理モードで誤り訂正処理された信号を出力することができる。即ち、誤り率が劣化した場合においては、当該劣化したFECフレームについても、誤り訂正処理がなされない第2誤り処理部22dからではなく、誤り訂正処理がなされる第1誤り処理部22cの出力を瞬断なくスイッチ22fから出力できる。
このように、第2実施形態においても、システム運用中において、受信信号の誤り率(信号品質)に応じて誤り処理モードを切り換えることができ、要求を満たす受信信号品質を確保しつつ、電力資源の利用につき効率化を図ることが可能になる。
〔C〕第3実施形態
図7は第3実施形態における光伝送システム30を示す図である。図7に示す光伝送システム30においても、図2に示すものと同様の伝送路ファイバおよび光増幅中継器等をそなえる光伝送路32を介して光送信機31および光受信機33が接続される。又、光送信機31および光受信機33間は、制御信号をやり取りするための制御信号伝達経路43を介しても接続される。尚、図7中の光伝送路32においては、一のチャンネルに相当する波長λiの光信号の伝送に着目しており、図7中においては図2に示す波長多重器6および波長分離器7等については図示を省略している。
光送信機31は、送信側フレーム処理部34,光送信器35および送信機制御部36をそなえている。送信側フレーム処理部34は、送信機制御部36からの制御を受けて複数のうちのいずれかの方式(符号化処理モード)で行なわれる符号化処理を含む送信側フレーム処理を行なう。光送信器35は、前述の図2に示すもの(符号4b参照)と基本的に同様である。
送信機制御部36は、光受信機33からの制御信号を、制御信号伝達経路43を通じて受ける。そして、この制御信号中に含まれる情報、具体的には、光受信機33側での誤り訂正処理の選択結果に関する情報に基づいて、送信側フレーム処理部34にて行なう符号化処理方式について制御する。
また、光受信機33は、光受信器37,受信側フレーム処理部38および受信機制御部39をそなえている。光受信器37は、前述の図2に示すもの(符号5a参照)と基本的に同様である。尚、第3実施形態のフレーム処理装置(図2の符号5b参照)は、受信機制御部39および受信側フレーム処理部38をそなえている。
ここで、受信側フレーム処理部38は、前述の第1,第2実施形態の場合と同様に、光受信器37で受信された受信電気信号について、フレーム同期処理とともに、複数の方式のうちで指定された方式(誤り処理モード)による誤り処理等のフレーム内処理を含む受信側フレーム処理を行なう。第3実施形態においても、指定可能な誤り処理モードには、誤り訂正処理自体を省略する処理モードを含めることができる。
受信機制御部39は、受信側フレーム処理部38における誤り処理により検出又は誤り訂正された誤り数に関する情報を受け、受信側フレーム処理部38での誤り処理の方式の指定を制御する。具体的には、受信側フレーム処理部38をなす各誤り処理モードで誤り処理を行なう回路(後述する図10,図12における符号38c−i,38i,38n参照)の全部又は一部についての動作を制御(例えばイネーブル/ディセーブル制御)する。
さらには、受信機制御部39においては、制御信号伝達経路43を介して制御信号を送信機制御部36に伝達する。この制御信号には、上述のごとく制御される誤り処理の方式に関する情報が含まれる。換言すれば、光受信機33で行なう誤り処理の方式に関する情報は、受信機制御部39から制御信号伝達経路43を介し送信機制御部36に対して伝達されるようになっている。
上述のごとき光伝送システム30においては、光送信機31をなす送信側フレーム処理部34において符号化処理が行なわれ、光送信器35から光信号が光伝送路32を介して光受信機33に伝送される。そして、光受信機33の受信機制御部39では、受信側フレーム処理部38で検出又は訂正される誤り数に基づき(即ち誤り数から導出される誤り率に基づき)必要な誤り処理モードの指定の切り換え情報を、制御信号伝達経路43を介して送信機制御部36に伝達する。誤り処理モードの指定の切り換え情報を受けた送信機制御部36では、送信データストリームについての符号化処理を、該当の符号化方式に切り換える。光受信機33ではこのように光送信機31での符号化方式の切り換えを伝達するとともに自身で適用する誤り処理モードを切り換える。
図8は国際電気通信連合電気通信標準化部門(ITU−T)における勧告G.975.1 Appendixに記載された、符号化方式に応じた入力信号のSNRに対する出力BERを示す図である。ここで、Aは符号化なしとした場合、Bは符号化方式RS(255,239)とした場合、Cは符号化方式RS(2720,2550)とした場合である。
光送信機31における符号化方式(及び対応する誤り処理モード)の割り当て例としては、この図8に示すように、導出される誤り率に対応付けられる信号雑音比(SNR)の範囲に応じて、3種類の符号化方式を割り当てることができる。この図8に例示するように、導出される誤り率に対応付けられる信号雑音比が、最も良好な信号品質を示す第1範囲R1に収まる場合には、符号化処理をディセーブルとする方式を採用する。又、第1範囲R1に次いで信号品質が良好な第2範囲R2に収まる場合には、符号化方式「RS(255,239)」を採用する。更に、第2範囲R2に次いで良好な第3範囲R3に収まる場合においては、符号化方式「RS(2720,2550)」を採用する。
図9および図10はそれぞれ、光送信機31の送信側フレーム処理部34および光受信機33の受信側フレーム処理部38の一例である。図9に示す送信側フレーム処理部34は、分岐部34a,入力側バッファ34b−i(i:1〜N、Nは2以上の整数),符号化回路34c−i,出力側バッファ34d−i,スイッチ34e,動作源供給回路34f及び送信側フレーム処理制御部34gをそなえている。
