JP2003190663A - 磁力接続構造体 - Google Patents

磁力接続構造体

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JP2003190663A JP2001393742A JP2001393742A JP2003190663A JP 2003190663 A JP2003190663 A JP 2003190663A JP 2001393742 A JP2001393742 A JP 2001393742A JP 2001393742 A JP2001393742 A JP 2001393742A JP 2003190663 A JP2003190663 A JP 2003190663A
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Masao Nagaoka
正夫 長岡
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】 構造体本体部の構造を複雑化、大型化させ
ず軽量化を図り、マグネット設置方法を工夫して高性能
を維持する。一方で吸引力をコントロールし使いやすく
する。おもちゃ、教育具、リハビリ用具等としての用途
での使用者の興味、集中力の低下を防止する。構造本体
部を精密、確実に接続する。 【解決手段】非磁性、透磁性かつ軽量の発泡樹脂等で形
成され直線状の接続端11,12,13,14が設けら
れた構造本体部1と、構造本体部1の内部の接続端1
1,12,13,14附近に収容され軸線が接続端1
1,12,13,14と平行に配設された棒形のマグネ
ット2とを備えている。マグネット2は径方向に相対し
て両磁極が着磁され構造本体部1の内部で軸回りに回転
可能である。構造本体部は中央部分を厚く、周辺部に至
るほど薄く形成して、吸引力のコントロールにつなげ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マグネットの磁力
による着磁力ないしは吸着力を利用して接続を行う磁力
接続構造体に係る技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁力接続構造体としては、例え
ば、実開昭61−13867号公報に記載のものが知ら
れている。
【0003】この従来の磁力接続構造体は、直線状の接
続端が設けられた板状の構造本体部と、構造本体部の接
続端に固定された棒状のマグネットとを備えてなる。マ
グネットは、軸方向の半部ずつが両極に着磁されてい
る。
【0004】この従来の磁力接続構造体によると、構造
本体部の接続端同士を突合わせることで吸着させ、多数
枚の構造本体部を接続して平面的,立体的な構造物の再
現組立を行うおもちゃとして用途が得られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来の磁力接続
構造体では、マグネットの磁極の位置(向き)が固定さ
れているため、構造本体部の接続端同士を突合わせた際
にマグネットの両極同士が突合わされてしまうと反発し
て接続することができないため、異極が位置するように
接続端を選択しなければならず、接続端の選択作業が面
倒となるものであった。特に、正多角形の構造体により
立体的構造体を着磁組立しようとする場合には、各接続
端毎に突き合わせ確認作業を行わなければならず、おも
ちゃとしての用途で使用者の興味,集中力が低下してし
まうという問題点がある。さらに、マグネットの着磁精
度やマグネットの構造本体部への取付精度が低いと、構
造本体部の接続端同士にずれが生じてしまい精密に接続
することができなくなるという問題点がある。
【0006】また、上記構造本体部においては、接続端
での磁極方向が決定されているために、異極となる一方
向(例えば接続端相互突合わせ)での強力接続を可能と
するものの、この一方向の直交方向では磁極方向が位相
するために接続位置ずれを起こして直交組付けを行えな
いばかりか、直交組付けでの所望の着磁力を得られない
ものであった。
【0007】なお、接続端の突合わせを図るものとして
は、特開昭63−119207号公報,特許第2777
556号公報に記載の技術がある。
【0008】これ等の技術は、ブロック状の構造本体部
の接続端平面に板形のマグネットを長さ方向に回転可能
に収容することにより、接続端平面と平行に回転してマ
グネットの磁極の位置の自動変換を可能にし、マグネッ
トの着磁精度やマグネットの構造本体部への取付精度の
低さを補完するように構成している。然しながら、これ
