JP2014013383A - 幾何学学習用教材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 多角形の平板状の部材の組み合わせにより構造体を形成し、あるいは平面充填を行うことで、幾何学の学習を行わせしめる。各部材の結合を行う際に、結合手段として、磁石を用い、各部材の結合強度を高めるために、各部材の外周縁部に、凸状曲線部と凹状曲線部を備え、これらを交差させるように嵌合することにより、より結合強度を高めることを可能にした点で新規である。
【選択図】 図1
Description
多角形の平板形状をなす部材本体部と、前記部材本体部の外周縁に延出方向に設けられた凸状曲線部および凹状曲線部と、前記部材本体部の頂点部に設けられた磁石により結合する結合部とを備えることを特徴とする。
また、別の本発明は、前記結合部は、前記部材本体部の外周縁から延出方向に突出していることを特徴とする。
また、別の本発明は、前記部材本体部、前記結合部の少なくとも一方が、シリコンまたは塩化ビニルから選択された一の樹脂材料で被覆されていることを特徴とする。
また、別の本発明は、前記結合部が平板状であって、該結合部の一方の面に、突起を備えており、かつ他方の面に陥没を備えていることを特徴とする。
また、別の本発明は、前記部材本体部が磁性材料を含む材料から構成されていることを特徴とする。
マジックテープ(登録商標)、あるいはサクションタック(登録商標)が挙げられる。また、こうした接着機構を備えた幾何学学習用教材は、本発明と同様の効果を奏することが期待できると同時に、接着機構で採用した部材に特有の効果、例えば、接着機構が紙材で構成されている場合には、製造、廃棄に環境への影響が少なく、また、口に入れた場合の人体への影響が少ない等の効果を奏する。このため、この接着機構を有することを特徴とする幾何学学習用教材は、独立した発明とすることも可能である。
図1は、本発明に係る幾何学学習用教材の部材のうち、正三角形の部材についての平面図を示す。材質はプラスチックで作られており、大きさは一辺が50mm、厚さは、本体が0.2mmである。結合部は、円盤状のネオジウム磁石で構成されている。磁石の直径は6mmであり、厚さは一つが0.5mmである。部材の厚さについては、特に制限されないが、構成する際に部材の厚さの影響を少なくさせるためには、結合部を含めた部材全体の厚さが1.0mm以下であると好適である。なお、本実施例においては、磁石は部材の外部に露出しているが、磁石は部材内部に埋設されている構成にすることも可能である。
図4(a)は、一方の部材に他の部材を連結する際に、連結辺の2つの頂点部に設けた結合部を他の部材の結合部の同じ側に重ねて連結する例である。図4(b)は、連結辺の一方の結合部については接続する部材の結合部の上側、他方の結合部については下側として連結する例である。図4(a)の場合は、部材を押すと外れやすいのに対し、この例では、連結辺と凸状曲線部が連結辺上で交差する配置になることから、部材を相互に押しても外れることはない。図4(c)は、より強く連結する方法で、連結辺の一方と他方の結合部の重ね方を逆にし、かつ、各々の連結部分で、結合部と凸状曲線部の重なりを逆にして連結する例である。この場合は、連結辺上の交差部分が二重となることから、押す力が作用した際にさらに外れにくくなる。図4(d)は、部材を複数枚重ね合わせて連結する例で、連結部分の磁石が円柱状になり側面同士で連結される。部材を重ねて連結することにより、厚みをもったブロックとして連結して構造体を構築することができる。
図9(a)は、厚さ方向に着磁した一対の磁石11a、11bにより、部材本体部15を挟持して構成した例である。図9(b)は、厚さ方向に着磁した磁石12を2枚の部材間に内包し、一体に積層して構成した例である。この例では、部材本体部16は2枚の部材の積層体からなる。図9(c)は、側面に凹溝を設けた磁石13を部材本体部15に設けた嵌合孔15aに嵌入させて構成した例である。図9(d)は、一対の磁石11a、11bを中心部材と被覆部材との間に内包し、一体に積層して構成した例である。この例では、部材本体部17は3層構造となる。図9(e)は、磁石13を部材本体部の嵌合孔に嵌入させ、被覆部材により磁石13を内包させて積層し一体形成したものである。
図9(b)、(d)、(e)の構成によれば、磁石が外部に露出しない形態の幾何学習用教材となる。
実施例2は、実施例1で使用する部材の結合部表面に突起と陥没部を設ける。結合部表面に円状の突起と陥没部を設けた様子を図10に示す。これにより、結合部が結合状態において、横向きの応力への耐久性を向上させることが可能になる。