図9に示す送信側フレーム処理部34において、分岐部34aは、入力される送信用データストリームについて複数(ここではN個)に分岐する。入力側バッファ34b−iは、分岐部34aで分岐された送信用データストリームの信号をそれぞれ導入して一旦保持する。更に、N個の符号化回路34c−iのそれぞれは、一つの入力側バッファ34b−iからの信号を入力されるとともに、入力された信号について、互いに異なる誤り訂正処理能力を有する誤り訂正処理方式に対応する符号化方式で符号化処理を行なう。符号化回路34c−iで符号化処理が行なわれた信号は、対応する出力側バッファ34d−iに出力される。
なお、符号化回路34c−iでの符号化方式の一つに、符号化処理自体を行なわない方式(符号化処理をディセーブルとする方式)を含めることが可能である。この符号化処理自体を行なわない方式は誤り訂正処理能力が最も低い誤り訂正処理方式に対応する符号化方式ととらえることができる。
また、出力側バッファ34d−iは、符号化回路34c−iからの信号について保持して、他の各符号化回路出力と出力タイミングを同じくしてスイッチ34eに出力される。換言すれば、各出力側バッファ34d−iでの信号保持時間は、他の各符号化回路出力と実質的に同等のタイミングで出力されるように調整される。
スイッチ34eは、送信側フレーム処理制御部34gからの選択制御信号を受けて、N個の出力側バッファ34d−iからの信号のいずれか一の信号について出力する。更に、動作源供給回路34fについては、送信側フレーム処理制御部34gからの供給制御信号を受けて、各符号化回路34c−iに対して、電源又はクロック信号等の動作源を供給する。
送信側フレーム処理制御部34gは、送信機制御部36からの誤り訂正選択結果に関する情報を受け取る。そして、受け取った情報に基づいて、スイッチ34eにおける信号の選択出力を選択制御信号により制御するとともに、動作源供給回路34fから各符号化回路34c−iに対する動作源の供給を供給制御信号により制御する。
具体的には、動作源供給回路34fに対する制御により、受け取った誤り訂正選択結果に対応する符号化方式(符号化処理モード)にかかる符号化回路に対して動作源を供給する。一方、他の符号化回路に対しては動作源の供給を停止させる。更には、スイッチ34eに対する制御により、受け取った誤り訂正選択結果に対応する符号化方式にかかる信号を保持する出力側バッファ34d−iからの信号を選択出力させる。
また、図10に示す受信側フレーム処理部38は、フレーム内処理である誤り処理に着目したものであって、分岐部38a,入力側バッファ38b−i(i:1〜N、Nは2以上の整数),検出訂正回路38c−i,出力側バッファ38d−i,スイッチ38e,動作源供給回路38f及び受信側フレーム処理制御部38gをそなえている。
ここで、分岐部38aは、光受信器37から入力されてフレーム同期が施された信号を複数(N個)に分岐する。又、N個の入力側バッファ38b−iは、分岐部38aで分岐された信号をそれぞれ導入し一旦保持する。更に、N個の検出訂正回路38c−iは、N個の入力側バッファ38b−iからの信号が出力される経路にそれぞれ接続され、互いに異なる誤り訂正能力を有する誤り処理モードで誤り処理を行なう誤り処理回路である。
なお、検出訂正回路38c−iでの誤り処理モードの一つに、誤り検出は行なうが誤り訂正処理は省略する処理モードを含めることが可能である。この誤り訂正処理を省略する処理モードは誤り訂正処理能力が最も低い処理モードととらえることができる。
また、N個の出力側バッファ38d−iは、N個の検出訂正回路38c−iにおいて対応する誤り処理が行なわれた信号が出力される経路にそれぞれ接続され、対応する検出訂正回路38c−iからの信号を導入し一旦保持する。更に、スイッチ38eは、受信機制御部39からの誤り処理モードの指定についての切り換え制御を受けて、N個の出力側バッファ38d−iから出力される信号のいずれか1つを選択的に出力する。
動作源供給回路38fは、受信側フレーム処理制御部38gを介した受信機制御部39からの誤り処理モードの指定の切り換え制御を受けて、N個の検出訂正回路38c−iのいずれかに対してクロック信号又は電源等の回路動作源を供給する供給回路である。
受信側フレーム処理制御部38gは、受信機制御部39からの誤り訂正選択結果に関する情報を受け取る。そして、受け取った情報に基づいて、スイッチ38eにおける信号の選択出力を制御するとともに、動作源供給回路38fによる各検出訂正回路38c−iに対する動作源の供給を制御する。
具体的には、受信側フレーム処理制御部38gは次のような動作をさせるように動作源供給回路38fを制御する。即ち、動作源供給回路38fは、指定された誤り処理モードに該当する検出訂正回路38c−iへクロック信号等の動作源を供給するとともに、他の検出訂正回路38c−iに対しては動作源の供給を停止する。更には、受信側フレーム処理部38gは次のような動作をさせるようにスイッチ38eを制御する。即ち、スイッチ38eは、受信機制御部39から受け取った誤り訂正選択結果に対応する符号化方式にかかる信号を保持する出力側バッファ34d−iからの信号を選択出力する。
換言すれば、前述の受信機制御部39においては、受信側フレーム処理制御部38gおよび動作源供給回路38fを介して、検出訂正回路38c−iの動作を制御することにより、誤り処理モードの指定の切り換え制御を行なっている。又、受信側フレーム処理制御部38gを介してスイッチ38eの切り換え制御を行なっている。
図9,図10に示す送受信側フレーム処理部34,38が適用された光伝送システム30においては、光送信機31をなす送信側フレーム処理部34の符号化回路34c−iのいずれかにおいて符号化処理が行なわれ、光送信器35から光信号が光伝送路32を介して光受信機33に伝送される。そして、光受信機33の受信機制御部39では、送信側で行なわれた符号化処理に対応した検出訂正回路38c−iで検出又は訂正される誤り数に基づき、必要な誤り処理モードの指定の切り換え情報を、制御信号伝達経路43を介して送信機制御部36に伝達する。誤り処理モードの指定の切り換え情報を受けた送信機制御部36では、送信側フレーム処理制御部34g及び動作源供給回路34fを介して動作させる符号化回路34c−iを切り換える。光受信機33ではこのように光送信機31での符号化方式の切り換えを伝達するとともに自身で適用する検出訂正回路38c−iを切り換えることで、誤り処理モードを切り換える。
