JP2014011380A - 電気機器収納用箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】箱体の側板に配線引き込み用または吸排気用の開口部と、この開口部を覆うスライドパネルとを備え、しかも低コストの電気機器収納用箱を提供する。
【解決手段】箱体の側板に配線引き込み用または吸排気用の開口部を形成した電気機器収納用箱100である。この開口部を塞ぐ平板状の塞ぎ部4と、塞ぎ部4から垂直に突出させたフランジ部5と、塞ぎ部4とフランジ部5との連結部6に形成され、開口部2の上下端縁に係合する引掛部9,10とを備えたスライドパネル3を、開口部にスライド可能に保持させた。従来のような枠が不要となり、低コストである。
【選択図】図3

Description

本発明は、隣接するキャビネット間での配線を可能とした電気機器収納用箱に関するものである。
多数の電気機器を収納したラック型の電気機器収納用箱は、特に通信の分野において広く使用されている。このような電気機器収納用箱は内部が仕切り板により上下方向に複数段に区画され、各段の使用者が異なることがある。また、電気機器からの配線を隣接する電気機器収納用箱に引き込む必要がある場合がある。
このため特許文献1、2に示すように、電気機器収納用箱の側板に、隣接する他の電気機器収納用箱に配線を引き込むための配線用の開口部、あるいは換気用の開口部を形成することが行われている。このような開口部は通常は閉鎖しておく必要があるから、特許文献1では開口部の上下に水平な枠を取付けてスライドパネルをスライド可能に保持させている。また特許文献2では、開口部の周囲に枠を取付けてスライドパネルをスライド可能に保持させている。
しかしこのような開口部は側板に複数個設けられるのが普通であり、特に各段に設ける場合にはその数も多くなる。従って特許文献1,2のように各開口部に枠を取付ける構造では、部品点数が増加し、加工工数も増加してコスト高となるという問題があった。
特開2003−188556号公報 特許第4854535号公報
従って本発明の目的は上記した従来の問題点を解決し、箱体の側板に配線引き込み用または吸排気用の開口部と、この開口部を覆うスライドパネルとを備え、しかも低コストの電気機器収納用箱を提供することである。
上記の課題を解決するためになされた本発明は、箱体の側板に配線引き込み用または吸排気用の開口部を形成した電気機器収納用箱において、前記開口部を塞ぐ塞ぎ部と、開口部の上下端縁に係合する引掛部とを備えたスライドパネルを、前記開口部にスライド可能に保持させたことを特徴とするものである。
なお請求項2のように、塞ぎ部にはスライドを規制するスライド規制部を形成した構造とすることができる。
なお請求項3のように、スライド規制部として、スライドパネルに形成したスライド方向に延びる長孔と、その内部に設けられ側板に螺合される固定ねじとにより、スライドパネルの固定部を形成した構造とすることができる。
さらに請求項4のように、スライドパネルの表裏両面にそれぞれ開閉規制部を設けた構造とすることが好ましい。
本発明の電気機器収納用箱は、スライドパネルに形成した引掛部を開口部の上下端縁に係合させることにより開口部にスライド可能に保持させたので、従来のように開口部の上下やその周囲に枠を形成する必要がない。このためコストダウンを図ることができる。
請求項2及び請求項3の発明によれば、スライド規制部によりスライドパネルを任意の位置で固定、またスライドパネルの倒れや回転を防止することができる。
請求項4の発明によれば、スライドパネルの表裏両面にそれぞれ開閉規制部を設けたことにより、スライドパネルの一方から固定部を外しても、反対側からも固定部を外さない限りスライドパネルをスライドさせることができない。このため、隣接する電気機器収納用箱の管理者が異なる場合でも、セキュリティを確保することができる。
電気機器収納用箱の外観を示す斜視図である。 第1の実施形態のスライドパネルの斜視図である。 第1の実施形態のスライドパネルの斜視図である。 スライドパネルを途中までスライドさせた様子を示す斜視図である。 スライドパネルを途中までスライドさせた様子を示す斜視図である。 第2の実施形態のスライドパネルの斜視図である。 第3の実施形態のスライドパネルの斜視図である。 ブランクパネルを取付けた電気機器収納用箱の斜視図である。 第4の実施形態のスライドパネル(開状態)の斜視図である。 第4の実施形態のスライドパネル(閉状態)の斜視図である。
以下に図面を参照しつつ、本発明の好ましい実施形態を説明する。
図1は電気機器収納用箱100の外観を示す斜視図であり、隣接する2つの電気機器収納用箱100だけが示されているが、実際には多数の電気機器収納用箱100が密接配置されるものである。1はその側板であり、4つの開口部2と、各開口部2を覆うスライドパネル3とが図示されている。これらの開口部2は配線引き込み用または吸排気用の開口であり、通常はスライドパネル3によって閉塞されている。この例では電気機器収納用箱100の内部は上下2段に区画されているが、これに限定されるものではないことはいうまでもない。なお開口部2は側板1を長方形状に開口させただけのものである。
図2と図3は第1の実施形態のスライドパネル3を両面から見た斜視図である。図示のように、スライドパネル3は開口部2を塞ぐことができる大きさの平板状の塞ぎ部4と、塞ぎ部4から垂直に突出させたフランジ部5とを備えている。この実施形態ではフランジ部5は塞ぎ部4の片側の垂直縁を側板1の方向に直角に折り曲げ形成されている。フランジ部5の高さは開口部2の高さよりもやや大きい。フランジ部5はスライドパネル3を開閉するときの操作部として機能する。なおフランジ部5は上下に分割することもできる。
