JP2014010655A - 制御装置、制御方法、および制御プログラム - Google Patents

制御装置、制御方法、および制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】記憶装置の省電力管理の作業負担を低減させ、記憶装置の適切な省電力化を実現すること。
【解決手段】管理サーバ110は、ストレージ装置130内の制御対象になるRAID Groupを使用するアプリケーションのアプリケーションタイプを、アプリケーションが実行される業務サーバ120から取得する。次に、管理サーバ110は、アプリケーションタイプと、RAID Groupの省電力モードとを、対応付けたテーブルを参照して、取得したアプリケーションタイプに対応する省電力モードを特定する。そして、管理サーバ110は、特定した省電力モードをRAID Groupに設定させる設定要求を、ストレージ装置130に送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、制御装置、制御方法、および制御プログラムに関する。
従来技術として、ストレージ装置において、管理者からの節電制御指示とストレージ装置内の磁気ディスク装置の運用状態との整合性を取った上で、磁気ディスク装置への節電制御を実行する技術がある(例えば、下記特許文献1参照)。また、上位システムから指定された節電モードに応じて、供給電圧切替回路を介して半導体記憶装置(シリコンディスク装置)へ供給される電圧を、低電圧電源または高電圧電源に切り替える技術がある(例えば、下記特許文献2参照)。
特開2008−243177号公報 特開2000−132283号公報
しかしながら、アプリケーションが実行されるサーバからストレージ装置のHDD(Hard Disk Drive)にアクセスされる場合においては、アプリケーションの種別によってHDDへのアクセス頻度や許容レスポンス速度が異なる場合がある。このように、アプリケーションの許容レスポンス速度にHDDに設定された省電力モードが適さない場合がある。
例えば、ストレージ装置側では、HDDに省電力モードを設定し、サーバ側のアプリケーションがHDDに対して高速なレスポンスを要求する場合、HDDのレスポンスは省電力化により低速になるため、アプリケーションの動作に支障をきたす。一方、サーバ側のアプリケーションがHDDに対して高速なレスポンスを要求しない場合、電力消費が抑制されるため、複数の省電力モードの中で相対的に省電力効率が高い省電力モードを設定するのが好ましい。しかしながら、サーバ側のアプリケーションがHDDに対して高速なレスポンスを要求しない場合、複数の省電力モードの中で相対的に省電力効率が低い省電力モードを設定してしまうと、省電力効率が高い省電力モードに比べて無駄に電力消費してしまうことになる。
上記問題を解消するために、アプリケーションの種別に適するように、ストレージ装置の省電力モードを設定する場合、管理者は、HDDを利用するアプリケーションの種別を把握した上で、手動でHDDの省電力モードを設定しなければならない。そのため、HDDのレスポンスの低速化の防止やHDDの省電力効率の向上を行う省電力管理にかかる管理者の作業負担が増加することになる。
本発明は、記憶装置の省電力管理の作業負担を低減させ、記憶装置の適切な省電力化を実現することを目的とする。
本発明の一側面によれば、記憶装置を使用するソフトウェアが実行される第1のコンピュータから、ソフトウェアの用途を示す種別情報を取得し、各々のソフトウェアの種別情報と、記憶装置に対する省電力効率の異なる複数の省電力方式のうち、いずれかを対応付けた制御情報を参照して、取得されたソフトウェアの種別情報に対応する省電力方式を特定し、複数の省電力方式の各々で記憶装置の動作を制御可能な第2のコンピュータに、特定された省電力方式で記憶装置を動作させる要求を送信する制御装置、制御方法、および制御プログラムが提案される。
本発明の一側面によれば、記憶装置の省電力管理の作業負担を低減させ、記憶装置の適切な省電力化を実現することができるという効果を奏する。
図1は、管理サーバによる省電力モード決定の流れを示す説明図である。 図2は、ストレージシステムの一例を示す説明図である。 図3は、実施の形態にかかる管理サーバ110のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図4は、ストレージ装置130内のRAID Groupに設定することができる省電力モードの一例を示す説明図である。 図5は、RAID Group管理テーブルの記憶内容の一例を示す説明図である。 図6は、省電力モード決定テーブルの記憶内容の一例を示す説明図である。 図7は、省電力モード管理テーブルの記憶内容の一例を示す説明図である。 図8は、サーバ・ストレージ管理テーブルの記憶内容の一例を示す説明図である。 図9は、管理サーバ110の機能的構成を示すブロック図である。 図10は、管理サーバ110による省電力モード決定処理の内容を示す説明図(その1)である。 図11は、管理サーバ110による省電力モード決定処理の内容を示す説明図(その2)である。 図12は、管理サーバ110による省電力モード決定処理の詳細な処理手順を示すシーケンス図(その1)である。 図13は、管理サーバ110による省電力モード決定処理の詳細な処理手順を示すシーケンス図(その2)である。 図14は、管理サーバ110による省電力モード決定処理の詳細な処理手順を示すシーケンス図(その3)である。 図15は、管理サーバ110による省電力モード設定処理の内容を示す説明図である。 図16は、管理サーバ110による省電力モード設定処理の詳細な処理手順を示すシーケンス図(その1)である。 図17は、管理サーバ110による省電力モード設定処理の詳細な処理手順を示すシーケンス図(その2)である。 図18は、管理サーバ110による省電力モード決定テーブル変更処理の内容を示す説明図である。 図19は、管理サーバ110による省電力モード決定テーブル変更処理の詳細な処理手順を示すシーケンス図である。 図20は、管理サーバ110による省電力モード変更処理の内容を示す説明図(その1)である。 図21は、管理サーバ110による省電力モード変更処理の内容を示す説明図(その2)である。 図22は、管理サーバ110による省電力モード変更処理の内容を示す説明図(その3)である。 図23は、管理サーバ110による省電力モード変更処理の内容を示す説明図(その4)である。 図24は、管理サーバ110による省電力モード変更処理の詳細な処理手順を示すシーケンス図(その1)である。 図25は、管理サーバ110による省電力モード変更処理の詳細な処理手順を示すシーケンス図(その2)である。 図26は、管理サーバ110による省電力モード変更処理の詳細な処理手順を示すシーケンス図(その3)である。 図27は、管理サーバ110による省電力モード変更処理の詳細な処理手順を示すシーケンス図(その4)である。 図28は、省電力モード決定テーブル600の記憶内容の一例を示す説明図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる制御装置、制御方法、および制御プログラムの実施の形態を詳細に説明する。以降では、例えば、管理サーバが制御装置の機能を有するとして、実施の形態を説明する。
(省電力モード決定の流れ)
まず、図1を用いて、管理サーバによる省電力モード決定の流れについて説明する。
図1は、管理サーバによる省電力モード決定の流れを示す説明図である。図1において、管理サーバ110は、業務サーバ120とストレージ装置130とに接続されている。
管理サーバ110は、ストレージ装置130内のRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks) Groupを使用するアプリケーションのアプリケーションタイプに応じて、RAID Groupに設定する省電力モードを決定するコンピュータである。管理サーバ110は、決定した省電力モードをRAID Groupに設定させる設定要求を、ストレージ装置130に送信する。管理サーバ110は、省電力モードの決定に使用するテーブル111を有する。テーブル111には、アプリケーションタイプと省電力モードとを対応付けた情報が記憶される。
ここで、アプリケーションタイプには、例えば、「データベース用アプリケーション」や「バックアップ用アプリケーション」がある。「データベース用アプリケーション」による処理は、例えば、データベースにデータを書き込む処理であり、当該アプリケーションの利用者からレスポンスの高速性を要求される処理である。一方、「バックアップ用アプリケーション」による処理は、例えば、データをRAID Groupに書き込む処理であり、当該アプリケーションの利用者からレスポンスの高速性を要求されない処理である。
省電力モードには、例えば、「RAID Groupに含まれるHDDのディスク回転を減速するモード」や「RAID Groupへの電源供給を停止するモード」がある。「RAID Groupに含まれるHDDのディスク回転を減速するモード」は、ディスク回転を減速して省電力化を図った後、ディスク回転を通常稼働状態に戻すことによりアプリケーションにレスポンスできるようになるモードである。一方、「RAID Groupへの電源供給を停止するモード」は、電源供給を停止して省電力化を図った後、電源供給を再開してディスク回転を通常稼働状態に戻すことによりアプリケーションにレスポンスできるようになるモードである。そのため、「RAID Groupへの電源供給を停止するモード」は、上述の「RAID Groupに含まれるHDDのディスク回転を減速するモード」と比べて、レスポンスは低速であるが省電力効率は高いモードである。
そのため、テーブル111において、レスポンスの高速性が要求されない「バックアップ用アプリケーション」には、レスポンスの高速性を損ねるが省電力効率の高い「RAID Groupへの電源供給を停止するモード」が対応付けられている。また、テーブル111において、レスポンスの高速性が要求される「データベース用アプリケーション」には、省電力効率の低い「RAID Groupに含まれるHDDのディスク回転を減速するモード」が対応付けられている。管理サーバ110は、テーブル111を参照することにより、アプリケーションタイプに応じて、アプリケーションの性能低下を抑制しつつ消費電力を低減する省電力モードを決定することができる。