たとえば、光受信機33で受信する信号における良好な誤り率に対応して誤り処理モードをより低いものに切り換える。符号化回路34c−iおよび対応する検出訂正回路38c−iでの処理負荷は、その誤り訂正能力が高いものほど重くなる傾向がある。従って、送信側フレーム処理部34における符号化処理とともに受信側フレーム処理部38における誤り処理にかかる処理負荷を軽減させることができ、電力消費を抑制させることが可能になる。
または、受信機制御部39において、受けた誤り数から導出される誤り率の時間的変動を監視し、誤り率が増加傾向にあり誤り先行して訂正方式を変更する必要がある場合には、送信機制御部36へ符号化方式の切り換え指示を伝達する。受信機制御部39においては、送信機制御部36への符号化方式の切り換え指示を伝達後、自身の検出訂正回路38c−iおよびスイッチ38eの切り換えについては適切なタイミングで切り換える。即ち、切り換え前後の符号化処理が行なわれたフレーム信号が、対応する検出訂正回路38c−iで誤り処理を行なわれスイッチ38eから出力されるようにする。
なお、前述の送信側フレーム処理部34の入力側バッファ34b−iにおける信号保持時間については、接続される符号化回路34c−iでの符号化方式による誤り訂正能力が高いものとなるほどに長時間の信号保持時間を有するように調整される。これにより、比較的低い誤り訂正能力に対応した符号化方式から、比較的高い誤り訂正能力に対応する符号化方式に変更する場合においても、フレーム信号の瞬断なく、要求される信号品質を保つ受信フレーム処理を可能にする。
具体例として、受信機制御部39からの制御信号に基づいて、符号化方式として符号化回路34c−p(p:1〜Nのいずれか)からより誤り訂正能力の高い方式に対応する符号化回路34c−q(q:1〜Nでpではない値)に切り換える場合を想定する。
このとき、入力側バッファ34b−p,34b−qには、切り換え前後の符号化処理のための信号をそれぞれ実質的に同等のタイミングで導入されるが、入力側バッファ34b−qの保持時間の設定については次のように入力側バッファ34b−pよりも長くする。即ち、入力側バッファ34b−qの信号保持時間は、少なくとも、入力側バッファ34b−pに信号が導入されてから、上述したような光受信機33からの誤り処理モードの切り換えのためのフィードバックが及ぶまでの時間である。
入力側バッファ34b−qにおいては、上述の信号保持時間は分岐部34aから導入される信号を保持することで、光受信機33における信号受信の際に要求される受信信号品質を満たさないと判断されたフレーム信号について、光送信機31において変更された符号化方式により再送できる。これにより、連続して受信側フレーム処理部38に入力されるフレーム信号について、間断なく受信信号品質を保持してフレーム処理を行なうことができるようになる。
なお、前述の第2実施形態におけるフレーム処理部22(図5参照)は、上述の図10に示す受信側フレーム処理部38の一態様ととらえることもできる。即ち、図5に示す第1、第2誤り処理部22c,22dは、ともに、受信側フレーム処理制御部38,動作源供給回路38fおよび対応する検出訂正回路38c−iが協働した機能部に相当する。又、第1バッファ22b,第2バッファ22eはそれぞれ入力側および出力側バッファ38b−i,38d−iに相当する。そして、バッファが介装されていない分岐部22aおよび第2誤り処理部22dの間には、遅延時間が最少(0)の入力側バッファ38b−iが存在するととらえることができる。同様に、第1誤り処理部22cおよびスイッチ22fの間には、遅延時間が最少(0)の出力側バッファ38d−iが存在するととらえることができるのである。
図11および図12はそれぞれ、光送信機31の送信側フレーム処理部34および光受信機33の受信側フレーム処理部38の他の例である。図11に示す送信側フレーム処理部34は、第2符号化回路34h,分岐部34i,インタリーブ回路34j,第1符号化回路34k,バッファ34m,スイッチ34n,動作源供給回路34p及び送信側フレーム処理制御部34qをそなえている。
第2符号化回路34hは、入力される送信データストリームについて、第2の誤り訂正符号に基づく誤り符号化処理を行なう。又、分岐部34iは、第2符号化回路34hからの信号について2分岐する。更に、インタリーブ回路34jは、分岐部34iで2分岐された一方の信号についてインタリーブ処理(送信側インタリーブ処理)を行なう。第1符号化回路34kは、インタリーブ回路34jからの出力について第1の誤り訂正符号に基づく符号化処理を行ない、符号化処理結果をスイッチ34nに出力する。
バッファ34mは、分岐部34iで2分岐された他方の信号について遅延させて、上述の第1符号化回路34kからの出力タイミングと同等のタイミングでスイッチ34nに出力する。スイッチ34nは、選択制御信号を受けて、上述の第1符号化回路34kからの出力か又はバッファ34mからの出力のいずれか一方を選択的に出力する。
また、送信側フレーム処理制御部34qは、受信機制御部39及び制御信号伝達経路43を経由した送信機制御部36からの誤り処理モードの指定制御を受けて、後述の動作源供給回路34pを通じてインタフリーブ回路34j及び第1符号化回路34kの動作を制御するとともに、スイッチ34nの切り換えを上述の選択制御信号により制御する。
動作源供給回路34pは、送信側フレーム処理制御部34qからの制御を受けて、インタフリーブ回路34j及び第1符号化回路34kに対するクロック信号又は電源等の動作源の供給をオンオフ制御する。
たとえば、送信側フレーム処理部34において、第1および第2の誤り訂正符号の双方を用いて符号化処理を行なう場合には、インタリーブ回路34j及び第2符号化回路34kに対するクロック信号等の動作源の供給をオン制御する。この場合には、スイッチ34nでは、送信側フレーム処理制御部34qからの選択制御信号により、第1符号化回路34kからの信号が出力される。
