JP2014012141A - エアクッションインソール - Google Patents
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Abstract
【課題】長期間にわたった履物の着用にも疲れを防止し、足裏に加わる衝撃を効果的に緩和させ、足底筋膜炎の防止及び関節保護機能を極大化させる新しい形態のエアクッションインソールを提供する。
【解決手段】踵領域及びアーチ領域が形成されたシート1及び;前記シート1に結合され、空気を収容して密閉される内部空間21が形成され、前記アーチ領域にエアクッションが作用するようにするエアバランシングセル20を含み、前記エアバランシングセル20は、踵セル22、前記アーチ領域の内側に位置するように設置される第1アーチセル26、及び前記アーチ領域の外側に位置するように設置される第2アーチセル28を備え、前記踵セル22、第1アーチセル26及び第2アーチセル28は前記内部空間21によって互いに連通し、前記踵セル22が使用者の踵によって押されたとき、空気が前記第1アーチセル26と第2アーチセル28に分散される。
【選択図】図3
【解決手段】踵領域及びアーチ領域が形成されたシート1及び;前記シート1に結合され、空気を収容して密閉される内部空間21が形成され、前記アーチ領域にエアクッションが作用するようにするエアバランシングセル20を含み、前記エアバランシングセル20は、踵セル22、前記アーチ領域の内側に位置するように設置される第1アーチセル26、及び前記アーチ領域の外側に位置するように設置される第2アーチセル28を備え、前記踵セル22、第1アーチセル26及び第2アーチセル28は前記内部空間21によって互いに連通し、前記踵セル22が使用者の踵によって押されたとき、空気が前記第1アーチセル26と第2アーチセル28に分散される。
【選択図】図3
Description
本発明はエアクッションインソールに係り、より詳しくはエアクッションによってアーチサポート機能を果たすようにするとともに扁平足(pes planus)及び凹足(pes cavus)のように足のアーチが正常でない多様な場合にも足の均衡を維持することにより、長期間にわたった履物の着用による疲れを防止し、足裏に加わる衝撃を効果的に緩和させ、足底筋膜炎の防止及び関節保護機能を極大化することができるエアクッションインソールに関する。
現在、履物は履き心地を良くするとか衝撃吸水性を高めるなどの機能性を向上させるための多様な製品が市販されている。そして、甲皮内に入れて使うインソール(中底)においても、このような機能性を付与するための多様な技術が提案されている。
特許文献1の“アーチ補正具を内蔵する履物中底”は、シリコンやウレタンなどの高弾性素材でなった履物中底の中央部位、つまりアーチがある部分を横に半円状に切開し、その切開された内部に補正具を適当な位置に置き、補正具の両側に付いている両面テープの紙を取り外して接着した後、空気注入部を通じて注射器や注射針付きスポイトなどで空気を注入して適当な高さに膨らませば、自分の足のアーチに当たる位置及び高さに履物中底がアーチを補正するようになる技術を提案している。
一方、特許文献2の“アーチの高さ調節可能な履物用インソール”は、アーチ部の下面に、エアが注入される程度によって体積が膨脹してアーチ部の高さを異にして、個人別に異なるアーチに当たるように支持することができるとともに、必要の際には注入されたエア量を随時調節することができるので、足の矯正及び疲れ感の緩和が一層容易な支持具をさらに備えた技術を提案している。
また、特許文献3の“指圧機能を持つインソール”は、底面側の後踵部と中間部に陷沒した後踵付着凹部と中間付着凹部が形成された本体;後踵付着凹部に挿着されるポンピング部と中間付着凹部に挿入される加圧部が連結チューブで連結され、連結チューブの内部にチェックバルブが備えられる指圧ユニット;ポンピング部と加圧部の縁部を覆うとともに前記本体の底面に結合されることで、指圧ユニットを固定させる補助カバーを含む技術を提案している。そして、これと類似した技術としては、特許文献4の“側面部で空気の入出が可能な履物中底”、特許文献5の“履物の中創意緩衝構造”、特許文献6の“エア中敷”及び特許文献7の“空気循環機能を持つ履物用中底”などが提案されている。
このような従来技術によるインソールは、空気(air)によって形成されるエアクッション(air cushion)が足のアーチ(arch)に作用することにより、足裏のアーチを効果的に支持して、歩行時の足の疲れを緩和させるようにした。
