JP2014010913A - 二次電池およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】電極積層体の電極板と,その電極板から電流を取り出す集電端子との間の接合箇所の接合強度が十分に得られる二次電池およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明は,集電箔に部分的に活物質層を形成してなる電極板を積層してなる電極積層体と,電極板における活物質層のない部分が積層した部分である集電箔積層部分158bに接合された集電部材144とを有する二次電池およびその製造方法を対象とする。本発明では,集電部材144における集電箔積層部分158bへの接合面に,凹凸形状が反復して形成されている凹凸領域144aが設けられており,凹凸領域144aの凹部に集電箔積層部分158bの集電箔が食い込んだ状態で,集電部材144と集電箔積層部分158bとが接合されている。ここで凹凸形状144aの高低差が,集電部材144における凹凸領域144aが設けられている部分の全厚に対して8〜42%の範囲内である。
【選択図】図10
【解決手段】本発明は,集電箔に部分的に活物質層を形成してなる電極板を積層してなる電極積層体と,電極板における活物質層のない部分が積層した部分である集電箔積層部分158bに接合された集電部材144とを有する二次電池およびその製造方法を対象とする。本発明では,集電部材144における集電箔積層部分158bへの接合面に,凹凸形状が反復して形成されている凹凸領域144aが設けられており,凹凸領域144aの凹部に集電箔積層部分158bの集電箔が食い込んだ状態で,集電部材144と集電箔積層部分158bとが接合されている。ここで凹凸形状144aの高低差が,集電部材144における凹凸領域144aが設けられている部分の全厚に対して8〜42%の範囲内である。
【選択図】図10
Description
本発明は,電極板を積層してなる電極積層体を有する二次電池およびその製造方法に関する。さらに詳細には,電極積層体の電極板と,その電極板から電流を取り出す集電端子との接合箇所の強化を図った二次電池およびその製造方法に関するものである。
二次電池は通常,外形ケース内に,正負の電極板を積層してなる電極積層体を内蔵している。この電極積層体と対外端子との接続のため従来から,集電端子が設けられている。集電端子は当然,外形ケース内で,電極積層体に接合されなければならない。そのための接合技術の例として特許文献1が挙げられる。特許文献1の技術では,扁平状の捲回電極体(電極積層体)の端部の正極芯体露出部(集電箔)に対して正極用集電部材を接続させている。具体的には,複数枚の重ね合わせとなっている正極芯体露出部を2分割してその間に正極用通電ブロックを挟み込んでいる。また,正極用通電ブロックの両側の正極芯体露出部の両最外面にそれぞれ正極用集電部材を配置している。そして,正極用集電部材と正極芯体露出部との間,および正極芯体露出部と正極用通電ブロックとの間(いずれも2箇所)を抵抗溶接により接続している。負極側も同様の構成となっている。
しかしながら前記した特許文献1の技術には,次のような問題点があった。特許文献1の技術での抵抗溶接の際には,2本の抵抗溶接用電極棒の間に,正極用集電部材,複数枚の正極芯体露出部,正極用通電ブロック,複数枚の正極芯体露出部,そして正極用集電部材,と多数の導電体が挟み込まれている状況となる。このため合計での接触抵抗が大きく,過剰発熱や溶融箇所からの融液の飛散が生じる場合がある。また,接合強度自体も十分には得られにくい。
本発明は,前記した従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは,電極積層体の電極板と,その電極板から電流を取り出す集電端子との間の接合箇所の接合強度が十分に得られるようにした二次電池およびその製造方法を提供することにある。
この課題の解決を目的としてなされた本発明の二次電池は,集電箔に部分的に活物質層を形成してなる電極板を積層してなる電極積層体と,電極板における活物質層のない部分が積層した部分である集電箔積層部分に接合された集電部材とを有する二次電池であって,集電部材における集電箔積層部分への接合面に,凹凸形状が反復して形成されている凹凸領域が設けられており,凹凸領域の凹部に集電箔積層部分の集電箔が食い込んだ状態で,集電部材と集電箔積層部分とが接合されており,凹凸形状の高低差が,集電部材における凹凸領域が設けられている部分の全厚に対して8〜42%の範囲内であるものである。