一方、送信側フレーム処理部34において、第1の誤り訂正符号を用いず第2の誤り訂正符号を用いて符号化処理を行なう場合には、インタリーブ回路34j及び第2符号化回路34kに対するクロック信号等の動作源の供給をオフ制御する。この場合には、スイッチ34nでは、送信側フレーム処理制御部34qからの選択制御信号により、バッファ34mからの信号が出力される。
また、図12に示す受信側フレーム処理部38は、フレーム同期処理やフレーム内処理を行なう。この受信側フレーム処理部38は、フレーム内処理である誤り処理に着目したものであり、上述の図11に示す送信側フレーム処理部34においての送信側フレーム処理に対応する受信側フレーム処理を行なう。このため、受信側フレーム処理部38は、分岐部38h,第1検出訂正回路38i,インタリーブ回路38j,バッファ38k,スイッチ38m,第2検出訂正回路38n,動作源供給回路38p及び受信側フレーム処理制御部38qをそなえている。
分岐部38hは、当該受信側フレーム処理部38でフレーム同期処理がなされた入力信号を2つに分岐する。又、第1検出訂正回路38iは、分岐部38hで分岐された一方の信号について、第1符号化回路34kでの符号化に用いた第1の誤り訂正符号に基づく誤り処理を行なう第1誤り処理回路の一例である。
さらに、インタリーブ回路38jは、第1検出訂正回路38iからの出力についてインタリーブ処理(受信側インタリーブ処理)を行ない、送信側のインタリーブ回路34jで送信側インタリーブ処理のなされた信号を元に戻し、スイッチ38mに出力する。インタリーブ回路38iでのインタリーブ処理はインタリーブ回路34jでのインタリーブ処理に対するデインタリーブ処理ととらえることもできる。
さらに、バッファ38kは、分岐部38hで分岐された他方の信号経路に接続されて、分岐部38hからの他方の信号を遅延させて、インタリーブ回路38jからの出力と同等の出力タイミングでスイッチ38mに出力する。スイッチ38mは、受信機制御部39(図7参照)から受信側フレーム処理制御部38qを介した誤り処理モードの指定の切り換え制御を受けて、インタリーブ回路38jからの出力とバッファ38kからの出力とのいずれか一方を選択的に出力する。
また、第2検出訂正回路38nは、スイッチ38mからの出力について、第2符号化回路34hでの符号化に用いた第2の誤り訂正符号に基づく誤り処理を行なう第2誤り処理回路の一例である。
また、受信側フレーム処理制御部38qは、受信機制御部39からの誤り処理モードの指定制御に応じた切り換え動作を担う。即ち、受信側フレーム処理制御部38qは、受信機制御部39からの指定制御を受けて、動作源供給回路38pを通じて第1検出訂正回路38i及びインタフリーブ回路38jの動作を制御し、又、スイッチ38mの切り換えを選択制御信号により制御する。
動作源供給回路(供給回路)38pは、受信側フレーム処理制御部38qを介した受信機制御部39からの誤り処理モードの指定の切り換え制御を受けて、第1誤り処理回路38iおよび第2誤り処理回路38nの双方又はいずれか一方に対する動作源の供給を制御する。具体的には、上述の受信側フレーム処理制御部38qからの制御を受けて、第1検出訂正回路38iおよびインタリーブ回路38jに対するクロック信号等の動作源の供給、そして、第2検出訂正回路38nに対する動作源の供給をオンオフ制御することもできる。
すなわち、受信機制御部39は、第1,第2誤り処理回路38i,38nのオンオフの組み合わせを通じて、誤り訂正能力の異なる複数種類(この場合には双方の誤り訂正処理を省略する処理モードを含めて4種類)の誤り処理モードを指定することができる。
このように、第3実施形態においても、システム運用中において、受信信号の誤り率(信号品質)に応じて誤り処理モードを切り換えることができ、要求を満たす受信信号品質を確保しつつ、電力資源の利用につき効率化を図ることが可能になる。
上述したビット誤りの数に関連するモニタ結果としては、例えば、(1)ビット誤りの数,(2)ビット誤り率、(3) 符号誤り率、(3)Q値(伝送誤り率から算出する、あるいはQモニタを用いて受信光のQ値を測定することを含む)、(4)単位時間当たりの平均ビット誤り数、(5)単位時間当たりの平均ビット誤り率、(6)単位時間当たりの平均符号誤り率などを用いることができる。
上述した関連するモニタ結果は前述以外についても考えられ、それらについても趣旨を逸脱しない限り上記(1)乃至(6)に含まれる。
〔D〕第4実施形態の説明
図13は第4実施形態における光受信装置(光受信機)40を示す図である。この図13に示す光受信機40においても、例えば図2に示すような光伝送システム1における光送受信装置8A,8Bをなす光受信機5に適用できる。光受信機40は、光受信器11,フレーム処理部12,制御部13,光カプラ41およびQモニタ42をそなえる。
光カプラ41は入力される光信号を2分岐し一方を光受信器11に他方をQモニタ42に出力する光分岐部の一例である。
光受信器11は光カプラ41から入力される光信号を受信し電気信号として出力する。又、フレーム処理部12は光受信器11からの受信信号(入力信号)についてフレーム処理を行なう。そして、制御部13は、フレーム処理部12でのフレーム処理の際の誤り処理モードを指定する。尚、光受信器11およびフレーム処理部12としては例えば第1実施形態におけるものと同様のものを用いることができる。
Qモニタ42は、フレーム処理部12に入力される入力信号についての信号品質に関連する指標値をモニタする信号品質指標値モニタの一例である。即ち、Qモニタ42は、光カプラ41から入力される光信号についてQ値を信号品質指標値としてモニタし、モニタ結果について制御部13に出力する。尚、Qモニタ42としては、一例として、特許第3574578号公報(特に段落0045,0069−0077および関連する図)に記載されたものを用いることができる。