等の技術によると、構造本体部の接続端平面にマグネッ
トの回転域を広く確保しなければならないため、構造本
体部の構造が複雑化,大型化してしまうという新たな問
題点が生ずる。また、構造本体部,マグネットの間に広
い摩擦面が形成されるため、マグネットの回転が確実に
奏されないことがあるという新たな問題点が生ずる。
【0009】本発明は、このような問題点を考慮してな
されたもので、構造本体部の構造を複雑化,大型化させ
ることなく所望の角度での接続を行え、おもちゃ,教育
具,リハビリ用具等としての用途での使用者の興味,集
中力の低下を防止することができ、構造本体部を精密,
確実に接続することのできる磁力接続構造体を提供する
ことを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明に係る磁力接続構造体は、次のような手段を
採用する。即ち、請求項1では、非磁性の材料で形成さ
れ接続端が設けられた構造本体部と、構造本体部の内部
の接続端付近に収容され軸線が接続端と略々平行に配設
された棒形のマグネットとを備え、マグネットは径方向
に相対して両磁極が着磁され構造本体部の内部で軸回り
に回転可能である磁力接続構造体において、前記構造本
体部を白色無地の発泡樹脂体で構成したことを特徴とす
る。
【0011】また、請求項2では、構造本体部の辺を陥
没させて凹陥部を形成し、該凹陥部にマグネットを回転
可能に内蔵する収容筒を配置したことを特徴とし、請求
項3では、構造本体部の辺に形成した凹陥部に配置した
マグネット収容筒を被覆体で固定したことを特徴とす
る。
【0012】さらに、請求項4では、構造本体部の辺稜
線を外側に至るほど薄肉に形成し、外側辺の厚み(丸
み)をマグネット収容筒の厚み(丸み)相当に形成した
ことを特徴とし、請求項5では、被覆体は紙質部材で形
成し、構造本体部に接着又は粘着固定した後、構造本体
部と共に着色塗装処理したことを特徴とする。
【0013】これらの構成により取り扱いが良くて軽量
で弾力性のある構成の磁力接続構造体を提供することに
より上記の課題を解決したものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る磁力接続構造
体の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0015】図1〜図7は、本発明に係る磁力接続構造
体の実施の形態(1)を示すものである。
【0016】この実施の形態は、図1,図2に示すよう
に、構造本体部1A,被覆体1B,マグネット2,接続
端を構成する収容筒3,必要に応じて形成されるスラス
ト軸受4で構成されている。
【0017】構造本体部1Aは、マグネット2に吸着さ
れない非磁性であり、かつ、マグネット2の磁力線を透
過する透磁性である材料の、例えば、白色無地の合成樹
脂発泡材で軽量にて若干の可撓性を持たせて構成され板
状の正方形に形成されている。被覆体1Bは白色無地の
肉厚の薄い紙材で形成されることが望ましく、例えば、
パソコンのフロッピィやビデオテープ等のラベルシート
に用いられている、粘着面付きの紙材で形成されてい
る。正方形を囲む4辺の全ては、図3に示すように、接
続端11,12,13,14となっている。好ましくは
接続端11,12,13,14は円弧面に形成される。
【0018】マグネット2は、図3に示すように、断面
円形の棒形、好ましくは円柱形に形成され径方向に相対
してN極とS極との2極が着磁されている。マグネット
2の軸長aは、構造本体部1の接続端11,12,1
3,14である正方形を囲む4辺の長さよりも短くなっ
ている。すなわち、マグネット2の軸長aは、接続端1
1,12,13,14の一辺の長さLよりも短い寸法l
で且つ辺の両交点から離された辺中間部位て磁力線の影
響を受けないように設定されている。
【0019】このマグネット2は、収容筒3の中空部に
内蔵されて構造本体部1の内部に収容される。
【0020】収容筒3は、マグネット2に吸着されない
非磁性であり、かつ、マグネット2の磁力線を透過する
透磁性である材料(例えば、合成樹脂材)で両端が閉塞
された円筒形に形成されている。構造本体1の凹陥部3
b(図12参照)の両端壁面がマグネットのスラスト圧
に耐える場合は両端が解放されたパイプ状でもよい。収
容筒3の内周面は、マグネット2との間で平滑性を発揮
する材質が選択されまたは表面処理されている。収容筒
3の内側の軸長bは、マグネット2の軸長aよりも少し
長くなっている。収容筒3の内径dは、マグネット2の
径eよりも少し大きくなっている。