しかし、このような従来技術によるエアクッションインソールは、アーチ部のみの高さを高めているため、これを改善しなければならない必要性を持っている。すなわち、従来技術によるエアクッションインソールは、使用者が履くとき、アーチの内側にだけエアが作用して足を支持することになる。この場合、アーチの外側があまり低くなって正常な足裏の形態を持った使用者やアーチの内外側の高さの差が小さい人の場合、むしろ不便な状態となるものである。
したがって、従来技術によるエアクッションインソールは、アーチの内側をあまり高めて支持する構造を持つため、多様な足裏の形を持つ使用者を満足させにくい問題点があるものである。
本発明はこのような従来技術の問題点を改善するためになされたもので、エアクッションによってアーチサポートの機能を果たすようにするとともに扁平足及び凹足のように足のアーチが正常でない多様な場合にも足の均衡を維持することにより、長期間にわたった履物の着用による疲れを防止し、足裏に加わる衝撃を効果的に緩和させ、足底筋膜炎の防止及び関節保護機能を極大化させることができる新しい形態のエアクッションインソールを提供することを目的とする。
特に、本発明は、エアクッションによってアーチサポート機能を果たすようにするとともにアーチの内外側にエアが分散される構造を持つようにして、アーチの内外側の形態がそれぞれ異なる用途に合わせて均衡的にアーチを支持するエアバランシングシステムを実現することができる新しい形態のエアクッションインソールを提供することを他の目的とする。
また、本発明は、インソールにエアクッション機能のための構成を適用することにより、発生可能な異物感と空気の流れによって発生可能な騷音の発生を効果的に減らすことができる新しい形態のエアクッションインソールを提供することをさらに他の目的とする。
前述した目的を達成するための本発明の特徴によれば、足裏の踵と母指球の間のアーチにエアクッションが作用するようにするエアクッションインソールであって、前記踵及びアーチがそれぞれ置かれるように、対応位置に形成される踵領域及びアーチ領域が形成されたシート及び;前記シートに結合され、空気を収容して密閉される内部空間が形成され、前記アーチ領域にエアクッションが作用するようにするエアバランシングセルを含み;前記エアバランシングセルは、前記踵領域に位置するように設置される踵セル、前記アーチ領域の内側に位置するように設置される第1アーチセル、及び前記アーチ領域の外側に位置するように設置される第2アーチセルを備え、前記踵セル、第1アーチセル及び第2アーチセルは前記内部空間によって互いに連通し、前記踵セルが使用者の踵によって押されたとき、空気が前記第1アーチセルと第2アーチセルに分散されるようにすることによって使用者のアーチを均衡的に支える。
このようなエアクッションインソールにおいて、 前記踵領域とアーチ領域を支えるように形成され、前記シートの下面に結合されるヒールカップをさらに含み、前記エアバランシングセルは前記ヒールカップによって支持されて前記シートの下面に結合されることができる。
このようなエアクッションインソールにおいて、前記エアバランシングセルは前記踵セル、第1アーチセル及び第2アーチセルの内部空間内に設置されるスポンジをさらに含むことができる。
また、前述した目的を達成するための本発明の特徴によれば、足裏の踵と母指球の間のアーチにエアクッションが作用するようにするエアクッションインソールであって、前記踵、母指球及びアーチがそれぞれ置かれるように、対応位置に形成される踵領域、母指球領域及びアーチ領域が形成されたシート、及び前記シートに結合され、空気を収容して密閉される内部空間が形成され、前記アーチ領域にエアクッションが作用するようにするエアバランシングセルを含み、前記エアバランシングセルは、前記踵領域に位置するように設置される踵セル、前記アーチ領域の内側に位置するように設置される第1アーチセル、及び前記アーチ領域の外側に位置するように設置される第2アーチセルを備え、前記踵セル、第1アーチセル及び第2アーチセルは、前記内部空間によって互いに連通し、前記踵セルが使用者の踵によって押されたとき、空気が前記第1アーチセルと第2アーチセルに分散されるようにすることによって使用者のアーチを均衡的に支える。
このようなエアクッションインソールにおいて、 前記踵領域とアーチ領域を支えるように形成され、前記シートの下面に結合されるヒールカップをさらに含み、前記エアバランシングセルは前記ヒールカップによって支持されて前記シートの下面に結合されることができる。
