JP2014013687A - 電池設置構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】設置対象への電池の設置作業をやり易くする設置構造を提供する。
【解決手段】本発明の電池設置構造は、組電池1と、固定部10を備え、前記組電池1は、第一の筐体3と前記第一の筐体3に収容された複数の単電池とを有する。前記固定部10は、複数の面ファスナ11を有し、前記面ファスナ11同士の結合により前記組電池1を設置対象に固定する。各面ファスナ11は可撓性(柔軟性、弾性)およびクッション性を有している。また、ベース部11aと係合部11bを備えている。
【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、電池設置構造に関する。
従来、筐体に複数の単電池を収容した組電池などの電池が知られている。
特開2011−76936号公報
この種の電池では、一例としては、設置対象への設置作業がやり易いことが望ましい。
実施形態の電池設置構造は、組電池と、固定部と、を備えた。前記組電池は、第一の筐体と、前記第一の筐体に収容された複数の単電池と、を有した。前記固定部は、複数の面ファスナを有し、前記面ファスナ同士の結合を用いて前記組電池を設置対象に固定した。
図1は、第1の実施形態にかかる電池ユニットの一例の斜視図である。 図2は、第1の実施形態にかかる組電池の一例の平面図である。 図3は、第1の実施形態にかかる組電池の一例の底面図である。 図4は、第1の実施形態にかかる電池ユニットの一部の一例の斜視図である。 図5は、第1の実施形態にかかる電池ユニットの一部の一例の分解斜視図である。 図6は、第2の実施形態にかかる電池ユニットの一部の一例の斜視図である。 図7は、図6に示された電池ユニットの一部の一例の平面図である。 図8は、図6のF8方向から見た電池ユニットの一部の一例の矢視図である。 図9は、第3の実施形態にかかる電池ユニットの一部の一例の斜視図である。 図10は、図9に示された電池ユニットの一部の一例の平面図である。 図11は、第4の実施形態にかかる電池ユニットの一部の一例の斜視図である。 図12は、第4の実施形態にかかる電池ユニットの一部の一例の分解斜視図である。 図13は、第5の実施形態にかかる電池ユニットの一部の一例の斜視図である。 図14は、図13に示された電池ユニットの一部の一例の平面図である。 図15は、第6の実施形態にかかる電池ユニットの一部の一例の斜視図である。 図16は、第6の実施形態にかかる固定具の一例の側面図である。 図17は、第7の実施形態にかかる電池ユニットの一部の一例の斜視図である。
以下の例示的な複数の実施形態には、同様の構成要素が含まれている。よって、以下では、同様の構成要素には共通の符号が付されるとともに、重複する説明が省略される。また、各図では、説明の便宜上、方向(X方向、Y方向、Z方向)が示されている。X方向、Y方向、およびZ方向は、相互に直交している。
<第1の実施形態>
本実施形態では、一例として、図1に示されるように、電池ユニットA(電源装置)は、複数の組電池1(電池モジュール)と、複数の組電池1を収容した収容庫100と、を備えている。組電池1は、電池の一例である。電池ユニットAは、一例として、POS(point of sales)システム用の電源など、定置型の電源として使用されうる。
収容庫100は、一例として、筐体101(第二の筐体)と、筐体101に挿入された複数の引き出し102(第一の引き出し)と、筐体101に挿入された一つの引き出し103(第二の引き出し)と、を有している。引き出し102には、組電池1が設置され、引き出し103には、組電池1の充放電制御および電圧などの監視を行う管理装置(図示されず)などが設置されている。
筐体101は、本体104と、本体104に開閉可能に連結された扉105と、を有している。本体104は、上下方向(高さ方向、Z方向)に比較的長い概略直方体状の外観を呈している。
本体104には、収容部104a,104bが設けられている。収容部104aには、引き出し102が引き出し可能に挿入され、収容部104bには、引き出し103が引き出し可能に挿入されている。一例として、収容部104aは、複数設けられ、収容部104bは、一つ設けられている。収容部104aは、上下に複数段設けられ、収容部104bは、複数の収容部104aの上方に設けられている。収容部104a,104bは、本体104の前面104cから本体104の後面へ向けて凹状に設けられている。引き出し102,103は、収容部104a,104bのそれぞれの開口104d,104eから収容部104a,104b内に挿入されている。開口104d,104eは、筐体101の前面104cに設けられている。収容部104a,104bは、引き出し102,103をスライド可能に支持している。収容部104a,104bに対する引き出し102,103の挿入方向は、一例として、筐体101の前後方向での後方(X方向)であり、収容部104a,104bに対する引き出し102の引き出し方向は、筐体101の前後方向での前方である。
扉105は、本体104の前面104cを覆う位置と本体104の前面104cを開放する位置との間で回動可能に、本体104にヒンジ(図示されず)によって連結されている。扉105には、通気部105aが設けられている。通気部105aは、収容部104aの上下の段のそれぞれに対応して設けられるとともに、収容部104bに対応して設けられている。通気部105aには、複数の開口(通気孔)が設けられている。通気部105aは、本体104の内外を連通しており、通気部105aを介して本体104内へ外気が流入するとともに、通気部105aを介して本体104内の空気が外部へ流出する。
引き出し102は、一例として、前後方向(奥行き方向、引き出し102の挿入方向、X方向)に比較的長い概略直方体状の外観を呈している。引き出し102には、上面102aから下面102bに向けて凹んだ凹部102c(収容部、設置部)が設けられている。凹部102c内に組電池1が収容されている。