また,本発明の二次電池の製造方法は,集電箔に部分的に活物質層を形成してなる電極板を積層してなる電極積層体と,電極板における活物質層のない部分が積層した部分である集電箔積層部分に接合された集電部材とを有する二次電池を製造する方法であって,集電部材として,その集電箔積層部分への接合面に,凹凸形状が反復して形成されている凹凸領域が設けられているものを用い,集電部材と集電箔積層部分とを,凹凸領域が集電箔に対面するようにして圧接し,凹凸領域の凹部に前記集電箔積層部分の集電箔を食い込ませた状態にして接合処理を行うとともに,凹凸形状の高低差を,集電部材における凹凸領域が設けられている部分の全厚に対して8〜42%の範囲内とする。
本発明の二次電池およびその製造方法では,凹凸領域の凹部への集電箔の食い込みにより,集電部材と集電箔との接触面積が大きく確保された状態で接合処理がなされている。このため,接合箇所の接合強度が,過大な接合エネルギーを要することなく十分に得られるのである。
本発明では,凹凸形状の高低差が0.05〜0.25mmの範囲内にあり,凹凸形状の凹部の平面視における反復方向に対するサイズが0.2〜0.7mmの範囲内にあり,凹凸形状の反復方向に対する反復周期が,凹部のサイズの1.25〜5倍の範囲内にあることが望ましい。この範囲内であれば,凹凸領域の凹部への集電箔の食い込み効果が特に良好に得られる。
本発明によれば,電極積層体の電極板と,その電極板から電流を取り出す集電端子との間の接合箇所の接合強度が十分に得られるようにした二次電池およびその製造方法が提供されている。
次に,本発明の実施形態について,図面を参照しつつ説明する。図1は,実施形態に係る電池100の断面図である。図2は,図1のB部及びC部の拡大図である。なお,図2中,括弧書きのない符号と括弧書きのある符号とが2段書きされているものは,B部とC部とで部材が異なるものである。すなわち,括弧書きのない符号はB部の部材のものであり,括弧書きのある符号はC部の部材のものである。図3は,実施形態に係る端子付蓋部材115の一部を分解した斜視図である。
本実施形態に係る電池100は,図1に示すように,開口111dを有する矩形箱状の電池ケース本体111と,電池ケース本体111の内部に収容された電極体150とを備えるリチウムイオン二次電池である。さらに,電池100は,電池ケース本体111の開口111dを閉塞する板状の電池ケース蓋113を備えている。電池ケース本体111と電池ケース蓋113とは,溶接により一体とされ,電池ケース110を構成している。
電池ケース蓋113は,矩形板状をなし,その長手方向(図1において左右方向)の両端部には,この電池ケース蓋113を貫通する円形状の貫通孔113h,113kが形成されている。また,電池ケース蓋113における長手方向の中央部には,安全弁113jが設けられている。この安全弁113jは,電池ケース蓋113と一体的に形成されて,電池ケース蓋113の一部をなしている。
安全弁113jは,電池ケース蓋113の他の部分よりも薄く形成されると共に,その上面には溝部113jvが形成されている(図3参照)。これにより,安全弁113jは,電池ケース110内部の内圧が所定圧力に達した際に作動する。即ち,内圧が所定圧力に達したときに溝部113jvが破断して,電池ケース110の内部のガスを外部に放出する。
また,電池ケース蓋113の安全弁113jと貫通孔113kとの間には,電解液(図示なし)を電池ケース110内に注入するための注液口113nが形成されている(図1参照)。完成した電池100ではこの注液口113nは,注液栓113mにより封止されている。
さらに,電池100は,電池ケース本体111の内部で電極体150に接続すると共に,電池ケース蓋113の貫通孔113h,113kを通じて外部に延出する正極端子部材130及び負極端子部材140(集電部材)を備えている。
正極端子部材130は,正極接続部材135と正極外部端子部材137と正極締結ボルト139とにより構成されている(図1,図3参照)。このうち,正極接続部材135は,電極体150に接続すると共に,電池ケース蓋113の貫通孔113hを通じて外部に延出している。正極外部端子部材137は,電池ケース蓋113上,つまり電池ケース110の外部に位置し,電池ケース110の外部において正極接続部材135と電気的に接続している。正極締結ボルト139は,電池ケース蓋113上,つまり電池ケース110の外部に位置し,正極外部端子部材137に電気的に接続されまたは接続可能とされている。正極接続部材135,正極外部端子部材137,正極締結ボルト139はいずれもアルミ製である。