このようなエアクッションインソールにおいて、前記エアバランシングセルは前記踵セル、第1アーチセル及び第2アーチセルの内部空間内に設置されるスポンジをさらに含むことができる。
本発明によるエアクッションインソールによれば、エアバランシングセルがアーチ領域の内側及び外側に配置される第1アーチセルと第2アーチセルを含んでなるので、エアクッションによってアーチサポート機能を果たすようにするとともにアーチの内外側にエアが分散される構造によってアーチの内外側の形態がそれぞれ異なる用途に合わせて均衡的にアーチを支持するようにするエアバランシングシステムを実現することができる。よって、本発明によるエアクッションインソールは、一般的な足構造とともに扁平足及び凹足のように足のアーチが正常でない多様な場合にも足の均衡を維持することで、長期間にわたった履物の着用にも疲れを防止し、足裏に加わる衝撃を効果的に緩和させ、足底筋膜炎の防止と関節保護機能を極大化させることができる。また、空気が収容される踵セル、第1アーチセル及び第2アーチセルの内部空間内にスポンジを設置することにより、空気の流れがなだらかになるようにしながらも密閉して空気を収容する上下フィルムの摩擦による騷音を効果的に遮断することができる効果がある。
図1は本発明の技術思想によるエアクッションインソールを説明するための図、図2は本発明によるエアクッションインソールの使用状態を説明するための図である。
図1及び図2を参照すれば、本発明によるエアクッションインソール10は、履物に入れられて使用者の足裏を支えるように形成されるシート1にエアバランシングセル20を備えることで、足裏の踵(heel)と母指球(ball)の間のアーチ(arch)にエアクッション(air cushion)が作用するようにする。
この際、シート1は、踵、母指球及びアーチがそれぞれ置かれるように、対応位置に形成される踵領域2、母指球領域3及びアーチ領域4を持つ。もちろん、本発明によるシート1は製造者または使用者の必要に応じて多様な構造を持つことができるが、一般的な足の構造と対応する踵領域2、母指球領域3及びアーチ領域4に区分されるインソールまたは足の後部のみを支持するように、母指球領域3を除いた踵領域2及びアーチ領域4に区分されるインソールでなることができるものである。すなわち、本発明によるエアクッションインソール10のシート1は母指球領域3を含む形態と母指球領域3を除いた形態のいずれにも適用できるが、このような2種のインソールは本発明の技術思想に含まれるものと見なすことができるので、本発明では母指球領域3を含む一般的なインソールの形態を基準に説明する。
このようなシート1はインソールの胴体であり、使用者の足裏が触れる上面には通気性及び吸水性が優れ、抗菌性を持つように形成される布地が付着される。シート1は、一般にインソールの形成の際に使われているラテックス、EVA、ウレタン素材などから成形用金型によって発泡成形される。もちろん、このようなシート1の素材及び製造方法は当該技術分野で多様に応用されている技術が製造者の必要に応じて選択的に使われることができる。
本発明によるエアクッションインソール10において、エアバランシングセル20はシート1に結合され、空気を収容して密閉される内部空間21が形成され、アーチ領域4にエアクッションが作用するようにする。特に、本発明において、エアバランシングセル20はアーチ領域4の内外側にエアクッションが作用するように構成することにより、エアクッションによってアーチサポート機能を果たすようにするとともにアーチの内外側にエアが分散される構造によってアーチの内外側の形態がそれぞれ異なる使用に合わせて均衡的にアーチを支持するエアバランシングシステムを実現する。
このために、本発明によるエアバランシングセル20は、踵セル22、第1アーチセル26及び第2アーチセル28を含んでなる。この際、踵セル22は踵領域2に位置するように設置され、第1アーチセル26はアーチ領域4の内側に位置するように設置され、第2アーチセル28はアーチ領域4の外側に位置するように設置される。そして、図2に示すように、踵セル22と第1アーチセル26及び第2アーチセル28は内部空間21に互いに連通することで、踵セル22が使用者の踵によって押し付けられたとき、空気が第1アーチセル26と第2アーチセル28に分散されるようにすることにより、使用者のアーチを均衡的に支えるようにする。