【0021】この収容筒3は、マグネット2を軸周りへ
の回転を許容して内蔵し構造本体部1の接続端11,1
2,13,14付近に固定される。マグネット2は、収
容筒3の内周に対して自由な回転が許容されるクリアラ
ンス3aを介して収容されることが望ましい。収容筒3
の構造本体部1への固定位置は、図1,図2に示すよう
に、マグネット2の端面が構造本体部1の隣接する辺と
の両交点からそれぞれある程度の間隔aが離れるように
設定される。構造本体部1に固定された収容筒3に内蔵
されているマグネット2の軸線は、接続端11,12,
13,14と平行になる。
【0022】スラスト軸受4は、必要に応じて設けられ
るものであるが、収容筒3の端面の中心から内側に、収
容筒3の内側の軸長bとマグネット2の軸長aとの差の
長さに半球形に突出している。
【0023】このスラスト軸受4は、マグネット2の端
面に点状に当接して、収容筒3の内部で回転するマグネ
ット2のスラスト方向の応力を受ける。なお、このスラ
スト軸受4は、例えば、収容筒3と一体成形されること
ができる。
【0024】この実施の形態によると、マグネット2,
収容筒3,スラスト軸受4を予め組付けておいて構造本
体部1を成形する金型の内部にインサートしておくこと
により、全体をインサート成形によって一体的に形成す
ることができる。従って、安価,容易な製造が可能にな
る。
【0025】この実施の形態の使用では、例えば、図4
に示すように、板状の構造本体部1が2枚同一平面上に
接続される。
【0026】この接続では、構造本体部1の接続端1
1,12,13,14同士を突合わせた際に、仮にマグ
ネット2の同極同士が突合わされてしまったとしても、
マグネット2が構造本体部1(収容筒3)の内部で軸回
りに回転して、マグネット2の異極が互いに吸着するこ
とになる。即ち、マグネット2の磁極の位置が自動変換
される。従って、マグネット2の反発で構造本体部1が
接続できなくなるようなことが起こらない。また、マグ
ネット2の着磁精度やマグネット2の構造本体部1への
取付精度が低くても、マグネット2の回転吸着が精度を
補完に機能するため、構造本体部1が精密に接続され
る。特に、互いに吸着するマグネット2は、図5に示す
ように、構造本体部1(収容筒3)の内部の許されたク
リアランス3aの範囲内で互いに接近するように動作す
るため、前述の精度の補完がより有効になされるととも
に、強固な接続がなされることになる。従って、構造本
体部1を連続された敷物,壁材としての用途へも供する
ことができる。
【0027】さらに、この接続では、棒形のマグネット
2が軸回りに回転してマグネット2の磁極の位置を自動
変換することから、構造本体部1にマグネット2の回転
域を広く確保する必要がないため、構造本体部1の構造
を複雑化,大型化させることがない。また、棒形のマグ
ネット2が軸回りに回転してマグネット2の磁極の位置
を自動変換することから、構造本体部1(収容筒3),
マグネット2の間に広い摩擦面が形成されないため、構
造本体部1を確実に接続することができる。なお、スラ
スト軸受4は、マグネット2の回転の摩擦を低減して回
転を円滑にし、確実な構造本体部1の接続に寄与する。
【0028】この実施の形態の使用では、例えば、図6
に示すように、板状の構造本体部1が正方形を呈し、こ
の6枚で正方体形に接続される。
【0029】この接続では、前述の図4に示した接続例
と同様の作用,効果が奏されるほかに、構造本体部1の
縁弧面からなる接続端11,12,13,14の接続ポ
イントに自由度があるため、任意の角度であっても正確
に接続することができる。なお、前述のように、マグネ
ット2が回転して構造本体部1(収容筒3)の内部の許
されたスペースの範囲内で互いに接近するように動作し
て互いに吸着するため、構造本体部1をほぼ90度に突
合わせると、マグネット2も自動的に磁極の対峙方向が
構造本体部1に対してほぼ45度の角度に磁極に位置を
自動変換することになる(図7参照)。すなわち、図4
に示す直線接続状態では、図5に示すように磁極が直線
状に整列するが(図5の位置A参照)、図6に示す直交
接続状態では、図7に示すように磁極が位置Aから位置
Bへと連続的に回転して自動変換されることとなる。従
って、構造本体部1の接続作業を迅速に行うことができ
る。また、構造本体部1に多少の製造誤差があっても、
接続端11,12,13,14を互いに滑らせて調節す
ることで異なる任意の角度においても精密にに接続する
ことが可能である。
【0030】図8は、本発明に係る磁力接続構造体の実
施の形態(2)を示すものである。