引き出し102は、四角形状(例えば長方形状)の底壁102dと、底壁102dの周縁部に立設された矩形環状の周壁102eと、を有している。これらの底壁102dと周壁102eとによって凹部102cが構成されている。底壁102dには、載置面102f(面、面部、上面、上面部、載置部、設置部、設置対象、図4参照)が設けられている。載置面102fは、底壁102dの上面を構成するとともに凹部102cの底面を構成している。載置面102fには、複数の組電池1が載置(固定)されている。周壁102eは、前壁102gと、後壁(図示されず)と、一対の側壁102hと、を有している。前壁102gは、底壁102dの前縁部に設けられている。後壁は、底壁102dの後縁部に設けられている。一対の側壁102hは、底壁102dの一対の側縁部に設けられている。前壁102gには、取っ手102iが設けられており、作業者は、取っ手102iを把持して引き出し102を開閉(スライド)させることができる。また、前壁102gには、通気部102jが設けられている。通気部102jは、一例として、取っ手102jの下方に設けられている。通気部102jには、複数の開口(通気孔)が設けられている。通気部102jは、引き出し102(凹部102c)の内外を連通している。したがって、通気部105a,102jを介して引き出し102内へ外気が流入するとともに、通気部102j,105aを介して引き出し102内の空気が外部へ流出する。
組電池1は、図1に示されるように、一例として、引き出し102の載置面102f(図4参照)に、引き出し102の挿入方向(X方向)に沿って一例に並べられて複数設けられている。本実施形態では、一例として、複数の組電池1は、直列に電気的に接続されている。なお、複数の組電池1は、並列に電気的に接続されていてもよい。
組電池1は、一例として、図2に示されるように、直列または並列に電気的に接続された複数の単電池2(単電池部、単セル、電池セル、電池)と、これら複数の単電池2を収容した筐体3(ケース、ケーシング、ハウジング、第一の筐体)と、を有している。組電池1は、一例としては、二次電池(蓄電池、充電式電池)として構成されうる。組電池1は、本実施形態では、上述のとおり、収容庫100に設置されて、定置型の電池ユニットAを構成しているが、他の種々の装置や、機械、設備などに設置されうる。例えば、組電池1は、携帯電話や、パーソナルコンピュータ、携帯音楽プレーヤーなどの比較的小型の装置に設けられてそれらの電源としても使用される他、電動自転車や、ハイブリッド電気自動車、電気自動車などの比較的大型の装置に設けられてそれらの電源としても使用される。また、組電池1に含まれる単電池2の数や配置などは、本実施形態で開示されるものには限定されない。また、組電池1には、電池の電圧や温度を監視するための配線や、監視基板、電池制御のための制御基板などが含まれうる。
本実施形態では、一例として、単電池2は、それぞれ、リチウムイオン二次電池として構成されることができる。なお、単電池2は、ニッケル水素電池や、ニッケルカドミウム電池、鉛蓄電池など、他の二次電池であってもよい。リチウムイオン二次電池は、非水電解質二次電池の一種であり、電解質中のリチウムイオンが電気伝導を担う。正極材料としては、例えば、リチウムマンガン複合酸化物、リチウムニッケル複合酸化物、リチウムコバルト複合酸化物、リチウムニッケルコバルト複合酸化物、リチウムマンガンコバルト複合酸化物、スピネル型リチウムマンガンニッケル複合酸化物、オリビン構造を有するリチウムリン酸化物などが用いられ、負極材料としては、例えば、チタン酸リチウム(LTO)などの酸化物系材料や、炭素質材料、シリコン系材料などが用いられる。また、電解質(一例としては電解液)としては、例えば、フッ素系錯塩(例えばLiBF4、LiPF6)などのリチウム塩が配合された、例えば、炭酸エチレンや炭酸プロピレン、炭酸ジエチル、炭酸エチルメチル、炭酸ジメチルなどの有機溶媒などが単独であるいは複数混合されて用いられる。
筐体3は、一例として、図2〜4などに示されるように、一方向(Y方向、単電池2の並び方向、単電池2の配列方向、単電池2の重なり方向)に比較的長い直方体状の外観を呈している。筐体3は、高さ方向(Z方向)、高さ方向と直交する短手方向(X方向)、および高さ方向と短手方向と直交する長手方向(Y方向)を有する形状となっている。
また、筐体3は、一例として、下面3a(面、表面、面部、図2参照)と、上面3b(面、表面、面部、図3参照)と、周面3c(面、表面、側面、亘面、面部、図4参照)と、を有している。下面3aは、第一の面(第一の面部)の一例であり、上面3bは第二の面(第二の面部)の一例であり、周面3cは第三の面(第三の面部)の一例である。
下面3aは、一方向(Y方向、単電池2の並び方向、単電池2の配列方向、単電池2の重なり方向)に比較的長い長方形状となっている。したがって、下面3aは、短手方向(X方向)および長手方向(Y方向)を有する形状となっている。下面3aは、載置面102f(設置対象)に面する(対面する、対向する)。
上面3bは、下面3aの反対側の面である。上面3bは、一方向(Y方向、単電池2の並び方向、単電池2の配列方向、単電池2の重なり方向)に比較的長い長方形状となっている。したがって、上面3bは、短手方向(X方向)および長手方向(Y方向)を有する形状となっている。
周面3cは、下面3aと上面3bとに亘って設けられ、下面3aと上面3bとを接続している。周面3cは、四つの面3c1〜3c4を有している。
面3c1,3c3は、下面3aの短手方向(X方向)での筐体3の端部3d,3fに設けられている。別の言い方をすると、面3c1,面3c3は、複数の組電池1の並び方向(引き出し102の挿入方向)での筐体3の端部3d,3fに設けられている。面3c1は、端部3d,3fのうち引き出し102の挿入方向での後側(筐体3の前後方向での前側)の端部3dに設けられている。面3c3は、端部3d,3fのうち引き出し102の挿入方向での前側(筐体3の前後方向での後側)の端部3fに設けられている。面3c3は、筐体3における面3c1の反対側の面である。面3c1,3c3は、概略平面状となっており、YZ平面に沿っている。面3c1,3c3は、相互に略平行である。
面3c2,3c4は、下面3aの長手方向(Y方向)での筐体3の端部3e,3gに設けられている。別の言い方をすると、面3c2,3c4は、複数の組電池1の並び方向(引き出し102の挿入方向)と直交する筐体3の幅方向(Y方向)での筐体3の端部3e,3gに設けられている。面3c2は、端部3e,3gのうち一方の端部3eに設けられ、面3c4は、端部3e,3gのうち他方の端部3gに設けられている。面3c4は、筐体3における面3c2の反対側の面である。面3c2,3c4は、概略平面状となっており、XZ平面に沿っている。面3c2,3c4は、相互に略平行である。
また、筐体3は、下面3aを有する底壁3h(壁、壁部)と、上面3bを有する上壁3i(壁、壁部)と、を有している。底壁3hおよび上壁3iは、矩形状(本実施形態では、一例として長方形状)である。また、筐体3は、周面3cを有する周壁3jを有している。周壁3jは、面3c1を有する壁3j1と、面3c2を有する壁3j2と、面3c3を有する壁3j3と、面3c4を有する壁3j4と、を有している。筐体3は、複数の部材の組み合わせとして構成されうる。例えば、筐体3は、底壁3hと周壁3jとを含む第一部材と、上壁3iを含む第二部材とを有する構成であってよい。この場合、第一部材と第二部材とは、溶着や接着、ねじ止めなどの手段によって相互に結合される。
