JP2014012271A - 容器を清浄化するための洗浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品が少なくてすみ、容器の連続的な搬送が可能で、効率的に清浄化が達成できる容器の洗浄装置の提供。
【解決手段】容器2を洗浄するための洗浄装置1であって、容器2を搬送するための直線状のコンベヤ経路3と、少なくとも1種類の洗浄剤を供給するための、容器2内に挿入されるランス4と、供給された洗浄剤を容器2から吸い出すための少なくとも1つの吸引装置5a、5bとを備え、前記ランス4が、閉じた環状の搬送路6に配置されており、該搬送路6が、洗浄剤を供給するためのコンベヤ経路3に対応した直線区間6aを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、請求項1の前文の特徴を有する、容器を清浄化するための洗浄装置に関する。
洗浄装置は、通常、異物粒子を除去して容器の内部を清浄化するために使用される。処理の際、洗浄剤が容器の内部に導入され、また、容器口部を通して吸い出される。洗浄剤は、例えば、イオン化空気である。イオン化空気は、容器の内部で広がる電界を消去し、異物粒子は、空気の流れを利用して容器の中から外へ導出される。
米国特許第5,487,200号明細書は、例えば、管状のランス(lance)が容器の口部を通して容器の底の真上まで導入され、イオン化空気が容器内に圧入される洗浄装置について示している。イオン化空気は、容器を洗浄し、ランスの周りを流れ、容器の口部から外へ流れ出て、吸引装置(suction device)によって吸引される。この装置では、容器は、直線状のベルトコンベヤ上を搬送され、ベルトコンベヤは、清浄化ステップのために容器毎に停止される。この構成では、容器の処理量が、ベルトコンベヤ上の容器を停止させることによって制限されることが分かっている。
米国特許第2,644,188号明細書は、容器が直線状のベルトコンベヤ上を連続的に搬送され、ノズルおよび吸引装置によって清浄化される容器洗浄装置について示している。この場合、ノズルが容器の口部に挿入されるわけではないので、容器を連続的に搬送することができる。しかしながら、空気の流れを案内する可能性が制限され、清浄効果についてほとんど算定することができない。
また、米国特許出願公開第2007/0240784号明細書は、容器が直線状のコンベヤ経路に沿って、倒立状態で、連続的に搬送される洗浄装置について示している。この場合、容器は、2段階の処理において、最初にノズル/吸引装置を用いてイオン化空気により洗浄され、その後、より良好な清浄効果を達成するために高速ノズルから空気が吹き付けられる。ここでは、ノズルが、容器内に挿入されるわけではないので、この場合も清浄効果を推定することは困難である。
さらに、米国特許第5,265,298号明細書は、容器が、容器に挿入されることのない空気ノズルおよび吸引装置の上方にて直線状のコンベヤ経路上を搬送される同様な装置について示している。この場合、容器は、容器の再汚染を回避するために、精製された空気が充填された保護チャンバをさらに通過する。
独国特許第10140906号明細書は、予備成形品を清浄化するための洗浄装置について示しており、この洗浄装置では、ランスが口部を予備成形品内の底の真上まで導入されるようになっている。この場合、予備成形品はイオン化空気によって清浄化され、このイオン化空気は再び予備成形品の口部の上方から吸い出される。ここでは、予備成形品は、回転コンベヤ(carousel)に受け入れられ、ランスは、ある機構により回転コンベヤの搬送と同期しながら、予備成形品の中へ、そして予備成形品から外へ移動する。ここでは、推定された清浄効果を得ることができ、容器を連続的に搬送することが可能である。しかしながら、この洗浄装置に関しては、製造に費用が掛かり、また、製造に多数の構成部品が必要なことが分かっている。