【0031】この実施の形態では、構造本体部10が合
成樹脂発泡材で軽量にて若干の可撓性を持たせて構成さ
れ板状の正三角形で形成され、その接続端101,10
2,103に図示しない接続筒とマグネットが回転可能
に設けられ、三角錐体形に接続されている。
【0032】この実施の形態によると、4枚の正三角形
の構造本体部10から三角錐体が組付けられ、その際の
接続端101と102の内角は図7に示す90度から図
示しない60度(図7の右側)へと回転され、前述の実
施の形態(1)と同様の作用,効果が奏される。
【0033】図9は、本発明に係る磁力接続構造体の実
施の形態(3)を示すものである。
【0034】この実施の形態では、構造本体部20が合
成樹脂発泡材で軽量にて若干の可撓性を持たせて構成さ
れ板状の正六角形を呈し、6辺の接続端201,20
2,203,204,205,206が相互に着磁され
ることでサッカーボールに似た多面球体に接続されてい
る。
【0035】この実施の形態によると、構造本体部20
の接続枚数が多くなるものの、所定の接続角度を着磁保
持したまま保形することができ、前述の実施の形態
(1)と同様の作用,効果が奏される。
【0036】なお、この実施の形態では、例えば、接続
される構造本体部20の1枚にキャラクタ,標章等のマ
ーク5を記して表示する場合、前述のような構造本体部
20が必ず接続される機能から、マーク5を任意の箇所
に表側にして表示することができる。
【0037】図10は、本説明に係る磁力接続構造体の
実施の形態(1)を拡大して示すものである。この実施
の形態では構造本体部1の中央部分の肉厚(T)が厚
く、周辺部に至るほど薄くなり(t)各辺前縁中央部分
のマグネット収容筒3の外径に沿うような半円弧につな
がる形状に形成される。
【0038】この形状は軽量の発泡樹脂体で形成された
構造本体部1の機械的強度を高めるとともに、図11に
示すような同一形状の構造本体部1を重ね合わせたとき
に隣接するマグネット2どうしの間隔を適度に離すため
に強力な吸引力をやわらげることができる。そのため重
ね合わせた構造本体部1のブロックから1枚づつはがし
取ることが容易に可能となる効果をもたらす。同様に例
えば、垂直壁状のホワイトボード等の鉄製プレートに吸
引力で貼り付いた構造本体1もはがしやすくなる。実験
の結果 t/T ≒ 0.5 から構造本体部1の中央部
分の厚さは辺前縁収容筒3部分の円弧の直径の2倍程度
が良い。
【0039】図12は本発明に係る磁力接続構造体の実
施の形態の収容筒3取付位置に設けた凹陥部3bを示す
斜視図である。収容筒3と同じ外径の半円弧で形成され
た各辺前縁中央部分に切り込んだ凹陥部3bは収容筒3
の下半分がスッポリ入り前後左右にズレが生じないよう
にする効果をもたらす。
【0040】図13は図12の凹陥部3bに収容筒3を
挿入し、その上面をスッポリ被うように肉厚の薄い白色
無地の紙材(例えば前述のラベルシート等)で形成した
被覆体1Bを接着剤又は粘着剤で固定する一連の操作手
順を示したものである。この方法は強力なマグネット2
の入った収容筒3をその吸引力に耐えて確実に構造本体
1Aに固定するための最も簡単なもので、吸引力を低下
させる原因となる相対するマグネット間の障害物の厚さ
をより小さくするための有効な手段である。尚、図1
4、15に示すように被覆体3の末端は構造本体部1A
の中央部分の肉厚平行部分に至るまで長く延設して添着
すると貼り力が強くなるし、更に若干の段差を有する陥
没平面部Hの中に入り込ませるようにしておくと、被覆
体3の末端がより剥がれにくくなる利点がある。
【0041】上記に説明したとおり、図1〜図14に示
されるものは、磁力接続構造体の構造本体部1Aと被覆
体1Bが白色無地のもので構成されるので、コスト安価
に量産提供できる特徴があると共に、顧客の要望、市場
の動向、用途等により任意色に着色したり、キャラク
タ、標章、模様等のデザイン意匠を施すことができる。
したがって、生産コストの低減と在庫管理の一元化に寄
与できる特徴を持つものである。
【0042】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る磁力接続構
造体は、棒形のマグネットが軸回りに回転してマグネッ
トの磁極の位置を自動変換することから、接続端の突合
せ確認作業を行う必要がなく、構造本体部を相互に任意
の角度で組付けすることができる。組付けに際しては、
例えば任意の接続角度を有する立体物を形状できるほか
に、長さ方向への凸凹形状等の接続組付けや、重ね合わ