また、筐体3は、例えば、絶縁性を有した合成樹脂材料(例えば、変性PPE(ポリフェニレンエーテル)や、PFA(パーフルオロアルコキシアルカン、テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)など)で構成される。また、筐体3の合成樹脂材料としては、熱可塑性樹脂を用いることができ、例えば、PEや、PP、PMPなどのオレフィン樹脂、PETや、PBT、PENなどのポリエステル系樹脂、POM樹脂、PA6、PA66、PA12などのポリアミド系樹脂、PPS樹脂、LCP樹脂などの結晶性樹脂およびそれらのアロイ樹脂、あるいは、PSや、PC、PC/ABS、ABS、AS、変性PPE、PES、PEI、PSFなどの非結晶性樹脂およびそれらのアロイ樹脂を、用いることができる。なお、筐体3は、別例として、金属材料で構成されていてもよい。この場合、金属材料の表面に絶縁性膜が設けられているのが好適である。
また、組電池1は、端子部4,5を有している。本実施形態では、一例として、端子部4は、正極端子部であり、端子部5は、負極端子部である。端子部4は、単電池2の正極端子部に電気的に接続され、端子部5は、単電池2の負極端子部に電気的に接続されている。なお、端子部4が負極端子部であって、端子部5が正極端子部であってもよい。端子部4,5は、筐体3から露出されている。端子部4,5は、筐体3から突出している。一例として、端子部4,5は、筐体3の上面3b(上壁3i)を貫通している。端子部4,5は、筐体3の端部3eに寄せて設けられている。端子部4,5は、筐体3の面3c2,3c4のうちで面3c2に寄った位置で上面3bから露出されている。端子部4,5は、下面3aの短手方向(X方向)に相互に間隔をあけて位置されている。端子部4,5は、例えば、導電性を有した金属材料によって構成されている。
隣り合う組電池1の端子部4,5同士は、一例として、図1に示されるように、バスバー6(導電部材)で接続(接合、結合、固定、電気的に接続)されている。図1では、一例として、二つの組電池1が示され、引き出し102の挿入方向での後側の組電池1の端子部5と、引き出し102の挿入方向での前側の組電池1の端子部4とがバスバー6によって接続されている。バスバー6は、一例として、導電性を有した金属材料によって構成されている。バスバー6は、一例として、図2に示されるように、帯状(短冊状、平板状)を呈している。なお、バスバー6は、例えば、折り曲げ形状を有していてもよい。バスバー6には、当該バスバー6の長手方向の両端部のそれぞれに孔6a(嵌合部、嵌合孔)が設けられている。孔6aには、端子部4または端子部5が挿入可能となっている。バスバー6は、孔6aに挿入された端子部4,5と孔6aの周面で嵌合する。本実施形態では、バスバー6は、当該バスバー6の長手方向が引き出し102の挿入方向(下面3aの短手方向)に沿うように、隣り合う組電池1間に掛け渡されている。バスバー6と端子部4,5とは、一例として、嵌合などにより接合(結合、固定、接続、電気的に接続)されるが、これに限るものではない。例えば、バスバー6と端子部4,5とは、溶着やねじ止めなどによって接合されてもよい。本実施形態では、一例として、複数の組電池1のうち引き出し102の挿入方向の一番後側(図1での手前側)に位置する組電池1の端子部4と、複数の組電池1のうち引き出し102の挿入方向の一番前側(図1での奥側)に位置する組電池1の端子部5とは、管理装置に電気的に接続されている。
本実施形態では、組電池1は、一例として、図4および図5に示されるように、固定部10によって載置面102fに固定されている。固定部10は、組電池1および収容庫100とともに、電池設置構造200を構成している。
固定部10は、複数の面ファスナ11を有し、面ファスナ11同士の結合を用いて組電池1を載置面102fに固定している。本実施形態では、一例として、複数の面ファスナ11には、面ファスナ11Aおよび面ファスナ11Bが含まれる。本実施形態では、面ファスナ11Aは、第一の面ファスナの一例であり、面ファスナ11Bは、第二の面ファスナの一例である。
各面ファスナ11は、可撓性(柔軟性、弾性)およびクッション性を有している。各面ファスナ11は、略帯状(短冊状)を呈している。各面ファスナ11は、ベース部11a(ベース面、基材部)と、係合部11b(係合面、系着部、系着面、結合部、結合面、引っ掛かり部、引っ掛かり面)と、を有している。係合部11bは、面ファスナ11におけるベース部11aの反対側に位置されている。係合部11bは、ベース部11aから延出している。なお、図面では、ベース部11aおよび係合部11bが概略的に示されている。係合部11bは、フック部材又はフック部材が着脱可能に係合する(引っ掛かる)掛かり部材を、複数有する。本実施形態では、面ファスナ11Aの係合部11bは、フック部材と引っ掛かり部材とのうちの一方を有し、面ファスナ11Bの係合部11bは、フック部材と引っ掛かり部材とのうちの他方を有する。つまり、面ファスナ11Aの係合部11bがフック部材を有する場合には、面ファスナ11Bの係合部11bが引っ掛かり部材を有し、面ファスナ11Aの係合部11bが引っ掛かり部材を有する場合には、面ファスナ11Bの係合部11bがフック部材を有する。面ファスナ11A,11B同士は、相互の係合部11b同士が結合可能である。面ファスナ11A,11Bは、相互に着脱可能である。面ファスナ11では、筐体3や載置面102f等の面ファスナ11の取り付け対象(固定対象)に、例えば両面粘着テープや接着剤などの固定手段によって貼り付けられている(取り付けられている)。なお、以降の実施形態の面ファスナ11同士の結合も一方の面ファスナの係合部11bのフック部材と他方の面ファスナ11の引っ掛かり部材との係合によってなされる。また、以降の実施形態の面ファスナ11も特段の説明が無い場合には、取り付け対象(固定対象)に、例えば両面粘着テープや接着剤などの固定手段によって貼り付けられている。
面ファスナ11Aは、図3ないし図5に示されるように、筐体3の下面3aに設けられている。面ファスナ11Aは、相互に間隔をあけて複数設けられている。複数の面ファスナ11Aは、下面3aの長手方向(Y方向)で相互に間隔をあけて設けられている。
面ファスナ11Bは、図4および図5に示されるように、筐体3の下面3aの下方で載置面102fに設けられ、面ファスナ11Aと結合している。別の言い方をすると、面ファスナ11Bは、載置面102fにおける下面3aと面する領域3k(図5参照)に設けられており、面ファスナ11Bの係合部11bが面ファスナ11Aの係合部11bと係合している。面ファスナ11Bは、複数の面ファスナ11Aに対応して複数設けられている。即ち、面ファスナ11Bは、相互に間隔をあけて複数設けられている。複数の面ファスナ11Bは、下面3aの長手方向(Y方向)で相互に間隔をあけて設けられている。