詳細には,正極接続部材135は,台座部131と挿通部132と電極体接続部134と加締め部133とを有している(図1〜図3参照)。このうち,台座部131は,矩形板状をなし,電池ケース本体111の内部に位置している。挿通部132は,台座部131の上面131fから突出する円柱形状で,電池ケース蓋113の貫通孔113hに挿通されている。加締め部133は,挿通部132の上端に連なった部位であり,加締められて,つまり拡径するように変形されて円盤状をなし,正極外部端子部材137に電気的に接続している。電極体接続部134は,台座部131の下面131bから電池ケース本体111の底面111b側に延びる形態で,電極体150の正極合材層非塗工部151bに接合されている。これにより,正極接続部材135と電極体150とが電気的かつ機械的に接続されている。
正極外部端子部材137は,側面視にて略Z字状をなしている。この正極外部端子部材137は,加締め部133により固定される固定部137f,正極締結ボルト139と接続する接続部137g,及び,固定部137fと接続部137gとを連結する連結部137hを有している。固定部137fには,これを貫通する貫通孔137bが形成されており,この貫通孔137b内には,正極接続部材135の挿通部132が挿通されている。また,接続部137gにも,これを貫通する貫通孔137cが形成されている。
正極締結ボルト139は,矩形板状の頭部139bと,円柱状の軸部139cとを有している。軸部139cのうち先端側の部位は,ネジ部139dとなっている。正極締結ボルト139の軸部139cは,正極外部端子部材137の貫通孔137cに挿通されている。
負極端子部材140は,負極接続部材145と負極外部端子部材147と負極締結ボルト149とにより構成されている(図1,図3参照)。このうち,負極接続部材145は,電極体150に接続すると共に,電池ケース蓋113の貫通孔113kを通じて外部に延出している。負極外部端子部材147は,電池ケース蓋113上,つまり電池ケース110の外部に位置し,電池ケース110の外部において負極接続部材145と電気的に接続している。負極締結ボルト149は,電池ケース蓋113上,つまり電池ケース110の外部に位置し,負極外部端子部材147に電気的に接続され,または接続可能とされている。負極接続部材145,負極外部端子部材147,負極締結ボルト149はいずれも銅製である。
詳細には,負極接続部材145は,台座部141と挿通部142と電極体接続部144と加締め部143とを有している(図1〜図3参照)。このうち,台座部141は,矩形板状をなし,電池ケース本体111の内部に位置している。挿通部142は,台座部141の上面141fから突出する円柱形状で,電池ケース蓋113の貫通孔113kに挿通されている。加締め部143は,挿通部142の上端に連なった部位であり,加締められて,つまり拡径するように変形されて円盤状をなし,負極外部端子部材147に電気的に接続している。電極体接続部144は,台座部141の下面141bから電池ケース本体111の底面111b側に延びる形態で,電極体150の負極合材層非塗工部158bに接合されている。これにより,負極接続部材145と電極体150とが電気的かつ機械的に接続されている。
負極外部端子部材147は,側面視略Z字状をなしている。この負極外部端子部材147は,加締め部143により固定される固定部147f,負極締結ボルト149と接続する接続部147g,及び,固定部147fと接続部147gとを連結する連結部147hを有している。固定部147fには,これを貫通する貫通孔147bが形成されており,この貫通孔147b内には,負極接続部材145の挿通部142が挿通されている。また,接続部147gにも,これを貫通する貫通孔147cが形成されている。
負極締結ボルト149は,矩形板状の頭部149bと,円柱状の軸部149cとを有している。軸部149cのうち先端側の部位は,ネジ部149dとなっている。負極締結ボルト149の軸部149cは,負極外部端子部材147の貫通孔147cに挿通されている。
さらに,電池100は,正極端子部材130(詳細には,正極接続部材135)と電池ケース蓋113との間に介在し,両者を電気的に絶縁する第1絶縁部材170を備えている。この第1絶縁部材170は,負極端子部材140(詳細には,負極接続部材145)と電池ケース蓋113との間にも介在している。
具体的には,第1絶縁部材170は,電気絶縁性の樹脂からなり,絶縁介在部171と絶縁側壁部173と挿入部175とを有している(図2,図3参照)。このうち,絶縁介在部171は,平板形状をなし,その中央部に,正極端子部材130(負極端子部材140)の挿通部132(挿通部142)を挿通させる円形の貫通孔171bを有している。この絶縁介在部171は,正極端子部材130(負極端子部材140)の台座部131(台座部141)の上面131f(上面141f)と電池ケース蓋113との間に介在している。
