JP2014016977A - デジタルコンテンツを用いたコミュニケーションを支援するためのサーバ装置、家電機器を用いたコミュニケーションを支援するためのサーバ装置、当該サーバ装置を備えるシステム、デジタルコンテンツを用いたコミュニケーションを支援するための方法、および、コンピュータを当該サーバ装置として機能させるためのプログラム - Google Patents

デジタルコンテンツを用いたコミュニケーションを支援するためのサーバ装置、家電機器を用いたコミュニケーションを支援するためのサーバ装置、当該サーバ装置を備えるシステム、デジタルコンテンツを用いたコミュニケーションを支援するための方法、および、コンピュータを当該サーバ装置として機能させるためのプログラム Download PDF

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裕史 古川
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Abstract

【課題】コンテンツを介したコミュニケーションを支援するサーバ装置を提供する。
【解決手段】ウェブサーバ101は、第1携帯端末のユーザ(Aさん)によって利用可能なコンテンツの情報を含むメタ情報の送信要求を受信する受信部410と、記憶部420と、Aさんが属するユーザグループと同じユーザグループに含まれるユーザ(たとえば、BさんまたはCさん)を特定するユーザ特定部430と、各ユーザによるコンテンツの取得状態を特定する取得状態特定部440と、各ユーザによるコンテンツの利用状況に応じて当該コンテンツを介したコミュニケーション方法を決定するコミュニケーション方法決定部450と、取得状態または利用状況に応じた画面を携帯端末に表示させる表示データを生成する表示データ生成部460と、決定されたコミュニケーション方法が関係づけられた1以上のメタ情報を携帯端末に送信する送信部470とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、デジタルコンテンツを用いたコミュニケーションに関し、より特定的には、複数のユーザによるコミュニケーションの支援に関する。
書籍、映画その他のコンテンツに関し、不特定多数のユーザのレビュー(テキスト)を収集し、その情報を用いて、ユーザの趣味嗜好にあった書籍を推奨するサービスが知られている。
たとえば、特開2011−242939号公報(特許文献1)は、「書籍に関して読者から寄せられたコメント文を含む読書データが登録されたデータベースを、多様な検索条件に基づいて検索し、対象となる書籍とは独立に読書データそのものから情報を取得することを可能とする共有読書データ検索装置及び方法」を開示している([要約]参照)。
また、特開2009−223372号公報(特許文献2)は、「各商品などに対するレビューを形態素解析することで自動的にキーワードを複数抽出し、その出現頻度に応じて点数を付与する。そして、商品間で一致などするキーワードを特定し、そのキーワードに付された点数の合計値で両商品間の類似度を判断する機能を備えるリコメンド装置」を開示している([要約]の[解決手段]参照)。
特開2011−242939号公報 特開2009−223372号公報
電子書籍、映画その他のデジタルコンテンツを用いたコミュニケーションにおいて、複数のサービス項目が考えられる。当該コミュニケーションは、複数のサービス項目として、たとえば「おススメを読む」、「おススメをシェア」、「感想を読む」、「感想をシェア」等を含む。複数のサービス項目をコミュニケーションの方法として提供する場合、ユーザのコンテンツの利用の態様に応じて提供することが必要になる。
また、デジタルコンテンツを介した友人とのコミュニケーションに関し、たとえば電子書籍の場合、ユーザの友人関係、友人の読書情報またはレビューが反映された書籍リストが当該ユーザの使用する通信端末に表示できることが求められている。
本発明は、上述のような問題点を解決するためになされたものであって、ある局面の目的は、デジタルコンテンツを有する友人の利用状況や友人関係が考慮された、通信端末によるコミュニケーションを可能にするサーバ装置またはシステムを提供することである。
他の局面の目的は、デジタルコンテンツを有する友人の利用状況や友人関係が考慮された、通信端末によるコミュニケーションを可能にするための方法を提供することである。
他の局面の目的は、デジタルコンテンツを有する友人の利用状況や友人関係が考慮された、通信端末によるコミュニケーションを可能にするためのサーバ装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムを提供することである。
他の局面の目的は、家電機器を有する友人の利用状況や友人関係が考慮された、通信端末によるコミュニケーションを可能にするサーバ装置またはシステムを提供することである。
一実施の形態に従うと、デジタルコンテンツを用いたコミュニケーションを支援するためのサーバ装置が提供される。このサーバ装置は、第1の通信端末から、第1の通信端末の第1のユーザによって利用可能なコンテンツの情報を含むメタ情報の送信要求を受信するための受信手段と、第1の通信端末のユーザが属するユーザグループと同じユーザグループに含まれる第2のユーザを特定するためのユーザ特定手段と、第1のユーザおよび第2のユーザによるコンテンツの取得状態を特定するための取得状態特定手段と、第1のユーザおよび第2のユーザによるコンテンツの利用状況に応じて、第1のユーザと第2のユーザとによるコンテンツを介したコミュニケーション方法を決定するための決定手段と、決定されたコミュニケーション方法が関係づけられた1以上のメタ情報を第1の通信端末に送信するための送信手段とを備える。
好ましくは、メタ情報は、第1のユーザに所有されないコンテンツが第1のユーザの端末で操作された時に当該コンテンツを紹介するためのページ、または、当該コンテンツを販売するためのページを第1の通信端末に表示させるための位置特定情報を含む。
好ましくは、メタ情報は、第1のユーザに保有されているコンテンツが第1の通信端末で操作された時に第1の通信端末に保存されているコンテンツデータ、または、サーバ装置に接続されている記憶装置に格納されている当該コンテンツデータにアクセスするためのリンクを含む。
好ましくは、決定手段は、第1のユーザによるコンテンツの取得状態にさらに基づいて、コミュニケーション方法を決定する。
好ましくは、決定手段は、第2のユーザによるコンテンツの取得状態にさらに基づいて、第1のユーザと第2のユーザとの間のコミュニケーションの方法を決定する。
好ましくは、利用状況は、コンテンツに対するコメントの入力状態、または、コンテンツの閲覧の進捗を含む。
好ましくは、コミュニケーション方法は、複数のサービス項目を含み、各サービス項目の利用可能性は、コンテンツの取得状態または利用状況に応じて規定されている。決定手段は、取得状態または利用状況に応じて、第1のユーザが利用可能なサービス項目を決定する。
好ましくは、サーバ装置は、取得状態または利用状況に応じた画面を第1の通信端末に表示させる表示データを生成するための表示データ生成手段をさらに備える。表示データ生成手段は、第1のユーザのみに取得または利用されていること、第2のユーザのみによって取得または利用されていること、または、第1のユーザと第2のユーザとのいずれにも取得または利用されていることに応じて、各々異なる表示形態に対応する表示データを生成する。
好ましくは、第1のユーザと第2のユーザのいずれにも取得されたコンテンツ、または、第1のユーザと第2のユーザのいずれかの利用状況が進んでいるコンテンツは、他のコンテンツに比べて強調表示される。
好ましくは、コンテンツの第2のユーザの数が多くなるにつれて、当該コンテンツは、段階的に強調表示される。
好ましくは、第1のユーザが属するグループは、第2のユーザが属するグループにも拡張することができる。
好ましくは、メタ情報の送信要求は、第1のユーザによって利用可能な家電機器の情報をさらに含む。取得状態特定手段は、第1のユーザおよび第2のユーザによる家電機器の取得状態をさらに特定する。決定手段は、第1のユーザおよび第2のユーザによるコンテンツおよび家電機器の利用状況に応じて、第1のユーザと第2のユーザとによるコミュニケーション方法を決定する。
他の実施の形態に従うと、家電機器を用いたコミュニケーションを支援するためのサーバ装置が提供される。このサーバ装置は、第1の通信端末から、第1の通信端末の第1のユーザによって利用可能な家電機器の情報を含むメタ情報の送信要求を受信するための受信手段と、第1の通信端末のユーザが属するユーザグループと同じユーザグループに含まれる第2のユーザを特定するためのユーザ特定手段と、第1のユーザおよび第2のユーザによる家電機器の取得状態を特定するための取得状態特定手段と、第1のユーザおよび第2のユーザによる家電機器の利用状況に応じて、第1のユーザと第2のユーザとによる家電機器を介したコミュニケーション方法を決定するための決定手段と、決定されたコミュニケーション方法が関係づけられた1以上のメタ情報を第1の通信端末に送信するための送信手段とを備える。
他の実施の形態に従うと、上記のいずれかに記載のサーバ装置と、サーバ装置と通信可能な通信端末とを備えるシステムが提供される。
他の実施の形態に従うと、コンピュータを制御するための方法が提供される。この方法は、コンピュータのプロセッサが、第1の通信端末から、第1の通信端末の第1のユーザによって利用可能なコンテンツの情報を含むメタ情報の送信要求を受信するステップと、第1の通信端末のユーザが属するユーザグループと同じユーザグループに含まれる第2のユーザを特定するステップと、第1のユーザおよび第2のユーザによるコンテンツの取得状態を特定するステップと、第1のユーザおよび第2のユーザによるコンテンツの利用状況に応じて、第1のユーザと第2のユーザとによるコンテンツを介したコミュニケーション方法を決定するステップと、決定されたコミュニケーション方法が関係づけられた1以上のメタ情報を第1の通信端末に送信するステップとを含む。
さらに他の実施の形態に従うと、コンピュータを制御するためのプログラムが提供される。このプログラムは、コンピュータのプロセッサに、第1の通信端末から、第1の通信端末の第1のユーザによって利用可能なコンテンツの情報を含むメタ情報の送信要求を受信するステップと、第1の通信端末のユーザが属するユーザグループと同じユーザグループに含まれる第2のユーザを特定するステップと、第1のユーザおよび第2のユーザによるコンテンツの取得状態を特定するステップと、第1のユーザおよび第2のユーザによるコンテンツの利用状況に応じて、第1のユーザと第2のユーザとによるコンテンツを介したコミュニケーション方法を決定するステップと、決定されたコミュニケーション方法が関係づけられた1以上のメタ情報を第1の通信端末に送信するステップとを実行させる。
ある局面によると、デジタルコンテンツを有する友人の利用状況や友人関係が考慮されたコミュニケーションが通信端末間で可能になる。また、他の局面によると、家電機器を有する友人の利用状況や友人関係が考慮されたコミュニケーションが通信端末間で可能になる。
この発明の上記および他の目的、特徴、局面および利点は、添付の図面と関連して理解されるこの発明に関する次の詳細な説明から明らかとなるであろう。