次に、載置面102fへの組電池1の設置手順の一例を説明する。作業者は、組電池1を載置面102fに置く過程で、面ファスナ11Aを面ファスナ11Bに重ねて、面ファスナ11A,11Bを結合(係合)させる。面ファスナ11Aと面ファスナ11Bとの結合によって組電池1が載置面102fに固定され、組電池1は、面ファスナ11Aおよび面ファスナ11Bを介して載置面102fに載置される。作業者は、各組電池1を所定位置に固定した後、隣り合う組電池1の端子部4,5同士をバスバー6によって接続する。ここで、載置面102fにおける下面3aと面する領域3kの外形を線などで表記してもよい。これにより、組電池1を置く目標位置が分かり易くなる。
以上説明したとおり、本実施形態の電池設置構造200は、組電池1(電池)と、固定部10とを有している。そして、固定部10が、複数の面ファスナ11(面ファスナ11A,11B)を有し、面ファスナ11同士の結合を用いて組電池1を載置面102fに固定している。したがって、本実施形態によれば、一例として、載置面102fへの組電池1の設置作業が比較的やり易い。また、本実施形態では、一例として、組電池1を載置面102fへ固定するために、組電池1側にねじ孔などの開口を設けなくてよいので、載置面102fに組電池1を固定するために組電池1(筐体3)の構成を変更する必要がない。
また、本実施形態では、面ファスナ11Aは、筐体3の下面3aに設けられ、面ファスナ11Bは、下面3aの下方で載置面102fに設けられている。したがって、本実施形態によれば、一例として、作業者が組電池1を面ファスナ11Bに対して置くことで面ファスナ11A,11B同士が結合して、組電池1が載置面102fに固定されるので、載置面102fへの組電池1の設置作業が比較的やり易い。
また、本実施形態では、組電池1は、引き出し102の挿入方向(X方向)に沿って載置面102fに並べられて複数設けられ、隣り合う組電池1の端子部4,5同士は、バスバー6で接続されている。そして、面ファスナ11Aは、筐体3の下面3aに設けられ、面ファスナ11Bは、下面3aの下方で載置面102fに設けられて、面ファスナ11A2と結合している。したがって、本実施形態によれば、一例として、面ファスナ11A,11Bが組電池1の下方に位置して組電池1同士の間には位置しないので、隣り合う組電池1同士の間隔を比較的狭くすることができる。よって、本実施形態によれば、一例として、複数の組電池1の設置スペースを比較的小さくすることができるとともに、バスバー6の長さを比較的短くすることができる。
また、本実施形態では、面ファスナ11Aは、相互に間隔をあけて複数設けられ、面ファスナ11Bは、複数の面ファスナ11Aに対応して複数設けられている。したがって、本実施形態によれば、一例として、組電池1を載置面102fに比較的強固に固定することができる。
<第2の実施形態>
本実施形態では、面ファスナ11が第1の実施形態に対して異なる。本実施形態の複数の面ファスナ11には、一例として、図6ないし図8に示されるように、面ファスナ11C,11D,11Eが含まれる。本実施形態では、面ファスナ11Cは第一の面ファスナの一例であり、面ファスナ11Dは第二の面ファスナの一例であり、面ファスナ11Eは第三の面ファスナの一例である。
面ファスナ11Cは、筐体3の周面3c(第三の面)に設けられている。面ファスナ11Cは、面3c1と面3c3とにそれぞれ設けられている。面ファスナ11Cは、下面3aの長手方向で相互に間隔をあけて面3c1,3c3のそれぞれに複数(本実施形態では二つ)設けられている。面3c1に設けられた面ファスナ11Cと面3c3に設けられた面ファスナ11Cとは、一例として、筐体3の短手方向(X方向)の中心を通るYZ平面に関して面対称に設けられている。本実施形態では、面3c1は第四の面の一例であり、面3c3は第五の面の一例である。また、面3c1と面3c3とは、下面3aの短手方向(X方向)での筐体3の端部3d,3fと下面3aの長手方向(Y方向)での筐体3の端部3e,3gとのうちの一方(本実施形態では端部3d,3f)に設けられた面の一例である。
面ファスナ11Dは、載置面102fにおける下面3a(第一の面)と面する領域3kの外側に設けられている。面ファスナ11Dは、一例として各面ファスナ11Cに対して(対応して)一つずつ設けられている。面ファスナ11Dは、一例として、対応する面ファスナ11Cと、下面3aの長手方向(Y方向)での位置(座標位置)が同じである。面ファスナ11Dは、面3c1又は3c3と(端部が)対向する位置に設けられている。面ファスナ11Dは、対応する面ファスナ11Cの近傍に設けられている。筐体3の面3c1側に位置する面ファスナ11Dと、筐体3の面3c3側に位置する面ファスナ11Cとの筐体3の短手方向(X方向)での距離は、それらの面ファスナ11C間に位置する筐体3の部分の長さよりも長い。つまり、面ファスナ11Cは、筐体3が正規位置に載置された場合、筐体3から離間した状態となる。
面ファスナ11Eは、面ファスナ11Cおよび面ファスナ11Dと結合している。面ファスナ11Eは、筐体3の面3c1側と面3c3側とに位置されている。面ファスナ11Eは、面ファスナ11C,11Dよりも長い帯状である。面ファスナ11Eは、一例として、当該面ファスナ11Eの長手方向の略中央部で折り曲げられて、概略L字状の状態で設けられている。面ファスナ11Eは、屈曲部11cと、屈曲部11cによって相互に接続された第一および第二の部分11d,11eと、を有する。第一の部分11dは、面ファスナ11Cと結合し、面ファスナ11Cを介して筐体3に重ねられている。第二の部分11eは、面ファスナ11Dと結合し、面ファスナ11Dを介して載置面102fに重ねられている。
次に、載置面102fへの組電池1の設置手順の一例を説明する。まず、作業者は、各組電池1を載置面102fの所定位置に置く。次に、作業者は、組電池1の端子部4,5にバスバー6を本止めして、隣り合う組電池1の端子部4,5同士をバスバー6によって接続する。次に、作業者は、面ファスナ11C,11Dに面ファスナ11Eを重ねて、面ファスナ11C,11Dと面ファスナ11Eを結合させる。面ファスナ11C,11Dと面ファスナ11Eとの結合によって、組電池1が載置面102fに固定される。なお、作業者は、面ファスナ11C,11Dと面ファスナ11Eとを結合させる前に、組電池1の端子部4,5へバスバー6を仮止めし、バスバー6の仮止め状態で面ファスナ11C,11Dと面ファスナ11Eとを結合させ、その後、バスバー6を本止めしてもよい。ここで、面ファスナ11は可撓性を有しているので、以上のように、面ファスナ11C,11Dと面ファスナ11Eとの結合前に、バスバー6を端子部4,5に本止め又は仮止めすることにより、バスバー6や組電池1の形状誤差等を組電池1の位置調整によって吸収することが可能である。これにより、バスバー6に異常な外力が作用することが抑制される。