業務サーバ120は、ストレージ装置130内のRAID Groupを使用するアプリケーションが実行されるコンピュータである。
ストレージ装置130は、1または複数のRAID Groupを有するコンピュータである。ストレージ装置130は、管理サーバ110から設定要求された省電力モードを、RAID Groupに設定する。ここで、RAID Groupは、1または複数のHDDを含む。
図1の例では、(1)管理サーバ110は、業務サーバ120から、動作制御の対象になるRAID Groupを使用しているアプリケーションのアプリケーションタイプ「バックアップ用アプリケーション」を取得する。(2)次に、管理サーバ110は、テーブル111を参照して、取得したアプリケーションのアプリケーションタイプ「バックアップ用アプリケーション」に対応するRAID Groupの省電力モード「電源供給停止」を特定する。
(3)そして、管理サーバ110は、特定した省電力モード「電源供給停止」をRAID Groupに設定させる設定要求をストレージ装置130に送信する。ストレージ装置130は、設定要求を受信すると、RAID Groupへの電源供給を停止する。
これにより、管理サーバ110は、アプリケーションのアプリケーションタイプに応じた省電力モードを特定することができる。そして、管理サーバ110は、ストレージ装置130に、特定した省電力モードをRAID Groupに対して設定させることができる。そのため、管理サーバ110は、管理サーバ110の利用者のRAID Groupの省電力管理の作業負担を低減させ、RAID Groupの適切な省電力化を実現することができる。ストレージ装置130は、管理サーバ110から送信された省電力モードをRAID Groupに設定して、RAID Groupの消費電力を低減することができる。
(ストレージシステム)
次に、図2を用いて、ストレージシステムの一例について説明する。
図2は、ストレージシステムの一例を示す説明図である。図2において、ストレージシステム200は、管理サーバ110と、2台の業務サーバ120と、ストレージ装置130と、を含む。管理サーバ110と2台の業務サーバ120とストレージ装置130とは、LAN(Local Area Network)201により接続されている。2台の業務サーバ120とストレージ装置130とは、SAN(Storage Area Network)202により接続されている。
管理サーバ110は、ストレージ管理プログラムを有する。ストレージ管理プログラムは、ストレージ装置130内のRAID Groupに設定する省電力モードを決定するプログラムである。ストレージ管理プログラムは、ストレージ・リソース管理プログラムと、サーバ・ストレージ管理プログラムと、を含む。
ストレージ・リソース管理プログラムは、ストレージ装置130と通信するプログラムである。管理サーバ110は、ストレージ・リソース管理プログラムにより使用される省電力モード決定テーブル、および省電力モード管理テーブルを有する。省電力モード決定テーブルの記憶内容の詳細については図6に後述する。省電力モード管理テーブルの記憶内容の詳細については図7に後述する。
サーバ・ストレージ管理プログラムは、業務サーバ120と通信するプログラムである。管理サーバ110は、サーバ・ストレージ管理プログラムにより使用されるサーバ・ストレージ管理テーブルを有する。サーバ・ストレージ管理テーブルの記憶内容の詳細については図8に後述する。
管理サーバ110は、業務サーバ120から、動作制御の対象になるRAID Groupを使用するアプリケーションのアプリケーションタイプを取得する。管理サーバ110は、ストレージ装置130から、動作制御の対象になるRAID Groupに含まれるHDDのHDDタイプを取得する。
業務サーバ120は、ストレージ装置130内のRAID Groupを使用するアプリケーション、管理エージェント、およびOSを有する。業務サーバ120は、管理エージェントにより、アプリケーションのアプリケーションタイプ、およびアプリケーションが使用するRAID Groupの番号を管理サーバ110に送信する。
ストレージ装置130は、管理I/F132、ホストI/F131、コントローラ133、ドライブI/F137、およびRAID Group 1〜RAID Group xを有する。RAID Group 1〜RAID Group xは、各々、複数のHDDを含む。
コントローラ133は、ストレージ制御プログラム、CPU134、DRAM135、およびキャッシュメモリ136を有する。ストレージ制御プログラムは、ストレージ装置130内のRAID Groupに、省電力モードを設定する省電力制御プログラムを含む。ストレージ装置130は、省電力制御プログラムにより使用されるRAID Group管理テーブルを有する。RAID Group管理テーブルの記憶内容の詳細については図5に後述する。
ここでは、業務サーバ120は2台であったが、これに限らない。例えば、業務サーバ120は1台または3台以上の複数台であってもよい。業務サーバ120に実行されるアプリケーションは1つであったが、これに限らない。例えば、業務サーバ120に実行されるアプリケーションは複数あってもよい。
ここでは、管理サーバ110、業務サーバ120、およびストレージ装置130は、別々のコンピュータであるが、これに限らない。例えば、管理サーバ110は、業務サーバ120としても動作するコンピュータであってもよい。例えば、管理サーバ110は、ストレージ装置130としても動作するコンピュータであってもよい。
(管理サーバ110のハードウェア構成例)
次に、図3を用いて、実施の形態にかかる管理サーバ110のハードウェア構成例について説明する。また、図3に示すハードウェア構成例は、業務サーバ120のハードウェア構成としても採用することができる。
図3は、実施の形態にかかる管理サーバ110のハードウェア構成例を示すブロック図である。図3において、管理サーバ110は、CPU(Central Processing Unit)301と、ROM(Read Only Memory)302と、RAM(Random Access Memory)303と、磁気ディスクドライブ(Hard Disk Drive)304と、磁気ディスク305と、光ディスクドライブ306と、光ディスク307と、ディスプレイ308と、I/F(Interface)309と、キーボード310と、マウス311と、スキャナ312と、プリンタ313と、を備えている。また、各構成部はバス300によってそれぞれ接続されている。
ここで、CPU301は、管理サーバ110の全体の制御を司る。ROM302は、ブートプログラムやストレージ管理プログラムなどのプログラムを記憶している。RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用される。磁気ディスクドライブ304は、CPU301の制御にしたがって磁気ディスク305に対するデータのリード/ライトを制御する。磁気ディスク305は、磁気ディスクドライブ304の制御で書き込まれたデータを記憶する。
光ディスクドライブ306は、CPU301の制御にしたがって光ディスク307に対するデータのリード/ライトを制御する。光ディスク307は、光ディスクドライブ306の制御で書き込まれたデータを記憶したり、光ディスク307に記憶されたデータをコンピュータに読み取らせたりする。
ディスプレイ308は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する。このディスプレイ308は、例えば、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。
インターフェース(以下、「I/F」と略する。)309は、通信回線を通じてLAN201、SAN202、WAN(Wide Area Network)、インターネットなどのネットワーク314に接続され、このネットワーク314を介して他の装置に接続される。そして、I/F309は、ネットワーク314と内部のインターフェースを司り、他の装置からのデータの入出力を制御する。I/F309には、例えば、モデムやLANアダプタなどを採用することができる。
キーボード310は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを備え、データの入力を行う。また、タッチパネル式の入力パッドやテンキーなどであってもよい。マウス311は、カーソルの移動や範囲選択、あるいはウィンドウの移動やサイズの変更などを行う。ポインティングデバイスとして同様に機能を備えるものであれば、トラックボールやジョイスティックなどであってもよい。
スキャナ312は、画像を光学的に読み取り、管理サーバ110内に画像データを取り込む。なお、スキャナ312は、OCR(Optical Character Reader)機能を持たせてもよい。また、プリンタ313は、画像データや文書データを印刷する。プリンタ313には、例えば、レーザプリンタやインクジェットプリンタを採用することができる。なお、光ディスクドライブ306、光ディスク307、ディスプレイ308、キーボード310、マウス311、スキャナ312、およびプリンタ313の少なくともいずれか1つは、なくてもよい。
(省電力モード)
次に、図4を用いて、ストレージ装置130内のRAID Groupに設定することができる省電力モードの一例について説明する。
図4は、ストレージ装置130内のRAID Groupに設定することができる省電力モードの一例を示す説明図である。図4に示す説明図は、省電力モード項目のそれぞれに対応付けて、消費電力の削減割合項目と、Readyまでの回復時間項目と、ドライブ状態項目と、を有する。
省電力モード項目の内容は、省電力モードの名称を示す。消費電力の削減割合項目の内容は、通常稼働状態における消費電力に対する消費電力の削減割合を示す。Readyまでの回復時間項目の内容は、省電力モードにおいて、HDDが通常稼働状態(ヘッドがロード状態、かつ、ディスク回転がフル回転状態)になるまでの時間を示す。「Ready」は、HDDが通常稼働状態になり、HDDを利用するアプリケーションへレスポンスできる状態になっていることをいう。ドライブ状態項目の内容は、省電力モードにおけるヘッド位置やドライブ回転数を示す。