これにより、制御部13においては、ビット誤りに関連するモニタ結果として、Qモニタ42からのQ値を受けて、受けたQ値に基づいて、第1実施形態の場合に倣い、誤り処理モードの指定の切り替えを制御する。この場合には、制御部13では、受けたQ値についての閾値判定により、良好な信号品質である基準を満たす場合には誤り訂正処理をディセーブルとする処理モードにフレーム処理部12を制御する一方、上記基準を満たさない場合には誤り訂正処理をイネーブルとする処理モードにフレーム処理部12を制御する。尚、Q値に基づく誤り処理モードの切り換えの態様としては、前述の各実施形態での態様に即して種々変形することが可能である。
このように、第4実施形態においては、システム運用中において、フレーム処理部12に入力される入力信号のQ値(信号品質)に応じて誤り処理モードを切り換えることができ、要求を満たす受信信号品質を確保しつつ、電力資源の利用につき効率化を図ることが可能になる。
〔E〕付記
(付記1)
指定された誤り処理モードで入力信号のフレーム処理を行なうフレーム処理部と、
前記入力信号の信号品質に関連するモニタ結果を受け、前記受けたモニタ結果に基づいて、該フレーム処理部での前記誤り処理モードの指定を切り換え制御する制御部と、をそなえたことを特徴とする、フレーム処理装置。
(付記2)
該フレーム処理部は、誤り訂正能力の異なる複数の誤り処理モードのいずれかが指定されて、前記入力信号についてのフレーム処理を行なう一方、
該制御部は、該フレーム処理部での前記フレーム処理の際に検出又は訂正されるビット誤りの数に関連するモニタ結果を、前記信号品質に関連するモニタ結果として該フレーム処理部から受け、前記受けたモニタ結果に基づいて、前記誤り処理モードの指定を切り換え制御することを特徴とする、付記1記載のフレーム処理装置。
(付記3)
該制御部は、前記誤り処理モードの指定を、前記複数の誤り処理モードのうちの前記ビット誤りの数に関連するモニタ結果から導かれる誤り発生率の大きさに対応する誤り訂正能力を有する誤り処理モードに、切り換え制御することを特徴とする、付記2記載のフレーム処理装置。
(付記4)
該フレーム処理部において指定される対象の複数の誤り処理モードの1つには、誤り訂正処理をディセーブルとするモードを含むことを特徴とする、付記2記載のフレーム処理装置。
(付記5)
該フレーム処理部は、前記指定された誤り処理モードにおいて誤り訂正処理を行なう場合においては、当該誤り訂正処理が行なわれる際に検出され又は訂正されるビット誤りの数を該制御部に出力する一方、前記指定された誤り処理モードでは誤り訂正処理をディセーブルとする場合には、前記ビット誤りの数を検出して該制御部に出力することを特徴とする、付記4記載のフレーム処理装置。
(付記6)
該フレーム処理部は、
前記入力信号を2つに分岐する分岐部と、
該分岐部で分岐された一方の信号について前記ビット誤りを検出する誤り検出回路と、
該分岐部で分岐された他方の信号について前記ビット誤りの検出とともに誤り訂正処理を行なう誤り訂正回路と、
該誤り検出部で前記ビット誤りが検出された信号と、該誤り訂正部で前記誤り訂正処理が行なわれた信号と、のいずれか一方を選択的に出力するスイッチと、をそなえ、
該制御部は、該誤り検出回路での検出,該誤 り訂正回路での検出または該誤 り訂正回路での誤り訂正処理によるビット誤りの数に関連するモニタ結果に基づき、該誤り検出回路および該誤り訂正回路のうちのいずれか一方をイネーブルとする制御を行なう一方、他方をディセーブルとする制御を行ない、かつ、該スイッチで出力する信号を前記イネーブルと制御された側からの信号とする切り換え制御を行なうことを特徴とする、付記4記載のフレーム処理装置。
(付記7)
該分岐部と該誤り訂正回路との間に第1バッファが介装されるとともに、該誤り検出回路と該スイッチとの間に第2バッファが介装されたことを特徴とする、付記6記載の誤り訂正検出装置。
(付記8)
該フレーム処理部は、
前記入力信号を複数に分岐する分岐部と、
該分岐部で分岐された信号をそれぞれ導入する複数の入力側バッファと、
該複数の入力側バッファからの信号が出力される経路にそれぞれ接続され、互いに異なる誤り訂正能力を有する誤り処理モードで誤り処理を行なう複数の誤り処理回路と、
該複数の誤り処理回路において対応する誤り処理が行なわれた信号が出力される経路にそれぞれ接続された複数の出力側バッファと、
該制御部からの前記誤り処理モードの指定についての切り換え制御を受けて、該複数の出力側バッファから出力される信号のいずれか1つを選択的に出力するスイッチと、をそなえたことを特徴とする、付記2記載のフレーム処理装置。
(付記9)
該フレーム処理部は、更に、
該制御部からの前記誤り処理モードの指定についての切り換え制御を受けて、該複数の誤り処理回路のいずれかに対して動作源を供給する供給回路をそなえたことを特徴とする、付記8記載のフレーム処理装置。
(付記10)
該入力側バッファは、接続される該誤り処理回路の誤り訂正能力が高いほど長い信号保持時間を有する一方、
該出力側バッファは、前記指定の切り換え前後において該スイッチに出力される信号を互いにフレーム同期させることを特徴とする、付記8記載のフレーム処理装置。
(付記11)
該フレーム処理部は、
前記入力信号を2つに分岐する分岐部と、
該分岐部で分岐された一方の信号について、第1の誤り訂正符号に基づく誤り処理を行なう第1誤り処理回路と、
該第1誤り処理回路からの出力についてインタリーブ処理を行なうインタリーブ回路と、
該分岐部で分岐された他方の信号経路に接続されたバッファと、
該制御部からの前記誤り処理モードの指定の切り換え制御を受けて、該インタリーブ回路からの出力と該バッファからの出力のいずれか一方を選択的に出力するスイッチと、
該スイッチからの出力について、第2の誤り訂正符号に基づく誤り処理を行なう第2誤り処理回路と、
該制御部からの前記誤り処理モードの指定の切り換え制御を受けて、該第1誤り処理回路および該第2誤り訂正処理回路の双方又はいずれか一方に対する動作源の供給を制御する供給回路をそなえたことを特徴とする、付記2記載のフレーム処理装置。
(付記12)