本発明の目的は、部品が少なくてすみ、費用が比較的かからず、同時に、容器の連続的な搬送が可能で、清浄効果も推定可能である洗浄装置を提供することである。
本発明は、請求項1の前文の特徴を有する、容器を清浄化するための洗浄装置であって、ランスが閉じた環状搬送路に配置され、搬送路が、洗浄剤を供給するためのコンベヤ経路に対応した直線区間を備えるという特徴部を有する洗浄装置によって、この目的を達成する。
複数のランスが閉じた環状搬送路に配置されていることによって、ランスを搬送路に沿ってさらに連続的に移動させることができるため、これを停止させる必要がない。搬送路が、洗浄剤を供給するためのコンベヤ経路に対応した直線区間を備えることによって、容器を、特に単純な設計を有する直線状のコンベヤ経路によって搬送することができる。言い換えれば、ランスによる連続的な清浄化を可能にするために、容器を、一般的な直線状のコンベヤ経路から、回転コンベヤのようなコンベヤ装置に移動させる必要がない。コンベヤ経路および搬送路の互いに対応した直線区域では、ランスは、容器が搬送されている最中に、容器の中へ/から外へ案内されてもよい。この結果、容器の内部を清浄化するための誘導される空気の流れが得られ、これにより、推定可能な清浄効果が得られる。
容器を清浄化するための洗浄装置は、飲料処理工場に配置することができる。洗浄装置は、詳細には、製造工程の後に容器を洗浄するために具現化されてもよい。容器は、ボトル、缶、および/または予備成形品を含む場合がある。容器は、気体生成物、液体生成物、固体生成物、および/またはペースト状の生成物を受け入れるように設計されてもよい。洗浄装置は、飲料充填ラインの前に配置されてもよい。さらに、洗浄装置は、詳細には予備成形品をボトル形状へ再成形する延伸ブロー機の前に配置されてもよい。
コンベヤ経路は、コンベヤベルトまたはピッチベルトであってもよい。ピッチベルトは、詳細には同じコンベヤ速度で移動する互いに平行に配置された2つのベルトを備えてもよい。コンベヤ経路は、規則的なパターンで容器を受け入れるように設計されてもよい。このパターンは、詳細には、ランスの互いの間隔に対応していてもよい。
ランスは、基本的に真っ直ぐなチューブであってもよい。ランスは、洗浄剤のために出口端にノズルを備えてもよい。ランスは、該ランスの軸線に沿って該ランスを容器の中へ/から外へ案内するシフト機構(shifting mechanism)と組み合わされてもよい。ランスは、洗浄剤をイオン化するように具現化されてもよい。ランスは、アークを発生させるためのイオン化針を備えてもよい。
洗浄剤は、液体の洗浄剤、蒸気の洗浄剤、および/または気体(特に、圧縮空気)であってもよい。また、洗浄剤は、過酸化水素であってもよい。洗浄剤は、清浄化に必要とされる成分であってもよい。洗浄剤は、容器の内部の異物粒子の数を減少させるために供給されてもよい。
吸引装置は、ポンプまたは送風機と組み合わされてもよい。吸引装置は、容器の口部の周囲の領域に配置さてもよい。
ランスは、閉じた環状搬送路に規則的なパターンで配置されてもよい。このパターンは、詳細には、直線状のコンベヤ経路の容器のパターンに対応していてもよい。ランスは、搬送路の運動方向に対して垂直に配置されてもよい。搬送路は、ランスを容器内に導入する運動機構を備えてもよい。
搬送路は、直線区間の区域に関して、ランスの縦軸線が搬送中の容器の口部に対応するように具現化されてもよい。この結果、直線区間の区域において、ランスを、容器の口部の中に/から外に向かって連続的に駆動することができ、容器口部に対してランスの縦軸線の位置を変更することなく、清浄化を達成することができる。言い換えれば、直線区間における容器の搬送中は、容器口部のそれぞれに対して1つのランスを配置することができるのである。