以上説明したとおり、本実施形態では、固定部10が、複数の面ファスナ11(面ファスナ11C,11D,11E)を有し、面ファスナ11同士の結合を用いて組電池1を載置面102fに固定している。したがって、本実施形態でも、第1の実施形態と同様に、一例として、載置面102fへの組電池1の設置作業が比較的やり易い。
また、本実施形態では、面ファスナ11Cが周面3cに設けられ、面ファスナ11Dが載置面102fにおける下面3aと面する領域3kの外側に設けられ、面ファスナ11Eが面ファスナ11C,11Dと結合している。したがって、本実施形態によれば、一例として、面ファスナ11同士の結合作業が比較的やり易い。
<第3の実施形態>
本実施形態では、面ファスナ11C,11D,11Eの位置が第2の実施形態に対して異なる。
本実施形態では、一例として、図9および図10に示されるように、面ファスナ11Cは、筐体3の周面3c(第三の面)の面3c2,3c4にそれぞれ設けられている。面ファスナ11Cは、一例として、面3c2,3c4にそれぞれ一つずつ設けられている。面3c2に設けられた面ファスナ11Cと面3c4に設けられた面ファスナ11Cとは、一例として、筐体3の長手方向(Y方向)の中心を通るXZ平面に関して面対称に設けられている。本実施形態では、面3c2は第四の面の一例であり、面3c4は第五の面の一例である。また、面3c2と面3c4とは、下面3aの短手方向(X方向)での筐体3の端部3d,3fと下面3aの長手方向(Y方向)での筐体3の端部3e,3gとのうちの一方(本実施形態では端部3e,3g)に設けられた面の一例である。
面ファスナ11Dは、載置面102fにおける下面3a(第一の面)と面する領域3kの外側に設けられている。面ファスナ11Dは、一例として各面ファスナ11Cに対して(対応して)一つずつ設けられている。面ファスナ11Dは、一例として、対応する面ファスナ11Cと、下面3aの短手方向(X方向)での位置(座標位置)が同じである。面ファスナ11Dは、面3c2又は3c4と(端部が)対向する位置に設けられている。面ファスナ11Dは、対応する面ファスナ11Cの近傍に設けられている。筐体3の面3c2側に位置する面ファスナ11Dと、筐体3の面3c4側に位置する面ファスナ11Cとの筐体3の長手方向(Y方向)での距離は、それらの面ファスナ11C間に位置する筐体3の部分の長さよりも長い。つまり、面ファスナ11Cは、筐体3が正規位置に載置された場合、筐体3から離間した状態となる。
面ファスナ11Eは、面ファスナ11Cおよび面ファスナ11Dと結合している。面ファスナ11Eは、筐体3の面3c2側と面3c4側とに位置されている。載置面102fへの組電池1の設置手順は、一例として、第2の実施形態同様である。
以上説明したとおり、本実施形態では、固定部10が、複数の面ファスナ11(面ファスナ11C,11D,11E)を有し、面ファスナ11同士の結合を用いて組電池1を載置面102fに固定している。したがって、本実施形態でも、第1および第2の実施形態と同様に、一例として、載置面102fへの組電池1の設置作業が比較的やり易い。
また、本実施形態では、面ファスナ11Cが周面3cに設けられ、面ファスナ11Dが載置面102fにおける下面3aと面する領域3kの外側に設けられ、面ファスナ11Eが面ファスナ11C,11Dと結合している。したがって、本実施形態によれば、一例として、第2の実施形態と同様の効果を奏することができる。
<第4の実施形態>
本実施形態では、面ファスナ11が第1および第2の実施形態に対して異なる。本実施形態の複数の面ファスナ11には、一例として、図11および図12に示されるように、面ファスナ11A,11B,11C,11D,11Eが含まれる。本実施形態では、面ファスナ11Aは第一の面ファスナの一例であり、面ファスナ11Bは第二の面ファスナの一例であり、面ファスナ11Cは第三の面ファスナの一例であり、面ファスナ11Dは第四の面ファスナの一例であり、面ファスナ11Eは第五の面ファスナの一例である。
また、本実施形態でも上述した実施形態と同じく、端子部4,5が面3c2と面3c4とのうちで面3c2(一方)に寄せられている。そして、面ファスナ11A,11Bは、面3c2と面3c4とのうちで面3c4(他方)に寄せられている。また、面ファスナ11Cは、面3c2と面3c4とのうちで面3c2(一方)に設けられており、面ファスナ11C,11D,11Eは、面3c2と面3c4とのうちで面3c2(一方)に寄せられている。なお、別例として、端子部4,5が、面3c2と面3c4とのうちで面3c4(一方)に寄せられ、面ファスナ11A,11Bが、面3c2と面3c4とのうちで面3c2(他方)に寄せられ、面ファスナ11Cが、面3c2と面3c4とのうちで面3c4(他方)に設けられていてもよい。本実施形態では、面3c2は第四の面の一例であり、面3c4は第五の面の一例である。
また、本実施形態では、筐体3の下面3aには、スペーサ12が設けられている。スペーサ12は、面3c2と面3c4とのうちで面3c2(一方)に寄せられている。スペーサ12は、一例として、矩形板状である。スペーサ12は、載置面102fに当接している。
次に、載置面102fへの組電池1の設置手順の一例を説明する。作業者は、組電池1を載置面102fに置く過程で、面ファスナ11Aを面ファスナ11Bに重ねて、面ファスナ11A,11Bを結合(係合)させる。次に、作業者は、組電池1の端子部4,5にバスバー6を本止めして、隣り合う組電池1の端子部4,5同士をバスバー6によって接続する。次に、作業者は、面ファスナ11C,11Dに面ファスナ11Eを重ねて、面ファスナ11C,11Dと面ファスナ11Eを結合させる。以上により、面ファスナ11Aと面ファスナ11Bとの結合と、面ファスナ11C,11Dと面ファスナ11Eとの結合とによって、組電池1が載置面102fに固定される。なお、作業者は、面ファスナ11C,11Dと面ファスナ11Eとを結合させる前に、組電池1の端子部4,5へバスバー6を仮止めし、バスバー6の仮止め状態で面ファスナ11C,11Dと面ファスナ11Eとを結合させ、その後、バスバー6を本止めしてもよい。ここで、面ファスナ11は可撓性を有しているので、以上のように、面ファスナ11C,11Dと面ファスナ11Eとの結合前に、バスバー6を端子部4,5に本止め又は仮止めすることにより、面ファスナ11A,11Bを支点として組電池1を回動させることができるので、バスバー6や組電池1の形状誤差等を組電池1の位置調整によって吸収することが可能である。これにより、バスバー6に異常な外力が作用することが抑制される。