この塞ぎ部4とフランジ部5との連結部6には、開口部2の上下端縁7,8に係合する切欠き状の引掛部9,10が形成されている。これらの引掛部9,10はU字状であり、塞ぎ部4の裏面よりも少なくとも側板1の板厚分は側板1側に延びている。このため障子やふすまを「鴨居」と「敷居」の間に保持させるように、開口部2の間に嵌め込んで保持させることができる。
しかし引掛部9、10は塞ぎ部4の片側の垂直縁だけに形成されているため、スライドパネル3が引掛部9、10を中心として側板1から離れる方向に回転する可能性がある。そこでこの実施形態では、スライドパネルの回転、倒れを防止するスライド規制部として、スライドパネル3の上下両端にスライド方向(水平方向)に長孔11を形成し、その内部に側板1に螺合される固定ねじ12を設けてスライドパネル3の固定部を形成してある。このため固定ねじ12を緩めればスライドパネル3は固定ねじ12にガイドされながら側板1と平行にスライドすることができ、また固定ねじ12を締め付ければ任意の位置において固定することができる。なお、この固定ねじ12はスライドパネル3が側板1内に倒れてくることを防止するものであり、強固に締め付けていない場合であっても、後述する開閉規制部14のねじ止めによりスライドを防止することが可能となるものである。このように、開口部2の周囲に枠を設けることなく簡単な構造でスライドパネル3をスライド自在に開口部2に保持させることができるので、低コストである。図4にスライドパネル3を途中までスライドさせた様子を示した。
このほか、スライドパネル3には表裏両面にそれぞれ開閉規制部14を設けることが好ましい。開閉規制部14はこの実施形態ではねじであり、スライドパネル3を貫通して側板1に螺合されている。このため両側から開閉規制部14を解除しなければスライドパネル3をスライドさせて開口部2を開くことができず、隣接する電気機器収納用箱100の管理者が異なる場合にもセキュリティを確保することができる。なお、図5、図6に示す第2の実施形態のように多数のねじ挿通孔の列13を形成し、開閉規制部14をスライドパネル3の位置に対応して、順次差し替える構造とするものである。
図7はスライドパネル3の回転や倒れを防止するスライド規制部の他の実施形態(第3の実施形態)を示す図である。この実施形態では、フランジ部5はスライドパネル3の中央部に溶接等によって固定されている。このように中央部にフランジ部5を設けておけば、指先でスライドパネル3をスライドさせる操作が行い易くなる利点がある。なお、スライド規制部の他の実施形態として、図示しないが、フランジ部5を設けずに引掛部9、10のみを形成した構造、引掛部9,10をスライド方向に向かって複数形成または幅広にすることによってスライドパネル3の倒れや回転などを規制するものであっても良いものである。
開口部2は配線引き込み用のほか、空気を吸排気用としても用いられることがある。例えば図8に示すように、マウントレール15に暖気が冷却風取り入れ口に回り込むことを防止する回り込み防止用のブランクパネル16を形成しておき、冷却風を隣接する電気機器収納用箱100に送る際に、スライドパネル3を開いて開口部2から送風するようなことがある。しかしこの場合にはブランクパネル16が邪魔をして、前記のような長孔11を利用した固定部を設けることができない場合がある。
このような場合には図9、図10に示す第4の実施形態のように、フランジ部5に固定部17であるねじ孔を直接形成し、固定ねじ12によってスライドパネル3をブランクパネル16に直接固定することも可能である。なおこの場合にも、開口部2とスライドパネル3との関係は第1の実施形態と同様である。
以上に説明したように、本発明によれば、箱体の側板1に形成された開口部2を覆うスライドパネル3を安価に組み込むことができ、従来構造に比較して低コストであり、しかもセキュリティ上の問題が生ずるおそれもない等の利点がある。
1 側板
2 開口部
3 スライドパネル
4 塞ぎ部
5 フランジ部
6 連結部
7 上部端縁
8 下部端塩
9 引掛部
10 引掛部
11 長孔
12 固定ねじ
13 ねじ挿通孔の列
14 開閉規制部
15 マウントレール
16 ブランクパネル
17 固定部
100 電気機器収納用箱

Claims (4)

  1. 箱体の側板に配線引き込み用または吸排気用の開口部を形成した電気機器収納用箱において、前記開口部を塞ぐ平板状の塞ぎ部と、開口部の上下端縁に係合する引掛部とを備えたスライドパネルを、前記開口部にスライド可能に保持させたことを特徴とする電気機器収納用箱。
  2. 塞ぎ部にはスライドを規制するスライド規制部を形成した請求項1記載の電気機器収納用箱。
  3. スライド規制部は、スライドパネルに形成したスライド方向に延びる長孔と、その内部に設けられ側板に螺合される固定ねじとにより、スライドパネルの固定部を形成したことを特徴とする請求項2記載の電気機器収納用箱。
  4. スライドパネルの表裏両面にそれぞれ開閉規制部を設けたことを特徴とする請求項1記載の電気機器収納用箱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016119439A (ja) * 2014-12-24 2016-06-30 日東工業株式会社 電気機器収納用箱

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