JP2014015102A - セフティーランプ - Google Patents

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Abstract

【課題】自車両の走行中の状態を前方へ表示することにより安全な走行を心がけることができるセフティーランプを提供する。
【解決手段】セフティーランプ10は、イグニションキースイッチ11と、ブレーキランプスイッチ12と、スピードセンサー13と、イグニションキースイッチ11、ブレーキランプスイッチ12、および、スピードセンサー13に接続された制御回路14と、制御回路14の駆動により択一表示可能な発光部15とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、走行中の車両の状態を外部に表示して安全な走行を心がけるためのセフティーランプに関する。
セフティーランプの一従来例として、特許文献1に記載されたものが知られている。
特許文献1のセフティーランプは、車両の走行状況を検出する走行状況検出手段と、走行状況検出手段によって検出された情報を用いて、車両が危険な走行状態であると判断した場合、車両が危険な走行状態であるとことを示す情報を危険情報として生成する判断手段と、判断手段とによって複数種類の危険情報が生成された場合、車両に備わった表示手段に示される複数種類の危険情報をそれぞれ示す警告表示の表示形態を予め定められた条件に従って変更する。
またセフティーランプとして、車両のルーフパネルに特定の方向に向けて光を照射する発光素子を設け、運転者による車両の運転操作を検出して発光素子を制御する技術も提案されている。
特開2010−247656号公報
特許文献1に記載のセフティーランプは、車両の表示装置に複数の警告表示をしなければならない状況が発生した場合に、仮に危険回避が行われなかったことを想定した場合の重大性の比較を行い、警告表示の表示態様を変更する。
これにより、特許文献1に記載のセフティーランプは、優先させて表示させるべき警告表示を他の警告表示よりも優先させて表示したり、他の警告表示よりも優先させて表示させるべき警告表示を目立つように表示形態を変更したりすることができ、複数の警告表示をしなければならない状況において、想定される危険度の比較に応じた警告表示をすることができる。
また、他の従来技術として、後続車両に対してエコ走行の意思を表示するものがある。
また、交差点進入時に、自車両の曲がる方向と逆方向の交差方向から他車両が接近してきた場合に、ウインカー操作とは逆側の第1発光素子を発光させることで、自車両の進路変更を他車両に表示するものがある。
そして、自車両と後方車両との間に他車両が存在する場合に、ブレーキ操作が解除されるまで第3発光素子を発光し続けることにより、自車両のブレーキランプが他車両により死角となっていた場合であっても、第3発光素子に基づいて自車両のブレーキ操作を後方車両に表示することができる。
しかし、従来のセフティーランプは、自車両の運転者が万が一にヘッドライトを点灯し忘れた場合に不灯火のまま走行することがある。
また、従来のセフティーランプは、走行中に自車両が制動した場合、自車両のブレーキランプの点灯により、後方の他車両の運転者が自車両の状態を検知できるものの、前方の他車両の運転者は後方の自車両の状態について検知することができない。
すなわち、従来のセフティーランプは、後方の自車両が、前方の他車両の運転者に対して制動しているか否かの表示を行うことができない。
そして、従来のセフティーランプは、対向して交差する車両間において、対向する自車両が制動しているか否かを表示できない。
すなわち、特許文献1に記載のセフティーランプを初めとする従来のセフティーランプは、例えば、交差点へ直進する自車両が、右折可の矢印が出ている交差点の対向車線から右折しようとする他車両の運転者に対して制動しているか否かについて表示できない。
本発明は、前述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、自車両の走行中の状態を前方へ表示することにより他車両に対して注意を促す等して安全な走行を心がけることができるセフティーランプを提供することにある。
本発明に係るセフティーランプは、イグニションキースイッチと、ブレーキランプスイッチと、スピードセンサーと、前記イグニションキースイッチ、前記ブレーキランプスイッチ、および、前記スピードセンサーに接続された制御回路と、前記制御回路の駆動により択一表示可能な発光部とを備えることを特徴とする。
このような構成によれば、車両の走行中に、ブレーキランプスイッチが駆動されて制動状態にあるか、或いは、スピードセンサーが所定の値を超えているかの論理に対応して発光部が複数の表示色のうちの択一した一つを前方へ表示することにより他車両に対して注意を促して安全な走行を心がけることができる。