このようなエアバランシングセル20は本発明の好適な実施例のように構成されることが好ましいが、本発明の技術思想内で当該分野でエアクッションインソールに適用される多様な形態を適用することができるものである。例えば、本発明の好適な実施例において、エアバランシングセル20はヒールカップ70によってシート1の下面に結合される形態を示したが、本発明によるエアクッションインソール10においてエアバランシングセル20がシート1に結合される形態は本発明の好適な実施例に制限されなく、シート1に挿入されるか、上面に結合されるか、あるいは内部に挿入されるなどの多様な方式が適用可能なものである。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面の図3〜図8に基づいて詳細に説明する。図1〜図8において、同一機能を果たす構成要素に対しては同一参照符号を付ける。一方、各図において、インソールの構成及び製造方法、エアクッションの機能を果たすための従来技術から当該分野の当業者が容易に適用することができる技術についての詳細な説明は省略する。そして、図面の図示において、要素のサイズ比が多少違って表現されるか、あるいは互いに結合される部品のサイズが違って表現された部分もあるが、このような図面の縮尺の差は当該分野の当業者が容易に理解することができる部分なので更なる説明を省略する。
図3は本発明の好適な実施例によるエアクッションインソールの底面図、図4は図3のA線についての使用状態を説明するための図、図5は図3のB線についての使用状態を説明するための図、図6は本発明の好適な実施例によるエアクッションインソールの分解斜視図、図7は本発明の好適な実施例によるエアクッションインソールを裏返して示す斜視図、図8は本発明の好適な実施例によるエアクッションインソールのエアバランシングセルの分解斜視図である。
図3〜図7を参照すれば、本発明の好適な実施例によるエアクッションインソール10は、本発明の技術思想によって履物に入れて使用者の足裏を支えるように形成されるシート1にエアバランシングセル20を備えることで、足裏の踵と母指球の間のアーチにエアクッションが作用するようにする。
この際、本実施例によるエアクッションインソール10は踵領域2とアーチ領域4を支えるように形成されてシート1の下面に結合されるヒールカップ70を備えることで、エアバランシングセル20がヒールカップ70によって支持されてシート1の下面に結合されるようにする。通常、ヒールカップ70はシート1より硬質の合成樹脂から射出成形される。このようなヒールカップ70の適用はインソール構造の変更を最小化しながらエアバランシングセル20をシート1に容易に設置することができるようにし、エアバランシングセル20の破損を効果的に遮断させることができるようにする。
このようなエアバランシングセル20の設置構造において、図7に示すように、本実施例によるエアクッションインソール10は、通常のインソール製造過程においてヒールカップ70をシート1に付着させる工程で本発明によるエアバランシングセル20を挿入させることだけで製造することができるので、エアバランシングセル20の設置のための付加の工程を追加する必要がなくて製造の便宜性を高める。
本実施例において、シート1とヒールカップ70は、通常のインソールの構成の際に適用される多様な構造及び形態を持つことができる。そして、図8に示すように、エアバランシングセル20において、ヒールカップ70のホール72を通じて露出される踵セル22の下面には多様なロゴなどのデザインが適用できるものである。
本実施例において、シート1は、踵、母指球及びアーチがそれぞれ置かれるように、対応位置に形成される踵領域2、母指球領域3及びアーチ領域4を持つ。そして、踵領域2とアーチ領域4にはヒールカップ70が結合され、ヒールカップ70の内側にはエアバランシングセル20が位置し、図7のような配置順に結合される構造を持つようにして、結合後に図8のような完成状態を持つようにする。
本実施例において、エアクッションインソール10において、ヒールカップ70はエアバランシングセル20の踵セル22が露出されるようにするホール72を持つ。よって、エアバランシングセル20の踵セル22はヒールカップ70のホール72を通じてシート1の下面に露出されることにより、図4に示すように、使用者の足がシート1に置かれたとき、使用者の踵が踵エアセル22を押し付け、踵エアセル22に満たされていた空気は、図5に示すように、分岐された第1アーチセル26と第2アーチセル28に流れてエアクッションを形成し、第1アーチセル26と第2アーチセル28は内部空間21を通じて互いに連通しているので、使用者のアーチ構造に応じて空気を配分して、アーチの内外側を支えるエアクッションの均衡を図るようになるものである。