コンベヤ経路は、容器を連続的に搬送する容器着座部を備えてもよい。容器着座部によって、容器を、とりわけ容易に、コンベヤ経路に受け入れ、これにより、清浄化中に所定のパターンで配置することができる。容器着座部は、ピッチベルトの部分的な凹部(segmental recess)として具現化されてもよい。容器着座部は、同様に、ベルトの円形凹部として具現化されてもよい。
容器を清浄化するための洗浄装置では、搬送路は、ランスが配置される少なくとも1つの歯付きベルトを備えてもよい。歯付きベルトとしての設計のおかげで、搬送路は、非常に単純に、したがって、安価に製造することができる。
歯付きベルトは、少なくとも2つのベルトローラに巻き付けられてもよく、この場合、搬送路の直線区間は、2つのベルトローラ間に配置された、歯付きベルトの張架部(run)によって形成される。言い換えれば、歯付きベルトは、少なくとも2つのベルトローラによって張設されてもよい。ベルトローラおよび歯付きベルトは、互いに係合するように互いに対応する歯を備えてもよい。ベルトローラは、詳細には、同じ直径を有してもよい。歯付きベルトに配置されたランスは、2つのベルトローラ間に配置された張架部の区域における、搬送路の直線区間を移動してもよい。これにより、搬送路の直線区間の特に単純な構造が可能となる。
搬送路は、ランスが該ランスの縦軸線に沿ってシフトできるような仕方で取り付けられる案内部材を備えてもよい。この結果、本機構は、ランスを容器の中へ/から外へ案内するより単純な設計を有することができる。案内部材は、歯付きベルトに、詳細には等間隔に配置されてもよい。案内部材は、ランスのための滑り支承部として形成された円筒形の穴を含んでもよい。案内部材は、ランスの縦軸線がベルトの面と平行に、および、搬送方向に対して垂直に配置されるように具現化されてもよい。
ランスは、該ランスの縦方向の移動を制御するためのカム湾曲部(cam curve)において転がる案内ローラを備えてもよい。この結果、本機構は、ランスを容器の中へ/から外へ案内するために、特に単純に設計することができる。カム湾曲部は、搬送方向に対して固定された1つの構成部品としての溝であってもよい。案内ローラは、玉軸受を用いて設計されてもよい。案内ローラの軸線は、ランスの縦軸線に対して垂直に配置されてもよい。
カム湾曲部は、容器内へのランスの挿入深さを調節するために高さの調節が可能なように設計されてもよい。カム湾曲部の高さ調節によって、ランスが、容器の底に衝突せずに、清浄化中に可能な限り容器内に突き刺さるように、容器内へのランスの挿入深さを調整することができる。高さ調節によって、洗浄装置を、容器の異なる高さに対して調節することができる。高さ調節は、自動的であってもよい。この場合、容器のデータ、詳細には、容器の高さ、ならびに、これに対応した、ランスの最大のおよび/または最適な挿入深さが、データベースに記憶される。カム湾曲部の高さ調節は、搬送路の高さ調節と一体化されてもよい。
ランスは、ホースおよび/またはケーブルを介して回転分配器と連結されてもよい。この場合、詳細には、回転分配器は、伝動装置を介して搬送路と同期される。回転分配器は、洗浄剤の分配、および/または、ランスを制御するための供給ラインの分配を可能にする。供給ラインは、電気ライン、空気ライン、および/または液体ラインを備えてもよい。ホースは、ランスに洗浄剤を供給するために、ランスの入口端と連結されてもよい。回転分配器は、回転分配器の1回転が、閉じた環状搬送路の1回転に対応するように、搬送路と結び付けられてもよい。
吸引装置は、ランスと関連付けられ、かつ、詳細にはコンベヤ経路に対する高さ調節のために具現化された吸引フード(suction hood)を備えてもよい。これにより、さらに良好な清浄効果を達成することができる。吸引フードは、ランスと同期して駆動されてもよい。吸引フードは、ランスと容器口部との間の隙間から洗浄剤を吸い出すように具現化されてもよい。高さ調節のために、吸引フードは、高さの調節が可能な溝によって案内されてもよい。吸引フードの高さ調節は、自動的なものとして具現化されてもよい。この場合、詳細には、容器のデータが、データベースに記憶される。