システム10の構成を表わす図である。 コンピュータシステム200のハードウェア構成を表わすブロック図である。 携帯端末120のハードウェア構成を表わすブロック図である。 ウェブサーバ101が有する機能の構成を表わすブロック図である。 ウェブサーバ101のハードディスク5におけるデータの格納の一態様を概念的に表わす図である。 ユーザ購入履歴DBサーバとして機能するコンピュータシステム200が備えるハードディスク5におけるデータの格納の一態様を概念的に表わす図である。 友人リストDBサーバ104として機能するコンピュータシステム200が備えるハードディスク5におけるデータの格納の一態様を概念的に表わす図である。 コンテンツサーバ105,106として機能するコンピュータシステム200が備えるハードディスク5におけるデータの格納の一態様を概念的に表わす図である。 利用履歴DBサーバ103として機能するコンピュータシステム200が備えるハードディスク5におけるデータの格納の一態様を概念的に表わす図である。 第1携帯端末121が備えるディスプレイ35における画面の表示態様を表わす図である。 第2携帯端末122が有するディスプレイ35における画面の表示態様を表わす図である。 ウェブサーバ101が有するRAM4におけるデータ構造を概念的に表わす図である。 携帯端末120が実行する処理の一部を表わすフローチャートである。 ウェブサーバ101と友人リストDBサーバ104とユーザ購入履歴DBサーバ102と、利用履歴DBサーバ103とが実行する処理を表わすフローチャートである。 第1携帯端末121のディスプレイ35に示される画面を表わす図である。 第1携帯端末121のディスプレイ35が表示する画面を表わす図である。 ウェブサーバ101が備えるハードディスク5におけるデータの格納の一態様を表わす図である。 友人が追加された場合におけるハードディスク5におけるデータの格納の一態様を表わす図である。 ユーザ購入履歴DBサーバ102が備えるハードディスク5におけるデータの格納の一態様を表わす図である。 ユーザを追加する局面におけるウェブサーバ101が有する機能を表わすブロック図である。 携帯端末120が実行する処理の一部を表わすフローチャートである。 ウェブサーバ101と友人リストDBサーバ104とユーザ購入履歴DBサーバ102と、利用履歴DBサーバ103とが実行する処理を表わすフローチャートである。 友人Cが追加された場合にAさんの第1携帯端末121のディスプレイ35に表示される画面を表わす図である。 システム10Aの構成を表わす図である。 ウェブサーバ101のハードディスク5におけるデータの格納の一態様を概念的に表わす図である。 利用履歴DBサーバ103として機能するコンピュータシステム200が備えるハードディスク5におけるデータの格納の一態様を概念的に表わす図である。 ウェブサーバ101が有するRAM4におけるデータ構造を概念的に表わす図である。 第1携帯端末121のディスプレイ35に示される画面を表わす図である。 第1携帯端末121のディスプレイ35に示される画面を表わす図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の各実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<<実施の形態1>>
[システム構成]
図1を参照して、本実施の形態に係るシステム10について説明する。図1は、システム10の構成を表わす図である。システム10は、ウェブサーバ101と、ユーザ購入履歴DB(Database)サーバ102と、利用履歴DBサーバ103と、友人リストDBサーバ104と、コンテンツサーバ105,106と、第1携帯端末121と、第2携帯端末122と、第3携帯端末123とを備える。第1携帯端末121と第2携帯端末122と第3携帯端末123とは、総称するときは、携帯端末120という。携帯端末120は、たとえば、スマートフォン、タブレット型端末、ノートブック型PCその他の携帯可能な通信端末である。
ウェブサーバ101は、デジタルコンテンツを用いた携帯端末120のユーザのコミュニケーションを支援する。本実施の形態において、デジタルコンテンツ(単に「コンテンツ」ともいう)とは、たとえば、書籍、動画、音楽その他の情報であって携帯端末120において利用可能な電子データをいうが、当該コンテンツはこれらに限られない。たとえば、コンテンツは、他の局面において、ネットワークに接続可能な装置(たとえば、冷蔵庫、炊飯器、電子レンジ、その他の家電製品、テレビ等)に用いられる情報も含まれる。たとえば、冷蔵庫がネットワークに接続される場合には、コンテンツは、冷蔵庫に入っている食料品の名称、当該食料品の購入日、当該食料品が冷蔵庫から出された日、当該食料品の賞味期限等の電子データであってもよい。
電子レンジがネットワークに接続される場合には、電子レンジを用いた料理のレシピを表わす電子データがデジタルコンテンツとして用いられてもよい。
また、書籍の場合、電子書籍に加えて従来の紙の書籍も、本実施の形態に係るシステム10に適用され得る。この場合、たとえば、ユーザが購入した書籍の書誌情報(書籍名、著者名、出版社、あらすじ、出版日等)のデータがデジタルコンテンツとして用いられてもよい。ユーザが所謂オンライン書店で紙の書籍を購入した場合には、書誌情報は、たとえば、オンライン書店のホームページに掲載されるデータが用いられる。
音楽CD(Compact Disc)の場合、ユーザが購入したCDの情報(CDのタイトル、楽曲の名称、アーチストの名称、リリース年等)がデジタルコンテンツとして用いられてもよい。
動画に関し、DVD(Digital Versatile Disc)またはブルーレイディスクの場合、ユーザが購入したDVDまたはブルーレイディスクの情報(動画のタイトル、出演者、バックグランドミュージックの名称、アーチストの名称、配給者、リリース年等)がデジタルコンテンツとして用いられてもよい。
さらに、衣料の情報が、デジタルコンテンツとして用いられてもよい。たとえば、衣料の名称、種類(アウター、インナー、シャツ等)、購入日、購入店等の情報がデジタルコンテンツとして用いられてもよい。
さらに、他の局面において、上記の各デジタルコンテンツの組み合わせが、コンテンツリストに含まれる構成が用いられてもよい。
ウェブサーバ101は、コンテンツリスト111を含む。コンテンツリスト111は、携帯端末120の友人の書籍も反映した共有棚として用いられる。コンテンツリスト111は、たとえば、コンテンツ115,116,117を含む。
ユーザ購入履歴DBサーバ102は、ウェブサーバ101と通信することにより携帯端末120の各ユーザが購入したコンテンツの購入履歴を保持している。
利用履歴DBサーバ103は、コンテンツを購入したユーザによる当該コンテンツの利用状態を保持している。また、コンテンツがたとえばサンプル版として提供される場合には、利用履歴DBサーバ103は、当該コンテンツがそのような状態であることを示すデータを保持する。
友人リストDBサーバ104は、ウェブサーバ101に接続される携帯端末120の各ユーザの友人リストを保持している。なお、本実施の形態において、友人リストとは、ユーザの現実の友人に限られず、ユーザの家族も含み得る。したがって、本実施の形態において、友人リストとは、ユーザによって電子的に関連付けられた他のユーザのリストともいえる。
コンテンツサーバ105は、携帯端末120からのリクエストに応答して提供されるコンテンツを保持している。たとえば、コンテンツサーバ105は、コンテンツ115を有している。コンテンツ115は、たとえば、第3携帯端末123に提供されている。
コンテンツサーバ106は、コンテンツ116,117を保持している。コンテンツサーバ106も、コンテンツサーバ105と同様に、ウェブサーバ101から送られる携帯端末120のユーザのリクエストに応答して、当該リクエストによって指定されるコンテンツをリクエストを送信した携帯端末120に送信する。
図1に示されるように、ある局面において、ウェブサーバ101と、ユーザ購入履歴DBサーバ102と、利用履歴DBサーバ103と、友人リストDBサーバ104と、コンテンツサーバ105,106とは、それぞれ別個の装置として構成される。しかしながら、別の局面で、いずれかのサーバまたは全てのサーバが一つの装置として構成されてもよい。
[技術思想]
本実施の形態に係るシステム10における技術思想は、以下のとおりである。
(1) システム10は、コンテンツの購入履歴情報を有するユーザ購入履歴DBサーバ102と、タグ・レビューなどコンテンツの利用履歴情報を有する利用履歴DBサーバ103と、友人リストDBサーバ104とを備える。
(2) ウェブサーバ101は、友人リストDBサーバ104を参照して、コンテンツ一覧(=共有棚)を作成する。
(3) 友人リストDBサーバ104は、システム10に含まれていなくてもよく、たとえば、ウェブサーバ101は、システム10がアクセス可能な外部サービスを参照してもよい。
(4) ウェブサーバ101は、コンテンツに関連付けられるメタ情報(たとえば、当該コンテンツが購入済みか未購入か、当該コンテンツが未使用であるか、使用中であるか、使用済であるかなど)を用いて、コンテンツ一覧の表示またはサービス利用の権限を変更する。
(5) 本実施の形態において「共有棚」は、ユーザの友人情報とユーザのコンテンツ履歴が反映されたリストであり、各ユーザごとに存在してもよい。各ユーザが、当該ユーザの友人リストや利用履歴を共有することで、グループ共通のリストとすることも可能である。このようなリストの生成は、たとえばウェブサーバ101によって行なわれる。
[サーバのハードウェア構成]
図2を参照して、ウェブサーバ101、ユーザ購入履歴DBサーバ102、利用履歴DBサーバ103、友人リストDBサーバ104、コンテンツサーバ105,106を実現するコンピュータシステム200について説明する。図2は、コンピュータシステム200のハードウェア構成を表わすブロック図である。
コンピュータシステム200は、主たる構成要素として、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)1と、コンピュータシステム200のユーザによる指示の入力を受けるマウス2およびキーボード3と、CPU1によるプログラムの実行により生成されたデータ、又はマウス2若しくはキーボード3を介して入力されたデータを揮発的に格納するRAM4と、データを不揮発的に格納するハードディスク5と、光ディスク駆動装置6と、モニタ8と、通信IF(Interface)9とを備える。各構成要素は、相互にバスによって接続されている。光ディスク駆動装置6には、CD−ROM9その他の光ディスクが装着される。通信IF9は、USB(Universal Serial Bus)インターフェイス、有線LAN(Local Area Network)、無線LAN、Bluetooth(登録商標)インターフェイス等を含むが、これらに限られない。
コンピュータシステム200における処理は、各ハードウェアおよびCPU1により実行されるソフトウェアによって実現される。このようなソフトウェアは、ハードディスク5に予め格納されている場合がある。また、ソフトウェアは、CD−ROM9その他のコンピュータ読み取り可能な不揮発性のデータ記録媒体に格納されて、プログラム製品として流通している場合もある。あるいは、当該ソフトウェアは、インターネットその他のネットワークに接続されている情報提供事業者によってダウンロード可能なプログラム製品として提供される場合もある。このようなソフトウェアは、光ディスク駆動装置6その他のデータ読取装置によってデータ記録媒体から読み取られて、あるいは、通信IF7を介してダウンロードされた後、ハードディスク5に一旦格納される。そのソフトウェアは、CPU1によってハードディスク5から読み出され、RAM4に実行可能なプログラムの形式で格納される。CPU1は、そのプログラムを実行する。
図2に示されるコンピュータシステム200を構成する各構成要素は、一般的なものである。したがって、本実施の形態に係る最も本質的な部分は、コンピュータシステム200に格納されたプログラムであるともいえる。コンピュータシステム200の各ハードウェアの動作は周知であるので、詳細な説明は繰り返さない。