該フレーム処理部に入力される入力信号についての信号品質に関連する指標値をモニタする信号品質指標値モニタをそなえ、
該制御部は、該信号品質指標値モニタでのモニタ結果を、前記入力信号についてのビット誤りの数に関連するモニタ結果として受け、前記受けたモニタ結果に基づいて、該フレーム処理部での前記誤り処理モードの指定を切り換え制御することを特徴とする、付記1記載のフレーム処理装置。
(付記13)
入力される光信号を受信し電気信号として出力する光受信部と、
該光受信部からの入力信号について、指定された誤り処理モードでフレーム処理を行なうフレーム処理部と、
前記入力信号の信号品質に関連するモニタ結果を受け、該受けたモニタ結果に基づいて、該フレーム処理部での前記誤り処理モードの指定を切り換え制御する制御部と、をそなえたことを特徴とする、光受信装置。
(付記14)
光信号を送信する光送信機と、
光信号を受信する光受信機と、をそなえ、
該光受信機は、
入力される光信号を受信し電気信号として出力する光受信部と、
該光受信部からの入力信号について、指定された誤り処理モードでフレーム処理を行なうフレーム処理部と、
前記入力信号の信号品質に関連するモニタ結果を受け、該受けたモニタ結果に基づいて、該フレーム処理部での前記誤り処理モードの指定を切り換え制御する制御部と、をそなえたことを特徴とする、光送受信装置。
(付記15)
入来するデータトラフィックについて指定された送信側誤り処理モードで送信側フレーム処理を行なう送信側フレーム処理部、および、該送信側フレーム処理部からの出力信号を光信号に変換して送信する光送信部をそなえた光送信機と、
該光送信部から送信された光信号を受信する光受信機と、をそなえ、
該光受信機は、
入力される光信号を受信し電気信号として出力する光受信部と、
該光受信部からの入力信号について、指定された受信側誤り処理モードで受信側フレーム処理を行なう受信側フレーム処理部と、
前記入力信号の信号品質に関連するモニタ結果を受け、該受けたモニタ結果に基づいて、該受信側フレーム処理部での前記受信側誤り処理モードの指定を切り換え制御するとともに、前記受信側誤り処理モードの指定に関する制御情報を該光送信機に出力する受信制御部と、をそなえ
該光送信機は、該受信制御部からの前記制御情報に基づいて、該送信側フレーム処理部における前記送信側フレーム処理の際の送信側誤り処理モードについて、前記指定を切り換え制御する送信制御部をそなえたことを特徴とする、光伝送システム。
(付記16)
入力信号の誤り処理を含むフレーム処理を行なうフレーム処理の制御方法であって、
前記入力信号の信号品質に関連するモニタ結果を受け、
前記受けたビット誤りの数に関連するモニタ結果に基づいて、前記誤り処理における誤り訂正処理の動作モードを切り換え制御することを特徴とする、フレーム処理制御方法。
1 光伝送システム
2a 伝送路ファイバ
2b 光中継増幅器
3 光伝送装置
4 光送信機
4a 送信側フレーム処理装置
4b 光送信器
5 光受信機
5a 光受信器
5b 受信側フレーム処理装置
6 波長多重器
7 波長分離器
8A,8B 光送受信装置
10,20,40 光受信装置
11 光受信器
12 フレーム処理部
13 制御部
22 フレーム処理部
22a 分岐部
22b 第1バッファ
22c 第1誤り処理部
22d 第2誤り処理部
22e 第2バッファ
22f スイッチ
30 光伝送システム
31 光送信機
32 光伝送路
33 光受信機
34 送信側フレーム処理部
34a 分岐部
34b−i 入力側バッファ
34c−i 符号化回路
34d−i 出力側バッファ
34e スイッチ
34f 動作源供給回路
34g 送信側フレーム処理制御部
34h 第2符号化回路
34i 分岐部
34j インタリーブ回路
34k 第1符号化回路
34m バッファ
34n スイッチ
34p 動作源供給回路
34q 送信側フレーム処理制御部
35 光送信器
36 送信機制御部
37 光受信器
38 受信側フレーム処理部
38a 分岐部
38b−i 入力側バッファ
38c−i 検出訂正回路
38d−i 出力側バッファ
38e スイッチ
38f 動作源供給回路
38g 受信側フレーム処理制御部
38h 分岐部
38i 第1検出訂正回路
38j インタリーブ回路
38k バッファ
38m スイッチ
38n 第2検出訂正回路
38p 動作源供給回路
38q 受信側フレーム処理制御部
39 受信機制御部
41 光カプラ
42 Qモニタ
43 制御信号伝達経路

Claims (8)

  1. 指定された誤り処理モードで入力信号のフレーム処理を行なうフレーム処理部と、
    前記入力信号の信号品質に関連するモニタ結果を受け、前記受けたモニタ結果に基づいて、該フレーム処理部での前記誤り処理モードの指定を切り換え制御する制御部と、をそなえ、
    該フレーム処理部は、
    第1の誤り符号に基づく誤り処理を行なう第1誤り処理回路と、
    該第1誤り処理回路からの出力について、第2の誤り符号に基づく誤り処理を行なう第2誤り処理回路と、をそなえたことを特徴とする、フレーム処理装置。
  2. 該フレーム処理部は、該制御部からの前記誤り処理モードの指定の切り換え制御を受けて、該第1誤り処理回路および該第2誤り処理回路の双方又はいずれか一方に対する動作源の供給を制御する供給回路をそなえたことを特徴とする、請求項1記載のフレーム処理装置。
  3. 該フレーム処理部は、該第1誤り処理回路からの出力についてインタリーブ処理を行なうインタリーブ回路をそなえ、
    該第2誤り処理回路は、該インタリーブ回路からの出力について、該第2の誤り符号に基づく誤り処理を行なうことを特徴とする、請求項1又は2記載のフレーム処理装置。
  4. 該フレーム処理部は、前記入力信号を2つに分岐する分岐部をそなえ、
    該第1誤り処理回路は、該分岐部で分岐された一方の信号について、該第1の誤り符号に基づく誤り処理を行ない、
    該フレーム処理部は、
    該分岐部で分岐された他方の信号経路に接続されたバッファと、