例えば、「省電力モード1」では、HDDのヘッドをロード状態に変更すれば、通常稼働状態に戻すことができるため、「Ready」までの回復時間が他の省電力モードより短い「0.5秒」になっている。しかし、「省電力モード1」では、ディスク回転を減速していないため、消費電力の削減割合は他の省電力モードより小さく、「小」になっている。
一方、「省電力モード3」では、HDDへの電源供給を再開し、HDDのヘッドをロード状態に変更しなければ、通常状態に戻すことができないため、「Ready」までの回復時間が他の省電力モードより長い「数十秒から数分」になっている。しかし、「省電力モード3」では、HDDへの電力供給を停止するため、消費電力の削減割合は他の省電力モードより大きく、「大」になっている。
(RAID Group管理テーブル)
次に、図5を用いて、RAID Group管理テーブルの記憶内容の一例について説明する。RAID Group管理テーブルとは、RAID Groupの状態を示す情報を記憶するテーブルである。RAID Group管理テーブルは、例えば、図2に示したDRAM135により実現される。
図5は、RAID Group管理テーブルの記憶内容の一例を示す説明図である。図5に示すように、RAID Group管理テーブル500は、RAID Group番号項目のそれぞれに対応付けて、HDDタイプ項目と、省電力モード項目と、省電力スケジュール項目と、を有し、RAID Groupごとにレコードを構成する。
RAID Group番号項目には、RAID Groupに割り振られた番号が記憶される。RAID Groupに割り振られた番号は、ストレージ装置130において一意な番号である。HDDタイプ項目には、RAID Group番号項目が示す番号が割り振られたRAID Groupに含まれるHDDのHDDタイプが記憶される。HDDタイプとは、HDDの種別である。
HDDタイプには、例えば、「オンラインドライブ(以降、単に「オンライン」と称す)」や「ニアラインドライブ(以降、単に「ニアライン」と称す)」などがある。「オンライン」とは、例えば、アクセス頻度が高頻度である用途向けに製造されたHDDの種別である。「ニアライン」とは、例えば、アクセス頻度が低頻度である用途向けに製造されたHDDの種別である。HDDタイプは、例えば、ストレージ装置130の利用者によりストレージ装置130に入力され、または、ストレージ装置130の省電力制御プログラムによって自動的に認識され、RAID Group管理テーブル500に保持される。
省電力モード項目には、RAID Group番号項目が示す番号が割り振られたRAID Groupに対して、現在に設定されている省電力モードの名称が記憶される。省電力モードの名称は、例えば、図4に示した名称のいずれかである。省電力スケジュール項目には、省電力モードを設定する期間が記憶される。期間は、例えば、ストレージ装置130の利用者によりストレージ装置130に入力され、RAID Group管理テーブル500に保持される。
(省電力モード決定テーブル)
次に、図6を用いて、省電力モード決定テーブルの記憶内容の一例について説明する。省電力モード決定テーブルとは、RAID Groupに設定する省電力モードの決定に使用される情報を記憶するテーブルである。省電力モード決定テーブルは、例えば、図3に示したRAM303により実現される。
図6は、省電力モード決定テーブルの記憶内容の一例を示す説明図である。図6において、省電力モード決定テーブル600は、アプリケーションタイプ項目のそれぞれに対応付けて、オンライン項目と、ニアライン項目と、を有し、アプリケーションタイプごとにレコードを構成する。
アプリケーションタイプ項目には、アプリケーションタイプが記憶される。アプリケーションタイプは、アプリケーションの種別である。アプリケーションの種別には、例えば、レスポンスの高速性が要求されるデータベース用アプリケーション、メールサーバ用アプリケーション、またはグループウェア用アプリケーションがある。また、アプリケーションの種別には、例えば、レスポンスの高速性が要求されないバックアップ用アプリケーション、またはアーカイブ用アプリケーションがある。また、アプリケーションの種別には、例えば、業務サーバ120の利用者により作成された業務用アプリケーションがある。
オンライン項目には、アプリケーションタイプ項目が示す種別のアプリケーションが、オンラインのHDDに割り振られた場合に、オンラインのHDDに設定する省電力モードが記憶される。オンライン項目には、例えば、レスポンスの高速性が要求されるデータベース用アプリケーションが、オンラインのHDDに割り振られた場合に、オンラインのHDDに省電力モードを設定しないことを示す「省電力設定せず」が記憶される。
ニアライン項目には、アプリケーションタイプ項目が示す種別のアプリケーションが、ニアラインのHDDに割り振られた場合に、ニアラインのHDDに設定する省電力モードが記憶される。ニアライン項目には、例えば、レスポンスの高速性が要求されるデータベース用アプリケーションが、ニアラインのHDDに割り振られた場合に、ニアラインのHDDに設定される省電力モードの名称である「省電力モード1」が記憶される。
図1に示したテーブル111は、HDDタイプが「オンライン」か「ニアライン」かに関わらず、アプリケーションタイプに応じた省電力モードを対応付けた場合の省電力モード決定テーブル600に対応している。
(省電力モード管理テーブル)
次に、図7を用いて、省電力モード管理テーブルの記憶内容の一例について説明する。省電力モード管理テーブルは、RAID Groupに設定する省電力モードを記憶するテーブルである。省電力モード管理テーブルは、例えば、図3に示したRAM303により実現される。
図7は、省電力モード管理テーブルの記憶内容の一例を示す説明図である。図7において、省電力モード管理テーブル700は、RAID Group番号項目のそれぞれに対応付けて、HDDタイプ項目と、現在の省電力モード項目と、新たに適用する省電力モード項目と、省電力スケジュール項目と、を有する。省電力モード管理テーブル700は、RAID Groupごとにレコードを構成する。
RAID Group番号項目には、RAID Groupに割り振られた番号が記憶される。RAID Groupに割り振られた番号は、ストレージ装置130において一意な番号である。
HDDタイプ項目には、RAID Group番号項目が示す番号が割り振られたRAID Groupに含まれるHDDのタイプが記憶される。HDDのタイプは、例えば、上述したオンラインやニアラインである。
現在の省電力モード項目には、RAID Group番号項目が示す番号が割り振られたRAID Groupに対して、現在に設定されている省電力モードの名称が記憶される。省電力モードの名称は、例えば、図4に示した名称のいずれかである。
新たに適用する省電力モード項目には、RAID Group番号項目が示す番号が割り振られたRAID Groupに対して、新たに設定される省電力モードの名称が記憶される。省電力モードの名称は、例えば、図4に示した名称のいずれかである。省電力スケジュール項目には、省電力モードを設定する期間が記憶される。
(サーバ・ストレージ管理テーブル)
次に、図8を用いて、サーバ・ストレージ管理テーブルの記憶内容の一例について説明する。サーバ・ストレージ管理テーブルは、業務サーバ120から取得したアプリケーションタイプが記憶されるテーブルである。サーバ・ストレージ管理テーブルは、例えば、図3に示したRAM303により実現される。
図8は、サーバ・ストレージ管理テーブルの記憶内容の一例を示す説明図である。図8において、サーバ・ストレージ管理テーブル800は、RAID Group番号項目のそれぞれに対応付けて、RAID Groupを使用するサーバ項目と、アプリケーションタイプ項目と、を有し、RAID Groupごとにレコードを構成する。
RAID Group番号項目には、RAID Groupに割り振られた番号が記憶される。RAID Groupに割り振られた番号は、ストレージ装置130において一意な番号である。
RAID Groupを使用するサーバ項目には、RAID Group番号項目が示す番号が割り振られたRAID Groupを使用する業務サーバ120の名称が記憶される。アプリケーションタイプ項目には、RAID Group番号項目が示す番号が割り振られたRAID Groupを使用するアプリケーションのアプリケーションタイプが記憶される。
(管理サーバ110の機能的構成例)
次に、管理サーバ110の機能的構成例について説明する。図9は、管理サーバ110の機能的構成を示すブロック図である。管理サーバ110は、取得部901と、特定部902と、選択部903と、送信部904と、を含む構成である。取得部901と、特定部902と、選択部903と、送信部904とは、具体的には、例えば、図3に示したROM302、RAM303、磁気ディスク305、光ディスク307などの記憶装置に記憶されたプログラムをCPU301に実行させることにより、または、I/F309により、その機能を実現する。
管理サーバ110は、アプリケーションタイプから省電力モードを決定する機能を有する。また、管理サーバ110は、アプリケーションタイプとHDDタイプとの組み合わせから省電力モードを決定する機能を有してもよい。
まず、アプリケーションタイプから省電力モードを決定する機能について説明する。アプリケーションタイプから省電力モードを決定する機能は、取得部901と、特定部902と、選択部903と、送信部904と、により実現される。アプリケーションタイプから省電力モードを決定する機能の具体例は、例えば、図1に示した例である。
取得部901は、記憶装置を使用するソフトウェアが実行される第1のコンピュータから、ソフトウェアの用途を示す種別情報を取得する。ここで、記憶装置とは、ソフトウェアによってデータを書き込まれ、または、データを読み出される装置であり、例えば、上述したRAID Groupである。記憶装置は、1台のHDDであってもよい。ソフトウェアとは、例えば、上述したデータベース用アプリケーションやバックアップ用アプリケーションである。第1のコンピュータとは、例えば、上述した業務サーバ120である。ソフトウェアの用途を示す種別情報とは、例えば、上述したアプリケーションタイプである。