なお、データ記録媒体としては、CD−ROM、FD(Flexible Disk)、ハードディスクに限られず、磁気テープ、カセットテープ、光ディスク(MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、IC(Integrated Circuit)カード(メモリカードを含む)、光カード、マスクROM、EPROM(Electronically Programmable Read-Only Memory)、EEPROM(Electronically Erasable Programmable Read-Only Memory)、フラッシュROMなどの半導体メモリ等の固定的にプログラムを担持する不揮発性のデータ記録媒体でもよい。
ここでいうプログラムとは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含み得る。
[端末のハードウェア構成]
図3を参照して、本実施の形態に係る第1携帯端末121、第2携帯端末122、第3携帯端末123の構成について説明する。図3は、携帯端末120のハードウェア構成を表わすブロック図である。
携帯端末120は、CPU20と、アンテナ23と、通信装置24と、ユーザインターフェイス25と、カメラ26と、フラッシュメモリ27と、RAM(Random Access Memory)28と、ROM29と、メモリカード駆動装置30と、マイク32と、スピーカ33と、音声信号処理回路34と、ディスプレイ35と、LED(Light Emitting Diode)36と、データ通信I/F37と、バイブレータ38とを備える。メモリカード駆動装置30には、メモリカード31が装着され得る。
アンテナ23は、基地局によって発信される信号を受信し、または、基地局を介して他の通信装置と通信するための信号を送信する。アンテナ23によって受信された信号は、通信装置24によってフロントエンド処理が行なわれた後、処理後の信号は、CPU20に送られる。
CPU20は、携帯端末120に対して与えられる命令に基づいて携帯端末120の動作を制御するためのプログラムを実行する。携帯端末120が信号を受信すると、CPU20は、通信装置24から送られた信号に基づいて予め規定された処理を実行し、処理後の信号を音声信号処理回路34に送出する。音声信号処理回路34は、その信号に対して予め規定された信号処理を実行し、処理後の信号をスピーカ33に送出する。スピーカ33は、その信号に基づいて音声を出力する。
マイク32は、携帯端末120に対する発話を受け付けて、発話された音声に対応する信号を音声信号処理回路34に対して送出する。音声信号処理回路34は、その信号に基づいて通話のために予め規定された処理を実行し、処理後の信号をCPU20に対して送出する。CPU20は、その信号を送信用のデータに変換し、変換後のデータを通信装置24に対して送出する。通信装置24は、そのデータを用いて送信用の信号を生成し、アンテナ23に向けてその信号を送出する。
ユーザインターフェイス25は、携帯端末120に対する操作を受け付ける。ユーザインターフェイス25は、たとえば、タッチパネル、ハードキー、ジョグダイヤルその他の入力装置として実現される。
フラッシュメモリ27は、CPU20から送られるデータを格納する。また、CPU20は、フラッシュメモリ27に格納されているデータを読み出し、そのデータを用いて予め規定された処理を実行する。
RAM28は、ユーザインターフェイス25に対して行なわれた操作に基づいてCPU20によって生成されるデータを一時的に保持する。ROM29は、携帯端末120に予め定められた動作を実行させるためのプログラムあるいはデータを格納している。CPU20は、ROM29から当該プログラムまたはデータを読み出し、携帯端末120の動作を制御する。
メモリカード駆動装置30は、メモリカード31に格納されているデータを読み出し、CPU20に送出する。メモリカード駆動装置30は、CPU20によって出力されるデータを、メモリカード31の空き領域に書き込む。
音声信号処理回路34は、上述のような通話のための信号処理を実行する。なお、図3に示される例では、CPU20と音声信号処理回路34とが別個の構成として示されているが、他の局面において、CPU20と音声信号処理回路34とが一体として構成されていてもよい。
ディスプレイ35は、たとえば、タッチパネル式のディスプレイであるが、タッチパネル式のディスプレイに限られない。また、タッチパネルの機構は特に限られない。ディスプレイ35は、CPU20から取得されるデータに基づいて、当該データによって規定される画像を表示する。たとえば、フラッシュメモリ27が格納している電子書籍その他の静止画像、動画像、音楽ファイルの属性(当該ファイルの名前、演奏者、演奏時間など)を表示する。
LED36は、CPU20からの信号に基づいて、予め定められた発光動作を実現する。データ通信I/F37は、データ通信用のケーブルの装着を受け付ける。
データ通信I/F37は、CPU20から出力される信号を当該ケーブルに対して送出する。あるいは、データ通信I/F37は、当該ケーブルを介して受信されるデータを、CPU20に対して送出する。
バイブレータ38は、CPU20から出力される信号に基づいて、予め定められた周波数で発振動作を実行する。
[機能構成]
図4を参照して、本実施の形態に係るウェブサーバ101の構成について説明する。図4は、ウェブサーバ101が有する機能の構成を表わすブロック図である。ウェブサーバ101は、受信部410と、記憶部420と、ユーザ特定部430と、取得状態特定部440と、コミュニケーション方法決定部450と、表示データ生成部460と、送信部470とを備える。
(1) ある局面において、受信部410は、第1携帯端末121から、第1携帯端末121のユーザ(Aさん)によって利用可能なコンテンツの情報を含むメタ情報の送信要求を受信する。記憶部420は、第1携帯端末121と、ユーザ購入履歴DBサーバ102と、利用履歴DBサーバ103と、友人リストDBサーバ104と、コンテンツサーバ105,106とから送られたデータおよびウェブサーバ101において生成されたデータを格納する。ユーザ特定部430は、第1携帯端末121のユーザ(Aさん)が属するユーザグループと同じユーザグループに含まれるユーザ(たとえば、BさんまたはCさん)を特定する。取得状態特定部440は、ユーザ(Aさん)およびユーザ(たとえば、BさんまたはCさん)によるコンテンツの取得状態を特定する。コミュニケーション方法決定部450は、ユーザ(Aさん)およびユーザ(たとえば、BさんまたはCさん)によるコンテンツの利用状況に応じて、ユーザ(Aさん)とユーザ(たとえば、BさんまたはCさん)とによるコンテンツを介したコミュニケーション方法を決定する。送信部470は、決定されたコミュニケーション方法が関係づけられた1以上のメタ情報を第1携帯端末121に送信する。
(2) 好ましくは、メタ情報は、ユーザ(Aさん)に所有されないコンテンツがユーザ(Aさん)の端末で操作された時に当該コンテンツを紹介するためのページ、または、当該コンテンツを販売するためのページを第1携帯端末121に表示させるための位置特定情報を含む。
(3) 好ましくは、メタ情報は、ユーザ(Aさん)に保有されているコンテンツが第1携帯端末121で操作された時に第1携帯端末121に保存されているコンテンツデータ、または、ウェブサーバ101に接続されている記憶装置(たとえばコンテンツサーバ105,106)に格納されている当該コンテンツデータにアクセスするためのリンク(たとえば、URL(Uniform Resource Locator))を含む。
(4) 好ましくは、コミュニケーション方法決定部450は、ユーザ(Aさん)によるコンテンツの取得状態にさらに基づいて、コミュニケーション方法を決定する。
(5) 好ましくは、コミュニケーション方法決定部450は、ユーザ(たとえば、BさんまたはCさん)によるコンテンツの取得状態に基づいて、ユーザ(Aさん)とユーザ(たとえば、BさんまたはCさん)との間のコミュニケーションの方法を決定する。
(6) 好ましくは、利用状況は、コンテンツに対するコメントの入力状態、または、コンテンツの閲覧の進捗を含む。
(7) 好ましくは、コミュニケーション方法は、複数のサービス項目を含み、各サービス項目の利用可能性は、コンテンツの取得状態または利用状況に応じて規定される。コミュニケーション方法決定部450は、取得状態または利用状況に応じて、ユーザ(Aさん)が利用可能なサービス項目を決定する。
(8) 他の局面において、ウェブサーバ101は、表示データ生成部460をさらに備える。表示データ生成部460は、取得状態または利用状況に応じた画面を第1携帯端末121に表示させる表示データを生成する。
(9) 好ましくは、表示データ生成部460は、ユーザ(Aさん)のみに取得または利用されていること、ユーザ(たとえば、BさんまたはCさん)のみによって取得または利用されていること、または、ユーザ(Aさん)とユーザ(たとえば、BさんまたはCさん)とのいずれにも取得または利用されていることに応じて、各々異なる表示形態に対応する表示データを生成する。
(10) 好ましくは、ユーザ(Aさん)とユーザ(たとえば、BさんまたはCさん)のいずれにも取得されたコンテンツ、または、ユーザ(Aさん)とユーザ(たとえば、BさんまたはCさん)のいずれかの利用状況が進んでいるコンテンツは、携帯端末120において、他のコンテンツに比べて強調表示される。
(11) 好ましくは、コンテンツのユーザの数が多くなるにつれて、当該コンテンツは、携帯端末120において段階的に強調表示される。
(12) 好ましくは、ウェブサーバ101は、ユーザ(Aさん)が属するグループは、ユーザ(たとえば、BさんまたはCさん)が属するグループにも拡張することができる。
[データ構造]
図5を参照して、本実施の形態に係るウェブサーバ101のデータ構造について説明する。図5は、ウェブサーバ101のハードディスク5におけるデータの格納の一態様を概念的に表わす図である。
ある局面において、ウェブサーバ101は、コンテンツのリストと、各コンテンツのユーザを表わす情報とを格納している。たとえば、書籍Aのステータスは「1」であり、このステータスは、2人のユーザ(Aさん、Bさん)によって購入されて所有されていることを表わす。
書籍Bについて、Aさんのステータスは「2」である。このステータスは、書籍Bの無料版がAさんに所有されていることを表わしている。一方、Bさんは、書籍Bを購入しておらず、また書籍Bの無料版も所有していない。
書籍D,Eその他のコンテンツであって、ユーザの欄に数値が示されていないものは、書籍BについてのBさんの場合と同様に、当該ユーザに購入されておらず、また、その無料版もユーザに所有されていないコンテンツである。
[購入履歴]
図6を参照して、本実施の形態に係るユーザ購入履歴DBサーバ102のデータ構造について説明する。図6は、ユーザ購入履歴DBサーバとして機能するコンピュータシステム200が備えるハードディスク5におけるデータの格納の一態様を概念的に表わす図である。
ハードディスク5は、ユーザ購入履歴として、Aさんの購入履歴610と、Bさんの購入履歴620とを格納している。購入履歴610は、たとえば、コンテンツと、所有状況とを含む。購入履歴610は、書籍A、雑誌A、漫画A、動画A、新聞AがAさんによって購入されていることを示している。また、購入履歴610は、書籍Bの無料版がAさんによって所有されていることを示している。
購入履歴620は、書籍A、書籍C、漫画B、動画B、新聞CがBさんによって購入されていることを示している。また、購入履歴620は、雑誌Bおよび動画Aの無料版がBさんによって所有されていることを示している。