本発明の好適な実施例によるエアクッションインソール10において、エアバランシングセル20はシート1に結合され、空気を収容して密閉される内部空間21が形成され、アーチ領域4にエアクッションが作用するようになり、アーチ領域4の内外側にエアクッションが作用するように構成されることにより、エアクッションによってアーチサポート機能を果たすようにするとともにアーチの内外側にエアが分散される構造によってアーチの内外側の形態がそれぞれ異なる使用に合わせて均衡的にアーチを支持するエアバランシングシステムを実現する。
より具体的に説明すれば、本発明の好適な実施例によるエアバランシングセル20は、踵セル22、第1アーチセル26、及び第2アーチセル28を含んでなる。この際、踵セル22は踵領域2に位置するように設置され、第1アーチセル26はアーチ領域4の内側に位置するように設置され、第2アーチセル28はアーチ領域4の外側に位置するように設置される。そして、踵セル22、第1アーチセル26及び第2アーチセル28は内部空間21を通じて互いに連通するので、踵セル22が使用者の踵によって押されたとき、空気が第1アーチセル26と第2アーチセル28に分散されるようにすることにより、使用者のアーチを均衡的に支えるようにする。
本実施例において、エアバランシングセル20は、踵セル22、第1アーチセル26及び第2アーチセル28の間に分配セル24を形成することで、使用の際、踵セル22から移動する空気が第1アーチセル26及び第2アーチセル28に分配されるようにするとともに第1アーチセル26及び第2アーチセル28の間の空気の配分が効果的になるようにする。すなわち、エアバランシングセル20の構成の際、踵セル22と第1アーチセル26、踵セル22と第2アーチセル28、そして第1アーチセル26と第2アーチセル28がそれぞれ別個に接続するようにして、内部空間21(図3参照)を形成するようにすることができるが、この場合、空気の経路が複雑になり長くなって空気の流れが迅速でなだらかになりにくいからである。したがって、この実施例は、分配セル24が第1アーチセル26と第2アーチセル28の間に配置されて踵セル22に連結され、これによって第1アーチセル26と第2アーチセル28が接続されて内部空間21を形成することで、踵セル22から移動する空気が第1アーチセル26及び第2アーチセル28に分配されるようにするとともに第1アーチセル26及び第2アーチセル28の間の空気の配分が効果的になるようにする。
このようなエアバランシングセル20は、図8に示すように、下部フィルム30と上部フィルム40が空気を収容する内部空間21を形成することでなる。この際、本実施例は、踵セル22、第1アーチセル26、及び第2アーチセル28の内部空間21内にスポンジ52、56、58を設置することで、空気の流動時に発生する騷音を防止するようにする。すなわち、下部フィルム30と上部フィルム40のみでエアバランシングセル20を形成する場合、使用者の動きによって持続的に圧縮及び膨脹の過程を繰り返す踵セル22、第1アーチセル26及び踵セル22は下部フィルム30と上部フィルム40が摩擦する現象が発生し、これによって摩擦音が発生する。よって、本実施例は、空気を収容する踵セル22、第1アーチセル26及び第2アーチセル28の内部空間21内にスポンジ52、56、58を設けることで、空気の流れをなだらかにしながらも、密閉して空気を収容する上下部フィルム40、30の摩擦による騷音を効果的に遮断する。もちろん、本実施例で使われるスポンジ52、56、58は多様な形態の弾性海綿状の多孔質物質を適用して構成することができる。
一方、図6及び図8を参照すれば、本実施例によるエアクッションインソール10のエアバランシングセル20は、下部フィルム30と上部フィルム40が踵セル22、分配セル24、第1アーチセル26及び第2アーチセル28と対応する領域32、34、36、38、42、44、46、48を持つように切開されて形成される。そして、これらの領域32、34、36、38、42、44、46、48の周囲には付着縁部31を提供し、高周波融着などの方法で下部フィルム30と上部フィルム40を付着させることにより、空気を収容する内部空間21を形成する。特に、本実施例において、エアバランシングセル20は内部空間21を安定的に形成し、スポンジ52、56、58の設置を便利に行えるために、下部フィルム30の踵セル22、分配セル24、第1アーチセル26及び第2アーチセル28と対応する領域32、34、36、38が孔の形態に形成される。