絶縁側壁部173は,絶縁介在部171の周縁に位置する四角環状の側壁部である。この絶縁側壁部173は,台座部131(台座部141)の外周側面131g(外周側面141g)を取り囲んでいる。挿入部175は,絶縁介在部171の上面171fから突出する円筒形状で,電池ケース蓋113の貫通孔113h(貫通孔113k)を挿通している。この挿入部175の筒内には,正極端子部材130の挿通部132(負極端子部材140の挿通部142)が挿通している。
さらに,電池100は,電気絶縁性の樹脂からなり,電池ケース蓋113上に配置された第2絶縁部材180を備えている。この第2絶縁部材180は,正極端子部材130(詳細には,正極外部端子部材137及び正極締結ボルト139)と電池ケース蓋113との間に介在し,両者を電気的に絶縁する。なお,この第2絶縁部材180は,負極端子部材140(詳細には,負極外部端子部材147及び負極締結ボルト149)と電池ケース蓋113との間にも介在している。
具体的には,第2絶縁部材180は,正極締結ボルト139の頭部139b(負極締結ボルト149の頭部149b)が配置される頭部配置部181と,正極外部端子部材137の固定部137f(負極外部端子部材147の固定部147f)が配置される締結配置部183とを有している。締結配置部183には,これを貫通する貫通孔183bが形成されており,この貫通孔183b内には,正極端子部材130の挿通部132(負極端子部材140の挿通部142)が挿通している。
本実施形態では,電池ケース蓋113と,電極端子部材(正極端子部材130及び負極端子部材140)と,第1絶縁部材170,170と,第2絶縁部材180,180とにより,端子付蓋部材115が構成されている。具体的には,正極端子部材130の加締め部133と台座部131との間に,正極外部端子部材137,第2絶縁部材180,電池ケース蓋113,及び,第1絶縁部材170を挟んで固定すると共に,負極端子部材140の加締め部143と台座部141との間に,負極外部端子部材147,第2絶縁部材180,電池ケース蓋113,及び,第1絶縁部材170を挟んで固定することで,これらが一体となった端子付蓋部材115を形成している。
なお,端子付蓋部材115において,第1絶縁部材170の絶縁介在部171は,正極端子部材130(負極端子部材140)の台座部131(台座部141)の上面131f(上面141f)と電池ケース蓋113との間に挟まれて,自身の厚み方向(図2において上下方向)に弾性的に圧縮されて配置されている。さらに,第1絶縁部材170の挿入部175は,自身の軸線方向(図2において上下方向)に弾性的に圧縮され,その先端175bが,第2絶縁部材180に密着している。このようにして,第1絶縁部材170によって,電池ケース蓋113の貫通孔113h,113kが封止されている。
電極体150は,帯状の正極板155,負極板156,及びセパレータ157を扁平形状に捲回した扁平型の捲回電極体である(図4〜図7参照)。正極板155は,図5に示すように,長手方向DAに延びる帯状のもので,アルミ箔からなる集電箔である正極基材151と,この正極基材151の表面の一部に配置された正極合材層152とを有している。正極合材層152は,正極活物質153とアセチレンブラックからなる導電材とPVDF(ポリフッ化ビニリデン,結着剤)とを含んでいる。
正極基材151のうち,正極合材層152が塗工されている部位を,正極合材層塗工部151cという。一方,正極合材層152が塗工されていない部位を,正極合材層非塗工部151bという。正極合材層非塗工部151bは,正極基材151(正極板155)の幅方向DB(図5において左右方向)の端部(図5において左端部)に位置し,正極基材151(正極板155)の一方長辺に沿って,正極基材151(正極板155)の長手方向DA,つまり図5において上下方向に帯状に延びている。
また,負極板156は,図6に示すように,長手方向DAに延びる帯状のもので,銅箔からなる集電箔である負極基材158と,この負極基材158の表面の一部に配置された負極合材層159とを有している。負極合材層159は,負極活物質154とSBR(スチレン・ブタジエンゴム,結着剤)とCMC(カルボキシメチルセルロース,増粘剤)とを含んでいる。
負極基材158のうち,負極合材層159が塗工されている部位を,負極合材層塗工部158cという。一方,負極基材158のうち,負極合材層159が塗工されていない部位を,負極合材層非塗工部158bという。負極合材層非塗工部158bは,負極基材158(負極板156)の幅方向DB(図6において左右方向)の端部(図6において右端部)に位置し,負極基材158(負極板156)の一方長辺に沿って,負極基材158(負極板156)の長手方向DA,つまり図6において上下方向に帯状に延びている。