[友人リスト]
図7を参照して、本実施の形態に係る友人リストDBサーバ104のデータ構造について説明する。図7は、友人リストDBサーバ104として機能するコンピュータシステム200が備えるハードディスク5におけるデータの格納の一態様を概念的に表わす図である。
ハードディスク5は、友人リスト710,720を含む。友人リスト710は、第1携帯端末121のユーザ(Aさん)のリストである。友人リスト720は、第2携帯端末122のユーザ(Bさん)のリストである。
友人リスト710は、友人の識別データと、当該友人のグループへの所属状況とを含む。たとえば、Aさんは、Bさん、Cさん、Dさん、Eさんと友人である。友人リスト710は、Bさんがグループ「AB」に属していることを示している。また、友人リスト710は、Cさん、Dさん、Eさんが他のグループに属していることを示している。
友人リスト720も、友人リスト710と同様に、友人の識別データと当該友人のグループにおける所属状況とを含む。友人リスト720は、Bさんが、Aさん、Cさん、Fさん、Gさんと友人であることを示している。友人リスト720は、Aさんがグループ「AB」に属していること、および、Cさん、FさんおよびGさんが別のグループに属していることを示している。
[コンテンツリスト]
図8を参照して、本実施の形態に係るコンテンツサーバ105,106のデータ構造について説明する。図8は、コンテンツサーバ105,106として機能するコンピュータシステム200が備えるハードディスク5におけるデータの格納の一態様を概念的に表わす図である。ハードディスク5は、コンテンツのリストとして商品一覧810を含む。コンテンツは具体的には、書籍Aから書籍E、雑誌Aから雑誌D、漫画Aから漫画D、動画Aから動画C、新聞Aから新聞Cとを含む。
商品一覧810は、コンテンツサーバ105,106に保持されると共に、ウェブサーバ101においても保持される。ウェブサーバ101に保持される商品一覧は、携帯端末120にも表示され、携帯端末120のユーザがダウンロードを希望するコンテンツを選択することができる。
なお、図1に示される例では、コンテンツサーバ105とコンテンツサーバ106とは、別個の構成として示されているが、各コンテンツは、1つのサーバ装置に格納される構成であってもよい。また、他の局面において、コンテンツサーバ105,106は、ウェブサーバ101、ユーザ購入履歴DBサーバ102、利用履歴DBサーバ103、友人リストDBサーバ104のいずれかを実現する装置に含まれるものであってもよい。
[利用履歴]
次に、図9を参照して、本実施の形態に係る利用履歴DBサーバ103のデータ構造について説明する。図9は、利用履歴DBサーバ103として機能するコンピュータシステム200が備えるハードディスク5におけるデータの格納の一態様を概念的に表わす図である。ハードディスク5は、利用履歴910を格納している。利用履歴910は、コンテンツの識別名と、所有状況と、第1利用状況と、第2利用状況とを含む。
所有状況は、当該コンテンツがユーザによって購入された否か、あるいは、無料版が所有されているか否かを示す。
第1利用状況は、当該ユーザによって所有されるコンテンツに関連するメタ情報である。たとえば、第1利用状況は、当該コンテンツがどの程度利用されているか否かの利用率として規定される。たとえば、利用率は、コンテンツの全体に対する進捗度で表わされる。より具体的には、コンテンツが書籍の場合には、第1利用状況は、当該コンテンツにおいて読まれたページ数の総ページ数に対する割合で示される。コンテンツが動画の場合には、第1利用状況は、視聴された時間の総時間に対する割合を表わす。
第2利用状況は、ユーザによって所有されていないコンテンツに関連するメタ情報である。より具体的には、第2利用状況は、たとえば、「予約」と「試用」を含む。あるコンテンツの第2利用状況が「予約」であることは、当該コンテンツは、ユーザの買い物予定リスト(たとえば、オンラインショップにおける「カート」)に入っていることを表わす。また、他のコンテンツの第2利用状況が「試用」であることは、当該コンテンツのお試し版が利用されていることを表わす。第2利用状況が空欄であるコンテンツは、ユーザによって未だチェックされていない。
また、コンテンツの利用状況に応じてユーザが利用可能なソーシャルサービスは、たとえば以下のように規定される。
(1)コンテンツの利用状況=「未使用」:「おすすめポイントの書き込み」
(2)コンテンツの利用状況=「利用中」:「おすすめポイントの書き込み、感想レビューの閲覧」
(3)コンテンツの利用状況=「完了」:「感想レビュー書き込み・閲覧」
(4)コンテンツの利用状況=「予約・試用」:「おすすめポイントの閲覧」
なお、「未使用」とは、第1利用状況の数値が「0%」の場合である。「利用中」とは、第1利用状況の数値が0%より大きく100%未満の場合である。「完了」とは、第1利用状況の数値が「100%」の場合である。
図9に示される利用履歴910は、第1携帯端末121のユーザ(Aさん)の利用履歴である。たとえば、書籍Aの第1利用状況は「0%」であり、このことは、書籍AがAさんに読まれていないことを表わす。そこで、Aさんは、このような未使用のコンテンツに対しては、利用可能なソーシャルサービスとして、たとえば「おすすめポイントの書き込み」を利用することができる。
雑誌Aと漫画Aと新聞Aの第1利用状況は、それぞれ「100%」である。これらのコンテンツの利用状況は「完了」というステータスに分類されるため、Aさんは、ソーシャルサービスとして、たとえば「感想レビュー書き込み、閲覧」を利用することができる。
動画Aの第1利用状況は「70%」である。したがって、当該コンテンツは「利用中」に分類される。したがって、Aさんは、ソーシャルサービスとして、たとえば「おすすめポイントの書き込み、感想レビュー閲覧」を利用することができる。
書籍Bについては、所有状況は「無料版」であり、第2利用状況は「使用」である。すなわち、書籍Bは、Aさんによって購入されておらず、書籍Bの無料版のみがAさんによって所有されている。このようなコンテンツの利用状況は、第2利用状況に示されるように「試用」に分類される。Aさんは、ソーシャルサービスとして、「おすすめポイントの閲覧」を利用することができる。
書籍Cについては、所有状況からも明らかなように、Aさんは書籍Cを購入していない。第2利用状況は「予約」である。したがって、このようなコンテンツに対しては、Aさんは、ソーシャルサービスとして「おすすめポイントの閲覧」を利用することができる。
なお、コンテンツの利用履歴および利用状況は、上記のものに限られない。たとえば、ネットワークに接続可能な機器について、「友人Xがコンテンツを利用中」、「コンテンツを友人Yに貸与中」、「機器が故障中(利用不可)」のように、実体のある商品(紙の)書籍、音楽CD、DVD、ブルーレイディスク等について考えられるステータス情報がコンテンツの利用履歴または利用状況として用いられてもよい。
[画面の表示態様]
図10を参照して、本実施の形態に係る第1携帯端末121について説明する。図10は、第1携帯端末121が備えるディスプレイ35における画面の表示態様を表わす図である。
ディスプレイ35に表示される画像は、領域1001を含む。領域1001は、たとえば、第1携帯端末121のユーザ(Aさん)によって購入されたコンテンツの画像を表示するための領域である。すなわち、領域1001は、携帯端末120のユーザに固有な領域といえる。
好ましくは、領域1001は、書棚を想定させるような画像として表示される。ディスプレイ35は、より具体的には、各コンテンツを表わすアイコン1010,1020,1030,1040を表示する。アイコン1010は、雑誌Aを表わす。アイコン1020は、漫画Aを表わす。アイコン1030は、動画Aを表わす。アイコン1040は、新聞Aを表わす。図10に示される画像は、第1携帯端末121のユーザAさんの個人棚である。図10に示される棚は、Aさんの公開棚として、Aさんと友人関係にある他の携帯端末(たとえば、第2携帯端末122)にも表示され得る。
図11を参照して、本実施の形態に係る第2携帯端末122について説明する。図11は、第2携帯端末122が有するディスプレイ35における画面の表示態様を表わす図である。
ある局面において、ディスプレイ35に表示される画像は、領域1101を含む。領域1101には、第2携帯端末122のユーザ(Bさん)のコンテンツを保持する書棚が表示される。
より具体的には、ディスプレイ35は、Bさんがウェブサーバ101からダウンロードすることによって得られたコンテンツを表わすアイコン1110,1120,1130,1140,1150を表示する。図11に示される棚は、ユーザ(Bさん)の公開棚として、Bさんと友人関係にある他の携帯端末にも表示され得る。
なお、コンテンツを表わす画像が表示される態様は、図10または図11に示される態様に限られず、少なくとも、コンテンツの種類に応じて区別して表示される態様であればよい。
[データ構造]
図12を参照して、本実施の形態に係るウェブサーバ101についてさらに説明する。図12は、ウェブサーバ101が有するRAM4におけるデータ構造を概念的に表わす図である。
RAM4は、共有棚1210,1220を表示するためのデータを格納している。共有棚1210は、Aさんの共有棚である。共有棚1210は、Bさんの共有棚である。共有棚1210は、コンテンツを区分して表示するための領域1201,1202,1203を含む。RAM4に保持されるデータが、各携帯端末120に送られると、当該携帯端末120は、そのユーザに対応する共有棚を表示する。
領域1201には、Aさんの友人からすすめられるコンテンツを示すアイコン1211,1212,1213,1214が表示される。当該コンテンツは、Aさんに所有されていない。コンテンツの表示の優先度は、たとえば、有料版の優先度>無料版の優先度として規定され、各コンテンツは、優先度に従って左から右に並べられる。優先度が同じである場合には、友人からすすめられた日時に応じてコンテンツが並べられる。領域1201に示されるコンテンツは、Aさんによって所有されていないため、Aさんは、無料版を除き、これらのコンテンツを利用することができない。したがって、たとえば、アイコン1211,1212,1213,1214のいずれかがAさんによってクリックされると、クリックされたアイコンで特定されるコンテンツを購入するための画面が表示される。
領域1202には、Aさんが友人にすすめているコンテンツが表示される。より具体的には、アイコン1215,1216,1217,1218が領域1202に表示される。各アイコンは、ウェブサーバ101に接続されるAさんの友人が使用する携帯端末120に表示される。領域1202に含まれるアイコンで特定されるコンテンツは、当該ユーザが保有するコンテンツである。
領域1203は、Aさんの友人と話すことができるコンテンツを表わすアイコン1219を含む。具体的には、本人(たとえばAさん)と本人の友人(たとえばBさん)とが同じコンテンツを所有している場合に、話題となり得るため、そのようなコンテンツを表わすアイコン1219は、領域1203に表示される。
共有棚1210は、領域1204,1205,1206を含む。領域1204には、ユーザ(Bさん)の友人からすすめられる各コンテンツを表わすアイコン1221,1222,1223,1224が含まれる。領域1205には、Bさんが友人にすすめているコンテンツを表すアイコン1225,1226,1227,1228,1229が含まれる。領域1206には、Bさんの友人(たとえばAさん)と話すために共通の話題として用いられるコンテンツを表わすアイコン1230が含まれる。
