JP2014015102A - セフティーランプ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】セフティーランプ10は、イグニションキースイッチ11と、ブレーキランプスイッチ12と、スピードセンサー13と、イグニションキースイッチ11、ブレーキランプスイッチ12、および、スピードセンサー13に接続された制御回路14と、制御回路14の駆動により択一表示可能な発光部15とを備える。
【選択図】図1
Description
特許文献1のセフティーランプは、車両の走行状況を検出する走行状況検出手段と、走行状況検出手段によって検出された情報を用いて、車両が危険な走行状態であると判断した場合、車両が危険な走行状態であるとことを示す情報を危険情報として生成する判断手段と、判断手段とによって複数種類の危険情報が生成された場合、車両に備わった表示手段に示される複数種類の危険情報をそれぞれ示す警告表示の表示形態を予め定められた条件に従って変更する。
これにより、特許文献1に記載のセフティーランプは、優先させて表示させるべき警告表示を他の警告表示よりも優先させて表示したり、他の警告表示よりも優先させて表示させるべき警告表示を目立つように表示形態を変更したりすることができ、複数の警告表示をしなければならない状況において、想定される危険度の比較に応じた警告表示をすることができる。
また、交差点進入時に、自車両の曲がる方向と逆方向の交差方向から他車両が接近してきた場合に、ウインカー操作とは逆側の第1発光素子を発光させることで、自車両の進路変更を他車両に表示するものがある。
そして、自車両と後方車両との間に他車両が存在する場合に、ブレーキ操作が解除されるまで第3発光素子を発光し続けることにより、自車両のブレーキランプが他車両により死角となっていた場合であっても、第3発光素子に基づいて自車両のブレーキ操作を後方車両に表示することができる。
すなわち、従来のセフティーランプは、後方の自車両が、前方の他車両の運転者に対して制動しているか否かの表示を行うことができない。
すなわち、特許文献1に記載のセフティーランプを初めとする従来のセフティーランプは、例えば、交差点へ直進する自車両が、右折可の矢印が出ている交差点の対向車線から右折しようとする他車両の運転者に対して制動しているか否かについて表示できない。
(第1実施形態)
図1に示すように、本発明に係る第1実施形態のセフティーランプ10は、イグニションキースイッチ11と、ブレーキランプスイッチ12と、スピードセンサー13と、これらイグニションキースイッチ11、ブレーキランプスイッチ12、スピードセンサー13に接続された制御回路(CPU)14と、制御回路14の駆動により白色(W)、黄色(Y)、および、緑色(G)を択一表示可能な発光部15とを備える。
なお、スピードセンサー13の閾値は、30Km/hに限定されるものではなく、その車両の特性に応じて適宜変更設定することができる。
なお、発光部15は、フルカラーLEDに代えて、通電により白色に発光する白色LEDを制御回路14に接続してもよく、通電により黄色に発光するガリウムヒ素リン(GaAsP)を素材としたLEDを制御回路14に接続してもよく、通電により緑色に発光するセレン化亜鉛(ZnSe)を素材としたLEDを制御回路14に接続してもよい。
また、発光部15は、フルカラーLEDに代えて、通電により白色に点灯する白色バルブを制御回路14に接続したり、通電により黄色に発光する黄色バルブを制御回路14に接続したり、通電により緑色に発光する緑色バルブを制御回路14に接続したりしてもよい。この場合、発光回路は不要になる。
図3に示すように、自車両1が他車両4に追従して直進走行している場合について説明する。このとき、前方の他車両4の運転者は、バックミラー5越しに、後方から追従している自車両1の前面部分を確認することになる。
セフティーランプ10は、イグニションキースイッチ11がオンされており、運転者がブレーキペダルを踏んでいない場合、制御回路14により発光部15が白色に発光する。
これにより、自車両1の運転者は、万が一に、ヘッドライト2を点灯し忘れて走行した場合、ヘッドライト2の代わりに点灯している発光部15からの白色光を前方に照射することにより前方の他車両4を確認して安全な走行を維持することができる。
セフティーランプ10は、イグニションキースイッチ11がオンされており、運転者がブレーキペダルを踏んでおらず、ブレーキランプスイッチ12がオンされていないために、制御回路14により発光部15が白色に発光する。
これにより、セフティーランプ10は、前方の他車両4のバックミラー5越しに、自車両1が30Km/h以下の速度であってブレーキをかけていない状態であることを表示することができる。
セフティーランプ10は、イグニションキースイッチ11がオンされており、運転者がブレーキペダルを踏んだためにブレーキランプスイッチ12がオンされ、スピードセンサー13が所定の30Km/hを超えているために、制御回路14により発光部15は白色の発光を停止して黄色に発光する。
これにより、セフティーランプ10は、前方の他車両4のバックミラー5越しに、自車両1が30Km/h以上の速度であってブレーキをかけている状態であり、自車両1が前方の他車両4の存在を確認して制動中であることを表示することができる。