図4の電極体150は,を図7に示すように,重ね合わせつつ捲回したものである。すなわち図7の重ね合わせでは,正極板155と負極板156と2枚のセパレータ157とが重ね合わせられるとともに,正極合材層非塗工部151bと負極合材層非塗工部158bとが逆向きに突出するようにされている。セパレータ157の幅は,正極合材層塗工部151cや負極合材層塗工部158cの幅とほぼ同じである。よって,捲回した状態を示す図4では,正極合材層非塗工部151bは複数枚の正極基材151が重ね合わせられたものであり,負極合材層非塗工部158bは複数枚の負極基材158が重ね合わせられたものである。
上記のように構成された電池100において,本発明としての特徴は,電極体150と負極接続部材145との接合箇所にある。より詳細にいえば,図4に示す電極体150の負極合材層非塗工部158bと,負極接続部材145の電極体接続部144との接合箇所である。本形態の電池100に使用する負極接続部材145には,電極体接続部144における負極合材層非塗工部158bへの接合面にあらかじめ,図8に示すように凹凸領域144aが形成されている。凹凸領域144aは,図9の平面図に示すように,電極体接続部144の表面に多数の凹部144bを集中的に形成した領域である。凹部144bと凹部144bとの間の箇所は凸部となっている。つまり凹凸領域144aは,凹凸形状が反復して形成されている領域である。個々の凹部144bは,ほぼ正方形状の,ビッカース痕のような凹部である。図9の例では,凹部144bの1辺の長さが0.2〜0.7mm程度であり,深さが0.05〜0.25mm程度である。
電極体150と負極接続部材145との接合時には,図10の断面図に示すように,電極体接続部144と負極合材層非塗工部158bとを重ね合わせる。その際,電極体接続部144における凹凸領域144aが形成されている面を負極合材層非塗工部158bに向ける。そして,電極体接続部144と負極合材層非塗工部158bとを重ね合わせたものを両面から,抵抗溶接電極201,201で挟み付ける。そして加圧しつつ抵抗溶接電極201,201間に通電して,電極体接続部144と負極合材層非塗工部158bとを接合する。このとき,電極体接続部144や負極合材層非塗工部158bの銅を一端は部分的に溶融させる抵抗溶接でもよいし,明確には溶融させない抵抗圧接でもよい。
この接合に際して,負極接続部材145にあらかじめ凹凸領域144aが設けられていることにより,接合後における電極体接続部144と負極合材層非塗工部158bとの接合強度が高いのである。その理由について本発明者は,以下のように推測している。
まず,重ね合わせた電極体接続部144および負極合材層非塗工部158bを抵抗溶接電極201,201で圧接したときに,凹凸領域144aの凸部には非常に高い面圧が掛かる筈である。このため,凹凸領域144aの凸部は負極合材層非塗工部158bの銅箔に食い込もうとする。反面,銅箔の銅の一部は押し出されて延伸し,凹凸領域144aの凹部144bの中に入り込んでくる。このことから,電極体接続部144の銅と銅箔の銅との真の接触面積が,電極体接続部144が平坦であった場合と比較して非常に広くなると考えられる。
また,この延伸により銅箔の銅の表面には酸化物が除去されたフレッシュな面が露出しているはずである。このフレッシュな面が,電極体接続部144の銅と銅箔の銅との接触に大きく寄与している筈である。このような状態で抵抗溶接電極201,201間の通電がなされるので,通電箇所の抵抗が小さく,特に,凹凸領域144aの凸部の周縁部に電流パスが非常に多く存在することになる。このため,通電箇所の導電性が高いため,良好な接合がなされるのである。また,通電抵抗が低いことから,通電時の投入エネルギーそのものは小さくて済む。このため,通電時の過剰な発熱やスパッタの発生はむしろ抑えられる。このため,歪みの発生やスパッタ物の飛散等による接合不良も起こりにくいのである。
むろん,凹凸領域144aの存在によるアンカー効果自体も,接合強度に寄与する。また,凹凸領域144a内には凸部が多数存在することから,良好な接合面が広く確保されるのである。もし,電極体接続部144が平坦であった場合には上記のような効果が得られないのである。
以下,本発明の実施例を,比較例とともに説明する。まず,本実施例で用いた凹凸領域144aの形状の詳細を説明する。本実施例では,平面図にて図11で示されるものと図12で示されるものとの2種類の形状の凹凸領域144aを使用した。図11のものは,図9に示したものと基本的に同様に,平面視にて正方形状の凹部144bを縦横に列状に配置したものである。図11の凹凸領域144aにおいて,「P」をピッチ(反復方向における反復周期),「W」を幅(反復方向における凹部144bのサイズ)という。図11の凹凸領域144aにおけるピッチおよび幅には,縦方向の値と横方向の値とがあるが,ここではいずれも縦横同じ値であることとした。また,図11の凹凸領域144aのA−A断面図を図13に示す。図13の凹凸領域144aにおいて,「D」を深さ(高低差)という。また前述の幅は,図13で見れば,凹部144bの底部ではなく開口部の幅である。