図12に示されるデータが当該ユーザが使用する携帯端末120に送信されると、携帯端末120のディスプレイ35は、共有棚1210または1220のような当該ユーザに固有の棚を表示する。
[制御構造]
図13Aおよび図13Bを参照して、本実施の形態に係るシステム10の制御構造について説明する。図13Aは、携帯端末120が実行する処理の一部を表わすフローチャートである。図13Bは、ウェブサーバ101と友人リストDBサーバ104とユーザ購入履歴DBサーバ102と、利用履歴DBサーバ103とが実行する処理を表わすフローチャートである。各処理ステップは、携帯端末120とウェブサーバ101と友人リストDBサーバ104とユーザ購入履歴DBサーバ102と利用履歴DBサーバ103とにインストールされたプログラムがプロセッサによって実行されることにより実現される。以下の説明は、携帯端末120として第1携帯端末121のユーザ(Aさん)が操作する場合に該当する。
図13Aを参照して、ステップS1310にて、携帯端末120は、ディスプレイ35にホーム画面を表示する。ホーム画面とは、たとえば、待ち受け画面あるいはコンテンツを表示するための画面(図10、図11等)である。
ステップS1312にて、携帯端末120のCPU20は、ユーザインターフェイス25に対する操作に基づいて、共有棚の表示要求の入力を受け付ける。
ステップS1314にて、CPU20は、携帯端末120がインターネット130その他のネットワークに接続可能であるか否かを判断する。CPU20は、携帯端末120がネットワークに接続可能であると判断すると(ステップS1314にてYES)、制御をステップS1316に切り換える。そうでない場合には(ステップS1314にてNO)、CPU20は、制御をステップS1380に切り換える。
ステップS1316にて、CPU20は、メタ情報の取得要求をウェブサーバ101に送信する。メタ情報とは、当該ユーザが所有するコンテンツに関するメタ情報であり、たとえば第1利用状況および第2利用状況を含む。
図13Bを参照して、ステップS1320にて、ウェブサーバ101は、携帯端末120によって送信されたメタ情報の取得要求を受信する。
ステップS1322にて、ウェブサーバ101は、友人リスト問い合わせを友人リストDBサーバ104に送信する。
ステップS1324にて、友人リストDBサーバ104は、ウェブサーバ101から送信された問い合わせを受信する。
ステップS1326にて、友人リストDBサーバ104は、当該問い合わせに応答して、友人リスト(図7)をハードディスク5から読み出し、その読み出した友人リストをウェブサーバ101に送信する。
ステップS1328にて、ウェブサーバ101は、友人リストDBサーバ104から送信された友人リストを受信する。
ステップS1330にて、ウェブサーバ101は、購入履歴をユーザ購入履歴DBサーバ102に問い合わせる。
ステップS1332にて、ユーザ購入履歴DBサーバ102は、ウェブサーバ101から送信された購入履歴の問い合わせを受信する。
ステップS1334にて、ユーザ購入履歴DBサーバ102は、その問い合わせに応答して、ハードディスク5から購入履歴(図6の購入履歴610)を読み出し、その読み出した購入履歴をウェブサーバ101に送信する。
ステップS1336にて、ウェブサーバ101は、ユーザ購入履歴DBサーバ102から送信された購入履歴を受信する。
ステップS1338にて、ウェブサーバ101は、Aさんの友人(Bさん)についての購入履歴をユーザ購入履歴DBサーバ102に問い合わせる。
ステップS1340にて、ユーザ購入履歴DBサーバ102は、ウェブサーバ101から送信された問い合わせを受信する。
ステップS1342にて、ユーザ購入履歴DBサーバ102は、その問い合わせに応答して購入履歴(図6の購入履歴620)をハードディスク5から読み出し、Bさんについての購入履歴をウェブサーバ101に送信する。
ステップS1344にて、ウェブサーバ101は、ユーザ購入履歴DBサーバ102から送信された購入履歴を受信する。
ステップS1346にて、ウェブサーバ101は、利用履歴の問い合わせを利用履歴DBサーバ103に行なう。
ステップS1348にて、利用履歴DBサーバ103は、ウェブサーバ101によって送信された問い合わせを受信する。
ステップS1350にて、利用履歴DBサーバ103は、その問い合わせに応答してハードディスク5から利用履歴(図9)を読み出し、その読み出した利用履歴をウェブサーバ101に送信する。
ステップS1352にて、ウェブサーバ101は、利用履歴DBサーバ103から利用履歴を受信する。
ステップS1354にて、ウェブサーバ101は、友人Bについての利用履歴を利用履歴DBサーバ103に問い合わせる。
ステップS1356にて、利用履歴DBサーバ103は、ウェブサーバ101から送信された問い合わせを受信する。
ステップS1358にて、利用履歴DBサーバ103は、その問い合わせに応答して友人Bについての利用履歴をハードディスク5から読み出し、その読み出した利用履歴をウェブサーバ101に送信する。
ステップS1360にて、ウェブサーバ101は、利用履歴DBサーバ103から利用履歴を受信する。
ステップS1362にて、ウェブサーバ101は、その受信した利用履歴に基づいて共有棚を生成する(図12)。
ステップS1364にて、ウェブサーバ101は、生成した共有棚を表示するためのデータを携帯端末120に送信する。
図13Aを再び参照して、ステップS1370にて、携帯端末120のCPU20は、ウェブサーバ101から送信された共有棚を表示するためのデータを受信する。
ステップS1372にて、CPU20は、メタ情報のバージョンが一致しておりかつローカルの(携帯端末120に既に保存されている)メタ情報のファイルが有効期限内であるか否かを判断する。メタ情報のバージョンは、たとえば、メタ情報が更新された時に割り当てられるバージョン番号、または、更新の時のタイムスタンプである。CPU20は、それらの条件が成立していると判断すると(ステップS1372にてYES)、制御をステップS1380に切り換える。そうでない場合には(ステップS1372にてNO)、CPU20は、制御をステップS1374に切り換える。
ステップS1374にて、CPU20は、ウェブサーバ101から取得した共有棚のデータをRAM28に読み出す。
ステップS1380にて、CPU20は、フラッシュメモリ27その他のメモリにおいてキャッシュとして保存されている共有棚をRAM28に読み出す。
ステップS1390にて、CPU20は、共有棚のコンテンツと携帯端末のコンテンツとを比較する。
ステップS1392にて、CPU20は、共有棚をディスプレイ35に表示し、メタ情報をキャッシュとしてフラッシュメモリ27に保存する。
[画面の表示態様]
図14を参照して、第1携帯端末121における画面の表示態様について説明する。図14は、第1携帯端末121のディスプレイ35に示される画面を表わす図である。
ディスプレイ35は、コンテンツを表示するための領域として、友人からおすすめのコンテンツを表示するための領域1401と、友人にすすめるコンテンツを表わす画像を表示するための領域1402と、友人と話すことができるコンテンツを表示するための領域1403とを表示する。
領域1401は、各コンテンツを示すアイコンと、当該コンテンツのおすすめの順位を示す番号とを表示する。たとえば、番号「1」が付されたアイコン1410は、友人から最もすすめられているコンテンツであることを示す。番号「2」が付されたアイコン1420は、友人から2番目にすすめられているコンテンツであることを示す。
領域1402には、友人にすすめるためのコンテンツを示すアイコンが表示される。友人にすすめることができるコンテンツは、第1携帯端末121のユーザ(Aさん)によって既に読み終わっているコンテンツあるいは視聴されているコンテンツである。Aさんが利用できるソーシャルサービスの一覧としてリスト1430が表示される。すなわち、リスト1430は、「おすすめを読む」、「おすすめをシェア」、「感想を読む」、および「感想をシェア」の4つのサービスを含む。
領域1403には、友人と話すことができるコンテンツを示すアイコンが表示される。具体的には、書籍Aと動画Aとは、友人と話すことができるコンテンツとして選択される。図14に示される例では、Aさんが動画Aをまだ最後まで見終わっていないことになるため、Aさんは、感想を友人(たとえばBさん)とシェアすることができない。そこで、リスト1440に示されるように、「感想をシェア」のサービスは、領域1403に示されるコンテンツには適用されない。
図15を参照して、第1携帯端末121における画面の表示態様についてさらに説明する。図15は、第1携帯端末121のディスプレイ35が表示する画面を表わす図である。
図15に示されるように、書籍Cは、ユーザAによって購入されていない。したがって、そのようなコンテンツについて利用できるソーシャルサービスは制限される。より具体的には、書籍Cについてのリスト1510に示されるように、提供されるソーシャルサービスのうち「おすすめを読む」のみがユーザAによって選択可能な態様で表示される。その他のソーシャルサービス、すなわち「おすすめをシェア」、「感想を読む」、および「感想をシェア」は、ユーザAによって選択できないように表示される。
次に、領域1403において、書籍Aについてのリスト1520は、提供されるソーシャルサービスのうち「おすすめを読む」、「おすすめをシェア」のみが利用可能に表示される。これは、図9に示されるように、書籍AはAさんによって購入されているものの、第1利用状況から明らかなように実質的には未使用のためである。そこで「感想を読む」および「感想をシェア」のソーシャルサービスは、Aさんが利用できないようにリスト1520に表示される。
<友人が追加される場合>
次に、システム10において、ユーザの共有棚に友人が追加される場合について説明する。
[データ構造]
図16を参照して、ウェブサーバ101のデータ構造についてさらに説明する。図16は、ウェブサーバ101が備えるハードディスク5におけるデータの格納の一態様を表わす図である。ハードディスク5には、コンテンツの識別データと、ユーザ毎の当該コンテンツの所有状況を表わすデータとが示される。図16に示されるデータ構造は、ユーザとしてCさんが追加されている点で、図5に示されるデータ構造と異なる。
Cさんのコンテンツの所有状況について、書籍D,E、雑誌B、漫画B,C,Dおよび新聞Aには、ステータス「1」が割り当てられている。ステータス「1」は、書籍D,E、雑誌B、漫画B,C,Dおよび新聞AがCさんによって購入されたことを示す。雑誌Cおよび動画Aには、ステータス「2」が割り当てられている。ステータス「2」は、雑誌Cおよび動画Aの無料版がCさんによって所有されていることを示す。
図17を参照して、友人リストDBサーバ104におけるデータ構造についてさらに説明する。図17は、友人が追加された場合におけるハードディスク5におけるデータの格納の一態様を表わす図である。ハードディスク5は、リスト1710,1720を格納している。
リスト1710は、Aさんの友人リストとして、Bさん、Cさん、Dさん、Eさんの各識別データを含む。BさんおよびCさんは、グループ「ABC」に属している。DさんおよびEさんは、別のグループに属している。
リスト1720は、Bさんの友人リストとして、Aさん、Cさん、Fさん、Gさんの各識別データを含む。AさんおよびCさんは、グループ「ABC」に属している。FさんおよびGさんは、別のグループに属している。
Cさんが共有棚の表示対象として追加されると、既存のユーザであるAさんおよびBさんのリストは、ウェブサーバ101のCPU1によって、リスト710,20からリスト1710,1720に更新される。なお、リストの更新は、ウェブサーバ101によってではなく友人リストDBサーバ104によって行なわれてもよい。