取得部901は、具体的には、例えば、制御対象になるRAID Groupを使用するアプリケーションが実行される業務サーバ120から、当該アプリケーションのアプリケーションタイプを取得する。取得部901は、より具体的には、例えば、業務サーバ120内の特定のフォルダにアプリケーションの構成ファイルが存在するか否かの情報を、業務サーバ120の管理エージェントを介して取得することにより、アプリケーションタイプを特定する。
また、取得部901は、具体的には、例えば、制御対象になるRAID Groupを使用するアプリケーションが複数ある場合、各々のアプリケーションが実行される業務サーバ120から、各々のアプリケーションのアプリケーションタイプを取得してもよい。
これにより、特定部902は、取得部901によって取得されたアプリケーションタイプを参照して、制御対象のRAID Groupに設定する省電力モードを特定することができる。取得されたアプリケーションタイプは、例えば、RAM303、磁気ディスク305、光ディスク307などの記憶領域に記憶される。
特定部902は、各々のソフトウェアの種別情報に、記憶装置に対する省電力効率の異なる複数の省電力方式のうち、いずれかを対応付けた制御情報を参照して、取得部901によって取得されたソフトウェアの種別情報に対応する省電力方式を特定する。
ここで、省電力方式とは、例えば、上述した省電力モードである。省電力効率とは、例えば、RAID Groupを通常動作させた場合の消費電力に対する省電力モードで動作させた場合の消費電力の割合である。制御情報とは、例えば、図1に示したテーブル111、または、図6に示した省電力モード決定テーブル600である。
特定部902は、具体的には、例えば、省電力モード決定テーブル600を参照して、取得部901によって取得されたアプリケーションタイプに対応する省電力モードを特定する。これにより、送信部904は、特定部902によって特定された省電力モードの設定要求をストレージ装置130に送信することができる。特定された省電力モードは、例えば、RAM303、磁気ディスク305、光ディスク307などの記憶領域に記憶される。
ここで、取得部901によって取得されたアプリケーションタイプが1つであり、特定部902によって省電力モードが1つ特定された場合を例に挙げる。この場合、送信部904は、複数の省電力方式の各々で記憶装置の動作を制御可能な第2のコンピュータに、特定部902によって特定された省電力方式で記憶装置を動作させる要求を送信する。ここで、第2のコンピュータとは、例えば、上述したストレージ装置130である。
送信部904は、具体的には、例えば、特定部902によって特定された省電力モードを制御対象のRAID Groupに設定する要求を、ストレージ装置130に送信する。これにより、管理サーバ110は、管理サーバ110の利用者のRAID Groupの省電力管理の作業負担を低減させ、RAID Groupの適切な省電力化を実現することができる。ストレージ装置130は、RAID Groupを使用するアプリケーションの性能低下を抑制しつつ、RAID Groupの消費電力を低減することができる。
一方、取得部901によって取得されたアプリケーションタイプが複数あり、特定部902によって省電力モードが複数特定された場合を例に挙げる。この場合、選択部903は、特定された省電力方式のうち、省電力効率が最低になる省電力方式を選択する。ここで、省電力効率が最低になる省電力方式とは、アプリケーションへのレスポンスの高速性の低減度合いが少ない省電力モードである。これにより、送信部904は、選択部903によって選択された省電力モードの設定要求をストレージ装置130に送信することができる。選択された省電力モードは、例えば、RAM303、磁気ディスク305、光ディスク307などの記憶領域に記憶される。
送信部904は、第2のコンピュータに、選択部903によって選択された省電力方式で記憶装置を動作させる要求を送信する。送信部904は、具体的には、例えば、選択部903によって選択された省電力効率が最低になる省電力モードを制御対象のRAID Groupに設定する要求を、ストレージ装置130に送信する。これにより、管理サーバ110は、管理サーバ110の利用者の省電力モード設定にかかる作業負担を低減することができ、管理サーバ110の利用者の省電力管理の作業効率を向上することができる。ストレージ装置130は、RAID Groupを使用するアプリケーションの性能低下を抑制しつつ、RAID Groupの消費電力を低減することができる。
また、この場合、選択部903は、特定された省電力方式のうち、省電力効率が最高になる省電力方式を選択してもよい。これにより、送信部904は、選択部903によって選択された省電力モードの設定要求をストレージ装置130に送信することができる。選択された省電力モードは、例えば、RAM303、磁気ディスク305、光ディスク307などの記憶領域に記憶される。
送信部904は、第2のコンピュータに、選択部903によって選択された省電力方式で記憶装置を動作させる要求を送信する。送信部904は、具体的には、例えば、選択部903によって選択された省電力効率が最高になる省電力モードを制御対象のRAID Groupに設定する要求を、ストレージ装置130に送信する。これにより、管理サーバ110は、管理サーバ110の利用者の省電力モード設定にかかる作業負担を低減することができ、管理サーバ110の利用者の省電力管理の作業効率を向上することができる。ストレージ装置130は、RAID Groupの消費電力を低減することができる。
次に、アプリケーションタイプとHDDタイプとの組み合わせから省電力モードを決定する機能について説明する。アプリケーションタイプとHDDタイプとの組み合わせから省電力モードを決定する機能は、取得部901と、特定部902と、選択部903と、送信部904と、により実現される。アプリケーションタイプとHDDタイプとの組み合わせから省電力モードを決定する機能の具体例は、例えば、図10〜図28に後述する例である。
取得部901は、第2のコンピュータから、記憶装置の許容アクセス頻度の高さを示す種別情報を取得する。ここで、アクセス頻度の高さを示す種別情報とは、例えば、上述したHDDタイプである。HDDタイプは、例えば、上述した「オンライン」や「ニアライン」などである。また、取得部901は、記憶装置を使用するソフトウェアが実行される第1のコンピュータから、ソフトウェアの用途を示す種別情報を取得する。
取得部901は、具体的には、例えば、制御対象になるRAID Groupを有するストレージ装置130から、制御対象になるRAID Groupに含まれるHDDのHDDタイプを取得する。また、取得部901は、具体的には、例えば、制御対象になるRAID Groupを使用するアプリケーションが実行される業務サーバ120から、当該アプリケーションのアプリケーションタイプを取得する。
また、取得部901は、具体的には、例えば、制御対象になるRAID Groupを使用するアプリケーションが複数ある場合、各々のアプリケーションが実行される業務サーバ120から、各々のアプリケーションのアプリケーションタイプを取得してもよい。
これにより、特定部902は、取得部901によって取得されたHDDタイプとアプリケーションタイプとを参照して、制御対象のRAID Groupに設定する省電力モードを特定することができる。取得されたHDDタイプとアプリケーションタイプとは、例えば、RAM303、磁気ディスク305、光ディスク307などの記憶領域に記憶される。
特定部902は、各々の記憶装置の種別情報に制御情報を対応付けた情報を参照して、ソフトウェアの種別情報と記憶装置の種別情報との組み合わせに対応する省電力方式を特定する。ここで、各々の記憶装置の種別情報に制御情報を対応付けた情報とは、例えば、図6に示した省電力モード決定テーブル600である。
特定部902は、具体的には、例えば、省電力モード決定テーブル600を参照して、取得部901によって取得されたHDDタイプとアプリケーションタイプとの組み合わせに対応する省電力モードを特定する。これにより、送信部904は、特定部902によって特定された省電力モードの設定要求をストレージ装置130に送信することができる。特定された省電力モードは、例えば、RAM303、磁気ディスク305、光ディスク307などの記憶領域に記憶される。
ここで、選択部903および送信部904の処理は、アプリケーションタイプから省電力モードを決定する場合の選択部903および送信部904の処理と同様のため、説明を省略する。
(実施例1)
次に、図10〜図27を用いて、実施例1について説明する。実施例1は、RAID Groupを使用するアプリケーションが1つである場合の例である。実施例1は、図9を用いて説明したアプリケーションタイプとHDDタイプとの組み合わせから省電力モードを決定する機能についての実施例であり、制御対象になるRAID Groupを使用するアプリケーションが1つである場合の実施例である。
(省電力モード決定)
まず、図10および図11を用いて、管理サーバ110による省電力モード決定処理の内容について説明する。省電力モード決定処理は、例えば、図9に示した取得部901、特定部902、および選択部903により実現される処理である。
図10および図11は、管理サーバ110による省電力モード決定処理の内容を示す説明図である。図10において、管理サーバ110は、管理サーバ110の利用者から、省電力モード決定処理のトリガの入力を受ける。(11)次に、管理サーバ110は、ストレージ装置130にRAID Group 1のHDDタイプの取得要求を送信する。
(12)ストレージ装置130は、RAID Group 1のHDDタイプの取得要求を受信すると、RAID Group管理テーブル500を参照して、RAID Group 1のHDDタイプと省電力モードとを取得する。(13)次に、ストレージ装置130は、取得したRAID Group 1のHDDタイプと省電力モードとを管理サーバ110に送信する。
(14)管理サーバ110は、ストレージ装置130から、RAID Group 1のHDDタイプと省電力モードとを受信すると、受信したRAID Group 1のHDDタイプと省電力モードとを省電力モード管理テーブル700に設定する。次に、図11に移行する。
図11において、(15)管理サーバ110は、業務サーバ120にRAID Group 1のアプリケーションタイプの取得要求を送信する。
(16)業務サーバ120は、RAID Group 1のアプリケーションタイプの取得要求を受信すると、実行中のアプリケーションのアプリケーションタイプを取得して、管理サーバ110に送信する。