前述したような本発明の好適な実施例によるエアクッションインソールを添付図面に基づいて説明したが、これは例として説明したものに過ぎなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で多様な変化及び変更が可能であることが当該分野の当業者によって易しく理解可能であろう。
本発明は、エアクッションによってアーチサポートの機能を果たすようにするとともに足のアーチが正常でない多様な場合にも足の均衡を維持することにより、長期間にわたった履物の着用にも疲れを防止し、足裏に加わる衝撃を効果的に緩和させ、足底筋膜炎の防止及び関節保護機能を極大化させる新しい形態のエアクッションインソールに適用可能である。
1 シート
2 踵領域
3 母指球領域
4 アーチ領域
10 エアクッションインソール
20 エアバランシングセル
21 内部空間
22 踵セル
26 第1アーチセル
28 第2アーチセル
52、56、58 スポンジ
70 ヒールカップ(heel cup)
2 踵領域
3 母指球領域
4 アーチ領域
10 エアクッションインソール
20 エアバランシングセル
21 内部空間
22 踵セル
26 第1アーチセル
28 第2アーチセル
52、56、58 スポンジ
70 ヒールカップ(heel cup)
Claims (4)
- 足裏の踵(heel)と母指球(ball)の間のアーチ(arch)にエアクッションが作用するようにするエアクッションインソールにおいて、
前記踵及びアーチがそれぞれ置かれるように、対応位置に形成される踵領域2及びアーチ領域4が形成されたシート1、及び
前記シート1に結合され、空気を収容して密閉される内部空間21が形成され、前記アーチ領域4にエアクッションが作用するようにするエアバランシングセル20を含み、
前記エアバランシングセル20は、
前記踵領域2に位置するように設置される踵セル22、
前記アーチ領域4の内側に位置するように設置される第1アーチセル26、及び
前記アーチ領域4の外側に位置するように設置される第2アーチセル28を備え、
前記踵セル22、第1アーチセル26及び第2アーチセル28は前記内部空間21によって互いに連通し、前記踵セル22が使用者の踵によって押されたとき、空気が前記第1アーチセル26と第2アーチセル28に分散されるようにすることによって使用者のアーチを均衡的に支えることを特徴とする、エアクッションインソール。 - 足裏の踵(heel)と母指球(ball)の間のアーチ(arch)にエアクッションが作用するようにするエアクッションインソールにおいて、
前記踵、母指球及びアーチがそれぞれ置かれるように、対応位置に形成される踵領域2、母指球領域3及びアーチ領域4が形成されたシート1、及び
前記シート1に結合され、空気を収容して密閉される内部空間21が形成され、前記アーチ領域4にエアクッションが作用するようにするエアバランシングセル20を含み、
前記エアバランシングセル20は、
前記踵領域2に位置するように設置される踵セル22、
前記アーチ領域4の内側に位置するように設置される第1アーチセル26、及び
前記アーチ領域4の外側に位置するように設置される第2アーチセル28を備え、
前記踵セル22、第1アーチセル26及び第2アーチセル28は、前記内部空間21によって互いに連通し、前記踵セル22が使用者の踵によって押されたとき、空気が前記第1アーチセル26と第2アーチセル28に分散されるようにすることによって使用者のアーチを均衡的に支えることを特徴とする、エアクッションインソール。 - 前記踵領域2とアーチ領域4を支えるように形成され、前記シート1の下面に結合されるヒールカップ70をさらに含み、
前記エアバランシングセル20は前記ヒールカップ70によって支持されて前記シート1の下面に結合されることを特徴とする、請求項1または2に記載のエアクッションインソール。 - 前記エアバランシングセル20は前記踵セル22、第1アーチセル26及び第2アーチセル28の内部空間21内に設置されるスポンジ52、56、58をさらに含むことを特徴とする、請求項3に記載のエアクッションインソール。
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