本発明に係るセフティーランプによれば、自車両の走行中の状態を前方へ表示することにより他車両に対して注意を促す等して安全な走行を心がけることができるという効果を奏する。
本発明に係る第1実施形態のセフティーランプのブロック構成図である。 本発明に係る第1実施形態のセフティーランプを搭載した車両の正面図である。 本発明に係る第1実施形態のセフティーランプを搭載した車両の直進走行中の後方から視た外観図である。 本発明に係る第1実施形態のセフティーランプを搭載した車両の交差点への進入前の後方から視た外観図である。 本発明に係る第2実施形態のセフティーランプを搭載した車両の正面図である。 本発明に係る第3実施形態のセフティーランプのブロック構成図であってイグニションキースイッチがオフの状態の表示例である。 本発明に係る第3実施形態のセフティーランプのブロック構成図であって車両が30Km/h以下の速度で走行中にブレーキ操作がない場合の表示例である。 本発明に係る第3実施形態のセフティーランプのブロック構成図であって車両が30Km/h以上の速度で走行中にブレーキ操作をした場合の表示例である。 本発明に係る第3実施形態のセフティーランプのブロック構成図であって走行中にブレーキ操作をしたことにより車両が30Km/h以下の速度になった場合の表示例である。
以下、本発明に係る複数の実施形態のセフティーランプについて図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1に示すように、本発明に係る第1実施形態のセフティーランプ10は、イグニションキースイッチ11と、ブレーキランプスイッチ12と、スピードセンサー13と、これらイグニションキースイッチ11、ブレーキランプスイッチ12、スピードセンサー13に接続された制御回路(CPU)14と、制御回路14の駆動により白色(W)、黄色(Y)、および、緑色(G)を択一表示可能な発光部15とを備える。
イグニションキースイッチ11は、自車両1の運転者がエンジンを始動することにより駆動されて、制御回路14に有する所定のポートにオン信号を与える。
ブレーキランプスイッチ12は、イグニションキースイッチ11がオンされている際に、自車両1の運転者がブレーキペダルを踏むことにより駆動されて、制御回路14に有する所定のポートにオン信号を与える。
スピードセンサー13は、イグニションキースイッチ11がオンされている際に、自車両1の実速度が30Km/hを超えた際に制御回路14に有する所定のポートにオン信号を与える。
なお、スピードセンサー13の閾値は、30Km/hに限定されるものではなく、その車両の特性に応じて適宜変更設定することができる。
発光部15は、RGB(赤、緑、青)の三原色のLEDをパッケージに収容したフルカラーLEDを内蔵しており、不図示の発光回路を有する。発光部15は、制御回路14から所定の電流が供給された際に発光回路により白色に発光し、制御回路14から所定の電流が供給された際に発光回路により黄色に発光し、制御回路14から所定の電流が供給された際に発光回路により緑色に発光する。
なお、発光部15は、フルカラーLEDに代えて、通電により白色に発光する白色LEDを制御回路14に接続してもよく、通電により黄色に発光するガリウムヒ素リン(GaAsP)を素材としたLEDを制御回路14に接続してもよく、通電により緑色に発光するセレン化亜鉛(ZnSe)を素材としたLEDを制御回路14に接続してもよい。
また、発光部15は、フルカラーLEDに代えて、通電により白色に点灯する白色バルブを制御回路14に接続したり、通電により黄色に発光する黄色バルブを制御回路14に接続したり、通電により緑色に発光する緑色バルブを制御回路14に接続したりしてもよい。この場合、発光回路は不要になる。
図2に示すように、セフティーランプ10は、自車両1の前面において一対のヘッドライト2の下方のフロントバンパーフェイシア3の両端に一対に取り付けられている。セフティーランプ10は、自車両1の前面に配置されているために、自車両1の前方を照射できるとともに自車両1の前方から容易に視認することができる。
次に、セフティーランプ10の動作について詳細に説明する。
図3に示すように、自車両1が他車両4に追従して直進走行している場合について説明する。このとき、前方の他車両4の運転者は、バックミラー5越しに、後方から追従している自車両1の前面部分を確認することになる。
まず、自車両1の運転者がヘッドライト2を点灯し忘れた場合について説明する。
セフティーランプ10は、イグニションキースイッチ11がオンされており、運転者がブレーキペダルを踏んでいない場合、制御回路14により発光部15が白色に発光する。
これにより、自車両1の運転者は、万が一に、ヘッドライト2を点灯し忘れて走行した場合、ヘッドライト2の代わりに点灯している発光部15からの白色光を前方に照射することにより前方の他車両4を確認して安全な走行を維持することができる。