    該制御部からの前記誤り処理モードの指定の切り換え制御を受けて、該インタリーブ回路からの出力と該バッファからの出力のいずれか一方を選択的に出力するスイッチと、
    をそなえ、
    該第2誤り処理回路は、該スイッチからの出力について、該第2の誤り符号に基づく誤り処理を行なうことを特徴とする、請求項3記載のフレーム処理装置。
  5. 入力される光信号を受信し電気信号として出力する光受信部と、
    該光受信部からの入力信号について、指定された誤り処理モードでフレーム処理を行なうフレーム処理部と、
    前記入力信号の信号品質に関連するモニタ結果を受け、該受けたモニタ結果に基づいて、該フレーム処理部での前記誤り処理モードの指定を切り換え制御する制御部と、をそなえ、
    該フレーム処理部は、
    第1の誤り符号に基づく誤り処理を行なう第1誤り処理回路と、
    該第1誤り処理回路からの出力について、第2の誤り符号に基づく誤り処理を行なう第2誤り処理回路と、をそなえたことを特徴とする、光受信装置。
  6. 光信号を送信する光送信機と、
    光信号を受信する光受信機と、をそなえ、
    該光受信機は、
    入力される光信号を受信し電気信号として出力する光受信部と、
    該光受信部からの入力信号について、指定された誤り処理モードでフレーム処理を行なうフレーム処理部と、
    前記入力信号の信号品質に関連するモニタ結果を受け、該受けたモニタ結果に基づいて、該フレーム処理部での前記誤り処理モードの指定を切り換え制御する制御部と、をそなえ、
    該フレーム処理部は、
    第1の誤り符号に基づく誤り処理を行なう第1誤り処理回路と、
    該第1誤り処理回路からの出力について、第2の誤り符号に基づく誤り処理を行なう第2誤り処理回路と、をそなえたことを特徴とする、光送受信装置。
  7. 入来するデータトラフィックについて指定された送信側誤り処理モードで送信側フレーム処理を行なう送信側フレーム処理部、および、該送信側フレーム処理部からの出力信号を光信号に変換して送信する光送信部をそなえた光送信機と、
    該光送信部から送信された光信号を受信する光受信機と、をそなえ、
    該光受信機は、
    入力される光信号を受信し電気信号として出力する光受信部と、
    該光受信部からの入力信号について、指定された受信側誤り処理モードで受信側フレーム処理を行なう受信側フレーム処理部と、
    前記入力信号の信号品質に関連するモニタ結果を受け、該受けたモニタ結果に基づいて、該受信側フレーム処理部での前記受信側誤り処理モードの指定を切り換え制御するとともに、前記受信側誤り処理モードの指定に関する制御情報を該光送信機に出力する受信制御部と、をそなえ、
    該受信側フレーム処理部は、
    第1の誤り符号に基づく誤り処理を行なう第1誤り処理回路と、
    該第1誤り処理回路からの出力について、第2の誤り符号に基づく誤り処理を行なう第2誤り処理回路と、をそなえ、
    該光送信機は、該受信制御部からの前記制御情報に基づいて、該送信側フレーム処理部における前記送信側フレーム処理の際の送信側誤り処理モードについて、前記指定を切り換え制御する送信制御部をそなえたことを特徴とする、光伝送システム。
  8. 入力信号の誤り処理を含むフレーム処理を行なうフレーム処理の制御方法であって、
    前記入力信号の信号品質に関連するモニタ結果を受け、
    前記受けたビット誤りの数に関連するモニタ結果に基づいて、前記誤り処理における誤り処理の動作モードを切り換え制御し、
    該切り換え制御は、第1の誤り符号に基づく誤り処理を行なう第1誤り処理回路と、該第1誤り処理回路からの出力について、第2の誤り符号に基づく誤り処理を行なう第2誤り処理回路と、の双方又はいずれか一方に対する動作源の供給を制御することにより行なわれることを特徴とする、制御方法。
JP2013198102A 2013-09-25 2013-09-25 フレーム処理装置,光受信装置,光送受信装置,光伝送システムおよび制御方法 Pending JP2014017860A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013198102A JP2014017860A (ja) 2013-09-25 2013-09-25 フレーム処理装置,光受信装置,光送受信装置,光伝送システムおよび制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013198102A JP2014017860A (ja) 2013-09-25 2013-09-25 フレーム処理装置,光受信装置,光送受信装置,光伝送システムおよび制御方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008198540A Division JP5417759B2 (ja) 2008-07-31 2008-07-31 フレーム処理装置,光受信装置,光送受信装置,光伝送システムおよび制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014017860A true JP2014017860A (ja) 2014-01-30

Family

ID=50112100

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013198102A Pending JP2014017860A (ja) 2013-09-25 2013-09-25 フレーム処理装置,光受信装置,光送受信装置,光伝送システムおよび制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014017860A (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63248224A (ja) * 1987-04-03 1988-10-14 Nec Corp デ−タ処理装置