吸引フードは、高さの調節が可能なように、搬送路の案内部材と連結されてもよい。この結果、案内部材は、ランスおよび吸引フードの双方に対する案内機能を実行し、したがって、効率的に使用される。吸引フードは、案内ロッドを介して案内部材と連結されてもよい。案内部材は、案内ロッドのための滑り支承部として形成された円筒形の穴を備えてもよい。案内ロッドは、ランスと平行に配置されてもよい。
コンベヤ経路および搬送路は、伝動装置に連結されてもよく、伝動装置は、駆動モータによって駆動されてもよい。共通の伝動装置によって、コンベヤ経路および搬送路を、特に容易に同期させることができる。さらに、同じ駆動モータが、搬送路およびコンベヤ経路の双方に対して使用されてもよい。伝動装置は、コンベヤ経路および搬送路が、直線区間に沿って同じ速度で移動するように、具現化されてもよい。駆動モータは、電気モータであってもよい。
本発明のさらなる特徴および利点について、例示的な図を参照しながら以下に示す。
容器を清浄化するための、本発明に係る洗浄装置の斜視図を示している。 図1の本発明に係る洗浄装置の直線状のコンベヤ経路および閉じた環状搬送路の斜視図を示している。 図1の本発明に係る洗浄装置の案内ローラおよびカム湾曲部を伴うランスの部分斜視図を示している。 図1の本発明に係る洗浄装置の横断面図を示している。 ランスおよび吸引フードの高さ調節を例示するための、図1の本発明に係る洗浄装置の詳細な断面図を示している。
図1は、容器2を清浄化するための本発明に係る洗浄装置1の斜視図を示している。容器2が連続的に搬送されている時に、洗浄装置1が、容器2を直線状のコンベヤ経路3において清浄化している様子を見ることができる。
容器2は、直線状のコンベヤ経路3に所定のパターンで受け入れられている。本実施形態においては、容器2は、例えば、延伸ブロー機のための予備成形品である。コンベヤ経路3は、ローラによって駆動されるピッチベルトとして設計されている。容器2は、2つのベルト間の容器着座部7に受け入れられており、着座部7は規則的なパターンを形成するようになっている。
また、一連のランス4が、環状の閉じた搬送路6に配置されており、搬送路6は、洗浄剤を供給するためのコンベヤ経路3に対応した直線区間6aを備えている。本実施形態では、ランス4は、コンベヤ経路3における容器2と同じパターンで配置されている。搬送路6の直線区間6aの区域において、ランス4は、下降されて容器2内に挿入され、これにより、洗浄剤が容器2内に導入されることが可能になる。この時点では、洗浄剤は、ランス内に導入することができる圧縮空気である。この圧縮空気は、ランス口部のみにおいてイオン化されることが好ましい。このことは、内部イオン化針によって達成される。この場合、電圧が、イオン化針とランス4との間に加えられて、電気アークを発生させ、その後、この電気アークが、その間を流れる圧縮空気をイオン化する。この手段によって、イオンが使用される場所においてのみ、空気のイオン化が能動的に行われ、この結果、コンベヤ経路において起こり得る放電を回避することができる。また、代案として、液体または蒸気の洗浄剤が、容器2内に導入されてもよい。容器2内にランス4を下降させている間、容器2およびランス4は、搬送方向Tに向かって同じ速度で移動する。ここでは、ランス4のそれぞれは、1つの容器2に対応しており、このため、搬送中にランス4のそれぞれを対応する容器2内に下降させることができる。区域6aにおいて、ランス4が下降されて容器2内に挿入され、そこで、ランス4によりイオン化空気が容器2内に圧入されている様子を見ることができる。容器2内で、イオン化空気は、ランス4を通過してランス4の外側を流れ、その後、上方へ流れ、容器口部から外へ流れ出て、そこで吸引装置5a、5bによって吸い出される。