せによる密着結束等の所望接続を実現できた。
【0043】また、叙述のようにマグネットの磁極の位
置を自動回転することから、構造本体部にマグネットの
回転域を広く確保する必要がなく、構造本体部、マグネ
ットの間の広い摩擦面が形成されないため、構造本体部
の構造を複雑化、大型化させることがない。したがっ
て、おもちゃ、教育具、リハビリ用具等としての広い用
途で活用され、使用者の興味、集中力の低下が防止され
る。
【0044】また、本発明の磁力接続構造体の本体部は
軽量の発泡樹脂体で製作することにより性能の大幅向上
を図ることができる。収容筒の取り付け方法として肉厚
の薄い紙材で被いかぶせるような貼り付け方法を採用す
ることで確実な固定とマグネットの吸引力低下を小さく
することができた。
【0045】また、本体中心部より各周辺部に向かって
薄くすることにより、積み重ねたり、ホワイトボードに
くっつけた時、隣接する磁石やホワイトボード面に密着
することなくスキ間ができるので吸引力が適度に弱めら
れる。更にそのスキ間に指先がかかるので剥がしやすく
テンポよく作業が進行する。発泡樹脂体で軽量化したや
わらかい感触のプレートは若干の撓み力を有しており、
硬質プラスチック性のものでは味わえない感じでフィッ
ト感覚を良好にしてプレートの着脱が遂行できる。軟ら
かくて軽量なるが数多く使った大きな立体や図形の構築
が容易に楽しめる共に、これらのものが万一頭上に落下
してもケガする恐れがない。ケンカの道具にもならない
ので幼児からお年寄りまで安心して使うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る磁力接続構造体の実施の形態
(1)を示す斜視図である。
【図2】 図1の一部の拡大横断面図である。
【図3】 図2の拡大縦断面図である。
【図4】 図1の接続例を示す斜視図である。
【図5】 図4の要部の拡大縦断面図である。
【図6】 図4とは別の接続例を示す斜視図である。
【図7】 図6の要部の拡大縦断面図である。
【図8】 本発明に係る磁力接続構造体の実施の形態
(2)を示す接続状態の斜視図である。
【図9】 本発明に係る磁力接続構造体の実施の形態
(3)を示す接続状態の斜視図である。
【図10】本発明による磁力接続構造体の実施形態
(1)を断面図である。
【図11】 図10の断面図を重ね合わせた図である。
【図12】 本発明に係る磁力接続本体の凹陥部を示す
斜視図である。
【図13】 図12に示す凹陥部の工程説明図である。
【図14】 本発明に係る磁力接続構造体の実施の形態
(4)を示す斜視図である。
【図15】 図14の要部拡大縦断面図である。
【符号の説明】
1A 構造本体部 1B 被覆体 2 マグネット 3 収容筒 3a クリアランス 3b 凹陥部 4 スラスト軸受 11, 12, 13, 14, 101, 102, 103,2
01, 202, 203, 204, 205,206,30
1, 302, 303, 304, 501,502,503,
504 接続端

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非磁性の材料で形成され接続端が設けられ
    た構造本体部と、構造本体部の内部の接続端付近に収容
    され軸線が接続端と略々平行に配設された棒形のマグネ
    ットとを備え、マグネットは径方向に相対して両磁極が
    着磁され構造本体部の内部で軸回りに回転可能である磁
    力接続構造体において、前記構造本体部を白色無地の発
    泡樹脂体で構成したことを特徴とする磁力接続構造体。
  2. 【請求項2】構造本体部の辺を陥没させて凹陥部を形成
    し、該凹陥部にマグネットを回転可能に内蔵する収容筒
    を配置したことを特徴とする請求項1記載の磁力接続構
    造体。
  3. 【請求項3】構造本体部の辺に形成した凹陥部に配置し
    たマグネット収容筒を被覆体で固定したことを特徴とす
    る請求項1,2記載の磁力接続構造体。
  4. 【請求項4】構造本体部の辺稜線を外側に至るほど薄肉
    に形成し、外側辺の厚み(丸み)をマグネット収容筒の
    厚み(丸み)相当に形成したことを特徴とする請求項
    1,2記載の磁力接続構造体。
  5. 【請求項5】被覆体は紙質部材で形成し、構造本体部に
    接着又は粘着固定した後、構造本体部と共に着色塗装処
    理したことを特徴とする請求項3記載の磁力接続構造
    体。
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