次に、自車両1が30Km/h以下の速度で走行している際に、運転者がブレーキペダルを踏んでいない場合について説明する。
セフティーランプ10は、イグニションキースイッチ11がオンされており、運転者がブレーキペダルを踏んでおらず、ブレーキランプスイッチ12がオンされていないために、制御回路14により発光部15が白色に発光する。
これにより、セフティーランプ10は、前方の他車両4のバックミラー5越しに、自車両1が30Km/h以下の速度であってブレーキをかけていない状態であることを表示することができる。
次に、自車両1が30Km/h以上の速度で走行している際に、運転者がブレーキペダルを踏んだ場合について説明する。
セフティーランプ10は、イグニションキースイッチ11がオンされており、運転者がブレーキペダルを踏んだためにブレーキランプスイッチ12がオンされ、スピードセンサー13が所定の30Km/hを超えているために、制御回路14により発光部15は白色の発光を停止して黄色に発光する。
これにより、セフティーランプ10は、前方の他車両4のバックミラー5越しに、自車両1が30Km/h以上の速度であってブレーキをかけている状態であり、自車両1が前方の他車両4の存在を確認して制動中であることを表示することができる。
次に、この状態において、運転者がブレーキペダルを踏むことにより、自車両1の速度が30Km/h以下になった場合について説明する。
セフティーランプ10は、イグニションキースイッチ11がオンされており、運転者がブレーキペダルを踏んだためにブレーキランプスイッチ12がオンされ、スピードセンサー13が所定の30Km/hを超えていないために、制御回路14により発光部15は黄色の発光を停止して緑色に発光する。
これにより、セフティーランプ10は、前方の他車両4のバックミラー5越しに、自車両1が30Km/h以下の速度であってブレーキをかけている状態であり、自車両1が前方の他車両4の存在を確認して制動中であることを表示することができる。
次に、セフティーランプ10の動作について対向する他車両4に対する場合について詳細に説明する。
図4に示すように、右折可の矢印が出ている交差点6において右折しようとする他車両4に対して、反対方向から自車両1が直進する場合について説明する。このとき、他車両4の運転者は、対向する自車両1の前面部分を確認することになる。
30Km/h以上の速度で交差点6に向けて進行してくる自車両1の運転者がブレーキペダルを踏んだ場合、セフティーランプ10は、イグニションキースイッチ11がオンされており、運転者がブレーキペダルを踏んだためにブレーキランプスイッチ12がオンされており、スピードセンサー13が所定の30Km/hを超えているために、制御回路14により発光部15は黄色に発光する。
これにより、セフティーランプ10は、交差点6を右折しようとする他車両4に対して、自車両1が30Km/h以上の速度であってブレーキをかけている状態であることを発光部15の黄色の発光により表示して注意を促すことができる。
次に、30Km/h以下のただちに停止可能な速度で交差点6に向けて進行してくる自車両1の運転者がブレーキペダルを踏んだ場合、セフティーランプ10は、イグニションキースイッチ11がオンされており、運転者がブレーキペダルを踏んだためにブレーキランプスイッチ12がオンされており、スピードセンサー13が所定の30Km/hを超えていないために、制御回路14により発光部15は緑色に発光する。
これにより、セフティーランプ10は、交差点6を右折しようとする他車両4に対して、自車両1が30Km/h以下の速度であってブレーキをかけている状態であり、ただちに停止可能であることを発光部15の緑色の発光により表示することができる。
以上、説明したように、本発明の第1実施形態のセフティーランプ10によれば、自車両1の運転者は、万が一に、ヘッドライト2を点灯し忘れて走行した場合、ヘッドライト2の代わりに点灯している発光部15からの白色光を前方に照射することにより前方の他車両4を確認して安全な走行を維持することができる。従って、セフティーランプ10によれば、ヘッドライト2を点灯し忘れて走行したとしても、前方を白色光で照射して安全な走行を行うことができる。
また、本発明の第1実施形態のセフティーランプ10によれば、自車両1が30Km/h以下の速度であってブレーキをかけていない状態である場合に、発光部15が白色に発光することにより、前方の他車両4のバックミラー5越しに、自車両1が30Km/h以下の速度であってブレーキをかけていない状態であることを表示して安全な走行を心がけることができる。
そして、本発明の第1実施形態のセフティーランプ10によれば、自車両1が30Km/h以上の速度であってブレーキをかけている状態である場合に、発光部15が黄色に発光することにより、前方の他車両4のバックミラー5越しに、自車両1が前方の他車両4の存在を確認して制動中であることを表示して安全な走行を心がけることができる。