吸引装置5a、5bは、ランス4と関連付けられた吸引フード5aを備える。ここでは、吸引フード5aは、ランス4と共に移動し、吸引ファンネル(漏斗状部材)5bを通過する。このとき、吸引ファンネル5bの区域では、容器2から来る空気の流れが、吸引フード5aによって受け取られ、ファンネル5bを経て吸気ファン(extract fan)(ここでは図示されていない)に送られる。
図1では、搬送路6の上方に、ホース12を通してランス4に圧縮空気を分配する回転分配器13が配置されていることを見ることができる。回転分配器13は、搬送路6と共に回転するが、この場合、両者は同時間内で一回転するようになっている。
さらに、図1において、駆動モータ16によって駆動される伝動装置15を見ることができる。図示実施形態では、伝動装置15は、コンベヤ経路3および閉じた環状搬送路6の双方を駆動している。伝動装置15によって、コンベヤ経路3および搬送路6は、これらが同じ経路速度で移動する一方で、ランス4がそれぞれ、コンベヤ経路3の直線状区域において、容器2に相対して配置されるように、同期される。
図2は、図1の本発明に係る洗浄装置1の直線状のコンベヤ経路3および閉じた環状搬送路6の斜視図を示している。互いに対応するアセンブリが個別的に示されている。コンベヤ経路3、および、搬送路6の直線区間6aが、互いに対応するように具現化されていることを見ることができる。
本実施形態では、搬送路6は、同期ベルト駆動装置(synchronous belt drive)として具現化されている。ここでは、2つの歯付きベルト8は、それぞれの2つのベルトローラ9によって、互いに平行になるように張設されている。歯付きベルト8のそれぞれは、テープ状のベルト8bを有し、テープ状のベルト8bの内面には、ベルトローラ9と係合する多数の歯が備わっており、テープ状のベルト8bは、ベルトローラ9によって駆動することができる。テープ状のベルト8bの外面には、ランス(ここでは図示されていない)、および、吸引フードのための案内ロッド(ここでは図示されていない)を受け入れるための案内部材8aがある。互いに平行に配置された2つの歯付きベルト8によってランスを案内することにより、各ランスは、搬送方向Tに対して安定化する。ここでは、1つのランスに関して、2つの歯付きベルト8の対応する案内部材8aが、それぞれ、搬送方向Tに関して同じレベルに配置されている。
ベルトローラ9は、伝動装置15および駆動モータ16によって駆動される。本実施形態では、既に上述したように、伝動装置15により、コンベヤ経路3と搬送路6とが同期されている。さらに、搬送路6の上方には、伝動装置14を介して搬送路6と同期されている回転分配器13が配置されている。
全体の構成は、案内部材8aがそれぞれ関連する容器シート7に対して配置されるように、同期されている。
図3では、図1の本発明に係る洗浄装置1の案内ローラ10およびカム湾曲部11と共に、ランス4の部分斜視図を見ることができる。ここでは、複数のランス4は、それぞれ、2つの歯付きベルト8の2つの案内部材8aにおいて保持されている。円筒形の穴は、ランス4が該円筒形の穴の内部を該ランス4の軸線に沿って円滑に上下移動することができるように、案内部材8aに配置されている。ランス4は、それぞれ、カム湾曲部11において転がる案内ローラ10と連結されている。
本実施形態では、カム湾曲部11は、最初のより高い水平区域11aから傾斜区域11bを経てより低い水平区域11cへ移行するように、設計されている。ランス4が搬送方向Tに向かって連続的に運動する際に、案内ローラ10は、カム湾曲部11内を移動する。これにより、各ランス4は、カム湾曲部のより高い水平区域11aの区域では、その案内ローラ10により上方位置において移動し、その後、区域11bを経て下降される。案内ローラ10が、より低い水平カム湾曲部11cの区域を移動するときは、対応するランスが、対応する容器2内の底の真上まで下降する。次に、より低い水平カム湾曲部11cの区域では、洗浄剤が、容器2内に導入される。この結果、容器2内の洗浄剤の流れの誘導された案内、および、推定可能な清浄効果が、達成される。次に、さらなる手続きにおいて、ランス4は、カム湾曲部11(ここでは図示されていない)において案内ローラ10により再び持ち上げられる。