(17)管理サーバ110は、業務サーバ120から、RAID Group 1のアプリケーションタイプを受信すると、取得したアプリケーションタイプをサーバ・ストレージ管理テーブル800に設定する。
(18)次に、管理サーバ110は、省電力モード管理テーブル700のRAID Group 1のHDDタイプと、サーバ・ストレージ管理テーブル800のRAID Group 1のアプリケーションタイプと、を取得する。そして、管理サーバ110は、省電力モード決定テーブル600を参照して、取得したRAID Group 1のHDDタイプとアプリケーションタイプとに対応する省電力モードを特定する。
(19)次に、管理サーバ110は、特定した省電力モードを、省電力モード管理テーブル700に設定する。管理サーバ110は、RAID Group 2〜RAID Group xの各々に対しても、同様の処理を実行する。
これにより、管理サーバ110は、レスポンスの高速性が要求されるHDDタイプとアプリケーションタイプとの組み合わせに対応するRAID Groupには、レスポンスの高速性を損ねない省電力モードを特定することができる。また、管理サーバ110は、レスポンスの高速性が要求されないHDDタイプとアプリケーションタイプとの組み合わせに対応するRAID Groupには、省電力効率の高い省電力モードを特定することができる。
(省電力モードの決定処理)
次に、図12〜図14を用いて、図10および図11に示した管理サーバ110による省電力モード決定処理の詳細な処理手順について説明する。
図12〜図14は、管理サーバ110による省電力モード決定処理の詳細な処理手順を示すシーケンス図である。図12において、管理サーバ110は、ストレージ・リソース管理プログラムにより、管理サーバ110の利用者から入力されたストレージ装置130のRAID Groupの情報収集指示を受け付ける(ステップS1201)。
次に、管理サーバ110は、ストレージ・リソース管理プログラムにより、ストレージ装置130に未処理のRAID GroupのHDDタイプの取得要求を送信する(ステップS1202)
ストレージ装置130は、省電力制御プログラムにより、管理サーバ110から取得要求を受信すると、RAID Group管理テーブル500から、取得要求されたRAID GroupのHDDタイプと省電力モードとを取得する(ステップS1203)。次に、ストレージ装置130は、省電力制御プログラムにより、取得したHDDタイプと省電力モードとを、管理サーバ110に送信する(ステップS1204)。
管理サーバ110は、ストレージ・リソース管理プログラムにより、ストレージ装置130からRAID GroupのHDDタイプと省電力モードとを受信する。次に、管理サーバ110は、ストレージ・リソース管理プログラムにより、受信したHDDタイプを省電力モード管理テーブル700のHDDタイプ項目に設定する。そして、管理サーバ110は、ストレージ・リソース管理プログラムにより、受信した省電力モードを省電力モード管理テーブル700の現在の省電力モード項目に設定する(ステップS1205)。ここで、図13の処理に移行する。
図13において、管理サーバ110は、ストレージ・リソース管理プログラムにより、サーバ・ストレージ管理プログラムに、RAID Groupを使用するアプリケーションのアプリケーションタイプの取得要求を送信する(ステップS1301)。
次に、管理サーバ110は、サーバ・ストレージ管理プログラムにより、取得要求を受信すると、業務サーバ120に、RAID Groupを使用するアプリケーションのアプリケーションタイプの取得要求を送信する(ステップS1302)。
業務サーバ120は、管理エージェントにより、取得要求を受信すると、RAID Groupを使用しているアプリケーションのアプリケーションタイプを取得する(ステップS1303)。次に、業務サーバ120は、管理エージェントにより、取得したアプリケーションタイプを、管理サーバ110に送信する(ステップS1304)。
管理サーバ110は、サーバ・ストレージ管理プログラムにより、アプリケーションタイプを受信すると、受信したアプリケーションタイプをサーバ・ストレージ管理テーブル800のアプリケーションタイプ項目に設定する(ステップS1305)。
次に、管理サーバ110は、サーバ・ストレージ管理プログラムにより、サーバ・ストレージ管理テーブル800に設定したアプリケーションタイプを、ストレージ・リソース管理プログラムに送信する(ステップS1306)。ここで、図14の処理に移行する。
図14において、管理サーバ110は、ストレージ・リソース管理プログラムにより、アプリケーションタイプを受信すると、省電力モード管理テーブル700のHDDタイプ項目からHDDタイプを取得する。次に、管理サーバ110は、ストレージ・リソース管理プログラムにより、省電力モード決定テーブル600を参照して、取得したHDDタイプと受信したアプリケーションタイプとに対応する省電力モードを特定する(ステップS1401)。
そして、管理サーバ110は、ストレージ・リソース管理プログラムにより、特定した省電力モードを、省電力モード管理テーブル700の新たに設定する省電力モード項目に設定する(ステップS1402)。
次に、管理サーバ110は、ストレージ・リソース管理プログラムにより、未処理のRAID Groupがあるか否かを判定する(ステップS1403)。ここで、未処理のRAID Groupがない場合(ステップS1403:No)、管理サーバ110は、省電力モード決定処理を終了する。
一方、未処理のRAID Groupがある場合(ステップS1403:Yes)、管理サーバ110は、ストレージ・リソース管理プログラムにより、図12のステップS1202に戻る。これにより、管理サーバ110は、レスポンスの高速性が要求されるHDDタイプとアプリケーションタイプとの組み合わせに対応するRAID Groupには、レスポンスの高速性を損ねない省電力モードを特定することができる。また、管理サーバ110は、レスポンスの高速性が要求されないHDDタイプとアプリケーションタイプとの組み合わせに対応するRAID Groupには、省電力効率の高い省電力モードを特定することができる。
(省電力モード設定)
次に、図15を用いて、管理サーバ110による省電力モード設定処理の内容について説明する。省電力モード設定処理は、例えば、図9に示した送信部904により実現される処理である。
図15は、管理サーバ110による省電力モード設定処理の内容を示す説明図である。図15において、管理サーバ110は、管理サーバ110の利用者から、省電力モード設定処理のトリガの入力を受ける。
(21)次に、管理サーバ110は、省電力モード管理テーブル700からRAID Group 1の省電力モードを特定する。
(22)そして、管理サーバ110は、特定した省電力モードの設定要求をストレージ装置130に送信する。
(23)ストレージ装置130は、省電力モードを受信すると、RAID Group 1を、受信した省電力モードに設定する。次に、ストレージ装置130は、RAID Group管理テーブル500に、RAID Group 1に設定した省電力モードを設定する。
(24)管理サーバ110は、省電力モード管理テーブル700に、RAID Group 1に設定された省電力モードを設定する。管理サーバ110は、RAID Group 2〜RAID Group xの各々に対しても、同様の処理を実行する。
これにより、管理サーバ110は、ストレージ装置130に、レスポンスの高速性が要求されるHDDタイプとアプリケーションタイプとの組み合わせに対応するRAID Groupに対して、レスポンスの高速性を損ねない省電力モードを設定させることができる。また、管理サーバ110は、ストレージ装置130に、レスポンスの高速性が要求されないHDDタイプとアプリケーションタイプとの組み合わせに対応するRAID Groupに対して、省電力効率の高い省電力モードを設定させることができる。
そのため、管理サーバ110は、管理サーバ110の利用者の省電力モード設定にかかる作業負担を低減することができ、管理サーバ110の利用者の省電力管理の作業効率を向上することができる。ストレージ装置130は、省電力モードをRAID Groupに設定することにより、RAID Groupの消費電力を低減することができる。
(省電力モード設定処理)
次に、図16および図17を用いて、図15に示した管理サーバ110による省電力モード設定処理の詳細な処理手順について説明する。
図16および図17は、管理サーバ110による省電力モード設定処理の詳細な処理手順を示すシーケンス図である。図16において、管理サーバ110は、ストレージ・リソース管理プログラムにより、管理サーバ110の利用者から入力されたストレージ装置130のRAID Groupの省電力モード設定指示を受け付ける(ステップS1601)。
次に、管理サーバ110は、ストレージ・リソース管理プログラムにより、省電力モード管理テーブル700の新たに設定する省電力モード項目から、未設定のRAID Groupに設定する省電力モードを取得する(ステップS1602)。
そして、管理サーバ110は、ストレージ・リソース管理プログラムにより、取得した省電力モードの設定要求をストレージ装置130に送信する(ステップS1603)。
ストレージ装置130は、省電力制御プログラムにより、省電力モードを受信すると、RAID Groupを、受信した省電力モードに設定する(ステップS1604)。次に、ストレージ装置130は、省電力制御プログラムにより、設定した省電力モードを、RAID Group管理テーブル500の省電力モード項目に設定する(ステップS1605)。
そして、ストレージ装置130は、設定終了通知を管理サーバ110に送信する(ステップS1606)。ここで、図17に移行する。
図17において、管理サーバ110は、ストレージ・リソース管理プログラムにより、新たに設定する省電力モード項目の内容を、省電力モード管理テーブル700の現在の省電力モード項目に設定する(ステップS1701)。次に、管理サーバ110は、ストレージ・リソース管理プログラムにより、新たに設定する省電力モード項目の内容を初期化する(ステップS1702)。