さらに、本発明の第1実施形態のセフティーランプ10によれば、交差点6を右折しようとする他車両4に対して、対向して進行する自車両1が30Km/h以上の速度であってブレーキをかけている状態であることを発光部15の黄色の発光により表示して注意を促すことができる。
加えて、本発明の第1実施形態のセフティーランプ10によれば、交差点6を右折しようとする他車両4に対して、対向して進行する自車両1が30Km/h以下の速度であってブレーキをかけている状態であって、ただちに停止可能であることを発光部15の緑色の発光により表示することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る第2実施形態のセフティーランプについて説明する。
なお、以下の各実施形態において、前述した第1実施形態と重複する構成要素や機能的に同様な構成要素については、図中に同一符号あるいは相当符号を付することによって説明を簡略化あるいは省略する。
図5に示すように、本発明に係る第2実施形態のセフティーランプ20は、タクシー等の営業車両7のルーフパネル8に設置されている社名表示灯9の両端部に発光部21がそれぞれ取り付けられている。
第2実施形態のセフティーランプ20によれば、発光部21が営業車両7のルーフパネル8の社名表示灯9の両端部に取り付けられているために、前方の他車両4との間にさらに他の車両が追従している場合においても、他車両4のバックミラー5越しに営業車両7の状態を目視確認することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明に係る第3実施形態のセフティーランプについて説明する。
図6に示すように、本発明に係る第3実施形態のセフティーランプ30は、イグニションキースイッチ11の駆動によりオンする第1制御回路31と、ブレーキランプスイッチ12の駆動によりオンする第2制御回路32と、スピードセンサー13が所定の30Km/hを超えた場合にオンする第3制御回路33と、自車両1の前方に向けて照射可能な位置に取り付けられ、第1制御回路31、第2制御回路32、および、第3制御回路33のオンに応じて、白色、黄色、および、緑色を択一表示可能な発光部15とを備える。
第1制御回路31は、ヒューズ34を通じて電源であるバッテリー35に接続された可動接点36と、常閉接点37と、常開接点38と、リレーコイル39とを有する第1リレー40を備えている。リレーコイル39は、イグニションキースイッチ11がオンされることにより励磁される。そのため、第1制御回路31は、イグニションキースイッチ11がオンされることにより可動接点36を常閉接点37から常開接点38へ切換えて通電経路を形成する。
第2制御回路32は、第1制御回路31の常開接点38に接続された可動接点41と、発光部15に接続された常閉接点42と、常開接点43と、リレーコイル44とを有する第2リレー45を備えている。リレーコイル44は、自車両1に乗車している運転者がブレーキペダルを踏むことによりブレーキランプスイッチ12がオンされた場合に励磁される。そのため、第2制御回路32は、ブレーキペダルが踏まれることにより可動接点41を常閉接点42から常開接点43へ切換えて通電経路を変更する。
第3制御回路33は、第2制御回路32の常開接点43に接続された可動接点46と、発光部15に接続された常開接点47と、発光部15に接続された常閉接点48と、リレーコイル49とを有する第3リレー50を備えている。リレーコイル49は、スピードセンサー13が所定の30Km/hを超えた場合に励磁される。そのため、第3制御回路33は、自車両1の速度が30Km/hを超えない場合に可動接点46を常閉接点48に接続させ、これとは異なり、自車両1の速度が30Km/hを超えることにより可動接点46を常閉接点48から常開接点47へ切換えて通電経路を変更する。
次に、セフティーランプ30の動作について詳細に説明する。
まず、自車両1の運転者がヘッドライト2を点灯し忘れた場合について説明する。
図7に示すように、セフティーランプ30は、イグニションキースイッチ11がオンされているために、第1制御回路31は可動接点36が常開接点38に切換えられていて、常開接点38にバッテリー35の電圧が印加されている。
このとき、第2制御回路32は、ブレーキペダルが踏まれていない場合、可動接点41が常閉接点42に接続されている。
そのため、第2制御回路32は、発光部15に通電することにより、発光部15が白色に発光する。
このとき、第3制御回路33は、可動接点46にバッテリー35の電圧が印加されていない。
これにより、自車両1の運転者は、万が一に、ヘッドライト2を点灯し忘れて走行した場合、ヘッドライト2の代わりに点灯している発光部15からの白色光を前方に照射することにより前方の他車両4を確認して安全な走行を維持することができる。