本実施形態では、さらに、各ランス4には、該ランスに圧縮空気を供給する1つのホース12が関連付けられている。ホース12は可撓性であり、これによって、ランス4を上下に案内することができるようになっている。さらに、回転分配器13と搬送路6との間の長さ調節は、可撓性のホース12によって行われている。
図4は、図1の本発明に係る洗浄装置1の横断面図を示している。本システムにおけるイオン化空気の流れの経路を見ることができる。
最初に、回転分配器13を介してホース12に圧縮空気が供給される。ここでは、ランス4の上端は、ホース12の下端と連結されている。これにより、圧縮空気が、ランス4内に圧入される。ランス4の下端から、この時点で既にイオン化されている空気が、容器2内の底の近傍に流れ出る。容器の壁とランスとの間を、イオン化空気は、再び上方に向かって流れ、吸引フード5aおよび吸引ファンネル5bによって吸い出される。この結果、異物粒子を除去する、容器2の非常に効率的な清浄化が達成される。
図5(a)および(b)は、ランス4および吸引フード5aの高さ調節を例示するための、図1の本発明に係る洗浄装置の詳細な断面図を示している。図5の(a)と(b)において、カム湾曲部11の高さ調節によって、2つの容器2’および2’’へのランス4の、長さが異なる挿入深さH1、H2に如何にして対応するかを見ることができる。ここでは、容器2’、2’’は、同じ基本形状を有するが、長さに関しては異なっている。
カム湾曲部11は、高さの調節が可能であるように設計されている。このため、カム湾曲部11は、全体的に、垂直線に沿って上下にシフトさせることができる。これに応じて、案内ローラ10の経路が、カム湾曲部11によってずらされ、この結果として、案内ローラ10と連結されたランス4が、容器2’、2’’内の該容器の底の近傍まで挿入されるようになっている。2つの配置において、カム湾曲部11は、垂直差(vertical offset)ΔHの分だけ、それぞれに関して垂直方向に調節される。
また、吸引フード5aの高さは、吸引フード5aが容器タイプ2’、2’’の双方の容器口部2aにおいて終端するように、調節されなければならない。これにより、特に良好な吸引排出効率が可能となる。吸引フード5aは、それぞれ、案内レール16の溝16aによって案内される案内端部5cを有する。案内レール16は、案内溝16aの高さを容器口部2aのレベルに適合させることができるように、高さの調節が可能なように設計されている。
容器2’、2’’から出て行く空気の流れは、吸引フード5aを経て吸引ファンネル5bに送られ、これにより、サイズが異なる容器における最適な清浄効果が達成される。
上述された実施形態において言及された特徴は、これらの特殊な組合せに限定されるものではなく、任意の他の組合せにおいても可能なものであることが理解されよう。
1…洗浄装置、2…容器、2’…容器、2’’…容器、2a…容器口部、3…直線状のコンベヤ経路、4…ランス、5…吸引装置、5a…吸引フード、5b…吸引ファンネル、5c…案内端部、6…搬送路、6a…直線区間、7…容器着座部、8…歯付きベルト、8a…案内部材、8b…テープ状のベルト、9…ベルトローラ、10…案内ローラ、11…カム湾曲部、11a…より高い水平区域、11b…傾斜区域、11c…より低い水平区域、12…ホース、13…回転分配器、14…伝動装置、15…伝動装置、16…駆動モータ、16…案内レール、16a…案内溝、A…縦軸線、H1…挿入深さ、H2…挿入深さ、T…搬送方向、ΔH…垂直差。