セフティーランプ10は、イグニションキースイッチ11がオンされており、運転者がブレーキペダルを踏んだためにブレーキランプスイッチ12がオンされ、スピードセンサー13が所定の30Km/hを超えていないために、制御回路14により発光部15は黄色の発光を停止して緑色に発光する。
これにより、セフティーランプ10は、前方の他車両4のバックミラー5越しに、自車両1が30Km/h以下の速度であってブレーキをかけている状態であり、自車両1が前方の他車両4の存在を確認して制動中であることを表示することができる。
図4に示すように、右折可の矢印が出ている交差点6において右折しようとする他車両4に対して、反対方向から自車両1が直進する場合について説明する。このとき、他車両4の運転者は、対向する自車両1の前面部分を確認することになる。
これにより、セフティーランプ10は、交差点6を右折しようとする他車両4に対して、自車両1が30Km/h以上の速度であってブレーキをかけている状態であることを発光部15の黄色の発光により表示して注意を促すことができる。
これにより、セフティーランプ10は、交差点6を右折しようとする他車両4に対して、自車両1が30Km/h以下の速度であってブレーキをかけている状態であり、ただちに停止可能であることを発光部15の緑色の発光により表示することができる。
次に、本発明に係る第2実施形態のセフティーランプについて説明する。
なお、以下の各実施形態において、前述した第1実施形態と重複する構成要素や機能的に同様な構成要素については、図中に同一符号あるいは相当符号を付することによって説明を簡略化あるいは省略する。
次に、本発明に係る第3実施形態のセフティーランプについて説明する。
図6に示すように、本発明に係る第3実施形態のセフティーランプ30は、イグニションキースイッチ11の駆動によりオンする第1制御回路31と、ブレーキランプスイッチ12の駆動によりオンする第2制御回路32と、スピードセンサー13が所定の30Km/hを超えた場合にオンする第3制御回路33と、自車両1の前方に向けて照射可能な位置に取り付けられ、第1制御回路31、第2制御回路32、および、第3制御回路33のオンに応じて、白色、黄色、および、緑色を択一表示可能な発光部15とを備える。
まず、自車両1の運転者がヘッドライト2を点灯し忘れた場合について説明する。
図7に示すように、セフティーランプ30は、イグニションキースイッチ11がオンされているために、第1制御回路31は可動接点36が常開接点38に切換えられていて、常開接点38にバッテリー35の電圧が印加されている。
このとき、第2制御回路32は、ブレーキペダルが踏まれていない場合、可動接点41が常閉接点42に接続されている。
そのため、第2制御回路32は、発光部15に通電することにより、発光部15が白色に発光する。
このとき、第3制御回路33は、可動接点46にバッテリー35の電圧が印加されていない。
これにより、自車両1の運転者は、万が一に、ヘッドライト2を点灯し忘れて走行した場合、ヘッドライト2の代わりに点灯している発光部15からの白色光を前方に照射することにより前方の他車両4を確認して安全な走行を維持することができる。
すなわち、図7に示したように、セフティーランプ30は、イグニションキースイッチ11がオンされているために、第1制御回路31は可動接点36が常開接点38に切換えられていて、常開接点38にバッテリー35の電圧が印加されている。
第2制御回路32は、運転者がブレーキペダルを踏んでいないために、ブレーキランプスイッチ12がオンされておらず、可動接点41が常閉接点42に接続されているために、発光部15が白色に発光する。
これにより、セフティーランプ10は、前方の他車両4のバックミラー5越しに、自車両1が30Km/h以下の速度であってブレーキをかけていない状態であることを表示することができる。
図8に示すように、セフティーランプ30は、イグニションキースイッチ11がオンされているために、第1制御回路31は可動接点36が常開接点38に切換えられていて、常開接点38にバッテリー35の電圧が印加されている。
第2制御回路32は、運転者がブレーキペダルを踏んだために、ブレーキランプスイッチ12がオンされて可動接点41が常開接点43に接続される。
そして、第3制御回路33は、スピードセンサー13が所定の30Km/hを超えているために、バッテリー35の電圧が印加されている可動接点46が常開接点47に接続され、発光部15が白色の発光を停止して黄色に発光する。
これにより、セフティーランプ30は、前方の他車両4のバックミラー5越しに、自車両1が30Km/h以上の速度であってブレーキをかけている状態であり、自車両1が前方の他車両4の存在を確認して制動中であることを表示することができる。
図9に示すように、セフティーランプ30は、イグニションキースイッチ11がオンされているために、第1制御回路31は可動接点36が常開接点38に切換えられていて、常開接点38にバッテリー35の電圧が印加されている。
第2制御回路32は、運転者がブレーキペダルを踏んだために、ブレーキランプスイッチ12がオンされて可動接点41が常開接点43に接続される。