以上説明したとおり、本実施形態では、固定部10が、複数の面ファスナ11(面ファスナ11A,11B,11C,11D,11E)を有し、面ファスナ11同士の結合を用いて組電池1を載置面102fに固定している。したがって、本実施形態でも、第1の実施形態と同様に、一例として、載置面102fへの組電池1の設置作業が比較的やり易い。
また、本実施形態では、面ファスナ11Aが下面3aに設けられ、面ファスナ11Bが、下面3aの下方で載置面102fに設けられ、面ファスナ11Aと結合している。また、面ファスナ11Cが周面3cに設けられ、面ファスナ11Dが、載置面102fにおける下面3aと面する領域3kの外側に設けられ、面ファスナ11Eが面ファスナ11C,11Dと結合している。したがって、本実施形態によれば、一例として、バスバー6や組電池1の形状誤差等を組電池1の位置調整によって吸収して、バスバー6に異常な外力が作用することを抑制することができる。
<第5の実施形態>
本実施形態では、面ファスナ11が第2の実施形態に対して異なる。本実施形態の複数の面ファスナ11には、一例として、図13および図14に示されるように、面ファスナ11C,11Fが含まれる。本実施形態では、面ファスナ11Cは第一の面ファスナの一例であり、面ファスナ11Fは第二の面ファスナの一例である。
面ファスナ11Cの取り付け位置は、第2の実施形態と同じであり、筐体3の周面3c(第三の面)の面3c1と面3c3とにそれぞれ設けられている。
面ファスナ11Fは、載置面102fにおける下面3a(第一の面)と面する領域3kの外側にねじ13(雄ねじ部材、結合具)によって固定され、面ファスナ11Cと結合している。面ファスナ11Fは、一例として各面ファスナ11Cに対して(対応して)一つずつ設けられている。面ファスナ11Fは、筐体3の面3c1側と面3c3側とに位置されている。
面ファスナ11Fは、面ファスナ11Cよりも長い帯状である。面ファスナ11Fは、一例として、面ファスナ11Eと同様に、当該面ファスナ11Fの長手方向の略中央部で折り曲げられて、概略L字状の状態で設けられている。面ファスナ11Fは、屈曲部11cと、屈曲部11cによって相互に接続された第一および第二の部分11d,11eと、を有する。第一の部分11dは、面ファスナ11Cと結合し、面ファスナ11Cを介して筐体3に重ねられている。第二の部分11eは、載置面102fに重ねられた状態で、ねじ13によって載置面102f(底壁102d)に固定されている。第二の部分11eには、ねじ13が挿通された挿通孔11f(孔、開口、開口部)が設けられている。挿通孔11fは、組電池1の並び方向(X方向)を長手方向とする長孔である。ねじ13は、挿通孔11fに挿通された状態で、底壁3hに設けられた雌ねじ部と結合して、面ファスナ11Eを載置面102f(底壁102d)に固定する。一例として、ねじ13が挿通孔11fに挿通されて雌ねじ部と結合した状態であって、且つ面ファスナ11Fを固定していない状態では(ねじ13が緩められた状態)、面ファスナ11Fはねじ13に対して移動可能となっている。
次に、載置面102fへの組電池1の設置手順の一例を説明する。まず、作業者は、各組電池1を載置面102fの所定位置に置く。次に、作業者は、面ファスナ11Cに面ファスナ11Fを重ねて、面ファスナ11Cと面ファスナ11Fとを結合させる。次に、作業者は、面ファスナ11Fの挿通孔11fにねじ13を挿通して、ねじ13を底壁3hに仮止め(仮締め)する。このとき、面ファスナ11Fは、ねじ13に対して移動可能となっている。次に、作業者は、バスバー6に異常な外力が作用しないように組電池1の位置を調整しながら、組電池1の端子部4,5にバスバー6を本止めして、隣り合う組電池1の端子部4,5同士をバスバー6によって接続する。次に、作業者は、ねじ13を本止め(本締め)して、面ファスナ11Fを載置面102f(底壁102d)に固定する。これにより、組電池1が載置面102fに固定される。なお、作業者は、バスバー6を本止めした後に、面ファスナ11Cに面ファスナ11Fを重ねて、面ファスナ11Cと面ファスナ11Fとを結合させ、面ファスナ11Fをねじ13によって載置面102fに固定してもよい。この際、面ファスナ11Fとねじ13との相対位置関係は、挿通孔11fが長孔であるので、調整可能である。したがって、作業者は、バスバー6に異常な外力が作用しないように組電池1の位置を調整することができる。なお、挿通孔11fが長孔でない場合でも、面ファスナ11Fの可撓性によって面ファスナ11Cの屈曲部11cの位置を調整することで、バスバー6に異常な外力が作用しないように組電池1の位置を調整することができる。
以上説明したとおり、本実施形態では、固定部10が、複数の面ファスナ11(面ファスナ11C,11F)を有し、面ファスナ11同士の結合を用いて組電池1を載置面102fに固定している。したがって、本実施形態でも、第1の実施形態と同様に、一例として、載置面102fへの組電池1の設置作業が比較的やり易い。
また、本実施形態では、面ファスナ11Fがねじ13によって載置面102fに固定されている。したがって、本実施形態によれば、一例として、面ファスナ11Fを比較的強固に載置面102fに固定することができる。
なお、面ファスナ11Fの屈曲の内側で略L字状の板部材(補強部材、骨格部材)を面ファスナ11Fに固定してもよい。これにより、面ファスナ11Fの変形を抑えて組電池1を比較的強固に載置面102fに固定することができる。このとき、板部材にもねじ13が挿通される挿通孔(長孔)を設けることが好適である。これにより、面ファスナ11Fおよび板部材とねじ13とが相対移動可能となる。
<第6の実施形態>
本実施形態では、固定部10が第1の実施形態に対して異なる。固定部10は、図15に示されるように、固定具14を備えている。また、本実施形態の複数の面ファスナ11には、一例として、図15に示されるように、面ファスナ11D,11G,11H,11Iが含まれる。本実施形態では、面ファスナ11Gは第一の面ファスナの一例であり、面ファスナ11Dは、第二の面ファスナの一例であり、面ファスナ11Hは第三の面ファスナの一例であり、面ファスナ11Iは第四の面ファスナの一例である。
固定具14は、一例として、図15に示されるように、下面3aの長手方向(Y方向)に相互に間隔をあけて複数(本実施形態では二つ)設けられている。各固定具14は、複数の組電池1の並び方向(X方向)での組電池1の両側に亘って設けられている。固定具14は、引き出し102の挿入方向(X方向)での組電池1の前後に亘って設けられている。