本実施例で使用したもう1種類の凹凸領域144a(図12)は,平面視にて正方形状ではなく長尺の溝状の凹部144bを並列に配置したものである。図12の凹凸領域144aにおいても,「P」をピッチ,「W」を幅という。なお,図12の凹凸領域144aにおけるピッチおよび幅は,図中縦方向のみの概念である。また,図12の凹凸領域144aのB−B断面図を図14に示す。図14の凹凸領域144aにおいても,「D」を深さという。図14においても幅は,凹部144bの底部ではなく開口部の幅である。なお,これらの形状の凹凸領域144aの形成はいずれも,金型によるプレス加工で行った。
個々の実施例の具体的な仕様は,表1の通りとした。なお,電極体接続部144の全厚はすべての実施例に共通で,0.6mmとした。つまり,電極体接続部144の全厚に対する深さDの割合である深さ/全厚は,8〜42%の範囲内である。また,ピッチPは,幅Wに対して1.25〜5倍の範囲内にある。表1中の面積拡大率とは,凹凸領域144aを成型する前の平坦面の面積に対する面積の増加分を百分率で示す数値である。ここで凹凸領域144aの成形後の表面積は,図13等に示される形状に基づいて仕様より算出した数値である。
また抵抗溶接時の条件は以下の通りとした。
抵抗溶接電極201,201の先端径:4mmφ
溶接電源装置:DDCウェルダーNDWS5500−4M型(ナグシステム株式会社製の抵抗溶接機)
設定電圧:8[V]
溶接電流:14[kA]
通電時間:6[ミリ秒]
加圧力:1.5[kN]
抵抗溶接電極201,201の先端径:4mmφ
溶接電源装置:DDCウェルダーNDWS5500−4M型(ナグシステム株式会社製の抵抗溶接機)
設定電圧:8[V]
溶接電流:14[kA]
通電時間:6[ミリ秒]
加圧力:1.5[kN]
また正極側については,正極接続部材135(アルミ)の電極体接続部134の全厚を1.0mmとし,そこには凹凸領域を形成しなかった。正極の電極体接続部134と正極合材層非塗工部151bとの接合は,抵抗溶接ではなく超音波溶接により行った。
次に比較例について説明する。ここでは次の4通りの比較例を用意した。
比較例1:凹凸領域144aを形成せず平坦面のまま抵抗溶接に供した点以外は実施例1と共通。
比較例2:凹凸領域144aを形成する替わりに粗さ10μmのサンドブラスト加工を施した点以外は実施例1と共通。
比較例3:ピッチ1.0mm,幅0.8mm,深さ0.35mm,とした点以外は実施例1と共通。深さ/全厚が50%を超えている。
比較例4:抵抗溶接時の投入エネルギーを上げることにより溶接電流を20[kA]と大きくした以外は比較例1と共通。
比較例1:凹凸領域144aを形成せず平坦面のまま抵抗溶接に供した点以外は実施例1と共通。
比較例2:凹凸領域144aを形成する替わりに粗さ10μmのサンドブラスト加工を施した点以外は実施例1と共通。
比較例3:ピッチ1.0mm,幅0.8mm,深さ0.35mm,とした点以外は実施例1と共通。深さ/全厚が50%を超えている。
比較例4:抵抗溶接時の投入エネルギーを上げることにより溶接電流を20[kA]と大きくした以外は比較例1と共通。
以上の各実施例および比較例について,溶接時のスパッタ発生数,溶接箇所の接合強度,初期充放電後の電圧不良,の3点を,以下のようにして評価した。
溶接時のスパッタ発生数:溶接時に溶接箇所外へ飛散したスパッタ(50〜200μmの大きさのもの)をカウントした値。
接合強度:溶接後のサンプルの電極体150を引っ張り試験機に固定し,電極体接続部144の先端をつかんで引き上げたときのピーク強度の値。
初期充放電後の電圧不良:完成後の電池100に対し初期充放電を行った後の電圧値を2回測定し2回の測定値の差が基準より大きいものを不合格としたときの不合格品の発生頻度。
溶接時のスパッタ発生数:溶接時に溶接箇所外へ飛散したスパッタ(50〜200μmの大きさのもの)をカウントした値。
接合強度:溶接後のサンプルの電極体150を引っ張り試験機に固定し,電極体接続部144の先端をつかんで引き上げたときのピーク強度の値。
初期充放電後の電圧不良:完成後の電池100に対し初期充放電を行った後の電圧値を2回測定し2回の測定値の差が基準より大きいものを不合格としたときの不合格品の発生頻度。
ここで,初期充放電およびその後の電圧測定は,各実施例および比較例につき100個の電池について,次の手順で行った。
・CC(定電流)充電(1/5C,2時間)
↓
・休止10分
↓
・CC放電(1/5C,3.0[V])
↓
・休止10分
↓
・CCCV(定電流低電圧)充電(1/3C,4.1[V],0.02Cカット)
↓
・休止10分
↓
・CCCV放電(1/3C,3.0[V],0.02Cカット)