そして、第3制御回路33は、スピードセンサー13が所定の30Km/hを超えていないために、バッテリー35の電圧が印加されている可動接点46が常閉接点48に接続され、発光部15が黄色の発光を停止して緑色に発光する。
これにより、セフティーランプ30は、前方の他車両4のバックミラー5越しに、自車両1が30Km/h以下の速度であってブレーキをかけている状態であり、自車両1が前方の他車両4の存在を確認して制動中であることを表示することができる。
図4を参照して、右折可の矢印が出ている交差点6において右折しようとする他車両4に対して、反対方向から自車両1が直進する場合について説明する。このとき、他車両4の運転者は、対向する自車両1の前面部分を確認することになる。
第2制御回路32は、運転者がブレーキペダルを踏んだために、ブレーキランプスイッチ12がオンされており、可動接点41が常開接点43に接続される。
そして、第3制御回路33は、スピードセンサー13が所定の30Km/hを超えているために、バッテリー35の電圧が印加されている可動接点46が常開接点47に接続され、発光部15が黄色に発光する。
これにより、セフティーランプ30は、交差点6を右折しようとする他車両4に対して、自車両1が30Km/h以上の速度であってブレーキをかけている状態であることを発光部15の黄色の発光により表示して注意を促すことができる。
第2制御回路32は、運転者がブレーキペダルを踏んだために、ブレーキランプスイッチ12がオンされており、可動接点41が常開接点43に接続される。
そして、第3制御回路33は、スピードセンサー13が所定の30Km/hを超えていないために、バッテリー35の電圧が印加されている可動接点46が常閉接点48に接続され、発光部15が緑色に発光する。
これにより、セフティーランプ30は、交差点6を右折しようとする他車両4に対して、自車両1が30Km/h以下の速度であってブレーキをかけている状態であり、ただちに停止可能であることを発光部15の緑色の発光により表示することができる。
例えば、セフティーランプの発光色である白色、黄色、緑色は一例であって、他の発光色を適宜適用することができる。
(付記2)前記発光部は、前記イグニションキースイッチ、前記ブレーキランプスイッチ、および、前記スピードセンサーの動作に応じて、例えば、白色、黄色、および、緑色の異なる3色のいずれかに択一的に発光することを特徴とする付記1に記載のセフティーランプ。
(付記3)イグニションキースイッチの駆動によりオンする第1制御回路と、ブレーキランプスイッチの駆動によりオンする第2制御回路と、スピードセンサーが所定の値を超えた際にオンする第3制御回路と、車両の前方に向けて照射可能な位置に取り付けられ、前記第1制御回路、前記第2制御回路、および、前記第3制御回路のオンに応じて複数の表示色を択一表示可能な発光部とを備えることを特徴とする。
(付記4)前記発光部は、前記車両の前面またはルーフに取り付けられる付記1ないし付記3のうちのいずれか1つに記載のセフティーランプ。
(付記5) 前記付記2に代えて、バイク等において、イグニションキースイッチと、ブレーキランプスイッチと、スピードセンサーとの動作に応じて択一的に異なる2色のいずれかで発光する発光部を備えることを特徴とする。
(付記6) 前記付記1〜5に加えて、自動車の後面に設けられるリフレクタ(反射体)に、イグニションキースイッチのオンに連動して点灯するLED等の発光部を備えることを特徴とする。
3 フロントバンパーフェイシア(前面)
6 営業車両(車両)
7 ルーフ(ルーフパネル)
10 セフティーランプ
11 イグニションキースイッチ
12 ブレーキランプスイッチ
13 スピードセンサー
14 制御回路
15 発光部
20 セフティーランプ
21 発光部
30 セフティーランプ
31 第1制御回路
32 第2制御回路
33 第3制御回路
Claims (4)
- イグニションキースイッチと、
ブレーキランプスイッチと、
スピードセンサーと、
前記イグニションキースイッチ、前記ブレーキランプスイッチ、および、前記スピードセンサーに接続された制御回路と、
前記制御回路の駆動により択一表示可能な発光部とを備えることを特徴とするセフティーランプ。 - 前記発光部は、前記イグニションキースイッチ、前記ブレーキランプスイッチ、および、前記スピードセンサーの動作に応じて、異なる色で択一的に発光することを特徴とする請求項1に記載のセフティーランプ。
- イグニションキースイッチの駆動によりオンする第1制御回路と、
ブレーキランプスイッチの駆動によりオンする第2制御回路と、
スピードセンサーが所定の値を超えた際にオンする第3制御回路と、
車両の前方に向けて照射可能な位置に取り付けられ、前記第1制御回路、前記第2制御回路、および、前記第3制御回路のオンに応じて複数の表示色を択一表示可能な発光部と、を備えることを特徴とするセフティーランプ。 - 前記発光部は、前記車両の前面またはルーフに取り付けられることを特徴とする請求項1ないし請求項3のうちのいずれか1項に記載のセフティーランプ。
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