固定具14は、図15および図16に示されるように、相互に間隔をあけて設けられた一対の板部14b(壁部、第一部分)と、一対の板部14bの上端部(端部)同士を接続した板部14a(壁部、第二部分)と、一対の板部14bの下端部(端部)のそれぞれに設けられた板部14c(板部、第三部分)を、を有している。一対の板部14bは、筐体3の短手方向(下面3aの短手方向、X方向)に相互に間隔をあけて設けられている。一対の板部14b間の間隔は、筐体3の短手方向の幅(長さ)以上である。板部14aは、筐体の上面3bの上方に位置して上面3bから離間している。一対の板部14cは、相互に離れる方向で一対の板部14bから略水平(載置面102fに沿って)延出している。以上の構成の固定具14内に、筐体3が挿入されている。
面ファスナ11Gは、一例として、各固定具14に対応して(毎に)一つずつ設けられている。面ファスナ11Gは、筐体3の上面3b(第二の面)に設けられている。面ファスナ11Gは、相互に間隔をあけて複数設けられている。複数の面ファスナ11Gは、下面3a(第一の面)の長手方向(複数の組電池1の並び方向と直交する筐体3の幅方向、Y方向)で相互に間隔をあけて設けられている。
面ファスナ11Dは、各面ファスナ11Gに対応して(毎に)二つずつ設けられている。面ファスナ11Dは、第2の実施形態と同様に、載置面102fにおける下面3aと面する領域3kの外側に設けられている。面ファスナ11Dは、複数の組電池1の並び方向(X方向)での組電池1(筐体3)の両側に位置されている。面ファスナ11Dは、引き出し102の挿入方向(X方向)での組電池1(筐体3)の前後に位置されている。
面ファスナ11Hは、固定具14の板部14bの下面に設けられ、面ファスナ11Gと結合している。
面ファスナ11Iは、固定具14の一対の板部14cのそれぞれに設けられ、面ファスナ11Dと結合している。
次に、載置面102fへの組電池1の設置手順の一例を説明する。まず、作業者は、各組電池1を載置面102fの所定位置に置く。次に、作業者は、組電池1の端子部4,5にバスバー6を本止めして、隣り合う組電池1の端子部4,5同士をバスバー6によって接続する。次に、作業者は、固定具14を組電池1(筐体3)に被せて(外挿して、嵌めて)、面ファスナ11Gに面ファスナ11Hを重ねて、面ファスナ11Gと面ファスナ11Hを結合させるとともに、面ファスナ11Dに面ファスナ11Iを重ねて、面ファスナ11Dと面ファスナ11Iを結合させる。これにより、組電池1が載置面102fに固定される。
以上説明したとおり、本実施形態では、固定部10が、複数の面ファスナ11(面ファスナ11D,11G,11H,11I)を有し、面ファスナ11同士の結合を用いて組電池1を載置面102fに固定している。したがって、本実施形態でも、第1の実施形態と同様に、一例として、載置面102fへの組電池1の設置作業が比較的やり易い。
また、本実施形態では、固定部10が固定具14を有しているので、比較的強固に組電池1を載置面102fに固定することができる。
<第7の実施形態>
本実施形態では、固定部10が第6の実施形態に対して異なる。本実施形態の固定部10は、図17に示されるように、固定具14を備えている。また、本実施形態の複数の面ファスナ11には、一例として、面ファスナ11G,11Hが含まれる。本実施形態では、面ファスナ11Gは第一の面ファスナの一例であり、面ファスナ11Hは第二の面ファスナの一例である。面ファスナ11G,11Hの取り付けは、第6の実施形態と同じである。
固定具14は、基本的には、第6の実施形態と同じであるが、本実施形態では、各板部14cが、載置面102fに重ねられた状態で、ねじ13によって載置面102f(底壁102d)に固定されている。板部14cには、ねじ13が挿通された挿通孔14d(孔、開口、開口部)が設けられている。挿通孔14dは、組電池1の並び方向(X方向)を長手方向とする長孔である。ねじ13は、挿通孔14dに挿通された状態で、底壁3hに設けられた雌ねじ部と結合して、板部14c(固定具14)を載置面102f(底壁102d)に固定する。つまり、本実施形態では、固定具14は、載置面102fにおける下面3aと面する領域3kの外側にねじ13によって固定されている。ここで、ねじ13が挿通孔14dに挿通されて雌ねじ部と結合した状態であって、且つ板部14cを固定していない状態では(ねじ13が緩められた状態)、固定具14はねじ13に対して移動可能となっている。
次に、載置面102fへの組電池1の設置手順の一例を説明する。まず、作業者は、各組電池1を載置面102fの所定位置に置く。次に、作業者は、組電池1の端子部4,5にバスバー6を本止めして、隣り合う組電池1の端子部4,5同士をバスバー6によって接続する。次に、作業者は、固定具14を組電池1(筐体3)に被せて(外挿して、嵌めて)、面ファスナ11Gに面ファスナ11Hを重ねて、面ファスナ11Gと面ファスナ11Hを結合させる。次に、作業者は、これにより、組電池1が載置面102fに固定される。次に、作業者は、挿通孔14dにねじ13を挿通して、ねじ13を底壁3hに本止めする。これにより、組電池1が載置面102fに固定される。なお、作業者は、バスバー6を仮止めした後に、固定具14をねじ13によって底壁3hに仮止めして、その後、各部を本止めしてもよい。以上により、作業者は、バスバー6に異常な外力が作用しないように組電池1の位置を調整することができる。
以上説明したとおり、本実施形態では、固定部10が、複数の面ファスナ11(面ファスナ11G,11H)を有し、面ファスナ11同士の結合を用いて組電池1を載置面102fに固定している。したがって、本実施形態でも、第1の実施形態と同様に、一例として、載置面102fへの組電池1の設置作業が比較的やり易い。
また、本実施形態では、固定具14がねじ13によって載置面102fに固定されている。したがって、本実施形態によれば、一例として、固定具14(組電池1)を比較的強固に載置面102fに固定することができる。
なお、上記の各実施形態では、固定部10によって固定する電池として、組電池1を例に説明したが、これに限るものでなく、固定部10によって固定する電池としては、例えば単電池2等であってもよい。
本発明のいくつか実施形態を説明したが、これら実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均などの範囲に含まれる。
1…組電池、2…単電池、3…筐体(第一の筐体)、3a…下面(第一の面)、3b…上面(第二の面)、3c…周面(第三の面)、3c1,3c2…面(第四の面)、3c3、3c4…面(第五の面)、3k…領域、4,5…端子部、6…バスバー(導電部材)、10…固定部、11,11A〜11I…面ファスナ、13…ねじ(結合具)、14…固定具、101…筐体(第二の筐体)、102…引き出し、102f…載置面(設置対象)、200…電池設置構造。