↓
・休止10分
↓
・CC充電(1/5C,4.1[V]カット)
↓
・45℃放置24時間
↓
・第1回電圧測定(V1)
↓
・25℃放置96時間
↓
・第2回電圧測定(V2)
・CC(定電流)充電(1/5C,2時間)
↓
・休止10分
↓
・CC放電(1/5C,3.0[V])
↓
・休止10分
↓
・CCCV(定電流低電圧)充電(1/3C,4.1[V],0.02Cカット)
↓
・休止10分
↓
・CCCV放電(1/3C,3.0[V],0.02Cカット)
↓
・休止10分
↓
・CC充電(1/5C,4.1[V]カット)
↓
・45℃放置24時間
↓
・第1回電圧測定(V1)
↓
・25℃放置96時間
↓
・第2回電圧測定(V2)
これにより測定された電圧V1と電圧V2との差について,同種の100個の電池について,平均値と標準偏差とを求めた。その結果,平均値を中心として上下に標準偏差の3倍の範囲から外れているものがあった場合に,その外れているものを不合格品とした。
試験の結果を表2に示す。表2から分かるように,実施例1〜7のいずれでも,スパッタ発生数はゼロであり,接合強度は230N以上あり,電圧試験の不合格品は100個中ゼロ個であった。これは,前述の凹凸領域144aの効果によるものである。これら実施例1〜7の溶接後のサンプルの断面を顕微鏡で観察したところ,図15に模式的に示すように負極合材層非塗工部158bの銅箔が凹部144bの中に入り込んでいる状況が確認された。
これに対し,凹凸領域144aを形成しないで抵抗溶接に供したものである比較例1では,接合強度が低かった。凹凸領域144aでの食い込み効果がないためと考えられる。比較例1の溶接時の投入エネルギーを上げたものである比較例4では,接合強度は向上したもののスパッタの発生が多いという問題があった。また電圧試験の不合格品が3個も発生した。
凹凸領域144aを形成する替わりにサンドブラスト加工を行ったものである比較例2では,比較例1と同程度の接合強度しか得られなかった。サンドブラスト加工による粗面も凹凸といえば凹凸であるが,高低差が10μm程度しかないのでは,実施例1〜7のような食い込み効果が得られないためであると考えられる。
凹凸領域144aを深さDを,電極体接続部144の全厚の50%を超えるほどに深くしたものである比較例3では,投入エネルギーは上げていないのにスパッタの発生が多かった。この原因は,電極体接続部144の全厚に対して凹凸領域144aの深さDが大きすぎて,電極体接続部144の裏面に凹凸が生じてしまっていたためと考えられる。深すぎる凹部144bを形成された箇所の裏側が膨らんでいたのである。このため,溶接時の電極体接続部144と抵抗溶接電極201との接触状況が悪く,局所的に過度な電流がながれて発熱したためと考えられる。また,電圧試験での不合格品の発生もあった。一方,凹凸領域144aの深さDが大きすぎない実施例1〜7では,このようなことはない。
以上詳細に説明したように本実施の形態によれば,負極接続部材145の電極体接続部144に,適切な凹凸サイズを持つ凹凸領域144aを設け,この凹凸領域144aを電極体150の負極合材層非塗工部158bと接合するようにしている。これにより,接合箇所の接合強度が,過大な接合エネルギーを要することなく十分に得られる二次電池およびその製造方法が実現されている。
なお,本実施の形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。例えば,本実施の形態では,個々の凹部144bの平面視形状として,正方形状のものと長尺溝状のもののみを示したが,これに限らない。円形でもよいし,長方形状でもその他の多角形状でもよい。溝状の場合でもストライプ状に限らず網目状でもよい。正方形状などの場合の配置も,縦方向と横方向とでサイズやピッチを変えてもよい。あるいは縦横の行列状配置に替えて千鳥状配置や六方配置としてもよい。
また,本実施の形態では凹凸領域144aを負極の接合箇所にのみ適用し正極の接合箇所には適用しなかった。しかしこれも必須ではない。正極の接合箇所に適用してもよいし,正負両方の接合箇所にともに適用してもよい。
100 電池
130,140 正極端子部材および負極端子部材
134,144 電極体接続部
144a 凹凸領域
144b 凹部
150 電極体(電極積層体)
151,158 正極基材および負極基材(集電箔)
151b,158b 合材層非塗工部(集電箔積層部分)
152,159 正極合材層および負極合材層(活物質層)
D 凹部の深さ(凹凸領域の高低差)
P 凹凸領域のピッチ(反復周期)
W 凹部の幅(サイズ)
130,140 正極端子部材および負極端子部材
134,144 電極体接続部
144a 凹凸領域
144b 凹部
150 電極体(電極積層体)