そして、管理サーバ110は、ストレージ・リソース管理プログラムにより、未設定のRAID Groupがあるか否かを判定する(ステップS1703)。ここで、未設定のRAID Groupがない場合(ステップS1703:No)、管理サーバ110は、省電力モード設定処理を終了する。一方、RAID Groupがある場合(ステップS1703:Yes)、管理サーバ110は、図16のステップS1602に戻る。
これにより、管理サーバ110は、ストレージ装置130に、レスポンスの高速性が要求されるHDDタイプとアプリケーションタイプとの組み合わせに対応するRAID Groupに対して、レスポンスの高速性を損ねない省電力モードを設定させることができる。また、管理サーバ110は、ストレージ装置130に、レスポンスの高速性が要求されないHDDタイプとアプリケーションタイプとの組み合わせに対応するRAID Groupに対して、省電力効率の高い省電力モードを設定させることができる。
(省電力モード決定テーブル変更)
次に、図18を用いて、管理サーバ110による省電力モード決定テーブル変更処理の内容について説明する。管理サーバ110は、管理サーバ110の利用者から入力を受けて、省電力モード決定テーブル600の記憶内容を変更することができる。
図18は、管理サーバ110による省電力モード決定テーブル変更処理の内容を示す説明図である。図18において、管理サーバ110は、管理サーバ110の利用者から、省電力モード決定テーブル変更処理のトリガの入力を受ける。
(31)次に、管理サーバ110は、省電力モード決定テーブル600をディスプレイに出力して、省電力モード決定テーブル600を管理サーバ110の利用者に通知する。
(32)そして、管理サーバ110は、省電力モード決定テーブル600の入力を受け付けて、省電力モード決定テーブル600を更新する。これにより、管理サーバ110は、省電力モード決定テーブル600の記憶内容を変更することができる。
(省電力モード決定テーブル変更処理)
次に、図19を用いて、図18に示した管理サーバ110による省電力モード決定テーブル変更処理の詳細な処理手順について説明する。
図19は、管理サーバ110による省電力モード決定テーブル変更処理の詳細な処理手順を示すシーケンス図である。図19において、管理サーバ110は、ストレージ・リソース管理プログラムにより、管理サーバ110の利用者から入力された省電力モード決定テーブル変更指示を受け付ける(ステップS1901)。
次に、管理サーバ110は、ストレージ・リソース管理プログラムにより、省電力モード管理テーブル700のレコードを取得する(ステップS1902)。そして、管理サーバ110は、ストレージ・リソース管理プログラムにより、取得したレコードを出力する(ステップS1903)。
次に、管理サーバ110は、ストレージ・リソース管理プログラムにより、レコードを受信する(ステップS1904)。そして、管理サーバ110は、ストレージ・リソース管理プログラムにより、受信したレコードを、省電力モード管理テーブル700のレコードに上書きする(ステップS1905)。これにより、管理サーバ110は、省電力モード決定テーブル600の記憶内容を変更することができる。
(省電力モード変更)
次に、図20〜図23を用いて、管理サーバ110による省電力モード変更処理の内容について説明する。省電力モード変更処理は、例えば、図9に示した取得部901、特定部902、および送信部904により実現される処理である。管理サーバ110は、管理サーバ110の利用者から入力を受けて、ストレージ装置130に、RAID Groupに設定された省電力モードを変更させることができる。
図20〜図23は、管理サーバ110による省電力モード変更処理の内容を示す説明図である。図20において、管理サーバ110は、管理サーバ110の利用者から、省電力モード変更処理のトリガの入力を受ける。(41)次に、管理サーバ110は、ストレージ装置130にRAID Group 1のHDDタイプの取得要求を送信する。
(42)ストレージ装置130は、RAID Group 1のHDDタイプの取得要求を受信すると、RAID Group管理テーブル500を参照して、RAID Group 1のHDDタイプと省電力モードとを取得する。(43)次に、ストレージ装置130は、取得したRAID Group 1のHDDタイプと省電力モードとを管理サーバ110に送信する。
(44)管理サーバ110は、ストレージ装置130から、RAID Group 1のHDDタイプと省電力モードとを受信すると、受信したRAID Group 1のHDDタイプと省電力モードとを省電力モード管理テーブル700に設定する。次に、図21に移行する。
図21において、(45)管理サーバ110は、業務サーバ120にRAID Group 1のアプリケーションタイプの取得要求を送信する。
(46)業務サーバ120は、RAID Group 1のアプリケーションタイプの取得要求を受信すると、実行中のアプリケーションのアプリケーションタイプを取得して、管理サーバ110に送信する。
(47)管理サーバ110は、業務サーバ120から、RAID Group 1のアプリケーションタイプを受信すると、取得したアプリケーションタイプをサーバ・ストレージ管理テーブル800に設定する。
(48)次に、管理サーバ110は、省電力モード管理テーブル700のRAID Group 1のHDDタイプと、サーバ・ストレージ管理テーブル800のRAID Group 1のアプリケーションタイプと、を取得する。そして、管理サーバ110は、省電力モード決定テーブル600を参照して、取得したRAID Group 1のHDDタイプとアプリケーションタイプとに対応する省電力モードを特定する。
(49)次に、管理サーバ110は、特定した省電力モードを、省電力モード管理テーブル700に設定する。次に、図22に移行する。
図22において、(50)管理サーバ110は、省電力モード決定テーブル600をディスプレイに出力して、省電力モード決定テーブル600を管理サーバ110の利用者に通知する。
(51)そして、管理サーバ110は、省電力モード決定テーブル600の入力を受け付けて、省電力モード決定テーブル600を更新する。次に、図23に移行する。
図23において、(52)管理サーバ110は、省電力モード管理テーブル700からRAID Group 1の省電力モードを特定する。
(53)そして、管理サーバ110は、特定した省電力モードの設定要求をストレージ装置130に送信する。
(54)ストレージ装置130は、省電力モードを受信すると、RAID Group 1を、受信した省電力モードに設定する。次に、ストレージ装置130は、RAID Group管理テーブル500に、RAID Group 1に設定した省電力モードを設定する。
(55)管理サーバ110は、省電力モード管理テーブル700に、RAID Group 1に設定された省電力モードを設定する。これにより、管理サーバ110は、ストレージ装置130に、RAID Groupに対して、管理サーバ110の利用者から入力された省電力モードを設定させることができる。ストレージ装置130は、省電力モードをRAID Groupに設定することにより、RAID Groupの消費電力を低減することができる。
(省電力モード変更処理)
次に、図24〜図27を用いて、図20〜図23に示した管理サーバ110による省電力モード変更処理の詳細な処理手順について説明する。
図24〜図27は、管理サーバ110による省電力モード変更処理の詳細な処理手順を示すシーケンス図である。図24において、管理サーバ110は、ストレージ・リソース管理プログラムにより、管理サーバ110の利用者から入力された省電力モード変更指示を受け付ける(ステップS2401)。
次に、管理サーバ110は、ストレージ・リソース管理プログラムにより、ストレージ装置130にRAID GroupのHDDタイプの取得要求を送信する(ステップS2402)
ストレージ装置130は、省電力制御プログラムにより、管理サーバ110から取得要求を受信すると、RAID Group管理テーブル500から、取得要求されたRAID GroupのHDDタイプと省電力モードとを取得する(ステップS2403)。次に、ストレージ装置130は、省電力制御プログラムにより、取得したHDDタイプと省電力モードとを、管理サーバ110に送信する(ステップS2404)。
管理サーバ110は、ストレージ・リソース管理プログラムにより、ストレージ装置130からRAID GroupのHDDタイプと省電力モードとを受信する。次に、管理サーバ110は、ストレージ・リソース管理プログラムにより、受信したHDDタイプを省電力モード管理テーブル700のHDDタイプ項目に設定する。そして、管理サーバ110は、ストレージ・リソース管理プログラムにより、受信した省電力モードを省電力モード管理テーブル700の現在の省電力モード項目に設定する(ステップS2405)。ここで、図25の処理に移行する。
図25において、管理サーバ110は、ストレージ・リソース管理プログラムにより、サーバ・ストレージ管理プログラムに、RAID Groupを使用するアプリケーションのアプリケーションタイプの取得要求を送信する(ステップS2501)。
次に、管理サーバ110は、サーバ・ストレージ管理プログラムにより、取得要求を受信すると、業務サーバ120に、RAID Groupを使用するアプリケーションのアプリケーションタイプの取得要求を送信する(ステップS2502)。
業務サーバ120は、管理エージェントにより、取得要求を受信すると、RAID Groupを使用しているアプリケーションのアプリケーションタイプを取得する(ステップS2503)。次に、業務サーバ120は、管理エージェントにより、取得したアプリケーションタイプを、管理サーバ110に送信する(ステップS2504)。
管理サーバ110は、サーバ・ストレージ管理プログラムにより、アプリケーションタイプを受信すると、受信したアプリケーションタイプをサーバ・ストレージ管理テーブル800のアプリケーションタイプ項目に設定する(ステップS2505)。
次に、管理サーバ110は、サーバ・ストレージ管理プログラムにより、サーバ・ストレージ管理テーブル800に設定したアプリケーションタイプを、ストレージ・リソース管理プログラムに送信する(ステップS2506)。ここで、図26の処理に移行する。
図26において、管理サーバ110は、ストレージ・リソース管理プログラムにより、アプリケーションタイプを受信すると、省電力モード管理テーブル700のHDDタイプ項目からHDDタイプを取得する。次に、管理サーバ110は、ストレージ・リソース管理プログラムにより、省電力モード決定テーブル600を参照して、取得したHDDタイプと受信したアプリケーションタイプとに対応する省電力モードを特定する(ステップS2601)。