図18を参照して、ユーザ購入履歴DBサーバ102のデータ構造について説明する。図18は、ユーザ購入履歴DBサーバ102が備えるハードディスク5におけるデータの格納の一態様を表わす図である。
Cさんが共有棚の表示対象として追加されると、ユーザ購入履歴DBサーバ102は、新たにCさんの購入履歴を示すリスト1810を生成する。リスト1810は、Cさんによって購入されたまたは無料版がダウンロードされたコンテンツの識別データを含む。より具体的には、リスト1810は、書籍D,E、雑誌B、漫画C,DがCさんによって購入されたこと、および、雑誌Cおよび動画Cの無料版がCさんによって取得されたことを表わす。
そして、Cさんの利用履歴(図示しない)として、図9に示されるように、第1利用状況および第2利用状況が、リスト1810に含まれる各コンテンツについてさらに関連付けられ、利用履歴DBサーバ103に保持される。
[機能構成]
図19を参照して、ウェブサーバ101の構成についてさらに説明する。図19は、ユーザを追加する局面におけるウェブサーバ101が有する機能を表わすブロック図である。ウェブサーバ101は、図4に示される構成に加えて、ユーザ追加部1910をさらに備える。
ユーザ追加部1910は、ウェブサーバ101に送られる情報に基づいて、コンテンツの提供を受けるユーザの識別情報その他の属性値を記憶部420に格納する。また、ユーザ追加部1910は、追加されるユーザについての友人関係に基づいて、記憶部420に既に登録されている既存のユーザの友人関係を更新する(図17参照)。
[制御構造]
図20Aおよび図20Bを参照して、本実施の形態に係るシステム10の制御構造についてさらに説明する。なお、前述の処理と同一の処理には同一のステップ番号を付し、それらについての説明は繰り返さない。
図20Aを参照して、ステップS1316にて、CPU20は、メタ情報の取得要求をウェブサーバ101に送信する。
図20Bを参照して、ステップS1320にて、ウェブサーバ101は、携帯端末120によって送信されたメタ情報の取得要求を受信する。
ステップS2022にて、ウェブサーバ101は、友人リスト(差分)の問い合わせを友人リストDBサーバ104に送信する。たとえば、ウェブサーバ101は、現在保有しているAさんの友人リスト710を友人リストDBサーバ104に送信し、Aさんの友人の構成が変更しているか否かを友人リストDBサーバ104に問い合わせる。
ステップS2024にて、友人リストDBサーバ104は、ウェブサーバ101から送信された問い合わせを受信する。
ステップS2026にて、友人リストDBサーバ104は、その問い合わせの受信に応答して、ハードディスク5から友人リストの差分を抽出し、その抽出した友人リストの差分をウェブサーバ101に送信する。たとえば、友人リストDBサーバ104は、ウェブサーバ101から問い合わせとともに送られてきた友人リスト710と、現在保有しているAさんの友人リスト1710とを比較し、相違の有無を確認する。確認は、たとえば、リストが生成された日付、リストに含まれる友人の数等を比較することにより行なわれる。相違の存在が確認されると、友人リストDBサーバ104は、最新の友人リスト(たとえば友人リスト1710)をウェブサーバ101に送信することになる。ウェブサーバ101から問い合わせを受けたリストの相違が存在しない場合には、友人リストDBサーバ104は、ウェブサーバ101が有する友人リストが最新である旨のメッセージを、ウェブサーバ101に送信する。以下、友人リストに相違が存在する場合について説明する。
ステップS2028にて、ウェブサーバ101は、友人リストDBサーバ104から送られた友人リスト(差分)を受信する。これにより、ウェブサーバ101のCPU1は、Aさんの友人リストにおいて新たにCさんが追加されていることを検知する。
ステップS2030にて、ウェブサーバ101は、購入履歴(友人C)を問い合わせる。
ステップS2032にて、ユーザ購入履歴DBサーバ102は、ウェブサーバ101から送られた問い合わせを受信する。
ステップS2034にて、ユーザ購入履歴DBサーバ102は、その問い合わせに応答して、Cさんの購入履歴(リスト1810)をハードディスク5から読み出し、ウェブサーバ101に対して、当該購入履歴を送信する。
ステップS2036にて、ウェブサーバ101は、ユーザ購入履歴DBサーバ102から送信された購入履歴(友人C)を受信する。
ステップS2046にて、ウェブサーバ101は、購入履歴(友人C)を利用履歴DBサーバ103に問い合わせる。
ステップS2048にて、利用履歴DBサーバ103は、ウェブサーバ101から送られた問い合わせを受信する。
ステップS2050にて、利用履歴DBサーバ103は、その問い合わせに応答して利用履歴をハードディスク5から読み出し、その読み出した利用履歴(友人C)をウェブサーバ101に送信する。
ステップS2052にて、ウェブサーバ101は、利用履歴DBサーバ103から送られた利用履歴(友人C)を受信する。
ステップS2062にて、ウェブサーバ101は、その受信した利用履歴に基づいて、Cさんが反映された共有棚を表示するためのデータを生成する。
ステップS2064にて、ウェブサーバ101は、生成した共有棚を表示するためのデータを携帯端末120に送信する。
図20Aを参照して、ステップS2070にて、携帯端末120は、Cさんが反映された共有棚を表示するためのデータを生成する。
ステップS2372にて、CPU20は、メタ情報のバージョンが一致しておりかつローカルの(携帯端末120に既に保存されている)メタ情報のファイルが有効期限内であるか否かを判断する。CPU20は、それらの条件が成立していると判断すると(ステップS2372にてYES)、制御をステップS2380に切り換える。そうでない場合には(ステップS2372にてNO)、CPU20は、制御をステップS2374に切り換える。
ステップS2374にて、CPU20は、ウェブサーバ101から取得した共有棚のデータをRAM28に読み出す。
ステップS2380にて、CPU20は、フラッシュメモリ27その他のメモリにおいてキャッシュとして保存されている共有棚をRAM28に読み出す。
[画面の表示態様]
図21を参照して、携帯端末120における画面の表示態様について説明する。図21は、友人Cが追加された場合にAさんの第1携帯端末121のディスプレイ35に表示される画面を表わす図である。画面Aは、Cさんが追加される前におけるディスプレイ35の状態を表わす。画面Bは、Cさんが追加された後におけるディスプレイ35の状態を表わす。
図21に示されるように、CさんがAさんの友人リストに追加されることにより(友人リスト1710)、友人からのおすすめのコンテンツは、領域1101に示されるように、追加して表示される。また、友人が追加されることにより、領域1102に示されるように、友人にすすめられているコンテンツも増加する。また、領域1103に示されるように、共通のコンテンツが増加することにより、友人と話す場合に言及できるコンテンツも増加する。
本実施の形態に係るシステム10によれば、ウェブサーバ101が、ユーザの読書情報に、友人の読書情報・レビューを反映した書籍リスト(「みんなのたな」)を生成し、ウェブサーバ101に接続される携帯端末120に当該書籍リストを表示するためのデータを送信する。友人の評価が表示情報に反映されるので、各携帯端末120のユーザは、当該ユーザ個人の利用では取得できなかった有益な読書情報を取得することができる。
また、たとえば第1携帯端末121のユーザ自身の読書情報を第三者(当該ユーザの友人)の携帯端末に提示することで、第三者に対してもサービスの利用意欲(読書意欲)を促進することができる。
<<実施の形態2>>
本実施の形態では、コンテンツと家電機器とを用いたコミュニケーションを支援するためのサーバ装置を備えたシステムについて説明する。なお、説明の便宜上、AさんとBさんとは、異なる家に居住しており、各々が複数の家電機器を所有しているものとする。
[システム構成]
図22を参照して、システム10の変形例であるシステム10Aについて説明する。図22は、システム10Aの構成を表わす図である。システム10Aは、ウェブサーバ101と、ユーザ購入履歴DBサーバ102と、利用履歴DBサーバ103と、友人リストDBサーバ104と、コンテンツサーバ105,106と、家電情報収集サーバ107と、第1携帯端末121と、第2携帯端末122と、第3携帯端末123と、掃除機161と、エアコン162とを備える。なお、掃除機161と、エアコン162とを総称するときは、家電機器160という。
家電情報収集サーバ107は、インターネット130に接続されている。家電情報収集サーバ107は、掃除機161およびエアコン162と通信可能に接続されている。具体的には、家電情報収集サーバ107は、ネットワーク通信の規格の1つであるWebSocket190を用いて、掃除機161と、エアコン162と通信する。なお、WebSocket190のプロトコル仕様は、RFC6455(詳細には、Internet Engineering Task Force(IETF),Request for Comments:6455,Category:Standards Track,ISSN:2070-1721)に規定されている。WebSocket190は、常時接続により、サーバ主導のデータPUSHを実現する。また、WebSocket190により、ポーリング等による家電とサーバ間との通信オーバーヘッドを軽減することができる。
システム10Aでは、WebSocket190を用いることにより、家電機器160(掃除機161,エアコン162)と家電情報収集サーバ107とのシームレスな連携を実現している。たとえば、家電情報収集サーバ107主導で、家電機器160にデータ(指示)を送信することができる。これにより、家電情報収集サーバ107のユーザからの指示等の遅延を低減できる。また、家電機器160主導で、家電情報収集サーバ107に情報をアップすることが可能である。これにより、家電機器160の現在の状況(家電機器160の利用状況(ステータス)、部屋の状況)に応じて、家電情報収集サーバ107または家電情報収集サーバ107に接続された他のサーバ装置から詳細な指示を送ることができる。
掃除機161を例に挙げて説明すると以下のとおりである。なお、掃除機161は、いわゆるお掃除ロボットであり、自動的かつ自律的に掃除を開始および終了する。掃除機161は、各種センサ、音声出力機能、遠隔制御による動作を実行する機能等を有する。
掃除機161は、掃除機161が置かれている宅内の室温、臭い、掃除状態等の各種情報を家電情報収集サーバ107にアップする。また、掃除機161は、自宅の特定の箇所を掃除する指示を家電情報収集サーバ107から受け付け、当該指示に基づいた動作を行なう。なお、当該指示は、家電情報収集サーバ107に接続された他のサーバ装置が家電情報収集サーバ107を介して掃除機161に送られるものであってもよい。また、家電情報収集サーバ107が合成した音声データをWebSocket190で掃除機161に送信し、掃除機161が当該音声データに基づく音声を出力することもできる。
ウェブサーバ101は、デジタルコンテンツと家電機器とを用いた携帯端末120のユーザのコミュニケーションを支援する。ウェブサーバ101は、インターネット130を介して、家電情報収集サーバ107が収集した家電機器160の各種データを取得する。ウェブサーバ101の処理の詳細については、後述する。
[技術思想]
本実施の形態に係るシステム10Aにおける技術思想は、家電機器160に着目した場合、以下のとおりである。
(1a) システム10Aは、家電機器の購入履歴情報を有するユーザ購入履歴DBサーバ102と、タグ・レビューなど家電機器の利用履歴情報を有する利用履歴DBサーバ103と、友人リストDBサーバ104とを備える。