Claims (13)

  1. 第一の筐体と、前記第一の筐体に収容された複数の単電池と、を有した組電池と、
    複数の面ファスナを有し、前記面ファスナ同士の結合を用いて前記組電池を設置対象に固定した固定部と、
    を備えた電池設置構造。
  2. 前記組電池は、前記第一の筐体から露出された端子部を有し、
    前記組電池は、並べられて複数設けられ、
    隣り合う前記組電池の前記端子部同士は、導電部材で接続された請求項1に記載の電池設置構造。
  3. 第二の筐体と、
    前記第二の筐体に挿入された引き出しと、
    を備え、
    前記設置対象は、前記引き出しに設けられた載置面であり、
    前記組電池は、前記引き出しの挿入方向に沿って並べられて複数設けられた請求項1または2に記載の電池設置構造。
  4. 前記複数の面ファスナに含まれる、第一の面ファスナおよび第二の面ファスナを備え、
    前記第一の筐体は、前記設置対象に面する第一の面を有し、
    前記第一の面ファスナは、前記第一の面に設けられ、
    前記第二の面ファスナは、前記第一の面の下方で前記設置対象に設けられ、前記第一の面ファスナと結合した、請求項1ないし3のいずれか一項に記載の電池設置構造。
  5. 前記複数の面ファスナに含まれる、第一の面ファスナ、第二の面ファスナ、および第三の面ファスナを備え、
    前記第一の筐体は、前記設置対象に面する第一の面、前記第一の面の反対側の第二の面、および前記第一の面と前記第二の面とを接続した第三の面を有し、
    前記第一の面ファスナは、前記第三の面に設けられ、
    前記第二の面ファスナは、前記設置対象における前記第一の面と面する領域の外側に設けられ、
    前記第三の面ファスナは、前記第一の面ファスナおよび前記第二の面ファスナと結合した、請求項1ないし3のいずれか一項に記載の電池設置構造。
  6. 前記第三の面は、第四の面と、前記第四の面の反対側の第五の面と、を有し、
    前記第一の面ファスナは、前記第四の面と前記第五の面とに設けられた請求項5に記載の電池設置構造。
  7. 前記複数の面ファスナに含まれる、第一の面ファスナ、第二の面ファスナ、第三の面ファスナ、第四の面ファスナ、および第五の面ファスナを備え、
    前記第一の筐体は、前記設置対象に面する第一の面、前記第一の面の反対側の第二の面、および前記第一の面と前記第二の面とを接続した第三の面を有し、
    前記第一の面ファスナは、前記第一の面に設けられ、
    前記第二の面ファスナは、前記第一の面の下方で前記設置対象に設けられ、前記第一の面ファスナと結合し、
    前記第三の面ファスナは、前記第三の面に設けられ、
    前記第四の面ファスナは、前記設置対象における前記第一の面と面する領域の外側に設けられ、
    前記第五の面ファスナは、前記第三の面ファスナおよび前記第四の面ファスナと結合した、請求項1に記載の電池設置構造。
  8. 前記組電池は、前記第一の筐体から露出された端子部を有し、
    前記組電池は、並べられて複数設けられ、
    隣り合う前記組電池の前記端子部同士は、導電部材で接続され、
    前記第三の面は、第四の面と前記第四の面の反対側の第五の面とを有し、
    前記第四の面と前記第五の面とは、前記複数の組電池の並び方向での前記第一の筐体の端部に設けられ、
    前記端子部は、前記第二の面から露出されるとともに、前記第四の面と前記第五の面のうちで一方に寄せられ、
    前記第一の面ファスナは、前記第四の面と前記第五の面とのうちで他方に寄せられ、
    前記第三の面ファスナは、前記第四の面と前記第五の面のうちの前記一方に設けられた請求項7に記載の電池設置構造。
  9. 第二の筐体と、
    前記第二の筐体に引き出し可能に挿入された引き出しと、
    を備え、
    前記設置対象は、前記引き出しに設けられた載置面であり、
    前記組電池は、前記引き出しの挿入方向に沿って並べられて複数設けられ、
    前記第三の面は、第四の面と前記第四の面の反対側の第五の面とを有し、
    前記第四の面と前記第五の面とは、前記挿入方向と直交する前記第一の筐体の幅方向での前記第一の筐体の端部に設けられ、
    前記第一の面ファスナは、前記第四の面と前記第五の面とのうちで一方に寄せられ、
    前記第二の面ファスナは、前記第四の面と前記第五の面とのうちの他方に設けられた請求項7に記載の電池設置構造。
  10. 前記複数の面ファスナに含まれる、第一の面ファスナおよび第二の面ファスナを備え、
    前記第一の筐体は、前記設置対象に面する第一の面、前記第一の面の反対側の第二の面、および前記第一の面と前記第二の面とを接続した第三の面を有し、
    前記第一の面ファスナは、前記第三の面に設けられ、
    前記第二の面ファスナは、前記設置対象における前記第一の面と面する領域の外側に結合具によって固定され、前記第一の面ファスナと結合した、請求項1ないし3のいずれか一項に記載の電池設置構造。
  11. 固定具と、
    前記複数の面ファスナに含まれる、第一の面ファスナ、第二の面ファスナ、第三の面ファスナ、および第四の面ファスナと、
    を備え、
    前記第一の筐体は、前記設置対象に面する第一の面および前記第一の面の反対側の第二の面を有し、
    前記第一の面ファスナは、前記第二の面に設けられ、
    前記第二の面ファスナは、前記設置対象における前記第一の面と面する領域の外側に設けられ、
    前記第三の面ファスナは、前記固定具に設けられ前記第一の面ファスナと結合し、
    前記第四の面ファスナは、前記固定具に設けられ前記第二の面ファスナと結合した、請求項1ないし3のいずれか一項に記載の電池設置構造。
  12. 固定具と、
    前記複数の面ファスナに含まれる、第一の面ファスナおよび第二の面ファスナと、
    を備え、
    前記第一の筐体は、前記設置対象に面する第一の面、前記第一の面の反対側の第二の面、および前記第一の面と前記第二の面とを接続した第三の面と、を有し、
    前記第一の面ファスナは、前記第二の面に設けられ、
    前記固定具は、前記設置対象における前記第一の面と面する領域の外側に結合具によって固定され、
    前記第二の面ファスナは、前記固定具に設けられ、前記第一の面ファスナと結合した、請求項1ないし3のいずれか一項に記載の電池設置構造。
  13. 電池と、
    複数の面ファスナを有し、前記面ファスナ同士の結合を用いて前記電池を設置対象に固定した固定部と、
    を備えた電池設置構造。
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