そして、管理サーバ110は、ストレージ・リソース管理プログラムにより、特定した省電力モードを、省電力モード管理テーブル700の新たに設定する省電力モード項目に設定する(ステップS2602)。
次に、管理サーバ110は、ストレージ・リソース管理プログラムにより、省電力モード管理テーブル700のレコードを取得する(ステップS2603)。そして、管理サーバ110は、ストレージ・リソース管理プログラムにより、取得したレコードを出力する(ステップS2604)。
次に、管理サーバ110は、ストレージ・リソース管理プログラムにより、レコードを受信する(ステップS2605)。ここで、図27の処理に移行する。
そして、管理サーバ110は、ストレージ・リソース管理プログラムにより、上書きした省電力モードの設定要求をストレージ装置130に送信する(ステップS2701)。
ストレージ装置130は、省電力制御プログラムにより、省電力モードを受信すると、RAID Groupを、受信した省電力モードに設定する(ステップS2702)。次に、ストレージ装置130は、省電力制御プログラムにより、設定した省電力モードを、RAID Group管理テーブル500の省電力モード項目に設定する(ステップS2703)。
そして、ストレージ装置130は、設定終了通知を管理サーバ110に送信する(ステップS2704)。次に、管理サーバ110は、ストレージ・リソース管理プログラムにより、新たに設定する省電力モード項目の内容を、省電力モード管理テーブル700の現在の省電力モード項目に設定する(ステップS2705)。
次に、管理サーバ110は、ストレージ・リソース管理プログラムにより、新たに設定する省電力モード項目の内容を初期化する(ステップS2706)。これにより、管理サーバ110は、ストレージ装置130に、RAID Groupに対して、管理サーバ110の利用者から入力された省電力モードを設定させることができる。ストレージ装置130は、省電力モードをRAID Groupに設定することにより、RAID Groupの消費電力を低減することができる。
(実施例2)
次に、実施例2について説明する。実施例2は、図9を用いて説明したアプリケーションタイプとHDDタイプとの組み合わせから省電力モードを決定する機能についての実施例であり、制御対象になるRAID Groupを使用するアプリケーションが2つ以上である場合の実施例である。
(省電力モード決定テーブル600の変更例)
まず、図28を用いて、省電力モード決定テーブル600の記憶内容の変更例について説明する。実施例2では、省電力モード決定テーブル600に、優先度項目が追加される。
図28は、省電力モード決定テーブル600の記憶内容の一例を示す説明図である。図28において、省電力モード決定テーブル600は、アプリケーションタイプ項目のそれぞれに対応付けて、優先度項目と、オンライン項目と、ニアライン項目と、を有し、アプリケーションタイプごとにレコードを構成する。
アプリケーションタイプ項目、オンライン項目、およびニアライン項目の記憶内容は、図6と同様のため、説明を省略する。優先度項目には、アプリケーションタイプ項目が示す種別のアプリケーションの優先度が記憶される。
優先度は、例えば、管理テーブルの利用者によって、レスポンスの高速性を損ねない省電力モードから順に設定される。また、優先度は、例えば、管理テーブルの利用者によって、省電力効率の高い省電力モードから順に設定されてもよい。
(実施例2にかかる省電力モード決定)
次に、管理サーバ110による実施例2にかかる省電力モード決定の内容について説明する。実施例2にかかる省電力モード決定の内容は、図10および図11と同様の内容であるが、図11の(17)の処理が異なる。
実施例2では、図11の(17)において、管理サーバ110は、業務サーバ120から、アプリケーションタイプを複数受信する。次に、管理サーバ110は、省電力モード決定テーブル600の優先度項目を参照して、受信したアプリケーションタイプの中から、優先度が最大になるアプリケーションタイプを特定する。そして、管理サーバ110は、特定したアプリケーションタイプをサーバ・ストレージ管理テーブル800に設定する。
優先度が、レスポンスの高速性を損ねない省電力モードから順に設定された場合を例に挙げる。この場合、管理サーバ110は、省電力モードが複数特定された場合、省電力効率が最低であっても、レスポンスの高速性を損ねない省電力モードを優先して特定することができる。
また、優先度が、省電力効率の高い省電力モードから順に設定された場合を例に挙げる。この場合、管理サーバ110は、省電力モードが複数特定された場合、省電力効率が最高である省電力モードを優先して特定することができる。
(実施例2にかかる省電力モード設定)
次に、管理サーバ110による実施例2にかかる省電力モード設定処理の内容について説明する。実施例2にかかる省電力モード設定処理の内容は、図15と同様の内容であるため、説明を省略する。
優先度が、レスポンスの高速性を損ねない省電力モードから順に設定された場合を例に挙げる。この場合、管理サーバ110は、ストレージ装置130に、省電力効率が最低であってもレスポンスの高速性を損ねない省電力モードを優先して、RAID Groupに対して設定させることができる。ストレージ装置130は、省電力モードをRAID Groupに設定することにより、RAID Groupの消費電力を低減することができる。
また、優先度が、省電力効率の高い省電力モードから順に設定された場合を例に挙げる。この場合、管理サーバ110は、ストレージ装置130に、省電力効率が最高である省電力モードを優先して、RAID Groupに対して設定させることができる。ストレージ装置130は、省電力モードをRAID Groupに設定することにより、RAID Groupの消費電力を低減することができる。
(実施例2にかかる省電力モード決定テーブル変更)
次に、管理サーバ110による実施例2にかかる省電力モード決定テーブル変更の内容について説明する。実施例2にかかる省電力モード決定テーブル変更の内容は、図18と同様の内容であるため、説明を省略する。これにより、管理サーバ110は、省電力モード決定テーブル600の記憶内容を変更することができる。
(実施例2にかかる省電力モード変更)
次に、管理サーバ110による実施例2にかかる省電力モード変更の内容について説明する。実施例2にかかる省電力モード変更の内容は、図20〜図23と同様の内容であるが、図21の(47)の内容が異なる。
実施例2では、図21の(47)において、管理サーバ110は、業務サーバ120から、アプリケーションタイプを複数受信する。次に、管理サーバ110は、省電力モード決定テーブル600の優先度項目を参照して、受信したアプリケーションタイプの中から、優先度が最大になるアプリケーションタイプを特定する。そして、管理サーバ110は、特定したアプリケーションタイプをサーバ・ストレージ管理テーブル800に設定する。
これにより、管理サーバ110は、ストレージ装置130に、RAID Groupに対して、管理サーバ110の利用者から入力された省電力モードを設定させることができる。ストレージ装置130は、省電力モードをRAID Groupに設定することにより、RAID Groupの消費電力を低減することができる。
以上説明したように、管理サーバ110は、省電力モード決定テーブル600を参照して、RAID Groupを使用しているアプリケーションのアプリケーションタイプに応じた省電力モードを特定する。これにより、管理サーバ110は、ストレージ装置130に、レスポンスの高速性が要求されるアプリケーションにより使用されているRAID Groupに対して、レスポンスの高速性を損ねない省電力モードを設定させることができる。
また、管理サーバ110は、ストレージ装置130に、レスポンスの高速性が要求されないアプリケーションにより使用されているRAID Groupに対して、省電力効率の高い省電力モードを設定させることができる。ストレージ装置130は、省電力モードをRAID Groupに設定することにより、RAID Groupの消費電力を低減することができる。
管理サーバ110は、省電力モードが複数特定された場合、ストレージ装置130に、省電力効率が最低であってもレスポンスの高速性を損ねない省電力モードを優先して、RAID Groupに対して設定させる。これにより、管理サーバ110は、ストレージ装置130に、レスポンスの高速性が要求されるアプリケーションにより使用されているRAID Groupに対して、レスポンスの高速性を損ねない省電力モードを設定させることができる。ストレージ装置130は、省電力モードをRAID Groupに設定することにより、RAID Groupの消費電力を低減することができる。
管理サーバ110は、省電力モードが複数特定された場合、ストレージ装置130に、省電力効率が最高である省電力モードを優先して、RAID Groupに対して設定させる。これにより、管理サーバ110は、ストレージ装置130に、RAID Groupに対して省電力効率の高い省電力モードを設定させることができる。ストレージ装置130は、省電力モードをRAID Groupに設定することにより、RAID Groupの消費電力を低減することができる。
管理サーバ110は、アプリケーションタイプを取得して、アプリケーションタイプに応じた省電力モードを特定して、ストレージ装置130に、特定した省電力モードをRAID Groupに対して設定させることができる。そのため、管理サーバ110は、管理サーバ110の利用者の省電力モード設定にかかる作業負担を低減することができ、管理サーバ110の利用者の省電力管理の作業効率を向上することができる。
管理サーバ110は、省電力モード決定テーブル600を参照して、RAID GroupのHDDタイプと、RAID Groupを使用しているアプリケーションのアプリケーションタイプとの組み合わせに応じた省電力モードを特定する。これにより、管理サーバ110は、ストレージ装置130に、レスポンスの高速性が要求されるHDDタイプとアプリケーションタイプとの組み合わせに対応するRAID Groupに対して、レスポンスの高速性を損ねない省電力モードを設定させることができる。