次に、自車両1が30Km/h以下の速度で走行している際に、運転者がブレーキペダルを踏んでいない場合について説明する。なお、この状態は図7と同様である。
すなわち、図7に示したように、セフティーランプ30は、イグニションキースイッチ11がオンされているために、第1制御回路31は可動接点36が常開接点38に切換えられていて、常開接点38にバッテリー35の電圧が印加されている。
第2制御回路32は、運転者がブレーキペダルを踏んでいないために、ブレーキランプスイッチ12がオンされておらず、可動接点41が常閉接点42に接続されているために、発光部15が白色に発光する。
これにより、セフティーランプ10は、前方の他車両4のバックミラー5越しに、自車両1が30Km/h以下の速度であってブレーキをかけていない状態であることを表示することができる。
次に、自車両1が30Km/h以上の速度で走行している際に、運転者がブレーキペダルを踏んだ場合について説明する。
図8に示すように、セフティーランプ30は、イグニションキースイッチ11がオンされているために、第1制御回路31は可動接点36が常開接点38に切換えられていて、常開接点38にバッテリー35の電圧が印加されている。
第2制御回路32は、運転者がブレーキペダルを踏んだために、ブレーキランプスイッチ12がオンされて可動接点41が常開接点43に接続される。
そして、第3制御回路33は、スピードセンサー13が所定の30Km/hを超えているために、バッテリー35の電圧が印加されている可動接点46が常開接点47に接続され、発光部15が白色の発光を停止して黄色に発光する。
これにより、セフティーランプ30は、前方の他車両4のバックミラー5越しに、自車両1が30Km/h以上の速度であってブレーキをかけている状態であり、自車両1が前方の他車両4の存在を確認して制動中であることを表示することができる。
次に、この状態において、運転者がブレーキペダルを踏むことにより、自車両1の速度が30Km/h以下になった場合について説明する。
図9に示すように、セフティーランプ30は、イグニションキースイッチ11がオンされているために、第1制御回路31は可動接点36が常開接点38に切換えられていて、常開接点38にバッテリー35の電圧が印加されている。
第2制御回路32は、運転者がブレーキペダルを踏んだために、ブレーキランプスイッチ12がオンされて可動接点41が常開接点43に接続される。
そして、第3制御回路33は、スピードセンサー13が所定の30Km/hを超えていないために、バッテリー35の電圧が印加されている可動接点46が常閉接点48に接続され、発光部15が黄色の発光を停止して緑色に発光する。
これにより、セフティーランプ30は、前方の他車両4のバックミラー5越しに、自車両1が30Km/h以下の速度であってブレーキをかけている状態であり、自車両1が前方の他車両4の存在を確認して制動中であることを表示することができる。
次に、セフティーランプ30の動作について対向する他車両4に対する場合について詳細に説明する。
図4を参照して、右折可の矢印が出ている交差点6において右折しようとする他車両4に対して、反対方向から自車両1が直進する場合について説明する。このとき、他車両4の運転者は、対向する自車両1の前面部分を確認することになる。
30Km/h以上の速度で交差点6に向けて進行してくる自車両1の運転者がブレーキペダルを踏んだ場合、図8を参照して、セフティーランプ30は、イグニションキースイッチ11がオンされているために、第1制御回路31は可動接点36が常開接点38に切換えられていて、常開接点38にバッテリー35の電圧が印加されている。
第2制御回路32は、運転者がブレーキペダルを踏んだために、ブレーキランプスイッチ12がオンされており、可動接点41が常開接点43に接続される。
そして、第3制御回路33は、スピードセンサー13が所定の30Km/hを超えているために、バッテリー35の電圧が印加されている可動接点46が常開接点47に接続され、発光部15が黄色に発光する。
これにより、セフティーランプ30は、交差点6を右折しようとする他車両4に対して、自車両1が30Km/h以上の速度であってブレーキをかけている状態であることを発光部15の黄色の発光により表示して注意を促すことができる。
次に、30Km/h以下のただちに停止可能な速度で交差点6に向けて進行してくる自車両1の運転者がブレーキペダルを踏んだ場合、図9を参照して、セフティーランプ30は、イグニションキースイッチ11がオンされているために、第1制御回路31は可動接点36が常開接点38に切換えられていて、常開接点38にバッテリー35の電圧が印加されている。
第2制御回路32は、運転者がブレーキペダルを踏んだために、ブレーキランプスイッチ12がオンされており、可動接点41が常開接点43に接続される。