(2a) ウェブサーバ101は、友人リストDBサーバ104を参照して、家電機器一覧(=共有棚)を作成する。
(3a) 友人リストDBサーバ104は、システム10Aに含まれていなくてもよく、たとえば、ウェブサーバ101は、システム10Aがアクセス可能な外部サービスを参照してもよい。
(4a) ウェブサーバ101は、家電機器に関連付けられるメタ情報(たとえば、当該家電機器が購入済みか未購入か、当該家電機器が未使用であるか、使用中であるかなど)を用いて、家電機器一覧の表示またはサービス利用の権限を変更する。
(5a) 本実施の形態において「共有棚」は、ユーザの友人情報とユーザの家電機器履歴が反映されたリストであり、各ユーザごとに存在してもよい。各ユーザが、当該ユーザの友人リストや利用履歴を共有することで、グループ共通のリストとすることも可能である。このようなリストの生成は、たとえばウェブサーバ101によって行なわれる。
また、システム10Aにおける技術思想は、コンテンツおよび家電機器160に着目した場合、以下のとおりである。
(1b) システム10Aは、コンテンツおよび家電機器の購入履歴情報を有するユーザ購入履歴DBサーバ102と、タグ・レビューなど家電機器の利用履歴情報を有する利用履歴DBサーバ103と、友人リストDBサーバ104とを備える。
(2b) ウェブサーバ101は、友人リストDBサーバ104を参照して、コンテンツおよび家電機器の一覧(=共有棚)を作成する。
(3b) 友人リストDBサーバ104は、システム10Aに含まれていなくてもよく、たとえば、ウェブサーバ101は、システム10Aがアクセス可能な外部サービスを参照してもよい。
(4b) ウェブサーバ101は、コンテンツに関連付けられるメタ情報および家電機器に関連付けられるメタ情報を用いて、コンテンツおよび家電機器の一覧の表示またはサービス利用の権限を変更する。つまり、共有棚のユーザインターフェイスを生成するための用いる情報(メタ情報)は、コンテンツの場合も家電の場合もこれらの異同を問わず、ユーザが利用している商品というレベルで同じである。
(5b) 本実施の形態において「共有棚」は、ユーザの友人情報とユーザの家電機器履歴が反映されたリストであり、各ユーザごとに存在してもよい。各ユーザが、当該ユーザの友人リストや利用履歴を共有することで、グループ共通のリストとすることも可能である。このようなリストの生成は、たとえばウェブサーバ101によって行なわれる。
[データ構造]
図23を参照して、本実施の形態に係るウェブサーバ101のデータ構造について説明する。図23は、ウェブサーバ101のハードディスク5におけるデータの格納の一態様を概念的に表わす図である。
ある局面において、ウェブサーバ101は、コンテンツのリストと、家電機器160のリストと、各コンテンツおよび各家電機器のユーザを表わす情報とを格納している。図23に示したデータの格納の一態様と図5に示したデータの一態様とを比べると、図23に示したデータの格納の一態様が家電機器160のリストを含んでいる点において、図5に示したデータの一態様と異なる。
たとえば、書籍Aのステータスは「1」であり、このステータスは、2人のユーザ(Aさん、Bさん)によって購入されて所有されていることを表わす。書籍Bについて、Aさんのステータスは「2」である。このステータスは、上述したように、書籍Bの無料版がAさんに所有されていることを表わしている。一方、Bさんは、書籍Bを購入しておらず、また書籍Bの無料版も所有していない。書籍D,Eその他のコンテンツであって、ユーザの欄に数値が示されていないものは、書籍BについてのBさんの場合と同様に、当該ユーザに購入されておらず、また、その無料版もユーザに所有されていないコンテンツである。
掃除機161について、AさんおよびBさんのステータスは「1」である。当該ステータスによって、ウェブサーバ101は、2人のユーザ(Aさん、Bさん)によって掃除機Aが購入されて所有されていることが分かる。エアコン162について、Aさんのステータスは「1」であり、Bさんのステータスは「1」でも「2」でもない。当該ステータスによって、ウェブサーバ101は、Aさんによってエアコン162が購入されて所有されており、Bさによってエアコンが購入されていないことが分かる。
[利用履歴]
次に、図24を参照して、本実施の形態に係る利用履歴DBサーバ103のデータ構造について説明する。図24は、利用履歴DBサーバ103として機能するコンピュータシステム200が備えるハードディスク5におけるデータの格納の一態様を概念的に表わす図である。ハードディスク5は、利用履歴910Aを格納している。利用履歴910Aは、コンテンツおよび家電機器の識別名と、所有状況と、第1利用状況と、第2利用状況と、第3利用状況とを含む。
図24に示した利用履歴910Aと図9に示した利用履歴910とを比べると、図24に示した利用履歴910が家電機器のリストを含んでいる点および第3利用状況を含んでいる点において、図9に示した利用履歴910と異なる。以下では、当該異なる点について説明し、図9に基づき説明した内容については、その説明を繰り返さない。なお、利用履歴910は、第1携帯端末121のユーザ(Aさん)の利用履歴である。
利用履歴910は、家電機器160のリストとして、掃除機161およびエアコン162を含んでいる。家電機器160の利用状況は、第3利用状況として格納されている。第3利用状況として、たとえば、未使用あるいは使用中といった家電機器のステータスが記録される。
より詳しくは、家電情報収集サーバ107が利用状態を問い合わせることが可能でない家電機器160(たとえばエアコン162)に関しては、家電機器160の利用履歴が第3利用状況として記録される。一方、家電情報収集サーバ107が利用状態を問い合わせ可能な家電機器160に関しては、第3利用状況として、問い合わせ中である旨あるいは問い合わせ結果等が逐次記録される。
[データ構造]
図25を参照して、本実施の形態に係るウェブサーバ101についてさらに説明する。図25は、ウェブサーバ101が有するRAM4におけるデータ構造を概念的に表わす図である。
図25に示した共有棚1210と図12に示した共有棚1210とを比べると、図25に示した共有棚1210の領域1203がアイコン1241をさらに含む点において、図12の共有棚1210と異なる。また、図25に示した共有棚1220と図12に示した共有棚1220とを比べると、図25に示した共有棚1220の領域1206がアイコン1242をさらに含む点において、図12の共有棚1220と異なる。以下では、上記異なる点について説明し、図12に基づき説明した内容については、その説明を繰り返さない。
領域1203は、Aさんの友人(たとえばBさん)と話すことができるコンテンツを表わすアイコン1219および家電機器を表すアイコン1241を含む。具体的には、本人(たとえばAさん)と本人の友人(たとえばBさん)とが同じコンテンツを所有している場合に、話題となり得るため、そのようなコンテンツを表わすアイコン1219は、領域1203に表示される。さらに、本人(たとえばAさん)と本人の友人(たとえばBさん)とが同じ掃除機161を所有している場合に、話題となり得るため、そのような掃除機161を表わすアイコン1241は、領域1203に表示される。
領域1206には、Bさんの友人(たとえばAさん)と話すことができるコンテンツを表わすアイコン1230および家電機器を表すアイコン1242が含まれる。具体的には、本人(たとえばBさん)と本人の友人(たとえばAさん)とが同じコンテンツを所有している場合に、話題となり得るため、そのようなコンテンツを表わすアイコン1230は、領域1206に表示される。さらに、本人(たとえばBさん)と本人の友人(たとえばAさん)とが同じ掃除機161を所有している場合に、話題となり得るため、そのような掃除機161を表わすアイコン1242は、領域1206に表示される。
図25に示されるデータが当該ユーザが使用する携帯端末120に送信されると、携帯端末120のディスプレイ35は、共有棚1210または1220のような当該ユーザに固有の棚を表示する。
[画面の表示態様]
図26を参照して、第1携帯端末121における画面の表示態様について説明する。図26は、第1携帯端末121のディスプレイ35に示される画面を表わす図である。
ディスプレイ35は、コンテンツおよび家電機器を表示するための領域として、友人からおすすめのコンテンツおよび家電機器を表示するための領域1401と、友人にすすめるコンテンツおよび家電機器を表わす画像を表示するための領域1402と、友人と話すことができるコンテンツおよび家電機器を表示するための領域1403とを表示する。
領域1401は、各コンテンツおよび/または各家電機器を示すアイコンと、当該コンテンツおよび/または家電機器のおすすめの順位を示す番号とを表示する。たとえば、番号「1」が付されたアイコン1410は、友人から最もすすめられているコンテンツまたは家電機器であることを示す。番号「2」が付されたアイコン1420は、友人から2番目にすすめられているコンテンツまたは家電機器であることを示す。領域1402には、友人にすすめるためのコンテンツおよび/または家電機器を示すアイコンが表示される。
領域1403には、友人と話すことができるコンテンツおよび/または家電機器を示すアイコンが表示される。具体的には、書籍Aと動画Aとは、友人と話すことができるコンテンツとして選択される。また、掃除機161は、友人と話すことができる家電機器として選択される。図26に示されている例では、掃除機161に関し、「家電機器を使う」といったサービスと、「友人(たとえばBさん)に伝言する」といったサービスとを、第1携帯端末121のユーザ(Aさん)が利用できる。
なお、Bさんの第2携帯端末122のディスプレイ35においても、友人と話すことができるコンテンツおよび家電機器を表示するための領域に、掃除機161のアイコンが追加される。
図27を参照して、第1携帯端末121における画面の他の表示態様について説明する。図27は、第1携帯端末121のディスプレイ35に示される画面を表わす図である。具体的には、図27は、Bさんが「友人(たとえばAさん)に伝言する」といったサービスを利用したときに、Aさんの第1携帯端末121のディスプレイ35に表示される画面を表している。
Aさんからの伝言があるため、第1携帯端末121は、第1携帯端末121のディスプレイ35に、Bさんからのメッセージがある旨と、掃除機161の音声出力機能により掃除機161が当該メッセージを再生する用意がある旨とを表示する。なお、このような処理は、WebSocket190によって、Aさんが所有する掃除機161とBさんが所有する掃除機161とが、家電情報収集サーバ107に通信可能に接続されているため、容易に実現できる。
また、実施の形態1の「<友人が追加される場合>」で説明した各種処理を、実施の形態2のシステム10Aにも適用できる。
[まとめ]
ウェブサーバ101は、家電機器に着目した場合、ある局面において以下の構成を有すると言える。すなわち、ウェブサーバ101の受信部410は、第1携帯端末121から、第1携帯端末121の第1のユーザ(たとえばAさん)によって利用可能な家電機器160の情報を含むメタ情報の送信要求を受信する。ユーザ特定部430は、第1携帯端末121のユーザが属するユーザグループと同じユーザグループに含まれる第2のユーザ(たとえばBさん)を特定する。取得状態特定部440は、第1のユーザおよび第2のユーザによる家電機器160の取得状態を特定する。コミュニケーション方法決定部は、第1のユーザおよび第2のユーザによる家電機器160の利用状況に応じて、第1のユーザと第2のユーザとによる家電機器160を介したコミュニケーション方法を決定する。送信部470は、決定されたコミュニケーション方法が関係づけられた1以上のメタ情報を第1携帯端末121に送信する。