実施例3は、実施例1の部材に結合するオプションとして、平面部材以外の機能を有したオプション部材を結合する。機能を有したオプション部材の例として、各構造体を結合する際に、結合部を可動式にするためのボールジョイント部材、構造体で車を構成させるための車輪部材、飛行機を構成するためのプロペラ、あるいは、不安定な形状の際に自立を補助するためのスタンド部材等が挙げられる。図11は、上記オプション部材のうち、車輪部材の図を示す。結合部は、本発明に係る幾何学学習用教材の部材に結合可能なように構成されている。
実施例4は、実施例1の部材を複数枚積層させる。こうすることによっても、立体形状を形成することが可能になり、ブロック状の部材として、使用することが可能になる。実際に部材を積層させた様子を図12に示す。この際、結合部の面方向以外の方法、即ち延出方向に発生した磁界の作用を利用して、横向きに各部材を結合することが可能になる。
実施例5は、実施例4で部材を積層させる代わりに、棒状の部材を各部材の間に鉛直方向に組み合わせることにより、立体を形成する。図13は、棒状部材の図を示す。
実施例6は、前述の実施例で形成した構造体を、さらに結合して、新たな構造体を形成する。図14は、構造体同士を結合し、回転させている様子を示す。図にあるとおり、部材を組み合わせて形成された立体は、立体の外部、及び内部に向かって、磁界を発生させているため、この作用を利用して、新たに別の部材を結合することが可能になる。また、この場合、結合された結合部を回転させて可動部として使用する、もしくは任意の角度で結合するようにすることが可能であり、実施例2に記載したように、突起等を設ける事で、回転角度を制限することが可能であり、横向き応力に対する耐久性を向上させることも可能である。
実施例7は、各部材を2〜3枚積層することで、壁材を構成する。構成された壁材は、前述のとおり、延出方向に磁界を発生させるため、各壁材をそれぞれ延出方向に結合することが可能であり、組み合わせる部材の数によって、任意の大きさの壁を構成することが可能になる。また、鉄などの磁性材料を地面に設けることによって、壁材を直立させることが可能になる。
実施例8は、上記幾何学学習用教材の部材を折り曲げる。これにより、曲面のみでなく、所定の角度をもった面を構成することが可能になり、折り曲げられた部材同士、あるいは折り曲げた部材と折り曲げられていない部材とを任意に組み合わせることで、新たな構造体を形成することが可能になる。図15は、部材を折り曲げた様子を示す。また、この折り曲げられた部分を部材本体部、特に結合部との境界付近に設けられた屈曲部として、独立して発明の構成に加えることも可能である。
実施例9は、上記実施例の部材の結合部において、部材を挟んだ磁石の一方を鉄などの磁性材料に置き換える。これによっても部材同士を結合させることが可能である。
実施例10は、上記幾何学学習用教材の部材の各頂点の磁極の向きが異なるように設けられている。上記実施例1において、部材の各頂点の磁極の向きは共通するよう設けられていたが、結合部において、N極とS極とが対向するように組み合わせることが可能であれば、磁石の設置の仕方は制限されない。
10a N極
10b S極
11a、11b、12、13 磁石
15、16、17 部材本体部
20 凸状曲線部
30 凹状曲線部
40 車輪
Claims (6)
- 多角形の平板形状をなす部材本体部と、
前記部材本体部の外周縁に延出方向に設けられた凸状曲線部及び凹状曲線部と、
前記部材本体部の頂点部に設けられた磁石により結合する結合部と
を備えることを特徴とする幾何学学習用教材。 - 前記結合部は、前記部材本体部の外周縁から延出方向に突出していることを特徴とする請求項1記載の幾何学学習用教材。
- 前記部材本体部、前記結合部の少なくとも一方が、シリコン及び塩化ビニルから選択された一の樹脂材料で被覆されていることを特徴とする請求項1または2記載の幾何学学習用教材。
- 前記結合部が平板状であって、該結合部の一方の面に、突起を備えており、かつ他方の面に陥没を備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の幾何学学習用教材。
- 前記部材本体部が磁性材料を含む材料から構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の幾何学学習用教材。
- 前記結合部の表面が導電性材料から構成されており、かつ、前記部材本体表面に導電性材料による配線を備えていることを特徴とする請求項1または2記載の幾何学学習用教材。
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- 2013-06-04 JP JP2013118101A patent/JP2014013383A/ja active Pending
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