また、管理サーバ110は、ストレージ装置130に、レスポンスの高速性が要求されないHDDタイプとアプリケーションタイプとの組み合わせに対応するRAID Groupに対して、省電力効率の高い省電力モードを設定させることができる。ストレージ装置130は、省電力モードをRAID Groupに設定することにより、RAID Groupの消費電力を低減することができる。
管理サーバ110は、省電力モードが複数特定された場合、ストレージ装置130に、省電力効率が最低であってもレスポンスの高速性を損ねない省電力モードを優先して、RAID Groupに対して設定させる。これにより、管理サーバ110は、ストレージ装置130に、レスポンスの高速性が要求されるHDDタイプとアプリケーションタイプとの組み合わせに対応するRAID Groupに対して、レスポンスの高速性を損ねない省電力モードを設定させることができる。ストレージ装置130は、省電力モードをRAID Groupに設定することにより、RAID Groupの消費電力を低減することができる。
管理サーバ110は、省電力モードが複数特定された場合、ストレージ装置130に、省電力効率が最高である省電力モードを優先して、RAID Groupに対して設定させる。これにより、管理サーバ110は、ストレージ装置130に、RAID Groupに対して省電力効率の高い省電力モードを設定させることができる。ストレージ装置130は、省電力モードをRAID Groupに設定することにより、RAID Groupの消費電力を低減することができる。
管理サーバ110は、アプリケーションタイプとHDDタイプとを取得して、アプリケーションタイプとHDDタイプとの組み合わせに応じた省電力モードを特定することができる。そして、管理サーバ110は、ストレージ装置130に、特定した省電力モードをRAID Groupに対して設定させることができる。そのため、管理サーバ110は、管理サーバ110の利用者の省電力モード設定にかかる作業負担を低減することができ、管理サーバ110の利用者の省電力管理の作業効率を向上することができる。このように、本実施の形態によれば、記憶装置の省電力管理の作業負担を低減させ、記憶装置の適切な省電力化を実現することができる。
なお、本実施の形態で説明した制御方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。本制御プログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また本制御プログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布してもよい。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)記憶装置を使用するソフトウェアが実行される第1のコンピュータから、前記ソフトウェアの用途を示す種別情報を取得する取得部と、
各々のソフトウェアの種別情報と、前記記憶装置に対する省電力効率の異なる複数の省電力方式のうち、いずれかを対応付けた制御情報を参照して、前記取得部によって取得されたソフトウェアの種別情報に対応する省電力方式を特定する特定部と、
前記複数の省電力方式の各々で前記記憶装置の動作を制御可能な第2のコンピュータに、前記特定部によって特定された省電力方式で前記記憶装置を動作させる要求を送信する送信部と、
を有することを特徴とする制御装置。
(付記2)前記取得部によってソフトウェアの種別情報が複数取得された結果、前記特定部によって省電力方式が複数特定された場合、特定された省電力方式のうち、省電力効率が最低になる省電力方式を選択する選択部を有し、
前記送信部は、
前記第2のコンピュータに、前記選択部によって選択された省電力方式で前記記憶装置を動作させる要求を送信することを特徴とする付記1に記載の制御装置。
(付記3)前記取得部によってソフトウェアの種別情報が複数取得された結果、前記特定部によって省電力方式が複数特定された場合、特定された省電力方式のうち、省電力効率が最高になる省電力方式を選択する選択部を有し、
前記送信部は、
前記第2のコンピュータに、前記選択部によって選択された省電力方式で前記記憶装置を動作させる要求を送信することを特徴とする付記1に記載の制御装置。
(付記4)前記取得部は、
前記第2のコンピュータから、前記記憶装置の許容アクセス頻度の高さを示す種別情報を取得し、
前記特定部は、
各々の記憶装置の種別情報と前記制御情報を対応付けた情報を参照して、前記ソフトウェアの種別情報と前記記憶装置の種別情報との組み合わせに対応する省電力方式を特定することを特徴とする付記1に記載の制御装置。
(付記5)前記取得部によってソフトウェアの種別情報が複数取得された結果、前記特定部によって省電力方式が複数特定された場合、特定された省電力方式のうち、省電力効率が最低になる省電力方式を選択する選択部を有し、
前記送信部は、
前記第2のコンピュータに、前記選択部によって選択された省電力方式で前記記憶装置を動作させる要求を送信することを特徴とする付記4に記載の制御装置。
(付記6)前記取得部によってソフトウェアの種別情報が複数取得された結果、前記特定部によって省電力方式が複数特定された場合、特定された省電力方式のうち、省電力効率が最高になる省電力方式を選択する選択部を有し、
前記送信部は、
前記第2のコンピュータに、前記選択部によって選択された省電力方式で前記記憶装置を動作させる要求を送信することを特徴とする付記4に記載の制御装置。
(付記7)コンピュータが、
記憶装置を使用するソフトウェアが実行される第1のコンピュータから、前記ソフトウェアの用途を示す種別情報を取得し、
各々のソフトウェアの種別情報と、前記記憶装置に対する省電力効率の異なる複数の省電力方式のうち、いずれかを対応付けた制御情報を参照して、取得されたソフトウェアの種別情報に対応する省電力方式を特定し、
前記複数の省電力方式の各々で前記記憶装置の動作を制御可能な第2のコンピュータに、特定された省電力方式で前記記憶装置を動作させる要求を送信する、
処理を実行することを特徴とする制御方法。
(付記8)コンピュータに、
記憶装置を使用するソフトウェアが実行される第1のコンピュータから、前記ソフトウェアの用途を示す種別情報を取得し、
各々のソフトウェアの種別情報に、前記記憶装置に対する省電力効率の異なる複数の省電力方式のうち、いずれかを対応付けた制御情報を参照して、取得されたソフトウェアの種別情報に対応する省電力方式を特定し、
前記複数の省電力方式の各々で前記記憶装置の動作を制御可能な第2のコンピュータに、特定された省電力方式で前記記憶装置を動作させる要求を送信する、
処理を実行させることを特徴とする制御プログラム。
110 管理サーバ
120 業務サーバ
130 ストレージ装置
901 取得部
902 特定部
903 選択部
904 送信部
1〜x RAID Group

Claims (6)

  1. 記憶装置を使用するソフトウェアが実行される第1のコンピュータから、前記ソフトウェアの用途を示す種別情報を取得する取得部と、
    各々のソフトウェアの種別情報と、前記記憶装置に対する省電力効率の異なる複数の省電力方式のうち、いずれかを対応付けた制御情報を参照して、前記取得部によって取得されたソフトウェアの種別情報に対応する省電力方式を特定する特定部と、
    前記複数の省電力方式の各々で前記記憶装置の動作を制御可能な第2のコンピュータに、前記特定部によって特定された省電力方式で前記記憶装置を動作させる要求を送信する送信部と、
    を有することを特徴とする制御装置。
  2. 前記取得部によってソフトウェアの種別情報が複数取得された結果、前記特定部によって省電力方式が複数特定された場合、特定された省電力方式のうち、省電力効率が最低になる省電力方式を選択する選択部を有し、
    前記送信部は、
    前記第2のコンピュータに、前記選択部によって選択された省電力方式で前記記憶装置を動作させる要求を送信することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記取得部は、
    前記第2のコンピュータから、前記記憶装置の許容アクセス頻度の高さを示す種別情報を取得し、
    前記特定部は、
    各々の記憶装置の種別情報と前記制御情報を対応付けた情報を参照して、前記ソフトウェアの種別情報と前記記憶装置の種別情報との組み合わせに対応する省電力方式を特定することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  4. 前記取得部によってソフトウェアの種別情報が複数取得された結果、前記特定部によって省電力方式が複数特定された場合、特定された省電力方式のうち、省電力効率が最低になる省電力方式を選択する選択部を有し、
    前記送信部は、
    前記第2のコンピュータに、前記選択部によって選択された省電力方式で前記記憶装置を動作させる要求を送信することを特徴とする請求項3に記載の制御装置。
  5. コンピュータが、
    記憶装置を使用するソフトウェアが実行される第1のコンピュータから、前記ソフトウェアの用途を示す種別情報を取得し、
    各々のソフトウェアの種別情報と、前記記憶装置に対する省電力効率の異なる複数の省電力方式のうち、いずれかを対応付けた制御情報を参照して、取得されたソフトウェアの種別情報に対応する省電力方式を特定し、
    前記複数の省電力方式の各々で前記記憶装置の動作を制御可能な第2のコンピュータに、特定された省電力方式で前記記憶装置を動作させる要求を送信する、
    処理を実行することを特徴とする制御方法。
  6. コンピュータに、
    記憶装置を使用するソフトウェアが実行される第1のコンピュータから、前記ソフトウェアの用途を示す種別情報を取得し、
    各々のソフトウェアの種別情報と、前記記憶装置に対する省電力効率の異なる複数の省電力方式のうち、いずれかを対応付けた制御情報を参照して、取得されたソフトウェアの種別情報に対応する省電力方式を特定し、
    前記複数の省電力方式の各々で前記記憶装置の動作を制御可能な第2のコンピュータに、特定された省電力方式で前記記憶装置を動作させる要求を送信する、
    処理を実行させることを特徴とする制御プログラム。
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