ウェブサーバ101が当該構成を有することにより、家電機器160を有する友人の家電機器160の利用状況や友人関係が考慮されたコミュニケーションが通信端末間で可能になる。
また、ウェブサーバ101は、コンテンツと家電機器とに着目した場合、ある局面において以下の構成を有すると言える。すなわち、ウェブサーバ101の受信部410は、第1携帯端末121から、第1携帯端末121の第1のユーザ(たとえばAさん)によって利用可能なコンテンツの情報を含むメタ情報の送信要求を受信する。当該メタ情報の送信要求は、第1のユーザによって利用可能な家電機器160の情報をさらに含んでいる。ユーザ特定部430は、第1携帯端末121のユーザが属するユーザグループと同じユーザグループに含まれる第2のユーザを特定する。取得状態特定部440は、第1のユーザおよび第2のユーザによるコンテンツの取得状態、および第1のユーザおよび第2のユーザによる家電機器160の取得状態を特定する。コミュニケーション方法決定部450は、第1のユーザおよび第2のユーザによるコンテンツおよび家電機器の利用状況に応じて、第1のユーザと第2のユーザとによるコンテンツを介したコミュニケーション方法を決定する。送信部470は、決定されたコミュニケーション方法が関係づけられた1以上のメタ情報を第1携帯端末に送信する。
ウェブサーバ101が当該構成を有することにより、デジタルコンテンツおよび家電機器160を有する友人の当該デジタルコンテンツおよび家電機器160の利用状況や友人関係が考慮されたコミュニケーションが通信端末間で可能になる。
また、メタ情報は、第1のユーザに所有されない家電のアイコンが第1のユーザの端末で操作された時に当該家電を紹介するためのページ、または、当該家電を販売するためのページを第1の通信端末に表示させるための位置特定情報を含んでいる。
さらに、メタ情報は、第1のユーザに保有されている家電のアイコンが第1の通信端末で操作された時に第1の通信端末に保存されている家電のデータ、または、前記サーバ装置に接続されている記憶装置に格納されている当該家電のデータにアクセスするためのリンクを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 CPU、2 マウス、3 キーボード、4,28 RAM、5 ハードディスク、6 光ディスク駆動装置、8 モニタ、9,29 ROM、10,10A システム、23 アンテナ、24 通信装置、25 ユーザインターフェイス、26 カメラ、27 フラッシュメモリ、30 メモリカード駆動装置、31 メモリカード、32 マイク、33 スピーカ、34 音声信号処理回路、35 ディスプレイ、38 バイブレータ、120 携帯端末、101 ウェブサーバ、102 ユーザ購入履歴DBサーバ、103 利用履歴DBサーバ、104 友人リストDBサーバ、105,106 コンテンツサーバ、111 コンテンツリスト、115,116,117 コンテンツ、120 携帯端末、121 第1携帯端末、122 第2携帯端末、123 第3携帯端末、130 インターネット、160 家電機器、161 掃除機、162 エアコン、190 WebSocket、200 コンピュータシステム、410 受信部、420 記憶部、430 ユーザ特定部、440 取得状態特定部、450 コミュニケーション方法決定部、460 表示データ生成部、470 送信部、610,620 購入履歴、810 商品一覧、910 利用履歴、1910 ユーザ追加部。

Claims (16)

  1. サーバ装置であって、
    第1の通信端末から、前記第1の通信端末の第1のユーザによって利用可能なコンテンツの情報を含むメタ情報の送信要求を受信するための受信手段と、
    前記第1の通信端末のユーザが属するユーザグループと同じユーザグループに含まれる第2のユーザを特定するためのユーザ特定手段と、
    前記第1のユーザおよび前記第2のユーザによるコンテンツの取得状態を特定するための取得状態特定手段と、
    前記第1のユーザおよび前記第2のユーザによるコンテンツの利用状況に応じて、前記第1のユーザと前記第2のユーザとによるコンテンツを介したコミュニケーション方法を決定するための決定手段と、
    前記決定されたコミュニケーション方法が関係づけられた1以上のメタ情報を前記第1の通信端末に送信するための送信手段とを備える、サーバ装置。
  2. 前記メタ情報は、前記第1のユーザに所有されないコンテンツが前記第1のユーザの端末で操作された時に当該コンテンツを紹介するためのページ、または、当該コンテンツを販売するためのページを前記第1の通信端末に表示させるための位置特定情報を含む、請求項1に記載のサーバ装置。
  3. 前記メタ情報は、前記第1のユーザに保有されているコンテンツが前記第1の通信端末で操作された時に前記第1の通信端末に保存されているコンテンツデータ、または、前記サーバ装置に接続されている記憶装置に格納されている当該コンテンツデータにアクセスするためのリンクを含む、請求項1または2に記載のサーバ装置。
  4. 前記決定手段は、第1のユーザによるコンテンツの取得状態にさらに基づいて、前記コミュニケーション方法を決定する、請求項1〜3のいずれかに記載のサーバ装置。
  5. 前記決定手段は、前記第2のユーザによるコンテンツの取得状態にさらに基づいて、前記第1のユーザと前記第2のユーザとの間のコミュニケーションの方法を決定する、請求項4に記載のサーバ装置。
  6. 前記利用状況は、コンテンツに対するコメントの入力状態、または、コンテンツの閲覧の進捗を含む、請求項1〜5のいずれかに記載のサーバ装置。
  7. 前記コミュニケーション方法は、複数のサービス項目を含み、各前記サービス項目の利用可能性は、コンテンツの取得状態または利用状況に応じて規定されており、
    前記決定手段は、前記取得状態または前記利用状況に応じて、前記第1のユーザが利用可能なサービス項目を決定する、請求項1〜4のいずれかに記載のサーバ装置。
  8. 前記取得状態または前記利用状況に応じた画面を前記第1の通信端末に表示させる表示データを生成するための表示データ生成手段をさらに備え、
    前記表示データ生成手段は、前記第1のユーザのみに取得または利用されていること、前記第2のユーザのみによって取得または利用されていること、または、前記第1のユーザと前記第2のユーザとのいずれにも取得または利用されていることに応じて、各々異なる表示形態に対応する表示データを生成する、請求項1〜7のいずれか1項に記載のサーバ装置。
  9. 前記第1のユーザと前記第2のユーザのいずれにも取得されたコンテンツ、または、前
    記第1のユーザと前記第2のユーザのいずれかの利用状況が進んでいるコンテンツは、他のコンテンツに比べて強調表示される、請求項8に記載のサーバ装置。
  10. 前記コンテンツの第2のユーザの数が多くなるにつれて、当該コンテンツは、段階的に強調表示される、請求項9に記載のサーバ装置。
  11. 前記第1のユーザが属するグループは、第2のユーザが属するグループにも拡張することができる、請求項1〜10のいずれかに記載のサーバ装置。
  12. 前記メタ情報の送信要求は、前記第1のユーザによって利用可能な家電機器の情報をさらに含み、
    前記取得状態特定手段は、前記第1のユーザおよび前記第2のユーザによる家電機器の取得状態をさらに特定し、
    前記決定手段は、前記第1のユーザおよび前記第2のユーザによるコンテンツおよび家電機器の利用状況に応じて、前記第1のユーザと前記第2のユーザとによるコミュニケーション方法を決定する、請求項1〜11のいずれかに記載のサーバ装置。
  13. サーバ装置であって、
    第1の通信端末から、前記第1の通信端末の第1のユーザによって利用可能な家電機器の情報を含むメタ情報の送信要求を受信するための受信手段と、
    前記第1の通信端末のユーザが属するユーザグループと同じユーザグループに含まれる第2のユーザを特定するためのユーザ特定手段と、
    前記第1のユーザおよび前記第2のユーザによる家電機器の取得状態を特定するための取得状態特定手段と、
    前記第1のユーザおよび前記第2のユーザによる家電機器の利用状況に応じて、前記第1のユーザと前記第2のユーザとによる家電機器を介したコミュニケーション方法を決定するための決定手段と、
    前記決定されたコミュニケーション方法が関係づけられた1以上のメタ情報を前記第1の通信端末に送信するための送信手段とを備える、サーバ装置。
  14. 請求項1〜13のいずれかに記載のサーバ装置と、前記サーバ装置と通信可能な通信端末とを備える、システム。
  15. コンピュータを制御するための方法であって、
    前記コンピュータのプロセッサが、第1の通信端末から、前記第1の通信端末の第1のユーザによって利用可能なコンテンツの情報を含むメタ情報の送信要求を受信するステップと、
    前記第1の通信端末のユーザが属するユーザグループと同じユーザグループに含まれる第2のユーザを特定するステップと、
    前記第1のユーザおよび前記第2のユーザによるコンテンツの取得状態を特定するステップと、
    前記第1のユーザおよび前記第2のユーザによるコンテンツの利用状況に応じて、前記第1のユーザと前記第2のユーザとによるコンテンツを介したコミュニケーション方法を決定するステップと、
    前記決定されたコミュニケーション方法が関係づけられた1以上のメタ情報を前記第1の通信端末に送信するステップとを含む、コンピュータを制御するための方法。
  16. コンピュータを制御するためのプログラムであって、前記プログラムは、前記コンピュータのプロセッサに、
    第1の通信端末から、前記第1の通信端末の第1のユーザによって利用可能なコンテンツの情報を含むメタ情報の送信要求を受信するステップと、
    前記第1の通信端末のユーザが属するユーザグループと同じユーザグループに含まれる第2のユーザを特定するステップと、
    前記第1のユーザおよび前記第2のユーザによるコンテンツの取得状態を特定するステップと、
    前記第1のユーザおよび前記第2のユーザによるコンテンツの利用状況に応じて、前記第1のユーザと前記第2のユーザとによるコンテンツを介したコミュニケーション方法を決定するステップと、
    前記決定されたコミュニケーション方法が関係づけられた1以上のメタ情報を前記第1の通信端末に送信するステップとを実行させる、プログラム。
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JP2012244465A Pending JP2014016977A (ja) 2012-06-12 2012-11-06 デジタルコンテンツを用いたコミュニケーションを支援するためのサーバ装置、家電機器を用いたコミュニケーションを支援するためのサーバ装置、当該サーバ装置を備えるシステム、デジタルコンテンツを用いたコミュニケーションを支援するための方法、および、コンピュータを当該サーバ装置として機能させるためのプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015143963A (ja) * 2014-01-31 2015-08-06 株式会社リコー 情報管理装置、情報管理システム及び情報管理プログラム
JP2017508222A (ja) * 2014-12-12 2017-03-23 シャオミ・インコーポレイテッド 資格付与方法、資格取得方法、装置、プログラム及び記録媒体

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