そして、第3制御回路33は、スピードセンサー13が所定の30Km/hを超えていないために、バッテリー35の電圧が印加されている可動接点46が常閉接点48に接続され、発光部15が緑色に発光する。
これにより、セフティーランプ30は、交差点6を右折しようとする他車両4に対して、自車両1が30Km/h以下の速度であってブレーキをかけている状態であり、ただちに停止可能であることを発光部15の緑色の発光により表示することができる。
第3実施形態のセフティーランプ30によれば、ヘッドライト2を点灯し忘れて走行したとしても、前方を白色光で照射して安全な走行を行うことができ、自車両1の走行中に、ブレーキランプスイッチ12が駆動されて制動状態にあるか、或いは、スピードセンサー13が所定の30Km/hを超えているか否かの論理に対応して発光部15が白色、黄色、緑色の表示色のうちの択一した一つを前方へ表示することにより他車両4に対して注意を促して安全な走行を心がけることができる。
なお、本発明のセフティーランプは、前述した各実施形態に限定するものでなく、適宜な変形や改良等が可能である。
例えば、セフティーランプの発光色である白色、黄色、緑色は一例であって、他の発光色を適宜適用することができる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されるが、以下には限られない。
(付記1)イグニションキースイッチと、ブレーキランプスイッチと、スピードセンサーと、前記イグニションキースイッチ、前記ブレーキランプスイッチ、および、前記スピードセンサーに接続された制御回路と、前記制御回路の駆動により択一表示可能な発光部とを備えることを特徴とする。
(付記2)前記発光部は、前記イグニションキースイッチ、前記ブレーキランプスイッチ、および、前記スピードセンサーの動作に応じて、例えば、白色、黄色、および、緑色の異なる3色のいずれかに択一的に発光することを特徴とする付記1に記載のセフティーランプ。
(付記3)イグニションキースイッチの駆動によりオンする第1制御回路と、ブレーキランプスイッチの駆動によりオンする第2制御回路と、スピードセンサーが所定の値を超えた際にオンする第3制御回路と、車両の前方に向けて照射可能な位置に取り付けられ、前記第1制御回路、前記第2制御回路、および、前記第3制御回路のオンに応じて複数の表示色を択一表示可能な発光部とを備えることを特徴とする。
(付記4)前記発光部は、前記車両の前面またはルーフに取り付けられる付記1ないし付記3のうちのいずれか1つに記載のセフティーランプ。
(付記5) 前記付記2に代えて、バイク等において、イグニションキースイッチと、ブレーキランプスイッチと、スピードセンサーとの動作に応じて択一的に異なる2色のいずれかで発光する発光部を備えることを特徴とする。
(付記6) 前記付記1〜5に加えて、自動車の後面に設けられるリフレクタ(反射体)に、イグニションキースイッチのオンに連動して点灯するLED等の発光部を備えることを特徴とする。
1 自車両(車両)
3 フロントバンパーフェイシア(前面)
6 営業車両(車両)
7 ルーフ(ルーフパネル)
10 セフティーランプ
11 イグニションキースイッチ
12 ブレーキランプスイッチ
13 スピードセンサー
14 制御回路
15 発光部
20 セフティーランプ
21 発光部
30 セフティーランプ
31 第1制御回路
32 第2制御回路
33 第3制御回路

Claims (4)

  1. イグニションキースイッチと、
    ブレーキランプスイッチと、
    スピードセンサーと、
    前記イグニションキースイッチ、前記ブレーキランプスイッチ、および、前記スピードセンサーに接続された制御回路と、
    前記制御回路の駆動により択一表示可能な発光部とを備えることを特徴とするセフティーランプ。
  2. 前記発光部は、前記イグニションキースイッチ、前記ブレーキランプスイッチ、および、前記スピードセンサーの動作に応じて、異なる色で択一的に発光することを特徴とする請求項1に記載のセフティーランプ。
  3. イグニションキースイッチの駆動によりオンする第1制御回路と、
    ブレーキランプスイッチの駆動によりオンする第2制御回路と、
    スピードセンサーが所定の値を超えた際にオンする第3制御回路と、
    車両の前方に向けて照射可能な位置に取り付けられ、前記第1制御回路、前記第2制御回路、および、前記第3制御回路のオンに応じて複数の表示色を択一表示可能な発光部と、を備えることを特徴とするセフティーランプ。
  4. 前記発光部は、前記車両の前面またはルーフに取り付けられることを特徴とする請求項1ないし請求項3のうちのいずれか1項に記載のセフティーランプ。
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