JP2014015338A - セメント原料予熱装置及びセメント原料の予熱方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 粉粒状のセメント原料3を排ガス2で予熱し、排ガス2中に混合されたセメント原料3をサイクロン11〜14、30によって分離捕集するセメント原料予熱装置10において、サイクロン11〜14、30のうち、最上段及び最下段に配置されるサイクロン30、11が、円筒部16と、円筒部16の下部に連結する上部コーン17と、上部コーン17の下部に連結し、下部に排出口18が形成された下部コーン19と、円筒部16に連結する下部を有し、上部に出口部20を有する内筒21とを備え、下部コーン19の排出口18から上部コーン17の下端までの高さH1は、上部コーン17の下端の傾斜内面23に当接するセメント原料3の粒子に働く下向きの力が、上向きの力よりも大きくなる高さ寸法以上に設定された構成。
【選択図】 図6
Description
入口ダクトを有する円筒部と、この円筒部の下部に連結する略逆円錐台状の上部コーンと、この上部コーンの下部に連結し、排出口が下部に形成されている略逆円錐状の下部コーンと、前記円筒部の中心に下部が挿入する状態で前記円筒部に連結し、出口部として形成された上部が前記円筒部から上方に突出する内筒とを備え、前記下部コーンの排出口から前記上部コーンの下端までの高さを、前記上部コーンの下端の傾斜内面に当接するセメント原料の粒子に働く下向きの力が、上向きの力よりも大きくなる高さ寸法以上に設定して、当該粒子を前記下部コーンの排出口に向かわせて排出することを特徴とするものである。
3 セメント原料
10 セメント原料予熱装置
11 最下段のサイクロン
12、13、14 サイクロン
30 最上段のサイクロン
15 入口ダクト
16 円筒部
17 上部コーン
18 排出口
19 下部コーン
20 内筒の出口部
21 内筒
22 リンデン部
23、24 傾斜内面
25 拡径部
26 挿入部
27、28 天壁
29 内筒の入口部
31 ロータリキルン
35 原料投入部
Claims (8)
- 粉粒状のセメント原料を焼成炉、造粒炉又は造粒焼成炉の排ガスを利用して予熱し、排ガス中に混合されたセメント原料を多段に配置されるサイクロンによって分離捕集するセメント原料予熱装置において、
多段に配置されるサイクロンのうち、最上段及び最下段の両方又はいずれか一方に配置されるサイクロンが、
入口ダクトを有する円筒部と、この円筒部の下部に連結する略逆円錐台状の上部コーンと、この上部コーンの下部に連結し、排出口が下部に形成されている略逆円錐状の下部コーンと、前記円筒部の中心に下部が挿入する状態で前記円筒部に連結し、出口部として形成された上部が前記円筒部から上方に突出する内筒とを備え、
前記下部コーンの排出口から前記上部コーンの下端までの高さは、前記上部コーンの下端の傾斜内面に当接するセメント原料の粒子に働く下向きの力が、上向きの力よりも大きくなる高さ寸法以上に設定されていることを特徴とするセメント原料予熱装置。 - 前記下部コーンの排出口から前記上部コーンの下端までの高さは、前記上部コーンの下端の傾斜内面に当接するセメント原料の粒子に働く遠心力、重力、及び流体力を含む力と、前記上部コーンの傾斜内面の傾斜角度とに基づいて設定されることを特徴とする請求項1記載のセメント原料予熱装置。
- 前記下部コーンの排出口から前記上部コーンの下端までの高さは、前記入口ダクトに流入する排ガス中に混合されたセメント原料の入口流速に基づいて設定されることを特徴とする請求項1又は2記載のセメント原料予熱装置。
- 最上段の前記サイクロンにおいて、
前記入口ダクトに流入するセメント原料の入口流速が13〜20m/Sであるときの、前記下部コーンの排出口から前記内筒の下端までの高さは、前記円筒部の内径の1.57倍以上の寸法に設定されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のセメント原料予熱装置。 - 最下段の前記サイクロンにおいて、
前記入口ダクトに流入するセメント原料の入口流速が13〜20m/Sであるときの、前記下部コーンの排出口から前記内筒の下端までの高さは、前記円筒部の内径の2.0倍以上の寸法に設定されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のセメント原料予熱装置。 - 前記下部コーンの排出口から前記内筒の下端までの高さは、低温側よりも高温側に配置されたサイクロンほど、その高さ寸法を大きく設定したことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のセメント原料予熱装置。
- 前記上部コーンの下部が、前記下部コーンの上部を形成する拡径部内に挿入されて連結し、この挿入されている部分が所定長さの挿入部として形成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のセメント原料予熱装置。
- 粉粒状のセメント原料を焼成炉、造粒炉又は造粒焼成炉の排ガスを利用して予熱し、排ガス中に混合されたセメント原料を多段に配置されるサイクロンによって分離捕集するセメント原料の予熱方法において、
多段に配置されるサイクロンのうち、最上段及び最下段の両方又はいずれか一方に配置されるサイクロンが、
入口ダクトを有する円筒部と、この円筒部の下部に連結する略逆円錐台状の上部コーンと、この上部コーンの下部に連結し、排出口が下部に形成されている略逆円錐状の下部コーンと、前記円筒部の中心に下部が挿入する状態で前記円筒部に連結し、出口部として形成された上部が前記円筒部から上方に突出する内筒とを備え、
前記下部コーンの排出口から前記上部コーンの下端までの高さを、前記上部コーンの下端の傾斜内面に当接するセメント原料の粒子に働く下向きの力が、上向きの力よりも大きくなる高さ寸法以上に設定して、当該粒子を前記下部コーンの排出口に向かわせて排出することを特徴とするセメント原料の予熱方法。
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---|---|---|---|
JP2012151592A JP2014015338A (ja) | 2012-07-05 | 2012-07-05 | セメント原料予熱装置及びセメント原料の予熱方法 |
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JP2012151592A JP2014015338A (ja) | 2012-07-05 | 2012-07-05 | セメント原料予熱装置及びセメント原料の予熱方法 |
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JP2014015338A true JP2014015338A (ja) | 2014-01-30 |
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JP2012151592A Pending JP2014015338A (ja) | 2012-07-05 | 2012-07-05 | セメント原料予熱装置及びセメント原料の予熱方法 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014015338A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016209868A (ja) * | 2015-04-28 | 2016-12-15 | 鹿児島県 | 火山噴出物堆積鉱物の乾式分離方法、火山噴出物堆積鉱物の乾式分離装置、細骨材及び火山ガラス材 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11325747A (ja) * | 1998-05-19 | 1999-11-26 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | セメント原料予熱方法、装置及び該装置の使用方法 |
JP2002239418A (ja) * | 2001-02-16 | 2002-08-27 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | サイクロン |
JP2002273480A (ja) * | 2001-03-22 | 2002-09-24 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 汚泥の処理方法及び装置 |
JP2002273492A (ja) * | 2001-03-22 | 2002-09-24 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 汚泥の処理方法及び装置 |
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2012
- 2012-07-05 JP JP2012151592A patent/JP2014015338A/ja active Pending
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