151,158 正極基材および負極基材(集電箔)
151b,158b 合材層非塗工部(集電箔積層部分)
152,159 正極合材層および負極合材層(活物質層)
D 凹部の深さ(凹凸領域の高低差)
P 凹凸領域のピッチ(反復周期)
W 凹部の幅(サイズ)
Claims (4)
- 集電箔に部分的に活物質層を形成してなる電極板を積層してなる電極積層体と,前記電極板における活物質層のない部分が積層した部分である集電箔積層部分に接合された集電部材とを有する二次電池において,
前記集電部材における前記集電箔積層部分への接合面に,凹凸形状が反復して形成されている凹凸領域が設けられており,
前記凹凸領域の凹部に前記集電箔積層部分の集電箔が食い込んだ状態で,前記集電部材と前記集電箔積層部分とが接合されており,
前記凹凸形状の高低差が,前記集電部材における前記凹凸領域が設けられている部分の全厚に対して8〜42%の範囲内であることを特徴とする二次電池。 - 請求項1に記載の二次電池において,
前記凹凸形状の高低差が0.05〜0.25mmの範囲内にあり,
前記凹凸形状の凹部の平面視における反復方向に対するサイズが0.2〜0.7mmの範囲内にあり,
前記凹凸形状の反復方向に対する反復周期が,前記凹部のサイズの1.25〜5倍の範囲内にあることを特徴とする二次電池。 - 集電箔に部分的に活物質層を形成してなる電極板を積層してなる電極積層体と,前記電極板における活物質層のない部分が積層した部分である集電箔積層部分に接合された集電部材とを有する二次電池の製造方法において,
前記集電部材として,その前記集電箔積層部分への接合面に,凹凸形状が反復して形成されている凹凸領域が設けられているものを用い,
前記集電部材と前記集電箔積層部分とを,前記凹凸領域が集電箔に対面するようにして圧接し,前記凹凸領域の凹部に前記集電箔積層部分の集電箔を食い込ませた状態にして接合処理を行うとともに,
前記凹凸形状の高低差を,前記集電部材における前記凹凸領域が設けられている部分の全厚に対して8〜42%の範囲内とすることを特徴とする二次電池の製造方法。 - 請求項3に記載の二次電池の製造方法において,
前記凹凸形状の高低差を0.05〜0.25mmの範囲内とし,
前記凹凸形状の凹部の平面視における反復方向に対するサイズを0.2〜0.7mmの範囲内とし,
前記凹凸形状の反復方向に対する反復周期を,前記凹部のサイズの1.25〜5倍の範囲内とすることを特徴とする二次電池の製造方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2012144612A JP2014010913A (ja) | 2012-06-27 | 2012-06-27 | 二次電池およびその製造方法 |
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JP2012144612A JP2014010913A (ja) | 2012-06-27 | 2012-06-27 | 二次電池およびその製造方法 |
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ID=50107459
Family Applications (1)
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JP2012144612A Pending JP2014010913A (ja) | 2012-06-27 | 2012-06-27 | 二次電池およびその製造方法 |
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JP (1) | JP2014010913A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103934314A (zh) * | 2014-03-14 | 2014-07-23 | 超威电源有限公司 | 一种边负板极耳整形装置 |
JP2018185955A (ja) * | 2017-04-25 | 2018-11-22 | トヨタ自動車株式会社 | 密閉型電池 |
JP2020080225A (ja) * | 2018-11-12 | 2020-05-28 | トヨタ自動車株式会社 | 電池 |
CN115244779A (zh) * | 2021-02-25 | 2022-10-25 | 株式会社东芝 | 电池及电池的制造方法 |
-
2012
- 2012-06-27 JP JP2012144612A patent/JP2014010913A/ja active Pending
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