JPH0923212A (ja) * 1995-07-07 1997-01-21 Hitachi Ltd ディジタル移動無線データ伝送装置および伝送システム
JPH1117556A (ja) * 1997-06-27 1999-01-22 Sony Corp ディジタル信号処理装置および方法
JP2001024522A (ja) * 1999-07-12 2001-01-26 Hitachi Ltd エラー訂正符号装置、エラー訂正符号復号装置および伝送装置
JP2001028548A (ja) * 1999-05-28 2001-01-30 Canon Inc 誤り訂正符号化装置及び方法、誤り訂正復号装置及び方法、情報処理装置、無線通信装置、並びに記憶媒体
JP2001358597A (ja) * 2000-06-09 2001-12-26 Hitachi Ltd エラー訂正符号の構成方法、復号方法、伝送装置、ネットワーク
JP2007013260A (ja) * 2005-06-28 2007-01-18 Seiko Epson Corp 誤り訂正回路

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63248224A (ja) * 1987-04-03 1988-10-14 Nec Corp デ−タ処理装置
JPH0923212A (ja) * 1995-07-07 1997-01-21 Hitachi Ltd ディジタル移動無線データ伝送装置および伝送システム
JPH1117556A (ja) * 1997-06-27 1999-01-22 Sony Corp ディジタル信号処理装置および方法
JP2001028548A (ja) * 1999-05-28 2001-01-30 Canon Inc 誤り訂正符号化装置及び方法、誤り訂正復号装置及び方法、情報処理装置、無線通信装置、並びに記憶媒体
JP2001024522A (ja) * 1999-07-12 2001-01-26 Hitachi Ltd エラー訂正符号装置、エラー訂正符号復号装置および伝送装置
JP2001358597A (ja) * 2000-06-09 2001-12-26 Hitachi Ltd エラー訂正符号の構成方法、復号方法、伝送装置、ネットワーク
JP2007013260A (ja) * 2005-06-28 2007-01-18 Seiko Epson Corp 誤り訂正回路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5417759B2 (ja) フレーム処理装置,光受信装置,光送受信装置,光伝送システムおよび制御方法
US9537607B2 (en) Communications network using adaptable FEC
US8693864B2 (en) Optical network system, optical redundant switching apparatus, and WDM apparatus
US20150288458A1 (en) Digital coherent receiver and receiving method of optical signal
US9094045B2 (en) Transmission system and error correction control method
US20120087648A1 (en) Method and system for protection switching
JP5266546B2 (ja) デジタル伝送システム
US8655165B2 (en) Light transmission device, optical relay device, optical wavelength multiplexing transmission apparatus, and light transmission method
JP6387965B2 (ja) 伝送装置、伝送システム、伝送方法及びプログラムが記憶された記憶媒体
WO2009081449A1 (ja) 波長分割多重装置及び光信号の分散補償方法
JP5093111B2 (ja) 光伝送システム及び光伝送制御方法
US10063946B2 (en) Signal transmission device and signal transmission method
JP4648363B2 (ja) 光伝送装置および光伝送装置制御方法
US9960841B2 (en) Optical-transceiver control circuit, optical network system, and output control method of optical-transceiver
JP2014017860A (ja) フレーム処理装置,光受信装置,光送受信装置,光伝送システムおよび制御方法
EP1049272A2 (en) Signal quality monitoring system and method
EP2704364A1 (en) Optical communication method for transmitting an information signal
JP2013150339A (ja) デジタル伝送システム
JP4999759B2 (ja) 光パス切替え装置
JP2009232224A (ja) 光信号分割伝送システム、光送信機、光受信機及び光信号分割伝送方法
JP2006033213A (ja) 光伝送方法および光伝送システム
JP2010226669A (ja) 光信号伝送システム及び光信号伝送システム用光受信装置
JP6090876B2 (ja) 伝送装置、伝送システムおよび経路切替方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140610

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20141104