Claims (12)

  1. 容器(2)を清浄化するための洗浄装置(1)であって、
    複数の前記容器を搬送するための直線状のコンベヤ経路(3)と、
    少なくとも1種類の洗浄剤を供給するために、複数の前記容器(2)内にそれぞれ挿入される複数のランス(4)と、
    前記容器(2)から前記供給された洗浄剤を吸い出すための少なくとも1つの吸引装置(5a、5b)と
    を備える洗浄装置(1)において、
    複数の前記ランス(4)が、閉じた環状搬送路(6)に配置されており、
    前記搬送路(6)が、前記洗浄剤を供給するための前記コンベヤ経路(3)に対応した直線区間(6a)を備えることを特徴とする、洗浄装置(1)。
  2. 前記搬送路(6)は、前記直線区間(6a)の区域に関して、前記容器(2)が搬送されている際に、前記ランス(4)の縦軸線(A)が前記容器(2)の口部(2a)に対応するよう、設計されている、請求項1に記載の容器(2)を清浄化するための洗浄装置(1)。
  3. 前記コンベヤ経路(3)が、前記容器(2)を連続的に搬送する容器着座部(7)を備える、請求項1または2に記載の容器(2)を清浄化するための洗浄装置(1)。
  4. 前記搬送路(6)は、前記ランス(4)が配置される少なくとも1つの歯付きベルト(8)を備える、請求項1〜3のいずれか一項に記載の容器(2)を清浄化するための洗浄装置(1)。
  5. 前記歯付きベルト(8)が、少なくとも2つのベルトローラ(9)に巻き掛けられており、前記搬送路(6)の前記直線区間(6a)が、前記2つのベルトローラ(9)間に配置された前記歯付きベルトの張架部(8b)によって形成されている、請求項4に記載の容器(2)を清浄化するための洗浄装置(1)。
  6. 前記搬送路(6)が案内部材(8a)を備え、該案内部材(8a)において、前記ランス(4)が、該ランス(4)の縦軸線(A)に沿ってシフトするように保持されている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の容器(2)を清浄化するための洗浄装置(1)。
  7. 前記ランス(4)が、該ランス(4)の縦方向の移動を制御するためのカム湾曲部(11)において転動する案内ローラ(10)を備える、請求項1〜6のいずれか一項に記載の容器(2)を清浄化するための洗浄装置(1)。
  8. 前記カム湾曲部(11)が、前記容器への前記ランス(4)の挿入深さ(H、H)を調節するために高さの調節が可能なように設計されている、請求項7に記載の容器(2)を清浄化するための洗浄装置(1)。
  9. 前記ランス(4)が、ホース(12)および/またはケーブルを介して回転分配器(13)と接続されており、前記回転分配器(13)が、伝動装置(14)により前記搬送路(6)と同期されている、請求項1〜8のいずれか一項に記載の容器(2)を清浄化するための洗浄装置(1)。
  10. 前記吸引装置(5a、5b)が、前記ランス(4)と関連付けられた吸引フード(5a)を備え、該吸引フード(5a)が、前記コンベヤ経路(3)に対する高さ調節に関して調節可能なように具現化されている、請求項1〜9のいずれか一項に記載の容器(2)を清浄化するための洗浄装置(1)。
  11. 前記吸引フード(5a)が、高さの調節が可能な態様で、前記搬送路(6)の前記案内部材(8a)と連結されている、請求項6または10に記載の容器(2)を清浄化するための洗浄装置(1)。
  12. 前記コンベヤ経路(3)および前記搬送路(6)が伝動装置(15)に連結されており、前記伝動装置(15)が駆動モータ(16)によって駆動される、請求項1〜11のいずれか一項に記載の容器(2)を清浄化するための洗浄装置(1)。
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